JP2004328506A - 撮像装置および画像復元方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の撮像装置は、画像復元手段により、光学系通過後の像を撮像手段で撮像し、撮像した画像Aを画像処理手段により画像処理する際に、撮像手段で得られた画像Bに対して、光学系に対する光学調整量に応じた伝達関数の逆関数のMTFフィルタ5を用いて光学系通過後の画像を光学系通過前の周波数特性を持った画像8に復元するものである。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、デジタルスチルカメラに適用して好適な撮像装置および画像復元方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
撮像装置における画像補正において、空間周波数処理技術が従来より用いられている。この空間周波数処理技術では、各入出力装置のMTF(Modulation Transfer Function)を測定して、そのデバイスの特性とし、そのデバイス特性に基づいて補正を行うものである。
【0003】
例えば、特許文献1にはMTFフィルタ処理を行うと画像が大きく劣化する画像データ中のノイズを除去することを目的として、ノイズ低減変換部はスキャナ部からの入力画像データを、有効信号とノイズ成分の差分値が少なくなるように変換し、次いでMTFフィルタ処理部はノイズ低減変換部により処理された画像中のエッジを強調し、次いでノイズ低減変換補正部はMTFフィルタ処理部により処理された画像データに対して、ノイズ低減変換部のノイズ低減変換特性と反対の変換特性で補正を行う画像形成装置が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には画像入力の際に画像入力装置や入力画像に関わらず、同一の鮮鋭さの出力画像を得ることができるようにすることを目的として、階調特性が既知である階調テストパターン画像を画像入力手段に取り込み、取り込んだパターン画像から測定される階調特性と、上記既知の階調特性との対応関係から信号空間変換係数を算出する。空間周波数特性が既知である空間周波数テストパターン画像を前記画像入力手段に取り込み、取り込んだパターン画像の信号空間を信号空間変換係数を用いて信号空間変換をした後、その変換後画像から測定される空間周波数特性と、上記既知の空間周波数特性との対応関係から空間周波数処理係数を算出する。画像入力手段から取り込んだ入力画像は、その信号空間を信号空間変換係数を用いて変換した後、算出した空間周波数処理係数を用いて、空間周波数特性の補正を行う画像処理方法が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−188688号公報
【特許文献2】
特開平11−225275号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した特許文献1に記載の技術は画像を読み取って複写するためのスキャナーや複写機に対するものであり、ここで述べられているMTF特性の逆特性のフィルタ処理を施す方法ではCCDに入力された画像に畳み込み積分処理を施すことにより原画像の周波数特性に復元している。この方法では焦点距離は一定と考え、入力画像全体に対して均等に同じ周波数特性のフィルタ処理を施しているがズーム量、デフォーカス量、絞り量が変化すると振幅伝達関数が変化するシステムに対して復元処理出来ないという不都合があった。
【0007】
また、特許文献2に記載の技術は画像を読み取って複写するためのスキャナーや複写機に対するものであり、ここではCCDにテスト信号を入力し、入力されたテスト信号を画像データに変換し、MTFの逆フィルタを用いてMTF補正処理し、逆フィルタが最適と考えられる周波数特性になるようにフィルタ特性を適応的に変化させる手法について述べている。しかしフィルタ特性の適応処理が複雑となるという不都合があった。
【0008】
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ズーム量、デフォーカス量、絞り量が変化する場合でも、あらかじめその変化に応じた振幅伝達関数の逆関数を定義し、それを用いてフィルタ処理をすることにより原画像の周波数特性に画像を復元することができる撮像装置および画像復元方法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、画像復元手段により、光学系通過後の像を撮像手段で撮像し、撮像した画像データを画像処理手段により画像処理する際に、撮像手段で得られた画像データに対して、光学系に対する光学調整量に応じた伝達関数の逆関数を用いて光学系通過後の画像を光学系通過前の周波数特性を持った画像に復元するものである。
【0010】
従って本発明によれば、以下の作用をする。
光学系レンズのフィルタがかかった画像を生成するためには、元の画像からあるブロックの画像を切り取り、切り取った時間領域の画像から周波数領域の画像を生成する。この周波数領域の画像により画像を周波数軸上で表現することが出来る。次に、この周波数領域の画像に光学系に対する光学調整量に応じた伝達関数の逆関数のフィルタを乗算器により掛け合わせる。最後にこの乗算結果に対して周波数領域から時間領域に戻すことによりレンズフィルタ処理された画像を生成することが出来る。
【0011】
ここで復元フィルタ処理を施す場合には光学系に対する光学調整量に応じた伝達関数の曲線の逆関数の曲線のフィルタを求めることが出来ればレンズ通過前の画像を生成することが可能となる。
【0012】
本発明の画像復元方法は、光学系通過後の像を上記撮像手段で撮像し、撮像した画像データを画像処理手段により画像処理し、撮像手段で得られた画像データに対して、光学系に対する光学調整量を決定し、光学調整量に応じた伝達関数の逆関数を選択し、逆関数を用いて光学系通過後の画像を光学系通過前の周波数特性を持った画像に復元するものである。
【0013】
従って本発明によれば、以下の作用をする。
光学系レンズのフィルタがかかった画像を生成するためには、元の画像からあるブロックの画像を切り取り、切り取った時間領域の画像から周波数領域の画像を生成する。この周波数領域の画像により画像を周波数軸上で表現することが出来る。次に、光学系に対する光学調整量を決定し、この周波数領域の画像に光学系に対する光学調整量に応じた伝達関数の逆関数を選択し、逆関数を用いたフィルタを乗算器により掛け合わせる。最後にこの乗算結果に対して周波数領域から時間領域に戻すことによりレンズフィルタ処理された画像を生成することが出来る。
【0014】
ここで復元フィルタ処理を施す場合には光学系に対する光学調整量に応じた伝達関数の曲線の逆関数の曲線のフィルタを求めることが出来ればレンズ通過前の画像を生成することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、適宜図面を参照しながら説明する。
【0016】
[MTF]
レンズ等の光学系がどれほどまで細かな正弦波状のパターンを読み取ることができるかを、光学系の伝達関数OTF(Optical transfer function)といい、複素数で表される。その絶対値をMTF(modulation transfer function)と呼び、振幅の伝達関数を示す。
【0017】
MTFは図12に示すようにレンズの特性を横軸に空間周波数、縦軸にMTFを用いて示す。横軸の空間周波数は結像面における1mmあたりの正弦波数(Line pair/mm)である。縦軸のMTFはこの正弦波の透過率になっている。従って周波数が高い領域で透過率が高い特性を持つレンズが良いレンズであると考えられる。
【0018】
[MTF測定方法]
MTFを測定するためには図13に示すように入射瞳131の前面を等面積にメッシュ133状に細分化して、それぞれのメッシュ133の分割部分に1本の光線134を対応させ、全光線を追跡する。分割方法は矩形状メッシュ134による分割方式を用いる。軸上収差は回転対象であるため追跡計算は1/4円132について行う。分割する形は円形、正方形、多角形である。
【0019】
図14に示すように光源141から発射された光線142は指定された入射瞳143の位置を通り、屈折することにより結像面144の点145に結像する。レーザー光線142を用いた場合、光は分散されず、一本の光線142が発射されると入射瞳143を通り、結像面144に点145が映し出される。しかし実際には入射瞳143より前または後にレンズが配置されている。従ってレンズの特性により、発射された光線142は収差などの影響を受け、図15に示すように結像面151には分散された複数点(点像152)が映し出される。
【0020】
ここで点像161の軸は図16に示すように円周状(Sagital)162,放射状(Tangential)163の2軸に分割できる。すなわち点像161は球面レンズを通って結像されたと考えると結像面の円周状(Sagital)162方向(S軸)は同じ特性になると考えることが出来る。同様に放射状(Tangential)163方向(T軸)についても言える。これにより図17に示すように点像171に対して、円周状(Sagital)172のs方向における点像171の強度分布と、放射状(Tangential)173のt方向における点像171の強度分布を得ることが出来る。
【0021】
収差を持つレンズの場合、物点に対する像の強度分布は広がりを持つ。この点像強度分布をフーリエ展開すれば正弦波(cos)の各周波数で構成される多項の正弦波関数に分解できる。振幅は周波数によって変化し、一般に高い周波数ほど減衰していく。従って正弦波の合成が点像強度分布を構成しているため、それぞれの周波数の正弦波に対する振幅変調度の変調度低減を知ればそれが物点に対しての系の結像性能の全てを示す。従ってMTFは点像の強度分布のフーリエ変換によって求められ、その値は周波数の関数となる。レンズの場合高周波となるに従ってMTFの値は低下するのが普通であり、ローパスフィルタであると考えることが出来る。
【0022】
MTFは入射瞳のt方向に光線をずらしていくことにより、より精密なレンズの特性を測定することが出来る。すなわち図18に示すようにt方向にずらした距離は結像面181でいえば点像182,183が得られるポイントの像高の移動距離184に比例する。
【0023】
ここで軸上185の場合のみs、t方向の点像強度分布は同じであると考えることが出来る。t方向に光線をずらす位置を1,2とすると、点像182,183の強度分布のフーリエ変換により得られたt1、s1、t2、s2のMTF曲線は図19のようになる。
【0024】
[MTF曲線]
MTF曲線の横軸の空間周波数は先にも述べたように本数/mmで表される。また白黒で1本とカウントする。つまりMTF曲線の最高周波数が300本/mmだとすると1mmあたり白と黒それぞれ300本表現可能なレンズであると考えることが出来る。これを画像で考えてみると、図20に示すように白と黒それぞれ300本表現するには600画素必要であると考えることが出来る。
【0025】
様々なレンズのMTF特性を調べたところ、最高周波数の相場は300本/mmであることが分かった。従って画像から600画素以上切り取るとMTFの周波数帯域と1対1にすることが出来る。しかし、FFT処理の都合上512画素切り取り、最高周波数が256本/mmでフィルタリングすることにした。
【0026】
図1は、レンズのフィルタがかかった画像を生成する図である。
そこで、図1に示すようにレンズのフィルタがかかった画像を生成するためには、元の画像A(1)から512x512の画像B(2)を切り取り、画像B(2)に対してフーリエ変換(FFT)3を施してFFT画像4を生成する。このFFT画像4により画像を周波数軸上で表現することが出来る。次に、このFFT画像4にMTFフィルタ5を乗算器6により掛け合わせる。最後にこの乗算結果に対して逆フーリエ変換(IFFT)7を施すことによりレンズフィルタ処理されたIFFT画像8を生成することが出来る。
【0027】
復元フィルタ処理を施す場合にも同様である。図2に示すようなMTF曲線の逆関数のIMTF曲線のMTFフィルタ5を求めることが出来ればレンズ通過前の画像を生成することが可能である。
【0028】
[MTF復元フィルタ処理の詳細]
画像とMTF曲線との関係について上述し、MTFフィルタリングの概念について述べた。ここでは具体的処理について述べる。ここに述べる方法はズーム量、デフォーカス量、絞り量が決定されているものとして考える。
【0029】
図18に示したようにMTFは結像面の軸上からt方向に像高を変化させ測定したものである。従ってMTFは結像面の中心からの半径により決定される。従って図1において切り出された画像B(2)にフィルタ処理する場合には画像A(1)中心からの距離により使用するフィルタが決定される。通常は図3の32に示すように画像B31に対して通常フィルタリングするが、フィルタリング対象画像B(2)は正方形であるため同一円上にある画像の場合でも位置によりフィルタを傾けて処理しなければならない。図4の41に示すように画像A(1)中心(x、y)=(0、0)とすると、画像A(41)中心と処理対象画像Bの中心座標(xi、yi)42の差(△xi、△yi)43を求め、アークタンジェントによりベクトルをなす角度を求める。図3の34に示すように求められた角度分だけフィルタを傾けて画像B33に対してフィルタリングすることにより円周上に対して同一特性でフィルタリングすることが出来る。
【0030】
s方向のMTF曲線をMTF−Sj(ω)とする。切り出した画像B(2)の位置が(xi、yi)とする。ベクトルをなす角度θはarctan(yi/xi)により計算することが出来る。
【0031】
切り出した画像Bのフーリエ変換後の空間周波数をB(u,v)とすると、フィルタリングは以下の数1式により施される。
【0032】
【数1】
B`(u,v)=B(u,v)・MTF−Sj(ω)
【0033】
ここにωは、ω=u・cosθ+v・sinθで得られる。
t方向のMTF曲線をMTF−Tj(ω)とする。s方向のMTF処理された画像Bの空間周波数をB`(u,v)とするとフィルタリングは以下の数2式により施される。
【0034】
【数2】
B``(u,v)=B`(u,v)・MTF−Tj(ω)
【0035】
ここにωは、ω=u・cos(θ+90°)+v・sin(θ+90°)で得られる。
復元フィルタの伝達関数Hj(ω)を以下の数3式とする。
【0036】
【数3】
Hj(ω)=1/MTF−Tj(ω)
【0037】
すると、復元画像^F(u,v)は以下の数4式となる。
【0038】
【数4】
^F(u,v)=F(u,v)+Hj(ω)
【0039】
512x512の画像B(2)を切り出してFFT処理するのであるが、単純に画像A(1)から切り出し、MTFフィルタ5によりフィルタリングすると、生成されたIFFT画像とIFFT画像の境界線に淵が発生してしまうことが考えられる。従ってフィルタリング処理されて生成されたIFFT画像はタイル状になり、非常に見苦しい画像になってしまう場合がある。
【0040】
ここでこの現象を回避するために実際に切り出す画像を小さくし、FFT処理するときに512x512で処理する手法を用いた。
【0041】
図5は、512x512の画像から32x32の画像を戻す様子を示す図である。
元の画像A(51)から512x512の画像B(52)を切り取り、画像B(52)に対してフーリエ変換(FFT)53を施してFFT画像54を生成する。このFFT画像54により画像を周波数軸上で表現することが出来る。次に、このFFT画像54にMTFフィルタ55を乗算器56により掛け合わせる。最後にこの乗算結果に対して逆フーリエ変換(IFFT)57を施すことによりレンズフィルタ処理された512x512のIFFT画像が生成されるが、ここで、512x512のIFFT画像から32x32のIFFT画像58を切り出して、再生画像59を生成することが出来る。
【0042】
すなわち図5に示すように画像A(51)から512x512の画像B(52)を順に切り取ってゆくのであるが。切り取られた画像B(52)に対してFFT処理3を施し、FFT画像54に対してMTFフィルタ5を掛け、画像A(51)に戻すときには32x32の画像58を戻すことにより、再生画像59を生成する。
【0043】
[詳細処理]
図6は、デジタルスチルカメラの内部処理を示すブロック図である。
図6において、デジタルスチルカメラ61は、カメラ系ではCCD(Charge Coupled Device)62とA/D(Analog to Digital)変換部63と、信号処理部65とを有して構成される。信号処理部65は、カメラ処理部(CAMDSP:Camera Digital Siginal Processor)65−2と、MTF補正部65−1と、JPEG(Joint Photograph Experts Group)補正部65−3とを有して構成される。
【0044】
また、デジタルスチルカメラ61は、表示制御系では表示制御部67と、表示部69と、表示機器70への外部機器インターフェース68とを有して構成される。
【0045】
また、デジタルスチルカメラ61は、記録制御系ではキー入力部64と、カメラ制御部66と、RAM72と、ROM73と、記録媒体74に対するドライブ71とを有して構成される。カメラ制御部66は、CPU66−1と、バスインターフェース66−2とを有して構成される。
【0046】
デジタルスチルカメラの内部処理の大まかな流れを図6を用いて処理の流れを説明すると、キー入力部(シャッターボタン)64から入力されたシャッター情報(シャッターボタンオン情報)を得ることにより、カメラ制御部66のCPU66−1は、CCD62による露光を開始し、撮像画像がCCD62からA/D変換部63に取り込まれる。得られた入力画像はA/D変換部63でA/D変換される。A/D変換された画像に信号処理部65によりカメラ信号処理が施される。ここで、カメラ処理部65−2から受け取った画像に対してMTF補正部65−1によりMTF補正処理が施される。MTF補正処理された画像はJPEG補正部65−3により静止画圧縮される。その後、記録制御系では静止画画像はCPU66−1を通り、バスインターフェース66−2であるフラッシュメモリーカードI/Fを通り、ドライブ71により記録媒体74であるメモリーカードに保存される。
【0047】
また、表示制御系では静止画画像は表示制御部67により表示制御されて表示部69に表示され、または外部機器インターフェース68を介して表示機器70へ表示される。
【0048】
図7にズーム量、デフォーカス量、絞り量の決定を示す。図10にズーム量、デフォーカス量、絞り量の決定の動作のフローチャートを示す。
【0049】
図10において、ステップS1で、キーを読む。具体的には、図7において、ズーム量はカメラ制御部66に対するキー入力部64からのユーザー入力により決定される。カメラ制御部66によりズーム量が決定され、キー入力部64においてシャッターボタンが押されると、デフォーカス量、絞り量を信号処理部65のカメラ処理部(CAMDSP)65−2とカメラ制御部66とのやり取りで決定される。
【0050】
ステップS2で、レンズ部を制御する。具体的には、図7において、最終的に、決定されたズーム量、デフォーカス量、絞り量を信号処理部65のカメラ処理部(CAMDSP)65−2からカメラ制御部66に入力して、カメラ制御部66は決定されたズーム量、デフォーカス量、絞り量に基づいてズーム制御C1およびデフォーカス制御C2と、絞り制御C3をレンズ部76、絞り部77に供給して、レンズ部76、絞り部77を制御する。
【0051】
ステップS3で、キー入力部64においてシャッターボタンが押されたか否かを判断する。シャッターボタンが押されるまで、ステップS1からステップS3までの処理および判断を繰り返す。
【0052】
ステップS3でシャッターボタンが押されたときは、ステップS4で、CCDから撮像画像の読み出しを行う。具体的には、図7において、カメラ制御部66は、CCD62による露光を開始して、CCD62から撮像画像を読み出す。
【0053】
ステップS4で、撮像画像はA/D変換される。具体的には、図7において、撮像画像がCCD62からA/D変換部63に取り込まれる。得られた入力画像はA/D変換部63でA/D変換される。
【0054】
ステップS6で、画像データはカメラ信号処理される。具体的には、図7において、A/D変換された画像に信号処理部65のカメラ処理部65−2によりカメラ信号処理が施される。
【0055】
ただしデフォーカス量、絞り量はユーザーのレンズ部76、絞り部77に対するマニュアル操作により予め決定される場合もある。この場合は直接ステップS3でキー入力部64においてシャッターボタンが押されると直ちにカメラ制御部66はCCD62による露光を開始する。
【0056】
[MTF補正部の処理フロー]
図8は、MTF補正部の内部処理を示すブロック図である。図11は、MTF補正部の内部処理の動作のフローチャートを示す。
【0057】
図11において、ステップS11で、全ブロック数が処理されたか否かを判断する。全ブロック数が処理されていないときは、ステップS12で、画像から指定画素の切り取り(1ブロック分)を行う。具体的には、図8において示すように信号処理部65においてカメラ処理部(CAMDSP)65−2から出力された画像情報はMTF補正部65−1に入力される。カメラ処理部(CAMDSP)65−2とカメラ制御部66で決定されたズーム量、デフォーカス量、絞り量の情報も同時にMTF補正部65−1に入力される。
【0058】
ステップS13で、プロックの位置により画像中心からの角度を計算する。ステップS14で、プロックの位置により画像中心からの距離を計算し像高を決定する。ステップS15で、1ブロック分のFFT処理を行う。具体的には、図8において、画像入力部82に入力された画像情報はMTF復元フィルタの詳細の項に示した画像分割手法を用いてFFT演算部83によりFFT計算され、空間周波数成分に変換される。
【0059】
ステップS16で、ズーム量、デフォーカス量、絞り量、像高をキーとしてMTF補正フィルタの選択処理を行う。
具体的には、図8において、FFT演算部83によりFFT計算された結果にMTF逆関数テーブル87により各像高に対するMTF補正フィルタリングをする。MTF補正フィルタリングする方法はMTF復元フィルタの詳細の項に示したとおりである。ただし、ズーム量、デフォーカス量、絞り量のパラメータが存在するため各パラメータによりMTF逆関数テーブル87のMTF補正フィルタを決定しなくてはならない。
【0060】
MTF逆関数テーブル87のMTF補正フィルタの決定方法としてはズーム量、デフォーカス量、絞り量をキーとして予め決定されているテーブルを参照することにより選択決定される。
【0061】
ステップS17で、MTF補正フィルタの補間処理を行う。具体的には、図8において、MTF逆関数テーブル87に存在しないズーム量、デフォーカス量、絞り量であった場合、MTF補間処理部88によりMTF逆関数テーブル87に対してMTF補正フィルタの補間処理を行う。
【0062】
ステップS18で、角度分MTF補正フィルタを傾ける。ステップS19で、フィルタリング処理を行う。ステップS20で、1ブロック分のIFFT処理を行う。具体的には、図8において、空間周波数領域でMTF補正フィルタリングされた結果を時間領域に戻すためIFFT演算部85によりIFFT計算する。
【0063】
ステップS11に戻って、全ブロック数が処理されたか否かを判断する。全ブロック数が処理されたときは、ステップS22で、JPEG圧縮処理を行う。具体的には、図8において、IFFT計算された結果を画像出力部86からJPEG圧縮部65−3、表示制御部67に入力する。
【0064】
[MTF逆関数テーブル詳細]
図9に示すように逆関数テーブルはツリー構造とする。テーブルは静的なもので生産時にROMに書き込まれているものとする。
【0065】
例としてズーム量はズーム量1(91)・・・ズーム量3(93)の3種類、デフォーカス量はデフォーカス量1(91−1)・・・デフォーカス量3(93−1)の3種類、絞り量は絞り量1(91−2)・・・絞り量3(93−2)の3種類とすると3種類ずつ3つの組み合わせで合計27種類のMTF逆関数データが書き込まれているものとする。
【0066】
すなわち信号処理部から得られたデータである。このデータはズーム量、デフォーカス量、絞り量をキーとして予め決定されており像高0〜10割のMTFから成り立っている。
【0067】
すなわち27種類のMTF全てに0〜10割のMTFデータ91−3・・・93−3が決定されているものとする。
【0068】
ズーム量、デフォーカス量、絞り量をキーとして補正処理するのであるが、MTF補正フィルタの詳細で述べた画像にMTF補正処理する一連の処理内容は変わらない。
【0069】
[補間処理]
ズーム量、デフォーカス量、絞り量ともに3種類としたが種類数が増えればより詳しい補正が可能となる。
【0070】
以下は、生産時にROMに書き込まれているMTFデータを元としてズーム量、デフォーカス量、絞り量に応じて動的にMTF補正フィルタを補間する方法について述べる。
【0071】
図9に示すツリーはルートから、ズーム量、デフォーカス量、絞り量の順であるが、それぞれ独立であるため、テーブル生成段階ではこの順番は入れ替わっていても良いものとする。また、MTFは0〜10割のデータを用いるのであるが、0〜10割の分割数は多ければ多いほど精度の高い補正処理が可能である。また分割数が少ない場合は間のデータを線形補間で求める。ただし補間方法は線形補間に限らず他の手法を用いてもかまわない。
【0072】
0割と5割のデータがあり、間を補間する場合は、以下の数5式となる。
【0073】
【数5】
MTFi=MTF0−[(MTF0−MTF5)/5]i
【0074】
ズーム量、デフォーカス量、絞り量ともに3種類であるが、実測値が中間値(例: ズーム量1と2の間)であった場合、実測値と決定されている量を比較し、1or2でどちらか近い方を選択する。
中間値である場合の処理としてMTFの線形補間がある。
【0075】
ズーム量は1と2の中間値(MTFi(1.5,1,1))、デフォーカス量1、絞り量1であった場合、ズーム量1、デフォーカス量1、絞り量1のMTF(MTFi(1,1,1))とズーム量2、デフォーカス量1、絞り量1(MTFi(2,1,1))のMTFを線形補間するものとする。ただし補間方法は線形補間に限らず他の手法を用いてもかまわない。
補間式は、以下の数6式となる。
【0076】
【数6】
MTFi(1.5,1,1)=MTFi(1,1,1)−[MTFi(1,1,1)−MTFi(2,1,1)]/2
【0077】
なお、上述した本発明の実施の形態に限らず、本発明の特許請求の範囲を逸脱しない限り、適宜他の構成をとりうることができることはいうまでもない。
【0078】
【発明の効果】
デジタルカメラの小型化、CCDの小型化によりレンズサイズが小型化される傾向にあるなかで、レンズが小型化されるとMTF特性が悪くなり、レンズ周辺の収差が激しくなっている。従ってレンズ周辺で高周波域の周波数特性成分が失われてしまうためこれを復元する手段が必要であるため、本発明によれば、失われた高周波域の情報をレンズのMTF特性の逆関数を用いて復元することができるという効果を奏する。
【0079】
レンズの周波数特性はレンズ中心位置からの極座標形式になっているため、レンズを通過した後の画像にフィルタリングする場合にレンズ中心からの距離により使用するフィルタを選択しなければならないが、本発明によれば、ズーム量、デフォーカス量、絞り量などの光学調整量により使用するフィルタを選択して、レンズを通過した後の画像にフィルタリングすることができるという効果を奏する。またフィルタリングする場合はレンズ中心とフィルタリング対象画像とのなす角度によりフィルタを傾けて処理しなければならないが、本発明によれば、このような同一特性でフィルタを傾けてフィルタリングすることを可能とすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンズのフィルタがかかった画像を生成する図である。
【図2】IMTF曲線を示す図である。
【図3】フィルタを傾けてフィルタリングする様子を示す図である。
【図4】円周上に対して同一特性でフィルタリングする様子を示す図である。
【図5】512x512の画像から32x32の画像を戻す様子を示す図である。
【図6】デジタルスチルカメラの内部処理を示すブロック図である。
【図7】ズーム量、デフォーカス量、絞り量の決定を示す図である。
【図8】MTF補正部の内部処理を示すブロック図である。
【図9】ツリー構造の逆関数テーブルを示す図である。
【図10】ズーム量、デフォーカス量、絞り量の決定動作を示すフローチャートである。
【図11】MTF補正部の内部処理動作を示すフローチャートである。
【図12】MTF曲線を示す図である。
【図13】MTF測定を示す図である。
【図14】レーザー光線の結像を示す図である。
【図15】レンズの特性による点像を示す図である。
【図16】点像の2軸への分割を示す図である。
【図17】s方向とt方向の点像の強度分布を示す図である。
【図18】t方向の像高の移動距離を示す図である。
【図19】得られたMTF曲線を示す図である。
【図20】白と黒30本の画像が60画素必要であることを示す図である。
【符号の説明】
1……画像A、2……画像B、3……FFT演算、4……FFT画像、5……MTFテーブル、6……乗算、7……IFFT演算、8……IFFT画像、41……画像A(1)中心(x、y)=(0、0)、42……画像Bの中心座標(xi、yi)、43……差(△xi、△yi)、51……画像A、52……画像B、53……FFT演算、54……FFT画像、55……MTFテーブル、56……乗算、57……IFFT演算、58……512x512から切り出された32x32のIFFT画像、59……生成画像、61……デジタルスチルカメラ、62……CCD、63……A/D変換部と、64……キー入力部、65……信号処理部、65−1……MTF補正部、65−2……カメラ処理部(CAMDSP)、65−3……JPEG補正部、66……カメラ制御部、66−1……CPUと、66−2……バスインターフェース、67……表示制御部、68……外部機器インターフェース、69……表示部、70……表示機器、71……ドライブ、72……RAM、73……ROM、74……記録媒体、91……ズーム量1、91−1……デフォーカス量1、91−2……絞り量1、93……ズーム量3、93−1……デフォーカス量3、93−2……絞り量3
Claims (16)
- 光学系を介して被写体を撮像手段により撮像し、撮像出力に画像処理手段により画像処理を施して出力する撮像装置において、
上記光学系通過後の像を上記撮像手段で撮像し、上記撮像した画像データを画像処理手段により画像処理する際に、上記撮像手段で得られた画像データに対して、上記光学系に対する光学調整量に応じた伝達関数の逆関数を用いて上記光学系通過後の画像を上記光学系通過前の周波数特性を持った画像に復元する画像復元手段を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 請求項1記載の撮像装置において、
上記画像復元手段は上記光学系の振幅伝達関数の逆関数特性を有するフィルタによる補正部であって、上記光学調整量であるズーム量、デフォーカス量、および/または絞り量に対応して設けられた振幅伝達関数の逆関数特性を有するフィルタを用いて上記光学系通過前の周波数特性に画像を復元することを特徴とする撮像装置。 - 請求項2記載の撮像装置において、
上記画像復元手段は、上記撮像手段で得られた画像データを等分割し、等分割されたそれぞれの画像に対応する振幅伝達関数を選択し、選択された振幅伝達関数の逆関数特性を有するフィルタを用いて上記光学系通過前の周波数特性に画像を復元することを特徴とする撮像装置。 - 請求項3記載の撮像装置において、
上記撮像手段で得られた画像データを等分割する際の分割する形は円形、正方形、多角形であることを特徴とする撮像装置。 - 請求項2記載の撮像装置において、
上記画像復元手段は、上記撮像手段で得られた画像データを極座標変換し、振幅伝達関数の逆関数を用いて上記光学系通過前の周波数特性に画像を復元することを特徴とする撮像装置。 - 請求項5記載の撮像装置において、
上記極座標変換された画像データをフーリエ変換し、これに対応する振幅伝達関数の逆関数のフィルタを選択し、フィルタリングを行い、フィルタリングされた結果を逆フーリエ変換し、極座標逆変換を行い、時間軸の画像データに戻すことを特徴とした撮像装置。 - 請求項2記載の撮像装置において、
上記画像復元手段は、上記撮像手段で得られた画像データを等分割し、等分割されたそれぞれの画像をフーリエ変換し、フーリエ変換された画像データに対して、あらかじめ求められているズーム量、デフォーカス量、および/または絞り量に応じた振幅伝達関数の逆関数を掛け合わせ、逆フーリエ変換を行い、逆フーリエ変換された画像をつなぎ合わせ、上記光学系通過前の周波数特性に画像を復元することを特徴とする撮像装置。 - 請求項2記載の撮像装置において、
上記画像復元手段は、上記撮像手段で得られた画像データを等分割し、上記等分割されたそれぞれの画像に対応する振幅伝達関数を選択し、選択された振幅伝達関数の逆関数を用いてレンズを通過する前の周波数特性の画像に復元する際に、処理対象とする画像に施すフィルタは上記光学系の光軸中心位置からの傾きによりフィルタを傾けることを特徴とする撮像装置。 - 光学系を介して被写体を撮像手段により撮像し、撮像出力に画像処理手段により画像処理を施して出力する撮像装置における画像復元方法において、
上記光学系通過後の像を上記撮像手段で撮像し、上記撮像した画像データを画像処理手段により画像処理するステップと、
上記撮像手段で得られた画像データに対して、上記光学系に対する光学調整量を決定するステップと、
上記光学調整量に応じた伝達関数の逆関数を選択するステップと、
上記逆関数を用いて上記光学系通過後の画像を上記光学系通過前の周波数特性を持った画像に復元するステップと
を備えたことを特徴とする画像復元方法。 - 請求項9記載の画像復元方法において、
上記画像復元ステップは上記光学系の振幅伝達関数の逆関数特性を有するフィルタによる補正処理であって、上記光学調整量であるズーム量、デフォーカス量、および/または絞り量に対応して設けられた振幅伝達関数の逆関数特性を有するフィルタを用いて上記光学系通過前の周波数特性に画像を復元することを特徴とする画像復元方法。 - 請求項10記載の画像復元方法において、
上記画像復元ステップは、上記撮像手段で得られた画像データを等分割し、等分割されたそれぞれの画像に対応する振幅伝達関数を選択し、選択された振幅伝達関数の逆関数特性を有するフィルタを用いて上記光学系通過前の周波数特性に画像を復元することを特徴とする画像復元方法。 - 請求項11記載の画像復元方法において、
上記撮像手段で得られた画像データを等分割する際の分割する形は円形、正方形、多角形であることを特徴とする画像復元方法。 - 請求項10記載の画像復元方法において、
上記画像復元ステップは、上記撮像手段で得られた画像データを極座標変換し、振幅伝達関数の逆関数を用いて上記光学系通過前の周波数特性に画像を復元することを特徴とする画像復元方法。 - 請求項13記載の画像復元方法において、
上記極座標変換された画像データをフーリエ変換し、これに対応する振幅伝達関数の逆関数のフィルタを選択し、フィルタリングを行い、フィルタリングされた結果を逆フーリエ変換し、極座標逆変換を行い、時間軸の画像データに戻すことを特徴とした画像復元方法。 - 請求項10記載の画像復元方法において、
上記画像復元ステップは、上記撮像手段で得られた画像データを等分割し、等分割されたそれぞれの画像をフーリエ変換し、フーリエ変換された画像データに対して、あらかじめ求められているズーム量、デフォーカス量、および/または絞り量に応じた振幅伝達関数の逆関数を掛け合わせ、逆フーリエ変換を行い、逆フーリエ変換された画像をつなぎ合わせ、上記光学系通過前の周波数特性に画像を復元することを特徴とする画像復元方法。 - 請求項10記載の画像復元方法において、
上記画像復元ステップは、上記撮像手段で得られた画像データを等分割し、上記等分割されたそれぞれの画像に対応する振幅伝達関数を選択し、選択された振幅伝達関数の逆関数を用いてレンズを通過する前の周波数特性の画像に復元する際に、処理対象とする画像に施すフィルタは上記光学系の光軸中心位置からの傾きによりフィルタを傾けることを特徴とする画像復元方法。
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