JP2004310273A - グループワーク支援装置、グループワーク支援方法、グループワーク支援プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

グループワーク支援装置、グループワーク支援方法、グループワーク支援プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク上で効率よくグループワークを進めることができるグループワーク支援サーバなどを提供すること。
【解決手段】端末の画面上で仕事内容欄80、人員欄79、スケジュール欄78を表示することにより、2次元平面上でプロジェクトを進めるための3要素である仕事内容、人員、スケジュールを表すことができる。また、仕事内容の相互関係は、仕事ツリー欄81でツリー状に表されており、折り畳みボタン85をクリックすることにより、表示したり非表示にしたりすることができる。また、仕事ツリー欄81での操作に対応して、仕事内容欄80、スケジュール欄78も表示されたり非表示になったりする。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グループワーク支援装置などに関し、特に、端末からの要求によりスケジュールの表示形態を変化させたり、仕事の進捗状況を記録することによりスケジュールの管理を行うものに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常プロジェクトを遂行するための仕事は細分化されており、プロジェクトを成功させるにはそれらの仕事を管理することが重要である。
そのため、プロジェクト遂行に際しては、各仕事に関して担当人員や仕事期間を設定するなどしてスケジューリングを行い、そのスケジュールに従って進められる。また、適宜ミーティングを行い、スケジュールの進捗管理、スケジュールの修正・変更を適宜行っている。
スケジュール管理を行う重要な要素としては、プロジェクトを達成するために行う個々の仕事と、それら仕事を担当する人員、その仕事の開始日と終了日を特定する期間、の3つの要素がある。
また、プロジェクトを構成する各仕事には順序関係や階層関係があり、これらの関係をガントチャートやその他の各種のチャート類を用いて表すことも行われている。
【0003】
また、従来は、チームのメンバは、会社の部署などに属し、事務所などにチャート類を備え、これらを物理的に共有することが行われていたが、近年、インターネットなどのネットワークの利用が一般的になり、ネットワークでスケジュール管理して、遠隔地いるメンバ間で仕事を行うことも盛んになってきている。
このようにネットワークを介してスケジュール管理する発明としては、次のスケジュール管理方法がある。
【0004】
【特許文献1】特開2002−24495
【0005】
この発明は、分割発注した仕事を効率よくスケジュール管理するものであり、ネットワークを介して管理者と被管理者が同じスケジュールを参照することによりスケジュールの確度を高めるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、コンピュータで、仕事、人員、期間の3要素を一度にスケジュール表に表示することはせず、仕事と機関、あるいは、仕事と人員というように、これらのうち2つを表示していた。これは、3つを同時に表示すると表示内容が複雑になりわかりにくいためである。
そのため、これら3要素を把握する場合、複数のチャート類を参照しなければならなかった。
更に、ネットワーク上で同一のスケジュールを複数の端末で利用する場合、単純に予定表を表示するだけで、例えば、ある仕事が遅れた場合、その担当者が理由を書き込み、他のメンバがこれを参照するといったような、情報の共有を行うということが行われていなかった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、仕事、人員、期間の3要素を分かり易く同一のスケジュール表に表示すると共に、スケジュール表を用いて情報を共有することができるグループワーク支援装置などを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、グループの仕事を特定する仕事データと、前記仕事を担当する担当者を特定する人員データと、前記仕事の期間を特定する期間データとを各仕事ごとに管理するスケジュール管理データ記憶手段と、前記仕事に対応する担当者のうちの特定の人員を表示するか、あるいは全員を表示するかを選択する選択情報を取得する選択情報取得手段と、前記仕事を表示する仕事表示欄と、前記表示した仕事に対応する前記担当者を前記取得した選択情報に応じて表示する人員表示欄と、前記表示した仕事に対応する前記期間を表示する期間表示欄と、を備えたスケジュール画面を表示するためのスケジュール画面データを前記スケジュール管理データ記憶手段を用いて出力するスケジュール画面データ出力手段と、を具備したことを特徴とするグループワーク支援装置を提供する(第1の構成)。
第1の構成で、前記スケジュール管理データ記憶手段は、前記仕事データ間の階層情報を記憶しており、前記表示する仕事の階層を特定する階層特定情報を取得する階層特定情報取得手段を具備し、前記スケジュール画面データ出力手段は、前記仕事と、前記担当者と、前記期間とを、前記取得した階層特定情報で特定される階層からなるツリー構造として表示するためのスケジュール画面データを出力するように構成することもできる。
第1の構成は、前記スケジュール画面に表示する仕事、人員、期間のうちの少なくとも1つを編集する編集情報を取得する編集情報取得手段と、前記取得した編集情報を用いて前記スケジュール管理データを更新するスケジュール管理データ更新手段と、を具備し、前記スケジュール画面データ出力手段は、前記スケジュール管理データ更新手段で更新したスケジュール管理データを用いて前記スケジュール画面データを出力するように構成することもできる。
このとき、1の軸で前記仕事の達成率を表し、他の軸で時間を表したグラフ上に折れ線グラフで表示するためのグラフ画面データを作成するグラフ作成手段を具備し、前記グラフ作成手段は、前記スケジュール管理データ更新手段による前記仕事の期間の変化と、当該編集情報を取得した日時から、当該日時において予定している達成率に対する実際の達成率を取得し、前記折れ線グラフ上に、前記予定していた達成率と、前記取得した実際の達成率を表示するように前記グラフ画面データを作成するように構成することもできる。
更に、ここで、前記実際の達成率が、前記予定している達成率と一致しない場合に理由を書き込む理由書き込み手段を具備するように構成することもできる。
また、本発明は、前記目的を達成するために、グループの仕事を特定する仕事データと、前記仕事を担当する担当者を特定する人員データと、前記仕事の期間を特定する期間データとを各仕事ごとに管理するスケジュール管理データ記憶手段と、前記スケジュール管理データに記憶されている期間を編集する編集情報を取得する編集情報取得手段と、前記取得した編集情報を用いて前記スケジュール管理データを更新するスケジュール管理データ更新手段と、1の軸で前記仕事の達成率を表し、他の軸で時間を表したグラフ上に折れ線グラフで表示するためのグラフ画面データを作成するグラフ作成手段と、を具備し、前記グラフ作成手段は、前記スケジュール管理データ更新手段による前記仕事の期間の変化と、当該編集情報を取得した日時から、当該日時において予定している達成率に対する実際の達成率を取得し、前記折れ線グラフ上に、前記予定していた達成率と、前記取得した実際の達成率を表示することを特徴とするグループワーク支援装置を提供する(第2の構成)。
また、本発明は、前記目的を達成するために、グループの仕事を特定する仕事データと、前記仕事を担当する担当者を特定する人員データと、前記仕事の期間を特定する期間データとを各仕事ごとに管理するスケジュール管理データ記憶手段と、選択情報取得手段と、スケジュール画面データ出力手段と、を備えたコンピュータにおいて、前記仕事に対応する担当者のうちの特定の人員を表示するか、あるいは全員を表示するかを選択する選択情報を前記選択情報取得手段で取得する選択情報取得ステップと、前記仕事を表示する仕事表示欄と、前記表示した仕事に対応する前記担当者を前記取得した選択情報に応じて表示する人員表示欄と、前記表示した仕事に対応する前記期間を表示する期間表示欄と、を備えたスケジュール画面を表示するためのスケジュール画面データを前記スケジュール管理データ記憶手段を用いて前記スケジュール画面データ出力手段で出力するスケジュール画面データ出力ステップと、から構成されたことを特徴とするグループワーク支援方法を提供する(第3の構成)。
第3の構成で前記スケジュール管理データ記憶手段が、前記仕事データ間の階層情報を記憶しており、前記コンピュータは、階層特定情報取得手段を備えており、前記表示する仕事の階層を特定する階層特定情報を前記階層特定情報取得手段で取得する階層特定情報取得ステップを備え、前記スケジュール画面データ出力ステップで、前記仕事と、前記担当者と、前記期間とを、前記取得した階層特定情報で特定される階層からなるツリー構造として表示するためのスケジュール画面データを出力するように構成することもできる。
また、第3の構成で、前記コンピュータが、編集情報取得手段と、スケジュール管理データ更新手段と、を備え、前記スケジュール画面に表示する仕事、人員、期間のうちの少なくとも1つを編集する編集情報を前記編集情報取得手段で取得する編集情報取得ステップと、前記取得した編集情報を用いて前記スケジュール管理データ更新手段で前記スケジュール管理データを更新するスケジュール管理データ更新ステップと、を備え、前記スケジュール画面データ出力ステップでは、前記スケジュール管理データ更新ステップで更新したスケジュール管理データを用いて前記スケジュール画面データを出力するように構成することもできる。
このとき、前記コンピュータが、1の軸で前記仕事の達成率を表し、他の軸で時間を表したグラフ上に折れ線グラフで表示するためのグラフ画面データを作成するグラフ作成手段を具備し、前記グラフ作成手段で、前記スケジュール管理データ更新手段による前記仕事の期間の変化と、当該編集情報を取得した日時から、当該日時において予定している達成率に対する実際の達成率を取得し、前記折れ線グラフ上に、前記予定していた達成率と、前記取得した実際の達成率を表示するように前記グラフ画面データを作成するグラフ作成ステップを備えるように構成することもできる。
更に、ここで前記コンピュータが理由書き込み手段を備え、前記実際の達成率が、前記予定している達成率と一致しない場合に前記理由書き込み手段で理由を書き込む理由書き込みステップを備えるように構成することもできる。
また、本発明は、前記目的を達成するためにグループの仕事を特定する仕事データと、前記仕事を担当する担当者を特定する人員データと、前記仕事の期間を特定する期間データとを各仕事ごとに管理するスケジュール管理データ記憶手段と、編集情報取得手段と、スケジュール管理データ更新手段と、グラフ作成手段と、を備えたコンピュータにおいて、前記スケジュール管理データに記憶されている期間を編集する編集情報を前記編集情報取得手段で取得する編集情報取得ステップと、前記取得した編集情報を用いて前記スケジュール管理データ更新手段で前記スケジュール管理データを更新するスケジュール管理データ更新ステップと、1の軸で前記仕事の達成率を表し、他の軸で時間を表したグラフ上に折れ線グラフで表示するためのグラフ画面データを前記グラフ作成手段で作成するグラフ作成ステップと、から構成され、前記グラフ作成ステップでは、前記スケジュール管理データ更新ステップによる前記仕事の期間の変化と、当該編集情報を取得した日時から、当該日時において予定している達成率に対する実際の達成率を取得し、前記折れ線グラフ上に、前記予定していた達成率と、前記取得した実際の達成率を表示することを特徴とするグループワーク支援方法を提供する(第4の構成)。
また、本発明は、前記目的を達成するために、グループの仕事を特定する仕事データと、前記仕事を担当する担当者を特定する人員データと、前記仕事の期間を特定する期間データとを各仕事ごとに管理するスケジュール管理データ記憶機能と、前記仕事に対応する担当者のうちの特定の人員を表示するか、あるいは全員を表示するかを選択する選択情報を取得する選択情報取得機能と、前記仕事を表示する仕事表示欄と、前記表示した仕事に対応する前記担当者を前記取得した選択情報に応じて表示する人員表示欄と、前記表示した仕事に対応する前記期間を表示する期間表示欄と、を備えたスケジュール画面を表示するためのスケジュール画面データを前記スケジュール管理データ記憶機能を用いて出力するスケジュール画面データ出力機能と、をコンピュータで実現するためのグループワーク支援プログラムを提供する(第5の構成)。
ここで、第5の構成で、前記スケジュール管理データ記憶機能が、前記仕事データ間の階層情報を記憶し、前記表示する仕事の階層を特定する階層特定情報を取得する階層特定情報取得機能を前記コンピュータで実現し、前記スケジュール画面データ出力機能は、前記仕事と、前記担当者と、前記期間とを、前記取得した階層特定情報で特定される階層からなるツリー構造として表示するためのスケジュール画面データを出力するように構成することできる。
また、第5の構成で、前記スケジュール画面に表示する仕事、人員、期間のうちの少なくとも1つを編集する編集情報を取得する編集情報取得機能と、前記取得した編集情報を用いて前記スケジュール管理データを更新するスケジュール管理データ更新機能と、を前記コンピュータで実現し、前記スケジュール画面データ出力機能は、前記スケジュール管理データ更新機能で更新したスケジュール管理データを用いて前記スケジュール画面データを出力するように構成することもできる。
このとき、1の軸で前記仕事の達成率を表し、他の軸で時間を表したグラフ上に折れ線グラフで表示するためのグラフ画面データを作成するグラフ作成機能を前記コンピュータで実現し、前記グラフ作成機能は、前記スケジュール管理データ更新機能による前記仕事の期間の変化と、当該編集情報を取得した日時から、当該日時において予定している達成率に対する実際の達成率を取得し、前記折れ線グラフ上に、前記予定していた達成率と、前記取得した実際の達成率を表示するように前記グラフ画面データを作成するように構成することもできる。
更に、ここで、前記実際の達成率が、前記予定している達成率と一致しない場合に理由を書き込む理由書き込み機能をコンピュータで実現するように構成することもできる。
また、本発明は、前記目的を達成するために、グループの仕事を特定する仕事データと、前記仕事を担当する担当者を特定する人員データと、前記仕事の期間を特定する期間データとを各仕事ごとに管理するスケジュール管理データ記憶機能と、前記スケジュール管理データに記憶されている期間を編集する編集情報を取得する編集情報取得機能と、前記取得した編集情報を用いて前記スケジュール管理データを更新するスケジュール管理データ更新機能と、1の軸で前記仕事の達成率を表し、他の軸で時間を表したグラフ上に折れ線グラフで表示するためのグラフ画面データを作成するグラフ作成機能と、をコンピュータで実現するためのグループワーク支援プログラムであって、前記グラフ作成機能は、前記スケジュール管理データ更新機能による前記仕事の期間の変化と、当該編集情報を取得した日時から、当該日時において予定している達成率に対する実際の達成率を取得し、前記折れ線グラフ上に、前記予定していた達成率と、前記取得した実際の達成率を表示することを特徴とするグループワーク支援プログラムを提供する(第6の構成)。
また、本発明は、前記目的を達成するために、第6の構成に係るグループワーク支援プログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。
(1)実施形態の概要
プロジェクトの推進は、大きく分けてスケジュール管理と、ミーティングを行うことにより行われる。
スケジュール管理に関しては、図6に示したように、仕事内容欄80、人員欄79、スケジュール欄78を表示することにより、2次元平面上でプロジェクトを進めるための3要素である仕事内容、人員、スケジュールを表すことができる。また、仕事内容の相互関係は、仕事ツリー欄81でツリー状に表されており、折り畳みボタン85をクリックすることにより、表示したり非表示にしたりすることができる。また、仕事ツリー欄81での操作に対応して、仕事内容欄80、スケジュール欄78も表示されたり非表示になったりする。
また、人員欄79は、図7に示したように横方向に広げてチームのメンバ全員の仕事の分担を表示することができる。
このようにして、本実施の形態では、スケジュール管理の3要素を1つの画面で表示することができ、更に、人員欄79に一部のメンバを表示するモードと全体を表示するモードを備え、スケジュールを見やすくした。
【0010】
ミーティングに関しては、図20に示したミーティング画面260でテキストチャットによりディスカッションを行う。ディスカッションエリア264に表示される各メンバの発言には、発言内容の分類を表す色情報265が付属している。色情報265には、例えば、白は司会者のコメント、青は賛成、赤は反対、黄色は中立、緑は自由意見、灰色は事務意見などと、色ごとに分類の意味が定められている。これらの色情報は、各メンバが発言時に選択して発言内容に付属させるものである。
このこれら色情報265により、各メンバがどのような立場で発言しているかを直感的に知ることができる。
更に、ミーティングに関しては、通常の会議室のホワイトボードに対応するホワイトボード画面240(図19)、プロジェクタに対応するプロジェクタ画面300(図26)、各メンバを一覧表示したメンバリスト画面220(図17)を表示することにより、より実際の集合ミーティングに近い環境を作り出している。
【0011】
(2)実施形態の詳細
図1は、本実施の形態のグループワーク支援システム1のネットワーク構成を示した図である。
グループワーク支援システム1では、インターネット2を介してサーバ3に端末5、5、5…が接続可能に配設されている。
サーバ3は、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルを用いて端末5、5、5…(以下、端末5)と通信を行うことができる。
本実施の形態では、サーバ3と端末5はインターネット2で接続するものとするが、これに限定せず、例えば、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)、その他のネットワークを用いてもよい。
【0012】
一般に複数のメンバ(構成員)が集まって仕事を行う所謂グループワークを行う場合、会議やスケジュール管理を行いながらプロジェクトを遂行する。
サーバ3は、これら会議やスケジュール管理を行う環境をインターネット2上で実現し、グループワークを行うメンバにバーチャルワークプレイスを提供するグループワーク支援サーバである。
サーバ3は、Webサーバとしての機能を有しており、バーチャルワークプレイスを実現する各種の画面データを端末5に送信する。
後述するように、サーバ3は、プロジェクトのスケジュールを管理したり、あるいは、グループ内のミーティングを行ったりするためのグループワーク支援装置を構成している。
【0013】
端末5は、グループワークに参加するメンバがサーバ3にアクセスする端末であって、例えば、インターネット接続機能を有し、ブラウザを備えたパーソナルコンピュータにより構成されている。
端末5は、サーバ3が送信してきた画面データを用いて各種画面を表示したり、あるいは、ユーザがこれら画面に対して入力した情報をサーバ3に送信することができ、メンバは端末5のこれらの機能を用いてサーバ3が提供するサービスを利用することができる。
【0014】
図2は、サーバ3のハードウェア的な構成の一例を示したブロック図である。
図2に示したように、サーバ3は、CPU(Central Processing Unit)6、ROM(Read Only Memory)7、RAM(Random Access Memory)8、通信制御部9、記憶部10などがバスライン13で接続されて構成されている。
CPU6は、各種のプログラムに従って動作して各種の情報処理や演算処理、また、サーバ3の各部の制御などを行う中央処理装置である。
ROM7は、読み込み出し専用の記憶装置であり、サーバ3を動作させるための基本的なプログラムやパラメータなどが記憶されている。
RAM8は、CPU6が動作する場合のワーキングエリアを提供する記憶装置である。
【0015】
通信制御部9は、インターネット2に接続しており、サーバ3が端末5と行う通信を制御する機能部である
記憶部10は、例えば、ハードディスクなどによって構成された大容量の記憶装置である。
記憶部10には、各種プログラムを格納したプログラム部11と、各種データを格納したデータベース部12が形成されている。
プログラム部11には、例えば、サーバ3を動作させるための基本的なプログラムであるOS(Operating System)や、通信制御部9を制御する通信制御プログラム、グループワーク支援サービスを提供するためのグループワーク支援プログラム、その他のプログラムが記憶されている。
【0016】
データベース部12には、例えば、グループワーク支援サービスを提供するための各種データベースが記憶されている。
グループワーク支援プログラムをCPU6で実行することにより、CPU6は、各種画面データを生成して端末5に送信することができ、また、端末5が送信してきた情報をデータベースに格納することができる。
【0017】
図3は、端末5のハードウェア的な構成の一例を示したブロック図である。
図3に示したように端末5は、CPU21、ROM22、RAM23、ディスプレイ24、マウス25、キーボード26、通信制御部27、記憶媒体駆動部28、記憶部29などがバスライン30で接続されて構成されている。
CPU21は、各種のプログラムに従って動作して各種の情報処理や演算処理、また、端末5の各部の制御などを行う中央処理装置である。
ROM22は、読み込み出し専用の記憶装置であり、端末5を動作させるための基本的なプログラムやパラメータなどが記憶されている。
RAM23は、CPU21が動作する場合のワーキングエリアを提供する記憶装置である。
【0018】
ディスプレイ24は、例えば、CRT(Cathode−ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、あるいはプラズマディスプレイなどのディスプレイ装置で構成された表示装置である。
ディスプレイ24は、文字や画像などを表示することができ、本実施の形態では、サーバ3が送信してきた画面データで定義された画面を表示したり、あるいはユーザが入力した文字情報や画像を表示することができる。
マウス25は、ポインティングデバイスであり、机上などでマウス25を移動させると、この移動に伴いディスプレイ24に表示された指示記号も移動するようになっている。また、マウス25は、左ボタンや右ボタンなどのボタンを備えており、ディスプレイ24上に表示されたアイコン、ラジオボタン、チェックボックス、その他のオブジェクトに指示記号を合わせてマウス25のボタンを操作することにより、これらオブジェクトに対応した機能を選択することができる。
本実施の形態では、マウス25をサーバ3が提供する各種画面を操作するのに用いる。
【0019】
キーボード26は、文字、数字、記号などを入力する文字キーや、スペースやバックスペースなどの各種機能を指定する機能キーを備えている。
これら各種キーを押し下げることによりキーボード26から文字情報、数値情報の入力や機能の指定を行うことができる。
本実施の形態では、キーボード26を用いて、ミーティングでの発言を入力したり、スケジュールを入力したりなどする。
通信制御部27は、端末5をインターネット2に接続し、インターネット2による通信を制御する機能部である
端末5は、通信制御部27を介してサーバ3と通信し、画面データの受信、及びユーザが入力したデータの送信を行うことができる。
【0020】
記憶媒体駆動部28は、記憶媒体が着脱可能に構成されており、装着された記憶媒体に対してデータの読み書きを行う機能部である。装着する記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、光デスク、光磁気ディスク、半導体メモリ、磁気テープなどがある。また、記憶媒体によっては読み込みのみ可能なものもある。
記憶部29は、例えば、ハードディスクなどによって構成された大容量の記憶装置である。
記憶部29には、例えば、端末5を動作させるための基本的なプログラムであるOSや、通信制御部27を制御する通信制御プログラム、インターネット2上のサーバ装置が提供するサービスを利用するためのブラウザプログラム、仮名漢字変換プログラムといった各種プログラムやデータなどが記憶されている。
【0021】
これらのプログラムのうち、ブラウザプログラムは、CPU21にブラウザ機能を発揮させるプログラムである。CPU21は、このブラウザ機能によりディスプレイ24にブラウザ画面を表示する。
ブラウザ画面は、接続先のWebサイトを特定するURL(Uniform Resource Locators)を入力するURL欄を備えており、サーバ3が送信してきた画面データで定義される画面を表示する。
CPU21は、ブラウザ機能を用いてURL欄に入力されたURLで特定されるWebサイトに端末5を接続したり、サーバ3から受信した画面データを解釈して画面をブラウザ画面に表示したりすることができる。
【0022】
また、CPU21は、ブラウザ機能を用いてユーザがブラウザ画面から入力した情報をサーバ3に送信することもできる。例えば、ブラウザ画面に表示されたアイコン、ラジオボタン、チェックボックス、ボタンなどのオブジェクトをマウス操作でクリックすることにより、これらのオブジェクトが選択された旨の信号をサーバ3に送信したり、あるいは、ブラウザ画面に表示されたテキスト入力欄から文字情報を入力してサーバ3に送信したりすることができる。
また、記憶部29などに記憶されている画像ファイル、テキストファイル、表計算などのアプリケーションで利用するファイルなどの各種ファイルをブラウザ画面上で指定してサーバ3に送信することもできる。
このように、ブラウザプログラムをCPU21に実行させることにより、ユーザは、サーバ3と双方向に情報の送受信を行うことができる。
本実施の形態では、CPU21は、ブラウザ機能を用いてサーバ3が提供する各種のグループワーク支援サービスをユーザに提供する。
【0023】
図3には図示しないが、端末5は更にプリンタ、入出力インターフェース、音声入出力部などを備えている。
プリンタは、紙などの印刷媒体に文字や画像を印刷する装置であって、サーバ3が送信してきたスケジュールやミーティング内容の文字データなどを印刷することができる。
入出力インターフェースは、スキャナや記憶装置などの各種機器を接続して端末5の機能を拡張することができる。
音声入出力部は、スピーカやマイクロフォンなどの装置を備えており、音声データを再生したり、あるいは音声を音声データに変換したりする。音声入出力部を用いることにより、サーバ3が送信してきた音声データを再生したり、あるいは、音声を音声データに変換してサーバ3に送信することができる。
【0024】
次に、図4〜図25を用いながら、サーバ3が端末5で提供する画面について説明する。これらの画面は何れもサーバ3が送信してきた画面データを端末5のCPU21がブラウザ機能によってブラウザ画面に表示したものである。
【0025】
図4は、ログイン画面32の一例を示した図である。ログイン画面32は端末5からサーバ3にアクセスした場合に表示される。
ログイン画面はユーザID入力欄33、パスワード入力欄34及び送信ボタン35を備えている。
ユーザは、ユーザID入力欄33とパスワード入力欄34にそれぞれ自分のユーザIDとパスワードを入力し、送信ボタン35をクリックすると、入力したユーザIDとパスワードが端末5からサーバ3に送信されるようになっている。
【0026】
これらユーザIDとパスワードがサーバ3により認証されると、ユーザはサーバ3が運営するグループワーク支援サイトにログインすることができ、各種のグループワーク支援サービスを利用することができる。
なお、サーバ3は複数のチームの支援業務を行っているが、サーバ3は、ユーザIDからユーザを特定し、これによって支援の対象となるチームを特定する。また、ユーザが複数のチームに属している場合は、選択画面が端末5で表示され、ユーザが選択するようになっている。
【0027】
図5は、グループワーク支援を行う各画面を立ち上げるランチャ40を示した図であり、サーバ3でユーザが認証されると端末5で表示される。
ランチャ40は、プロジェクト管理41、パーソナルアシスタント42、…などの複数の項目から構成されており、ユーザが所望の項目をクリックすると、対応する機能がサーバ3で起動され、端末5でその機能を利用することができるようになる。
これらの項目のうち、プロジェクト管理41は、予定に沿ってプロジェクトの進捗を管理するツールであり、パーソナルアシスタント42〜ツール50は、グループ内のディスカッションを行いミーティングを促進するためのツール群である。
【0028】
プロジェクト管理41は、メンバが各人が個別にアクセスして利用することができるが、パーソナルアシスタント42〜ツール50の各ツールは、メンバが時間を合わせてサーバ3に接続して利用する。
このようにサーバ3は、パーソナルアシスタント42〜ツール50の各ツールでメンバ間のコミュニケーションを図りながら、プロジェクト管理41でプロジェクトの進行を管理する。
【0029】
それぞれの項目により起動されるツールの概要は次の通りである。
プロジェクト管理41:ガントチャートなどを用いてプロジェクトを構成する各仕事内容(タスク)ごとに進捗状況を管理する(図6)。
パーソナルアシスタント42:メンバごとに所謂TO−DOリストを提供する。仕事内容を項目ごとに管理すると共に終了した仕事の消し込みが行える(図15)。
メンバリスト43:グループワークに参加しているメンバを一覧表示して紹介する(図17)。
【0030】
ホワイトボード44:ミーティングを進行するために文字情報を書き込む一種の電子掲示板(BBS)である(図19)。書き込み後編集可能であり、メンバの誰かが書き込みなどを行うと、他のメンバの端末5の画面も更新される。
ミーティング45:メンバがディスカッションを行う一種のテキストチャットである(図20)。
ファイル管理46:ファイルを共有することによりナレッジマネジメントを行うことができる(図21)。
【0031】
グループメール47:チーム内のメンバに電子メールを出すことができる(図22)。
投票48:グループ内で評決を取る場合に用いる。
プロジェクタ49:グラフなどの画像データを表示するのに用いる(図23)。
ツール50:その他のツールであり、例えば、項目を付箋に書き付け、2次元画面に貼り付けるものがある(図24)。
【0032】
以下に、ランチャ40の各項目を選択した場合に表示される画面について説明する。
図6は、ランチャ40でプロジェクト管理41を選択した場合に端末5で表示されるプロジェクト管理画面55の一例を示した図である。プロジェクト管理画面55に表示するデータは、データベース部12(図2)のプロジェクト管理データベースに記憶されている。プロジェクト管理画面55は、例えば、プロジェクトのスケジュールを管理するスケジュール画面を構成している。なおプロジェクト管理画面55は、サーバ3が送信してきたスケジュール画面データを用いて表示されたものである。
【0033】
プロジェクト管理画面55は、タイトル欄56、お知らせ欄58、リンクス欄65、カレンダ欄70、ガントチャート欄75などから構成されている。
タイトル欄56は、グループワークの対象となっているプロジェクトの名称を表示する欄である。
お知らせ欄58は、各メンバから寄せられたお知らせを新しいものから古いものへ時系列に表示する。各お知らせには、アップロードされた日付と投稿したメンバの名前が付記されている。お知らせ欄58の右側にはスクロールバー61があり、これを用いてお知らせをスクロールすることができる。
また、お知らせ欄58は、書き込みボタン60が備えられており、このボタンをクリックするとお知らせを投稿できるようになっている。
【0034】
リンクス欄65は、各種Webサイトへのリンクを張る欄である。各メンバは書き込みボタン67をクリックしてリンク情報(タイトルとURL)をリンクス欄65にアップロードすることができる。リンクス欄65は、スクロールバー68を備えており、これを用いてリンク先をスクロールすることができる。
リンクス欄65のリンク情報をクリックすると、端末5は当該リンク情報で指定されたWebサイトに接続する。
リンクス欄65にWebサイトのリンク情報をアップロードすることにより使用頻度の高いリンクをメンバ間で共有することができる。
【0035】
カレンダ欄70は、カレンダを表示する欄である。デフォルトでは現在の月のカレンダが表示されるが、送りボタン71で先の月のカレンダを表示したり、戻りボタン72で前の月のカレンダを表示したりすることもできる。
また、カレンダでは、現在の日がハイライト73により識別できるようになっている。
【0036】
ガントチャート欄75は、説明欄82、スケジュールフロー欄76、仕事ツリー欄81、仕事内容欄80、人員欄79、スケジュール欄78などから構成されている。
これらのうち、仕事ツリー欄81と仕事内容欄80は、仕事を表示する仕事表示欄を構成しており、人員欄79は、人員表示欄を構成しており、更に、スケジュール欄78は、仕事の開始と終了を規定して期間を特定する期間表示欄を構成している。
これらの各欄に表示される情報は、それぞれ、データベース部12に格納されていた仕事データ、人員データ、期間データを用いて表示されたものである。このように、データベース部12は、これらのデータの他、スケジュール管理に必要な各種のデータを記憶しており、スケジュール管理データ記憶手段を構成している。
【0037】
説明欄82は、プロジェクトの説明やその他の文字情報を表示する欄である。
スケジュールフロー欄76は、下段のスケジュール欄78の日付に対応させて、スケジュールフローを表示する欄である。スケジュールフローは、タイトルと期間を表すスケジュールバーから構成されている。図の例ではタイトル「役割配分」、「調査」、「制作」が表示されており、タイトルの下に期間を表すスケジュールバーが表示されている。スケジュールバーは、色分けして表示することができ、メンバは直感的にスケジュールバーの意味を把握することができる。
【0038】
仕事ツリー欄81は、プロジェクトを構成する仕事を仕事間の階層的な関連に基づいてツリー状(仕事ツリー)に表示する。この仕事ツリーには、折り畳みボタン85が設けられており、このボタンをクリックすることにより、上位の仕事のみ表示したり、下位の細分化した仕事まで表示したりすることができる。
図の例では、最上位に「新商品マーケティング」があり、その下位に「ユーザビリティ検証」、「販売企画検証」、「Web調査」があり、更に「販売企画検証」の下位に「調査」がある。
【0039】
仕事内容欄80には、仕事ツリー欄81で表示されている仕事に対応する仕事内容が表示される。本実施の形態では、仕事ツリーの最下位にある仕事に対してその内容が表示されるように構成した。
図の例では、仕事「調査」に対して「社内調査」、「アンケート」、「Web制作」といった仕事内容が存在する。
人員欄79には、仕事内容欄80の対応する仕事内容を担当するメンバの名前が表示される。メンバが複数いる場合は、代表者の名前が表示される。
【0040】
これは、データベース部12で記憶している仕事データには、階層関係が階層情報により設定してあり、サーバ3がこの階層関係を用いて仕事をツリー構造に表示するための画面データを生成することにより実現される。
端末5で折り畳みボタン85をクリックすることにより、端末5からサーバ3に表示する階層を特定する階層特定情報が送られ、サーバ3がこれに対応するツリー構造を表示するための画面データを作成する。また、サーバ3は、人員欄79とスケジュール欄78もツリー構造に対応したものとする。
このように、CPU6でプロジェクト支援プロジェクトを実行することにより、階層特定情報取得手段を構成することができる。
【0041】
スケジュール欄78は、仕事内容欄80の対応する仕事を行う期間を表示する欄である。期間は、例えば、開始予定日と終了予定日を結んだ矢線88とタイトル89により表示される。
矢線88は、線種、色などを設定することができ、直感的に期間を表示することができる。
また、スケジュール欄78には、重要な日などにマーク93を入力することもできる。入力時にマークの形状や色を選択することができる。そして、マークに付属してタイトルを入力することができる。
スケジュール欄78の右側には、スクロールバー90が設けられており、これをスクロールすることにより、仕事ツリー欄81、仕事内容欄80、人員欄79、スケジュール欄78をスクロールすることができる。
【0042】
なお、折り畳みボタン85で仕事ツリーを折り畳んだり開いたりすると、これに伴い、仕事内容欄80、人員欄79、スケジュール欄78の対応する欄も表示されたり消えたりするようになっている。即ち、仕事ツリーが折り畳まれた場合、これに対応する仕事内容欄80、人員欄79、スケジュール欄78も蛇腹的に収縮し、非表示となった仕事に対する人員やスケジュールも非表示になる。
また、人員欄79やスケジュール欄78の記載内容は、仕事ツリーの最下位の仕事に対して表示され、上位の仕事に対しては空白となるようにした。
また、上位の仕事に関しては、その下位にある仕事のスケジュールが重ね合わせて表示されるように構成することもできる。
【0043】
図7は、ガントチャート欄75の表示形態の変化例を示した図である。図7(a)に示した人員欄79をクリックすると、図7(b)に示したように人員欄79が横に広がり、全メンバが表示される。
そして、仕事内容(縦軸)とメンバ(横軸)からなるマトリックスに印を表示することにより、仕事を担当しているメンバが一覧できるようになっている。
図では、代表者は二重丸印で表してあり、その他のメンバは一重丸印で表してある。
また、人員欄79の横方向に表示されたメンバの名前をクリックすることにより、そのメンバに関して仕事内容を人員の名前でソートすることもできる。
図7(c)は、メンバ「田中」で仕事内容をソートした場合を示している。メンバ「田中」が担当している仕事内容が、開始日が早い順にソートされ、上から「仕事D」、「仕事B」に順に表示されている。
【0044】
このように、人員欄79の表示が形態(モード)が切り替わるのは、人員欄79をクリックするごとに、表示形態を特定するための信号(何れで表示するかを選択する選択情報を構成する)が交互に端末5からサーバ3に送信され、サーバ3がこれに対応した画面データをサーバ3に送信することにより実現されるものである。このように、サーバ3は、CPU6でグループワーク支援プログラムを実行することにより、選択情報を受信する選択情報取得手段と、前記取得した選択情報に応じた画面データを出力するスケジュール画面データ出力手段を構成することができる。
【0045】
プロジェクトの進捗を管理する場合、仕事、人的資源、時間の3つの管理要素があるが、ガントチャート欄75は、仕事ツリー欄81と仕事内容欄80により仕事に関する情報を表示し、人員欄79により人的資源に関する情報を表示し、スケジュール欄78により時間に関する情報を表示している。
このように本実施の形態では、この3つの管理要素を2次元平面状で並列表記することができる。
【0046】
図8は、入力画面95の一例を示した図である。入力画面95は、お知らせ欄58の書き込みボタン60(図6)をクリックすると画面データがサーバ3から送信されてきて端末5でポップアップ表示される。入力画面95は、お知らせ入力欄96が表示されており、メンバはこの欄にお知らせ事項を入力する。入力した後書き込みボタン97をクリックするとお知らせ入力欄96に入力した情報がサーバ3にアップロードされ、お知らせ欄58が更新される。
入力画面95の右上には画面制御ボタン98が表示されており、このボタンをクリックすることにより入力画面95を縮小したり消去することができる。なお本実施の形態では「−」ボタンをクリックすると縮小し、「×」ボタンをクリックすると消去される。また、「□」ボタンが表示されている場合は、これをクリックすると入力画面95が拡大される。以降、他の画面も画面制御ボタンを備えている場合は、同様に拡大、縮小、消去を行うことができる。
また、画面制御ボタンを供えた画面(ウインドウ)は、画面の縁をドラッグすることにより、大きさを変化させることもできる。
【0047】
図9は、リンクス入力画面100の一例を示した図である。リンクス入力画面100は、リンクス欄65の書き込みボタン67(図6)をクリックすると画面データがサーバ3から送信されてきて端末5でポップアップ表示される。
リンクス入力画面100は、上半分に新規登録エリア101が設けられており、下半分に削除エリア102が設けられている。
新規登録エリア101は、リンク情報をサーバ3にアップロードする場合に利用し、削除エリア102は、アップロードされているリンク情報を消去するのに使用する。
【0048】
新規登録エリア101は、タイトル欄103とURL欄104を備えており、タイトル欄103には、リンクス欄65に表示するタイトルを入力し、URL表示欄104には、リンク先のサイトのURLを入力する。そして、これらの情報を入力した後書き込みボタン108をクリックすると、タイトルとURLがサーバ3にアップロードされ、リンクス欄65が更新される。
削除エリア102には、既にアップロードされているリンク情報と、これらの情報に対応したチェックボックスが表示される。これらのうち、消去するものがある場合は、そのリンク情報のチェックボックスをクリックしてチェックし、書き込みボタン108をクリックすると、このリンク情報を消去する旨の信号が端末5からサーバ3に送信され、サーバ3でこのリンク情報が消去される。
リンクス入力画面100は、画面制御ボタン109を備えており、クリックすることにより大きさを調節することができる。
【0049】
図10は、スケジュールフロー入力画面115の一例を示した図である。スケジュールフロー入力画面115は、スケジュールフロー欄76(図6)を例えばダブルクリックすると、画面データがサーバ3から送信されてきて端末5でポップアップ表示される。
開始日入力欄117は、スケジュールバーの開始日を入力する欄である。キーボード26から入力することもできるし、右隣に表示されているカレンダ126上の日にちをクリックして入力することもできる。また、開始日入力欄117の右側には送りボタンと戻しボタンが設けられており、これらのボタンをクリックして入力されている日にちを進めたりあるいは戻したりすることができる。
終了日入力欄118は、スケジュールバーの終了日を入力する欄である。開始日入力欄117と同様にして終了日を入力することができる。
タイトル入力欄119は、スケジュールバーの上に表示されるタイトルを入力する欄である。
【0050】
情報入力欄120は、スケジュールバーに付随させる情報がある場合にこれを入力する欄である。スケジュールフロー欄76でタイトルバーをクリックするとポップアップ表示することができる。
色選択欄131は、スケジュールバーの色を選択する欄である。色選択欄131は、表示可能な色を一覧した色見本エリア123を備えており、これらの色の何れかをクリックすることにより色を選択することができる。選択した色は見本バー124に表示され、着色されたスケジュールバーを確認することができる。
書き込みボタン125は、上の各欄で入力した事項をサーバ3に送信するためのボタンである。書き込みボタン125がクリックされると、入力した情報がサーバ3に送信され、スケジュールフロー欄76が更新される。
また、スケジュールフロー入力画面115は画面制御ボタン128を備えており、画面の大きさを調節することができる。
【0051】
図11は、ガントチャート入力画面135の一例を示した図である。ガントチャート入力画面135は、仕事ツリー欄81で何れかの仕事をダブルクリックするかスケジュール欄78の矢線88(図6)をダブルクリックするか、あるいは他の所定の操作により端末5にポップアップ表示される。
ガントチャート入力画面135は、ガントチャート欄75でガントチャートを設定、及び変更するための画面である。
仕事入力欄138は、仕事内容欄80に表示する仕事内容を入力する欄である。この欄の右側にはドロップダウンメニューボタンが設けられており、このボタンをクリックすると既に入力した仕事内容が一覧表示される。入力する仕事内容は、この一覧から選択してもよいし、新たに入力してもよい。
【0052】
人員入力欄139は、人員欄79に登録する人員を設定する欄である。この欄の右側にはドロップダウンメニューボタンが設けられており、このボタンをクリックするとメンバの一覧表示される。
この一覧からメンバを単数又は複数選択し、人員を設定することができる。また、選択した人員のうち、責任者といったような属性を付与することもできる。
開始日入力欄140は、仕事の開始日を設定する欄であり、入力要領はスケジュールフロー入力画面115の開始日入力欄117と同様である。
終了日入力欄141は、仕事の終了日を設定する欄であり、入力要領は終了日入力欄118と同様である。
タイトル入力欄142は、タイトル89(図6)として表示する文字情報を入力する欄である。
【0053】
情報入力欄143は、この仕事に付随する情報がある場合にこれを入力する欄である。この欄で入力した情報は、例えば、ガントチャート欄75で矢線88をクリックすると画面データがサーバ3から送信されてきてポップアップ表示することができる。
矢印設定欄144は、ガントチャート欄75に表示する矢線の属性を設定する欄である。矢印設定欄144は、色見本エリア146を備えており、例えば、5色の色が表示されている。これらのうちの何れかをクリックするとその色を選択することができる。
また、矢印設定欄144は、線種見本エリア147を備えており、実線や点線など、線種見本に対応して設けられたラジオボタンを選択することにより線種を設定することができる。
【0054】
書き込みボタン150をクリックすると、設定内容が端末5からサーバ3に送信され、ガントチャート欄75が更新される。
プロジェクトの進捗状況に応じて、開始日入力欄140や終了日入力欄141を再入力して書き込みボタン150をクリックすると、矢線88も再入力したものに更新される。
また、ガントチャート入力画面135は、カレンダ151と画面制御ボタン152を備えている。
また、図示しないが、新規に仕事内容をガントチャート欄75に追加する場合は、仕事ツリー欄81のどの位置に置くかを設定する手段が設けられている。これは、例えば、追加する仕事内容が従属する上位の仕事を特定することにより行うことができる。
【0055】
即ち、ガントチャート入力画面135で必要事項を入力して書き込みボタン150をクリックすると、端末5からサーバ3にガントチャート欄75を編集する編集情報が送信され、これに従って、サーバ3では、データベース部12に記憶しているスケジュール管理データを更新する。
このようにサーバ3は、CPU6でプロジェクト管理プロジェクトを実行することにより、編集情報取得手段と、スケジュール管理データ更新手段を構成することができる。スケジュール管理データが更新された後は、更新後のデータに従って画面データが作成される。
【0056】
図12は、マーク入力画面155の一例を示した図である。マーク入力画面155は、スケジュール欄78にマークを入力するための画面である。
日付入力欄157は、マークを入力する日付を入力する欄である。入力要領はスケジュールフロー入力画面115の開始日入力欄117と同様である。
仕事入力欄158は、マークを入力する対象となっている仕事内容を選択する欄である。仕事内容は仕事入力欄138(図11)と同様にしてドロップダウンメニューから選択することができる。
タイトル入力欄159は、マークと共に表示するタイトルを入力する欄である。
【0057】
情報入力欄160は、マークに付属して文字情報を書き込む欄であり、例えば、ガントチャート欄75に表示されたマークをクリックするなどすると画面データがサーバ3から送信されてきてポップアップ表示される。
マーク設定欄161は、マークの表示属性を設定するための欄である。マーク設定欄161は、色見本エリア162と形状見本エリア163を備えている。色見本エリア162で何れかの色をクリックして色を選択することができ、形状見本エリア163で形状に対応して表示されているラジオボタンをクリックすることにより形状を選択することができる。
書き込みボタン164をクリックすると、以上の設定項目がサーバ3に送信され、ガントチャート欄75が更新される。
また、マーク入力画面155は、カレンダ165と画面制御ボタン166を備えている。
【0058】
図13は、シェアスケジュール入力画面170の一例を示した図である。シェアスケジュールとは、例えば、臨時出勤日といったように、各仕事内容に共通なスケジュールであり、ガントチャート欄75でいえば、縦方向のスケジュールである。本実施の形態では、全ての仕事内容に対して共通であるとしたが、全てのうちのいくつかに共通である場合も設定できるように構成することもできる。
ガントチャート欄75(図6)には、図示しなかったが、日付と仕事内容で構成される升目のうち、シェアスケジュールが設定されている部分の升目は縦方向に1列に所定の色で着色されるようになっている。
シェアスケジュール入力画面170は、ガントチャート欄75でシェアスケジュールを設定する日をダブルクリックするなどして指定して立ち上げることができる。
【0059】
開始日入力欄171は、開始日を入力する欄であり、入力要領はスケジュールフロー入力画面115の開始日入力欄117と同様である。
終了日入力欄172は、終了日を入力する欄であり、入力要領は終了日入力欄118と同様である。
情報入力欄174は、シェアスケジュールに関連する文字情報を入力する欄であり、例えば、「臨時出勤日」などと入力する。ここで入力した情報は、ガントチャート欄75の着色された升目をクリックすると画面データがサーバ3から送信されてきてポップアップ表示される。
色選択欄175は、色見本エリア178と升目見本エリア179から構成されている。
色見本エリア178では色を選択することができ、選択した色で着色された升目を升目見本エリア179で確認することができる。
書き込みボタン180をクリックすると上記で設定した項目がサーバ3に送信され、ガントチャート欄75が更新される。
また、シェアスケジュール入力画面170は、カレンダ181と画面制御ボタン182を備えている。
【0060】
図14は、進捗折れ線グラフ画面184の一例を示した図である。進捗折れ線グラフ画面184は、例えば、ガントチャート欄75(図6)で矢線88をクリックすると矢線88に対応したものがポップアップ表示される。
折れ線グラフ185は、縦軸(1の軸)を仕事の達成率とし、横軸(他の軸)を日数として仕事の達成率の推移を記録した折れ線グラフである。
折れ線グラフ185は、予定通りに仕事をした場合の仕事の進捗を表す基準線を点線187で表示しており、実際の仕事の進捗が実線188、189、190、…で表示している。
仕事の進捗が遅れると、実線の傾きが基準線より小さくなり、実線が基準線の下側になり、仕事が予定より進むと実線の傾きが基準線より大きくなり、実線が基準線の上側になる。
【0061】
折れ線グラフ185の実線は、ガントチャート入力画面135(図11)で、終了日入力欄141が再度入力されて矢線88が伸び縮みすると、それに応じて引かれ、日単位で更新される。即ち、仕事を進めている段階で予定が延び、ガントチャートでの終了日を延ばすと、その程度に応じて傾きが小さい実線が引かれ、仕事が進みガントチャートでの終了日が繰り上がった場合は、前回引いた実線の端点から繰り上がった程度に応じた傾きで実線が引かれる。
【0062】
これは、サーバ3が、データベース部12にガントチャートの変更履歴を記憶しておき、変更日時と予定の期間の変化量を用いて進捗折れ線グラフ画面184を表示するための画面データを生成するものである。
より詳細には、メンバがガントチャート欄75を更新した場合に、その履歴(特に、編集情報を取得した日時とこの編集情報により変化した仕事期間の変化量)を保存しておき、編集情報を受信した日に達成している予定の仕事量に対するこの日の達成量を計算するものである。実際の仕事の達成量を仕事期間が変更されるたびに計算して、その編集情報を取得した日時でプロットすると、達成率の推移が折れ線グラフで得られる。そのグラフ表示するためのグラフ画面データを作成して端末5に送信すると、端末5で進捗状況の推移を表すグラフが表示される。
このように、サーバ3でCPU6にグループワーク支援プロジェクトを実行させることによりグラフ作成手段を構成することができる。
【0063】
図14では、実線188で表したように当初は予定より遅れていたが、その後実線189で表したように予定よりも仕事が進み、その後実線190で表したように再度予定より仕事が遅れてしまったことを表している。
このように、折れ線グラフ185で進捗状況を表示することにより直感的に進捗状況を把握することができる。
理由欄192は、折れ線グラフ185の実線ごとに入力できるようになっており、仕事が遅れた場合は、その理由を入力し、仕事が進んだ場合はその理由を入力する。理由を入力するときは、折れ線グラフ185の対応する実線をクリックして選択する。また、折れ線グラフ185の実線をクリックすると、その実線に対して既に入力されている理由が理由欄182に表示される。
【0064】
書き込みボタン193をクリックすると、理由欄192で入力した情報がサーバ3に送信され、進捗折れ線グラフ画面184が更新される。
サーバ3では、メンバが書き込んだ理由がデータベース部12で記憶され、他のメンバも参照することができる。
このように、サーバ3でCPU6にグループワーク支援プログラムを実行することにより、実際の達成率が、前記予定している達成率と一致しない場合に理由を書き込む理由書き込み手段を構成することができる。
【0065】
従来、このような進捗管理は、担当者が%などを入力していたので、入力に手間がかかり、また、入力値が適当になる場合があった。また、一般にグラフ化には棒グラフが用いられており視覚的にわかりにくかった。
本実施の形態では、スケジュールの修正結果を直接データとして進捗管理に反映させることができる。また、グラフを折れ線グラフにすることにより、実際の進捗状況が基準線に対して上下方向に表され、視覚的にわかり易くなった。
なお、仕事の遅れがある程度大きくなるとアラームを発するように構成することもできる。
【0066】
図15は、パーソナルアシスタント画面200の一例を示した図である。
パーソナルアシスタント画面200は、ランチャ40(図5)でパーソナルアシスタント42をクリックすると画面データがサーバ3から送信されてきて端末5でポップアップ表示される。
パーソナルアシスタント画面200は、メンバ個人の予定管理を行う画面であり、所謂TO−DOリストである。
メンバがパーソナルアシスタント42をクリックすると自分専用のパーソナルアシスタント画面200がポップアップ表示される。これは、ログイン時に入力したユーザIDからサーバ3がメンバを認識し、そのメンバ用のパーソナルアシスタント画面200を表示する画面データを送信するためである。
パーソナルアシスタント画面200は、メンバが自由に個人で使用することができ、他のメンバからは参照できないようになっている。
【0067】
作業リスト欄202は、「優先度」、「作業内容」、「日付」の各項目から構成されており、スクロールバー204でスクロールすることができる。
「優先度」には、例えば、優先度が高い順にA、B、Cなどの文字が表示される。「作業内容」には、作業内容の名称が表示される。「日付」は、作業終了予定日が表示される。終了した作業に関しては横棒205が引かれる。
新規ボタン203は、作業リスト欄202に新たに作業を入力したり、既に入力したものを編集する際にクリックするボタンである。
メモ欄206は、メンバが自由に文字情報を入力することができる所謂メモ帳である。保存ボタン207をクリックすることにより入力内容をサーバ3に送信し記憶させることができる。
また、画面制御ボタン208を用いてパーソナルアシスタント画面200の大きさを調節することができる。
【0068】
図16は、作業リスト入力画面210の一例を示した図である。作業リスト入力画面210は、パーソナルアシスタント画面200(図15)で新規ボタン203をクリックすると、画面データがサーバ3から送信されてきて端末5でポップアップ表示される。
作業内容入力欄212は、図15の作業リスト欄202の「作業内容」に表示する文字自情報を入力する欄である。また、作業内容入力欄212の右側には、既にパーソナルアシスタント画面200に入力してある項目を呼び出すためのドロップダウンメニューを表示させるためのボタンが表示されている。
終了日時入力欄213は、作業リスト欄202の「日付」に表示する日付を入力する欄である。年、月、日がそれぞれドロップダウンメニューにより入力できるようになっている。
【0069】
ステータス欄214は、作業内容のステータスを入力する欄であり、ドロップダウンメニューで「未終了」と「終了」などを選択できるようになっている。「終了」を選択した場合は、パーソナルアシスタント画面200で当該作業内容に対して横棒205が引かれる。
優先度入力欄215は、作業リスト欄202の「優先度」に表示する文字を選択する欄であり、ドロップダウンメニューからA、B、Cの何れかの文字を選択できるようになっている。
送信ボタン216をクリックすると上記で入力した情報がサーバ3に送信され、パーソナルアシスタント画面200が更新される。
【0070】
図17は、メンバリスト画面220の一例を示した図である。メンバリスト画面220は、チームのメンバを一覧表示する画面であり、ランチャ40でメンバリスト43をクリックすると画面データがサーバ3から送信されてきて端末5でポップアップ表示される。メンバリスト画面220は各メンバごとのメンバ紹介欄225から構成されている。
メンバ紹介欄225(ユーザ表示欄)には、立場欄221、写真欄222、氏名欄223から構成されている。立場欄221は、後にミーティング画面でディスカッションする際に、議題に対する自分の立場(賛成、反対)を色別(賛成は青色、反対は赤色など)にて表示する。後述のミーティング画面でディスカッションする際に、メンバリスト画面220を表示しておくと、誰が賛成で誰が反対かといった各メンバの立場を一目で把握することができる。
立場欄221に表示する色は、後述のミーティング画面から入力することができる。
【0071】
写真欄22は、メンバの顔写真を表示する欄であり、非表示とすることもできる。
氏名欄223は、メンバの氏名の他、所属部署、所属会社など、そのメンバに関する情報が表示される。
画面制御ボタン224は、メンバリスト画面220の大きさを調節したり、あるいはメンバリスト画面220を閉じたりすることができる。
また、図では、メンバ紹介欄225を縦方向に並べて表示しているが、横方向に並べることもできる。
また、任意のメンバ紹介欄225をクリックすると、そのメンバの更に詳細な情報を表示することもできる。
【0072】
図18は、メンバリスト入力画面230の一例を示した図である。
メンバリスト入力画面230は、例えば、登録済みのメンバに関しては、メンバリスト画面220の自分のメンバ紹介欄225をダブルクリックすると自己に関するメンバリスト入力画面230がポップアップ表示され、未登録のメンバに関しては、メンバリスト画面220の任意の場所をダブルクリックすると未入力のメンバリスト入力画面230がポップアップ表示されるようになっている。
【0073】
基本情報入力エリア231(ユーザ情報入力欄)は、「姓」、「名」、「愛称」などの項目があり、それぞれメンバの姓、名、愛称を入力する。「アップデート写真」の項目は、図17の写真欄222にメンバの顔写真を表示するための画像ファイル名を指定する欄である。
項目「ファイル」は、項目「アップデート写真」にファイル名を入力するのを支援するものであり、この項目をクリックすると、端末5の記憶部29に記憶されているファイルが一覧表示され、この中から顔写真の画像ファイルをクリックすると、そのファイル名が項目「アップデート写真」に入力される。
【0074】
詳細情報入力エリア232は、メンバの詳細な情報を入力するエリアであり、会社名、部署名、電子メールのメールアドレス、携帯電話のメールアドレス、携帯電話の電話番号、内線番号、ファックス番号、その他の情報を入力する様になっている。
付属情報入力エリア233は、メンバの専門、興味、その他の情報を入力する欄である。
情報公開制限エリア234では、以上で入力した情報の公開制限をチェックボックスでチェックを行うことにより選択することができる。公開を制限する場合は、例えば、基本情報入力エリアのみメンバリスト画面220から参照できるようにする。
書き込みボタン235をクリックすると、上記で入力した情報が端末5からサーバ3に送信される。
サーバ3のデータベース部12(図2)は、チームごとにメンバの情報を記憶したメンバデータベースを備えており、端末5から受信したこれら情報に従ってメンバデータベースを更新する(更新手段)。
また、メンバリスト入力画面230は、画面制御ボタン236で制御することができる。
【0075】
本実施の形態では、各メンバは、メンバデータベースに記憶されている情報のうち、チーム内のメンバの携帯電話の電話番号と携帯電話のメールアドレスに、携帯電話からインターネット2を経由してアクセスできるようになっている。そして、所望のメンバの電話番号やメールアドレスを選択することにより、当該所望のメンバに対して電話をかけたり電子メールを送信したりすることができる。
一般に携帯電話の電話番号やメールアドレスは変更が頻繁に行われ、通常は、変更が行われるたびに、個々に前の情報を消して新しい情報を入力するという作業が行われており、ユーザにとって負担の大きい作業であった。
本実施の形態では、メンバは、自分の携帯電話の電話番号や電子メールを変更した場合にメンバデータベースを更新するだけでよい。
【0076】
そのためメンバには、次のような利点がある。
(1)携帯電話を無くしても、一からデータ入力を行う必要がない。
(2)携帯電話を落としても、個人情報が漏れない。
(3)メンバが個々にデータの更新を行うので、他のメンバは、特に何もせずに最新の情報を入手することができる。
(4)携帯電話からデータを入力するよりも端末5で入力する方が入力が容易である。
【0077】
図19は、ホワイトボード画面240の一例を示した図である。ホワイトボード画面240は、ランチャ40(図5)でホワイトボード44をクリックすると画面データがサーバ3から送信されてきて端末5でポップアップ表示される。
ホワイトボード画面240は、文字情報が書き込める他、書き込んだ文字情報を編集することができる。
ホワイトボード画面240は、後のミーティング画面でディスカッションするのに伴い、議事進行に関する項目などの文字情報を書き込むのに使用する。
【0078】
ボードエリア242は、書き込まれた文字情報を表示するエリアであり、タイトル欄246とメッセージエリア247から構成されている。書き込まれた項目には、返信ボタン250と編集ボタン251を備えており、編集ボタン251をクリックするとメッセージエリア247の内容を編集することができ、返信ボタン250をクリックすると編集後のメッセージエリア247の内容をサーバ3に送信してメッセージエリア247を更新することができる。これは、サーバ3が端末5から編集後のメッセージエリア247の内容を受信して画面データを更新し、更新後の画面データを各端末5に送信することにより行われる。
メッセージエリア247が更新されると、他のメンバの端末5に表示されているメッセージエリア247も更新される。
【0079】
タイトル欄243は、新たにボードエリア242に項目を書き込む場合のタイトルを入力する欄である。
メッセージ入力エリア244は、新たにボードエリア242に項目を書き込む場合のメッセージを書き込む欄である。
書き込みボタン253をクリックするとタイトル欄243、メッセージ入力エリア245に入力した情報がサーバ3に送信され、ボードエリア242が更新される。そして、更新後のホワイトボード画面240が全メンバの端末5に表示される。
【0080】
このように、ホワイトボード画面240において、ボードエリア242は、文字情報を表示する掲示欄を構成し、メッセージエリア247やメッセージ入力エリア244は、掲示欄の表示を編集する編集情報を入力する編集欄を構成している。
また、サーバ3において、CPU6でグループワーク支援プログラムを実行することにより、この編集情報を受信する受信手段と、受信した編集情報で画面データを更新する更新手段と、更新後の画面データを送信する送信手段を構成することができる。
【0081】
図20は、ミーティング画面260の一例を示した図である。ミーティングは、所謂テキストチャットと同様の方法でメンバ間でディスカッションするための画面である。
議題欄262には、話し合いの対象となっている議題が表示される。また、この欄に議題を書き込むこともできる。議題を更新する場合は、議題欄262に議題を書き込んで送信ボタン263をクリックする。すると、議題欄262に書き込んだ内容がサーバ3に送信されて議題欄262が更新され、他のメンバの端末5に表示されている議題欄262も更新される。
【0082】
ディスカッションエリア264は、メンバからの発言内容がリアルタイムで表示される。
ディスカッションエリア264は、色情報265、名前266、発言内容267の各項目が発言したメンバごとに表示される。
色情報265は、5色の色を用いて着色された印であって、発言内容を分類して把握し易くするための分類情報であり、例えば、白は司会者のコメント、青は賛成、赤は反対、黄色は中立、緑は自由意見、灰色は事務意見などと、色ごとに分類の意味が定められている。
【0083】
従来、テキストチャットなどを用いて議論すると、議論が発散し易いだとか、発言者の顔色がわからない、などの不都合があったが、ミーティング画面260では、色情報265を用いてこれらの点を補っている。
また、本実施の形態では、分類情報として色を用いたが、これに限定するものではなく、記号や文字などの他の表示情報を用いて構成することもできる。
名前266は、発言したメンバの名前である。発言内容267は、メンバが意見を文字情報として入力したものを表示したものである。
スクロールバー269でディスカッションエリア264をスクロールすることができる。
【0084】
発言入力欄270は、発言内容を入力する欄である。色選択エリア271は、発言入力欄270に入力した発言に付属させる色情報を選択する欄である。色をクリックしてもよいし、色に付属している番号で選択してもよい。
送信ボタン272をクリックすると、発言入力欄270と色選択エリア271に入力した情報がサーバ3に送信される。サーバ3は、受信した発言内容と色情報をディスカッションエリア264に追記するように画面データを更新し(更新手段)、更新後の画面データを端末5に送信する。その結果、ユーザが行った発言内容が色情報と共にディスカッションエリア264に追記される。ユーザの名前に関しては、サーバ3はユーザIDから得ることができる。
このように、各メンバから発言があるたびにこれらをディスカッションエリア264に追記していくことにより、議題に対して話し合いを行うことができる。
立場選択欄273は、ドロップダウンメニューにより賛成、反対など、議題に対する自分の立場を選択することができる。選択した立場情報も送信ボタン272をクリックしてサーバ3に送信する。
立場選択欄273で選択した立場は、メンバリスト画面220(図17)の立場欄221に色情報として表示される。
また、画面制御ボタン274で、画面の大きさの調節や消去を行うことができる。
【0085】
ディスカッションエリア264に表示された内容は、サーバ3でログデータとして保存され、後に各人の発言を検証することができる。
そのため、ミーティング画面260は、ミーティングの他に、例えば、採用試験でグループディスカッションを行い、参加者の発言内容から参加者の適正を判断し、入社を認めるか否かを判断するといった用い方もできる。
この場合、ログデータを複数の者が検証することにより、参加者の適正を公正に判断することができる。
【0086】
このように、ディスカッションエリア264は発言表示欄を構成し、色選択エリア271は分類情報選択欄を構成している。
また、サーバ3では、CPU6でグループワーク支援プログラムを実行させることにより、ミーティング画面260を他のメンバが使用している複数の端末に送信する送信手段と、派決減表示欄に入力された文字情報や、分類情報選択欄で選択された分類情報を受信する受信手段と、受信した文字情報と分類情報を対応付けて発言表示欄に追記するように画面データを生成して送信する更新手段を構成することができる。
【0087】
図21は、ファイル管理画面280の一例を示した図である。ファイル管理画面280は、ナレッジマネジメントを行うための画面であり、どのファイルが誰のコンピュータに記憶されているかを一覧表示するものである。
ファイル分類エリア282には、5色の色で色分けしたファイルのアイコンが表示されている。各色には、例えば、青は報告書、赤は資料など、各色ごとに分類が決めてあり、ファイル分類エリア282で選択することができる。
ファイル一覧エリア283は、各メンバから報告されたファイルの一覧が表示される。ファイル一覧エリア283は、ファイル分類エリア282でアイコンを選択するとそのアイコンが表す分類に属するものが表示される。ファイル一覧エリア283は、スクロールバー284でスクロールすることができる。
【0088】
アップロードファイル入力欄285は、メンバがファイル一覧エリア283に登録するファイル名を入力する欄である。ファイルボタン286をクリックすると、このメンバの端末5の記憶部29(図3)に記憶されているファイルの一覧が表示され、これらの中から所望のものをクリックしてアップロードファイル入力欄285に入力することもできる。このファイルの分類は、ファイル分類エリア282のアイコンをクリックすることにより選択することができる。
コメント入力欄287は、ファイル一覧エリア283に表示するコメントを入力する欄である。
送信ボタン288をクリックすると、アップロードファイル入力欄285、コメント入力欄287に入力した情報がサーバ3に送信される。サーバ3は、これを用いてファイル一覧エリア283の表示内容を更新する。
また、画面制御ボタン289で、画面の大きさの調節や消去を行うことができる。
【0089】
図22は、グループメール画面290の一例を示した図である。グループメール画面290は、ランチャ40(図5)でグループメール47をクリックすると画面データがサーバ3から送信されてきてポップアップ表示される。
グループメール画面290は、チームのメンバに電子メールを送信するための画面である。
送信先欄292は、送信先のメンバを指定する欄であり、メンバ全員を送信先とすることもできるし、単数又は複数のメンバを送信先として指定することもできる。
表題欄293は、電子メールの表題を入力する画面である。
本文欄294は、電子メールの本文を入力する欄であり、スクロールバー295でスクロールすることができる。
送信ボタン296をクリックすると、上記で入力した情報がサーバ3に送信される。サーバ3は、受信した情報を用いて電子メールを作成し、指定された電子メールアカウントに当てて電子メールを送信する。
また、画面制御ボタン297で、画面の大きさの調節や消去を行うことができる。
【0090】
図23は、プロジェクタ画面300の一例を示した図である。
一般に、ミーティングを行う場合、プロジェクタでスクリーンにグラフなどを投影する。これと同様に、プロジェクタ画面300は、ミーティング画面260でディスカッションを行う際に使用する画像を表示する。
画像表示エリア301には、端末5からアップロードされた画像データを用いて画像が表示される。各画像にはタブ302が付属しており、画像が複数ある場合は、タブ302を選択することにより、画像を選択するとことができる。
追加資料入力欄303は、メンバが自己の有する画像データをサーバ3にアップロードする際に、そのファイル名を入力する欄である。ファイルボタン304をクリックすると記憶部29(図3)に記憶されているファイルの一覧が表示され、この中から所望のものをクリックして追加資料入力欄303にファイル名を入力することができる。
送信ボタン305をクリックすると、追加資料入力欄303で指定されたファイルがサーバ3にアップロードされ、画像表示エリア301に追加される。
これは、サーバ3が端末5から受信した画像データを用いて画面データを更新し(更新手段)、更新後の画像データを各端末5に送信することにより行われる。
また、画面制御ボタン306で、画面の大きさの調節や消去を行うことができる。
【0091】
このように、画像表示エリア301は、画像表示欄を構成し、追加資料入力欄303は、画像入力欄を構成している。
また、サーバ3でCPU6にグループワーク支援プログラムを実行させることにより、画像入力欄で指定された画像データを受信する受信手段と、受信した画像データを画像表示欄に表示するように画面データを更新して端末5に送信する更新手段を構成することができる。
【0092】
図24は、付箋画面310の一例を示した図である。付箋画面は、ランチャ40(図5)のツール50をクリックして表示させることができる。なお、ツール50は、複数のツールを提供するが、この中から付箋を選択すると付箋画面310を利用することができる。
図24(a)に示したように、付箋画面310は、項目を記した矩形の付箋アイコン(以下、付箋)を、2次元平面上(項目情報表示欄)に配置して表す。付箋は、項目を2次元平面上の位置と共に表す項目情報である。
付箋311〜315は、マウス25で移動先位置を指定して、付箋画面310上を移動することができる。メンバの誰かが付箋311〜315を移動すると、他のメンバの端末5でもリアルタイムで付箋311〜315が移動する。
この場合、サーバ3は、端末5から移動対象となっている付箋を特定する情報(項目特定情報)と、移動先の2次元位置情報を受信し、この位置に付箋が移動したように画面データを更新し、更新後の画面データを各端末5に送信する。
【0093】
図24(b)は、付箋311〜315を色分けして分類し、整列したところを示している。
例えば、付箋311は、組織に関わる問題であり青色で示し、付箋312〜314は、仕事のやり方に分類されて黄色で示し、付箋315は、マネージメントに関する分類であり赤色で示される。
付箋の色は、例えば、付箋をクリックすると色を選択するポップアップメニューが表示され、このメニューから色を選択するようにできる(項目分類情報入力手段)。
この場合、サーバ3は、端末5から付箋を特定する情報(項目特定情報)と、色情報(項目分類情報)を受信し、この特定された付箋がこの色情報で着色されるように画目データを更新し、更新後の画面データを各端末5に送信する。
このように、付箋を着色することにより付箋とこの付箋の分類を対応付けて表示することができる。
【0094】
図24(c)は、付箋311〜315の分類を明記するための分類付箋316、317、318を追加したところを示している。分類付箋316、317、318も分類ごとの色に着色されている。
なお、付箋を新規に追加する場合は、付箋画面310の余白の部分をダブルクリックするとダブルクリックした位置に付箋が生成され、これに項目を書き込む(項目入力手段)。
この場合、サーバ3は、まず、ダブルクリックした位置の2次元座標と書き込まれた項目を端末5から受信する。そして、その位置にその項目が書かれた付箋を表示するように画面データを更新し(更新手段)、更新後の画面データを各端末5に送信する。
【0095】
図25は、ミーティング推移画面320の一例を示した図である。ミーティング推移画面320は、ランチャ40(図5)でツール50を選択し、更にミーティング推移を選択すると表示することができる。
ミーティング推移画面320は、横軸に時間をとり、ディスカッションエリア264(図20)に連動して更新される。より詳細には、ディスカッションエリア264で発言が行われると、その発言の色情報321を時間軸に沿って追加していく。各色情報は棒線で連結されており、色情報321を見るとミーティングの流れを直感的に把握することができる。
また、画面制御ボタン322で、画面の大きさの調節や消去を行うことができる。
【0096】
図26は、各種画面を組み合わせて表示したグループワーク画面の一例を示した図である。
図では、プロジェクタ画面300、ホワイトボード画面240、付箋画面310、ミーティング画面260、メンバリスト画面220を組み合わせて表示してある。
以上に説明してきた各画面は、ディスプレイ24上での表示位置や大きさを変えることができるため、メンバ各人が好みに応じてレイアウトを決めることができる。また、グループワーク画面では、表示する画面、表示しない画面もメンバが選択することができる。
図のように画面を組み合わせることにより、例えば、プロジェクタ画面300の画像データを参照しながらミーティング画面260でディスカッションを行い、決定事項をホワイトボード画面240に記入していくことができる。また、必要に応じて付箋画面310に付箋を張り、議論を整理する。議題に対する各人の立場はメンバリスト画面220の立場欄の色で直感的に知ることができる。
これら画面に、更にミーティング推移画面320やその他の画面を追加してディスカッションの推移を補助することもできる。
【0097】
図27は、各端末5で画面を更新する仕組みを説明するための図である。図27(a)で示したように、5人のメンバが端末5a〜5eを用いてサーバ3でディスカッションを行っているものとする。
各端末5a〜5eは、所定の時間間隔でサーバ3に画面データの送信を要求して、最新の画面データを送信してもらうようになっている。
今、端末5bのメンバが、ミーティング画面260で発言したり、あるいは、ホワイトボード画面240に新たな事項を書き込むなどしてサーバ3にこれらの情報を送信したとする。
すると、サーバ3は、この情報を受信して画面を更新し、図5(b)に示したように、端末5a〜5eが画面データの送信を要求して来たときに、更新後の画面データを端末5a〜5eに送信する。そして、端末5a〜5eで画面が更新される。
【0098】
以上のようにして、メンバの何れかが新たな情報をサーバ3に送信すると、それに基づき、全ての端末5a〜5eの画面が更新される。
本実施の形態では、一例として、各端末5a〜5eが最新の画面データをサーバ3に要求し、これに応じてサーバ3が各端末5a〜5eに画面データを送信するように構成したが、これに限定せず、予め各端末5a〜5eのIPアドレスを記憶する手段をサーバ3に設け、このIPアドレスに宛ててサーバ3側から更新後の画面データを送信するように構成することもできる。
なお、プロジェクト管理画面55(図6)に関しては、各端末5a〜5eごとに個別に表示され、メンバからサーバ3へ画面データの更新を要求しないと、更新後の画面データが送信されないようになっている。
【0099】
図28は、ミーティング画面260でメンバの発言を更新していく手順を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、サーバ3側ではCPU6がグループワーク支援プログラムに従って行い、端末5ではCPU21がブラウザプログラムに従って行うものである。
まず、端末5がミーティング画面260の画面データをサーバ3に要求し、これに応じてサーバ3が端末5に画面データを送信する(ステップ50)。
端末5は、この画面データを受信してディスプレイ24にミーティング画面260を表示する(ステップ5)。
【0100】
メンバは、ディスカッションエリア264に表示されているディスカッションの内容を見ながら発言入力欄270に発言内容を文字情報として入力する(ステップ10)。
次に、メンバは、入力した発言がどの分類に属するかを判断し、色選択エリア271で色を選択する(ステップ15)。
次に、メンバは送信ボタン272をクリックして、発言内容と色情報をサーバ3に送信する。また、この際にメンバを特定する情報も送信する(ステップ20)。
【0101】
サーバ3は、これらの情報を受信し、これを用いてミーティング画面260を更新する(ステップ55)。より詳細には、ディスカッションエリア264で発言の末端に、受信した色情報、メンバの名前、発言内容を追記する。
次に、サーバ3は、更新後の画面データを全てのメンバの端末5に送信する(ステップ60)。これは、各メンバの端末5から送られてきた画面データの送信要求に応じて行うものである。
端末5は、更新後の画面データを受信し、ディスプレイ24に更新後のデータを表示する(ステップ25)。
【0102】
以上、グループワーク支援システム1について説明したが、このシステムは、例えば、次のような場面でソリューションを提供することができる。
(1)サイバー上でのグループワークによる課題解決、企画提案を目的とした研修ソリューション。
(2)サイバー上でのグループワークによる課題解決を通じて、個人を判断することを目的とした採用ソリューション。
(3)人的ネットワークの構築、ナレッジの共有を目的とした交流会・分科会ソリューション。
(4)職場を越えた課題解決を実戦することを目的としたクロスファンクショナルチーム運営のソリューション。
(5)産休者、SOHO(Small Office Home Office)、営業担当など在宅ワークを実現する次世代のワークスタイルソリューション。
(6)社外の人材を広意義でのビジネスグループとして考えた際の企画推進をサポートするグループウェアソリューション。
【0103】
以上に説明した本実施の形態によれば次のような効果を得ることができる。
(1)物理的・時間的に離れたメンバがインターネット2上に仮想的なワークプレイスを持ち、コラボレーションを実行していくことができる。
(2)メンバが集合する必要がないので、物理的・時間的・金銭的に有利である。メンバが海外や地方に散在していてもよい。
(3)人、仕事、時間を2次元平面上に表示できるため、スケジュール管理が容易になる。
(4)仕事の進捗状況を基準線付き折れ線グラフで表示できるため、仕事の進捗具合を直感的に認識することができる。
【0104】
(5)ミーティング画面260での発言内容に分類情報を色情報として付加することができるため、各メンバの姿勢を容易に読み取ることができる。
(6)メンバリスト画面220で、議題に対する各メンバの基本的な立場が色情報にて表示されるので各人の立場の違いが容易にわかる。
(7)ミーティング画面260にホワイトボード画面240やプロジェクタ画面300などを付加することにより、インターネット2上でより集合ミーティングに近い環境を提供することができる。
(8)ディスカッションなど、サーバ3に蓄積されたログデータを分析することにより、各メンバの貢献度を適切に評価することができる。
(9)近年、端末とサーバが1対1で通信する知識獲得型のEラーニングを用いた研修が行われているが、グループワーク支援システム1によりグループウェアを利用したインターネット研修システムを提供することができる。
(10)研修、採用、プロジェクトの中で実施される既存のグループワークに関しては、これまで個人の活動・思考パターンを確認することができなかったが、グループワーク支援システム1を用いることにより、プロジェクトの効率を高めると共にメンバ個人の特性を理解することもできる。
【0105】
以上、本発明の1実施形態について説明したが、本発明は説明した実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲において各種の変形を行うことが可能である。
例えば、本実施の形態では、各メンバが独自にプロジェクト管理画面55を編集することができるようにしたが、これに限定せず、例えば、プロジェクトのリーダなど、特別な権限を有する人だけがプロジェクト管理画面55を編集することができ、他のメンバは、プロジェクト管理画面55の閲覧だけできるように構成することもできる。
また、ホワイトボード画面240やその他の画面も操作できるメンバを限定するように構成することもできる。
【0106】
また、本実施の形態は、文字情報を入力する発言入力欄と、予め用意された複数の分類情報から前記発言入力欄に入力した文字情報に対応付ける分類情報を選択する分類情報選択欄と、文字情報と分類情報を表示する発言表示欄と、を備えたグループワーク画面を端末に表示するための画面データを管理するグループワーク支援装置であって、前記画面データを複数の端末に送信する送信手段と、前記端末から前記発言入力欄に入力された文字情報と、前記分類情報選択欄から選択された分類情報を受信する受信手段と、前記受信した文字情報と前記受信した分類情報を対応付けて前記発言表示欄に追記して前記画面データを更新し、前記更新した後の画面データを前記送信手段で送信する更新手段と、を具備したことを特徴とするグループワーク支援装置も提供することができる(第1の構成)。
ここで、第1の構成の前記分類情報は、予め分類ごとに設定された色情報とすることができる。より詳細には、前記色情報で指定される色で着色された印を、前記受信した文字情報に対応させて表示するよう構成することができる。
また、第1の構成で、前記グループワーク画面は、文字情報を表示する掲示欄と、前記掲示欄に表示される文字情報の入力あるいは編集を行う編集情報を入力する編集欄と、を具備し、前記受信手段は、前記端末から前記編集欄に入力された編集情報を受信し、前記更新手段は、前記受信した編集情報を用いて前記掲示欄に表示する文字情報を変化させて前記画面データを更新し、前記更新した後の画面データを前記送信手段で送信するように構成することもできる。
また、第1の構成で、前記グループワーク画面が、画像情報を入力する画像入力欄と、画像を表示する画像表示欄と、を具備し、前記受信手段は、前記端末から前記画像入力欄に入力された画像情報を受信し、前記更新手段は、前記受信した画像情報で規定される画像が前記画像表示欄に表示されるように前記画面データを更新し、前記更新した後の画面データを前記送信手段で送信するように構成することもできる。
また、第1の構成で、前記グループワーク画面が、ユーザ情報入力欄と、ユーザ情報を一覧表示するユーザ表示欄と、を具備し、前記受信手段は、前記端末から前記ユーザ情報入力欄に入力されたユーザ情報を受信し、前記更新手段は、前記受信したユーザ情報を前記ユーザ表示欄に追加するように前記画面データを更新し、前記更新した後の画面データを前記送信手段で送信するように構成することもできる。
また、このときは、前記グループワーク画面で、議題内容に対するユーザの立場を予め用意された複数の立場情報から選択する立場選択欄を具備し、前記受信手段は、前記端末から前記立場選択欄で入力された立場情報を受信し、前記更新手段は、前記受信した立場情報をユーザごとに対応付けて前記ユーザ表示欄に表示するように前記画面データを更新し、前記更新した後の画面データを前記送信手段で送信するように構成することもできる。更に、詳細には、前記立場情報が、予め立場ごとに設定された色情報とすることができる。
また、第1の構成で、前記グループワーク画面が、文字情報からなる項目情報を入力する項目入力手段と、項目情報を2次元平面上に表示する項目情報表示欄と、を具備し、前記受信手段は、前記端末から前記項目入力手段で入力された項目情報を受信し、前記更新手段は、前記受信した項目情報を前記項目情報表示欄の所定の2次元位置に追加するように前記画面データを更新し、前記更新した後の画面データを前記送信手段で送信するように構成することができる。
このとき、前記項目情報表示欄に表示されている項目情報を特定する項目特定情報と、前記特定された項目情報の移動先の位置情報と、を前記端末から受信し、前記更新手段は、前記受信した移動先に前記特定された項目情報を移動するように前記画面データを更新し、前記更新した後の画面データを前記送信手段で送信するように構成することもできる。
このとき、あるいは、前記項目情報表示欄に表示されている項目情報を特定する項目特定情報と、前記特定された項目情報の項目分類情報とを、前記端末から受信し、前記更新手段は、前記特定された項目情報と前記受信した項目分類情報を対応付けて表示するように前記画面データを更新し、前記更新した後の画面データを前記送信手段で送信するように構成することもできる。
【0107】
【発明の効果】
本発明によれば、ネットワーク上で効率よくグループワークを進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のグループワーク支援システムのネットワーク構成を示した図である。
【図2】サーバのハードウェア的な構成の一例を示したブロック図である。
【図3】端末のハードウェア的な構成の一例を示したブロック図である。
【図4】ログイン画面の一例を示した図である。
【図5】ランチャの一例を示した図である。
【図6】プロジェクト管理画面の一例を示した図である。
【図7】ガントチャート欄の表示形態の変化例を示した図である。
【図8】お知らせ入力画面の一例を示した図である。
【図9】リンクス入力画面の一例を示した図である。
【図10】スケジュールフロー入力画面の一例を示した図である。
【図11】ガントチャート入力画面の一例を示した図である。
【図12】マーク入力画面の一例を示した図である。
【図13】シェアワーク入力画面の一例を示した図である。
【図14】進捗折れ線グラフ画面の一例を示した図である。
【図15】パーソナルアシスタント画面の一例を示した図である。
【図16】作業リスト入力画面の一例を示した図である。
【図17】メンバリスト画面の一例を示した図である。
【図18】メンバリスト入力画面の一例を示した図である。
【図19】ホワイトボード画面の一例を示した図である。
【図20】ミーティング画面の一例を示した図である。
【図21】ファイル管理画面の一例を示した図である。
【図22】グループメール画面の一例を示した図である。
【図23】プロジェクタ画面の一例を示した図である。
【図24】付箋画面の一例を示した図である。
【図25】ミーティング推移画面の一例を示した図である。
【図26】各種画面を組み合わせて表示した場合の一例を示した図である。
【図27】各端末で画面を更新する仕組みを説明するための図である。
【図28】ミーティング画面を更新する手順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 グループワーク支援システム 2 インターネット
3 サーバ 5 端末
6 CPU 7 ROM
8 RAM 9 通信制御部
10 記憶部 11 プログラム部
12 データベース部 13 バスライン
21 CPU 22 ROM
23 RAM 24 ディスプレイ
25 マウス 26 キーボード
27 通信制御部 28 記憶媒体駆動部
29 記憶部 30 バスライン
32 ログイン画面 40 ランチャ
55 プロジェクト管理画面 95 入力画面
100 リンクス入力画面 115 スケジュールフロー入力画面
135 ガントチャート入力画面 155 マーク入力画面
170 シェアスケジュール入力画面 184 進捗折れ線グラフ画面
200 パーソナルアシスタント画面 210 作業リスト入力画面
220 メンバリスト画面 230 メンバリスト入力画面
240 ホワイトボード画面 260 ミーティング画面
280 ファイル管理画面 290 グループメール画面
300 プロジェクタ画面 310 付箋画面
320 ミーティング推移画面

Claims (19)

  1. グループの仕事を特定する仕事データと、前記仕事を担当する担当者を特定する人員データと、前記仕事の期間を特定する期間データとを各仕事ごとに管理するスケジュール管理データ記憶手段と、
    前記仕事に対応する担当者のうちの特定の人員を表示するか、あるいは全員を表示するかを選択する選択情報を取得する選択情報取得手段と、
    前記仕事を表示する仕事表示欄と、前記表示した仕事に対応する前記担当者を前記取得した選択情報に応じて表示する人員表示欄と、前記表示した仕事に対応する前記期間を表示する期間表示欄と、を備えたスケジュール画面を表示するためのスケジュール画面データを前記スケジュール管理データ記憶手段を用いて出力するスケジュール画面データ出力手段と、
    を具備したことを特徴とするグループワーク支援装置。
  2. 前記スケジュール管理データ記憶手段は、前記仕事データ間の階層情報を記憶しており、
    前記表示する仕事の階層を特定する階層特定情報を取得する階層特定情報取得手段を具備し、
    前記スケジュール画面データ出力手段は、前記仕事と、前記担当者と、前記期間とを、前記取得した階層特定情報で特定される階層からなるツリー構造として表示するためのスケジュール画面データを出力することを特徴とする請求項1に記載のグループワーク支援装置。
  3. 前記スケジュール画面に表示する仕事、人員、期間のうちの少なくとも1つを編集する編集情報を取得する編集情報取得手段と、
    前記取得した編集情報を用いて前記スケジュール管理データを更新するスケジュール管理データ更新手段と、
    を具備し、
    前記スケジュール画面データ出力手段は、前記スケジュール管理データ更新手段で更新したスケジュール管理データを用いて前記スケジュール画面データを出力することを特徴とする請求項1に記載のグループワーク支援装置。
  4. 1の軸で前記仕事の達成率を表し、他の軸で時間を表したグラフ上に折れ線グラフで表示するためのグラフ画面データを作成するグラフ作成手段を具備し、
    前記グラフ作成手段は、前記スケジュール管理データ更新手段による前記仕事の期間の変化と、当該編集情報を取得した日時から、当該日時において予定している達成率に対する実際の達成率を取得し、
    前記折れ線グラフ上に、前記予定していた達成率と、前記取得した実際の達成率を表示するように前記グラフ画面データを作成することを特徴とする請求項3に記載のグループワーク支援装置。
  5. 前記実際の達成率が、前記予定している達成率と一致しない場合に理由を書き込む理由書き込み手段を具備したことを特徴とする請求項4に記載のグループワーク支援装置。
  6. グループの仕事を特定する仕事データと、前記仕事を担当する担当者を特定する人員データと、前記仕事の期間を特定する期間データとを各仕事ごとに管理するスケジュール管理データ記憶手段と、
    前記スケジュール管理データに記憶されている期間を編集する編集情報を取得する編集情報取得手段と、
    前記取得した編集情報を用いて前記スケジュール管理データを更新するスケジュール管理データ更新手段と、
    1の軸で前記仕事の達成率を表し、他の軸で時間を表したグラフ上に折れ線グラフで表示するためのグラフ画面データを作成するグラフ作成手段と、
    を具備し、
    前記グラフ作成手段は、前記スケジュール管理データ更新手段による前記仕事の期間の変化と、当該編集情報を取得した日時から、当該日時において予定している達成率に対する実際の達成率を取得し、
    前記折れ線グラフ上に、前記予定していた達成率と、前記取得した実際の達成率を表示することを特徴とするグループワーク支援装置。
  7. グループの仕事を特定する仕事データと、前記仕事を担当する担当者を特定する人員データと、前記仕事の期間を特定する期間データとを各仕事ごとに管理するスケジュール管理データ記憶手段と、
    選択情報取得手段と、スケジュール画面データ出力手段と、を備えたコンピュータにおいて、
    前記仕事に対応する担当者のうちの特定の人員を表示するか、あるいは全員を表示するかを選択する選択情報を前記選択情報取得手段で取得する選択情報取得ステップと、
    前記仕事を表示する仕事表示欄と、前記表示した仕事に対応する前記担当者を前記取得した選択情報に応じて表示する人員表示欄と、前記表示した仕事に対応する前記期間を表示する期間表示欄と、を備えたスケジュール画面を表示するためのスケジュール画面データを前記スケジュール管理データ記憶手段を用いて前記スケジュール画面データ出力手段で出力するスケジュール画面データ出力ステップと、
    から構成されたことを特徴とするグループワーク支援方法。
  8. 前記スケジュール管理データ記憶手段は、前記仕事データ間の階層情報を記憶しており、
    前記コンピュータは、階層特定情報取得手段を備えており、前記表示する仕事の階層を特定する階層特定情報を前記階層特定情報取得手段で取得する階層特定情報取得ステップを備え、
    前記スケジュール画面データ出力ステップで、前記仕事と、前記担当者と、前記期間とを、前記取得した階層特定情報で特定される階層からなるツリー構造として表示するためのスケジュール画面データを出力することを特徴とする請求項7に記載のグループワーク支援方法。
  9. 前記コンピュータは、編集情報取得手段と、スケジュール管理データ更新手段と、を備え、
    前記スケジュール画面に表示する仕事、人員、期間のうちの少なくとも1つを編集する編集情報を前記編集情報取得手段で取得する編集情報取得ステップと、
    前記取得した編集情報を用いて前記スケジュール管理データ更新手段で前記スケジュール管理データを更新するスケジュール管理データ更新ステップと、
    を備え、
    前記スケジュール画面データ出力ステップでは、前記スケジュール管理データ更新ステップで更新したスケジュール管理データを用いて前記スケジュール画面データを出力することを特徴とする請求項7に記載のグループワーク支援方法。
  10. 前記コンピュータは、1の軸で前記仕事の達成率を表し、他の軸で時間を表したグラフ上に折れ線グラフで表示するためのグラフ画面データを作成するグラフ作成手段を具備し、
    前記グラフ作成手段で、前記スケジュール管理データ更新手段による前記仕事の期間の変化と、当該編集情報を取得した日時から、当該日時において予定している達成率に対する実際の達成率を取得し、前記折れ線グラフ上に、前記予定していた達成率と、前記取得した実際の達成率を表示するように前記グラフ画面データを作成するグラフ作成ステップを備えたことを特徴とする請求項9に記載のグループワーク支援方法。
  11. 前記コンピュータは理由書き込み手段を備え、
    前記実際の達成率が、前記予定している達成率と一致しない場合に前記理由書き込み手段で理由を書き込む理由書き込みステップを備えたことを特徴とする請求項10に記載のグループワーク支援方法。
  12. グループの仕事を特定する仕事データと、前記仕事を担当する担当者を特定する人員データと、前記仕事の期間を特定する期間データとを各仕事ごとに管理するスケジュール管理データ記憶手段と、編集情報取得手段と、スケジュール管理データ更新手段と、グラフ作成手段と、を備えたコンピュータにおいて、
    前記スケジュール管理データに記憶されている期間を編集する編集情報を前記編集情報取得手段で取得する編集情報取得ステップと、
    前記取得した編集情報を用いて前記スケジュール管理データ更新手段で前記スケジュール管理データを更新するスケジュール管理データ更新ステップと、
    1の軸で前記仕事の達成率を表し、他の軸で時間を表したグラフ上に折れ線グラフで表示するためのグラフ画面データを前記グラフ作成手段で作成するグラフ作成ステップと、から構成され、
    前記グラフ作成ステップでは、前記スケジュール管理データ更新ステップによる前記仕事の期間の変化と、当該編集情報を取得した日時から、当該日時において予定している達成率に対する実際の達成率を取得し、
    前記折れ線グラフ上に、前記予定していた達成率と、前記取得した実際の達成率を表示することを特徴とするグループワーク支援方法。
  13. グループの仕事を特定する仕事データと、前記仕事を担当する担当者を特定する人員データと、前記仕事の期間を特定する期間データとを各仕事ごとに管理するスケジュール管理データ記憶機能と、
    前記仕事に対応する担当者のうちの特定の人員を表示するか、あるいは全員を表示するかを選択する選択情報を取得する選択情報取得機能と、
    前記仕事を表示する仕事表示欄と、前記表示した仕事に対応する前記担当者を前記取得した選択情報に応じて表示する人員表示欄と、前記表示した仕事に対応する前記期間を表示する期間表示欄と、を備えたスケジュール画面を表示するためのスケジュール画面データを前記スケジュール管理データ記憶機能を用いて出力するスケジュール画面データ出力機能と、
    をコンピュータで実現するためのグループワーク支援プログラム。
  14. 前記スケジュール管理データ記憶機能は、前記仕事データ間の階層情報を記憶し、
    前記表示する仕事の階層を特定する階層特定情報を取得する階層特定情報取得機能を前記コンピュータで実現し、
    前記スケジュール画面データ出力機能は、前記仕事と、前記担当者と、前記期間とを、前記取得した階層特定情報で特定される階層からなるツリー構造として表示するためのスケジュール画面データを出力する請求項13に記載のグループワーク支援プログラム。
  15. 前記スケジュール画面に表示する仕事、人員、期間のうちの少なくとも1つを編集する編集情報を取得する編集情報取得機能と、
    前記取得した編集情報を用いて前記スケジュール管理データを更新するスケジュール管理データ更新機能と、
    を前記コンピュータで実現し、
    前記スケジュール画面データ出力機能は、前記スケジュール管理データ更新機能で更新したスケジュール管理データを用いて前記スケジュール画面データを出力する請求項13に記載のグループワーク支援プログラム。
  16. 1の軸で前記仕事の達成率を表し、他の軸で時間を表したグラフ上に折れ線グラフで表示するためのグラフ画面データを作成するグラフ作成機能を前記コンピュータで実現し、
    前記グラフ作成機能は、前記スケジュール管理データ更新機能による前記仕事の期間の変化と、当該編集情報を取得した日時から、当該日時において予定している達成率に対する実際の達成率を取得し、
    前記折れ線グラフ上に、前記予定していた達成率と、前記取得した実際の達成率を表示するように前記グラフ画面データを作成する請求項15に記載のグループワーク支援プログラム。
  17. 前記実際の達成率が、前記予定している達成率と一致しない場合に理由を書き込む理由書き込み機能をコンピュータで実現する請求項16に記載のグループワーク支援プログラム。
  18. グループの仕事を特定する仕事データと、前記仕事を担当する担当者を特定する人員データと、前記仕事の期間を特定する期間データとを各仕事ごとに管理するスケジュール管理データ記憶機能と、
    前記スケジュール管理データに記憶されている期間を編集する編集情報を取得する編集情報取得機能と、
    前記取得した編集情報を用いて前記スケジュール管理データを更新するスケジュール管理データ更新機能と、
    1の軸で前記仕事の達成率を表し、他の軸で時間を表したグラフ上に折れ線グラフで表示するためのグラフ画面データを作成するグラフ作成機能と、
    をコンピュータで実現するためのグループワーク支援プログラムであって、
    前記グラフ作成機能は、前記スケジュール管理データ更新機能による前記仕事の期間の変化と、当該編集情報を取得した日時から、当該日時において予定している達成率に対する実際の達成率を取得し、
    前記折れ線グラフ上に、前記予定していた達成率と、前記取得した実際の達成率を表示することを特徴とするグループワーク支援プログラム。
  19. 請求項13から請求項18までのうちの何れか1の請求項に記載のグループワーク支援プログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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