JP2002082838A - 記録装置、光ディスク、記録方法、コンピュータ読取可能な記録媒体。 - Google Patents
記録装置、光ディスク、記録方法、コンピュータ読取可能な記録媒体。Info
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Abstract
る再生装置に装填されたとしても、ユーザを混乱させな
いよう、著作権保護がなされた映画コンテンツを光ディ
スクに記録することができる記録装置を提供する。 【解決手段】 映画コンテンツをDVDに書き込む記録装
置12であり、民生用にすると指定された場合には、DV
DにおけるVIDEO_TSディレクトリに映画コンテンツを記
録する。業務用にすると指定された場合、EWCPS_TSディ
レクトリに映画コンテンツを記録し、VIDEO_TSディレク
トリにメッセージデータを記録する。このメッセージデ
ータは、民生用DVDプレーヤによる映画コンテンツの再
生は不可能である旨を示す。
Description
なされたコンテンツを光ディスクに記録する記録装置に
関し、特に民生用、業務用のそれぞれにおいて異なるフ
ォーマットとする場合の改良に関する。
には、一般需要者が入手できる民生用のものと、特定業
者のみが入手できる業務用のものの2つがあるといわれ
る。後者のDVDは、例えば興行上映されている映画コン
テンツを記録したものであり、一般家庭内での再生を目
的とせず、公共の場での再生を目的としている。業務用
のDVDの登場により、今後航空機の機内上映のための映
画コンテンツ配給は、フィルム、テープによるものか
ら、DVDによるものへと移行してゆくと予想される。
録されるので、航空機の機内業務用DVDが万が一盗難さ
れたり紛失したら、著作権者は多大な不利益を被る。そ
れは盗難・紛失により機内業務用DVDが第3者の手に渡れ
ば、将来興行上映を予定している地域で、DVDに記録さ
れた映画コンテンツが著作権者に無断で上映されてしま
い、この場合著作権者は予定していた興行収益を得るこ
とができないという理由による。そればかりか、航空業
者側もその盗難・紛失により著作権者に与えた損害につ
いて賠償責任を負うことになり、著作権者−航空業者の
関係を悪化させかねない。そこで著作権者は機内業務用
DVDの記録にあたって、映画コンテンツに対して民生用
のDVDに施されてる暗号化と異なる暗号化を施し、機内
業務用DVDに記録された映画コンテンツが業務用DVDプレ
ーヤによってのみ再生されるようにしている。民生用の
DVDプレーヤではこの機内業務用DVDに記録された映画コ
ンテンツを再生することができないので、紛失・盗難が
あったとしても、著作権者の意に反して機内業務用DVD
に記録された映画コンテンツが上映されることはない。
保護のためになされた上述したような配慮が、航空機内
で思わぬトラブルを招く事がある。つまり航空機の内部
では、機内業務用DVD以外にも民生用DVDが保管されてい
るとも考えられ、航空機の機内業務用DVD、民生用DVDが
混在してしまうことも有り得る。かかる混在状態が放置
されれば、機内業務用DVDが上映室ではなく客室に持ち
込まれ、客席に備えつけられた民生用のDVDプレーヤに
装填されることも有り得る。機内業務用DVDが異なる暗
号化方式で暗号化されているため、民生用のDVDプレー
ヤがこの機内業務用DVDを再生し得なかったとすると、
その客席の乗客は、「この再生装置は壊れてるのではな
いか」と大騒ぎすることがある。備えつけ機器が故障で
あるかのように思われるのは航空業者にとって不愉快で
あるし、そのようなことで乗務員が翻弄するのは、航空
業者にとってロスでしかない。
れるべき再生装置とは異なる再生装置に装填されたとし
ても、ユーザを混乱させないよう、著作権保護がなされ
たデジタルコンテンツを光ディスクに記録することがで
きる記録装置を提供することである。
め、本発明に係る記録装置は、光ディスクを民生用とす
るか、業務用とするかの指定を操作者から受け付ける受
付手段と、民生用と指定された場合、業務用と指定され
た場合のそれぞれにおいて、異なる暗号化方式に基づき
デジタルコンテンツを暗号化する暗号化手段と、民生用
と指定された場合、光ディスクに第1領域を生成し、そ
の第1領域に暗号化されたデジタルコンテンツを書き込
む第1書込手段と、業務用と指定された場合、光ディス
クに第1領域及び第2領域を生成して、第2領域に暗号
化されたデジタルコンテンツを書き込み、民生用再生装
置によるデジタルコンテンツの再生は不可能である旨を
示すメッセージデータを第1領域に書き込む第2書込手
段とを備えることを特徴としている。
態に係る記録装置の実施形態について、図面を参照しな
がら説明する。先ず最初に、記録装置によりDVDに記録
される映画コンテンツについて説明する。図1は、映画
会社による映画コンテンツの配給スケジュールを示す図
である。映画コンテンツは劇場公開され、6〜9箇月を経
過した後、民生用DVDに記録されて民間市場にリリース
される。これにより民生用DVDは、民間市場において販
売やレンタルの対象となる。民生用DVDが劇場公開から
かなり遅れて市場にリリースされるのに対して、業務用
DVDは、劇場公開と同時期、又は劇場公開期間中に、航
空業者等に対してリリースされる。このことから業務用
DVDのリリース時期は、民生用DVDのリリース時期に比べ
てすこぶる早いといえる。業務用DVDのリリース時期が
早いのは、劇場上映されている映画コンテンツと同じも
のを、航空機内等の公共の場で上映させたいという業界
の要望に応えるためである。本実施形態では、業務用に
映画コンテンツを早期にリリースするためのDVDをEW
CPS−DVD(Early Windows(登録商
標) Contents Protection Sy
stem−DVD)と呼び、民生用DVDをContents Scra
mble System(CSS)-DVDと呼ぶものとする。EWCPS-DVD
が、航空業界向けにリリースされるものとして以降の説
明を行う。
テンツはタイトルという形態で扱われる。複数のタイト
ルのうち、同一のシーンを共有し合うもの同士の集まり
はビデオタイトルセットと呼ばれる。例えばDVDに記録
される映画コンテンツに、「劇場公開版」、「ディレク
ターズカット版」、「短縮版」、「予告編」などの様々
なバージョンがある場合、これらはそれぞれ、1本のタ
イトルとして扱われる。またこれらは、同一のシーンを
共有し会っているため、ビデオタイトルセットとして扱
われることになる。このビデオタイトルセットがDVDに
おいてどのように格納されるかについて図2を参照しな
がら説明する。ビデオタイトルセットは、VOBセット1
と、ビデオタイトルセット管理情報2(PGCIテーブル3
を含む)とからなる。またビデオタイトルセットは、タ
イトルセットインデックス4(メニューVOB5、FirstPla
yPGCI6、メニューナビPGCI7を含む)が対応づけられて
いる。
1,#2,#3,#4,#5・・・・)からなる。VOBとは、ビデオストリ
ームと、オーディオストリームと、副映像ストリームと
を多重化して得られるストリームデータであり、複数タ
イトル間で共有されるワンシーンを構成する。破線y1,y
2,y3にて引き出して示すように、図中のビデオオブジェ
クトはそれぞれ、映画コンテンツのワンシーン(図中の
「出会いのシーン」「回想のシーン」「クライマックス
シーン」)に相当するものであることがわかる。オーデ
ィオストリーム、副映像ストリームは、英語、日本語、
フランス語等複数の言語圏に対応するものが複数存在し
ており、これら複数のオーディオストリーム、副映像ス
トリームのうち、DVDプレーヤーの言語設定に該当する
もののみが選択的に再生される。
leSet Information(VTSI))2は、ビデオタイトルセット
についての管理情報であり、PGCIテーブル3を含む。PG
CIテーブル3は、複数のPGC情報(Program Chain Inform
ation(PGCI#1,#2,#3・・・・#N))が記述されたテーブルであ
る。PGC情報は、個々のタイトルにおけるビデオオブジ
ェクトの再生順序を規定する情報である。破線y4にて引
き出して示すようにPGC情報は、VOBについてのポインタ
情報と、再生制御情報とを含む。ポインタ情報は、VOB
のうち読み出すべきものと、それらVOBの読出順序とを
示す情報であり、このポインタ情報により「劇場公開
版」、「ディレクターズカット版」、「短縮版」のそれ
ぞれにおいてどのVOBをどのような順序で再生するべき
かがDVDプレーヤに指示される。再生制御情報は、この
再生順序でVOBの再生が行われている間にDVDプレーヤが
行うべき付随制御を規定する。再生制御情報には、PGC
情報にて規定される再生順序特有のユーザ操作を規定す
るUOP情報(User Operation Permission Information)、
PGC情報にて規定される再生順序固有のコマンドであっ
て、VOBの再生前に実行されるコマンド(Pre Commandと
呼ばれる。)、PGC情報にて規定される再生順序固有のコ
マンドであって、VOBの再生後に実行されるコマンド(Po
st Commandと呼ばれる。)、PGC情報から他のPGC情報へ
のリンクを規定するリンク先情報、VOBにおける有効区
間をタイトル毎に指定するCELL情報等がある。
インデックスという)は、ビデオタイトルセットについ
てのインデックスであり、メニューVOB5と、FirstPlay
PGCI6と、メニューナビPGCI7とを含む。以降メニュー
VOB5〜メニューナビPGCI7について説明する。メニュ
ーVOB5とは、メニューを描画した画像データである。
枠w1内に、このメニューVOB5の内容を示す。枠w1に示
すように、メニューVOB5は、DVDに収録されているタイ
トルの名称(「劇場公開版」、「ディレクターズカット
版」、「短縮版」、「予告編」)と、各タイトルの選択
操作を受け付けるためのボタンとを含む。
DVDがDVDプレーヤに装填された際、最初に実行されるPG
C情報であり、矢印y5に示すようにメニューナビPGCI7
をジャンプ先に指定したジャンプ(Jmp)コマンドを含
む。メニューナビPGCI7は、矢印y6に示すようにメニュ
ーVOB5についてのポインタ情報と、メニューVOB5によ
り描画されるメニューにおいて各ボタンが確定された際
に実行すべき複数のJmpコマンドとを含む。これらJmpコ
マンドは、VTSI2内のPGC情報をジャンプ先に指定して
いるので、メニューのボタンに対する確定操作により、
各タイトルへのジャンプが実現されることになる。
含まれるJmpコマンドにより、タイトルがどのように再
生されるかを図3に示す。矢印に示すようにFP
_PGCI6内のJmpコマンド→メニューナビPGCI7内のJm
pコマンド→PGC情報に含まれるポインタ情報という過
程を経てVOBが特定され、VOBが再生されてゆく。かかる
構造を有するビデオタイトルセットにおいてVOBは、デ
ジタル化されたビデオストリーム、オーディオストリー
ム、副映像ストリームそのものである。VOBは、著作権
を保護すべく暗号化されてDVDに記録される。このVOBの
暗号化は、記録装置のみにて行われるのではなく、著作
権者、鍵管理センター、記録装置の三者が連携し合って
実現される。またDVDプレーヤ側も、このように暗号化
されたVOBを復号するため、復号処理を行う。先に述べ
たようにビデオタイトルセットのデータ構造はEWCPS-DV
D、CSS-DVDの間で差違はないが、VOBの著作権保護の方
式は、EWCPS-DVD、CSS-DVD間で大きな差違がある。以降
図4を参照しながら、CSS-DVDを一例としてVOBの暗号化
がなされるプロセスについて説明する。図4に示すよう
に、CSS-DVDの暗号化・復号化のプロセスは、映画コンテ
ンツの制作・配給を行う著作権者10、著作権保護を実
現する第三者により運営されるCSS鍵管理センター1
1、DVDの製造業者により操作される記録装置12、一
般の需要者により操作される民生用DVDプレーヤ13に
より実現される。
態の映像素材、音声素材、副映像素材)と、映画コンテ
ンツ専用のコンテンツ鍵と、各DVDに固有なディスク鍵
とを有しており、CSS-DVDの作成にあたって、これら映
画素材及びコンテンツ鍵を記録装置12に引き渡し、デ
ィスク鍵及びコンテンツ鍵をCSS鍵管理センター11に
引き渡す。
について説明する。CSS鍵管理センター11は、予めマ
スタ鍵を保持しており、コンテンツ鍵を著作権者10か
ら受け取って、コンテンツ鍵を著作権者10が作成した
ディスク鍵を用いて暗号化するコンテンツ鍵暗号化部2
1と、ディスク鍵をマスタ鍵を用いて暗号化するディス
ク鍵暗号化部22とを備え、コンテンツ鍵暗号化部2
1、ディスク鍵暗号化部22の暗号化により得られたデ
ィスク鍵と、コンテンツ鍵とを記録装置12に引き渡
す。
ることにより、元のVOBを得るMPEGエンコーダ51と、V
OBをコンテンツ鍵を用いて暗号化するスクランブラ52
とを備え、スクランブルされたVOB(スクランブルドVOB)
をDVDに記録する。また、記録装置12はコンテンツ鍵
暗号化部21により暗号化されたコンテンツ鍵をCSS鍵
管理センター11から受け取り、これをセクタヘッダ領
域に記録する。更に、記録装置12はディスク鍵暗号化
部22により暗号化されたディスク鍵をCSS鍵管理セン
ター11から受け取り、暗号化ディスク鍵をリードイン
領域に記録する。セクタヘッダ領域及びリードイン領域
は、DVDプレーヤのみがアクセス可能であり、DVDプレー
ヤ以外の機器はアクセスできない領域であり、暗号化コ
ンテンツ鍵、暗号化ディスク鍵をこれらの領域に記録す
ることにより、スクランブルドVOBは、DVDプレーヤのみ
により復号化されることになる。
いて説明する。民生用DVDプレーヤ13は、DVDに記録さ
れている暗号化ディスク鍵を読み出して、これを民生用
DVDプレーヤ13固有のマスタ鍵を用いて復号化して元
のディスク鍵を得るディスク鍵復号化部25と、DVDか
ら暗号化コンテンツ鍵を読み出して、ディスク鍵復号化
部25が得たディスク鍵を用いてコンテンツ鍵を復号化
するコンテンツ鍵復号化部26と、DVDからスクランブ
ルドVOBを読み出し、これをコンテンツ鍵を用いて復号
化して、元のVOBを得るデスクランブラ27と、デスク
ランブラ27により得られたVOBをデコードし、映像信
号、音声信号を得るMPEGデコーダ28と、DVDからVTSI
2を読み出し、これに含まれるPGC情報に基づき順次VOB
を読み出すよう指示を行うシステム制御部29とを備え
る、以上がCSS-DVDの暗号化・復号化のプロセスを示す図
である。続いてEWCPS-DVDの暗号化・復号化のプロセスに
ついて、その概略を説明する。
にて暗号化された状態で記録されている点(1)、暗号化
に用いられたコンテンツ鍵がDVDに記録されている点
(2)、またこのコンテンツ鍵が暗号化されている点(3)が
共通している。相違点は以下の通りである。CSS-DVDで
は、コンテンツ鍵の暗号化を復号するディスク鍵がDVD
に記録され、民生用DVDプレーヤ13に供給される。こ
れに対し、EWCPS-DVDにおいて、コンテンツ鍵の暗号化
を復号化する復号鍵はデバイス鍵と呼ばれ、デバイス鍵
は業務用DVDプレーヤ固有のICカードに書き込まれて業
務用DVDプレーヤに供給される。
るが民生用DVDプレーヤ13に非依存であり、一度生成
されたら二度と生成されない。これに対してEWCPS-DVD
におけるデバイス鍵は業務用DVDプレーヤに依存し、何
度でも生成される。EWCPS-DVDではICカードがなければV
OBは再生され得ず、またデバイス鍵が暴露された際、デ
バイス鍵を改めて作成することができるので、VOBの再
生は厳重に管理されているといえる。尚、デバイス鍵に
よる暗号化は、公開鍵暗号化方式に基づいており、暗号
化に用いられる鍵(公開デバイス鍵)と、復号化に用いら
れる鍵(秘密デバイス鍵)とは異なることに留意された
い。
セスを具体的に説明する。図5は、EWCPS-DVDにおける
暗号化、復号化のプロセスを示す図である。本プロセス
は、映画コンテンツの制作・配給を行う著作権者10、D
VDの製造業者により操作される記録装置12、著作権保
護を実現する第三者により運営されるEWCPS鍵管理セン
ター14、航空機業者により操作される業務用DVDプレ
ーヤ15により実現される。著作権者10がコンテンツ
鍵、映画コンテンツの素材を有しており、EWCPS鍵管理
センター14に供給する点は図4のシステムと同一とい
える。また、記録装置12は、図4に示したものと同一
である。しかしEWCPS鍵管理センター14、業務用DVDプ
レーヤ15の構成は、図3におけるCSS鍵管理センター
11、民生用DVDプレーヤ13と大きく異なる。
部構成について説明する。図5に示すように、EWCPS鍵
管理センター14は初期公開デバイス鍵データベース3
1、デバイス鍵ペアジェネレータ32、公開デバイス鍵
データベース33、コンテンツ鍵暗号化部34、デバイ
ス鍵暗号化部35から構成されている。初期公開デバイ
ス鍵データベース31は、x個の初期公開デバイス鍵を
格納するデータベースである(xは、業務用DVDプレーヤ
の個数)。初期公開デバイス鍵とは、デバイス鍵同様、
公開鍵暗号化方式で用いられる公開鍵であり、x台の業
務用DVDプレーヤのそれぞれに格納されている初期秘密
デバイス鍵と対で用いられる。この初期公開デバイス鍵
データベース31に格納されている初期公開デバイス鍵
は、業務用DVDプレーヤの製造時に作成され、一度作成
されれば改めて作り出されることはない。
の業務用DVDプレーヤに対して公開デバイス鍵と、秘密
デバイス鍵との組みをx個生成するものである。初期公
開デバイス鍵データベース31に格納された初期秘密デ
バイス鍵、初期公開デバイス鍵が改めて作り直されるこ
とはないのに対し、公開デバイス鍵、秘密デバイス鍵は
改めて作成し直すことができる。秘密デバイス鍵が悪意
をもった者により暴露された場合に、公開デバイス鍵、
秘密デバイス鍵を作り直すためである。
イス鍵ペアジェネレータ32により作成されたx台の業
務用DVDプレーヤに対する公開デバイス鍵を格納する。
公開デバイス鍵データベース33の格納内容は、公開デ
バイス鍵がデバイス鍵ペアジェネレータ32により新た
に生成された場合、その新たに生成された公開デバイス
鍵により上書きされる。よってデバイス鍵ペアジェネレ
ータ32により生成された公開デバイス鍵のうち最新の
ものがこの公開デバイス鍵データベース33に格納され
ることになる。
鍵を、公開デバイス鍵データベース33に格納されるx
個の公開デバイス鍵を用いて暗号化して、x個の暗号化
コンテンツ鍵を得る。デバイス鍵暗号化部35は、デバ
イス鍵ペアジェネレータ32により生成された秘密デバ
イス鍵を、x台の業務用DVDプレーヤ15に固有な初期公
開デバイス鍵を用いて暗号化して、その業務用DVDプレ
ーヤ15固有のICカード16に書き込む。
いて説明する。業務用DVDプレーヤ15は、デスクラン
ブラ27、MPEGデコーダ28、システム制御部29を有
しており、これは民生用DVDプレーヤ13との共通点と
いえる。ディスク鍵復号化部25〜コンテンツ鍵復号化
部26がデバイス鍵復号化部41、コンテンツ鍵復号化
部42に置き換えられている点は民生用DVDプレーヤ1
3との差違点である。
から暗号化された暗号化秘密デバイス鍵を読み出し、こ
の暗号化秘密デバイス鍵を、自機に固有な初期秘密デバ
イス鍵を用いて復号化して、自機に固有な秘密デバイス
鍵を得る。コンテンツ鍵復号化部42は、暗号化された
コンテンツ鍵をDVDから読み出し、自機に固有な秘密デ
バイス鍵を用いてこの暗号化コンテンツ鍵を復号し、コ
ンテンツ鍵を得る。
に示したデータ構造にて映画コンテンツを記録している
ものの、VOBの暗号化方式のみがCSS-DVD、EWCPS-DVDで
異なっている。よってEWCPS-DVDが民生用DVDプレーヤ1
3に装填された場合、民生用DVDプレーヤ13は、EWCPS
-DVDに記録されているFP_PGCI6、メニューナビPGCI
7、PGCIに従い再生処理を行うものの、VOBを復号化す
ることができないので、映画コンテンツが正当に再生さ
れることはない。つまり民生用DVDプレーヤ13は、一
応は動作を行うものの、何も再生しないという奇妙な状
態に陥ることになる。
6を参照しながら説明する。図6に示すように記録装置
12は、ユーザインターフェイス部50、MPEGエンコー
ダ51、スクランブラ52、再生順序設定部53、ボリ
ュームデータ作成部54、記録部55から構成される。
ユーザインターフェイス部50は、マウス、キーボー
ド、スライドパッド等を介してユーザからの操作を受け
付ける。
素材、副映像素材、音声素材を圧縮符号化して、ビデオ
ストリーム、オーディオストリーム、副映像ストリーム
を得、これらのストリームをインターリーブ多重化する
ことによりVOBを得る。スクランブラ52は、MPEGエン
コーダ51により得られたVOBを、著作権者10から供
給されたコンテンツ鍵を用いてスクランブルして、スク
ランブルドVOBを得る。記録先となるDVDがCSS-DVDであ
る場合、EWCPS-DVDである場合のそれぞれにおいて、ス
クランブラ52は異なる暗号化処理を行う。先ず初めに
CSS-DVDである場合、VOBをDES方式にて暗号化してゆ
く。DES方式による暗号化とは、VOBを8バイト毎のブロ
ックに分割し、56ビットの長さをもつコンテンツ鍵を用
いて各ブロックを暗号化する作業を16回繰り返すという
ものである。
式にて暗号化してゆく。Triple-DES方式による暗号化と
は、上述したDES方式の暗号化を3回繰り返して、安全性
を高めるというものである。再生順序設定部53は、映
画コンテンツのワンシーンに対応するVOBの再生順序を
ユーザインターフェイス部50が受け付けたユーザの操
作に従って決定し、この再生順序を示すPGC情報を含むV
TSI2を生成する。
ムデータを作成するものである。ボリュームデータと
は、DVDの原盤作成にあたって、元データとして用いら
れるデータであり、複数のディレクトリィからなる階層
構造を具備しており、各ディレクトリィには、各種デー
タが格納される。本実施形態においてボリュームデータ
作成部54は、1又は2つのディレクトリィを含むボリュ
ームデータを作成し、MPEGエンコーダ51により生成さ
れ、スクランブラ52により暗号化されたVOBと、再生
順序設定部53により生成されたVTSI2とを1つのビデ
オタイトルセットにして、このディレクトリィに書き込
む。
クトリへのビデオタイトルセット及びインデックス4の
書き込みにおいて、ボリュームデータ作成部54は、CS
S-DVDと、EWCPS-DVDとで異なる処理を行う。DVDがCSS-D
VDである場合、ボリュームデータ作成部54はVIDEO_TS
ディレクトリを含むボリュームデータを生成し、VOBセ
ット1とVTSI2とからなるビデオタイトルセット及びイ
ンデックス4をVIDEO_TSディレクトリに書き込む。ここ
でVIDEO_TSディレクトリとは民生用DVDプレーヤ13が
アクセスを行うよう取り決められているディレクトリィ
であり、CSS-DVDが民生用DVDプレーヤ13に装填された
際、民生用DVDプレーヤ13はここに存在するFP_PGCI6
を最初に実行し、以降このビデオタイトルセットに含ま
れるタイトルを順次再生してゆく。図7は、CSS-DVDのV
IDEO_TSディレクトリにおける格納内容を示す図であ
る。本図においてビデオタイトルセット(VOBセット
1、VTSI2からなる)及びインデックス4は、VIDEO_TS
ディレクトリに書き込まれることがわかる。
ボリュームデータ作成部54がビデオタイトルセット、
インデックス4をどのように記録するかについて説明す
る。この場合、ボリュームデータ作成部54は、VIDEO_
TSディレクトリと、EWCPS_TSディレクトリとを含むボリ
ュームデータを生成して、EWCPS_TSディレクトリにビデ
オタイトルセット(VOBセット1及びVTSI2からなる)
及びインデックス4を記録する。EWCPS_TSディレクトリ
とは、業務用DVDプレーヤ15がアクセスを行うよう取
り決められているディレクトリィであり、EWCPS-DVDが
業務用DVDプレーヤ15に装填された際、業務用DVDプレ
ーヤ15はこのEWCPS_TSディレクトリに存在するFP_PGC
I6を最初に実行し、以降ビデオタイトルセットに含ま
れるタイトルを順次再生してゆく。一方、VIDEO_TSディ
レクトリについては、ビデオタイトルセットを書き込ま
ない。図8は、映画コンテンツをEWCPS-DVDに記録して
リリースする場合のVIDEO_TSディレクトリ、EWCPS_TSデ
ィレクトリの格納内容を示す図である。本図に示すよう
にEWCPS_TSディレクトリには、タイトルセット(VOBセ
ット1及びVTSI2からなる)と、インデックス4とが書
き込まれ、VIDEO_TSディレクトリにはインデックス60
が書き込まれる。映画コンテンツたるビデオタイトルセ
ットはEWCPS_TSディレクトリに書き込まれるので、たと
え悪意を持った者が航空機内からEWCPS-DVDを奪い、こ
れを民生用DVDプレーヤ13に装填させたとしても、映
画コンテンツを再生させることができない。映画コンテ
ンツはEWCPS_TSディレクトリに書き込まれることに加
え、VOBセット1がCSS-DVDと異なる暗号化方式で暗号化
されているので、パソコンのようにEWCPS_TSディレクト
リをアクセスできるような機器を用いたとしても、映画
コンテンツが再生されることはない。
におけるインデックス60の構成について説明する。EW
CPS-DVDのインデックス60は、FP_PGCI61、メッセー
ジナビPGCI62、メッセージVOB63を含む。FP_PGCI6
1は、メッセージナビPGCI62をジャンプ先に指定した
Jmpコマンドを含む。メッセージナビPGCI62は、メッ
セージVOB63についてのポインタ情報を含み、このメ
ッセージVOB63を表示させるPGC情報である。メッセー
ジVOB63は、破線h3に示すように、EWCPS-DVDに記録さ
れているビデオタイトルセットの民生用DVDプレーヤ1
3による再生は不可能である旨を示すメッセージデータ
である。
このメッセージVOB63を指示しており、FP_PGCI61は
メッセージナビPGCI62をジャンプ先に指定しているの
で、本DVDが民生用DVDプレーヤ13に装填された際、自
動的に上述したメッセージVOB63が表示されることに
なる。EWCPS-DVDが誤って民生用DVDプレーヤ13に装填
された場合、このメッセージVOB63が自動的に表示さ
れるので、ユーザは何故タイトルが再生されないのかと
いう理由を知り得ることができる。そのためEWCPS-DVD
が誤って民生用DVDプレーヤ13に装填された場合で
も、ユーザは本DVD及び民生用DVDプレーヤ13が故障し
ているのではないかと疑うことはない。尚、本図におけ
るメッセージVOB63は、上述した文字列は単一言語で
記述されているが、メッセージVOB63に、互いに異な
る言語で記述された複数の文字列を含ませて、多言語対
応にしてもよい。各文字列は何れも、民生用DVDプレー
ヤ13による映画コンテンツの再生が不可能である旨を
示すものであり、これらの多言語対応により、多くのユ
ーザに、メッセージVOB63の意図を伝達することがで
きる。民生用DVDプレーヤ13は、これら複数言語の文
字列を、メニュー上に一度に表示してもよいし、また民
生用DVDプレーヤ13は、自身に設定されている言語設
定パラメータに合致するもののみを表示してもよい。
リ、EWCPS_TSディレクトリにおいてビデオタイトルセッ
ト、インデックスは、DVD-Video規格に従ったファイル
構成にてVIDEO_TSディレクトリに記録される。以降、DV
D-Video規格に従ったファイル構成にてVIDEO_TSディレ
クトリがどのように記録されるかについて説明する。図
9は、VIDEO_TSディレクトリにおけるファイル構成を示
す図である。
S_xx_x.VOBという名称のファイルに収録されて取り扱わ
れる。ここでxxは、ビデオタイトルセットの番号であ
り、x(図中では、1,2,3,4,5・・・・・)は、VOBの番号であ
る。DVD-Video規格においてVTSI2は、VTS_xx_x.ifoと
いう名称のファイルに収録されて取り扱われる。ここで
xxは、ビデオタイトルセットの番号であり、xは、VTSI
の番号である。ビデオタイトルセットに含まれるPGCIテ
ーブル3は、VTS_PGCITと呼ばれる。これに含まれるPGC
情報は、TT_PGCIと呼ばれ、タイトルセット内において
それぞれのPGC情報ががどのタイトルに対応するかを示
すVTS内タイトル番号(VTS_TT#1,#2,#3,#4,#5・・・・)と対
応づけられている。
『VIDEO_TS.vob』という名称のファイルに収録される。
また、メニューVOB5により表示されるメニューは、Vid
eo ManaGer Menu(VMGM)とも呼ばれる。FP_PGCI6及びメ
ニューナビPGCI7は、VIDEO_TS.ifoという名称のファイ
ルに収録されてDVDに記録される。このVIDEO_TS.ifo
は、FP_PGCI6及びメニューナビPGCI7以外にTitle_Sea
rch_Pointer(TT_SRPT)を含んでいる。Jmpコマンドにお
いてジャンプ先は、TiTle_Number(TTN)と呼ばれる番号
を用いて指定される。一方TT_SRPTは、VTS番号(VTS#x)
及びVTS内タイトル番号(VTS_TT#1,2,3,4・・・)を、Jmpコ
マンドにおいてジャンプ先として指定されているTTNに
対応づけているテーブルである。このTT_SRPTを参照す
ることにより、Jmpコマンドにおいてジャンプ先に指定
されたタイトルが、どのビデオタイトルセットに含まれ
る、どのタイトルであるかが把握されることになる。
おけるディスクインデックス60も、DVD-Video規格に
従ったファイル構成にて記録される。以降、DVDに従っ
たファイル構成にてインデックス60がVIDEO_TSディレ
クトリにどのように記録されるかについて説明する。図
10は、EWCPS-DVDのVIDEO_TSディレクトリにおけるフ
ァイル構成を示す図である。メッセージVOB63は、DVD
-Video規格において『VIDEO_TS.vob』という名称のファ
イルに収録される。
は、VIDEO_TS.ifoという名称のファイルに収録されて記
録される。ここでFP_PGCI61は、VMGM_PGCIをジャンプ
先に指定したJmpコマンドを含み、またメッセージナビP
GCI62は、VIDEO_TS.vobについてのポインタ情報を有
するので、Jmpコマンドと、ポインタ情報とを辿ること
により、メッセージVOB63が表示されることになる。
以上でボリュームデータ作成部54についての説明を終
え、続いて記録部55について説明する。
4によりボリュームデータが生成されれば、CSS鍵管理
センター11、EWCPS鍵管理センター14から取得した
コンテンツ鍵、CSS鍵管理センターから取得したディス
ク鍵と共にボリュームデータをCSS-DVD又はEWCPS-DVDに
記録して、DVDの原盤を作成する。DVDの製造業者は、こ
の原盤を用いて、DVDの量産を行う。
置12の処理手順を示すフローチャートである。以降、
本フローチャートを参照しながら、記録装置12の処理
手順について説明してゆく。ステップS1においてMPEG
エンコーダ51は、映像素材、音声素材、副映像素材を
エンコードしてゆくことにより複数のVOBを得る。
はユーザ操作に従って各VOBの再生順序を作成し、その
再生順序を示す複数のPGCIを含むVTSI2を作成し、ステ
ップS3においてボリュームデータ作成部54はタイト
ルの名称を一覧表示するメニューVOB5を作成する。ス
テップS4においてボリュームデータ作成部54はメニ
ューVOB5についてのポインタ情報と、各タイトルをジ
ャンプ先に指定したJmpコマンドを含むメニューナビPGC
I7を作成し、ステップS5においてボリュームデータ
作成部54は、そのメニューナビPGCI7をジャンプ先に
指定したJmpコマンドを含むFP_PGCI6を作成し、ステッ
プS6においてボリュームデータ作成部54は、メニュ
ーVOB5、FP_PGCI6、メニューナビPGCI7を含むインデ
ックス4を作成する。
か、民生用とするかの指定をユーザインターフェイス部
50が受け付ける。民生用にすると指定されたなら、ス
テップS8においてボリュームデータ作成部54はVIDE
O_TSディレクトリを作成し、ステップS9においてスク
ランブラ52はDES方式に基づき、コンテンツ鍵を用い
てVOBをスクランブルしてVIDEO_TSディレクトリに書き
込む。ステップS10において、VTSI2及びインデック
ス4をVIDEO_TSディレクトリに書き込む。以上の処理に
より、VIDEO_TSディレクトリの中身は図7のようにな
る。
ップS11においてボリュームデータ作成部54はVIDE
O_TSディレクトリ及びEWCPS_TSディレクトリを作成し、
ステップS12においてスクランブラ52はTriple-DES
に基づき、コンテンツ鍵を用いてVOBをスクランブルし
てEWCPS_TSディレクトリに書き込む。ステップS13に
おいてボリュームデータ作成部54は、VTSI2及びイン
デックス4をEWCPS_TSディレクトリに書き込む。ステッ
プS14においてボリュームデータ作成部54は、民生
用DVDプレーヤ13によるこのタイトルの再生は不可能
である旨を示すメッセージVOB63を作成し、ステップ
S15においてボリュームデータ作成部54は、メッセ
ージVOB63についてのポインタ情報を含むメッセージ
ナビPGCI62を作成し、そのメッセージナビPGCI62を
ジャンプ先に指定したJmpコマンドを含むFP_PGCI61を
作成する。
作成部54は、FP_PGCI61、メッセージナビPGCI6
2、メッセージVOB63を含むインデックス60を作成
し、ステップS17においてボリュームデータ作成部5
4は、インデックス60をVIDEO_TSディレクトリに書き
込む。以上の処理により、EWCPS-DVDにおいてEWCPS_TS
ディレクトリ及びVIDEO_TSディレクトリの内容は図8に
示すものとなる。
DVD、EWCPS-DVDがどのように利用されるかを、図12〜
図15を参照しながら説明する。図12〜図15は、民
生用DVDプレーヤ13、業務用DVDプレーヤ15が設置さ
れた航空機内を示す図である。本図において機内ラィブ
ラリィ71には記録装置12により記録されたCSS-DV
D、EWCPS-DVDが複数保管されているものとする。また機
内上映室72には業務用DVDプレーヤ15がプロジェク
タ73と接続されて設置されており、客室74内には民
生用DVDプレーヤ13が客席75に備え付けられてい
る。このラィブラリィ71に保管されているEWCPS-DV
D、CSS-DVDがそれぞれ矢印jy1,jy2に示すように上映室
72内の業務用DVDプレーヤ15、客室内の民生用DVDプ
レーヤ13に装填されたものとする。この場合、これら
EWCPS-DVD、CSS-DVDに記録されたタイトルは図13に示
すように正常に再生されることになる。
いるEWCPS-DVDが錯誤により図14に示すように客室7
4内に持ち込まれ、客席備えつけの民生用DVDプレーヤ
13に装填されたとする。この場合民生用DVDプレーヤ
13は、EWCPS_TSディレクトリ内に存在するタイトルを
再生することなく、VIDEO_TSディレクトリに存するFP_P
GCI61、メッセージナビPGCI62を順次し実行し、民
生用DVDプレーヤ13による再生は不可能である旨を示
すメッセージVOB63を再生する。図15は、メッセー
ジVOB63が再生された状態の民生用DVDプレーヤ13を
示す図である。本図に示すように、EWCPS-DVDが誤って
民生用DVDプレーヤ13に装填された場合でも、民生用D
VDプレーヤ13は、EWCPS-DVDに記録されたタイトルの
再生は不可能である旨を示すので、これを見たユーザ
は、自分の誤りを理解することができる。尚、この動作
例では、上映室内に備え付けられているDVDプレーヤを
業務用DVDプレーヤ15としたが、客室内に備え付けのD
VDプレーヤであっても、ファーストクラス、ビジネスク
ラスに備え付けられているDVDプレーヤを、業務用DVDプ
レーヤ15としてもよい。また本実施形態では、CSS-DV
DのVIDEO_TSディレクトリに格納されるタイトルセット
と、EWCPS-DVDのEWCPS_TSディレクトリに格納されるタ
イトルセットとを異なるものにしてもよい。
DVDへのタイトルの記録時において、ビデオタイトルセ
ットの格納のためにEWCPS_TSディレクトリ及びVIDEO_TS
ディレクトリを生成したが、第2実施形態では、EWCPS-
DVDへのタイトルの記録時において、EWCPS_TSディレク
トリを格納することなくVIDEO_TSディレクトリのみを生
成し、ここにタイトルを記録しようとするものである。
ィレクトリの構成を示す図である。本図においてメッセ
ージVOB63は、民生用DVDプレーヤ13による再生は不
可能である旨を示す。メッセージナビPGCI62は、メッ
セージVOB63についてのポインタ情報を含むPGC情報で
ある。第2実施形態に係るFP_PGCI61は、第1エント
リー領域と、第2のエントリー領域を含む。第1エント
リー領域は、本ディスクが民生用DVDプレーヤ13に装
填された際、当該装置により最初にアクセスされる領域
であり、第2エントリー領域は本ディスクが業務用DVD
プレーヤ15に装填された際、当該装置により最初にア
クセスされる領域である。DVDを民生用とする場合、こ
の第1エントリー領域にビデオタイトルセット内のタイ
トルをジャンプ先とするJmpコマンドを書き込み、第2
エントリー領域にジャンプコマンドを書き込まない。一
方、DVDを航空機用とする場合、第1のエントリー領域
にメッセージナビPGCI62をジャンプ先とするJmpコマ
ンドを、第2のエントリー領域に、ビデオタイトルセッ
ト内のタイトルをジャンプ先とするJmpコマンドをそれ
ぞれ書き込む。
生用DVDプレーヤ13に装填された際、民生用DVDプレー
ヤ13は以下のようにしてインデックス60をアクセス
してゆく。つまり民生用DVDプレーヤ13はEWCPS-DVDが
装填された際、VIDEO_TSディレクトリのFP_PGCI61に
含まれる2つのエントリー領域に書き込まれた2つのJmp
コマンドのうち、第1エントリー領域に書き込まれた1
つ目のものを実行する。この1つ目のJmpコマンドは、メ
ッセージナビPGCI62をジャンプ先に指定しており、ま
たメッセージナビPGCI62は、メッセージVOB63につ
いてのポインタ情報を有しているので、結果としてメッ
セージVOB63が表示されることになる。
ーヤ15は、FP_PGCI61に含まれる2つのエントリー領
域に書き込まれた2つのJmpコマンドのうち、第1エント
リー領域に書き込まれた1つ目を無視して、第2エント
リー領域に書き込まれた2つ目のものを実行する。2つ目
のJmpコマンドは、ビデオタイトルセット内のタイトル
をジャンプ先に指定しているので、FP_PGCI61に含ま
れる2つのJmpコマンドのうち、2つ目を実行するという
処理により各タイトルが再生されることになる。
1又はメッセージナビPGCI62に含まれるUOP情報に
て、ユーザによる操作の受け付けを禁止しておくのが望
ましい。何故なら、FP_PGCI61、メッセージナビPGCI
62の実行中にユーザ操作がなされた場合、それらユー
ザ操作に従って、民生用DVDプレーヤ13が何等かの再
生処理を行うのは、望ましくないからである。
ルセットは、DVD-Video規格に従ったファイル構成にてV
IDEO_TSディレクトリに記録される。以降、DVD-Video規
格に従ったファイル構成にてVIDEO_TSディレクトリがど
のように記録されるかについて説明する。図17は、第
2実施形態に係るVIDEO_TSディレクトリにおけるファイ
ル構成を示す図である。FP_PGCI61は、Jmpコマンド
『Jmp VMGM_PGC』と、Jmpコマンド『Jmp TTN#1』とを含
み、またメッセージナビPGCI62がVideo_TS.VOBについ
てのポインタ情報を有している。1つ目のJmpコマンド
『Jmp VMGM_PGC』は、VMGM_PGCを指定していて、2つ目
のJmpコマンド『Jmp TTN#1』は、TTN#1を指定している
ので、民生用DVDプレーヤ13が1つ目のJmpコマンド『J
mp VMGM_PGC』を実行することにより、VOBが表示され、
業務用DVDプレーヤ15が1つ目のJmpコマンド『Jmp VMG
M_PGC』を無視し、2つ目のJmpコマンド『Jmp TTN#1』を
実行することにより、タイトルが再生されることにな
る。
現状において最善の効果が期待できるシステム例として
提示したに過ぎない。本発明はその要旨を逸脱しない範
囲で変更実施することができる。代表的な変更実施の形
態として、以下(A)(B)(C)・・・・のものがある。 (A)第1、第2実施形態において、業務用DVDプレー
ヤ15はEWCPS-DVDのみを再生するとしたが、業務用DVD
プレーヤ15に対してユーザが所定の操作を行った場
合、業務用DVDプレーヤ15がCSS-DVDを再生してもよ
い。(B)第1実施形態におけるメッセージVOBを以下
のようにしてもよい。
です。 上映室で御覧下さい。』 (C)第2実施形態においては業務用DVDプレーヤ15
はDVDの再生に当たって最初に読み込むコマンドを無視
するような構成を取ったが、特に最初である必要はな
く、任意の順番で読み込まれたコマンドを無視する構成
をとってもよい。
EWCPSの方式に基づき暗号化されたが、CSS方式を用いて
暗号化された場合においても同様の効果が得られる。ま
た、暗号化を行わなくても良い。 (E)第2実施形態においてはFP_PGCI61に含まれる1
つ目のコマンドがメッセージVOBをジャンプ先に指定し
ていたが、メッセージVOBは任意の個数のコマンドを経
て間接的に再生されるようにしてもよい。
レクトリィの名前をEWCPS_TSディレクトリィとしたが、
他の名前であってもよい。 (G)第1、第2実施形態においては民生用DVDプレー
ヤ13におけるEWCPS-DVD方式の再生に際してメッセー
ジVOBを再生させるとしたが、タイトルの予告編やダイ
ジェスト映像等を併せて再生させてもよい。
媒体としてDVDを用いたが、必ずしても記録媒体としてD
VDを利用する必要はなく、VOBに付属する管理情報でVOB
の再生を制御できるような構成を取る限りにおいて、任
意の記録媒体であってもよい。 (I)本実施形態でフローチャートを参照して説明した
手順(図11のフローチャート)等を機械語プログラム
により実現し、これを記録媒体に記録して流通・販売の
対象にしても良い。このような記録媒体には、ICカード
や光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク等があ
るが、これらに記録された機械語プログラムは汎用コン
ピュータにインストールされることにより利用に供され
る。この汎用コンピュータは、インストールした機械語
プログラムを逐次実行して、本実施形態に示した記録装
置の機能を実現するのである。
ンテンツを一例にして説明を行ったが、デジタル化され
たコンテンツであればどのようなものであってもよい。
また業務用コンテンツは航空機内に用いられるものとし
たが、船舶、列車、自動車内で用いられるものであって
もよい。
を民生用とするか、業務用とするかの指定を操作者から
受け付ける受付手段と、民生用と指定された場合、業務
用と指定された場合のそれぞれにおいて、異なる暗号化
方式に基づきデジタルコンテンツを暗号化する暗号化手
段と、民生用と指定された場合、光ディスクに第1領域
を生成し、その第1領域に暗号化されたデジタルコンテ
ンツを書き込む第1書込手段と、業務用と指定された場
合、光ディスクに第1領域及び第2領域を生成して、第
2領域に暗号化されたデジタルコンテンツを書き込み、
民生用再生装置によるデジタルコンテンツの再生は不可
能である旨を示すメッセージデータを第1領域に書き込
む第2書込手段とを備えているので、この記録装置によ
りデジタルコンテンツが書き込まれた光ディスクをユー
ザが誤って民生用再生装置に装填したとしても、ユーザ
は、この再生装置が壊れているのではないかを疑うこと
はない。民生用再生装置が航空機の設備として用いられ
る場合、ユーザたる乗客がこの民生用再生装置を疑うこ
とがないので、航空機の機内業務がスムーズに行われる
ことになる。
は、光ディスクに固有なディスク鍵を用いて暗号化され
るべき第1コンテンツ鍵を用いて、デジタルコンテンツ
を暗号化する暗号化方式であり、業務用に用いられるべ
き他の暗号化方式は、業務用再生装置に固有なデバイス
鍵を用いて暗号化されるべき第2コンテンツ鍵を用い
て、デジタルコンテンツを暗号化する暗号化方式として
もよい。光ディスクが業務用である場合、デジタルコン
テンツの著作権はより強固に保護されるので、著作権者
は、高い財産価値を有する映画コンテンツを、安心して
光ディスクに記録して航空業者等に供給することができ
る。
なる言語で記述された複数の文字列を含んでいて、各文
字列は何れも、民生向け再生装置によるデジタルコンテ
ンツの再生が不可能である旨を示してもよい。民生用再
生装置によるデジタルコンテンツの再生が不可能な趣旨
を、様々な言語にて記述して文字列に含ませるので、航
空機に搭乗する様々な言語圏の人々が、上述した趣旨を
理解することができる。
ュールを示す図である。
うに格納されるかを示す図である。
まれるJmpコマンドにより、タイトルがどのように再生
されるかを示す図である。
れるプロセスを示す図である。
されるプロセスを示す図である。
納内容を示す図である。
ースする場合のVIDEO_TSディレクトリ、EWCPS_TSディレ
クトリの格納内容を示す図である。
を示す図である。
るファイル構成を示す図である。
ートである。
ヤ15が設置された航空機内を示す図である。
ヤ15が設置された航空機内を示す図である。
ヤ15が設置された航空機内を示す図である。
ヤ15が設置された航空機内を示す図である。
の構成を示す図である。
におけるファイル構成を示す図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 デジタルコンテンツを光ディスクに書き
込む記録装置であって、 光ディスクを民生用とするか、業務用とするかの指定を
操作者から受け付ける受付手段と、 民生用と指定された場合、業務用と指定された場合のそ
れぞれにおいて、異なる暗号化方式に基づきデジタルコ
ンテンツを暗号化する暗号化手段と、 民生用と指定された場合、光ディスクに第1領域を生成
し、その第1領域に暗号化されたデジタルコンテンツを
書き込む第1書込手段と、 業務用と指定された場合、光ディスクに第1領域及び第
2領域を生成して、第2領域に暗号化されたデジタルコ
ンテンツを書き込み、民生用再生装置によるデジタルコ
ンテンツの再生は不可能である旨を示すメッセージデー
タを第1領域に書き込む第2書込手段とを備えることを
特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 民生用に用いられるべき暗号化方式は、
光ディスクに固有なディスク鍵を用いて暗号化されるべ
き第1コンテンツ鍵を用いて、デジタルコンテンツを暗
号化する暗号化方式であり、 業務用に用いられるべき他の暗号化方式は、業務用再生
装置に固有なデバイス鍵を用いて暗号化されるべき第2
コンテンツ鍵を用いて、デジタルコンテンツを暗号化す
る暗号化方式であることを特徴とする請求項1記載の記
録装置。 - 【請求項3】 前記メッセージデータは、 互いに異なる言語で記述された複数の文字列を含んでい
て、 各文字列は何れも、民生向け再生装置によるデジタルコ
ンテンツの再生が不可能である旨を示すことを特徴とす
る請求項1記載の記録装置。 - 【請求項4】 民生用再生装置に装填された際、当該装
置により最初にアクセスされる第1のエントリー領域
と、業務用再生装置に装填された際、当該装置により最
初にアクセスされる第2のエントリー領域とを備える光
ディスクについての記録装置であって、 光ディスクを民生用とするか、業務用とするかの指定を
操作者から受け付ける受付手段と、 民生用と指定された場合、業務用と指定された場合のそ
れぞれにおいて、異なる暗号化方式に基づきデジタルコ
ンテンツを暗号化する暗号化手段と、 民生用と指定された場合、暗号化されたデジタルコンテ
ンツを光ディスクに書き込むと共に、デジタルコンテン
ツをジャンプ先に指定したジャンプコマンドを光ディス
クの第1エントリー領域に書き込む第1書込手段と、 業務用と指定された場合、暗号化されたデジタルコンテ
ンツ及び民生用再生装置による当該デジタルコンテンツ
の再生は不可能である旨を示すメッセージデータを光デ
ィスクに書き込むと共に、メッセージデータをジャンプ
先に指定したジャンプコマンドを第1エントリー領域に
書き込み、デジタルコンテンツをジャンプ先に指定した
ジャンプコマンドを第2エントリー領域に書き込む第2
書込手段とを備えることを特徴とする記録装置。 - 【請求項5】 第1領域及び第2領域を備え、民生用及
び業務用の何れかに用いられる光ディスクであって、 民生用である場合、第1領域にデジタルコンテンツが記
録され、 業務用である場合、第2領域にデジタルコンテンツが記
録され、民生用再生装置によるデジタルコンテンツの再
生は不可能である旨を示すメッセージデータが第1領域
に記録されることを特徴とする光ディスク。 - 【請求項6】 民生用再生装置に装填された際、当該装
置により最初にアクセスされる第1エントリー領域と、
業務用再生装置に装填された際、当該装置により最初に
アクセスされる第2エントリー領域を有しており、デジ
タルコンテンツが記録された光ディスクであって、 光ディスクが民生用である場合、デジタルコンテンツを
ジャンプ先に指定したジャンプコマンドが第1エントリ
ー領域に書き込まれ、 光ディスクが業務用である場合、民生用再生装置による
デジタルコンテンツの再生は不可能である旨を示すメッ
セージデータをジャンプ先に指定したジャンプコマンド
が第1エントリー領域に書き込まれ、第2エントリー領
域にデジタルコンテンツをジャンプ先に指定したジャン
プコマンドが書き込まれることを特徴とする光ディス
ク。 - 【請求項7】 デジタルコンテンツを光ディスクに書き
込む記録方法であって、 光ディスクを民生用とするか、業務用とするかの指定を
操作者から受け付ける受付ステップと、 民生用と指定された場合、業務用と指定された場合のそ
れぞれにおいて、異なる暗号化方式に基づきデジタルコ
ンテンツを暗号化する暗号化ステップと、 民生用と指定された場合、光ディスクに第1領域を生成
し、その第1領域に暗号化されたデジタルコンテンツを
書き込む第1書込ステップと、 業務用と指定された場合、光ディスクに第1領域及び第
2領域を生成して、第2領域に暗号化されたデジタルコ
ンテンツを書き込み、民生用再生装置によるデジタルコ
ンテンツの再生は不可能である旨を示すメッセージデー
タを第1領域に書き込む第2書込ステップとからなるこ
とを特徴とする記録方法。 - 【請求項8】 民生用に用いられるべき暗号化方式は、
光ディスクに固有なディスク鍵を用いて暗号化されるべ
き第1コンテンツ鍵を用いて、デジタルコンテンツを暗
号化する暗号化方式であり、 業務用に用いられるべき他の暗号化方式は、業務用再生
装置に固有なデバイス鍵を用いて暗号化されるべき第2
コンテンツ鍵を用いて、デジタルコンテンツを暗号化す
る暗号化方式であることを特徴とする請求項7記載の記
録方法。 - 【請求項9】 前記メッセージデータは、 互いに異なる言語で記述された複数の文字列を含み、 各文字列は何れも、民生向け再生装置によるデジタルコ
ンテンツの再生が不可能である旨を示すことを特徴とす
る請求項7記載の記録方法。 - 【請求項10】 デジタルコンテンツを光ディスクに書
き込む手順をコンピュータに行わせるプログラムをコン
ピュータ読取可能な形式で記録している記録媒体であっ
て、 光ディスクを民生用とするか、業務用とするかの指定を
操作者から受け付ける受付ステップと、 民生用と指定された場合、業務用と指定された場合のそ
れぞれにおいて、異なる暗号化方式に基づきデジタルコ
ンテンツを暗号化する暗号化ステップと、 民生用と指定された場合、光ディスクに第1領域を生成
し、その第1領域に暗号化されたデジタルコンテンツを
書き込む第1書込ステップと、 業務用と指定された場合、光ディスクに第1領域及び第
2領域を生成して、第2領域に暗号化されたデジタルコ
ンテンツを書き込み、民生用再生装置によるデジタルコ
ンテンツの再生は不可能である旨を示すメッセージデー
タを第1領域に書き込む第2書込ステップとをコンピュ
ータに行わせることを特徴とするコンピュータ読取可能
な記録媒体。 - 【請求項11】 民生用に用いられるべき暗号化方式
は、光ディスクに固有なディスク鍵を用いて暗号化され
るべき第1コンテンツ鍵を用いて、デジタルコンテンツ
を暗号化する暗号化方式であり、 業務用に用いられるべき他の暗号化方式は、業務用再生
装置に固有なデバイス鍵を用いて暗号化されるべき第2
コンテンツ鍵を用いて、デジタルコンテンツを暗号化す
る暗号化方式であることを特徴とする請求項10記載の
コンピュータ読取可能な記録媒体。 - 【請求項12】 メッセージデータは、 互いに異なる言語で記述された複数の文字列を含み、 各文字列は何れも、民生向け再生装置によるデジタルコ
ンテンツの再生が不可能である旨を示すことを特徴とす
る請求項10記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
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