JP2003242321A - プロジェクト情報処理装置及びコンピュータ・ソフトウエア - Google Patents

プロジェクト情報処理装置及びコンピュータ・ソフトウエア

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JP2003242321A
JP2003242321A JP2002043354A JP2002043354A JP2003242321A JP 2003242321 A JP2003242321 A JP 2003242321A JP 2002043354 A JP2002043354 A JP 2002043354A JP 2002043354 A JP2002043354 A JP 2002043354A JP 2003242321 A JP2003242321 A JP 2003242321A
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Hisanori Nonaka
久典 野中
Shigehisa Sakimura
茂寿 崎村
Takeshi Yokota
毅 横田
Kenji Araki
憲司 荒木
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロジェクトにおけるタスクと、タスクの実
施に関連する情報の管理を統合的に支援するプロジェク
ト情報処理装置及びコンピュータ・ソフトウエアを提案
する。 【解決手段】 プロジェクトを構成するタスクに関連す
るドキュメントを表す記号123を表示するタスク領域
12を画面に表示する機能と、タスク領域12に表示さ
れたドキュメントを表す記号125への操作指示を受け
てドキュメントの作業を行う機能とを有するプロジェク
ト情報処理装置であって、タスク領域12は、ドキュメ
ントを表す記号123を表す記号を表示する一般作業領
域121と出力作業領域122とからなり、出力作業領
域122は、領域内にドキュメントを表す記号126を
移動操作させると対応付けられたプロジェクトを構成す
る他のタスクのタスク領域にドキュメントを表す記号を
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設や開発のプロ
ジェクトや日常業務におけるワークフローの管理を円滑
ならしめるのための情報システムに関連し、プロジェク
トやワークフローの実施に関連する各種情報の管理や交
換を支援するための機能とそのユーザインタフェースの
方式、これを実現するシステム及びこれを実現する装置
に関する。
【0002】なお、本明細書で言うプロジェクト管理と
は、1つ以上の業務(タスク)の実施に関連する情報を
適切に管理・加工・提供することを指しており、これに
よりタスクの実施を円滑ならしめることを目的とする。
【0003】また、タスクの実施に関連する情報とは、
例えばタスクの実施に必要な人員や機材、コストなどの
リソース情報、作業時間や開始・終了予定時刻などの時
間的情報、実施にあたって参照すべき文書(ドキュメン
ト)やデータ、インターネットにおけるホームページの
アドレスに対応するURL(Uniform Reso
urce Locator)などの関連情報、実施の目
的や手順、他のタスクとの順序関係、タスクに関連する
リスクの情報などが含まれる。
【0004】また本明細書で言うプロジェクト管理は、
プラントの建設やソフトウェアの開発プロジェクトばか
りでなく、日常的な業務の実施管理、特に定型的な業務
の連鎖であるワークフローの管理と言ったより広い概念
を含む。
【0005】
【従来の技術】従来からプロジェクト管理のための方式
やシステムは数々提案されており、特に本発明の主眼で
あるプロジェクトにおけるドキュメントに管理に着目す
ると、例えば(1)特開平11−282918号公報に
ある「文書管理方式及び装置及びコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体」、(2)特開平10−214113号
公報にある「掲示板型データベースを用いた業務処理シ
ステム」、(3)特開2000−187695号公報に
ある「ワークフロー管理システム」、(4)特開平11
−353369号公報にある「リソース・スケジュール
を表示及び編集するための方法およびシステム」などが
挙げられる。
【0006】(1)特開平11−282918号公報
は、工程表にドキュメントを時系列配置して表示し、工
業製品の設計・製造プロジェクトにおける文書管理を効
率化するものである。
【0007】(2)特開平10−214113号公報
は、仮想的な掲示板を用いて業務プロセスに関連する文
書の受け渡しを効率化し、作業効率を向上することを図
るものである。
【0008】(3)特開2000−187695号公報
は、ワークフローのクライアントに仮想的な業務の受付
箱という記憶領域を設けて業務の引き渡しと類似業務の
検索を容易化するものである。
【0009】(4)特開平11−353369号公報
は、プロジェクト管理に関連してリソース・スケジュー
ルを適切に管理するためのユーザインタフェースを提案
している。
【0010】さらに、プロジェクト管理のための統合的
なソフトウェアとしては、米国マイクロソフト社のソフ
ト製品「Microsoft Project」が良く
知られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のプロジェクト管
理システムの問題点としては、下記のようなものが挙げ
られる。 (1)課題1:タスクとドキュメントの管理 従来のプロジェクト管理システムは、プロジェクト内の
タスクの「スケジュール」や「リソース」などの管理に
重点が置かれた管理者向けのツールと位置付けられてお
り、タスクの「実施」すなわち現場の実施者を直接的に
支援するツールという意識は薄かった。
【0012】典型的には、タスクの実施に関連するドキ
ュメント類は、タスクのスケジュール管理システムとは
別のシステムで管理されていた。例えば、Micros
oft Projectにおいては、システムの機能は
複数のタスクのスケジュール管理とリソース管理が中心
であり、各タスクに関連するドキュメント類は、個々の
タスクのプロパティの一つとして関連付けられるが、こ
れらのドキュメント類の交換、保存、加工などのドキュ
メントに対する処理はユーザが手作業で行う必要があっ
た。
【0013】例えば、ユーザは特定のタスクのプロパテ
ィの一つとして所望のドキュメントを登録することはで
きる。しかし、このドキュメントを加工したい場合に
は、通常はこれを自分のコンピュータの特定のフォルダ
にダウンロードし、ここで加工するといったユーザの措
置が必要となる。このため、ダウンロード後のドキュメ
ントのバージョン管理が煩雑で、特に複数のタスクをユ
ーザが実施しようとした場合に、ユーザはどれがオリジ
ナルでどれがコピーであるか、また最終提出版はどれか
といったことが分からなくなってしまうという問題点が
ある。
【0014】またドキュメントを格納するフォルダの名
称やその場所の管理はユーザまかせであるため、過去に
利用したフォルダの名称や場所を忘れたり、どのフォル
ダがどのタスクに関連するドキュメントを格納している
のかが分からなくなったり、ファイルの整理を行う際に
誤って必要なフォルダを削除してしまうといった問題点
もある。
【0015】(2)課題2:関連情報との統合化 さらに、個々のタスクの実施目的や期限、ドキュメント
の作成手順、作成にあたって参照すべきデータなどの関
連情報は、作成すべきドキュメントとは別のデータやフ
ァイルであるため、ユーザは人為的にこれらの関連情報
をドキュメントと関連付けて管理する必要がある。この
ため管理に手間がかかり間違いも多くなるという問題点
がある。
【0016】(3)課題3:タスク間の連携 また、プロジェクトを実施する過程で、複数のタスク間
でドキュメントを受け渡し、内容の照査、承認、編集な
どを行う場合がある。このようなドキュメントとは例え
ば、各種の報告書や契約書、設計図、発注書類等々であ
る。従来、あるタスクにおいて作成したドキュメントを
別タスクの実施者に送りたい場合には、該ドキュメント
をFDやMOなどの電子媒体に複写して渡す、メールに
添付して送付する、ドキュメントを保存するフォルダを
ネットワーク上に公開してダウンロードしてもらうとい
ったユーザの介在が必要となり、使い勝手が悪いという
問題があった。さらに、受け取ったドキュメントがどの
タスクに対応するのかをユーザが判断して管理する必要
があり、このための手間がかかるという問題点もあっ
た。
【0017】これに対して、上記のようなドキュメント
の回覧に重点を置いたプロジェクト管理のためのツール
として、例えば「ここまできたワークフロー管理システ
ム(速水治夫、情報処理学会誌Vol.39、No.1
1、pp.1160−1165、1998)」に記載さ
れたワークフローシステムがある。
【0018】しかし、こられの手法ではタスクとドキュ
メント等の関連情報を統合的に管理し、同時にタスク間
のデータ連携を実現することは困難であった。
【0019】本発明は、上記のような問題点を踏まえた
ものであり、その目的は、プロジェクトにおけるタスク
と、タスクの実施に関連する情報の管理を統合的に支援
するプロジェクト情報処理装置及びコンピュータ・ソフ
トウエアを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によるプロジェクト管理方式は、1つ以上の
タスクから構成されるプロジェクトにおいて、前記プロ
ジェクト内の任意のタスクに、該タスクに関連するデー
タやファイルを表す記号(以下、「アイコン」と呼称す
る)を表示する第1の表示領域と第2の表示領域を対応
付ける。前記第1の表示領域においてユーザは前記デー
タやファイルの複写、加工、削除などを実行する。ま
た、前記第2の表示領域には前記プロジェクト内の別の
タスクを対応付け、前記タスクの第1の表示領域に表示
された前記ファイルを表す記号を、該タスクの第2の表
示領域に移動させることにより、該第2の表示領域に対
応付けられた別のタスクの第1の表示領域に、前記ファ
イルを表す記号を追加表示する。
【0021】即ち、本発明は、プロジェクトを構成する
少なくとも1つのタスクに関連するドキュメントを表す
記号及びタスク作業を表す記号を表示するタスク領域を
画面に表示する機能と、該タスク領域に表示されたドキ
ュメントを表す記号への操作指示を受けて該ドキュメン
トの作業を行う機能とを有するプロジェクト情報処理装
置であって、前記タスク領域は、タスクのドキュメント
を表す記号及び出力作業以外のタスク作業を表す記号を
表示する一般作業領域と出力作業領域とからなり、該出
力作業領域は、領域内にドキュメントを表す記号を移動
操作させると対応付けられたプロジェクトを構成する他
のタスクのタスク領域に該ドキュメントを表す記号を表
示するプロジェクト情報処理装置である。
【0022】また、本発明は、前記タスク領域は、移動
操作された記号のドキュメントの修正履歴を表示し、対
応付けられた出力先を表示するプロジェクト情報処理装
置である。
【0023】そして、本発明は、前記一般作業領域及び
出力作業領域に表示されたドキュメントを表す記号の操
作指示を受けて、該ドキュメントのオープン、編集、保
存、複写、削除を可能とする機能を有するプロジェクト
情報処理装置である。
【0024】更に、本発明は、前記一般作業領域におい
て所定の操作指示を受けて、新規ドキュメント及びこれ
を表す記号を作成する機能を有するプロジェクト情報処
理装置である。
【0025】また、本発明は、前記出力作業領域に移動
したファイルを、この領域に対してあらかじめ指定され
たアドレス、フォルダ、データベースに転送する機能を
有するプロジェクト情報処理装置である。
【0026】そして、本発明は、前記一般作業領域は、
参照専用のドキュメントを表す記号を表示する参照専用
領域と、それ以外のドキュメントを表す記号を表示する
通常使用領域とを有するプロジェクト情報処理装置であ
る。
【0027】更に、本発明は、前記タスクの実施の手順
に関するガイダンスを表示するための独立したガイダン
ス表示領域を有するプロジェクト情報処理装置である。
【0028】また、本発明は、前記タスクの実施に当た
って参照すべきファイル、データベースやホームページ
へのリンク先記号を表示する表示領域を有するプロジェ
クト情報処理装置である。
【0029】そして、本発明は、プロジェクト内のタス
クをガントチャートやアローダイアグラムなどの工程表
として表示し、該工程表上で任意のタスクを選択するこ
とにより、該タスクに対応付けられた一般作業領域及び
出力作業領域を表示する機能を有するプロジェクト情報
処理装置である。
【0030】更に、本発明は、タスクに関係するドキュ
メントやアイコン、表示領域のデータと、該データ操作
のための関数を、ひとまとめにしたオブジェクトデータ
として配布する機能を有するプロジェクト情報処理装置
である。
【0031】また、本発明は、前記配布されたオブジェ
クトデータについての作業の開始により、該オブジェク
トデータを配布したプロジェクト情報処理装置に作業開
始を通知する機能を有するプロジェクト情報処理装置で
ある。
【0032】そして、本発明は、プロジェクトを構成す
る少なくとも1つのタスクに関連するドキュメントを表
す記号及びタスク作業を表す記号を表示するタスク領域
を画面に表示する機能と、該タスク領域に表示されたド
キュメントを表す記号への操作指示を受けて該ドキュメ
ントの作業を行う機能とを有するプロジェクト情報処理
装置に使用されるコンピュータ・ソフトウエアであっ
て、前記タスク領域は、タスクのドキュメントを表す記
号及び出力作業以外のタスク作業を表す記号を表示する
一般作業領域と出力作業領域とからなり、該出力作業領
域は、領域内にドキュメントを表す記号を移動操作させ
ると対応付けられたプロジェクトを構成する他のタスク
のタスク領域に該ドキュメントを表す記号を表示するこ
とをコンピュータに実現させるプログラムからなるコン
ピュータ・ソフトウエアである。
【0033】本発明により、(1)タスクと関連ドキュ
メント類を対応付けて管理できる。即ち、タスクと関連
付けられた第1の表示領域において、ユーザは該タスク
に関連するドキュメントに対する処理ができる。例え
ば、第1の表示領域に該タスクに関連するファイルのア
イコンが置かれている場合を想定すると、所定の手順に
従って本アイコンに対応するファイルを開き、内容の編
集を行うこと、本アイコンを複写してファイルのコピー
を作成すること、本アイコンを消去することによりファ
イルを削除すること、本アイコンの名称を変更すること
によりファイルの名称を変更することなどのファイル操
作が可能である。これによりユーザは、タスクに関連し
たファイルを第1の表示領域で一元的に管理することが
でき、従来ユーザがファイルの自主管理していた場合の
ように、どのフォルダがどのタスクに関連するドキュメ
ントを格納しているのかが分からなくなったり、フォル
ダそのものの場所がわからなくなったり、誤ってフォル
ダを削除してしまうといった管理上の煩雑さや、それに
起因する事故を軽減できる。
【0034】本発明により、(2)タスクに関連する情
報を一元管理することができる。すなわち、加工対象と
なるドキュメント類に限らず、タスクに関連する情報、
例えばタスクの実施に必要な人員や機材、コストなどの
リソース情報、作業時間や開始・終了予定時刻などの時
間的情報、実施にあたって参照すべき文書(ドキュメン
ト)やデータ、インターネットにおけるホームページの
アドレスに対応するURL(Uniform Reso
urce Locator)などの関連情報、実施の目
的や手順、他のタスクとの順序関係、タスクに関連する
リスクの情報などに対応するアイコンを、前記第1の表
示領域に表示する。これにより、タスクと関連情報とを
対応付けて一元的に管理できるため、従来ユーザが抱え
ていた関連情報とドキュメントとの関連付け管理の手間
がかかり間違いも多くなるという課題を軽減できる。
【0035】本発明によれば、(3)タスク間のドキュ
メントの受け渡しが容易である。例えばタスクAに対応
付けられた第1の表示領域で作成したドキュメントの最
終版を、該タスクの第2の表示領域に移動させることに
より、これを該第2の表示領域に対応付けられた別のタ
スクBの第1の表示領域に自動的に送付することができ
る。これによりユーザは、タスク間のドキュメント交換
を統合的なインタフェースで実施することができ、使い
勝手が向上する。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
本発明のプロジェクト情報処理装置の実施例について、
図1〜図22を用いて説明する。図1は、実施例1のプ
ロジェクト管理・支援システムの提供する画面の例の説
明図である。図2は、実施例1のプロジェクト管理・支
援システムの機能構成の説明図である。図3は、実施例
1のプロジェクト管理・支援システムにおけるタスクデ
ータの例の説明図である。図4は、実施例1のプロジェ
クト管理・支援システムにおけるワークパッケージデー
タの例の説明図である。図5は、実施例1のプロジェク
ト管理・支援システムの機能構成の別の例の説明図であ
る。図6は、実施例1のプロジェクト管理・支援システ
ムにおけるワークパッケージデスクトップの操作例の説
明図である。図7は、実施例1のプロジェクト管理・支
援システムにおけるワークパッケージデータの例の説明
図である。図8は、実施例1のプロジェクト管理・支援
システムにおける処理フローの一例の説明図である。図
9は、実施例1のプロジェクト管理・支援システムにお
けるワークパッケージデータの例の説明図である。図1
0は、実施例1のプロジェクト管理・支援システムにお
けるプロジェクト管理画面の別の例の説明図である。図
11は、実施例2のプロジェクト管理・支援システムの
機能構成の説明図である。図12は、実施例2のプロジ
ェクト管理・支援システムにおける接続者情報の一例の
説明図である。図13は、実施例2のプロジェクト管理
・支援システムにおける処理フローの一例の説明図であ
る。図14は、実施例2のプロジェクト管理・支援シス
テムにおける複数ユーザ間の連携の例の説明図である。
図15は、実施例2のプロジェクト管理・支援システム
におけるドキュメント処理のコマンドリストの一例の説
明図である。図16は、実施例2のプロジェクト管理・
支援システムにおけるワークパッケージデスクトップの
例の説明図である。図17は、実施例2のプロジェクト
管理・支援システムにおけるワークパッケージデスクト
ップのクラス構成の一例の説明図である。図18は、実
施例3の実施例2のプロジェクト管理・支援システムを
使用するプロジェクト管理事業モデルの例の説明図であ
る。図19は、実施例4のプロジェクト管理システムに
おける機能構成の説明図である。図20は、実施例4の
プロジェクト管理システムにおけるTo−Doリストデ
ータの一例の説明図である。図21は、実施例4のプロ
ジェクト管理システムにおけるTo−Doリストデータ
の別の例の説明図である。図22は、実施例2のプロジ
ェクト管理・支援システムにおけるワークパッケージデ
ータの別の例の説明図である。
【0037】実施例1を説明する。本実施例は、プロジ
ェクト情報処理装置の1つであるプロジェクト管理・実
施を支援するシステムの例であり、プロジェクトを構成
する少なくとも1つのタスクに関連するドキュメントを
表す記号及びタスク作業を表す記号を表示するタスク領
域を画面に表示する機能と、タスク領域に表示されたド
キュメントを表す記号への操作指示を受けてドキュメン
トの作業を行う機能とを有しており、そして、タスク領
域は、タスクのドキュメントを表す記号及び出力作業以
外のタスク作業を表す記号を表示する一般作業領域と出
力作業領域とからなり、出力作業領域は、領域内にドキ
ュメントを表す記号を移動操作させると対応付けられた
プロジェクトを構成する他のタスクのタスク領域に該ド
キュメントを表す記号を表示する。
【0038】本実施例のプロジェクト管理・実施支援シ
ステムの提供する画面の例を図1に示す。図1は本実施
例の中心的な役割を果たす2つのウィンドウを説明する
図である。以下では説明の簡単のため、これらのウィン
ドウをプロジェクトウィンドウ11とワークパッケージ
ウィンドウ12と呼称する。なお図中、破線はユーザ操
作によるドキュメントや画面の遷移、一点鎖線は自動処
理によるドキュメントの遷移の様子を説明するための補
助線である。
【0039】はじめに、ユーザのディスプレイ1にはプ
ロジェクトウィンドウ11が表示される。プロジェクト
ウィンドウ11は管理対象プロジェクトのタスクが一覧
できるウィンドウであり、少なくともタスクの名称の一
覧表を表示し、好適には時間軸に沿ってタスクに対応す
る矩形111〜113を配置したガントチャート図また
はネットワーク図が表示される。
【0040】図1では画面横軸に時間軸114を取った
ガントチャート形式で、3つのタスク(実施時期の早い
順にタスクA、タスクB、タスクC)の関係を表してい
る。また、図1においてタスク間をつなぐ矢印は、タス
クAが終わるとタスクBを、タスクBが終わるとタスク
Cを実施する、というタスクの実施順序関係を表してい
る。なお、プロジェクトウィンドウ11としては公知の
プロジェクト管理図を表示できれば良く、図1の実施例
の表示形式には限定されるものではない。
【0041】図1において、ユーザがタスクBに対応す
る矩形112を指定すると、タスクBに対応するワーク
パッケージウィンドウ12が表示される。より具体的に
は、例えばユーザがマウスカーソルで前記矩形112を
ダブルクリックする、シングルクリックして矩形112
を選択した後キーボードからEnterボタンを押下す
るといった指定方法が考えられるが、矩形112に対応
するワークパッケージウィンドウ12を開くという動作
が特定できる他の方法で代替可能である。
【0042】さらに、任意のタスクのワークパッケージ
ウィンドウを開く際に、該タスクの実施権限の認証を行
えば、システムの情報セキュリティを高めることができ
る。権限認証処理についてはパスワードやIDカードを
用いる方法の他、既存の手段を用いれば良く、本発明で
は特に限定しない。
【0043】本実施例において、ワークパッケージウィ
ンドウ12の内部はさらに、ワークエリア(一般作業領
域)121と出力エリア(出力作業領域)122とに分
かれている。ワークエリア121は対応するタスクに関
連するドキュメント類をユーザが管理・操作するための
エリアであり、ユーザはこのエリアにおいて少なくとも
前記ドキュメント類の新規作成、オープン、編集、複
写、保存、および削除の操作が可能である。
【0044】図1では、タスクBのワークパッケージウ
ィンドウ12のワークエリア121には、当初「Ve
r.0」という名称を持つドキュメントのアイコン12
3が与えられている。ユーザが前出したタスクBに対応
する矩形112を指定したのと同様の方法で、アイコン
123を指定することにより、アイコン123に対応す
るドキュメントを開き、内容の参照、編集、保存等を行
うことが可能である。ウィンドウ13は、アイコン12
3に対応するドキュメントとして、米国マイクロソフト
社の表計算ソフトExcelで作成した住所録を開いた
例である。このように、タスクに関連するドキュメント
は、必ずしも本特許による提案システム専用のソフトウ
ェアで作成されている必要はなく、一般の商用ソフトウ
ェアで作成されているものでもかまわない。これにより
タスクとドキュメントとを対応付けて管理することがで
き、タスク管理の使い勝手が向上する。
【0045】またワークエリア121に置かれるドキュ
メントは、必ずしもこのエリアにおいて新規作成された
ものである必要はなく、外部のドキュメントの保存場所
から一般的なコピー操作でコピーされてきたものであっ
ても良い。さらに、ワークエリア121には複数のある
いは複数種類のドキュメントを同時に置くこともでき
る。
【0046】図1の実施例では、ドキュメント「Ve
r.0」を改訂して「Ver.1」という名称で保存
し、これをさらに改訂して「Ver.2」という名称で
保存した様子を示している。これにより、ワークエリア
121には、「Ver.0」という名称を持つドキュメ
ントのアイコン123の他に、「Ver.1」という名
称を持つドキュメントのアイコン124と、「Ver.
2」という名称を持つドキュメントのアイコン125と
が表示される。
【0047】また、図1では直感的な見易さを重視して
ドキュメントをアイコンという形式で表示しているが、
他の表現方法を用いても良い。例えば、ドキュメントの
名称と作成時刻や容量などを表形式で表示することも可
能である。この場合、アイコン表示と比較して、ドキュ
メントに関するより多くの情報を表示できるというメリ
ットがある。さらにドキュメントを名前順、作成時刻
順、容量順などに並べ替えることができると、ドキュメ
ント管理上さらに好適である。
【0048】次に、ワークパッケージウィンドウ12の
出力エリア122について説明する。本実施例において
出力エリア122とは、当該タスクで作成したドキュメ
ントを所定の別タスクに対して送付する機能を持ったエ
リアである。
【0049】図1の実施例においては、ワークエリア1
21で作成したドキュメント「Ver.2」を最終提出
版として、タスクB(矩形112)の次のタスクである
タスクC(矩形113)に送付する場合について説明す
る。
【0050】ここでユーザは、ワークエリア121にあ
る「Ver.2」という名称を持つドキュメントのアイ
コン125を指定し、これを出力エリア122に移動さ
せる。より具体的には、アイコン125をドラッグ&ド
ロップと呼ばれるマウスカーソル操作で移動させる、あ
るいはアイコン125をシングルクリックした後に、
「出力エリアへの移動」に対応するコマンドを入力す
る、といった操作方法が考えられるが、アイコン125
の出力エリア122への移動という動作が特定できる他
の方法で代替可能である。
【0051】上記方法によってアイコン125が出力エ
リア122に移動されると、本実施例によるシステム
は、アイコン125に対応するドキュメント「Ver.
2」をタスクCに自動的に送付する。すなわち、ドキュ
メント「Ver.2」に対応するアイコン126が、タ
スクCに対応するワークパッケージウィンドウのワーク
エリアに追加表示され(図示せず)、ここでタスクBの
ワークエリア121で「Ver.0」に対して行ったの
と同様に、「Ver.2」のオープン、編集、保存、複
写、削除、並べ替えなどの操作ができるようになる。
【0052】立ち戻って、タスクBのワークエリア12
1にアイコン123として表示されていたドキュメント
「Ver.0」は、このエリアにおいて新規作成された
り、外部のドキュメントの保存場所からコピーされてき
たものでなくても良く、タスクBの先行タスクであるタ
スクA(矩形111)から受け渡されたドキュメントで
あってもかまわない。
【0053】本実施例により、ユーザは特定のタスクに
関連するドキュメントの管理(作成、編集、保存、削
除)をワークエリアという一元的な表示領域内で実施で
きると同時に、ドキュメントの別タスクへの受け渡し
を、該ドキュメントを出力エリアに移動するという操作
のみで実施できるため、タスクに関連するドキュメント
管理の効率を向上することができる。
【0054】実施例1のシステムの機能構成を説明す
る。図2に第1の実施例によるプロジェクト管理・実施
支援システム2の機能構成を示す。プロジェクト管理・
実施支援システム2は、コンピュータ等からなり、タス
ク管理部21、ワークパッケージ(WP)管理部22及
びユーザインタフェース(UI)管理部23という3つ
の機能部と、タスクデータベース(DB)24、ワーク
パッケージデータベース(WPDB)25及び関連情報
データベース(DB)26という3つのデータベースか
ら構成される。
【0055】タスク管理部21は、プロジェクト内の個
々のタスクの名称や実施時期などに関するデータを管理
する部分であり、データの実体はタスクDB24に記憶
される。
【0056】ワークパッケージ管理部22は、個々のタ
スクに対応するワークパッケージに関わるデータを管理
する部分であり、データの実体はWPDB25と関連情
報DB26に記憶される。
【0057】ユーザインタフェース管理部23は、タス
ク管理部21やワークパッケージ管理部22が管理する
情報を表示用データに加工して表示装置31に表示し、
またユーザ4が入力装置32を介して入力したデータを
加工してタスク管理部21またはワークパッケージ管理
部22に振り分ける機能を有する。
【0058】以下では個々の処理部とデータベースの詳
細について説明する。データ構成(タスクDB24)を
説明する。図3にタスクDB24に記憶されるタスクデ
ータ51のデータ構造の一例を示す。本例において個々
のタスクは、タスク名511、実施者512、開始予定
時刻513、終了予定時刻514、ワークパッケージ名
515、後続タスク名516という属性項目を持つ。
【0059】図3のタスクデータ51において、例えば
タスクAの実施者は田中一郎、タスクAの開始予定時刻
は2001年9月1日の午前8時で終了予定時刻が翌9
月2日の午後5時であること、さらに、タスクAに対応
するワークパッケージの名称がWP01であること、後
続タスクがタスクBであることが示されている。ここで
実施者512や後続タスク名516は複数個設定されて
いても良い。
【0060】これらのデータは、少なくとも図1におけ
るプロジェクトウィンドウ11を表示するために必要な
情報を含み、これ以外にタスクの実施者、対応するワー
クパッケージの名称などの情報を含んでいる。
【0061】またタスクデータ51には、図3に示した
属性項目の他に、例えばタスクの種類や重要度、実施に
必要とされるリソースの種類や量、表示のための色や線
種、表示順序を示す番号など、タスクに固有の属性項目
を追加することもできる。
【0062】タスク管理部21が管理する図3のタスク
情報に基づいて、ユーザインタフェース管理部23はプ
ロジェクトウィンドウの表示用データを作成し、表示装
置31に表示する。
【0063】データ構成(WPDB25)を説明する。
図4は、WPDB25に記憶される(ワークパッケージ
WP02に対応する)ワークパッケージデータ52のデ
ータ構造の一例を示す。本例において個々のワークパッ
ケージは、ワークパッケージ名521、エリア種別52
2、ドキュメント名523、ドキュメントの実体の保存
場所524、ドキュメントの状態525という属性項目
を持つ。
【0064】なお、図3からわかるようにワークパッケ
ージWP02は、タスクBに対応するワークパッケージ
であり、さらにワークパッケージデータ52の表す内容
は、図1に示すワークパッケージウィンドウ12に対応
するものである。
【0065】これらのデータは、どのワークパッケージ
にどのドキュメント等の関連情報が関わっているかを示
すための情報であり、この目的に沿うなら図4に示した
以外のデータ構造が用いられても良い。
【0066】図4は、ワークパッケージWP02にはエ
リア種別522としてワークエリアと出力エリアがあ
り、このワークエリアにはドキュメント名欄523にあ
るように、「Ver.0」「Ver.1」「Ver.
2」という名の3つのドキュメントが、また出力エリア
には「Ver.2−1」という名のドキュメントが含ま
れることを表している。またドキュメントの保存場所欄
524には、個々のドキュメントの実体あるいは保存場
所を表す論理名、すなわち図2における関連情報DB2
6の論理的な場所が記述されている。例えば、ドキュメ
ント「Ver.0」という名称のドキュメントの実体
は、「C:¥Project01¥Task−B¥Ve
r.0.doc」である。これは「コンピュータの記憶
装置のうちCという論理名を持つドライブにあるフォル
ダProject01下のサブフォルダTask−Bに
あるVer.0.docという論理名を持つドキュメン
ト」を表している。
【0067】ここでは良く知られているマイクロソフト
社のオペレーティングシステムにおけるドキュメントの
論理名の表記法を例として用いているが、同じ目的を持
つ別の表記法で記述しても良い。
【0068】また、論理的に識別できるならば、図5に
示すように関係情報DB26の実体はネットワーク30
bを介して利用可能な形式で分散配置されていてもかま
わない。ドキュメントの実体がネットワーク上で分散配
置されている場合、プロジェクト管理・実施支援システ
ム2bの内部(ローカル)に記憶装置を持たなくて済む
ので、システム装置が簡略化される。また、関連情報デ
ータベース361b、362bを他のプロジェクト管理
・実施支援システム3cと共有することにより、データ
の一元化が可能になり、データを最新に保つといった運
用が効率的に行えるようになる。
【0069】同様の目的のために、タスクDB24bお
よびワークパッケージDB25bも、論理的に一元管理
できる形式で、その実体がネットワーク上で分散配置さ
れていても良い。
【0070】また図4における状態欄525には各行に
対応するドキュメントの管理状態が記述されている。こ
こでは、「R/W」は対応するドキュメントが読み書き
(Read/Write)可能であることを、「R」は
読み取り(Read)のみ可能であることを表してい
る。ここではワークエリアから出力エリアに移動したド
キュメントは、最終版であるものとして改訂不可である
というポリシーを想定している。その他、読み取り、書
きこみ権限に関する詳細な情報を追加することも可能で
あるが、この方式については本発明では限定しない。
【0071】図2のユーザインタフェース管理部23
は、図4のワークパッケージデータ52に基づいて、図
1のワークパッケージウィンドウ12を描画する。すな
わち、ワークエリア121にドキュメント名「Ver.
0」「Ver.1」「Ver.2」に対応するアイコン
123〜125を、出力エリア122にドキュメント名
「Ver.2−1」に対応するアイコン126を描画す
る。
【0072】アイコンの操作に伴う処理を説明する。次
に、ユーザがワークパッケージウィンドウ上にあるアイ
コンの操作を行った場合のシステムの処理を説明するた
めに図6及び図7を用いる。図6はワークエリア121
dに3つのアイコン123d〜125d及び出力エリア
122dにアイコン126dを持つワークパッケージウ
ィンドウ12d及びアイコン123dのウィンドウ13
dの画面を示す図であり、図7は図6に対応するワーク
パッケージデータ52dを示している。
【0073】ここで例えばユーザがワークエリア121
d上で「Ver.0」のアイコン123dをダブルクリ
ックした場合、ユーザインタフェース管理部23はこの
ことをワークパッケージ管理部22に伝える。ワークパ
ッケージ管理部22は、図7のワークパッケージデータ
52dを参照し、ワークエリアの「Ver.0」に対応
するドキュメントの保存場所が「C:¥Project
01¥Task−B¥Ver.0.doc」であること
を認識して、このドキュメントを開く操作を実施する。
より具体的にはオペレーティングシステムに対し、
「C:¥Project01¥Task−B¥Ver.
0.doc」を開くことを要求するコマンドを発行す
る。結果として、「Ver.0」に対応する画面13d
が開かれる。本実施例では、画面13dが開かれた後の
編集・更新操作については、各々のアプリケーションに
依存するものとする。
【0074】次にユーザがワークエリア121d上で
「Ver.2」のアイコン125dを出力エリア122
dのアイコン126dの位置にドラッグ&ドロップした
場合の処理について説明する。図8はこの場合の処理手
順のフロー図である。図中、実線矢印は処理の流れを、
点線矢印はデータの流れを表している。図中、ステップ
S804はタスク管理部21、ステップS802及びS
805はワークパッケージ管理部22、ステップS80
1、S803及びS806はユーザインタフェース管理
部23における処理を示している。
【0075】まずドラッグ&ドロップ操作が実施される
と、ユーザインタフェース管理部23はこのことを認識
し、ワークパッケージ管理部22に伝える(ステップS
801)。ワークパッケージ管理部22は、WPDB2
5に記憶されている当該タスクのワークパッケージデー
タ52dを参照し、ワークエリアの「Ver.2」に対
応するドキュメントの保存場所が「C:¥Projec
t01¥Task−B¥Ver.2.doc」であるこ
とを認識し、このコピーを作成してドキュメントの保存
場所欄524dに「C:¥Project01¥Tas
k−B¥Ver.2−1.doc」として保存する。同
時にドキュメント名523dを「Ver.2」、状態5
25dを「R」としてドキュメントの改変が不可である
ものとする(ステップS802)。以上の処理により、
図7のワークパッケージデータは図4のワークパッケー
ジデータに変更される。またユーザインタフェース管理
部23はワークパッケージデータの変更に伴って、ワー
クパッケージウィンドウを再描画し(ステップS80
3)、最終的に図1のワークパッケージウィンドウ12
の画面がユーザに提示される。
【0076】続いて、当該プロジェクトのワークパッケ
ージデータの変更をトリガとして、出力エリアに移動さ
れたドキュメントの次タスクへの送付処理が実施され
る。まず、当該プロジェクトのタスクデータベース24
に記憶されているタスクデータ51を参照して、タスク
Bの後続タスクがタスクCであること、さらにタスクC
に対応するワークパッケージ名がWP03であることを
抽出する(ステップS804)。次に、ワークパッケー
ジデータベース25に記憶されているWP03に対応す
るワークパッケージデータ52e(図9参照)のワーク
エリアのドキュメント名欄523eに、本実施例で移動
の対象となっているドキュメントの名称「Ver.2−
1」を、ドキュメントの保存場所欄524eに「C:¥
Project01¥Task−B¥Ver.2−1.
doc」を、状態欄525eに「R/W」を書き込む
(ステップS805)。最後に、タスクCのワークパッ
ケージウィンドウが開かれている場合には、書き換えら
れたワークパッケージデータ52eに基づいて、ワーク
エリアに、「Ver.2−1」という名称を持つドキュ
メントのアイコンを描画する(ステップS806)。
【0077】これにより、ユーザは出力エリアにドキュ
メントのアイコンをドラッグ&ドロップするだけで適切
なタスクにドキュメントを受け渡すことが可能であり、
ドキュメントの回覧に要する手間を削減することができ
る。
【0078】また、タスクCの画面が開いていない場合
にはステップS806の処理として、タスクCに対応す
るワークパッケージデスクトップを自動的に開いたり、
このことを画面や音あるいは点滅ライトなどの手段を用
いてユーザに通知することも考えられる。これにより、
ドキュメントの受け渡しが発生したこと、また関連する
タスクが何であるかといった情報を、ユーザが即座に認
識できるというメリットがある。
【0079】以上の処理の結果、最終的に得られる画面
の例を図10に示す。図10は、タスクBのワークパッ
ケージデスクトップ1fにおいて、「Ver.2」のア
イコン125fをワークエリア121fから出力エリア
122fにドラッグ&ドロップすることにより、タスク
Cのワークパッケージデスクトップ13f、およびワー
ニングダイアログ14fが自動的に開いた様子を表して
いる。また、タスクCのワークエリア131fには「V
er.2−1」のアイコン131fが表示されている
が、このドキュメントの実体と、出力エリア122fの
「Ver.2−1」のアイコン126fに対応するドキ
ュメントの実体はともに「C:¥Project01¥
Task−B¥Ver.2−1.doc」であり同じで
ある。
【0080】以上の実施例で説明したように、本発明に
よるプロジェクト管理・実施支援システムは、タスクに
関連するドキュメント類の作成、編集、複写、削除等の
操作を、タスクに対応付けられたワークパッケージデス
クトップウィンドウの中で実行することが可能であり、
ドキュメント管理の使い勝手を向上できる。また、関連
するタスク間でのドキュメント類の受け渡しをドラッグ
&ドロップ操作で容易に実行することができる。
【0081】実施例2を説明する.本実施例は、複数の
ユーザ/タスク間の連携の例であり、以下説明する。図
11に、本実施例によるプロジェクト管理・実施支援シ
ステム2gの機能構成を示す。本実施例では、ネットワ
ーク30gを介して、複数のユーザ(図11では4g、
4hの2名としている)がユーザインタフェース管理部
23gに接続する場合を想定している。ネットワーク3
0gの具体的な実現手段については、例えばRS232
Cなどの専用ケーブル、専用LAN、インターネットな
どが考えられるが、ここでは特に限定しない。
【0082】本構成により、複数のユーザが異なる場所
で同時にプロジェクト、タスク、およびワークパッケー
ジの情報を共有できるというメリットがある。
【0083】さらに、ユーザインタフェース管理部23
gにユーザ管理機能を持たせることにより、任意のタス
クのワークパッケージデスクトップを、該タスクに関係
するユーザのみに開示することができる。
【0084】図11の接続者情報データベース(DB)
27gは、ネットワーク30gを介して誰がユーザイン
タフェース管理部23gに接続しているかを管理するた
めのデータを記憶している。
【0085】図12に接続者情報DB27gに記憶して
いる接続者情報53gの一例を示す。ここで接続ポート
番号欄531gはユーザが接続するための論理的なデー
タポート番号を、接続者欄532gは接続しているユー
ザ名を、接続開始時刻欄533gはユーザが接続を開始
した時刻を、接続端末番号欄534gはユーザが接続に
使用している端末の番号を記述している。図12では例
えば、接続ポート番号1に、田中一郎氏が、2001年
9月1日7時0分に、133.144.155.2とい
う番号を持つ接続端末から接続を開始したということが
分かる。また接続者情報53gに載っていないユーザ
は、現在接続していないということを表している。
【0086】図13には、ユーザインタフェース管理部
23gにおける複数ユーザ管理のための処理フローを示
す。ここでは、図8のステップS805以降の処理手順
について説明してある。すなわち、ステップS805で
次タスク(ここではタスクC)のワークパッケージデー
タが更新されると、これをトリガとしてステップS90
2でタスクDB24gから該タスクの実施者名を抽出す
る。ここでは、図3のタスクデータ51から、タスクC
の実施者名として「渡辺三郎」が得られる。次にステッ
プS903において、前記実施者名「渡辺三郎」と接続
者情報データベース27gに記憶された接続者情報53
gとを比較検査し、「渡辺三郎」が接続ポート番号3
に、2001年9月5日11時0分に、133.14
4.155.3という番号を持つ接続端末から接続を開
始し、現在も接続中であることが分かる。接続中である
場合にはステップS904において該タスクに対応する
ワークパッケージデスクトップを更新する、あるいはワ
ークパッケージが開かれていない場合には、これを自動
的に開くという処理を実施する。
【0087】なお接続者名更新処理S901は、任意の
ユーザがユーザインタフェース管理部23gにネットワ
ーク30g経由で接続してきた場合に、該ユーザの認証
を行い、認証された場合に接続者情報53gを更新する
処理である。認証処理については既存の認証手段を用い
れば良く、本発明では特に限定しない。
【0088】以上の処理の結果、図14に示すように、
ユーザ4g(鈴木二郎氏)がタスクBのワークパッケー
ジデスクトップ12gの出力エリア122gに「Ve
r.2−1」のアイコン126gを置くことにより、そ
の情報がネットワーク30gとプロジェクト管理・実施
支援システム2gを経由して、タスクCの実施者である
ユーザ4h(渡辺三郎氏)が開いているタスクCのワー
クパッケージデスクトップ12hのワークエリア上に、
「Ver.2−1」のアイコン123hが自動的に表示
される。
【0089】これにより任意のタスクのワークパッケー
ジデスクトップでタスクの実施者が処理したドキュメン
トを、次のタスクの実施者に自動的に配布することが可
能になり、複数ユーザ間の業務連携を円滑に行うことが
可能になる。
【0090】出力エリアの出力先設定を説明する。上記
実施例では、論理的に一元化されたタスクデータベース
およびワークパッケージデータベースを介してタスク間
のドキュメントの受け渡しを行っていた。しかし本発明
ではタスク間でドキュメントの受け渡しを行う方法につ
いては特に限定しない。例えばメールやピア・ツー・ピ
アでのメッセージング手段を用いてドキュメントの受け
渡しを行っても良い。例えばメールを用いる場合、出力
エリアにはあらかじめどのタスクの実施者あるいは擬人
化されたタスクに対してドキュメントを送付すれば良い
かを表すメールアドレスが対応付けられる。図8のステ
ップS804ではタスクDB24から前記メールアドレ
スが取り出され、タスク実施者により作成されたドキュ
メントが該メールアドレスに対して送付される。ステッ
プS805で次タスクは前記ドキュメントをメールで受
け取り、対応するワークパッケージデータを更新すると
いった操作を行うことになる。
【0091】メールやピア・ツー・ピアでのメッセージ
ング手段を用いてドキュメントの受け渡しを行うことに
より、オンラインで常時接続できないネットワーク環境
下で本発明を実施することができる。
【0092】また、ワークパッケージデスクトップで作
成されたドキュメントは、次タスクに送られるばかりで
なく、所定の記憶場所(例えば電子掲示板や共有フォル
ダなど)に置いたり(投稿したり)、所定の個人に対し
てメールやファックスで送付することが求められるもの
もある。このために、ドキュメントに対する処理を出力
エリアに対応付けて設定できることが望ましい。
【0093】図15に出力エリアに対応付けて設定する
ドキュメントに対する処理コマンドのリスト54gの一
例を示す。処理コマンドリスト54gには処理コマンド
の整理番号を示すNo.欄541g、ドキュメントに対
する処理コマンド名を記述するオペレータ欄542g、
およびコマンドで処理される変数値を記述するオペラン
ド欄543gがある。
【0094】処理コマンドリスト54gにおいて、例え
ばオペレータ「Send_to_Task」はオペラン
ドで指定したタスク「タスクD」のワークエリアにドキ
ュメントを自動送付すること、オペレータ「Put_t
o_Folder」はオペランドで指定した共有フォル
ダ「C:¥Data¥Common」にドキュメントを
出力すること、オペレータ「Upload_to_Se
rver」はオペランドで指定した電子掲示板「htt
p://www.xxx.co.jp/xxx.htm
l/」にドキュメントを出力すること、オペレータ「S
end_by_Mail」はオペランドで指定したメー
ルアドレス「Tanaka@xxx.co.jp」にド
キュメントを送付すること、オペレータ「Send_b
y_Fax」はオペランドで指定したファックス番号
「029−283−XXXX」にドキュメントを出力す
ることを表している。また複数の処理コマンドを1つの
出力エリアに対応付けることもできる。この場合、複数
箇所への同時送付といった処理を自動化することができ
る。
【0095】図22にワークパッケージデータベース2
5に記憶されるワークパッケージデータの(図4とは別
の表現による)実施例を示す。図22は、WP02とい
う名称をもつワークパッケージのデータ構造を示してい
る。
【0096】図中、データ要素561gは、このワーク
パッケッジの名称が「WP02」であることを示してい
る。またデータ要素561gは、データ要素5621g
とデータ要素5622gと論理的に接続されており、す
なわち、WP02は、「ワークエリア」という名称で
「WORK」という種別のエリアと、「出力エリア」と
いう名称で「OUTPUT」という種別のエリアの2つ
を有する。エリアの種別は、このエリアがどういう働き
を持つかを示しており、ユーザによってあらかじめ設定
される。この例では「WORK」とは対応するエリアが
作業用のエリアであることを、「OUTPUT」は対応
するエリアが出力作業用のエリアであることを表す。
【0097】また同様に、「ワークエリア」には、「V
er.0」「Ver.1」「Ver.2」という名称を
持つ3つのドキュメントアイコンが論理的に接続されて
おり、さらに、「出力エリア」には「Ver.2−1」
という名称を持つドキュメントアイコンが論理的に接続
されることがわかる。ここでデータ項目の意味は、図4
と同じである。
【0098】さらに、「出力エリア」には「Send_
by_Mail」というオペレータ567gと「Tan
aka@xxx.co.jp」というオペランド568
gとが論理的に接続され対応付けられている。これは図
14で説明したように、「出力エリア」に置かれたドキ
ュメントが、本発明によるシステムによって自動的にコ
ピーされ、メールに添付されて、メールアドレス「Ta
naka@xxx.co.jp」に自動的に送信される
ことを表している。
【0099】以上説明したように、図14に示したよう
な処理コマンドをワークパッケージの出力エリアに対応
付けることで、ドキュメントに対する多様な処理を設定
することができる。
【0100】これらの処理コマンドをワークパッケージ
の出力エリアに対応付けることで、ドキュメントに対す
る多様な処理を設定することができる。
【0101】様々な表示エリアを説明する。実施例1で
はワークパッケージウィンドウは、ワークエリアと出力
エリアのみを有していたが、タスクを実行する上ではよ
り詳細な機能別に分けられたエリアを用いる方が使い勝
手が向上する場合がある。
【0102】図16は、ある提案書を作成するというタ
スクに対応する様々な表示エリアを持つワークパッケー
ジウィンドウ12iの例である。当該タスクでは、ワー
クパッケージウィンドウ12i上で、参照情報エリア1
21iのファイルやホームページの情報を参照しなが
ら、入力エリア122iに送付されてきた提案応募リス
トとテンプレートエリア123iに公開された提案書フ
ォーマットを、ワークエリア126iにドラッグ&ドロ
ップして編集し、また同時に該エリアにおいてメモを作
成し、最終的にこれらのドキュメント類を出力エリア
(1)127iおよび出力エリア(2)128iに出力
する、という操作を行っている。
【0103】参照情報エリア121iは本タスクを実施
する場合に参照のためだけに使われるファイルやインタ
ーネットのホームページ、データベースビュー等に対応
するアイコンが表示される。入力エリア122iには他
のタスクまたはメール等から送付された本タスクでの加
工対象となるドキュメントに対応するアイコンが表示さ
れる。すなわち、このエリアのドキュメントは本タスク
実施開始のトリガとなるものである。またテンプレート
エリア123iには規定のファイルフォーマットなど、
所定の場所にあらかじめ記憶され公開されているドキュ
メントに対応するアイコンが表示される。参照情報エリ
ア121iおよびテンプレートエリア123iに置かれ
るアイコンに対応するドキュメントの実体の記憶場所
は、該エリアに対して直接的あるいは間接的に対応付け
られて記憶される。以上により、ユーザはドキュメント
が参照のみであるか、他のタスク等から送られてきた加
工対象であるか、定型的なフォーマットであるか等を容
易に認識することができる。
【0104】さらにここでは、これら3つのエリア12
1i〜123i内でアイコンの新規作成、複製、削除は
できないものとしている。ユーザはこれらのアイコンに
対応するドキュメントを改変したい場合には、これをワ
ークエリア126iにドラッグ&ドロップして複製して
からこのエリア内で行う。これによりユーザはオリジナ
ルのドキュメントを誤って改変することがなくなる。
【0105】別の言い方をすると、図16のワークパッ
ケージデスクトップ12iでは、図1におけるワークエ
リア12を、本実施例では参照情報エリア121i、入
力エリア122i、テンプレートエリア123i、およ
びワークエリア126iに機能的に分割していると言え
る。従って、例えば参照情報エリア121iとテンプレ
ートエリア123iとを一つの表示エリアにまとめると
いった形で統合を行っても良い。
【0106】次にガイダンスエリア124iは、当該タ
スクを実施するための具体的な手順やアドバイス、ワー
クフロー図等が記述されるエリアである。表示内容は、
当該タスクに直接的あるいは間接的に関連付けられて記
憶される。これにより、ユーザは当該タスクでどのよう
な業務をどのように実施すれば良いかが容易に理解する
ことができる。
【0107】スケジュールエリア125iには、当該タ
スクに関連する時間情報、すなわち実施期限、着手時
刻、完了予定時刻、経過時間、完了までの残り時間等が
表示される。時間情報は例えば図3のタスクデータ51
の開始予定時刻513や終了予定時刻514および現在
時刻に基づいて計算され表示される。これにより、ユー
ザは当該タスクに関連する時間情報を容易に確認するこ
とができ、タスク管理上有効である。
【0108】図1における出力エリア122は出力先に
応じて複数のエリアに分割することができる。例えば、
図16のワークパッケージデスクトップ12iでは2つ
の出力エリアを有しており、出力エリア(1)127i
には共有フォルダへの書きこみコマンドを、出力エリア
(2)128iには次のタスクへの送付コマンドをあら
かじめ対応付けることができる。これにより、ユーザは
複数の適切な相手に対してドキュメントの受け渡しを容
易に行うことができる。
【0109】ワークパッケージとしての配布を説明す
る。本発明において、個々のタスクおよびワークパッケ
ージに関連するデータと、該データに対する操作(メソ
ッド)をカプセル化して、一つのオブジェクトデータと
して配布することも可能である。
【0110】図17に図16のワークパッケージデスク
トップ12iに対応するクラス構成の一例を示す。本図
において、タスククラス61はタスク名や後続タスク名
などタスク固有のデータをクラス変数として持つ最上位
クラスである。
【0111】ワークパッケージクラス62はワークパッ
ケージデスクトップの表示属性に関する変数や操作メソ
ッドをカプセル化している。
【0112】入力エリアクラス621は、少なくとも当
該エリアに表示されるアイコンに対応するドキュメント
のデータまたはドキュメントの実体へのリンクデータ等
をクラス変数に持ち、アイコンの表示やドキュメントの
オープン複製操作に関するメソッドを有する。
【0113】同様に参照エリアクラス622およびテン
プレートエリアクラス623も、少なくとも各々のエリ
アに表示されるアイコンに対応するドキュメントのデー
タまたはドキュメントの実体へのリンクデータ等をクラ
ス変数に持ち、アイコンの表示やドキュメントのオープ
ン、複製操作に関するメソッドを有する。
【0114】ワークエリアクラス624は少なくとも当
該エリアに表示されるアイコンに対応するドキュメント
のデータまたはドキュメントの実体へのリンクデータ等
をクラス変数に持ち、アイコンの表示やドキュメントの
オープン、新規作成、複製、編集、保存、削除等の操作
に関するメソッドを有する。
【0115】出力エリア(1)625クラスおよび出力
エリア(2)626クラスは少なくとも当該エリアに表
示されるアイコンに対応するドキュメントのデータまた
はドキュメントの実体へのリンクデータ、およびドキュ
メントの配布処理に関するコマンド等をクラス変数に持
ち、アイコンの表示やドキュメントのオープン等の操
作、および当該エリアにドラッグ&ドロップされたドキ
ュメントを適切なタスク、個人、記憶場所等に対して送
付するためのメソッドを有する。
【0116】ガイダンスエリアクラス627は、当該タ
スク実施のためのガイダンスデータをクラス変数に持
ち、ガイダンスをテキストや図を用いて表示し操作する
ためのメソッドを有する。
【0117】スケジュールエリアクラス628は、当該
タスクの時間管理に関わるデータをクラス変数に持ち、
これをテキストや図を用いて表示し操作するためのメソ
ッドを有する。
【0118】以上のように、タスクおよびワークパッケ
ージに関連するデータおよびメソッドを図17のような
クラス構成6でカプセル化し、これを実体化したオブジ
ェクトデータを作成することにより、例えばこれをメー
ルで任意のユーザに対して配布し、当該ユーザがこのオ
ブジェクトを開いて図15のワークパッケージデスクト
ップ12iを表示し、この表示画面上で所定の手順に従
ってドキュメントの作成などの業務を実施し、成果物を
所定のタスク、個人、記憶場所等に対して自動的に送付
することができる。
【0119】これにより、ワークパッケージというタス
クの実施に必要なデータおよび操作がひとまとまりとな
ったデータ単位(オブジェクト)で、任意のユーザに対
してタスクを配布することが可能になり、プロジェクト
管理者にとってはタスク実施の指示と分担管理、実施管
理が容易になり、またタスク実施者にとってはタスク実
施に必要な情報が揃っているため業務効率が向上する。
【0120】また、上述したようなワークパッケージオ
ブジェクトの定義は、図22に示すようなデータを設定
することで行われるが、この際に、例えば図22のデー
タ構造をコンピュータの画面上に表示して、ユーザがこ
の画面を用いてデータを設定するといったように、ビジ
ュアルなインタフェースを用いてワークパッケージデー
タの定義支援が行われることが望ましい。これによりワ
ークパッケージの定義を効率的に行うことが可能にな
る。
【0121】実施例3を説明する。本実施例は、図18
に示すように、プロジェクト管理・実施支援システムを
用いるプロジェクト管理事業モデルのビジネスモデルで
ある。
【0122】図18において、プロジェクト管理会社7
2jは、例えばビル建設の発注者71jからビル建設プ
ロジェクトの管理業務を請け負う。プロジェクト管理会
社72jは例えば建設会社73jと協力してプロジェク
ト計画を作成する。この過程で本発明におけるタスクお
よびワークパッケージのデータを作成し、プロジェクト
管理システム721j及びDBに記憶し管理する。ここ
のタスクおよびワークパッケージは、少なくとも建設プ
ロジェクトに関わる建設会社73j、設備会社74j、
機器メーカ75j、ガス会社76j、電話会社77j、
電力会社78jという単位で定義される。
【0123】プロジェクトが開始されると、プロジェク
トに関連する会社73j〜78jは各々が有する端末か
らネットワーク79jを介してプロジェクト管理会社7
2jの管理支援システム721jに接続し、各々に割り
当てられたタスクを実施する。プロジェクト管理会社7
2jは本発明によるプロジェクト管理・実施支援システ
ムを用いて進捗状況を管理し、発注者に報告し、必要に
応じて計画の見直しを実施するという業務を行う。ま
た、必要に応じてタスクの実施のフォローを行う。ま
た、予定外に発生したタスクについては、このタスクの
実施のためのワークパッケージデータオブジェクトを作
成して、適切な会社に対し送付するといった作業を行
う。
【0124】プロジェクト管理会社72jは、発注者7
1jまたは関連会社73j〜78jの1つ以上からプロ
ジェクトの管理費を収入として受け取る。あるいは発注
者71jからビル建設を一括請負し、関連会社73j〜
78jに対して業務を発注する。この場合、関連会社7
3j〜78jに対する入札条件として、本システムの利
用を義務付けることも可能である。
【0125】このような事業モデルに基づいてプロジェ
クトの管理データを一元化し、複数タスクを適切に連携
し、進捗を管理することにより、プロジェクト管理コス
トの削減と同時に、プロジェクトの効率を上げることが
可能になる。
【0126】実施例4を説明する。本実施例において
は、To−Doリストとの連携を説明する。図19に本
発明によるプロジェクト管理システムの別の例の機能構
成を示す。において、プロジェクト管理システム8kは
タスク/ワークパッケージ管理システム83k(例えば
図11の2gに相当する)にTo−Doリスト管理機能
82kを付加したものである。To−Doリスト管理機
能82kは、タスク/ワークパッケージ管理システム8
3kで作成された1つ以上のワークパッケージデータオ
ブジェクトが、どこに配布され(またはどこから配布を
受け)、それらがどういう状態にあるかをTo−Doリ
ストの形式で管理する。To−DoリストデータはTo
−Doリストデータベース81kに記憶される。
【0127】ここで言うTo−Doリストには、タスク
/ワークパッケージ管理システム83kを用いるユーザ
が別のユーザに配布した、あるいは別のユーザから配布
されたワークパッケージの一覧と、その実施状態を含む
関連情報が記述される。
【0128】概略的に処理の流れを説明すると、例え
ば、ユーザ4kがタスク/ワークパッケージ管理システ
ム83kを用いてワークパッケージデータオブジェクト
を作成し、これをTo−Doリスト管理機能82kを介
し、ネットワーク30kを経由して、当該ワークパッケ
ージの実施者であるユーザ4lが操作するプロジェクト
管理システム8lに配布したものとする。この場合、ワ
ークパッケージデータオブジェクトの「配布元」はユー
ザ(木村久司)4kで「配布先」はユーザ(田中一郎)
4lということになる。
【0129】次にTo−Doリスト管理機能82lは、
ユーザ(木村久司)4kから配布されたワークパッケー
ジデータオブジェクトの内容を解析して、To−Doリ
ストデータベース81lに記憶されたTo−Doリスト
データを更新する。ユーザ(田中一郎)4lは、ユーザ
(木村久司)4kから配布されたワークパッケージを、
タスク/ワークパッケージ管理システム83lを用いて
これを実施する。
【0130】ワークパッケージの実施状態(未着手、実
施中、完了などの状態)は、ワークパッケージの実施状
態が変更された際に、ネットワーク30kを介してプロ
ジェクト管理システム8kとプロジェクト管理システム
8l間で情報交換され、各々のプロジェクト管理システ
ムは各々が管理するTo−Doリストデータを更新す
る。
【0131】To−Doリストデータベース81kに記
憶されるTo−Doリストデータの一例を図20に示
す。図20のTo−Doリストデータには、ユーザ(木
村久司)4kが配布したワークパッケージの情報が示さ
れており、例えば、WP012という名称を持つワーク
パッケージデータオブジェクトは「田中一郎」氏(ユー
ザ4l)に配布され、配布時刻が2001年9月1日の
12時22分であって、回答期限が2001年9月20
日の17時00分であり、かつ当該ワークパッケージの
実施状況が「完了」であることが分かる。
【0132】一方、To−Doリストデータベース81
lに記憶されたTo−Doリストデータの一例を図21
に示す。図21のTo−Doリストデータは、ユーザ
(田中一郎)4lが受け取ったワークパッケージの情報
が示されており、本図において、WP012という名称
を持つワークパッケージデータオブジェクトは「大村久
司」氏(ユーザ4k)から配布され、配布時刻が200
1年9月1日の12時22分であって、回答期限が20
01年9月20日の17時00分であり、かつ当該ワー
クパッケージの実施状況が「完了」であることが分か
り、すなわち、WP012のデータは、プロジェクト管
理システム8kと同8lとの間で、同期が取られている
ことが理解できる。
【0133】また、本実施例では、ワークパッケージデ
ータオブジェクトの配布元は図20に示すTo−Doリ
ストを、配布先は図21に示すTo−Doリストを管理
するものとしたが、To−Doリストの各行(レコー
ド)に配信か受信かを示すフラグを持たせることによ
り、1つのリストで管理することもできる。さらに、図
20と図21の両方にWP012の送受信に関わるレコ
ードが存在するのは論理的に冗長であり、例えば全シス
テムで配信側、あるいは受信側いずれか一方のTo−D
oリストのみを用いても上記の機能は実現できる。
【0134】このように、本発明によるプロジェクト管
理システムとTo−Doリスト管理機能とを組み合わせ
ることにより、どのワークパッケージを誰が実施し、ど
ういう作業状態にあるかを、全体で共有することがで
き、作業管理の効率を向上することができる。
【0135】以上実施例で説明したように、本発明によ
れば、複数のタスクから成るプロジェクトにおける個々
のタスク管理と、タスクに関連するドキュメントや関連
情報の管理と、タスク間のコミュニケーション(情報交
換)の管理を統合的に実施することが可能であり、プロ
ジェクトの管理と実施を円滑に支援することができる。
【0136】なお、実施例ではプロジェクト情報処理装
置で説明したが、プロジェクトを構成する少なくとも1
つのタスクに関連するドキュメントを表す記号及びタス
ク作業を表す記号を表示するタスク領域を画面に表示す
る機能と、該タスク領域に表示されたドキュメントを表
す記号への操作指示を受けて該ドキュメントの作業を行
う機能とを有するプロジェクト情報処理装置に使用され
るコンピュータ・ソフトウエアであって、前記タスク領
域は、タスクのドキュメントを表す記号及び出力作業以
外のタスク作業を表す記号を表示する一般作業領域と出
力作業領域とからなり、該出力作業領域は、領域内にド
キュメントを表す記号を移動操作させると対応付けられ
たプロジェクトを構成する他のタスクのタスク領域に該
ドキュメントを表す記号を表示することをコンピュータ
に実現させるプログラム又はこのプログラムを格納した
記録媒体(例えば、CD−ROM)を使用することによ
り、コンピュータをプロジェクト情報処理装置とするこ
とができる。
【0137】
【発明の効果】本発明によれば、プロジェクトにおける
タスクと、タスクの実施に関連する情報の管理を統合的
に支援するプロジェクト情報処理装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のプロジェクト管理・支援システムの
提供する画面の例の説明図。
【図2】実施例1のプロジェクト管理・支援システムの
機能構成の説明図。
【図3】実施例1のプロジェクト管理・支援システムに
おけるタスクデータの例の説明図。
【図4】実施例1のプロジェクト管理・支援システムに
おけるワークパッケージデータの例の説明図。
【図5】実施例1のプロジェクト管理・支援システムの
機能構成の別の例の説明図。
【図6】実施例1のプロジェクト管理・支援システムに
おけるワークパッケージデスクトップの操作例の説明
図。
【図7】実施例1のプロジェクト管理・支援システムに
おけるワークパッケージデータの例の説明図。
【図8】実施例1のプロジェクト管理・支援システムに
おける処理フローの一例の説明図。
【図9】実施例1のプロジェクト管理・支援システムに
おけるワークパッケージデータの例の説明図。
【図10】実施例1のプロジェクト管理・支援システム
におけるプロジェクト管理画面の別の例の説明図。
【図11】実施例2のプロジェクト管理・支援システム
の機能構成の説明図。
【図12】実施例2のプロジェクト管理・支援システム
における接続者情報の一例の説明図。
【図13】実施例2のプロジェクト管理・支援システム
における処理フローの一例の説明図。
【図14】実施例2のプロジェクト管理・支援システム
における複数ユーザ間の連携の例の説明図。
【図15】実施例2のプロジェクト管理・支援システム
におけるドキュメント処理のコマンドリストの一例の説
明図。
【図16】実施例2のプロジェクト管理・支援システム
におけるワークパッケージデスクトップの例の説明図。
【図17】実施例2のプロジェクト管理・支援システム
におけるワークパッケージデスクトップのクラス構成の
一例の説明図。
【図18】実施例3の実施例2のプロジェクト管理・支
援システムを使用するプロジェクト管理事業モデルの例
の説明図。
【図19】実施例4のプロジェクト管理システムにおけ
る機能構成の説明図。
【図20】実施例4のプロジェクト管理システムにおけ
るTo−Doリストデータの一例の説明図。
【図21】実施例4のプロジェクト管理システムにおけ
るTo−Doリストデータの別の例の説明図。
【図22】実施例2のプロジェクト管理・支援システム
におけるワークパッケージデータの別の例の説明図。
【符号の説明】
1 ディスプレイ 11 プロジェクトウィンドウ 111〜113 矩形タスク 114 時間軸 12 ワークパッケージウィンドウ 121 ワークエリア 122 出力エリア 123〜126 アイコン 13 ウィンドウ 2 プロジェクト管理・実施支援システム 21 タスク管理部 22 ワークパッケージ管理部 23 ユーザインタフェース管理部 24 タスクDB 25 ワークパッケージDB 26 関連情報DB 30 ネットワーク 31 表示装置 32 入力装置 361、362 関連情報DB 4 ユーザ 51 タスクデータ 511 タスク名 512 実施者 513 開始予定時刻 514 終了予定時刻 515 ワークパッケージ名 516 後続タスク名 52 ワークパッケージデータ 521 ワークパッケージ名 522 エリア名 523 ドキュメント名 524 保存場所 525 ドキュメント状態 53 接続者情報 531 接続ポート番号 532 接続者 533 接続開始時刻 534 接続端末番号 54 処理コマンドリスト 541 No. 542 オペレータ 543 オペランド 55 To−Doリストデータ 551 ワークパッケージ名 552 配布先 553配布時刻 554 期限 555 状態 561g ワークパッケージ名 5621g、5622g エリア名 5631g、5632g エリア種別 564g ドキュメント名 565g ドキュメントの保存場所 566g 状態 567g オペレータ 568g オペラント 6 クラス構成図 61 タスククラス 62 ワークパッケージクラス 621 入力エリアクラス 622 参照エリアクラス 623 テンプレートエリアクラス 624 ワークエリアクラス 625 出力エリア(1)クラス 626 出力エリア(2)クラス 627 ガイダンスエリアクラス 628 スケジュールエリアクラス 71 発注者 72 プロジェクト管理会社 721 プロジェクト管理システム 73 建設会社 74 設備会社 75 機器メーカ 76 ガス会社 77 電話会社 78 電力会社 8 プロジェクト管理システム 81 To−DoリストDB 82 To−Doリスト管理機能 83 タスク/WP管理システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横田 毅 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 荒木 憲司 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 5E501 AC13 BA02 BA03 CA03 CB02 CB09 DA17 EA01 EB11 EB13 EB17 EB18 FA06 FA13 FA14

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロジェクトを構成する少なくとも1つ
    のタスクに関連するドキュメントを表す記号及びタスク
    作業を表す記号を表示するタスク領域を画面に表示する
    機能と、該タスク領域に表示されたドキュメントを表す
    記号への操作指示を受けて該ドキュメントの作業を行う
    機能とを有するプロジェクト情報処理装置であって、 前記タスク領域は、タスクのドキュメントを表す記号及
    び出力作業以外のタスク作業を表す記号を表示する一般
    作業領域と出力作業領域とからなり、該出力作業領域
    は、領域内にドキュメントを表す記号を移動操作させる
    と対応付けられたプロジェクトを構成する他のタスクの
    タスク領域に該ドキュメントを表す記号を表示すること
    を特徴とするプロジェクト情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプロジェクト情報処理装
    置において、 前記タスク領域は、移動操作された記号のドキュメント
    の修正履歴を表示し、対応付けられた出力先を表示する
    ことを特徴とするプロジェクト情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のプロジェクト情
    報処理装置において、 前記一般作業領域及び出力作業領域に表示されたドキュ
    メントを表す記号の操作指示を受けて、該ドキュメント
    のオープン、編集、保存、複写、削除を可能とする機能
    を有することを特徴とするプロジェクト情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のプ
    ロジェクト情報処理装置において、 前記一般作業領域において所定の操作指示を受けて、新
    規ドキュメント及びこれを表す記号を作成する機能を有
    することを特徴とするプロジェクト情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のプ
    ロジェクト情報処理装置において、 前記出力作業領域に移動したファイルを、この領域に対
    してあらかじめ指定されたアドレス、フォルダ、データ
    ベースに転送する機能を有することを特徴とするプロジ
    ェクト情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載のプ
    ロジェクト情報処理装置において、 前記一般作業領域は、参照専用のドキュメントを表す記
    号を表示する参照専用領域と、それ以外のドキュメント
    を表す記号を表示する通常使用領域とを有することを特
    徴とするプロジェクト情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のプ
    ロジェクト情報処理装置において、 前記タスクの実施の手順に関するガイダンスを表示する
    ための独立したガイダンス表示領域を有することを特徴
    とするプロジェクト情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載のプ
    ロジェクト情報処理装置において、 前記タスクの実施に当たって参照すべきファイル、デー
    タベースやホームページへのリンク先記号を表示する表
    示領域を有することを特徴とするプロジェクト情報処理
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載のプ
    ロジェクト情報処理装置において、 プロジェクト内のタスクをガントチャートやアローダイ
    アグラムなどの工程表として表示し、該工程表上で任意
    のタスクを選択することにより、該タスクに対応付けら
    れた一般作業領域及び出力作業領域を表示する機能を有
    することを特徴とするプロジェクト情報処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    プロジェクト情報処理装置において、 タスクに関係するドキュメントやアイコン、表示領域の
    データと、該データ操作のための関数を、ひとまとめに
    したオブジェクトデータとして配布する機能を有するこ
    とを特徴とするプロジェクト情報処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のプロジェクト情報処
    理装置において、 前記配布されたオブジェクトデータについての作業の開
    始により、該オブジェクトデータを配布したプロジェク
    ト情報処理装置に作業開始を通知する機能を有すること
    を特徴とするプロジェクト情報処理装置。
  12. 【請求項12】 プロジェクトを構成する少なくとも1
    つのタスクに関連するドキュメントを表す記号及びタス
    ク作業を表す記号を表示するタスク領域を画面に表示す
    る機能と、該タスク領域に表示されたドキュメントを表
    す記号への操作指示を受けて該ドキュメントの作業を行
    う機能とを有するプロジェクト情報処理装置に使用され
    るコンピュータ・ソフトウエアであって、 前記タスク領域は、タスクのドキュメントを表す記号及
    び出力作業以外のタスク作業を表す記号を表示する一般
    作業領域と出力作業領域とからなり、該出力作業領域
    は、領域内にドキュメントを表す記号を移動操作させる
    と対応付けられたプロジェクトを構成する他のタスクの
    タスク領域に該ドキュメントを表す記号を表示すること
    をコンピュータに実現させるプログラムからなるコンピ
    ュータ・ソフトウエア。
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