JP2004322390A - 画像記録装置 - Google Patents

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Katsuhiko Shimizu
克彦 清水
Masato Doi
正人 土居
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Abstract

【課題】回転ドラムに対し記録材料の浮き上がりよって生じるしわを抑え、ムラなく吸引記録することを可能である。
【解決手段】外部空間からその内部空間まで周壁を貫通する複数の貫通孔を有する回転ドラム31と、回転ドラム31の内部空間から空気を吸引する空気吸引手段200と、回転ドラム31の外周面上に保持された記録材料Pに画像を記録する記録手段300と、を有し、空気吸引手段200による吸引により生じる外部空間と内部空間との間の気圧差により回転ドラム31の外周面上に記録材料Pを保持する画像記録装置において、回転ドラム31の外周面に円周方向成分及び軸方向成分を有する方向に延びる吸引溝31d,31eが貫通孔31cと接続されるように設けられており、回転ドラム31の外周面に円周方向成分を有する方向に延びる吸引溝31dに対し、回転ドラム31の外周面に吸引保持された所定長さの記録材料Pの後端部の箇所の吸引溝31dにおいて、軸方向成分に対し最外部に位置する吸引溝31dが記録材料全域に渡って連結されている。
【選択図】図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、回転ドラムの外周面上に保持された記録材料に画像を記録する画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、色分解網原稿フィルムを、切り貼りなどしたフィルムからではなく、DTPと呼ばれる装置で、色分解された文字網原稿画像データや写真網原稿画像データやベタ画像網原稿画像データなどの画像データから、画像データ上で切り貼りなどして、色分解網原稿画像データを作成し、イメージセッタと呼ばれる装置で、この色分解網原稿画像データから色分解網原稿フィルムを作成したり、CTPと呼ばれる装置で、直接、印刷版を作成することが行われている。
【0003】
このようなDTPを用いたシステムで行う校正作業としては、色分解網原稿画像データから色分解網原稿フィルムを作成し、色分解網原稿フィルムからカラープルーフを作成する方法だけでなく、色分解網原稿画像データから、直接、カラープルーフを作成するDCPが、最近、行われている。
【0004】
このDCPには、色分解網原稿画像データに基づいて、ハロゲン化銀カラー写真感光材料をLEDやレーザ光などによって露光することで、カラープルーフを作成するものなどがある。
【0005】
このような記録材料に画像を記録する画像記録装置には、外部空間からその内部空間まで周壁を貫通する複数の貫通孔を有する回転ドラムと、この回転ドラムの内部空間から空気を吸引する空気吸引手段と、回転ドラムの外周面上に保持された記録材料に画像を記録する記録手段とを有し、記録材料を空気吸引手段による吸引により生じる外部空間と内部空間との間の気圧差により回転ドラムの外周面上に保持し、回転ドラムの外周面上に保持された記録材料に記録手段により画像を記録するものがある(特許文献1)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−215724号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、記録材料が吸引により生じる外部空間と内部空間との間の気圧差により回転ドラムの外周面上に保持されるが、このとき記録材料と回転ドラムの外周面との間に空気が部分的に溜り、この空気溜りが記録材料を浮き上がらせてしわが生じ、このしわによって記録ムラが発生することがある。
【0008】
この発明は、以上の問題点に鑑みてなされたもので、回転ドラムに対し記録材料の浮き上がりよって生じるしわを抑え、ムラなく吸引記録することを可能な画像記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
【0010】
請求項1に記載の発明は、外部空間からその内部空間まで周壁を貫通する複数の貫通孔を有する回転ドラムと、前記回転ドラムの内部空間から空気を吸引する空気吸引手段と、前記回転ドラムの外周面上に保持された記録材料に画像を記録する記録手段と、を有し、
前記空気吸引手段による吸引により生じる前記外部空間と前記内部空間との間の気圧差により前記回転ドラムの外周面上に前記記録材料を保持する画像記録装置において、
前記回転ドラムの外周面に円周方向成分及び軸方向成分を有する方向に延びる吸引溝が前記貫通孔と接続されるように設けられており、
前記回転ドラムの外周面に円周方向成分を有する方向に延びる前記吸引溝に対し、
前記回転ドラムの外周面に吸引保持された所定長さの前記記録材料の後端部の箇所の前記吸引溝において、前記軸方向成分に対し最外部に位置する前記吸引溝が記録材料全域に渡って連結されていることを特徴とする画像記録装置である。
【0011】
この請求項1に記載の発明によれば、所定長さの記録材料の後端部の箇所の吸引溝において、軸方向成分に対し最外部に位置する吸引溝が記録材料全域に渡って連結されていることで、回転ドラムの外周面上に記録材料の先端部が給送された状態で吸引し、その後、さらに記録材料を回転ドラムの外周面上に給送する間の外部空間と内部空間との間の気圧差で吸引する時に、空気が記録材料と回転ドラムの外周面との間に溜ることなく記録材料全域に渡って連結されている吸引溝から抜け、回転ドラムに対し記録材料の浮き上がりによって生じるしわを抑え、ムラなく吸引記録することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、前記回転ドラムの外周面に円周方向成分を有する方向に延びる吸引溝に対し、前記回転ドラムに吸引保持されている所定の長さの前記記録材料の後端部の前記円周方向成分を有する方向に延びる前記吸引溝が埋められていることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置である。
【0013】
この請求項2に記載の発明によれば、回転ドラムに吸引保持されている所定の長さの記録材料の後端部の円周方向成分を有する方向に延びる吸引溝が埋められていることで、記録材料の後端部の吸引力を強くして吸引保持し、後端部の浮き上がりを防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の画像記録装置の実施の形態について説明するが、この発明は、実施の形態に限定されるものではない。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明の用語は、これに限定されない。
【0015】
この発明の画像記録装置を適用したカラープルーフ作成装置は、図1乃至図5に示すように構成される。図1はカラープルーフ作成装置の概略構成図、図2は画像記録部の概略構成を示す正面図、図3は画像記録部の概略構成を示す平面図、図4は回転ドラムの斜視図、図5は回転ドラムの吸引溝を示す展開図、図6は図5のVI−VI線に沿う断面図、図7は図5のVII−VII線に沿う断面図である。
【0016】
カラープルーフ作成装置1の装置本体2には、露光ユニット3及び現像処理ユニット4が備えられている。露光ユニット3の上部には、現像部側にセット部7が配置される。セット部7には、記録材料遮光用カバー9が開閉可能に設けられ、記録材料遮光用カバー9によりロール状の感光材料またはペーパー等の記録材料を収納した一対の記録材料装填用マガジン10がセット可能である。
【0017】
現像処理ユニット4の側部には排紙部15が設けられ、処理された記録材料が排紙部15に排出される。
【0018】
露光ユニット3には、給紙部20、主走査部30、副走査部40及びアキュームレータ部60が備えられている。給紙部20には、搬送ローラ対21、カッター部22及び回転ローラ23が記録材料装填用マガジン10に対応して配置されている。記録材料装填用マガジン10に対応して配置された搬送ローラ対21により記録材料を引き出して、カッター部22で所定の長さに切断し、回転ローラ23、エンコーダローラ25を介して主走査部30へ送るようになっている。
【0019】
主走査部30及び副走査部40が記録材料に画像を記録する露光部500を構成し、主走査部30には、円筒を構成する回転ドラム31が回転可能に設けられ、記録材料が回転ドラム31の外表面に吸着されて一体に回転する。回転ドラム31に対向して光学ユニット32が配置され、光学ユニット32は副走査部40によりドラム軸と平行に移動可能になっている。光学ユニット32は、デジタル画像信号を受けて回転ドラム31に吸着された記録材料にレーザービームで露光して画像の書き込みを行なう。
【0020】
アキュームレータ部60は、露光部500から露光された記録材料を現像処理する現像処理ユニット4に備えられるプロセッサ部600へ受け渡すために、記録材料を一時停留させる。このアキュームレータ部60は、書き込みが終了した記録材料を回転ドラム31から剥離してプロセッサ部600へ送り込む。このとき、プロセッサ部600の搬送速度の方が露光部500の排紙速度より遅い場合は、排紙速度が高速のままアキュームレータ部60に送り込み、記録材料をアキュームレータ部60に垂れ下がるようにしてアキュームさせ、プロセッサ部600との搬送タイミングを合わせ、露光部500の処理能力を落とさないようにしている。
【0021】
現像処理ユニット4のプロセッサ部600には、第2露光部41(以下、反転露光ダイレクトポジ感材の例で記載する)、現像部42、定着部43、安定部44及び乾燥部45が備えられている。第2露光部41により露光部500で露光されなかった部分の記録材料が疑似画像を形成し、第2露光された記録材料は、現像部42、定着部43及び安定部44へ搬送して現像処理され、この処理された記録材料は乾燥部45で乾燥して排紙部15へ送出される。
【0022】
次に、露光装置の構成を、図1乃至図6に基づいて詳細に説明する。
【0023】
セット部7には、記録材料装填用マガジン10が記録材料Pの先端を所定長さ引き出した状態で、給紙部20の搬送ローラ対21のローラ21a,21bの間の位置にセットする。いずれかの記録材料装填用マガジン10から記録材料Pが供給される搬送中は、ローラ21bを搬送位置に移動させて記録材料Pを対向するローラ21a,21bとの間で圧着する。それぞれのカッター部22とエンコーダローラ25との間には、基準センサS1、回転ローラ23及びガイド26がそれぞれ設けられている。
【0024】
エンコーダローラ25は、基準センサS1が記録材料の先端部を検出し、この先端部の検出から記録材料の搬送により回転して記録材料の送り量を検出し、所定の長さでカッター部22を作動して記録材料を切断する。カッター部22の後段には、シャッター27が配置され、記録材料の搬送路の遮光とゴミ等の進入を防止する。ローラ21a,21bの前段には、記録材料の終端部を検出する後端検出センサS2が配置されている。記録材料装填用マガジン10に対応して配置された搬送ローラ対21により記録材料を引き出して、カッター部22で所定の長さに切断し、回転ローラ23を介して主走査部30へ送るようになっており、この搬送ローラ対21、カッター部22及び回転ローラ23が記録材料装填用マガジン10から記録材料を供給する搬送手段Aを構成する。
【0025】
主走査部30の回転ドラム31の両端の軸部31a,31bは、軸受33a,33bを介して支持台34a,34bに回転可能に軸支されている。回転ドラム31の一方の軸部31aには、駆動プーリ35aが設けられ、この駆動プーリ35aはドラム回転モータM6の出力プーリ35bとベルト36により連結され、ドラム回転モータM6の駆動により回転ドラム31が回転する。また、回転ドラム31の一方の軸部31bには、ロータリーエンコーダ37が設けられ、回転パルスを出力してドラム回転に同期した画素クロック制御に用いる。
【0026】
回転ドラム31の一方の軸部31aは、空気吸引手段200を構成する吸引ブロアに連結されている。回転ドラム31は中空体で形成され、表面には貫通孔3lcが形成され、空気吸引手段200の駆動により回転ドラム31の内部が減圧されて記録材料が回転ドラム31の表面に吸着される。
【0027】
光学ユニット32には、LDまたはLED等の光源が、各波長相当に対応して複数あり、例えば回転ドラム31上の記録材料に画像を露光する。
【0028】
光学ユニット32は、移動手段700によりドラム軸方向に移動可能になっている。移動手段700は、光学ユニット32の移動をガイドするガイド部材341,342と、光学ユニット32を移動する回転可能なボールネジ340とを有し、このボールネジ340は駆動モータM7により回転される。駆動モータM7はモータ軸343を有し、モータ軸出力側にカップリング344を介してボールネジ340の一端部が設けられ、駆動モータM7のモータ軸非出力側に重り345が設けられている。
【0029】
この重り345は、円筒状に形成されているが、これに限定されず、三角筒状、四角筒状などであってもよく、駆動モータM7のロータ慣性モーメントを擬似的に増加させており、振動に影響がある共振周波数fを変化することができ、簡単な構造で、ボールネジ340の振動を抑えることが可能である。
【0030】
駆動モータM7の駆動により、カップリング344を介してボールネジ340が正回転、または逆回転して光学ユニット32がドラム軸と平行に移動する。
【0031】
この露光部500からプロセッサ部600へ受け渡すために、記録材料を一時停留させるアキュームレータ部60は、回転ドラム31に吸引された記録材料を剥離する剥離ガイド61、搬送ガイド62、アキュームレータ部60におけるプロセッサ部600のシート入口側に配された排出ローラ64とを有し、回転ドラム31に巻かれた記録材料を剥離してプロセッサ部600へ送る。
【0032】
この実施の形態には、回転ドラム31に記録材料を装填する際に回転ドラム31を駆動する駆動ローラ229が備えられている。この駆動ローラ229は中間部がピン229aにより回転可能に支持されたレバー229bの一方の端部側に回転可能に取り付けられている。
【0033】
更に、レバー229bの他方の端部側には、駆動ローラ圧着解除モータM5が設けられ、この駆動ローラ圧着解除モータM5によって、先端部にピン229cが設けられたレバー229dが回転されるようになっている。そして、レバー229bは、その他方の端部側がレバー229dのピン229cに当接する方向にばね229eによって付勢されている。
【0034】
駆動ローラ圧着解除モータM5を回転駆動することにより、レバー229bがピン229aを中心に回転し、駆動ローラ229が回転ドラム31に対して当接(圧着)/離反(非圧着)するようになっている。
【0035】
また、レバー229bの他方の端部側には、圧着センサS7、解除センサS8が設けられ、駆動ローラ229の状態が検出されるようになっている。また、駆動ローラ229が圧着状態にあるとき、駆動ローラ229は回転ドラム31に当接するのみならず、駆動モータM4によって駆動されるローラ229fに当接するようになっている。
【0036】
エンコーダローラ25及び駆動ローラ229は記録材料Pにヨレが生じないようにスクイズし、同時に回転ドラム31を回転させる。エンコーダローラ25及び駆動ローラ229はリンク機構により回転ドラム31に圧着する場合は、回転ドラム31に圧着するする際は、1つの駆動モータにて圧着動作を行なう。
【0037】
この実施の形態の画像記録装置は、外部空間からその内部空間まで周壁を貫通する複数の貫通孔31cを有する回転ドラム31と、回転ドラム31の内部空間から空気を吸引する空気吸引手段200と、回転ドラム31の外周面上に保持された記録材料に記録する記録手段300とを有する。そして、給送された記録材料を、空気吸引手段200による吸引により生じる回転ドラム31の外部空間と内部空間との間の気圧差により回転ドラム31の外周面上に保持し、回転ドラム31の外周面上に保持された記録材料に記録手段300により画像記録する。
【0038】
この回転ドラム31の外周面には、図4及び図5に示すように、円周方向成分及び軸方向成分を有する方向に延びる吸引溝31d及び吸引溝31eが貫通孔31cと接続されるように設けられている。
【0039】
この画像記録装置で処理できる記録材料Pのサイズは、図5に示すように、軸方向の長さ(記録材料Pの幅)がW1、W2、W3と、周方向の長さ(記録材料Pの長さ)がL1、L2、L3、L4、L5とを組み合わせた15種類である。この回転ドラム31の外周面に円周方向成分を有する方向に延びる吸引溝31dに対し、回転ドラム31の外周面に吸引保持された所定長さの記録材料Pの後端部Pbの箇所の吸引溝31dにおいて、図6に示すように、軸方向成分に対し最外部に位置する吸引溝31dが記録材料全域に渡って連結されている。
【0040】
即ち、この実施の形態では、15種類の記録材料Pに応じて長さ方向の後端部の両最外側は、吸引溝31dが連通され、この連通箇所a1〜a20が20箇所設けられている。
【0041】
また、回転ドラム31の外周面に円周方向成分を有する方向に延びる吸引溝31dに対し、回転ドラム31に吸引保持されている所定の長さの記録材料Pの後端部の円周方向成分を有する方向に延びる吸引溝31dが、図7に示すように、パテ埋め31fされている。
【0042】
即ち、この実施の形態では、15種類の記録材料Pに応じて長さ方向の後端部の両最外側の内側は、吸引溝31dがパテ埋め31fされ、このパテ埋め31fの箇所b1〜bnが設けられている。
【0043】
このように、所定長さの記録材料Pの後端部の箇所の吸引溝31dにおいて、軸方向成分に対し最外部に位置する吸引溝31dが、記録される記録材料のサイズに応じて記録材料全域に渡って連結されていることで、種々のサイズの記録材料に画像記録する場合でも回転ドラム31の外周面上に記録材料Pの先端部Paが給送された状態で吸引し、その後、さらに記録材料Pを回転ドラム31の外周面上に給送する間の外部空間と内部空間との間の気圧差で吸引する時に、空気が記録材料Pと回転ドラム31の外周面との間に溜ることなく、吸引溝31d及び吸引溝31eから記録材料Pを給送するのに従って抜ける。そして、記録材料Pに応じて長さ方向の後端部の両最外側では、吸引溝31dが連通され、記録材料全域に渡って連結されている吸引溝31dから抜け、回転ドラム31に対し記録材料Pの浮き上がりによって生じるしわを抑え、ムラなく吸引記録することができる。
【0044】
また、回転ドラム31に吸引保持されている所定の長さの記録材料Pの後端部の円周方向成分を有する方向に延びる吸引溝31dが埋められており、即ち記録材料Pに応じて長さ方向の後端部の両最外側の内側は、吸引溝31dがパテ埋め31fされていることで、記録材料Pの後端部Pbの吸引力を強くして吸引保持することができ、後端部の浮き上がりを防止することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1及び請求項2に記載の発明では、回転ドラムに対し記録材料の浮き上がりよって生じるしわを抑え、ムラなく吸引記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラープルーフ作成装置の概略構成図である。
【図2】画像記録部の概略構成を示す正面図である。
【図3】画像記録部の概略構成を示す平面図である。
【図4】回転ドラムの斜視図である。
【図5】回転ドラムの吸引溝を示す展開図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図5のVII−VII線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 カラープルーフ作成装置
2 装置本体
3 露光ユニット
4 現像処理ユニット
31 ドラム
31c 貫通孔
200 空気吸引手段
300 記録手段
P 記録材料

Claims (2)

  1. 外部空間からその内部空間まで周壁を貫通する複数の貫通孔を有する回転ドラムと、前記回転ドラムの内部空間から空気を吸引する空気吸引手段と、前記回転ドラムの外周面上に保持された記録材料に画像を記録する記録手段と、を有し、
    前記空気吸引手段による吸引により生じる前記外部空間と前記内部空間との間の気圧差により前記回転ドラムの外周面上に前記記録材料を保持する画像記録装置において、
    前記回転ドラムの外周面に円周方向成分及び軸方向成分を有する方向に延びる吸引溝が前記貫通孔と接続されるように設けられており、
    前記回転ドラムの外周面に円周方向成分を有する方向に延びる前記吸引溝に対し、
    前記回転ドラムの外周面に吸引保持された所定長さの前記記録材料の後端部の箇所の前記吸引溝において、前記軸方向成分に対し最外部に位置する前記吸引溝が記録材料全域に渡って連結されていることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記回転ドラムの外周面に円周方向成分を有する方向に延びる吸引溝に対し、前記回転ドラムに吸引保持されている所定の長さの前記記録材料の後端部の前記円周方向成分を有する方向に延びる前記吸引溝が埋められていることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
JP2003117926A 2003-04-23 2003-04-23 画像記録装置 Pending JP2004322390A (ja)

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