JP2004315028A - 内袋及び蓋体 - Google Patents

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Tadayuki Koyanagi
忠幸 小柳
Kei Matsumori
慶 松森
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Hosokawa Yoko KK
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Abstract

【課題】ヒートシール部にシール不良が生じにくく、内部に封入したもち等にカビが発生せず、且つ、安価な内袋の提供。
【解決手段】内袋1にはもち2が封入され、ガスバリア性を備えたフィルム材からなる外袋内に封入される。外袋内且つ内袋1外には酸素吸収剤が封入される。内袋1は外周層1Bと内周層1Aとからなる2層フィルム材により構成され、外周層1Bは厚さが15〜30μmの2軸延伸ポリプロピレンからなる。内周層1Aは厚さが10〜50μmのポリエチレンからなる。外周層1Bには、サンドペーパを環装したローラを圧接させることにより生じた微小な貫通孔26A、27Aや凹部26B、27Bからなる粗面加工部26、27が形成され、2層フィルム材の酸素透過度が2500〜3500cc/m、24hrに設定されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は内袋に関し、特に、内部に食品等の通気性を要する内容物が封入され、酸素吸収剤を収納した外袋内に封入される内袋、及び内部に食品等の通気性を要する内容物が装填された容器の開口部を封止する蓋体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、通気性を要する内容物であるもち等の食品は、比較的小さなサイズで複数個製造され、それぞれ1つずつ内袋に封入されている。そして、図7に示されるように、それぞれにもち102の封入された複数の内袋101は、まとめて1つの外袋150に封入される。外袋150は、ガスバリア性を備えたフィルム材により構成されており、外袋150内であって且つ内袋101外には、酸素吸収剤160が封入されている。この酸素吸収剤160により内袋101内及び外袋150内の酸素が吸収されるように構成されている。
【0003】
内袋101は、酸素透過性を有する一枚の2層フィルム材が所定の箇所にて折返され、対向縁がそれぞれヒートシールされて構成されたものである。2層フィルム材は、厚さが20μmの1軸延伸ポリプロピレンと厚さが30μmのポリエチレンとからなる。1軸延伸ポリプロピレンからなる面が、内袋101の外周層をなし、ポリエチレンからなる面が内周層をなす。
【0004】
内周層をなすポリエチレンは高い数値の酸素透過性を有しているが、外周層をなす1軸延伸ポリプロピレンの酸素透過性の数値は低い。このため、外周層をなす1軸延伸ポリプロピレンにはコロナ放電処理又は電子線照射が施され、微小な貫通孔や凹部を形成して酸素透過性の数値が高められ、2層フィルム材からなる内袋101全体の酸素透過性の数値が高められている。2層フィルム材全体の酸素透過性の数値が高められることにより、内袋101内に存在する酸素を内袋101外に追出し、内袋101外部にある酸素吸収剤160に吸収させることができるように構成されている。なお、内袋の一般的技術水準を示す先行技術文献としは、特開平6−278774号公報が挙げられる。同公報には、二軸延伸ポリエチレンを用いた酸素透過度調整積層フィルムからなる内袋が記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−278774号公報(2〜4頁)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の内袋101に用いられていた2層フィルム材は、いわゆる充填機適性が悪かった。即ち、2層フィルム材を構成する1軸延伸ポリプロピレンの滑り性にバラツキが出やすいため、内袋101を融着させてもち等の内容物を製袋充填する際にしわが寄りやすい。また、縦、横のバランスのとれた2軸延伸ポリプロピレンとは異なり、1軸延伸ポリプロピレンの分子の配向特性により1軸延伸ポリプロピレンは、印刷ラミネート加工中の加熱時に収縮が生じるため、しわが寄りやすい。また、1軸延伸ポリプロピレンは耐熱性が低いため、内袋101を融着させて製袋する際に充分に熱を加えることができない。これらのことより、シール不良によるリークが生じやすく、不良品が多数発生していた。内袋101にシール不良が生じていると、消費者が外袋150を開封した後に内袋101内に酸素が進入してしまい、内袋101を開封せずに食べ残した場合であっても日持ちが悪く、内袋101内のもちにカビが発生していた。
【0007】
また、1軸延伸ポリプロピレンは特殊なフィルムであるため、フィルム自体のコストが一般的なフィルム、例えば2軸延伸ポリプロピレンと比較しておおよそ25%も高い。仮に、1軸延伸ポリプロピレンに代えて、安価な2軸延伸ポリプロピレンを用いて外周層を構成した場合には、2軸延伸ポリプロピレンの分子の配向特性により、コロナ放電処理又は電子線照射によっても微小な貫通孔や凹部等を安定的に形成することができないため、内袋101の酸素透過性の数値を高めることが難しい。
【0008】
そこで本発明は、シール不良が生じにくく、内部に封入したもち等の内容物にカビが発生せず、且つ、安価な内袋、及び蓋体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ガスバリア性を備えたフィルム材から構成された外袋の内部には酸素吸収剤が封入され、複層フィルム材により構成されると共に内部に内容物を装填した状態で該外袋内に封入される内袋において、該複層フィルム材は、厚さが15〜30μmの2軸延伸ポリプロピレンからなる外周層と、厚さが10〜50μmのポリエチレン又は未延伸ポリプロピレンからなる内周層とを有し、該外周層に、突起物を環装したローラを圧接させることにより生じた微小な貫通孔や凹部よりなる粗面加工部が形成され、該粗面加工部と該内周層との間に空間が形成され、該複層フィルム材の酸素透過度が2500〜3500cc/m、24hr、20℃、atmに設定されていることを特徴とする内袋を提供している。
【0010】
ここで、該外周層の厚さが20μmであることが好ましい。
【0011】
また、該内周層の厚さが20〜40μmであることが好ましい。
【0012】
また、該内袋は略長方形状をした表面と裏面とを有し、該表面の各辺と該裏面の各辺とが互いに一致した位置関係を有し、該略長方形を規定し対向する第1、第2の辺の縁部は、該表面と該裏面とをそれぞれ構成する該内周層同士が融着してなるヒートシール部からなり、該略長方形を規定し対向する第3、第4の辺は、それぞれ該複層フィルム材が折返されてなる折返し部からなり、該裏面上の、該第3の辺と該第4の辺とを結ぶ方向の略中央の位置であって該第1の辺から該第2の辺に至るまでの部分には、該内周層同士が融着してなり該裏面から離間する方向へ突出する合掌部が設けられ、該裏面上の、該合掌部の近傍の位置には、第1の辺から第2の辺に至るまで、該粗面加工部が部分的に密集して形成されていることが好ましい。
【0013】
また、上述の該裏面上の該合掌部の近傍の位置に第1の辺から第2の辺に至るまで該粗面加工部が部分的に密集して形成されることに代えて、該内袋は略長方形状をした表面と裏面とを有し、該表面の各辺と該裏面の各辺とが互いに一致した位置関係を有し、該略長方形を規定し対向する第1、第2の辺の縁部は、該表面と該裏面とをそれぞれ構成する該内周層同士が融着してなるヒートシール部からなり、該略長方形を規定し対向する第3、第4の辺は、それぞれ該複層フィルム材が折返されてなる折返し部からなり、該折返し部及びその周辺の位置であって第1の辺から第2の辺に至るまでの部分には、該粗面加工部が部分的に密集して形成されていることが好ましい。
【0014】
また、該突起物はサンドペーパであり、該サンドペーパの番手は40乃至160番であり、該外周層全体に占める該粗面加工部の面積率が10乃至60%であることが好ましい。
【0015】
また、本発明は、開口部が形成され内部に内容物が装填される容器の該開口部を封止し、該容器内を略密閉状態とするための蓋体において、該蓋体は複層フィルム材により構成され、該複層フィルム材は、厚さが15〜30μmの2軸延伸ポリプロピレンからなる外側層と、厚さが10〜50μmのポリエチレン又は未延伸ポリプロピレンからなる内側層とを有し、該外側層に、突起物を環装したローラを圧接させることにより生じた微小な貫通孔や凹部よりなる粗面加工部が形成され、該粗面加工部と該内側層との間に空間が形成され、該複層フィルム材の酸素透過度が2500〜3500cc/m、24hr、20℃、atmに設定されている蓋体を提供している。
【0016】
ここで、該外側層の厚さが20μmであることが好ましい。
【0017】
また、該内側層の厚さが20〜40μmであることが好ましい。
【0018】
また、該突起物はサンドペーパであり、該サンドペーパの番手は40乃至160番であり、該外周面全体に占める該粗面加工部の面積率が10乃至60%であることが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態による内袋について図1乃至図2に基づき説明する。内袋1は、横長の長方形状をした1枚の2層フィルム材が所定の2カ所で折返され、対向縁がそれぞれヒートシールされて構成されたものであり、内部には通気性を要する内容物であるもち2が封入されている。内袋1は、ガスバリア性を備えたフィルム材で構成された図示せぬ外袋に封入される。外袋内であって且つ内袋外には、図示せぬ酸素吸収剤が封入される。
【0020】
内袋1を構成する1枚の2層フィルム材は、2軸延伸ポリプロピレンとポリエチレンとからなり、2軸延伸ポリプロピレンに対してポリエチレンをドライラミネートにより接着剤を用いて接着させることにより得られたものである。ポリエチレンは2軸延伸ポリプロピレンよりも融点が低く、且つ酸素透過度が高く、内周層1Aとして用いられている。ポリエチレンの酸素透過度は、7340cc/m、24hr、(23℃)、atm程度である。融点の低いポリエチレンが内周層1Aとして用いられているため、ヒートシールされた対向縁部、即ち、ヒートシール部では、いずれの位置においても、ポリエチレンからなる内周層1A同士が融着し合っている。2軸延伸ポリプロピレンは機械的強度が高いため、内袋1の外周層1Bとして用いられている。なお、図1、図2では、説明の便宜上、内周層1A、外周層1Bが強調されて厚く図示されている。図3〜図6における内周層1A、外周層1B、内側層5A、外側層5Bについても同様である。
【0021】
内袋1は、略長方形状をした表面10と裏面20とからなり、表面10の各辺と裏面20の各辺とは互いに一致した位置関係を有している。表面10を規定し互いに対向する第1の短辺11及び図示せぬ第2の短辺は、それぞれ、裏面20を規定し互いに対向する第1、第2の短辺21、22と融着されておりヒートシール部をなす。表面10を規定し互いに対向する第1、第2の長辺13、14は、それぞれ、裏面20を規定し互いに対向する第1、第2の長辺と共有し合う折返し部をなす。第1、第2の短辺11、21、22の長さは、50乃至60mmであり、第1、第2の長辺13、14の長さは、110乃至125mmである。第1の短辺11、21は第1の辺に相当し、表面10を規定する図示せぬ第2の短辺及び第2の短辺22は第2の辺に相当する。また、第1の長辺13は第3の辺に相当し、第2の長辺14は第4の辺に相当する。
【0022】
裏面20上であって、第1の長辺13と第2の長辺14とを結ぶ方向の略中央の位置には、2層フィルムの対向縁部をヒートシールすることにより構成された合掌部25が設けられている。合掌部25は、第1の短辺21から第2の短辺22に至るまで設けられている。合掌部25においても、内周層1Aをなすポリエチレン同士が融着し合っている。
【0023】
裏面20上の合掌部25の近傍の位置には、図1に示されるように、合掌部25に沿って帯状に、微小な貫通孔26A、27Aや凹部26B、27Bが形成された粗面加工部26、27が設けられている。前述のように、内袋1をなす2層フィルム材は、2軸延伸ポリプロピレンに対してポリエチレンをドライラミネートにより接着することにより得られたが、粗面加工部26、27は、ラミネートを行う前に、2軸延伸ポリプロピレンに対してサンドペーパを環装したローラを圧接させることにより設けられたものである。粗面加工部26、27を設けるために用いられたサンドペーパの番手は40〜160番である。
【0024】
粗面加工部26、27は、第1の短辺から第2の短辺22に至るまで設けられており、その幅は5〜30mmである。図2に示されるように、表面10上であって、粗面加工部26、27に対向する外周面1Bの位置にも、粗面加工部26、27と同様に微小な貫通孔28A、29Aや凹部28B、29Bが形成され粗面加工部26、27と同一形状をした粗面加工部28、29が設けられている。内袋1の外周面全体に占める粗面加工部26〜29の面積率は10%〜60%である。粗面加工部26、27、28、29の設けられている位置は、もち2の角部2A、2B、2C、2D(図1)の位置からずれている。このため、もち2の角部2A、2B、2C、2Dが内袋1の粗面加工部26、27、28、29の位置に当接することを防止でき、内袋1が破けてしまうことを防止することができる。
【0025】
粗面加工部26、27、28、29の部分においては、内周層1Aは外周層1Bに接着されておらず、内周層1Aと外周層1Bとの間に空間26a、27a、28a、29aが形成されている。この空間26a、27a、28a、29aは、外周層1Bをなす2軸延伸ポリプロピレンに対して内周層1Aをなすポリエチレンをドライラミネートにより接着させて1枚の2層フィルム材とするときに、粗面加工部26、27、28、29相当位置に接着剤を塗布しないことにより形成される。なお、図2では、説明の便宜上、空間26a、27a、28a、29aは強調して図示されている。図4、図6についても同様である。
【0026】
粗面加工部26、27、28、29が、内袋1の外周面全体に占める面積率10%〜60%で設けられ、粗面加工部26、27、28、29の部分においては、内周層1Aと外周層1Bとの間には空間26a、27a、28a、29aが形成されていることにより、内袋1全体の表面積を1mに換算して表すと、24時間以内に酸素が通過する量は2500〜3500cc/m(20℃)、atmの酸素透過度に設定される。従って、図示せぬ外袋内及び内袋1内の酸素は、内袋1と酸素吸収剤とが外袋内に封入された後、6時間で80〜90%が酸素吸収剤に吸収され、24時間ではほぼ100%が吸収される。
【0027】
この酸素透過度は、内袋1内の酸素が外袋内の酸素吸収剤に吸収されるのに充分な値であり、且つ、外袋を開封した後に内袋1内のもちを経時的な劣化に留めるに足る値である。具体的には、内袋1の酸素透過度が24時間で2500cc/m未満である場合には、内袋1内の酸素が内袋1外に排出されるのに時間がかかりすぎてしまい、内袋1内に装填されたもちにカビが発生する。24時間で3500cc/mを越える場合には、外袋が一度開封されて外袋内の空間と大気とが連通した状態となったときに、内袋1内に容易に酸素が進入してしまい、内袋1内のもちにカビが発生する。本実施の形態による内袋1では、酸素透過度が上述の値に設定されているため、外袋内への内袋1の封入後に内袋1内から素早く酸素を取除くことができ、且つ外袋開封後においても内袋1内への酸素の進入をある程度妨げることができ、カビ発生を効果的に防止することができる。
【0028】
内袋1をなす2層フィルム材の外周層1Bの厚さは、15乃至30μmである。厚さが15μm未満では、いわゆる充填機適性が低下してしまい、フィルム材のコシが弱くなりしわを発生し易くなり、シール不良を起こしやすい。また、このように薄い2軸延伸ポリプロピレンの層の製造は容易ではないため、製造コストが高くなる。厚さが30μmを越えると、2軸延伸ポリプロピレンが不必要に厚くなるため、2軸延伸ポリプロピレンを製造するのに必要な材料の量が多くなり、製造コストが高くなる。また、粗面加工部を設けるときには、2軸延伸ポリプロピレンからなる外周層が厚いため、微小な貫通孔や凹部を深く形成するためにサンドペーパによってより深いキズを広い面積に付ける必要があり、加工自体が困難となりコストが高くなる。これらの理由により2軸延伸ポリプロピレンの厚さを上述の範囲内とし、好ましくは20μmとする。外周層の厚さを20μmとすることにより、フィルム材のコシを強く保ち、且つ製造コストを低く抑えることができる。
【0029】
また、内袋1をなす2層フィルム材の内周層1Aの厚さは、10乃至50μmである。厚さが10μm未満では外周層を生成する加工が難しくなり、このように薄いポリエチレンの層の製造は容易ではないため、製造コストが高くなる。また、上述のように、ヒートシールされた部分においては、ポリエチレンからなる内周層1A同士が融着し合っており、このポリエチレンからなる内周層が薄くなると、ヒートシール部におけるシール性が低下し、シール不良を起こしやすい。また、厚さが50μmを越えると、ポリエチレンからなる内周層の酸素透過性の数値が低下する。また、折返し部のコシが強くなり、更に、溶融するのに熱量を多く必要とし、外周層の劣化を起こすため、ヒートシールする際にシールしにくくなり、シール性が低下する。これらの理由によりポリエチレンの厚さを上述の範囲内とし、好ましくは20乃至40μmとする。内周層の厚さを20〜40μmとすることにより、ヒートシール部におけるシール性を高い水準で維持し、酸素透過性の数値を高く保ち、且つ製造コストを低く抑えることができる。
【0030】
内袋1の酸素透過性をコントロールするために、サンドペーパを環装したローラを圧接させることにより形成される粗面加工部26、27、28、29を設けたため、従来のようにコロナ放電処理を行ったとしても、外周層1Bとして用いることができなかった2軸延伸ポリプロピレンを用いることができる。
【0031】
また、外周層1Bに2軸延伸ポリプロピレンを用いたため、製袋時に外周層1Bの縦方向と横方向とのバランスをよくすることができ、安定させることができる。即ち、2軸延伸ポリプロピレンは、場合によって滑り性にバラツキが起こらないため、印刷やラミネート加工を行う際に、しわを寄りにくくすることができる。また、印刷やラミネートの加工時の加熱による2軸延伸ポリプロピレン自体の収縮を抑えることができるため、しわを寄りにくくすることができる。また、耐熱性が高いため、内袋1の口を融着させて閉じる際に充分に熱を加えることができる。これらのことより、密封性が悪い為のシール不良の発生を抑えることができ、不良品の数を大幅に減じることができる。
【0032】
また、2軸延伸ポリプロピレンは特殊なフィルムではなく一般的なフィルムであるため、フィルム自体のコストを抑えることができ、内袋1を安価に製造することができる。
【0033】
また、内袋1をなす2層フィルム材の酸素透過性をコントロールする目的のためにコロナ放電処理を行う必要がないため、内袋1の製造にかかるコストを抑えることができる。
【0034】
内袋1の第1、第2の短辺11、21、22には、特にギャザーカットが形成されておらず、図1に示されるように一直線状をなしているが、裏面20上の合掌部25の近傍に、合掌部25に沿って微小な貫通孔26A、27Aや凹部26B、27Bが形成された粗面加工部26、27が設けられているため、内袋1を開封しようとする消費者が内袋1上部をつまんで合掌部の長手方向に沿って切り裂くことにより、粗面加工部26、27に沿って破けて、中に封入されている内容物であるもちを容易に取出すことができる。
【0035】
次に、本発明の第2の実施の形態による内袋について図3乃至図4に基づき説明する。本発明の第2の実施の形態による内袋3では、粗面加工部46、47は合掌部25の近傍の位置に設けられておらず、折返し部をなす第1、第2の長辺13、14及びその近傍の位置であって第1の短辺21から第2の短辺22に至るまでの部分に設けられている。また、2軸延伸ポリプロピレンでは分子が縦、横の2方向に配向しているが、何れか一の方向は第1の短辺21に平行である。このこと以外は第1の実施の形態による内袋1と同一である。図3、4においては、第1の実施の形態による内袋1を構成する部分と同一の部分については同一の符号を付して示している。
【0036】
微小な貫通孔46A、47Aや凹部46B、47Bが形成され、内周層1Aとの間に空間46a、47aが形成されている粗面加工部46、47は、他の部位よりも引裂き強度が低いので、内袋3を開封しようとする消費者が、第1、第2の長辺13、14の内のいずれか一方から第1の短辺21又は長辺13に平行に引張ると容易に引裂きが生じ、2軸延伸ポリプロピレンの分子の配向性と相まって他方の長辺の方向に直線的引裂きが生じる。このため、中に封入されている内容物であるもち2を容易に取出すことができる。
【0037】
次に、本発明の実施の形態による蓋体について図5乃至図6に基づき説明する。図5に示されるように、蓋体5は正方形をなす複層フィルム材により構成されており、容器6に形成された正方形の開口部6a(図6)を封止し、容器6内部を略密閉状態とする。容器6は、通気性のない発泡ポリスチレン等により構成されており、容器6内には納豆7(図6)が装填される。
【0038】
複層フィルム材は、より具体的には1枚の2層フィルム材である。複層フィルム材をなす2層フィルム材は、2軸延伸ポリプロピレンとポリエチレンとからなり、2軸延伸ポリプロピレンに対してポリエチレンをドライラミネートにより接着材を用いて接着させることにより得られたものである。ポリエチレンは酸素透過度が高く、内側層5Aとして用いられている。2軸延伸ポリプロピレンは機械的強度が高いため、外側層5Bとして用いられている。
【0039】
図5に示されるように、蓋体5の略中央の位置には、正方形をした複合フィルムの対向する一対の辺の中央位置を結ぶようにして帯状の粗面加工部56が設けられている。粗面加工部56には、微小な貫通孔56A(図6)や凹部56Bが形成されている。蓋体5によって封止された容器6の、容器6及び蓋体5の外周面全体に占める粗面加工部56の面積率は10%〜60%である。粗面加工部56は、内袋1の粗面加工部26〜29と同様に、2軸延伸ポリプロピレンに対してサンドペーパを環装したローラを圧接させることにより設けられたものである。粗面加工部56を設けるために用いられたサンドペーパの番手は40〜160番である。粗面加工部56の部分においては、内側層5Aと外側層5Bとの間に空間56aが形成されている。
【0040】
複層フィルム材の外側層5Bの厚さは、内袋1の外周層1Bと同様の理由により15乃至30μmであり、好ましくは20μmとする。複層フィルム材の内側層5Aの厚さは、内袋1の外側層1Aと同様の理由により10乃至50μmであり、好ましくは20乃至40μmとする。
【0041】
粗面加工部56が、容器6及び蓋体5の外周面全体に占める面積率10%〜60%で設けられ、粗面加工部56の部分においては、内側層5Aと外側層5Bとの間に空間56aが形成されていることにより、容器6及び蓋体5の外周面の面積を1mに換算して表すと、24時間以内に酸素が通過する量は2500〜3500cc/m(20℃)、atmの酸素透過度に設定される。酸素透過度がこのような値に設定されているため、蓋体5内への酸素の進入をある程度防ぐことができ、容器6内に装填された納豆7のような通気性を要する内容物に、カビが発生したりすることを効果的に防止することができる。
【0042】
本発明による内袋、蓋体は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施の形態では、内袋1の内周層1A、蓋体5の内側層5Aは、それぞれポリエチレンにより構成されたが、ポリエチレンに代えて未延伸ポリプロピレン(CPP)、EVA等により構成されてもよい。
【0043】
また、内袋1、蓋体5を構成する1枚の2層フィルム材は、2軸延伸ポリプロピレンに対してポリエチレンをドライラミネートにより接着させることにより得られたものであったが、ドライラミネートに限定されず、粗面加工部と内周層、内側層との間に容易に空間が形成されることができる接着方法であればよい。例えば、ノンソルベントラミネートによって接着させてもよく、また、サーマルラミネートにより接着させてもよい。
【0044】
また、第1の実施の形態による内袋1では、内袋1の第1、第2の短辺11、21、22には、特にギャザーカットが形成されておらず、図1に示されるように一直線状をなしていたが、この部分にギャザーカットを形成してもよい。このようにすることによって、内袋1の開封が極めて容易となる。
【0045】
【発明の効果】
請求項1記載の内袋によれば、内袋を構成する複層フィルム材が2軸延伸ポリプロピレンからなる外周層とポリエチレン又は未延伸ポリプロピレンからなる内周層とにより構成されているため、加熱融着させてもち等の内容物を製袋充填する際に、しわを寄りにくくすることができる。また、2軸延伸ポリプロピレン自体の加熱時の収縮を自ら抑えることができるためしわを寄りにくくすることができる。また、2軸延伸ポリプロピレンは耐熱性が高いため、加熱融着させて製袋充填する際に充分に熱を加えることができる。これらのことより、シール不良によるリークの発生を抑えることができ、不良品の数を大幅に減じることができる。また、2軸延伸ポリプロピレンは特殊なフィルムではなく一般的なフィルムであるため、フィルム自体のコストを抑えることができ、内袋を安価で製造することができる。
【0046】
また、サンドペーパを環装したローラを圧接させることにより生じた微小な貫通孔や凹部よりなる粗面加工部を外周層に設け、粗面加工部と内周層との間に空間が形成されるようにしたため、従来のようにコロナ放電処理や電子線照射を行う必要がなくなり、この処理を行うための特殊な技術が必要なくなり、内袋の製造にかかるコストを抑えることができる。
【0047】
また、複層フィルム材の酸素透過度が2500〜3500cc/m、24hr、20℃、atmに設定されているため、外袋開封前、開封後のいずれにおいても、内袋内に封入されたもち等の内容物におけるカビ発生を効果的に防止することができる。
【0048】
また、複層フィルム材は、厚さが15〜30μmの2軸延伸ポリプロピレンからなる外周層と、厚さが10〜50μmのポリエチレン又は未延伸ポリプロピレンからなる内周層とを有しているため、複層フィルム材のコシを保ちつつ製造コストを低く抑えることができる。また、ヒートシール部におけるシール性を必要な水準で維持し、酸素透過性を維持しつつ、製造コストを低く抑えることができる。
【0049】
請求項2、8記載の内袋、蓋体によれば、外周層、外側層の厚さが20μmであるため、フィルム材のコシを強く保ち、且つ製造コストを低く抑えることができる。
【0050】
請求項3記載の内袋によれば、酸素透過性の高い内周層の厚さが20〜40μmであるため、ヒートシール部におけるシール性を高い水準で維持し、酸素透過性を高く保ち、且つ製造コストを低く抑えることができる。
【0051】
請求項4記載の内袋によれば、裏面上の、合掌部の近傍の位置には、第1の辺から第2の辺に至るまで、粗面加工部が部分的に密集して形成されているため、内袋を開封しようとする消費者が内袋上部をつまんで合掌部に沿って切り裂くことにより、粗面加工部に沿って破け、中に封入されているもち等の内容物を容易に取出すことができる。
【0052】
請求項5記載の内袋によれば、折返し部及びその周辺の位置であって第1の辺から第2の辺に至るまでの部分には、粗面加工部が部分的に密集して形成されているため、内袋を開封しようとする消費者が、一方の折返し部から第1の辺に平行に引張ると粗面加工部において容易に引裂きを生じさせることができ、中に封入されているもち等の内容物を容易に取出すことができる。
【0053】
請求項6記載の内袋によれば、サンドペーパの番手が40〜160番であり、外周層の全体に占める粗面加工部の面積率が10乃至60%であるため、内袋全体の表面積を1mに換算して表した場合の内袋の酸素透過度を、24時間で2500〜3500cc/m(20℃)、atmといった値にコントロールすることができる。
【0054】
請求項7記載の蓋体によれば、蓋体を構成する複層フィルム材が2軸延伸ポリプロピレンからなる外側層とポリエチレン又は未延伸ポリプロピレンからなる内側層とにより構成されているため、加熱融着させて蓋体を容器の開口部を封止する際に、蓋材自体にしわを寄りにくくすることができる。また、2軸延伸ポリプロピレン自体の加熱時の収縮を自ら抑えることができるためしわを寄りにくくすることができる。また、2軸延伸ポリプロピレンは耐熱性が高いため、加熱融着させて容器に蓋体を容器の開口部を封止する際に、充分に熱を加えることができる。これらのことより、シール不良によるリークの発生を抑えることができ、不良品の数を大幅に減じることができる。また、2軸延伸ポリプロピレンは特殊なフィルムではなく一般的なフィルムであるため、フィルム自体のコストを抑えることができ、蓋体を安価で製造することができる。
【0055】
また、サンドペーパを環装したローラを圧接させることにより生じた微小な貫通孔や凹部よりなる粗面加工部を外側層に設け、粗面加工部と内側層との間に空間が形成されるようにしたため、従来のようにコロナ放電処理を行う必要がなくなり、この処理を行うための特殊な技術が必要なくなり、蓋体の製造にかかるコストを抑えることができる。
【0056】
また、複層フィルム材の酸素透過度が2500〜3500cc/m、24hr、20℃、atmに設定されているため、蓋体によって封止された状態の容器内の、納豆等の内容物におけるカビや腐敗の発生を効果的に防止することができる。
【0057】
また、複層フィルム材は、厚さが15〜30μmの2軸延伸ポリプロピレンからなる外側層と、厚さが10〜50μmのポリエチレン又は未延伸ポリプロピレンからなる内側層とを有しているため、複層フィルム材のコシをある程度保ちつつある程度製造コストを低く抑えることができる。また、ヒートシール部におけるシール性をある程度の水準で維持し、酸素透過性を維持しつつ、製造コストを低く抑えることができる。
【0058】
請求項9記載の蓋体によれば、酸素透過性の高い内側層の厚さが20〜40μmであるため、酸素透過性を高く保ち、且つ製造コストを低く抑えることができる。
【0059】
請求項10記載の蓋体によれば、サンドペーパの番手が40〜160番であり、容器及び蓋体の外周面の全体に占める粗面加工部の面積率が10乃至60%であるため、容器及び蓋体の外周面全体の表面積を1mに換算して表した場合の蓋体の酸素透過度を、24時間で2500〜3500cc/m(20℃)、atmといった値にコントロールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による内袋を示す斜視図。
【図2】本発明の第1の実施の形態による内袋を示す断面図。
【図3】本発明の第2の実施の形態による内袋を示す斜視図。
【図4】本発明の第2の実施の形態による内袋を示す断面図。
【図5】本発明の実施の形態による蓋体を示す斜視図。
【図6】本発明の実施の形態による蓋体を示す断面図。
【図7】従来の内袋が酸素吸収剤と共に外袋の中に封入された状態を示す概略図。
【符号の説明】
1 内袋
1A 内周層
1B 外周層
2 もち
3 内袋
5 蓋体
5A 内側層
5B 外側層
6 容器
6a 開口部
7 納豆
10 表面
11、21 第1の短辺
13 第1の長辺
14 第2の長辺
20 裏面
22 第2の短辺
25 合掌部
26、27、28、29、46、47、56 粗面加工部
26A、27A、28A、29A、46A、47A、56A 貫通孔
26B、27B、28B、29B、46B、47B、56B 凹部
26a、27a、28a、29a、46a、47a、56a 空間

Claims (10)

  1. ガスバリア性を備えたフィルム材から構成された外袋の内部には酸素吸収剤が封入され、複層フィルム材により構成されると共に内部に内容物を装填した状態で該外袋内に封入される内袋において、
    該複層フィルム材は、厚さが15〜30μmの2軸延伸ポリプロピレンからなる外周層と、厚さが10〜50μmのポリエチレン又は未延伸ポリプロピレンからなる内周層とを有し、
    該外周層に、突起物を環装したローラを圧接させることにより生じた微小な貫通孔や凹部よりなる粗面加工部が形成され、該粗面加工部と該内周層との間に空間が形成され、該複層フィルム材の酸素透過度が2500〜3500cc/m、24hr、20℃、atmに設定されていることを特徴とする内袋。
  2. 該外周層の厚さが20μmであることを特徴とする請求項1記載の内袋。
  3. 該内周層の厚さが20〜40μmであることを特徴とする請求項1記載の内袋。
  4. 該内袋は略長方形状をした表面と裏面とを有し、該表面の各辺と該裏面の各辺とが互いに一致した位置関係を有し、
    該略長方形を規定し対向する第1、第2の辺の縁部は、該表面と該裏面とをそれぞれ構成する該内周層同士が融着してなるヒートシール部からなり、該略長方形を規定し対向する第3、第4の辺は、それぞれ該複層フィルム材が折返されてなる折返し部からなり、
    該裏面上の、該第3の辺と該第4の辺とを結ぶ方向の略中央の位置であって該第1の辺から該第2の辺に至るまでの部分には、該内周層同士が融着してなり該裏面から離間する方向へ突出する合掌部が設けられ、
    該裏面上の、該合掌部の近傍の位置には、第1の辺から第2の辺に至るまで、該粗面加工部が部分的に密集して形成されていることを特徴とする請求項1記載の内袋。
  5. 該内袋は略長方形状をした表面と裏面とを有し、該表面の各辺と該裏面の各辺とが互いに一致した位置関係を有し、
    該略長方形を規定し対向する第1、第2の辺の縁部は、該表面と該裏面とをそれぞれ構成する該内周層同士が融着してなるヒートシール部からなり、該略長方形を規定し対向する第3、第4の辺は、それぞれ該複層フィルム材が折返されてなる折返し部からなり、
    該折返し部及びその周辺の位置であって第1の辺から第2の辺に至るまでの部分には、該粗面加工部が部分的に密集して形成されていることを特徴とする請求項1記載の内袋。
  6. 該突起物はサンドペーパであり、該サンドペーパの番手は40乃至160番であり、
    該外周層全体に占める該粗面加工部の面積率が10乃至60%であることを特徴とする請求項4又は5記載の内袋。
  7. 開口部が形成され内部に内容物が装填される容器の該開口部を封止し、該容器内を略密閉状態とするための蓋体において、
    該蓋体は複層フィルム材により構成され、該複層フィルム材は、厚さが15〜30μmの2軸延伸ポリプロピレンからなる外側層と、厚さが10〜50μmのポリエチレン又は未延伸ポリプロピレンからなる内側層とを有し、
    該外側層に、突起物を環装したローラを圧接させることにより生じた微小な貫通孔や凹部よりなる粗面加工部が形成され、該粗面加工部と該内側層との間に空間が形成され、該複層フィルム材の酸素透過度が2500〜3500cc/m、24hr、20℃、atmに設定されていることを特徴とする蓋体。
  8. 該外側層の厚さが20μmであることを特徴とする請求項7記載の蓋体。
  9. 該内側層の厚さが20〜40μmであることを特徴とする請求項7記載の蓋体。
  10. 該突起物はサンドペーパであり、該サンドペーパの番手は40乃至160番であり、
    該外周面全体に占める該粗面加工部の面積率が10乃至60%であることを特徴とする請求項7記載の蓋体。
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