JP2004317411A - 絶対値エンコーダおよびその補正装置ならびにその補正方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転シャフトに固定された回転ディスクと、その回転ディスクに対して空隙を介して対向配置された磁気式または光学式のセンサヘッドで構成された検出部100と、検出部100から出力される信号を位置データに処理する信号処理部101とを備え、信号処理部101から得られた位置データを出力する絶対値エンコーダにおいて、信号処理部101にはデータ読み書き可能な不揮発性の記憶手段102が実装され、記憶手段102は、信号処理部101外からデータの読み書き可能な外部読み書き手段103を有する。これにより絶対値精度の高い位置データとの関係を明らかにした補正用位置データを参照してエンコーダ値を補正できる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロボット等の回転軸の絶対位置検出を行う絶対値エンコーダおよびその補正装置ならびにその補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の絶対値エンコーダを適用したサーボシステムとしては、図5に示された構成のものがある(例えば、特許文献1参照)。
図5において、100は磁気式絶対値エンコーダの検出部であり、モータ等の回転シャフトに同芯回転する形で固定された回転ディスクと、回転ディスクに対し空隙を介して対向配置される磁気センサヘッドで構成されている。300は絶対値エンコーダの信号処理部であって、検出部100からの出力信号を処理し、エンコーダ位置データを出力するためのものである。
この構成において、検出部100の回転ディスクが回転すると、磁気センサヘッドより信号が出力される。出力された信号は、信号処理部300において処理され、エンコーダ位置データが出力される。
【0003】
また、従来の絶対値エンコーダの一つの種類であるバーニア型アブソリュートエンコーダの構成としては、図6に示す構成のものがある(例えば、特許文献2参照)。
図6において、1は回転ディスク、2はスリット列、3は磁気センサ、4は位相変調部、5は位相差信号生成部、6は絶対値信号生成部、7は発振器、8は基準信号生成部、9は変調信号生成部、20はデータ伝送部、21はモータ、22はモータ制御装置である。
【0004】
以上の構成において、回転ディスク1上には等ピッチでそれぞれピッチ数の異なる4組のスリット列2が設けられている。3は磁気センサで、MR素子(磁気抵抗効果素子)とバイアス磁石で構成され、スリットピッチと等しいピッチの2相の正弦波を出力する。センサ3からの出力は、位相変調回路4に入力され、位相信号φ0〜φ3に変換される。各位相信号は、位相差信号生成部5へ入力され、φ1、φ2、φ3はφ0との位相差を検出し、それぞれ位相差信号(φ0−φ1)、(φ0−φ2)、(φ0−φ3)となり、絶対値信号生成部6へ入力され、位相信号φ0の周期で間欠的に絶対値信号pを生成する。
生成された絶対値信号pは、回転ディスク1が取り付けられたモータ21を制御するために利用されるため、モータ制御装置22にデータ伝送部20によってパラレル又はシリアル伝送される。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−281725号公報
【特許文献2】
再公表特許WO00/0055553号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の特許文献1に開示された従来の絶対値エンコーダにおいては、その適用製品によっては、より良好な特性、すなわちリニアリティおよび絶対値精度が要求されることがあり、その要求を満たすことが困難であった。
また、上記の特許文献2に開示されたアブソリュートエンコーダの構成においては、良好な特性を得るために、すべての状態の補正値を確保し、高分解能エンコーダに対応するためには、大量のデータを記憶する手段が必要となり、CPU等での複雑な処理を必要とされることがあり、小型化、ローコスト化に問題があった。
そこで、本発明は、従来のリニアリティ、絶対値精度の特性を落とすことなく、良好な特性を得ることができ、少量の補正値で容易に補正処理を行うことができる絶対値エンコーダおよびその補正装置ならびにその補正方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の第1の構成は、回転シャフトに固定された回転ディスクと、前記回転ディスクに対して空隙を介して対向配置された磁気式または光学式のセンサヘッドで構成された検出部と、前記検出部から出力される信号を位置データに処理する信号処理部とを備え、前記信号処理部から得られた位置データを出力する絶対値エンコーダにおいて、前記信号処理部にはデータ読み書き可能な不揮発性の記憶手段が実装され、前記記憶手段は、前記信号処理部外からデータの読み書き可能な外部読み書き手段を有することを特徴とする絶対値エンコーダとしたものである。
この第1の構成においては、予め測定し、処理された、絶対値精度の高い位置データとの関係を明らかにした補正用位置データを参照することができ、エンコーダ値を補正することができる。
【0008】
本発明の第2の構成は、回転シャフトに固定された回転ディスクと、前記回転ディスクに対して空隙を介して対向配置された磁気式または光学式のセンサヘッドで構成された第1検出部と、前記第1検出部から出力される信号を位置データに処理する第1信号処理部と、前記第1信号処理部に実装されデータ読み書き可能な不揮発性の記憶手段と、前記記憶手段に設けられ前記第1信号処理部の外部からデータの読み書きが可能な外部読み書き手段とを備え、前記第1信号処理部から得られた位置データを出力する絶対値エンコーダの特性を補正する絶対値エンコーダ補正装置であって、前記第1検出部と比較して絶対値精度が高い第2検出部と、前記第1信号処理部から出力される位置データ値と前記第2検出部から出力される信号を取り込むデータ処理部とを備え、前記データ処理部では、前記第1信号処理部から出力される位置データ値を基に前記回転シャフトを少なくとも1回転以上回転させている間、前記第1検出部から出力される信号および前記第2検出部から出力される信号をそれぞれ処理して得られる位置データを基にそれぞれを位置データ1、位置データ2として前記第1信号処理部内の前記記憶手段に記憶させることを特徴とする絶対値エンコーダ補正装置としたものである。
この第2の構成においては、第1信号処理部上の記憶手段に予め測定し、処理された絶対値精度の高い位置データとの関係を明らかにした補正用位置データを書き込むことができ、エンコーダの補正を行うことができる。
【0009】
本発明の第3の構成は、前記データ処理部は、前記第2検出部から出力される信号を処理する第2信号処理部と、前記第1信号処理部に接続され前記記憶手段に対して読み書き可能なマイクロコンピュータ搭載の補正用コントローラとで構成されたことを特徴とする第2の構成の絶対値エンコーダ補正装置としたものである。
この第3の構成においては、コンパクトな絶対値エンコーダ補正装置を構成することができる。
【0010】
本発明の第4の構成は、前記データ処理部は前記第1信号処理部およびモータドライバに対して、前記第2検出部は前記回転シャフトに対してそれぞれ取り外し可能であることを特徴とする第2または第3の構成の絶対値エンコーダ補正装置としたものである。
この第4の構成においては、エンコーダ使用前に一度補正処理を行い、その後は通常の絶対値エンコーダと同様の構成で使用することが可能となる。
【0011】
本発明の第5の構成は、前記第1信号処理部に記憶された各々の位置データを基に位置データを出力する際、2nビットデータのうち、下位mビット分を補正することを特徴とする第2から第4の構成の絶対値エンコーダ補正装置としたものである。
この第5の構成においては、エンコーダ使用前に一度補正処理を行い、その後は、通常のエンコーダと同様の構成で使用することが可能となる。
【0012】
本発明の第6の構成は、前記第1信号処理部の記憶手段に記憶される各々の位置データは、前記第1検出器の位置データ1と前記第2検出器の位置データ2とから、次式
(位置データ1)−{位置データ2×(第1検出器の分解能/第2検出器の分解能)}
によって差分を算出し、算出値を符号(+/−)と位置データ絶対値の1の補数とに変換し、前記第1検出器の位置データ1に対応して記憶されることを特徴とする第2から第5の構成の絶対値エンコーダ補正装置としたものである。
この第6の構成においては、第1検出器が確保している絶対値精度からの差分情報のみ第1信号処理部に記憶すればよいので、不揮発性の記憶手段が少量の記憶で対応でき、予め演算が容易なように変換しておくことで容易に高速に処理ができ、小型化・コストダウンが可能となる。
【0013】
本発明の第7の構成は、前記第1信号処理部は、不揮発性の記憶手段に記憶された前記符号(+/−)と前記位置データ絶対値の1の補数と、前記第1検出器の位置データ1とを加減算する加減算器部を有し、位置精度が補正された位置データを出力することを特徴とする第6の構成の絶対値エンコーダ補正装置としたものである。
この第7の構成においては、CPU等を使用した演算など難しい処理は必要とせずにハードウエアだけの簡単な回路で実現できる。
【0014】
本発明の第8の構成は、前記不揮発性記憶手段を不揮発性メモリICで構成し、前記メモリICの初期状態又はメモリIC内データ全消去によって、内部データが全て1となり、加減算の演算結果が加減算前の位置データと同じとなる構成としたことを特徴とする第7の構成の絶対値エンコーダ補正装置としたものである。
この第8の構成においては、前記第1信号処理部を変更することなく、補正有り又はなしの選択が容易にできる。
【0015】
本発明の第9の構成は、前記第1信号処理部に記憶される各々の位置データは、前記加減算演算前の位置データ1と、前記不揮発性メモリICのアドレスバスとを対応させて記憶されることを特徴とする第8の構成の絶対値エンコーダ補正装置としたものである。
この第9の構成においては、CPU等を使用した演算など難しい処理は必要とせずにハードウエアだけの簡単な回路で絶対値エンコーダ補正装置を実現することができる。
【0016】
本発明の第10の構成は、第2から第9のいずれかの構成の絶対値エンコーダ補正装置によって生成された補正データが前記不揮発性の記憶手段に書き込まれている第1の構成の絶対値エンコーダとしたものである。
この第10の構成においては、一旦補正装置によって補正された補正データを不揮発性の記憶手段に書き込むことにより、その補正データが組み込まれた絶対値エンコーダが得られる。
【0017】
本発明の第11の構成は、回転シャフトに固定された回転ディスクと、前記回転ディスクに対して空隙を介して対向配置された磁気式または光学式のセンサヘッドで構成された第1検出部と、前記第1検出部から出力される信号を位置データに処理する第1信号処理部と、前記第1信号処理部に実装されデータ読み書き可能な不揮発性の記憶手段と、前記記憶手段に設けられ前記第1信号処理部の外部からデータの読み書きが可能な外部読み書き手段とを備え、前記第1信号処理部から得られた位置データを出力する絶対値エンコーダの特性を補正する絶対値エンコーダ補正方法であって、前記第1検出部と比較して絶対値精度が高い第2検出部と、前記第1信号処理部から出力される位置データ値と前記第2検出部から出力される信号を取り込むデータ処理部とを設け、前記第1信号処理部から出力される位置データ値を基に前記回転シャフトを少なくとも1回転以上回転させている間、前記データ処理部により、前記第1検出部から出力される信号および前記第2検出部から出力される信号をそれぞれ処理して得られる位置データを基にそれぞれを位置データ1、位置データ2として前記第1信号処理部内の前記記憶手段に記憶させることを特徴とする絶対値エンコーダ補正方法としたものである。
この第11の構成においては、第1信号処理部上の記憶手段に予め測定し、処理された絶対値精度の高い位置データとの関係を明らかにした補正用位置データを書き込むことができ、エンコーダの補正を行うことができる。
【0018】
本発明の第12の構成は、前記第1信号処理部に記憶された各々の位置データを基に位置データを出力する際、2nビットデータのうち、下位mビット分を補正することを特徴とする第11の構成の絶対値エンコーダ補正方法としたものである。
この第12の構成においては、エンコーダ使用前に一度補正処理を行い、その後は、通常のエンコーダと同様の構成で使用することが可能となる。
【0019】
本発明の第13の構成は、前記第1信号処理部の記憶手段に記憶される各々の位置データは、前記第1検出器の位置データ1と前記第2検出器の位置データ2とから、次式
(位置データ1)−{位置データ2×(第1検出器の分解能/第2検出器の分解能)}
によって差分を算出し、算出値を符号(+/−)と位置データ絶対値の1の補数とに変換し、前記第1検出器の位置データ1に対応して記憶することを特徴とする第11または第12の構成の絶対値エンコーダ補正方法としたものである。
この第13の構成においては、第1検出器が確保している絶対値精度からの差分情報のみ第1信号処理部に記憶すればよいので、不揮発性の記憶手段が少量の記憶で対応でき、予め演算が容易なように変換しておくことで容易に高速に処理ができ、小型化・コストダウンが可能となる。
【0020】
本発明の第14の構成は、前記第1信号処理部により、不揮発性の記憶手段に記憶された前記符号(+/−)と前記位置データ絶対値の1の補数と、前記第1検出器の位置データ1とを加減算し、位置精度が補正された位置データを出力することを特徴とする第13の構成の絶対値エンコーダ補正方法としたものである。
この第14の構成においては、CPU等を使用した演算など難しい処理は必要とせずにハードウエアだけの簡単な回路で実現できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の絶対値エンコーダの構成図である。図5に示した従来例と異なる点は、信号処理部300に、後述する記憶手段102と外部読み書き手段103が実装されている点である。
図において、100は絶対値エンコーダの検出部である。検出部100は、モータ等の回転シャフトに同芯回転する形で固定された回転ディスクと、空隙を介して対向配置される磁気センサヘッドで構成されており、2nビットの分解能を有する。
【0022】
101は絶対値エンコーダの信号処理部であり、検出部100からの出力信号を処理し、エンコーダ位置データを出力する。102は信号処理部101上に実装されたデータ読み書き可能な不揮発性の記憶手段で、本実施形態においてはフラッシュメモリとしている。フラッシュメモリ102には位置データが記憶されるが、メモリ容量節約のため、位置データの下位mビット分のみが記憶される構成とする。そのため、2n×mビット以上の記憶容量が必要である。フラッシュメモリ102に格納された下位mビットのデータを補正用位置データとする。103は外部読み書き手段であり、本実施形態においてはコネクタであり、システムで使用しているバス経由でもかまわない。なお、本コネクタは、後述する第2実施形態の絶対値エンコーダ補正装置において、フラッシュメモリに補正データを書き込む際に使用する。
【0023】
以下に、その動作を説明する。ただし、下位mビット分の補正用位置データは、第2実施形態の絶対値エンコーダ補正装置によって、すでに書き込まれているものとする。
1.回転シャフトが回転するとともに検出部100のセンサヘッドから信号が出力される。
2.出力された信号を信号処理部101にて信号処理し、従来例と同様にエンコーダ位置データを得る。
3.処理結果のエンコーダ位置データをポインタとし、ポインタの指し示すフラッシュメモリ102のアドレス内の値を読み込む。例えば、信号処理の結果、絶対値エンコーダの位置データが100であるとすると、フラッシュメモリ102のアドレス(フラッシュメモリ先頭アドレス+100)にアクセスし、データを読み込む。
4.読み込んだデータは、下位mビット分の補正用位置データであるため、これとエンコーダデータとから、補正済み位置データを求める。
このように検出部100の値をフラッシュメモリ102上に記憶された補正用位置データを参照することによって2nビットデータのうち、下位mビット分を補正するので、従来の絶対値エンコーダと比べて、リニアリティおよび絶対値精度が向上する。
【0024】
(第2実施形態)
図2は第2実施形態の絶対値エンコーダ補正装置の構成図である。
図において、203はモータである。100は絶対値エンコーダ(被補正エンコーダ)第1検出部である。第1検出部100は、モータ203のシャフトと同芯回転する形で固定されている。
【0025】
101は絶対値エンコーダの第1信号処理部であり、記憶手段であるフラッシュメモリ102を搭載している。フラッシュメモリ102は第1信号処理部101内部の信号処理回路に接続され、読み書き可能であると同時に、外部読み書き手段であるコネクタ103を介して、後述するデータ処理部201からの読み書きが可能である。ただし、図の接続状態においては、信号処理後の補正動作を行わない。すなわち、絶対値エンコーダ第1検出部100の信号を信号処理し、エンコーダ位置データ1を出力するものであって、従来例の信号処理部300と機能的には同一である。
200は基準エンコーダの第2検出部で、ここから出力された信号は後述するデータ処理部201にて信号処理される。基準エンコーダは、絶対値エンコーダ(被補正エンコーダ)よりも高い絶対値精度を有する。
【0026】
201はデータ処理部であり、本実施形態においては、パーソナルコンピュータである。パーソナルコンピュータは、第1信号処理部101の出力するエンコーダ位置データ1を取り込む機能と、検出器2の出力する信号を処理し、基準エンコーダ位置データ2を求める機能を有する。また、モータドライバ202に対して回転指令を与える機能を有する。
202はモータドライバで、パーソナルコンピュータ201から回転指令を受け取り、これと第1信号処理部101の出力するエンコーダ位置データ1とを比較して、モータ203に適切な電流を流す。
【0027】
以上の第2実施形態における動作は次の通りである。
1.パーソナルコンピュータ201から、モータドライバ202に回転指令を与え、絶対値エンコーダ(被補正エンコーダ)と基準エンコーダを1回転させる。
2.パーソナルコンピュータ201内で絶対値エンコーダ(被補正エンコーダ)の位置データと第2検出部200から出力される信号を処理して得られる基準エンコーダの位置データを各々記憶する。このとき、データは、絶対値エンコーダの分解能単位でサンプリングする。本実施形態においては、2nビットエンコーダであるので、1回転で2n点のデータをサンプリングする。
3.パーソナルコンピュータ201内で絶対値エンコーダ(被補正エンコーダ)と基準エンコーダのサンプリングデータを比較し、補正用位置データを生成する。サンプリングデータは2n点であるため、0〜2nの絶対値エンコーダ位置データに対応した補正用位置データが生成される。
4.第1信号処理部101を取り外し、コネクタ103を介してパーソナルコンピュータ201に接続する。なお、第1信号処理部101はコネクタ103を介して双方向通信可能な構成とし、位置データの送信および、パーソナルコンピュータ201からの補正用位置データの受信が可能とすれば、本動作は不要となる。
5.第1信号処理部101上のフラッシュメモリ102に対し、補正用位置データをパーソナルコンピュータ201より書き込む。このとき、エンコーダの位置データをポインタとし、ポインタの指し示すアドレスに、対応する補正用位置データを書き込む。
【0028】
なお、データ処理部201を、パーソナルコンピュータに代えて、第2検出部200の出力する信号を処理し、基準エンコーダ位置データ2を求める機能を有する第2信号処理部(図示せず)と、位置データ1および位置データ2を取り込むとともに、モータドライバ202に対して回転指令を与える機能を有するマイクロコンピュータ搭載の補正用コントローラに置き換えてもよい。このように、データ処理部201を、第2信号処理部と補正用コントローラにより構成することで、コンパクトな絶対値エンコーダ補正装置を構成することができる。
また、モータドライバ202にデータ処理部の機能を持たせ、補正データをモータドライバから絶対値エンコーダ信号処理基板に直接書き込み可能とする構成としてもよい。
さらに、絶対値エンコーダ補正装置は、装置に変更を加えれば同様な補正方法で、ロータリーエンコーダだけでなく、リニアエンコーダにも適用できることは明らかである。
このように、パーソナルコンピュータ201内部で補正用位置データを生成後、フラッシュメモリ102に補正用位置データを書きむことで、第1信号処理部101は補正用位置データを参照できるので、第1実施形態に記載した絶対値エンコーダを構成できる。
【0029】
(第3実施形態)
図3は、本発明の第3実施形態を示すバーニア形アブソリュートエンコーダ信号処理ブロック図である。図4は第3実施形態における補正処理部の機能ブロック図である。
図3において、1は回転ディスク、2はスリット列、3は磁気センサ、4は位相変調部、5は位相差信号生成部、6は絶対値信号生成部、7は発振器、8は基準信号生成部、9は変調信号生成部、20はデータ伝送部、21はモータ、22はモータ制御装置、30は不揮発性メモリ、31は反転器、32は加減算器である。
図3に示されているように、回転ディスク1上には等ピッチでそれぞれピッチ数の異なる4組のスリット列2が設けられている。3は磁気センサで、MR素子(磁気抵抗効果素子)とバイアス磁石で構成され、スリットピッチと等しいピッチの2相の正弦波を出力する。磁気センサ3からの出力は、位相変調回路4に入力され、位相信号φ0〜φ3に変換される。ここでの位相信号は変調信号zをセンサ出力で変調した定常状態では一定周期の2値信号で、基準信号φに対する位相信号のエッジ位置が位相情報になる。各位相信号は、位相差信号生成部5へ入力される。
【0030】
スリット2−a0からの位相信号φ0は、位相差信号生成部5−0で、基準信号φとの位相差を検出して、位相信号φ0となる。スリット2−a1、2−a2、2−a3からの位相信号φ1,φ2,φ3は、φ0との位相差を検出し、それぞれ位相差信号(φ0−φ1)、(φ0−φ2)、(φ0−φ3)となる。位相差信号部5の出力は、位相差信号生成部5へ入力された2つの位相信号のエッジ間に入る発振器7のクロック数でデジタル量に変換された信号である。これらの信号は絶対値信号生成部6へ入力され、絶対値信号pを生成する。
絶対値信号pは、絶対値信号生成部6で一定の生成周期ごとに生成され、絶対値信号p(n)が生成されると、図4に示すように、不揮発性メモリ30のアドレスバスに絶対値信号p(n)が入力され、予め不揮発性メモリ30に書き込まれている絶対値信号p(n)に対応する補正情報がデコードされる。その補正情報は、第2実施形態で求められた補正用位置データを、符号(+/−)と位置データ絶対値の1の補数とに変換して記憶されている。
【0031】
前記補正情報と絶対値信号p(n)を加減算器32で演算することで補正後の絶対値信号p’(n)が生成される。
生成された補間絶対値信号はデータ伝送部20を介してモータ制御装置22にフィードバックされ、そのデータを基にモータ21を制御する。
ここで、不揮発性メモリ30が初期状態であったり、全消去作業をされた場合は、メモリ内部のビットは全て“1”となるため、補正前絶対値信号p(n)と補正後絶対値信号p’(n)は同じ値となり、特別な処理をしなくても補正有り/なしの機能が選択できる。
また、予め適切に算出された補正情報を不揮発性メモリ30に記憶しておくことで、CPUなどを必要とせず、簡単なハードウエアでの構成が可能となる。
【0032】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の絶対値エンコーダによれば、信号処理部においてエンコーダ位置データを求めるとともに、記憶手段上に書き込まれた補正用位置データを参照することで、補正済み位置データを出力することが可能となり、リニアリティおよび絶対値精度を向上させることができる。
また、本発明の絶対値エンコーダ補正装置および補正方法によれば、被補正エンコーダと基準エンコーダを回転させ、その出力値に基づいて補正用位置データを生成した後、これを絶対値エンコーダ信号処理ユニットに実装されたフラッシュメモリに書き込むことにより、絶対値エンコーダを実現することができる。
また、予め算出した被補正エンコーダが確保してある絶対値精度からの差分情報を、その差分情報を演算が容易なように変換し、不揮発性メモリに記憶することで、不揮発性の記憶手段は少量で対応でき、CPU等を使用した演算など難しい処理は必要とせずにハードウエアだけの簡単な回路で高速に処理ができ、補正機能有り又はなしの選択が容易となり、小型化・コストダウン可能な絶対値エンコーダを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す絶対値エンコーダの構成図である。
【図2】第2実施形態を示す絶対値エンコーダ補正装置の構成図である。
【図3】第3実施形態を示すバーニア形アブソリュートエンコーダ信号処理ブロック図である。
【図4】補正処理部の機能ブロック図である。
【図5】従来の絶対値エンコーダの構成図である。
【図6】従来のバーニア形アブソリュートエンコーダ信号処理ブロック図である。
【符号の説明】
1 回転ディスク
2 スリット
3 磁気センサ
4 位相変調回路
5 位相差信号生成部
6 絶対値信号生成部
7 発振器
8 基準信号生成部
9 変調信号生成部
20 データ伝送部
21 モータ
22 モータ制御装置
30 不揮発性メモリ
31 反転器
32 加減算器
100 検出部
101 第1信号処理部
102 記憶手段(フラッシュメモリ)
103 外部読み書き手段(コネクタ)
200 第2検出部
201 データ処理部(パーソナルコンピュータ)
202 モータドライバ
203 モータ
204 第1検出部
300 信号処理部
Claims (14)
- 回転シャフトに固定された回転ディスクと、前記回転ディスクに対して空隙を介して対向配置された磁気式または光学式のセンサヘッドで構成された検出部と、前記検出部から出力される信号を位置データに処理する信号処理部とを備え、前記信号処理部から得られた位置データを出力する絶対値エンコーダにおいて、
前記信号処理部にはデータ読み書き可能な不揮発性の記憶手段が実装され、
前記記憶手段は、前記信号処理部外からデータの読み書き可能な外部読み書き手段を有すること
を特徴とする絶対値エンコーダ。 - 回転シャフトに固定された回転ディスクと、前記回転ディスクに対して空隙を介して対向配置された磁気式または光学式のセンサヘッドで構成された第1検出部と、前記第1検出部から出力される信号を位置データに処理する第1信号処理部と、前記第1信号処理部に実装されデータ読み書き可能な不揮発性の記憶手段と、前記記憶手段に設けられ前記第1信号処理部の外部からデータの読み書きが可能な外部読み書き手段とを備え、前記第1信号処理部から得られた位置データを出力する絶対値エンコーダの特性を補正する絶対値エンコーダ補正装置であって、
前記第1検出部と比較して絶対値精度が高い第2検出部と、前記第1信号処理部から出力される位置データ値と前記第2検出部から出力される信号を取り込むデータ処理部とを備え、
前記データ処理部では、前記第1信号処理部から出力される位置データ値を基に前記回転シャフトを少なくとも1回転以上回転させている間、前記第1検出部から出力される信号および前記第2検出部から出力される信号をそれぞれ処理して得られる位置データを基にそれぞれを位置データ1、位置データ2として前記第1信号処理部内の前記記憶手段に記憶させること
を特徴とする絶対値エンコーダ補正装置。 - 前記データ処理部は、前記第2検出部から出力される信号を処理する第2信号処理部と、前記第1信号処理部に接続され前記記憶手段に対して読み書き可能なマイクロコンピュータ搭載の補正用コントローラとで構成されたことを特徴とする請求項2に記載の絶対値エンコーダ補正装置。
- 前記データ処理部は前記第1信号処理部およびモータドライバに対して、前記第2検出部は前記回転シャフトに対してそれぞれ取り外し可能であることを特徴とする請求項2または3に記載の絶対値エンコーダ補正装置。
- 前記第1信号処理部に記憶された各々の位置データを基に位置データを出力する際、2nビットデータのうち、下位mビット分を補正することを特徴とする請求項2から4のいずれかの項に記載の絶対値エンコーダ補正装置。
- 前記第1信号処理部の記憶手段に記憶される各々の位置データは、
前記第1検出器の位置データ1と前記第2検出器の位置データ2とから、次式(位置データ1)−{位置データ2×(第1検出器の分解能/第2検出器の分解能)}
によって差分を算出し、
算出値を符号(+/−)と位置データ絶対値の1の補数とに変換し、
前記第1検出器の位置データ1に対応して記憶されること
を特徴とする請求項2から5のいずれかの項に記載の絶対値エンコーダ補正装置。 - 前記第1信号処理部は、不揮発性の記憶手段に記憶された前記符号(+/−)と前記位置データ絶対値の1の補数と、前記第1検出器の位置データ1とを加減算する加減算器部を有し、位置精度が補正された位置データを出力すること
を特徴とする請求項6記載の絶対値エンコーダ補正装置。 - 前記不揮発性記憶手段を不揮発性メモリICで構成し、前記メモリICの初期状態又はメモリIC内データ全消去によって、内部データが全て1となり、加減算の演算結果が加減算前の位置データと同じとなる構成としたことを特徴とする請求項7記載の絶対値エンコーダ補正装置。
- 前記第1信号処理部に記憶される各々の位置データは、前記加減算演算前の位置データ1と、前記不揮発性メモリICのアドレスバスとを対応させて記憶されることを特徴とする請求項8記載の絶対値エンコーダ補正装置。
- 請求項2から9のいずれかの項に記載の絶対値エンコーダ補正装置によって生成された補正データが前記不揮発性の記憶手段に書き込まれている請求項1記載の絶対値エンコーダ。
- 回転シャフトに固定された回転ディスクと、前記回転ディスクに対して空隙を介して対向配置された磁気式または光学式のセンサヘッドで構成された第1検出部と、前記第1検出部から出力される信号を位置データに処理する第1信号処理部と、前記第1信号処理部に実装されデータ読み書き可能な不揮発性の記憶手段と、前記記憶手段に設けられ前記第1信号処理部の外部からデータの読み書きが可能な外部読み書き手段とを備え、前記第1信号処理部から得られた位置データを出力する絶対値エンコーダの特性を補正する絶対値エンコーダ補正方法であって、
前記第1検出部と比較して絶対値精度が高い第2検出部と、前記第1信号処理部から出力される位置データ値と前記第2検出部から出力される信号を取り込むデータ処理部とを設け、
前記第1信号処理部から出力される位置データ値を基に前記回転シャフトを少なくとも1回転以上回転させている間、前記データ処理部により、前記第1検出部から出力される信号および前記第2検出部から出力される信号をそれぞれ処理して得られる位置データを基にそれぞれを位置データ1、位置データ2として前記第1信号処理部内の前記記憶手段に記憶させること
を特徴とする絶対値エンコーダ補正方法。 - 前記第1信号処理部に記憶された各々の位置データを基に位置データを出力する際、2nビットデータのうち、下位mビット分を補正することを特徴とする請求項11記載の絶対値エンコーダ補正方法。
- 前記第1信号処理部の記憶手段に記憶される各々の位置データは、
前記第1検出器の位置データ1と前記第2検出器の位置データ2とから、次式(位置データ1)−{位置データ2×(第1検出器の分解能/第2検出器の分解能)}
によって差分を算出し、
算出値を符号(+/−)と位置データ絶対値の1の補数とに変換し、
前記第1検出器の位置データ1に対応して記憶すること
を特徴とする請求項11または12に記載の絶対値エンコーダ補正方法。 - 前記第1信号処理部により、不揮発性の記憶手段に記憶された前記符号(+/−)と前記位置データ絶対値の1の補数と、前記第1検出器の位置データ1とを加減算し、位置精度が補正された位置データを出力することを特徴とする請求項13記載の絶対値エンコーダ補正方法。
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