JPH0855067A - 表示制御装置、表示制御システムおよびその表示制御方法 - Google Patents

表示制御装置、表示制御システムおよびその表示制御方法

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JPH0855067A
JPH0855067A JP6211778A JP21177894A JPH0855067A JP H0855067 A JPH0855067 A JP H0855067A JP 6211778 A JP6211778 A JP 6211778A JP 21177894 A JP21177894 A JP 21177894A JP H0855067 A JPH0855067 A JP H0855067A
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JP6211778A
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Shuichi Kadowaki
修一 門脇
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 様々なアプリケーションで作成されたファイ
ルを受信してその内容を簡単に表示できるようにする表
示制御装置を提供する。 【構成】 電子黒板装置はLAN109に回線制御部1
08を介して接続され、CPU101、ROM102、
RAM103、外部記憶装置104、表示制御部106
などを備える。回線制御部108を介してLAN109
に接続された相手装置との間でファイル中の画像をそれ
ぞれ共有して表示する際に、まず、ファイル203〜2
05の内容を電子黒板208に表示できるか否かを判別
する。表示できるときにはファイル中の画像を電子黒板
208に表示して共有し、表示できないときは相手装置
にそのファイルの内容を表示できるアプリケーションを
示すコードおよびそのファイルを転送する。相手装置が
転送されたアプリケーションを使ってファイルの内容を
表示できたときは、送信側でも同じようにファイルの内
容を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線を経由して黒
板ウインドウ上に表示されたテキストや画像などからな
る会議情報を相手と共有する表示手段のための表示制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子黒板装置は通信回線により相
手の装置と接続されている。電子黒板装置の表示部に
は、黒板ウインドウが表示される。この黒板ウインドウ
上には、テキストや画像などからなる会議情報が相手と
同じにように表示される。また、黒板ウインドウ内には
テキストや画像などを書き込むこともでき、この変更結
果は即時に相手の黒板ウインドウに反映される。
【0003】電子黒板装置を使用中にあるファイル内の
画像を電子黒板に書き込むときは、ファイルアイコンを
電子黒板内にドラッグおよびドロップすることによりフ
ァイル内の画像が電子黒板に表示され、相手と共有され
る。
【0004】このとき、電子黒板以外のアプリケーショ
ンで作成したファイルのような電子黒板で表示できない
内容を持つファイルをドラッグおよびドロップすると、
このファイルは自動的に相手に転送される。
【0005】ここで、ドラッグ操作とはマウスのボタン
を押したままマウスを移動する操作である。また、ドロ
ップ操作とはドラッグ操作の後、マウスのボタンを離す
操作である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例ではファイルを受信した装置側において、受信した
ファイルの内容を表示できるアプリケーションを探す手
間がかかってしまう。また、ファイル受信側において受
信したファイルの内容を表示できるアプリケーションが
ないとき、このファイルの内容を表示できなかった。さ
らに、探したアプリケーションでファイルの内容を表示
する操作を行なわなければならなかった。
【0007】そこで、本発明は様々なアプリケーション
で作成されたファイルを受信してその内容を簡単に表示
できるようにする表示制御装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る表示制御装置は、回線を経
由して遠隔地間で情報を共有するための表示手段のため
の表示制御装置であって、ファイルの内容を前記表示手
段に表示できるか否かを判別する判別手段と、前記判別
手段の出力に応じて、前記ファイルの内容を表示するア
プリケーションを示すコード情報を通信相手に転送する
転送手段とを有する。
【0009】請求項2に係る表示制御装置は、回線を経
由して遠隔地間で情報を共有するための表示手段のため
の表示制御装置であって、ファイルの内容を前記表示手
段に表示できるか否かを判別する判別手段と、前記判別
手段の出力に応じて、前記ファイルの内容を表示できる
アプリケーションを通信相手に転送する転送手段とを有
する。
【0010】請求項3に係る表示制御装置では、請求項
1または請求項2に係る表示制御装置において前記転送
手段は、前記ファイルの内容を表示できるアプリケーシ
ョンのコードとして、該アプリケーションの名前を使用
する名前使用手段を備える。
【0011】請求項4に係る表示制御装置は、請求項1
に係る表示制御装置においてファイル受信側において、
受信されたアプリケーションを起動できたか否かについ
ての結果をファイル送信側に送信する送信手段と、ファ
イル送信側において、前記アプリケーションが起動でき
たという結果を受信したとき、前記ファイル受信側と同
じアプリケーションを起動し、前記ファイル受信側と同
じファイルの内容を前記表示手段に表示するように制御
する制御手段とを備える。
【0012】請求項5に係る表示制御装置は、請求項2
に係る表示制御装置においてファイル受信側において、
受信したコードのアプリケーションを起動できたか否か
についての結果をファイル送信側に送信する送信手段
と、ファイル送信側において、アプリケーションが起動
できなかったという結果を受信したとき、このアプリケ
ーションをファイル受信側に送信するアプリケーション
送信手段とを備える。
【0013】請求項6に係る表示制御装置は、請求項2
に係る表示制御装置においてファイル受信側において、
受信したアプリケーションを内部記憶装置または外部記
憶装置の中に格納する格納手段を備える。
【0014】請求項7に係る表示制御システムは、回線
を経由して遠隔地間で情報を共有するするための表示手
段のための表示制御システムにおいて、ファイルの内容
を前記表示手段に表示できるか否かを判別する判別手段
と、送信側において、前記判別手段の出力に応じて、前
記ファイルの内容を表示できるアプリケーションを示す
コード情報と前記ファイルとを通信相手に転送する転送
手段と、受信側において、前記転送されたコード情報に
対応するアプリケーションを起動する起動手段と、前記
起動したアプリケーションによって転送されたファイル
の内容を前記表示手段に表示させる制御手段とを有す
る。
【0015】請求項8に係る表示制御システムは、回線
を経由して遠隔地間で情報を共有するための表示手段の
ための表示制御システムにおいて、ファイルの内容を前
記表示手段に表示できるか否かを判別する判別手段と、
送信側において、前記判別手段の出力に応じて、前記フ
ァイルの内容を表示できるアプリケーションを示すコー
ド情報と前記ファイルとを通信相手に転送する転送手段
と、受信側において、前記転送された前記コード情報を
用いて前記ファイルの内容を表示できるアプリケーショ
ンがあるか否かを判別するアプリケーション判別手段
と、前記アプリケーション判別手段の出力に応じて、送
信側において前記アプリケーションを転送するアプリケ
ーション転送手段と、受信側において、前記転送された
アプリケーションを起動する起動手段と、前記起動した
アプリケーションによって転送されたファイルの内容を
前記表示手段に表示させる制御手段とを有する。
【0016】請求項9に係る表示方法は、回線を経由し
て遠隔地間で情報を共有するための表示手段のための表
示制御方法において、ファイルの内容を前記表示手段に
表示できるか否かを判別し、前記判別手段の出力に応じ
て、前記ファイルの内容を表示できるアプリケーション
を示すコード情報を通信相手に転送する。
【0017】請求項10に係る表示方法は、回線を経由
して遠隔地間で情報を共有するための表示手段のための
表示制御方法であって、ファイルの内容を前記表示手段
に表示できるか否かを判別し、前記判別手段の出力に応
じて、前記ファイルの内容を表示できるアプリケーショ
ンを通信相手に転送する。
【0018】
【作用】本発明の請求項1に係る表示制御装置では、回
線を経由して遠隔地間で情報を表示手段に共有する際
に、判別手段によりファイルの内容を前記表示手段に表
示できるか否かを判別し、該判別手段の出力に応じて、
転送手段により該ファイルの内容を表示するアプリケー
ションを示すコード情報を通信相手に転送する。
【0019】請求項2に係る表示制御装置では、回線を
経由して遠隔地間で情報を表示手段に共有する際に、判
別手段によりファイルの内容を前記表示手段に表示でき
るか否かを判別し、該判別手段の出力に応じて、転送手
段により前記ファイルの内容を表示できるアプリケーシ
ョンを通信相手に転送する。
【0020】請求項3に係る表示制御装置では、前記フ
ァイルの内容を表示できるアプリケーションのコードと
して、名前使用手段により該アプリケーションの名前を
使用する。
【0021】請求項4に係る表示制御装置では、ファイ
ル受信側において送信手段により受信されたアプリケー
ションを起動できたか否かについての結果をファイル送
信側に送信し、ファイル送信側において前記アプリケー
ションが起動できたという結果を受信したとき、制御手
段により前記ファイル受信側と同じアプリケーションを
起動し、前記ファイル受信側と同じファイルの内容を表
示するように制御するる。
【0022】請求項5に係る表示制御装置では、ファイ
ル受信側において送信手段により受信したコードのアプ
リケーションを起動できたか否かについての結果をファ
イル送信側に送信し、ファイル送信側においてアプリケ
ーションが起動できなかったという結果を受信したと
き、アプリケーション送信手段によりこのアプリケーシ
ョンをファイル受信側に送信する。
【0023】請求項6に係る表示制御装置では、ファイ
ル受信側において格納手段により受信したアプリケーシ
ョンを内部記憶装置または外部記憶装置の中に格納す
る。
【0024】
【実施例】つぎに、本発明にかかる表示制御装置の実施
例について説明する。尚、本実施例では、電子黒板装置
を例にとって説明する。
【0025】[第1実施例]図1は第1実施例の電子黒
板装置の構成を示すブロック図である。図において、1
01は装置全体を制御するCPU、102はCPU10
1で実行されるプログラムを格納するROM、103は
CPU101で使用されるデータを格納するRAM、1
04はCPU101で使用されるファイルを格納する磁
気ディスクなどからなる外部記憶装置、105は装置を
操作するキーボードやマウスなどからなる操作部、10
6は表示部107を制御する表示制御部、107はCR
TやLCDなどからなる表示部、108はLAN(ロー
カルエリアネットワーク)などとのインターフェースを
制御する回線制御部、109は本装置が接続されるLA
Nなどの回線、110は各部を接続するバスである。
【0026】図2はファイル中の画像を表示する前の表
示部107の画面を示す説明図である。図において、2
01は表示部107の画面全体、202は相手装置と画
像を共有する黒板ウインドウ、203ないし205はフ
ァイルを示すファイルアイコン、206はドラッグアイ
コン、207はポインタ、208はカーソルである。
【0027】図3はファイル中の画像を表示する前の表
示部107の他の画面を示す説明図である。図におい
て、301は表示部107の画面全体、302は相手装
置と画像を共有する黒板ウィンドウ、303ないし30
5はファイルアイコン、306はドラッグアイコン、3
07はポインタ、308はフレームである。
【0028】ファイル中の画像を黒板ウィンドウ20
2、302内に表示したいときは、黒板ウィンドウ20
2内をクリックして表示したい位置にカーソル208を
表示させるか、黒板ウィンドウ302内をドラッグして
表示したい範囲にフレーム308を表示させる。ここ
で、ドラッグ操作はフレームの対角線方向に行なわれ
る。
【0029】つぎに、表示したいファイルのファイルア
イコン203、303をドラッグし、カーソル208上
あるいはフレーム308上でドロップする。ドラッグ中
は、ポインタ207、307の位置にドラッグアイコン
206、306が表示される。ドロップした後、ドラッ
グ元のファイルアイコン203、303とファイルの内
容は残り、黒板ウィンドウ202、302上のドラッグ
アイコン206、306は消える。ここで、クリックと
はマウスのボタンを短い間、押すことである。
【0030】図4はファイル中の画像を表示した後の表
示部107の画面を示す説明図である。図において、4
01は表示部107の画面全体を示す説明図である。4
02は相手装置と画像を共有する黒板ウィンドウ、40
3ないし405はファイルアイコン、406は表示され
たファイル中の画像である。
【0031】ファイル中の画像が黒板ウィンドウ20
2、302内に表示可能であるとき、ファイルアイコン
203、303をカーソル208上あるいはフレーム3
08上でドロップした後、カーソル208の位置にファ
イル中の画像が表示されたり、フレーム308の範囲に
ファイル中の画像が表示される。この表示された画像は
406で示される。画像を表示する範囲とファイル中の
画像は回線制御部108により送信される。
【0032】受信側の装置も同様に黒板ウィンドウ40
2が表示される。ただし、ファイルアイコン403〜4
05は表示されるとは限らない。回線制御部108から
画像を表示する範囲とファイル中の画像を受信すると、
送信側の黒板ウィンドウ402と同じ範囲に同じ画像4
06が表示される。
【0033】ファイル中の画像が黒板ウィンドウ20
2、302内に表示可能でないときは、ファイルアイコ
ン203、303をカーソル208上、あるいはフレー
ム308上でドロップした後、カーソル208の位置に
あるいはフレーム308の範囲にファイルの内容は表示
されない。したがって、画像406は表示されない。フ
ァイルの名前およびファイルの内容は、回線制御部10
8により送信される。
【0034】図5はファイル受信時の表示部107の画
面を示す説明図である。図において、501は表示部1
07の画面全体を示し、502は相手装置と画像を共有
する黒板ウィンドウ、503は受信したファイルのファ
イルアイコン、504はドラッグアイコン、505は保
存するファイルのファイルアイコン、506はポインタ
である。
【0035】ファイルを受信し、かつそのファイルをオ
ープンできるアプリケーションがないとき、黒板ウィン
ドウ502上にファイルアイコン503が表示される。
このファイルを保存したいときはファイルアイコン50
3をドラッグし、黒板ウィンドウ502の外でドロップ
する。ドラッグ中はポインタ506の位置にドラッグア
イコン504が表示される。ドロップした後、ファイル
アイコン503およびドラッグアイコン504は消え、
ドロップ位置にファイルアイコン505が表示される。
【0036】図6はファイルオープン時の表示部107
の画面を示す説明図である。図において、601は表示
部107の画面全体を示し、602は相手装置と画像を
共有する黒板ウィンドウ、603ないし605はファイ
ルアイコン、606はオープンされたファイルを表示す
るアプリケーションウインドウである。
【0037】ファイルを受信し、かつそのファイルをオ
ープンできるアプリケーションがあるとき、そのアプリ
ケーションが起動される。そのファイルがオープンされ
てウィンドウ606に表示される。ファイル受信側で
は、ファイルアイコン603〜605は存在するとは限
らない。ファイルオープン後、ファイルアプリケーショ
ンでオープンされたことが回線制御部108によりファ
イル送信側に送信される。
【0038】ファイル送信側において、ファイルがアプ
リケーションでオープンされたことが回線制御部108
によりファイル受信側から受信したとき、同じアプリケ
ーションが起動される。同じファイルがオープンされて
アプリケーションウィンドウ606に表示される。
【0039】図7はRAM103のメモリマップを示す
図である。図において、701はドラッグの動作モード
(「範囲指定」、「送信」、「受信」または「アイド
ル」)を格納する変数Md、702は表示部107の画
面の左端からポインタ207、307、506までの距
離を画素単位で格納する変数Px、703は表示部10
7の画面の上端からポインタ207、307、506ま
での距離を画素単位で格納する変数Py、704は表示
部107の画面の左端からドラッグアイコン206、3
06、504までの距離を画素単位で格納する変数D
x、705は表示部107の画面の上端からドラッグア
イコン206、306、504までの距離を画素単位で
格納する変数Dy、706は表示部107の画面の左端
から黒板ウィンドウ202、302、402、502、
602の左端までの距離を画素単位で格納する配列Wx
(1)、707は表示部107の画面の左端から黒板ウ
ィンドウ202、302、402、502、602の右
端までの距離を画素単位で格納する配列Wx(2)、7
08は表示部107の画面の上端から黒板ウィンドウ2
02、302、402、502、602の上端までの距
離を画素単位で格納する配列Wy(1)、709は表示
部107の画面の上端から黒板ウィンドウ202、30
2、402、502、602の下端までの距離を画素単
位で格納する配列Wy(2)である。
【0040】また、710は送信時にドラッグされるフ
ァイルアイコン203、303に対するファイル中の画
像の横方向の画素数Bxを格納する変数Bxs、711
は送信時にドラッグされるファイルアイコン203、3
03に対応するファイル中の画像の縦方向の画素数By
を格納する変数Bys、712は送信パケットの長さを
格納する変数Lns、713は受信したパケットの中の
フィールドLnpの値を格納する変数Lnr、714は
送信パケットのコマンド種別を格納するフィールドCm
s、715は受信したパケット中のフィールドCmpの
値を格納する変数Cmr、716は黒板ウィンドウ20
2、302の左端からカーソル208またはフレーム3
08の左端までの距離を画素単位で格納する配列Rxs
(1)、717は黒板ウィンドウ202、302の左端
からフレーム308の右端までの距離を画素単位で格納
する配列Rxs(2)(カーソル208が表示されてい
るときはゼロに設定される。)、718は黒板ウィンド
ウ202、302の上端からカーソル208またはフレ
ーム308の上端までの距離を画素単位で格納する配列
Rys(1)、719は黒板ウィンドウ202、302
の上端からフレーム308の下端までの距離を画素単位
で格納する配列Rys(2)(カーソル208が表示さ
れているときは、ゼロに設定される。)、720は受信
したパケット中のフィールドRxp(1)の値を格納す
る変数Rxr(1)、721は受信したパケット中のフ
ィールドRxp(2)の値を格納する変数Rxr
(2)、722は受信したパケット中のフィールドRy
p(1)の値を格納する変数Ryr(1)、723は受
信したパケット中のフィールドRyp(2)の値を格納
する変数Ryr(2)、724は送信時にドラッグされ
るファイルアイコン203、303に対応するファイル
中の画像のビットマップBm(i,j)を格納する配列
Bms(i,j)(iは横方向の画素の番号、jは縦方
向の画素の番号である。)、725は受信したパケット
中のフィールドBmp(i,j)の値を格納する配列B
mr(i,j)、726は送信時にドラッグされるファ
イルアイコン203、303に対応するファイルを作成
したアプリケーションの名前を格納する配列Ans
(i)、727は受信したパケット中のフィールドAn
p(i)の値を格納する変数Anr(1)、728は送
信時にドラッグされるファイルアイコン203、303
のファイル名を格納する配列Fns(1)、729は受
信したパケット中のフィールドFnp(i)の値を格納
する配列Fnr(i)、730は送信時にドラッグされ
るファイルアイコン203、303に対応するファイル
中の内容Fcを格納する配列Fcs(i)、731は受
信したパケット中のフィールドFcp(i)の値を格納
する変数Fcr(i)、732はファイルアイコン20
3〜205、303〜305、403〜405、50
5、603〜605の画像の横方向の画素数を格納する
変数Bfxである。
【0041】さらに、733はファイルアイコン203
〜205、303〜305、403〜405、505、
603〜605の画像の縦方向の画素数を格納する変数
Bfy、734はファイルアイコン203〜205、3
03〜305、403〜405、505、603〜60
5の画像のビットマップを格納する配列Bf(i,j)
である。(iは横方向の画素の番号、jは縦方向の画素
の番号である。)735はドラッグアイコン206、3
06、504の画像の横方向の画素数を格納する変数B
dx、736はドラッグアイコン206、306、50
4の画像の縦方向の画素数を格納する変数Bdy、73
7はドラッグアイコン206、306、504の画像の
ビットマップを格納する配列Bd(i,j)(iは横方
向の画素の番号、jは縦方向の画素の番号)である。
【0042】本装置の起動時、(1)変数Bfxはファ
イルアイコン203〜205、303〜305、403
〜405、505、603〜605の画像の横方向の画
素数で、(2)変数Bfyはファイルアイコン203〜
205、303〜305、403〜405、505、6
03〜605の画像の縦方向の画素数で、(3)配列B
fはファイルアイコン203〜205、303〜30
5、403〜405、505、603〜〜605の画像
のビットマップで、(4)変数Bdxはドラッグアイコ
ン206、306、504の画像の横方向の画素数で、
(5)変数Bdyはドラッグアイコン206、306、
504の画像の縦方向の画素数で、(6)配列Bdはド
ラッグアイコン206、306、504の画像のビット
マップで初期化されるものとする。これらの変数と配列
は、各アイコン表示時に表示制御部106に渡される。
【0043】また、黒板ウィンドウ202、302、4
02、502、602が表示されるとき、配列WxとW
yとは表示部107の画面内の黒板ウィンドウ202、
302、402、502、602の位置で初期化される
ものとする。
【0044】図8は外部記憶装置104の中に格納され
るファイルのフォーマットである。図において、801
はファイルを作成したアプリケーションの名前を格納す
るフィールドAn(i)である。このフォーマットでは
アプリケーションの名前として「電子黒板」を格納す
る。802はフィールドBm中の画像の横方向の画素数
を格納するフィールドBx、803はフィールドBm中
の画像の縦方向の画素数を格納するフィールドBy、8
04は画像のビットマップを格納するフィールドBm
(i,j)である。ここで、iは横方向の画素の番号、
jは縦方向の画素の番号である。
【0045】図9は外部記憶装置104中に格納される
ファイルの他のフォーマットを示す説明図である。図に
おいて、901はファイルを作成したアプリケーション
の名前を格納するフィールドAn(i)であり、902
はファイル内容を格納するフィールドFc(i)であ
る。
【0046】図10は回線制御部108から送信される
パケットの第1のフォーマットを示す説明図である。図
において、1001は変数Lnsの値を格納するフィー
ルドLnp、1002は変数Cmsの値(「画像表
示」)を格納するフィールドCmp、1003は配列R
xs(1)の値を格納するフィールドRxp(1)、1
004は配列Rxs(2)の値を格納するフィールドR
xp(2)、1005は配列Rys(1)の値を格納す
るフィールドRyp(1)、1006は配列Rys
(2)の値を格納するフィールドRyp(2)、100
7は配列Bms(i,j)の値を格納するフィールドB
mp(i,j)である。
【0047】図11は回線制御部108から送信される
パケットの第2のフォーマットを示す説明図である。図
において、1101は変数Lnsの値を格納するフィー
ルドLnp、1102は変数Cmsの値(「ファイル転
送」)を格納するフィールドCmp、1103は配列A
ns(i)の値を格納するフィールドAnp(i)、1
104は配列Fns(i)の値を格納するフィールドF
np(i)、1105は配列Fcs(i)の値を格納す
るフィールドFcp(i)である。
【0048】図12は回線制御部108から送信される
パケットの第3のフォーマットを示す説明図である。図
において、1201は変数Lnsの値を格納するフィー
ルドLnp、1202は変数Cmpの値(「アプリケー
ションあり」または「アプリケーションなし」)を格納
するフィールドCmpである。
【0049】図13〜図17はROM102に格納され
たプログラムの内、CPU101が各イベントの発生時
に起動する処理ルーチンを示すフローチャートである。
【0050】図13はマウスのクリック時に起動する処
理ルーチンを示すフローチャートである。まず、CPU
101は表示制御部106から読み込んだ現在選択され
ているオブジェクトの種別が「黒板ウィンドウ」である
か否かを判別する(ステップS1301)。オブジェク
トの種別が「黒板ウィンドウ」であるなら、ステップS
1302に移行し、そうでないなら終了する。
【0051】ステップS1302では、配列RxsとR
ysが示すカーソルあるいはフレームを消去するように
表示制御部106に指示する。これは、すでに表示され
たカーソルあるいはフレームがあるとき、それを消去す
るためである。ステップS1303で、表示制御部10
6からポインタ位置を画素単位で変数PxとPyに読み
込む。読み込んだ変数PxとPyの値をそれぞれ配列R
xs(1)とRys(1)に設定する(ステップS13
04)。配列Rxs(2)とRys(2)に値ゼロを設
定する(ステップS1305)。変数PxとPyが示す
位置にカーソルを表示するように表示制御部106を指
示して(ステップS1306)終了する。
【0052】図14はマウスのドラッグをオンしたとき
に起動する処理ルーチンを示すフローチャートである。
CPU101は、まず表示制御部106から読み込んだ
現在選択されているオブジェクトの種別が「黒板ウィン
ドウ」であるか否かを判別し(ステップS1401)、
黒板ウィンドウであるなら変数Mdの値を「範囲指定」
に設定する(ステップS1402)。そうでないなら、
ステップS1408に移行する。
【0053】つづいて、配列RxsとRysが示すカー
ソルあるいはフレームを消去するように表示制御部10
6に指示を行なう(ステップS1403)。これは、す
でに表示されたカーソルあるいはフレームがあるとき、
それを消去するためである。表示制御部106からポイ
ンタ位置を画素単位で変数PxとPyに読み込む(ステ
ップS1404)。変数PxとPyの値をそれぞれ配列
Rxs(1)とRys(1)に設定する(ステップS1
405)。変数PxとPyの値をそれぞれ配列Rxs
(2)とRys(2)に設定する(ステップS140
6)。配列RxsとRysが示す範囲にフレームを表示
するように表示制御部106に指示して(ステップS1
407)終了する。ここで、配列Rxs(1)、Rys
(1)と配列Rxs(2)、Rys(2)は同じなの
で、フレームは点のように表示される。
【0054】ステップS1408では、表示制御部10
6から読み込んだ現在選択されているオブジェクトの種
別が「ファイルアイコン」であるか否かを判別する(ス
テップS1408)。「ファイルアイコン」であるな
ら、表示制御部106からポインタ位置を画素単位で変
数PxとPyに読み込む(ステップS1409)。変数
PxとPyが示す位置にドラッグアイコンを表示するよ
うに表示制御部106に指示を行なう(ステップS14
10)。
【0055】つづいて、変数PxとPyの値をそれぞれ
変数DxとDyに設定する(ステップS1411)。変
数PxとPyが示す位置が黒板ウィンドウ内であるか否
かを判別し(ステップS1412)、黒板ウィンドウ内
ならステップS1415に移行し、そうでないならステ
ップS1413に移行する。ここでは、以下の条件を満
たすとき、「黒板ウィンドウ内」とみなす。
【0056】 Wx(1) < Px < Wx(2) かつ Wy(1) < Py < Wy(2) ステップS1413で変数Mdの値を「送信」に設定す
る。表示制御部106よりファイル名を配列Fnsに読
み込んで(ステップS1414)終了する。ステップS
1415では、変数Mdの値を「受信」に設定して終了
する。
【0057】また、ステップS1408で選択オブジェ
クトが「ファイルアイコン」でないときは変数Mdの値
を「アイドル」に設定して(ステップS1416)終了
する。
【0058】図15はマウスをドラッグしながら移動し
ているときに起動する処理ルーチンを示すフローチャー
トである。まず、変数Mdの値が「範囲指定」であるか
否かを判別する(ステップS1501)。「範囲指定」
であるならステップS1502に移行し、そうでないと
きはステップS1507に移行する。
【0059】ステップS1502では、表示制御部10
6からポインタ位置を画素単位で変数PxとPyに読み
込む。読み込んだ変数PxとPyが示す位置が黒板ウィ
ンドウ内ならステップS1504に移行し、そうでない
なら終了する。ここでは、「黒板ウィンドウ内」の判定
は前述のステップS1412と同じである。
【0060】ステップS1504では、配列RxsとR
ysが示す範囲のフレームを消去するように表示制御部
106に指示する。変数PxとPyの値をそれぞれ配列
Rxs(2)とRys(2)に設定する(ステップS1
505)。配列RxsとRysが示す範囲にフレームを
表示するように表示制御部106に指示して(ステップ
S1506)終了する。ここで、配列RxsとRysが
作る線分が対角線となるようなフレームを表示する。
【0061】ステップS1501で変数Mdの値が「範
囲指定」でないとき、変数Mdの値は「送信」または
「受信」であるか否かを判別する(ステップS150
7)。「送信」または「受信」であるときはステップS
1508に移行し、そうでないときは終了する。
【0062】ステップS1508では、変数DxとDy
が示す位置にあるドラッグアイコンを消去するように表
示制御部106に指示を行なう。ポインタ位置をPxと
Pyに読み込む(ステップS1509)。変数PxとP
yの値をそれぞれ変数DxとDyに設定し(ステップS
1510)、設定された変数DxとDyが示す位置にド
ラッグアイコンを表示するように表示制御部106に指
示して終了する(ステップS1511)。
【0063】図16および図17はマウスのドラッグの
オフ時に起動する処理ルーチンを示すフローチャートで
ある。まず、変数Mdの値が「送信」であるか否かを判
別する(ステップS1601)。「送信」であるとき、
変数DxとDyが示す位置にあるドラッグアイコンを消
去するように表示制御部106に指示を行なう(ステッ
プS1602)。
【0064】つづいて、表示制御部106からポインタ
位置を画素単位で変数PxとPyに読み込む(ステップ
S1603)。ファイルFns中のフィールドAnが
「電子黒板」であるか否かを判別する(ステップS16
04)。「電子黒板」であるならステップS1605に
移行し、そうでないならステップS1612に移行す
る。
【0065】ステップS1605では、変数PxとPy
が示す位置が配列RxsとRysが示す位置あるいは範
囲内であるか否かを判別する。位置あるいは範囲内であ
るときにはステップS1606に移行し、そうでないと
きには終了する。ここでは、以下の条件を満たすとき
「配列RxsとRysが示す位置あるいは範囲内」とみ
なす。 Rxs(2)=0、 Rxs(2)=0のとき、 Px=Wx(1)+Rxs(1) かつ Py=Wy
(1)+Rys(1) Rxs(2)≠0、Rys(1)≠0のとき Rxs(1)≦Rxs(2) かつ Rys(1)≦R
ys(2)のとき、 Wx(1)+Rxs(1)≦Px≦Wx(1)+Rxs
(2) かつ Wy(1)+Rys(1)≦Py≦Wy(1)+Rys
(2) Rxs(1)>Rxs(2) かつ Rys(1)+R
ys(2)のとき、 Wx(1)+Rxs(2)≦Px≦Wx(1)+Rxs
(1) かつ Wy(1)+Rys(1)≦Py≦Wy(1)+Rys
(2) Rxs(1)<Rxs(2) かつ Rys(1)>R
ys(2)のとき、 Wx(1)+Rxs(1)≦Px≦Wx(1)+Rxs
(2) かつ Wy(1)+Rys(2)≦Py≦Wy(1)+Rys
(1) Rxs(1)>Rxs(2) かつ Rys(1)>R
ys(2)のとき、 Wx(1)+Rxs(2)≦Px≦Wx(1)+Rxs
(1) かつ Wy(1)+Rys(2)≦Py≦Wy(1)+Rys
(1) ステップS1606では、配列RxsとRysが示すカ
ーソルあるいはフレームを消去するように表示制御部1
06に指示する。ファイルFnsからフィールドBxを
変数Bxsに、フィールドByを変数Bxyに、フィー
ルドBmを配列Bmsに読み込む(ステップS160
7)。配列Bms中の画像を拡大、縮小する(ステップ
S1608)。
【0066】ここで、Rxs(2)=0、Rys(2)
=0のとき、Rxs(2)にWx(1)+BxsとWx
(2)の小さい方を設定し、Rys(2)にWy(1)
+BysとWy(2)の小さい方を設定する。
【0067】これは、配列RxsとRysにより表され
る範囲が、黒板ウィンドウをはみ出さないようにするた
めである。
【0068】また、配列Bms中の画像は、横方向に|
Rxs(1)−Rxs(2)|/Bxs倍し、縦方向に
|Rys(1)−Rys(2)|/Bys倍する。
【0069】ここで、|a|はa式の絶対値を表す。
【0070】パケット長を変数Lnsに、「画像表示」
を変数Cmsに格納する(ステップS1609)。変数
LnsをフィールドLnpに、変数Cmsをフィールド
Cmpに、配列RxsをフィールドRxpに、配列Ry
sをフィールドRypに、配列BmsをフィールドBm
pに格納して図10のフォーマットのパケットを回線制
御部108に送信する(ステップS1610)。
【0071】配列RxsとRysが示す範囲に配列Bm
s中の画像を表示して(ステップS1611)終了す
る。
【0072】ステップS1604で、ファイルFns中
のフィールドAnが「電子黒板」でないとき、変数Px
とPyが示す位置が黒板ウィンドウ内にあるか否かを判
別する(ステップS1612)。黒板ウィンドウ内であ
るときはステップS1613に移行し、そうでないとき
は終了する。ここでは、「黒板ウィンドウ内」の判定は
前述のステップS1412と同じである。
【0073】ファイルFnsからフィールドFcを配列
Fcsに読み込む(ステップS1613)。パケット長
を変数Lnsに、「ファイル転送」を変数Cmsに格納
する(ステップS1614)。変数Lnsをフィールド
Lnpに、変数CmsをフィールドCmpに、配列An
sをフィールドAnpに、配列FnsをフィールドFn
pに、配列FcsをフィールドFcpに格納して図11
のフォーマットのパケットを回線制御部108に送信し
て(ステップS1615)終了する。
【0074】変数Mdの値が「受信」であるか否かを判
別し(ステップS1616)、変数Mdの値が「受信」
であるならばステップS1617に移行し、そうでない
なら終了する。ステップS1617では、変数DxとD
yが示す位置にあるドラッグアイコンを消去するように
表示制御部106に指示する。表示制御部106からポ
インタ位置を画素単位で変数PxとPyに読み込む(ス
テップS1618)。変数PxとPyが示す位置が黒板
ウィンドウ内であるか否かを判別し(ステップS161
9)、黒板ウィンドウ内であるならばステップS162
0に移行し、そうでないなら終了する。ここでは、「黒
板ウィンドウ内」の判定は前述のステップS1412と
同じである。
【0075】ステップS1620では、配列Fcrをフ
ァイルFnrに格納する。黒板ウィンドウ上のファイル
アイコンを消去するように表示制御部106に指示する
(ステップS1621)。変数DxとDyが示す位置に
ファイルアイコンを表示するように表示制御部106に
指示して終了する(ステップS1622)。
【0076】図18は回線制御部108がパケットを受
信したときに起動する処理ルーチンを示すフローチャー
トである。まず、受信したパケット中のフィールドLn
pの値を変数Lnrに格納し、フィールドCmpの値を
変数Cmrに格納する(ステップS1701)。変数C
mrの値が「画像表示」であるか否かを判別し(ステッ
プS1702)、「画像表示」であるならばステップS
1703に移行し、そうでないならばステップS170
5に移行する。
【0077】ステップS1703では、受信したパケッ
ト中のフィールドRxpを配列Rxrに、フィールドR
ypを配列Ryrに、フィールドBmpを配列Bmrに
格納する。配列Bmr中の画像を配列RxrとRyrが
示す範囲に表示するように表示制御部106に指示して
(ステップS1704)終了する。
【0078】一方、ステップS1702で「画像表示」
でないときは、変数Cmrの値が「ファイル転送」であ
るか否かを判別し(ステップS1705)、「ファイル
転送」であるときにはステップS1706に移行し、そ
うでないときはステップS1716に移行する。
【0079】ステップS1706では、受信したパケッ
ト中のフィールドAnpを配列Anrに、フィールドF
npを配列Fnrに、フィールドFcpを配列Fcrに
格納する。アプリケーションAnrを起動し(ステップ
S1707)、アプリケーションAnrの起動が成功で
あるか否かを判別する(ステップS1708)。アプリ
ケーションAnrの起動が成功であるならば、ステップ
S1712に移行し、失敗ならばステップS1709に
移行する。ステップS1709では、黒板ウィンドウ上
の一定位置に配列Fnr中のファイル名を付けたファイ
ルアイコンを表示するように表示制御部106に指示す
る。
【0080】パケット長を変数Lnsに、「アプリケー
ションなし」を変数Cmsに格納する(ステップS17
10)。変数LnsをフィールドLnpに、変数Cms
をフィールドCmpに格納して図12のフォーマットの
パケットを回線制御部108に送信して(ステップS1
711)終了する。
【0081】一方、ステップS1708で、アプリケー
ションAnrの起動が成功であるとき、配列Fcrをフ
ァイルFnrに格納する(ステップS1712)。ファ
イルFnrをアプリケーションAnrでオープンする
(ステップS1713)。パケット長を変数Lnsに、
「アプリケーションあり」を変数Cmsに格納する(ス
テップS1714)。変数LnsをフィールドLnp
に、変数CmsをフィールドCmpに格納して図12の
フォーマットのパケットを回線制御部108に送信して
(ステップS1715)終了する。
【0082】ステップS1705で「ファイル転送」で
ないときは、変数Cmrの値が「アプリケーションあ
り」であるか否かを判別する(ステップS1716)。
「アプリケーションあり」のときはステップS1717
に移行し、そうでなければ終了する。
【0083】ステップS1717では、アプリケーショ
ンAnsを起動する。ファイルFnsをアプリケーショ
ンAnsでオープンして(ステップS1718)終了す
る。
【0084】[第1実施例の変形例]つぎに、変形例の
電子黒板装置について説明する。前記第1実施例では端
末に接続される回線としてLANを使用しているが、I
SDNの基本インターフェース、ISDNの一次群イン
タフェース、広帯域ISDN、回線交換網、パケット交
換網、公衆電話網、専用線、構内交換機(PBX)など
でもよい。
【0085】また、前記第1実施例では、プログラムや
データを格納する記憶装置として、ROM102やRA
M103を使用しているが、フロッピーディスク、ハー
ドディスク、ICカードなどでもよい。
【0086】さらに、前記第1実施例では、ドラッグ操
作によりフレームの範囲を指定していたが、フレームの
対角線の端をそれぞれクリックすることでもよい。
【0087】また、前記第1実施例では、ドラッグ操作
で指定した画像の範囲をフレームで表示していたが、ハ
ッチングを付けたり色を変えることなどでも表示でき
る。
【0088】さらに、前記第1実施例では、クリックし
た位置が左上端になるように画像を表示しているが、ク
リックした位置が画像の中央や右下端などになるように
することでもよい。
【0089】また、配列Bの画像をフレームに合わせて
拡大縮小するとき、縦横の比率が異なるときがあるが、
以下のようにしてもよい。(|Rxs(1)−Rxs
(2)|/Bxs)≦(|Rys(1)−Rys(2)
/Bys(2)|/Bys) のとき、縦横方向にそれ
ぞれ|Rxs(1)−Rxs(2)|/Bx倍する。
(|Rxs(1)−Rxs(2)|/Bxs)>(|R
ys(1)−Rys(2)/Bys(2)|/Bys)
のとき、縦横方向にそれぞれ|Rys(1)−Rys
(2)|/Bxs倍する。この場合は、縦横の比率が保
たれる。
【0090】さらに、前記第1実施例では、画像または
ファイルは1つのパケットで送信していたが、画像が大
きいとき複数のパケットに分割して送信することでもよ
い。
【0091】また、前記第1実施例では、フィールドA
np中にアプリケーション名を格納することによりファ
イルをオープンできるアプリケーションを認識している
が、フィールドAnp中にアプリケーションを示すコー
ドを格納することでもよい。この場合は、コードとアプ
リケーションを対応させるテーブルをファイル送信側と
ファイル受信側で用意しておく必要がある。
【0092】さらに、前記第1実施例では、ファイル受
信側が受信した名前のアプリケーションを起動できたか
できなかったかという結果をファイル送信側に送信して
いるが、ファイル受信側が受信した名前のアプリケーシ
ョンを起動できたという結果のみをファイル送信側に送
信することでもよい。
【0093】[第2実施例]つぎに、第2実施例の電子
黒板装置について説明する。第2実施例の電子黒板装置
では、前記第1実施例と同一の構成部分についての説明
を省略し、相違する構成部分について主に説明すること
とする。また、前記第1実施例と同一の構成部分につい
ては同一の符号で示す。
【0094】図2および図3において、ファイル中の画
像が黒板ウィンドウ202、302内に表示できると
き、ファイルアイコン203、303をカーソル208
上あるいはフレーム308上でドロップすると、カーソ
ル208の位置にファイル中の画像が表示されたり、フ
レーム308の範囲にファイル中の画像が表示される。
この表示された画像は図4にて406で示される。
【0095】ファイル中の画像が表示されるときには、
画像を表示する範囲とファイル中の画像をともなう「画
像表示」要求が送信される。「画像表示」要求の受信側
においても、同様に黒板ウィンドウ402が表示されて
いる。ここで、受信側では、ファイルアイコン403〜
405が表示されているとは限らない。この「画像表
示」要求を受信したとき、黒板ウィンドウ402の中に
この画像406が表示される。
【0096】ファイル中の内容が黒板ウィンドウ20
2、302内に表示できないとき、かつアプリケーショ
ンを用いても表示できないときは、ファイルアイコン2
03、303をカーソル208上あるいはフレーム30
8上でドロップしても、カーソル208の位置にもフレ
ーム308の範囲にもファイルの内容は表示されない。
したがって、画像406は表示されないことになる。こ
のとき、ファイル名およびファイル内容をともなう「フ
ァイル転送」要求が送信される。
【0097】図5では、ファイル受信において、ファイ
ル名およびファイル内容をともなう「ファイル転送」要
求を受信したとき、黒板ウィンドウ502上にファイル
アイコン503が表示される。このファイルを保存した
いときは、ファイルアイコン503をドラッグし、黒板
ウィンドウ502外でドロップする。ドラッグ中は、ポ
インタ506の位置にドラッグアイコン504が表示さ
れる。ドロップすると、ファイルアイコン503およひ
ドラッグアイコン504は消え、ドロップ位置にファイ
ルアイコン505が表示される。
【0098】図6では、ファイル受信側において、アプ
リケーション名、ファイル名およびファイル内容を伴う
「アプリケーション起動」要求を受信し、このアプリケ
ーション名に対応するアプリケーションがあるとき、こ
のファイルがそのアプリケーションによりオープンされ
てアプリケーション・ウインドウ606上に表示され
る。ファイル受信側では、ファイルアイコン603から
605は存在するとは限らない。その後、「アプリケー
ションあり」応答がファイル受信側からファイル送信側
に送信される。
【0099】ファイル送信側において、この「アプリケ
ーションあり」応答を受信したとき、ファイル受信側と
同じファイルがアプリケーションによりオープンされて
アプリケーションウィンドウ606に表示される。
【0100】ファイル受信側において、アプリケーショ
ン名、ファイル名およびファイル内容を伴う「アプリケ
ーション起動」要求を受信し、このアプリケーション名
に対応するアプリケーションがないとき、「アプリケー
ションなし」応答がファイル受信側からファイル送信側
に送信される。
【0101】ファイル送信側において、この「アプリケ
ーションなし」応答を受信したとき、ファイルがアプリ
ケーションによりオープンされてアプリケーション・ウ
ィンドウ606上に表示される。その後、アプリケーシ
ョンの内容を伴う「アプリケーション転送」要求がファ
イル送信側からファイル受信側に送信される。
【0102】ファイル受信側において、この「アプリケ
ーション転送」要求を受信したとき、前に受信したファ
イルがこのアプリケーションによりオープンされてアプ
リケーションウィンドウ606に表示される。ファイル
受信側では、ファイルアイコン603から605は存在
するとは限らない。
【0103】図19は第2実施例のRAM103のメモ
リマップを示す図である。図において、701はドラッ
グの動作モード(「範囲指定」、「送信」、「受信」ま
たは「アイドル」)を格納する変数Md、702は表示
部107の画面の左端からポインタ207、307、5
06までの距離を画素単位で格納する変数Px、703
は表示部107の画面の上端からポインタ207、30
7、506までの距離を画素単位で格納する変数Py、
704は表示部107の画面の左端からドラッグアイコ
ン206、306、504までの距離を画素単位で格納
する変数Dx、705は表示部107の画面の上端から
ドラッグアイコン206、306、504までの距離を
画素単位で格納する変数Dy、706は表示部107の
画面の左端から黒板ウィンドウ202、302、40
2、502、602の左端までの距離を画素単位で格納
する配列Wx(1)、707は表示部107の画面の左
端から黒板ウィンドウ202、302、402、50
2、602の右端までの距離を画素単位で格納する配列
Wx(2)、708は表示部107の画面の上端から黒
板ウィンドウ202、302、402、502、602
の上端までの距離を画素単位で格納する配列Wy
(1)、709は表示部107の画面の上端から黒板ウ
ィンドウ202、302、402、502、602の下
端までの距離を画素単位で格納する配列Wy(2)であ
る。
【0104】また、710は送信時にドラッグされるフ
ァイルアイコン203、303に対するファイル中の画
像の横方向の画素数Bxを格納する変数Bxs、711
は送信時にドラッグされるファイルアイコン203、3
03に対応するファイル中の画像の縦方向の画素数By
を格納する変数Bys、712は送信パケットの長さを
格納する変数Lns、713は受信したパケットの中の
フィールドLnpの値を格納する変数Lnr、714は
送信パケットのコマンド種別を格納するフィールドCm
s、715は受信したパケット中のフィールドCmpの
値を格納する変数Cmr、716は黒板ウィンドウ20
2、302の左端からカーソル208またはフレーム3
08の左端までの距離を画素単位で格納する配列Rxs
(1)、717は黒板ウィンドウ202、302の左端
からフレーム308の右端までの距離を画素単位で格納
する配列Rxs(2)(カーソル208が表示されてい
るときはゼロに設定される。)、718は黒板ウィンド
ウ202、302の上端からカーソル208またはフレ
ーム308の上端までの距離を画素単位で格納する配列
Rys(1)、719は黒板ウィンドウ202、302
の上端からフレーム308の下端までの距離を画素単位
で格納する配列Rys(2)(カーソル208が表示さ
れているときは、ゼロに設定される。)、720は受信
したパケット中のフィールドRxp(1)の値を格納す
る変数Rxr(1)、721は受信したパケット中のフ
ィールドRxp(2)の値を格納する変数Rxr
(2)、722は受信したパケット中のフィールドRy
p(1)の値を格納する変数Ryr(1)、723は受
信したパケット中のフィールドRyp(2)の値を格納
する変数Ryr(2)、724は送信時にドラッグされ
るファイルアイコン203、303に対応するファイル
中の画像のビットマップBm(i,j)を格納する配列
Bms(i,j)(iは横方向の画素の番号、jは縦方
向の画素の番号である。)、725は受信したパケット
中のフィールドBmp(i,j)の値を格納する配列B
mr(i,j)、726は送信時にドラッグされるファ
イルアイコン203、303に対応するファイルを作成
したアプリケーションの名前を格納する配列Ans
(i)、727は受信したパケット中のフィールドAn
p(i)の値を格納する変数Anr(1)、738は送
信時にドラッグされるファイルアイコン203、303
に対応するファイルを作成したアプリケーション内容を
格納する配列Aps(i)、739は受信したパケット
中のフィールドApp(i)の値を格納する変数Apr
(i)、728は送信時にドラッグされるファイルアイ
コン203、303のファイル名を格納する配列Fns
(1)、729は受信したパケット中のフィールドFn
p(i)の値を格納する配列Fnr(i)、730は送
信時にドラッグされるファイルアイコン203、303
に対応するファイル中の内容Fcを格納する配列Fcs
(i)、731は受信したパケット中のフィールドFc
p(i)の値を格納する変数Fcr(i)、732はフ
ァイルアイコン203〜205、303〜305、40
3〜405、505、603〜605の画像の横方向の
画素数を格納する変数Bfxである。
【0105】さらに、733はファイルアイコン203
〜205、303〜305、403〜405、505、
603〜605の画像の縦方向の画素数を格納する変数
Bfy、734はファイルアイコン203〜205、3
03〜305、403〜405、505、603〜60
5の画像のビットマップを格納する配列Bf(i,j)
である。(iは横方向の画素の番号、jは縦方向の画素
の番号である。)735はドラッグアイコン206、3
06、504の画像の横方向の画素数を格納する変数B
dx、736はドラッグアイコン206、306、50
4の画像の縦方向の画素数を格納する変数Bdy、73
7はドラッグアイコン206、306、504の画像の
ビットマップを格納する配列Bd(i,j)(iは横方
向の画素の番号、jは縦方向の画素の番号)である。
【0106】図20は外部記憶装置104の中に格納さ
れるファイルのフォーマットである。図において、18
01はファイルを作成したアプリケーションの名前を格
納するフィールドAn(i)である。このフォーマット
ではアプリケーションの名前として「電子黒板」を格納
する。1802はフィールドBm中の画像の横方向の画
素数を格納するフィールドBx、1803はフィールド
Bm中の画像の縦方向の画素数を格納するフィールドB
y、1804は画像のビットマップを格納するフィール
ドBm(i,j)である。ここで、iは横方向の画素の
番号、jは縦方向の画素の番号である。
【0107】図21は外部記憶装置104中に格納され
るファイルの他のフォーマットを示す説明図である。図
において、1901はファイルを作成したアプリケーシ
ョンの名前を格納するフィールドAn(i)であり、1
902はファイル内容を格納するフィールドFc(i)
である。
【0108】図22は外部記憶装置104中に格納され
るアプリケーションのフォーマットを示す説明図であ
る。図において、2001はアプリケーション内容を格
納するフィールドAp(i)である。
【0109】図23は回線制御部108から送信される
パケットの第1のフォーマットを示す説明図である。図
において、2101は変数Lnsの値を格納するフィー
ルドLnp、2102は変数Cmsの値(「画像表
示」)を格納するフィールドCmp、2103は配列R
xs(1)の値を格納するフィールドRxp(1)、2
104は配列Rxs(2)の値を格納するフィールドR
xp(2)、2105は配列Rys(1)の値を格納す
るフィールドRyp(1)、2106は配列Rys
(2)の値を格納するフィールドRyp(2)、210
7は配列Bms(i,j)の値を格納するフィールドB
mp(i,j)である。
【0110】図24は回線制御部108から送信される
パケットの第2のフォーマットを示す説明図である。図
において、2201は変数Lnsの値を格納するフィー
ルドLnp、2202は変数Cmsの値(「ファイル転
送」)を格納するフィールドCmp、2203は配列A
ns(i)の値を格納するフィールドAnp(i)、2
204は配列Fns(i)の値を格納するフィールドF
np(i)、2205は配列Fcs(i)の値を格納す
るフィールドFcp(i)である。
【0111】図25は回線制御部108から送信される
パケットの第3のフォーマットを示す説明図である。図
において、2301は変数Lnsの値を格納するフィー
ルドLnp、2302は変数Cmsの値(「アプリケー
ション起動」)を格納するフィールドCmp、2303
は配列Ans(i)の値を格納するフィールドAnp
(i)、2304は配列Fns(i)の値を格納するフ
ィールドFnp(i)、2305は配列Fcs(i)の
値を格納するフィールドFcp(i)である。
【0112】図26は回線制御部108から送信される
パケットの第4のフォーマットを示す説明図である。図
において、2401は変数Lnsの値を格納するフィー
ルドLnp、2402は変数Cmpの値(「アプリケー
ションあり」または「アプリケーションなし」)を格納
するフィールドCmpである。
【0113】図27は回線制御部108から送信される
パケットの第5のフォーマットを示す説明図である。図
において、2501は変数Lnsの値を格納するフィー
ルドLnp、2502は変数Cmsの値(「アプリケー
ション転送」)を格納するフィールドCmp、2503
は配列Aps(i)の値を格納するフィールドApp
(i)である。
【0114】ROM102に格納されたプログラムの
内、CPU101が各イベントの発生時に起動する処理
ルーチンのうち、前記第1実施例の図13〜図15に示
す処理ルーチンは同じなので、その説明を省略する。
【0115】図28および図29はマウスのドラッグの
オフ時に起動する処理ルーチンを示すフローチャートで
ある。まず、変数Mdの値が「送信」であるか否かを判
別する(ステップS1901)。「送信」であるとき、
変数DxとDyが示す位置にあるドラッグアイコンを消
去するように表示制御部106に指示を行なう(ステッ
プS1902)。
【0116】つづいて、表示制御部106からポインタ
位置を画素単位で変数PxとPyに読み込む(ステップ
S1903)。ファイルFns中のフィールドAnが
「電子黒板」であるか否かを判別する(ステップS19
04)。「電子黒板」であるならステップS1905に
移行し、そうでないならステップS1912に移行す
る。
【0117】ステップS1905では、変数PxとPy
が示す位置が配列RxsとRysが示す位置あるいは範
囲内であるか否かを判別する。位置あるいは範囲内であ
るときにはステップS1906に移行し、そうでないと
きには終了する。ここでは、以下の条件を満たすとき
「配列RxsとRysが示す位置あるいは範囲内」とみ
なす。 Rxs(2)=0、 Rxs(2)=0のとき、 Px=Wx(1)+Rxs(1) かつ Py=Wy
(1)+Rys(1) Rxs(2)≠0、Rys(1)≠0のとき Rxs(1)≦Rxs(2) かつ Rys(1)≦R
ys(2)のとき、 Wx(1)+Rxs(1)≦Px≦Wx(1)+Rxs
(2) かつ Wy(1)+Rys(1)≦Py≦Wy(1)+Rys
(2) Rxs(1)>Rxs(2) かつ Rys(1)<R
ys(2)のとき、 Wx(1)+Rxs(2)≦Px≦Wx(1)+Rxs
(1) かつ Wy(1)+Rys(1)≦Py≦Wy(1)+Rys
(2) Rxs(1)<Rxs(2) かつ Rys(1)>R
ys(2)のとき、 Wx(1)+Rxs(1)≦Px≦Wx(1)+Rxs
(2) かつ Wy(1)+Rys(2)≦Py≦Wy(1)+Rys
(1) Rxs(1)>Rxs(2) かつ Rys(1)>R
ys(2)のとき、 Wx(1)+Rxs(2)≦Px≦Wx(1)+Rxs
(1) かつ Wy(1)+Rys(2)≦Py≦Wy(1)+Rys
(1) ステップS1906では、配列RxsとRysが示すカ
ーソルあるいはフレームを消去するように表示制御部1
06に指示する。ファイルFnsからフィールドBxを
変数Bxsに、フィールドByを変数Bxyに、フィー
ルドBmを配列Bmsに読み込む(ステップS190
7)。配列Bms中の画像を拡大、縮小する(ステップ
S1908)。
【0118】ここで、Rxs(2)=0、Rys(2)
=0のとき、Rxs(2)にWx(1)+BxsとWx
(2)の小さい方を設定し、Rys(2)にWy(1)
+BysとWy(2)の小さい方を設定する。
【0119】これは、配列RxsとRysにより表され
る範囲が、黒板ウィンドウをはみ出さないようにするた
めである。
【0120】また、配列Bms中の画像は、横方向に|
Rxs(1)−Rxs(2)|/Bxs倍し、縦方向に
|Rys(1)−Rys(2)|/Bys倍する。
【0121】ここで、|a|はa式の絶対値を表す。
【0122】パケット長を変数Lnsに、「画像表示」
を変数Cmsに格納する(ステップS1909)。変数
LnsをフィールドLnpに、変数Cmsをフィールド
Cmpに、配列RxsをフィールドRxpに、配列Ry
sをフィールドRypに、配列BmsをフィールドBm
pに格納して図10のフォーマットのパケットを回線制
御部108に送信する(ステップS1910)。
【0123】配列RxsとRysが示す範囲に配列Bm
s中の画像を表示して(ステップS1911)終了す
る。
【0124】ステップS1904で、ファイルFns中
のフィールドAnが「電子黒板」でないとき、ファイル
Fns中のフィールドAnに対応するアプリケーション
があるか否かを判別する(ステップS1912)。フィ
ールドAnに対応するアプリケーションがあるなら、ス
テップS1917に移行し、そうでなければステップS
1913に移行する。
【0125】ステップS1913では、変数PxとPy
が示す位置が黒板ウィンドウ内にあるか否かを判別する
(ステップS1612)。黒板ウィンドウ内であるとき
はステップS1914に移行し、そうでないときは終了
する。ここでは、「黒板ウィンドウ内」の判定は前述の
ステップS1412と同じである。
【0126】ステップS14では、ファイルFnsから
フィールドFcを配列Fcsに読み込む。パケット長を
変数Lnsに、「ファイル転送」を変数Cmsに格納す
る(ステップS1915)。変数LnsをフィールドL
npに、変数CmsをフィールドCmpに、配列Ans
をフィールドAnpに、配列FnsをフィールドFnp
に、配列FcsをフィールドFcpに格納して図11の
フォーマットのパケットを回線制御部108に送信して
(ステップS1916)終了する。
【0127】ステップS1912で、フィールドAnに
対応するアプリケーションがあるときは、変数PxとP
yが示す位置が黒板ウィンドウ内であるか否かを判別し
(ステップS1917)、黒板ウィンドウ内であるとき
はステップS1918に移行し、そうでないなら終了す
る。ここでは、「黒板ウィンドウ内」の判定は前述のス
テップS1412と同じである。
【0128】ステップS1918で、ファイルFnsか
らフィールドAnを配列AnsにフィールドFcを配列
Fcsに読み込む。パケット長を変数Lnsに、「アプ
リケーション起動」を変数Cmsに格納する(ステップ
S1919)。変数LnsをフィールドLnpに、変数
CmsをフィールドCmpに、配列Ansをフィールド
Anpに、配列FnsをフィールドFnpに、配列Fc
sをフィールドFcpに格納して図23のフォーマット
のパケットを回線制御部108に送信して終了する。
【0129】ステップS1901で、変数Mdの値が
「送信」でないと判別されたとき、変数Mdの値が「受
信」であるか否かを判別し(ステップS1921)、変
数Mdの値が「受信」であるならばステップS1922
に移行し、そうでないなら終了する。ステップS162
2では、変数DxとDyが示す位置にあるドラッグアイ
コンを消去するように表示制御部106に指示する。表
示制御部106からポインタ位置を画素単位で変数Px
とPyに読み込む(ステップS1923)。変数Pxと
Pyが示す位置が黒板ウィンドウ内であるか否かを判別
し(ステップS1924)、黒板ウィンドウ内であるな
らばステップS1925に移行し、そうでないなら終了
する。ここでは、「黒板ウィンドウ内」の判定は前述の
ステップS1412と同じである。
【0130】ステップS1925では、配列Fcrをフ
ァイルFnrに格納する。黒板ウィンドウ上のファイル
アイコンを消去するように表示制御部106に指示する
(ステップS1926)。変数DxとDyが示す位置に
ファイルアイコンを表示するように表示制御部106に
指示して終了する(ステップS1927)。
【0131】図30および図31は回線制御部108が
パケットを受信したときに起動する処理ルーチンを示す
フローチャートである。まず、受信したパケット中のフ
ィールドLnpの値を変数Lnrに格納し、フィールド
Cmpの値を変数Cmrに格納する(ステップS200
1)。変数Cmrの値が「画像表示」であるか否かを判
別し(ステップS2002)、「画像表示」であるなら
ばステップS2003に移行し、そうでないならばステ
ップS2005に移行する。
【0132】ステップS2003では、受信したパケッ
ト中のフィールドRxpを配列Rxrに、フィールドR
ypを配列Ryrに、フィールドBmpを配列Bmrに
格納する。配列Bmr中の画像を配列RxrとRyrが
示す範囲に表示するように表示制御部106に指示して
(ステップS2004)終了する。
【0133】一方、ステップS2002で「画像表示」
でないときは、変数Cmrの値が「ファイル転送」であ
るか否かを判別し(ステップS2005)、「ファイル
転送」であるときにはステップS2006に移行し、そ
うでないときはステップS2006に移行する。
【0134】ステップS2006で、受信したパケット
中のフィールドFnpを配列Fnrに、フィールドFc
pを配列Fcrに格納する。黒板ウィンドウ上の一定位
置に配列Fnr中のファイル名をつけたファイルアイコ
ンを表示するように表示制御部106に指示して(ステ
ップS2007)終了する。
【0135】ステップS2005で「ファイル転送」で
ないときは、変数Cmrの値が「アプリケーション起
動」であるか否かを判別し(ステップS2008)、
「アプリケーション起動」であるならばステップS20
09に移行し、そうでないならばステップS2018に
移行する。
【0136】ステップS2009では、受信したパケッ
ト中のフィールドAnpを配列Anrに、フィールドF
npを配列Fnrに、フィールドFcpを配列Fcr
に、配列Fcpを配列Fcrに格納する。配列Fcrを
ファイルFnrとして外部記憶装置104中に格納する
(ステップS2010)。アプリケーションAnrを起
動する(ステップS2011)。アプリケーションAn
rの起動が成功したか否かを判別する(ステップS20
12)。成功したならば、ステップS2013に移行
し、失敗したならばステップS2016に移行する。
【0137】ステップS2013では、ファイルFnr
をアプリケーションAnrでオープンする(ステップS
2013)。パケット長を変数Lnsに、「アプリケー
ションあり」を変数Cmsに格納する(ステップS20
14)。変数LnsをフィールドLnpに、変数Cms
をフィールドCmpに格納して図24のフォーマットの
パケットを回線制御部108に送信して(ステップS2
015)終了する。
【0138】ステップS2012で失敗したときは、パ
ケット長を変数Lnsに、「アプリケーションなし」を
変数Cmsに格納する(ステップS2016)。変数L
nsをフィールドLnpに、変数CmsをフィールドC
mpに格納して図25のフォーマットのパケットを回線
制御部108に送信して、終了する(ステップS201
7)。
【0139】ステップS2008で変数Cmrの値が
「アプリケーション起動」でないときは、変数Cmrの
値が「アプリケーションあり」であるか否かを判別する
(ステップS2018)。変数Cmrの値が「アプリケ
ーションあり」であるときはステップS2019に移行
し、そうでないときはステップS2021に移行する。
【0140】ステップS2019で、アプリケーション
Ansを起動する。ファイルFnsをアプリケーション
Ansでオープンして(ステップS2020)終了す
る。
【0141】一方、ステップS2021では、変数Cm
rの値が「アプリケーションなし」であるか否かを判別
する。変数Cmrの値が「アプリケーションなし」であ
るときはステップS2022に移行し、そうでないとき
はステップS2027に移行する。
【0142】ステップS2022では、アプリケーショ
ンAnsを起動する。ファイルFnsをアプリケーショ
ンAnsでオープンする(ステップS2023)。アプ
リケーションAnsからフィールドApを配列Apsに
読み込む(ステップS2024)。パケット長を変数L
nsに、「アプリケーション転送」を変数Cmsに格納
する(ステップS2025)。変数Lnsをフィールド
Lnpに、変数CmsをフィールドCmpに、配列Ap
sをフィールドAppに格納して図26のフォーマット
のパケットを回線制御部108に送信して(ステップS
2026)終了する。
【0143】一方、ステップS2027では、変数Cm
rの値が「アプリケーション転送」であるか否かを判別
する(ステップS2027)。変数Cmrの値が「アプ
リケーション転送」であるときはステップS2028に
移行し、そうでないときは終了する。受信したパケット
中のフィールドAppを配列Aprに格納する(ステッ
プS2028)。配列AprをアプリケーションAnr
として外部記憶装置104中に格納する(ステップS2
029)。アプリケーションAnrを起動する(ステッ
プS2030)。ファイルFnrをアプリケーションA
nrでオープンして(ステップS2031)終了する。
【0144】[第2実施例の変形例]つぎに、変形例の
電子黒板装置について説明する。第2実施例において
も、前記第1実施例の変形例と同様に、端末に接続され
る回線としてLANを使用しているが、ISDNの基本
インターフェース、ISDNの一次群インタフェース、
広帯域ISDN、回線交換網、パケット交換網、公衆電
話網、専用線、構内交換機(PBX)などでもよい。
【0145】また、前記第2実施例では、プログラムや
データを格納する記憶装置として、ROM102やRA
M103を使用しているが、フロッピーディスク、ハー
ドディスク、ICカードなどでもよい。
【0146】さらに、前記第2実施例では、ドラッグ操
作によりフレームの範囲を指定していたが、フレームの
対角線の端をそれぞれクリックすることでもよい。
【0147】また、前記第2実施例では、ドラッグ操作
で指定した画像の範囲をフレームで表示していたが、ハ
ッチングを付けたり色を変えることなどでも表示でき
る。
【0148】さらに、前記第2実施例では、クリックし
た位置が左上端になるように画像を表示しているが、ク
リックした位置が画像の中央や右下端などになるように
することでもよい。
【0149】また、配列Bの画像をフレームに合わせて
拡大縮小するとき、縦横の比率が異なるときがあるが、
以下のようにしてもよい。(|Rxs(1)−Rxs
(2)|/Bxs)≦(|Rys(1)−Rys(2)
/Bys(2)|/Bys) のとき、縦横方向にそれ
ぞれ|Rxs(1)−Rxs(2)|/Bx倍する。
(|Rxs(1)−Rxs(2)|/Bxs)>(|R
ys(1)−Rys(2)/Bys(2)|/Bys)
のとき、縦横方向にそれぞれ|Rys(1)−Rys
(2)|/Bxs倍する。この場合は、縦横の比率が保
たれる。
【0150】さらに、前記第2実施例では、画像、ファ
イルまたはアプリケーションは1つのパケットで送信し
ていたが、これらの容量が大きいとき複数のパケットに
分割して送信することでもよい。
【0151】また、前記第2実施例では、ステップS2
028で受信したパケット中のフィールドAppを配列
Aprに格納した後、ステップS2029で配列Apr
をアプリケーションAnrとして外部記憶装置104中
に格納して、ステップS2030でアプリケーションを
起動している。しかし、受信したパケット中のフィール
ドAppを配列Aprに格納した後、配列Apr中のア
プリケーションを実行することでも実施できる。この場
合は、受信したアプリケーションが外部記憶装置104
に保存されない。また、本装置の使用者が受信したアプ
リケーションを外部記憶装置104中に保存するかしな
いか、操作部105から選択することでもよい。
【0152】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る表示制御装置に
よれば、回線を経由して遠隔地間で情報を表示手段に共
有する際に、表示判別手段によりファイルの内容を前記
表示手段に表示できるか否かを判別し、該判別手段の出
力に応じて、転送手段により該ファイルの内容を表示す
るアプリケーションを示すコード情報を通信相手に転送
するので、受信したファイルの内容をアプリケーション
で表示する操作を自動的かつ迅速に行なうことができ
る。
【0153】請求項2に係る表示制御装置によれば、回
線を経由して遠隔地間で情報を表示手段に共有する際
に、表示判別手段によりファイルの内容を前記表示手段
に表示できるか否かを判別し、該判別手段の出力に応じ
て、転送手段により前記ファイルの内容を表示できるア
プリケーションを通信相手に転送するので、受信したフ
ァイルの内容を表示できるアプリケーションがないとき
でも、そのアプリケーションを転送して貰うことにより
ファイルを表示できる。
【0154】請求項3に係る表示制御装置によれば、前
記ファイルの内容を表示できるアプリケーションのコー
ドとして、名前使用手段により該アプリケーションの名
前を使用するので、アプリケーションの名前をコードに
使用することでその取扱いを容易にできる。
【0155】請求項4に係る表示制御装置によれば、フ
ァイル受信側において送信手段により受信されたアプリ
ケーションを起動できたか否かについての結果をファイ
ル送信側に送信し、ファイル送信側において前記アプリ
ケーションが起動できたという結果を受信したとき、制
御手段により前記ファイル受信側と同じアプリケーショ
ンを起動し、前記ファイル受信側と同じファイルの内容
を表示するように制御するので、コミュニケーションを
取りながら同じファイルの内容を確実に表示できる。
【0156】請求項5に係る表示制御装置によれば、フ
ァイル受信側において送信手段により受信したコードの
アプリケーションを起動できたか否かについての結果を
ファイル送信側に送信し、ファイル送信側においてアプ
リケーションが起動できなかったという結果を受信した
とき、アプリケーション送信手段によりこのアプリケー
ションをファイル受信側に送信するので、ファイル受信
側で受信したコードのアプリケーションを格納していな
くても、そのアプリケーションを送信して貰うことによ
りファイルの内容を表示できる。
【0157】請求項6に係る表示制御装置によれば、フ
ァイル受信側において格納手段により受信したアプリケ
ーションを内部記憶装置または外部記憶装置の中に格納
するので、アプリケーションをファイル受信側に転送す
る無駄を省くことができる。
【0158】請求項7に係る表示制御システムによれ
ば、回線を経由して遠隔地間で情報を共有する電子黒板
システムにおいて、ファイルの内容を電子黒板に表示で
きるか否かを判別する表示判別手段と、前記ファイルの
内容を電子黒板に表示できるとき、該ファイルの内容を
相互の電子黒板に表示する表示手段とを備え、前記ファ
イルの内容を前記電子黒板に表示できないとき、送信側
において、該ファイルの内容を表示できるアプリケーシ
ョンを示すコードおよびそのファイルを通信相手に転送
する転送手段を備え、受信側において、該転送されたコ
ードに対応するアプリケーションを起動する起動手段
と、該起動したアプリケーションによって転送されたフ
ァイルの内容を表示するアプリケーション表示手段とを
備えるので、受信したファイルの内容をアプリケーショ
ンで表示する操作を自動的かつ迅速に行なうことができ
る。
【0159】請求項8に係る表示制御システムによれ
ば、回線を経由して遠隔地間で情報を共有する電子黒板
システムにおいて、ファイルの内容を電子黒板に表示で
きるか否かを判別する表示判別手段と、前記ファイルの
内容を電子黒板に表示できるとき、該ファイルの内容を
自分と通信相手の電子黒板に表示する表示手段とを備
え、前記ファイルの内容を前記通信相手の電子黒板に表
示できないとき、送信側において、該ファイルの内容を
表示できるアプリケーションを示すコードおよびそのフ
ァイルを通信相手に転送する転送手段を備え、受信側に
おいて、該転送されたファイルの内容を表示できるアプ
リケーションがあるか否かを前記コードを用いて判別す
る判別手段を備え、該アプリケーションがないと判別さ
れたとき、送信側において、前記アプリケーションを転
送するアプリケーション転送手段を備え、受信側におい
て、該転送されたアプリケーションを起動して前記ファ
イルの内容を表示するアプリケーション表示手段を備え
るので、受信したファイルの内容を表示できるアプリケ
ーションがないときでも、そのアプリケーションを転送
して貰うことによりファイルを表示できる。
【0160】請求項9に係る表示方法によれば、回線を
経由して遠隔地間で情報を共有する電子黒板装置の表示
方法において、ファイルの内容を電子黒板に表示できる
か否かを判別し、前記ファイルの内容を電子黒板に表示
できるとき、該ファイルの内容を自分と通信相手の電子
黒板に表示し、前記ファイルの内容を前記電子黒板に表
示できないとき、該ファイルの内容を表示できるアプリ
ケーションを示すコードおよびそのファイルを通信相手
に転送し、受信されたコードに対応するアプリケーショ
ンを起動し、該起動したアプリケーションによって受信
されたファイルの内容を表示するので、受信したファイ
ルの内容をアプリケーションで表示する操作を自動的か
つ迅速に行なうことができる。
【0161】請求項10に係る表示方法によれば、回線
を経由して遠隔地間で情報を共有する電子黒板装置の表
示方法において、ファイルの内容を電子黒板に表示でき
るか否かを判別し、前記ファイルの内容を電子黒板に表
示できるとき、該ファイルの内容を自分と通信相手の電
子黒板に表示し、前記ファイルの内容を前記電子黒板に
表示できないとき、該ファイルの内容を表示できるアプ
リケーションを示すコードおよびそのファイルを通信相
手に転送し、受信されたファイルの内容を表示できるア
プリケーションが存在するか否かを判別し、該アプリケ
ーションがないと判別されたとき、前記ファイルに続い
て該アプリケーションを転送し、該受信されたアプリケ
ーションを起動することによって前記ファイルの内容を
表示するので、受信したファイルの内容を表示できるア
プリケーションがないときでも、そのアプリケーション
を転送して貰うことによりファイルを表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の電子黒板装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】ファイル中の画像を表示する前の表示部107
の画面を示す説明図である。
【図3】ファイル中の画像を表示する前の表示部107
の他の画面を示す説明図である。
【図4】ファイル中の画像を表示した後の表示部107
の画面を示す説明図である。
【図5】ファイル受信時の表示部107の画面を示す説
明図である。
【図6】ファイルオープン時の表示部107の画面を示
す説明図である。
【図7】RAM103のメモリマップを示す図である。
【図8】外部記憶装置104の中に格納されるファイル
のフォーマットである。
【図9】外部記憶装置104中に格納されるファイルの
他のフォーマットを示す説明図である。
【図10】回線制御部108から送信されるパケットの
第1のフォーマットを示す説明図である。
【図11】回線制御部108から送信されるパケットの
第2のフォーマットを示す説明図である。
【図12】回線制御部108から送信されるパケットの
第3のフォーマットを示す説明図である。
【図13】マウスのクリック時に起動する処理ルーチン
を示すフローチャートである。
【図14】マウスのドラッグをオンしたときに起動する
処理ルーチンを示すフローチートである。
【図15】マウスをドラッグしながら移動しているとき
に起動する処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図16】マウスのドラッグのオフ時に起動する処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図17】図16に続く、マウスのドラッグのオフ時に
起動する処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図18】回線制御部108がパケットを受信したとき
に起動する処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図19】第2実施例のRAM103のメモリマップを
示す図である。
【図20】外部記憶装置104の中に格納されるファイ
ルのフォーマットである。
【図21】外部記憶装置104中に格納されるファイル
の他のフォーマットを示す説明図である。
【図22】外部記憶装置104中に格納されるアプリケ
ーションのフォーマットを示す説明図である。
【図23】回線制御部108から送信されるパケットの
第1のフォーマットを示す説明図である。
【図24】回線制御部108から送信されるパケットの
第2のフォーマットを示す説明図である。
【図25】回線制御部108から送信されるパケットの
第3のフォーマットを示す説明図である。
【図26】回線制御部108から送信されるパケットの
第4のフォーマットを示す説明図である。
【図27】回線制御部108から送信されるパケットの
第5のフォーマットを示す説明図である。
【図28】マウスのドラッグのオフ時に起動する処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図29】図28に続く、マウスのドラッグのオフ時に
起動する処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図30】回線制御部108がパケットを受信したとき
に起動する処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図31】図30につづく、処理ルーチンを示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
101 … CPU 102 … ROM 103 … RAM 104 … 外部記憶装置 105 … 操作部 106 … 表示制御部 107 … 表示部 108 … 回線制御部 109 … LAN 202、302、402、502、602 … 黒板ウ
ィンドウ 203〜205、303〜305、403〜405、6
03〜605 … ファイルアイコン 208 … カーソル 308 … フレーム 206、306、506 … ドラッグアイコン 606 … アプリケーションウィンドウ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線を経由して遠隔地間で情報を共有す
    るための表示手段のための表示制御装置であって、 ファイルの内容を前記表示手段に表示できるか否かを判
    別する判別手段と、 前記判別手段の出力に応じて、前記ファイルの内容を表
    示するアプリケーションを示すコード情報を通信相手に
    転送する転送手段とを有することを特徴とする表示制御
    装置。
  2. 【請求項2】 回線を経由して遠隔地間で情報を共有す
    るための表示手段のための表示制御装置であって、 ファイルの内容を前記表示手段に表示できるか否かを判
    別する判別手段と、 前記判別手段の出力に応じて、前記ファイルの内容を表
    示できるアプリケーションを通信相手に転送する転送手
    段とを有することを特徴とする表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記転送手段は、 前記ファイルの内容を表示できるアプリケーションのコ
    ードとして、該アプリケーションの名前を使用する名前
    使用手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 ファイル受信側において、受信されたア
    プリケーションを起動できたか否かについての結果をフ
    ァイル送信側に送信する送信手段と、 ファイル送信側において、前記アプリケーションが起動
    できたという結果を受信したとき、前記ファイル受信側
    と同じアプリケーションを起動し、前記ファイル受信側
    と同じファイルの内容を前記表示手段に表示するように
    制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 ファイル受信側において、受信したコー
    ドのアプリケーションを起動できたか否かについての結
    果をファイル送信側に送信する送信手段と、 ファイル送信側において、アプリケーションが起動でき
    なかったという結果を受信したとき、このアプリケーシ
    ョンをファイル受信側に送信するアプリケーション送信
    手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載の表示制
    御装置。
  6. 【請求項6】 ファイル受信側において、受信したアプ
    リケーションを内部記憶装置または外部記憶装置の中に
    格納する格納手段を備えたことを特徴とする請求項2記
    載の表示制御装置。
  7. 【請求項7】 回線を経由して遠隔地間で情報を共有す
    るするための表示手段のための表示制御システムにおい
    て、 ファイルの内容を前記表示手段に表示できるか否かを判
    別する判別手段と、 送信側において、前記判別手段の出力に応じて、前記フ
    ァイルの内容を表示できるアプリケーションを示すコー
    ド情報と前記ファイルとを通信相手に転送する転送手段
    と、 受信側において、前記転送されたコード情報に対応する
    アプリケーションを起動する起動手段と、前記起動した
    アプリケーションによって転送されたファイルの内容を
    前記表示手段に表示させる制御手段とを有することを特
    徴とする表示制御システム。
  8. 【請求項8】 回線を経由して遠隔地間で情報を共有す
    るための表示手段のための表示制御システムにおいて、 ファイルの内容を前記表示手段に表示できるか否かを判
    別する判別手段と、 送信側において、前記判別手段の出力に応じて、前記フ
    ァイルの内容を表示できるアプリケーションを示すコー
    ド情報と前記ファイルとを通信相手に転送する転送手段
    と、 受信側において、前記転送された前記コード情報を用い
    て前記ファイルの内容を表示できるアプリケーションが
    あるか否かを判別するアプリケーション判別手段と、 前記アプリケーション判別手段の出力に応じて、送信側
    において前記アプリケーションを転送するアプリケーシ
    ョン転送手段と、 受信側において、前記転送されたアプリケーションを起
    動する起動手段と、 前記起動したアプリケーションによって転送されたファ
    イルの内容を前記表示手段に表示させる制御手段とを有
    することを特徴とする表示制御システム。
  9. 【請求項9】 回線を経由して遠隔地間で情報を共有す
    るための表示手段のための表示制御方法において、 ファイルの内容を前記表示手段に表示できるか否かを判
    別し、 前記判別手段の出力に応じて、前記ファイルの内容を表
    示できるアプリケーションを示すコード情報を通信相手
    に転送することを特徴とする表示制御方法。
  10. 【請求項10】 回線を経由して遠隔地間で情報を共有
    するための表示手段のための表示制御方法であって、 ファイルの内容を前記表示手段に表示できるか否かを判
    別し、 前記判別手段の出力に応じて、前記ファイルの内容を表
    示できるアプリケーションを通信相手に転送することを
    特徴とする表示制御方法。
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