JP2003323387A - 情報交換システムおよび情報交換プログラム - Google Patents

情報交換システムおよび情報交換プログラム

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JP2003323387A
JP2003323387A JP2002130640A JP2002130640A JP2003323387A JP 2003323387 A JP2003323387 A JP 2003323387A JP 2002130640 A JP2002130640 A JP 2002130640A JP 2002130640 A JP2002130640 A JP 2002130640A JP 2003323387 A JP2003323387 A JP 2003323387A
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JP2002130640A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Kaneko
俊和 金子
Hidemasa Tanaka
秀昌 田中
Masaharu Tanaka
正春 田中
Ichiro Yasuda
一郎 安田
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Megafusion Corp
Original Assignee
Megafusion Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して接続された端末間でモ
ニタに表示される映像を共有することにより、多様性の
ある遠隔コミュニケーションを実現することを課題とす
る。 【解決手段】 各端末のモニタにはユーザインタフェー
ス20がそれぞれ表示される。資料保有表示エリア23
には、自端末が保有している資料データがアイコン23
1として表示されている。一の端末においてアイコン2
31をドラッグし、資料表示エリア22内でドロップす
る操作が行われると、他の端末においても、アイコン2
31のドラッグ&ドロップ動作が再現され、各端末にお
いて、資料データが展開されて資料表示エリア22内に
表示される。資料表示エリア22に表示された資料デー
タには透明レイヤを重ねて自由に描画が可能であり、一
の端末において描画された図形、文字等が他の端末にお
いても同様に再現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク接続
された各端末で行われた操作に対して各端末のモニタに
当該操作に対応した同様の映像を表示させるシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット等のネットワークや電話
回線を用い、TV電話あるいは音声(IP)電話など双
方向あるいは多地点での通信を行うことが可能である。
そして、これらの技術を利用して実現される教育、会
議、相談などのシステムサービスにおいては、話者、参
加者が情報を共有する必要がある。そこで、Web表示
領域、ホワイトボード領域、チャット領域などの「情報
交換ボード」をアプリケーションソフト内やTV画面に
表示して用いられている。
【0003】従来存在していた「情報交換ボード」に
は、以下のようなものがある: Web表示領域・・・Webコラボレーションが行な
われる場合がある; チャット表示域・・・テキストデータを相互にやりと
りする; ホワイトボード域・・・Windows XP(登録商標)付属
のホワイトボードなど、自在な絵が書けるものが存在す
る; Web+ホワイトボード・・・V-Chatというソフトウェ
アでは、Web表示の上に自在に絵が書ける; ポインタ共有・・・一方でマウスを動かすと、他の参
加者のマウスも同時に動く; アプリ共有・・・アプリケーションソフトウェアを立
ち上げ、相互にマウスやメニュー動作を共有できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】TV会議や通信システ
ムにおける従来の情報交換ボードにおいては、以下のよ
うな問題があった。
【0005】目的に応じて異なる種類のボードが必要
である。たとえば、Webを表示する画面と、自在な描
画などの書き込みできる「ホワイトボード」や、文字や
文章をやりとりする「チャット/メッセージ」等は異な
るウィンドウ、ページなどに準備されていて、それぞれ
を切り替えたり同時に表示したりして使い分けなければ
ならなかった。
【0006】例外的に、ジャパン・メディア・システム
社のTV電話ソフト、V-ChatのWeb表示画面は、ホワイト
ボードとして利用可能であり、そのWeb表示上に書き込
みが可能となっている。
【0007】資料の表示や送付の操作が煩雑である。
たとえば、Web画面を表示させる操作は、複雑なURLやリ
ンクなどを入力する必要がある為、簡単ではない。ま
た、ファイル資料の送付においても、ファイル表示ツリ
ー(メニュー)を参照して目的のファイルを選択する操
作を行うとともにメール機能やファイル送信の機能を利
用する必要があり、操作が面倒である。この為、一般の
TV会議システムや教育システムでは、議長や講師、ある
いはルームオーナーと呼ばれる管理者のみにWebやファ
イル資料の操作の権限を与えるなどの形態をとってい
る。この形態は、運用上安全な方法ではあるが、管理者
の負担が大きくなることと、また会議システムなど参加
者の対等性に疑問があるシステムしか実現できなかっ
た。
【0008】ホワイトボードへの書き込みと、その関
連資料との連携がとれていない。ホワイトボード内容を
仮にどこかに保存したとしても、どの資料に関連するデ
ータであるかが管理されていないため、情報の有効な利
用ができないといった問題があった。
【0009】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、様々
な情報交換を行う場合におけるアプリケーションの切り
替え操作などの煩雑さを解消するとともに、これらの情
報を簡易な操作で、かつ、有効に管理するシステムを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、第1端末におけるプログラ
ム処理に対応して第1端末の備える第1モニタ上に表示
させる映像を、ネットワークを介して接続された第2端
末の備える第2モニタ上に同様に表示させるシステムで
あって、前記第1端末は、a-1)前記第1端末に対して操
作指示を行う操作手段と、a-2)前記操作手段による操作
に対応したプログラム処理を実行する制御手段と、a-3)
前記プログラム処理に対応した動作を視覚的に表現する
映像を前記第1モニタ上に表示させる第1画像処理手段
と、a-4)前記操作手段による操作情報を前記第2端末に
送信する通信手段と、を備え、前記第2端末は、b-1)前
記第1端末より受信した前記操作情報に基づいて、前記
第1モニタ上で表示されたものと同じ映像を前記第2モ
ニタ上に表示させる第2画像処理手段、を備え、前記第
1画像処理手段は、a-3-1)前記第1端末の保有する資料
データをアイコンとして前記第1モニタ上に一覧表示さ
せる手段と、a-3-2)前記操作手段によって一覧表示され
ているアイコンから特定のアイコンを選択する操作およ
び選択されたアイコンを前記第1モニタ上に表示された
資料表示エリアに移動させる操作(以下、選択移動操作
とする。)が行われた際、この操作に応答して前記第1
端末の記憶手段に格納されている選択されたアイコンに
対応する資料データの内容を展開し、その内容を前記資
料表示エリアに表示する手段と、を含み、前記第2画像
処理手段は、b-1-1)前記ネットワークを介して接続され
た前記第1端末の保有する資料データをアイコンとして
前記第2モニタ上に一覧表示させる手段と、b-1-2)前記
選択移動操作に対応する前記操作情報に基づいて、前記
第1端末の記憶手段に格納されている選択されたアイコ
ンに対応する資料データの内容を展開し、その内容を前
記第2モニタ上の資料表示エリアに表示する手段と、を
含むことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
情報交換システムにおいて、前記第1端末の保有する前
記資料データは画像データを含んでおり、前記制御手段
は、a-2-1)前記操作手段によって前記第1モニタ上に表
示された映像のうち所定領域を選択する操作および当該
所定領域内の映像を画像データとして保存する操作が行
われた際、当該画像データを前記資料データとして前記
記憶手段に格納する手段、を含むことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2に記載の
情報交換システムにおいて、前記第1端末は、さらに、
a-5)撮影手段、を備え、前記制御手段は、a-2-2)前記撮
影手段によって撮影された映像を画像データに変換する
とともに、当該画像データを前記資料データとして前記
記憶手段に格納する手段、を含むことを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の情報交換システムにおいて、
前記第1画像処理手段は、a-3-3)前記資料表示エリアお
いて、前記資料データの内容を第1レイヤとして表示す
るとともに、当該資料データの表示内容に重ね合わせら
れる付加映像を第2レイヤとして表示する手段と、a-3-
4)重ね合わせ表示が行われている状態で、前記操作手段
によって前記付加映像に対する操作(以下、映像操作と
する。)が行われた際、当該操作に応答して前記付加映
像を変化させる手段と、を含み、前記第2画像処理手段
は、b-1-3)前記資料表示エリアにおいて、前記資料デー
タの内容を第1レイヤとして表示するとともに、当該資
料データの表示内容に重ね合わせられる付加映像を第2
レイヤとして表示する手段と、b-1-4)前記映像操作に対
応する前記操作情報に基づいて、前記付加映像を変化さ
せる手段と、を含むことを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項4に記載の
情報交換システムにおいて、前記第1画像処理手段は、
a-3-5)前記第1および第2レイヤをセットして1つのペ
ージとして管理するとともに、前記資料表示エリアにお
いて新しいページを追加する操作(以下、ページ追加操
作とする。)が行われた場合、既存のページを順次後ろ
側に隠すようにして最新のページを前面に表示させる手
段、を含み、前記第2画像処理手段は、b-1-5)前記ペー
ジ追加操作に対応する前記操作情報に基づいて、既存の
ページを順次後ろ側に隠すようにして最新のページを前
面に表示させる手段、を含むことを特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項4または請
求項5に記載の情報交換システムにおいて、前記制御手
段は、a-2-3)前記操作手段の操作により文字を入力する
手段、を含み、前記第1画像処理手段は、a-3-6)入力さ
れた文字を前記付加映像の一部として表示させる手段、
を含み、前記第2画像処理手段は、b-1-6)文字入力操作
に対応した前記操作情報に基づいて、前記付加映像の一
部に文字を表示させる手段、を含むことを特徴とする。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項4ないし請
求項6のいずれかに記載の情報交換システムにおいて、
前記第1画像処理手段は、a-3-7)前記操作手段によって
前記第1レイヤの表示内容の特定領域を指定する操作
(以下、領域指定操作とする。)が行われた際、前記第
2レイヤに前記付加映像として当該特定領域を示す指定
枠の映像を表示させるとともに、当該指定枠内における
前記第1レイヤの表示内容を拡大表示させる手段、を含
み、前記第2画像処理手段は、b-1-7)前記領域指定操作
に対応する前記操作情報に基づいて、前記第2レイヤに
前記付加映像として当該特定領域を示す指定枠の映像を
表示させるとともに、当該指定枠内における前記第1レ
イヤの表示内容を拡大表示させる手段、を含むことを特
徴とする。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項4ないし請
求項7のいずれかに記載の情報交換システムにおいて、
前記第1画像処理手段は、a-3-8)前記操作手段によって
描画色の選択操作(以下、色選択操作とする。)が行わ
れた場合、当該描画色によって前記付加映像を表示させ
る手段、を含み、前記第2画像処理手段は、b-1-8)前記
色選択操作に対応する前記操作情報に基づいて、選択さ
れている描画色によって前記付加映像を表示させる手
段、を含むことを特徴とする。
【0018】請求項9記載の発明は、請求項4ないし請
求項8に記載の情報交換システムにおいて、前記制御手
段は、a-2-4)前記第1および第2レイヤが重ね合わせて
表示されている状態で、前記資料表示エリア内の映像を
画像データとして記録する手段、を含むことを特徴とす
る。
【0019】請求項10記載の発明は、請求項8または
請求項9に記載の情報交換システムにおいて、前記ネッ
トワークに複数の端末が接続され、各端末が前記第1端
末としても前記第2端末としても動作することにより各
端末間で前記情報交換システムが利用可能とされてお
り、複数の端末において前記付加映像を表示させる操作
が行われた場合、端末ごとに異なる前記描画色が選択さ
れることによって前記付加映像が識別して表示されるこ
とを特徴とする。
【0020】請求項11記載の発明は、請求項10に記
載の情報交換システムにおいて、複数の端末において前
記付加映像を表示させる操作が行われた場合、各端末に
おける当該操作に対応する前記描画色は、システムがあ
らかじめ保有している色セットの中から自動的に割り当
てられることを特徴とする。
【0021】請求項12記載の発明は、請求項11に記
載の情報交換システムにおいて、各端末のモニタ上に、
各端末の利用者情報が表示される個別表示エリアが割り
当てられており、一の利用者による前記操作手段を用い
た操作によって前記第2レイヤに前記付加映像を表示す
る操作が行われた際、各端末のモニタ上に当該付加映像
を一の描画色で表示するとともに、その描画操作が行わ
れている端末に対応した個別表示エリア近傍に当該一の
描画色を用いた識別表示を行うことを特徴とする。
【0022】請求項13記載の発明は、請求項12に記
載の情報交換システムにおいて、各個別表示エリアに
は、対応する端末が保有している前記資料データのアイ
コンが一覧表示されていることを特徴とする。
【0023】請求項14記載の発明は、請求項13に記
載の情報交換システムにおいて、各端末が備える前記制
御手段は、自己の端末の保有する前記資料データとして
表示されているアイコンを、他の端末に対応して割り当
てられている前記個別表示エリアに移動させる操作が行
われることにより、当該資料データを前記ネットワーク
経由で当該他の端末にコピーすることを特徴とする。
【0024】請求項15記載の発明は、請求項3ないし
請求項14のいずれかに記載の情報交換システムにおい
て、いずれかの端末の備える前記撮影手段によって撮影
された映像が、他の端末モニタの前記資料表示エリアに
表示されることを特徴とする。
【0025】請求項16記載の発明は、プログラムの発
明であって、コンピュータにインストールされることに
より、コンピュータを請求項1ないし請求項15のいず
れかに記載の前記第1端末として、かつ、前記第2端末
として機能させることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
情報交換システムをテレビ会議システムに応用した実施
の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態
であるテレビ会議システムのシステム構成図である。
【0027】{1.システム構成}端末10A〜10D
は、ネットワーク5を介して接続され、相互に通信可能
としている。端末10A〜10D(以下の説明におい
て、適宜、端末10と総称する。)は、例えばパーソナ
ルコンピュータ(以下、PCとする。)であり、TCP
/IPなどのプロトコルを利用してネットワーク5と接
続可能としている。ネットワーク5は、例えばインター
ネットである。ただし、本システムは、LANを利用す
ることにより同一構内で適用するシステムとしてもよい
し、専用線やADSLなどを利用したシステムとしても
よい。
【0028】図1には、端末10Aの構成を端末10の
構成の代表として示している。つまり、他の端末10
B、10C、10Dの基本構成も端末10Aと同様であ
るので、図中、端末10Aの構成として示した機能構成
を、以下、端末10の構成として説明する。
【0029】端末10は、その周辺機器としてマウス、
キーボードなどの操作用入力装置11と、カメラ、モニ
タ、マイク、スピーカなどの音声画像入出力装置12を
備えている。
【0030】また、端末10は、ハードディスク等の記
憶装置16を備え、記憶装置16内にプログラム2を格
納している。プログラム2は、本実施の形態における情
報交換システムとして各端末10を機能させるためのプ
ログラムである。
【0031】コマンド制御部13、画像処理部14、音
声処理部15は、プログラム2がCPU,RAM等のハ
ードウェア資源を利用して実現されるソフトウェア機能
部であるが、その処理の一部がハードウェアで実現され
ていてもよい。また、画像処理部14、音声処理部15
のうち、画像、音声データの圧縮伸張処理については、
それぞれ専用のハードウェアを利用することで処理の高
速化を図ることが可能である。
【0032】コマンド制御部13は、マウス、キーボー
ドなどの操作用入力装置11の操作に応答して、プログ
ラム2によって実現される処理を制御する機能と、それ
ら操作用入力装置11を用いて操作された情報(操作情
報)を通信部17を介して他の端末10に送信する機能
を備える。さらに、コマンド制御部13は、他の端末1
0から受信した操作情報に基づいて、その操作が行われ
た元の端末と同様のプログラム処理を実行する機能を備
える。
【0033】画像処理部14は、コマンド制御部13に
よって制御されるプログラム処理に応じたユーザインタ
フェースを提供する。また、他の端末から受信した操作
情報に基づいて、その操作が行われた元の端末と同様の
ユーザインタフェースを提供する。
【0034】通信部17は、ネットワークカード等のハ
ードウェアおよびプログラム2の実行によって実現され
る通信機能部である。また、プログラム2は、OSの提
供するネットワークインタフェースを利用して通信を行
う。
【0035】以上の構成において、各端末10は、基本
的なテレビ会議端末として機能するとともに、さらに、
本発明によって実現される各種機能を備える。
【0036】基本的なテレビ会議端末として、各端末1
0は、カメラおよびマイクで撮影および集音した映像お
よび音声を他の端末10に送信する。一方、各端末10
は、他の端末10から受信した映像および音声をモニタ
およびスピーカから出力する。
【0037】このとき、画像処理部14および音声処理
部15は、カメラおよびマイクから入力した映像データ
および音声データの圧縮処理を行い、ネットワーク5を
介して受信した映像データおよび音声データの伸張処理
を行う。その他、画像処理部14は、後述するように、
テレビ会議システムを利用するためのユーザインタフェ
ースを提供する。
【0038】{2.ユーザインタフェース}図2は、テ
レビ会議システムのユーザインタフェース20である。
このユーザインタフェース20は、画像処理部14によ
ってモニタ上にウィンドウ表示される。以下、ユーザイ
ンタフェース20の内容について説明する。
【0039】ユーザインタフェース20は、中央に配置
された資料表示エリア22と、資料表示エリア22の周
囲に配置されたビデオ画像エリア21A〜21Dとを含
んでいる。
【0040】ビデオ画像エリア21A〜21Dは、会議
に参加している4人の参加者それぞれの顔がリアルタイ
ムに映し出されるエリアである。本実施の形態において
は、端末10A〜10Dの利用者4人が会議の参加者で
あり、それぞれの参加者の顔がビデオ画像エリア21A
〜21Dに表示されている。
【0041】各端末10において、カメラが撮影した映
像は、画像処理部14で圧縮された後、ネットワーク5
を介して他の端末10に送信され、他の端末10におい
ては、画像処理部14が映像の伸張処理を行った後、ビ
デオ画像エリア21A〜21Dに参加者の映像を映し出
すのである。
【0042】図2で示したユーザインタフェース20
は、端末10Aのモニタに表示されているものを例とし
ている。したがって、自身の映像がビデオ画像エリア2
1Aに表示されるとともに、端末10B,10Cを利用
する参加者の映像がビデオ画像エリア21B,21Cに
表示されている。
【0043】また、ビデオ画像エリア21A〜21Dの
下部には、それぞれの参加者の会議における役割名およ
び氏名が表示されている。なお、端末10Dを利用する
参加者は、途中退出したため、ビデオ画像エリア21D
には映像が表示されていない。
【0044】また、ビデオ画像エリア21A〜21Dの
下部には、個別表示エリア24A〜24Dが配置されて
いる。個別表示エリア24A〜24Dは、各参加者が個
人領域として個人情報の表示を行ったり、保有データの
表示を行ったりすることが可能である(保有データの利
用方法については後述する)。
【0045】個人情報としては、メールアドレスや電話
番号などを表示するとよい。これにより、個別表示エリ
ア24A〜24Dを電子名刺として利用することが可能
である。他の参加者は、個別表示エリア24A〜24D
に表示された他の参加者の個人情報をコピーすること
で、容易に、アドレス帳などへ反映させることが可能で
ある。
【0046】中央に配置される資料表示エリア22は、
本発明の特徴部の1つであり、テレビ会議を行っている
各参加者が、会議の資料を共有する電子ボードであり、
また、様々な描画を行うホワイトボードとしても機能す
る。電子ボードには、テレビ会議で使用する資料データ
が表示される。資料データのデータ種別は特に限定され
るものではなく、書類データ、表データ、グラフデー
タ、画像データなど、モニタ上に一定の映像を表示させ
るデータを含むものであればよい。
【0047】電子ボードは、ページ管理されており、新
しい資料データが追加されるたびにページが追加され
(この追加の方法は後述するが)、複数のページが重ね
合わせられた状態となっている。そして、過去の資料デ
ータが表示されたページは、順次後方に隠されていく
が、上部に付加されたページタグ221,221・・・
を選択することにより、選択されたページを前面に移動
させることが可能である。
【0048】資料表示エリア22の下部に配置されてい
るのは、保有資料表示エリア23である。このエリアに
は、自身の端末10が保有している資料データのアイコ
ンが表示されている。図2においては、端末10Aが保
有している資料データのアイコン231,231・・・
が表示されている。
【0049】資料表示エリア22の上部には、ツールボ
ックス25とコントロールボックス26が配置されてい
る。これらには、各種のツールやコントロールのアイコ
ンが表示されており、これらのアイコンを選択すること
で、コマンド制御部13が所定のプログラム処理を実行
するようにしている。
【0050】{3.機能}次に、上記端末構成およびユ
ーザインタフェースにより実現される各種の機能につい
て説明する。
【0051】<3−1.資料提示機能>資料提示機能
は、会議の参加者が会議で使用する資料データを提出
し、他の参加者にその内容を提示する機能である。
【0052】前述のごとく、保有資料表示エリア23に
は、自己の端末10が保有している資料データのアイコ
ン231,231・・・が表示されている。参加者は、
会議の開始に先立って資料データを作成し、この資料デ
ータを所定のフォルダに格納するようにする。画像処理
部14は、当該所定のフォルダ内に格納されている資料
データをアイコン化して保有資料表示エリア23に表示
するのである。
【0053】そして、マウス等の操作用入力装置11を
用いてアイコン231が選択され、さらに、このアイコ
ン231を資料表示エリア22内に移動させる(ドラッ
グ)とともに資料表示エリア22内でアイコン231を
開放する(ドロップする)操作(これら一連の動作を選
択移動操作とする。)が行われると、画像処理部14
は、選択移動操作がされたアイコン231に対応する資
料データをフォルダ内から取り出し、この資料データを
展開して資料表示エリア22内に表示するのである。
【0054】ここで、資料データが文字情報の場合には
文字が表示され、画像情報である場合には、画像が表示
される。
【0055】資料データは、さまざまなアプリケーショ
ンソフトウェアで作成されたデータ形式が混在している
ため、画像処理部14は、たとえば、以下のような方法
により資料データを資料表示エリア22内に展開する。
【0056】資料表示エリア22をHTMLやXML
のビューアとして構成し、資料データをHTMLやXM
Lに変換して表示する。
【0057】プリンタドライバ経由で所定のフォーマ
ットに変換したのち表示する(たとえば、PDFライタ
ーなどを利用する)。
【0058】ウェブブラウザなどで利用されているプ
ラグインコンポーネントと同様の形式を利用し、データ
変換等をすることなく、各アプリケーションに対応した
プラグインコンポーネント上で直接資料データを表示す
る。
【0059】資料データを画像ファイル(BMP,G
IF,JPEGなど)に変換して表示する。
【0060】そして、特定の端末10において上記選択
移動操作が行われると、当該端末モニタにおいて資料デ
ータが表示されるとともに、その選択移動操作に関する
操作情報がネットワーク5を介して各端末10に送信さ
れる。他の端末10は、選択移動操作に関する操作情報
を受信すると、画像処理部14は、資料データを展開し
て資料表示エリア22内に表示させるのである。つま
り、ある端末10において、資料データを資料表示エリ
ア22内に表示させる操作が行われると、他の端末10
においても、それと同様の映像が再現されるのである。
【0061】ここで、選択移動操作に関する情報を受信
する各端末10は、ネットワーク経由で該当する資料デ
ータを取得し、資料表示エリア22に表示させるような
処理を行ってもよいし、他の端末10が備える資料デー
タを予め会議の前に取得しておいて、各端末10が保有
するようにしておいてもよい。
【0062】このようにして、参加者は、自己のモニタ
上に表示された保有資料表示エリア23から資料表示エ
リア22内にアイコン231を移動させることにより、
容易な操作で資料の内容を表示させることができ、ま
た、他の参加者にも単一の操作でその内容を提示するこ
とが可能である。
【0063】そして、上記のように、資料表示エリア2
2はページ管理され、ある参加者がアイコン231を移
動させて新たな資料を追加させる度に、新しいページが
最前面に作成され、過去の資料データに対応したタグ付
のページは順次後方に隠れるようにしている。これによ
り、あたかも複数の会議資料をデスクの上に積み上げな
がら一番上の資料を参照し、必要に応じて、下に隠れて
いる資料を参照する、といった動作を行われることがで
きるのである。
【0064】また、図2に示したように、資料表示エリ
ア22の各ページには、「1」、「2」、・・・といっ
た番号が付されたタグ221が付加されている。これら
番号が大きくなるほど過去に遡った資料データが蓄積さ
れていることになる。そして、このページの蓄積数には
上限が定められており、上限を超えた場合には、最も後
ろに位置するページ(もしくは、最も更新時間の古いペ
ージなど)が順次ごみ箱フォルダに移動されるようにし
ている。このごみ箱フォルダに移動した資料データは、
「Trash」タグ222のついたボードを参照するこ
とで一覧表示可能である。
【0065】<3−2.キャプチャー機能>上述した資
料提示機能は、あらかじめフォルダ内に格納されている
資料データを利用して資料の内容を表示させる機能であ
る。これに対して、キャプチャー機能は、モニタ上に表
示されている映像をそのまま画像データとして記録し、
資料データを作成する機能である。
【0066】図3(a)に示すように、モニタ上には、
ある文字情報が表示されたウィンドウ31が表示されて
いる。また、モニタ上には、キャプチャー機能操作用の
アイコン32が表示されている。
【0067】キャプチャー機能は、プログラム2の実行
により実現される機能の一部であり、明示的に、キャプ
チャー機能を実行させる指示を出すことにより、アイコ
ン32をモニタ上に表示させてもよいが、常駐ソフトウ
ェアとして機能させてもよい。
【0068】まず、図3(a)の状態で、アイコン32
をマウス選択すると、図3(b)に示すように、領域指
定枠33が表示される。そして、マウスポインタ34を
移動させて、領域指定枠33の枠の一部を選択し、領域
指定枠33を移動させて所望の位置でマウスドロップす
る。この状態で、再びアイコン32を選択することによ
り、領域指定枠33内の映像が画像データとしてキャプ
チャーされ、その画像ファイルは資料データ格納用のフ
ォルダに格納される。これにより、キャプチャー画像が
資料データとして利用可能となり、保有資料表示エリア
23内に当該画像データのアイコン231が表示される
のである。
【0069】この機能を利用することにより、会議の開
始前に準備していた資料データの他に、会議進行中に適
宜資料の追加を行うことが可能である。
【0070】上記の例では、文字情報の映像を画像デー
タとしてキャプチャーしたが、モニタ上に表示されたグ
ラフや図形、写真などの画像をキャプチャーしてもよ
い。これにより、画像データのフォルダを手動で移動さ
せる操作が不要となり、モニタ上に表示されているどん
な映像であっても、即座に資料データとして利用可能と
なる。
【0071】また、モニタ上に表示されたワープロソフ
トの文字情報と、グラフ、図形、写真などの画像情報と
を、まとめてキャプチャーとして1つの資料として提示
することもできるので利便性がよい。
【0072】<3−3.レイヤ機能>前述したように、
資料表示エリア22には、ページ管理された資料データ
が重ね合わせて表示されており、適宜、後ろ側に隠され
た資料データを参照することが可能である。
【0073】そして、この各ページは、資料データその
もののデータと、当該資料データ上に重ねて表示される
透明レイヤのデータとの1組のセットして保存されてい
る。
【0074】透明レイヤは、任意の図形や文字が描画可
能なレイヤであり、この描画映像以外の部分が透明とな
って資料データのうえに重ね合わせ表示される。初期の
状態では、資料データのうえに、何も描画されていない
状態の透明レイヤが重ねられている状態であり、参加者
が、この透明レイヤに各種の描画を行うことにより、資
料データと描画の情報が記録された透明レイヤのデータ
とがセットとして保存、管理されるのである。
【0075】図4は、資料表示エリア22に表示された
資料データの一例(資料レイヤ42とする。)を示す図
である。図5は、資料データに重ねて表示される透明レ
イヤ43に描画された図形等を示す図である。図6は、
それら資料レイヤ42と透明レイヤ43とが重ね合わせ
表示された状態を示す図である。
【0076】透明レイヤ43には、矢印オブジェクト4
31、楕円オブジェクト433、文字ボックス432の
映像がそれぞれ表示されている。これらは、参加者が、
マウス等の操作用入力装置11を用い、ツールボックス
25内に用意された各種描画ツールを利用して描画可能
である。
【0077】これら操作用入力装置11を用いて描画操
作が行われると、この操作に関する情報が他の端末10
に送信される。他の端末10では、当該操作情報を取得
すると、画像処理部14が当該端末モニタ上に表示され
た同じページの透明レイヤに同様の映像を描画するので
ある。これにより、ある参加者が任意の資料データ上に
示した描画内容が即座に他の端末10に反映され、参加
者は、資料データの特定部分を指示したり、特定範囲を
指示したりしながら、あるいは特定の場所に文字を追加
入力しながら資料説明を行うことができるのである。
【0078】このように、透明レイヤには、文字、図形
などを自由に描画することが可能である。また、資料レ
イヤに資料データを表示させない状態で使用すれば、透
明レイヤをホワイトボードとして利用することが可能で
ある。
【0079】<3−4.スナップショット機能>スナッ
プショット機能は、上記のごとくレイヤ管理されている
各ページについて、資料レイヤと透明レイヤを重ね表示
させた状態で画像データとして保存する機能である。
【0080】スナップショット機能を実行させるために
は、参加者は、ツールボックス25に表示されたカメラ
アイコンを選択する。これによって、資料表示エリア2
2内で最前面に表示されているページについて、資料デ
ータと透明レイヤとを重ねた画像データを記録すること
ができるのである。この際、スナップショット機能は、
資料表示エリア22内の映像のみを記録するので、通常
PC等で利用されるスクリーンプリント機能とは異な
り、資料情報として必要な部位を簡易な操作で記録可能
となるのである。
【0081】なお、スナップショット機能は、プログラ
ム2が実行されることによって実現される機能の一部で
あり、ツールボックス25に表示されたカメラアイコン
を選択する操作に応答してコマンド制御部13がスナッ
プショット機能の実行制御を行う。
【0082】<3−5.指示棒表示機能>指示棒表示機
能は、図7に示すように、資料表示エリア22に表示さ
れた資料データ上に、指示棒51の映像を表示する機能
である。指示棒51は、マウスドラッグ操作により自由
に資料表示エリア22内を移動可能である。この操作が
行われると、操作情報が他の端末10に送信され、他の
端末モニタ上においても、指示棒51の映像が同様の動
きをするのである。これにより、参加者は、指示棒51
を移動させて、表示された資料の特定部位を指示しなが
ら、別に、音声や手振りを交えながらプレゼンテーショ
ンを行うことも可能である。
【0083】一般のアプリケーションソフトウェアであ
ってもマウスポインタが使用されているが、本発明で
は、マウスポインタではなく、別の指示棒51を利用し
ている。これは、他の端末10においても、マウスポイ
ンタが追従して移動した場合には、他の作業をしようと
している他の参加者の操作の妨げとなるからである。
【0084】図7では、ある参加者が指示棒51を表示
させている状態を示した。これに対して、図8は、複数
の参加者が同時に指示棒51を表示させている状態を示
している。
【0085】図では、便宜上、3人の参加者によって表
示された指示棒51A,51B,51Cを、それぞれ白
抜き、網掛け、砂地で示している。しかし、実際には、
これら指示棒51A,51B,51Cは、たとえば、
緑、水色、ピンク色など、区別しやすい色で識別されて
いる。これにより、各参加者は、自分の操作している指
示棒51を明確に区別することが可能である。また、他
の参加者も、各参加者が操作している指示棒51を区別
しながら資料説明を聞くことが可能である。
【0086】図9は、指示棒51を利用した拡張機能で
ある。指示棒機能にルーペ機能を付加したものであり、
支持棒51で示した点の周囲に指定枠52が表示される
とともに、当該指定枠52内の映像を希望した倍率で拡
大表示することができるのである。
【0087】ルーペ機能を利用する場合には、参加者
は、ツールボックス25の中からルーペのアイコン25
1を選択したのち、所望の位置をマウスでクリックする
ようにすればよい。この操作に応答して指定枠52内の
映像が拡大表示される。さらに、この操作情報が他の端
末10に送信され、他の端末10においては、画像処理
部14が、ルーペ機能操作がされた端末と同様に、指定
枠52を表示するとともに、当該指定枠52内の映像を
拡大表示させるのである。
【0088】この機能を利用することにより、参加者
は、指示棒51による指示操作に加えて、さらに、重要
箇所を拡大して強調させながら、資料説明、プレゼンを
行うことができるのである。
【0089】<3−6.描画色によるビデオ画像枠強調
機能>図10は、資料表示エリア22の透明レイヤに自
由に映像を描画している状態を示している。この描画
は、ツールボックス25のペンアイコン252を選択す
ることにより実行可能である。
【0090】ペンアイコン252を選択すると、マウス
ポインタの変わりにペンツール61が表示される。参加
者は、ペンツール61を操作することにより、透明レイ
ヤ上に、自由ライン62を描画することが可能である。
【0091】そして、このペンツール61を使用する場
合には、描画ラインの色が自由に選択可能としており、
選択された色と同様の色でビデオ画像エリア21の枠が
強調表示されるのである。図では、端末10Aの参加者
が、ある描画色でペンツール61を用いて描画操作を行
っているので、ビデオ画像エリア21Aの枠が当該描画
色で識別表示されているのである(図では、描画色およ
びビデオ画像エリア21Aの枠をともに黒色で示してい
るが、たとえば、これらを茶色で表示することにより、
容易に識別可能である)。
【0092】このペンツール61による描画操作が行わ
れると、この操作情報が他の端末10に送信され、他の
端末10においては、この操作情報に従って、画像処理
部14が、当該描画色を用いて同様の描画を実行すると
ともに、操作情報の発信元のビデオ画像エリア21の枠
を当該特定色で識別表示するのである。
【0093】これにより、他の端末10においては、ど
の参加者が描画処理を行っているのかを即座に認識する
ことが可能である。複数の参加者が描画を行っている場
合にも、異なる色を使用することによって、どの参加者
がどの描画を行っているのかを即座に把握することが可
能である。
【0094】また、前述した支持棒51の色分け機能
に、このビデオ画像エリア21の識別表示を組み合わせ
ることも可能である。これにより、複数の参加者がそれ
ぞれ異なる色で指示棒51を操作している場合には、ど
の参加者がどの指示棒51を操作しているのかを即座に
把握することが可能である。
【0095】また、ビデオ画像エリア21のみならず、
個別表示エリア24や、ビデオ画像エリア21の下部の
役割、氏名表示エリアなどの表示色も、描画色と合わせ
ることにより、より明確に各人の操作を識別することが
可能である。
【0096】また、各参加者がペンツール等を利用して
実際に描画処理を行っていたり、指示棒の移動操作を行
っている場合にのみ、ビデオ画像エリア21の枠や個別
表示エリア24を描画色に変化させるようにしてもよ
い。
【0097】<3−7.色パレット機能>複数の参加者
が、それぞれ異なる描画色で描画を行ったり、異なる描
画色の指示棒51を利用したりする場合には、各参加者
が任意の色を選択したのでは、識別が困難になる場合も
ある。そこで、本システムは、あらかじめ色パレットと
して描画色のパターンを用意している。
【0098】図11は、色パレットとして用意されてい
る2つのパターンを示している。図11(a)は、暗色
用セットであり、図11(b)は、明色用セットであ
り、それぞれ参加者が2人の場合、4人の場合が用意さ
れている。
【0099】暗色用、明色用とは、それぞれ背景が暗
色、明色、つまり、資料表示エリア22のバックグラウ
ンドのカラーが暗色か明色かを示している。そして、図
11(a)では、背景71が暗色であり、使用する描画
用の色セット72,73は明るい色の組み合わせで構成
されている。図11(b)は、背景74が明色の場合で
あり、使用する描画用の色セット75,76は暗い色の
組み合わせで構成されている。
【0100】そして、複数の参加者が、ペンツール61
を用いて自由描画を行ったり、指示棒51を操作した
り、文字を入力する場合には、これらの色セットが自動
的に各参加者に割り当てられるようにしている。色セッ
トの割り当ては、たとえば、コントロールボックス26
に表示された所定のアイコンを選択する操作により実行
されるようにすればよい。もしくは、描画が行われる際
には、デフォルト設定として色セットの割り当てが行わ
れるようにしてもよい。
【0101】具体的には、コマンド制御部13は、会議
の参加者に応じて、あるいは、資料表示エリア22の背
景色に応じて、色セットを選択するとともに、自身の端
末における描画色を当該色セットから選択し、設定す
る。そして、この設定情報を他の端末10に送信する。
他の端末10においては、描画操作が行われた場合に
は、コマンド制御部13が既に選択されている色を除い
た色を色セットから選択し、設定するのである。
【0102】このように、色セットを利用することで、
複数の参加者が透明レイヤに描画を行ったり、指示棒を
同時に使用したりした場合にも、各参加者の描画色を明
確に識別することが可能である。各参加者が好みの色を
利用する方法も考えられるが、他の参加者の色と類似し
ている場合や、背景の色と区別し難い色が選択される場
合などもあるため、あらかじめ用意された色セットを利
用することで、これらの問題を解消することが可能であ
る。
【0103】<3−8.保有データ交換機能>保有デー
タ交換機能は、会議で使用した資料データを、会議参加
者間で容易に受渡しするための機能である。
【0104】図2において、端末10Aのモニタには、
端末10Aの保有する資料データが保有資料表示エリア
23内に表示されている。ここで、端末10Aの利用者
である会議参加者は、保有資料表示エリア23内からコ
ピーする対象のアイコン231を選択し、このアイコン
23をマウスドラッグ操作を行い、例えば端末10Bに
対応する個別表示エリア24Bの枠内でマウスドロップ
操作を行うのである。これにより、端末10Aの保有す
る資料データが端末10Bに転送されるのである。
【0105】データファイルを、あるフォルダからネッ
トワークを介して他の端末のフォルダに移動させる操作
をGUIを利用して視覚的に実行させる機能は、一般の
オペレーションシステムにおいても容易されているもの
であるが、本発明においては、コピー元のファイルの所
在するフォルダや、コピー先のフォルダを選択する操作
などが一切不要であり、会議進行中においてもマウス操
作1つで容易にデータを交換することができるのであ
る。しかも、これらの操作がテレビ会議システムを利用
するユーザインタフェース20上で実現されているの
で、他のソフトウェアを起動するといった操作や、他の
ウィンドウと切り替えるといった操作が一切不要である
ので、会議の進行を妨げることはない。
【0106】<3−9.カメラを利用した資料の提示機
能>前述したように、キャプチャー機能を用いること
で、モニタ上に表示された映像を自由に選択して資料デ
ータとして保存することが可能であった。ここでは、さ
らに、カメラで撮影した映像を資料データとして提示す
る。
【0107】図12に示すように、モニタ122の上部
には、参加者の顔などの映像を撮影するためのカメラ1
21が設置されている。このカメラ121を取り外し可
能にしておけば、カメラ121を取り外し、手元にある
資料(紙媒体等)や物件を撮影することにより、ビデオ
画像エリア21内にそれらの資料や物件を直接表示させ
ることが可能である。
【0108】また、これら映像を受信する他の端末10
において、所定の切り替え操作を行うことにより、一時
的に、資料表示エリア22をビデオ画像の表示エリアに
切り替えることも可能である。これにより、カメラ12
1で撮影した資料や物件を他の端末10に対して提示す
ることが可能である。
【0109】さらに、前述したキャプチャー機能を組み
合わせることも可能である。同様にカメラ121をモニ
タ上部から取り外し、手元にある資料や物件を撮影す
る。そして、これら資料や物件を撮影している状態で、
モニタ上に表示されているキャプチャー機能用のアイコ
ン32を選択するのである。このアイコン32の選択操
作に応答して、コマンド制御部13は、カメラ121の
撮影映像を画像データとして記録する。この記録された
画像データは、やはり、保有資料表示エリア23内に表
示されるので、参加者は、当該画像データを資料表示エ
リア22内で表示させたり、他の参加者の個別表示エリ
ア24に対するコピー操作を行ったりすることが可能で
ある。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、第1端末においてアイコンを移動させる簡易な
操作を行うことにより、第1端末のモニタと第2端末の
モニタに資料データが表示されるので、ネットワークを
介して同一の資料を参照する作業が容易に行われる。
【0111】請求項2記載の発明では、モニタ上の特定
の領域を資料データとて記録することができるので、資
料データの新規作成が容易である。また、情報交換を行
っている作業中においても、容易に資料作成が可能であ
る。
【0112】請求項3記載の発明では、撮影した映像を
資料データとして記録することができるので、紙媒体の
資料や物件を即座に資料データとして提示することが可
能である。
【0113】請求項4記載の発明では、資料データの表
示エリアはレイヤ構造となっており、第1端末におい
て、資料データに重ねて表示される付加映像に変化を与
える操作が行われた場合には、第2端末においても付加
映像に同様の変化が再現されるので、互いに参照中の資
料データに視覚的な付加情報を加えることが可能であ
る。
【0114】請求項5記載の発明では、資料データと付
加映像のデータとがページとして管理されているので、
資料データとそれに加えられた付加映像のデータがセッ
トとして管理され、有用な情報となる。
【0115】請求項6記載の発明では、付加映像として
文字を入力することが可能であるので、互いに参照中の
資料データに多様な形態で付加情報を与えることが可能
である。
【0116】請求項7記載の発明では、資料データ中の
指定領域を拡大表示させるので、互いに参照中の資料デ
ータの参照性を向上させることが可能である。
【0117】請求項8記載の発明では、第1端末で指定
した描画色に基づいて、第2端末においても同様の描画
色で付加映像が表示されるので、操作をする者の意図に
従った映像が再現される。
【0118】請求項9記載の発明では、資料データのレ
イヤと付加映像のレイヤとを重ね表示させた状態で画像
データとして記録することが可能であるので、互いに参
照しながら資料データに加えた付加情報を資料データと
セットで記録することが可能である。
【0119】請求項10記載の発明では、複数の端末に
より、それぞれ異なる描画色で付加映像が表示されるの
で、操作をしている者を容易に識別することが可能であ
る。
【0120】請求項11記載の発明では、複数の端末に
より使用される付加映像の描画色は、システムが容易し
ている色セットより自動的に割り当てられるので、描画
色が重複したり、類似したりすることはない。
【0121】請求項12記載の発明では、描画操作が行
われている端末に対応した個別表示エリアが描画色と同
一の色で識別されているので、操作を行っている者を容
易に識別することが可能である。
【0122】請求項13記載の発明では、個別表示エリ
アには、各端末の保有する資料データのアイコンが表示
されているので、利用者情報として、当該利用者の保有
する資料データを確認することが可能である。
【0123】請求項14記載の発明では、自己の端末の
保有データのアイコンを、他の端末の個別表示エリアに
移動させることでデータのコピーが可能となるので、デ
ータ移動操作が容易である。
【0124】請求項15記載の発明では、撮影手段によ
り撮影した映像が、他の端末の資料表示エリアに表示さ
れるので、手元にある資料をリアルタイムの映像で他の
利用者に提示することが可能である。
【0125】請求項16記載の発明は、プログラムの発
明であり、特定の端末において発生した操作情報を他の
端末に送信することにより、モニタ上に表示される映像
を共有することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報交換システムを利用した実施の形
態であるテレビ会議システムのシステム構成図である。
【図2】テレビ会議システムのユーザインタフェースを
示す図である。
【図3】キャプチャー機能を示す図である。
【図4】資料レイヤに表示された資料データの内容を示
す図である。
【図5】透明レイヤに描画された文字、図形を示す図で
ある。
【図6】資料レイヤと透明レイヤを重ねて表示させた図
である。
【図7】資料データ上に指示棒を表示させた図である。
【図8】色を替えて複数の指示棒を表示させた図であ
る。
【図9】ルーペ機能を示す図である。
【図10】描画色にあわせてビデオ画像エリアの色を変
化させた図である。
【図11】色セットのパターンを示す図である。
【図12】モニタ上に取り外し可能に設置されたカメラ
を示す図である。
【符号の説明】
10 端末 11 操作用入力装置 12 音声画像入出力装置 20 ユーザインタフェース 21 ビデオ画像エリア 22 資料表示エリア 23 保有資料表示エリア 24 個別表示エリア 32 (キャプチャー機能用)アイコン 42 資料表示レイヤ 43 透明レイヤ 51 指示棒 61 ペンツール 71 暗色用背景 72,73 暗色用色セット 74 明色用背景 75,76 明色用色セット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 正春 東京都千代田区一番町17−6 株式会社メ ガフュージョン内 (72)発明者 安田 一郎 東京都千代田区一番町17−6 株式会社メ ガフュージョン内 Fターム(参考) 5B085 AA08 BA04 BE07 BG02 BG07 CE06 5C064 AA02 AC02 AC06 AC13 AC16 AC18 AC22 5K030 HB02 LD08

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1端末におけるプログラム処理に対応
    して第1端末の備える第1モニタ上に表示させる映像
    を、ネットワークを介して接続された第2端末の備える
    第2モニタ上に同様に表示させるシステムであって、 前記第1端末は、 a-1)前記第1端末に対して操作指示を行う操作手段と、 a-2)前記操作手段による操作に対応したプログラム処理
    を実行する制御手段と、 a-3)前記プログラム処理に対応した動作を視覚的に表現
    する映像を前記第1モニタ上に表示させる第1画像処理
    手段と、 a-4)前記操作手段による操作情報を前記第2端末に送信
    する通信手段と、を備え、 前記第2端末は、 b-1)前記第1端末より受信した前記操作情報に基づい
    て、前記第1モニタ上で表示されたものと同じ映像を前
    記第2モニタ上に表示させる第2画像処理手段、を備
    え、 前記第1画像処理手段は、 a-3-1)前記第1端末の保有する資料データをアイコンと
    して前記第1モニタ上に一覧表示させる手段と、 a-3-2)前記操作手段によって一覧表示されているアイコ
    ンから特定のアイコンを選択する操作および選択された
    アイコンを前記第1モニタ上に表示された資料表示エリ
    アに移動させる操作(以下、選択移動操作とする。)が
    行われた際、この操作に応答して前記第1端末の記憶手
    段に格納されている選択されたアイコンに対応する資料
    データの内容を展開し、その内容を前記資料表示エリア
    に表示する手段と、を含み、 前記第2画像処理手段は、 b-1-1)前記ネットワークを介して接続された前記第1端
    末の保有する資料データをアイコンとして前記第2モニ
    タ上に一覧表示させる手段と、 b-1-2)前記選択移動操作に対応する前記操作情報に基づ
    いて、前記第1端末の記憶手段に格納されている選択さ
    れたアイコンに対応する資料データの内容を展開し、そ
    の内容を前記第2モニタ上の資料表示エリアに表示する
    手段と、を含むことを特徴とする情報交換システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報交換システムにお
    いて、前記第1端末の保有する前記資料データは画像デ
    ータを含んでおり、 前記制御手段は、 a-2-1)前記操作手段によって前記第1モニタ上に表示さ
    れた映像のうち所定領域を選択する操作および当該所定
    領域内の映像を画像データとして保存する操作が行われ
    た際、当該画像データを前記資料データとして前記記憶
    手段に格納する手段、を含むことを特徴とする情報交換
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の情報交換システムにお
    いて、 前記第1端末は、さらに、 a-5)撮影手段、を備え、 前記制御手段は、 a-2-2)前記撮影手段によって撮影された映像を画像デー
    タに変換するとともに、当該画像データを前記資料デー
    タとして前記記憶手段に格納する手段、を含むことを特
    徴とする情報交換システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の情報交換システムにおいて、 前記第1画像処理手段は、 a-3-3)前記資料表示エリアおいて、前記資料データの内
    容を第1レイヤとして表示するとともに、当該資料デー
    タの表示内容に重ね合わせられる付加映像を第2レイヤ
    として表示する手段と、 a-3-4)重ね合わせ表示が行われている状態で、前記操作
    手段によって前記付加映像に対する操作(以下、映像操
    作とする。)が行われた際、当該操作に応答して前記付
    加映像を変化させる手段と、を含み、 前記第2画像処理手段は、 b-1-3)前記資料表示エリアにおいて、前記資料データの
    内容を第1レイヤとして表示するとともに、当該資料デ
    ータの表示内容に重ね合わせられる付加映像を第2レイ
    ヤとして表示する手段と、 b-1-4)前記映像操作に対応する前記操作情報に基づい
    て、前記付加映像を変化させる手段と、を含むことを特
    徴とする情報交換システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の情報交換システムにお
    いて、 前記第1画像処理手段は、 a-3-5)前記第1および第2レイヤをセットして1つのペ
    ージとして管理するとともに、前記資料表示エリアにお
    いて新しいページを追加する操作(以下、ページ追加操
    作とする。)が行われた場合、既存のページを順次後ろ
    側に隠すようにして最新のページを前面に表示させる手
    段、を含み、 前記第2画像処理手段は、 b-1-5)前記ページ追加操作に対応する前記操作情報に基
    づいて、既存のページを順次後ろ側に隠すようにして最
    新のページを前面に表示させる手段、を含むことを特徴
    とする情報交換システム。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の情報交
    換システムにおいて、 前記制御手段は、 a-2-3)前記操作手段の操作により文字を入力する手段、
    を含み、 前記第1画像処理手段は、 a-3-6)入力された文字を前記付加映像の一部として表示
    させる手段、を含み、 前記第2画像処理手段は、 b-1-6)文字入力操作に対応した前記操作情報に基づい
    て、前記付加映像の一部に文字を表示させる手段、を含
    むことを特徴とする情報交換システム。
  7. 【請求項7】 請求項4ないし請求項6のいずれかに記
    載の情報交換システムにおいて、 前記第1画像処理手段は、 a-3-7)前記操作手段によって前記第1レイヤの表示内容
    の特定領域を指定する操作(以下、領域指定操作とす
    る。)が行われた際、前記第2レイヤに前記付加映像と
    して当該特定領域を示す指定枠の映像を表示させるとと
    もに、当該指定枠内における前記第1レイヤの表示内容
    を拡大表示させる手段、を含み、 前記第2画像処理手段は、 b-1-7)前記領域指定操作に対応する前記操作情報に基づ
    いて、前記第2レイヤに前記付加映像として当該特定領
    域を示す指定枠の映像を表示させるとともに、当該指定
    枠内における前記第1レイヤの表示内容を拡大表示させ
    る手段、を含むことを特徴とする情報交換システム。
  8. 【請求項8】 請求項4ないし請求項7のいずれかに記
    載の情報交換システムにおいて、 前記第1画像処理手段は、 a-3-8)前記操作手段によって描画色の選択操作(以下、
    色選択操作とする。)が行われた場合、当該描画色によ
    って前記付加映像を表示させる手段、を含み、 前記第2画像処理手段は、 b-1-8)前記色選択操作に対応する前記操作情報に基づい
    て、選択されている描画色によって前記付加映像を表示
    させる手段、を含むことを特徴とする情報交換システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項4ないし請求項8に記載の情報交
    換システムにおいて、 前記制御手段は、 a-2-4)前記第1および第2レイヤが重ね合わせて表示さ
    れている状態で、前記資料表示エリア内の映像を画像デ
    ータとして記録する手段、を含むことを特徴とする情報
    交換システム。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載の情報
    交換システムにおいて、 前記ネットワークに複数の端末が接続され、各端末が前
    記第1端末としても前記第2端末としても動作すること
    により各端末間で前記情報交換システムが利用可能とさ
    れており、複数の端末において前記付加映像を表示させ
    る操作が行われた場合、端末ごとに異なる前記描画色が
    選択されることによって前記付加映像が識別して表示さ
    れることを特徴とする情報交換システム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の情報交換システム
    において、 複数の端末において前記付加映像を表示させる操作が行
    われた場合、各端末における当該操作に対応する前記描
    画色は、システムがあらかじめ保有している色セットの
    中から自動的に割り当てられることを特徴とする情報交
    換システム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の情報交換システム
    において、 各端末のモニタ上に、各端末の利用者情報が表示される
    個別表示エリアが割り当てられており、一の利用者によ
    る前記操作手段を用いた操作によって前記第2レイヤに
    前記付加映像を表示する操作が行われた際、各端末のモ
    ニタ上に当該付加映像を一の描画色で表示するととも
    に、その描画操作が行われている端末に対応した個別表
    示エリア近傍に当該一の描画色を用いた識別表示を行う
    ことを特徴とする情報交換システム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の情報交換システム
    において、 各個別表示エリアには、対応する端末が保有している前
    記資料データのアイコンが一覧表示されていることを特
    徴とする情報交換システム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の情報交換システム
    において、 各端末が備える前記制御手段は、自己の端末の保有する
    前記資料データとして表示されているアイコンを、他の
    端末に対応して割り当てられている前記個別表示エリア
    に移動させる操作が行われることにより、当該資料デー
    タを前記ネットワーク経由で当該他の端末にコピーする
    ことを特徴とする情報交換システム。
  15. 【請求項15】 請求項3ないし請求項14のいずれか
    に記載の情報交換システムにおいて、 いずれかの端末の備える前記撮影手段によって撮影され
    た映像が、他の端末モニタの前記資料表示エリアに表示
    されることを特徴とする情報交換システム。
  16. 【請求項16】 コンピュータにインストールされるこ
    とにより、コンピュータを請求項1ないし請求項15の
    いずれかに記載の前記第1端末として、かつ、前記第2
    端末として機能させることを特徴とする情報交換プログ
    ラム。
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