JP2004298140A

JP2004298140A - Roof greening system and roof greening planter

Info

Publication number: JP2004298140A
Application number: JP2003097548A
Authority: JP
Inventors: Masashi Mogi; 正史茂木; Sukeaki Shiraishi; 祐彰白石; Yoshiro Ogawa; 義郎小河; Yusuke Nakamura; 裕介中村
Original assignee: Okumura Corp
Current assignee: Okumura Corp
Priority date: 2003-04-01
Filing date: 2003-04-01
Publication date: 2004-10-28
Anticipated expiration: 2023-04-01
Also published as: JP4303504B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a maintenance-free roof greening system and a planter therefor, effective for preventing the staining of the roof surface to keep beautiful appearance, preventing the root rotting of plants and the drying of soil and simplifying the arrangement and the irrigation of the roof greening planters. <P>SOLUTION: The roof greening system comprises a top-opened bottom-closed vessel 6, a water-permeable porous member 7 laid on the bottom of the vessel to keep a space between the member and the upper part of the vessel, a soil layer 15 placed in the upper space, a gap-forming draining hole 12 and a through-hole 11 for passing a water feeding pipe and placed at a side of the bottom-closed vessel keeping a prescribed gap to the bottom of the soil layer, a sheath pipe 11-1 having a watering hole on the side wall of the pipe and inserted into the through-hole 11 for the water feeding pipe, the roof greening planter 2 having a capillary water-sucking mechanism 16 extended from the soil layer 15 and placed in a water-reservoir 10 formed in the bottom-closed vessel 6, a water feeding pipe 3 inserted into the sheath pipe 11-1 of the roof greening planter 2 and a water-feeding apparatus connected to the water feeding pipe through a valve. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋上緑化システムと屋上緑化プランターに関し、特に、充分な保水性と根腐れを防止できる屋上緑化プランターを適宜の位置に簡易に配置できることで屋上の美観確保と汚染防止ができると共に給水管理をメンテナンスフリーにすることで保全を容易にする屋上緑化システムと屋上緑化プランターに関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、身近な自然の減少、都市のヒートアイランド化及びＣＯ_２の抑制等が問題になってきており、これらの対策として、生物多様性を目指した自然環境の復元、大気の浄化、ヒートアイランド現象の緩和を図るために、建物の空調エネルギーの削減、景観面の向上を図る未利用空間の活用及びアメニティ空間の創出等を目的にして、建物の屋上における緑化対策が各種の形態で図られている。
【０００３】
建物の屋上緑化については、屋上部における樹木を地上部と同様に植栽することで、従来技術の延長線上で維持管理を行うという工夫を凝らしながら早期緑化を可能にする状況を形成したり、各種の植物が植栽された緑化プランターを屋上部に配列させながら、適宜の給水設備を装備することで所望の緑化を維持管理するように構成する方法等が提案されていた。
【０００４】
【特許文献１】特開平９−３２２６５１号公報（第３頁、段落番号「００１３」、第１〜５図）
【特許文献２】実開平６−３１４４９号公報（第２頁、第１〜７図）
【０００５】
しかるに、屋上緑化システムは、建物に過剰な負担を掛けずに躯体等に特別の補強や防水処置を施す等の対策を不要にするという根本的な問題点を解決する必要があると同時に、これに加えて、屋上緑化システムのメンテナンスを容易にする必要から、以下の問題点を解決するために、適切な屋上緑化システムとこれを達成できる屋上緑化プランターとの改善が嘱望されている。
【０００６】
▲１▼ 緑化システムの困難な保全
建物屋上緑化には、防水層の改修等多くのメンテナンスを要するが、屋上緑化の植栽装置は重いのと相互間を給水管で結合していることから移動が容易でなく、メンテナンスが困難であった。
▲２▼ 屋上美観の損壊
緑化システムは、人工的な閉塞領域のためにスプリンクラーを用いた散水やホースを使用した給水を要して水の飛散を回避できず、屋上の美観を損ねていた。
▲３▼ 屋上面の汚染
多量の降雨や植物への散水多過によって植栽装置の排水孔から余剰水を流出するが、排水孔に直接設置しているフィルターが目詰まりすることで機能が低下して、屋上面を汚染していた。
▲４▼ 植物の根腐れ
従来の植物への給水手段は、水耕栽培を模倣した貯留水を繊維質等の素材を用いて毛細管現象による土壌の湿潤や、植物根を貯留水中に浸す底面給水栽培が採用されていたが、給水過多や酸欠状態のために根腐れを起こしていた。
▲５▼ 土壌の乾燥
植栽装置の軽量化で土壌厚を薄くするために多くの給水間隔を設定してエネルギー面の無駄も生じるが、対策としての給水調整は水不足を生じており、土壌を乾燥状態にして植物を枯死させている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の状況に鑑みて現状の問題点を解決するためにその改善案を提案するものであり、屋上面の汚染を防止して美観を確保し、植物の根腐れや土壌の乾燥を防止すると共に、屋上緑化プランターの配置と灌水とを簡素化してメンテナンスフリーにする屋上緑化システムと屋上緑化プランターの提供を目的にしている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明による屋上緑化システムは、上部開口の有底容器の底部に容器上部との間に空間を確保している透水性多孔部材を敷設して上面の空間に土壌層を積層して成り、有底容器の側部に土壌層の底面との間に所定の間隔を保って配置される空隙形成用水抜き孔と給水管用貫通孔を形成し、給水管用貫通孔に管路側壁に給水孔を設けたシース管を嵌入すると共に、土壌層から延設する毛細管吸水機構を有底容器の内部に形成される貯留水部に配置して成る屋上緑化プランターと屋上緑化プランターのシース管に挿入される給水管及び給水管にバルブを介して結合する給水装置から構成し、屋上緑化プランターを建物屋上の所定範囲に複数個配置し、一体の給水管を給水管用貫通孔に挿入することで相互間を連続的に接続して、シース管の設置区間内の給水管に給水穴を形成することを特徴としており、以下の機能を発揮している。
【０００９】
▲１▼ 軽量な屋上緑化プランターを適宜かつ簡易に屋上面に配置することで、屋上面の汚染防止と屋上美観を確保している。
▲２▼ 植栽する植物の根腐れやこれを植え付ける土壌の乾燥を防止して植物の健全な生育を可能にしている。
▲３▼屋上緑化システムの灌水管理をメンテナンスフリーにして、保全を簡便にしている。
【００１０】
又、本発明による屋上緑化プランターは、上部開口の有底容器と、有底容器の底部に敷設され容器上部との間に空間を確保する厚さから成る透水性多孔部材と、透水性多孔部材の上面に積層される土壌層と、有底容器の側部に在って土壌層の底面との間に所定の間隔を保って形成される空隙形成用の水抜き孔と管路側壁に給水口を設けたシース管を嵌入して成る給水管用貫通孔と、透水性多孔部材の内部に形成される貯留水部及び貯留水部に配置されて土壌層から延設する毛細管吸水機構で構成され、以下の機能を発揮している。
【００１１】
▲１▼ 軽量で移動が容易なので屋上面に適宜かつ簡易に配置でる。
▲２▼ 給水管の装着が容易なので屋上緑化プランターの配置換えを簡易にできる
。
▲３▼ 屋上面の汚染防止と美観を確保出来る。
▲４▼ 適切な給水を可能にして植栽植物の根腐れや土壌の乾燥を防止できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
本発明による屋上緑化システムは、上部開口の有底容器の底部に容器上部との間に空間を確保している透水性多孔部材を敷設して上面の空間に土壌層を積層して成り、有底容器の側部に土壌層の底面との間に所定の間隔を保って配置される空隙形成用水抜き孔と給水管用貫通孔を形成し、給水管用貫通孔に管路側壁に給水孔を設けたシース管を嵌入すると共に、土壌層から延設する毛細管吸水機構を有底容器の内部に形成される貯留水部に配置して成る屋上緑化プランターを単独で設置することもできるが、建物屋上の所定範囲に複数個配置して置きながら、シース管の設置区間内の給水管に給水穴を形成している一体の給水管を給水管用貫通孔のシース管に挿入することで、相互間を連続的に接続して一体に構成することも可能であり、給水管には、バルブを介した給水装置を結合することで一括管理している。
以下に、本発明による屋上緑化システムの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【００１３】
図１は、建物屋上の所定範囲に複数個の屋上緑化プランターを配置した屋上緑化システムの実施の形態を示す斜視図である。
本実施の形態における屋上緑化システム１は、複数個の屋上緑化プランター２を縦横に配置しており、屋上緑化プランター２の相互間は給水管３によって連続的に接続することで、一体に構成されている。給水管３には、給水装置４が結合されているが、その間にはバルブ５を介在、配置することで、屋上緑化システム１に対する灌水管理を行っている。
【００１４】
しかして、本屋上緑化システムの灌水管理は、後述するように二重に亘る自動給水機構の形態を採用している。本発明による屋上緑化システムは、これによって、植栽する植物の根腐れやこれを植え付ける土壌の乾燥を防止するために、土壌に対して必要とする適量の給水を自動化して適宜に施しており、植物の健全な生育をメンテナンスフリーの状態で可能にしている。
【００１５】
一方、本発明による屋上緑化プランターは、上部開口の有底容器と、有底容器の底部に敷設され容器上部との間に空間を確保する厚さから成る透水性多孔部材と、透水性多孔部材の上面に積層される土壌層と、有底容器の側部に在って土壌層の底面との間に所定の間隔を保って形成される空隙形成用の水抜き孔とシース管を嵌入して成る給水管用貫通孔と、透水性多孔部材の内部に形成される貯留水部及び貯留水部に配置されて土壌層から延設する毛細管吸水機構で構成されている。
【００１６】
図２は、本発明による屋上緑化プランターの実施の形態を示す斜視図であり、部分的な断面を以てその構成を示している。
本実施の形態の屋上緑化プランター２は、側部と底部とから構成され上部を開口している容器６とその内部に透水性多孔部材として配置されている多孔発泡ポリスチレン７及びその上面に積層されている土壌層８から構成されている。
【００１７】
土壌層８は、多孔発泡ポリスチレン７の上面に容器６の開口上部まで積層されているが、土壌層８への給水は、後述する毛細管吸水機構によって所望の湿潤状態を形成できるように恒常的に維持されているので、その積層厚さは、最低の土壌量を確保できるもので充分である。
【００１８】
多孔発泡ポリスチレン７は、形成される多孔を連続的に通じさせることで透水性を有するように構成されており、容器６に多孔発泡ポリスチレン７を配置した場合に、多孔発泡ポリスチレン７の上面と容器６の上部開口との間に空隙９を形成して、所定の土壌層８を積層出来るようにその厚さが設定されている。
【００１９】
又、多孔発泡ポリスチレン７の内部には、供給水を貯留できる貯留水部１０を形成しており、容器側部の下方に設けた給水管用貫通孔１１に嵌入しているシース管１１−１の中に給水管３を貫通させている。従って、給水装置４からの水は、給水管３の給水穴１７から供給されることによって、端部を密封されたシース管１１−１の給水孔を通じて貯留水部１０に土壌に必要な供給水として貯留されることになる。
【００２０】
このシース管１１−１は、管の側壁を貫通する複数の給水孔を設けられているが、シース管１１−１が土壌と接する箇所では、土壌がシース管１１−１内に入って管に目詰まりが生じないように、給水孔にフィルターを設けたり、シース管１１−１自体を給水とフィルターを兼ね備えた多孔性材料で形成してもよい。
【００２１】
さらに、容器側部の中間位置には、余分な貯留水を溢流させてその水位を規制できるように水抜き孔１２を設けているが、水抜き孔１２の設置位置は、土壌層８と後述する毛細管吸水機構との関連で決められている。
【００２２】
即ち、水抜き孔１２の設置位置は、土壌層８の底面との間に所定の間隔を保つことで、貯留水部１０に水が貯留された場合に、土壌層８と貯留水の上面位置との間に任意の空気層１３を形成すると共に、貯留水部１０に土壌層８に供給する最大の灌水量を貯留するのに必要な容積が確保されるように設定されている。
【００２３】
従って、土壌層８の下部には、貯留水の上面との間に空気層１３が形成されていることから、空気層１３には、水抜き孔１２を介して植物の生育に必要な空気を取り入れることが出来るものであり、根が酸欠状態になるのを回避して植栽植物の根腐れを確実に防止できるものである。
【００２４】
さらに、土壌層８に降雨したり散水される水は、土壌層８を流下して多孔発泡ポリスチレン７の内部に形成された貯留水部１０に貯留されるが、余剰の貯留水は水抜き孔１２を通じて容器６の外部に流出されることになる。
【００２５】
従来の緑化プランター等では、排水口に濾過材が設けられていて、雨水等が土壌層８を通過した際に泥水と化しており、排水口を通じて集中的に流出する際に泥水によって排出口が目詰まり状態を生じていた。しかるに、本発明による屋上緑化プランターでは、土壌層８を流下してくる水を全域に亘って多孔発泡ポリスチレン７に通過させることによって土壌層８からの泥水を万遍に濾過しているので、水抜き孔１２からの流出水は、泥分が濾過されていることで水抜き孔１２の目詰まりや屋上の汚染を発生させることがない。
【００２６】
又、屋上緑化プランター２の容器６は、給水管用貫通孔１１に嵌入されているシース管１１−１から給水管３を抜き取るだけで相互の関係を簡単に開放することができる。この開放は、同時に貯留水部１０に貯留されている貯留水を給水管用貫通孔１１から排出することになり、屋上緑化プランター２は、貯留水部１０の貯留水を排出することで、その軽量化を図ることも可能にしているので、屋上緑化システムの変更や屋上緑化プランター２の保守に際しての運搬や移動作業を極めて容易にしている。
【００２７】
一方、多孔発泡ポリスチレン７は、その中央部に上面から任意形状の凹部１４が形成されている。凹部１４の平面形状は任意であるが、その深さは、上記貯留水部１０の内部の所定位置にまで到達するように設定されるものであり、多孔発泡ポリスチレン７の上面に積層される土壌層８は、その底部を凹部１４に充填されている土壌１５を介して貯留水部１０と結合されている。
【００２８】
従って、本実施の形態では、貯留水部１０と土壌層８との間に土壌１５で形成される毛細管吸水機構１６が配置されているものであり、貯留水部１０に水が貯留されている場合には、土壌１５における毛細管現象によって貯留水を吸い上げて土壌層８に給水することになる。
【００２９】
尚、本実施の形態では、毛細管吸水機構１６として、多孔発泡ポリスチレン７に形成された凹部１４に充填されている土壌１５を配置しているが、本発明に用いる毛細管吸水機構１６は、貯留水を毛細管現象による吸水作用で吸い上げながら土壌層に給水するものであるから、上記の実施の形態に何ら限定されるものでなく、綿糸や織布等に代表されるような毛細管現象を発揮するものであれば、当然に採用できるものである。
【００３０】
しかして、毛細管吸水機構１６の働きによって貯留水部１０の貯留水が減少し、その上面水位が、多孔発泡ポリスチレン７に形成された凹部１４の下端を離れるに至った場合には、毛細管現象による吸水作用は停止されて土壌層８への給水を終了することになる。
【００３１】
そして、本実施の形態では、多孔発泡ポリスチレン７の上面に形成されている凹部１４の深さを多孔発泡ポリスチレン７に貫通させて容器２の底部に到達するように設定することで、貯留水部１０の貯留水が無くなるまで毛細管現象による吸水作用を継続させて、土壌層８への給水を終了させない場合もあるが、凹部１４の深さは、これに限定されるものでなく、貯留水部１０の所定位置に留めておくことも任意である。
【００３２】
以上の構成から、水抜き孔１２の設置位置で決められる貯留水部１０の上面まで貯留水が溜められた場合には、植栽に必要な水が、毛細管吸水機構１６によって土壌層８に給水され続けるが、土壌層８への散水が行われずに貯留水部１０の水位が低下する場合には、貯留水部１０の上面と毛細管吸水機構１３との関連が切れる段階に至ると、土壌層８への給水が終了することになる。
【００３３】
一方、毛細管吸水機構１６によって連続的に行われる土壌層８の水分は、植栽に必要な植物による吸い上げと土壌表面からの蒸発等によって消耗されることになるが、雨水等で追加される水分や土壌層８で消費されることのない余剰水は、土壌層８の底部から滴下して貯留水部１０に帰還することになる。
【００３４】
従って、貯留水部１０での貯留水は、上記のような循環を繰り返しながら消耗されて、給水装置４からの供給水が無い場合は、貯留水部１０の貯留水が減水することで毛細管吸水機構１３との関連が切れることから、灌水が中断して土壌層８の乾燥へと移行するが、給水装置４からの供給水が適宜に継続される場合には、長期の日照りが続いたり、土壌への散水が全く行われなくなっても、屋上緑化プランターへの給水を自動的に継続する第１の灌水管理が、メンテナンスフリーの状態で確立されることになる。
【００３５】
図３は、本発明による屋上緑化プランターの実施の形態を示す断面図であり、給水管の配置状態、灌水管理に関する毛細管吸水機構及び各種センサー等の配置との関連を説明するために示している。
【００３６】
本実施の形態における屋上緑化プランター２は、容器６の下方に設けた給水管用貫通孔１１に嵌入させたシース管１１−１に給水管３を貫通させることで、他の屋上緑化プランター２と連続的な結合状態を形成している。
【００３７】
本実施の形態におけるシース管１１−１は、内径２０φに形成され、素焼きの陶器管のように水分は通すが土壌や根等はこれを通過させないように構成されるか、その下部に下向きに開口する通水孔を設けながらフィルター等で土壌や根の侵入を阻止して成るものであるから、貯留水部１０に該当する範囲に給水穴１７の設けられた外径１６φの給水管３を給水管用貫通孔１１から貫通させることが簡易に実施できる。
【００３８】
そして、給水管３を封鎖栓１１−２によってシース管１１−１に密封することによって、給水装置４から供給される水は、給水管３からシース管１１−１を通じて貯留水部１０に供給され、土壌に必要な供給水として貯留させている。
【００３９】
以上のように、給水管３は、上記の構成によって多孔発泡ポリスチレン７と分離した状態でシース管１１−１の内部に遊嵌しているものであるから、屋上緑化プランター２に対する給水管３の挿入、離脱は、多孔発泡ポリスチレン７や土壌から何らの抵抗を受けることなく円滑に実施できるものである。
【００４０】
従って、屋上緑化プランター２を個別に分離する必要が発生した場合には、給水管用貫通孔１１から給水管３を密封している封鎖栓１１−２を取り外すことによって、給水管３は、シース管１１−１から簡単に抜き取ることが可能になるので、それぞれの屋上緑化プランター２は、簡単に個別移動させることができる。
【００４１】
本実施の形態での毛細管吸水機構１６は、土壌層８の底面から延設させて容器６の底部まで到達させている。容器６の下方には、毛細管吸水機構１６の下限位置ａに下限水位センサー１８を配置させており、上限水位センサー１９は、水抜き孔１２の設置位置を上限にして貯留水部１０の任意の位置ｂに配置させている。
【００４２】
下限水位センサー１８と上限水位センサー１９とは、バルブ５の開閉を制御しており、下限水位センサー１８の作動は、バルブ５に開放を指令するものであって、上限水位センサー１９の作動は、バルブ５に閉鎖を指令している。
【００４３】
従って、上、下限水位センサー１８、１９の作動は、貯留水部１０に深さＨの水を貯留するものであり、貯留水部１０の貯留水量２０は、Ｈ×Ｗ×Ｌ×空隙率（ｃｍ^３）になる。
【００４４】
本実施の形態では、貯留水量２０を土壌層８の必要灌水量に設定しているものであり、この貯留水量２０が消費される期間を基準灌水サイクルにして、給水装置４からの給水を制御しているバルブ５の開閉動作を設定している。
【００４５】
しかるに、図３の左側に部分的に表示するように、連続的に配置された屋上緑化プランター２の最終端に配置される屋上緑化プランター２のみには、容器６の外部に端部１１−３を上方に折り曲げたシース管１１−１を配備させて置き、その内部に開放された給水管３の端部を臨ませる場合には、一連の屋上緑化プランター２における水位管理の状況を確認することができる。
【００４６】
即ち、屋上緑化プランター２に対する水分供給が正常の場合には、給水管３の端部から水分の異常な流出が無いので、シース管１１−１の端部１１−３における水位１１−４は正常に維持されているが、シース管１１−１の端部１１−３から水分の流出が認められる場合は、いずれかの屋上緑化プランター２において給水管３或いはシース管１１−１等の目詰まりが発生しているために、給水管３の端部から予期しない水分の流出が生じているものであるから、一連の屋上緑化プランター２を確認する必要を知ることができるものである。
【００４７】
以上の構成によると、複数個の屋上緑化プランター２を連結した場合であっても、個々の屋上緑化プランター２に発生する目詰まり等のトラブルを、給水管３の給水状態によって一元的に管理することを可能にすることができるものである。
【００４８】
図４は、以上の基準灌水サイクルの状態を、バルブ５の作動と水位との関連で表示しているものである。
図示のように、貯留水部１０に貯留されている供給水の水位が、下限位置ａのレベルまで減水するに至ると、バルブ５が開放側に作動して屋上緑化プランター２への給水を開始する。これによって、貯留水部１０の貯留水量２０が増加して行き上限位置ｂのレベルに到達すると、バルブ５は閉鎖側に作動して屋上緑化プランター２への給水を停止する。
【００４９】
次いで、貯留水部１０での貯留水は、上述したような毛細管吸水機構１３を作動させて、土壌層８への給水と植物による消費によって消耗されるものであり、土壌層８に必要な供給を自動的に継続させながら、第１の灌水管理がメンテナンスフリーの状態で確立されることになる。
【００５０】
しかして、貯留水部１０の貯留水が減水して、水位が下限位置ａのレベルに低下すると、バルブ５は再び開放側に作動することで給水を開始することで、上記のサイクルを反復することになって、土壌層８に必要な供給を自動継続させる第２の灌水管理がメンテナンスフリーの状態で確立されることになる。
【００５１】
以上のように、本発明による屋上緑化システムは、植物によって消費される土壌層８の水を毛細管吸水機構１６の作動によって自動的に供給するメンテナンスフリーの第１の灌水管理と、土壌層８に必要な供給を自動継続させるために必要な貯留水部１０へ給水を下限水位センサー１８と上限水位センサー１９を用いて自動継続させる第２の灌水管理とをメンテナンスフリーの状態で確立させて、その保全管理を容易にしている。
【００５２】
さらに、本実施の形態では、図３に示すように土壌層８に水分検知センサー２１が配置されており、水分検知センサー２１の指令によってもバルブ５の開閉を制御している。
【００５３】
それ故に、本実施の形態では、上記実施の形態で説明したように土壌層８への供給水を毛細管吸水機構１６の作動によって自動的に行っていることに加えて、土壌層８における実際の含有水分を水分検知センサー２１によって計測し、バルブ５の開閉をその測定値に従って直接的に制御することを可能にしている。
【００５４】
従って、本実施の形態における屋上緑化システムの灌水管理は、より高い精度の下に行われるものであり、屋上緑化システムのメンテナンスを容易にして、適切な屋上緑化システムの運用を確立させている。
【００５５】
尚、Ｈ×Ｗ×Ｌ×空隙率（ｃｍ^３）で決定される貯留水部１０の貯留水量２０は、土壌層８に必要な供給水の調整によって任意に変更することが可能である。その変更は、水抜き孔１２の設置位置を上限にした上限水位センサー１９の配置位置ｂの設定を移動させることによるものであり、これによって、貯留水部１０の深さＨを変えることで容易にできるものである。
【００５６】
又、本発明による屋上緑化システムは、屋上緑化プランター２に給水管３を貫通させて一体化させながら給水装置４から水分を供給するように構成しているので、屋上緑化システム１を形成している複数の屋上緑化プランター２のいずれか一個所に、上記の上、下限水位センサーもしくは水分検知センサーを設置するのみで、屋上緑化システム全体の灌水管理が可能になることから、管理機構の簡素化とコスト低減を容易にしている。
【００５７】
以上のように、本発明による屋上緑化システムと屋上緑化プランターは、実施の形態で詳細に説明したように構成されているので、以下の機能を発揮している。
【００５８】
▲１▼ 軽量な屋上緑化プランターを屋上面に適宜に配置したり、配置換えを簡易することで、屋上面の汚染防止と屋上美観を確保している。
▲２▼ 植栽する植物の根腐れやこれを植え付ける土壌の乾燥を防止して、植物の健全な生育を可能にしている。
▲３▼ 屋上緑化システムの灌水管理をメンテナンスフリーにして、保全を簡便にしている。
【００５９】
以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明してきたが、本発明による屋上緑化システムと屋上緑化プランターは、上記実施の形態に何ら限定されるものでなく、土壌を支持する多孔発泡ポリスチレン、毛細管吸水機構等の具体的な形態については、本発明の上記の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然である。
【００６０】
【発明の効果】
本発明による屋上緑化システムは、上部開口の有底容器の底部に容器上部との間に空間を確保している透水性多孔部材を敷設して上面の空間に土壌層を積層して成り、有底容器の側部に土壌層の底面との間に所定の間隔を保って配置される空隙形成用水抜き孔と給水管用貫通孔を形成し、給水管用貫通孔に管路側壁に給水口を設けたシース管を嵌入すると共に、土壌層から延設する毛細管吸水機構を有底容器の内部に形成される貯留水部に配置して成る屋上緑化プランターと屋上緑化プランターのシース管に挿入される給水管及び給水管にバルブを介して結合する給水装置から構成し、屋上緑化プランターを建物屋上の所定範囲に複数個配置し、一体の給水管を給水管用貫通孔に挿入することで相互間を連続的に接続して、シース管の設置区間内の給水管に給水穴を形成することを特徴としているので、以下の効果を発揮している。
【００６１】
▲１▼ 軽量な屋上緑化プランターを適宜かつ簡易に屋上面に配置することで、屋上面の汚染防止と屋上美観を確保していると共に、屋上緑化プランターの移動を簡易にして防水層の改修等のメンテナンスを容易にしている。
▲２▼ 植栽する植物の根腐れやこれを植え付ける土壌の乾燥を防止して植物の健全な生育を可能にしている。
▲３▼ 屋上緑化システムの灌水管理をメンテナンスフリーにして、保全を簡便にしている。
【００６２】
又、本発明による屋上緑化プランターは、上部開口の有底容器と、有底容器の底部に敷設され容器上部との間に空間を確保する厚さから成る透水性多孔部材と、透水性多孔部材の上面に積層される土壌層と、有底容器の側部に在って土壌層の底面との間に所定の間隔を保って形成される空隙形成用の水抜き孔と管路側壁に給水口を設けたシース管を嵌入して成る給水管用貫通孔と、透水性多孔部材の内部に形成される貯留水部及び貯留水部に配置されて土壌層から延設する毛細管吸水機構で構成されているので、以下の効果を発揮している。
【００６３】
▲１▼ 軽量で移動が容易なので屋上面に適宜かつ簡易に配置できる。
▲２▼ 給水管の装着が容易なので屋上緑化プランターの配置換えを簡易にできる。
▲３▼ 屋上面の汚染防止と美観を確保出来る。
▲４▼ 適切な給水を可能にして植栽植物の根腐れや土壌の乾燥を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による屋上緑化システムの実施の形態図
【図２】本発明による屋上緑化プランターの実施の形態図
【図３】本発明による屋上緑化プランターの断面図
【図４】本発明による屋上緑化システムの灌水管理サイクル図
【符号の説明】
１屋上緑化システム、２屋上緑化プランター、３給水管、
４給水装置、５バルブ、６容器、７多孔発泡ポリスチレン、
８土上層、９空隙、１０貯留水部、１１給水管用貫通孔、
１１−１シース管、１１−２封鎖栓、１１−３端部、
１１−４水位、１２水抜き孔、１３空気層、１４凹部、
１５土壌、１６毛細管給水機構、１７給水穴、
１８下限水位センサー、１９上限水位センサー、２０貯留水量、
２１水分検知センサー、[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a rooftop greening system and a rooftop greening planter, and in particular, a rooftop greening planter capable of sufficiently retaining water and preventing root rot can be easily arranged at an appropriate position, thereby ensuring a beautiful rooftop and preventing pollution and water supply management. A rooftop greening system and a rooftop greening planter that make maintenance easier by making maintenance free.
[0002]
[Prior art]
In recent years, the reduction of familiar nature, urban heat island and CO ₂ In order to restore the natural environment for biodiversity, purify the atmosphere, and mitigate the heat island phenomenon, reduce the air-conditioning energy of Various measures have been taken for greening on the rooftop of a building for the purpose of utilizing unused space for improvement and creating amenity space.
[0003]
Regarding the rooftop greening of the building, by planting the trees on the rooftop in the same way as the above-ground part, forming a situation that enables early greening while elaborating the maintenance and management on an extension of the conventional technology, A method has been proposed in which a greening planter in which various plants are planted is arranged on the rooftop, and appropriate water supply equipment is provided to maintain and manage desired greening.
[0004]
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-322551 (page 3, paragraph number "0013", FIGS. 1 to 5)
[Patent Document 2] Japanese Utility Model Publication No. Hei 6-31449 (page 2, FIG. 1 to FIG. 7)
[0005]
However, the rooftop greening system needs to solve the fundamental problem of eliminating the need for measures such as applying special reinforcement or waterproofing to the skeleton, etc., without imposing an excessive burden on the building. In addition, since it is necessary to facilitate the maintenance of the rooftop greening system, improvement of an appropriate rooftop greening system and a rooftop greening planter that can achieve the above are demanded in order to solve the following problems.
[0006]
(1) Difficult maintenance of the greening system
Building rooftop greening requires a lot of maintenance, such as renovation of the waterproofing layer.However, since the planting equipment for rooftop greening is heavy and is connected to each other with a water supply pipe, it is not easy to move, making maintenance difficult. there were.
(2) Damage to the rooftop beauty
The greening system required watering using a sprinkler or watering using a hose for an artificial occluded area, so that splashing of water could not be avoided, and the aesthetics of the rooftop were impaired.
③Contamination of rooftop
Excessive water flows out of the drainage hole of the planting equipment due to a large amount of rainfall and excessive watering of plants, but the filter installed directly in the drainage hole is clogged and the function deteriorates, contaminating the rooftop Was.
▲ 4 ▼ Plant root rot
Conventional water supply methods for plants used wet water simulating hydroponic culture, using materials such as fibers to wet the soil by capillary action, or bottom water cultivation in which plant roots were immersed in the water. Root rot was caused by excessive water supply and lack of oxygen.
▲ 5 ▼ Drying of soil
Although many water supply intervals are set to reduce the soil thickness by reducing the weight of the planting equipment, energy is also wasted.However, water supply adjustment as a countermeasure is causing water shortage, and the soil is dried to remove the plants. Has died.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention, in view of the above situation, proposes an improvement plan to solve the current problems, prevents contamination of the rooftop surface, secures aesthetic appearance, root rot of plants and drying of soil. The present invention aims to provide a rooftop greening system and a rooftop greening planter that can prevent the occurrence of a problem and simplify the arrangement and irrigation of the rooftop greening planter to make maintenance free.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The rooftop greening system according to the present invention is constructed by laying a water-permeable porous member which secures a space between the bottom of a container having an upper opening and the upper part of the container and laminating a soil layer in a space on the upper surface. Forming a void forming drainage hole and a water supply pipe through hole arranged at a predetermined interval between the bottom surface of the soil layer and the side of the bottom container, and providing a water supply hole in the pipe side wall in the water supply pipe through hole. A rooftop greening planter in which a sheathed pipe is inserted and a capillary water absorption mechanism extending from the soil layer is arranged in a storage water section formed inside the bottomed container, and water supply inserted into a sheath pipe of the rooftop greening planter. Consists of a water supply device that is connected to a pipe and a water supply pipe via a valve.A plurality of rooftop greening planters are arranged in a predetermined range on the building roof, and the integrated water supply pipe is inserted into the water supply pipe through-hole to continuously connect each other. To connect the sheath tube Forming a water hole in the water supply tube of the is characterized by, and exert the following functions.
[0009]
(1) Lightweight rooftop greening planters are appropriately and simply placed on the rooftop to prevent contamination of the rooftop and ensure a beautiful rooftop appearance.
(2) It prevents the root rot of the plant to be planted and the drying of the soil on which it is planted, thus enabling the healthy growth of the plant.
(3) The irrigation management of the rooftop greening system is maintenance-free, making maintenance easy.
[0010]
Further, a rooftop greening planter according to the present invention includes a bottomed container having an upper opening, a water-permeable porous member having a thickness laid on the bottom of the bottomed container to secure a space between the container and the top, and a water-permeable porous member. Water is supplied to the drain holes for forming voids and the side walls of the pipeline, which are formed with a predetermined gap between the soil layer laminated on the top surface of the bottom and the bottom surface of the soil layer on the side of the bottomed container. A water supply pipe through-hole formed by inserting a sheath pipe provided with a mouth, a storage water portion formed inside the water-permeable porous member, and a capillary water absorption mechanism disposed in the storage water portion and extending from the soil layer. Has the following functions:
[0011]
(1) Since it is lightweight and easy to move, it can be appropriately and easily arranged on the rooftop.
(2) Easy installation of water supply pipes makes it easy to rearrange rooftop greening planters
.
(3) The roof top can be prevented from being polluted and its appearance can be secured.
(4) Appropriate water supply is possible, and root rot of planted plants and soil drying can be prevented.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The rooftop greening system according to the present invention is constructed by laying a water-permeable porous member which secures a space between the bottom of a container having an upper opening and the upper part of the container and laminating a soil layer in a space on the upper surface. Forming a void forming drainage hole and a water supply pipe through hole arranged at a predetermined interval between the bottom surface of the soil layer and the side of the bottom container, and providing a water supply hole in the pipe side wall in the water supply pipe through hole. It is also possible to install a rooftop greening planter alone, in which a sheath tube inserted into the container and a capillary water absorption mechanism extending from the soil layer are arranged in a storage water section formed inside the bottomed container. By arranging a plurality of water pipes in the predetermined area of the sheath pipe and inserting an integral water supply pipe forming a water supply hole in the water supply pipe in the installation section of the sheath pipe into the sheath pipe of the through-hole for the water supply pipe, the space between them is established. It is also possible to connect them continuously and configure them integrally. The tubes are collectively managed by coupling the water supply device through a valve.
Hereinafter, an embodiment of a rooftop greening system according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0013]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a rooftop greening system in which a plurality of rooftop greening planters are arranged in a predetermined range on a building rooftop.
The rooftop greening system 1 in the present embodiment has a plurality of rooftop greening planters 2 arranged vertically and horizontally, and the rooftop greening planters 2 are integrally connected by being continuously connected by a water supply pipe 3. ing. A water supply device 4 is connected to the water supply pipe 3, and a valve 5 is interposed and arranged between the water supply pipes 3 to perform irrigation management for the rooftop greening system 1.
[0014]
The irrigation management of the rooftop greening system employs a double automatic water supply mechanism as described later. The rooftop greening system according to the present invention, by this, in order to prevent root rot of the plant to be planted and drying of the soil in which it is planted, to automatically supply an appropriate amount of water required for the soil and appropriately apply it. In addition, it enables healthy growth of plants without maintenance.
[0015]
On the other hand, the rooftop greening planter according to the present invention comprises a bottomed container having an upper opening, a water-permeable porous member laid on the bottom of the bottomed container and having a thickness to secure a space between the container upper portion, and a water-permeable porous member. A water drain hole and a sheath tube for forming a gap formed by maintaining a predetermined gap between the soil layer laminated on the top surface of the container and the bottom surface of the soil layer on the side of the bottomed container are inserted. A water supply pipe through hole, a storage water portion formed inside the water-permeable porous member, and a capillary water absorption mechanism disposed in the storage water portion and extending from the soil layer.
[0016]
FIG. 2 is a perspective view showing an embodiment of a rooftop greening planter according to the present invention, and shows its configuration with a partial cross section.
The rooftop greening planter 2 of the present embodiment is laminated on a container 6 composed of a side portion and a bottom portion and having an open top, a porous expanded polystyrene 7 disposed therein as a water-permeable porous member, and an upper surface thereof. The soil layer 8 is formed.
[0017]
The soil layer 8 is laminated on the upper surface of the porous expanded polystyrene 7 up to the upper part of the opening of the container 6. Water is constantly supplied to the soil layer 8 so that a desired wet state can be formed by a capillary water absorption mechanism described later. Since it is maintained, it is sufficient that the lamination thickness can secure the minimum amount of soil.
[0018]
The porous expanded polystyrene 7 is configured to have water permeability by continuously passing through the formed pores. When the porous expanded polystyrene 7 is disposed in the container 6, the upper surface of the porous expanded polystyrene 7 and the container A gap 9 is formed between the upper layer 6 and the upper opening, and the thickness is set so that a predetermined soil layer 8 can be stacked.
[0019]
Further, inside the porous expanded polystyrene 7, there is formed a storage water portion 10 capable of storing supply water, and a sheath tube 11-1 fitted into a water supply tube through hole 11 provided below the container side portion. The water supply pipe 3 is penetrated inside. Therefore, the water from the water supply device 4 is supplied from the water supply hole 17 of the water supply pipe 3 to supply water necessary for soil to the storage water unit 10 through the water supply hole of the sheath tube 11-1 whose end is sealed. Will be stored as
[0020]
The sheath tube 11-1 is provided with a plurality of water supply holes penetrating through the side wall of the tube. However, where the sheath tube 11-1 comes into contact with the soil, the soil enters the sheath tube 11-1 and passes through the tube. In order to prevent clogging, a filter may be provided in the water supply hole, or the sheath tube 11-1 itself may be formed of a porous material having both water supply and a filter.
[0021]
Further, a drain hole 12 is provided at an intermediate position on the side of the container so that excess stored water can overflow to regulate the level of the drain water. It is determined in relation to a capillary water absorption mechanism described later.
[0022]
That is, the installation position of the drain hole 12 is maintained at a predetermined distance from the bottom surface of the soil layer 8, so that when water is stored in the storage water section 10, the top position of the soil layer 8 and the stored water And an arbitrary air layer 13 is formed between them, and a volume necessary for storing the maximum amount of irrigation to be supplied to the soil layer 8 in the storage water section 10 is ensured.
[0023]
Therefore, since an air layer 13 is formed below the soil layer 8 between the upper surface of the stored water and the upper surface of the stored water, the air layer 13 is provided with air necessary for growing the plants through the drain holes 12. It can be incorporated, and can prevent roots from becoming oxygen deficient and can reliably prevent root rot of planted plants.
[0024]
Further, water that is rained or sprinkled on the soil layer 8 flows down the soil layer 8 and is stored in a storage water portion 10 formed inside the porous expanded polystyrene 7. It will flow out of the container 6 through 12.
[0025]
In a conventional greening planter or the like, a filtering material is provided at a drain, and when rainwater or the like passes through the soil layer 8, it turns into muddy water. Clogging was occurring. However, in the rooftop greening planter according to the present invention, muddy water from the soil layer 8 is uniformly filtered by passing the water flowing down the soil layer 8 through the porous expanded polystyrene 7 over the entire area. The effluent from the drain hole 12 does not cause clogging of the drain hole 12 or contamination on the roof because the mud is filtered.
[0026]
Further, the container 6 of the rooftop greening planter 2 can easily open the mutual relationship simply by withdrawing the water supply pipe 3 from the sheath pipe 11-1 fitted in the water supply pipe through hole 11. This opening simultaneously discharges the stored water stored in the stored water section 10 from the water supply pipe through hole 11, and the rooftop greening planter 2 discharges the stored water in the stored water section 10 to reduce its light weight. Since the rooftop greening system can be changed and the rooftop greening planter 2 can be maintained and transported and moved, maintenance work can be made extremely easy.
[0027]
On the other hand, the porous expanded polystyrene 7 has a concave portion 14 of an arbitrary shape formed at the center from the upper surface. The planar shape of the concave portion 14 is arbitrary, but the depth is set so as to reach a predetermined position inside the storage water portion 10, and the soil layer laminated on the upper surface of the porous expanded polystyrene 7 is formed. The layer 8 is connected to the reservoir 10 via the soil 15 whose bottom is filled in the recess 14.
[0028]
Therefore, in the present embodiment, the capillary water absorption mechanism 16 formed by the soil 15 is disposed between the storage water section 10 and the soil layer 8, and water is stored in the storage water section 10. In this case, the stored water is sucked up by capillary action in the soil 15 and supplied to the soil layer 8.
[0029]
In the present embodiment, the soil 15 filled in the concave portion 14 formed in the porous expanded polystyrene 7 is disposed as the capillary water absorbing mechanism 16. However, the capillary water absorbing mechanism 16 used in the present invention is not limited to the storage water. Is supplied to the soil layer while sucking up the water by the water absorbing action of the capillary action, and is not limited to the above-mentioned embodiment at all, and exerts a capillary action represented by cotton thread or woven cloth. If so, it can be naturally adopted.
[0030]
However, when the stored water in the stored water portion 10 is reduced by the action of the capillary water absorption mechanism 16 and the upper surface water level reaches the lower end of the concave portion 14 formed in the porous expanded polystyrene 7, the capillary phenomenon occurs. The water absorption operation is stopped, and the water supply to the soil layer 8 is terminated.
[0031]
In the present embodiment, the depth of the concave portion 14 formed on the upper surface of the porous expanded polystyrene 7 is set so as to penetrate the porous expanded polystyrene 7 so as to reach the bottom of the container 2, whereby the storage water portion is formed. There is a case where the water absorption action by the capillary phenomenon is continued until the stored water of 10 disappears, and the water supply to the soil layer 8 is not terminated. However, the depth of the concave portion 14 is not limited to this, It is also optional to keep it at 10 predetermined positions.
[0032]
From the above configuration, when the stored water is collected up to the upper surface of the stored water portion 10 determined by the installation position of the drain hole 12, water necessary for planting is supplied to the soil layer 8 by the capillary water absorption mechanism 16. However, if the water level in the storage water section 10 is lowered without watering to the soil layer 8 and the upper surface of the storage water section 10 and the capillary water absorption mechanism 13 are disconnected, the soil layer The water supply to 8 will end.
[0033]
On the other hand, the water in the soil layer 8 continuously performed by the capillary water absorbing mechanism 16 is consumed by the plants required for planting and by evaporation from the soil surface, but is added by rainwater or the like. The surplus water that is not consumed in the soil layer 8 drops from the bottom of the soil layer 8 and returns to the stored water section 10.
[0034]
Therefore, the stored water in the stored water section 10 is consumed while repeating the above-described circulation, and when there is no supply water from the water supply device 4, the stored water in the stored water section 10 is reduced to cause capillary water absorption. Since the connection with the mechanism 13 is cut off, irrigation is interrupted and the soil layer 8 shifts to drying. However, when the water supply from the water supply device 4 is appropriately continued, long-term sunshine continues or Even if no watering is performed on the soil at all, the first irrigation management that automatically continues to supply water to the rooftop greening planter will be established in a maintenance-free state.
[0035]
FIG. 3 is a cross-sectional view showing an embodiment of a rooftop greening planter according to the present invention, which is shown to explain the relationship between the arrangement of water supply pipes, the capillary water absorption mechanism for irrigation management, and the arrangement of various sensors and the like. .
[0036]
The rooftop greening planter 2 in the present embodiment is connected to another rooftop greening planter 2 by allowing the water supply pipe 3 to penetrate the sheath pipe 11-1 fitted into the water supply pipe through hole 11 provided below the container 6. The combined state is formed.
[0037]
The sheath tube 11-1 according to the present embodiment is formed to have an inner diameter of 20φ, and is configured so as to allow moisture to pass therethrough like an unglazed pottery tube but not allow soil or roots to pass therethrough, or to face downward. Since it is configured to prevent the intrusion of soil and roots with a filter or the like while providing an opening for water supply, a water supply pipe 3 having an outer diameter of 16φ provided with a water supply hole 17 in a range corresponding to the storage water section 10 is provided. Penetration from the water supply pipe through hole 11 can be easily performed.
[0038]
Then, the water supplied from the water supply device 4 is supplied from the water supply pipe 3 to the storage water unit 10 through the sheath pipe 11-1 by sealing the water supply pipe 3 to the sheath pipe 11-1 with the sealing stopper 11-2. It is stored as necessary water for the soil.
[0039]
As described above, since the water supply pipe 3 is loosely fitted inside the sheath pipe 11-1 in a state separated from the porous expanded polystyrene 7 by the above configuration, the water supply pipe 3 with respect to the rooftop greening planter 2 is Insertion and removal can be performed smoothly without receiving any resistance from the porous expanded polystyrene 7 or soil.
[0040]
Therefore, when it becomes necessary to separate the rooftop greening planter 2 individually, the water supply pipe 3 is detached from the water supply pipe through hole 11 by removing the sealing plug 11-2 that seals the water supply pipe 3. Since it is possible to easily extract the rooftop greenery planters 2 from 11-1, each rooftop greenery planter 2 can be easily moved individually.
[0041]
The capillary water absorption mechanism 16 in the present embodiment extends from the bottom surface of the soil layer 8 to reach the bottom of the container 6. Below the container 6, a lower limit water level sensor 18 is disposed at a lower limit position a of the capillary water absorption mechanism 16, and an upper limit water level sensor 19 is provided at an arbitrary position of the storage water section 10 with the installation position of the drain hole 12 as an upper limit. It is arranged at the position b.
[0042]
The lower limit water level sensor 18 and the upper limit water level sensor 19 control opening and closing of the valve 5, and the operation of the lower limit water level sensor 18 is for instructing the valve 5 to open, and the operation of the upper limit water level sensor 19 is as follows. The valve 5 is commanded to close.
[0043]
Therefore, the operation of the upper and lower water level sensors 18 and 19 is to store the water having the depth H in the storage water portion 10, and the stored water amount 20 of the storage water portion 10 is H × W × L × porosity ( cm ³ )become.
[0044]
In the present embodiment, the amount of stored water 20 is set to the required amount of irrigation of the soil layer 8, and the period during which the amount of stored water 20 is consumed is set as a reference irrigation cycle, and water supply from the water supply device 4 is controlled. The opening and closing operation of the valve 5 is set.
[0045]
However, as shown partially on the left side of FIG. 3, only the rooftop greening planter 2 disposed at the final end of the continuously arranged rooftop greening planter 2 has an end 11-3 outside the container 6. If the end of the water supply pipe 3 which is opened is placed inside the sheath pipe 11-1 which is bent upwards and placed, the situation of the water level management in the series of rooftop greening planters 2 should be confirmed. Can be.
[0046]
That is, when the water supply to the rooftop greening planter 2 is normal, there is no abnormal outflow of water from the end of the water supply pipe 3, and the water level 11-4 at the end 11-3 of the sheath pipe 11-1 is normal. However, if water is observed to flow out from the end 11-3 of the sheath tube 11-1, clogging of the water supply tube 3 or the sheath tube 11-1 or the like in any of the rooftop greening planters 2 will be described. Since the water is generated, an unexpected outflow of water has occurred from the end of the water supply pipe 3, so that it is possible to know that it is necessary to confirm a series of rooftop greening planters 2.
[0047]
According to the above configuration, even when a plurality of rooftop greening planters 2 are connected, troubles such as clogging that occur in each rooftop greening planter 2 are integrally managed by the water supply state of the water supply pipe 3. That is what can make it possible.
[0048]
FIG. 4 shows the state of the reference irrigation cycle described above in relation to the operation of the valve 5 and the water level.
As shown in the figure, when the level of the supply water stored in the storage water section 10 reaches the level of the lower limit position a, the valve 5 is operated to the open side to start supplying water to the rooftop greening planter 2. I do. As a result, when the stored water amount 20 of the stored water portion 10 increases and reaches the level of the upper limit position b, the valve 5 operates to the closed side to stop supplying water to the rooftop greening planter 2.
[0049]
Next, the water stored in the water storage unit 10 is consumed by the water supply to the soil layer 8 and the consumption by the plants by operating the capillary water absorption mechanism 13 as described above. The first irrigation management will be established in a maintenance-free state, while automatically continuing.
[0050]
When the stored water in the stored water section 10 is reduced and the water level drops to the level of the lower limit position a, the valve 5 is again operated to the open side to start water supply, thereby repeating the above cycle. As a result, the second irrigation management for automatically continuing the necessary supply to the soil layer 8 is established in a maintenance-free state.
[0051]
As described above, the rooftop greening system according to the present invention provides the maintenance-free first irrigation management for automatically supplying the water of the soil layer 8 consumed by the plant by the operation of the capillary water absorption mechanism 16 and the maintenance of the soil layer 8. A second irrigation management for automatically continuing the supply of water to the storage water unit 10 necessary for automatically continuing the necessary supply using the lower limit water level sensor 18 and the upper limit water level sensor 19 is established in a maintenance-free state. Easy maintenance management.
[0052]
Further, in the present embodiment, as shown in FIG. 3, a moisture detection sensor 21 is disposed in the soil layer 8, and the opening and closing of the valve 5 is controlled by a command from the moisture detection sensor 21.
[0053]
Therefore, in the present embodiment, in addition to the fact that the water supplied to the soil layer 8 is automatically supplied by the operation of the capillary water absorption mechanism 16 as described in the above embodiment, the actual The moisture content is measured by the moisture detection sensor 21, and the opening and closing of the valve 5 can be directly controlled according to the measured value.
[0054]
Therefore, the irrigation management of the rooftop greening system in the present embodiment is performed with higher accuracy, and the maintenance of the rooftop greening system is facilitated, and the proper operation of the rooftop greening system is established.
[0055]
Incidentally, H × W × L × porosity (cm ³ The storage water amount 20 of the storage water unit 10 determined in the above) can be arbitrarily changed by adjusting the supply water necessary for the soil layer 8. The change is caused by moving the setting of the arrangement position b of the upper limit water level sensor 19 with the installation position of the drainage hole 12 as an upper limit, thereby easily changing the depth H of the storage water portion 10. Can be done.
[0056]
In addition, since the rooftop greening system according to the present invention is configured to supply water from the water supply device 4 while penetrating and integrating the water supply pipe 3 with the rooftop greening planter 2, the rooftop greening system 1 is formed. Simplification of the management mechanism because the irrigation management of the entire rooftop greening system becomes possible only by installing the above-mentioned upper and lower water level sensors or moisture detection sensors at any one of the multiple rooftop greening planters 2 And cost reduction is facilitated.
[0057]
As described above, the rooftop greening system and the rooftop greenery planter according to the present invention are configured as described in detail in the embodiments, and thus exhibit the following functions.
[0058]
(1) Light-weight rooftop greening planters are properly placed on the rooftop and rearrangement is simplified to ensure that the rooftop is not contaminated and that the rooftop aesthetics is assured.
(2) It prevents the root rot of the plant to be planted and the drying of the soil in which it is planted, thereby enabling the healthy growth of the plant.
(3) Maintenance of the irrigation system of the rooftop greening system is maintenance-free, making maintenance easy.
[0059]
As described above, the present invention has been described in detail based on the embodiment, but the rooftop greening system and the rooftop greening planter according to the present invention are not limited to the above embodiment at all, and porous expanded polystyrene supporting the soil Naturally, various modifications can be made to the specific form of the capillary water absorption mechanism and the like without departing from the above-described spirit of the present invention.
[0060]
【The invention's effect】
The rooftop greening system according to the present invention is constructed by laying a water-permeable porous member which secures a space between the bottom of a bottomed container having an upper opening and the upper part of the container and laminating a soil layer in a space on an upper surface. A void forming drainage hole and a water supply pipe through-hole are provided at a predetermined interval between the bottom surface of the soil layer and the water supply pipe through-hole, and a water supply port is provided in the pipe side wall in the water supply pipe through-hole. A rooftop greening planter in which a sheathed pipe is inserted and a capillary water absorption mechanism extending from the soil layer is arranged in a storage water section formed inside the bottomed container, and water supply inserted into a sheath pipe of the rooftop greening planter. Consists of a water supply device that is connected to a pipe and a water supply pipe via a valve.A plurality of rooftop greening planters are arranged in a predetermined area on the building roof, and the integrated water supply pipe is inserted into the water supply pipe through-hole to continuously connect each other. To connect the sheath tube Since it is characterized in that to form a water hole in the water supply tube of the, and exerts the following effects.
[0061]
(1) Lightweight rooftop greening planters are appropriately and easily placed on the rooftop to prevent rooftop contamination and ensure a beautiful rooftop appearance, as well as simplify the movement of the rooftop greening planters and repair the waterproof layer. Has made maintenance easier.
(2) It prevents the root rot of the plant to be planted and the drying of the soil on which it is planted, thereby enabling the healthy growth of the plant.
(3) Maintenance of the irrigation system of the rooftop greening system is maintenance-free, making maintenance easy.
[0062]
Further, the rooftop greening planter according to the present invention comprises a bottomed container having an upper opening, a water-permeable porous member laid on the bottom of the bottomed container and having a thickness for securing a space between the container and the top, and a water-permeable porous member. Water is supplied to the drain holes for forming voids and the side walls of the pipeline formed at a predetermined distance between the soil layer laminated on the upper surface of the container and the bottom surface of the soil layer on the side of the bottomed container. A water supply pipe through-hole formed by inserting a sheath pipe provided with a mouth, a storage water portion formed inside the water-permeable porous member, and a capillary water absorption mechanism disposed in the storage water portion and extending from the soil layer. Therefore, the following effects are exhibited.
[0063]
{Circle around (1)} Since it is lightweight and easy to move, it can be appropriately and easily arranged on the roof surface.
(2) Since the installation of the water supply pipe is easy, it is possible to easily rearrange the rooftop greening planters.
(3) The roof top can be prevented from being polluted and its appearance can be secured.
(4) Appropriate water supply is possible, and root rot of planted plants and soil drying can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an embodiment of a rooftop greening system according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an embodiment of a rooftop greening planter according to the present invention.
FIG. 3 is a sectional view of a rooftop greening planter according to the present invention.
FIG. 4 is an irrigation management cycle diagram of a rooftop greening system according to the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Rooftop greening system, 2 Rooftop greening planter, 3 Water supply pipe,
4 water supply device, 5 valve, 6 container, 7 porous expanded polystyrene,
8 soil layer, 9 void, 10 storage water section, 11 through hole for water supply pipe,
11-1 sheath tube, 11-2 sealing stopper, 11-3 end,
11-4 water level, 12 drain holes, 13 air layer, 14 recess,
15 soil, 16 capillary water supply mechanism, 17 water supply hole,
18 lower limit water level sensor, 19 upper limit water level sensor, 20 stored water volume,
21 moisture detection sensor,

Claims

A permeable porous member that secures a space between the top of the bottomed container and the top of the container is laid, and a soil layer is laminated on the top surface of the bottomed container. A water drain hole for forming a gap and a through hole for a water supply pipe which are arranged at a predetermined distance from the bottom surface of the water supply pipe are formed, and a sheath pipe provided with a water supply hole in a pipe side wall is inserted into the water supply pipe through hole, and A rooftop greening planter in which a capillary water absorption mechanism extending from a soil layer is disposed in a storage water portion formed inside a bottomed container, a water supply pipe inserted into a sheath pipe of the rooftop greening planter, and a water supply pipe. A rooftop greening system consisting of a water supply connected via a valve.

A plurality of rooftop greening planters are arranged in a predetermined range on the roof of the building, and a water supply hole is inserted into a water supply pipe in an installation section of the sheath pipe while an integrated water supply pipe is inserted into the sheath pipe to continuously connect them. The rooftop greening system according to claim 1, wherein:

A bottomed container having an upper opening, a water-permeable porous member laid on the bottom of the bottomed container and having a thickness to secure a space between the container and the top, a soil layer laminated on the upper surface of the water-permeable porous member, A sheath pipe provided with a drainage hole for forming a gap formed at a predetermined interval between the bottom of the container and the bottom of the soil layer and a water supply hole provided on a side wall of the pipe is inserted. 3. The water supply pipe through hole according to claim 1, comprising a water reservoir formed inside the water-permeable porous member and a capillary water absorption mechanism disposed in the water reservoir and extending from the soil layer. 4. Rooftop greening planter used for rooftop greening system.