JP2004332146A - 織物生地 - Google Patents

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JP2004332146A
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woven
gauze
cloth
loop
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Kazuyuki Yokoyama
和幸 横山
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RIO YOKOYAMA KK
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RIO YOKOYAMA KK
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Abstract

【課題】タオル地風合いの生地とガーゼ地とを重ね合わせた織物生地を得ることができるとともに、その織物生地を用いる製品用途の多様化を図る。
【解決手段】多数個のループ5を形成した糸4により織り上げてその一方面側に該ループ5を表出したタオル地風合いの生地2と、その生地2の他方面側にガーゼ地3を重ね合わせてなる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、とくに、ガーゼ地を重ね合わせた織物生地に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の織物生地としては、タオル地とガーゼ地とを組合せて、該タオル地の裏面に対してガーゼ地を遊離した状態で構成したものがある。(例えば、特許文献1参照。)
【0003】
【特許文献1】
大正15年実用新案出願公告第29059号(第1頁第5行〜6行、第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のものにおいては、タオルの環毛を構成すべき経糸及び地経糸と裏面の地経糸とを二段に整経し袋織組織に依り表面には地経糸を裏面は緯糸を織込み、表面には片面又は両面タオル地を組織し、裏面にはこれと遊離する状態にてガーゼ地を形成するものであって、環毛を有するタオル地そのものを袋織組織とするものであるから、その袋織組織としての織り幅等に制約を受け、必然的にその製品用途としてタオル等というように限定されたものとなっていた。
そこで、本発明は、タオル地風合いの生地とガーゼ地とを重ね合わせた織物生地を得ることができるとともに、その織物生地を用いる製品用途の多様化を図ることができる織物生地を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、多数個のループを形成した糸により織り上げてその一方面側に該ループを表出したタオル地風合いの生地と、その生地の他方面側にガーゼ地を重ね合わせてなることを要旨とするものである。
【0006】
この構成によれば、ループを備えたタオル地風合いの生地とガーゼ地とを重ね合わせた織物生地を得ることができる。
そして、タオル地風合いの生地並びにガーゼ地は、通常の織機、例えば、リバーシブル織機により同時に織り上げることにより、通常の織幅の織物生地として得ることが可能となり、その織物生地を用いた製品用途の多様化を図ることができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の織物生地であって、前記ループを表出したタオル地風合いの生地に対し、前記ガーゼ地の一部が結束された状態で織り上げてなるを要旨とするものである。
【0008】
この構成によれば、ループを表出したタオル地風合いの生地とガーゼ地との重ね合わせて状態を良好に確保維持することができ、その織物生地を用いた種々の製品の成形を容易にするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図にしたがって説明する。
図1に示すように、本実施の形態における織物生地1は、基本的に、ループを備えたタオル地風合いの生地2と、その生地2の裏面側にガーゼ地3とが重ね合わされて構成されている。
【0010】
このタオル地風合いの生地2のループが形成された糸4は、図2に示すように、1本の芯糸4aと、この芯糸4aに対し所定の間隔でループ5〜5を形成するループ形成糸4bと、このループ形成糸4bのループ5〜5部位と芯糸4aとを結束(ループ5の基の部分を締める)する押え糸4cとから1本の撚糸として形成されている。
【0011】
なお、上記したループが形成された糸4は、そのループ5の形成上(形状保持等)からナイロン等の合成繊維糸が望ましいが、綿糸でも可能である。また、各ループ5〜5は所望の大きさに形成されるものであるが、約0.8〜1mm位が望ましい。
【0012】
そして、本実施の形態における織物生地1は、タオル地風合いの生地2用の上記したループが形成された糸4及びこのループが形成された糸4とは別のストレート綿糸をそれぞれ緯糸Y1とし、該ストレート綿糸を経糸Y2とし、さらに、ガーゼ地3用の綿糸をそれぞれ緯糸YA1、経糸YA2として使用するものである。
【0013】
すなわち、それぞれの生地2、3用としての緯糸Y1及び経糸Y2、緯糸YA1及び経糸YA2を、既存の織機、例えば、リバーシブル織機(図示しない)に供給し、該リバーシブル織機(図示しない)によって、部分的にループ5〜5が表面に表出された状態の、例えば,平織りのタオル地風合いの生地2が、所望の織幅で織り上げられるとともに、その裏面側にガーゼ地3が例えば,平織りのガーゼ地3が前記と同様な織幅で同時に織り上げられる。
【0014】
この場合、タオル地風合いの生地2用の緯糸Y1として使用されるループが形成された糸4と、このループが形成された糸4とは別のストレート綿糸との使用比率は、得ようとするタオル地風合いの度合いによって任意に選択するものである。
【0015】
この場合、タオル風合いの生地2とともに織り上げられるガーゼ地3は、その織り上げ時に際し、ガーゼ地3用の任意の緯糸YA1等をタオル風合いの生地2用の経糸Y2等の織り込むことにより、該前記ガーゼ地3の一部がタオル風合いの生地2に結束された状態を得ることができる。なお、ガーゼ地3の一部がタオル風合いの生地2に結束されない状態、すなわち、タオル風合いの生地2にガーゼ地3が織り込まれるようにすることもできる。
【0016】
上述のようにして、既存の織物生地とは異なるタオル地風合いの生地2と、その生地2の他方面側にガーゼ地3とを重ね合わせた通常の織幅の織物生地1が得られるもので、この織物生地によって、該織物生地としてタオル地風合い及びガーゼ地を組合わせた機能の特色を活かした種々の製品を成形することができる。ループを表出したタオル地風合いの生地とガーゼ地との重ね合わせて状態を良好に確保維持することができ、その織物生地を用いた種々の製品の成形を容易にするものである。
【0017】
そして、本実施の形態にあっては、ガーゼ地3の一部がタオル風合いの生地2に結束された状態を得ることができるので、この場合は、タオル地風合いの生地とガーゼ地との重ね合わせて状態を良好に確保維持することができ、その織物生地を用いた種々の製品の成形を容易にするものである。
【0018】
なお、本実施の形態におけるそれぞれの生地2、3用としての緯糸Y1及び経糸Y2、緯糸YA1及び経糸YA2は、綿糸又は合成繊維糸のいずれにも限定しないものである。
【0019】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明にあっては、既存の織物生地とは異なる表面側にループを備えたタオル地風合いの生地とガーゼ地とを重ね合わせた織物生地を得ることができる。
そして、タオル風合いの生地並びにガーゼ地は、通常の織幅の織物生地として得ることが可能となり、その織物生地を用いた製品用途の多様化を図ることができる。
【0020】
請求項1に記載の発明にあっては、ループを表出したタオル地風合いの生地とガーゼ地との重ね合わせて状態を良好に確保維持することができ、その織物生地を用いた種々の製品の成形を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における織物生地1の断面を略示する説明図である。
【図2】ループを形成状態を略示した糸の説明図である。
【符号の説明】
1 織物生地
2 タオル地風合いの生地
3 ガーゼ地
4 ループが形成された糸

Claims (2)

  1. 多数個のループを形成した糸により織り上げてその一方面側に該ループを表出したタオル地風合いの生地と、その生地の他方面側にガーゼ地を重ね合わせてなることを特徴とする織物生地。
  2. 請求項1に記載の織物生地であって、前記ループを表出したタオル地風合いの生地に対し、前記ガーゼ地の一部が結束された状態で織り上げてなるを特徴とする織物生地。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007084989A (ja) * 2005-08-26 2007-04-05 Toray Ind Inc スキンケア用具

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