JP2004297420A - 地下鉄車内情報システム - Google Patents

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JP2004297420A JP2003086749A JP2003086749A JP2004297420A JP 2004297420 A JP2004297420 A JP 2004297420A JP 2003086749 A JP2003086749 A JP 2003086749A JP 2003086749 A JP2003086749 A JP 2003086749A JP 2004297420 A JP2004297420 A JP 2004297420A
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久雄 瀧
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Abstract

【課題】地下鉄の車内に於いて乗客に対してTV放送、広告等のその他のコンテンツの再生等を行う地下鉄車内情報システムを提供することを目的とする。
【解決手段】地下鉄車内に於いて再生するコンテンツを地下鉄車両に対して送信するセンターシステムを有する地下鉄車内情報システムであって、センターシステムは、コンテンツを受信し、センターシステムに取り込むコンテンツ受信手段と、作成したコンテンツを取り込むコンテンツ取込手段と、コンテンツ受信手段及び/又はコンテンツ取込手段で取り込んだコンテンツを、地下鉄車両が走行するトンネル内に設けられた無線送受信機(親機)を介して、地下鉄車両に対して送信するセンター側コンテンツ送受信手段とを有する地下鉄車内情報システムである。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地下鉄の車内に於いて乗客に対してTV放送、広告等を含むコンテンツの再生等を行う地下鉄車内情報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄道等の車内に於いてTV放送、文字放送等を行うことは、車内という密閉された空間内にいる乗客にとって、重要な情報提供手段となっている。従って在来線の一部(例えば山手線等)に於いては、運転席、車掌席等に設置された映像再生装置からニュース等が記録された記録媒体(ビデオテープ等)を再生し、車内に設置したディスプレイ装置を介して乗客に対して提供を行っている。
【0003】
一方地下鉄の車内でTV放送等を行うことは、地下を走行するというその特性上困難であり、従来は下記特許文献1に示すように、駅に於いてコンテンツを無線で受信し、受信したコンテンツを車内に於いてディスプレイ装置を介して提供するという2段階のプロセスを経る必要があった。
【0004】
【特許文献1】
特願2001−379551
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の山手線等で用いられている方法の場合には、駅員が運転手又は車掌に頻繁に記録媒体を手渡しすることによって発生する、鉄道運行上の問題点、安全性上の問題点等を解決することが出来るものの、上記特許文献1に開示されている発明では、センターシステムから送信されたコンテンツを駅で受信し、駅でコンテンツを無線により地下鉄車両に対して送信する為、リアルタイムの情報を車内で再生することが出来ない問題点がある。
【0006】
又上述のように山手線等の一部の在来線に於いては、記録媒体を再生することによって、文字放送を車内に於いて再生することは為されているが、映像のみの再生であって、音声を用いた再生は行われていない。それは、映像を閲覧している乗客にとっては有益であっても、映像を閲覧していない乗客は、音声が車内に於いて再生されると不快感を生ずる場合もあるからである。従って現状に於いては車内に於いて音声を再生することは事実上不可能である。しかし、より広範な情報提供を行う場合には音声の再生は欠かすことが出来ず、この点が広範な情報提供の観点から見た場合の問題点となっている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は上記問題点に鑑み、地下鉄車内に於いてもTV放送、広告等のその他のコンテンツの再生を可能とし、且つ地下鉄車両内で再生されるコンテンツがほぼリアルタイムである地下鉄車内情報システムを発明した。
【0008】
請求項1の発明は、
地下鉄車内に於いて再生するコンテンツを地下鉄車両に対して送信するセンターシステムを有する地下鉄車内情報システムであって、前記センターシステムは、前記コンテンツを受信し、前記センターシステムに取り込むコンテンツ受信手段と、作成したコンテンツを取り込むコンテンツ取込手段と、前記コンテンツ受信手段及び/又は前記コンテンツ取込手段で取り込んだコンテンツを、前記地下鉄車両が走行するトンネル内に設けられた無線送受信機(親機)を介して、前記地下鉄車両に対して送信するセンター側コンテンツ送受信手段とを有する地下鉄車内情報システムである。
【0009】
本発明によって、TV放送、文字放送等を受信し、又は作成した広告等を取り込んで、そのコンテンツを各地下鉄車両に送信し、地下鉄車内に於いてコンテンツを再生させることが可能となる。尚、本明細書に於いて無線送受信機(親機)、無線送受信機(子機)(車内側コンテンツ送受信手段)は、その送受信機の主従関係(機能等の優劣関係)を示すわけではなく、トンネル内に設けられた無線送受信機と地下鉄車両に設けられた無線送受信機との区別の為だけに、親機、子機の名称を付加しているにすぎない。従って両者の無線送受信機は、互いにデータの送受信が所定の無線通信規格に則って行えれば良い。
【0010】
請求項2の発明は、
前記センターシステムは、前記コンテンツ受信手段及び/又は前記コンテンツ取込手段に於いて取り込んだコンテンツを、予め定められたデータフォーマットにエンコードするエンコード手段を有する地下鉄車内情報システムである。
【0011】
本発明によって、コンテンツがデジタルデータでない場合であっても、公知のデータフォーマット、例えばMPEGデータにエンコードし、車内に於いて再度デコードすることで、再生することが可能となる。
【0012】
請求項3の発明は、
前記センターシステムは、前記コンテンツを格納するコンテンツデータベースと、前記地下鉄の運行スケジュールを格納しているスケジュールデータベースと、前記地下鉄車両に対して送信するコンテンツを決定するコンテンツ管理手段とを有しており、前記エンコード手段は、前記エンコードしたコンテンツを前記コンテンツデータベースに格納し、前記コンテンツ管理手段は、前記地下鉄車両に対して送信するコンテンツを決定する際に、前記スケジュールデータベースに格納している地下鉄の運行スケジュールに基づいて行い、前記センター側コンテンツ送受信手段は、前記決定したコンテンツを前記コンテンツデータベースから抽出し、前記無線送受信機(親機)を介して前記地下鉄車両に対して送信する地下鉄車内情報システムである。
【0013】
本発明によって、各地下鉄車両に対して送信するコンテンツを任意に管理可能とし、各地下鉄車両に於いて適切なコンテンツの再生を可能とする。
【0014】
請求項4の発明は、
センターシステムから地下鉄車内に於いて再生するコンテンツを受信する車内側システムを有する地下鉄車内情報システムであって、前記車内側システムは、前記センターシステムから地下鉄車両が走行するトンネル内に設けられた無線送受信機(親機)を介して、前記コンテンツを受信する車内側コンテンツ送受信手段と、前記受信したコンテンツの映像データを前記地下鉄車内に設置された少なくとも一以上の表示装置を介して再生する映像再生手段と、前記受信したコンテンツの音声データを予め定められた周波数の無線を介して送信する音声再生手段とを有する地下鉄車内情報システムである。
【0015】
本発明によって、センターシステムが送信したコンテンツを受信し、地下鉄車内に於いて運行中に再生することが可能となる。これによって、地下鉄車内に於いてもコンテンツを再生することが可能となり、更に単に再生するのみならず、リアルタイムのコンテンツを再生することが可能となる。加えて、車内毎、ディスプレイ装置毎に於いて異なるコンテンツを再生しても良い。これによって、例えば女性専用車両に於いては、女性向けのコンテンツを再生する等のターゲットを絞ったコンテンツの再生が可能となる。
【0016】
請求項5の発明は、
センターシステムから地下鉄車内に於いて再生するコンテンツを受信する車内側システムを有する地下鉄車内情報システムであって、前記車内側システムは、前記センターシステムから地下鉄車両が走行するトンネル内に設けられた無線送受信機(親機)を介して、前記コンテンツを受信する車内側コンテンツ送受信手段と、前記受信したコンテンツの映像データ及び/又は音声データを前記地下鉄車内の乗客が有する端末に対して送信する個人端末送信手段とを有する地下鉄車内情報システムである。
【0017】
本発明によって、センターシステムが送信したコンテンツを受信し、地下鉄の運行中に乗客が有する端末に於いて再生することが可能となる。これによって、地下鉄の車内に於いてもコンテンツを再生することが可能となり、更に単に再生するのみならず、リアルタイムでのコンテンツの再生が可能となる。
【0018】
請求項6の発明は、
前記車内側システムは、前記車内側コンテンツ送受信手段で受信した、前記センターシステムに於いてエンコードされたコンテンツを、予め定められたデータフォーマットにデコードするデコード手段を有する地下鉄車内情報システムである。
【0019】
本発明によって、コンテンツがデジタルデータでない場合に、センターシステムから送信された、エンコードされたコンテンツを、デコードすることが可能となり、車内に於いても再生することが可能となる。
【0020】
請求項7の発明は、
前記予め定められた周波数の無線がTV放送又はラジオ放送の周波数帯である地下鉄車内情報システムである。
【0021】
一般に車内に於いてコンテンツの音声をスピーカ等を用いて再生することは、当該コンテンツの視聴を希望する乗客にとっては有益であるが、視聴を希望しない乗客に不快感を生ずる場合もあり、好ましいことではない。従って、従来は音声を車内に於いて再生することは行われなかった。一方でよりアトラクティブな情報を乗客に対して提供するには音声は欠かすことが出来ない。
【0022】
そこで本発明では、音声はラジオ等の無線を介して再生することによって、当該映像の音声の聴取を希望する乗客は携帯型ラジオ等を用いることによって映像に対する音声の聴取が行え、又音声の聴取を希望しない乗客にとっては何らの不利益をもたらすことがない、という双方の利益を尊重したシステムが可能となる。
【0023】
従って従来のような単に映像のみを再生している場合では、コンテンツとしての広告等の情報提供効果が低かったが、本発明を用い、映像と音声とを組み合わせることによる情報提供効果を向上させることが可能となる。
【0024】
請求項8の発明は、
前記車内側システムは、前記地下鉄車両に設けられた機器の制御を行う車内機器制御手段と、前記地下鉄車両内を撮像又は音声の取得を行う撮像処理手段と、を有しており、前記撮像処理手段で取得した撮像データを、前記車内機器制御手段を介して前記車内側コンテンツ送受信手段が、前記無線送受信機(親機)を介して前記センターシステムに送信する地下鉄車内情報システムである。
【0025】
本発明によって、地下鉄車両内に設置されたカメラやマイク等の撮像処理手段で撮像等した撮像データを、センターシステムで閲覧等することが可能となり、これによって、センターシステム側で地下鉄車両内の防犯・防災の遠隔監視が可能となる。
【0026】
請求項9の発明は、
前記車内側システムは、前記地下鉄車内の乗客が有する端末との間でデータの送受信を可能にする車内側双方向データ処理手段を有しており、前記車内側双方向データ処理手段は、前記端末から受信した処理要求を前記車内側コンテンツ送受信手段を介して前記無線送受信機(親機)に対して送信することで、前記センターシステムで前記処理要求を実行させる地下鉄車内情報システムである。
【0027】
請求項10の発明は、
前記車内側双方向データ処理手段は、前記センターシステムから前記無線送受信機(親機)を介して、前記車内側コンテンツ送受信手段が受信した、前記処理要求に対する処理結果を前記端末に対して送信する地下鉄車内情報システムである。
【0028】
請求項9及び請求項10の発明によって、地下鉄の車両に乗客が乗車していても、双方向性を有したデータの処理が可能となる。例えばウェブブラウザでホームページの閲覧を行う、電子メールの送受信を行う等が可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の実施態様のシステム構成の一例を図1のシステム構成図に示す。地下鉄車内情報システム1は、地下鉄の車内に於いて再生するコンテンツを受信し各地下鉄車両に対して送信するセンターシステム2と、センターシステム2からコンテンツを受信し車内に於いてコンテンツを再生する車内側システム12とを有している。尚、本実施態様に於いては、センターシステム2がコンテンツとして外部から受信するコンテンツが、アナログデータである場合を説明する。従って外部から受信するコンテンツがアナログデータでない場合には(即ちデジタルデータである場合)、エンコード及びデコードは不要である。
【0030】
センターシステム2と車内側システム12とは、無線20によってデータの送受信が可能である。ここでセンターシステム2から送信される情報は、センターシステム2から無線送受信機(親機)11まで光ファイバー等の有線通信路(或いは無線による通信であっても良い)を介して送信され、無線送受信機(親機)11から所定の無線通信規格によって地下鉄車両に対して、コンテンツや後述する撮像処理手段19に対する指令等が送信される。この無線送受信機(親機)11と地下鉄車両(地下鉄車両に設けられた車内側コンテンツ送受信手段13(無線送受信機(子機))との間の無線通信の際には、例えば公知の無線LAN等を用いることが出来る。この無線通信で使用する周波数帯は、公知のTV放送やラジオ放送で用いている周波数帯、無線LANで用いている周波数帯の他に、30GHz〜300GHz帯であってもよい。30GHz〜300GHz帯の場合、広帯域伝送や機器の小型化を図れるメリットがあるが、これ以外の周波数帯でも良い。特に55GHz〜65GHz帯を用いた場合、上述の特徴に加えて、酸素による吸収減衰が大きい為、遠くまで到達しないことから干渉が発生しにくいメリットも得られる。
【0031】
車内側システム12からセンターシステム2に対して送信される情報は、車内側システム12の車内側コンテンツ送受信手段13から無線によって地下鉄のトンネル内に複数設けられている無線送受信機(親機)11に対して送信し(この送信の際には、地下鉄車両が走行している周辺に存在している無線送受信機(親機)11に対して送信することが好適である)、それを受信した無線送受信機(親機)11が光ファイバー等の有線通信路を介してセンターシステム2に対して当該データを送信することとなる。この概念図を図7に示す。尚、無線送受信機(親機)11を設けるのではなく、漏洩同軸ケーブル等を使用して行っても良い。尚、本明細書では、無線送受信機(親機)11との記載には、漏洩同軸ケーブルも含むものとする。この場合、無線送受信機(親機)11に対応する無線送受信機(子機)である車内側コンテンツ送受信手段13は、当該漏洩同軸ケーブルとデータの送受信が可能な規格により構成されたものであることは言うまでもない。
【0032】
又、無線20による通信とは、地下鉄が走行するトンネル内に複数設けられている無線送受信機(親機)11と地下鉄車両に設けられている無線送受信機(子機)(車内側コンテンツ送受信手段13。無線送受信機(親機)11とデータの送受信が可能な相手方を示す)との間で無線によりデータの送受信を行うことを示す。この無線20による通信は、インターネットのようなオープンネットワークであっても良いし、LAN等のクローズドネットワークであっても良いし、それらの組合せのイントラネット等のいずれであっても良いが、データ漏洩の防止等の観点からクローズドネットワークであることが好適である。
【0033】
センターシステム2は、コンテンツ受信手段3、コンテンツ取込手段4、エンコード手段5、コンテンツ管理手段6、センター側コンテンツ送受信手段7、センター側撮像制御処理手段8、コンテンツデータベース9、スケジュールデータベース10とを有している。
【0034】
コンテンツ受信手段3は、TV放送、文字放送等のコンテンツ(例えばニュース、スポーツ、株価等の経済情報、企業や団体の広告等)を、TV放送、ラジオ放送、文字放送等の各種放送(有線放送も含む)から受信し、センターシステム2に取り込む手段である。このコンテンツは動画であっても良いし、静止画であっても良いし、映像がなく音声のみであっても良い。
【0035】
コンテンツ取込手段4は、自ら又は広告代理店等が作成したコンテンツ(例えば広告、地下鉄に関する案内等)を、その記録をした記録媒体(例えば磁気テープや磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等)でセンターシステム2が読み込み、センターシステム2に取り込む手段である。
【0036】
エンコード手段5は、コンテンツ受信手段3及び/又はコンテンツ取込手段4に於いて取り込んだコンテンツを公知のデータフォーマット(例えばMPEGフォーマット)にエンコードし、コンテンツデータベース9に格納する手段である。又エンコード手段5は、コンテンツがアナログデータでない場合(デジタルデータである場合)には、そのまま再生することが可能であるので、不要である。又エンコード手段5は、コンテンツデータベース9に当該コンテンツを格納せずとも、エンコードをしたコンテンツを、センター側コンテンツ送受信手段7により、無線送受信機(親機)11を介してすぐに車内側システム12に送信しても良い。
【0037】
コンテンツ管理手段6は、スケジュールデータベース10(後述)に格納している地下鉄の運行スケジュールに基づいて、各地下鉄車両で再生し、その地下鉄に対して送信するコンテンツを決定する手段である。例えば地下鉄AにはコンテンツXのスポーツ情報を再生することを決定し、地下鉄BではコンテンツYの経済情報を再生することを決定する。従って地下鉄Aが走行している付近の無線送受信機(親機)11を介して、地下鉄AにはコンテンツXのデータ、地下鉄Bが走行している付近の無線送受信機(親機)11を介して、地下鉄BにはコンテンツYのデータを送信することを決定する。
【0038】
センター側コンテンツ送受信手段7は、コンテンツ管理手段6に於いて決定された、各地下鉄車両に対して送信するコンテンツをコンテンツデータベース9から抽出し、地下鉄のトンネル内に設けられている無線送受信機(親機)11を介して、各地下鉄車両に設けられている無線送受信機(子機)等の車内側コンテンツ送受信手段13に無線20によって送信する手段である。又センター側コンテンツ送受信手段7は、コンテンツをコンテンツデータベース9に格納しない場合には、エンコード手段5、コンテンツ受信手段3又はコンテンツ取込手段4で取り込んだ、或いはエンコードしたコンテンツを無線送受信機(親機)11を介して、車内側コンテンツ送受信手段13に無線20によって送信する手段である。
【0039】
センター側撮像制御処理手段8は、地下鉄車両内に設置されたカメラやマイク等の画像、音声装置(以下、後述の撮像処理手段19)を遠隔制御する手段である。例えば当該撮像処理手段19のカメラのズームアップや角度の変更、マイクの方向の変更等の指示を行い、更には、当該撮像処理手段19が撮像又は取得した画像や音声のデータを車内側コンテンツ送受信手段13からネットワークを介してセンター側コンテンツ送受信手段7で受信し、その画像や音声をセンターシステム2で再生する。この再生には公知のモニターやスピーカーを用いればよい。
【0040】
コンテンツデータベース9は、エンコード手段5に於いてエンコードされた、或いはコンテンツ受信手段3又はコンテンツ取込手段4で取り込んだコンテンツを格納しているデータベースである。
【0041】
スケジュールデータベース10は、車内の運行スケジュールを格納しているデータベースである。
【0042】
車内側システム12は、車内側コンテンツ送受信手段13、車内機器制御手段14、デコード手段15、音声再生手段16、映像再生手段17、個人端末送信手段18、撮像処理手段19とを有している。車内側システム12の詳細なシステム構成の一例を図2に示す。
【0043】
車内側コンテンツ送受信手段13は、公知の無線LANの無線通信技術を用いて、無線送受信機(親機)11との間で無線20により、データの送受信を行う手段である。従って車内側コンテンツ送受信手段13は、無線送受信機(親機)11との間でデータの送受信が可能な無線送受信機(子機)であることが良い。
【0044】
車内機器制御手段14は、音声再生手段16、映像再生手段17、個人端末送信手段18等の、地下鉄車両に設けられている各種機器、手段の制御を行う手段であり、車内側コンテンツ送受信手段13で受信したデータ、又は車内側コンテンツ送受信手段13から送信するデータの通信制御をも行う。従って車内側コンテンツ送受信手段13で受信したコンテンツは、一時的に格納されることが好適であり、この場合には、車内機器制御手段14はキャッシュサーバの機能をも果たすこととなる。
【0045】
デコード手段15は、車内機器制御手段14で格納し、センターシステム2のエンコード手段5に於いてエンコードされたデータを、デコードする手段である。又デコード手段15は、コンテンツがエンコード手段5に於いてエンコードされていない場合には、そのまま再生することが可能であるので、なくても良い。ソフトウェアデコードを行う場合には、デコード手段15は、車内機器制御手段14にプログラムとして併せて設けられていても良いし、ハードウェアデコードを行う場合には、例えばMPEGボードのようにハードウェア機器として設けられていても良いが、処理速度の高速性、障害発生時の切り分けの容易さ等からハードウェアデコードを行うことが好適である。
【0046】
音声再生手段16は、デコード手段15に於いてデコードされたコンテンツの音声を予め定められた周波数の無線(TV電波やラジオ電波等)で送信する手段である。従って、車内の乗客は携帯ラジオ等を用いて前記周波数に調整することによって、音声を聴取することが可能となる。又デコードが不要である場合には、受信したコンテンツをそのまま送信する。
【0047】
例えば車内機器制御手段14で受信したコンテンツを、デコード後、音声再生装置を介してRFコンバータでTV電波に変換し、TV電波として予め定められた周波数で送信したり、AM/FMコンバータでラジオ電波に変換し、ラジオ電波として予め定められた周波数で送信する。ここでTV電波やラジオ電波とは、各々TV放送やラジオ放送で定められている周波数帯を示す。又音声再生手段16はこれらの周波数帯で送信するほか、地下鉄車両の天井に予め指向性スピーカーを設置し、その指向性スピーカーから音声を再生させても良い。指向性スピーカーとは、一定エリアのみ音声が聴取できるスピーカーである。
【0048】
ここで音声再生装置は、ハードウェアデコードを行う場合には、車内側コンテンツ送受信手段13で受信したコンテンツの音声データを、上述のデコード手段15でデコードし、それを音声信号に変換する装置であり、ソフトウェアデコードを行う場合には、車内側コンテンツ送受信手段13で受信し、車内機器制御手段14に具備されたデコード手段15でデコードされたコンテンツの音声データを、音声信号に変換する装置である。
【0049】
映像再生手段17は、デコード手段15に於いてデコードされたコンテンツの映像を車内に設置された液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、有機ELによる表示装置等(以下、表示装置)を介して再生する手段である。又デコードが不要である場合には、受信したコンテンツの映像をそのまま再生する。
【0050】
ここで画像再生装置は、ハードウェアデコードを行う場合には、車内側コンテンツ送受信手段13で受信したコンテンツの映像データを、上述のデコード手段15でデコードし、それを画像信号に変換する装置であり、ソフトウェアデコードを行う場合には、車内側コンテンツ送受信手段13で受信し、車内機器制御手段14に具備されたデコード手段15でデコードされたコンテンツの映像データを、画像信号に変換する装置である。
【0051】
コンテンツが映像データであり、その映像に音声データも付随している場合には、画像再生装置でコンテンツから映像データと音声データとを分離し、映像データは、分配器を介して表示装置から再生し、音声データは、音声再生手段16のRFコンバータやAM/FMコンバータによって予め定められた周波数で送信させる他、指向性スピーカによってスピーカーから再生させても良い。
【0052】
個人端末送信手段18は、車内の乗客が有する端末(例えば携帯電話、PHS、PDA、ノート型パソコン等)に対してコンテンツの映像及び/又は音声を公知の無線通信技術を用いて送信し、再生させる手段である。個人端末送信手段18は、音声再生手段16、映像再生手段17と併設してもよいし、単独に設けてもよいことは言うまでもない。又デコードが不要である場合には、受信したコンテンツをそのまま送信する。個人端末送信手段18は、上記車内の乗客が有する端末に無線LANで送信を行う為の、送信機としても良い。
【0053】
図7に本発明のシステム構成の概念図を示す。センターシステム2は、地下鉄車両に対して送信するコンテンツを所定の通信方法(光ファイバー等の有線通信路であることが好適であるが、無線による通信であっても良い)で、地下鉄が走行するトンネル内に設けられている無線送受信機(親機)11を介して、地下鉄車両に対して送信する。地下鉄車両には無線送受信機(子機)である車内側コンテンツ送受信手段13が受信装置として具備されており、受信したコンテンツを車内の表示装置やPDA、ポケットラジオ、ポケットTV、パーソナルコンピュータ等によって閲覧・聴取する。
【0054】
本発明のプロセスの流れの一例を、図3のフローチャート図及び図1及び図2のシステム構成図とを用いて詳細に説明する。
【0055】
地下鉄車両に於いて何らかのコンテンツ、例えばTV放送、文字放送、広告等を再生する場合には、センターシステム2のコンテンツ受信手段3に於いてTV放送等を受信しそれをセンターシステム2に取込み、自ら又は広告代理店等が作成するコンテンツ(広告、地下鉄に関する案内等)を再生する場合には、コンテンツ取込手段4に於いてコンテンツをセンターシステム2に取り込む(S100)。
【0056】
コンテンツ受信手段3、コンテンツ取込手段4に於いて取り込んだコンテンツをアナログ形式からデジタル形式に変換する為、エンコード手段5に於いて公知のデータフォーマット(例えばMPEGフォーマット)にエンコードしコンテンツデータベース9に格納する(S110)。
【0057】
コンテンツ管理手段6は、スケジュールデータベース10に格納している地下鉄の運行スケジュールを参照し、各地下鉄の車内の現在位置、時刻、車内番号等に基づいて地下鉄の車内に於いて再生するコンテンツを決定する(S120)。
【0058】
例えば地下鉄AではコンテンツXのスポーツ情報を再生することを決定し、地下鉄BではコンテンツYの経済情報を再生することを決定する。従って地下鉄Aの走行している付近の無線送受信機(親機)11にはコンテンツXのデータ、地下鉄Bの走行している付近の無線送受信機(親機)11にはコンテンツYのデータを送信することを決定する。この際に車内に乗っている乗客の構成(例えば男性が多い、女性が多い、若者が多い、年輩者が多い)等の乗客に関する統計データや、地下鉄の各駅の間隔(距離や走行時間)、駅付近の情報(例えば駅の付近に所在する建物や企業、公園等の、その駅を利用する可能性のある人にとって有益な情報)をも併せて勘案し、再生するコンテンツを決定しても良い。
【0059】
コンテンツ管理手段6に於いて決定したコンテンツを、センター側コンテンツ送受信手段7は、コンテンツデータベース9から抽出し(S130)、光ファイバー等の有線通信路(或いは無線による通信)によって無線送受信機(親機)11に対して送信し、無線送受信機(親機)11が無線20によって車内側システム12に対して送信する(S140)。
【0060】
車両運行スケジュールを参照することなく、単にセンターシステム2で取り込んだコンテンツを地下鉄車両に対して送信する場合には、エンコード手段5でエンコードしたコンテンツをそのままセンター側コンテンツ送受信手段7が光ファイバー等の有線通信路(或いは無線による通信)によって無線送受信機(親機)11に対して送信し、無線送受信機(親機)11が無線20によって車内側システム12に対して送信する。更にエンコードしない場合には、コンテンツ受信手段3又はコンテンツ取込手段4で取り込んだコンテンツを、そのままセンター側コンテンツ送受信手段7が光ファイバー等の有線通信路(或いは無線による通信)によって無線送受信機(親機)11に対して送信し、無線送受信機(親機)11が、無線20によって車内側システム12に対して送信する。
【0061】
S140に於いて地下鉄車両に対して送信されたコンテンツは、車内に具備された無線送受信機(子機)である車内側コンテンツ送受信手段13に於いて受信する(S150)。
【0062】
受信したコンテンツは、好適には車内機器制御手段14で一時的に格納され、デコード手段15がそのコンテンツをデコードし(即ちS110に於いてエンコードしたコンテンツを元に戻し)、映像データは映像再生手段17が車内に予め設置されている表示装置を介して乗客に対して再生する。又音声データは音声再生手段16が、当該音声データを予め定められた周波数で無線で送信する(S170)。
【0063】
例えば車内機器制御手段14で受信したコンテンツを、デコード後、音声再生装置を介してRFコンバータでTV電波に変換し、TV電波として予め定められた周波数で送信したり、AM/FMコンバータでラジオ電波に変換し、ラジオ電波として予め定められた周波数で送信する。又音声再生手段16はこれらの周波数帯で送信するほか、地下鉄車両の天井に予め指向性スピーカーを設置し、その指向性スピーカーから音声を再生させても良い。
【0064】
又映像データを再生する場合には、デコード手段15に於いてデコードされたコンテンツの映像データを、画像再生装置を介して分配器によって、車内に設置された表示装置に分配し、映像データを再生する。又デコードが不要である場合には、受信したコンテンツの映像をそのまま再生する。
【0065】
コンテンツが映像データであり、その映像に音声データも付随している場合には、画像再生装置でコンテンツから映像データと音声データとを分離し、映像データは、分配器を介して表示装置から再生し、音声データは、音声再生手段16のRFコンバータやAM/FMコンバータによって予め定められた周波数で送信させる他、指向性スピーカによってスピーカーから再生させても良い。
【0066】
乗客が映像、音声の閲覧、聴取を行う場合の概念図を図4(a)及び図4(b)に示す。図4(a)は車内のドア上部に表示装置が設置された場合で、図4(b)は車内連結部のドア上部に表示装置が設置された場合である。
【0067】
従って映像のみの閲覧を希望する乗客は、表示装置で再生されている映像を閲覧し、映像、音声の双方を希望する乗客は、音声再生手段16が送信する予め定められた周波数に乗客自らが有する携帯ラジオ等の周波数を合わせ、映像は表示装置から閲覧し、音声は携帯ラジオ等から聴取することが可能となる。
【0068】
又車内に於いて再生するコンテンツを複数設けることも可能であって、例えば同時に2つのコンテンツを再生する場合には、2つのコンテンツをセンターシステム2から車内側システム12が受信し、車内に於いて再生することが可能である。
【0069】
この際には、再生するコンテンツの数だけ表示装置、音声を送信する周波数等を設け、各々の表示装置で対応する映像データ、音声データを閲覧・聴取することであっても良いし、表示装置は一つであるが、再生するコンテンツの数の周波数を設け、乗客が閲覧できるコンテンツは一つであるが、聴取することの出来るコンテンツ(閲覧可能なコンテンツ以外は音声のみとなる)は複数であっても良い。又車内に於いて再生するのは映像データのみ、音声データのみであっても良い。
【0070】
又S160に於いてデコードされたコンテンツを、個人端末送信手段18が、乗客の有する端末(例えば携帯電話、PHS、PDA、ノート型パソコン等)(図示せず)に送信することによって、各乗客に対して個別に閲覧させることによってもよい。
【0071】
この際の送信の仕方としては公知の無線通信技術を用いればよく、例えば無線LANやブルートゥース、赤外線通信(IrDA)等がある。これによって、各乗客毎に希望するコンテンツを閲覧させることも可能となる。
【0072】
以上のように、地下鉄車両内に於いてコンテンツをほぼリアルタイムで再生するのみならず、地下鉄車両内に予めカメラ(マイクがあっても良い)を設置しておき、その撮像した画像を車内側システム12からセンターシステム2に対して送信をすることで、遠隔地にいながらにして地下鉄車両内の状況を把握することが可能となる。このようにすることで、例えば地下鉄車両内の犯罪や混雑状況の監視をすることが出来る。
【0073】
この場合、撮像処理手段19のカメラやマイク(画像・音声入力装置)で撮像した撮像データを公知のビデオキャプチャー装置でデータ化し、車内機器制御手段14を介して地下鉄車両の車内側コンテンツ送受信手段13から無線20で無線送受信機(親機)11に対して撮像データ(撮像データにはカメラで撮像した画像データのみならず、マイクで取得した音声データも含まれても良い)を送信する。撮像データを受信した無線送受信機(親機)11は、光ファイバー等の有線通信路(或いは無線による通信であっても良い)を介してセンターシステム2に対して当該撮像データを送信する。
【0074】
この撮像データをセンターシステム2のセンター側撮像制御処理手段8で受信し、モニターやスピーカー等で当該撮像データを再生し、遠隔監視や防犯監視等を行う。
【0075】
又逆にこの監視を行っている者が、当該カメラの方向、ズーム等の変更作業を行う場合には、その旨の指示を公知の方法でセンター側撮像制御処理手段8に入力し、それをセンター側撮像制御処理手段8が受け付ける。例えばカメラの方向を変更する場合には上下左右の角度変更を行うボタンを押下し、ズームを行う場合にはその旨のボタンを押下すればよく、センター側撮像制御処理手段8は、それによって当該指示を受け付けたこととなる。
【0076】
センター側撮像制御処理手段8で受信した撮像処理手段19の画像・音声入力装置に対する指示は、当該画像・音声入力装置が設置されている地下鉄車両が走行している付近に存在している無線送受信機(親機)11に対して、光ファイバー等の有線通信路(或いは無線による通信)を介して送信され、無線送受信機(親機)11がそれを無線20によって地下鉄車両の車内側システム12に送信する。
【0077】
地下鉄車両の車内側コンテンツ送受信手段13で当該指示を受信すると、車内機器制御手段14が、撮像処理手段19に対して当該指示を送信する。この指示を受信した撮像処理手段19は、当該指示に基づいて画像・音声入力装置の制御を行う。例えばカメラの角度変更である場合には角度変更を行い、カメラのズームである場合にはズームを行ったりする。具体的には、当該指示を受信した撮像処理手段19の機器制御装置が画像・音声入力装置に対して、当該指示に対応する制御を行うこととなる。
【0078】
上記のような手段、プロセスを実行することによって、運転手は運行スケジュールに従って地下鉄を運行するだけで、従来のように運転手、車掌等が手渡しで行うことなく、各駅から必要なコンテンツを受信することによるのみで運転手、車掌の作業負担を軽減し、地下鉄車内に於いて再生が可能となる。
【0079】
又トンネル内を走行し直接地上からTV放送等を受信できない地下鉄であっても、リアルタイムでコンテンツを車内に於いて再生することも可能となる。
【0080】
次に、コンテンツの送信をセンターシステム2から行い、それを地下鉄車両内で再生するのみならず、更に双方向性を持たせ、地下鉄車両内の乗客からセンターシステム2を介してインターネット24等にアクセスを可能とさせる場合を説明する。この場合のシステム構成の一例を図5に示す。又図6には、この場合の地下鉄車両に設けられた車内側システム12の詳細なシステム構成の一例を示す。尚、この場合に於いても、コンテンツを地下鉄車両内に於いて再生するプロセス等は上述と同様であるので、説明を省略する。
【0081】
センターシステム2は、図1の構成に更にセンター側双方向データ処理手段21を有している。
【0082】
センター側双方向データ処理手段21は、無線送受信機(親機)11と車内側システム12の車内側コンテンツ送受信手段13との間を無線20によって、乗客の有する端末(コンピュータ端末の他、ネットワーク機能を有する携帯電話、PHS、PDAも含む)とデータの送受信を行い、更にセンターシステム2と接続しているインターネット24と接続することで、他のサーバ23とのデータの送受信を行う手段である。
【0083】
又車内側システム12は、図1の構成に更に車内側双方向データ処理手段22を有している。
【0084】
車内側双方向データ処理手段22は、乗客の有する端末と無線LANによる通信を行い、車内側双方向データ処理手段22で受信したデータを、車内機器制御手段14を介して車内側コンテンツ送受信手段13から無線20により無線送受信機(親機)11に送信させる。無線送受信機(親機)11で受信したデータは、光ファイバー等の有線通信路(或いは無線による通信)によってセンター側双方向データ処理手段21に対して送信され、処理が行われる。
【0085】
以下にこのような場合のプロセスの流れを図8のフローチャート図を用いて詳細に説明する。
【0086】
まず乗客は自らの有する端末から車内側双方向データ処理手段22に対してインターネット24への接続要求を送信し、車内側双方向データ処理手段22と乗客の端末との間でセッションの確立を行う(S200)。
【0087】
セッション確立後、乗客は、自らの端末で何らかのアプリケーションプログラムの処理を行うことによって、インターネット24上の他のサーバ23に対して、処理要求を送信する(S210)。例えば、アプリケーションプログラムがウェブブラウザである場合には、インターネット24上のウェブサーバから乗客が指定するURLのコンテンツを取得する要求、アプリケーションプログラムが電子メールプログラムである場合には、インターネット24上の乗客のメールサーバのメールボックスから電子メールを取得する要求、等がある。
【0088】
この処理要求を車内側双方向データ処理手段22が無線LAN等で受信し(S220)、車内機器制御手段14を介して車内側コンテンツ送受信手段13が当該処理要求を、無線20によって無線送受信機(親機)11に送信する(S230)。
【0089】
車内側システム12からの処理要求を無線送受信機(親機)11が受信し、無線送受信機(親機)11が有線通信路(或いは無線による通信でも良い)を介してセンターシステム2に当該処理要求を送信する(S250)。
【0090】
無線送受信機(親機)11から処理要求を受信したセンターシステム2のセンター側双方向データ処理手段21は(S260)、当該処理要求に応じた処理を実行する(S270)。例えば処理要求が上述のように、インターネット24上のウェブサーバから乗客が指定するURLのコンテンツを取得する要求の場合には、当該URLのウェブサーバに対してインターネット24を介して接続し、コンテンツを取得する。又、アプリケーションプログラムが電子メールプログラムである場合には、インターネット24上の乗客のメールサーバに対してインターネット24を介して接続し、当該メールサーバの乗客のメールボックスから電子メールを取得する。
【0091】
処理を実行後、その処理結果をセンター側双方向データ処理手段21が有線通信路(或いは無線による通信)を介して無線送受信機(親機)11に対して送信する(S280)。
【0092】
この処理結果を無線送受信機(親機)11が受信し(S290)、無線20によって車内側システム12にその処理結果を送信する(S300)。
【0093】
車内側システム12の車内側コンテンツ送受信手段13が当該処理結果を受信し(S310)、車内側双方向データ処理手段22が車内機器制御手段14を介して、当該処理結果を受信する(S320)。
【0094】
車内側双方向データ処理手段22が受信した処理結果を、乗客の端末に送信し(S330)、それを受信した乗客の端末はその処理結果を表示等する(S340)。
【0095】
以上のようなプロセスとシステム構成とすることにより、乗客は電波の届かない地下鉄車両内を走行していたとしても、乗客の端末と地下鉄車両内の車内双方向データ処理手段(地下鉄車両内の乗客の端末に対する無線送受信機(親機)11)との間、地下鉄車両と地下鉄が走行するトンネル内に設けられた無線送受信機(親機)11との間、無線送受信機(親機)11とセンターシステム2との間、センターシステム2と他のサーバ23との間、の3系統のネットワークを経由することで、インターネット24等の処理が可能となり、例えばウェブブラウジングや電子メールの送受信等が可能となる。
【0096】
更に、図1や図5に示した地下鉄車内情報システム1のシステム構成の場合に於いて、無線送受信機(親機)11と車内側コンテンツ送受信手段13(無線送受信機(子機))との間の無線20による通信は、通常、特定のIPアドレスやホストネーム(hostname)を有する車内側コンテンツ送受信手段13のみを通信先として通信可能状態に設定しておき、更にその無線通信を暗号化しておく。一方で地下鉄車両が駅に停車した場合、或いは緊急時に於いて地下鉄車両がトンネル内で停車した場合に、上述の設定を解除することによって地下鉄車両の車内側システム12を介することなく、乗客の端末と直接、無線20により通信可能としても良い。
【0097】
つまり、平常時は乗客によるトンネル内に設置された無線送受信機(親機)11へのアクセスを直接許可してしまうと、センターシステム2のセキュリティや通信の安定性の面から好ましくないので、車内側コンテンツ送受信手段13との間でのみ無線20による通信を可能とし、乗客の端末からのアクセスを制限し、更にアクセスできてしまっても、データを暗号化してスクランブルしておくことによって、データの操作等を行わせない。
【0098】
しかし、事件・事故等によって地下鉄車両がトンネル内で停止をしている場合には、乗客は情報を必要としており情報がないことから来る不安感等に起因し、乗客の騒擾の原因となるので、上述したアクセス制限や暗号化を解除し、無線送受信機(親機)11に対して、乗客の端末からのアクセスを許可する。これによって、乗客は自らが端末さえ有していれば情報の入手が出来るので、騒擾の原因を抑えることが可能となる。
【0099】
このような、アクセス制限の設定・解除、暗号化の設定・解除は共に、センターシステム2の担当者が、アクセス制限の設定・解除、暗号化の設定・解除の入力をセンターシステム2に対して行うことで、それを受信したセンターシステム2が無線送受信機(親機)11のアクセス設定・解除、暗号化設定・解除を行うことで実現可能である。またこのような場合には、事件・事故等に関する情報をセンターシステム2からコンテンツとして無線送受信機(親機)11に対して送信されていることは言うまでもない。
【0100】
本発明に於ける各手段、データベースは、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上あるいは事実上は同一の領域を為していても良い。又データベースの代わりにデータファイルであっても良いことは言うまでもなく、データベースとの記載にはデータファイルをも含んでいる。
【0101】
尚、本発明を実施するにあたり本実施態様の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した記憶媒体をシステムに供給し、そのシステムのコンピュータが記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによって実現されることは当然である。
【0102】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム自体が前記した実施態様の機能を実現することとなり、そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を当然のことながら構成することになる。
【0103】
プログラムを供給する為の記憶媒体としては、例えば磁気ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を使用することができる。
【0104】
又、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、上述した実施態様の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステムなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前記した実施態様の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0105】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる不揮発性あるいは揮発性の記憶手段に書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、機能拡張ボードあるいは機能拡張ユニットに備わる演算処理装置などが実際の処理の一部あるいは全部を行い、その処理により前記した実施態様の機能が実現される場合も含まれることは当然である。
【0106】
【発明の効果】
本発明によって、従来のように運転手は運行スケジュールに従って地下鉄を運行するだけで、従来は手渡しであったコンテンツの交換等を運転手、車掌等の作業負担を必要とすることなく、センターシステムから必要なコンテンツを受信することで地下鉄車内に於いて再生が可能となる。又地下鉄の運営者がコンテンツを自ら作成し地下鉄車内に於いて放送する、いわば放送局としての機能を有することも可能となる。
【0107】
又トンネル内を走行し直接地上からTV放送等のコンテンツを受信できない地下鉄であっても、ほぼリアルタイムでコンテンツを車内に於いて再生することも可能となる。
【0108】
更に単に映像を車内に於いて再生するのみならず、音声と併せて再生することを可能とする。この際に従来は当該コンテンツの視聴を希望する乗客にとっては有益であるが、視聴を希望しない乗客にとっては単に騒々しいにすぎず好ましいことではなかった。そこで本発明によって、ラジオ等の無線を介して音声を再生することによって音声の聴取を希望する乗客は音声の聴取が行え、音声の聴取を希望しない乗客にとっては何らの不利益も発生しない、双方の利益を尊重したシステムが可能となった。従って単なる映像の再生のみならず、よりインタラクティブな情報提供も可能となる。
【0109】
又、乗客の端末と地下鉄車両内の車内双方向データ処理手段22(地下鉄車両内の乗客の端末に対する無線送受信機(親機))との間、地下鉄車両と地下鉄が走行するトンネル内に設けられた無線送受信機(親機)11との間、無線送受信機(親機)11とセンターシステム2との間、センターシステム2と他のサーバ23との間、の3系統のネットワークを経由することで、乗客の端末とセンターシステム2との間の双方向通信も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成の一例を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の車内側システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。
【図3】本発明のプロセスの流れの一例を示すフローチャート図である。
【図4】乗客が映像、音声を閲覧、聴取する際の概念図である。
【図5】本発明のシステム構成の他の一例を示すシステム構成図である。
【図6】本発明の車内側システムのシステム構成の他の一例を示すシステム構成図である。
【図7】本発明のセンターシステムと地下鉄の概念図である。
【図8】本発明の他のプロセスの流れの一例を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1:地下鉄車内情報システム
2:センターシステム
3:コンテンツ受信手段
4:コンテンツ取込手段
5:エンコード手段
6:コンテンツ管理手段
7:センター側コンテンツ送受信手段
8:センター側撮像制御処理手段
9:コンテンツデータベース
10:スケジュールデータベース
11:無線送受信機(親機)
12:車内側システム
13:車内側コンテンツ送受信手段
14:車内機器制御手段
15:デコード手段
16:音声再生手段
17:映像再生手段
18:個人端末送信手段
19:撮像処理手段
20:無線
21:センター側双方向データ処理手段
22:車内側双方向データ処理手段
23:他のサーバ
24:インターネット

Claims (10)

  1. 地下鉄車内に於いて再生するコンテンツを地下鉄車両に対して送信するセンターシステムを有する地下鉄車内情報システムであって、
    前記センターシステムは、
    前記コンテンツを受信し、前記センターシステムに取り込むコンテンツ受信手段と、
    作成したコンテンツを取り込むコンテンツ取込手段と、
    前記コンテンツ受信手段及び/又は前記コンテンツ取込手段で取り込んだコンテンツを、前記地下鉄車両が走行するトンネル内に設けられた無線送受信機(親機)を介して、前記地下鉄車両に対して送信するセンター側コンテンツ送受信手段とを
    有することを特徴とする地下鉄車内情報システム。
  2. 前記センターシステムは、
    前記コンテンツ受信手段及び/又は前記コンテンツ取込手段に於いて取り込んだコンテンツを、予め定められたデータフォーマットにエンコードするエンコード手段を
    有することを特徴とする請求項1に記載の地下鉄車内情報システム。
  3. 前記センターシステムは、
    前記コンテンツを格納するコンテンツデータベースと、
    前記地下鉄の運行スケジュールを格納しているスケジュールデータベースと、
    前記地下鉄車両に対して送信するコンテンツを決定するコンテンツ管理手段とを有しており、
    前記エンコード手段は、前記エンコードしたコンテンツを前記コンテンツデータベースに格納し、
    前記コンテンツ管理手段は、
    前記地下鉄車両に対して送信するコンテンツを決定する際に、前記スケジュールデータベースに格納している地下鉄の運行スケジュールに基づいて行い、
    前記センター側コンテンツ送受信手段は、
    前記決定したコンテンツを前記コンテンツデータベースから抽出し、前記無線送受信機(親機)を介して前記地下鉄車両に対して送信する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の地下鉄車内情報システム。
  4. センターシステムから地下鉄車内に於いて再生するコンテンツを受信する車内側システムを有する地下鉄車内情報システムであって、
    前記車内側システムは、
    前記センターシステムから地下鉄車両が走行するトンネル内に設けられた無線送受信機(親機)を介して、前記コンテンツを受信する車内側コンテンツ送受信手段と、
    前記受信したコンテンツの映像データを前記地下鉄車内に設置された少なくとも一以上の表示装置を介して再生する映像再生手段と、
    前記受信したコンテンツの音声データを予め定められた周波数の無線を介して送信する音声再生手段とを
    有することを特徴とする地下鉄車内情報システム。
  5. センターシステムから地下鉄車内に於いて再生するコンテンツを受信する車内側システムを有する地下鉄車内情報システムであって、
    前記車内側システムは、
    前記センターシステムから地下鉄車両が走行するトンネル内に設けられた無線送受信機(親機)を介して、前記コンテンツを受信する車内側コンテンツ送受信手段と、
    前記受信したコンテンツの映像データ及び/又は音声データを前記地下鉄車内の乗客が有する端末に対して送信する個人端末送信手段とを
    有することを特徴とする地下鉄車内情報システム。
  6. 前記車内側システムは、
    前記車内側コンテンツ送受信手段で受信した、前記センターシステムに於いてエンコードされたコンテンツを、予め定められたデータフォーマットにデコードするデコード手段を
    有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の地下鉄車内情報システム。
  7. 前記予め定められた周波数の無線がTV放送又はラジオ放送の周波数帯であることを特徴とする請求項4に記載の地下鉄車内情報システム。
  8. 前記車内側システムは、
    前記地下鉄車両に設けられた機器の制御を行う車内機器制御手段と、
    前記地下鉄車両内を撮像又は音声の取得を行う撮像処理手段と、
    を有しており、
    前記撮像処理手段で取得した撮像データを、前記車内機器制御手段を介して前記車内側コンテンツ送受信手段が、前記無線送受信機(親機)を介して前記センターシステムに送信する
    ことを特徴とする請求項4から請求項7のいずれかに記載の地下鉄車内情報システム。
  9. 前記車内側システムは、
    前記地下鉄車内の乗客が有する端末との間でデータの送受信を可能にする車内側双方向データ処理手段を有しており、
    前記車内側双方向データ処理手段は、
    前記端末から受信した処理要求を前記車内側コンテンツ送受信手段を介して前記無線送受信機(親機)に対して送信することで、前記センターシステムで前記処理要求を実行させる
    ことを特徴とする請求項4から請求項8のいずれかに記載の地下鉄車内情報システム。
  10. 前記車内側双方向データ処理手段は、
    前記センターシステムから前記無線送受信機(親機)を介して、前記車内側コンテンツ送受信手段が受信した、前記処理要求に対する処理結果を前記端末に対して送信する
    ことを特徴とする請求項4から請求項9のいずれかに記載の地下鉄車内情報システム。
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