JP5299024B2 - ディジタルシネマ管理装置とディジタルシネマ管理方法 - Google Patents

ディジタルシネマ管理装置とディジタルシネマ管理方法 Download PDF

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Description

この発明は、ディジタルシネマ管理装置とディジタルシネマ管理方法に関する。詳しくは、上映が予定されているコンテンツのデータを復号化する際に用いる鍵の状態を容易に把握できるように表示する。
映画を取り巻く環境は、ディジタル技術の進歩によりフィルムからディジタル信号へと変化し、ビデオ機材を使用した映画の制作、プロジェクタ等を用いた映画の上映等が行われている。このようなディジタルシネマの実現には、制作者の意図するイメージやサウンドを忠実に再現するための映像・音声技術に加え、データ圧縮技術や著作権保護のための暗号化処理技術などが用いられている。
また、映画を上映する場合、映画配給会社に設置されたサーバで作成された所定の形式のデータを各劇場に提供し、各劇場では提供されたデータを再生装置で再生して、ディジタルシネマを上映することが行われる。なお、映画配給会社から各劇場に提供されるデータの形式としては、例えばディジタルシネマイニシアチブ(DCI:Digital Cinema Initiative)が提唱した仕様に準拠するディジタルシネマパッケージ(DCP:Digital Cinema Package)と呼ばれる形式が用いられている。
また、特許文献1では、画面表示を見て、上映するコンテンツの編集や編成および上映スケジュールの作成を一括して行うようにして、映画上映番組データを上映用サーバユニットに送出すると共に、コンテンツをシネマサーバに送出することが開示されている。
特開2003−244625号公報
ところで、映画配給会社から各劇場に提供されるコンテンツのデータは、コンテンツに対する不正なアクセス、コピー、編集、再生を防ぐために暗号化が行われる。このため、暗号化されているデータを復号化するための鍵を上映の前に取得しておかなければならない。しかし、オーディトリアム(Auditorium)の数が多くなると、コンテンツの上映に際して鍵の取得が完了しているか否かの管理が複雑となる。
そこで、この発明では、暗号化されているコンテンツを復号するための鍵の取得状況等を容易に把握できるディジタルシネマ管理装置とディジタルシネマ管理方法を提供することを目的とする。
この発明の第1の側面は、再生装置でコンテンツの上映を行うときに用いる鍵の管理と、該鍵の管理を行うための管理画面の表示制御を行うコントロール部を備え、前記コントロール部は、前記管理画面において配列表示を行い、前記再生装置と上映される前記コンテンツとによって示される配列位置に、該配列位置に対応する再生装置で該配列位置に対応するコンテンツを復号するときに用いる鍵の状態を示す表示を設けて、前記コンテンツを上映するための有効な鍵が存在しないとき、前記有効な鍵に関する緊急度の判別を上映日までの期間に応じて行い、前記有効な鍵が存在しないコンテンツと該コンテンツの上映を行う前記再生装置とによって示される配列位置の表示属性を、前記判別した緊急度に応じて切り替えるディジタルシネマ管理装置にある。
この発明において、再生装置でコンテンツの上映を行うときに用いる鍵の管理を行うコントロール部は、鍵の管理を行うための管理画面において、例えば再生装置と再生装置で上映されるコンテンツのいずれか一方を列項目、他方を行項目とした配列表示を行い、再生装置と上映されるコンテンツとによって示される配列位置に、この配列位置に対応する再生装置で配列位置に対応するコンテンツを復号するときに用いる鍵の状態を、例えば鍵の取得状態と鍵の有効期間に関する状態の少なくともいずれかの状態を識別可能にアイコンで表示する。また、コントロール部は、コンテンツを上映するための有効な鍵が存在しないとき、上映日までの日数に応じて緊急度の判別を行い、有効な鍵が存在しないコンテンツとこのコンテンツの上映を行う再生装置とによって示される配列位置の表示属性、例えば表示の背景色を緊急度に応じて切り替える。また、コントロール部は、鍵の状態を示す表示が選択されたとき、この選択された表示に対応する鍵の有効期間を表示させる。
この発明の第2の側面は、表示部において、再生装置でコンテンツを復号するときに用いる鍵の管理を行うための管理画面を表示するステップと、コントロール部で、前記管理画面において配列表示を行い、前記再生装置と上映される前記コンテンツとによって示される配列位置に、該配列位置に対応する再生装置で該配列位置に対応するコンテンツを復号するときに用いる鍵の状態を示す表示を設けて、前記コンテンツを上映するための有効な鍵が存在しないとき、前記有効な鍵に関する緊急度の判別を上映日までの期間に応じて行い、前記有効な鍵が存在しないコンテンツと該コンテンツの上映を行う前記再生装置とによって示される配列位置の表示属性を、前記判別した緊急度に応じて切り替えるステップとを備えるディジタルシネマ管理方法にある。
この発明によれば、コンテンツの上映を行うときに用いる鍵の管理を行う管理画面において配列表示が行われて、再生装置と上映されるコンテンツとによって示される配列位置に、この配列位置に対応する再生装置でこの配列位置に対応するコンテンツを復号するときに用いる鍵の状態を示す表示が設けられる。このため、暗号化されているコンテンツを復号するための鍵の状況等を容易に把握できる。
ディジタルシネマシステムの概略構成を示す図である。 ディジタルシネマパッケージDCPのファイル構成を示す図である。 管理装置と再生装置の構成を例示した図である。 鍵の管理を行うための管理画面を例示した図である。 コントロール部の動作を示すフローチャートである。 コンテンツの状態を表示するときに用いるアイコンを例示した図である。 KDMの状態を表示するときに用いるアイコンを例示した図である。 アイコン切り替え時間設定画面を例示した図である。 コンテンツ状態3についての表示例を示す図である。 DCP/KDMリスト表示を例示した図である。 チェックテーブルを例示した図である。 緊急度の判別結果を例示した図である。 緊急度設定表示を例示した図である。 緊急度に応じた表示の属性切り替えを例示した図である。 緊急度表示と有効期間表示を行ったときのDCP/KDMリスト表示を例示した図である。
以下、発明を実施するための形態について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.ディジタルシネマシステムの構成
2.ディジタルシネマパッケージDCPの構成
3.管理装置と再生装置の構成
4.管理装置の動作
<1.ディジタルシネマシステムの構成>
図1は、ディジタルシネマシステムの概略構成を示している。ディジタルシネマシステム10は、ディジタルシネマ管理装置(以下「管理装置」という)20とセントラルストレージ装置(以下「ストレージ装置」という)30およびオーディトリアム(Auditorium)毎に設置された再生装置40を用いて構成されている。
管理装置20は、再生装置40を用いて上映するコンテンツのスケジュール作成等を行う。また、管理装置20は、再生装置40で上映するコンテンツのデータをストレージ装置30から読み出して再生装置40に供給する。
ストレージ装置30は、各再生装置40で上映するコンテンツのデータ等を記憶する。このストレージ装置30は、例えばRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)を利用した記憶装置が用いられる。
再生装置40は、コンテンツ記憶部やデコード部、プロジェクタ、音声出力部等を備えている。再生装置40は、コンテンツ記憶部に記憶されているコンテンツのデータをスケジュールにしたがってデコード部に供給する。デコード部は、コンテンツのデータを復号して得られた映像や字幕のデータをプロジェクタに出力する。また、デコード部は、コンテンツのデータを復号して得られた音声のデータを音声出力部に出力する。このようにして、オーディトリアムに設置されている再生装置40によってディジタルシネマの上映が可能となる。
管理装置20は、スケジューリングされた上映の前に新聞や他のソースに上映予定を提供する劇場チケットシステム(図示せず)と接続されている。なお、上映予定では、いずれのオーディトリアムでどのような映画をいつ上映するか等を示すイベントの情報が提供される。管理装置20は、劇場チケットシステムからイベントに関する情報を取得してスケジュール作成を行う。
管理装置20は、例えばショーテンプレートを用いたスケジュール作成を行う。管理装置20は、ショーテンプレートを表示する。上映オペレータは、ショーテンプレートにしたがって、シネアド(劇場用広告)やトレーラー(映画告知)映画本編等を設定する。例えばディジタルシネマパッケージ(DCP:Digital Cinema Package)と呼ばれる形式を用いる場合、後述するコンポジションプレイリストCPLやコンポジションプレイリストCPLをグループ化したプログラムをショーテンプレートに設定する。このようにショーテンプレートを利用することで、上映オペレータは、スケジュール作成を容易に行うことができる。
ここで、1つのイベントにおいてショーテンプレートに設定されたリストに基づいた上映を「ショー」と呼ぶ。また、ショーテンプレートに設定されたリストをまとめて「ショープレイリスト」と呼ぶ。すなわち、ショープレイリストに基づいたデータの再生等を行うことによって、1つのイベントにおけるショーが行われることになる。また、イベントとショープレイリストを関係付けることで、イベントで示された時刻にショープレイリストに基づいたデータの再生等を行うことで、各イベントの時刻でショーを行うことができる。なお、ショーでは、照明の制御やスクリーンサイズ等の制御も行われる。
また、ディジタルシネマシステム10で用いられる形式は、ディジタルシネマパッケージDCP(以下「DCP」という)に限られるものではなく、例えばシネアドではMPEG形式等も用いられる。
さらに、コンテンツのデータは、不正なアクセス、コピー、編集、再生を防ぐために暗号化されている場合がある。この場合、暗号化されているデータの復号に用いる鍵を、コンテンツの上映前に取得しておかなければならない。例えばディジタルシネマイニシアチブ(DCI:Digital Cinema Initiative)が提唱した仕様では、鍵配信メッセージKDM(Key Delivery Message)が規定されている。鍵配信メッセージKDM(以下「KDM」という)は、コンテンツ上映に対する許可やそれに必要な情報を特定の劇場に提供する資格付与メッセージである。したがって、例えばDCP形式のデータを再生装置40で上映してコンテンツの上映を行う場合、管理装置20は、コンテンツの上映前にKDMを再生装置40に記憶させておく。このようにすれば、コンテンツのデータが暗号化されていても再生装置40でコンテンツの上映が可能となる。
<2.ディジタルシネマパッケージDCPの構成>
次に、一般的なDCPのファイル構成について説明する。図2は、一般的なDCPのファイル構成を示す説明図である。
ディジタルシネマのコンテンツは、ディジタルシネマイニシアチブ(DCI:Digital Cinema Initiative)が提唱した仕様に準拠するDCPと呼ばれるデータ形式で配給される。DCPは、ディジタルシネマの上映に必要な各種のデータファイルの集合である。
DCPは、図2に示すように、アセットマップAM(Asset Map)、ボリュームインデックスVI(Volume Index)、パッキングリストPL(Packing List)、コンポジションプレイリストCPL(Composition Play List)を含む。さらに、DCPは、ピクチャートラックファイル(Picture Track file)、サウンドトラックファイル(Sound Track file)等を含む。これらの各ファイルには、それぞれグローバルユニークな識別情報、例えばUUID(Universal Unique Identifier)が付与されており、各ファイルのUUIDは、当該各ファイル内に記述されている。以下に、DCPを構成する各ファイルについてそれぞれ説明する。
・アセットマップAM(Asset Map)
アセットマップには、1つのDCPに含まれる全ファイル(アセットマップ自体は除く。)に関するリストが記述されている。アセットマップには、例えばDCP内の各ファイルに記載されたUUIDと、当該ファイルのファイル名とを対応づけたリストが記載されている。アセットマップは、利用者が、DCP内に含まれる各ファイルを確認するためなどに利用できる。このアセットマップはディジタルシネマ単位で作成されて、後述するようにDCPが分割されたときも、1つのディジタルシネマについては、複数の分割DCPで共通の1つのアセットマップのみが作成される。なお、後述のサブタイトル用PNGファイルは、UUIDを記述できないフォーマットとなっている。したがって、アセットマップにおいて各PNGファイルのファイル名と、そのUUIDとを関連づけて記述しておくことで、各PNGファイルとUUIDとを対応づけできる。
・ボリュームインデックスVI(Volume Index)
ボリュームインデックスには、DCPが複数の分割単位(分割DCP)に分割されたときに、各分割単位を識別するためのインデックス情報が記載される。
・パッキングリストPL(Packing List:PL)
パッキングリストには、1つのDCPに含まれる全ファイル(PL自体は除く。)のUUIDとハッシュ値とを関連づけたリストが記載されている。ハッシュ値は、DCP内の各ファイルのデータをハッシュ計算した値である。このパッキングリストに記述された各ファイルのハッシュ値と、実際に求めた当該各ファイルのハッシュ値とを比較して、一致度をチェックすることにより、当該各ファイルの完全性(データ破損の有無など)を検証できる。
・コンポジションプレイリストCPL(Composition Play List)
コンポジションプレイリストCPL(以下「CPL」という)は、DCPに含まれるコンテンツ(映像、音声、字幕)の上映に使用されるプレイリストである。CPLは、ディジタルシネマの各々の上映バージョンに対応するピクチャートラックファイルと、サウンドトラックファイル(および/またはサブタイトルトラックファイル)とを相互に関連づけるリンク情報である。このCPLは、1つのディジタルシネマの上映バージョン単位で作成される。
CPLには、映像ファイルであるピクチャートラックファイル、音声ファイルおよび/または字幕ファイルに関し、各ファイルのUUIDと、各ファイルのデータの開始位置(entry point)および尺の長さ(duration)とが全リール分まとめて記述される。ここで、リールとは、映像および音声(必要に応じて字幕)をあわせた1つの上映単位を、時間的に細分化した単位である。例えば、1つのディジタルシネマ(120分)を時間的に10個に均等分割した場合には、10個のリール(12分単位)が作成される。また、開始位置(entry point)は、各リールの映像または音声ファイルのデータの上映開始位置を示すオフセットである。尺の長さ(duration)は、その開始位置からの有効なデータ範囲を示すサイズ情報である。
1つのディジタルシネマが複数リールから構成される場合は、CPLには、それら全てのリール情報(各リールを構成する映像、音声、字幕ファイルのUUID、その開始位置および尺の長さ)が記述されており、これら全てのリールが1つの上映単位となる。通常は、ディジタルシネマは複数のリールで構成されるので、これら全てのリールに関するリール情報が、1つのCPLにまとめて記述される。
上映バージョンとは、ディジタルシネマの1つの上映単位を意味しており、例えば、言語バージョン(英語音声版、日本語音声版、日本語字幕版など)などである。CPLは、1つのディジタルシネマの上映バージョン毎にそれぞれ作成される。
・ピクチャートラックファイル(Picture Track file)
ピクチャートラックファイルは、所定の形式で圧縮された映像データのファイルである。ピクチャートラックファイルは、必要なリール数分存在する。また、同一シーンについて複数種類の映像ファイル(例えば、オリジナル版の映像と差替版の映像)を作成することもできる。
・サウンドトラックファイル(Sound Track file)
サウンドトラックファイルは、所定の形式で圧縮された音声データのファイルである。このサウンドトラックファイルは、必要なリール数分存在する。また、同一シーンについて複数種類の音声ファイル(例えば、オリジナル版の音声と差替版の音声)を作成することもできる。
なお、DCPには、字幕表示を行うためのファイル(図示せず)等も設けられる。
<3.管理装置と再生装置の構成>
図3は、管理装置20と再生装置40の構成を例示した図である。
管理装置20は、コントロール部201、入力部202、表示部203と、データ格納部204、ドライブ部205、通信部206、接続ポート207、各部を相互に接続するローカルバス208とを備える。
コントロール部201は、CPUやROM,RAMを用いて構成されている。CPUは、ROMに記憶されているプログラム、またはデータ格納部204からRAMにロードされたプログラムを実行して、後述する入力部202からの操作信号に基づき、ユーザ操作に応じた各種の処理を実行する。例えばコントロール部201は、スケジュールの作成や、スケジュールにしたがったコンテンツの上映を再生装置40で行わせる処理等を実行する。また、コントロール部201は、再生装置40でコンテンツの上映を行うときに用いる鍵の管理を行うための管理画面を後述する表示部203に表示させる。さらに、コントロール部201は、管理画面において配列表示を行い、再生装置40と上映されるコンテンツとによって示される配列位置に、配列位置に対応する再生装置40で配列位置に対応するコンテンツを復号するときに用いる鍵の状態を示す表示を設ける。
コントロール部201のROMは、CPUが使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAMは、CPUの実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時的に記憶する。
入力部202は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、レバー等を用いて構成されており、入力部202に対するユーザ操作に応じて操作信号をコントロール部201に出力する。ユーザは、この入力部202を操作することにより、管理装置20に対して各種のデータを入力したり、処理動作を指示したりすることができる。
表示部203は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示デバイスを用いて構成されている。この表示部203では、例えば、ディジタルシネマシステムの各再生装置40で行われる上映動作を管理するための管理画面等の表示を行う。
データ格納部204は、例えばハードディスクやSSD(Solid State Drive)等を用いて構成されている。データ格納部204は、コントロール部201が実行するプログラムや、スケジュール情報、ログ、ショープレイリストなど、各種データを記憶する。
ドライブ部205は、着脱可能な記録媒体に対して、各種データの書き込み/読み出しを行う。例えば、記録媒体に記録されているディジタルシネマの素材コンテンツ、DCP、構成情報などの各種データの読み出し等を行う。
通信部206は、例えば、無線や有線の通信路を介して管理装置20を外部機器と接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。管理装置20は、通信部206を介して外部機器と各種データの送受信例えばコンテンツのデータ等の受信を行う。
接続ポート207は、管理装置20をストレージ装置30や再生装置40と接続するためのポートである。この接続ポート207にストレージ装置30や再生装置40を接続して、管理装置20とストレージ装置30や再生装置40との間で、種々のデータの通信を行う。
なお、管理装置20は、図3に示す構成に限られるものではなく、例えば表示部が管理装置と別個に設けられた構成であってもよい。また、ドライブ部等が管理装置と別個に設けられた構成であってもよい。
再生装置40は、コントロール部401、入力部402と、表示部403と、コンテンツ記憶部404、映像デコード部405、音声デコード部406、接続ポート407,408,409、各部を相互に接続するローカルバス410を備えている。また、再生装置40には、プロジェクタ415、音声出力部416等が設けられている。
コントロール部401、入力部402、表示部403はそれぞれ、管理装置20のコントロール部201、入力部202、表示部203と略同一の機能構成を有している。また、コントロール部401は、管理装置20から供給されたスケジュール情報等に基づき各部を制御して、スケジュールにしたがったコンテンツの上映を行う。
コンテンツ記憶部404は、上映するコンテンツのデータを記憶する。映像デコード部405は、コンテンツの映像データが圧縮符号化されたデータであるとき、この圧縮符号化されたデータを復号(デコード)する。音声デコード部406は、コンテンツの音声データが圧縮符号化されたデータであるとき、この圧縮符号化されたデータを復号(デコード)する。また、映像デコード部405と音声デコード部406は、映像や音声のデータが暗号化されているとき、管理装置20から提供された鍵を用いて、暗号化されている映像データや音声データの復号(デクリプト)を行う。
接続ポート407は、再生装置40を、管理装置20やストレージ装置30と接続するためのポートである。この接続ポート407により、管理装置20とストレージ装置30と再生装置40との間で各種のデータの通信が可能となる。
接続ポート408は、プロジェクタ415を接続するためのポートである。接続ポート409は、音声出力部416を接続するためのポートである。
プロジェクタ415は、コンテンツ記憶部404から読み出された映像データや映像デコード部405で復号(デコードおよび/またはデクリプト)された映像データに基づき、スクリーンにコンテンツの映像を投影する。
音声出力部416は、増幅器やスピーカ等を用いて構成されている。音声出力部416は、コンテンツ記憶部404から読み出された音声データや音声デコード部406で復号(デコードおよび/またはデクリプト)された音声データに基づき、コンテンツの音声出力を行う。
<4.管理装置の動作>
管理装置20のコントロール部201は、暗号化されているコンテンツを復号するときに用いる鍵の管理を行うための管理画面を表示部203に表示する。コントロール部201は、管理画面において配列表示を行い、再生装置と上映されるコンテンツとによって示される配列位置に、この配列位置に対応する再生装置でこの配列位置に対応するコンテンツを復号するときに用いる鍵の状態を示す表示を設ける。また、コントロール部201は、鍵の状態を示す表示によって、鍵の取得状態と鍵の有効期間に関する状態の少なくともいずれかの状態を識別可能とする。さらに、コントロール部201は、コンテンツを上映するための有効な鍵が存在しないとき、上映日までの日数に応じて緊急度の判別を行う。コントロール部201は、有効な鍵が存在しないコンテンツと該コンテンツの上映を行う再生装置とによって示される配列位置の表示属性を緊急度に応じて切り替えて、緊急度を識別可能とする。
図4は、鍵の管理を行うための管理画面を例示している。管理画面では、例えば再生装置と再生装置で上映されるコンテンツのいずれか一方を列項目、他方を行項目とした配列表示を行う。また、管理画面において、再生装置と上映されるコンテンツとによって示される配列位置に、配列位置に対応する再生装置で上映されるコンテンツに対応した鍵についての状態を示すアイコンを設ける。なお、図4では、DCPを行項目、ストレージ装置30と再生装置40が設けられているオーディトリアムを列項目とした配列表示を行う場合を示している。また、この配列表示をDCP/KDMリスト表示という。
管理画面では現在の日時を示す表示GUaと、メニュー項目「Status」「Schedule」「Show/Program」「Asset」「Configuration」を示すボタン表示GUbが設けられている。ここで、メニュー項目「Asset」が選択されたとき、DCP/KDMリスト表示GUcが画面上に表示される。
図4に示すDCP/KDMリスト表示GUcは、ストレージ装置とオーディトリアムを列項目、コンテンツや鍵を行項目とした配列表示とされている。なお、図4では、ストレージ装置を示す「CS」とオーディトリアムNo1からNo16までが列項目として示されている。また、DCP/KDMリスト表示GUcにはスクロールバーが設けられており、スクロールバーを操作することで、所望のオーディトリアムや所望のコンテンツについての表示を行うことができるようになされている。
DCP/KDMリスト表示GUcでは、オーディトリアムの再生装置等と上映されるコンテンツ等とによって示される配列位置に、配列位置に対応する再生装置で配列位置に対応するコンテンツの状態を示すアイコンが設けられる。また、オーディトリアムの再生装置等と上映されるコンテンツ等とによって示される配列位置に、配列位置に対応する再生装置で配列位置に対応するコンテンツを復号するときに用いる鍵の状態等を示すアイコンが設けられる。また、緊急度に応じてDCP/KDMリスト表示の属性が切り替えられる。例えば、緊急度に応じて該当する表示領域の背景色の切り替えが行われる。
なお、メニュー項目「Status」は各再生装置の動作状態等を管理するときに選択される項目である。メニュー項目「Schedule」は、各再生装置における上映スケジュール等を管理するときに選択される項目である。メニュー項目「Show/Program」は、ショープレイリストやCPL等を管理するときに選択される項目である。メニュー項目「Configuration」は、種々の設定等を行うときに選択される項目である。
DCP/KDMリスト表示では、コンテンツの状態に関して例えば以下に示す4つの状態が表示される。
コンテンツ状態1)コンテンツのデータがストレージ装置30、各オーディトリアムの再生装置40に記憶されているか否か。
コンテンツ状態2)コンテンツのデータが暗号化されているか否か。
コンテンツ状態3)コンテンツが3D映像用であるか否か。
コンテンツ状態4)スケジュールに対するコンテンツ準備の緊急度。
また、DCP/KDMリスト表示では、KDMの状態に関して例えば以下に示す5つの状態が表示される。
KDM状態1)鍵がストレージ装置30、各オーディトリアムの再生装置40に記憶されているか否か。
KDM状態2)鍵が現在の時刻に対して有効であるか否か。
KDM状態3)鍵の有効期間の状態。
KDM状態4)スケジュールに対する鍵準備の緊急度。
KDM状態5)鍵の有効期間。

図5は、コントロール部201の動作を示すフローチャートである。ステップST1でコントロール部201は、コンテンツとKDMについて状態表示を行う。コントロール部201は、コンテンツ状態1〜2とKDM状態1〜3について、例えばアイコンを用いた表示を行う。また、コントロール部201は、コンテンツ状態3について、例えば3D映像用であることを示す文字「3D」の表示を行う。
図6は、コンテンツの状態を表示するときに用いるアイコンを例示している。コントロール部201は、コンテンツのデータが記憶されているとき、リール画像のアイコンを表示する。また、コントロール部201は、コンテンツのデータが暗号化されているとき、錠を示したリール画像のアイコンを表示する。なお、コントロール部201は、コンテンツが記憶されていないとき、アイコンを表示しない、またはハイホン「−」の表示を行う。
図7は、KDMの状態を表示するときに用いるアイコンを例示している。なお、アイコンでは、鍵の取得状態と鍵の有効期間に関する状態の少なくともいずれかの状態を識別可能とする。
コントロール部201は、鍵が記憶されているとき鍵画像のアイコンを表示する。コントロール部201は、鍵が記憶されていないとき、アイコンを表示しない、またはハイホン「−」を表示する。 コントロール部201は、鍵が現在時刻において有効であるとき鍵画像を第1の色として、鍵が現在時刻において無効であるとき鍵画像を第2の色とする。また、コントロール部201は、鍵が現在時刻において有効であって、有効期間がα時間以内である場合、時計画像を示した鍵画像のアイコンを表示する。さらに、コントロール部201は、鍵が現在時刻において無効であるとき、鍵の有効期間よりも現在時刻が前であるときは、注意マーク(感嘆符)を示した鍵画像のアイコンを表示する。また、コントロール部201は、鍵の有効期間が切れているとき、無効マーク(バツ印)を示した鍵画像のアイコンを表示する。
鍵が有効であるときに行われるアイコンの切り替えでは、例えば図8に示すようにアイコン切り替え時間設定画面を設けて、この設定画面で上映オペレータがα時間を設定可能とする。
ここで、図8に示すようにメニュー項目「Configuration」が選択されたときは、例えば7つのタブGUdの表示が行われる。具体的には、「General」「Status」「Schedule」「Show/Program」「Asset」「Auditorium」「User/Role」のタブが表示される。ここで、「Asset」のタブが選択されたとき、アイコン切り替え時間設定表示GUeが画面上に表示される。
アイコン切り替え時間設定表示GUeでは、上方向のスピンコントロールアローと下方向のスピンコントロールアローが設けられており、スピンコントロールアローを操作してα時間を増減させることが可能とされている。したがって、上映オペレータは、スピンコントロールアローを操作することで、α時間を所望の時間に設定することができる。また、スピンコントロールアローを操作するだけでなく、数字の入力操作を行って、α時間を所望の時間に設定してもよい。
図9は、コンテンツ状態3についての表示例を示している。図9では、DCP/KDMリスト表示において、DCPのタイトル表示部分を示している。ここで、コントロール部201は、コンテンツが3D映像用の場合、コンテンツタイトルの後に「3D」の文字を表示する。例えばタイトル「Color’s」のCPL1において、3D映像用のコンテンツのデータを用いることが示されているとき、「3D」の表示を設ける(矢印で示す位置)。
このようにしてコンテンツとKDMについての状態表示が行われると、図10に示すDCP/KDMリスト表示GUcを生成できる。なお、図10では、列項目にコンテンツのタイトルおよび暗号化されているコンテンツに対応するKDMの項目を設けた場合を示している。したがって、このDCP/KDMリスト表示を参照すれば、コンテンツ毎にストレージ装置や各再生装置での記憶状態をリール画像のアイコンによって容易に判別できる。さらに鍵を示したリール画像のアイコンによって、いずれのコンテンツが暗号化されているかを容易に判別できる。さらに、鍵画像のアイコンによって、ストレージ装置や各再生装置における鍵の取得状況を容易に判別できる。また、鍵画像のアイコンの違いによって、鍵の有効状態を把握することも容易となる。なお、図10では、列項目にコンテンツのタイトルおよび暗号化されているコンテンツに対応するKDMの項目を別個に設けた場合を示しているが、1つの配列位置にリール画像のアイコンと鍵画像のアイコンを設けるようにしてもよい。また、1つのアイコンで鍵の状態とコンテンツの状態を示すようにしてもよい。
図5に戻り、ステップST2でコントロール部201は、確認項目に該当するか否か判別する。コントロール部201は、コンテンツ状態1とKDM状態1に基づいて下記の確認項目に該当するか否か判別する。
確認項目1)上映時間に有効な鍵が再生装置に存在しているか。
確認項目2)必要なコンテンツが再生装置に記憶されているか。
ステップST3でコントロール部201は、全ての確認項目に該当しているか否かを判別する。コントロール部201は、全ての確認項目に該当していると判別したときステップST4に進み、いずれかの確認項目が該当していないときはステップST5に進む。
ステップST4でコントロール部201は、正常表示を行う。コントロール部201は、確認項目が全て該当しており、上映の準備が完了していることから、DCP/KDMリスト表示において、確認項目が全て該当したときの再生装置と上映されるコンテンツとによって示される配列位置の背景色を正常状態とする。例えば、背景色を白色として正常状態であることを識別可能とする。また、上映の予定がない場合、緊急度に関係がないことから背景色を白色とする。
ステップST5でコントロール部201は、緊急度の判別を行う。コントロール部201は、チェックテーブルを用いて、上映日までの日数に応じて緊急度の判別を行う。
図11はチェックテーブルを例示している。図11の(A)は、DCPチェックテーブルである。DCPチェックテーブルは、確認項目2が該当しないときに、緊急度の判定に用いるチェックテーブルである。図11の(B)は、KDMチェックテーブルである。KDMチェックテーブルは、確認項目1が該当しないときに、緊急度の判定に用いるチェックテーブルである。
図11では、例えば緊急度に関する状態として「致命的な状態」「エラー状態」「ワーニング状態」の3つの状態を設定しており、「致命的な状態」を緊急度3、「エラー状態」を緊急度2、「ワーニング状態」を緊急度1としている。「致命的な状態」とは、上映に支障を来すことがないように、速やかに対処する必要がある状態である。「ワーニング状態」とは、速やかに対処する必要はないが、対処しないと上映に支障を来す状態である。「エラー状態」とは、「致命的な状態」と「ワーニング状態」の中間の状態であり、例えば上映の準備を行うことができるようにしておく状態である。
チェックテーブルでは、「致命的な状態」「エラー状態」「ワーニング状態」の3つの状態のいずれであるかを識別可能とする閾値(日数)を設定しておく。また、設定されている閾値と上映日までの日数との比較結果に応じて、いずれの状態であるか識別して、識別結果に基づき緊急度の判別を行う。
コンテンツのデータを再生装置40に記憶させるまでには、種々の処理時間が必要となる。例えば、コンテンツのデータが劇場に届くまでの時間、ストレージ装置30にコンテンツのデータをコピーする時間、ストレージ装置30から再生装置40にコンテンツのデータを転送して記憶させる時間が必要となる。したがって、図11の(A)に示すDCPチェックテーブルにおける閾値Md,Ndは、これらの時間を考慮して設定しておく。例えば、コンテンツのデータが劇場に届く日が上映開始日の4〜5日前であるとしたとき、DCPチェックテーブルにおける閾値を「Md=2,Nd=5」に設定する。
このように閾値Md,Ndを設定すると、確認項目2が該当しないとき、図12の(A)に示すように、上映5日前よりもさらに前の日であるときは、緊急度1と判別される。また、上映5日前から上映3日前の期間では、緊急度2と判別される。さらに、上映2日前から上映日の期間では、緊急度3と判別される。
また、鍵についてもコンテンツのデータと同様に、再生装置40に記憶させるまでには、種々の処理時間が必要となる。例えば、鍵が劇場に届くまでの時間、ストレージ装置30に鍵をコピーする時間、ストレージ装置30から再生装置40に鍵を転送して記憶させる時間が必要となる。したがって、図11の(B)に示すKDMチェックテーブルにおける閾値Mk,Nkは、これらの時間を考慮して設定しておく。例えば、鍵の届く日が上映開始日の2〜3日前であるとしたとき、KDMチェックテーブルにおける閾値を「Mk=2,Nk=3」に設定する。
このように閾値Mk,Nkを設定すると、確認項目1が該当しないとき、図12の(B)に示すように、上映3日前よりもさらに前の日であるときは、緊急度1と判別される。また、上映3日前では、緊急度2と判別される。さらに、上映2日前から上映日の期間では、緊急度3と判別される。
図13は、緊急度設定表示を示している。緊急度設定表示では、DCPチェックテーブルにおける閾値Md,Nd、KDMチェックテーブルにおける閾値Mk,Nkが設定可能とされている。
図13に示すようにメニュー項目「Configuration」が選択されたときは、上述のように7つのタブGUdの表示が行われる。ここで、「Schedule」のタブが選択されたとき、緊急度設定表示GUfが画面上に表示される。
緊急度設定表示GUfでは、DCPチェックテーブルにおける閾値Md,Nd、KDMチェックテーブルにおける閾値Mk,Nkのそれぞれに対して、上方向のスピンコントロールアローと下方向のスピンコントロールアローが設けられている。また、緊急度設定表示GUfでは、スピンコントロールアローを操作して、閾値を増減させることが可能とされている。したがって、上映オペレータは、スピンコントロールアローを操作することで、閾値を所望の日数に設定することができる。また、スピンコントロールアローを操作するだけでなく、数字の入力操作を行って、閾値を設定してもよい。なお、図13において、「DCP Fatal status」は閾値Md、「DCP Error status」は閾値Ndに相当する。また、「KDM Fatal status」は閾値Mk、「KDM Error status」は閾値Nkに相当する。
このようにして、コントロール部201は、コンテンツ状態4におけるコンテンツ準備の緊急度と、KDM状態4における鍵準備の緊急度を判別する。
図5に戻り、ステップST6でコントロール部201は、ステップST5で判別された緊急度に基づいて、緊急度表示を行う。コントロール部201は、緊急度に応じて表示の属性を切り替えて、DCP/KDMリスト表示で緊急度を認識できるようにする。図14は、緊急度に応じた表示の属性切り替えを例示している。例えば緊急度に応じたて表示の背景色を切り替える。なお、図14では、緊急度3の場合に背景色を「赤色」、緊急度2の場合に背景色を「橙色」、緊急度1の場合に背景色を「黄色」としている。なお、通信等の異常によって緊急度の判定が行えないときは、不明な状態であることを識別可能とするため、正常状態や緊急度に応じた色とは異なる色、たとえば灰色に設定する。
ステップST7でコントロール部201は、有効期間表示機能を動作させる。コントロール部201は、DCP/KDMリスト表示において、鍵画像のアイコンが選択されたとき、選択されたアイコンに対応する鍵の有効期間を表示する有効期間表示機能を動作させて処理を終了する。
図15は、緊急度表示と有効期間表示を行ったときのDCP/KDMリスト表示を例示している。コントロール部201は、再生装置と上映されるコンテンツとによって示される配列位置に、この配列位置に対応する再生装置で配列位置に対応するコンテンツを復号するときに用いる鍵の状態やコンテンツの状態を示す表示を設ける。また、コントロール部201は、この鍵やコンテンツについて判別した緊急度に応じて配列位置の背景色を切り替える。さらに、カーソル表示が鍵画像のアイコンの位置とされたとき、カーソル表示GUgで示された位置に対応する鍵の有効期間を例えばバルーン表示GUhで表示する。
このようにしてDCP/KDMリスト表示を行えば、鍵の状態すなわち取得状況や有効期限の状態等を、容易に管理できるようになる、また、コンテンツの状態も表示することで、鍵だけでなくコンテンツも容易に管理できるようになる。さらに、緊急度に応じて表示の属性を切り替えることで、いずれのコンテンツや鍵について速やかに対処する必要が生じているか、容易に把握できる。すなわち、優先順位をつけて鍵の準備やコンテンツの準備を行うことができるようになる。さらに、スケジュールに対して、何が必要であるかを緊急度の色分けによって一目で認識できるため、オペレーションミスを少なくできる。
また、この発明のディジタルシネマ管理装置とディジタルシネマ管理方法を、コンピュータ装置で実現するようにしてもよい。この場合、コンピュータ装置をディジタルシネマ管理装置のように機能させるコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供できるようにする。例えば、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記憶媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によってコンピュータ・プログラムと提供できるようにする。このようにコンピュータ・プログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ装置上でコンピュータ・プログラムに応じた処理が行われて、上述したディジタルシネマ管理装置とディジタルシネマ管理方法を実現することが可能となる。
なお、本発明は、上述した発明の実施の形態に限定して解釈されるべきではない。この発明の実施の形態は、例示という形態で本発明を開示しており、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施の形態の修正や代用をなし得ることは自明である。すなわち、本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
この発明のディジタルシネマ管理装置とディジタルシネマ管理方法では、コンテンツの上映を行うときに用いる鍵の管理を行う管理画面において配列表示が行われて、再生装置と上映されるコンテンツとによって示される配列位置に、この配列位置に対応する再生装置でこの配列位置に対応するコンテンツを復号するときに用いる鍵の状態を示す表示が設けられる。このため、暗号化されているコンテンツを復号するための鍵の取得状況等を容易に把握できるようになる。したがって、複数のオーディトリアムで上映スケジュールにしたがってコンテンツを上映する場合に好適である。
10・・・ディジタルシネマシステム、20・・・管理装置、30・・・ストレージ装置、40・・・再生装置、201,401・・・コントロール部、202,402・・・入力部、203,403・・・表示部、204・・・データ格納部、205・・・ドライブ部、206・・・通信部、207,407,408,409・・・接続ポート、208,410・・・ローカルバス、404・・・コンテンツ記憶部、405・・・映像デコード部、406・・・音声デコード部、415・・・プロジェクタ、416・・・音声出力部

Claims (6)

  1. 再生装置でコンテンツの上映を行うときに用いる鍵の管理と、該鍵の管理を行うための管理画面の表示制御を行うコントロール部を備え、
    前記コントロール部は、前記管理画面において配列表示を行い、前記再生装置と上映される前記コンテンツとによって示される配列位置に、該配列位置に対応する再生装置で該配列位置に対応するコンテンツを復号するときに用いる鍵の状態を示す表示を設けて、前記コンテンツを上映するための有効な鍵が存在しないとき、上映日までの期間に応じて前記存在しない鍵に関する緊急度の判別を行い、前記有効な鍵が存在しないコンテンツと該コンテンツの上映を行う前記再生装置とによって示される配列位置の表示属性を、前記判別した緊急度に応じて切り替える
    ディジタルシネマ管理装置。
  2. 前記コントロール部は、前記鍵の状態を示す表示として、鍵の取得状態と鍵の有効期間に関する状態の少なくともいずれかの状態を識別可能とする表示を設けた
    請求項1記載のディジタルシネマ管理装置。
  3. 前記コントロール部は、前記緊急度に応じて前記表示の背景色を切り替える
    請求項1記載のディジタルシネマ管理装置。
  4. 前記コントロール部は、前記鍵の状態を示す表示が選択されたとき、該選択された表示に対応する鍵の有効期間を前記管理画面上に表示させる
    請求項1記載のディジタルシネマ管理装置。
  5. 前記管理画面では、前記再生装置と該再生装置で上映されるコンテンツのいずれか一方を列項目、他方を行項目とした配列表示を行い、
    前記コントロール部は、前記再生装置と前記上映されるコンテンツとによって示される配列位置に、該配列位置に対応する再生装置で上映されるコンテンツに対応した鍵についての状態を示すアイコンを設けた
    請求項1記載のディジタルシネマ管理装置。
  6. 表示部において、再生装置でコンテンツを復号するときに用いる鍵の管理を行うための管理画面を表示するステップと、
    コントロール部で、前記管理画面において配列表示を行い、前記再生装置と上映される前記コンテンツとによって示される配列位置に、該配列位置に対応する再生装置で該配列位置に対応するコンテンツを復号するときに用いる鍵の状態を示す表示を設けて、前記コンテンツを上映するための有効な鍵が存在しないとき、前記有効な鍵に関する緊急度の判別を上映日までの期間に応じて行い、前記有効な鍵が存在しないコンテンツと該コンテンツの上映を行う前記再生装置とによって示される配列位置の表示属性を、前記判別した緊急度に応じて切り替えるステップとを備える
    ディジタルシネマ管理方法。
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