JP2004326041A - 画像記録装置 - Google Patents

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Kaoru Ishikura
かおる 石倉
Shoichiro Yoshiura
昭一郎 吉浦
Shuji Fujii
修二 藤井
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Abstract

【課題】用紙サイズを一旦決定した後は、その原稿について記録倍率が所定範囲内で増減変更されても用紙サイズを再度決定しないようにし、利用者が所望しない状態で原稿の画像が記録されることがなく、画像記録処理の効率の低下や資源の浪費を防止できるようにする。
【解決手段】倍率設定画面G16におけるズームキー262が押圧操作されると(s6,s8)、記録倍率の設定値を増減変更し(s7,s9)、その増減範囲がs3における給紙トレイの選択に係る用紙サイズの決定に用いた記録倍率に対して予め設定された所定範囲内であるか否かの判別を行う(s21)。記録倍率の増減範囲が所定範囲内である場合には、制御部2は、用紙サイズの決定内容を変更しない(s21→s6)。利用者が所望するサイズと異なるサイズの用紙に原稿の画像が記録されてしまうことがない。
【選択図】図21

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、原稿サイズ情報と記録倍率情報とに基づいて選択した用紙サイズの用紙に原稿画像を再現して記録する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
A4サイズやB5サイズ等の定形サイズの用紙に原稿画像を記録する複写機等の画像記録装置が商品化されている。このような画像記録装置には、原稿サイズと用紙サイズとから記録倍率を決定して原稿画像を定形サイズの用紙に記録する機能が搭載されている。
【0003】
従来の画像記録装置として、原稿の背面から原稿台上面に対向する原稿押え面に主走査方向及び副走査方向の帯状のマークを設け、原稿台下面から読み取った画像中において原稿によって遮られなかったマークの画像から原稿の主走査方向及び副走査方向のサイズを検出する複写機がある(例えば、特許文献1参照。)。この画像記録装置では、検出された原稿サイズに最も近いサイズの用紙が画像記録に使用する用紙として選択される。
【0004】
また、最近の複写機はディジタル化が進み、原稿画像を画像データとして電気的に読み取るスキャナ部、画像データに適切な処理を施す画像処理部、及び、最終出力画像データに基づいて画像を記録する画像記録部を備えたディジタル複写機として商品化されている。このディジタル複写機では、画像処理部の機能を活用するため、ファクシミリやプリンタなどの機能を組み合わせたディジタル複合機と呼ばれるものもある。このディジタル複合機は、コピーモード、ファックスモード及びプリンタモード等の複数の処理モードを択一的に実行できるようにされており、コピーモード時にスキャナ部で読み取られた原稿画像の画像データだけでなく、ファックスモード時やプリンタモード時に外部から入力された画像データに対しても、画像処理部における画像処理、画像記録部における画像記録を行う。
【0005】
このようなディジタル複合機に対しては、プリンタモード時にサイズや特性(厚さ及び素材等)の異なる種々の用紙に対応できるようにすることが望まれている。特に、用紙サイズについては、A4サイズ等のA系列、B5サイズ等のB系列、及び、レターサイズ(「8.5×11」サイズともいう。)等のインチ系列の規格化された定形サイズ以外に、各種フォーマットの用紙などの規格外の不定形サイズにも対応する必要がある。
【0006】
そこで、従来のディジタル複合機では、用紙を収容する給紙トレイ(用紙カセットを含む。)が不定形サイズを含む種々のサイズの用紙を収容できる構造にされており、給紙トレイの各々に収容されている用紙の用紙サイズ情報を予め登録できるようにされている(例えば、特許文献2参照。)。
【0007】
一方、ディジタル複合機を含む画像記録装置では、入力された原稿画像情報をそのままの大きさで用紙に記録するだけでなく、所定の記録倍率で拡大又は縮小して用紙に記録される場合がある。このため、ディジタル複合機等の画像記録装置には、特に、コピーモード時に記録倍率(複写倍率)の設定入力を受け付ける倍率設定手段を備えている。画像記録装置は、検出又は入力された原稿サイズ情報と入力された記録倍率情報とに基づいて画像記録に最適な用紙サイズを決定し、決定したサイズに適合するサイズの用紙を収容した給紙トレイを登録されている用紙サイズを参照して選択し、選択した給紙トレイから用紙を給紙する。
【0008】
原稿サイズ情報の入力は、原稿台に設けられた原稿サイズセンサによる検出、並びに、操作部に設けられた定形サイズキー及び置数キー又はアップダウンキーの操作によって行われる。原稿サイズセンサは、原稿台に載置された原稿のサイズを定形サイズとして検出するものであり、原稿台に不定形サイズの原稿が載置された場合には、最も近い定形サイズを原稿サイズとして検出する。定形サイズキーは、定形サイズの原稿サイズを入力する際に操作される。置数キーやアップダウンキーは、利用者が原稿サイズの実測値を数値情報として入力する際に操作される。
【0009】
また、用紙サイズ情報は、給紙部に設けられた用紙センサによる各給紙トレイのサイズ表示部材の表示内容の検出、並びに、操作部に設けられた定形サイズキー及び置数キー又はアップダウンキーの操作によって行われる。用紙センサは、給紙トレイに収容されている定形サイズの用紙のサイズを検出する。用紙センサが備えられていない場合等において、定形サイズキーは、給紙トレイに収容されている定形サイズの用紙のサイズを入力する際に使用される。置数キーやアップダウンキーは、給紙トレイに収容されている不定形サイズの用紙のサイズを数値情報によって入力する際に使用される。
【0010】
さらに、記録倍率情報に用いられる倍率設定手段は、一般に、定倍率キー及び置数キー又はズームキーからなる。定倍率キーは、定形サイズの原稿の画像を定形サイズの用紙に記録する場合の一定の倍率(定倍率)を入力する際に操作される。置数キーやズームキーは、任意の倍率(不定倍率)の数値情報を入力する際に操作される。特に、ズームキーは、設定されている記録倍率を例えば1%刻みで増減変更する際にも操作される。
【0011】
【特許文献1】
特開平03−053272号公報
【特許文献2】
特開平04−032862号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、任意の記録倍率の数値情報を入力できるようにした画像記録装置では、利用者の意図しないサイズの用紙に原稿の画像が記録されてしまい、画像記録処理の効率の低下や資源の浪費を生じる問題がある。即ち、画像記録装置は原稿サイズ情報と記録倍率情報とから最適な用紙サイズを算出して自動的に決定するが、一旦用紙サイズが決定された後に、利用者が、用紙に形成される余白の大きさを調整する等の目的により、置数キーやアップダウンキーを操作して現在設定されている記録倍率を変更する場合がある。このような場合にも画像形成装置が原稿サイズ情報と変更後の記録倍率情報とから用紙サイズを新たに決定すると、新たに決定された用紙サイズに適合したサイズの用紙を収容した別の給紙トレイが存在する場合には、その別の給紙トレイが選択され、利用者が所望するサイズと異なるサイズの用紙に画像が記録されてしまう。
【0013】
例えば、利用者がB5サイズの原稿の画像をA4サイズの用紙に拡大して記録するために122%の定倍率を記録倍率として設定した後に、用紙上に形成される余白を大きくしようとしてズームキーの操作によって記録倍率を減少させた場合を考える。この場合に、B5サイズとA4サイズとの間の大きさの不定形サイズの用紙を収容した給紙トレイが給紙部に存在すると、B5サイズに記録倍率を乗算したサイズがこの不定形サイズより僅かに小さくなった時には、その不定形サイズの用紙を収容した給紙トレイが選択される。この結果、原稿の画像が利用者の所望するA4サイズとは異なる不定形サイズの用紙に記録されてしまう。
【0014】
この発明の目的は、用紙上に画像を記録すべき原稿の原稿サイズ情報と現在設定されている記録倍率情報とから用紙サイズを一旦決定した後は、その原稿について記録倍率が所定範囲内で増減変更されても用紙サイズを再度決定しないようにし、原稿の画像を拡大又は縮小して用紙上に形成する画像記録処理時にも、利用者の所望しない状態で原稿の画像が記録されることを防止し、画像記録処理の効率の低下や資源の浪費を生じることのない画像記録装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えたものである。
【0016】
(1)複数の給紙トレイのそれぞれが収容している用紙の用紙サイズ情報を記憶する用紙サイズ記憶手段と、記録倍率情報の増減変更入力を受け付ける倍率変更手段と、入力された原稿サイズ情報と設定された記録倍率情報とから画像記録に適した用紙サイズを決定し、かつ、決定した用紙サイズの用紙が収容されている給紙トレイを用紙サイズ記憶手段において選択する給紙トレイ選択手段と、を備え、
前記給紙トレイ選択手段は、何れかの給紙トレイを選択した後、倍率変更手段により記録倍率情報が現在選択中の給紙トレイが収容している用紙の用紙サイズに対応した記録倍率情報に対して所定範囲内で変更された際には、現在の給紙トレイの選択内容を変更しないことを特徴とする。
【0017】
この構成においては、原稿サイズと記録倍率とから画像記録に適した用紙サイズの用紙を収容した給紙トレイが選択されている状態で記録倍率を調整している場合に、調整後の記録倍率が選択されている給紙トレイに収容されている用紙の用紙サイズに対応した記録倍率に対して所定範囲内にあるときには、調整後の記録倍率情報と原稿サイズ情報とから画像記録に適した別の用紙サイズの用紙を収容した給紙トレイが存在しても、現在選択されている給紙トレイに代えて別の給紙トレイが選択されることがない。したがって、画像記録処理後の用紙に形成される余白範囲の変更等の目的で利用者が記録倍率を所定範囲内で調整した場合に、利用者が最初に設定した記録倍率に適合する用紙と異なるサイズの用紙に原稿の画像が記録されることがない。
【0018】
(2)前記給紙トレイ選択手段は、何れかの給紙トレイを選択した後、倍率変更手段により記録倍率情報が現在選択中の給紙トレイが収容している用紙の用紙サイズに対応した記録倍率情報に対して所定範囲を越えて変更された際に、給紙トレイの選択内容を変更することを特徴とする。
【0019】
この構成においては、原稿サイズと記録倍率とから画像記録に適した用紙サイズの用紙を収容した給紙トレイが選択されている状態で記録倍率を調整している場合に、調整後の記録倍率が選択されている給紙トレイに収容されている用紙の用紙サイズに対応した記録倍率に対して所定範囲を越えたときに、調整後の記録倍率情報と原稿サイズ情報とから画像記録に適した別の用紙サイズの用紙を収容した給紙トレイが存在すれば、現在選択されている給紙トレイに代えて別の給紙トレイが選択される。したがって、画像記録処理後の用紙に形成される画像サイズの変更等の目的で利用者が記録倍率を所定範囲を越えて変更した場合に、原稿の画像が利用者の所望する状態で用紙上に記録される。
【0020】
(3)前記給紙トレイ選択手段は、定形サイズの原稿サイズ情報が入力された際には、不定形サイズの用紙を収納した給紙トレイを選択しないことを特徴とする。
【0021】
この構成においては、定形サイズの原稿については、その原稿サイズ情報と設定されている記録倍率情報とから画像記録に適した定形サイズの用紙を収容している給紙トレイが選択され、不定形サイズの用紙を収容している給紙トレイが選択されることがない。したがって、定形サイズの原稿についての画像記録処理時に不定形サイズの用紙が給紙されることがなく、定形サイズの用紙に記録されるべき定形サイズの原稿の画像が、特殊な用途に準備されている不定形サイズの用紙上に記録されることがない。
【0022】
(4)前記給紙トレイ選択手段は、定形サイズの用紙を収容した何れかの給紙トレイを選択した後、倍率変更手段により記録倍率情報が変更された際に、給紙トレイの選択内容を不定形サイズの用紙を収納した給紙トレイに変更しないことを特徴とする。
【0023】
この構成においては、原稿サイズと記録倍率とから画像記録に適した定形サイズの用紙を収容した給紙トレイが選択されている状態で記録倍率を調整している場合に、調整後の記録倍率が選択されている給紙トレイに収容されている用紙の用紙サイズに対応した記録倍率に対して所定範囲内にあるときには、調整後の記録倍率情報と原稿サイズ情報とから画像記録に適した別の不定形サイズの用紙を収容した給紙トレイが存在しても、現在選択されている給紙トレイに代えて別の不定形サイズの用紙を収容した給紙トレイが選択されることがない。したがって、画像記録処理後の用紙に形成される余白範囲の変更等の目的で利用者が記録倍率を所定範囲内で調整した場合に、利用者が最初に設定した記録倍率に適合する定形サイズの用紙と異なる不定形サイズの用紙に原稿の画像が記録されることがない。
【0024】
(5)給紙トレイが収容する用紙の用紙サイズ情報として数値情報の入力を受け付ける数値情報入力手段を備えたことを特徴とする。
【0025】
この構成においては、数値情報入力手段から数値情報によって入力した不定形サイズの用紙の用紙サイズ情報が、用紙サイズ記憶手段に記憶される。したがって、定形サイズに近似した不定形サイズの用紙を収容した給紙トレイが存在する場合に、原稿サイズと記録倍率とから画像記録に適した定形サイズの用紙を収容した給紙トレイが選択されている状態で、調整後の記録倍率が選択されている給紙トレイに収容されている用紙の用紙サイズに対応した記録倍率に対して所定範囲内で記録倍率を調整している場合に、不定形サイズの用紙を収容した給紙カセットに選択が切り換わることがない。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の実施形態に係る画像記録装置であるディジタル複合機の構成を示す図である。ディジタル複合機1は、クライアントマシンである複数のパーソナルコンピュータ等の外部装置101とともにローカルエリアネットワーク(LAN)110上に設置されており、外部装置101と互いに通信可能な状態にある。外部装置101からディジタル複合機1に対してプリントデータを含むプリント要求が送信されると、ディジタル複合機1はプリントデータについてプリンタモードの画像記録処理を実行する。
【0027】
また、ディジタル複合機1は、スキャナ部3において読み取った原稿の画像データを、指示されたアドレスの外部装置101に送信する。さらに、LAN110から図示しないグローバルエリアネットワーク内に設置されているパーソナルコンピュータ、プリンタ及びインターネットファックス装置等の他の外部装置に対しても、送信先のアドレスにしたがって画像データを送信できる。
【0028】
ディジタル複合機1は、制御部2、スキャナ部3、操作部4、画像記録部5、給紙部6、通信部7、ハードディスク8及び管理部9を備えている。制御部2は、この発明の用紙サイズ選択手段であり、ディジタル複写機1内の各機器を統轄して制御する。スキャナ部3は、原稿の画像の読取信号を出力する光電変換素子(CCD)3a、及び、原稿台上に載置された原稿の原稿サイズを検出する原稿サイズセンサ3bを備えている。
【0029】
操作部4は、各種のキーによって構成された入力部4a、及び、ディスプレイを含む表示部4bを備えている。画像記録部5は、CCD2aから出力された読取信号をディジタルデータに変換した画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理部5a、及び、画像データによって変調されたレーザ光を出射するレーザスキャンユニット(LSU)5bを備えている。
【0030】
給紙部6は、用紙カセットや給紙トレイ等の複数の給紙位置のそれぞれに収容されている用紙の用紙サイズ等を検出する用紙センサ6aを備えている。通信部7は、外部装置101とのデータの送受信を行う。ハードディスク8は、画像記録部5の画像処理部5aにおいて画像処理された画像データを格納する。管理部9は、ディジタル複写機1内の各機器に関するデータを管理している。このデータは、各機器の制御時に制御部2によって参照される。
【0031】
ディジタル複合機1のコピーモード時には、原稿から読み取られた画像データが用紙上の再現される。このため、スキャナ部3において、図示しない原稿台に載置された原稿の画像面に対して光源から光が照射され、原稿の画像面における反射光がCCD2aによって受光される。CCD2aは、受光量に応じた読取信号をディジタルデータに変換して画像データとして出力する。この画像データは、画像記録部5の画像処理部5aにおいて所定の画像処理が施されて揮発性のメモリ上に展開され、一旦ハードディスク8に格納される。原稿が複数枚ある場合は、CCD3aによる読取、画像処理部5bによる画像処理、及び、ハードディスク8への格納が繰り返される。
【0032】
原稿台上に載置された原稿の原稿サイズは、原稿サイズセンサ3bによって検出される。一例として、原稿サイズセンサ3bは、原稿台の近傍における各定形サイズに対応した複数の位置に備えられている。制御部2は、各原稿サイズセンサ3bの検出信号に応じて原稿サイズを割り出す。なお、原稿台上に載置された原稿の画像をCCD3aを介して予備的に読み取り、読み取られた画像領域から原稿サイズを割り出すこともでき、この場合には原稿サイズセンサ3bを省略できる。
【0033】
ハードディスク8に格納された画像データは、操作部4の入力部4aを介して入力された画像記録条件に基づく所定のタイミングで順次読み出され、画像処理部5aを経由してLSU5bに供給される。各原稿の画像を複数枚の用紙上に形成するマルチコピーモード時には、各原稿から読み取られた1枚分の画像データがハードディスク8に格納された後、ハードディスク8から画像記録枚数分だけ繰り返し読み出されてLSU5bに供給される。
【0034】
LSU5bは、画像データに基づいて半導体レーザから出射されたレーザ光によって感光体の表面を露光し、感光体の表面に静電潜像を形成する。この静電潜像は、現像器から供給されるトナーによってトナー像に顕像化される。感光体の表面に担持されたトナー像は、転写器を介して用紙の表面に転写された後、定着装置において加熱及び加圧されて用紙上に定着する。
【0035】
用紙は、給紙部6に設けられた用紙カセットや給紙トレイ等の複数の給紙位置に収容されており、所定のタイミングで用紙搬送経路を経由して画像記録部5に搬送される。用紙カセットや給紙トレイ等の複数の給紙位置には、用紙サイズや紙質等の異なる複数種類の用紙が収容されている。給紙部6の各給紙位置における用紙の有無や用紙サイズは、用紙センサ6aによって検出される。
【0036】
ディジタル複合機1のプリンタモード時には、外部装置101から送信された画像データが用紙上に再現される。このため、ディジタル複合機1の通信部7が、通信ケーブル等を介してLAN110に接続されており、LAN110上に設置されたパーソナルコンピュータ等の外部装置101から送信された画像データを受信する。通信部7によって受信された画像データは、1ページ単位で画像処理部5aを経由して一旦ハードディスク8に格納される。ハードディスク8に格納された画像データは所定のタイミングで順次読み出され、画像処理部5aを介してLSU5bに供給される。
【0037】
ディジタル複合機1のスキャナモード時及びファクスモード時には、スキャナ部3において読み取った原稿の画像を外部装置101等に出力する。このため、スキャナ部3のCCD3aから出力された電気信号をディジタルデータに変換した画像データが、画像処理部5a内のメモリにおいて1ページの画像データとして完成され、一旦ハードディスク8に格納される。ハードディスク8に格納された画像データは、画像処理部5a及び通信部7を経由して、操作部4を介して指示された送信先情報(送信先アドレス情報又は送信先ファックス番号)の外部装置101に送信される。
【0038】
なお、この例では、画像データを一時的に保存する記憶装置としてハードディスク8を備えているが、これに限らず、ディジタル複写機1の本体から取り外されても保存された画像データを保持することができる不揮発性のメモリ、バックアップ機能の付いたメモリ、磁気記憶媒体を用いたその他の記憶装置(媒体)などを用いることもできる。
【0039】
また、制御部2は、操作部4に設けられたタブレットやキー等によって構成された入力部4aからの操作状態を検出するとともに、LCD(液晶ディスプレイ)等の表示部4bにディジタル複合機1の状態に関する情報など使用者に通知すべき情報を的確に案内表示する。
【0040】
図2は、上記ディジタル複写機の操作部4の構成を示す平面図である。操作部4は、左側に表示部4bを構成するドットマトリックスタイプのLCD41を備えている。LCD41は、利用者に報知すべき情報を案内する画面を表示する。LCD41上面には、入力部4aを構成する透明のタッチパネル42が設けられている。タッチパネル42を押圧操作すると、LCD41の表示画面においてタッチパネル42の押圧操作位置に対向する部分に表示されている情報が制御部2に入力される。
【0041】
操作部4には、LCD41の他に入力部4aとして、動作開始の指示入力を受け付けるスタートキー43、実行中の処理の中断の指示入力を受け付けるオールクリアキー44、指示したモードの内容をクリアする指示入力を受け付けるクリアキー45、用紙サイズや原稿サイズの実測値及びコピー枚数等の数値情報の入力を受け付けるテンキー46、処理モードの切換の指示入力を受け付けるモード切換キー47a,47b,47c、及び、利用者の個別の指示入力を受け付けるユーザー設定キー48等の複数のキーが配置されている。
【0042】
ディジタル複写機1は、図2に示すように、操作部4のLCD41に初期画面として「コピーモード」の基本画面G1を表示して待機している。この基本画面G1は、略中央部にディジタル複合機1の外観の概略図111が配置され、システム構成(大容量給紙ユニット、フィニッシャ等の有無)が視認できるようにされている。基本画面G1における概略図111の両側には、現在選択されている機能や給紙トレイ等の情報が表示される。また、基本画面G1における上部域には、利用者に対して装置の状況やアドバイス等のメッセージが表示される。
【0043】
まず、利用者による原稿サイズの手動入力を受け付ける場合のLCD41の表示状態及び操作方法について、以下に説明する。
【0044】
コピーモードの処理における原稿サイズの入力時には、基本画面G1における概略図111の右側に配置されたキー群のうちの「原稿」キー112を押圧する。これによって、LCD41には図3に示す原稿サイズ設定画面G2が「原稿」キー112からウィンドウ表示される。原稿サイズは、先に説明したように基本的には(デフォルト状態)、画像を読み取るべき原稿が定形サイズであることを前提に、原稿台に配置されている原稿サイズセンサ3bによって自動的に検出される。しかし、原稿サイズが不定形サイズである場合、原稿の紙質等の相違によって利用者が定形サイズの原稿を不定形サイズの原稿であると認識する場合、及び、利用者が原稿の一部の画像について定形サイズの原稿画像としての取り扱いを希望する場合がある。
【0045】
そこで、利用者による原稿サイズの入力を受け付けるべく、原稿サイズ設定画面G2に「手動」キー121を表示する。なお、原稿サイズ設定画面G2には、「自動」キー122及び「登録サイズ」キー123が表示される。「自動」キー122は、原稿サイズセンサ3bによる自動サイズ検出の指示入力を受け付ける。「登録サイズ」キー123については後述する。
【0046】
原稿サイズ設定画面G2に表示された「手動」キー121を操作すると、LCD41には図4に示すAB系定形サイズ入力画面G3が「手動」キー121からウィンドウ表示される。AB系定形サイズ入力画面G3には、AB系サイズキー群131、切換キー132及びOKキー133が表示される。AB系サイズキー131の何れかを押圧操作すると各キーに表示されているAB系の定形サイズを選択することができ、次いでOKキー133を押圧操作すると選択したAB系の定形サイズを原稿サイズとして入力できる。
【0047】
AB系定形サイズ入力画面G3において切換キー132を押圧操作すると、LCD41には図5に示すインチ系定形サイズ入力画面G4が「手動」キー121からウィンドウ表示される。インチ系定形サイズ入力画面G4には、インチ系サイズキー群141、切換キー142及びOKキー143が表示される。インチ系サイズキー群141の何れかを押圧操作すると各キーに表示されているインチ系の定形サイズを選択することができ、次いでOKキー143を押圧操作すると選択したインチ系の定形サイズを原稿サイズとして入力できる。
【0048】
なお、図5に示すインチ系定形サイズ入力画面G4において表示される「5.1/2 ×8.1/2 」や「11×17」等の原稿サイズは、AB系列におけるA4サイズやB5サイズと同様に、インチ系列における定形サイズの呼称である。したがって、インチ系定形サイズ入力画面G4に表示されている原稿サイズは、数値情報によって入力された不定形サイズではなく、ディジタル複合機1において不定形サイズとして取り扱われることはない。これは、後述する図13に示す用紙サイズ設定画面G12に表示されるインチサイズについても同様である。
【0049】
また、LCD41にAB系定形サイズ入力画面G3又はインチ系定形サイズ入力画面G4が表示されている状態で「サイズ入力」タブ130を押圧操作すると、LCD41には図6に示す数値入力画面G5が「手動」キー121からウィンドウ表示される。数値入力画面G5には、X方向選択キー151、Y方向選択キー152、アップダウンキー153、OKキー154、X方向数値表示部155及びY方向数値表示部156が表示される。数値入力画面G5において、X方向選択キー151又はY方向選択キー152を押圧操作して入力する方向を選択した後にアップダウンキー153を押圧操作するとX方向数値表示部155又はY方向数値表示部156に表示される数値が増減する。次いで、OKキー154を押圧操作すると、X方向数値表示部155及びY方向数値表示部156に表示されている数値を原稿サイズとして入力できる。
【0050】
利用頻度の高いサイズについては「登録サイズ」として予め登録しておき、簡単に呼び出すことができるようにされている。このため、原稿サイズ設定画面G2の「登録サイズ」キー123を押圧操作すると、LCD41には図7に示す登録サイズ呼出画面G6が「登録サイズ」キー123からウィンドウ表示される。登録サイズ呼出画面G6には、サイズ選択キー群161及びOKキー162が表示される。サイズ選択キー群161の何れかを押圧操作すると呼び出すべき登録サイズが選択され、次いでOKキー162を押圧操作すると選択された登録サイズが原稿サイズとして設定される。
【0051】
LCD41に登録サイズ呼出画面G6が表示されている状態で、「登録/ 消去」タブ160を押圧操作すると、図8に示す登録サイズ登録/消去画面G7が表示される。登録サイズ登録/消去画面G7には、登録エリア選択キー群171及びOKキー172が表示される。登録エリア選択キー群171の何れかを押圧操作すると、原稿のサイズを登録又は消去する登録エリアが選択される。選択された登録エリアに既に原稿サイズが表示されている場合、次にOKキー172を操作すると、選択された登録エリアに登録されている原稿サイズが消去される。
【0052】
選択された登録エリアに原稿サイズが表示されておらず空欄である場合、次にOKキー172を操作すると、LCD41に図9に示す登録サイズ入力画面G8が表示される。登録サイズ入力画面G8は、図6に示した数値入力画面G5と同様に、X方向選択キー171、Y方向選択キー172、アップダウンキー173、OKキー174、X方向数値表示部175及びY方向数値表示部176を表示する。登録サイズ入力画面G8において、X方向選択キー171又はY方向選択キー172を押圧操作して入力する方向を選択した後にアップダウンキー173を押圧操作するとX方向数値表示部175又はY方向数値表示部176に表示される数値が増減する。次いで、OKキー174を押圧操作すると、X方向数値表示部175及びY方向数値表示部176に表示されている数値を登録サイズとして入力できる。
【0053】
図8に示す登録サイズ登録/消去画面G7及び図9に示す登録サイズ入力画面G8において数値情報によって入力された原稿サイズは、管理部9において不定形サイズの原稿サイズとして登録エリア選択キー群171の各キーに対応付けて登録される。登録エリア選択キー群171がこの発明の操作部材に相当し、図8に示す登録サイズ登録/消去画面G7及び図9に示す登録サイズ入力画面G8における操作状態に応じて処理動作を行う制御部2、並びに、数値情報によって入力された原稿サイズが登録される管理部9がこの発明の原稿サイズ登録手段に相当する。
【0054】
次に、利用者による用紙情報の手動入力を受け付ける場合のLCD41の表示状態及び操作方法について、以下に説明する。
【0055】
操作部4に設けられた「ユーザ設定」キー48を操作すると、LCD41には図10に示すユーザ設定画面G9が表示される。ユーザ設定画面G9に表示される複数のキーのうち、「給紙トレイ設定」キー191を押圧操作すると、LCD41には図11に示す給紙トレイ設定画面G10が表示される。給紙トレイ設定画面G10には、給紙部6に設けられている各給紙トレイに収容すべき用紙に関する情報の設定入力を受け付けるため、トレイ選択キー201、タイプ/サイズ表示部202、使用モード選択キー群203及び使用機能選択キー群204が表示される。
【0056】
給紙トレイ設定画面G10におけるトレイ選択キー201を押圧操作することにより、給紙部6に設けられている複数の給紙トレイのうちで収納用紙に関する情報を設定すべき給紙トレイを選択することができる。ユーザ設定画面G9に表示された「給紙トレイ設定」キー191を押圧操作すると、LCD41には「トレイ1」についての給紙トレイ設定画面G10が最初に表示される。ここでは、用紙情報の手動入力時のLCD41の表示状態及び操作方法を「トレイ1」に収容すべき用紙に関する用紙情報について説明する。
【0057】
給紙トレイ設定画面G10のタイプ/サイズ表示部202は、トレイ1に収容すべき用紙のタイプ(種類)及びサイズを表示する。また、使用モード選択キー群203は、トレイ1に収容されている用紙を使用することができるモードの選択入力を受け付ける。使用モード選択キー群203のうち、トレイ1に収容されている用紙を使用することができるモードに対応するキーにはチェックが表示される。使用機能選択キー群204は、トレイ1に収容されている用紙に対して施すことができる処理機能の選択入力を受け付ける。使用機能選択キー群204のそれぞれの右側に表記されている状態の処理機能が設定されているか否かがチェックの有無によって表示される。
【0058】
例えば、図11に示す給紙トレイ設定画面G10は、トレイ1にはA4サイズの普通紙が、プリンタ、コピー、ファックス、インターネットFAX、ドキュメントファイリングの各モードにおける画像の記録に使用可能にして収容されており、この用紙には表裏の別がないこと、両面コピーに使用できること、ステープル処理及びパンチ処理が可能であることを示している。
【0059】
給紙トレイ設定画面G10において、タイプ/サイズ表示部202を押圧操作すると、LCD41には図12に示す用紙タイプ設定画面G11が表示される。用紙タイプ設定画面G11に表示された用紙タイプキー群211の何れかを押圧操作すると、LCD41には図13に示す用紙サイズ設定画面G12が表示される。
【0060】
給紙部6に装着されている各給紙トレイは、収容している用紙の用紙サイズを特定する信号源(サイズ表記ブロック等)が備えられている。この信号源が給紙部6に配置された用紙センサ6aを選択的に動作させることにより、各給紙トレイに収容されている用紙の用紙サイズが検出される。用紙センサ6aが信号源を介して用紙サイズを自動的に検出する場合に、信号源がAB系サイズ又はインチ系サイズの何れを表すものであるかを、系列選択キー221,222の押圧操作によって設定できる。
【0061】
給紙部6の給紙トレイに収容される用紙のなかには、定形サイズ以外の不定形サイズの用紙もあるため、縦方向及び横方向の長さの数値入力を受け付ける「サイズ入力」キー223が用紙サイズ設定画面G12内に表示されている。「サイズ入力」キー233を押圧操作すると、図14に示すようにLCD41にAB系数値入力画面G13が「サイズ入力」キー233からウィンドウ表示される。
【0062】
AB系数値入力画面G13は、X方向選択キー231、Y方向選択キー232、アップダウンキー233、OKキー234、X方向数値表示部235及びY方向数値表示部236を表示する。AB系数値入力画面G13において、X方向選択キー231又はY方向選択キー232を押圧操作して入力する方向を選択した後にアップダウンキー233を押圧操作するとX方向数値表示部235又はY方向数値表示部236に表示される数値が増減する。次いで、OKキー234を押圧操作すると、X方向数値表示部235及びY方向数値表示部236にmm単位で表示されている数値を用紙サイズとして入力できる。
【0063】
LCD41にAB系数値入力画面G13が表示されている状態で、インチ系タブ230を押圧操作すると、LCD41には、図15に示すインチ系数値入力画面G14が「サイズ入力」キー233からウィンドウ表示される。インチ系数値入力画面G14は、X方向選択キー241、Y方向選択キー242、アップダウンキー243、OKキー244、X方向数値表示部245及びY方向数値表示部246を表示する。インチ系数値入力画面G14において、X方向選択キー241又はY方向選択キー242を押圧操作して入力する方向を選択した後にアップダウンキー243を押圧操作するとX方向数値表示部245又はY方向数値表示部246に表示される数値が増減する。次いで、OKキー244を押圧操作すると、X方向数値表示部245及びY方向数値表示部246にインチ単位で表示されている数値を用紙サイズとして入力できる。
【0064】
上述の通り、用紙情報の設定入力は給紙部6に設けられた各給紙トレイに収容される用紙のそれぞれについて同様に行うことができる。このようにして設定された用紙情報は、管理部9に格納され、画像記録処理における用紙の選択時に、各給紙トレイに収容されている用紙を選択対象とすべきか否かの判断に用いられる。また、図2に示した基本画面G1中の「用紙」キー114を押圧すると、LCD41には図16に示す用紙情報表示画面G15が「用紙」キー114からウィンドウ表示される。
【0065】
用紙情報表示画面G15は、給紙トレイ選択キー251〜255及び選択用紙表示部256を表示する。給紙トレイ選択キー251〜255の各々は、給紙部6に設けられている各給紙トレイの各々に対応し、各給紙トレイが収容している用紙のタイプ及びサイズを表示する。給紙トレイ選択キー251〜255のうち、押圧操作されたキーが反転表示され、その給紙トレイが収容する用紙のタイプ及びサイズが選択用紙表示部256に表示される。選択用紙表示部256に表示されているタイプ及びサイズの用紙が、次の画像記録時に給紙部6から給紙される。
【0066】
次に、利用者による複写倍率の設定入力を受け付ける場合のLCD41の表示状態及び操作方法について、以下に説明する。図2の基本画面G1内に表示されている「倍率」キー115を押圧操作すると、図17に示す倍率設定画面G16が、「倍率」キー115からウィンドウ表示される。倍率設定画面G16には、設定倍率表示部261、ズームキー262、固定倍率キー群263、「倍率メニュー」キー264及び「たてよこ独立変倍」キー265が表示される。
【0067】
設定倍率表示部261は、現在設定されている複写倍率を表示する。ズームキー262は、1%単位での複写倍率の増減させる入力操作を受け付ける。固定倍率キー群263は、定形サイズの原稿と定形サイズの用紙との間でサイズを変換する際の固定倍率の選択操作を受け付ける。「倍率メニュー」キー264は、LCD41における表示内容を、代表的な複写倍率や予め登録された複写倍率を選択可能な状態で表示する一覧表示画面G17(図18参照)に切り換える操作を受け付ける。「たてよこ独立変倍」キー265は、LCD41における表示内容を、原稿の画像の縦方向の複写倍率と横方向の複写倍率とを独立して設定できるようにした縦横独立変倍画面G18(図19参照)に切り換える操作を受け付ける。
【0068】
なお、倍率設定画面G16(図17参照)及び一覧表示画面G17(図18参照)に表示される「倍率自動選択」キー260は、自動検出又は手動入力された原稿サイズ情報と、選択された用紙サイズ情報と、から自複写倍率を自動的に算出する処理の指示入力を受け付ける。
【0069】
図20は、上記ディジタル複合機の制御部の処理手順を示すフローチャートである。ディジタル複合機1の制御部2は、操作部4のLCD41に基本画面G1(図2参照)を表示した状態で、利用者による原稿のセットを待機している。制御部2は、スキャナ部3の原稿台上又は自動原稿送り装置の原稿セットトレイ上に原稿がセットされたことを検出すると(s1)、スキャナ部3に配置された原稿サイズセンサ3bによる原稿サイズの自動検出、又は、AB系定形サイズ入力画面G3、インチ系定形サイズ入力画面G4、数値入力画面G5若しくは登録サイズ呼出画面G6のいずれかにおいて手動入力された原稿サイズを確認する(s2)。制御部2は、確認した原稿サイズと現在設定されている記録倍率とに適合する用紙サイズを決定し、決定した用紙サイズの用紙を収容している給紙トレイを給紙位置として選択する(s3)。
【0070】
s3における用紙サイズの決定は、原稿サイズ情報の縦方向及び横方向のそれぞれの数値と記録倍率情報の数値とを乗算することにより行われる。確認した原稿サイズ情報が定形サイズである場合、制御部2は、その定形サイズの縦方向及び横方向のそれぞれの数値を管理部9から読み出し、それぞれの値に記録倍率を掛け合わせる。確認した原稿サイズ情報が不定形サイズである場合、制御部2は、入力された縦方向及び横方向のそれぞれの数値に記録倍率を掛け合わせる。
【0071】
また、s3における給紙トレイの選択は、確認した原稿サイズ情報が定形サイズである場合には、決定した用紙サイズの縦方向及び横方向のそれぞれの数値に一致する定形サイズの用紙を収納した給紙トレイが選択される。このとき、決定された用紙サイズに一致する定形サイズの用紙を収納した給紙トレイが給紙部6に存在しない場合には、制御部2は、決定した用紙サイズの用紙を準備すべき旨のメッセージをLCD41に表示する。
【0072】
確認した原稿サイズ情報が不定形サイズである場合には、決定した用紙サイズの縦方向及び横方向のそれぞれの数値に一致する不定形サイズの用紙を収納した給紙トレイが選択される。このとき、決定された用紙サイズに一致する定形サイズの用紙を収納した給紙トレイが給紙部6に存在しない場合には、制御部2は、決定した用紙サイズの縦方向及び横方向のそれぞれの数値よりも大きい定形サイズのうちで最も小さい定形サイズの用紙を収容した給紙トレイを選択するか、又は、決定した用紙サイズの用紙を準備すべき旨のメッセージをLCD41に表示する。
【0073】
ここで、基本画面G1内の「倍率」キー115が押圧操作されると(s4)、制御部2は、LCD41に倍率設定画面G16(図17参照)を表示する(s5)。制御部2は、LCD41に表示中の倍率設定画面G16において、ズームキー262又は固定倍率キー群263の押圧操作によって設定された記録倍率を設定倍率表示部261に表示する。制御部2は、ズームキー262を構成するアップキー262aが押圧操作されると記録倍率の設定値を1%刻みで増加させ(s6,s7)、ダウンキー262bが押圧操作されると、記録倍率の設定値を1%刻みで減少させる(s8,s9)。
【0074】
この後、制御部2は、原稿サイズ情報と記録倍率情報とから画像記録に適した用紙サイズを決定し(s10)、管理部9の記憶内容を参照して決定した用紙サイズの用紙を収容した給紙トレイが給紙部6に存在するか否かを判別する(s11)。s10における用紙サイズの決定、及び、s11における給紙トレイの選択は、s3における処理と同様にして行われる。
【0075】
制御部2は、その給紙トレイに収容された用紙が定形サイズであるか否かを判別し(s12)、定形サイズの用紙を収容した給紙トレイである場合には、その給紙トレイを画像記録処理における給紙位置として選択し(s13)、OKキー266が操作されるか否かを判別する(s15)。制御部2は、OKキー266が押圧操作されると、LCD41に基本画面G1を表示して利用者のキー操作を待機する(s15→s4)。
【0076】
決定した用紙サイズの用紙を収納した給紙トレイが存在しない場合には、制御部2は、決定した用紙サイズの用紙を準備すべき旨のメッセージをLCD41に表示する(s11→s14)。
【0077】
一方、決定した用紙サイズの用紙を収納した給紙トレイとして給紙部6に存在する給紙トレイが不定形サイズの用紙を収容する給紙トレイである場合、及び、給紙トレイを選択した後にOKキー266が押圧操作されなかった場合には、制御部2は、倍率設定画面G16におけるキー操作を待機する(s12→s6,s15→s6)。
【0078】
s6〜s15の処理により、原稿サイズと記録倍率とから画像記録に適した用紙サイズの用紙を収容する給紙トレイが一旦選択された後に、利用者が記録倍率を変更した場合、定形サイズの用紙を収容した給紙カセットは給紙位置として選択されるが、不定形サイズの用紙を収容した給紙カセットが給紙位置として選択されることはない。これによって、定形サイズの用紙を収容した給紙トレイに代えて不定形サイズの用紙を収容した給紙トレイが給紙位置として選択されることがなく、定形サイズの用紙に記録されるべき原稿の画像が、特殊な用途に準備されている不定形サイズの用紙上に記録されることがない。
【0079】
図21は、この発明の別の実施形態に係るディジタル複合機の制御部の処理手順の一部を示すフローチャートである。この実施形態に係るディジタル複合機では、図20におけるs10〜s15の処理に代えて、s21〜s26の処理を行う。s1〜s9の処理は、図20における処理と同様である。
【0080】
この実施形態に係るディジタル複合機の制御部2は、LCD41に表示している倍率設定画面G16におけるズームキー262が押圧操作されると(s6,s8)、記録倍率の設定値を増減変更し(s7,s9)、その増減範囲がs3における給紙トレイの選択に係る用紙サイズの決定に用いた記録倍率に対して予め設定された所定範囲内であるか否かの判別を行う(s21)。記録倍率の増減範囲が所定範囲内である場合には、制御部2は、用紙サイズの決定内容を変更しない(s21→s6)。
【0081】
記録倍率の増減範囲が所定範囲を越えると、制御部2は、原稿サイズ情報と変更後の記録倍率情報とから画像記録に適した用紙サイズを再度決定し(s22)、管理部9の記憶内容を参照して決定した用紙サイズの用紙を収容した給紙トレイが給紙部6に存在するか否かを判別する(s23)。s22における用紙サイズの決定、及び、s23における給紙トレイの選択は、s3における処理と同様にして行われる。
【0082】
決定した用紙サイズの用紙を収納した給紙トレイが存在しない場合には、制御部2は、決定した用紙サイズの用紙を準備すべき旨のメッセージをLCD41に表示する(s23→s24)。一方、決定した用紙サイズの用紙を収納した給紙トレイが給紙部6に存在する場合には、制御部2は、その給紙トレイを給紙位置として選択し(s24)、倍率設定画面G16におけるOKキー266の操作を待機する(s26)。
【0083】
s21〜s26の処理により、原稿サイズと記録倍率とから画像記録に適した用紙サイズの用紙を収容する給紙トレイが一旦選択された後に、利用者が記録倍率を変更した場合、給紙トレイの選択に係る用紙サイズの決定に用いた記録倍率(現在の記録倍率)に対して予め設定された所定範囲内で記録倍率が増減変更された場合には、給紙トレイの選択内容が変更されることがない。
【0084】
例えば、図22に示すように、現在の記録倍率からA4サイズの用紙を収容した給紙トレイ61が選択されている場合に、現在の記録倍率に対する増減範囲が図中破線で示す所定範囲内であれば、A4サイズに近似した不定形サイズの用紙を収容した別の給紙トレイ62が存在しても、不定形サイズの用紙を収容した給紙トレイ62が給紙位置として選択されることはない。現在の記録倍率に対する増減範囲が所定範囲を越えれば、A4サイズ以外のサイズの用紙を収容した別の給紙トレイ63〜65が給紙位置として選択される。
【0085】
これによって、利用者が用紙上に形成される余白の大きさを調整したり、原稿の周縁部の画像が用紙上に形成されないようにするために、記録倍率を微調整した場合には、画像記録処理時に給紙される用紙サイズが変化することがなく、原稿の画像を利用者の所望する状態で忠実に再現することができる。
【0086】
なお、図21に示すs23の処理の後に、図20に示したs12,s13,s15の処理を実行するようにし、ズームキー262の押圧操作による記録倍率の設定時には不定形サイズの用紙を収容した給紙トレイを給紙位置として選択しないようにすることもできる。
【0087】
また、上記s12の処理において、適切なサイズがない場合には、原稿サイズと複写倍率とから求めた用紙サイズを包含する用紙サイズのうちで、最も小さい用紙サイズの用紙を、画像記録時に給紙すべき用紙として選択するようにしてもよい。この場合には、適合するサイズと異なるサイズの用紙を選択した旨のメッセージをLCD41に表示し、利用者の確認後に画像記録を行うようにすることもできる。
【0088】
さらに、この発明の実施形態に係るディジタル複合機1では、ディジタル複合機1が有する機器を統轄して制御する制御部2をこの発明の給紙トレイ選択手段として用いたが、給紙部6に制御部2から独立した給紙制御部が存在する場合には、この給紙制御部を給紙トレイ選択手段として用いることもできる。
【0089】
加えて、図20及び図21に示した例では、s3の処理において用紙サイズの決定及び給紙トレイの選択を行うこととし、給紙トレイの選択後に記録倍率が増減変更された場合について説明したが、s3の処理において用紙サイズの決定のみを行い、用紙サイズの決定後に記録倍率が増減変更された場合に同様の処理を行うこともできる。
【0090】
【発明の効果】
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
【0091】
(1)画像記録に適した用紙サイズの用紙を収容した給紙トレイを選択後に、選択されている給紙トレイに収容されている用紙の用紙サイズに対応した記録倍率に対して所定範囲内で記録倍率が調整された場合には、現在選択されている給紙トレイに代えて別の給紙トレイを選択しないようにすることにより、画像記録処理後の用紙に形成される余白範囲の変更等の目的で利用者が記録倍率を所定範囲内で調整した場合に、利用者が最初に設定した記録倍率に適合する用紙と異なるサイズの用紙に原稿の画像を記録することがなく、利用者が所望する形でコピー記録物を提供することができる。また、利用者が所望する形態と異なるミスコピーの発生を防止でき、効率よくコピー作業を完了させる環境を提供することができる。
【0092】
(2)画像記録に適した用紙サイズの用紙を収容した給紙トレイを選択後に、選択されている給紙トレイに収容されている用紙の用紙サイズに対応した記録倍率に対して所定範囲を越えて記録倍率が調整された場合には、現在選択されている給紙トレイに代えて別の給紙トレイを選択することにより、画像記録処理後の用紙に形成される画像サイズの変更等の目的で利用者が記録倍率を所定範囲を越えて変更した場合に、原稿の画像を利用者の所望する状態で用紙上に記録することができる。
【0093】
(3)定形サイズの原稿については、その原稿サイズ情報と設定されている記録倍率情報とから画像記録に適した定形サイズの用紙を収容している給紙トレイを選択し、不定形サイズの用紙を収容している給紙トレイを選択しないようにすることにより、定形サイズの原稿についての画像記録処理時に不定形サイズの用紙を給紙しないようにすることができる。これによって、定形サイズの用紙に記録されるべき定形サイズの原稿の画像が、特殊な用途に準備されている不定形サイズの用紙上に記録されないようにすることができ、特殊な用紙を無駄にしてしまうことを防止できる。
【0094】
(4)画像記録に適した用紙サイズの用紙を収容した給紙トレイを選択後に、選択されている給紙トレイに収容されている用紙の用紙サイズに対応した記録倍率に対して所定範囲内で記録倍率が調整された場合には、現在選択されている給紙トレイに代えて別の不定形サイズの用紙を収容した給紙トレイを選択しないようすることにより、画像記録処理後の用紙に形成される余白範囲の変更等の目的で利用者が記録倍率を所定範囲内で調整した場合に、利用者が最初に設定した記録倍率に適合する定形サイズの用紙と異なる不定形サイズの用紙に原稿の画像が記録されることを防止できる。これによって、原稿の画像を利用者が所望する用紙に利用者が所望する状態で記録することができ、ミスコピーを防止して効率よく画像記録作業を完了させることができる。
【0095】
(5)数値情報入力手段から数値情報によって入力された不定形サイズの用紙の用紙サイズ情報を、用紙サイズ記憶手段に記憶することにより、画像記録に適した用紙サイズの用紙を収容した給紙トレイを選択後に、選択されている給紙トレイに収容されている用紙の用紙サイズに対応した記録倍率に対して所定範囲内で記録倍率が調整された場合には、不定形サイズの用紙を収容した給紙カセットに選択を切り換えないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る画像記録装置であるディジタル複合機の構成を示す図である。
【図2】上記ディジタル複写機の操作部の構成を示す平面図である。
【図3】上記操作部のLCD41に表示される原稿サイズ設定画面を示す図である。
【図4】上記操作部のLCD41に表示されるAB系定形サイズ入力画面を示す図である。
【図5】上記操作部のLCD41に表示されるインチ系定形サイズ入力画面を示す図である。
【図6】上記操作部のLCD41に表示される数値入力画面を示す図である。
【図7】上記操作部のLCD41に表示される登録サイズ呼出画面を示す図である。
【図8】上記操作部のLCD41に表示される登録サイズ登録/消去画面を示す図である。
【図9】上記操作部のLCD41に表示される登録サイズ入力画面を示す図である。
【図10】上記操作部のLCD41に表示されるユーザ設定画面を示す図である。
【図11】上記操作部のLCD41に表示される給紙トレイ設定画面を示す図である。
【図12】上記操作部のLCD41に表示される用紙タイプ設定画面を示す図である。
【図13】上記操作部のLCD41に表示される用紙サイズ設定画面を示す図である。
【図14】上記操作部のLCD41に表示されるAB系数値入力画面を示す図である。
【図15】上記操作部のLCD41に表示されるインチ系数値入力画面を示す図である。
【図16】上記操作部のLCD41に表示される用紙情報表示画面を示す図である。
【図17】上記操作部のLCD41に表示される倍率設定画面を示す図である。
【図18】上記操作部のLCD41に表示される一覧表示画面を示す図である。
【図19】上記操作部のLCD41に表示される縦横独立変倍画面を示す図である。
【図20】上記ディジタル複合機の制御部の処理手順を示すフローチャートである。
【図21】同フローチャートである。
【図22】上記ディジタル複合機における給紙トレイの選択状態を説明する図である。
【符号の説明】
1−ディジタル複合機(画像記録装置)
2−制御部(給紙トレイ選択手段)
3−スキャナ部
4−操作部
5−画像記録部
6−給紙部
9−管理部(用紙サイズ記憶手段)
41−LCD

Claims (5)

  1. 複数の給紙トレイのそれぞれが収容している用紙の用紙サイズ情報を記憶する用紙サイズ記憶手段と、記録倍率情報の増減変更入力を受け付ける倍率変更手段と、入力された原稿サイズ情報と設定された記録倍率情報とから画像記録に適した用紙サイズを決定し、かつ、決定した用紙サイズの用紙を収容している給紙トレイを用紙サイズ記憶手段において選択する給紙トレイ選択手段と、を備え、
    前記給紙トレイ選択手段は、何れかの給紙トレイを選択した後、倍率変更手段により記録倍率情報が現在選択中の給紙トレイが収容している用紙の用紙サイズに対応した記録倍率情報に対して所定範囲内で変更された際には、現在の給紙トレイの選択内容を変更しないことを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記給紙トレイ選択手段は、何れかの給紙トレイを選択した後、倍率変更手段により記録倍率情報が現在選択中の給紙トレイが収容している用紙の用紙サイズに対応した記録倍率情報に対して所定範囲を越えて変更された際に、給紙トレイの選択内容を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 複数の給紙トレイのそれぞれが収容している用紙の用紙サイズ情報を記憶する用紙サイズ記憶手段と、記録倍率情報の増減変更入力を受け付ける倍率変更手段と、入力された原稿サイズ情報と設定された記録倍率情報とから画像記録に適した用紙サイズを決定し、かつ、決定した用紙サイズの用紙を収容している給紙トレイを用紙サイズ記憶手段において選択する給紙トレイ選択手段と、を備え、
    前記給紙トレイ選択手段は、定形サイズの原稿サイズ情報が入力された際には、不定形サイズの用紙を収納した給紙トレイを選択しないことを特徴とする記載の画像記録装置。
  4. 前記給紙トレイ選択手段は、定形サイズの用紙を収容した何れかの給紙トレイを選択した後、倍率変更手段により記録倍率情報が変更された際に、給紙トレイの選択内容を不定形サイズの用紙を収納した給紙トレイに変更しないことを特徴とする請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 給紙トレイが収容する用紙の用紙サイズ情報として数値情報の入力を受け付ける数値情報入力手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像記録装置。
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