JP2004331641A - 霊芝胞子にリグニン.タンニン柿渋等を入れた混合食品と飼料添加剤と抗肺炎ビールス剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】年々癌患者が増大しているが癌も初期の段階では霊芝胞子の発見によってほとんど80〜90%が治癒される。この霊芝胞子を出来るだけ少なく使用して効果を得る事が出来る健康食品を提供する。
【解決手段】癌患者や肺癌、エイズその他の諸病に対し使用する霊芝胞子の使用量を減じ、それ以上の効果を得る為に橄欖粉、田七粉、ノンクロレラ粉、酵素を添加する事を基本添加物とし、これにジャコウ、桂皮酸バニリン、除虫菊、ヨモギ粉、ステビア葉粉を添加して飲取する。更に動物飼料の添加物として、又、水産魚の飼料添加物に加工したものは動物、魚の死亡率を前記同様に低下せしめる効果がある。癌患者に対しては30日〜50日で80%は完治出来、各癌に効果を発揮し、動物の死亡率が30%〜50%あったものを2%以下に低下せしめる効果があった。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
霊芝は中国では数千年前より仙草又は環魂草との名称で[神農本草経]に上等薬として記載され、又、明朝の時代の李時珍氏の[珍の本草網目]に記載された生薬であるが、1989年藩自航氏が霊芝胞子が霊芝より即効性がある事を発見し栽培に成功した。
この霊芝の胞子は、鎮静、痛み止め、止血、咳止め、強心作用を持ち免疫機能や新陳代謝、血液循環などの機能を強化し、老化を遅らせる効果作用がある。
特に、胞子粉は豊富な多糖ポリペプチドを含有し、アガリクス茸の5倍以上を保持している。これはリンパ癌細胞に対して90%以上の殺傷率を持ち、胃癌や肺癌、乳線癌に対してはその進行を緩和し痛みを軽減する効能があり、特にリンパ癌の治癒率は50%を示し、他の癌に対しても60%、70%、80%の治癒率を示した。
しかし、その価格が1g5,000円〜10,000円となり、一般の人には使用出来ない高価の薬であった。
そこで本発明は、各種癌にはそれぞれ異なった複合胞子薬が必要であり、より原価を低下せしめる必要から胞子を併用した健康食品を開発した。
元来癌患者の多くは数年にわたる治療と莫大な医療費を支払い苦しみながら死亡する例が多かったが、本発明は3ケ月を一期限として癌患者が免疫抗体を増加させて回復に向かう事を目的とした。
その結果は、約1ケ月から3ケ月で癌患者の多くが完治する事が判った。
その間の研究は、霊芝使用時代から数えて今から20余年前になる事は意味深いものがある。
従って研究結果は、癌は早期に健康食品として少量でも摂取し続けていれば死亡までは至らない事であり、癌の苦しみは痛みにある事は言うまでもないが、この痛みも早期予防として本発明の霊芝胞子混合健康食品を食べるとその痛みの苦痛は予防され、治療期間が早期であれば万一癌痛が発展して3ケ月以内で効果が現われるまで、安価な費用で癌治療が行われる。
特に、食膳料理として毎日微量を食べる時は発癌性を常に抑制するので長寿の源となる。そして、免疫不全のエイズに対して免疫性を与える効果があり、肺炎に対しても肺結核に対しても有用である。
そして、白キクラゲ(銀クラゲ)や玄米飯と黒砂糖との併食は肺孔の密閉や転移菌の固定に役立ち、たくさん食べても元来食品であるから無害である。
そして、これを動物の豚、鶏、牛、魚の飼料に添加する時は死亡率が殆どなく、成長が20%増大する。
これらを菓子やアイスクリーム、ゼリー、チョコレートの菓子類に添加すると健康食品として有効利用され、橄欖粉と昆布茶、必須アミノ酸、ノンクロレラとの添加はゼンソクや風邪に対しても有効に利用し、大気汚染地区の住民に対して気管支炎を守る茶粉として有用である。
又、霊芝胞子、橄欖、田七、ノンクロレラの混合物は万病の予防健康食品として有効であり、又、茶粉と胞子と橄欖、ステビア葉粉、アミノ酸の混合物は健康茶として飲取する時は、日々の体調を正常化せしめる。
又。霊芝胞子、橄欖、ノンクロレラ、田七、ハッカ脳の混合物は、胃腸や癌痛の痛み止めとしてモルヒネを使用せずとも有用である。
この霊芝胞子は1980年藩自航氏の夫人が肺癌に苦しんでなんとか治す薬がないものかと思案の末に色々実験を重ね、ついに霊芝胞子が有効である事が判りそれからこの霊芝胞子を飲ませた。そして、次に白キクラゲ(銀クラゲ)を併用したところ肺孔が塞がった。
しかるに、肺癌患者に於いて各臓器に転移した患者に於いて霊芝胞子のみを与えた患者は、その胞子4kgを摂取せしめた例が度々あり、中国政府の衛生局は2001年11月にラジオ放送によって霊芝胞子だけでは薬効性が完璧でないと言う事で生産と販売を禁止したが、胞子に他の漢方薬を組合せた本発明品はその生産と販売を中国で行う事を依頼されている。
その組合せによる効果は次の如くである。
霊芝胞子単独の使用では治療時間が長引き価格が高価であり、患者に対する効果にバラツキがある事であった為、この霊芝胞子に田七粉や橄欖粉、バニリン、ノンクロレラ、ピレスロイド、酵素等を併用すると癌治療に要する時間が短縮され、早期治療効果によって自己体力の免疫性の向上によって体力の回復が早い特徴がある。
日本では役25年前に宮崎県で霊芝そのものの粉末化したものが発売されたが、長期間の服用によって薬効性が立証されて一時は霊芝のブームを生じたが、その短期的効果を期待してあらゆる方法が開発された。
本発明以前にも霊芝を分解する方法として霊芝を分解して微粉末とし、これに水分を与えて棚にあげて発酵する為の殺菌法として紫外線殺菌を行った後に、その繊維質の分解菌による室温25℃で発酵分解を行った。これを乾燥して患者に与えたところ薬効性にバラツキがあり、霊芝の若い方がより効果的である事が判った程度で、その若い霊芝に胞子がたくさん付着して成育している観察を行ったが、それでもその効果は古い霊芝に比べて効果的であった事は確かめられた事があったが現在まで続いていない。
次に、霊芝胞子に田七、茶粉、橄欖粉、ノンクロレラ、バニリン、ピレスロイド羅漢果、ステビア、除虫菊粉、ヨモギ粉糖を混合したいわゆる霊芝胞子混合物の方が癌の即効性として一段と効果のある事が示されたが、β−グルカンの多い茸類より抽出したβ−Gグルカンカルシウムは茸類によってその即効性に差異があり、含有成分にも差異があるから、アガリクス、マイタケ、エノキタケ、ルイボスティン、ヒラタケ、ナメコ茸、シメジ茸のほかにタバコウロコダケ科カバノアナタケ、チャーガ茸から抽出したグルカンカルシウムや色素やフラボノイド、トリテルペリイド、アリシトール、アガリン酸、アルカロイド、ブリテンアガリチン酸イノシトル、β−Gグルカンカルシウム、タンニン等を霊芝胞子に添加し、更に木材チップを亜硫酸塩で蒸解してパルプを回収したリグニン廃液を精製した脱マンナンのリグニン液を回収して酸化して、硫酸カルシウムリグニン液や更に精製したリグニン液を回収して霊芝胞子混合物に添加したものは制癌効果を更に高め、肺炎やインフルエンザ、エイズなどに効果が発揮される。そして、これに天然発酵の藍染料液を併用すると抗菌性が高くなると共に、更に竹筍皮の煮沸抽出濃液や柿渋を加えたものはより効果的となる。そして、木材チップを蒸解して多量の出るリグニン廃液から精製リグニンを回収して制癌剤に利用する時は、パルプ生産の副産物の有効利用と共に生産性の向上が得られる。
【0002】
【従来の技術】
霊芝胞子の多くは多糖ポリペプチドを含有しこの多糖ポリペプチドがリンパ癌細胞の殺傷率を90%以上を持ち胃癌や肺癌、乳癌を治療し、その効果はリンパ癌の治癒率は50%を示し、その他は60%70%80%の治癒率がある。
このほかに癌治療としてアガリクス茸があるが、膀胱癌の場合よく効くとの事であったが、多糖ポリペプチド量は胞子の5分の1以下であり早効性には問題がある。一般にはプロポリスとの併用によって効果を発揮する場合が多く、膀胱癌の患者にアガリクス茸を3ケ月摂取せしめたが完治されなかったが、霊芝の胞子を使用した場合、1日1g30日間の摂取で60%は治癒し白キクラゲの併用によって100%の効果が発揮されたとあるが、追試するとその結果は効く人と効かない人もあった。この様に多糖ポリペプチイドだけでは完治まで至らなかった。特に胞子は高価であり安価に手に入れるには安価な他の原料との組合せが必要であった。現在、胞子の多くは中国産のものの大半が米国に輸出され、少量を東南アジア向けと欧州に輸出している。米国の場合は、エイズ患者の免疫増進に併用され高価を発揮しているが、いずれも高価なので問題となっている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】
霊芝胞子中心に他の生薬を添加して即効性を高めるには、癌の種類に応じて変化した添加生薬を決める必要があり、本発明に於いては胞子と橄欖粉を主体として添加物を調整した。そして、霊芝と田七、螺旋藻の組合せを行い茸酵素プロテアーゼ、アスペルギリウス酵母との組合せや胞子とヨモギ粉、ステビア葉粉、螺旋藻、ハトムギ、緑茶との組合せを行い、更に桂皮酸バニリン、パッチョリーとの組合せによる効果を行う事とした。特にピレスロイドの添加を重視した。
この胞子と組合わせる生薬は価格が安価であり、組合せ混合によって原価を低下せしめる事を目的とした。そして、各種茸類から抽出したβ−Gグルカン、リグニン多糖類を混合し、更に木材チップから採った廃液リグニンと酵素を混合した制癌剤開発。又、健康食品として食品に添加した菓子や飼料としてどれが有効利用されるかの開発を行わんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
霊芝の胞子は一般に輸入に頼っているが、胞子を作るには敷地300坪の温室で霊芝をビニール袋中で石膏を母体として、これに栄養源を添加して霊芝を植え付けて成育させ霊芝の表面に出来る胞子を擦り取るが、300坪で1回50gくらいの量である。従ってこの霊芝の胞子を生産するには広い場所と多くの人手を要し、時間もかかるので安価な霊芝胞子を生産するには安価な土地と安い人件費と気温と水蒸気濃度が比較的高いところが必要である。従ってこの霊芝胞子のみに依存する事は制癌剤として多量生産には向かない。
従って本願は、喉頭癌に対してこの霊芝胞子に橄欖粉を混合し、これに酵素を混合してその効果を測定した。そのほかにノンクロレラ、田七粉、ステビア葉粉、桂皮酸油、ショウガ粉、ジンジャー油、タンニン、バニリン、パッチョリー、β−Gグルカンカルシウム、リグニン、タンニンなどの添加剤を組合せて各種癌に対応する添加剤を添加して制癌効果を測定する。
これらの胞子の入った混合生薬は副作用がほとんどなく、従来の科学的療法の如く効力に於いて体力減退や免疫抗体の減少等が起こらない事を大きな目標として開発を行わんとするものである。
又、これを一口ゼリーや生菓子や干菓子やアイスクリーム、お茶等に添加し、長寿健康食品や飲料として利用され、又、動物や水産魚の飼料の添加剤として配合せしめる時は、飼育中の死亡率を低下改善される事を目的とした。
例えば豚飼育の場合、死亡率30%であったものが0.1%以下に改善される。
【0005】
【作用】
霊芝胞子粉中には[図1]の分子構造に於いて示す様に制癌効果の高い多糖ポリペプチドを多く含有し、現在流行しているアガリクス茸の5〜10倍の含有量があり、癌に対する作用性は抜群の効果を示していて癌細胞に対してその殺傷率は90%以上と言われ、胃癌に対しては60%、肺癌に対しては70%、乳癌に対しては80%の治癒率を示していると中国では言われている。
特に糖尿病と癌の併発者に於いても白血球が減って顔が腫れ、四肢が行動困難な患者に霊芝胞子を毎日1gづつ50日間50gを与えたところ、体調が正常に戻った。
霊芝胞子の分析に於いて、蛋白質が18.53%も含まれ、アミノ酸の含有量は6.1%もあり、癌の予防作用があり、毒性や副作用が生じないばかりでなく、鎮静、痛み止め、止血、咳止め、強心作用があり、人体の免疫抗体機能や新陳代謝、血液循環機能を促進し老化を防ぐ。
又、胞子に田七粉を混合し、橄欖粉を併用したものは、癌細胞の増殖を抑制するので、他の癌に対しても即効性が高くなる。
又、胞子にノンクロレラ、田七粉と橄欖を混合したものを癌の予防薬として使用すると癌手術後のポリープの発生を抑制する効果がある。
特に、ノンクロレラは免疫抗体を増進しこの予防薬を摂取する時は、肺癌患者の免疫抗体が670である時、毎日1gで30日30gの摂取によって4700に回復し、2ケ月で治癒した例がある。
リンパ癌患者に対しては、胞子に橄欖粉と田七粉とノンクロレラにバニリン桂皮酸を加えたものに酵素を添加したものは、即効性があり1ケ月で80%が治癒された例があった。胃癌の場合、胞子に橄欖粉、ノンクロレラ、田七、キハダ酵素を混合したものを摂取せしめると1ケ月で50%は治癒する。
又、霊芝自身、気管支炎拡張や吐血や外傷による出血、血便などに有効で霊芝と白キクラゲと氷砂糖で肺結核病を完治する例もあった。
又、霊芝とヤマブシタケを酒に漬けたものを飲取すると胃潰瘍や十二指腸潰瘍、リュウマチによく効く。高血圧や高血脂、肝炎、肝硬変、血管硬化、冠状動脈硬化、不正脈、腎臓炎、糖尿病、血小板減少の患者によく効果がある。
この霊芝やヤマブシタケの汁を3ケ月間飲み続けて、重患の胃潰瘍患者が完治した例があった。
前述の霊芝と白キクラゲと氷砂糖に水を入れて煮沸した汁を飲み続けて肺癌が完治した例がある。この胞子の成分には18種類のアミノ酸6.1%が6.1%も含有し、蛋白質は18.53%であり、心臓、肝臓の器官に無害であり人体の免疫抗球蛋白とバクテリヤファージの活躍をエンジョイする。
又、糖尿病患者と肝硬変の患者に飲ませた結果全快し、鼻孔炎患者にも効果がある。この様に霊芝胞子混合物は色々の病気に効果がある。
これにヤマブシイタケやのサイ角を煮沸したものは再生性障害患者にも効果があったが、霊芝胞子が高価なので本発明や安価な生薬を組合わせる事によって即効性を高め、これを食膳料理に使用したり菓子やチョコレート、アイスクリーム、調味料、酒に添加して健康食品として使用し、又、これを水産魚や動物の飼料添加物として開発した。
霊芝胞子だけでは各種の癌病に対して1kgをを服用しても効果が発揮出来ない人もあり、霊芝胞子に田七、茶粉、橄欖粉、バニリン、桂皮酸、ノンクロレラ、ピレスロイド、羅漢果粉、カステビア、ヨモギ粉、酵素、アスペルギリウス菌などを混合して、霊芝胞子量を混合物化する事によって即効性を高め、経済的低廉化を計り更に免疫抗体を増大する為に、シイタケ、ヒラタケ、ルイボスティン、エノキダケ、マイタケ、アウガリクス、ナメコ茸等から抽出したβ−Gグルカン液β−Gグルカン酸カルシウムとして添加し、更にチャーガ、カバノアナタケ、タバコウロコダケ科の茸の抽出液や木材チップから亜硫酸法で抽出した液からリグニンスルフォン酸カルシウムをこの混合物に添加すると更に制癌効果を高め、肝炎やエイズ病にも幅広い範囲で即効性を発揮し、更に天然藍色素の発酵液を添加する時は抗菌性をより高く発揮するので各種の癌病に効果発揮する。
又、製紙工場に於いて木材チップを蒸解処理して得られた濃縮リグニン廃液を脱硫と脱マンナンを行い精製リグニンやリグニンカルシウムやタンニン酸カルシウムを制癌抗ビールス菌として霊芝胞子混合物に混合すると制癌効果を更に増長し、肺炎ビールス疾患患者の即効治療に役立つ結果を得ると共に廃リグニンの有効利用ともなる。又、エイズ病の免疫不全症を改善する。
霊芝は古来[仙草]や[端草]と呼ばれている貴重な漢方薬であり、霊芝より採取した胞子粉が胃や肺、リンパなどの癌細胞に対して直接に殺傷作用を持ち、その殺傷率はほぼ100%に近い薬理作用も確認された。
【0006】
霊芝胞子の培養法は、
▲1▼馬鈴薯を秤量してよく洗滌して煮沸して布切れで液を瀘別する。
▲2▼前記馬鈴薯液200gにブドウ糖20gを入れて寒天20gに水1000ccを入れて更に、硫酸マグネシウム1.5g酸性燐酸カリ3gビタミンB1g添加して加熱殺菌した液を容器に入れてゲル化せしめる。
▲3▼馬鈴薯200gに蔗糖20g蛋白ペプトン2g硫酸マグネシウム2gビタミンB0.5g酸性燐酸カリ2g水1000ccを調整する。
▲4▼もち米50gブドウ糖15g蔗糖15g寒天20g水1000ccを調整する。
母菌種はそれぞれ処理して6ツの試験管に分別して入れ、常法によって殺菌、接種する。そして、28℃の温度に保ち培養する。
原菌種栽培菌種の培養基1〜5の配合は次の如くである。
1. 綿実穀98%石膏1%大豆粉1%
2. 甘蔗滓75%麸粉22%蔗糖1%石膏1%
3. 木粉78%麸粉20%石膏1%大豆粉1%
4. 麸粒を煮沸した後の瀘液99%石膏1%
5. 山芋粉50%綿実穀48%大豆粉1%石膏1%
この各種材料を撹拌して5ツの広口瓶、又は5ツのビニール袋に入れる。
広口瓶に入れる材料は150gビニール袋に入れる材料は500gとし、常法に従って接種する。その時の温度は28℃として培養する。
この管理に於いて、菌糸は容器の半分に成長したら表面に厚い菌皮が形成され、原基菌蕾が現われたら瓶の蓋を取り去り台車に乗せて培養室に移行する。
この培養室の温度は90%に保持し、台車の四辺と上部はガーゼで遮蔽して裏側と上部のガーゼにビニールを敷いて台車の四辺と上部はガーゼで遮蔽して裏側と上部ガーゼにビニールを敷いて台車の底部にもビニールを敷いて、その上部約2cmの水液槽を維持せしめる。光が当たる面には窓として開けられる様に工夫し、なるべく原基を新鮮な空気に接する様に工夫し成長速度を加速せしめる。
約一週間を経て菌枝が伸びたら毎日3〜4回噴水を与え同時にガーゼを濡らす。そして、1日5〜6回換気し、その時にはドアと窓を開けて毎日約30分間行う。この菌蓋が2〜3目に成長した時は蓋菌の上部と下部の両方に噴水すると菌体は薄い黄色から茶色に変わり菌体の外側は赤色となり、蓋菌が角質化し始めた時、飛散する胞子粉を採集する。菌体を採取するのは小刀で菌柄の長さ5〜10ミリに残して切り採取後、1〜2日間で噴水を停止する。
この様に前段階の様に管理した後、第二期の菌体が成長する。
この母種の培養基は試験結果、不同な培養基で培養した霊芝は抗老化の能力が異なり、例えば培養基(2)の場合は菌糸の成長が粗大で抗老化能力も強い。
又、培養基(1)の場合は菌糸の成長は遅い。
この培養基に於いて注目したいのは培養基(4)であり、この場合9日間で菌糸が容器に一様に出来、菌糸が粗大で培養基(2)と変わらない。
しかも、原料が豊富であり培養基(4)よりは理想的母菌培養基であった。
次の原基の培養基について述べると、テスト結果は培養基(5)の麸粒を主体としたものは、菌体の成長が一番早い。
麸粒のバラバラ状態で接種しても差支えないがコストが高く、雑菌の入る率が高い欠点があり、培養基(2)と(4)と(5)より成長が5日間遅れるが、(1)よりも11日早く、しかも菌糸の成長が粗大で抗老化の能力も保持し、原料も豊富で安価である。
次に、培養基と菌体の成長との関係について述べると、培養基(5)山芋を主体とした培養法では霊芝は早く蕾を作るが蕾が多く粗大化し、しかも汚染されやすい心配はないから、生物学的には最も効率的な培養基である。
次に霊芝胞子に添加する橄欖実粉は、まず橄欖実を採集した後水洗して汚れを取り、その果実を急速冷凍して乾燥した後、粉砕機で粉砕して真空乾燥した後に包装して冷凍貯蔵する。これはそれぞれ天然食品であり果実粉100gの中にビタミンCは2500〜4800mg含有し、硝酸基を持った含水炭素化物を保有していて黄色ブドウ球菌、白色ブドウ球菌、その他の甲状連鎖状球菌、肺炎菌、大腸桿菌、O−157菌に対し抗菌性である。外にビタミンBビタミンBビタミンBビタミンB12を持ち、老化防止に役立つほか、鉄イオン、銅、亜鉛、マグネシウム、マンガン、カルシウムが微量含有し、葉緑素、葉酸や他の有機酸を保持し、霊芝胞子と混合したものは健康食品として肺炎患者や喉頭癌の患者に特効性がある。これに沃度分の多い昆布茶やノンクロレラを添加すると免疫抗体が急速に増大する。又、青ノリ粉を併用してもよい結果を得る。
このノンクロレラは、螺旋藻の一種で12種類のビタミンを含有し、葉緑素、葉酸を多く含み且つ各種ミネラル成分を保有し、クロレラの外皮が硬いので養分の吸収が悪いものをペクチナーゼ酵素で改善した藻類で、消化吸収性がクロレラに比べて高く、免疫体の増殖も高く赤血球を増大し、レントゲン放射線障害に対して赤血球の減少を防ぎ、キャベツの1000倍の効果を示す。
このノンクロレラの成分表は次の如くである。
蛋白質 60〜70%
炭水化物 16〜20%
脂肪 2〜3%
水分 7〜9%
鉱物質、亜鉛、鉄、マグネシウム、カルシウム、銅、マンガン、リン、ナトリウム、カリウム、5〜8%ビタミン(B12BE BK)β−カロチン110〜200mg/100g中
葉緑素 1〜2% ルティン 0.15〜0.2%
人体に必要なアミノ酸8種類
Figure 2004331641
FAOの標準は国連性能精農組成が人体に対して理想的な蛋白質アミノ酸構成比例の標準である。 又、他の物質と蛋白質発熱量の比較は
Figure 2004331641
この様にノンクロレラを胞子に混合する時は不足する葉緑素や葉酸、ビタミン、アミノ酸を補給して免疫性を高める効果が付加されるばかりでなく、橄欖粉、青ノリ、昆布茶、田七粉の添加には更にビタミンを増加すると共に、癌に対する殺傷率を高め胞子の添加量の低減を促進するので生産コストの低下を促進する。
霊芝胞子との混合比率は1:10の割合で調整しても制癌性があり、茸酵素や茸胞子を添加し、更にプロテアーゼ酵素を添加すると胞子1:15の割合に混合しても制癌性があり服用して治癒するにも10〜20日程の延長であった。
これは大学病院で喉頭癌患者3人を同時に服用せしめた結果である。
このクロレラは、免疫抗体の増殖を促進し、これに霊芝胞子粉と橄欖粉を混合したものはミネラルが多く、12種類のビタミンを含み葉酸や葉緑素を含有し、胞子に含まれないビタミン類やミネラル成分を保持した橄欖粉やノンクロレラ粉の添加によって免疫性の付加価値を増大する。
胞子単独では免疫抗体が670の肺癌患者に対して4700に達するには約1g/日平均で30日間かかるものが、胞子1橄欖粉3ノンクロレラ3の割合で混合した食品を1g/日で摂取する時は、30日で4700に達する。
そして、白キクラゲに氷砂糖を水で煮沸したものを濃縮し、乾燥したものを粉砕し0.1の割合で炭化すると肺癌の肺癌孔は密閉された状態に変化した。
実質の胞子の消費量は7分の1以下で肺癌は全快した。そして、1年後の経過を見たが再発はなかった。この肺癌は57才の男性で酒飲みで服用して30日後は酒を飲んでいた。乳癌患者に48才に玄米を高圧で加熱した玄米飯と胞子1橄欖粉3ノンクロレラ粉3酵素1白キクラゲ粉0.1を混合したものを併飲せしめた結果は1日1g摂取によって45日で完治できた。
大腸癌と胃癌の患者に対しては、霊芝胞子1gに対し田七粉3gを添加し橄欖粉3gとノンクロレラ粉3gと茶粉1g酵素3gを添加混合したものを毎日1gずつ湯水に溶かして飲取せしめた。各3人ずつの胃癌患者と大腸癌患者に対して行った患者は胃癌57才、38才、49才、大腸癌42才、60才、40才の6人であつたがいずれも45〜60日で全快した。
更に原価を低下せしめる添加物として、霊芝胞子1g:ヨモギ粉.除虫菊粉5gの割合で混合し、除虫菊粉を5g混合した前記混合胞子に添加した時には肺癌はは15日で680の免疫抗体の癌患者に対してその抗体は2800〜3000に増殖し、30日で全快し免疫抗体は5000に増殖していた。又、免疫抗体が670であったものが40日で4700に増大した肺癌患者もいた。
そこで更に混合物としてステビア粉を1g入れたものを使用したところ30日でリンパ癌患者は全快した。このステビアがビールスに抗菌性である事は言うまでもない。罹患して1年目の膀胱癌患者65才に同様にこれを飲取せしめたところ30日で全快した。
この混合率は霊芝胞子1gに橄欖粉3g ノンクロレラ粉10g ヨモギ粉3g
ステビア粉1g 除虫菊粉1g 酵素3gであった。
この結果から思案すると高価な霊芝胞子の量が減少しても癌患者に対する薬効性は安価な添加物の混合によって充分に効果を発揮する事がわかった。
特に、橄欖粉や田七粉、ノンクロレラ、酵素、除虫菊粉、ヨモギ粉の添加は全癌患者に有効性があり、その配合によって1gあたり1万円もする霊芝胞子の原価を1000〜2000円/gに低下出来るので、混合胞子が30g〜40g摂取すれば癌病を治癒する特徴がある。
ところが霊芝胞子単独を摂取した患者では1kg以上飲んでも完治出来ない人もいたが、いずれも免疫抗体が低下した状態ではなかなか効果のない事が判ったので、薬の組合せによって解決した。
又、β−グルカンやヘテログルカンを多く含有する椎茸やエノキダケ マイタケシメジ ヒラタケ ナメコ茸 マッシュルーム茸 カバノアナタケ等から抽出した各種グルカンカルシウムを霊芝胞子混合物に混合し、更にパルプ廃液から精製したマンナンやリグニンを混合したものは霊芝胞子、田七、ノンクロレラ、橄欖、バニリン、茶、羅漢果、酵素を加えた霊芝胞子の混合物は即効性の抗癌剤として有用であり、C型肝炎にも効果を発揮した免疫不全のエイズ病にも効果が発揮され乳癌には長白山液と共に併用すると痛みも無く免疫力も3倍以上向上する。更に柿渋タンニン酸をこの霊芝胞子混合物に混合したものは十二指腸癌に即効性があり、十二指腸の脈動を支援する作用がある。又胃癌に対しても効果がある。インフルエンザビールス菌に対して喉頭を守り菌の増殖を喉頭の保護膜を形成する事によりその進行を防ぐ効果がある。
【0007】
次に動物飼料添加剤について説明すると、一般の飼料100に対し添加物は1%とした。100頭を豚舎の単位として1万頭の子豚を6ケ月間飼育すると、100kgの体重となるが一般飼料の場合の平均結果であったが、本添加剤1%を加えた一般飼料を摂取せしめる時は4ケ月半で平均100kgの体重となり、一般飼料の飼育で死亡率が30%であったが0.3%となったが、この添加物に霊芝胞子本添加物100gに対して1gの割合で霊芝胞子混合物を入れたものは死亡率が0となり、4ケ月で100kgの体重となった。養鶏飼料の場合、ブロイラー飼育に於いて3ケ月で幼鶏は平均1kgの体重となるが、同一飼料に1%の混合添加物を混合すると2ケ月で1kgに増大するが、死亡率は2%であったものが霊芝胞子混合物に同様に添加したものは、死亡率は0となった。そして、1kgの体重となる日数は55日であった。又、養鰻場に於いてシラス稚魚の餌はクロ練り餌はクロ練り餌1kgに添加剤1%を添加したシラス養殖に於いて死亡率は50%であったが、霊芝胞子0.1gヨモギ粉0.3g酵素0.1gを混合した健康食品添加物を10gを添加した結果は3%に減退した。
ハマチその他の養殖魚の飼料にも同様に生魚肉の餌を与える時は、死亡率が30〜40%であったが2%以下であった。
養豚に於ける飼料添加剤を1%を添加した2級混合飼料の詳細に説明する。
本発明の添加剤を一般使用の飼料に1%を添加した子豚1000頭の成育は、30%の増殖のテスト結果を得ました。この子豚は抗生物質は一切使用せず突然死は0であった。その結果、人間と同様に飼料の栄養バランスを考えて作った本本飼料添加剤の効果で、一般の対象子豚には突然死が30%もあった。
これを6ケ月間更に本発明の添加剤を添加すると子豚が100〜110gの体重になるにし一般飼料で平均6ケ月もかかるものが40日も早く体重増加を示し、極めて順調に推移しています。この添加剤を6ケ月間継続して与えて飼育する事に於いて130kgとなり、健康な子豚の成育を見る事が出来る。
しかも、更にこれを飼育して授産用に使用する時は更に多くのメリットが得られる事を確信する。この飼料添加剤は[例10]に示した配合物を使用した。
この発明の飼育中の添加剤の配合例を示すと次の様になる。
Figure 2004331641
ノンクロレラ添加物による飼料効果
* 一般飼料を使用した場合の子豚1000頭の体重増加と飼料との関係
一般飼料(6ケ月分)210ton ¥3,150,000
体重平均 105kg/頭
死亡率 7頭
ノンクロレラ添加物を1%一般飼料に混合して飼育した場合
体重105kgに達する日数は4ケ月半であった。
Figure 2004331641
全国平均の子豚の飼育中の死亡率は30%であるから、この7頭は少なくなる。
一般子豚飼育数10,000頭
故に¥1,30,000×10=¥10,300,000/6ケ月
年間では¥1,030,000×2=2,060,000の利益を得る。
【0008】
田七粉は中国雲南省産のもので、成分は次の如くである。
水分 8.5%
蛋白質 7.8%
脂質 0.4%
繊維 3.2%
灰分 3.1%
糖質 7.7%
ヒ素As 0.9P.P.M
重金属 2.2P.P.M
人参サポニン
ジンセノサイドRb、換算 6.1%
ジンセノサイドRg、換算 5.4%
合計 11.5%
アルコール抽出分析値は[図5]に示している。
酵素はパパイア酵素をパナツプル酵素とバチルスサブチリス酵素を併用した。
プロテアーゼ酵素に各種茸より抽出した酵素を使用した。
次に、ステビア粉は菊科の植物でインドネシア産の6ケ月生育のものを採集し、乾燥して保管し輸入した後に軽く水洗して殺菌加熱したものを、乾燥し粉砕機に掛けて葉緑素と葉酸とビタミンCの多い粉体を使用した。除虫菊はケニア産の除虫菊の乾燥物をヘキサンで抽出した後、脱ヘキサンを行って分離したピレスロイドは別の除虫菊花粉に脱ヘキサン後ピレスロイドの油液を含浸せしめて使用した。合成ピレスロイドを使用しても差し支えない。
又、ヨモギ粉は滋賀県伊吹山産のアルカリ土質で生育したヨモギを採集して水洗して乾燥殺菌したものを乾燥して粉砕したものを使用した。
除虫菊粉やヨモギ粉は癌細胞の増殖に対し摂取する時は、葉の浸透性を高め、癌遺伝子の命令系統を撹乱して増殖を抑える効果を保持する。
又、ヨモギ粉もアルコールヘキサン抽出によって抽出した油性分を別のヨモギ粉に吸着せしめたものを使用すると癌の殺傷率を促進する。
又、胞子の混合物を豚飼料に添加すると抗生物質の添加飼料の必要はなく、安全で死亡率は1万頭の子豚飼育に於いて平均して1〜2頭の死亡度に止められる。一般では、30%の死亡率から考えると経済効果がかえって高い。
養鶏飼料に於いても、飼育中の鶏のブロイラー飼育3ケ月に於いて死亡率が平均5%であるものが2羽の死亡率となっている。採卵鶏出は産卵率が3年後で急激に低下したものが、5年間は低下しない結果と成り死亡率が年間で0であった。特に、幼鶏では生後5〜10日間にこの飼料添加物として霊芝胞子混合物を一般飼料に0.1%混合して与えたものは健康で病気の発病率は極めて少なく、食欲旺盛となる。水産魚に於いて、養鰻は1匹の単価2,000円の物を購入して飼育するが、これを温度27℃〜28℃とした水槽中で100万匹〜400万匹を飼育するが、水温が上昇すると水中でアオコが多量に発生しやすいので一度に窒息する事が度々あるが、25℃の水温出も霊芝胞子添加物を生練り餌中に0.3〜0.8%添加したものは、平均死亡率50〜50%であったシラス魚は死亡率1%となる。又ノンクロレラが混入されるのでアオコの発生はない特徴がある。又、菓子や飲料水や酒類に添加した商品の開発や畜産飼料や水産魚の飼料添加物として霊芝胞子を1〜5%を添加せしめたも飼料の開発をせんとするものである。
【0009】
【本発明の実施例】
以下図面に示す如く実施例により本発明を詳細に説明すると次の如くである。
[図1]は霊芝胞子の多糖ポリペプチド、その他の成分の分子構造を示す。
ペプチド多糖類は1〜9に示し、10〜11はチオヒスチヂンカルボン酸トリメチレンアミン化合物で、10はl型を示し11はd型を示している。
このチオヒスチヂンカルボン酸トリメチレンアミン化合物は胞子生成時の自己防衛の毒性のある抗菌剤でペニシリンGのチアゾリジンに似て五員環の構造物で、ペニシリンGのようにチアゾリジンの次に四員環のβ−ラクタム環の変わりにトリメチレンアミンが結合されているので、消化酵素に接しても安定している化合物である。従って、霊芝胞子はペプチド多糖類の抗菌性とチオヒスチヂンカルボン酸トリメチレンアミン化合物の抗菌性を持った両者が癌の治癒に効果がある。アガリクスのβ−グルカン多糖類も癌治療に効果があるとされているが、これはむしろ体内のグリコーゲンと消化吸収の改善に関渉したものである。
[図2]は肺癌患者の脂肪細胞の膜のレントゲン写真の正面図を示し、(A)は脂肪、(B)は毛細管血管、(B’)は血液、(C)は胞子を摂取した肺癌患者の脂肪細胞の外面を包装した膜形成実写である。
[図3]は複数の肺癌患者の脂肪細胞の外膜を示すレントゲン写真の正面図を示す。肺癌患者に霊芝胞子を摂取せしめた場合の脂肪細胞群の写真を示したもので、脂肪細胞(A)中に毛管血管(B)が存在したもので、霊芝胞子を摂取するとこの脂肪細胞(A)の外面カプセル膜の(C)を形成して脂肪の癌の発生源を停滞する毛細血液(B’)を栄養として増殖する時は、このカプセル膜(C)の形成によって他の細胞とを遮断する効果を示し、停滞する血液の腐敗による影響を多糖ポリペプチドによって抑制するが、このカプセル膜(C)内の脂肪内血液の殺菌性を高めるには橄欖の制癌効果を併用すると腐敗血液中の連鎖球菌その他の菌に対し殺傷作用を増加し、その副毒作用を予防する。
特に女性は60%が回復するが、男子は50%であったが次後1ケ月半後に治癒した。
霊芝胞に混合した健康食品の配合例を示すと次の如くである。
Figure 2004331641
毎朝200ccの熱湯水に1gの胞子を入れて撹拌分散して飲取する。
これを50日間摂取すると癌は完治する。但し、病院の医師から余命6ケ月内と診断された癌患者の回復率は30%であり、少なくとも1年の寿命宣告を受けた患者は45%の回復率を示した例がある。また、リンパ癌患者のように進行の早いものでも癌宣告を受けて6ケ月以内のものは40%は治癒するが、6ケ月後に摂取するものは回復率は40%以下であった。
[例1]の霊芝胞子だけでは治癒率は平均40%が一般的であり、この治癒率を70%以上に上昇せしめるには霊芝胞子以外の添加剤例えば免疫抗体の増加剤や消化吸収の高い添加剤やビタミンその他の栄養剤との組合せによって治癒率を高める事が出来る。その配合例は[例2]〜[例4]に示している。
Figure 2004331641
Figure 2004331641
[例4]は治癒率は[例5]より低いが充分な効果が発揮された。
Figure 2004331641
Figure 2004331641
Figure 2004331641
[図4]は霊芝胞子に混合した添加物の特性を示す。この図に於いて、肺癌患者に対して最も即効性のある曲線は(F)で示している。(F)の配合例は次の如くである。
Figure 2004331641
この配合物をよく混合して1日朝夕2回250ccの温湯水に分散して溶かしたものを摂取した結果、30日で最初測定した免疫抗体は670であったものが、4200に上昇していた。この治癒率は80%であった。そして、40日で95%の治癒率に上昇した。肺抗は30日で閉鎖された。
次によい結果を示すものは曲線(C)で示している。
(C)の配合例は次の如くである。
Figure 2004331641
この混合物を混合機でよく混合し、1日2回1回1gを250ccの温湯水に分散し溶かして摂取した。前記曲線(F)より低いのはピレスロイド(ピナミン)がない結果で痰の切れがよくない。
3番目に良いのは曲線(B)である。(B)の配合例を次に示す。
Figure 2004331641
これも混合機で良く混合したものを、1日2回1回1gを温湯水250ccに分散して溶かして摂取した結果である。
この曲線(C)と(B)の差はアガリクスと霊芝が添加されていない為であった。この霊芝にはペプチド多糖類が多く含まれたものである。
4番目に即効性のあるものは曲線(G)である。(G)の配合例を次に示す。
Figure 2004331641
これも前記同様に混合したものを1日2回1回1gを温湯水25ccに分散して溶かしたものを摂取した結果である。この免疫抗体が680の末期癌患者で30日間摂取した結果は2800となっていた。
曲線(A)の配合例は次に示す如くである。
Figure 2004331641
この結果、即効性は(F)と(C)(B)より一段と即効性が低くなっている。曲線(D)はアガリクスβ−グルカンの場合である。
配合例はアガリクス500gに水2lを入れて煮沸した濃縮液300ccを1日2回1回110ccを摂取したもので、不足分は同様の分量で作り摂取したが、即効性は遅い。曲線(E)は羅漢果粉は更に低い結果となっている。これは羅漢果やステビア葉茎粉は肝炎には抗菌性はあるが肺癌に対しては痰の咽喉の詰りを緩和し、C型肝炎に効果があるが、肺癌にはあまり効果は期待できなかった。
(F’)は酵素だけの場合である。曲線(I)は田七粉だけの場合である。
(I)はチャーガリグニン酸の効果曲線を示し、アガリクスよりやや効果的である。50%前後の効果を示している(J)は柿渋タンニン酸の効果テスト結果である。[図4]の曲線から多種類の複合混合薬が効果があるかを示している。
これは制癌剤の漢方薬の天仙丸液が数多く漢方薬の集合液である事を示していて、肺癌の末期癌となると各臓器のどこかの場所にも転移する事を考えなければならないので、アガリクスや霊芝胞子単独では癌は完治出来ない事を示している。又、自律神経と密接な関係がある事を示している。
このデーターは20年間のデーターであって肺癌以外の癌例えば、大腸癌や直腸癌や胃癌、肝臓癌には同様な結果は得られないが、(F)や(C)(B)の場合は50%の治癒効果を発揮し、特に免疫性を高めるので自己回復による治療効果を発揮する特徴がある。舌癌や上下顎癌、喉頭癌、乳癌、子宮癌に対しては長白山液や癌敵をこれに併用する。
この様に、制癌効果を増大するには制癌効果を拡大して治療時間を短縮する事が大切であり、その為には癌治癒対策だけでなく、免疫抗体を増殖する必要があり、その為に消化吸収作用を改善し、ビタミンその他の栄養源の吸収を消化しながら腸に吸収せしめる必要があり、障害となる細菌やバクテリア、ビールスを静菌化せしめる必要がある。その為には霊芝胞子のほか複合組合せ薬を僅少でも添加する事によって癌以外の免疫力の増大を計ることによって癌予防を行う事が出来る様になった。
[図5]は田七粉をエチルアルコールで抽出した液の各種成分の分析値を示している。この田七粉のサポニンは[図1]の霊芝胞子の多糖ポリペプチドと合体すると相乗効果が発揮する。
田七粉の添加の理由は、田七粉はサポニンが主成分で摂取するとこのサポニンが消化酵素と混合し食物の消化分解を促進する。
これは体内で使用か吸収する時、嫌気性菌による分解を促進し消化分解を浄化する効果を持っている。
この田七と霊芝胞子との相乗効果が発揮されるのは、霊芝胞子中にはペプチド多糖類とチオヒスチヂンカルボン酸トリメチレンアミン化合物のd型とl型([図1]参照)を持っていて、ペプチド多糖類の使用は消化吸収を高め消化液の清澄浄化液吸収を促進する。又、チオヒスチヂンカルボン酸トリメチレンアミン化合物はペニシリンより毒性の少ない五員環の抗菌性を持ったものである。
酵素の添加は消化吸収を高め栄養成分の吸収を促進し、ノンクロレラの添加は免疫抗体を高め、癌に対する治癒率が40〜50%に於いて自己体内の免疫抗体の増殖によって回復を高めて治癒率を促進する効果がある。特に、肺癌の様に痰によって窒息するのをピレスロイド、羅漢果、アガリクスによって防除し橄欖粉とバニリンの添加によってビタミンミネラルの補給を与え、有害なビールスや細菌やバクテリアを静菌する効果を発揮すると共に、癌細胞の転移を防ぐ効果を発揮する。
[図6]は養豚の生育過程を写真図で示したものである。
[図7]はサポニンによる嫌気性菌の活動の特性を示す。
消化分解率と時間との関係に於いて、曲線(a)と(b)の(P)(P’)は好気性分域に於いても最初の5時間以内の領域中ではペプチド多糖類やテルペングリコシド多糖類やサポニンの存在下では嫌気性菌がある程度活動して曲線が急激に隆起している事を示している。これは嫌気性菌の活動によって消化分解が高い事を示している。又、羅漢果とステビア粉は共に抗ビールス剤として有用であり、脳内活性酵素の発生を抑制しアルツハイマー病の予防となるほか、肝臓ビールスを抗菌する作用がある。又、キチンキトサンを混合した健康食品は膜形成原料に適合する。
[図8]はD.Dペプターゼに結合する胞子中のチヤヒスチヂンカルボン酸トリメチレンアミン化合物のステレオ図を示し、S62の酵素即ち62番目のセリンにチオヒスチヂンカルボン酸トリメチレンアミン化合物が結合する図である。
[図9]はD.Dペプターゼに結合するペニシリン結合の図を示し、いずれも62番目のセリンに結合するステレオ図である。
この様に制癌効果を高める為には霊芝胞子やアガリクス単独使用だけでは効果が完全では無く即効を得られないので、アガリクスの効果の80%くらいのシイタケ、マイタケ、エノキタケ、ヒラタケ、シメジ茸、タバコウロコダケ科カバノアナタケをアルカリと酸で処理したβ−Gグルカンカルシウムを瀘別し乾燥したものやヒラタケ(エリンギ)の胞子を採集して霊芝胞子と併用して生産原価を低下せしめる方法も利用され、その効果も非常に高く広い範囲の癌予防となる。
この様に霊芝胞子だけではコストが高く完全治癒は時間がかかり、アガリクスだけでも完全治癒には時間がかかる。これは免疫抗体の強化が行われた後に治癒がすすむのであるが、免疫抗体も各種の癌の転移によってその免疫抗体もバランスが必要である。
その為にはアガリクスや霊芝胞子単独では完治には至らないからアガリクス以外の椎茸やエノキ茸やマイタケやシメジ茸、ヒラタケの各種β−Gグルカンを抽出してカルシウム塩として、これにリグニン酸やメラミンやペプチドステロイドやテルペングリコシドの多いチャーガ茸を抽出したカルシウム塩と木材チップから抽出した精製リグニン柿渋やタンニン酸発酵樹脂皮抽出液や竹皮の抽出液を混合すると制癌効果は即効性となり、2〜3月で余命3ケ月の癌患者も治癒するばかりでなくエイズ病の様に免疫不全の患者にも免疫性を改善し、感染性肺炎ビールスに対しても効果を発揮する。
精製リグニンは製紙工場に於いて原料木材チツプを亜硫酸法又は苛性アルカリ法によって蒸解処理した廃液のリグニン液をマンナン及びリグニンに分離したリグニン液を更に精製した精製リグニン液又は同粉末を使用する。
そして、5月頃に採集する竹筍皮を回収して煮沸抽出しタンニン・リグニン・ペプチドサポニン多糖類を回収してβ−Gグルカンカルシウムに加工した多種茸類の成分と混合した混合物を霊芝胞子、田七、ノンクロレラ、羅漢果、酵素、橄欖粉、バニリンと混合してチャーガを混合すると制癌の特効健康食品が出来る。
これは免疫抗体が670くらいの重癌患者に毎日1g2回摂取せしめると20日後2900に増大し、これを次後継続に摂取すると30日後には3800に増大し、60日後には4500に達し、免疫性は正常に近くなり、食欲も旺盛となるが、肺渋液又は柿渋液粉を入れると大腸癌に即効性が出る。そして、肺炎に対して即効性があり39℃の熱の患者は毎日1g2回摂取し、3日摂取すれば平熱36〜37℃に落ち着く。又、エイズ病に対しても免疫不全に改善される。
白樺茸からとれるチャーガから抽出した液を比較すると即効性が30%も向上し、安価なリグニンを使用するのでより原料の量的生産性が向上する。。
このリグニンの他の生産法として、松樹皮を乳酸菌と藁片とアスペルギリウス菌で含水80%で90日間発酵せしめた発酵樹脂液を加熱水で抽出したリグニン液を回収できるが、これに酵素やアスペルギリウス菌や乳酸菌を入れて再発酵せしめたものは肺炎ビールスに対して予防効果がある。
このリグニンやパルプ精製リグニンはインフルエンザビールスに対して蛋白質細肪膜の浸入をリグニン膜で遮蔽して二重層膜を作るからインフルエンザビールス菌の浸入を予め遮断する効果がある。
次にアガリクスにこの精製リグニンや竹筍皮抽出液やチャーガ液を混合して乾燥したものは、制癌効果は即効性を増大する。これはリグニンや竹筍皮抽出液柿渋や発酵樹脂皮抽出液を混合すると更にその即効性に増大する。特にアガリクス他の各種の木茸から抽出したβ−Gグルカン多糖類を混合したものを摂取する時は免疫性を増大し、抗菌性も増大する特徴ができるが、健康食品に混合する時には風味が悪いのでコラーゲン膜を塗膜に苦みをとって顆粒状にするとよい。
これは顆粒状粉末食品にも応用出来るばかりでなく、糖衣錠に加工するも一つの方法である。羅漢果にこのリグニンやチャーガを加え顆粒状に加工したものはインフルエンザビールスに効果があり、ピリン系の様な副作用はない。
ここでこの免疫胞子混合が肺炎ビールス(SARS)に効果があるかを説明すると、霊芝胞子混合物がリンパ液に入りやすい作用があり、リンパ癌に対しても抗菌作用によって即効性を発揮するが、肺炎ビールス(SARS)に対しても即効性があり、リンパ球に溜った肺炎ビールス菌に直ちに抗菌作用によって殺菌され免疫抗体即ちワクチンのみが存在して新しい肺炎ビールスに抵抗する事になり、あたかもワクチン予防を行った状態を作るから、免疫抗体がこの霊芝胞子混合物を服用する限りに増大し、ビールスの増殖は停止されて10日間の服用でほとんど治癒する。これはビールスの増殖性が停止する時はリグニン、タンニン、シブオノールによる細胞膜の保護によって強化されて、その後ビールスが発生しても膜を侵食する事がない為にビールスは次第に活動を停止する事になる。
従って、現在免疫ワクチンのない肺炎ビールスに対して新しい体内ワクチンの製造によって自ら治癒作用を呈する事となる。更にこの感染性を防ぐには別に過チタン酸キレート液の噴霧と蛍光灯・紫外線・太陽光によって光合成作用を呈せしめ、痰に対しては長白山液を服用して喉頭膜の殺菌と胃腸内の殺菌を同時に行うと感染は防止される。
【0010】
【本発明の効果】
健康食品の内、菓子やゼリー、ヨーグルト、アイスクリームに添加すると霊芝胞子の混合物は、日常から食事に添加する場合も含めて制癌病の予防となり、肝臓障害を抑制し、血液を浄化すると共に免疫抗体を常に6000以上を保持する事が出来る様になり、いつ起こるかわからない大病を患う事が少ないので長寿に適した健康食品の添加物である。
癌は患ってからでは痛みが激しく、手術すれば身体を元の体調に戻す事は難しく、莫大な費用を要し現在の抗ガン剤では頭髪が抜け、免疫抗体が激変する場合も多く、痛み止めとして麻酔薬の添用は心臓を悪くするので、楽な健康法は日常の予防にあり、痛みを生ぜず安価な治療法である。
そして、漢方薬として田七人参を中心にして桂皮バニリンや橄欖粉、酵素、ノンクロレラを使用したが、霊芝胞子とピレスロイドを併用する事によって免疫力を高める事により自己体力の回復力を増大した。
又、エイズ病の免疫不全症を改善する効果がある。
霊芝胞子単独では癌の治療効果は50%以下であったが、免疫性が高くなるノンクロレラや橄欖粉やバニリン、そして腸内の消化吸収を高め消化液を静澄浄化する田七やペプチド多糖類の羅漢果やステビア、β−グルカンの入ったアガリクスを添加する事によって栄養吸収を高める事によって治療時間を短縮する事を特徴としたものである。特に霊芝胞子成分のチオヒスチヂンカルボン酸トリメチレンアミン化合物は抗菌性が高く、飲めるペニシリンとして癌治療に効果がある。
又、アガリクスや田七でも単独では癌治療に時間がかかり過ぎる欠点があったので複合組合せの混合薬の混合によって即効性を高めたものである。
又、日常の健康食品に添加すると癌予防として、特に年を取ると腸内にポリープが発生しやすく癌につながる場合もあり、これらの予防効果も発揮され、治療抗癌剤の使用による正常細胞の障害も未然に防ぎ、手術の必要性も低下する利点がある。
又、更に制癌効果を高めるにアガリクス以外に椎茸、エノキ茸、マイタケ、ヒラタケ、エノキダケ、ナメコ茸、シメジ茸、カバノアナ茸から抽出したβ−グルカンやヘテログルカン、竹筍皮から抽出したタンニン多糖類柿渋、木材リグニン発酵樹皮リグニン等を混合した制癌剤を霊芝胞子、田七、橄欖、羅漢果、バニリン、ノンクロレラ、茶粉に混合したものは免疫抗体を増大促進して即効性を発揮するばかりでなく、インフルエンザビールスや肺炎ビールス、癌細胞に対して抗菌性を発揮して、エイズ患者に対しては免疫不全症を改善する。
特にインフルエンザビールスに対するアスピリンの様なピリン系の副作用が少ない特徴がある。
又、木材パルプの廃液中のスルフォン酸化リグニンは0.01ミクロンフィルターで分離が出来るので、従来使いみちがなかったパルプ廃液のリグニン液の再生利用によってパルプの生産性の向上をきたし生産原価を低下せしめる。
又、パルプを作るに苛性ソーダーによる脱リグニン法では精製リグニンの回収が容易となり、リグニン酸カルシウムとし回収利用される。
又、霊芝胞子やチャーガの蛋白質多等類は制癌性が高いが抗ビールスに対応するリグニンや柿渋や竹筍皮抽出液の混合はインフルエンザ予防に特に効果がある。特に、柿渋リグニン、タンニンの混合はエイズにも効果が発揮され、長白山漢方液の併用によって乳癌、膀胱癌、大腸癌の治療に即効性がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】霊芝胞子の多糖ポリペプチドその他の成分の分子構造
【図2】肺癌に於ける肺脂肪のレントゲン写真図
【図3】肺癌に於ける2つの脂肪細胞のレントゲン写真図
【図4】霊芝胞子に混合した添加物の特性
【図5】田七粉アルコール抽出分析表
【図6】養豚に於ける生育過程の写真図
【図7】サポニン添加による嫌気菌の活動の特性
【図8】チオヒスチヂンカルボン酸トリメチレンアミンとペニシリンのステ
レオ図
【図9】D.Dペプターゼに結合するペニシリンのステレオ図

Claims (3)

  1. 癌の治療時間を短縮するに必要な霊芝胞子に含まれるペプチド多糖類とチオヒスチヂンカルボン酸トリメチレンアミン化合物の抗癌剤に静菌効果のあるピレスロイド,橄欖粉,田七粉,桂皮酸バニリン,ステビア粉,β−グルカン,羅漢果粉を混合し、免疫性を高めるノンクロレラ粉,茶粉,ヨモギ粉,ワサビ粉のイソプロピルシアネート除虫菊に消化吸収を高める酵素、精製リグニン、チャーガ茸、発酵松樹皮エキス、柿渋を添加混合した即効性制癌剤及び抗肺炎ビールス剤。
  2. 上記制癌剤を僅少に使用した食品や飲料に添加した癌予防健康食品。
  3. 上記制癌剤を動物飼料に添加する動物飼料及び飼料添加剤。
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