JP2004320754A - デジタルコンテンツ再生装置、およびデジタルコンテンツ利用制御方法 - Google Patents

デジタルコンテンツ再生装置、およびデジタルコンテンツ利用制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが、一時停止、巻き戻し等の操作を行った結果、ユーザの意図に反して、コンテンツを最後まで利用できなくなる事態を防ぐことを目的とする。
【解決手段】 コンテンツには、コンテンツを利用可能な時間を示すコンテンツ利用時間が設定されている。コンテンツ再生管理部811は、コンテンツの利用状況、および巻き戻し限界位置を管理している。ここで、巻き戻し限界位置とは、ユーザが巻き戻し操作を行った結果、コンテンツを最後まで利用できなくなることを示す位置である。例えば巻き戻し限界位置よりも前の箇所に巻き戻し操作をユーザが行おうとした場合には、コンテンツ再生管理部811は、ユーザに対して事前に警告メッセージを通知する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、デジタルコンテンツ配信システムに関し、より特定的には、デジタルコンテンツデータに関連する権利を保護可能なデジタルコンテンツ配信システムに関する。
近年、音楽や映像、ゲーム等のデジタル著作物をインターネットやデジタル放送等で配信するシステムが開発され、その一部は、実用化の段階を迎えている。また、これらのコンテンツの配信に当り、著作権保護の観点から、配信したコンテンツの再生回数や移動、複製等を制限するコンテンツ利用制御の方式が併せて検討されている。
従来のデジタルコンテンツ配信システムでは、特許文献1に開示されているように、各ユーザのコンテンツに対する利用条件を、コンテンツと共にユーザ端末に配信し、ユーザ端末では、配信された利用条件に基づいてコンテンツの利用を管理している。
例えば、あるユーザが、例えば、「EIGA」という映画を3回視聴可能という権利を購入した場合には、ユーザ端末は、配信サーバから、映画「EIGA」のコンテンツと共に、「EIGAを3回視聴可能」であることを示す利用条件を受信し、コンテンツの再生をこの利用条件に従って管理する。ユーザ端末がコンテンツ「EIGA」を視聴する場合には、一回視聴する毎にユーザ端末で管理している利用条件の視聴可能回数を1ずつ減じる処理が行われ、視聴可能回数が0になった時点で、視聴を不許可とする処理が行われる。
特許文献1においては、更に、視聴可能回数を管理する手法として、一回判定閾値と最長利用時間を用いる手法が開示されている。一回判定閾値とは、コンテンツの視聴が「1回」行われたかどうかを判断する為の判断条件であり、一回判定閾値で指定されている時間以上、コンテンツを利用した場合に、「1回」の利用が行われたと判断されるものである。最長利用時間とは、「1回」の利用で、コンテンツを利用できる最大時間を示す情報である。ユーザは、最長利用時間で指定されている時間内であれば、「1回」の視聴可能回数を消費するだけで、一時停止、早送り、巻き戻し等、を行いながら柔軟な利用形態でコンテンツを利用することが可能である。
特開2002−342518号公報
しかしながら、従来の技術においては、ユーザが、一時停止、巻き戻し等を頻繁に行った場合には、コンテンツを最後まで視聴する前に、コンテンツの視聴時間が最長利用時間に達してしまい、コンテンツを最後まで視聴することができなくなる等の不利益が生じる可能性があるという問題がある。
本発明は、ユーザがコンテンツを最後まで視聴できなくなる等のユーザの不利益を事前に防止するコンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明のコンテンツ再生装置は、 ライセンス情報に含まれるコンテンツの利用条件に従ってコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、コンテンツ再生に際してコンテンツの再生状況を検出する検出手段と、前記利用条件と前記再生状況とに基づいてユーザの不利益の発生を予測する予測手段と、不利益が発生すると予測された場合にユーザにその旨を警告する警告手段とを備える。
ここで、前記予測手段は、(a)周期的なタイムアウト、(b)再生位置を変更するユーザ操作、(c)一時停止を指示するユーザ操作および(d)停止を指示するユーザ操作の何れかに応じて予測するようにしてもよい。
この構成によれば、位置変更や一時停止等のユーザ操作によって、コンテンツを最後まで再生できない等のユーザの不利益の発生を予測し、事前に警告をすることができる。これにより、ユーザの意図に反して、コンテンツを最後まで利用できなくなる等のユーザの不利益を未然に防ぐことができるという効果がある。
ここで、前記利用条件は、前記コンテンツ利用に許可された利用可能時間を示し、前記検出手段は、コンテンツの再生済み区間を利用状況として検出し、前記予測手段は、前記利用可能時間から経過時間を減じた残り時間とコンテンツの未再生区間の時間とを比較することにより、コンテンツの全部を再生可能かどうかを予測するようにしてもよい。
ここで、前記経過時間は、(a)一時停止時間を除く再生動作時間および(b)一時停止時間を含む再生動作時間の何れかとしてもよい。
この構成によれば、未再生区間の再生ができなくなるというユーザ不利益を事前に警告することができる。例えば、次のようなユーザの不利益を警告することができる。ユーザが長い一時停止操作をした場合にコンテンツ再生装置が利用可能時間内にコンテンツを最後まで再生できなくなる。ユーザがコンテンツの途中をスキップした場合にコンテンツ再生装置が利用可能時間内にスキップした未再生区間を視聴できなくなる。ユーザがコンテンツの途中を再度再生する位置変更操作をした場合に、コンテンツ再生装置が利用可能時間内にコンテンツを最後まで再生できなくなる。このような不利益を警告することができる。
ここで、前記コンテンツ再生装置は、さらに、前記警告手段による警告に対するユーザ応答操作に応じて、コンテンツの未再生区間を再生するよう制御する再生制御手段を備えるようにしてもよい。
この構成によれば、警告に対してユーザが望めば、コンテンツ再生装置は利用可能時間内にコンテンツの未再生区間を再生することができる。
また、前記利用条件は、前記コンテンツ利用に許可された利用可能時間を示し、前記検出手段は、コンテンツの現在の再生位置と巻き戻し限界位置とを検出し、前記予測手段は、前記限界位置よりも以前に現在の再生位置を変更するユーザ操作がなされたとき、不利益が発生すると予測してもよい。ここで、前記巻き戻し限界位置は、前記利用可能時間から経過時間を減じた残り時間に相当するコンテンツ末尾からの再生区間の先頭位置である。
この構成によれば、例えばユーザが再生位置を(視聴済みの)かなり前方に位置変更する操作(巻き戻し)をした場合に、コンテンツ再生装置が利用可能時間内にコンテンツを最後まで再生できなくなる事態を警告することができる。
ここで、前記コンテンツ再生装置は、さらに、前記警告手段による警告に対するユーザ応答操作に応じて、再生位置を変更する前記ユーザ操作をキャンセルするキャンセル手段を備える構成としてもよい。
この構成によれば、ユーザの望みに応じて、不利益なユーザ操作をキャンセルすることができる。
ここで、前記コンテンツ再生装置は、さらに、前記警告手段による警告に対するユーザ応答操作に応じて、再生位置を巻き戻し限界位置に変更する再生制御手段を備える構成としてもよい。
この構成によれば、ユーザの望みに応じて、不利益なユーザ操作を完全にキャンセルするのではなく、不利益にならない範囲で巻き戻しを可能にすることができる。
また、前記利用条件は、コンテンツ再生を「1回」行ったかどうかを判断する為の判定条件を含み、前記検出手段は、再生停止を指示するユーザ操作を検出し、前記予測手段は、前記ユーザ操作が検出されたとき前記判定条件を満たす場合は、ユーザの不利益が発生すると予測するようにしてもよい。
この構成によれば、コンテンツを1回再生するという権利を消費することを事前に警告するので、ユーザの意志に反して権利を消費することを回避することができる。
ここで、前記コンテンツ再生装置は、さらに、提示手段による提示に対するユーザの応答に応じて、再生停止を指示するユーザ操作をキャンセルするキャンセル手段を備える。
この構成によれば、ユーザの不注意などによる停止操作によって1回再生する権利を消耗することを回避することができる。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザが、コンテンツを最後まで利用できなくなる可能性がある操作を行おうとした場合、事前に警告を行うことが可能となる。これにより、ユーザの意図に反して、コンテンツを最後まで利用できなくなる等のユーザの不利益を未然に防ぐことが可能になるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるデジタルコンテンツ配信システムの全体構成を示すブロック図である。図1において、デジタルコンテンツ配信システムは、少なくとも1つの権利管理サーバ100と、少なくとも1つのコンテンツサーバ101と、少なくとも1つのユーザ端末110と、伝送路120とを備え、コンテンツを最後まで視聴できなくなる等のユーザの不利益を事前に防止するよう構成されている。
権利管理サーバ100は、コンテンツ配信に関わる事業者α側に設置され、コンテンツ配信サービスを受けるユーザβのコンテンツに対する利用権利を管理するサーバであり、ユーザ端末110からの要求に応じて、その利用権利の一部または全部を、LT(License Ticket)700として、ユーザ端末110に配信する。事業者αは、コンテンツプロバイダまたはサービスプロバイダと呼ばれる。
コンテンツサーバ101は、権利管理サーバ100と同じく事業者α側に設置され、ユーザ端末110に対して、図2に示すようなコンテンツデータ200の配信を行う。図2に示すように、コンテンツデータ200は、コンテンツID201と、メタデータ202と、暗号化コンテンツ203とから成る。コンテンツID201は、デジタルコンテンツ配信システム内において、コンテンツを一意に特定するためのIDである。メタデータ202は、コンテンツの内容を説明するデータであり、コンテンツのタイトルやコンテンツの長さ等が記述されている。暗号化コンテンツ203は、音楽データや映像データ等のコンテンツを暗号化したものである。なお、コンテンツは、音楽データや映像データに限られたものではなく、電子新聞、電子ブック、電子マップ、電子辞書、静止画、ゲーム、コンピュータ用ソフトウェア、等、その他のデジタルコンテンツであってもよい。また、本実施の形態においては、権利管理サーバ100と、コンテンツサーバ101とは同一の事業者α側に設置されるとしたが、権利管理サーバ100を運営する事業者とコンテンツサーバ101を運営する事業者とは別々でもよい。
ユーザ端末110は、コンテンツ配信サービスを受ける端末であり、ユーザβ側に設置される。
伝送路120は、有線伝送路または無線伝送路であり、権利管理サーバ100およびコンテンツサーバ101と、ユーザ端末110とをデータ通信可能に接続する。
図3は、権利管理サーバ100の具体的な構成を示すブロック図である。図3において、権利管理サーバ100は、ユーザ情報データベース300と、利用権利データベース301と、ユーザ特定部302と、LT生成部303と、利用権利更新部304と、通信部305とから構成される。
ユーザ情報データベース300は、ユーザIDと端末IDとを対応付けて記憶する。このユーザ情報データベース300の一例を図4に示す。図4において、ユーザID400は、デジタルコンテンツ配信システム内において、ユーザβを一意に特定するIDである。端末ID401は、デジタルコンテンツ配信システム内において、ユーザ端末110を一意に特定するIDである。ユーザ情報データベース300は、ユーザβが、どのユーザ端末110を所有するかを管理するためのデータベースである。図4では、例えば、ユーザID「×××AAA」で特定されるユーザβは、端末ID「×××111」を有する端末と、端末ID「×××222」を有する端末の2つの端末を所有することを表している。
ユーザ情報データベース300へのデータ登録は、ユーザβが、事業者αが運営するコンテンツ配信サービスを受けるために、会員登録処理をする際に行われる。この会員登録処理は、ユーザβが、伝送路120を通じて事業者αと通信して行われてもよいし、会員登録用書類の送付等、他の方法で行われてもよいものとする。会員登録処理では、まず、事業者αが、ユーザβに対し、ユーザID400を割り当てる。その後、ユーザβが所有するユーザ端末110の端末ID401が、通信もしくは書類等により、事業者αに対して通知され、この通知された端末ID401と、先程ユーザβに割り当てたユーザID400とが関連付けられてユーザ情報データベース300に登録される。以上のような会員登録処理を行った結果、図4に示すような、ユーザ情報データベース300が構築される。
利用権利データベース301は、ユーザβが購入したコンテンツの利用権利を、ユーザIDと関連づけて管理するデータベースである。図5に、利用権利データベース301に管理されるユーザIDと利用権利の一例を示す。図5に示す通り、利用権利500は、利用権利ID501と、コンテンツID201と、コンテンツ復号鍵502と、利用権利有効期間503と、利用可能回数504と、一回判定閾値505と、最長利用時間506とから成る。
利用権利ID501は、デジタルコンテンツ配信システム内で、利用権利500を一意に特定するIDである。コンテンツID201には、利用権利500の適用対象となるコンテンツのIDが記述される。コンテンツ復号鍵502は、コンテンツID201によって特定されるコンテンツを復号するための復号鍵である。利用権利有効期間503は、利用権利500が有効である期間を示す情報である。利用可能回数504は、コンテンツを利用可能な回数を示す情報である。一回判定閾値505は、コンテンツの利用が「1回」行われたかどうかを判断する為の判断条件である。ユーザ端末110において一回判定閾値505で指定されている時間以上、コンテンツを利用した場合に、「1回」の利用が行われたと判断される。最長利用時間506は、「1回」の利用で、コンテンツを利用できる最大時間を示す情報である。ユーザβは、最長利用時間506で指定されている時間内であれば、「1回」の利用権利を消費するだけで、一時停止、再生位置変更(早送りまたは巻き戻し)等を行いながら、柔軟な利用形態でコンテンツを利用することが可能である。
図5では、例えば、ユーザID400が「×××AAA」で特定されるユーザβは、利用権利ID501が、「×××001」と「×××002」である、2つの利用権利500を所有している状態を示しており、また、利用権利ID501が「×××001」の利用権利500は、コンテンツID201が「×××001」であるコンテンツを対象とした権利であり、そのコンテンツを復号するためのコンテンツ復号鍵502は「×××001」、利用権利の有効期間は「2001/04/01〜2002/03/31」、コンテンツを再生可能な回数は「5回」、一回判定閾値505は「60秒」、最長利用時間506は「10分」であることを表している。
図6は、一回判定閾値505および最長利用時間506に従って、「1回」のコンテンツ利用がどのように管理されるかを示す説明図である。図6において、(例1)は、ユーザ端末110においてコンテンツ再生を開始してから、20秒経過後に再生を停止した場合を示している。この場合、一回判定閾値505で指定されている時間(60秒)よりも短い時間しかユーザ端末110がコンテンツを利用していないため、この利用は、「1回」とはみなされない。これに対し、(例2)では、ユーザ端末110がコンテンツ再生を開始してから7分経過後に再生を停止している。この場合、一回判定閾値505で指定されている時間(60秒)以上、ユーザ端末110がコンテンツを利用しているため、この利用は「1回」とみなされる。また、(例3)では、ユーザ端末110がコンテンツ再生を開始してから、最長利用時間506で指定されている時間(10分)が経過したために、ユーザ端末110が自動的に再生が停止している。この場合も、一回判定閾値505で指定されている時間(60秒)以上、ユーザ端末110がコンテンツを利用しているため、「1回」利用が行われたとみなされる。(例3)では、コンテンツの再生が一時停止されている時間が存在するが、本実施の形態においては、一時停止されている時間についても、コンテンツを利用している時間として計測するものとして説明を行う。また、同様に、本実施の形態においては、巻き戻しや早送りなどの特殊再生を行っている時間についても、コンテンツ利用時間として計測するものとする。
なお、前述の通り、本実施の形態においては、一時停止や特殊再生を行っている時間を、コンテンツ利用時間に含めるとしたが、これらをコンテンツ利用時間に含めるか否かは、事業者αが自由に決定できるものであり、例えば、一時停止や特殊再生を行っている時間はコンテンツ利用時間に含めない、あるいは、2倍速再生を行っている時間はコンテンツ利用時間に含めるが、一時停止や他の特殊再生を行っている時間はコンテンツ利用時間に含めない、などといった管理を行ってもよいものとする。
ユーザ特定部302は、ユーザ端末110から送信されてくる端末ID401を受信し、受信した端末ID401をもとに、ユーザ情報データベース300を参照して、ユーザβを特定する。
LT生成部303は、利用権利データベース301に管理されている利用権利500から、図7に示すLT700を生成する部である。図7に示す通り、LT700は、利用権利ID501と、コンテンツID201と、LT有効期間701と、利用可能回数504と、一回判定閾値505と、最長利用時間506と、コンテンツ復号鍵502とから構成される。利用権利ID501には、LT700を発行する元となった利用権利500の利用権利ID501が記述される。コンテンツID201には、LT700を使用することで再生可能となるコンテンツのコンテンツID201が記述される。LT有効期間701には、LT700が有効である期間が記述される。利用可能回数504には、コンテンツを再生可能な回数が記述される。一回判定閾値505は、コンテンツの利用が「1回」行われたかどうかを判定するための条件が記述される。最長利用時間506には、「1回」の利用で、コンテンツを利用できる最大時間を示す情報が記述される。コンテンツ復号鍵502には、コンテンツを復号するための鍵が記述される。LT700は、権利管理サーバ100からユーザ端末110に対して送信され、ユーザ端末110はこのLT700を使用して、コンテンツの再生を行うものとする。
利用権利更新部304は、ユーザ端末110に対しLT700を発行した場合等に、利用権利データベース301に格納されている利用権利500の内容を更新する。
通信部305は、伝送路120を介して、ユーザ端末110と通信を行う。
次に、図8を参照して、ユーザ端末110の具体的な構成について説明する。図8において、ユーザ端末110は、コンテンツデータベース801と、LTデータベース802と、通信部803と、端末ID部804と、LT取得部805と、LT更新部806と、コンテンツ利用可否判定部807と、コンテンツ復号鍵取得部808と、コンテンツ復号部809と、コンテンツ再生部810と、コンテンツ再生管理部811と、通知部812とから構成される。以下、ユーザ端末110の各構成要素について説明を行う。
コンテンツデータベース801は、コンテンツサーバ101から配信されたコンテンツデータ200を管理するデータベースである。
LTデータベース802は、権利管理サーバ100により発行されたLT700を管理するデータベースである。
通信部803は、伝送路120を介して、権利管理サーバ100、および、コンテンツサーバ101と通信を行う。
端末ID部804は、ユーザ端末110を一意に特定するIDである端末ID401を保持する。
LT取得部805は、権利管理サーバ100からLT700を取得する部である。LT取得部805は、図9に図示するLT発行要求900を生成し、権利管理サーバ100に送信することにより、LT700を取得する。図9において、LT発行要求900は、LT発行要求識別子901と、端末ID401と、コンテンツID201と、希望利用可能回数902とからなる。LT発行要求識別子901には、このデータが、LT発行要求900であることを示す情報が記述される。端末ID401には、LT発行要求900を発信するユーザ端末110の端末ID401が記述される。コンテンツID201には、取得するLT700を使用して再生を行うコンテンツのコンテンツID201が記述される。希望再生可能回数902には、取得するLT700の利用可能回数504に設定を希望する値を記述する。
LT更新部806は、LTデータベース802に格納されているLT700の内容を更新する部である。具体的には、コンテンツの再生を行った後に、LT700内の利用可能回数504の値を1減じる処理を行うものである。
コンテンツ利用可否判定部807は、LT700内のLT有効期間701と利用可能回数504を参照し、コンテンツが再生可能かどうかを判定する。コンテンツ利用可否判定部807は、現在時刻がLT有効期間701内であり、且つ、利用可能回数504の値が1以上の場合において、コンテンツの再生は可能と判定するものとする。
コンテンツ復号鍵取得部808は、LTデータベース802に格納されているLT700から、コンテンツを復号するための鍵である、コンテンツ復号鍵502を取り出す部である。
コンテンツ復号部809は、コンテンツデータベース801からコンテンツデータ200を取り出し、コンテンツ復号鍵取得部808が取得したコンテンツ復号鍵502を用いて、復号する部である。
コンテンツ再生部810は、コンテンツ復号部809が復号したコンテンツを再生する部であり、図示しないスピーカやディスプレイにより、音楽や映像が出力される。
コンテンツ再生管理部811は、コンテンツの再生状況を計測・管理する部である。具体的には、コンテンツ再生管理部811は、コンテンツ利用時間の計測を行い、図6を参照して前述した、一回判定閾値505および最長利用時間506に基づいた、「1回」のコンテンツ利用の管理を行う。また、更に、コンテンツ再生管理部811は、ユーザβの意図に反して、コンテンツを最後まで利用できなくなる可能性があると考えられる場合には、ユーザβに対し警告を行う。具体的には、巻き戻し限界位置を管理し、ユーザβが巻き戻し操作等により、巻き戻し限界位置より前へコンテンツの再生位置を変更するよう指示している場合には、通知部812を介して、指示された位置から連続して再生を行うと、コンテンツを最後まで再生できないことを警告する処理を行う。なお、巻き戻し限界位置とは、コンテンツの先頭からの時間オフセットで表され、その位置より前から、コンテンツを連続して再生した場合、コンテンツを最後まで再生する以前に、コンテンツ利用時間が最長利用時間506に達してしまい、コンテンツを最後まで再生することのできない位置のことである。巻き戻し限界位置は、(式1)により求められる。
(巻き戻し限界位置)=(コンテンツの長さ)―{(最大利用時間)―(コンテンツ利用時間)} (式1)
通知部812は、各種メッセージをユーザβに対し通知する部である。
以上のように構成された本実施の形態におけるデジタルコンテンツ配信システムの動作について、以下説明を行う。
まず、図10のフローチャートを参照して、本実施の形態におけるデジタルコンテンツ配信システムにおいて、ユーザ端末110が、権利管理サーバ100からLT700を取得する際の動作について説明する。
S1001:LT取得部805は、キーボード等の図示しないユーザ操作入力部を通して、ユーザβからのLT取得指示を受信する。このユーザβからのLT取得指示には、ユーザβがLT700を取得し再生を希望するコンテンツのコンテンツID201と、LT発行要求900内の希望利用可能回数902に記述する値を指定する情報が含まれているものとする。LT取得部805は、ユーザβからのLT取得指示に応じて、LT発行要求900を生成し、通信部803を介して権利管理サーバ100に送信する。ここで、LT発行要求900の端末ID401には、端末ID部804が保持する端末ID401を、コンテンツID201には、ユーザβからのLT取得指示に含まれるコンテンツID201を、希望利用可能回数902には、ユーザβからのLT取得指示によって指定された値を設定するものとする。
S1002:ユーザ特定部302は、LT発行要求900を受信すると、LT発行要求900に含まれる端末ID401をもとに、ユーザ情報データベース300を参照して、LT700の発行を希望しているユーザβを特定する。
S1003:S1002でユーザβを特定できない場合、すなわち、LT発行要求900に含まれる端末ID401が、ユーザ情報データベース300に登録されていない場合、ユーザ特定部302は、LT発行不可であることをユーザ端末110に通知する。S1002でユーザβを特定できた場合には、S1004の処理に進む。
S1004:LT生成部303は、後述するLT発行可否判定プロセスを行い、LT700を発行する元となる利用権利500の特定と、LT700が発行可能であるかどうかの判定とを行う。
S1005:S1004において、LT発行不可と判定された場合には、LT生成部303は、LT発行不可であることをユーザ端末110に通知する。S1004において、LT発行可能と判定された場合には、S1006に進む。
S1006:LT生成部303は、LT発行要求900に基づいて、LT700を生成する。ここで、生成するLT700内のコンテンツID201には、LT発行要求900に含まれるコンテンツID201を、LT有効期間701には、S1004で特定された利用権利500の利用権利有効期間503の値を、利用可能回数504には、LT発行要求900に含まれる希望利用可能回数902の値を、一回判定閾値505には、S1004で特定された利用権利500の一回判定閾値505の値を、最長利用時間506には、S1004で特定された利用権利500の最長利用時間506の値を、コンテンツ復号鍵502には、S1004で特定された利用権利500のコンテンツ復号鍵502の値を設定するものとする。
S1007:利用権利更新部304は、S1004で特定された利用権利500の内容を更新する。具体的には、S1006でLT生成部303が生成したLT700内の利用可能回数504の値分、S1004で特定された利用権利500の利用可能回数504を減算する処理を行う。
S1008:通信部305は、S1006でLT生成部303によって生成されたLT700をユーザ端末110に対し送信する。
S1009:LT取得部805は、通信部803を介して、S1008で送信されたLT700を受信し、受信したLT700をLTデータベース802に登録する。その後、LT取得部805は、ユーザβに対し、通知部812を介して、LT700の取得が完了した旨を通知し、処理を終了する。
S1010:なお、S1003やS1005において、LT発行不可と判定された場合には、LT取得部805は、権利管理サーバ100からLT発行不可通知を受信する。この場合、LT取得部805は、ユーザβに対し、通知部812を介して、LT700が取得できなかった旨を通知し、処理を終了する。
なお、S1001において、LT発行要求900内の希望再生可能回数902には、ユーザβから指定された値を設定するとして説明を行ったが、ユーザβからは値を指定されず、予め決められた規定値を設定したり、LT取得部805が適切と思われる値を自ら算出して、その値を設定したりしてもよいものとする。
次に、図11のフローチャートを用いて、図10におけるS1004の、LT発行可否判定プロセスについて説明を行う。LT発行可否判定プロセスは、LT700が発行可能かどうかを判定するためのプロセスである。
S1101:LT生成部303は、利用権利データベース301を参照し、S1002でユーザ特定部302によって特定されたユーザβが、LT発行要求900に含まれるコンテンツID201によって特定されるコンテンツに対する利用権利500を所有しているかどうかを判定する。ここで、ユーザβが、LT発行要求900に含まれるコンテンツID201によって特定されるコンテンツに対する利用権利500を所有していると判定された場合には、LT生成部303は、その利用権利500を、LT700を発行する元となる利用権利500として特定し、S1102の処理に進む。ユーザβがLT発行要求900に含まれるコンテンツID201によって特定されるコンテンツに対する利用権利500を所有していないと判定された場合には、S1105の処理に進む。
S1102:LT生成部303は、S1101で特定された利用権利500の利用権利有効期間503を参照し、現在時刻が、利用権利有効期間503内であるかどうかを判定する。ここで、現在時刻が利用権利有効期間503内であると判定された場合、S1103の処理に進む。現在時刻が利用権利有効期間503外であると判定された場合には、S1105の処理に進む。
S1103:LT生成部303は、S1101で特定された利用権利500の利用可能回数504と、LT発行要求900内の希望利用可能回数902とを比較し、S1101で特定された利用権利500の利用可能回数504が、LT発行要求900内の希望利用可能回数902以上であるかどうかを判定する。ここで、利用権利500の利用可能回数504が、LT発行要求900内の希望利用可能回数902以上であると判定された場合、S1104の処理に進む。利用権利500の利用可能回数504が、LT発行要求900内の希望利用可能回数902未満であると判定された場合には、S1105の処理に進む。
S1104:LT生成部303は、LT700を発行可能であると判定する。
S1105:LT生成部303は、LT700を発行不可であると判定する。
なお、S1103において、利用権利500の利用可能回数504が、LT発行要求900内の希望利用可能回数902未満である場合でも、利用権利500の利用可能回数504が1以上であれば、S1104の処理に進み、LT700を発行可能であるとしてもよい。ただし、この場合、発行されるLT700における利用可能回数504には、利用権利500の利用可能回数504の値が設定されるものとする。
図12Aは、ユーザ端末110におけるコンテンツの再生動作を示すフローチャートである。
S1201:コンテンツ利用可否判定部807は、キーボード等の図示しないユーザ操作入力部を通して、ユーザβからのコンテンツ再生開始指示を受信する。このユーザβからのコンテンツ再生開始指示には、ユーザβが再生を希望するコンテンツを特定する情報が含まれているものとする。コンテンツ利用可否判定部807は、ユーザβからのコンテンツ再生開始指示に応じて、ユーザβが再生を希望しているコンテンツに対応するLT700がLTデータベース802に存在するかどうかを調べる。対応するLT700が存在する場合には、S1204の処理に進む。対応するLT700が存在しない場合には、S1202の処理に進む。
S1202:図10を用いて説明を行った、LT取得プロセスを実行する。
S1203:LT取得プロセスを実行した結果、LT700の取得に失敗した場合には、S1204aの処理に進む。LT700の取得に成功した場合には、S1204の処理に進む。
S1204:コンテンツ利用可否判定部807は、ユーザβが再生を希望しているコンテンツに対応するLT700の内容を参照し、コンテンツを再生可能であるかどうか判定する。この判定は、LT700内のLT有効期間701と利用可能回数504を参照することによって行われる。具体的には、コンテンツ利用可否判定部807は、現在時刻がLT有効期間701内であり、かつ、利用可能回数504の値が1以上の場合にコンテンツを再生可能と判定し、それ以外の場合は、再生不可と判定するものとする。S1204でコンテンツ再生可能と判定された場合には、S1205の処理に進む。コンテンツ再生不可と判定された場合には、S1204aの処理に進む。
S1204a:S1203においてLT700の取得に失敗した場合、またはS1204においてコンテンツ再生不可と判定された場合、コンテンツ利用可否判定部807は、ユーザβに対し、通知部812を介して、コンテンツが再生不可である旨を通知する。
S1205:S1204でコンテンツ再生可能と判定された場合、コンテンツ復号部809は、コンテンツデータベース801から、ユーザβが再生を希望しているコンテンツデータ200を取り出す。
S1206:コンテンツ復号鍵取得部808は、ユーザβが再生を希望しているコンテンツに対応するLT700から、コンテンツ復号鍵502を取り出す。
S1207:コンテンツ復号部809は、S1206で取り出したコンテンツデータ200に含まれる暗号化コンテンツ203を、S1206でコンテンツ復号鍵取得部808が取得したコンテンツ復号鍵502を用いて復号する。その後、コンテンツ再生部810は、コンテンツ復号部809が復号した暗号化コンテンツ203を再生する。
S1208:コンテンツ再生管理部811は、コンテンツの利用時間の計測を開始する。
S1209:コンテンツ再生管理部811は、コンテンツ再生においてユーザの不利益を防止するためのコンテンツ利用管理処理を行う。
図12Bは、ユーザ端末110におけるコンテンツ利用管理処理(図12AのS1209)を示すフローチャートである。
S1210:コンテンツ再生管理部811は、再生停止を指示するユーザ操作がなされたか否かを判定する。
S1211:S1210において再生停止を指示するユーザ操作がなされたと判定された場合に、コンテンツ再生管理部811は、第1管理処理を行う。この第1管理処理は、再生停止操作により生じ得るユーザの不利益を防止する処理である。なお、第1管理処理において再生を停止した場合には、図12Bのコンテンツ管理処理を終了し、再生を停止していない場合には、S1210に戻る。
S1212:コンテンツ再生管理部811は、再生位置の変更を指示するユーザ操作がなされたか否かを判定する。
S1213:S1212において再生位置を変更するユーザ操作がなされたと判定された場合に、コンテンツ再生管理部811は、第2管理処理を行う。この再生位置変更操作(早送り又は巻き戻し)により生じ得るユーザの不利益を防止するために実行される。
S1214:コンテンツ再生管理部811は、周期的なタイムアウトが発生したか否かを判定する。周期は、例えば、数100mSや数秒など予め定められた時間でよい。
S1215:タイムアウトが発生した場合、まず、コンテンツ再生管理部811は各マーカーの位置を算出する。マーカーは、例えば、図17A、図18Aに示すように、現在再生位置表示用タグ1701(再生位置タグとも呼ぶ)、巻き戻し限界位置表示用マーカー1702(限界マーカーとも呼ぶ)、再生済み先端位置表示用マーカー1800(再生済みマーカとも呼ぶ)等があり、再生位置指定用スライドバー1700と共に表示される。図17Aにおいて、再生位置タグ1701は、コンテンツの現在の再生位置を示すマーカーである。ユーザβは、再生位置タグ1701をスライドバー1700上でスライドさせることによって、コンテンツ再生位置を任意の位置に変更することができる。なお、再生位置タグをスライドさせる代わりに、操作パネルやリモコン等に備えられた早送り、巻き戻しボタンの押下による再生位置の変更、あるいはコンテンツ先頭からの時間指定による再生位置の変更でも構わない。限界マーカー1702は、その位置よりも前に再生位置を変更すると、コンテンツの最後まで再生できない限界位置を示すマーカーである。これにより、ユーザβは、巻き戻し限界位置を常に把握することが可能となる。再生済マーカー1800は、ユーザの位置変更操作により再生位置を手前に戻した場合に、既に再生済の先端の位置を示すマーカーである。
S1216:コンテンツ再生管理部811は、S1215において算出された各マーカーの位置に従って、スライドバー1700と共に表示される各マーカーの表示位置を更新する。
S1217:次いで、コンテンツ再生管理部811は、第3管理処理を行う。この第3管理処理は、一時停止操作等により生じ得るユーザの不利益を防止する処理である。
S1218:さらに、コンテンツ再生管理部811は、第4管理処理を行う。この第4管理処理は、一時停止している場合や、再生位置の変更により再生済みの位置にジャンプして再度再生している場合に生じ得るユーザの不利益を防止する処理である。
図13は、図12B中の第1管理処理をより詳細に示すフローチャートである。
S1301:コンテンツ再生管理部811は、キーボード等の図示しないユーザ操作入力部を通して、ユーザβからのコンテンツ再生停止指示を受信すると、コンテンツ利用時間が、再生に使用しているLT700内の一回判定閾値505以上かどうかを判定する。コンテンツ利用時間が一回判定閾値505以上である場合には、S1302の処理に進む。コンテンツ利用時間が一回判定閾値505未満である場合には、S1305の処理に進む。
S1302:コンテンツ再生管理部811は、通知部812を介して、コンテンツ再生を停止すると、「1回」分の利用権利が消費されることを、ユーザβに警告し、コンテンツ再生停止処理を続行するか否かをユーザβに問い合わせる。
S1303:S1302の問い合わせに対し、ユーザβから、コンテンツ再生停止処理を続行しないと指示があった場合には、コンテンツ再生停止は行わず、処理を終了する。これに対して、ユーザβから、コンテンツ再生停止処理を続行すると指示があった場合には、S1304の処理に進む。
S1304:LT更新部806は、再生に使用しているLT700内の利用可能回数504を1減算する。
S1305:コンテンツ再生部810は、コンテンツの再生を停止する。
図14Aは、図12B中の第2管理処理をより詳細に示すフローチャートである。この第2管理処理は、再生位置変更操作(早送り又は巻き戻し)により生じ得るユーザの不利益を防止するために実行される。
S1401:コンテンツ再生管理部811は、リモコンやキーボード等からのユーザ操作入力部を通して、ユーザβからのコンテンツ再生位置変更指示を受信すると、前述の(式1)を用いて、巻き戻し限界位置を算出する。
S1402:コンテンツ再生管理部811は、ユーザβが指定した再生指定位置が、S1301で算出した巻き戻し限界位置よりも前かどうかを判定する。再生指定位置が巻き戻し限界位置よりも前の場合、S1403の処理に進む。再生指定位置が巻き戻し限界位置よりも前でない場合には、S1405の処理に進む。
S1403:コンテンツ再生管理部811は、通知部812を介して、コンテンツ再生位置を指定した位置に変更して、そこから連続して再生を行うと、コンテンツを最後まで再生できないことをユーザβに警告し、コンテンツ再生位置変更処理を続行するか否かをユーザβに問い合わせる。
S1404:S1403の問い合わせに対し、ユーザβから、コンテンツ再生位置変更処理を続行しないと指示があった場合には、コンテンツ再生位置の変更は行わず、処理を終了する。これに対して、ユーザβから、コンテンツ再生位置変更処理を続行すると指示があった場合には、S1405の処理に進む。
S1405:コンテンツ再生部810は、ユーザβから指定された位置に、再生位置を変更する。
図14Bは、図12B中の第3管理処理をより詳細に示すフローチャートである。この第3管理処理は、一時停止操作等により生じ得るユーザの不利益を防止するために実行される。
S1410:S1401と同様にコンテンツ再生管理部811は、巻き戻し限界位置を算出する。
S1411:コンテンツ再生管理部811は、現在の再生位置と巻き戻し限界位置との差分TAを算出する。この差分TAは、例えば図17Aに示すように、現在位置から限界位置までの時間を示す。差分TAは通常再生している場合小さくなることはない。しかしコンテンツ再生中に一時停止や巻き戻し再生の状態になっている場合、図17Bに示すように差分TAは徐々に小さくなる。そうして限界位置が再生位置を追い越すと、コンテンツを最後まで再生できないという、ユーザの不利益が発生することになる。
S1412:コンテンツ再生管理部811は、差分TAがしきい値T1よりも小さいか否かを判定する。このしきい値T1は、例えば数秒から数10秒程度でよい。しきい値T1よりも大きいと判定された場合は、本処理を終了し、しきい値T1よりも小さいと判定された場合は、S1413へ進む。
S1413:コンテンツ再生管理部811は、この状態のままではコンテンツを最後まで再生できなくなることを警告として表示する。例えば、コンテンツ再生管理部811は、「○○秒以内に一時停止を解除しないとコンテンツを最後まで再生できなくなります。一時停止を解除しますか?」等のメッセージを表示させ、ユーザに応答を促す。
S1414:コンテンツ再生管理部811は、ユーザの応答の有無および応答の内容を判定する。ユーザの応答がない場合、および一時停止を解除しないという応答があった場合には本処理を終了する。一時停止を解除するという応答があった場合には、S1415に進む。
S1415:コンテンツ再生管理部811は、一時停止を解除して通常再生を再開する。
これにより、コンテンツの末尾が再生できないという不利益を解消することができる。
図14Cは、図12B中の第4管理処理をより詳細に示すフローチャートである。この第4管理処理は、一時停止している場合や、再生位置の変更により再生済みの位置にジャンプして再度再生している場合に生じ得るユーザの不利益を防止するために実行される。
S1420:コンテンツ再生管理部811は、再生済先端位置を算出する。この再生済先端位置は、コンテンツ再生中に位置変更(巻き戻し)をしていない場合は、現在の再生位置であり、コンテンツ再生中に位置変更(巻き戻し)をした場合は、位置変更前の再生位置でもっとも進んだ再生位置である。
S1421:S1401と同様にコンテンツ再生管理部811は、巻き戻し限界位置を算出する。
S1422:コンテンツ再生管理部811は、現在の再生位置と巻き戻し限界位置との差分TBを算出する。この差分TBは、例えば図18Aに示すように、再生済み先端位置から限界位置までの時間を示す。差分TBは位置変更(巻き戻し)した位置から再生または一時停止している場合に、図18Bに示すように徐々に小さくなる。そうして限界位置が再生済み先端位置を追い越すと、コンテンツを最後まで再生できないという、ユーザの不利益が発生することになる。
S1423:コンテンツ再生管理部811は、差分TBがしきい値T2よりも小さいか否かを判定する。このしきい値T2は、例えば数秒から数10秒程度でよい。しきい値T2よりも大きいと判定された場合は、本処理を終了し、しきい値T2よりも小さいと判定された場合は、S1424へ進む。
S1424:コンテンツ再生管理部811は、この状態のままではコンテンツを最後まで再生できなくなることを警告として表示する。例えば、コンテンツ再生管理部811は、「○○秒以内に先端位置から再生を開始しないとコンテンツを最後まで再生できなくなります。先端位置から再生しますか?」等のメッセージを表示させ、ユーザに応答を促す。
S1425:コンテンツ再生管理部811は、ユーザの応答の有無および応答の内容を判定する。ユーザの応答がない場合、および再生済み先端位置から再生しないという応答があった場合には本処理を終了する。再生済み先端位置から再生するという応答があった場合には、S1426に進む。
S1426:コンテンツ再生管理部811は、再生済み先端位置から再生を行うよう制御する。これにより、コンテンツの末尾が再生できないという不利益を解消することができる。
以上説明してきたように本実施の形態におけるユーザ端末110によれば、位置変更や一時停止等のユーザ操作によって、コンテンツを最後まで再生できない等のユーザの不利益の発生を予測し、事前に警告をすることができる。これにより、ユーザの意図に反して、コンテンツを最後まで利用できなくなる等のユーザの不利益を未然に防ぐことができる。
なお、図15に示すように、利用権利データベース301に格納される、利用権利500は、利用可能回数504、一回判定閾値505、最長利用時間506を含まず、代わりに、利用可能時間1500を含むものとしてもよい。最長利用時間506の場合は、コンテンツ再生の途中で再生を停止すると、残り時間があってももはや再生することができない。これに対して、利用可能時間1500とは、どれだけの時間、コンテンツを利用可能であるかを示し、コンテンツ再生の途中で再生停止やユーザ端末の電源offの状態があってもよく、再生停止時間を含まないトータルの時間を示す情報である。図15においては、例えば、利用権利ID501が「×××001」である利用権利500は、コンテンツを、20分間利用することが可能な権利であることを示している。
利用権利500が図15に示すフォーマットである場合、LT700も、図16に示す通り、利用可能回数504、一回判定閾値505、最長利用時間506を含まず、代わりに、利用可能時間1500を含むものとなる。この場合、コンテンツ再生管理部811が管理する巻き戻し限界位置は、以下に示す(式2)を用いて算出されるものとする。
(巻き戻し限界位置)=(コンテンツの長さ)―{(利用可能時間)―(コンテンツ利用時間)} (式2)
なお、本実施の形態において、コンテンツ再生管理部811は、コンテンツ再生停止処理、および、コンテンツ再生位置変更処理の中で、必要に応じて、ユーザβに対し警告メッセージを通知するものとして説明したが、警告メッセージを通知するのは、必ずしもこれらの処理中に限るわけではなく、ユーザβの意図に反して、コンテンツを最後まで利用できなくなる可能性があると考えられる場合には、これらの処理以外でも、ユーザβに対して警告メッセージを通知するとしてもよい。
例えば、コンテンツ再生管理部811は、コンテンツ利用開始とともに、予め定められた所定の間隔、もしくは、タイミングに、(式1)もしくは、(式2)を用いて、巻き戻し限界位置の算出を行い、算出した巻き戻し限界位置と、現在の再生位置との比較を行い、必要に応じて、ユーザβに警告を行うとしてもよい。この場合、例えば、ユーザβが、コンテンツ利用中に、長時間一時停止を行った場合、巻き戻し限界位置が一時停止位置に迫った段階で、直ちに一時停止を解除しなければ、コンテンツを最後まで再生できないといった警告を行うことが可能となる。
また、コンテンツ再生管理部811は、巻き戻し限界位置とともに、コンテンツがどこまで再生済みであるかを示す情報である、再生済み先端位置を管理するものとしてもよい。この場合、コンテンツ再生管理部811は、巻き戻し限界位置が再生済み先端位置に迫った段階で、ユーザβに対し、直ちに再生済み先端位置から再生を開始しなければ、コンテンツを最後まで再生することができないといった警告を行うことが可能となる。なお、この場合、コンテンツ再生管理部811は、警告を行った場合自動的に、もしくは、ユーザβからの指示に従って、コンテンツ再生位置を、再生済み先端位置にジャンプさせる機能を有していてもよいものとする。また、コンテンツ再生管理部811が再生済み先端位置を管理する場合、図18に示すように、再生位置指定用スライドバー1700に、再生済み先端位置表示用マーカー1800を表示させてもよいものとする。
なお、図12B中の表示更新ステップS1216において、コンテンツ再生管理部811は、図19に示すように消費マーカー1703を表示するよう制御してもよい。消費マーカー1703は、一回判定閾値505の位置を示すマーカーである。この表示により、ユーザは、コンテンツを1回利用する権利を消費する再生位置を容易に認識することができる。
また、図12B中の表示更新ステップS1216において、コンテンツ再生管理部811は、図20に示すような、スライドバーを表示するよう制御してもよい。同図において、再生済み部分1801a、1801bは、再生済みの区間を示す。未再生部分1802a、1802bは、再生されていない区間を示す。未再生部分1802aは、例えば位置変更操作によるジャンプにより再生されないままになっている。警告ボックス1803は、実再生部分の合計時間と、利用可能な残り時間とを表示している。他のマーカーは図示を省略している。これにより、ユーザが自由に再生位置を変更しながら再生したい場合に、コンテンツの再生漏れを生じさせることなく再生することができる。
なお、図14BのS1415、図14CのS1426において、コンテンツ再生管理部811は、図20のスライドバー表示等のように、未再生部分が複数存在する場合には、実再生部分を順に自動再生する制御してもよい。
また、図14AのステップS1404、S1405では、コンテンツ再生管理部811は、ユーザの応答を待つことなくユーザ操作による位置変更をキャンセルしてもよい。あるいは、ユーザ操作により指定された再生位置の代わりに限界位置から再生するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、コンテンツ再生管理部811は、ユーザβの意図に反して、コンテンツを最後まで利用できなくなる可能性があると考えられる状態を検出した場合には、ユーザβに対して警告を行うとして説明したが、警告を行うのではなく、その状態を引き起こす原因となるユーザβの操作を禁止するとしてもよい。
本発明は、ライセンス情報に含まれるコンテンツの利用条件に従ってコンテンツを再生するコンテンツ再生装置に適している。例えば、デジタル放送を受信するためのセットトップボックス、デジタルTV、DVDレコーダ、ハードディスクレコーダ、パーソナルコンピュータなどのコンテンツ再生装置、記録装置あるいはこれらの複合機器等に適している。
本発明の実施の形態におけるデジタルコンテンツ配信システムの全体構成を示すブロック図である。 コンテンツデータ200の構成を示す図である。 権利管理サーバ100の構成を示す図である。 ユーザ情報データベース300の一例を示す図である。 利用権利データベース301の一例を示す図である。 一回判定閾値505と最長利用時間506とを説明する図である。 LT700の一例を示す図である。 ユーザ端末110の構成を示す図である。 LT発行要求900の構成を示す図である。 ユーザ端末110が、権利管理サーバ100からLTを取得する際の動作を示すフローチャートである。 LT発行可否判定プロセスの動作を示すフローチャートである。 ユーザ端末110が、コンテンツを再生する際の動作を示すフローチャートである。 ユーザ端末110が、コンテンツを再生する際の動作を示すフローチャートである。 第1管理処理をより詳細に示すフローチャートである。 第2管理処理をより詳細に示すフローチャートである。 第3管理処理をより詳細に示すフローチャートである。 第4管理処理をより詳細に示すフローチャートである。 利用権利データベース301の一例を示す図である。 LT700の一例を示す図である。 再生位置指定用スライドバー1700の一例を示す図である。 再生位置指定用スライドバー1700の一例を示す図である。 再生位置指定用スライドバー1700の一例を示す図である。 再生位置指定用スライドバー1700の一例を示す図である。 再生位置指定用スライドバー1700の一例を示す図である。 再生位置指定用スライドバー1700の一例を示す図である。
符号の説明
100 権利管理サーバ
101 コンテンツサーバ
110 ユーザ端末
120 伝送路
200 コンテンツデータ
201 コンテンツID
202 メタデータ
203 暗号化コンテンツ
300 ユーザ情報データベース
301 利用権利データベース
302 ユーザ特定部
303 LT生成部
304 利用権利更新部
305,803 通信部
400 ユーザID
401 端末ID
500 利用権利
501 利用権利ID
502 コンテンツ復号鍵
503 利用権利有効期間
504 利用可能回数
505 一回判定閾値
506 最長利用時間
700 LT
701 LT有効期間
801 コンテンツデータベース
802 LTデータベース
804 端末ID部
805 LT取得部
806 LT更新部
807 コンテンツ利用可否判定部
808 コンテンツ復号鍵取得部
809 コンテンツ復号部
810 コンテンツ再生部
811 コンテンツ再生管理部
812 通知部
900 LT発行要求
901 LT発行要求識別子
902 希望利用可能回数
1500 利用可能時間
1700 再生位置指定用スライドバー
1701 現在再生位置表示用タグ
1702 巻き戻し限界位置表示用マーカー
1703 消費マーカー
1800 再生済み先端位置表示用マーカー 1801 再生済み部分
1802 未再生部分

Claims (20)

  1. ライセンス情報に含まれるコンテンツの利用条件に従ってコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、
    コンテンツ再生に際してコンテンツの再生状況を検出する検出手段と、
    前記利用条件と前記再生状況とに基づいてユーザの不利益の発生を予測する予測手段と、
    不利益が発生すると予測された場合にユーザにその旨を警告する警告手段と
    を備えることを特徴とするデジタルコンテンツ再生装置。
  2. 前記予測手段は、(a)周期的なタイムアウト、(b)再生位置を変更するユーザ操作、(c)一時停止を指示するユーザ操作および(d)停止を指示するユーザ操作の何れかに応じて予測する
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  3. 前記利用条件は、前記コンテンツ利用に許可された利用可能時間を示し、
    前記検出手段は、コンテンツの再生済み区間を利用状況として検出し、
    前記予測手段は、前記利用可能時間から経過時間を減じた残り時間とコンテンツの未再生区間の時間とを比較することにより、コンテンツの全部を再生可能かどうかを予測する
    ことを特徴とする請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  4. 前記経過時間は、(a)一時停止時間を除く再生動作時間および(b)一時停止時間を含む再生動作時間の何れかである
    ことを特徴とする請求項3記載のコンテンツ再生装置。
  5. 前記コンテンツ再生装置は、さらに、
    前記警告手段による警告に対するユーザ応答操作に応じて、コンテンツの未再生区間を再生するよう制御する再生制御手段を備える
    ことを特徴とする請求項3記載のコンテンツ再生装置。
  6. 前記利用条件は、前記コンテンツ利用に許可された利用可能時間を示し、
    前記検出手段は、コンテンツの現在の再生位置と巻き戻し限界位置とを検出し、
    前記予測手段は、前記限界位置よりも以前に現在の再生位置を変更するユーザ操作がなされたとき、不利益が発生すると予測し、
    前記巻き戻し限界位置は、前記利用可能時間から経過時間を減じた残り時間に相当するコンテンツ末尾からの再生区間の先頭位置である
    ことを特徴とする請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  7. 前記コンテンツ再生装置は、さらに、
    前記警告手段による警告に対するユーザ応答操作に応じて、再生位置を変更する前記ユーザ操作をキャンセルするキャンセル手段を備える
    ことを特徴とする請求項6記載のコンテンツ再生装置。
  8. 前記コンテンツ再生装置は、さらに、
    前記警告手段による警告に対するユーザ応答操作に応じて、再生位置を巻き戻し限界位置に変更する再生制御手段を備える
    ことを特徴とする請求項6記載のコンテンツ再生装置。
  9. 前記利用条件は、1回分のコンテンツ再生とみなすための判定条件を含み、
    前記検出手段は、再生停止を指示する前記ユーザ操作を検出し、
    前記予測手段は、前記ユーザ操作が検出されたとき前記判定条件を満たす場合は、ユーザの不利益が発生すると予測する
    ことを特徴とする請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  10. 前記コンテンツ再生装置は、さらに、
    提示手段による提示に対するユーザの応答に応じて、再生停止を指示するユーザ操作をキャンセルするキャンセル手段を備える
    ことを特徴とする請求項9記載のコンテンツ再生装置。
  11. ライセンス情報に含まれるコンテンツの利用条件に従ってコンテンツを再生するデジタルコンテンツ再生方法であって、
    コンテンツ再生に際してコンテンツの再生状況を検出する検出ステップと、
    前記利用条件と前記再生状況とに基づいてユーザの不利益の発生を予測する予測ステップと、
    不利益が発生すると予測された場合にユーザにその旨を警告する警告ステップと
    を有することを特徴とするコンテンツ再生方法。
  12. 前記予測ステップにおいて、(a)周期的なタイムアウト、(b)再生位置を変更するユーザ操作、(c)一時停止を指示するユーザ操作および(d)停止を指示するユーザ操作の何れかに応じて予測する
    ことを特徴とする請求項11記載のコンテンツ再生方法。
  13. 前記利用条件は、前記コンテンツ利用に許可された利用可能時間を示し、
    前記検出ステップにおいて、コンテンツの再生済み区間を利用状況として検出し、
    前記予測ステップにおいて、前記利用可能時間から経過時間を減じた残り時間とコンテンツの未再生区間の時間とを比較することにより、コンテンツの全部を再生可能かどうかを予測する
    ことを特徴とする請求項12記載のコンテンツ再生方法。
  14. 前記経過時間は、(a)一時停止時間を除く再生動作時間および(b)一時停止時間を含む再生動作時間の何れかである
    ことを特徴とする請求項13記載のコンテンツ再生方法。
  15. 前記コンテンツ再生方法は、さらに、
    前記警告ステップにおける警告に対するユーザ応答操作に応じて、コンテンツの未再生区間を再生するよう制御する再生制御ステップを有する
    ことを特徴とする請求項13記載のコンテンツ再生方法。
  16. 前記利用条件は、前記コンテンツ利用に許可された利用可能時間を示し、
    前記検出ステップにおいて、コンテンツの現在の再生位置と巻き戻し限界位置とを検出し、
    前記予測ステップにおいて、前記限界位置よりも以前に現在の再生位置を変更するユーザ操作がなされたとき、不利益が発生すると予測し、
    前記巻き戻し限界位置は、前記利用可能時間から経過時間を減じた残り時間に相当するコンテンツ末尾からの再生区間の先頭位置である
    ことを特徴とする請求項12記載のコンテンツ再生方法。
  17. 前記コンテンツ再生方法は、さらに、
    前記警告ステップにおける警告に対するユーザ応答操作に応じて、再生位置を変更する前記ユーザ操作をキャンセルするキャンセルステップを有する
    ことを特徴とする請求項16記載のコンテンツ再生方法。
  18. 前記コンテンツ再生方法は、さらに、
    前記警告ステップにおける警告に対するユーザ応答操作に応じて、再生位置を巻き戻し限界位置に変更する再生制御ステップを有する
    ことを特徴とする請求項16記載のコンテンツ再生方法。
  19. 前記利用条件は、1回分のコンテンツ再生とみなすための判定条件を含み、
    前記検出ステップにおいて、再生停止を指示するユーザ操作を検出し、
    前記予測ステップにおいて、再生停止を指示する前記ユーザ操作が検出されたとき前記判定条件を満たす場合は、ユーザの不利益が発生すると予測する
    ことを特徴とする請求項12記載のコンテンツ再生方法。
  20. 前記コンテンツ再生方法は、さらに、
    提示ステップにおける提示に対するユーザの応答に応じて、再生停止を指示するユーザ操作をキャンセルするキャンセルステップを有する
    ことを特徴とする請求項19記載のコンテンツ再生方法。
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