JP2004161467A - 画像記録装置 - Google Patents

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JP2004161467A JP2002331252A JP2002331252A JP2004161467A JP 2004161467 A JP2004161467 A JP 2004161467A JP 2002331252 A JP2002331252 A JP 2002331252A JP 2002331252 A JP2002331252 A JP 2002331252A JP 2004161467 A JP2004161467 A JP 2004161467A
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JP2002331252A
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Katsuhiko Shimizu
克彦 清水
Masayuki Muraoka
雅幸 村岡
Takao Kubota
隆夫 久保田
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Abstract

【課題】装置構成部品の簡素化、操作性向上が図れる。
【解決手段】記録材料Pを供給するための記録材料装填用マガジン10と、この記録材料装填用マガジン10から記録材料Pを供給する記録材料供給手段Aと、供給される記録材料Pを外周面上に巻付けて回転するドラム31と、このドラム31を回転する回転手段と、ドラム31に巻付けられた記録材料Pに書き込む書込手段300と、この書込手段300をドラム軸方向に移動する移動手段700とを有する画像記録装置において、供給する記録材料Pの終端部Pbを検出する記録材料終端部検出手段Bと、この記録材料Pの終端部Pbの検出に基づき記録材料供給手段Aを制御して供給する記録材料Pを記録材料装填用マガジン10の内部に巻き戻す制御手段Cとを有する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、記録材料装填用マガジンから記録材料を供給し、この記録材料をドラムの外周面上に保持して書き込む画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、色分解網原稿フィルムを、切り貼りなどしたフィルムからではなく、DTPと呼ばれる装置で、色分解された文字網原稿画像データや写真網原稿画像データやベタ画像網原稿画像データなどの画像データから、画像データ上で切り貼りなどして、色分解網原稿画像データを作成し、イメージセッタと呼ばれる装置で、この色分解網原稿画像データから色分解網原稿フィルムを作成したり、CTPと呼ばれる装置で、直接、印刷版を作成することが行われている。
【0003】
このようなDTPを用いたシステムで行う校正作業としては、色分解網原稿画像データから色分解網原稿フィルムを作成し、色分解網原稿フィルムからカラープルーフを作成する方法だけでなく、色分解網原稿画像データから直接、カラープルーフを作成するDCPが、最近行われている。
【0004】
このDCPには、色分解網原稿画像データに基づいて、ハロゲン化銀カラー写真感光材料をLEDやレーザ光などによって露光することで、カラープルーフを作成するものなどがある。また、同様の書き込み系を用いたインクジェットプリンターなどによって、カラープルーフを作成することもある。
【0005】
このような記録材料に画像を書き込む画像記録装置には、記録材料を供給するための記録材料装填用マガジンと、この記録材料装填用マガジンから記録材料を供給する記録材料供給手段と、前記供給される記録材料を外周面上に巻付けて回転するドラムと、このドラムを回転する回転手段と、ドラムに巻付けられた記録材料に書き込む書込手段と、この書込手段をドラム軸方向に移動する移動手段とを有し、ドラムを回転させるとともに、書込手段をドラム軸方向に移動して記録材料に画像を書き込むものがある(例えば、特許文献1)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−215624号公報(第1〜第5頁、図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来、記録材料装填用マガジンは、断ボール・厚紙等の外箱にロール状記録材料を収納したマガジンを使用し、内部の記録材料の書込み長さがなくなった場合、最後の残りの記録材料は記録材料装填用マガジンの内部へ戻されることなく、供給して搬出されていた。
【0008】
このように短い長さの残りの記録材料を搬送するため、装置内部の搬送ローラーを等間隔で複数設ける必要があり、部品点数が増加、構成の複雑化を余儀なくされていた。また、装置が駆動しているために、短い長さの残りの記録材料の除去作業と記録材料の交換作業を平行して行うことができなかった。
【0009】
この発明は、以上の問題点に鑑みてなされたもので、装置構成部品の簡素化、操作性向上が図れる画像記録装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
【0011】
請求項1に記載の発明は、記録材料を供給するための記録材料装填用マガジンと、この記録材料装填用マガジンから記録材料を供給する記録材料供給手段と、前記供給される記録材料を外周面上に巻付けて回転するドラムと、このドラムを回転する回転手段と、前記ドラムに巻付けられた記録材料に書き込む書込手段と、この書込手段をドラム軸方向に移動する移動手段とを有する画像記録装置において、
前記供給する記録材料の終端部を検出する記録材料終端部検出手段と、この記録材料の終端部の検出に基づき前記記録材料供給手段を制御して前記供給する記録材料を前記記録材料装填用マガジンの内部に巻き戻す制御手段とを有することを特徴とする画像記録装置である。
【0012】
この請求項1に記載の発明によれば、記録材料の終端部を検出すると、記録材料を記録材料装填用マガジンの内部に巻き戻すことで、短い長さの残りの記録材料を搬送するための搬送ローラー等を最小限に配置することにより、装置構成の簡素化、コストの削減が図れる。また、短い長さの残りの記録材料の除去作業を記録材料の交換作業と同時に行えることにより、操作性の向上が図れる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、前記記録材料装填用マガジンは、記録材料供給口を介して内部から外部に前記記録材料を供給する記録材料供給部を有し、
前記記録材料供給口を遮光する遮光材と、前記巻き戻す記録材料を前記記録材料供給口に導く滑面部材とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置である。
【0014】
この請求項2に記載の発明によれば、記録材料装填用マガジンの記録材料供給口を遮光する遮光材と、巻き戻す記録材料を記録材料供給口に導く滑面部材とを有することで、巻き戻す記録材料の終端部が滑面部材に案内されて記録材料供給口に戻るため、戻る際の引っかかりを防ぐことができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、前記記録材料装填用マガジンは、マガジン本体とマガジン蓋体とを開閉可能にして構成され、前記マガジン本体とマガジン蓋体との合わせ部に前記記録材料供給部を設け、
この記録材料供給部は、前記マガジン本体及び/またはマガジン蓋体の一部を内側に屈曲して斜面部を形成し、この斜面部に連続して内側に延びる平面部を形成して前記記録材料供給口とし、
前記平面部に前記遮光材を設け、前記斜面部に前記滑面部材を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像記録装置である。
【0016】
この請求項3に記載の発明によれば、平面部に遮光材を設け、斜面部に滑面部材を設けたことで、巻き戻す記録材料の終端部が滑面部材に案内されて記録材料供給口に戻るため、戻る際の引っかかりを防ぐことができる。
【0017】
請求項4に記載の発明は、前記記録材料装填用マガジンは、マガジン本体とマガジン蓋体とを開閉可能にして構成され、前記マガジン本体とマガジン蓋体との合わせ部に前記記録材料供給部を設け、
この記録材料供給部は、前記マガジン本体及び/またはマガジン蓋体の一部を内側に屈曲して斜面ガイド部を形成し、この斜面ガイド部に連続して内側に延びる平面シャッター部を形成して前記記録材料供給口とし、
前記斜面ガイド部から前記平面シャッター部に前記遮光材を設け、前記斜面ガイド部に相当する部分から前記平面シャッター部に相当する部分の一部に前記遮光材に重ねて前記滑面部材を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像記録装置である。
【0018】
この請求項4に記載の発明によれば、斜面ガイド部に相当する部分から平面シャッター部に相当する部分の一部に遮光材に重ねて滑面部材を設けることで、巻き戻す記録材料の終端部が滑面部材に案内されて記録材料供給口に戻るため、遮光を損なうことなく戻る際の引っかかりを防ぐことができる。
【0019】
請求項5に記載の発明は、前記滑面部材を重ねた前記斜面ガイド部に相当する部分から前記平面シャッター部に相当する部分の一部のオーバーラップ量は、0.5mm以上であることを特徴とする請求項4に記載の画像記録装置である。
【0020】
この請求項5に記載の発明によれば、滑面部材を重ねた斜面ガイド部に相当する部分から平面シャッター部に相当する部分の一部のオーバーラップ量は、0.5mm以上であり、記録材料が戻る際の終端部の引っかかりを防ぐことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の画像記録装置の実施の形態について説明する。なお、この発明は、実施の形態に限定されるものではない。この発明の画像記録装置を適用したカラープルーフ作成装置は、図1乃至図5に示すように構成される。図1はカラープルーフ作成装置の概略構成図、図2は露光装置の概略構成を示す正面図、図3は露光装置の概略構成を示す平面図、図4は記録材料装填用マガジンの断面図、図5は記録材料装填用マガジンの記録材料供給部の拡大断面図である。
【0022】
カラープルーフ作成装置1の装置本体2には、露光ユニット3及び現像処理ユニット4が備えられている。露光ユニット3の上部には、現像部側にセット部7が配置される。セット部7には、記録材料遮光用カバー9が開閉可能に設けられ、記録材料遮光用カバー9によりロール状の感光材料またはペーパー等の記録材料を収納した一対の記録材料装填用マガジン10がセット可能である。
【0023】
現像処理ユニット4の側部には排紙部15が設けられ、処理された感光材料が排紙部15に排出される。
【0024】
露光ユニット3には、給紙部20、主走査部30、副走査部40及びアキュームレータ部60が備えられている。給紙部20には、搬送ローラ対21、カッター部22及び回転ローラ23が記録材料装填用マガジン10に対応して配置されている。記録材料装填用マガジン10に対応して配置された搬送ローラ対21により記録材料を引き出して、カッター部22で所定の長さに切断し、回転ローラ23を介して主走査部30へ送るようになっており、この搬送ローラ対21、カッター部22及び回転ローラ23が記録材料装填用マガジン10から記録材料を供給する記録材料供給手段Aを構成する。
【0025】
主走査部30及び副走査部40が記録材料に画像を記録する露光部500を構成し、主走査部30には、円筒を構成するドラム31が回転可能に設けられ、記録材料がドラム31の外表面に吸着されて一体に回転する。ドラム31に対向して光学ユニット32が配置され、光学ユニット32は副走査部40によりドラム軸と平行に移動可能になっている。光学ユニット32は、デジタル画像信号を受けてドラム31に吸着された記録材料にレーザービームで露光して画像の書き込みを行い、書込手段300を構成している。
【0026】
アキュームレータ部60は、露光部500から露光された記録材料を現像処理する現像処理ユニット4に備えられるプロセッサ部600へ受け渡すために、記録材料を一時停留させる。このアキュームレータ部60は、書き込みが終了した記録材料をドラム31から剥離してプロセッサ部600へ送り込む。このとき、プロセッサ部600の搬送速度の方が露光部500の排紙速度より遅い場合は、排紙速度が高速のままアキュームレータ部60に送り込み、記録材料をアキュームレータ部60に垂れ下がるようにしてアキュームさせ、プロセッサ部600との搬送タイミングを合わせ、露光部500の処理能力を落とさないようにしている。
【0027】
現像処理ユニット4のプロセッサ部600には、第2露光部41(以下、反転露光ダイレクトポジ感材の例で記載する)、現像部42、定着部43、安定部44及び乾燥部45が備えられている。第2露光部41により露光部500で露光されなかった部分の記録材料が疑似画像を形成し、第2露光された記録材料は、現像部42、定着部43及び安定部44へ搬送して現像処理され、この処理された記録材料は乾燥部45で乾燥して排紙部15へ送出される。
【0028】
次に、露光装置の構成を、図1乃至図3に基づいて詳細に説明する。
【0029】
セット部7には、記録材料装填用マガジン10が記録材料の先端を所定長さ引き出した状態で、給紙部20の搬送ローラ対21のローラ21a,21bの間の位置にセットする。いずれかの記録材料装填用マガジン10から記録材料が供給される搬送中は、ローラ21bを搬送位置に移動させて記録材料を対向するローラ21a,21bとの間で圧着する。それぞれのカッター部22とエンコーダローラ25との間には、基準センサS1、回転ローラ23及びガイド26がそれぞれ設けられている。
【0030】
エンコーダローラ25は、基準センサS1が記録材料の先端部を検出し、この先端部の検出から記録材料の搬送により回転して記録材料の送り量を検出し、所定の長さでカッター部22を作動して記録材料を切断する。カッター部22の後段には、シャッター27が配置され、記録材料の搬送路の遮光とゴミ等の進入を防止する。ローラ21a,21bの前段には、記録材料の終端部を検出する後端検出センサS2が配置されている。
【0031】
主走査部30のドラム31の両端の軸部31a,31bは、軸受33a,33bを介して支持台34a,34bに回転可能に軸支されている。ドラム31の一方の軸部31aには、駆動プーリ35aが設けられ、この駆動プーリ35aはドラム回転モータM6の出力プーリ35bとベルト36により連結され、回転手段900を構成するドラム回転モータM6の駆動によりドラム31が回転する。また、ドラム31の一方の軸部31bには、ロータリーエンコーダ37が設けられ、回転パルスを出力してドラム回転に同期した画素クロック制御に用いる。
【0032】
ドラム31の一方の軸部31aは、空気吸引手段200を構成する吸引ブロアに連結されている。ドラム31は中空体で形成され、表面には貫通孔3lcが形成され、空気吸引手段200の駆動によりドラム31の内部が減圧されて記録材料がドラム31の表面に吸着される。
【0033】
光学ユニット32には、LDまたはLED等の光源が、各波長相当に対応して複数あり、例えばドラム31上の記録材料に画像を露光する書込手段300が構成される。
【0034】
光学ユニット32は、移動手段700によりドラム軸方向に移動可能になっている。移動手段700は、光学ユニット32の移動をガイドするガイド部材341,342と、光学ユニット32を移動する回転可能なボールネジ340とを有し、このボールネジ340は駆動モータM7により回転される。駆動モータM7はモータ軸343を有し、モータ軸出力側にカップリング344を介してボールネジ340の一端部が設けられ、駆動モータM7のモータ軸非出力側に重り345が設けられている。
【0035】
この重り345は、円筒状に形成されているが、これに限定されず、三角筒状、四角筒状などであってもよく、駆動モータM7のロータ慣性モーメントを擬似的に増加させており、振動に影響がある共振周波数fを変化することができ、簡単な構造で、ボールネジ340の振動を抑えることが可能である。
【0036】
駆動モータM7の駆動により、カップリング344を介してボールネジ340が正回転、または逆回転して光学ユニット32がドラム軸と平行に移動する。
【0037】
この露光部500からプロセッサ部600へ受け渡すために、記録材料を一時停留させるアキュームレータ部60は、ドラム31に吸引された記録材料を剥離する剥離ガイド61、搬送ガイド62、アキュームレータ部60におけるプロセッサ部600のシート入口側に配された排出ローラ64とを有し、ドラム31に巻かれた記録材料を剥離してプロセッサ部600へ送る。
【0038】
この実施の形態では、供給する記録材料Pの終端部Pbを検出する記録材料終端部検出手段Bと、この記録材料終端部検出手段Bの検出に基づき記録材料供給手段Aを制御して供給する記録材料Pを記録材料装填用マガジン10の内部に巻き戻す制御手段Cとを有する。
【0039】
記録材料終端部検出手段Bは、後端検出センサS2が記録材料装填用マガジン10から供給する記録材料Pの先端部Paを検出し、その後予め設定された所定時間後に後端部Pbを検出すると、供給する記録材料Pの終端部Pbであると判断する。制御手段Cは、記録材料終端部検出手段Bの検出に基づき記録材料供給手段Aのローラ21a,21bを供給方向から戻し方向へ逆回転し、記録材料Pを後端部Pbから記録材料装填用マガジン10の内部に巻き戻す。
【0040】
このように、記録材料Pの終端部Pbを検出すると、記録材料Pを記録材料装填用マガジン10の内部に巻き戻すことで、短い長さの残りの記録材料Pを搬送するための搬送ローラー等を最小限に配置することにより、装置構成の簡素化、コストの削減が図れる。また、短い長さの残りの記録材料Pの除去作業を記録材料Pの交換作業と同時に行えることにより、操作性の向上が図れる。
【0041】
この実施の形態の記録材料装填用マガジン10は、図4及び図5に示すように構成される。記録材料装填用マガジン10は、マガジン本体11とマガジン蓋体12とを支持軸13を支点に開閉可能にして構成され、マガジン本体11とマガジン蓋体12との合わせ部に記録材料供給部14を設けている。
【0042】
この記録材料供給部14は、マガジン本体11の一部を内側に屈曲して斜面ガイド部11aを形成し、この斜面ガイド部11aに連続して内側に延びる平面シャッター部11bを形成し、この平面シャッター部11bの先端を内側に屈曲して取出ガイド部11cを形成している。このマガジン本体11の外側一部11dから斜面ガイド部11a、平面シャッター部11b、取出ガイド部11cに渡り、遮光材16が設けられ、この遮光材16は例えばビロードで構成される。
【0043】
また、マガジン蓋体12の一部にシャッタ部材12aを設け、このシャッタ部材12aは内側に屈曲して斜面ガイド部12a1を形成し、この斜面ガイド部12a1に連続して内側に延びる平面シャッター部12a2を形成し、この平面シャッター部12a2の先端を屈曲して取出ガイド部12a3を形成している。このシャッタ部材12aは、斜面ガイド部12a1から平面シャッター部12a2、取出ガイド部12a3に渡り、遮光材17が設けられ、この遮光材17は例えばビロードで構成される。
【0044】
このシャッタ部材12aは、バネ部材12bにより付勢され、遮光材17が遮光材16に所定の圧力で圧接し、記録材料供給口18としている。
【0045】
この記録材料装填用マガジン10のマガジン本体11とマガジン蓋体12の内部に収納された記録材料は、記録材料供給口18から送り出され、遮光材16と遮光材17によって遮光されている。
【0046】
このように、斜面ガイド部11aから平面シャッター部11bに遮光材16を設けている。この遮光材16の斜面ガイド部11aに相当する部分から平面シャッター部11bに相当する部分の一部には、遮光材16に重ねて滑面部材19を設けている。
【0047】
この記録材料装填用マガジン10の記録材料供給口18を遮光する遮光材16と、巻き戻す記録材料Pを記録材料供給口18に導く滑面部材19とを有することで、巻き戻す記録材料Pの終端部Pbは、図5に示すように、滑面部材19に案内されて記録材料供給口18に戻るため、遮光を損なうことなく戻る際の引っかかりを防ぐことができる。
【0048】
滑面部材19を重ねた斜面ガイド部11aに相当する部分から平面シャッター部11bに相当する部分の一部のオーバーラップ量Dは、0.5mm以上であり、記録材料Pが戻る際の終端部Pbの引っかかりを防ぐことができる。
【0049】
この滑面部材19は、超高分子量ポリエチレンNo.440等を用いることができ、例えば超高分子量ポリエチレン粘着テープNo.443/4430により遮光材15に接着して設けられる。この超高分子量ポリエチレン粘着テープ No.443/4430は、超高分子量ポリエチレンフィルム(No.440)を基材とした、剥離紙付きの感圧性粘着テープであり、他の樹脂フィルムを使用した粘着テープに比べて特に耐衝撃強度が大きく、耐摩耗性や自己潤滑性に優れている。超高分子量ポリエチレン粘着テープNo.443の表面抵抗は、1016〜10Ωであり、超高分子量ポリエチレン粘着テープNo.4430の表面抵抗は、1016〜10Ωであり、試験方法はJIS K 6911によった。
【0050】
この実施の形態では、滑面部材19をマガジン本体11側の遮光材16に設けているが、マガジン蓋体12側の遮光材17に滑面部材を同様に設けてもよい。また、マガジン本体11側とマガジン蓋体12側の遮光材16,17に滑面部材を同様に設けてもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1に記載の発明では、記録材料の終端部を検出すると、記録材料を記録材料装填用マガジンの内部に巻き戻すことで、短い長さの残りの記録材料を搬送するための搬送ローラー等を最小限に配置することにより、装置構成の簡素化、コストの削減が図れる。また、短い長さの残りの記録材料の除去作業を記録材料の交換作業と同時に行えることにより、操作性の向上が図れる。
【0052】
請求項2に記載の発明では、記録材料装填用マガジンの記録材料供給口を遮光する遮光材と、巻き戻す記録材料を記録材料供給口に導く滑面部材とを有することで、巻き戻す記録材料の終端部が滑面部材に案内されて記録材料供給口に戻るため、戻る際の引っかかりを防ぐことができる。
【0053】
請求項3に記載の発明では、平面部に遮光材を設け、斜面部に滑面部材を設けたことで、巻き戻す記録材料の終端部が滑面部材に案内されて記録材料供給口に戻るため、戻る際の引っかかりを防ぐことができる。
【0054】
請求項4に記載の発明では、斜面ガイド部に相当する部分から平面シャッター部に相当する部分の一部に遮光材に重ねて滑面部材を設けることで、巻き戻す記録材料の終端部が滑面部材に案内されて記録材料供給口に戻るため、遮光を損なうことなく戻る際の引っかかりを防ぐことができる。
【0055】
請求項5に記載の発明では、滑面部材を重ねた斜面ガイド部に相当する部分から平面シャッター部に相当する部分の一部のオーバーラップ量は、0.5mm以上であり、記録材料が戻る際の終端部の引っかかりを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラープルーフ作成装置の概略構成図である。
【図2】露光装置の概略構成を示す正面図である。
【図3】露光装置の概略構成を示す平面図である。
【図4】記録材料装填用マガジンの断面図である。
【図5】記録材料装填用マガジンの記録材料供給部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 カラープルーフ作成装置
2 装置本体
3 露光ユニット
4 現像処理ユニット
10 記録材料装填用マガジン
31 ドラム
200 空気吸引手段
300 書込手段
700 移動手段
A 記録材料供給手段
B 記録材料終端部検出手段
C 制御手段
P 記録材料

Claims (5)

  1. 記録材料を供給するための記録材料装填用マガジンと、この記録材料装填用マガジンから記録材料を供給する記録材料供給手段と、前記供給される記録材料を外周面上に巻付けて回転するドラムと、このドラムを回転する回転手段と、前記ドラムに巻付けられた記録材料に書き込む書込手段と、この書込手段をドラム軸方向に移動する移動手段とを有する画像記録装置において、
    前記供給する記録材料の終端部を検出する記録材料終端部検出手段と、この記録材料の終端部の検出に基づき前記記録材料供給手段を制御して前記供給する記録材料を前記記録材料装填用マガジンの内部に巻き戻す制御手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記記録材料装填用マガジンは、記録材料供給口を介して内部から外部に前記記録材料を供給する記録材料供給部を有し、
    前記記録材料供給口を遮光する遮光材と、前記巻き戻す記録材料を前記記録材料供給口に導く滑面部材とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記記録材料装填用マガジンは、マガジン本体とマガジン蓋体とを開閉可能にして構成され、前記マガジン本体とマガジン蓋体との合わせ部に前記記録材料供給部を設け、
    この記録材料供給部は、前記マガジン本体及び/またはマガジン蓋体の一部を内側に屈曲して斜面部を形成し、この斜面部に連続して内側に延びる平面部を形成して前記記録材料供給口とし、
    前記平面部に前記遮光材を設け、前記斜面部に前記滑面部材を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 前記記録材料装填用マガジンは、マガジン本体とマガジン蓋体とを開閉可能にして構成され、前記マガジン本体とマガジン蓋体との合わせ部に前記記録材料供給部を設け、
    この記録材料供給部は、前記マガジン本体及び/またはマガジン蓋体の一部を内側に屈曲して斜面ガイド部を形成し、この斜面ガイド部に連続して内側に延びる平面シャッター部を形成して前記記録材料供給口とし、
    前記斜面ガイド部から前記平面シャッター部に前記遮光材を設け、前記斜面ガイド部に相当する部分から前記平面シャッター部に相当する部分の一部に前記遮光材に重ねて前記滑面部材を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像記録装置。
  5. 前記滑面部材を重ねた前記斜面ガイド部に相当する部分から前記平面シャッター部に相当する部分の一部のオーバーラップ量は、0.5mm以上であることを特徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
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