JP2004332674A - 軸流ファン - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却などに使用される軸流ファンにおいて、損失,騒音の原因となる羽根チップ部での翼端渦,漏れ流れなどを減少させる高効率,低騒音の軸流ファンの形状を提案する。
【解決手段】モータと、前記モータに取付けられるハブ2の周囲に複数の羽根1を形成した羽根車と、一方に空気吸込み口を形成し他方に空気吐出し口を形成したファンケーシングとからなる軸流ファンにおいて、羽根翼断面の取付角度ξが最大となる半径位置と、流体の流入方向にある前縁部Aの輪郭線が流入方向に凸状の頂点となる半径位置Aaとが、羽根車外径の60〜80%の間にある軸流ファン。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器用ファンなどに使用される軸流ファンに係り、特に、高効率化,低騒音化に好適な軸流ファンの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
軸流ファンは、電子機器冷却用ファンや空調調和機の室外機など種々の機器に利用され、その高効率化や低騒音化のための様々な技術が開発されてきている。
【0003】
ファンケーシングに関しては、ファンケーシングの吸込み口を円筒形状とし、吸込み流れを軸対象とし、騒音を低減する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
ファンの形状に関しては、羽根翼端の前縁を回転方向に前進させ三角形状としたり、羽根を吸込み側に前傾させたり、反りや取付角を適正な範囲に設計したりして、翼端渦や漏れ流れ等を減少させ、高効率化,低騒音化する技術がある(例えば、特許文献2〜5参照)。
【0005】
また、翼端の形状を工夫し、低騒音化する技術がある(例えば、特許文献6参照)。
【0006】
さらに、後縁の形状を工夫し、高効率化する技術がある(例えば、特許文献7参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平61−190198号公報(第2〜3頁,第1〜3図)
【特許文献2】
特公平61−065096号公報(第5〜6頁,第1〜2図)
【特許文献3】
特開平09−049500号公報(第13〜14頁,図1〜7)
【特許文献4】
特開平11−044432号公報(第4〜6頁,図1〜7)
【特許文献5】
特開平08−303391号公報(第2頁,図1〜5)
【特許文献6】
特開平06−129397号公報(第3頁,図1〜3)
【特許文献7】
特開2002−257088号公報(第4頁,図1〜2)
【非特許文献1】
生井武文,井上雅弘「ターボ送風機と圧縮機」
コロナ社,昭和63年8月25日,pp357〜418
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
軸流ファンは、長年にわたり技術開発がなされ成熟した機械要素であり、上記従来の技術においても、高効率化と低騒音化にかなりの効果をあげてきた。
【0009】
しかし、これらの技術は、汎用性を重視してきたため、より一層の性能改善は難しくなってきている。
【0010】
機器冷却用のファンでは、その多くが大量生産のいわゆるカタログ品であるため、使用条件や用途を特定することは難しい(特許文献1,5)。
【0011】
そのため、冷却対象が吸込み側,吐出し側どちらにあってもよいように、吸込まれた流れと吐出された流れとがなるべく回転軸に平行な軸流方向となる設計がなされている。具体的には、羽根のチップ部すなわち翼端で多く仕事をしている。羽根のチップ部の流れを高い圧力として圧力勾配を発生させ、回転の遠心力により外側に広がろうとする流れを抑制し、軸流方向に流すように設計している。
【0012】
空調機に用いられる軸流ファンでも、吐出した流れが再び吸込まれるサーキュレーション現象を避けるために、上記同様に、流れを軸流方向に流すように設計している(特許文献2〜4,6,7)。
【0013】
これらの軸流ファンは、チップ部とファンケーシングとの間に適当なチップクリアランスを確保するのが、一般的な構造である。羽根車が回転すると、羽根の圧力面と負圧面との圧力差および吸込み側と吐出し側との圧力差により、チップクリアランスに翼端渦や漏れ流れが生じ、これらが損失や騒音の一因となる。
【0014】
さらに、静止しているファンケーシング壁面と回転している羽根車との流れ場によりファンケーシングの境界層がねじれ、チップクリアランスの翼端渦,漏れ流れなどと干渉しあって、流れは非常に複雑になる。
【0015】
しかし、チップ部は、周速が最も大きく、仕事を大きくできるので、従来は、このような複雑な流れのチップ部で大きな仕事をするという方針で設計された軸流ファンがほとんどであった。
【0016】
このように仕事量が大きいことは、入力したエネルギーに対して取り出せるエネルギーの割合が同じだと仮定しても、損失の絶対値が大きいことを意味する。すなわち、流れを軸方向にすることとチップ部で損失・騒音を減らすことは、トレードオフの関係であり、より一層の高効率化,低騒音化において、課題となっている。
【0017】
本発明の目的は、損失,騒音の原因となる羽根チップ部での翼端渦,漏れ流れなどを減らすファン形状の軸流ファンおよびその使用方法並びに軸流ファン付ヒートシンクを提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、モータと、前記モータに取付けられるハブの周囲に複数の羽根を形成した羽根車と、一方に空気吸込み口を形成し他方に空気吐出し口を形成したファンケーシングとからなる軸流ファンにおいて、羽根翼断面の取付角度ξが最大となる半径位置と、流体の流入方向にある前縁部の輪郭線が流入方向に凸状の頂点となる半径位置Aaとが、羽根車外径の60〜80%の間にある軸流ファンを提案する。
【0019】
本発明は、また、モータと、前記モータに取付けられるハブの周囲に複数の羽根を形成した羽根車と、一方に空気吸込み口を形成し他方に空気吐出し口を形成したファンケーシングとからなる軸流ファンにおいて、羽根翼断面の取付角度ξが最大となる半径位置と、羽根の前縁と後縁とを結ぶ翼弦線の翼弦長Lと半径Rでの円周の長さを羽根枚数Zで除したピッチTとの弦節比σをσ=L/Tとするとき弦節比σが最大となる半径位置とが、羽根車外径の60〜80%の間にある軸流ファンを提案する。
【0020】
本発明は、さらに、モータと、前記モータに取付けられるハブの周囲に複数の羽根を形成した羽根車と、一方に空気吸込み口を形成し他方に空気吐出し口を形成したファンケーシングとからなる軸流ファンにおいて、羽根翼断面の取付角度ξが最大となる半径位置と、流体の流入方向にある前縁部の輪郭線が流入方向に凸状の頂点となる半径位置Aaと、羽根の前縁と後縁とを結ぶ翼弦線の翼弦長Lと半径Rでの円周の長さを羽根枚数Zで除したピッチTとの弦節比σをσ=L/Tとするとき弦節比σが最大となる半径位置とが、羽根車外径の60〜80%の間にある軸流ファンを提案する。
【0021】
前記ファンケーシングの空気吐出し口は、開口端に向かって拡大しながら連通する内面を有することが望ましい。
【0022】
羽根を半径Rの円筒面で切断しその断面を2次元平面に展開した際に、チップ部の羽根最大厚さttが、ハブ部の羽根最大厚さthよりも厚いようにすることができる。
【0023】
前記軸流ファンの吐出し口側に冷却対象物を置きたい場合は、軸流ファンの空気吐出し口側のチップ部半径Rtよりも大きな半径の位置に冷却対象物をはみ出させて配置する方がよい。
【0024】
本発明は、さらに、上記いずれかの軸流ファンと、その軸流ファンの吐出し口側でチップ半径Rtよりもはみ出した位置まで配置されたヒートシンクとからなる軸流ファン付ヒートシンクを提案する。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、図1〜図17を参照して、本発明による軸流ファンおよびその使用方法の実施形態を説明する。
【0026】
【実施形態1】
図1は、実施形態1の軸流ファンを回転軸に垂直な平面に投影した投影図である。
【0027】
本実施形態1の軸流ファンは、ハブ2に複数枚の羽根1が取付けられている。羽根1は、前縁輪郭線3a,後縁輪郭線4a,チップ輪郭線11,ハブ輪郭線12で形状を規定されている。軸流ファンは、矢印13の方向に回転する。負圧面6は、紙面の裏側にあり、圧力面7は紙面の表側にある。
【0028】
図2は、羽根を任意の半径の円筒面で切断し、その断面を2次元平面に展開して得られる展開図と、ハブ部,取付角ξ最大時の半径Ra,チップ部における断面を示す断面図である。
【0029】
前縁Aは、図1の前縁輪郭線3と円筒面との交点であり、後縁Bは、後縁輪郭線4との交点である。図2の円筒展開図には、負圧面6と、圧力面7と、前縁Aと後縁Bとを結ぶ翼弦線8と、キャンバーライン9とが現れる。
【0030】
翼弦線8の長さをLと定義し、翼弦線8と回転軸に垂直な平面上で後縁Bを通る直線とのなす角度を取付角ξと定義する。
【0031】
図2は、図1に示すf−f断面(チップ部付近)、g−g断面(取付角最大の半径)、h−h断面(ハブ部付近)でのキャンバーライン9と翼弦線8を示す。添え字t,h,maxは、チップ部,ハブ部,取付角が最大のときの部位を示す。
【0032】
図2の展開図は、いわゆる翼型である。一般に、翼型は、矢印600の方向から空気が流入し、翼弦線8と迎え角αAをなし、揚力を得る作用を持つ。翼型が得られる揚力は、迎え角αAとともにほぼ直線的に増加し、ある迎え角に達すると、急激に減少する。このときの迎え角を失速角という。
【0033】
この失速角や得られる揚力の特性は、翼型の種類すなわち翼厚み分布,キャンバーラインの分布などに依存する。翼型を用いる軸流ファンでは、この失速角を考慮し、有効な迎え角αAの範囲で形状を設計する必要があり、詳細なデータや設計法が提案されてきている(非特許文献1参照)。
【0034】
図3は、実施形態1の軸流ファンの羽根車とファンケーシングとが組み立てられた状態を示す斜視図である。
【0035】
図3において、ハブ2は、モータケース15内に収納されたモータに取付けられる。モータケース15は、支柱14によりファンケーシング5と連結されている。ハブ2の直径は、羽根車外径の約50%程度である。
【0036】
図3では、支柱は3本あり、羽根1は5枚となっている。本発明は、この例に限定されない。また、ファンケーシング5は、円筒形状であり、機器への取付のためフランジやリブが追加されることもある。
【0037】
本実施形態1においては、前縁輪郭線3aが流入方向に凸状である頂点Aaでの半径と取付角ξが最大となる半径とが、同一のRaであることが特徴である。
【0038】
従来技術で述べたように、従来の軸流ファンは、チップ部で仕事を多くする方針で設計されていた。
【0039】
これに対して、本発明においては、チップ部での仕事量を減らし、羽根の中間で仕事を多くさせる。
【0040】
羽根の中間は、ハブ,チップクリアランス,ファンケーシングなどの影響を受けにくいために、従来のチップ部で仕事を多くする設計方針に比べて、チップ部での損失の絶対量が低減できる。
【0041】
高効率化するために、図2に示すように、羽根車外径の60〜80%での取付角度ξを最大とし、大きな仕事すなわち大きな揚力を受け持たせる。
【0042】
取付角度ξが大きいことは、低流量域の迎え角αAが大きいことであるから、揚力を大きく得られる反面、前述の失速角に近づき、流れが剥離する可能性もある。
【0043】
そこで、本発明では、図1,2に示すように、凸状の頂点Aaでの半径と、取付角が最大となる半径とをほぼ同一のRaとし、失速を抑制する。
【0044】
図4は、失速を抑制する作用を説明するために、実施形態1の軸流ファンの羽根車が回転している状態を吸込み側斜め上方から見た図である。
【0045】
羽根1は、頂点Aaを流入方向の最上流位置として、矢印18の方向に回転している。
【0046】
前縁輪郭3は、点Aaを頂点として、チップ側の輪郭3cとハブ側の3dとに分割して見ればデルタ翼形状をしている。すなわち、羽根1は、デルタ翼が一様流中に置かれたのと同様の状態となる。
【0047】
低流量域においては、半径Raでは迎え角αAがさらに大きくなるので、失速角となる。しかし、流れが前縁で巻き込まれ、3c側と3d側で発生する渦170により、負圧面6に再付着できる。
【0048】
この現象は、デルタ翼機が低速では大きな迎え角で安定して飛行できることと同様の作用である。このため、失速することなく、半径Raで最も仕事をするので、低流量域での高効率化,低騒音化に効果がある。
【0049】
従来の軸流ファンは、低流量域では、迎え角αAが過大となり、失速角に達すると、揚力が低下するため、圧力が低下し、不安定な特性を持つ。
【0050】
本実施形態1では、デルタ翼の効果により、失速が抑制されるので、不安定な特性を軽減する効果もある。
【0051】
図5は、実施形態1の軸流ファンの特性と従来の軸流ファンの特性とを比較して示す図である。本実施形態1は、従来低流量域500で生じていた圧力低下を回避できる。
【0052】
図6は、実施形態1の軸流ファンを運転した時の空気の流れを示す図である。
【0053】
本実施形態1のように、羽根の中間で大きな仕事をする設計の軸流ファンの場合、吸込まれた流れは、吐出し側でやや半径外側方向に曲げられる。本実施形態1の構造にすると、チップ部での仕事(圧力)が低下し、圧力勾配300を生ずる。
【0054】
吸込み側から回転軸16に平行に流入した流れ100は、ファンケーシング5内で羽根1の回転によって昇圧され、圧力勾配300により、半径外側方向に曲げられ、吐出し側では、流れ200の方向に流出する。したがって、吐出し側の領域400の空気は、やや滞留しやすい。
【0055】
なお、半径Raは、本実施形態1のように、同一であることが望ましい。ただし、機器設計の都合や製作誤差などにより、多少ずれてもよい。半径Raが、羽根車外径の60〜80%の間であれば、本発明の効果を発揮できる。
【0056】
【実施形態2】
図7は、実施形態2の軸流ファンを回転軸に垂直な平面に投影した投影図である。
【0057】
図2に示す半径Rでの翼弦長Lと半径Rでの円周を羽根枚数Zで除したピッチT(=2πR/Z)の比である弦節比をσ=L/Tと定義する。
【0058】
本実施形態2は、図7において弦節比σが最大となる半径と、図2において取付角が最大となる半径が、ほぼ同一のRbであることが特徴である。
【0059】
一般に翼型において、適用可能な迎え角αAの範囲は、弦節比σが大きいと広くなる(例えば、非特許文献p379)。したがって、本実施形態のようにすれば、迎え角αAが大きい場合でも、効率良く運転できる。
【0060】
なお、半径Rbは、本実施形態2のように、同一であることが望ましい。ただし、機器設計の都合や製作誤差などにより、多少ずれてもよい。半径Rbが、羽根車外径の60〜80%の間であれば、本発明の効果が得られる。
【0061】
【実施形態3】
図8は、実施形態3の軸流ファンを回転軸に垂直な平面に投影した投影図であり、前縁輪郭線3の分布を定義する方法の一例を説明する図である。
【0062】
実施形態3は、実施形態1と2とを組合わせた軸流ファンである。
【0063】
図8において、前縁前進角θ1は、ハブ部の半径Rhの円筒面で切断した断面におけるハブ輪郭線12の中点Chと原点Oとを結ぶ直線Xcと、任意の半径Rの円筒断面での前縁Aを結ぶ直線X1とのなす角として定義する。
【0064】
図9は、実施形態3の軸流ファンと従来設計の軸流ファンの半径方向に対する前縁前進角θ1,弦節比σ,取付角ξの正接の分布を比較して示す図である。添え字tはチップ部を示し、図9ではチップ部での値で無次元化してある。
【0065】
図9において、従来のファンは、チップ付近を除いて単調増加または単調減少であるのに対して、本実施形態3のθ1,σ,tanξの最大となる半径は、範囲23の間でほぼ同一である。
【0066】
範囲23は、小さい程よいが、本実施形態3程度であれば、本発明の効果は、十分に得られる。ただし、あるべき範囲23は、羽根車外径の60〜80%である。
【0067】
図10は、実施形態3の軸流ファンの効率と従来設計の軸流ファンの効率とを比較して示す図である。
【0068】
図10は、本実施形態を適用した複数の例1〜3を示しており、実験で得られた適用例の最高静圧効率と従来例での最高静圧効率との比で表わしてある。本発明の適用例においては、従来例よりも効率が高まっている。
【0069】
図11は、従来設計の軸流ファンに対する実施形態3の軸流ファンの騒音低減効果を示す図である。図11は、実験で得られた従来例の騒音値と本発明の適用例の騒音値との差を表わしている。騒音値は、最高静圧効率点風量での実験値であり、比騒音に換算してから評価した。図11に示すように、本発明の適用例においては、従来例よりも騒音が低減されている。
【0070】
【実施形態4】
図12は、回転軸を含む平面で切った軸流ファンケーシングの構造を示す断面図である。図12においては、ファンケーシング5の吐出し側の空気吐出し口が、開口端に向かって拡大しながら連通する円錐面10で構成されている。円錐面10は回転軸と平行な直線と角度θ0で形成される。
【0071】
実施形態1の図6において、圧力勾配と流れとのバランスにより、吐出し側の流れは半径外側方向に傾いていた。本実施形態4では、この傾いた流れに沿って円錐面10を形成してある。
【0072】
図12の流れ700は、ファンケーシングに衝突することなく、円錐面10に沿って、角度θ0で流出する。その結果、流れ700がファンケーシングに衝突することによる損失が少なくなる。さらに、ファンケーシングの内径がDV1からDV2に拡大するので、回転軸に平行な軸流速度成分Cmは小さくなる。
【0073】
一般に、開口端から広い空間に吐出される空気の損失(いわゆる吐出し損失)は、Cmの2乗に比例する。したがって、本実施形態4では、吐出し損失の低減効果もある。
【0074】
なお、ここでは、空気吐出し口を円錐面10としたが、流れ700の障害とならない面であれば、円錐面に限らない。
【0075】
【実施形態5】
図13は、実施形態5の軸流ファンを回転軸に垂直な平面で切断した断面図である。羽根1は、矢印24の方向に回転するので、紙面の右側が圧力面7、左側が負圧面6となる。
【0076】
羽根1の翼端面27とファンケーシング5の内面28との間には、羽根1が回転できるように、適当なチップクリアランスhが確保されている。
【0077】
図14は、実施形態5の軸流ファンの羽根最大厚さt(図2参照)と従来設計の軸流ファンの羽根最大厚さtとを比較して示す図である。
【0078】
従来例では、厚さtが一定であった。これに対して、実施形態5においては、チップ部半径Rtでの厚さttが、ハブ部半径Rhでの厚さthよりも厚くなっている。
【0079】
羽根1が回転すると、圧力面7と負圧面6との間には圧力差が生じるので、チップクリアランスhには、矢印25のような流れが形成される。
【0080】
一般に、従来の設計では、羽根最大厚さtは薄い方が、羽根が流路を閉塞する割合が小さく、流速の増加が小さいため、流路損失が小さく、高効率化には良いとされてきた。
【0081】
これに対して、本発明では、半径Rtでの厚さttを厚くし、矢印25の流れを低減させる。
【0082】
チップ部に生じる損失,騒音の一部は、この矢印25の流れによる生ずるので、この量を抑えることは、高効率化,低騒音化に寄与する。
【0083】
【実施形態6】
図15は、実施形態1〜5のいずれかの軸流ファンを機器に組込んだ場合の機器筐体内部の配置を示す図である。
【0084】
軸流ファン31は、筐体30の一つの面に設置され、反対側の面には、吸込み口32が設置される。軸流ファン31は、筐体30の内側にファン吸込み口36があり、筐体30の外側にファン吐出し口35があるように設置する。筐体30内には、例えばプリント基板などの発熱体29を置く。
【0085】
実施形態6では、発熱体29を冷却するために、軸流ファン31を運転する。空気は、吸込み口32から、矢印37のように筐体30の内部に供給され、矢印34のように発熱体29の間を通り抜けて、発熱体29を冷却する。
【0086】
発熱体29を冷却した空気は、ファン吸込み口36から、軸流ファン31内に吸込まれ、図示しない羽根車により昇圧され、ファン吐出し口35から、大気へ放出される。
【0087】
空気が吸込み口32,筐体30内の発熱体29を通り抜けるときに、流路損失が生じる。軸流ファン31は、この流路損失に打ち勝つだけの圧力を出す流量で運転することになる。
【0088】
実施形態1の図6,実施形態3の図12で述べたように、本発明の軸流ファンの吐出し流れは、矢印33のようにやや遠心方向に傾斜する。しかし、ファン吸込み口36側の流れは、回転軸にほぼ平行である。
【0089】
したがって、本実施形態6のように、冷却対象物がファン吸込み口36側にあると、大きな冷却効果を発揮でき、軸流ファンを組込んだ高効率,低騒音の機器が得られる。
【0090】
【実施形態7】
図16は、実施形態1〜5のいずれかの軸流ファンとその吐出側に配置した発熱体との位置関係を示す図である。
【0091】
軸流ファン38は、筐体の壁39に取付けられる。発熱体40は、軸流ファン38のチップ部半径Rtよりもはみ出して配置される。
【0092】
実施形態1の図6,実施形態3の図12で述べたように、本発明の軸流ファンの吐出し流れは、矢印43のように、やや遠心方向に傾斜する。そこで、発熱体40を図16のように配置すれば、流れ41,42は、発熱体40の外側に向けて滑らかに流れ、十分な冷却効果が得られる。
【0093】
【実施形態8】
図17は、ヒートシンクとファンとを一体にして、高発熱素子を直接冷却するための軸流ファン付ヒートシンクの構造を示す図である。
【0094】
発熱素子47は、プリント基板48に取付けられている。ヒートシンク45は、熱接続部材46を介して発熱素子47に接している。本実施形態の軸流ファン44は、ヒートシンク45の上に載せて設置される。発熱素子47からの熱は、熱接続部材46を伝わり、ヒートシンク45に達する。
【0095】
ヒートシンク45は、軸流ファン44の吐出し口側で、チップ半径Rtよりもはみ出して配置する。ヒートシンク45は、空間50を設けて複数個としてもよいし、一体整形品でもよい。
【0096】
実施形態1の図6,実施形態3の図12で述べたように、本発明の軸流ファンの吐出し流れは、矢印49のように、やや遠心方向に傾斜する。そこで、高発熱素子を図17のように設置すれば、流れはヒートシンク45内を十分に行き渡り、放熱できる。
【0097】
したがって、本実施形態8の軸流ファン付ヒートシンクのように、冷却対象物がファン吐出し口側にあっても軸流ファンや発熱体の配置を工夫すると、大きな冷却効果が得られ、軸流ファンを組込んだ高効率,低騒音の機器を実現できる。
【0098】
【発明の効果】
本発明によれば、損失,騒音の原因となる羽根チップ部での翼端渦,漏れ流れなどを減らすファン形状の軸流ファンが得られる。
【0099】
また、本発明の軸流ファンを使用すると、高効率,低騒音の機器を実現できる。
【0100】
さらに、軸流ファン付ヒートシンクについては、冷却対象物がファン吐出し口側にあっても軸流ファンや発熱体の配置を工夫すると、大きな冷却効果が得られ、軸流ファンを組込んだ高効率,低騒音の機器を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の軸流ファンを回転軸に垂直な平面に投影した投影図である。
【図2】羽根を任意の半径の円筒面で切断し、その断面を2次元平面に展開して得られる展開図と、ハブ部,取付角ξ最大時の半径Ra,チップ部における断面を示す断面図である。
【図3】実施形態1の軸流ファンの羽根車とファンケーシングとが組み立てられた状態を示す斜視図である。
【図4】失速を抑制する作用を説明するために、実施形態1の軸流ファンの羽根車が回転している状態を吸込み側斜め上方から見た図である。
【図5】実施形態1の軸流ファンの特性と従来の軸流ファンの特性とを比較して示す図である。
【図6】実施形態1の軸流ファンを運転した時の空気の流れを示す図である。
【図7】0実施形態2の軸流ファンを回転軸に垂直な平面に投影した投影図である。
【図8】実施形態3の軸流ファンを回転軸に垂直な平面に投影した投影図であり、前縁輪郭線3の分布を定義する方法の一例を説明する図である。
【図9】実施形態3の軸流ファンと従来設計の軸流ファンの半径方向に対する前縁前進角θ1,弦節比σ,取付角ξの正接の分布を比較して示す図である。
【図10】実施形態3の軸流ファンの効率と従来設計の軸流ファンの効率を比較して示す図である。
【図11】従来設計の軸流ファンに対する実施形態3の軸流ファンの騒音低減効果を示す図である。
【図12】軸流ファンケーシングの構造を示す断面図である。
【図13】実施形態5の軸流ファンを回転軸に垂直な平面で切断した断面図である。
【図14】実施形態5の軸流ファンの羽根最大厚さt(図2参照)と従来設計の軸流ファンの羽根最大厚さtとを比較して示す図である。
【図15】実施形態1〜5のいずれかの軸流ファンを機器に組込んだ場合の機器筐体内部を示す図である。
【図16】実施形態1〜5のいずれかの軸流ファンとその吐出側に配置した発熱体との位置関係を示す図である。
【図17】ヒートシンクとファンとを一体にして、高発熱素子を直接冷却するためのファン付ヒートシンクの構造を示す図である。
【符号の説明】
1 羽根
2 ハブ
3 前縁輪郭線
4 後縁輪郭線
5 ファンケーシング
6 負圧面
7 圧力面
8 翼弦線
9 キャンバーライン
10 円錐面
11 チップ輪郭線
12 ハブ輪郭線
14 支柱
15 モータケース
16 回転軸
17 渦
26 ハブ面
27 翼端面
28 ファンケーシング内面
29 発熱体
30 筐体
31 軸流ファン
32 吸込み口
35 ファン吐出し口
36 ファン吸込み口
38 軸流ファン
39 筐体の壁
40 発熱体
44 軸流ファン
45 ヒートシンク
46 熱接続部材
47 発熱素子
48 プリント基板
50 空間
300 圧力勾配
400 領域
500 低流量域
A 前縁
B 後縁
Ch 中点
Cm 軸流速度成分
DV1 ファンケーシング内径
DV2 ファンケーシング内径
h チップクリアランス
L 翼弦長
ξ 取付角
O 原点
Rh ハブ部半径
Rt チップ部半径
t 最大厚さ
th ハブ部の羽根最大厚さth
tt チップ部の羽根最大厚さ
Xc 直線
X1 直線
θ1 前縁前進角
θ0 円錐面角度

Claims (7)

  1. モータと、前記モータに取付けられるハブの周囲に複数の羽根を形成した羽根車と、一方に空気吸込み口を形成し他方に空気吐出し口を形成したファンケーシングとからなる軸流ファンにおいて、
    羽根翼断面の取付角度ξが最大となる半径位置と、流体の流入方向にある前縁部の輪郭線が流入方向に凸状の頂点となる半径位置Aaとが、羽根車外径の60〜80%の間にある
    ことを特徴とする軸流ファン。
  2. モータと、前記モータに取付けられるハブの周囲に複数の羽根を形成した羽根車と、一方に空気吸込み口を形成し他方に空気吐出し口を形成したファンケーシングとからなる軸流ファンにおいて、
    羽根翼断面の取付角度ξが最大となる半径位置と、羽根の前縁と後縁とを結ぶ翼弦線の翼弦長Lと半径Rでの円周の長さを羽根枚数Zで除したピッチTとの弦節比σをσ=L/Tとするとき弦節比σが最大となる半径位置とが、羽根車外径の60〜80%の間にある
    ことを特徴とする軸流ファン。
  3. モータと、前記モータに取付けられるハブの周囲に複数の羽根を形成した羽根車と、一方に空気吸込み口を形成し他方に空気吐出し口を形成したファンケーシングとからなる軸流ファンにおいて、
    羽根翼断面の取付角度ξが最大となる半径位置と、流体の流入方向にある前縁部の輪郭線が流入方向に凸状の頂点となる半径位置Aaと、羽根の前縁と後縁とを結ぶ翼弦線の翼弦長Lと半径Rでの円周の長さを羽根枚数Zで除したピッチTとの弦節比σをσ=L/Tとするとき弦節比σが最大となる半径位置とが、羽根車外径の60〜80%の間にある
    ことを特徴とする軸流ファン。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の軸流ファンにおいて、
    前記ファンケーシングの空気吐出し口が、開口端に向かって拡大しながら連通する内面を有する
    ことを特徴とする軸流ファン。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の軸流ファンにおいて、
    羽根を半径Rの円筒面で切断しその断面を2次元平面に展開した際に、チップ部の羽根最大厚さttが、ハブ部の羽根最大厚さthよりも厚い
    ことを特徴とする軸流ファン。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の軸流ファンの使用方法において、
    前記軸流ファンの空気吐出し口側のチップ部半径Rtよりも大きな半径の位置に冷却対象物をはみ出させて配置する
    ことを特徴とする軸流ファンの使用方法。
  7. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の軸流ファンと、
    前記軸流ファンの吐出し口側でチップ半径Rtよりもはみ出した位置まで配置されたヒートシンクとからなる軸流ファン付ヒートシンク。
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