JP2004306474A - 綴じ具、及びファイル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベース2と、このベース2との間に紙葉類Pを押さえた状態で綴じ込み可能な押さえ部3と、この押さえ部3を綴じ込み状態と非綴じ込み状態に操作可能な操作部4と、前記綴じ込み状態において操作部4の移動を規制するロック機構とを具備するものであって、操作部4が、ベース2に対して回転可能に設けられた操作部本体41と、この操作部本体41に対して回転可能に設けられた可動体42とを備えたものであり、操作部4を押し込む方向のみに与えられた操作力に基づいて操作部本体41又は可動体42を回動させることにより前記ロック機構をロック状態と非ロック状態に操作可能に構成した。
【選択図】図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、簡単な操作によってロック状態と非ロック状態に操作可能な綴じ具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ファイル等に適用されるベースと、ベースとの間に紙葉類を押さえた状態で綴じ込み可能な押さえ部と、押さえ部を綴じ込み状態と非綴じ込み状態に操作可能な操作部と、綴じ込み状態において操作部の移動を規制するロック機構とを具備するレバー式の綴じ具が知られている。
【0003】
この種の綴じ具としては、操作部を上方から押し込む方向に力を付与するとともに、操作部を水平方向に移動させる方向に力を同時に付与することによりロック機構をロック状態と非ロック状態に操作することができるように構成されているものが挙げられる(例えば特許文献1参照)。
【0004】
また、改良品として、操作部に異なる2つの操作領域を設け、一方の操作領域を押し込む方向に操作力を付与することによりロック状態になるようにするとともに、他方の操作領域を押し込む方向に操作力を付与することにより非ロック状態になるように構成されているものが考えられている(例えば特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
実公平5−29905号公報(第1〜3頁、第1図、第2図)
【特許文献2】
特開2002−248883号公報(第1〜4頁、第1図、第2図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特許文献1記載の綴じ具は、上記の通り、操作部を上方から押し込む方向に力を付与するとともに、操作部を水平方向に移動させる方向に力を同時に付与しなければならないため、操作方向が二方向となって操作の簡便性が損なわれるという不都合が生じる。また、操作部を水平方向に移動させる方向に力を付与する際に指が操作部が外れてしまい、操作部が不意に跳ね上がったりする等今ひとつ使い勝手に優れないものである。
【0007】
また、特許文献2記載の綴じ具は、操作部を上方から押し込む方向に力を付与するだけでロック状態と非ロック状態に操作可能であるが、押し込む方向に付与された力に基づく上下方向のスライド動作を左右方向のスライド動作に変換させることによりロック機構をロック状態と非ロック状態に操作可能に構成したものであるため、操作によっては変換がスムーズに行えない場合等もあり動作の安定性に欠けるものである。また、スライド動作を変換させる適宜の変換機構を設けなければならないため、綴じ具、特に操作部の構造が複雑なものとなり、製作工程の複雑化、コストの増加を招来するという不具合が生じる。また、ロック状態から非ロック状態に操作する場合には、ベースに対して略水平姿勢にある操作部をさらに下方へ押し下げて上下方向のスライド動作を左右方向のスライド動作に変換させるように構成しているため、操作部の下方に、操作部のストロークを確保する一定の空間を形成しなければならない等設計の自由度がある程度規制されるものである。さらに、特許文献2記載のものは、押さえ部を合成樹脂素材を用いて形成したものであるため、廃棄時に、押さえ部と金属性素材からなる他の部材とを分別しなければならず面倒である。
【0008】
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、主たる目的は、簡素な構造を用いて、簡単な操作によりロック機構をロック状態と非ロック状態に操作可能な綴じ具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の綴じ具は、ベースと、このベースとの間に紙葉類を押さえた状態で綴じ込み可能な押さえ部と、この押さえ部を綴じ込み状態と非綴じ込み状態に操作可能な操作部と、前記綴じ込み状態において前記操作部の移動を規制するロック機構とを具備するものであって、前記操作部が、前記ベースに対して回転可能に設けられた操作部本体と、この操作部本体に対して回転可能に設けられた可動体とを備えたものであり、前記操作部を押し込む方向のみに与えられた操作力に基づいて操作部本体又は可動体を回動させることにより前記ロック機構をロック状態と非ロック状態に操作可能に構成していることを特徴とする。
【0010】
このようなものであれば、操作部を押し込む方向に操作力を付与するのみでロック状態と非ロック状態に操作できるため、従来のように操作部に対して上下方向へ押し込む力と水平方向に移動させる力とを同時に付与する必要がなく、操作部に操作力を確実に付与することができる。その結果、例えば、ロック解除の操作時に指が操作部から外れたりする恐れを有効に解消し、操作の簡便性を図ることができる。また、操作部本体又は可動体の回転動作に対応して前記ロック機構を前記ロック状態と非ロック状態になるように構成しているため、上下方向のスライド動作を左右方向へのスライド動作に変換させることによりロック状態または非ロック状態になるように構成しているものと比較して動作の安定性を高めることができ、使い勝手がよい。加えて、操作部に例えば上下方向のスライド動作を左右方向へのスライド動作に変換するカム等の変換部を設ける必要がなく、簡素な構造を用いることができ、製作工程の簡素化、コストの削減に資する。また、操作部にねじれ等の変形がもたらされることをも防止することができる。
【0011】
具体的には、前記操作部本体を押し込む方向のみに与えられた操作力によって前記ロック状態になるとともに、前記可動体を押し込む方向のみに与えられた操作力によって前記非ロック状態になるように構成しているものが挙げられる。
【0012】
特に、前記ロック機構が、前記ベースに設けた係合部と、前記操作部に関連付けて設けられ前記係合部に係合可能な係合軸とを備えてなり、前記係合軸と係合部とを係合させることにより前記ロック状態になるとともに、前記可動体の回転動作に対応して前記係合軸が移動して前記係合部との係合状態を解除することにより前記非ロック状態になるように構成したものであれば、簡素な構造を用いてロック機構を構成することができるとともに、可動体の回転動作に対応して係合軸が移動するため、簡単な操作により確実に係合軸と係合部との係合状態を解除することができる。
【0013】
ロック機構の具体的態様としては、前記係合軸が、前記押さえ部と前記操作部との間に架け渡され操作部が起き上がる方向に力を付勢する付勢手段の一端部を延長させてなるものであるとともに、前記係合部が、前記ベースの一部を切り起こして形成した係合爪であるものが挙げられる。
【0014】
また、前記可動体の一端部を前記操作部本体に片持ち的に支持させ他端部を自由端としているものであれば、可動体の一端部を支点として可動体の回転動作を安定したものにすることができる。
【0015】
具体的な実施態様としては、前記操作部本体の長手方向の所定部位に他の領域より低位置となるように窪ませてなる凹段部を形成するとともに、この凹段部に前記可動体を片持ち的に取り付けているものが挙げられる。
【0016】
簡単な構成を採用して前記可動体を確実に回動させるためには、前記凹段部に前記可動体を取り付けた状態において、前記凹段部と前記可動体との間に可動体が回動し得るための回動許容空間を形成すればよい。
【0017】
簡素な構造を採用して前記回動許容空間を確保するためには、前記凹段部が、前記可動体の取付端部側から自由端部側に向かって漸次窪み深さを深くしてなる傾斜面部を有するものとし、この傾斜面部と可動体との間に前記回動許容空間を形成しているものが好ましい。
【0018】
前記可動体の自由端部側に、前記係合軸の移動を案内するガイド部を設けていれば、可動体の動作に関連付けて係合軸を直接的に移動させることができ、より確実な動作を実現することができる。
【0019】
簡単に前記ガイド部を形成するためには、前記ガイド部が、前記可動体の一部を切り起こしたものであればよい。
【0020】
また、前記操作部本体及び前記可動体に、押下すべき位置を示す押下指示部を設けていることが望ましい。この場合、押下指示部が、前記操作部本体又は前記可動体の一部を隆起させてなる一又は複数の突部であればなお好ましい。
【0021】
前記ベース、前記押さえ部及び前記操作部が金属製素材を用いて成形したものであれば、廃棄時に分別廃棄する必要がない。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0023】
本発明に係る綴じ具1は、例えば図1に示すように、書類等の紙葉類Pを綴じた状態で収納可能なファイルFに適用されるものである。このファイルFは、表紙体Hと、この表紙体Hの内面に一体的に取付けられる綴じ具1とを有する。
【0024】
先ず、この表紙体Hについて簡単に説明しておくと、この表紙体Hは、例えば合成樹脂素材からなる一体成形品であり、背表紙H1と、背表紙H1を挟んで一対にして設けた表表紙H2及び裏表紙H3とを有するものである。この表紙体Hは、背表紙H1と表表紙H2との境界部分、及び背表紙H1と裏表紙H3との境界部分にそれぞれヒンジとして機能する溝部Mを設け、これら溝部Mを利用して谷折りに折畳可能に構成されている。
【0025】
綴じ具1は、図2及び図3に図示するように、表紙体Hに固定されるベース2と、このベース2との間に紙葉類Pを押さえた状態で綴じ込み可能な押さえ部3と、この押さえ部3を綴じ込み状態と非綴じ込み状態に操作可能なレバー式の操作部4と、押さえ部3と操作部4との間に架け渡され操作部4が起き上がる方向に力を付勢する本発明の付勢手段たるばね部材5と、前記綴じ込み状態において操作部4の移動を規制するロック機構6とを具備するものである。なお、以下の説明において、「正面視」とは図2におけるX方向の視点であり、「平面視」とは同図におけるY方向の視点であり、「側面視」とは同図におけるZ方向の視点である。
【0026】
ベース2は、図2乃至図4に示すように、薄板状の金属性素材を用いて成形されたものであり、表紙体Hの上下方向に沿って延びるベース本体21と、このベース本体21の短手方向の一端から上方に連続して起立する起立壁22とを有する一体成形品である。ベース本体21には、その長手方向両端部近傍に固定用孔211が形成され、これらの固定用孔211に図示しないリベットを挿入して表紙体Hにベース1を固定している。また、ベース本体21の短手方向の他端部には、長手方向に沿って延びるリブ状の隆起部212と、平面視三日月型の隆起部213を形成し、これらの隆起部212、213によって、綴じ込まれる書類Sに脱落させないための抵抗を付与するようになっている。このベース本体21を部分的に切り起こしてなる書類当接片214を形成するとともに、同様の切り起こしによって形成され後述する連結軸61、62、ばね部材14を支持する支持壁215、216が形成されている。これら各支持壁215、216には挿入孔215a、216aがそれぞれ形成されている。一方、起立壁22には、前記支持壁215、216に形成した挿入孔215a、216aに対応する位置に挿入孔225a、226aが形成されているとともに、ロック機構6の一部を構成する係合爪22Kが形成されている。この係合爪22Kは、起立壁22の一部を切り起こしてベース本体21側に膨出させた略部分球状のものであり(図7参照)、正面視略三日月状をなし、下縁中央部に他の下縁より下方に若干突出させた突出部22K1を有する(図6参照)。この突出部22K1は、後述するように、係合軸53の移動を規制するストッパとして機能するものである。
【0027】
押さえ部3は、図2及び図3に示すように、例えば一枚の薄板状の金属製素材を折り曲げ成形した一体成形品であり、紙葉類Pを綴じる際に紙葉類Pを上方から圧接する圧接部31と、この圧接部31の長手方向の一端から連設してなる側面視略コ字形状の押さえ部本体32を一体に有する。押さえ部本体32には、連結軸61、62の各一端部がそれぞれ挿入される第1軸受溝321、及びこれら第1軸受溝321の溝幅よりも大きな溝幅を有しばね部材14の一端部が挿入される第2軸受溝322が形成されている。
【0028】
操作部4は、図2乃至図7(図4(a)は操作部をロックした状態、(b)は非ロック状態の操作部が起き上がっている状態を示す図であり、図7は図4(a)におけるB−B線断面の要部拡大図であり、(a)はロック状態、(b)は非ロック状態をそれぞれ一部省略して模式的に示す図である。なお、図7中においてロック状態及び非ロック状態における係合爪22Kと係合軸53との関係を鎖線で示す。)に示すように、ベース本体21に対して回転可能に設けられた操作部本体41と、この操作部本体41に対して回転可能に取り付けられた可動体42とを備えたものである。
【0029】
操作部本体41は、図5等に示すように、例えば一枚の薄板状の金属性素材からなる一体成形品である。なお、以下の説明においては、ベース2に取り付けられる一端部を取付端部とし、他端部を自由端部とする。この操作部本体41は、平面視略矩形状の平板部411と、平板部411の長手方向の両端から連続して下方に略直角に折り曲げてなる第1側面部412及び第2側面部413とを一体に有する。平板部411の自由端部近傍領域に上方に若干隆起させてなる突部411aを4つ形成し、これら突部411aを平面視略菱形状に設けて本発明の押下指示部41Sとして機能させている。第1側面部412及び第2側面部413の取付端部には、固定ピンNが挿入可能な挿入孔(図示省略)を形成している。また、第1側面部412及び第2側面部413には、前記綴じ込み状態またはロック状態において後述する連結軸61と干渉しないように所定箇所に切欠412a、413aが形成され、さらに、第2側面部413の自由端部側には、綴じ込み状態またはロック状態において前記係合爪22Kとの干渉を回避するために第2切欠413bが形成されている。この操作部本体41の長手方向略中央部より若干自由端部側に変位した所定部位に他の領域より低位置となるように窪ませてなる凹段部43を形成している。この凹段部43の上面を、第1側面部412側から第2側面部413側に向かって漸次窪み深さを深くしてなる傾斜面部431としている。この凹段部43の第1側面部412側の側面部432には、後述する可動体42の係合爪42Kが係合し得る係合孔43Kを形成するとともに、第2側面部413側の側面部433は、その大部分を後述する可動体42の切り起こし部42Gとの干渉を回避するために傾斜面部431との略境目近傍で切除している。傾斜面部431の短手方向略中央部から第2側板側部413側に亘る所定領域にさらに下方に窪ませてなる凹部43bを形成している。
【0030】
可動体42は、例えば一枚の薄板上の金属製素材を側面視略コ字形状に折り曲げてなる一体成形品であり、前記凹段部43に片持ち的に取り付けられるものである。この可動体42は、凹段部43に収容され得るように各寸法が適宜設定され、平板部421と、この平板部421の長手方向の両端から下方に垂下させてなる第1垂下片422及び第2垂下片423とを一体に有するものである。第1垂下片422の下端部には、一部を第2垂下片423側へ屈曲させ凹段部43の係合孔43Kに係合可能な係合爪42Kを形成してある。この係合爪42Kは、図7に示すように、第1垂下片422に対して直角よりも若干大きな角度をなすように折り曲げられている。また、第2垂下片423は、第1垂下片422よりも下方に延伸させたものであり、凹段部43に取付けた状態において下端が前記第2側面部413の下端よりも若干下方に位置するように設定している(図4参照)。第2垂下片423の略中央部位に、正面視略下向きコ字形のスリットを形成し、このスリットに囲まれてなる部位を第1垂下片422側に切り起こした切り起こし部42Gを形成している。この切り起こし部42Gは、ばね部材14の係合軸53の一部と当接し、この係合軸53の移動を案内する本発明のガイド部として機能するものである。また、第2垂下片423の下端部に、所定領域を第1垂下片421側へ折り曲げてなる折曲片423aを連続して設けている。平板部421の第2垂下片423側の所定領域には、上方に若干隆起させてなる突部421aを2つ形成し、これら突部421aを可動体42の長手方向に沿うように設けて本発明の押下指示部42Sとして機能させている。
【0031】
以上の構成を有する操作部本体41及び可動体42を一体的に取付けるには、可動体42の係合爪42Kを凹段部43の係合孔43Kに係合させて、この係合部位を支点として可動体42を回転させることにより可動体42の第2垂下片423を第2側板413側に位置させる。この取付状態においては、第1側面部412と第1垂下片422とが当接または近接し、可動体42の第1垂下片422側が取付端部側となり、第2垂下片423側が自由端部側となる。また、可動体42の平板部421の取付端部側が凹段部43の傾斜面431と当接又は近接するとともに、平板部421の自由端部側が傾斜面部431から離間して、可動体42と傾斜面部431の間に可動体42が取付端部を支点として回動し得るための回動許容空間Sが形成される(図6、図7(a)参照)。なお、上記取付状態において、可動体42の切り起こし部42Gの上端が傾斜面部431の下面に当接または近接して可動体42が凹段部43から容易に外れることを防止している。また、この取付状態において、操作部本体41と可動体42の高さ位置、及び巾寸法が略同一となるように設定されている。また、第1垂下片422に対して直角よりも若干大きな角度をなすように折り曲げられた係合爪42Kを係合孔43Kに係わり合わせていることにより、可動体42の回転動作をよりスムーズに行うことができるように設定されている。
【0032】
ばね部材5は、図2乃至図4等に示すように、例えば1本の金属製線状体を用いて形成したものであり、略円筒状に巻いたコイル状部51と、このコイル状部51の一端から延び所定箇所を適宜の角度で二段階に折り曲げてなる屈曲軸52と、コイル状部51の他端から直線状に延長させてなる係合軸53とにより構成されている。コイル状部51は、その内面に固定ピンNが貫通するように設定されており、屈曲軸52は、一端部が押さえ部本体32の第2軸受溝322に挿入されるようになっている。係合軸53は、操作部本体41の長手寸法より若干小さい寸法を有するものであり、後述するようにロック機構6の一部を構成するものである。
【0033】
ロック機構6は、主として、ベース2の起立壁22に形成した係合爪22Kと、ばね部材5の係合軸53とからなるものであり、後述する所定の操作力により、係合爪22Kと係合軸53とを相互に係わり合わせたロック状態と、係合爪22Kと係合軸53との係合状態を解除した非ロック状態とに操作可能に構成されたものである。
【0034】
次に、上記各部材からなる綴じ具1の組み立て手順について説明する。
【0035】
先ず、押さえ部3を、図2及び図3等に示すように、略クランク型の連結軸61、62を介してベース2に一体的に取り付ける、具体的には、各連結軸61、62の一端部を押さえ部本体32に形成した第1軸受溝321に挿入するとともに、他端部をベース本体21の支持壁215に形成した挿入孔215a及び起立壁22に形成した挿入孔225aに挿入する。なお、連結軸61、62の一端部を押さえ部本体32の長手方向に沿う方向にそれぞれ屈曲させ、連結軸61、62の抜脱を防止している。次いで、ばね部材5の屈曲軸52を押さえ部本体322に形成した第2軸受溝322に挿入するとともに、コイル状部51を、支持壁216と起立壁22との間に位置させる。引き続き、コイル状部51の両端に、操作部本体41の第1側面部412及び第2側面部413に形成した挿入孔が位置するように操作部本体41を配置し、これら挿入孔と支持壁216及び起立壁11に形成した各挿入孔216a、226aとを一致させて固定ピンNを挿入することにより、ベース2、押さえ部3及び操作部4をばね部材5を介して一体的に取り付ける。そして、既述した手順により前記可動体42を操作部本体41の凹段部43に片持ち的に取り付け、ばね部材5の係合軸53を操作部本体42の下面側に沿わせて操作部本体41の第2側面部413及び可動体42の切り起こし部42Gに当接させる。この係合軸53は、操作部本体41の取付端部側から自由端部側に向かって漸次下方に傾斜するように操作部4の下面側にセットされる(図4等参照)。その際、係合軸53の下方に前記第2垂下片423の下端部に設けた折曲片423aが位置し、係合軸53の下方への抜脱を規制している。また、図示していないが、操作部本体41の第2側面部413の下端部を第1側面部412側へ若干括れさせて、係合軸53が下方へ抜け落ちることを防止している。最後に、前記ベース2の起立壁22の外側に突き出る連結軸61、62、及び固定ピンNの各先端部をかしめる等の適宜の固定手段を用いることにより連結軸61、62及び固定ピンNの脱落を防止する。以上の手順により綴じ具1を組み立てる。
【0036】
次に、このような構成を有する綴じ具1の操作方法及び作用を、図4、図6及び図7等を参照して説明する。
【0037】
先ず、操作部4が起き上がっている状態(図4(b))において、使用者が操作部本体41の自由端部側に設けた押下指示部41Sを押圧することによって、操作部4をベース本体21側に押し込む方向に操作力が付与される。この操作力に基づいて、操作部4がベース本体21に対して略水平姿勢となる方向に回転し、経過的に係合軸53が係合爪22Kの形状に倣って初期の軸線位置から押さえ部3側に若干移動し、係合爪22Kを乗り越えたときに初期の軸線位置に復帰して係合爪22Kの下端に引っ掛かる(図7(a))。この際、係合爪22Kの下端及び突出部22K1が係合爪53と当接又は近接し、ばね部材5の付勢力による係合軸53の移動を規制している。以上の操作により、操作部4の上方への回転移動が規制されるロック状態となる。同時に、ばね部材5の動作に連動して押さえ部3の圧接部31及び押さえ部本体32の下端がベース本体21に当接または近接する位置に移動して、紙葉類Pを綴じ込み得る綴じ込み状態となる。
【0038】
また、ロック状態を解除(非ロック状態)にするには、操作部4の可動体42の自由端側に設けた押下指示部42Sを上方から押圧すればよい。具体的には、先ず、押下指示部42Sを押圧することによって、操作部4をベース本体21側に押し込む方向に操作力が付与される。この操作力に基づいて、可動体42が平板部421の第1垂下片422側を支点に前記回動許容空間Sを利用して回転動作を行い第2垂下片423が押さえ部3側に移動するとともに、操作部4全体が若干下方へ移動する。これにより経過的に、凹段部431の凹部43bの下面と係合軸53とが当接し、係合軸53が下方へ移動するとともに、第2垂下片423の切り起こし部42Gに案内されながら押さえ部3側に移動し、係合軸53と係合爪22Kとの係合状態が解除され、非ロック状態となる(図7(b)参照)。そして、この非ロック状態において、操作部3への操作力の付与を停止することによって操作部4がばね部材5の付勢力によって起き上がり、これに伴なって押さえ部3もベース本体21から離間して前記綴じ込み状態を解除した状態(非綴じ込み状態)となる(図4(a))。同時に、係合軸53が初期の軸線位置に復帰する。
【0039】
このように、本実施形態に係る綴じ具1は、操作部4が、ベース2に対して回転可能に設けられた操作部本体41と、この操作部本体41に対して回転可能に設けられた可動体42とを備えたものであり、操作部本体41を押し込む方向のみに与えられた操作力によってロック状態になるとともに、可動体42を押し込む方向のみに与えられた操作力によって非ロック状態になるように操作可能に構成しているため、従来のように操作部に対して上下方向へ押し込む力と水平方向に移動させる力とを同時に付与する必要がなく、ワンタッチの操作で操作部本体41又は可動体42に当該操作に基づく操作力を確実に付与することができる。その結果、例えば、ロック解除の操作時に指が操作部から外れたりする恐れを有効に解消し、操作の簡便性を図ることができる。また、操作部本体41又は可動体42の回転動作に対応してロック状態と非ロック状態になるように構成しているため、上下方向のスライド動作を左右方向へのスライド動作に変換させることによりロック状態または非ロック状態になるように構成しているものと比較して動作の安定性を高めることができ、使い勝手がよい。加えて、操作部4に例えば上下方向のスライド動作を左右方向へのスライド動作に変換するカム等の変換部を設ける必要がなく、簡素な構造を用いることができ、製作工程の簡素化、コストの削減に資する。また、操作部4にねじれ等の変形がもたらされることも防止することができる。
【0040】
特に、ロック機構6が、ベース2に設けた係合爪22Kと、操作部4に関連付けて設けられ係合爪22Kに係合可能な係合軸53とを備えてなり、係合軸53と係合爪22Kとを係合させることによりロック状態となるとともに、可動体42の回転動作に対応して係合軸53が移動して係合爪22Kとの係合状態を解除することにより非ロック状態となるように構成しているため、簡素な構造を用いてロック機構6を構成することができるとともに、可動体42の回転動作に対応して係合軸53が移動するため、簡単な操作でありながらも確実に係合軸53と係合爪22Kとの係合状態を解除することができ極めて使い手がよいものである。
【0041】
また、係合軸53が、押さえ部3と操作部4との間に架け渡され操作部4が起き上がる方向に力を付勢するばね部材5の一端部を延長させてなるものであるとともに、前記係合爪22Kが、ベース2の起立壁22の一部を切り起こして形成したものであるため、係合軸53及び係合爪22Kがそれぞれ綴じ具1を構成するために不可欠な部材であるばね部材5又はベース2の一部を利用したものであり、ロック機構6を構成するために別途部材を用いる必要がなく、部品点数の削減、及び構造の簡素化を効果的に図ることができる。
【0042】
操作部本体41の長手方向の所定部位に他の操作部本体41の領域より低位置となるように窪ませてなる凹段部43を形成するとともに、この凹段部43に可動体42を片持ち的に取り付けているため、可動体42の一端部(取付端部)を支点として可動体42の安定した回転動作を得ることができる。
【0043】
また、凹段部43に可動体42を取り付けた状態において、凹段部43と可動体41との間に可動体42が回動し得るための回動許容空間Sを形成しているため、回動許容空間Sを利用して可動体42を確実に回動させることができる。さらに、凹段部43と可動体42との間に回動許容空間Sを確保するだけでよいため、例えばロック状態から非ロック状態に操作する際に操作部をさらに下方へ移動できるようにある程度のストロークを確保しなければならない従来のものと比較して、綴じ具1自体のコンパクト化、構造の簡素化を有効に図ることも可能である。
【0044】
特に、凹段部43が、可動体42の取付端部側から自由端部側に向かって漸次窪み深さを深くしてなる傾斜面部431を有するものであり、この傾斜面部431と可動体42との間に回動許容空間Sを形成しているため、簡素な構造を採用して、可動体42を回動可能に設定することが可能となる。
【0045】
また、可動体42の自由端部側に、係合軸53の移動を案内するガイド部たる切り起こし部42Gを設けているので、係合軸53の動作をより確実なものとすることができ、動作の安定性をさらに向上させることができる。
【0046】
特に、切り起こし部42Gが、可動体42の一部を切り起こしたものであるため、簡単に切り起こし部42Gを形成することができる。
【0047】
加えて、操作部本体41及び可動体42に、押下すべき位置を示す押下指示部41S、42Sを設けているので、操作時に押下すべき部位をより簡単かつ的確に把握することができ、操作の確実性を有効に高めることができる。しかも、この押下指示部41S、42Sが、操作部本体41、可動体42の一部を隆起させてなる複数の突部411a、422aから構成しているため、簡単に押下指示部41S、42Sを形成することができる。
【0048】
また、ベース2、押さえ部3及び操作部4が金属製素材からなる成形品であるため、比較的簡単に製作できるとともに、廃棄時には分別廃棄する必要がない。また、合成樹脂素材からなるものと比較して耐久性にも優れたものとなる。
【0049】
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
【0050】
例えば、可動体に対して操作力を付与し、その操作力に基づいて可動体を回動させることにより前記ロック機構をロック状態と非ロック状態に操作できるように構成してもよい。
【0051】
また、凹段部の上面を、傾斜面部とせずに平面状または凹陥状とするとともに、凹段部に可動体を取り付けた状態において、凹段部の上面と可動体の平板部との間に回動許容空間が形成されるように構成してもよい。
【0052】
また、押下指示部は、一の突部を用いて構成してもよい。また、操作部本体や可動体に例えば「OPEN」「CLOSE」等、操作方法を直感的にイメージさせる文字や図を刻印したり、当該文字を印刷したシールを貼付する等しても構わない。
【0053】
また、綴じ具は、表紙体の左右方向に沿って設けてもよく、また図示したファイル以外のファイルに適用しても構わない。
【0054】
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、操作部を押し込む方向に操作力を付与するのみでロック状態と非ロック状態に操作できるため、従来のように操作部に対して上下方向へ押し込む力と水平方向に移動させる力とを同時に付与する必要がなく、操作部に操作力を確実に付与することができる。その結果、例えば、ロック解除の操作時に指が操作部から外れたりする恐れを有効に解消し、操作の簡便性を図ることができる。また、操作部本体又は可動体の回転動作に対応して前記ロック状態と非ロック状態になるように構成しているため、上下方向のスライド動作を左右方向へのスライド動作に変換させることによりロック状態または非ロック状態になるように構成しているものと比較して動作の安定性を高めることができ、使い勝手がよい。加えて、操作部に例えば上下方向のスライド動作を左右方向へのスライド動作に変換するカム等の変換部を設ける必要がなく、簡素な構造を用いることができ、製作工程の簡素化、コストの削減に資する。また、操作部にねじれ等の変形がもたらされることも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る綴じ具を適用したファイルを示す全体斜視図。
【図2】同実施形態に係る綴じ具の全体斜視図。
【図3】同実施形態に係る綴じ具を一部分解した状態で示す全体斜視図。
【図4】同実施形態に係る綴じ具を一部省略して示す作用説明図。
【図5】同実施形態における操作部本体の一部を第2側面部側から見た拡大図。
【図6】図2におけるA−A線断面図を第1側面部側から見た拡大図。
【図7】作用説明図。
【符号の説明】
1…綴じ具
2…ベース
22K…係合部(係合爪)
3…押さえ部
4…操作部
41…操作部本体
41S…押下指示部
42…可動体
42G…ガイド部(切り起こし部)
42S…押下指示部
43…凹段部
431…傾斜面部
5…付勢手段(ばね部材)
53…係合軸
6…ロック機構
S…回動許容空間
P…紙葉類
Claims (13)
- ベースと、当該ベースとの間に紙葉類を押さえた状態で綴じ込み可能な押さえ部と、当該押さえ部を綴じ込み状態と非綴じ込み状態に操作可能な操作部と、前記綴じ込み状態において前記操作部の移動を規制するロック機構とを具備するものであって、
前記操作部が、前記ベースに対して回転可能に設けられた操作部本体と、当該操作部本体に対して回転可能に設けられた可動体とを備えたものであり、前記操作部を押し込む方向のみに与えられた操作力に基づいて操作部本体又は可動体を回動させることにより前記ロック機構をロック状態と非ロック状態に操作可能に構成していることを特徴とする綴じ具。 - 前記操作部本体を押し込む方向のみに与えられた操作力によって前記ロック状態になるとともに、前記可動体を押し込む方向のみに与えられた操作力によって前記非ロック状態になるように構成している請求項1記載の綴じ具。
- 前記ロック機構が、前記ベースに設けた係合部と、前記操作部に関連付けて設けられ前記係合部に係合可能な係合軸とを備えてなり、前記係合軸と係合部とを係合させることにより前記ロック状態になるとともに、前記可動体の回転動作に対応して前記係合軸が移動して前記係合部との係合状態を解除することにより前記非ロック状態になるように構成している請求項1又は2記載の綴じ具。
- 前記係合軸が、前記押さえ部と前記操作部との間に架け渡され操作部が起き上がる方向に力を付勢する付勢手段の一端部を延長させてなるものであるとともに、前記係合部が、前記ベースの一部を切り起こして形成した係合爪である請求項3記載の綴じ具。
- 前記可動体の一端部を前記操作部本体に片持ち的に支持させ他端部を自由端としている請求項1、2、3又は4記載の綴じ具。
- 前記操作部本体の長手方向の所定部位に他の領域より低位置となるように窪ませてなる凹段部を形成するとともに、当該凹段部に前記可動体を片持ち的に取り付けている請求項5記載の綴じ具。
- 前記凹段部に前記可動体を取り付けた状態において、前記凹段部と前記可動体との間に可動体が回動し得るための回動許容空間を形成している請求項6記載の綴じ具。
- 前記凹段部が、前記可動体の取付端部側から自由端部側に向かって漸次窪み深さを深くしてなる傾斜面部を有するものであり、当該傾斜面部と可動体との間に前記回動許容空間を形成している請求項6又は7記載の綴じ具。
- 前記可動体の自由端部側に、前記係合軸の移動を案内するガイド部を設けている請求項3、4、5、6、7又は8記載の綴じ具。
- 前記ガイド部が、前記可動体の一部を切り起こしたものである請求項9記載の綴じ具。
- 前記操作部本体及び前記可動体に、押下すべき位置を示す押下指示部を設けている請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載の綴じ具。
- 前記押下指示部が、前記操作部本体又は前記可動体の一部を隆起させてなる一又は複数の突部である請求項11記載の綴じ具。
- 前記ベース、前記押さえ部及び前記操作部が金属製素材からなる請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12記載の綴じ具。
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