JP2006237677A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タブ原稿を用いた複写処理を行うにあたって、ユーザーの様々な要求に応えることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】複写機、複合機等の画像形成装置の構成として、画像読み取り対象となる原稿がタブ付き原稿であるかどうかを判別する原稿判別部2と、原稿がタブ付き原稿である場合に、当該タブ付き原稿から読み取った画像を、タブ領域の画像とタブ領域以外の画像に分離する処理を行う画像処理部4と、分離された各領域の画像のうち、画像形成対象となる画像の領域を指定可能な操作パネル1と、この操作パネル1で指定された領域の画像を用紙に形成するように画像形成部6を制御する制御部7とを備えるものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像読取機能を有する複写機、複合機等の画像形成装置に関する。
一般に、書類をファイルに綴じる場合は、各々の文書の区切りの部分に仕切紙を挿入して、その位置を容易に識別できるようにしている。その際の仕切紙としては、インデックス紙や合紙と呼ばれるタブ付きの用紙(以下、「タブ紙」)が多く用いられている。タブ紙は、定型サイズに対応する矩形部分(定型部分)と、この矩形部分の一辺から部分的に突出したタブ部分とを一体に有する用紙である。
従来の画像形成装置には、通常の矩形の定型用紙の他に、タブ紙を取り扱えるようにしたものがある。例えば、下記特許文献1には、タブの位置を検知する検知手段と、タブ部分への印字内容を入力するための入力手段と、検知手段で検知したタブ位置に、入力手段により入力された印字内容を印字する印字手段とを備えた画像形成装置に関する発明が記載されている。
また、下記特許文献2には、原稿給送手段により給送される原稿の突起部の位置及びサイズを検出し、この検出した突起の高さだけ原稿走査幅を広くして原稿を走査するとともに、この走査によって得られた突起部付き原稿の画像を突起部と該突起部を除く部分に分離してストアし、それらの画像を同一の出力用紙に出力する画像形成装置に関する発明が記載されている。
また、下記特許文献3には、原稿の形状に関する情報と記録材の形状に関する情報から、原稿及び記録材がタブ紙であるかどうかを判定し、両方ともタブ紙であれば、原稿のタブの部分から読み取った画像を記録紙のタブの部分に記録するように制御する画像処理装置に関する発明が記載されている。
また、下記特許文献4には、転写紙上に記録した当該転写紙の形状情報を情報読み取り部で読み取ってタブ紙のタブ位置を認識し、このタブ位置に印字する画像形成装置に関する発明が記載されている。
また、下記特許文献5には、給紙部から画像形成部に給紙される用紙のタブを検知する検知手段と、この検知手段の検知信号に基づいてタブの位置及び形状を認識して画像領域を設定し、この画像領域に画像を形成するように画像形成部を制御する画像形成装置に関する発明が記載されている。
特開平6−227734号公報 特開平10−214000号公報 特開平10−282585号公報 特開2003−122194号公報 特開2003−154725号公報
一般に、タブ紙には、書類の中に一緒に綴じたときに目立つように色付きの用紙が多く採用されている。そのため、複写処理において、タブ付きの原稿(以下、「タブ原稿」)から読み取った画像を、同じくタブ付きの出力用紙(以下、「タブ出力紙」)に形成する場合に、次のような不具合があった。すなわち、タブ原稿が色付きの用紙であると、その色に合わせてタブ出力紙の下地部分に色付けが行われるため、電子写真式の画像形成装置では1枚のタブ出力紙に画像を形成する際にトナーを大量に消費してしまう。また、タブ出力紙に色付きの用紙を使用した場合は、大量のトナーを無駄に消費するだけでなく、タブ出力紙の下地の色がトナーの付着によって変わってしまう。
これに対して、上記特許文献2には、原稿がタブ原稿であるかどうかを突起部(タブ)の有無によって判定し、原稿がタブ紙であると判定した場合は、複写動作をスキップすることにより、複写用紙やトナーの無駄な消費を抑える技術が記載されている。しかしながら、単にタブ原稿の複写動作をスキップすると、タブ原稿の画像を複写したいというユーザーの要求に応えることができなくなる。そのため、この技術はユーザーにとっては満足できるものではなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、タブ原稿を用いた複写処理を行うにあたって、ユーザーの様々な要求に応えることができる画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、画像読み取り対象となる原稿がタブ付き原稿である場合に、当該タブ付き原稿から読み取った画像を、タブ領域の画像とタブ領域以外の画像に分離する分離手段と、この分離手段によって分離された各領域の画像のうち、画像形成対象となる画像の領域を指定する領域指定手段と、この領域指定手段によって指定された領域の画像を用紙に形成するように画像形成手段を制御する制御手段とを備えるものである。
本発明に係る画像形成装置においては、画像読み取り対象となる画像がタブ付き原稿であったとすると、このタブ付き原稿から読み取られた画像が、タブ領域の画像とタブ領域以外の画像に分離される。そして、タブ付き原稿から読み取った画像を用紙に形成する際には、予め領域指定手段で指定された領域の画像だけが用紙に形成される。
本発明の画像形成装置によれば、画像読み取り対象となる原稿がタブ原稿である場合に、予め領域指定手段で指定した領域の画像だけを用紙に形成することができる。したがって、タブ原稿を用いた複写処理を行うにあたって、ユーザーの様々な要求に応えることができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。図示した画像形成装置は、例えば複写機又は複合機からなるもので、操作パネル1と、原稿判別部2と、画像読取部3と、画像処理部4と、画像記憶部5と、画像形成部6と、制御部7とを備えた構成となっている。
操作パネル1は、画像形成装置を使用するユーザーが各種の情報を入力したり、ユーザーに対して各種の情報を表示したりするためのユーザーインターフェースとなるものである。操作パネル1は、例えば、各種のボタン、スイッチ、キー等を有する入力部と、タッチパネル付きの液晶ディスプレイからなる表示部とによって構成されるものである。
原稿判別部2は、画像読み取り対象となる原稿がタブ原稿(タブ付きの原稿)であるかどうかを判別するものである。原稿がタブ原稿であるかどうかは、操作パネル1を用いてユーザーが原稿の種別を指定するものとしてもよいが、タブ原稿を頻繁に扱う場合は、その都度ユーザーが指定することになるため操作が煩雑になる。したがって、タブ原稿であるかどうかの判別は画像形成装置で自動的に行う構成とするのが望ましい。
具体的には、例えば、プラテンガラス等の原稿台に原稿をセットしたときに、タブ部分が配置される位置で画像読取用のCCDラインセンサによりプリスキャンを行って1ライン又は複数ライン分の画像を取り込み、この画像を所定の閾値で二値化することにより、タブの有無とともにタブの位置及びサイズを判別する構成を採用すればよい。また、自動原稿送り装置付きの画像形成装置であれば、画像読取位置に至る原稿搬送路の途中に、原稿搬送方向と直交する向きで、発光素子列及び受光素子列を有するライン状のフォトセンサを配置し、このフォトセンサの発光素子列と受光素子列の間を原稿が通過するときの、センサ受光量の変化に基づいてタブの有無ととともにタブの位置及びサイズを判別する構成を採用すればよい。
画像読取部3は、原稿の画像を光学的に読み取るものである。画像読取部3は、例えば、原稿面に向けて画像読取用のライン状の光を照射する光源ユニットと、原稿面からの反射光をそれぞれ所定の方向に反射させる複数のミラーと、これらのミラーによって反射させた光を所定の位置で結像させる結像レンズと、この結像レンズで結像させた光を受光して光電変換する光電変換素子(CCDラインセンサ等)を用いて構成されるものである。このうち、光源ユニット及び複数のミラーは、主走査方向に直交する副走査方向で原稿面を走査するために、副走査方向に移動可能なキャリッジに搭載される。
画像処理部4は、画像読取部3によって読み取られた原稿の画像データに所定の画像処理(例えば、色補正、階調補正、拡大縮小、画像回転、スクリーン生成などの処理)を施すものである。画像記憶部5は、画像読取部3によって読み取られた原稿の画像データや、画像処理部4で画像処理された画像データを記憶するものである。
画像形成部6は、用紙搬送装置によって搬送された用紙に画像を形成するものである。電子写真式の画像形成装置に設けられた画像形成装置5であれば、帯電器によって一様な電位に帯電された感光体の表面にレーザースキャナによって静電潜像を書き込むとともに、この静電潜像を現像器によってトナー像に現像し、このトナー像を用紙に転写した後、定着器でトナー像を定着させることにより、用紙に画像を形成することになる。ただし、画像形成に用いられる印刷材料は、トナーに限らず、インクであってもよい。
制御部7は、画像形成装置全体の処理動作を統括的に制御するものである。この制御部7は、例えば、制御プログラムを格納するROM(Read-Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、ROMに格納された制御プログラムをRAMに読み出して実行するCPU(Central Processing Unit)とによって構成されるものである。
図2はタブ原稿を用いた複写処理条件を設定するために操作パネル1の表示部に表示される設定画面の一例を示す図である。図示した設定画面では、画像読み取り対象となる原稿がタブ原稿であるときに適用される複写処理条件の指定項目として、「画像領域指定」、「画像種別指定」、「下地色指定」といった3つの項目が用意されている。そして、各々の指定項目でユーザーが所望の条件を選択して「OK」ボタンを押すと、そのときの選択条件にしたがって複写処理条件が確定し、「キャンセル」ボタンを押すと、そのときの選択条件が取り消されるものとなっている。
「画像領域指定」は、画像形成対象となる画像の領域を指定するもので、図例では「全領域」、「定型領域」、「タブ領域」といった3つの選択肢がラジオボタン形式で用意されている。「全領域」は、原稿がタブ原稿であった場合に、このタブ原稿の全ての領域から読み取った画像を画像形成対象として指定するときに選択されるものである。「定型領域」は、原稿がタブ原稿であった場合に、このタブ原稿の定型領域(定型部分)から読み取った画像を画像形成対象として指定するときに選択されるものである。「タブ領域」は、原稿のタブ原稿であった場合に、このタブ原稿のタブ領域(タブ部分)から読み取った画像を画像形成対象として指定するときに選択されるものである。デフォルトでは「全領域」が選択された状態になっている。
「画像種別指定」は、画像形成対象となる画像の種別を指定するもので、図例では「全種別」、「画像なし」「個別指定」といった3つの選択肢がラジオボタン形式で用意されるとともに、個別指定のための選択肢として、「テキスト」、「イメージ」といった2つの選択肢がチェックボタン形式で用意されている。「全種別」は、全ての種別の画像を画像形成対象として指定するときに選択されるものである。「画像なし」は、全ての種別の画像を画像形成対象外として指定する、つまり原稿から読み取った画像を用紙に形成しないときに選択されるものである。「個別指定」は、画像形成対象となる画像の種別を個別に指定するときに選択されるものである。デフォルトでは「全種別」が選択された状態になっている。
また、ユーザーが「個別指定」を選択した場合は、画像の種別を表す「テキスト」及び「イメージ」の中から、チェックボックス形式で所望のものを1つ以上選択(指定)可能となっている。ただし、チェックボックス形式による画像の種別の選択は、「全種別」又は「画像なし」のボタンが有効になっているときは受け付けず、「個別指定」のボタンが有効になっているときだけ受け付けるものとする。「テキスト」は、テキスト画像を画像形成対象として指定するときに選択されるものである。「イメージ」は、イメージ画像を画像形成対象として指定するときに選択されるものである。
「下地色指定」は、画像形成に適用する下地の色を指定するもので、図例では「色なし」、「原稿と同色」、「任意の色」といった3つの選択肢がラジオボタン形式で用意されている。「色なし」は、出力用紙の下地の色を色付けなしで指定するときに選択されるものである。「原稿と同色」は、出力用紙の下地の色を原稿の下地の色と同じ色で指定するときに選択されるものである。「任意の色」は、予め用意されたカラーパレット(不図示)の中からユーザーが所望の色を指定するときに選択されるものである。デフォルトでは「色なし」が選択された状態になっている。
また、「下地色指定」に関して、「色なし」が選択されていた場合は、出力用紙の下地部分にトナーを用いて色付けが行われることはない。これに対して、「原稿と同色」が選択されていた場合は、出力用紙の下地部分に原稿の下地と同じ色のトナーで色付けが行われ、「任意の色」が選択されていた場合は、図示しないカラーパレットの中からユーザーが選択した色で出力用紙の下地部分に色付けが行われる。
図3は上記構成の画像形成装置で行われる複写処理の手順を示すフローチャートである。まず、ユーザーが原稿台に原稿をセットして、操作パネル1に設けられたスタートボタンを押下(オン)すると、プリスキャン等に動作により原稿判別部2が原稿の判別、すなわち原稿台にセットされた原稿がタブ原稿であるかどうかの判別処理を行う(ステップS1,S2)。なお、自動原稿送り装置を用いて原稿を画像読取位置まで搬送する場合は、スタートボタンの押下によって原稿の搬送を開始し、この搬送の途中で原稿の判別処理を行うことになる。
次に、原稿判別部2の判別結果を受けて制御部7は、原稿がタブ原稿でない場合はステップS3からステップS4に移行し、そこで通常モードで原稿画像の複写動作を実行させる。すなわち、原稿の画像を画像読取部3で読み取るとともに、この読み取った画像データを画像処理部4で画像処理した後、その画像データに基づいて画像形成部6により出力用紙に画像を形成する一連の複写動作を実行させる。この場合は、原稿から読み取った画像が、そのまま出力用紙に形成されることになる。
一方、原稿がタブ原稿であった場合は、ステップS3からステップS5に進み、そこでタブ原稿のタブ部分を含むように画像の読み取り範囲(走査範囲)を原稿の画像を画像読取部3で読み取った後、この読み取った画像を定型領域の画像とタブ領域の画像に分離して画像記憶部5に記憶する(ステップS6)。画像領域の分離処理は画像処理部4で行う。画像処理部4では、例えば、画像読み取り対象となる原稿が図4(A)に示すようなタブ原稿であったとすると、図4(B),(C)に示すように、タブ原稿から読み取った3つの画像(画像オブジェクト)11,12,13を、定型サイズに対応する定型領域(タブ領域以外の領域)14に含まれる画像11,12と、定型サイズから突出するタブ領域15に含まれる画像13とに分離する。
また、タブ原稿から読み取った画像を画像記憶部5に記憶するにあたっては、当該読み取り画像の属性情報の1つとして、タブ原稿の下地の色を示す下地色情報と、各々の画像11,12,13の種別を示す画像種別情報とを付与して記憶する。タブ原稿の下地色と各々の画像の種別は、それぞれ画像処理部4で判別処理する。また、下地色情報は、タブ原稿の下地部分から読み取った色データをそのまま付与してもよいが、画像読取部3で読み取った色データでは色ムラが生じやすい。そのため、画像形成装置が備えるカラーパレットに含まれる複数の色の中で、タブ原稿の下地部分から読み取った色データの平均値に最も近い色を下地色情報として付与することが望ましい。画像種別情報は、各々の画像11,12,13ごとに、テキスト及びイメージの中からいずれか1つを付与する。上記図4の例では、画像種別情報として、画像11及び画像13にそれぞれテキストを付与し、画像12にはイメージを付与することになる。
続いて、制御部7は、予め操作パネル1を用いてユーザーにより選択(設定)された複写処理条件を参照することにより、画像形成対象となる画像の領域が、上述した「全領域」、「定型領域」、「タブ領域」のうち、いずれの条件で指定されているかを確認する(ステップS7)。このとき、制御部7は、画像形成対象となる画像領域の指定と合わせて、画像種別の指定と下地色の指定も確認する。
続いて、制御部7は、画像形成対象として指定された領域の画像データを画像記憶部5から読み出し、この画像データに基づいて画像形成部6に画像形成動作を実行させることにより、指定領域の画像を用紙に形成する(ステップS8)。例えば、画像形成対象となる画像の領域として「全領域」が指定されていた場合は、タブ原稿から読み取った全ての画像を用紙に形成する。また、画像形成対象として「定型領域」が指定されていた場合は、タブ原稿の「定型領域」から読み取った画像だけを用紙に形成し、「タブ領域」が指定されていた場合は、タブ原稿の「タブ領域」から読み取った画像だけを用紙に形成する。
また、画像形成対象となる画像の種別として「全種別」が指定されていた場合は、上記指定領域に対して全種別の画像を用紙に形成し、「個別指定」が指定されていた場合は、上記指定領域に対して個別指定で指定された種別の画像だけを用紙に形成する。また、「画像なし」が指定されていた場合は、上記指定領域への画像の形成を行わない。
さらに、画像形成に適用する下地色として「色なし」が指定されていた場合は、上記指定領域に対して下地部分への色付けを行うことなく用紙に画像を形成する。また、「原稿と同色」が指定されていた場合は、上記指定領域に対してタブ原稿の下地色情報と同じ色を適用して下地部分への色付けを行いつつ用紙に画像を形成し、「任意の色」が指定されていた場合は、上記指定領域に対して「任意の色」でユーザーにより指示(選択)された色を適用して下地部分への色付けを行いつつ用紙に画像を形成する。
以上のような手順にしたがって複写処理を行うことにより、原稿にタブ原稿を用いる場合にあっては、予め操作パネル1でユーザーが指定(選択)した内容(画像領域、画像種別、下地色)にしたがって、様々な形態で用紙に画像を形成することができる。したがって、タブ原稿を用いた複写処理を行うにあたって、ユーザーの様々な要求に柔軟に応えることができる。例えば、原稿の画像を出力用紙上に忠実に再現したいというユーザーの要求や、トナーの消費をできるだけ抑えたいというユーザーの要求、あるいは必要最小限の領域に所望の画像だけを形成したいというユーザーの要求などに応えることができる。
また、タブ原稿を用いた複写処理条件の選択肢が広がることにより、タブ原稿の下地部分から読み取った色を、色付きのタブ出力紙に重ねて印刷してしまうなどの不具合を回避することができる。例えば、薄赤色のタブ原稿の画像を読み取って、これを黄緑色のタブ出力紙に複写する場合、タブ原稿の下地色となる薄赤色の印刷材料を、黄緑色のタブ出力紙にのせると、タブ出力紙の下地の部分が見た目汚くなってしまうが、操作パネル1で複写処理条件を適宜設定すれば、そうした不具合を回避することができる。
図5(A)〜(I)は、上記図4(A)に示すタブ原稿を用いて複写処理を行った場合の画像の形成例を示している。このうち、図5(A)は「画像領域指定」を「全領域」、「画像種別指定」を「全種別」又は「個別指定」でテキスト及びイメージを選択、「下地色指定」を「原稿と同色」でそれぞれ指定して用紙に画像を形成した場合を示している。図5(B)は「画像領域指定」を「全領域」、「画像種別指定」を「全種別」又は「個別指定」でテキスト及びイメージを選択、「下地色指定」を「色なし」でそれぞれ指定して用紙に画像を形成した場合を示している。図5(C)は「画像領域指定」を「全領域」、「画像種別指定」を「全種別」、「下地色指定」を「任意の色」でそれぞれ指定して用紙に画像を形成した場合を示している。特に、図5(A),(C)は画像形成に使用するタブ出力紙が白色の用紙であるときに適用して好適なものとなり、図5(B)はタブ出力紙が色付きの用紙であるときに適用して好適なものとなる。
図5(D)は「画像領域指定」を「タブ領域」、「画像種別指定」を「全種別」又は「個別指定」でテキストを選択、「下地色指定」を「原稿と同色」でそれぞれ指定して用紙に画像を形成した場合を示している。図5(E)は「画像領域指定」を「タブ領域」、「画像種別指定」を「画像なし」、「下地色指定」を「任意の色」でそれぞれ指定して用紙に画像を形成した場合を示している。図5(F)は「画像領域指定」を「タブ領域」、「画像種別指定」を「全種別」又は「個別指定」でテキストを選択、「下地色指定」を「色なし」でそれぞれ指定して用紙に画像を形成した場合を示している。特に、図5(D),(E)は画像形成に使用するタブ出力紙が白色の用紙であるときに適用して好適なものとなり、図5(F)はタブ出力紙が白色又は色付きの用紙であるときに適用して好適なものとなる。
図5(G)は「画像領域指定」を「定型領域」、「画像種別指定」を「個別指定」でイメージを選択、「下地色指定」を「色なし」でそれぞれ指定して用紙に画像を形成した場合を示している。図5(H)は「画像領域指定」を「全領域」、「画像種別指定」を「個別指定」でイメージを選択、「下地色指定」を「原稿と同色」でそれぞれ指定して用紙に画像を形成した場合を示している。図5(I)は「画像領域指定」を「全領域」、「画像種別指定」を「画像なし」、「下地色指定」を「原稿と同色」でそれぞれ指定して用紙に画像を形成した場合を示している。特に、図5(G)は画像形成に使用するタブ出力紙が白色又は色付きの用紙であるときに適用して好適なものとなり、図5(H),(I)はタブ出力紙が白色の用紙であるときに適用して好適なものとなる。
これ以外にも、例えば、「画像領域指定」を「タブ領域」、「画像種別指定」を「画像なし」、「下地色指定」を「原稿と同色」又は「任意の色」でそれぞれ指定して用紙に画像を形成する場合など、それぞれの指定項目での選択の組み合わせを適宜変えることにより、種々の形態で用紙に画像を形成することが可能である。また、原稿がタブ原稿の場合であっても、「画像領域指定」を「定型領域」で指定することにより、タブ原稿の定型領域から読み出した画像を、定型の出力用紙に形成(複写)することも可能である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 タブ原稿を用いた複写処理条件を設定するために表示される設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置で行われる複写処理の手順を示すフローチャートである。 画像読み取り対象となるタブ原稿の一例を示す図である。 タブ原稿を用いて複写処理を行った場合の画像の形成例を示す図である。
符号の説明
1…操作パネル、2…原稿判別部、3…画像読取部、4…画像処理部、5…画像記憶部、6…画像形成部、7…制御部

Claims (3)

  1. 画像読み取り対象となる原稿がタブ付き原稿である場合に、当該タブ付き原稿から読み取った画像を、タブ領域の画像とタブ領域以外の画像に分離する分離手段と、
    前記分離手段によって分離された各領域の画像のうち、画像形成対象となる画像の領域を指定する領域指定手段と、
    前記領域指定手段によって指定された領域の画像を用紙に形成するように画像形成手段を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成対象となる画像の種別を指定する画像種別指定手段を具備し、
    前記制御手段は、前記画像種別指定手段によって指定された種別の画像を用紙に形成するように画像形成手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 画像形成に適用する下地の色を指定する下地色指定手段を具備し、
    前記制御手段は、前記下地色指定手段によって指定された下地の色で用紙に画像を形成するように画像形成手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。


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