JP2004307999A - Ni基超耐熱鋳造合金およびそれを材料とするタービンホイール - Google Patents

Ni基超耐熱鋳造合金およびそれを材料とするタービンホイール Download PDF

Info

Publication number
JP2004307999A
JP2004307999A JP2004014921A JP2004014921A JP2004307999A JP 2004307999 A JP2004307999 A JP 2004307999A JP 2004014921 A JP2004014921 A JP 2004014921A JP 2004014921 A JP2004014921 A JP 2004014921A JP 2004307999 A JP2004307999 A JP 2004307999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
less
alloy
strength
super heat
turbine wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004014921A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3753143B2 (ja
Inventor
Noritaka Takahata
紀孝 高畑
Shigenori Ueda
茂紀 植田
Toshiharu Noda
俊治 野田
Tetsuya Shimizu
哲也 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP2004014921A priority Critical patent/JP3753143B2/ja
Priority to DE602004000997T priority patent/DE602004000997T2/de
Priority to EP04006947A priority patent/EP1462533B1/en
Priority to US10/806,439 priority patent/US20040187973A1/en
Priority to CNB2004100714741A priority patent/CN100355923C/zh
Publication of JP2004307999A publication Critical patent/JP2004307999A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3753143B2 publication Critical patent/JP3753143B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C19/00Alloys based on nickel or cobalt
    • C22C19/03Alloys based on nickel or cobalt based on nickel
    • C22C19/05Alloys based on nickel or cobalt based on nickel with chromium
    • C22C19/051Alloys based on nickel or cobalt based on nickel with chromium and Mo or W
    • C22C19/057Alloys based on nickel or cobalt based on nickel with chromium and Mo or W with the maximum Cr content being less 10%
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/28Selecting particular materials; Particular measures relating thereto; Measures against erosion or corrosion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Abstract

【課題】自動車エンジン用のタービンホイールを製造するためのNi基の超耐熱鋳造合金であって、排ガスの高温化に対応して、高温でも高い強度を維持するタービンホイールを、HIP処理を必要とすることなく鋳造により得ることを可能にする。
【解決手段】重量%で、C:0.02〜0.50%、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、Cr:4.0〜10.0%、Al:2.0〜8.0%、Co:15.0%以下、W:8.0〜16.0%、Ta:2.0〜8.0%、Ti:3.0%以下、Zr:0.001〜0.2%およびB:0.005〜0.300%を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなる組成の合金。ただし原子%で[%Al]+[%Ti]+[%Ta]が12.0〜15.5%を占め、γ/γ´共晶を面積率で1〜15%含有し、炭化物の面積率が1〜10%であって、成分元素の割合により決定されるM値が93〜98の範囲にあるもの。
【選択図】 なし

Description

本発明は、Ni基の超耐熱鋳造合金と、それを材料として製造した自動車エンジン用のタービンホイールに関する。本発明により、従来のものより高強度のタービンホイールが、大差ない価格で提供される。
自動車エンジン用のタービンホイールは、高温の排ガスに直接さらされる部品であるため、その耐熱性および高温強度に対する要求はきびしい。従来、一般の乗用車のタービンホイール用材料としては、Ni基の鋳造合金であるINCONEL713C(以下、「713C」と略記)が用いられてきた。この合金は、長い歴史をもっている(特許文献1)。一方、ラリー車のエンジンのように、とくに過酷な環境下で用いられるものの材料としては、713Cよりも強度が高いMar−M 247(以下、「MM−247」と略記)が用いられてきた。この合金も、以前から知られている(特許文献2)。
今後、乗用車のエンジンの高出力化に伴う排ガス温度の一層の上昇が予想されるが、713Cでは高温強度が不十分なため、これ以上の排ガス温度の上昇には対応できない。一方、MM−247は、合金成分として高価なHfが使用されており、それが原料費を押し上げている上に、製造に当たって引け巣が生じないようHIP処理を行なうことが多く、製造コストが高い。
この点を改善する試みが続けられ、Hf,Ta,Coなどの高価な合金成分を添加することなく、713C以上のクリープ破断強度を達成したNi基超耐熱合金製のタービンホイールが提案された(特許文献3および特許文献4)。しかしこれらの材料は、Nbを添加した合金組成であり(前者は0.5〜3.5%、後者は6.0〜8.0%)、Nbの偏析が生じやすいという、新しい問題を含んでいる。また、Moも添加するので(ともに1.0〜5.0%)、耐高温酸化性がよくない。したがって、コストの節約と得られる改善効果とのバランスからみると、低価格なNi基超耐熱合金に関して、十分満足なものが開発されたとはいえない。
特公昭42−11915 特開昭47−13204 特開平11−131162 特開2000−169924
本発明の目的は、自動車エンジン用のタービンホイールを製造するためのNi基の超耐熱鋳造合金であって、排ガスの高温化に対応して、高温でも高い強度を維持し、原料費の面では713Cよりは若干高価になるが、大差はなく、その一方で、耐熱性および高温強度の面では、MM−247に近い材料を提供すること、およびその材料で製造したタービンホイールを提供することにある。
上記の目的を達成する本発明のNi基超耐熱鋳造合金は、重量%で、C:0.02〜0.50%、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、Cr:4.0〜10.0%、Al:2.0〜8.0%、Co:15.0%以下、W:8.0〜16.0%、Ta:2.0〜8.0%、Ti:3.0%以下、Zr:0.001〜0.2%およびB:0.005〜0.300%を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなる合金組成を有し、ただし、原子%で、[%Al]+[%Ti]+[%Ta]が12.0〜15.5%を占め、γ/γ'共晶を面積率で1〜15%含有し、炭化物の面積率が1〜10%であって、次式(%は原子%)で表されるM値が、93〜98の範囲にあることを特徴とする。
M=0.717[%Ni]+1.142[%Cr]+2.271[%Ti]+1.9
[%Al]+2.117[%Nb]+1.55[%Mo]+0.777[%Co]
+3.02[%Hf]+2.224[%Ta]+1.655[%W]+2.944
[%Zr]
本発明のNi基超耐熱鋳造合金は、高強度化に有効であるが高価なHfを含有しないにも関わらず、そのクリープ強度は、タービンホイール材料として現在最も広く使用されている713Cより改善されていて、Hfを含有するMM−247とほぼ同等である。合金組成からいって、原料費は713Cより若干高くなるが、MM−247よりは廉価である。本発明の合金は鋳造性が高いから、HIP処理などの必要なく、タービンホイール製品へのコストも高くならない。本発明により、今後予想される排ガスの高温化に対応できるタービンホイールを、低価格で提供することができる。
本発明のNi基超耐熱鋳造合金は、上記した基本的な合金成分に加えて、さらに、Mg:0.01%以下、Ca:0.01%以下およびREM:0.1%以下の1種または2種以上を含有することができる。
本発明のNi基超耐熱鋳造合金に含有されることのある主要な不純物は、原料に由来するFe、SiおよびMn、そしてPおよびSであり、場合によっては、CuやMoも混入する。それらの含有量は、Fe:5.0%以下、Mo:1.0%以下、Cu:0.3%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、V:1.0%以下にそれぞれ規制することが好ましい。
以下に、上記の基本的な合金成分が受け持つ作用と、その組成範囲の限定理由とを、[%Al]+[%Ti]+[%Ta]量の限定理由、γ/γ'共晶の面積率の限定理由、炭化物の面積率の限定理由、および特定のM値のもつ意義について説明する。
C:0.02〜0.50%、好ましくは0.05〜0.30%、より好ましくは0.05〜0.20%
Cは、Ti、ZrおよびHfのグループに属する元素、またはNb、TaおよびVのグループに属する元素が存在する場合は、それらと結合して炭化物を形成することにより、粒界の強化に寄与する。C量が0.02%以下では十分な効果が得られず、0.5%を超えると炭化物が過剰に生成し、耐食性や延性の低下を招く。好ましい含有量は0.05〜0.30%でああり、より好ましくは0.05〜0.20%である。
Si:1.0%以下
Siは、主に溶解精練時の脱酸剤として使用する元素であり、脱酸に有効な程度の量が存在することは支障ないが、多量に添加すると延性が悪くなる。そのため、上限値として1.0%を設けた。好ましくは、0.5%以下とする。
Mn:1.0%以下
Mnも、Si同様、脱酸剤として添加される成分であり、脱酸に有効な程度の量が存在することは支障ないが、多量に添加すると、やはり強度および延性の低下を引き起こす。1.0%を上限として定めた。好ましくは、0.5%以下とする。
Cr:4.0〜10.0%
Crは耐食性向上のはたらきをする元素の、主要なものである。母相に固溶することで、強度の向上にも寄与する。添加量が4.0%未満ではこれらの効果が小さく、10.0%を超すと相安定性が低下し、タービンホイールを高温で長時間使用したときに、強度および延性が低下する。好適な範囲は、6.0〜10.0%である。
Al:2.0〜8.0%
Alはγ'相を形成する重要な成分であり、さらに耐高温腐食性の向上にも役立つ。これらの効果は、Al添加量が2.0%に達しない少量では微弱である。しかし、8.0%を上回る添加は、鋳造時に多量の共晶γ'相の析出を招き、結果としてクリープ強度が低下するだけでなく、鋳造割れの原因にもなる。好ましい添加量の範囲は、4.5〜5.5%である。
Co:15.0%以下
Coは、γ相を固溶強化するとともに、強度の向上に効果のあるγ'相中にも固溶し、γ'相をも強化する作用がある。また、γ'相の析出量を増加させる。しかし高価な材料であるため、多量に添加することは、コスト的に不利である。15.0%までの添加量を選ぶことが賢明である。900℃以上で十分な高温特性を保持するためには、5.0%以上の添加が望ましい。
W:8.0〜16.0%
Wは、γ相の固溶強化に大きく寄与し、強度の上昇に役立つ。添加量が8.0%未満ではこの効果が小さく、16.0%を超えて添加すると相安定性が低下し、高温での長時間使用により、α−Crを析出させ、タービンホイールの強度と延性が低下する。好適な添加量範囲は、10.0〜14.0%である。
Ta:2.0〜8.0%
Taは、Cと結合して炭化物を形成するだけでなく、γ'相へ固溶して強度を高める。2.0%未満の添加ではその効果が低い。TaはHfなどとともに高価な材料であるため、コスト面からはなるべく使用量を抑えたい。上限値として、8.0%を設けた。
Ti:3.0%以下
Tiは、Niと結合して強度の向上に有効なγ'相を形成する成分であり、Alと置換してγ'相の固溶強化に寄与し、合金の強度をさらに高めるはたらきがある。しかし、3%を超えて添加すると、η相(Ni3Ti)が析出しやすくなって高温強度および延性にとって不利益を与える。好ましい添加量は、2.0%以下である。
Zr:0.001〜0.2%
ZrはCと結合して炭化物を形成するだけでなく、粒界に偏析して粒界を強化に役立つという作用もする。0.001%という少量の添加で効果が認められるが、一方で多量に添加すると延性が低下するため、上限を0.2%とした。0.1%以下に、添加量の最適範囲がある。
B:0.005〜0.300%、好ましくは0.050〜0.200%
Bは、η相の生成を抑制して高温強度および延性の低下を防止し、さらに高温クリープ強度を高めるのに有効な成分である。また、Cr等の元素とホウ化物を形成する。このホウ化物は融点が低いため、ホウ素を添加すると固液共存温度域が広くなり、鋳造性が向上する。これらの効果を得るには、0.005%以上で適量を添加する必要がある。しかし、過剰に添加すると、強度および靱性の低下を招く。したがって、添加量の上限を0.300%とした。鋳造性と強度および靱性とのバランスがよりよく得られるのは、0.050〜0.200%の範囲である。
Mg:0.01%以下、Ca:0.01%以下およびREM:0.1%以下の1種または2種以上
MgおよびCaは、粒界に偏析して粒界を強化する。REMも、同様な作用がある。いずれも多量の添加は強度および延性を低下させるから、得策でない。添加量の上限は、MgとCaは0.01%、REMは0.1%とした。
不純物規制 Fe:5.0%以下、Mo:1.0%以下、Cu:0.3%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下、V:1.0%以下
製造コストの低下を意図して安価なスクラップを原料とした場合に、不純物として混入する可能性が最も高い元素は、Feであって、合金の強度、高温および常温の耐食性のいずれにとっても有害である。許容できる上限は5.0%であるが、3.0%以下が望ましい。Pは粒界に偏析して強度低下の原因となるので、多量の存在は好ましくないが、ある程度の混入は避けがたい。許容限度は、0.03%である。Sも、Pと同様に強度を低下させる元素であり、S量も0.03%以下に止めたい。Moは基地に固溶し、強度の向上に役立つが、多量に存在すると耐高温酸化性を悪くするので、1.0%までの含有量に抑える。Cuもまた強度を低下させる原因となるので、多量の存在は好ましくない。許容限度は1.0%であるが、0.3%以下が好ましい。Vは、高温強度の低下という不利益をもたらすから、許容限度の1.0%以下に止める。
[%Al]+[%Ti]+[%Ta]:12.0〜15.5%(原子%)
この要件は、十分な強度と製造性を確保するために、充足する必要がある。下限の12.0%に満たない場合は十分な強度が得られず、上限の15.5%を超えると、鋳造割れが発生しやすくなるという不都合がある。
γ/γ'共晶の面積率:1〜15%
この範囲の下限値1%は、製造性、とくに鋳造性の確保にとって必要である。共晶の面積率が5%に満たない場合は、鋳造の最終段階で空孔を生じることがあり、製品タービンホイールの信頼性が低くなる。一方、15%を上回ると、共晶の部分が破壊の起点になる可能性が高くなる。
炭化物の面積率:1〜10%、好ましくは1〜5%
適量の炭化物の生成は、粒界を強化し、1000℃以上の高温領域における強度を高くするのに役立つ。この効果は、炭化物の面積率が1%以上あるときに得られる。10%を超えると、かえって失われる。好ましくは、1〜5%の範囲である。
M値:93〜98
前掲の式により定義されるM値は、相安定性の指標であり、93〜98の範囲にあることが、製品タービンホイールの耐久性を保証する。本発明の合金は自動車用の部材に使用するものであり、したがって、M値は高いほど耐久性を高める上で有利であり、下限値として93を選んだ。しかし、M値が98を上回ると、長時間使用しているうちにσ相などの有害な相が析出しやすくなり、耐久性を低下させるようになる。
表1(実施例)および表2(比較例)に示す合金組成をもつ耐熱合金を溶製し、それぞれ50kgのインゴットに鋳造した。比較例のうちNo.Aは在来の713C合金であり、比較例のNo.BはMM−247相当品である。これらの合金について、[%Ti]+[%Al]+[%Ta]をはじめとする諸特性を、表3(実施例)および表4(比較例)に記載した。各インゴットから機械加工により試験片を取得し、1000℃×180MPaの条件でクリープ試験を行なった。クリープ特性を、表3および表4に併せて示す。
実施例No.8および9の合金について、鋳造後の冷却速度を調節することによって、Y/Y’共晶の面積率を、それぞれ3.2%(No.8,9)または18.5%(No.8A,9A)に変化させた試料をつくり、同じく1000℃×180MPaのクリープ試験を行なった。その結果を、表5に示す。対比に便なように、表5には面積率7.1%の場合のデータを再掲した。










































Figure 2004307999
Figure 2004307999


























Figure 2004307999
Figure 2004307999





Figure 2004307999

Claims (4)

  1. 重量%で、C:0.02〜0.50%、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、Cr:4.0〜10.0%、Al:2.0〜8.0%、Co:15.0%以下、W:8.0〜16.0%、Ta:2.0〜8.0%、Ti:3.0%以下、Zr:0.001〜0.2%およびB:0.005〜0.300%を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなる合金組成を有し、ただし、原子%で、[%Al]+[%Ti]+[%Ta]が12.0〜15.5%を占め、γ/γ'共晶を面積率で1〜15%含有し、炭化物の面積率が1〜10%であって、次式(%は原子%)で表されるM値が93〜98の範囲にあることを特徴とするNi基超耐熱鋳造合金。
    M=0.717[%Ni]+1.142[%Cr]+2.271[%Ti]+1.9
    [%Al]+2.117[%Nb]+1.55[%Mo]+0.777[%Co]
    +3.02[%Hf]+2.224[%Ta]+1.655[%W]+2.94
    4[%Zr]
  2. 合金がさらに、Mg:0.01%以下、Ca:0.01%以下およびREM:0.1%以下の1種または2種以上を含有する請求項1のNi基超耐熱鋳造合金。
  3. 不純物の含有量を、Fe:5.0%以下、Mo:1.0%以下、Cu:0.3%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下、V:1.0%以下に規制した請求項1または2のNi基超耐熱鋳造合金。
  4. 請求項1ないし3のいずれかのNi基超耐熱鋳造合金で製造した自動車エンジン用タービンホイール。
JP2004014921A 2003-03-24 2004-01-22 Ni基超耐熱鋳造合金およびそれを材料とするタービンホイール Expired - Fee Related JP3753143B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004014921A JP3753143B2 (ja) 2003-03-24 2004-01-22 Ni基超耐熱鋳造合金およびそれを材料とするタービンホイール
DE602004000997T DE602004000997T2 (de) 2003-03-24 2004-03-23 Hitzebeständige Nickelgusslegierung und daraus hergestellte Turbinenräder
EP04006947A EP1462533B1 (en) 2003-03-24 2004-03-23 Nickel base heat resistant cast alloy and turbine wheels made thereof
US10/806,439 US20040187973A1 (en) 2003-03-24 2004-03-23 Nickel base heat resistant cast alloy and turbine wheels made thereof
CNB2004100714741A CN100355923C (zh) 2003-03-24 2004-03-24 镍基耐热铸造合金及由其制备的涡轮机叶轮

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003080844 2003-03-24
JP2004014921A JP3753143B2 (ja) 2003-03-24 2004-01-22 Ni基超耐熱鋳造合金およびそれを材料とするタービンホイール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004307999A true JP2004307999A (ja) 2004-11-04
JP3753143B2 JP3753143B2 (ja) 2006-03-08

Family

ID=32829031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004014921A Expired - Fee Related JP3753143B2 (ja) 2003-03-24 2004-01-22 Ni基超耐熱鋳造合金およびそれを材料とするタービンホイール

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20040187973A1 (ja)
EP (1) EP1462533B1 (ja)
JP (1) JP3753143B2 (ja)
CN (1) CN100355923C (ja)
DE (1) DE602004000997T2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1333098C (zh) * 2005-06-24 2007-08-22 寇生瑞 新型铁基稀土高铬钢叶轮叶片
JP2009114501A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Hitachi Ltd ニッケル基単結晶合金
JP2015178671A (ja) * 2014-02-28 2015-10-08 大同特殊鋼株式会社 自動車用ターボチャージャのタービンホイール及びその製造方法
CN105755320A (zh) * 2016-03-31 2016-07-13 苏州睿昕汽车配件有限公司 汽车柴油机高强度活塞材料的制备方法
JP2022511490A (ja) * 2018-12-04 2022-01-31 アロイド リミテッド ニッケル基合金

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100396806C (zh) * 2005-07-15 2008-06-25 中国航空工业第一集团公司北京航空材料研究院 一种高温模具用镍基铸造高温合金
US7824606B2 (en) * 2006-09-21 2010-11-02 Honeywell International Inc. Nickel-based alloys and articles made therefrom
JP5232492B2 (ja) * 2008-02-13 2013-07-10 株式会社日本製鋼所 偏析性に優れたNi基超合金
JP5248197B2 (ja) * 2008-05-21 2013-07-31 株式会社東芝 Ni基鋳造合金およびそれを材料とする蒸気タービン用鋳造部品
US20130287566A1 (en) * 2011-01-19 2013-10-31 Ralf Bode Plain bearing for a turbomachine rotor and turbomachine having the plain bearing
JP6153256B2 (ja) * 2012-09-27 2017-06-28 日立金属Mmcスーパーアロイ株式会社 熱間鍛造性、耐高温酸化性および高温ハロゲンガス腐食性に優れたNi基合金およびこのNi基合金を用いた部材
DE102013002483B4 (de) * 2013-02-14 2019-02-21 Vdm Metals International Gmbh Nickel-Kobalt-Legierung
JP6164736B2 (ja) 2013-08-27 2017-07-19 日立金属Mmcスーパーアロイ株式会社 熱間鍛造性、耐高温酸化性および高温ハロゲンガス腐食性に優れたNi基合金およびこのNi基合金を用いた部材
CN104745888A (zh) * 2015-04-20 2015-07-01 中南大学 镍基合金与由合金形成的物品
CN104762533A (zh) * 2015-05-03 2015-07-08 张金荣 一种叶轮式消防泵
CN106566953A (zh) * 2015-10-10 2017-04-19 丹阳市华龙特钢有限公司 一种耐腐蚀合金锻件及其生产方法
CN106566951A (zh) * 2015-10-10 2017-04-19 丹阳市华龙特钢有限公司 一种高强度耐磨锻件及其生产方法
CN106566952A (zh) * 2015-10-10 2017-04-19 丹阳市华龙特钢有限公司 一种核电性能优良的耐高温锻件及其生产方法
RU2685455C2 (ru) * 2015-12-15 2019-04-18 Открытое акционерное общество "Научно-производственное объединение "Сатурн" Литейный никелевый сплав с равноосной структурой
CN106098269B (zh) * 2016-06-28 2018-02-16 中安达电气科技股份有限公司 一种电力用均压环
CN106191531A (zh) * 2016-08-26 2016-12-07 桥运精密部件(苏州)有限公司 一种耐酸腐蚀的合金材料
KR20190116390A (ko) 2017-02-08 2019-10-14 보르그워너 인코퍼레이티드 터보차저 부품용 신규한 합금
JP6769341B2 (ja) * 2017-02-24 2020-10-14 大同特殊鋼株式会社 Ni基超合金
CN107630153A (zh) * 2017-09-14 2018-01-26 上海怀德机电有限公司 一种高温模具用铸造镍基合金
US10344357B1 (en) * 2018-09-20 2019-07-09 Garrett Transportation I Inc. Turbine wheel incorportating nickel-based alloy
JP2022160167A (ja) * 2021-04-06 2022-10-19 大同特殊鋼株式会社 耐熱合金部材、これに用いる素材及びこれらの製造方法
CN113106297B (zh) * 2021-04-10 2022-06-17 江苏明越精密高温合金有限公司 一种抗热裂铸造高温合金母合金及其制备方法
CN114032420B (zh) * 2021-11-10 2023-03-14 中国航发北京航空材料研究院 一种高性能铸造高温合金

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1029965A (en) * 1962-05-12 1966-05-18 Birmingham Small Arms Co Ltd Improvements in or relating to alloys
US3312449A (en) * 1964-06-29 1967-04-04 Trw Inc Turbine wheel
DE2311998C3 (de) * 1973-03-10 1978-04-06 Thyssen Industrie Ag, 4300 Essen Verwendung einer Nickellegierung für Bauteile mit hoher Zeitstandfestigkeit
US3869284A (en) * 1973-04-02 1975-03-04 French Baldwin J High temperature alloys
USRE29920E (en) * 1975-07-29 1979-02-27 High temperature alloys
US4140555A (en) * 1975-12-29 1979-02-20 Howmet Corporation Nickel-base casting superalloys
US4459160A (en) * 1980-03-13 1984-07-10 Rolls-Royce Limited Single crystal castings
EP0637476B1 (en) * 1993-08-06 2000-02-23 Hitachi, Ltd. Blade for gas turbine, manufacturing method of the same, and gas turbine including the blade
DE69701900T2 (de) * 1996-02-09 2000-12-07 Hitachi Metals, Ltd. Hochfeste Superlegierung auf Nickelbasis für gerichtet erstarrte Giesteilen
JPH1121645A (ja) * 1997-06-30 1999-01-26 Toshiba Corp Ni基耐熱超合金、Ni基耐熱超合金の製造方法及びNi基耐熱超合金部品
US7011721B2 (en) * 2001-03-01 2006-03-14 Cannon-Muskegon Corporation Superalloy for single crystal turbine vanes
JP4166977B2 (ja) * 2001-12-17 2008-10-15 三菱重工業株式会社 耐高温腐食合金材、遮熱コーティング材、タービン部材、及びガスタービン

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1333098C (zh) * 2005-06-24 2007-08-22 寇生瑞 新型铁基稀土高铬钢叶轮叶片
JP2009114501A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Hitachi Ltd ニッケル基単結晶合金
JP2015178671A (ja) * 2014-02-28 2015-10-08 大同特殊鋼株式会社 自動車用ターボチャージャのタービンホイール及びその製造方法
CN105755320A (zh) * 2016-03-31 2016-07-13 苏州睿昕汽车配件有限公司 汽车柴油机高强度活塞材料的制备方法
JP2022511490A (ja) * 2018-12-04 2022-01-31 アロイド リミテッド ニッケル基合金

Also Published As

Publication number Publication date
CN100355923C (zh) 2007-12-19
EP1462533A1 (en) 2004-09-29
JP3753143B2 (ja) 2006-03-08
EP1462533B1 (en) 2006-05-31
CN1570171A (zh) 2005-01-26
DE602004000997D1 (de) 2006-07-06
DE602004000997T2 (de) 2006-11-02
US20040187973A1 (en) 2004-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3753143B2 (ja) Ni基超耐熱鋳造合金およびそれを材料とするタービンホイール
JP5582532B2 (ja) Co基合金
WO2014142089A1 (ja) 耐熱性Ni基合金及びその製造方法
US6054096A (en) Stable heat treatable nickel superalloy single crystal articles and compositions
JP6733210B2 (ja) 熱間鍛造用Ni基超合金
JP4982539B2 (ja) Ni基合金、Ni基鋳造合金、蒸気タービン用高温部品及び蒸気タービン車室
WO2018151262A1 (ja) Ni基合金、ガスタービン材およびNi基合金の製造方法
JP6733211B2 (ja) 熱間鍛造用Ni基超合金
JP2004277860A (ja) 耐過時効特性にすぐれた高強度の排気バルブ用耐熱合金
JP6293682B2 (ja) 高強度Ni基超合金
JP4972972B2 (ja) Ni基合金
JP2004269979A (ja) 耐熱鋳鋼、鋳鋼製耐熱部材およびその製造方法
JP2008115413A (ja) 耐熱性に優れた高強度・高靭性アルミニウム合金およびその製造方法
EP3249063B1 (en) High strength ni-based superalloy
US7306682B2 (en) Single-crystal Ni-based superalloy with high temperature strength, oxidation resistance and hot corrosion resistance
JPH09268337A (ja) 鍛造製高耐食超耐熱合金
JP2001234292A (ja) 高温強度に優れた低熱膨張Fe基耐熱合金
EP0962542A1 (en) Stable heat treatable nickel superalloy single crystal articles and compositions
JP2014051698A (ja) Ni基鍛造合金と、それを用いたガスタービン
JP3424314B2 (ja) 耐熱鋼
JP6095237B2 (ja) 高温クリープ特性に優れたNi基合金およびこのNi基合金を用いたガスタービン用部材
JP6176665B2 (ja) Ni−Fe基合金およびNi−Fe基合金材の製造方法
JP6769341B2 (ja) Ni基超合金
JP2017137534A (ja) ニッケル基合金
US20170342525A1 (en) High strength ni-based superalloy

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees