JP4303460B2

JP4303460B2 - Rooftop greening planter

Info

Publication number: JP4303460B2
Application number: JP2002294054A
Authority: JP
Inventors: 正史茂木; 祐彰白石; 義郎小河; 裕介中村
Original assignee: Okumura Corp
Current assignee: Okumura Corp
Priority date: 2002-10-07
Filing date: 2002-10-07
Publication date: 2009-07-29
Anticipated expiration: 2022-10-07
Also published as: JP2004121178A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、緑化プランターに関し、特に、軽量にして充分な保水性と汚染されない排水のできる屋上緑化プランターに関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、身近な自然の減少、都市のヒートアイランド化及びＣＯ₂の抑制等が問題になってきており、これらの対策として、生物多様性を目指した自然環境の復元、大気の浄化、ヒートアイランド現象の緩和を図るために、建物の空調エネルギーの削減、景観面の向上を図る未利用空間の活用及びアメニティ空間の創出等を目的にして、建物の屋上における緑化対策が各種の形態で図られている。
【０００３】
建物の屋上緑化については、屋上部における樹木を地上部と同様に植栽することで、従来技術の延長線上で維持管理を行うという工夫を凝らしながら早期緑化を可能にする状況を形成したり、各種の植物が植栽された緑化プランターを屋上部に配列させながら、適宜の給水設備を装備することで所望の緑化を維持管理するように構成する方法等が提案されていた。
【０００４】
【特許文献１】
特開平９−３２２６５１号公報（第３頁、段落番号「００１３」、第１〜５図）
【特許文献２】
実開平６−３１４４９号公報（第２頁、第１〜７図）
【０００５】
しかるに、屋上緑化システムは、建物に過剰な負担を掛けずに躯体等に特別の補強や防水処置を施す等の対策を不要にするという根本的な問題点を解決する必要があると同時に、これに加えて、屋上緑化システムのメンテナンスを容易にする必要から、以下の問題点を解決するために、適切な屋上緑化プランターの改善が望まれている。
【０００６】
▲１▼ 緑化システムの困難な保全
屋上緑化には、防水層の改修等多くのメンテナンスを要するが、植栽装置は重くて移動が容易でないので、メンテナンスが困難であった。
【０００７】
▲２▼ 屋上美観の損壊
緑化システムは、人工的な閉塞領域のためにスプリンクラーを用いた散水やホースを使用した給水を要して水の飛散を回避できず、屋上の美観を損ねていた。
【０００８】
▲３▼ 屋上面の汚染
多量の降雨や植物への散水多過によって植栽装置の排水孔から余剰水を流出するが、排水孔に直接設置しているフィルターが目詰まりすることで機能が低下して、屋上面を汚染していた。
【０００９】
▲４▼ 植物の根腐れ
従来の植物への給水手段は、水耕栽培を模倣した貯留水を繊維質等の素材を用いて毛細管現象による土壌の湿潤や、植物根を貯留水中に浸す底面給水栽培が採用されていたが、給水過多や酸欠状態のために根腐れを起こしていた。
【００１０】
▲５▼ 土壌の乾燥
植栽装置の軽量化で土壌厚を薄くするために多くの給水間隔を設定してエネルギー面の無駄も生じるが、対策としての給水調整は水不足を生じており、土壌を乾燥状態にして植物を枯死させている。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の状況に鑑みて問題点を解決するための改善案を提案するものであり、屋上面の汚染を防止して美観を確保し、植物の根腐れや土壌の乾燥を防止することで緑化システムの保全を容易にする屋上緑化プランターの提供を目的にしている。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
本発明による屋上緑化プランターは、基本的に、上部開口の有底容器と、有底容器の底部に敷設される容器上部との間に空間を確保する厚さの透水性多孔発泡ポリスチレンと、透水性多孔発泡ポリスチレンの上面に積層される土壌層と、土壌層下部に空気層を形成するために有底容器の側部に在って土壌層の底面から下方に所定の間隔を保って形成される水位設定水抜き孔と、透水性多孔発泡ポリスチレンの内部に形成される水抜き可能な貯留水部及び貯留水部と土壌層間に亘って配置される毛細管吸水機構から構成され、毛細管吸水機構が、透水性多孔発泡ポリスチレンの上面中央部に設けられた凹部に充填される土壌で構成されることを特徴としている。
【００１３】
本発明は、これによって、軽量にすることで移動を容易にした屋上緑化プランターを配置している屋上面の汚染を防止して屋上の美観を確保すると同時に、植栽する植物の根腐れやこれを植え付ける土壌の乾燥を防止することによって、植物の健全な生育を可能にする屋上緑化プランターの保全を容易にしている。特に、土壌層への給水は、毛細管吸水機構によって湿潤状態の形成が維持され、又、水位設定水抜き孔により、土壌層の下部には、空気層を形成してあるので、空気層に水抜き孔を介して植物の生育に必要な空気を取り入れることが出来るものであり、根が酸欠状態になるのを回避して植栽植物の根腐れを確実に防止できる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
本発明による屋上緑化プランターは、上部が開口している有底容器とその底部に敷設されて容器上部との間に空間を確保する厚さの透水性多孔発泡ポリスチレン、透水性多孔発泡ポリスチレンの上面に積層される土壌層と土壌層下部に空気層を形成するために有底容器の側部に在って土壌層の底面から下方に所定の間隔を保って形成される水位設定水抜き孔、透水性多孔発泡ポリスチレンの内部に形成される水抜き可能な貯留水部及び貯留水部と土壌層間に亘って配置される毛細管吸水機構から構成され、毛細管吸水機構を透水性多孔発泡ポリスチレンの上面中央部に設けた凹部に充填する土壌で構成することを特徴にしており、貯留水と土壌層との間に空気層を確保すると同時に、凹部に充填される土壌の毛細管現象によって給水される土壌は、植物の根腐れを防止しながら適切な湿潤状態を常に保持している。以下に、本発明による屋上緑化プランターの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【００１５】
図１は、本実施の形態における屋上緑化プランターの斜視図であり、部分的に切り欠くことでその要部を指し示している。
【００１６】
屋上緑化プランター１は、側部と底部とから構成され上部を開口している容器２とその内部に配置されている透水性の多孔発泡ポリスチレン３及びその上面に積層されている土壌層４から構成されている。
【００１７】
容器２には、側部の下方に開口５が設けられており、開口５を水栓６で閉鎖することで容器の内部に水を貯留させると共に、これを開放することで貯留水を排出して屋上緑化プランター１の軽量化を図ることが可能になるので、その運搬や移動作業を容易にしている。
【００１８】
又、容器２の側部の中間位置には、貯留水の水位を規制できるように水抜き孔７を設けている。水抜き孔７の設置位置は、上記土壌層４との関連で決められており、土壌層４の底面との間に所定の間隔を保つことで、後述する貯留水部１０に水が貯留された場合には、図示のように土壌層４と貯留水の上面位置との間に任意の空気層８が形成されるように考慮されている。
【００１９】
図２は、図１の斜視図を（２）−（２）矢視した屋上緑化プランターの断面図である。
【００２０】
本実施の形態では、図示で明らかなように、多孔発泡ポリスチレン３は、形成される多孔を連続的に通じさせることで透水性を有するように構成されており、容器２に多孔発泡ポリスチレン３を配置した場合に、多孔発泡ポリスチレン３の上面が、容器２の開口上部との間に土壌層４を積層出来るだけの空隙９を形成できるように、その厚さを設定している。
【００２１】
多孔発泡ポリスチレン３の内部には、容器２の開口５を水栓６で閉鎖することによって、容器２に供給される水を貯留させることができる貯留水部１０の形成を可能にしている。
【００２２】
又、多孔発泡ポリスチレン３の上面には、その中央部に任意形状の凹部１１が形成されている。凹部１１の平面形状は任意であるが、その深さは、上記貯留水部１０の内部の所定位置まで到達するように設定されるものであり、多孔発泡ポリスチレン３の上面に積層される土壌層４は、その底部を凹部１１に充填されている土壌１２を介して貯留水部１０と結合されている。
【００２３】
従って、本実施の形態では、貯留水部１０と土壌層４との間に土壌１２で形成される毛細管吸水機構１３が配置されているものであり、貯留水部１０に水が貯留されている場合には、土壌１２における毛細管現象によって貯留水を吸い上げて土壌層４に給水することになる。しかして、毛細管吸水機構１３の働きによって貯留水部１０の貯留水が減少し、その上面水位が、多孔発泡ポリスチレン３に形成された凹部１１の下端を離れるに至った場合には、毛細管現象による吸水作用は停止されて土壌層４への給水を終了することになる。
【００２４】
尚、本実施の形態では、多孔発泡ポリスチレン３の上面に形成されている凹部１１の深さを貯留水部１０の所定位置に留めているが、凹部１１の深さは、これに限定されるものでなく、多孔発泡ポリスチレン３を貫通させて容器２の底部に到達するように設定することも任意であり、貯留水部１０の貯留水が無くなるまで毛細管現象による吸水作用を継続させて土壌層４への給水を終了させない場合もあり得るものである。
【００２５】
以上の構成から、水抜き孔７の設置位置で決められる貯留水部１０の上面まで水が貯留された場合には、植栽に必要な水が毛細管吸水機構１３によって土壌層４に給水され続けるが、土壌層４への散水が行われずに貯留水部１０の水位が低下することで、貯留水部１０の上面と毛細管吸水機構１３との関連が切れる段階に至る場合には、土壌層４への給水が終了することになる。
【００２６】
従って、植栽に必要な水の土壌層４への給水は自動的に制御されるものであり、長期の日照りが続いたり、土壌への散水が全く行われなくなる以外での屋上緑化プランターへの給排水は、結果的に非管理の状態をも形成可能になるものである。
【００２７】
尚、本実施の形態では、毛細管吸水機構として、多孔発泡ポリスチレンに形成された凹部に充填されている土壌を配置しているが、本発明に用いる毛細管吸水機構は、貯留水を毛細管現象による吸水作用で吸い上げながら土壌層に給水するものであるから、上記の実施の形態に何ら限定されるものでなく、綿糸や織布等に代表されるような毛細管現象を発揮するものであれば、当然に採用できるものである。
【００２８】
一方、土壌層４は、多孔発泡ポリスチレン３の上面に容器２の開口上部まで積層されているが、土壌層４への給水は、毛細管吸水機構１３によって所望の湿潤状態を形成するように恒常的に維持されているので、その積層厚さは、最低の土壌量を確保できるもので充分である。又、土壌層４の下部には、貯留水の上面との間に空気層８を形成してあるので、空気層８に水抜き孔７を介して植物の生育に必要な空気を取り入れることが出来るものであり、根が酸欠状態になるのを回避して植栽植物の根腐れを確実に防止できるものである。
【００２９】
さらに、土壌層４に降雨したり散水される水は、土壌層４を流下して多孔発泡ポリスチレン３の内部に形成された貯留水部１０に貯留されるが、余剰の貯留水は水抜き孔７を通じて容器２の外部に流出されることになる。
【００３０】
従来の緑化プランター等では、この際に、内部の土壌と一緒になった泥水と化しており、集中的に流出する泥水が排出口を目詰まり状態にしていたが、本発明による屋上緑化プランターでは、土壌層４を流下してくる水を全域に亘って多孔発泡ポリスチレン３に透水させることによって土壌層４からの泥水を万遍に浄化しているので、水抜き孔７からの流出水は、綺麗に浄化されていつことで水抜き孔７の目詰まりや屋上の汚染を発生させることがない。
【００３１】
以上のように、本発明による屋上緑化プランターは、実施形態で説明したように構成されているので、土壌の乾燥を阻止しながら植物の根腐れを防止して緑化プランターの保全を容易にすると共に、屋上面の汚染を防止して屋上の美観を保持しており、従来の問題点を完全に解消している。
【００３２】
以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明してきたが、本発明による屋上緑化プランターは、上記実施の形態に何ら限定されるものでなく、土壌を支持する多孔発泡ポリスチレン、毛細管吸水機構等の具体的な形態については、本発明の上記の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然である。
【００３３】
【発明の効果】
本発明による屋上緑化プランターは、上部開口の有底容器と、有底容器の底部に敷設される容器上部との間に空間を確保する厚さの透水性多孔発泡ポリスチレンと、透水性多孔発泡ポリスチレンの上面に積層される土壌層と、土壌層下部に空気層を形成するために有底容器の側部に在って土壌層の底面から下方に所定の間隔を保って形成される水位設定水抜き孔と、透水性多孔発泡ポリスチレンの内部に形成される水抜き可能な貯留水部及び貯留水部と土壌層間に亘って配置される毛細管吸水機構から構成され、毛細管吸水機構を透水性多孔発泡ポリスチレンの上面中央部に設けた凹部に充填する土壌で構成することを特徴としているので、植物の健全な生育を可能にして以下の効果を発揮するとともに、特に、土壌層への給水は、毛細管吸水機構によって湿潤状態の形成が維持され、又、水位設定水抜き孔により、土壌層の下部には、空気層を形成してあるので、空気層に水抜き孔を介して植物の生育に必要な空気を取り入れることが出来るものであり、根が酸欠状態になるのを回避して植栽植物の根腐れを確実に防止できる。
【００３４】
▲１▼ 軽量化されることで移動を容易にしている。
▲２▼ 配置する屋上面の汚染を防止できる。
▲３▼ 屋上の美観を確保できる。
▲４▼ 植栽する植物の根腐れを防止できる。
▲５▼ 植栽する土壌の乾燥を防止できる。
▲６▼ 屋上緑化プランターの保全を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による屋上緑化プランターの斜視図
【図２】図１を（２）−（２）矢視した断面図
【符号の説明】
１屋上緑化プランター、２容器、３多孔発泡ポリスチレン、４土壌層、
５開口、６水栓、７水抜き孔、８空気層、９空隙、
１０貯留水部、１１凹部、１２土壌、１３毛細管吸水機構、[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a greening planter, and more particularly to a rooftop greening planter that is lightweight and has sufficient water retention and drainage that is not contaminated.
[0002]
[Prior art]
In recent years, the reduction of familiar nature, urban heat islands and CO ₂ suppression have become problems, and these measures include the restoration of the natural environment aimed at biodiversity, the purification of the atmosphere, and the mitigation of the heat island phenomenon. In order to reduce the air-conditioning energy of buildings, the utilization of unused space to improve the landscape and the creation of amenity spaces, etc., are being implemented in various forms on the rooftop of buildings.
[0003]
Regarding rooftop greening of buildings, by planting trees on the rooftop in the same way as the above-ground part, you can form a situation that enables early greening while elaborating the maintenance management on the extension line of the conventional technology, A method has been proposed in which a desired planting is maintained and managed by equipping an appropriate water supply facility while arranging a planting planter in which various plants are planted on the rooftop.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 9-322651 (page 3, paragraph number “0013”, FIGS. 1 to 5)
[Patent Document 2]
Japanese Utility Model Publication No. 6-31449 (2nd page, FIGS. 1-7)
[0005]
However, the rooftop greening system needs to solve the fundamental problem of eliminating the need to take special measures such as applying special reinforcement or waterproofing to the housing without overloading the building. In addition, since it is necessary to facilitate the maintenance of the rooftop greening system, an appropriate improvement of the rooftop greening planter is desired in order to solve the following problems.
[0006]
(1) Conservation of difficult greening system Greening of the roof requires many maintenances such as renovation of the waterproofing layer, but the planting equipment is heavy and not easy to move, so it was difficult to maintain.
[0007]
{Circle around (2)} The roof greening damage-replanting system required watering using a sprinkler and water supply using a hose due to an artificial occlusion area, and the scattering of water could not be avoided, and the rooftop beauty was damaged.
[0008]
▲ 3 ▼ Excess water flows out from the drainage hole of the planting device due to heavy rainfall on the top of the roof or excessive watering of plants, but the function is reduced due to clogging of the filter installed directly in the drainage hole And the roof was contaminated.
[0009]
(4) Root rot of plants Conventional methods of water supply to plants include wet water that mimics hydroponic cultivation using materials such as fibers, wetness of the soil by capillary action, and bottom water supply that immerses plant roots in the stored water. Cultivation was adopted, but root rot occurred due to excessive water supply and lack of oxygen.
[0010]
▲ 5 ▼ Soil dry planting equipment reduces the thickness of the soil to reduce the thickness of the water, and many water supply intervals are used, resulting in energy waste. However, water supply adjustment as a countermeasure has caused water shortages, Plants are killed in a dry state.
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
This invention proposes the improvement plan for solving a problem in view of said situation, prevents the contamination of a rooftop surface, ensures aesthetics, and prevents the root rot of a plant and the drying of soil. The purpose is to provide a rooftop plantation planter that facilitates the maintenance of the planting system.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The rooftop greening planter according to the present invention basically has a water-permeable porous expanded polystyrene having a thickness that secures a space between a bottomed container having an upper opening and a container upper part laid on the bottom of the bottomed container, The soil layer is laminated on the top surface of the porous porous polystyrene, and is formed on the side of the bottomed container to form an air layer at the bottom of the soil layer with a predetermined distance from the bottom of the soil layer to the bottom. The water level setting water drain hole, the water storage portion that can be drained formed inside the water permeable porous expanded polystyrene, and the capillary water absorption mechanism arranged between the water storage portion and the soil layer , the capillary water absorption mechanism It is characterized by being composed of soil filled in a recess provided in the center of the upper surface of the water-permeable porous expanded polystyrene .
[0013]
The present invention thereby prevents the contamination of the rooftop surface where the rooftop planting planter that has been made lighter by making it lighter and prevents the contamination of the rooftop, while ensuring the aesthetics of the rooftop, as well as the root rot of the plant being planted By preventing the drying of the soil in which the plant is planted, it is easy to maintain a rooftop plantation planter that allows healthy growth of the plant. In particular, water supply to the soil layer is maintained in a wet state by a capillary water absorption mechanism, and an air layer is formed below the soil layer by a water level setting drain hole. The air necessary for the growth of the plant can be taken in through the hole, and the root rot of the planted plant can be surely prevented by avoiding the root from being deficient in oxygen.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The rooftop greening planter according to the present invention has a water-permeable porous expanded polystyrene having a thickness that secures a space between a bottomed container having an open top and a bottom of the container, and the upper surface of the water-permeable porous expanded polystyrene. A water level setting drain hole formed at a side of the bottomed container and formed at a predetermined interval downward from the bottom of the soil layer to form an air layer at the bottom of the soil layer and the soil layer , It is composed of a water-retaining water storage part formed inside the water-permeable porous expanded polystyrene and a capillary water-absorbing mechanism arranged between the water storage part and the soil layer. has the feature to be configured in a soil filling the recess formed in part, at the same time ensuring the air layer between the accumulated water and the soil layer, soil water is supplied by capillary action of the soil which is filled in the recess It has always held the appropriate wet state while preventing root rot of the plant. Hereinafter, an embodiment of a rooftop greening planter according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 is a perspective view of a rooftop greening planter according to the present embodiment, and indicates a main part thereof by being partially cut away.
[0016]
The rooftop greening planter 1 is composed of a container 2 having a side and a bottom and an upper opening, a water-permeable porous expanded polystyrene 3 disposed therein, and a soil layer 4 laminated on the upper surface thereof. Has been.
[0017]
The container 2 is provided with an opening 5 below the side portion, and by closing the opening 5 with a faucet 6, water is stored inside the container, and when this is opened, the stored water is discharged. Since it is possible to reduce the weight of the rooftop green planter 1, it is easy to transport and move.
[0018]
Further, a drain hole 7 is provided at an intermediate position on the side of the container 2 so that the water level of the stored water can be regulated. The installation position of the drain hole 7 is determined in relation to the soil layer 4, and water is stored in the storage water unit 10 to be described later by maintaining a predetermined interval with the bottom surface of the soil layer 4. In this case, it is considered that an arbitrary air layer 8 is formed between the soil layer 4 and the upper surface position of the stored water as illustrated.
[0019]
FIG. 2 is a cross-sectional view of the rooftop greening planter as viewed from the perspective view of FIG. 1 (2)-(2).
[0020]
In the present embodiment, as is apparent in the figure, the porous foamed polystyrene 3 is configured to have water permeability by continuously passing the formed pores, and the container 2 is provided with the porous foamed polystyrene 3. When arranged, the thickness is set so that the upper surface of the porous expanded polystyrene 3 can form a gap 9 between the upper opening of the container 2 and the soil layer 4 can be stacked.
[0021]
By closing the opening 5 of the container 2 with a faucet 6 inside the porous foamed polystyrene 3, it is possible to form a reservoir 10 that can store water supplied to the container 2.
[0022]
Further, a concave portion 11 having an arbitrary shape is formed at the center of the upper surface of the porous expanded polystyrene 3. The planar shape of the recess 11 is arbitrary, but the depth is set so as to reach a predetermined position inside the reservoir 10 and is a soil layer laminated on the upper surface of the porous expanded polystyrene 3. 4 is coupled to the reservoir 10 via the soil 12 whose bottom is filled in the recess 11.
[0023]
Therefore, in this Embodiment, the capillary water absorption mechanism 13 formed with the soil 12 is arrange | positioned between the water storage part 10 and the soil layer 4, and the water is stored in the water storage part 10. FIG. In this case, the stored water is sucked up by the capillary phenomenon in the soil 12 and supplied to the soil layer 4. Therefore, when the water stored in the water storage unit 10 is reduced by the action of the capillary water absorption mechanism 13 and the upper surface water level leaves the lower end of the recess 11 formed in the porous foamed polystyrene 3, it is caused by a capillary phenomenon. The water absorption action is stopped and the water supply to the soil layer 4 is terminated.
[0024]
In the present embodiment, the depth of the recess 11 formed on the upper surface of the porous foamed polystyrene 3 is kept at a predetermined position of the reservoir 10, but the depth of the recess 11 is limited to this. It is also possible to set it so as to penetrate the porous expanded polystyrene 3 and reach the bottom of the container 2, and continue the water absorption action by the capillary phenomenon until there is no stored water in the reservoir 10, and the soil layer There is a case where the water supply to 4 is not terminated.
[0025]
From the above configuration, when water is stored up to the upper surface of the reservoir 10 determined by the installation position of the drain hole 7, water necessary for planting continues to be supplied to the soil layer 4 by the capillary water absorption mechanism 13. However, when the water level of the reservoir 10 is lowered without watering the soil layer 4, the relationship between the upper surface of the reservoir 10 and the capillary water absorption mechanism 13 is broken. Water supply to will end.
[0026]
Therefore, the water supply to the soil layer 4 necessary for planting is automatically controlled, and the rooftop planting plant is not used except for long-term sunshine or no water spraying to the soil. As a result, the water supply / drainage can form an unmanaged state.
[0027]
In this embodiment, as the capillary water absorption mechanism, the soil filled in the concave portion formed in the porous foam polystyrene is disposed. However, the capillary water absorption mechanism used in the present invention absorbs the stored water by the capillary phenomenon. Since water is supplied to the soil layer while sucking up by action, it is not limited to the above embodiment, and naturally, if it exhibits capillary action as typified by cotton yarn or woven cloth, etc. Can be adopted.
[0028]
On the other hand, the soil layer 4 is laminated on the upper surface of the porous foamed polystyrene 3 up to the top of the opening of the container 2, but water supply to the soil layer 4 is constantly performed so as to form a desired wet state by the capillary water absorption mechanism 13. Therefore, it is sufficient that the lamination thickness can secure the minimum amount of soil. In addition, since an air layer 8 is formed below the soil layer 4 with the upper surface of the stored water, air necessary for plant growth can be taken into the air layer 8 through the drain holes 7. It is possible to prevent the roots from becoming deficient and prevent the root decay of the planted plant.
[0029]
Furthermore, water that falls or sprinkles on the soil layer 4 flows down the soil layer 4 and is stored in the reservoir 10 formed inside the porous foamed polystyrene 3, but the excess reservoir water is drained. 7 is discharged to the outside of the container 2.
[0030]
In the conventional planting planter, etc., the muddy water is mixed with the internal soil at this time, and the muddy water that flows intensively clogs the discharge port, but in the rooftop planting planter according to the present invention, Since the muddy water from the soil layer 4 is uniformly purified by allowing the porous foamed polystyrene 3 to permeate the water flowing down the soil layer 4 over the entire area, the outflow water from the drain hole 7 is It will not cause clogging of the drain holes 7 or contamination of the rooftop by being cleaned cleanly.
[0031]
As described above, the rooftop plantation planter according to the present invention is configured as described in the embodiment, so that it prevents plant root rot while preventing soil drying and facilitates the maintenance of the planting planter. It prevents the contamination of the rooftop and maintains the aesthetics of the rooftop, completely eliminating the conventional problems.
[0032]
As described above, the present invention has been described in detail on the basis of the embodiment. However, the rooftop greening planter according to the present invention is not limited to the above embodiment, and the porous foam polystyrene and the capillary water absorption mechanism for supporting the soil. It is obvious that various modifications can be made to the specific forms such as those described above without departing from the spirit of the present invention.
[0033]
【The invention's effect】
The rooftop greening planter according to the present invention includes a water-permeable porous foam polystyrene having a thickness that secures a space between a bottomed container having an upper opening and a container upper part laid on the bottom of the bottomed container, and a water-permeable porous foam polystyrene. A water layer setting water formed on the side of the bottomed container and spaced downward from the bottom of the soil layer to form an air layer at the bottom of the soil layer, and a soil layer stacked on the upper surface of the soil layer and vent holes, consist capillary water absorption mechanism disposed permeability porous foam drainage possible reservoir water portion is formed inside the polystyrene and over the reservoir water portion and soil layers, permeability porous foam capillary water absorption mechanism Since it is composed of soil filled in the concave portion provided in the central part of the upper surface of polystyrene, it enables the healthy growth of plants and exhibits the following effects , and in particular, water supply to the soil layer is a capillary tube Suck The formation of a wet state is maintained by the mechanism, and an air layer is formed in the lower part of the soil layer by the water level setting drain hole, so that it is necessary for the growth of plants through the drain hole in the air layer. Air can be taken in, and the root rot of planted plants can be surely prevented by avoiding the lack of oxygen in the roots.
[0034]
(1) It is easy to move by being lightened.
(2) It is possible to prevent contamination of the roof surface to be arranged.
(3) A beautiful rooftop can be secured.
(4) The root rot of the plant to be planted can be prevented.
(5) The soil to be planted can be prevented from drying out.
(6) The rooftop planter can be easily maintained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a rooftop greening planter according to the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view of FIG.
1 rooftop greening planter, 2 container, 3 porous expanded polystyrene, 4 soil layer,
5 opening, 6 faucet, 7 drain hole, 8 air layer, 9 air gap,
10 water reservoir, 11 recess, 12 soil, 13 capillary water absorption mechanism ,

Claims

A bottomed container having an upper opening, a water-permeable porous expanded polystyrene having a thickness that secures a space between the bottom of the bottomed container and an upper part of the container, and a soil layer laminated on the upper surface of the water-permeable porous expanded polystyrene A water level setting drain hole formed on the side of the bottomed container at a predetermined interval downward from the bottom of the soil layer in order to form an air layer below the soil layer, It is composed of a water-retaining water part that can be drained formed inside the porous foamed polystyrene and a capillary water-absorbing mechanism arranged between the water-retaining part and the soil layer ,
A rooftop planting planter characterized in that the capillary water-absorbing mechanism is composed of soil filled in a recess provided in the central portion of the upper surface of the water-permeable porous expanded polystyrene .