JP2004027438A - タオル地及びその製造方法 - Google Patents

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Hideto Tamai
玉井 秀人
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Abstract

【課題】装飾性の高い透かしを有するタオル地の提供を可能とする。
【解決手段】本願発明に係るタオル地は、縦糸11と横糸12にて組織された地糸1と、当該地糸1に織り込まれる綿糸で形成されたパイル糸2とを備えたものであり、縦糸11と横糸12の双方は、綿の溶剤に対し溶けない素材にて形成される。縦糸11と横糸12の交差位置がずれないように、縦糸11と横糸12とが絡みあった状態に編み込まれたものである。そして、綿の溶剤にて、地糸1を残してパイル糸2の一部が溶かされることにより透かし3が形成されたものである。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、タオル地及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
タオル製品について、その生地は、縦糸(経糸)と横糸(緯糸)にて組織される地糸に、綿糸であるパイル糸を織り込むことにて形成されている。
タオル製品として代表的なタオルについては、図柄を入れて装飾性を高めたり、ネーム入れによる広告機能を高める場合、タオルの平地の部分に顔料で種々のプリントを施すことが一般的である。また、最近では、パイル地の部分にプリントするものも見受けられる。
ネームや、商標、図案や模様などをタオルに付す場合、一般に、このような顔料にて着色する方法が利用されている。
しかし、このような装飾の方法が氾濫した結果、目新しさがなくなり、需要者やタオル使用者の目を引くものではなくなった。
このため、現状では、タオル製品についての、次なる装飾の方法が模索されていた。
【0003】
そこで、本願の発明者は、従来の彩色よる、ネーム入れや図案の表示に代えて、タオル地にネームや図案の透かしを入れて、装飾や広告効果を高めることを想起した。
そして、本願の発明者は、その実現のために、パイルの一部をネームなどを象るように溶かして、タオルに透かしを入れることを試みた。即ち、綿を溶かす溶剤をにてパイルの一部をネームの形状に溶かしてみた。
ここで、透かしとして、ネームの形状を維持するためには、パイルのみを溶かして地糸はそのまま残すのが良いと、本願の発明者は考えた。
しかし、毛布などと異なりタオルにおいては、地糸もパイルと同様綿糸で形成されており、パイル糸のみを溶かそうとしても、綿の溶剤により、地糸も消失することとなり、完全にタオル地が中抜けの状態となった。
このような中抜けとなった部分は、ネームなどの形態を維持することはできず、欠陥(穴開き)としてタオル製品の商品価値を損なうものである。
【0004】
試行錯誤の上、本願の発明者は、地糸のうち、織機に直接保持される縦糸をポリエステルといった綿の溶剤に解けない化学合繊にて形成しておき、上記の手法により透かしの形成を試みた。ところが、この場合も、横糸を損失することにより、透かし部分における縦糸同士の間隔が維持できず、偏ったものとなり、透かしが表す文字や図柄の形状の維持ができないことが分かった。
【0005】
そこで、更に研究を進めて、縦糸及び横糸の双方を綿の溶剤に溶けないポリエステルにて形成し透かしに縦糸と横糸の双方を残してみたところ、パイル糸がなくなることで、力が掛かると、簡単に縦糸と横糸の交差位置がずれ、例えば、「パ」、「ピ」、「プ」、「ペ」、「ポ」などの破裂音の表記に用いる丸や、或いは「の」の字などの、中(のパイル糸)が抜けてしまい、所望の表記を正しく行えないことが分かった。また、上記の部分に限らず、当該タオル地によって形成されたタオルなどの製品を使用することによって、透かしの輪郭部分のパイル糸が解けて脱落し、結局透かしが表示しようとする文字や図柄を長期に渡って明確に表示することはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、透かしを付与することにより、従来にない斬新な装飾性をタオル地に与えると共に、長期に渡って、そのような透かしによる文字や図柄の表示を維持することを可能として、上記の課題の解決を図った。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願第1の発明に係るタオル地は、縦糸11と横糸12にて組織された地糸1と、当該地糸1に織り込まれる綿糸にて形成されたパイル糸2とを備えたものについて、次の構成を採る。
即ち、縦糸11と横糸12の双方は、綿の溶剤に対し溶けない素材にて形成される。縦糸11と横糸12の交差位置がずれないように、縦糸11と横糸12とが絡みあった状態に編み込まれたものである。そして、綿の溶剤にて、地糸1を残してパイル糸2の一部が溶かされることにより透かし3が形成されたものである。
ここで、縦糸11と横糸12とが絡みあった状態とは、縦糸11と横糸12について、その何れか一方の糸が、他方の糸を挟んで少なくとも折り返された状態、即ち他方の糸に向けて伸びて来た一方の糸が、他方の糸にて折り返されて伸びる向きを変えた状態となっていることをいう。
【0008】
本願第2の発明に係るタオル地は、上記本願第1の発明に係るタオル地にあって、上記の縦糸11及び横糸12は、ポリエステルなどの化学合繊にて形成され、パイル糸2の一部は、硫酸アルミニウムを含む溶剤にて溶かされたものであることを特徴とする。
【0009】
本願第3の発明に係るタオル地は、上記本願第1又は第2の発明に係るタオル地にあって、上記の縦糸11に対して、横糸12が、マイヤー編みにて絡み合う状態に編まれたものであることを特徴とする。
【0010】
本願第4の発明に係るタオル地の製造方法は、縦糸11と横糸12にて組織された地糸1に対し、綿糸であるパイル糸2を織り込むことによってタオル地を形成するものについて、次の手段を採る。
即ち、縦糸11と横糸12の双方を、綿の溶剤に対し溶けない素材にて形成し、縦糸11と横糸12の交差位置がずれないように、縦糸11と横糸12とを絡めた状態に編み込む。そして、綿の溶剤にて、地糸1を残してパイル糸2の一部を溶かし、タオル地の一部に透かし3を形成する。
【0011】
本願第5の発明に係るタオル地の製造方法は、上記本願第4の発明に係るタオル地の製造方法にあって、上記の溶剤によるパイル糸の除去は、捺染糊の中に、硫酸アルミニウムを含有せしめて、当該捺染糊をタオル地にいん捺することにより、行うものであることを特徴とする。
【0012】
このような構成を採ることにより、上記本願第1乃至3の発明は、文字や図案などを象る透かしを備えたタオル地を提供し得た。
即ち、綿の溶剤にて、パイル糸2を溶かしてタオル地に透かし4を形成し、特に、縦糸11と横糸12の双方を、上記の綿の溶剤に溶けない素材にて形成することにより、地糸1を残してパイル糸2のみを溶かし、どのような文字や図案も、確実に透かしとして備えるタオル地を提供した。
特に、タオル地の地糸1について、その縦糸と横糸の双方を従来のように綿で形成するのではなく、綿の溶剤に解けない素材にて形成することにより、単なる穴開き部分としてしまうのではなく、透かしとして象った文字や図案を正しく表示できるものを提供し得た。また、縦糸11と横糸12とを綿以外の素材にて形成することにより、交差する縦糸11表面と横糸12と表面のと間の摩擦係数が綿糸同士間の摩擦係数よりも低くなり、両糸が滑りやすくなったとしても、両者を絡ませた状態に編むことによって、縦糸11と横糸12が呈するメッシュを維持することができ、透かし3の縁(輪郭部分)などにおいて、残るべきパイル糸2が抜けるという事態を回避し、表示する文字や図柄を長期に渡って明確に維持する耐久性を付与し得た。
従って、本願発明は、タオル地について、従来にない極めて注意を引くタオル地を提供し得たものである。
【0013】
上記の手段を採る本願第4又は第5の発明は、上記本願第1の発明を実施する具体的手段を提供し得た。特に、本願第5の発明に係るタオル地の製造方法にあっては、捺染による手法にて、即ち、従来の顔料にて彩色する場合と同様の手法にて、容易にタオル地に透かしを形成し得た。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態について説明する。この実施の形態において、タオル地にて形成されたタオル製品として、手拭いなどに用いられタオルを例に採って説明する。
図1乃至図3へ、本願発明の一実施の形態を示す。図1(A)は本願発明の一実施の形態を示すタオルの一部切欠平面図であり、図1(B)は同タオルの略断面図である。図2は、図1に示すタオルの製造方法を示す説明図である。図3は、上記タオルのパイル領域20の説明図である。図4は、上記タオルの透かし3の説明図である。
尚、説明の便宜上、図1中、Uは上方を、Sは下方を示している。
【0015】
このタオルは、図1に示す通り、縦糸11(経糸/鎖糸)と横糸12(緯糸/挿入糸)にて組織された地糸1と、当該地糸1に織り込まれる綿糸にて形成されたパイル糸2とを備える。上記の縦糸11と横糸12の双方は、硫酸アルミニウムに解けないポリエステルなどの化学合繊にて形成される。この縦糸11と横糸12の交差位置がずれないように、縦糸11と横糸12とは、マイヤー編みにて絡みあった状態に編み込まれたものである。そして、このタオルは、上記硫酸アルミニウムにて、地糸1を残してパイル糸2の一部が文字や図案を象って溶かされることにより、透かし3が形成されたものである。
上記のタオルの製造方法について、詳しく説明する。
【0016】
図2に示すように、このタオルの製造方法は、順に、地糸1の縦糸11と横糸12とを組織し当該地糸1にパイル糸2を折り込みタオル地形成工程100と、パイルにシャーリングを施すシャーリング工程200と、タオル地を裁断し周囲を縫製してタオルとして形成するタオル形成工程300と、タオル地に所望の透かし3を付与する透かし形成工程400と、洗浄工程500とを備える。
【0017】
タオル地形成工程100において、地糸1を構成する、縦糸11と横糸12の双方について、ポリエステルにて形成されたものを採用する。
そして、縦糸11(経糸/鎖糸)に対して横糸12(緯糸/挿入糸)を交差するように、組織する。このように織る際に、縦糸11に対して横糸12を絡めた状態にする。具体的には、周知のマイヤー編みの編み機(トリコット機)を利用して、マイヤー編みにて、縦糸11に対して横糸12を絡めた状態に交差させる。上記地糸1の織り込み時、上記の編み機にて、地糸1にパイル糸2を織り込みタオル地を完成する。
【0018】
上記のマイヤー編み機によるタオル地の製法について、レディーメードテリー編地の組織を例に採り、図3を用いて簡単に説明する。
このテリー編地のパイルは、糸抜き間欠オーバーラップの原理によって編成される。即ち、1本おきのニードル(図示せず。)に対し、パイル糸はオーバーラップするが、次のコースではそのニードルにオーバーラップしないのでパイル糸はニードルより脱却される。図3に示すように、図1(B)のパイル領域20については、2bで示す裏パイル糸は地組織中に編み込まれると共に脱却した部分がパイルとなって編地裏面に膨出する。一方2aで示す表パイル糸はその脚部が編目を形成し、地組織に編み込まれるので生地に密着固定され、これが編地表面にパイルとなって現出する。このパイルはジョグ長を下限することにより、パイル長がかなり長いものまで形成可能である。
この図3に示すように、縦糸11は、連鎖状にループ13…13を形成し、このループ13内に横糸12が通され、ループ13にて横糸12は折り返されて、伸びる向きをループ通過前(方向m)とループ通過後(方向n)で異なるものとしている。このようにして、このタオルの地糸1において、縦糸11に対して横糸12が絡み合った状態となっている。尚、ここでは、縦糸11がループ13…13を形成し、横糸12が当該ループ13に通されて向きを変えるものとしたが、逆に、横糸12がループ13…13を形成し、縦糸11がそのループ13に通されて向きを変えるものとしても実施可能である(図示しない)。
【0019】
次にシャーリング工程200において、周知の手法にて、パイル糸2のループ(パイルループ)にシャーリングを施す(パイルカットを行う)。図1(B)に示す通り、この実施の形態では、タオルの表面(上面)側にシャーリングを施して、裏面(下綿)側はシャーリングをかけずに、パイルループを残している。
このように、シャーリングは、タオルの片面に行うものとしても良く、また、両面に行うものとしても良い。
そして、タオル形成工程200によって、タオルとして裁断され、その周囲10(図1(A))が解けないように、縫製される。
【0020】
更に、上記の透かし形成工程400において、通常のいん捺(プリント)に使用する捺染糊に綿の溶剤を含有するものを利用して、透かしにするネームなどを象った型に当該溶剤を含む捺染糊を塗布し、上記のタオルにいん捺(プリント)する。
【0021】
上記の綿の溶剤として硫酸アルミニウムを用い、捺染糊を酸性にして、パイル糸を溶かす。但しパイル糸を溶かし、化学合繊を溶解しないものであれば、硫酸アルミニウム以外の溶剤を用いて実施することも可能である。
【0022】
上記の捺染糊の各成分、及び当該各成分の配合範囲について、硫酸アルミニウム10〜30重量%、界面活性剤2〜5重量%、デンプン糊7〜15重量%、水81〜50%とし、その合計を100%とするのが好ましい。
また、特に好ましい各成分の配合範囲については、硫酸アルミニウム10〜20重量%、界面活性剤2〜3重量%、デンプン糊7〜10重量%、水81〜67重量%とし、その合計を100%とするものである。
【0023】
更に、最も好ましい各成分の配合比率については、硫酸アルミニウム15重量%、界面活性剤3重量%、デンプン糊10重量%、水72重量%とし、その合計を100%とするものである。
【0024】
上記のプリント後、洗浄工程500にて、タオル地を40℃以上の湯で洗った後、苛性ソーダにて洗浄し、乾燥させてタオルを完成する。このような洗浄を行うことにより、硫酸アルミニウムを確実に除去する。上記の苛性ソーダに代えて、一般家庭で用いられる洗濯用の洗剤を用いて洗浄を行うことも可能である。
この結果、タオルに形成された透かし3の領域については、図4に示すように、縦糸11と横糸12とが露出し、メッシュを呈する。
このように、マイヤー編みにて、縦糸11と横糸12とを絡めることによって、メッシュが維持され、特に、図1(A)へ示す、透かし3中に、中州21となって残されたパイル領域20や、透かし3とパイル領域20との境界付近のパイルが脱落するといった事態を抑制し得た。
【0025】
上記の実施の形態において、縦糸11と横糸12とをポリエステルにて形成するものとした。この他、綿の溶剤に解けない素材であれば、他の化学合繊にて形成されたものを用いて実施することも可能である。例えば、ポリエステルに代え、テトロンやナイロンにて、縦糸11と横糸12とを形成することが可能である。
また、縦糸11に対して横糸12を絡める方法として、マイヤー編みによるものを示したが、縦糸11に対する横糸12の交差位置のずれを押さえることができる周知の手段、即ち、縦糸11と横糸12とが呈すべきメッシュを維持することができる周知の手段であれば、このようなマイヤー編みに代えて、そのような編み方を採用しても実施可能である。
また、上記において、シャーリング工程にてシャーリングを行うものとしたが、このようなシャーリングを行わずにタオル地を形成するものとしても実施可能である。
更に、タオル地を染色した上で、上記の通り透かしを形成するものとすれば、より装飾性を高めることができる。
【0026】
上記の実施の形態において、本願発明の実施の対象とするタオル製品として手拭いとしてのタオルを例示した。この他、バスタオルやスポーツタオル、タオルケット、バスローブ、タオル地にて形成された衣服などの、上記手拭い用のタオル以外のタオル製品についても、本願発明を実施することが可能である。
【0027】
【発明の効果】
本願第1乃至6の発明の実施によって、タオル地に文字や図案を象った透かしを入れることを可能として、文字や図案を目立つものとして、タオル製品の装飾性を高めた。特に、透かしとして、正確に文字や図案を長期に渡って表示し得るタオル地を提供し得た。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本願発明の一実施の形態に係るタオルの一部切欠略平面図であり、(B)はその一部切欠略断面図である。
【図2】図1のタオルの製造方法を示す説明図である。
【図3】図1(A)のタオルのパイル領域20の説明図である。
【図4】図1(B)のタオルの透かし3の説明図である。
【符号の説明】
1  地糸
2  パイル糸
3  透かし
11  縦糸
12  横糸

Claims (5)

  1. 縦糸と横糸にて組織された地糸と、当該地糸に織り込まれる綿糸にて形成されたパイル糸とを備えたタオル地において、
    縦糸と横糸の双方は、綿の溶剤に対し溶けない素材にて形成され、
    縦糸と横糸の交差位置がずれないように、縦糸と横糸とが絡みあった状態に編み込まれたものであり、綿の溶剤にて、地糸を残してパイル糸の一部が溶かされることにより透かしが形成されたことを特徴とするタオル地。
  2. 上記の縦糸及び横糸は、ポリエステルなどの化学合繊にて形成され、パイル糸の一部は、硫酸アルミニウムを含む溶剤にて溶かされたものであることを特徴とする請求項1記載のタオル地。
  3. 上記の縦糸に対して、横糸が、マイヤー編みにて絡み合う状態に編まれたものであることを特徴とする請求項1又は2記載のタオル地。
  4. 縦糸と横糸にて組織された地糸に対し、綿糸であるパイル糸を織り込むことによってタオル地を形成するタオル地の製造方法において、
    縦糸と横糸の双方を、綿の溶剤に対し溶けない素材にて形成し、
    縦糸と横糸の交差位置がずれないように、縦糸と横糸とを絡めた状態に編み込み、
    綿の溶剤にて、地糸を残してパイル糸の一部を溶かし、タオル地の一部に透かしを形成することを特徴とするタオル地の製造方法。
  5. 上記の溶剤によるパイル糸の除去は、捺染糊の中に、硫酸アルミニウムを含有せしめて、当該捺染糊をタオル地にいん捺することにより、行うものであることを特徴とする請求項4記載のタオル地の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020171719A (ja) * 2020-06-19 2020-10-22 伊澤タオル株式会社 洗浄タオル地

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