JP2004316165A - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

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JP2004316165A
JP2004316165A JP2003109271A JP2003109271A JP2004316165A JP 2004316165 A JP2004316165 A JP 2004316165A JP 2003109271 A JP2003109271 A JP 2003109271A JP 2003109271 A JP2003109271 A JP 2003109271A JP 2004316165 A JP2004316165 A JP 2004316165A
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JP
Japan
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cover
base
nut
handle device
door handle
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JP2003109271A
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English (en)
Inventor
Tetsuro Tanimoto
哲朗 谷本
Koichi Nagata
浩一 永田
Masaki Nishikawa
雅喜 西川
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、ハンドル装置のグリップを構成するベースとカバー間に隙間の発生しない構成を実現することである。
【解決手段】ナット46をベース25又はカバー41に形成された穴42の開口縁47より深い位置に挿入して構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用ドアハンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のドアハンドル装置としては、後述する特許文献1に記載の装置が公知の技術となっている。この従来技術によるドアハンドル装置は、基本構成では図1に示される本発明の構成と同様で、操作者が握って車両のドア30を開閉するように操作するためのグリップ20を備えている。グリップ20はベース25と、ベース25に固定されるカバー41を備えて構成されている。このような構成で、従来技術においては、図3に示すように、カバー41には、ベース25とカバー41を固定するためのナット46が熱溶着工法などで埋設されている。このナット46は、カバー41に設けられた穴42に挿入される円筒部分46bと、穴の外に位置して円筒部分より大きい径のフランジ部分46aを備える形状となっている。
【0003】
【特許文献1】特開2002−30844号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術の構成では、ナット46を穴42に挿入するとき、カバー41の穴42の周囲部分は高温になって変形し易くなる。そして、挿入する荷重が大きすぎると穴42の開口縁が変形し、一方、荷重が少なすぎると挿入が不十分になってしまう。このために、ナット46の位置を精度良く穴42に埋設させることが難しいという問題がある。特に、ナット46の挿入が不十分になると、図4に示されるように、ベース25にカバー41を取付けたとき、ベース25とカバー41の間に隙間aが生じてしまう。グリップ20に隙間aがあると、外観上の問題だけでなく、握ったときの不快感、更には隙間に爪を引っ掛かけてしまうなどの原因にもなる。
【0005】
このため、本発明の課題は、ベースとカバー間に隙間の発生しない構成を実現することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明にて講じた第1の技術的手段は、ベースとカバーを備えるように構成されたグリップを有し、該ベース又は該カバーのいずれか一方にナットを固着し、該ナットに螺合するネジによって前記ベースと前記カバーを当接させて固定するように構成された車両用ドアハンドル装置において、前記ナットを前記ベース又は前記カバーに形成された穴の開口縁より深い位置に挿入して構成したことである。
【0007】
この構成によって、ナットの挿入位置に影響されずに、ベースとカバーは隙間無く当接して組付けられるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0009】
図1に、ドアハンドル装置10が車両ドア30に取付けられた状態を示す。ドアハンドル装置10は、主にフレーム11とグリップ20によって構成されている。フレーム11は樹脂製で、車両ドア30のアウタパネル31の車両内側(図1で下側)に2本のネジ45にて固定されている。フレーム11は、その長手方向が車両前後方向(図1の左右方向)となっており、アウタパネル31の凹形状と一致する緩やかな凹形状を有している。また、フレーム11には、車両前後方向に対して、フレーム11の前側部分と後側部分に開口部12、13が形成されている。開口部12には、グリップ20のベース25に形成されたアーム21が挿通される構成となっている。また開口部13には、ベース25に形成されたハンドルレバー28が挿通される。
【0010】
ハンドルレバー28は、図示しないドアロックと連動して、図1に2点鎖線で示されように、グリップ20を矢印の方向に回転させるように車両外方向に引くことによって、ドア30を開放できるように構成されている。
【0011】
グリップ20は、金属製若しくは樹脂製のベース25とカバー41を備えている。図1と図2に示されるように、カバー41の前及び後端部分の2か所にはナット46が埋設されている。ナット46に螺合する2本のネジ45によって、カバー41はベース25に固定される。このように組付けられたベース25とカバー41で囲まれたグリップ20の中空部分には、既知のハンドル装置で提案されているように、ハンドル装置10の操作に対応して、ドアロック装置(図示せず)を制御するための電装品60等を収納できる構成となっている。
【0012】
図2に、ナット46の埋設部分を拡大して示す。ナット46はカバー41に設けられた穴42に挿入される。ナット46は加熱され穴42の内径周辺部分の硬度が低くなるようにして挿入される、即ち熱溶着工法が用いられる。ナット46の外径は一様の円筒形を呈し、外径表面には適宜係止溝などが形成され、挿入後抜け難くする方法が採られる。ナット46は、穴42の開口縁47から、穴の奥のほうに僅か(図2に寸法bで示す)入った位置まで、挿入されている。従って、ナット46は十分に挿入されているかを、目視で容易に検査できるようになる。
【0013】
以上のように構成されたドアハンドル装置10では、ナット46に2本のネジ45でカバー41をベース25に固定したとき、ベース25は穴46の開口縁47と当接して固定される。このために、ナット46の位置は、厳密な精度を要求されずに、常にカバー41をベース25に隙間が生じないように組付けされる。
【0014】
【発明の効果】
本発明によって、操作者が握って操作するハンドル装置のグリップに、好ましくない隙間が生じないようにすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアハンドル装置の断面図である。
【図2】本発明に係るドアハンドル装置のカバーに埋設されたナットの部分の拡大図である。
【図3】従来技術におけるドアハンドル装置のカバーに埋設されたナットの部分の拡大図である。
【図4】従来技術におけるドアハンドル装置で、カバーとベース間に生じた隙間を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ドアハンドル装置
20 グリップ
25 ベース
41 カバー
42 穴
45 ネジ
46 ナット
47 開口縁

Claims (1)

  1. ベースとカバーを備えるように構成されたグリップを有し、該ベース又は該カバーのいずれか一方にナットを固着し、該ナットに螺合するネジによって前記ベースと前記カバーを当接させて固定するように構成された車両用ドアハンドル装置において、
    前記ナットを前記ベース又は前記カバーに形成された穴の開口縁より深い位置に挿入して構成したことを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007008265A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Mitsubishi Motors Corp 車両用ドア

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JP4645324B2 (ja) * 2005-06-29 2011-03-09 三菱自動車工業株式会社 車両用ドア

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