JP2004327980A - 半導体発光ダイオード及びその製造方法 - Google Patents

半導体発光ダイオード及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 半導体発光ダイオード及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 基板、この基板上に順次に設けられたn型半導体層、活性層、p型半導体層、p型半導体層上に形成される第1金属層とこの第1金属層上に形成されて活性層から発生した光を反射させる第2金属層とを備えるp型電極と、を含む半導体発光ダイオードである。本発明による半導体発光ダイオードによれば、p型半導体層との接触抵抗が低いと同時に光反射率が高いp型電極を備えることによって動作電圧を低め、かつ光抽出効率を高めうる。
【選択図】 図2

Description

本発明は半導体発光ダイオード及びその製造方法に係り、さらに詳細にはp型電極の構造を変化させることによって発光量を増加させた半導体発光ダイオード及びその製造方法に関する。
半導体発光ダイオードは、光通信のような通信分野やコンパクトディスクプレーヤ(CDP:Compact Disc Player)やデジタル多機能ディスクプレーヤ(DVDP:Digital Versatile Disc Player)のような装置でデータの伝送やデータの記録及び判読のための手段として広く使われており、大型屋外電光板、LCD(Liquid Crystal Displays)のバックライトなどに応用範囲を広げている。
図1は、従来の半導体発光ダイオードを概略的に示す断面図である。
図1を参照すれば、サファイア基板1の上面にn型半導体層2、光が生成される活性層3、及びp型半導体層4が備わる。5及び6は各々n型半導体層2とp型半導体層4とに各々電気的に接触されるように形成されるn型電極5及びp型電極6である。
活性層3から発生した光L1は、n型半導体層2、基板1を経て外部に放出される。活性層3から発生した光のうち放出角度がn型半導体層2と基板1との屈折率から計算される臨界角より大きい光L2は、n型半導体層2と基板1の境界面で反射され、p型電極6と基板1間で反射を反復しつつ側面を通じて放出される。この過程で、反射を反復するほど光が有するエネルギーは主にp型電極6に吸収されて光度が急減する。
したがって、半導体発光ダイオードの光抽出効率を向上させるためにはp型電極6として光反射率が高い材料、言い換えれば、光吸収率が低い材料を使用する必要がある。p型電極6の材料はまた、p型半導体層4と良好なオーム接合をなすことが要求される。
光吸収率が低い代表的な金属としては、銀(Ag)が挙げられる。しかし、Agは、p型半導体層4と接合された時にオーム特性が悪い。言い換えれば、p型半導体層4との接触抵抗が高い。したがって、p型電極6としてAgを使用する場合には、半導体発光ダイオードを動作させるために高い駆動電圧が要求される。また、Agは、特にp型及びn型半導体層2,4として多く使われるIII−V族窒化物半導体層との接着力が悪いという短所がある。
特許文献1を参照すれば、p型電極として高い反射率を有する金属材料、例えばAgを使用しつつオーム特性を改善するためにp型電極とサブマウントとの接触面積を広くする方案が開示されている。この場合、半導体発光ダイオードのサイズが大きくなって1枚のウェーハ当り製作されうる半導体発光ダイオードの数が減少するという短所がある。
米国特許6,486,499号明細書
本発明は前記問題点を解決するために創出されたものであって、相補的な特性を有する2つの金属層を備えたp型電極を採用することによって高い光抽出効率が得られるように改善された半導体発光ダイオード及びその製造方法を提供するところにその目的がある。
前記目的を達成するための本発明の半導体発光ダイオードは、基板と、この基板上に順次に設けられたn型半導体層、活性層、p型半導体層と、前記p型半導体層上に形成される第1金属層と、前記第1金属層上に形成されて前記活性層から発生した光を反射させる第2金属層とを備えるp型電極と、を含む。
また、本発明による半導体発光ダイオードの製造方法は、(a)基板上にn型半導体層、活性層、p型半導体層を順次に積層させる段階と、(b)前記p型半導体層上にp型半導体層と電気的に接触されるp型電極を形成する段階と、を含み、前記(b)段階は、前記p型半導体層上に第1金属と第2金属とを順次に積層して前記p型半導体層とオーム接合される第1金属層と光を反射させる第2金属層とを各々形成する段階を含み、酸素のない雰囲気で80ないし350℃の温度で熱処理して前記第1及び第2金属層を安定させる段階をさらに含むことが望ましい。
前述した半導体発光ダイオード及びその製造方法において、前記第1金属層は、Pd、Pt、ITO(Induim Tin Oxide)のうち選択された何れか一つの金属よりなり、前記第2金属層は、Ag、Alのうち選択された何れか一つの金属よりなりうる。
前記第1金属層の厚さは1ないし10nm程度であることが望ましく、前記第2金属層の厚さは50nmであることが望ましい。
前記n型半導体層、活性層及びp型半導体層はGaN系列のIII−V族窒化物系化合物であることが望ましく、前記活性層はInAlGa1−x−yN(0≦x≦1,0≦y≦1,そしてx+y≦1)系列のn型物質層またはドーピングされていない物質層であることが望ましい。
本発明による半導体発光ダイオードによれば、p型半導体層との接触抵抗が低いと同時に光反射率が高いp型電極を備えることによって動作電圧を低め、かつ光抽出効率を高めうる。
以下、添付した図面を参照しつつ本発明の望ましい実施の形態を詳細に説明する。
図2は、本発明による半導体発光ダイオードの一実施の形態を示す断面図である。図2のように、基板10の上部に順次にn型半導体層20、活性層30及びp型半導体層40が積層される。
基板10は、高抵抗性基板であってサファイア基板が主に利用され、Si、SiC、GaN基板が利用されうる。
n型半導体層20は、基板10上面から順次に積層形成されるバッファ層21及び第1クラッド層22を含む。p型半導体層40は、活性層30の上面から順次に積層形成される第2クラッド層41及びキャップ層42を含む。
バッファ層21は、GaN系列のIII−V族窒化物系化合物半導体よりなるn型物質層またはアンドープ物質層であって、n−GaN層であることが望ましい。
キャップ層42は、GaN系列のIII−V族窒化物系化合物半導体層であって、p型導電性不純物がドーピングされた直接遷移型であることが望ましく、その中でもp−GaN層がさらに望ましい。また、バッファ層21と同様にGaN層、AlやInを所定の割合で含有するAlGaN層またはInGaN層でありうる。
第1クラッド層22はn−AlGaN/GaN層であることが望ましく、第2クラッド層41はドーピング物質がp型であることを除いては、第1クラッド層22と同じ物質層である。
活性層30は、電子−正孔などのキャリヤ再結合によって光放出が起る物質層であって、多重量子ウェル(MQW:Multi Quantum Well)構造を有するGaN系列のIII−V族窒化物系化合物半導体層が望ましく、その中でもInAlGa1−x−yN(0≦x≦1,0≦y≦1,そしてx+y≦1)層であることがさらに望ましい。それ以外に、活性層30は、GaN系列のIII−V族窒化物系化合物半導体層にInを所定の割合で含有する物質層、例えばInGaN層でありうる。
活性層30の上下には第1及び第2導波路層(図示せず)がさらに積層されて活性層30から放出される光を増幅させることによって高まった光度を有する光に発振させうる。第1及び第2導波路層は、活性層30より屈折率が小さく、各々第1及び第2クラッド層22,41よりは屈折率が高い物質より形成するが、例えばGaN系列のIII−V族化合物半導体層より形成することが望ましい。第1導波路層はn−GaN層より、第2導波路層はp−GaN層より形成する。
p型電極50とn型電極60とは各々、p型半導体層40とn型半導体層20と電気的に接触されるように形成される。
前述したような構成によって、n型電極60を通じてn型半導体層20には電子を注入し、p型電極50を通じてp型半導体層40には正孔を注入する。注入された電子と正孔とは、活性層30で出合って消滅しつつ短波長帯域の光を発振させる。波長帯域によって発光する光の色合いが変わるが、波長帯域は半導体発光ダイオードを形成する物質による電導帯と価電子帯間のエネルギー幅によって決定される。
活性層30から発生した光は、n型半導体層20、基板10を経て外部に放出される。活性層30から発生した光のうち放出角度がn型半導体層20と基板10との屈折率から計算される臨界角より大きい光は、n型半導体層20と基板10との境界面で反射され、p型電極50と基板10間で反射を反復しつつ側面を通じて放出される。
本実施の形態によるp型電極50は、p型半導体層40との接触抵抗が小さくてp型半導体層40と良好なオーム接合をなす第1金属と活性層30から発生した光度を低下させずによく反射させる光反射率が高い第2金属とを共に使用することによって相補的に作用して各金属の短所を補完できるように形成されるところにその特徴がある。
このためにp型電極50は、p型半導体層40と良好なオーム接合をなす第1金属層51と光反射率が高い第2金属層52とを備える。
第1及び第2金属層51,52は、キャップ層42上に第1金属と第2金属とを順次に積層することによって形成される。第1金属層51は、キャップ層42とオーム接合されるものであって、半導体発光ダイオードを駆動させるための駆動電圧を低くするためにはキャップ層42との接触抵抗が可能なかぎり小さい金属よりなることが望ましい。また、第1金属層51は、キャップ層42との接触抵抗が少なくとも第2金属よりは小さい金属よりなることが望ましい。第2金属層52は、活性層30から発生した光を反射させるものであって、光反射率が少なくとも第1金属よりは高い金属よりなることが望ましい。第1金属は、Pd、ITO、Ptのうち何れか一つであることが望ましい。第2金属は、Ag、Alのうち何れか一つであることが望ましい。
このように、第1及び第2金属層51,52を形成した後には酸素がない雰囲気で熱処理して第1及び第2金属層51,52を安定させることが望ましい。熱処理過程を経れば、第1金属層51は、キャップ層42と良好にオーム接合され、第2金属層52は安定した固溶体となる。
図3は、本実施の形態による半導体発光ダイオードの熱処理特性を示すグラフである。本グラフは、p型電極50の第1金属層51としてはPd、第2金属層52としてはAgを使用した場合、熱処理温度と半導体発光ダイオードの動作電圧との関係を示すものである。熱処理時間は1分、供給電流は20mA、発光波長は392nmである。
図3を見れば、熱処理温度が約200℃程度である場合に、動作電圧が約3.2V程度として最も低く、熱処理温度が上がるにつれて動作電圧が高まって、熱処理温度が約280℃になれば、動作電圧が約3.6Vになる。たとえグラフに図示されていなくても、このような結果をみると、本実施の形態の熱処理温度は80ないし350℃程度であることが望ましいと言える。これは良好なオーム接合をなすために実施する通常的な熱処理温度が400℃以上であるものとは相異なる。
第1金属層51の厚さは、第1金属が金属自体の特性を維持できる最小厚さ以上であることが要求され、1ないし10nm程度であることが望ましい。第2金属層52の厚さは、光が第2金属層52を透過しない程度の厚さであることが要求され、50nmであることが望ましい。
図4は、本実施の形態によるp型電極50による接触抵抗を測定したグラフである。Pd:100nmとAg:100nmとは、従来のp型電極であってPdを100nm積層した場合(Pd:100nm)とAgを100nm積層した場合(Ag:100nm)の接触抵抗を各々示したものである。Pd/Au、Pd/Al、Pd/Agは、Pdを5nmの厚さに積層した第1金属層51と、Ag、Al、Auを100nmの厚さに積層した第2金属層52を備える本実施の形態によるp型電極50の接触抵抗を各々示したものである。
図5は、本実施の形態によるp型電極50による光反射率を測定したグラフである。Ag:refは、100nmの厚さのAg単一層よりなる従来のp型電極を示したものである。Pd/Al、Pd/Ag、Pd/Auは、Pdを5nmの厚さに積層し、その上に各々Al、Ag、Auを100nmの厚さに積層した本実施の形態によるp型電極50を示したものである。本グラフは、Ag:refで表示された従来のp型電極の光反射率を1と見なし、本実施の形態によるp型電極50の相対的な光反射率を示したものである。グラフにおいて%で表示された数字は、発光波長が400nmである場合の相対的な光反射率を示したものである。
図4と図5とを見れば、Agの場合には、光反射率は最も高いものの、p型半導体層40との接触抵抗は最も大きく、p型半導体層40と良好なオーム接合をなすことができない。また、Pdは、p型半導体層40との接触抵抗は最も小さくてp型半導体層40と良好なオーム接合をなすものの、光反射率はAgの43%に過ぎず、光抽出効率を低下させる要因になる。したがって、p型電極50の形成において前記金属のうち何れか一つだけを使用する場合には、良好なオーム特性と高い光反射率とを同時に得ることができない。
しかし、本実施の形態によるp型電極50は、p型半導体層40と良好なオーム接合をなす第1金属よりなる第1金属層51と高い光反射率を有する第2金属よりなる第2金属層52とを備えることによって、良好なオーム特性及び高い光反射率を同時に得ることができる。図4と図5とを見れば、p型電極50としてPd/Au、Pd/Al、Pd/Agの組合わせを使用する場合の接触抵抗は、Pdだけを使用する場合の接触抵抗とほぼ同じになり、Agだけを使用する場合より大幅改善されたことが分かる。また、p型電極50としてPd/Ag、Pd/Alの組合わせを使用する場合に、光反射率が各々Agだけを使用する場合の72%、82%に迫ってPdだけを使用する場合の52%に比べて大幅改善されたことが分かる。但し、Pd/Auの組合わせの場合の光反射率は、Pdだけを使用する場合に比べて光波長が約300〜500nm領域では低く、約500nm以上の領域では高い。
図6は、本実施の形態による半導体発光ダイオードによる光出力を示すグラフである。
本グラフは、Pdを100nm厚さに積層したp型電極を使用する場合(Pd:100nm)とPd及びAgを各々5nm、100nm厚さに積層した本実施の形態によるp型電極50を使用する場合(Pd/Ag:5/100nm)とに供給された電流による光出力と動作電圧とを示したものである。ここで、光出力は、半導体発光ダイオードから出射された光を光センサーで検出し、この光センサーの出力電流値を表示したものである。したがって、本グラフでの光出力は、絶対的な意味を有さず、比較のための相対的な意味を有する。
図6を見れば、動作電圧はほぼ同じであり、Pd/Agの組合わせの場合にもPdだけを使用する場合とほぼ同じ接触抵抗を有することが確認できる。言い換えれば、Agだけを使用する場合に比べて低い電圧で動作されうる。したがって、米国特許6,486,499号明細書に記載されているのようにp型電極とp型半導体層との接触抵抗を減らすためにp型電極とp型半導体層との接触面積を広くする必要がない。
また、供給電流が約20mAである時、Pd/Agの組合わせの場合、光出力がPdだけを使用する場合に比べて約28%程度増加したことが確認できる。
図7は、本実施の形態による半導体発光ダイオードによる放射光束を測定したグラフである。本グラフは、波長が約392nmである光を放出する場合に測定されたものである。
図7を見れば、PdとAgとを各々5nm、100nmの厚さに積層したp型電極50を使用する場合(Pd/Ag:5/100nm)に、Pdを100nmの厚さに積層した従来のp型電極を使用する場合(Pd:100nm)より放射光束が約12%多くなったことが確認できる。
本発明は、前記に説明され、図面に例示されたものにより限定されるものではなく、後述する特許請求の範囲内でさらに多くの変形及び変用例が可能である。
本発明の半導体発光ダイオードは、光通信のような通信分野やCDP、DVDPのような装置に使用され、また大型屋外電光板、LCDのバックライトなどに適用可能である。
従来の半導体発光ダイオードを概略的に示す断面図である。 本発明による半導体発光ダイオードの一実施の形態を示す断面図である。 図2に示された実施の形態による半導体発光ダイオードの熱処理特性を示すグラフである。 図2に示された実施の形態によるp型電極による接触抵抗を測定したグラフである。 図2に示された実施の形態によるp型電極による光反射率を測定したグラフである。 図2に示された実施の形態による半導体発光ダイオードによる光出力を示すグラフである。 図2に示された実施の形態による半導体発光ダイオードによる放射光束を測定したグラフである。
符号の説明
10 基板、
20 n型半導体層、
21 バッファ層、
22 第1クラッド層、
30 活性層、
40 p型半導体層、
41 第2クラッド層、
42 キャップ層、
50 p型電極、
51 第1金属層、
52 第2金属層、
60 n型電極。

Claims (18)

  1. 基板と、この基板上に順次に設けられたn型半導体層、活性層、p型半導体層と、
    前記p型半導体層上に形成される第1金属層と、前記第1金属層上に形成されて前記活性層から発生した光を反射させる第2金属層とを備えるp型電極と、を含む半導体発光ダイオード。
  2. 前記第1金属層は、前記p型半導体層との接触抵抗が前記第2金属層の前記p型半導体層との接触抵抗より小さく、前記第2金属層は、光反射率が前記第1金属層より高いことを特徴とする請求項1に記載の半導体発光ダイオード。
  3. 前記第1金属層は、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、ITOのうち選択された何れか一つの金属よりなることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体発光ダイオード。
  4. 前記第1金属層の厚さは、1ないし10nmであることを特徴とする請求項3に記載の半導体発光ダイオード。
  5. 前記第2金属層は、銀(Ag)、アルミニウム(Al)のうち選択された何れか一つの金属よりなることを特徴とする請求項1ないし4のうち何れか一項に記載の半導体発光ダイオード。
  6. 前記第2金属層の厚さは、50nm以上であることを特徴とする請求項5に記載の半導体発光ダイオード。
  7. 前記第1及び第2金属層は、酸素のない雰囲気で80ないし350℃の温度で熱処理されることを特徴とする請求項1ないし6のうち何れか一項に記載の半導体発光ダイオード。
  8. 前記n型半導体層、活性層及びp型半導体層は、GaN系列のIII−V族窒化物系化合物であることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光ダイオード。
  9. 前記活性層は、InAlGa1−x−yN(0≦x≦1,0≦y≦1,そしてx+y≦1)系列のn型物質層またはドーピングされていない物質層であることを特徴とする請求項8に記載の半導体発光ダイオード。
  10. (a)基板上にn型半導体層、活性層、p型半導体層を順次に積層させる段階と、
    (b)前記p型半導体層上に前記p型半導体層と電気的に接触されるp型電極を形成する段階と、を含み、
    前記(b)段階は、
    前記p型半導体層上に第1金属と第2金属とを順次に積層して、前記p型半導体層とオーム接合される第1金属層と光を反射させる第2金属層とを各々形成する段階を含むことを特徴とする半導体発光ダイオードの製造方法。
  11. 前記(b)段階は、
    酸素のない雰囲気で80ないし350℃の温度で熱処理して前記第1及び第2金属層を安定させる段階をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の半導体発光ダイオードの製造方法。
  12. 前記第1金属は、前記p型半導体層との接触抵抗が前記第2金属の前記p型半導体層との接触抵抗より小さく、前記第2金属は、光反射率が前記第1金属より高いことを特徴とする請求項10に記載の半導体発光ダイオードの製造方法。
  13. 前記第1金属は、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、ITOのうち選択された何れか一つであることを特徴とする請求項10ないし12のうち何れか一項に記載の半導体発光ダイオードの製造方法。
  14. 前記第1金属層の厚さは、1ないし10nmであることを特徴とする請求項13に記載の半導体発光ダイオードの製造方法。
  15. 前記第2金属は、銀(Ag)、アルミニウム(Al)のうち選択された何れか一つであることを特徴とする請求項10ないし14のうち何れか一項に記載の半導体発光ダイオードの製造方法。
  16. 前記第2金属層の厚さは、50nm以上であることを特徴とする請求項15に記載の半導体発光ダイオードの製造方法。
  17. 前記n型半導体層、活性層及びp型半導体層は、GaN系列のIII−V族窒化物系化合物であることを特徴とする請求項10に記載の半導体発光ダイオードの製造方法。
  18. 前記活性層は、InAlGa1−x−yN(0≦x≦1,0≦y≦1,そしてx+y≦1)系列のn型物質層またはドーピングされていない物質層であることを特徴とする請求項17に記載の半導体発光ダイオードの製造方法。
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