JP2004317973A - 現像装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マグネットローラ41bに、感光体1およびブレード45と対向する位置にそれぞれ第1磁極N1および第2磁極S1を設ける。そして第1磁極N1の磁束密度を75〜110mTの範囲とし、ブレード45に、第2磁極S1と同極性で且つ磁束密度が下記不等式を満足する磁石45aを設ける。
10≦G2−Gm≦40・・・・・・(1)
(式中、G2:第2磁極の磁束密度(mT),Gm:磁気部材の磁束密度(mT))
さらに現像剤tとして、多面体形状の磁性粉を含有し、1kOeにおける残留磁化が3.60〜5.65Am2/kgの範囲の磁性トナーを用いる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一成分系の磁性トナー(以下、単に「トナー」と記すことがある)を用いた現像装置及び画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子写真法を使用した複写機やプリンタ、ファクシミリなどの装置において、像担持体である感光体上に形成された静電潜像を現像する方式の一つとして磁性1成分現像法がある。この磁性1成分現像法において安定して良好な画像濃度を得るためには、現像スリーブ上のトナー薄層を均一に形成することが必ず必要となる。現像スリーブ上のトナー薄層を均一に形成するために、従来から種々の方法が提案されている。例えば特許文献1では、マグネット(磁気部材)を有する磁性ブレードと、マグネットローラを内蔵する現像スリーブとを設け、前記マグネットの磁束密度と、マグネットローラの磁性ブレードに対向する磁極の磁束密度との関係、さらにはこれらの磁束密度と、現像スリーブの表面粗さに磁性ブレードと現像スリーブとのギャップ値を掛けたものとの関係を特定範囲とすることが提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−365919号公報(特許請求の範囲、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記提案の技術では、使用する磁性トナーの残留磁化や、マグネットローラの主極(感光体に対向する位置の磁極)の磁束密度などによっては画像が安定して得られないことがある。特に、感光体として非晶質シリコン感光体を用いた場合のような低電位現像においては前記提案技術では十分な効果が得られないことがある。
【0005】
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは現像スリーブ上のトナー薄層を均一に形成することができ、安定して良好な画像が得られる現像装置及び画像形成装置を提供することにある。
【0006】
また本発明の目的は、感光体として非晶質シリコン感光体を用いた場合であっても、低電位現像に起因するカブリや、感光体へのトナー成分の付着による問題が生じない現像装置及び画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は前記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、現像剤担持体上の現像剤量を規制する現像剤規制部材を設け、現像剤担持体内のマグネットローラの磁極の位置およびその磁束密度を定めると共に、これらの磁極との関係において現像剤規制部材に設ける磁石の磁束密度を定め、さらには使用する磁性トナーの磁性粉の種類を限定し、残留磁化を特定範囲とすることにより、前記目的が達成できることを見出し本発明をなすに至った。
【0008】
すなわち本発明の現像装置は、現像剤と、現像剤担持体と、該現像剤担持体から離間した位置に配設された現像剤規制部材とを備え、前記現像剤担持体は、回転自在の現像スリーブとこの現像スリーブに内蔵固定されたマグネットローラとを備え、このマグネットローラは少なくとも像担持体および前記現像剤規制部材と対向する位置にそれぞれ第1磁極および第2磁極を有し、前記第1磁極の磁束密度が75〜110mTの範囲であり、前記現像剤規制部材は、前記第2磁極と同極性で且つ磁束密度が下記不等式を満足する磁気部材を備え、
10≦G2−Gm≦40 ・・・・・・(1)
(式中、G2:第2磁極の磁束密度(mT),Gm:磁気部材の磁束密度(mT))
前記現像剤は、多面体形状の磁性粉を含有し、1kOeにおける残留磁化が3.60〜5.65Am2/kgの範囲の磁性トナーであることを特徴とする。
【0009】
ここで、良好な画像を一層安定して得る観点から、前記現像スリーブとして、表面粗さが4.0〜7.0μmの範囲のステンレス鋼からなるものを用いるのが好ましい。
【0010】
長期間交換することなく使用できるので、像担持体としては非晶質シリコン感光体を用いるのが好ましい。
【0011】
また本発明の画像形成装置は、像担持体と、該像担持体の表面を帯電する帯電手段と、帯電された該像担持体の表面に光を照射して静電潜像を形成する露光手段と、該静電潜像に現像剤を供給して現像する現像手段と、該現像手段により現像された像担持体の現像剤を被転写部材に転写させる転写手段とを有し、前記現像手段として前記記載の現像装置を用いることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の現像装置の一実施形態を示す断面図を示す。この現像装置4は、マグネットローラ41bを現像スリーブ41aに固定内蔵させた現像剤担持体41と、スパイラル状の第一撹拌搬送部材42と、同じくスパイラル状の第二撹拌搬送部材43とを備える。現像スリーブ41aに内蔵されたマグネットローラ41bの感光体ドラム(像担持体)1の対向位置に磁極N1(第1磁極)、そしてこの磁極N1から現像スリーブ回転方向上流側に磁極S1(第2磁極)が着磁されている。さらには磁極S1から現像スリーブ回転方向上流側に約80°の位置に磁極N2(第3磁極)が着磁され、磁極N1から現像スリーブ回転方向下流側に約80°の位置に磁極S2(第4磁極)が着磁されている。
【0013】
そして現像剤担持体41から離間した、マグネットローラ41bの磁極S1の対向位置に、下面に磁石(磁気部材)45aを備えたブレード(現像剤規制部材)45が配設されている。また、第二撹拌搬送部材43の右側側壁にはトナー量を検知するためのトナーセンサ44が配設されている。このトナーセンサ44により現像装置4内のトナー量の不足が検知されると、トナーホッパー(不図示)から現像装置4に磁性トナーtが供給される。供給された磁性トナーtは、まず第2撹拌搬送部材43により図の手前から奥方向に撹拌されながら搬送され、奥側端部で第二撹拌搬送部材43から第一撹拌搬送部材42に送られる。そして、第一撹拌搬送42により図の奥から手前方向に撹拌されながら搬送され、その間に現像スリーブ41aに適宜供給される。
【0014】
すなわち、第一撹拌搬送部材42及び第二撹拌搬送部材43で撹拌された磁性トナーtは、マグネットローラ41bに着磁された磁極N2の磁力により現像スリーブ41a上に汲み上げられる。そして現像スリーブ41aの回転によってブレード45と現像スリーブ41aとの間隙部分に搬送される。この間隙を磁性トナーtが通過する際に、磁極S1とブレード45とによって現像部に送られるトナー量が規制されると同時にトナー薄層が形成される。さらには磁性トナーtに摩擦帯電が付与される。もちろん、現像スリーブ41a上を搬送される間に主に現像スリーブ41aとの摩擦によってもトナーは帯電する。そして、感光体ドラム1の対向領域である現像部に搬送されてきたトナーtによって、感光体ドラム1上の静電潜像が現像される。
【0015】
感光体ドラム1上の静電潜像を現像する方法は、感光体ドラム1の非露光部と逆極性の電荷を持ったトナーで静電潜像の現像を行う正現像法、および非露光部と同極性の電荷を持ったトナーで静電潜像の現像を行う反転現像法のいずれでもよく、また現像方式としてはトナー薄層と感光体が接触する接触現像方式および両者が接触しないジャンピング現像方式のいずれでもよいが、高品質の画像を得る観点からは反転現像法およびジャンピング現像方式が好ましく、さらにはこれらの組み合わせがより好ましい。この場合、感光体ドラム1はトナーtと同極性に帯電され、潜像部分の電荷が露光により除去される。そして現像部において現像スリーブ41aと感光体ドラム1との間に、現像バイアスとして直流に交流を重畳した交互電圧が印加されて、現像スリーブ41a上のトナーtが感光体ドラム1上の電荷の除去された静電潜像にジャンピングし付着して、静電潜像がトナー像として可視像化される。
【0016】
このような現像装置において、磁極N1(第1磁極)の磁束密度が75〜110mTの範囲であることが重要である。この磁極N1は静電潜像の現像に直接影響するものであって、磁極N1の磁束密度G1が75mTより小さいと、現像スリーブ41aからトナーが容易に離脱できるため静電潜像以外の部分にトナーが付着し、カブリ濃度が高くなる。一方、磁極N1の磁束密度G1が110mTより大きいと、現像スリーブ41aからトナーが離脱できないため画像濃度が低下する。より好ましい磁極N1の磁束密度G1は75〜85mTの範囲である。
【0017】
また、マグネットローラ41bの磁極S1(第2磁極)とブレード45の磁石45aの磁気特性についてもトナー薄層を形成する上で重要である。すなわち、磁石45aの極性を磁極S1と同極性とし、磁極S1の磁束密度G2と磁石45aの磁束密度Gmの差を10〜40(単位:mT)の範囲とすることが必要である。磁極S1と磁石45aとの磁束密度の差(G2−Gm)が10mTより小さいと、トナー薄層が薄くなりすぎてトナー量が減少して画像濃度が低下する問題が生じる一方、磁束密度の差が40mTより大きいと、トナー薄層形成が不均一となる問題が生じるからである。より好ましい磁束密度の差は30〜35mTの範囲である。
【0018】
なお、本明細書において磁束密度は法線方向のものをいい、次のようにして測定したものである。まず、マグネットローラの磁極の磁束密度については、現像剤担持体を治具に固定し、現像スリーブに磁束密度測定プローブを当てる。磁束密度測定プローブにはガウスメータ(「TGM−8900F」東洋磁気工業社製)が接続されている。そして現像スリーブ内のマグネットローラを回転させて、マグネットローラに着磁された各磁極の磁束密度を測定する。また、現像剤規制部材の磁束密度もこの磁束密度測定プローブとガウスメータを用いて測定したものである。
【0019】
また、図1の現像装置では、マグネットローラ41bの第2磁極S1から現像スリーブ回転方向と上流側に約80°の位置に、第2磁極S1と逆極性の第3磁極N2が着磁されている。この第3磁極N2は、現像装置内のトナーを現像スリーブ41a上に所定量汲み上げる作用を奏すると共に、第2磁極S1と協同で現像スリーブ41a上のトナーを回転させて帯電させる作用を奏する。現像スリーブ41a上にトナーを汲み上げる作用を奏する限り、第3磁極N2の磁束密度に特に限定はないが、現像スリーブ上のトナーを回転させて摩擦帯電させる作用などを考慮すると30〜35mTの範囲が好ましい。なお、図1の現像装置ではマグネットローラ41bに4つの磁極を設けているが、少なくとも磁極N1と磁極S1とを設けていればよく、必要により磁極をさらに設けてももちろん構わない。
【0020】
また、トナーの搬送性を向上させて均一な薄層を得るためには現像スリーブ41aの表面粗さは4.0μm以上が好ましく、他方表面粗さが大きすぎると画像濃度が低下傾向となるので、その上限値は7.0μmとするのが好ましい。より好ましい表面粗さは5.0〜5.5μmの範囲である。なお、表面粗さはJISB 0601で定められた十点平均粗さを表す。現像スリーブ41aの表面粗さを前記範囲にするには、例えば現像スリーブをブラスト処理すればよく、ブラスト材の種類や圧縮空気圧力、ブラスト時間、ブラストノズルと現像剤担持体との距離などを適宜調整して所望の表面粗さとすればよい。ここで用いるブラスト材としては例えばサンドやガラスビーズ、鋼球などが挙げられる。また現像スリーブ41aの材料としては、例えばステンレス鋼やアルミニウム合金などの非磁性のものがよく、耐摩耗性などを考慮すればステンレス鋼が好ましい。
【0021】
ブレード45と現像スリーブ41aとの間隙は、得たいトナー薄層の厚さやトナー帯電量などの観点から適宜決定すればよいが、一般に0.25〜0.40mmの範囲が好ましい。前記間隙が0.25mmより狭いと静電潜像の現像に必要なトナーが現像部に搬送されないおそれがあり、他方0.40mmよりも広いと均一なトナー帯電量が得られないおそれがあるからである。
【0022】
次に、本発明で使用する現像剤について説明する。本発明で使用する現像剤の大きな特徴の一つは、残留磁化を3.60〜5.65Am2/kgの範囲とすることにある。現像剤の残留磁化が3.60Am2/kgより小さいとカブリ濃度が高くなる一方、5.65Am2/kgより大きいと保磁力が大きくなりすぎて画像濃度が低下し、加えてトナー薄層が薄くなるので画像濃度がさらに低下するからである。より好ましい残留磁化は4.20〜5.00Am2/kgの範囲である。現像剤の残留磁化をこのような範囲に調整するには、トナーに含有させる磁性粉の種類や含有量などを調整することにより行えばよい。なお、本明細書において残留磁化は、TOEI社製「VSM−P7」を用いて、磁場1kOe(79.6kA/m)で測定試料50〜55mgで測定したものである。
【0023】
また本発明で使用する現像剤のもう一つの大きな特徴は、多面体形状の磁性粉を含有させることにある。含有させる磁性粉が多面体形状であると、トナーの残留磁化を大きくすることができ、カブリ濃度の上昇を抑えることができる。またトナー表面に露出したときの感光体表面への研磨作用が大きくなり、感光体表面へのトナー成分の付着を抑えることができる。
【0024】
本発明で使用できる磁性粉としてはその形状が多面体のものであればよく、中でも6,8,9面体のものが好ましい。磁性粉の材質としては、例えば四三酸化鉄(Fe3O4)、三二酸化鉄(γ−Fe2O3)、酸化鉄亜鉛(ZnFe3O4)、酸化鉄イットリウム(Y3Fe5O12)、酸化鉄カドミウム(CdFe2O4)、酸化鉄ガドリウム(Gd3Fe5O12)、酸化鉄銅(CuFe2O4)、酸化鉄鉛(PbFe12O19)、酸化鉄ニッケル(NiFe2O4)、酸化鉄ネオジウム(NdFeO3)、酸化鉄バリウム(BaFe12 O19)、酸化鉄マグネシウム(MgFe2 O4)、酸化鉄マンガン(MnFe2O4)、酸化鉄ランタン(LaFeO3)、鉄粉(Fe)、コバルト粉(Co)、ニッケル粉(Ni)等が挙げられる。この中でも正8面体状の微粒子状四三酸化鉄(マグネタイト)が好適である。磁性粉の粒子径としては特に限定はないが、0.05〜1.0μmのものが好適である。この磁性粉はシランカップリング剤やチタン系カップリング剤等で表面処理されていてもよい。磁性粉の含有量は、後述する結着樹脂100重量部当り50〜30重量部の範囲、特に70〜150重量部の範囲が好ましい。
【0025】
このような現像剤は、粉砕分級法、溶融造粒法、スプレー造粒法、懸濁・乳化重合法等のそれ自体公知の方法で製造し得るが、製造設備や生産性などの点から粉砕分級法が好適に使用できる。かかる粉砕分級法では、結着樹脂、磁性粉、そして必要により着色剤、電荷制御剤、離型剤などのトナー組成物をヘンシェルミキサーやV型混合機などで前混合した後、二軸押出機などの融混練装置を用いて溶融混練する。この溶融混練物を冷却した後、粗粉砕・微粉砕し、必要によりその後分級して、所定の粒径分布を有するトナー粒子とする。そして必要によりこのトナー粒子の表面を表面処理剤で処理しトナーとする。なお、トナーの粒径分布を前記規定の範囲にするには、分級工程における分級機の風量や風速など諸条件を調整する、あるいは別途作製しておいたトナー微粉を混合することにより行えばよい。
【0026】
トナーに用いる結着樹脂としては特に限定はなく、例えばスチレン−アクリル樹脂やポリエステル樹脂を挙げることができる。もちろん必要によりこれらの樹脂にその他の樹脂を併用してもよい。
【0027】
スチレン−アクリル樹脂の基体となる単量体としては、例えばスチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−t−ブチルスチレン、p−クロルスチレン、ヒドロキシスチレン等のスチレン誘導体;メタクリル酸、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート、プロポキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エステルを挙げることができる。
【0028】
上記各種単量体の混合物は、溶液重合、塊状重合、乳化重合、懸濁重合等任意の方法で重合し、本発明で使用する結着樹脂とすることができる。かかる重合に際し、使用できる重合開始剤としては過酸化アセチル、過酸化デカノイル、過酸化ラウロイル、過酸化ベンゾイル、アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル、2,2’−アゾビス−4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル等の公知の重合開始剤を使用することができる。これら重合開始剤は単量体総重量に対して0.1〜15重量%の範囲で使用するのが好ましい。
【0029】
またポリエステル樹脂は、主として多価カルボン酸類と多価アルコール類との縮重合により得られるものであって、多価カルボン酸類としては、例えばフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コハク酸、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、2,5,7−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、ピロメリット酸等の芳香族多価カルボン酸;マレイン酸、フマール酸、コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、マロン酸、アゼライン酸、メサコン酸、シトラコン酸、グルタコン酸等の脂肪族ジカルボン酸;シクロヘキサンジカルボン酸、シクロヘキセンジカルボン酸等の脂環式ジカルボン酸;これらカルボン酸の無水物や低級アルキルエステルが挙げられ、これらの1種又は2種以上が使用される。
【0030】
ここで3価以上の成分の含有量は架橋度に依存し、所望の架橋度とするためにはその添加量を調整すればよい。一般的には、3価以上の成分の含有量は15mol%以下が好ましい。
【0031】
一方、ポリエステル樹脂に用いられる多価アルコール類としては、例えば、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,4−ブテンジオール、ネオペンチルグリコール、1,5−ペンタングリコール、1,6−ヘキサングリコール等のアルキレングリコール類;ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール等のアルキレンエーテルグリコール類;1,4−シクロヘキサンジメタノール、水素添加ビスフェノールA等の脂環族多価アルコール類;ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS等のビスフェノール類及びビスフェノール類のアルキレンオキサイドを挙げることができ、これらの1種又は2種以上を組み合わせて使用できる。
【0032】
なお、分子量の調整や反応の制御を目的として、モノカルボン酸、モノアルコールを必要により使用してもよい。モノカルボン酸としては、例えば安息香酸、パラヒドロキシ安息香酸、トルエンカルボン酸、サリチル酸、酢酸、プロピオン酸及びステアリン酸等が挙げられる。モノアルコールとしては、ベンジルアルコール、トルエン−4−メタノール、シクロヘキサンメタノールなどのモノアルコールが挙げられる。
【0033】
使用する結着樹脂はガラス転移温度が45〜90℃の範囲のものが好ましい。ガラス転移温度が45℃未満の場合、トナーカートリッジや現像装置内で固まるおそれがあり、他方90℃を超えると場合、紙などの被転写物にトナーが十分に定着しないことがあるからである。
【0034】
また磁性トナーの場合は磁性粉によりトナー色彩は黒になるので、黒色トナーとして用いる場合には一般に着色剤を用いる必要がないが、着色補強としてアセチレンブラック、ランブラック、アニリンブラック等のカーボンブラックをトナー粒子中に分散混合しても構わない。この場合の着色剤の含有量は結着樹脂100重量部に対して0.1〜10重量部程度である。
【0035】
電荷制御剤としては、これまで公知の電荷制御剤を使用でき、例えば正帯電性電荷制御剤としては、ニグロシン染料、脂肪酸変性ニグロシン染料、カルボキシル基含有脂肪酸変性ニグロシン染料、四級アンモニウム塩、アミン系化合物、有機金属化合物等を使用でき、負帯電性電荷制御剤としては、オキシカルボン酸の金属錯体、アゾ化合物の金属錯体、金属錯塩染料やサリチル酸誘導体等を使用できる。
【0036】
離型剤としては、各種ワックス類や低分子量オレフィン系樹脂を使用することができる。ワックス類としては、例えば脂肪酸の多価アルコールエステル、脂肪酸の高級アルコールエステル、アルキレンビス脂肪酸アミド化合物、天然ワックスを使用することができる。低分子量オレフィン系樹脂としては、数平均分子量が1,000〜10,000、特に2,000〜6,000の範囲にあるポリプロピレン、ポリエチレン、プロピレン−エチレン共重合体等を使用することができ、特にポリプロピレンを好適に使用することができる。
【0037】
表面処理剤としては、トナーの帯電制御性や嵩密度(流動性)等を調整するために、(疎水性)シリカ、アルミナ、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム等の無機微粉末;ポリメチルメタクリレート等の有機微粉末;ステアリン酸亜鉛等の脂肪酸金属塩等を挙げることができ、これらの1種又は2種以上を併用することができる。表面処理剤の添加量は、トナー当たり0.1〜2.0wt%の範囲が好ましい。当該表面処理剤とトナー粒子との混合は、例えばヘンシェルミキサー、V型混合機、ターブラミキサー、ハイブリタイザー等を用いて行うことができる。
【0038】
本発明で使用できる感光体(像担持体)の材料に限定はなく、従来公知のものが使用できる。例えば非晶質シリコン系感光体、有機系感光体、Se系感光体、ZnO感光体、CdS系感光体などの感光体が挙げられる。この中でも、非晶質シリコン感光体などの表面電位の低い感光体に対して本発明の現像装置は特に効果的に用いることができる。また耐久性の観点からも非晶質シリコン感光体が好ましい。感光体の形状に限定はなく、従来公知の形状を用いることができる。例えばドラム状、シート状、ベルト状、ウェブ状などの形状が挙げられる。この中でもドラム状が好適である。
【0039】
次に本発明の画像形成装置について説明する。図2は、本発明の画像形成装置の一実施形態を示す構成図である。帯電手段2により感光体1の表面を正極性に一様に帯電させる。つぎに露光手段3で感光体1の表面に静電潜像(露光部)を形成する。そして、前記説明した現像装置4を用いて、内部に磁石を内蔵する現像スリーブ上に形成されたトナー薄層によって、前記静電潜像にトナーを付着させ可視像化する。転写手段5において、かかる感光体1上のトナー像を被転写部材7へ転写する。被転写部材7上のトナー像は、その後図示しない定着手段において熱及び圧力が加えられて被転写部材7上に溶融定着する。一方、感光体1上に残存する、転写しなかったトナーは、クリーニング手段6において、クリーニングブラシ61で予め清掃され、つぎにクリーニングブレード62によって完全に清掃される。
【0040】
以下、本発明の現像装置及び画像形成装置について実施例に基づいてさらに説明する。なお、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
【0041】
【実施例】
(結着樹脂の製造)
スチレン70重量部、アクリル酸ブチル30重量部からなるモノマー溶液を、重合開始剤である「V−65」(2,2−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル、和光純薬社製)6重量部と、溶媒としてのトルエン200重量部が入っている溶液中(コンデンサーを具備し、トルエンを還流)に3時間かけて滴下した。滴下後60℃に保った状態で12時間重合した後、トルエンを減圧蒸留して除去し、結着樹脂(スチレン−アクリル系)を得た。
【0042】
(6面体磁性粉の製造)
Fe2+を1.5mol/Lを含む硫酸第一鉄20Lと、等量の2.64NのNaOH水溶液20Lとを混合し、pH6.9、温度90℃のFe(OH)2を含む第一鉄塩水溶液を生成した。Fe(OH)2を含む第一鉄塩水溶液に温度90℃において毎分80Lの空気を25分間通気してマグネタイト粒子及びFe(OH)2を含む第一鉄塩水溶液を生成した。次いでマグネタイト粒子及びFe(OH)2を含む第一鉄塩水溶液に3.78NのNaOH水溶液1.83Lを加え、pH8.5、温度90℃において毎分50Lの空気を280分間通気してマグネタイト粒子を生成した。生成粒子は常法により、水洗、ろ別、乾操、粉砕することで6面体を呈するマグネタイト粒子とした。
【0043】
(8面体磁性粉の製造)
Fe2+を1.5mol/Lを含む硫酸第一鉄20Lと、等量の3.40NのNaOH水溶液20Lとを混合し、pH12.5、温度90℃のFe(OH)2を含む第一鉄塩水溶液を生成した。Fe(OH)2を含む第一鉄塩水溶液に温度90℃において毎分100Lの空気を220分間通気してマグネタイト粒子を生成した。生成粒子は常法により、水洗、ろ別、乾操、粉砕することで8面体を呈するマグネタイト粒子とした。
【0044】
(球形磁性粉の製造)
Fe2+を1.7mol/Lを含む硫酸第一鉄1.746Lと、1.346NのNaOH水溶液2.824Lとを混合し、温度90℃のFe(OH)2を含む第一鉄塩水溶液を生成した。Fe(OH)2を含む第一鉄塩水溶液に温度90℃において毎分15Lの空気を180分間通気して、pH6.8で酸化反応を行った。その後、反応液のpH値が降下し始めpH6.0となった時に、上記マグネタイト粒子を含む第一鉄塩水溶液に4NのNaOH水溶液を0.4L加え、pH11.6、温度90℃において毎分15Lの空気を60分間通気してマグネタイト粒子を生成した。生成粒子は常法により、水洗、ろ別、乾操、粉砕することで球形を呈するマグネタイト粒子とした。
【0045】
(トナーAの製造)
前記作製した結着樹脂を100重量部、8面体形状磁性粉を80重量部、帯電制御剤(「BONTRON N−01」オリエント化学社製)5重量部、ワックス(「ユーメックス100TS」三洋化成社製)3重量部をヘンシェルミキサーで(2,500rpmの羽根速度)5分混合した後、二軸押出機(「PCM30」池貝社製)で投入量120kg/h、シリンダ温度120℃、軸回転数200rpmで溶融混練して得たトナー用樹脂組成物を、気流式粉砕機(「IDS−2」日本ニューマチック社製)で微粉砕し、風力分級機で分級処理して、平均粒径8μm、残留磁化3.60Am2/kgのトナー粒子を得た。このトナー粒子に対してシリカ微粒子(「H2050EP」ワッカー社製)0.8重量%をへンシェルミキサーで混合添加することで、トナーAを得た。
【0046】
(トナーBの製造)
8面体形状磁性粉を140重量部とした以外は、トナーAの製造と同様にして残留磁化5.65Am2/kgのトナーBを得た。
【0047】
(トナーCの製造)
8面体形状磁性粉を110重量部とした以外は、トナーAの製造例と同様にして残留磁化4.63Am2/kgのトナーCを得た。
【0048】
(トナーDの製造)
8面体形状磁性粉を75重量部とした以外は、トナーAの製造例と同様にして残留磁化3.55Am2/kgのトナーDを得た。
【0049】
(トナーEの製造)
8面体形状磁性粉を145重量部とした以外は、トナーAの製造例と同様にして残留磁化5.70Am2/kgのトナーEを得た。
【0050】
(トナーFの製造)
6面体形状磁性粉を140重量部とした以外は、トナーAの製造例と同様にして残留磁化5.65Am2/kgのトナーFを得た。
【0051】
(トナーGの製造)
6面体形状磁性粉を80重量部とした以外は、トナーAの製造例と同様にして残留磁化3.65Am2/kgのトナーGを得た。
【0052】
(トナーHの製造)
球形磁性粉を90重量部とした以外は、トナーAの製造例と同様にして残留磁化4.03Am2/kgのトナーHを得た。
【0053】
(画像評価)
前記作製した各トナーを用いて、図2の構成を有する「KM−3530」京セラミタ社製で常温常湿下で、初期の画像濃度(ID)とカブリ濃度(FD)を測定した。具体的測定方法は下記の通りである。結果を表1に示す。なお、感光体として非晶質シリコン感光体を用い、バイアス電源として周波数2.5kHz、ピーク・ピーク電圧1.9kVの交流電圧に160Vの直流を重畳させたものを用い、感光ドラム上の潜像の表面電位を明部10V、暗部240Vにし、現像スリーブと感光ドラムの間隙を320μmに設定してジャンピング現像を行った。またブレードと現像スリーブとの間隙は0.3mm、磁極S1の磁束密度70mTとした。
【0054】
(画像濃度およびカブリ濃度の測定)
反射濃度計(東京電色社製の型番TC−6D)を用いて複写画像黒べた部および非画像部の濃度を測定した。評価基準は、初期画像濃度は1.300以上、初期カブリ濃度は0.008以下である。
【0055】
(薄層厚)
現像スリーブ上のトナー薄層厚をキーエンス社製「LASER SCAN DIAMETER LS−3060T」を用いて測定した。
【0056】
(付着)
複写装置「KM−3530」により1万枚の複写試験(A4横サイズ)を行った後、A3サイズの全面黒ベタ画像を複写し、複写試験前のそれと比較して白抜けや白点が発生しているかどうかを目視により観察した。白抜けや白点が発生している場合は、感光体表面にトナー成分の付着があると判断して「×」とし、白抜けや白点が発生していない場合は「○」とした。
【0057】
(ムラ)
複写装置「KM−3530」の現像装置を完全に清掃し、前記作製した各トナーを投入し10分間混合撹拌した後、現像スリーブ表面を目視にて観察し、現像スリーブ表面のトナーの薄層ムラの有無を判定した。判定基準は、トナー薄層ムラがまったく見られなかった場合を「○」、若干見られたものの画像形成に影響のない場合を「△」、トナー薄層ムラが明らかに見られ画像形成に影響のある場合を「×」とした。
なお、トナー薄層ムラが「×」と判定されたトナーについては、画像形成を行うことなくその時点で評価を終了した。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】
本発明の要件を満足する実施例1〜19の現像装置では、初期の画像濃度(ID)及びカブリ濃度(FD)共に良好な値であった。また現像スリーブ上のトナー薄層は90〜100μmの範囲に調整され、「付着」や「ムラ」も発生しなかった。これに対し、第2磁極とブレードの磁石との差が小さい比較例1の現像装置では、トナーの薄層厚が80μmと薄く、初期IDは1.272と低かった。反対に、第2磁極とブレードの磁石との差が大きい比較例2の現像装置では、「ムラ」が発生した。また、第1磁極の磁束密度が70mTと小さい比較例3の現像装置でも「ムラ」が発生し、磁束密度が120mTと大きい比較例4の現像装置では、トナー薄層厚が78μmと薄く初期IDが低くかった。
【0061】
球形の磁性粉を用いた比較例5及び比較例6の現像装置では、前者では「付着」が発生し、後者では「ムラ」が発生した。また、残留磁化が3.55Am2/kgと小さいトナーを用いた比較例7の現像装置では「ムラ」が発生し、反対に残留磁化が5.70Am2/kgと大きいトナーを用いた比較例8の現像装置ではトナー薄層厚が80μmと薄く初期IDが低くかった。さらに、第1磁極の磁束密度が大きく、そして第2磁極とブレードの磁石との差も大きく、残留磁化の大きなトナーを用いた比較例9の現像装置では、初期IDが低かった。
【0062】
【発明の効果】
本発明の現像装置および画像形成装置では、マグネットローラは少なくとも像担持体および現像剤規制部材と対向する位置にそれぞれ第1磁極および第2磁極を設け、第1磁極の磁束密度を75〜110mTの範囲とし、現像剤規制部材に、第2磁極と同極性で且つ磁束密度が不等式(1)を満足する磁気部材を設け、さらに現像剤として、多面体形状の磁性粉を含有し、1kOeにおける残留磁化が3.60〜5.65Am2/kgの範囲の磁性トナーを用いるので、現像スリーブ上のトナー薄層を均一に形成することができ、安定して良好な画像が得られる。また感光体として非晶質シリコン感光体を用いた場合であっても、低電位現像に起因するカブリや、感光体へのトナー成分の付着による問題が生じることがない。
【0063】
現像スリーブとして表面粗さが4.0〜7.0μmの範囲のステンレス鋼からなるものを用いると、良好な画像を一層安定して得られる。
【0064】
また像担持体として非晶質シリコン感光体を用いると、長期間交換することなく使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の一実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の画像形成装置の一実施形態を示す構成図である。
【符号の説明】
1 感光体(像担持体)
2 帯電手段
3 露光手段
4 現像手段
5 転写手段
6 クリーニング手段
7 被転写部材
t トナー(磁性トナー)
N1 第1磁極
S1 第2磁極
N2 第3磁極
S2 第4磁極
41 現像剤担持体
41a 現像スリーブ
41b マグネットローラ
42 第一撹拌搬送部材
43 第二撹拌搬送部材
44 トナーセンサ
45 ブレード(現像剤規制部材)
Claims (4)
- 現像剤と、現像剤担持体と、該現像剤担持体から離間した位置に配設された現像剤規制部材とを備えた現像装置において、
前記現像剤担持体は、回転自在の現像スリーブとこの現像スリーブに内蔵固定されたマグネットローラとを備え、このマグネットローラは少なくとも像担持体および前記現像剤規制部材と対向する位置にそれぞれ第1磁極および第2磁極を有し、前記第1磁極の磁束密度が75〜110mTの範囲であり、
前記現像剤規制部材は、前記第2磁極と同極性で且つ磁束密度が下記不等式を満足する磁気部材を備え、
10≦G2−Gm≦40 ・・・・・・(1)
(式中、G2:第2磁極の磁束密度(mT),Gm:磁気部材の磁束密度(mT))
前記現像剤は、多面体形状の磁性粉を含有し、1kOeにおける残留磁化が3.60〜5.65Am2/kgの範囲の磁性トナーであることを特徴とする現像装置。 - 前記現像スリーブとして、表面粗さが4.0〜7.0μmの範囲のステンレス鋼からなるものを用いる請求項1記載の現像装置。
- 前記像担持体として非晶質シリコン感光体を用いる請求項1又は2記載の現像装置。
- 像担持体と、該像担持体の表面を帯電する帯電手段と、帯電された該像担持体の表面に光を照射して静電潜像を形成する露光手段と、該静電潜像に現像剤を供給して現像する現像手段と、該現像手段により現像された像担持体の現像剤を被転写部材に転写させる転写手段とを有する画像形成装置であって、
前記現像手段として請求項1〜3のいずれかに記載の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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2003
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