JP2004313027A - 茶葉の製造ライン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】生茶葉の酸化酵素の活性をなくす殺青処理を施すべく当該生茶葉を炒るための殺青機3と、該殺青機3で付着した粉を取り除きつつ冷却する冷却粉取機4と、茶葉に加圧して当該茶葉各部の水分を均一にするための揉捻機5と、茶葉を葉さばきしながら熱風によって加熱し、圧迫と摩擦によって当該茶葉内の水分を蒸発させる粗揉機6と、茶葉の締りを強くして形状を整えるべく、茶葉に対して揉み圧を付与する揉捻機7と、貯蔵に耐えうる水分になるまで茶葉を乾燥する乾燥機8とを有するとともに、殺青機3、冷却粉取機4、揉捻機5、粗揉機6、揉捻機7及び乾燥機8の順でラインが構成されたものである。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、釜炒り茶や釜炒り茶と似た香味を有する釜炒り風茶を製造するための茶葉の製造ラインに関する。
【0002】
【従来の技術】
消費者の趣向の多様化に伴い、近年、種々味及び香りの茶が提供されてきており、特に釜炒り茶に似た味及び香りの釜炒り風の茶も多種提供されるに至っている。ところで、釜炒り茶は、生茶葉の青臭みを消すとともに、茶葉内の酸化酵素の活性を失わせるべく殺青機による殺青処理が施されるのであるが、釜炒り風のものにおいても、釜炒りと似た香味を得るべく当該殺青機による加工が施される。
【0003】
釜炒り茶を得るには、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されているように、炒葉(第1円筒と円筒或いは葉振るい)工程、揉捻工程、第一水乾工程、第二水乾工程、締め工程、及び乾燥工程の順で製造工程が施されるよう製造ラインが形成されていた。それに加えて、炒葉(第1円筒と連続揉圧と円筒或いは葉振るい)工程、揉捻工程、水乾工程、締め工程、及び乾燥工程を行う製法が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平2−35040号公報
【特許文献2】
特開昭63−294744号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の如き製造ラインで得られた釜炒り茶においては、一般の煎茶に比べて、必要な成分の抽出性が悪いので、抽出に時間がかかったり、抽出液中に必要な成分が少なくなってしまうという問題があった。一方、消費者の多様化に応じるべく釜炒り茶と似た独特の香味を持った釜炒り風茶葉を得るには、製茶工場内に設置すべきラインを新規のものとする必要があるが、そのラインの設置コストが嵩んでしまうと、製造コストも嵩んでしまい、消費者に受け入れられなくなってしまうという問題もあった。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、必要な成分の抽出性が良好で、且つ、ラインコストを低減しつつ、釜炒り茶や釜炒り茶と似た独特の香味を持った釜炒り風茶葉を得ることができる茶葉の製造ラインを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、釜炒り茶又は釜炒り風茶を製造するための茶葉の製造ラインであって、生茶葉の酸化酵素の活性をなくす殺青処理を施すべく当該生茶葉を炒るための殺青機と、該殺青機で付着した粉を取り除きつつ冷却する冷却粉取機と、茶葉に加圧して当該茶葉各部の水分を均一にするための練機と、茶葉を葉さばきしながら熱風によって加熱し、圧迫と摩擦によって当該茶葉内の水分を蒸発させる揉乾機と、茶葉の締りを強くして形状を整えるべく、茶葉に対して揉み圧を付与する揉捻機と、貯蔵に耐えうる水分になるまで茶葉を乾燥する乾燥機とを有するとともに、前記殺青機、冷却粉取機、練機、揉乾機、揉捻機及び乾燥機の順でラインが構成されたことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の茶葉の製造ラインにおいて、前記練機及び揉捻機は、茶葉を載置可能な揉盤と、該揉盤上面に沿って回動自在な鉢と、該鉢内に配設されて当該鉢と連動して前記揉盤上を回動する揉圧盤と、該揉圧盤を前記揉盤に対して荷重を付与させるとともにその荷重を調整して茶葉に対する揉み圧を調整可能な分銅とを備え、当該分銅の調整にて前記練機による揉み圧を揉捻機による揉み圧より大きくしたことを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の茶葉の製造ラインにおいて、前記練機及び揉捻機の前記揉盤上面には、それら中心から円弧状に延びる複数のヒルがそれぞれ固設されるとともに、当該練機のヒルの方が前記揉捻機のヒルより径が大きく形成されたことを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項2又は請求項3記載の茶葉の製造ラインにおいて、前記揉捻機は、回分式のものから成るとともに、前記鉢を所定時間正転させた後、茶葉に対する揉み圧を低減又は解除しつつ当該鉢を所定時間逆転させ得ることを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の茶葉の製造ラインにおいて、前記揉捻機を流動式のものとしつつ複数直列に配設して、それぞれを搬送手段で結んで構成するとともに、各揉捻機の間の搬送手段には茶葉を解すための解し手段がそれぞれ配設されたことを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の茶葉の製造ラインにおいて、前記揉乾機は、茶葉を収容する揉室、該揉室を縦断して回転可能とされた回転軸と、該回転軸に形成されて揉室内の茶葉を撹拌するための葉ざらいと、前記回転軸に形成されて揉室内の茶葉を揉むための揉手と、前記揉室内に熱風を供給する熱風発生手段とを有し、前記揉室内の茶葉における水分を調整するための水分調整手段を具備したことを特徴とする。
【0013】
請求項7記載の発明は、請求項6記載の茶葉の製造ラインにおいて、前記揉手における前記揉室内周面と対向する部位には、凹凸形状が形成されたことを特徴とする。
【0014】
請求項8記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の茶葉の製造ラインにおいて、前記乾燥機の前に、ライン途中で生じた玉を選別する玉選別装置及び該玉選別装置で選別された玉を解くための玉解き装置を一対として配設したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態にかかる茶葉の製造ラインは、釜炒り茶を製造するためのラインであり、図1に示すように、製茶工場1内に配設された各種装置にて構成されている。
【0016】
同図に示すように、本製造ラインは、給葉機2と、殺青機3と、冷却粉取機4と、練機としての揉捻機5と、揉乾機としての粗揉機6と、揉捻機7と、乾燥機8とから主に構成されており、これら装置が各種搬送手段9〜23によって結ばれている。即ち、各工程を経た茶葉は、各種搬送手段9〜23によって自動的に次工程へ搬送され、所望の加工が施されるようになっているのである。
【0017】
給葉機2は、茶園等から運搬された生茶葉を収容するための生葉収容部A(生葉コンテナaや生葉流量計b等で構成されている)から殺青機3内に当該生茶葉を搬入するためのもので、図2に示すように、製茶工場1の床面から所定角度傾斜しつつ殺青機3の投入口3aまで延設されている。かかる給葉機2には、生茶葉に含まれた切れ葉を取り除くための切葉取り機(不図示)が配設されており、殺青機3内への切れ葉の混入が抑制されている。これにより、より高品質な釜炒り茶を得ることができる
【0018】
即ち、切れ葉は加熱によってこげ易いため、当該切れ葉が殺青機3に混入して殺青処理が行われると、殺青処理時の熱によってこげてしまって茶葉全体の香味を損ない、品質が低下してしまう虞があるのである。然るに、後工程における冷却粉取機4によって、混入したこげを取り除くことはできるのであるが、殺青機3内におけるこげが混入した状態は回避できず、当該混入によって茶葉の香りに悪影響を与えてしまう虞がある。
【0019】
殺青機3は、図2に示すように、側面が密閉された金属製円筒形状の殺青胴3cを有し、該殺青胴3cが傾斜しつつその軸周りに回転して、投入口3aから投入された生茶葉を取出口3bまで導くようになっている。また、殺青胴3cの下方には、ガンタイプのバーナ3dを有した火炉3eが形成されており、回転する殺青胴3cの外周面から加熱し得るよう構成されている。このような殺青胴3cを介する加熱により、生茶葉を炒ることができ、当該生茶葉の酸化酵素の活性をなくして青臭みを消すとともに、釜炒り茶特有の香味を持たせることができる。
【0020】
殺青機3による殺青処理が終了し、取出口3bから排出された茶葉は、搬送手段9及び10にて冷却粉取機4に搬送される。かかる冷却粉取機4は、回転する網胴を有し、該網胴内を殺青処理後の茶葉を通過させることにより、付着したこげ等の粉を取り除きつつ冷却するものである。この冷却粉取機4を経ることにより、こげ等がなく、また、品温を下げることで色がよくなり品質の高い茶葉とすることができる。
【0021】
上記冷却粉取機4から排出された茶葉は、図3に示すような搬送手段11及び16によって揉捻機5に搬送される。該揉捻機5は、茶葉を加圧しつつ旋転することにより、当該茶葉各部(主に茶葉の内部と表面部)の水分を均一にするためのものである。かかる揉捻機5の具体的構成は、後述する揉捻機7と略同様のものとされ、例えば図4に示すように、茶葉を載置可能な揉盤24と、該揉盤24上面に沿って回動自在な鉢25と、該鉢25内に配設されて当該鉢25と連動して揉盤24上を回動する揉圧盤26と、該揉圧盤26を揉盤24に対して荷重を付与させるとともにその荷重を調整して茶葉に対する揉み圧を調整可能な分銅27とで主に構成されている。
【0022】
揉捻機5と揉捻機7とでは、分銅27による荷重の調整が異なっており、当該揉捻機5による揉み圧の方が揉捻機7による揉み圧より大きくなるよう設定されている。これにより、製造ラインを流れる茶葉は、揉捻機5によって強く揉まれた後、粗揉機6を介して揉捻機7に至り、そこで揉捻機5より弱く揉まれることとなる。即ち、揉捻機5においては、茶葉に加圧して当該茶葉の芯水(内部の水分)を揉み出し、水分の均一化が目的とされる一方、揉捻機7においては、茶葉の締りを強くして形状を整えるべく、茶葉に対して揉み圧を付与することが目的とされている。
【0023】
また、揉捻機5における揉盤24の上面には、図5に示すように、中心Cから円弧状に延びる複数のヒル24aがそれぞれ溶接などにより固設されている。同様に、揉捻機7の揉盤24’の上面にも中心から円弧状に延びる複数のヒル24a’が形成されており、その断面形状が図6(b)に示されている(便宜上、揉捻機7の揉盤を符号24’、そこに形成されたヒルを符号24a’とおく)。
【0024】
これに対し、図6(a)には、揉捻機5におけるヒル24aの断面図が示されており、同図(a)と(b)とを比較して分かるように、その断面が揉捻機5と揉捻機7とで異なった径D及び径dのものとされている。即ち、揉捻機5におけるヒル24aの径Dの方が揉捻機7におけるヒル24a’の径dより大きく設定されており、当該揉捻機5による揉み圧の方が揉捻機7による揉み圧より大きくなるよう構成されている。
【0025】
尚、ヒルの径を大きくすると当該ヒルと茶葉との摩擦が増大して揉み圧が大きくなるのであるが、それに伴い、揉盤24上での茶葉の流動性が悪化して1箇所に滞ってしまう虞がある。かかる不具合を回避するために、揉捻機5の方が揉捻機7より隣接するヒル24aを24a’より間隔を広く形成し、茶葉の揉盤24上での流動性を確保するのが好ましい。
【0026】
上記の如き構成により、粗揉機6及び揉捻機7よりも前工程に茶葉の水分を均一にするための練機としての揉捻機5が配設されているので、例えば3番茶以降の水分が少ない茶葉に対しても良好な加工を可能とし、次工程以降の茶葉の乾燥効率を向上させることができる。従って、種々乾燥状態の茶葉に対し常に高品質の釜炒り茶を得ることができる。
【0027】
尚、本実施形態においては上述の如き構成の揉捻機5を配設しているが、茶葉に加圧して当該茶葉各部の水分を均一にする(本発明においては、かかる作用を茶葉に及ぼし得るものを「練機」と称している)ことができれば、他の構成のものに代えてもよい。例えば、ローラ式と呼ばれる連続揉捻機(円筒状部材内で旋転するローラを有したものであり、該ローラを旋転させつつ円筒状部材内で茶葉を通過させる過程において、茶葉が円筒状部材内周面とローラ外周面との間で強力に圧迫されるもの)を用いることもできる。
【0028】
ところで、上記揉捻機5は流動式のものとされ、搬送手段11から順次送られてくる茶葉を加工しつつ、加工の終了したものから順次排出するよう構成されているが、揉捻機7は回分式のものとされ、一定量の茶葉を一括して加工して、所定時間経過後一括して排出されるよう構成されている。かかる揉捻機7は、茶葉の締りを強くして形状を整えるべく茶葉に対して揉み圧を付与するためのものである。
【0029】
ここで、本実施形態に係る揉捻機7は、鉢25を所定時間正転させた後、茶葉に対する揉み圧を低減又は解除しつつ当該鉢25を所定時間逆転させるよう制御されている。例えば、工程時間を30分間とした場合、揉圧盤26にて所定揉み圧を付与しつつ鉢25を9分間正転させた後、分銅27を調整して揉み圧を低減又は解除しつつ鉢25を1分間逆転させ、この工程を3回繰り返すようにする。このように、揉み圧を低減又は解除しつつ鉢25を逆転させる工程により、揉捻中に生成された玉(茶葉の塊)が解され、それぞれの茶葉の形状を略均一に整えることができるのである。また、揉捻機7による工程を経ることにより、必要な成分の抽出性が良好な製品茶を得ることができる。
【0030】
尚、揉捻機7における揉圧盤26と鉢25とを鎖等の回転防止具により連結させ、これらの相対的回転を抑制させたり、或いは揉圧盤26の底面(揉盤24’と対向する面)に複数の凸部を形成したりして、茶葉に対してより確実に揉捻作用を及ぼし得るよう構成してもよい。また、揉捻中の揉捻機7における揉盤24上に所定量の水を供給することにより茶葉を柔らかくするようにしてもよい。
【0031】
揉捻機5による揉捻工程を終了した茶葉は、搬送手段17に落下した後、搬送手段18、12及び19を介して揉乾機としての粗揉機6に搬送される(図3参照)。かかる粗揉機6は、茶葉を葉さばきしながら熱風によって加熱し、圧迫と摩擦によって当該茶葉内の水分を蒸発させるものであり、同図に示すように、当該粗揉機6内に熱風を供給するための熱風火炉6a(熱風発生手段)及び該熱風火炉6aと粗揉機6内部とを連結する熱風通路6bを有している。
【0032】
粗揉機6は、図7に示すように、茶葉が収容される揉室6aaと、該揉室6aaを縦断して回転可能とされた回転軸6abと、該回転軸6abに形成されて揉室6aa内の茶葉を撹拌するための葉ざらい6acと、回転軸6abに形成されて揉室6aa内の茶葉を揉むための揉手6adとを有しており、回転軸6abを回転駆動させることにより、揉室6aa底面の茶葉を葉さばきして撹拌させつつ当該茶葉の水分を蒸発させるとともに、揉手6adと揉室6aaの底面との間で茶葉を加圧して揉み込むようになっている。
【0033】
特に、本実施形態における揉手6adには、揉室6aa内周面と対向する部位に、弾性部材等から成る凹凸形状mが形成されている。かかる凹凸形状mにより、茶葉に対して確実に揉み込み作用を及ぼすことができ、粗揉工程中の茶葉をより柔らかくして、水分の少ない茶葉の加工時においても葉くずれ等の不具合を回避することができる。
【0034】
ここで、粗揉機6と熱風火炉6aとを結ぶ熱風通路6bには、図3に示すように、水分調整手段としての加湿装置28が配設されている。かかる加湿装置28は、熱風火炉6aから粗揉機6の揉室6aa内に流入する熱風を加湿して、当該揉室6aa内の茶葉における水分を調整するためのものである。これにより、茶葉の上乾き現象を防止し、高品質の製品茶を得ることができる。
【0035】
また、揉室6aa内の茶葉における水分を調整するための他の手段(他の形態の水分調整手段)として以下のものが挙げられる。例えば、揉室6aaに所定量の霧、蒸気、水又は湯を直接供給するようにすれば、粗揉工程中の茶葉を柔らかくすることができ、水分の少ない茶葉の加工時においても葉くずれ等の不具合を回避することができる。
【0036】
更に、粗揉工程中の茶葉の表面水分が必要以上に蒸発してしまうのを回避するために、葉ざらい6acによる茶葉の撹拌を抑制したり、或いは熱風火炉6aによる熱風の供給量を減少させ、茶葉の表面水分が必要以上に蒸発しないようにすることもできる。このうち、葉ざらい6acによる茶葉の撹拌抑制方法として、葉ざらい6acの爪の数を通常より減らしたり(例えば3本程度とする)、或いは葉ざらい6acの回転軸6abに対する取り付け角度を可変とするのが有効である。
【0037】
一方、熱風の供給量を減少させる方法として、熱風通路6bの一部(熱風通路6bから揉室6aaまで通じる風導(不図示)を含む)に外気に開放可能な逃がし窓を形成しておき、該逃がし窓から熱風通路6bを通過する熱風の一部を逃がすようにしてもよいし、熱風火炉6aが具備する送風機(不図示)の回転数を低下させ、送る熱風自体を低減させるようにしてもよい。
【0038】
また更に、揉室6aa内の茶葉を柔らかくすべく、揉室6aaを構成する胴部材を金属製のものとするとともに、該胴部材を電熱にて加熱したり、或いは当該胴部材の下方からバーナなどによって加熱するよう構成してもよい。このように構成することで、水分の少ない茶葉の加工時において風ではなく熱による乾燥を行うため、茶葉内部の水分が適度に表面に出てくることとなり、茶葉の水分が必要以上に乾燥することがなく茶葉の整形性を良好とすることができる。
【0039】
また、粗揉機6は、流動式のものとされており、上部の投入口から順次茶葉が導入され、粗揉工程が終了したものから順次下部の取出口より排出されるよう構成されたものであるが、これに代えて回分式(一定量の茶葉を一括して加工して、所定時間経過後一括して排出されるよう構成されたもの)としてもよい。また、粗揉機6に代えて、揉捻機5と揉捻機7との間に他の揉乾機(中揉み機や中揉機等、茶葉を葉さばきしながら熱風によって加熱し、圧迫と摩擦によって当該茶葉内の水分を蒸発させるもの)を配設するようにしてもよい。
【0040】
上記粗揉機6によって粗揉工程を経た茶葉は、当該粗揉機6の下方に配設された搬送手段20に落下され、搬送手段21を介して揉捻機7に搬送される。かかる揉捻機7は、前述した通り回分式のものであるが、これに代えて流動式のものとしてもよい。かかる流動式の場合は、鉢26の正転及び逆転動作による茶葉の解し作用を及ぼすことができなくなるが、以下の構成とすることにより、本工程において茶葉の解し作用を及ぼすことができる。
【0041】
即ち、図10に示すように、流動式の揉捻機7a〜7cを直列に配設して、それぞれを振動コンベア等の搬送手段h1〜h3で結んで構成するとともに、各揉捻機の間の搬送手段に茶葉を解すための解し手段29a〜29cをそれぞれ配設することができる。また、同図の如く直列に配設する揉捻機は3つに限定されず複数であれば足りるとともに、製造ラインの上流から下流に亘って配設された流動式の揉捻機における容量を徐々に小さくするようにしてもよい。尚、各搬送手段に配設される解し手段としては、後述する玉解き装置を用いるのが好ましい。
【0042】
揉捻機7による揉捻工程が終了した茶葉は、搬送手段22に落下した後、搬送手段23、13、14及び15を経て乾燥機8に搬送される。かかる乾燥機8は、貯蔵に耐えうる水分となるまで茶葉を乾燥するためのもので、一連の釜炒り茶の製造ラインの最終工程に位置している。この乾燥機8による乾燥工程を経た茶葉は、その後の袋詰め工程等に搬送されることとなる。
【0043】
上記茶葉の製造ラインによれば、殺青機3、冷却粉取機4、揉捻機5、粗揉機6、揉捻機7及び乾燥機8の順でラインが構成されており、ライン構成を簡単なものとすることができるので、ラインコストを低減しつつ、釜炒り茶を得ることができる。特に、粗揉機6の後工程に揉捻機7が配設されており、必要な成分の抽出性が良好な製品茶とすることができる。
【0044】
ここで、乾燥機8より前工程において、図9に示すように、玉選別装置30及び玉解き装置31を一対として配設してもよい。このうち玉選別装置30は、製造工程途中において生じた玉(茶葉の塊)を選別するためのもので、例えば同図に示すように、篩30aにて玉以外の本茶を下方に落下させて乾燥機8側へ搬送するとともに、当該篩30a上に残留した玉をブロア30bにてサイクロン32側へ風送することにより当該玉を選別するものとすることができる。
【0045】
玉解き装置31は、サイクロン32から落下した玉を解すためのもので、例えばカッター等によるせん断を行って玉を解す装置で構成され、解されて正常な形状となった茶葉を再びラインに戻し、乾燥機8へ搬送するものである。尚、玉選別装置30及び玉解き装置31の構成は、上記のものに限定されず、玉を選別し解すことができるものであれば、他の形態のものとしてもよい。
【0046】
このように、玉選別装置及び玉解き装置を一対としてラインに組み入れることにより、粗揉機及び揉捻機によって生じた玉を効果的に解くことができ、より高品質な釜炒り茶を得ることができる。尚、玉選別装置及び玉解き装置の配設箇所は、上記の如く乾燥機8の前工程に限定されず、後工程に配設するようにしてもよい。この場合、玉解き装置にて解された茶葉は、再び乾燥機8に投入されて乾燥するようにするのが好ましい。
【0047】
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば各種搬送手段9〜23を他の形態のものに代えることができ、また、作業者によって次工程へ搬送する構成のラインであってもよい。即ち、殺青機3、冷却粉取機4、揉捻機5、粗揉機6、揉捻機7及び乾燥機8の順でラインが構成されていれば本発明の作用効果を奏するのに足りるのである。
【0048】
また、上記実施形態においては、釜炒り茶を得るための製造ラインに適用しているが、殺青機3による殺青処理方法等に変更を加え、釜炒り茶と似た独特の香味を持った釜炒り風茶葉を得るための製造ラインに適用するようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、必要な成分の抽出性が良好な製品茶を得ることができるとともに、茶葉を製造するための製造ラインにおける構成が簡単なものとなるため、ラインコストを低減しつつ、釜炒り茶や釜炒り茶と似た独特の香味を持った釜炒り風茶葉を得ることができる。
【0050】
請求項2の発明によれば、分銅の調整にて練機による揉み圧を揉捻機による揉み圧より大きくしているので、練機によって茶葉の水分を均一にした後、粗揉工程及び揉捻工程を施すことができ、例えば3番茶以降の水分が少ない茶葉に対しても常に高品質の釜炒り茶や釜炒り風茶葉を提供することができる。
【0051】
請求項3の発明によれば、練機のヒルの方が揉捻機のヒルより径が大きく形成されているので、簡単な構成によって練機による揉み圧を揉捻機による揉み圧より大きくすることができ、水分が少ない茶葉に対しても常に高品質の釜炒り茶や釜炒り風茶葉を提供することができる。
【0052】
請求項4の発明によれば、鉢を所定時間正転させた後、茶葉に対する揉み圧を低減又は解除しつつ当該鉢を所定時間逆転させるようにしたので、揉捻中に生成された玉(茶葉の塊)が解され、それぞれの茶葉の形状を略均一に整えることができる。
【0053】
請求項5の発明によれば、揉捻機を流動式のものとしつつ複数直列に配設して、それぞれを搬送手段で結んで構成するとともに、各揉捻機の間の搬送手段には茶葉を解すための解し手段がそれぞれ配設されているので、揉捻機を流動式のものとした場合でも、揉捻中に生成された玉を解すことができ、それぞれの茶葉の形状を略均一に整えることができる。
【0054】
請求項6の発明によれば、揉室内の茶葉における水分を調整するための水分調整手段が揉乾機に配設されているので、常に良好な水分で茶葉を揉乾することができ、より高品質な釜炒り茶や釜炒り風茶葉を得ることができる。
【0055】
請求項7の発明によれば、揉手における揉室内周面と対向する部位には、凹凸形状が形成されているので、茶葉に対して確実に揉み込み作用を及ぼすことができ、揉乾工程中の茶葉をより柔らかくして、水分の少ない茶葉の加工時においても葉くずれ等の不具合を回避することができる。
【0056】
請求項8の発明によれば、玉選別装置及び玉解き装置を一対として配設したので、粗揉機及び揉捻機によって生じた玉を効果的に解くことができ、より高品質な釜炒り茶や釜炒り風茶葉を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る茶葉の製造ラインを示す上面模式図
【図2】本発明の実施形態に係る茶葉の製造ラインにおける殺青機を示す側面模式図
【図3】本発明の実施形態に係る茶葉の製造ラインにおける2つの揉捻機及びその間に配設された粗揉機を示す側面模式図
【図4】本発明の実施形態に係る茶葉の製造ラインにおける揉捻機(練機として使用する揉捻機も同様)を示す正面図
【図5】本発明の実施形態に係る茶葉の製造ラインにおける揉捻機の揉盤及び該揉盤上に形成されたヒルを示す上面模式図
【図6】(a)図5におけるVI−VI線断面図(粗揉機6より上流側の揉捻機5におけるヒルの断面図)、(b)粗揉機6より下流側の揉捻機7におけるヒルの断面図
【図7】本発明の実施形態に係る茶葉の製造ラインにおける粗揉機を側面側から見た内部の状態を示す模式図
【図8】同粗揉機の揉手を示す拡大図
【図9】本発明の実施形態に係る茶葉の製造ラインにおける玉選別機及び玉解き装置を示す模式図
【図10】本発明の他の実施形態に係る茶葉の製造ラインにおける流動式の揉捻機を複数直列に配設したものを示す模式図
【符号の説明】
1…製茶工場
2…給葉機
3…殺青機
4…冷却粉取機
5…揉捻機(練機)
6…粗揉機
6a…熱風火炉(熱風発生手段)
7…揉捻機
8…乾燥機
9〜23…搬送手段
24…揉盤
25…鉢
26…揉圧盤
27…分銅
28…加湿装置
29…解し手段
30…玉選別装置
31…玉解き装置
32…サイクロン
Claims (8)
- 釜炒り茶又は釜炒り風茶を製造するための茶葉の製造ラインであって、
生茶葉の酸化酵素の活性をなくす殺青処理を施すべく当該生茶葉を炒るための殺青機と、
該殺青機で付着した粉を取り除きつつ冷却する冷却粉取機と、
茶葉に加圧して当該茶葉各部の水分を均一にするための練機と、
茶葉を葉さばきしながら熱風によって加熱し、圧迫と摩擦によって当該茶葉内の水分を蒸発させる揉乾機と、
茶葉の締りを強くして形状を整えるべく、茶葉に対して揉み圧を付与する揉捻機と、
貯蔵に耐えうる水分になるまで茶葉を乾燥する乾燥機と、
を有するとともに、前記殺青機、冷却粉取機、練機、揉乾機、揉捻機及び乾燥機の順でラインが構成されたことを特徴とする茶葉の製造ライン。 - 前記練機及び揉捻機は、茶葉を載置可能な揉盤と、該揉盤上面に沿って回動自在な鉢と、該鉢内に配設されて当該鉢と連動して前記揉盤上を回動する揉圧盤と、該揉圧盤を前記揉盤に対して荷重を付与させるとともにその荷重を調整して茶葉に対する揉み圧を調整可能な分銅とを備え、当該分銅の調整にて前記練機による揉み圧を揉捻機による揉み圧より大きくしたことを特徴とする請求項1記載の茶葉の製造ライン。
- 前記練機及び揉捻機の前記揉盤上面には、それら中心から円弧状に延びる複数のヒルがそれぞれ固設されるとともに、当該練機のヒルの方が前記揉捻機のヒルより径が大きく形成されたことを特徴とする請求項2記載の茶葉の製造ライン。
- 前記揉捻機は、回分式のものから成るとともに、前記鉢を所定時間正転させた後、茶葉に対する揉み圧を低減又は解除しつつ当該鉢を所定時間逆転させ得ることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の茶葉の製造ライン。
- 前記揉捻機を流動式のものとしつつ複数直列に配設して、それぞれを搬送手段で結んで構成するとともに、各揉捻機の間の搬送手段には茶葉を解すための解し手段がそれぞれ配設されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の茶葉の製造ライン。
- 前記揉乾機は、茶葉を収容する揉室、該揉室を縦断して回転可能とされた回転軸と、該回転軸に形成されて揉室内の茶葉を撹拌するための葉ざらいと、前記回転軸に形成されて揉室内の茶葉を揉むための揉手と、前記揉室内に熱風を供給する熱風発生手段とを有し、前記揉室内の茶葉における水分を調整するための水分調整手段を具備したことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の茶葉の製造ライン。
- 前記揉手における前記揉室内周面と対向する部位には、凹凸形状が形成されたことを特徴とする請求項6記載の茶葉の製造ライン。
- ライン途中で生じた玉を選別する玉選別装置及び該玉選別装置で選別された玉を解くための玉解き装置を一対として配設したことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の茶葉の製造ライン。
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