JP2002127905A - 列車搭載映像情報配信表示システム - Google Patents

列車搭載映像情報配信表示システム

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JP2002127905A JP2000324961A JP2000324961A JP2002127905A JP 2002127905 A JP2002127905 A JP 2002127905A JP 2000324961 A JP2000324961 A JP 2000324961A JP 2000324961 A JP2000324961 A JP 2000324961A JP 2002127905 A JP2002127905 A JP 2002127905A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 列車客室内の乗客に対する、多種多様な映像
情報の提供を、操作員等の人的な作業に頼ることなく、
簡便な構成で確実に行うことができる列車搭載映像情報
配信表示システムを得ることを目的とする。 【解決手段】 キロ程表示、ドア開/閉表示、緊急メッ
セージ表示、リアルタイム情報表示のいずれの割込みも
ないとき(ステップS2〜S6でNO)は、広告情報を
表示する(ステップS7)。いずれかの新しい割込みが
有ると、現表示中の情報より優先度が高いか否かを判断
し(ステップS8)、高いときは現表示中の情報の表示
して新しい割込みに係る情報を表示し(ステップS
9)、高くないときは現表示中の情報の表示の終了後、
新しい割込みに係る情報を表示する(ステップS1
0)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、列車客室内の乗
客に映像情報を提供する列車搭載映像情報配信表示シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両内の各所に画像表示装置を備え、列
車客室内の乗客に対して映像情報を提供する各種のシス
テムが開発、実用化されている。例えば、特開昭61−
285490号公報では、それまでの音声アナウンスに
よる案内情報のみでは、このアナウンスを聴きもらす乗
客が出てきたり、音声がうるさいという苦情が出得ると
の欠点を解消する目的で、案内情報を表示装置に画像で
表示する車内情報案内システムを開示している。
【0003】同公報のシステムは、操作員が次停車駅名
を設定し、予め記憶されたデータを使用して運行の遅れ
等を考慮した次停車駅到着予定時刻等から次停車駅名や
乗り継ぎ列車情報などの案内情報を編集し、この編集さ
れた画像情報を各車両の表示装置に表示するものであ
る。
【0004】更に、例えば、特開平10−294702
号公報は、それまでの、車両内の出入口部壁面等に設け
られた表示装置による表示では、車両混雑時や視力の弱
い乗客では、表示された情報を視認することが困難であ
るとの欠点を解消するため、案内情報を客車内の乗客が
携帯している無線電話装置に文字により表示させる列車
内放送システムを開示している。
【0005】同公報のシステムでは、列車に情報処理装
置を搭載し、その操作部から入力された列車案内情報を
その表示部で確認して一旦、記憶部に記憶し、適時にそ
の制御部により読み出して、列車内基地局からディジタ
ル無線電波で出力され、乗客の表示機能付携帯電話で受
信され当該案内情報が表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、列車搭
載映像情報配信表示システムとしては、従来からの各種
の方式のものが考案開発されているが、いずれも、その
表示する内容は、次停車駅や乗り継ぎ案内等の列車案内
情報や簡単なニュース情報等で、その種類も少なく、延
べ表示時間も極く短時間に止まるものである。従って、
列車の運行業務を主責務とする操作員であっても、上掲
した各公報に開示されたシステムのように、表示すべき
画像情報を操作員が適時編集したり、また、操作員が操
作部を操作して適時読み出し、必要な表示動作を行わせ
ることも不可能ではなかった。
【0007】ところで、昨今、鉄道旅客輸送企業の経営
改善の要請が高まる中で、不特定多数の人間を一定時間
拘束収容する列車内の空間を広告、コマーシャル情報を
提供する場に利用することが考えられる。また、乗客か
らは、特に長距離列車の場合、即時性の高い、いわゆる
リアルタイムの情報の映像による提供の要請が増大して
いる。
【0008】しかるに、列車内の映像情報の提供に関
し、このような最近の新たな要請を処理しようとする
と、表示すべき映像情報の種別が多種にわたり、また、
延べ表示時間も長時間となり、更に重大なことは、広告
情報はそのスポンサーから広告料を得ていることから、
その表示実行を確実なものとする高い信頼性が要求され
ることである。従って、これを従来の、操作員の操作に
頼るシステムで実現せんとすると、その操作内容の責務
が複雑多種にわたり、十分な信頼性が確保できない。ま
た、この映像情報表示システムの運用操作に専属の操作
員を配置することは、人件費の大幅な増大につながり、
企業経営上容認できるものではない。
【0009】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、列車客室内の乗客に対する、多
種多様な映像情報の提供を、操作員等の人的な作業に頼
ることなく、簡便な構成で確実に行うことができる列車
搭載映像情報配信表示システムを得ることを目的とす
る。
【0010】また、この発明は、列車内の各車両に映像
情報を配信する、配信機能の信頼性が高い列車搭載映像
情報配信表示システムを得ることを目的とする。
【0011】更に、この発明は、表示すべき映像情報種
別の多様性を考慮し、表示装置を含めたより合理性の高
い列車搭載映像情報配信表示システムを得ることを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る列車搭載映像情報配信表示システムは、列車運行情
報、列車位置情報、車載機器情報等の列車情報を処理す
る列車情報手段を備えた列車に搭載され、複数種別の映
像情報を記憶する映像情報記憶手段と、上記列車情報手
段から列車情報を入力し当該列車情報に基づき、予め設
定されたルールに従い、表示すべき映像情報の種別を特
定する表示制御指令を作成する表示制御指令作成手段
と、上記表示制御指令に基づき上記映像情報記憶手段か
ら上記特定された種別の映像情報を読み出し配信出力す
る映像情報配信制御手段とからなる映像情報配信手段、
およびこの映像情報配信手段から配信出力された映像情
報を受信し表示する映像情報受信表示手段を備えたもの
である。
【0013】また、請求項2に係る列車搭載映像情報配
信表示システムの表示制御指令作成手段は、列車情報の
種別毎に設けられ当該列車情報の内容に応じて種別を特
定した映像情報を所定時間表示するための割込みを発生
する割込み発生回路、および上記割込み発生回路のいず
れかから新たな割込みが発生した場合、予め設定された
映像情報種別の優先順位に基づき、上記新たな割込みに
係る映像情報種別と現表示中の映像情報種別との優劣を
判別し、前者が後者より優位のときは上記新たな割込み
に係る映像情報種別を現表示中の映像情報を中止して表
示する映像情報種別と特定する表示制御指令を出力し、
前者が後者より優位でないときは上記新たな割込みに係
る映像情報種別を現表示中の映像情報の表示終了後表示
する映像情報種別と特定する表示制御指令を出力する優
先処理回路を備えたものである。
【0014】また、請求項3に係る列車搭載映像情報配
信表示システムは、列車種別毎の列車運行情報等を予め
記憶しておき、列車情報である列車位置情報および列車
種別情報を入力し、列車位置に応じて映像情報を表示す
るための割込みを発生する割込み発生回路を備えたもの
である。
【0015】また、請求項4に係る列車搭載映像情報配
信表示システムは、その映像情報として列車情報と関係
がない個別映像情報を含め、当該個別映像情報を所定時
間表示するための割込みを発生する個別映像情報割込み
発生回路を備え、優先処理回路は、上記個別映像情報を
含め予め設定された映像情報種別の優先順位に基づき選
択した表示制御指令を出力するようにしたものである。
【0016】また、請求項5に係る列車搭載映像情報配
信表示システムは、地上局と映像情報配信手段との間で
情報の伝送を行う無線送受信手段を備え、上記地上局か
ら映像情報配信手段に、映像情報記憶手段には未だ記憶
されていないリアルタイムの映像情報および割込みを伝
送可能としたものである。
【0017】また、請求項6に係る列車搭載映像情報配
信表示システムは、1列車を構成する複数の車両のそれ
ぞれに、映像情報受信表示手段および互いに同一動作を
するよう構成された列車情報手段を備えたものにおい
て、映像情報配信手段を互いに異なる複数の車両に設
け、当該各車両の列車情報手段と接続するとともに、上
記各映像情報配信手段毎にその映像配信出力を各車両に
設けられた分岐手段を介して各車両に伝送する伝送路、
および各車両毎に設けられ当該車両の分岐手段を介して
上記各映像情報配信手段からの映像配信出力を入力しそ
のいずれかを当該車両の映像情報受信表示手段に送出す
る合成手段を備えたものである。
【0018】また、請求項7に係る列車搭載映像情報配
信表示システムは、1列車を構成する複数の車両のそれ
ぞれに、映像情報受信表示手段および互いに同一動作を
するよう構成された列車情報手段を備えたものにおい
て、映像情報配信手段を互いに異なる複数の車両に設
け、当該各車両の列車情報手段と接続するとともに、上
記各映像情報配信手段の映像配信出力を互いに異なる周
波数の搬送波で送出することにより、各車両に渡って配
設された共通の伝送路および各車両に設けられた共通の
分岐手段を介して上記各映像情報配信手段からの映像配
信出力を上記各映像情報受信表示手段に伝送可能とした
ものである。
【0019】また、請求項8に係る列車搭載映像情報配
信表示システムは、各映像情報配信手段毎にそれが接続
されている列車情報手段との間でポーリングセレクティ
ング方式により動作異常の有無を監視する監視手段を備
え、常時は、上記複数の映像情報配信手段のいずれか1
台により映像配信出力を各映像情報受信表示手段に送出
する動作を行い、上記監視手段により動作中の映像情報
配信手段またはそれに接続された列車情報手段に異常が
検出されたときは、直ちに、上記複数の映像情報配信手
段の他の1台の動作に切り替えるようにしたものであ
る。
【0020】また、請求項9に係る列車搭載映像情報配
信表示システムは、列車に搭載され、映像情報を記憶す
る映像情報記憶手段と、表示制御指令に基づき上記映像
情報記憶手段から映像情報を読み出し配信出力する映像
情報配信制御手段とからなる映像情報配信手段、および
この映像情報配信手段から配信出力された映像情報を受
信し表示する映像情報受信表示手段を備えた列車搭載映
像情報配信表示システムにおいて、上記映像情報配信手
段の映像配信出力に、文字情報を付加するとともに、上
記映像情報受信表示手段に、上記映像配信出力を入力し
当該映像情報受信表示手段の映像情報表示部に映像情報
を出力するとともに上記文字情報を抽出する画像処理手
段を設け、上記文字情報を入力し表示する文字情報表示
部を備えたものである。
【0021】また、請求項10に係る列車搭載映像情報
配信表示システムの映像情報表示部はLCD(液晶)表
示器、文字情報表示部はLED(発光ダイオード)表示
器で構成したものである。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1における列車搭載映像情報配信表示システ
ムの全体の概略構成を示す図である。ここでは、複数の
車両(1号車〜n号車)で構成される列車を対象として
いる。図において、10は各車両のそれぞれに搭載され
た列車情報装置で、停車駅情報や到着時刻等の列車運行
情報、始発駅等からのキロ程を示す列車位置情報、ドア
開閉指令等の車載機器情報等の列車情報の処理を行う。
そして、先頭車の列車情報装置10は主幹制御器(マス
コン)等各種制御操作装置と接続され、上記各種列車情
報の入出力処理を行うとともに、各車両に搭載された列
車情報装置10は伝送手段を介して相互に接続され互い
に同一動作をして列車情報を共有している。
【0023】20は先頭車両に搭載された映像情報配信
装置で、同車両の列車情報装置10Aと接続して列車情
報を入力し必要な映像情報を出力する。なお、映像情報
配信装置20の詳細は更に後述する。30は映像情報配
信装置20の出力(映像配信出力)を各車両へ伝送する
伝送路、31は伝送路30の各車両部分に挿入された分
岐装置、32は、信号が伝送路30の終端で反射するの
を防止する終端装置、33は伝送路30の途中に挿入さ
れた増幅装置である。40は各分岐装置31で分配され
た映像情報G(図中、矢印で示す)を受信して表示する
受信表示装置で、各車両毎にそれぞれ複数台設けられて
いる。50は映像情報配信装置20に接続された無線送
受信装置で、地上局51から、ニュースや天気予報等の
いわゆるリアルタイム情報や緊急時のメッセージ等を無
線で入力し、映像情報配信装置20へ出力する。
【0024】図2は、図1の映像情報配信装置20を中
心とした構成を示すブロック図である。図において、2
1aは列車情報装置10から列車情報である列車番号1
0aおよびキロ程(列車位置)10bを入力し、これら
入力信号に応じて、その種別を特定した映像情報(以
下、表示コンテンツという用語も同意で適宜使用する)
を所定時間表示するための割込み信号A1iを出力する
割込み発生回路である。この割込み信号A1iは、後述
する記憶回路24に記憶された当該映像情報の格納アド
レス情報を含むものである。
【0025】割込み発生回路21aには、図3に示す列
車番号(列車種別)毎の列車運行情報等、例えば、普通
か特急か等の運行種別、停車駅、到着時刻、指定席、禁
煙車の号車番号、ドア開位置等のデータが予め記憶され
ており、入力された列車番号10aに該当する情報を上
記記憶データから抽出し、キロ程10bの変化に基づ
き、例えば、図4に示す表示コンテンツを表示するため
の割込み信号A1iを出力する。なお、割込み発生回路
21aには必要な路線情報が記憶されていることは勿論
である。また、図4で示す表示コンテンツは、後述する
記憶回路24に予め記憶(インストール)しておく。
【0026】21bは、列車情報装置10からのドア開
指令10cに基づき、乗客に対して間もなくドアが開か
れる旨の表示をするための割込み信号A2iを出力する
割込み発生回路、同様に、21cはドア閉指令10dに
基づき必要な割込み信号A3iを出力する割込み発生回
路である。21dは、列車情報装置10からの緊急メッ
セージ10eまたは無線送受信装置50からの緊急メッ
セージ50aの入力に基づき、必要な表示コンテンツを
表示するための割込み信号A4iを出力する割込み発生
回路で、図5に緊急メッセージを例示する。図5におい
て、情報番号01〜03は、過去の緊急事態事故状況の
実績等から予め設定されるもので、事前に記憶回路24
に記憶されている。情報番号04、05は、例えば、緊
急時のリアルタイムな状況を伝えたり、緊急時の乗客へ
の対処方法を伝えたり、世界的な重大ニュースを即座に
列車内の乗客に知らせたい場合等に適用するもので、地
上局51で作成した情報を無線送受信装置50経由で映
像情報配信装置20に入力し、一旦記憶回路24に記憶
する。
【0027】21eは無線送受信装置50からのリアル
タイム情報50bの入力に基づき、必要な表示コンテン
ツを表示するための割込み信号A5iを出力する割込み
発生回路で、図6にリアルタイム情報を例示する。これ
らリアルタイム情報50bは、地上局51から無線送受
信装置50を経て映像情報配信装置20に入力され一旦
記憶回路24に記憶される。例示するようなリアルタイ
ム情報をタイムリーに表示することにより、乗客へのサ
ービス内容がより充実したものとなる。
【0028】22は、割込み発生回路21a〜21eか
らの割込み信号A1i〜A5iを入力し、後段で詳述す
る要領で実際に表示する表示制御指令としての割込み信
号ASsを選択する優先処理回路で、運転台等における
乗務員の操作による表示開始/終了指令20aに基づ
き、動作を開始、終了する。25は、優先処理回路22
からの割込み信号ASsに該当する映像情報G(AS
s)を記憶回路24から読み出し、設定された所定時
間、各車両の受信表示装置40に配信出力する。
【0029】以下、優先処理回路22の動作を図7に示
すフローチャートに基づき説明する。STARTで本回
路が可動状態となり、表示開始指令20aが出されると
(ステップS1でYES)、本回路22による優先処理
の動作が開始される。先ず、キロ程表示割込みが有る
か、即ち、割込み発生回路21aから割込み信号A1i
が出力されたか否かを判断し(ステップS2)、YES
なら後述するステップS8で優先比較を行い、NOな
ら、次にドア開表示の割込み信号A2iが有るかを判断
する(ステップS3)。同様に、ステップS4でドア閉
表示の割込み信号A3i、ステップS5で緊急メッセー
ジ表示の割込み信号A4i、ステップS6でリアルタイ
ム情報表示の割込み信号A5iが有るかを判断する。
【0030】いずれのステップで割込み信号が有れば、
後述するステップS8にいくが、割込み信号がなければ
(ステップS6でNO)、広告情報を表示するための割
込み信号A6iを出力する(ステップS7)。即ち、列
車情報と関係がない情報(個別映像情報)の表示を行
う。ここでは、複数のコマーシャル映像を所定の順序で
繰り返し表示する。後述するように、この広告情報は、
表示の優先順位が比較的高く設定されており、緊急メッ
セージ表示の割込み信号が入力されなければ、1区切り
の広告情報は中断されることなく表示されることにな
る。勿論、そのスポンサーから広告料を徴収しているこ
とから、その表示を優先するものである。
【0031】ステップS2〜S6のいずれかで、割込み
信号有と判断されると、当該割込み信号に係る映像情報
種別が、現在表示中の映像情報種別より優先度が高いか
否かが判断される(ステップS8)。図8に、各種表示
コンテンツの表示優先度を示す。緊急メッセージが最高
の優先度に設定されていることは当然であるが、前述し
た通り、経営上の観点から、広告、コマーシャル情報
が、その次の優先度にランクされている。
【0032】図7に戻り、新たな割込み信号に係る情報
種別が現表示中の情報種別より優先度が高いと(ステッ
プS8でYES)、現表示中の情報の表示を中止し、新
たな割込み信号に係る情報をその設定された時間表示す
る(ステップS9)。具体的には、係る割込み信号(表
示制御指令)ASsが優先処理回路22から出力され、
配信制御回路25がその割込み信号ASsをキーに、記
憶回路24から映像情報G(ASs)を読み出して配信
する訳である。
【0033】新たな割込み信号に係る情報種別が現表示
中の情報種別より優先度が高くなければ、即ち優先度が
同じか低ければ(ステップS8でNO)、現表示中の情
報が、その設定された時間を経過して表示を終了したタ
イミングで、新たな割込み信号に係る情報をその設定さ
れた時間表示する(ステップS10)。従って、例え
ば、あるコマーシャル情報を表示中に、割込み発生回路
21eからリアルタイムのニュース情報を表示するため
の割込み信号A5iが出力されても、当該表示中のコマ
ーシャル情報は中断されることなく、予め設定された時
間(例えば、数十秒〜数分)、予定通り表示され、その
終了後、ニュース情報の画面に切り替わることになる。
特に動画のコマーシャル情報では、その表示の中断はイ
メージダウンに直結するが、この発明では、この弊害が
確実に防止され、信頼性が向上し、スポンサーからの信
用が高まり広告収入の増大につながる訳である。
【0034】以上、ステップS2以下の処理は表示終了
指令が出るまで繰り返され、表示終了指令が出されると
(ステップS11でYES)動作を終了する。
【0035】以上のように、この発明の実施の形態1で
は、操作員の操作に何ら頼ることなく、列車情報装置1
0からの列車情報に基づき、必要な所望の映像情報を自
動的に選択して確実に表示することができる。従って、
広告情報など、その表示実行性に高い信頼性が要求され
る映像情報を含む、多種にわたる映像情報を延べ長時間
にわたって表示する場合にも、その運用コストを低く抑
えることができ、かつ、表示動作の信頼性も高い。
【0036】なお、以上の説明では、列車情報として図
2に示す、列車番号等5種類の情報を使用したが、列車
種別や運行路線、更には、乗客サービス方針等の観点か
ら、使用する列車情報の種別は例示したものから適宜増
減してもよい。また、先の図7のステップS9では、現
表示中の情報の表示を中止して新たな割込み信号に係る
情報を表示するようにしたが、例えば、新たな割込み信
号に係る情報が文字情報の場合は、現表示中の情報の表
示を中止せず、当該優先度の高い文字情報を、表示中の
画面に重畳させて表示させるようにしてもよい。
【0037】また、無線送受信装置50を利用して、例
えば、図2に示す配信制御回路25からの映像配信出力
を地上局51に伝送するようにすれば、列車内の表示内
容を地上局51でモニタリングすることができ、例え
ば、所定映像情報の表示実行を確証する手段として使用
することもできる。
【0038】実施の形態2.図9はこの発明の実施の形
態2における列車搭載映像情報配信表示システムを示す
構成図である。ここでは、映像情報配信装置20および
その映像配信出力系統の信頼性の向上を図ったものを説
明する。従って、以下、主として、この点を中心とする
構成、動作について説明する。図9では、映像情報配信
装置20を含めそれ以下の伝送系を2重系として信頼性
の増大を図っている。即ち、両先頭車である1号車とn
号車の列車情報装置10A、10Bのそれぞれに接続さ
れる映像情報配信装置を2台(20A、20B)設けて
いる。そして、映像情報配信装置20Aから伝送路30
Aを各車両に引き通し、各所に、分岐装置31A、終端
装置32A、増幅装置33Aを設ける。また、映像情報
配信装置20Bから伝送路30Bを各車両に引き通し、
各所に、分岐装置31B、終端装置32B、増幅装置3
3Bを設ける。そして、各車両毎に、分岐装置31Aお
よび分岐装置31Bからの映像配信出力GA、GBのい
ずれかを当該車両の受信表示装置40に送出する合成装
置34を設けている。
【0039】更に、図10に示すように、列車情報装置
10Aと映像情報配信装置20Aとの間、および列車情
報装置10Bと映像情報配信装置20Bとの間でポーリ
ングセレクティング方式により動作異常の有無を監視す
る監視手段を設けている。即ち、両装置間で、互いに一
定周期T1(一般的に100〜1000ms程度)で
「問いかけ」「応答」を繰り返しており、例えば列車情
報装置10Aが故障した場合、「問いかけ」が行われな
くなり、例えば、周期T1の2倍の時間、相手から応答
がない場合は相手が故障したと判定することと決めてお
くことにより、映像情報配信装置20Aは相手(列車情
報装置10A)の故障を認識できる。同時に、映像情報
配信装置20Aが故障した場合は、「応答」が行われな
くなり、列車情報装置10Aは相手(映像情報配信装置
20A)の故障を認識できる。
【0040】列車情報装置10Bと映像情報配信装置2
0Bとの間でも同様の監視動作を行っている。また、列
車情報装置10Aと列車情報装置10Bとの間でも、そ
の間の中間車両の列車情報装置10を介してであるがデ
ータ伝送と同様の監視動作を行っている。
【0041】次に、映像情報配信装置20Aが主機とし
て列車情報装置10Aからの列車情報に基づき選択した
映像情報GAを各車両の受信表示装置40に配信してい
るときに、映像情報配信装置20Aが故障した場合を想
定した動作について説明する。映像情報配信装置20A
が故障した場合、列車情報装置10Aは「応答」がない
ことにより映像情報配信装置20Aの故障を認識し、映
像情報配信装置20Aの故障情報を含めた「問いかけ」
を列車情報装置10Bに送信する。映像情報配信装置2
0Aの故障情報を受けた列車情報装置10Bは、その情
報を映像情報配信装置20Bへの「問いかけ」に含めて
送信することにより、映像情報配信装置20Bは映像情
報配信装置20Aの故障を認知する。映像情報配信装置
20Aの故障を認知した映像情報配信装置20Bは、映
像情報配信装置20Aに替わって、各車両の受信表示装
置40に向けて映像情報GBの配信出力を開始する。
【0042】以上のように、この実施の形態2において
は、映像情報の伝送系を2重化し、そのいずれかが故障
したときはそれを直ちに探知して他方の系に切り替える
ので、映像配信の信頼性が向上する。なお、図9では、
2台の映像情報配信装置20A、20Bをそれぞれ両方
向の先頭車に搭載した列車情報装置10A、10Bと接
続する構成としたが、これに限られるものではなく、任
意の異なる車両の列車情報装置10と接続する構成とし
てもよい。更に、映像情報配信装置20は2台に限ら
ず、3台以上としてもよく、その場合は、多重化による
信頼性が更に増大する。
【0043】実施の形態3.図11は、この発明の実施
の形態3における列車搭載映像情報配信表示システムを
示す構成図である。実施の形態2と同様、映像配信出力
系統の信頼性の向上を図ったもので、以下、その点を中
心に説明する。図11において、2台の映像情報配信装
置20A、20Bを設け、それぞれ列車情報装置10A
および10Bと接続し、ポーリングセレクティング方式
で相互監視し、一方が故障すると直ちに他方の列車情報
装置10が出力を立ち上げ、各車両の受信表示装置40
に継続して映像情報Gを送出する点は、実施の形態2の
場合と同様である。実施の形態2と異なるのは、以上の
2重系を共通の1系統の伝送路30で実現している点で
ある。
【0044】このため、映像情報配信装置20Aと20
Bとの出力の搬送波周波数(変調周波数)を互いに異な
る値に設定し、共通の伝送路30上での双方向伝送を可
能としている。即ち、先の形態例では、図12(a)に
示すように、両映像情報配信装置20A、20B共、同
一の変調周波数f1を採用しており、一方向の伝送方式
となっているが、この実施の形態3では、図12(b)
に示すように、映像情報配信装置20Aは周波数fA
を、映像情報配信装置20Bは周波数fBを使用する。
そして、伝送路30に挿入する分岐装置31は、図13
(a)に示すように、周波数fAの信号を通過させるフ
ィルタAと周波数fBの信号を通過させるフィルタBと
を組み合わせて双方向動作特性を持たせている。また、
増幅装置33は、図13(b)に示すように、同じくフ
ィルタA、フィルタBおよび増幅器を組み合わせて双方
向動作特性を持たせている。また、受信表示装置40
も、両周波数fA、fBでの受信を可能とする構成とし
ておく。
【0045】以上の構成とすることにより、共通の1つ
の伝送路30のみで、実施の形態2で説明したと全く同
一の2重化による信頼性の高い映像配信出力の伝送系が
得られ、各車両を引き通す配線の構成が簡単安価になる
利点がある。なお、この実施の形態3においても、映像
情報配信装置は2台に限らず、3台以上としてもよく、
その場合は、多重化による信頼性が更に増大する。
【0046】実施の形態4.図14は、この発明の実施
の形態4における列車搭載映像情報配信表示システムの
要部である受信表示装置を示す構成図である。ここで
は、表示コンテンツの種別により、受信表示装置40に
使用する表示器のタイプを使い分けることにより、表示
システムの合理化を図っている。即ち、図15に例示す
るように、表示コンテンツの種別によっては、動画を含
む完全な映像の形態で表示する必要があるが、表示コン
テンツによっては、より簡便な文字情報の形態で表示で
きるものもある。前者は、例えば、LCD(液晶)表示
器で、後者は、例えばLED(発光ダイオード)表示器
で表示することが可能である。なお、図15で、△で示
すのは、例えば、天気予報は、天気図の映像を使ったも
のでは、LCD表示器が必要となるが、文字情報のみで
簡単に天気予報を表示することも可能であり、この場
合、表示コンテンツの形態を変えた形でLED表示器で
の表示が可能であることを示している。
【0047】この実施の形態4では、テレビ放送におい
て通常の映像情報に文字情報を付加する方式が採用され
ているが、これと同様の原理で、映像情報配信装置20
から出力する映像配信出力に文字情報を付加できるよう
に構成する。そして、これら文字情報は、例えば、表示
コンテンツにより図15で示した要領で用意する。
【0048】そして、図14に示すように、この文字情
報を付加した映像配信出力Gを、先ず、LCD表示器を
備えた受信表示装置40aで受信し、その画像処理部で
LCD表示器への画像信号を作成するとともに、付加さ
れた文字情報を抽出し、その通信処理部からLED表示
器を備えた受信表示装置40bへ送出する。受信表示装
置40bでは、その画像処理部でLED表示器への画像
(文字情報)信号を作成する。
【0049】1車両に複数台の表示装置を装備する必要
がある場合、そのすべてを比較的高価なLCD表示器を
使用したものとするのではなく、表示すべき映像情報の
種別を勘案し、完全な映像を表示するLCD表示器と文
字情報のみを表示するLED表示器とを適宜併用混在さ
せることにより、乗客への総合的な表示サービスを損な
うことなく、より合理的経済的な表示システムを実現す
ることができる。
【0050】実施の形態5.図16、17はこの発明の
実施の形態5における列車搭載映像情報配信表示システ
ムの要部である、伝送路の分岐構成を示す図である。こ
こでは、伝送路の簡便化を図っている。即ち、既述した
形態例では、車両毎に設けられた1台の分岐装置31か
ら複数の受信表示装置40にそれぞれ配線が施されてい
るが、この実施の形態5では、図16、17に示すよう
に、それ自体に分岐手段を備えることで透過機能を持た
せた受信表示装置41を採用することにより、分岐装置
31から車両内伝送路35を経て、各受信表示装置41
を直列に接続していくことで、すべての受信表示装置へ
映像情報を配信することができ、車両内の配線構造が簡
便、安価となる利点がある。
【0051】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1に係
る列車搭載映像情報配信表示システムは、列車運行情
報、列車位置情報、車載機器情報等の列車情報を処理す
る列車情報手段を備えた列車に搭載され、複数種別の映
像情報を記憶する映像情報記憶手段と、上記列車情報手
段から列車情報を入力し当該列車情報に基づき、予め設
定されたルールに従い、表示すべき映像情報の種別を特
定する表示制御指令を作成する表示制御指令作成手段
と、上記表示制御指令に基づき上記映像情報記憶手段か
ら上記特定された種別の映像情報を読み出し配信出力す
る映像情報配信制御手段とからなる映像情報配信手段、
およびこの映像情報配信手段から配信出力された映像情
報を受信し表示する映像情報受信表示手段を備えたの
で、列車客室内の乗客に対する映像情報の提供を、操作
員等の人的な作業に頼ることなく行うことができる。
【0052】また、請求項2に係る列車搭載映像情報配
信表示システムの表示制御指令作成手段は、列車情報の
種別毎に設けられ当該列車情報の内容に応じて種別を特
定した映像情報を所定時間表示するための割込みを発生
する割込み発生回路、および上記割込み発生回路のいず
れかから新たな割込みが発生した場合、予め設定された
映像情報種別の優先順位に基づき、上記新たな割込みに
係る映像情報種別と現表示中の映像情報種別との優劣を
判別し、前者が後者より優位のときは上記新たな割込み
に係る映像情報種別を現表示中の映像情報を中止して表
示する映像情報種別と特定する表示制御指令を出力し、
前者が後者より優位でないときは上記新たな割込みに係
る映像情報種別を現表示中の映像情報の表示終了後表示
する映像情報種別と特定する表示制御指令を出力する優
先処理回路を備えたので、表示すべき映像情報の種別の
抽出が、列車情報を基に確実になされる。
【0053】また、請求項3に係る列車搭載映像情報配
信表示システムは、列車種別毎の列車運行情報等を予め
記憶しておき、列車情報である列車位置情報および列車
種別情報を入力し、列車位置に応じて映像情報を表示す
るための割込みを発生する割込み発生回路を備えたの
で、列車位置に応じた映像情報を正確に抽出することが
できる。
【0054】また、請求項4に係る列車搭載映像情報配
信表示システムは、映像情報として列車情報と関係がな
い個別映像情報を含め、当該個別映像情報を所定時間表
示するための割込みを発生する個別映像情報割込み発生
回路を備え、優先処理回路は、上記個別映像情報を含め
予め設定された映像情報種別の優先順位に基づき選択し
た表示制御指令を出力するようにしたので、広告情報
等、列車情報と関係しない映像情報を、列車情報に基づ
く制御の条件下で適切に表示することができる。
【0055】また、請求項5に係る列車搭載映像情報配
信表示システムは、地上局と映像情報配信手段との間で
情報の伝送を行う無線送受信手段を備え、上記地上局か
ら映像情報配信手段に、映像情報記憶手段には未だ記憶
されていないリアルタイムの映像情報および割込みを伝
送可能としたので、ニュース性の高い映像情報をタイム
リーに乗客に提供することができる。
【0056】また、請求項6に係る列車搭載映像情報配
信表示システムは、1列車を構成する複数の車両のそれ
ぞれに、映像情報受信表示手段および互いに同一動作を
するよう構成された列車情報手段を備えたものにおい
て、映像情報配信手段を互いに異なる複数の車両に設
け、当該各車両の列車情報手段と接続するとともに、上
記各映像情報配信手段毎にその映像配信出力を各車両に
設けられた分岐手段を介して各車両に伝送する伝送路、
および各車両毎に設けられ当該車両の分岐手段を介して
上記各映像情報配信手段からの映像配信出力を入力しそ
のいずれかを当該車両の映像情報受信表示手段に送出す
る合成手段を備えたので、映像情報伝送系の多重化によ
りこの部分の信頼性が向上する。
【0057】また、請求項7に係る列車搭載映像情報配
信表示システムは、1列車を構成する複数の車両のそれ
ぞれに、映像情報受信表示手段および互いに同一動作を
するよう構成された列車情報手段を備えたものにおい
て、映像情報配信手段を互いに異なる複数の車両に設
け、当該各車両の列車情報手段と接続するとともに、上
記各映像情報配信手段の映像配信出力を互いに異なる周
波数の搬送波で送出することにより、各車両に渡って配
設された共通の伝送路および各車両に設けられた共通の
分岐手段を介して上記各映像情報配信手段からの映像配
信出力を上記各映像情報受信表示手段に伝送可能とした
ので、伝送路を増やすことなく、映像情報伝送系の多重
化が実現し、信頼性と経済性の向上が共に期待できる。
【0058】また、請求項8に係る列車搭載映像情報配
信表示システムは、各映像情報配信手段毎にそれが接続
されている列車情報手段との間でポーリングセレクティ
ング方式により動作異常の有無を監視する監視手段を備
え、常時は、上記複数の映像情報配信手段のいずれか1
台により映像配信出力を各映像情報受信表示手段に送出
する動作を行い、上記監視手段により動作中の映像情報
配信手段またはそれに接続された列車情報手段に異常が
検出されたときは、直ちに、上記複数の映像情報配信手
段の他の1台の動作に切り替えるようにしたので、多重
化した伝送系の運用が円滑確実になされる。
【0059】また、請求項9に係る列車搭載映像情報配
信表示システムは、列車に搭載され、映像情報を記憶す
る映像情報記憶手段と、表示制御指令に基づき上記映像
情報記憶手段から映像情報を読み出し配信出力する映像
情報配信制御手段とからなる映像情報配信手段、および
この映像情報配信手段から配信出力された映像情報を受
信し表示する映像情報受信表示手段を備えた列車搭載映
像情報配信表示システムにおいて、上記映像情報配信手
段の映像配信出力に、文字情報を付加するとともに、上
記映像情報受信表示手段に、上記映像配信出力を入力し
当該映像情報受信表示手段の映像情報表示部に映像情報
を出力するとともに上記文字情報を抽出する画像処理手
段を設け、上記文字情報を入力し表示する文字情報表示
部を備えたので、映像情報種別の多様性を考慮に入れ
た、表示手段のより合理的な構成を選択することができ
る。
【0060】また、請求項10に係る列車搭載映像情報
配信表示システムの映像情報表示部はLCD(液晶)表
示器、文字情報表示部はLED(発光ダイオード)表示
器で構成したので、乗客への総合的な表示サービスを損
なうことなく、合理的で経済的な表示システムを実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における列車搭載映
像情報配信表示システムの全体の概略構成を示す図であ
る。
【図2】 図1の映像情報配信装置20を中心とした構
成を示すブロック図である。
【図3】 列車番号毎の列車運行情報等の例をテーブル
の形で示す図である。
【図4】 列車位置(キロ程)に対応する表示コンテン
ツの例をテーブルの形で示す図である。
【図5】 緊急メッセージによる表示コンテンツの例を
テーブルの形で示す図である。
【図6】 リアルタイム情報による表示コンテンツの例
をテーブルの形で示す図である。
【図7】 図2の優先処理回路22の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図8】 表示コンテンツの表示優先度の例をテーブル
の形で示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態2における列車搭載映
像情報配信表示システムを示す構成図である。
【図10】 図9における監視手段の動作を説明するた
めの図である。
【図11】 この発明の実施の形態3における列車搭載
映像情報配信表示システムを示す構成図である。
【図12】 図11の映像配信出力信号の搬送波周波数
(変調周波数)を示す図である。
【図13】 図11の分岐装置31および増幅装置33
の内部構成を示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態4における列車搭載
映像情報配信表示システムの要部である受信表示装置を
示す構成図である。
【図15】 図14における各表示器で表示する表示コ
ンテンツの種別の例をテーブルの形で示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態5における列車搭載
映像情報配信表示システムを示す構成図である。
【図17】 この発明の実施の形態5における列車搭載
映像情報配信表示システムの他の変形例を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
10,10A,10B 列車情報装置、20,20A,
20B 映像情報配信装置、21a〜21e 割込み発
生回路、22 優先処理回路、23 表示制御指令作成
回路、24 記憶回路、25 配信制御回路、30,3
0A,30B 伝送路、31,31A,31B 分岐装
置、32,32A,32B 終端装置、33,33A,
33B 増幅装置、34 合成装置、35 車両内伝送
路、40,41 受信表示装置、50 無線送受信装
置、51 地上局。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA01 DA07 EA05 FE02 FE26 FF03 HA27 5H161 AA01 DD21 GG04 GG11 GG12 GG13 GG14 GG15 GG17 GG22 GG23

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車運行情報、列車位置情報、車載機器
    情報等の列車情報を処理する列車情報手段を備えた列車
    に搭載され、複数種別の映像情報を記憶する映像情報記
    憶手段と、上記列車情報手段から列車情報を入力し当該
    列車情報に基づき、予め設定されたルールに従い、表示
    すべき映像情報の種別を特定する表示制御指令を作成す
    る表示制御指令作成手段と、上記表示制御指令に基づき
    上記映像情報記憶手段から上記特定された種別の映像情
    報を読み出し配信出力する映像情報配信制御手段とから
    なる映像情報配信手段、およびこの映像情報配信手段か
    ら配信出力された映像情報を受信し表示する映像情報受
    信表示手段を備えたことを特徴とする列車搭載映像情報
    配信表示システム。
  2. 【請求項2】 表示制御指令作成手段は、列車情報の種
    別毎に設けられ当該列車情報の内容に応じて種別を特定
    した映像情報を所定時間表示するための割込みを発生す
    る割込み発生回路、および上記割込み発生回路のいずれ
    かから新たな割込みが発生した場合、予め設定された映
    像情報種別の優先順位に基づき、上記新たな割込みに係
    る映像情報種別と現表示中の映像情報種別との優劣を判
    別し、前者が後者より優位のときは上記新たな割込みに
    係る映像情報種別を現表示中の映像情報を中止して表示
    する映像情報種別と特定する表示制御指令を出力し、前
    者が後者より優位でないときは上記新たな割込みに係る
    映像情報種別を現表示中の映像情報の表示終了後表示す
    る映像情報種別と特定する表示制御指令を出力する優先
    処理回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の列車
    搭載映像情報配信表示システム。
  3. 【請求項3】 列車種別毎の列車運行情報等を予め記憶
    しておき、列車情報である列車位置情報および列車種別
    情報を入力し、列車位置に応じて映像情報を表示するた
    めの割込みを発生する割込み発生回路を備えたことを特
    徴とする請求項2記載の列車搭載映像情報配信表示シス
    テム。
  4. 【請求項4】 映像情報として列車情報と関係がない個
    別映像情報を含め、当該個別映像情報を所定時間表示す
    るための割込みを発生する個別映像情報割込み発生回路
    を備え、優先処理回路は、上記個別映像情報を含め予め
    設定された映像情報種別の優先順位に基づき選択した表
    示制御指令を出力するようにしたことを特徴とする請求
    項2または3に記載の列車搭載映像情報配信表示システ
    ム。
  5. 【請求項5】 地上局と映像情報配信手段との間で情報
    の伝送を行う無線送受信手段を備え、上記地上局から映
    像情報配信手段に、映像情報記憶手段には未だ記憶され
    ていないリアルタイムの映像情報および割込みを伝送可
    能としたことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか
    に記載の列車搭載映像情報配信表示システム。
  6. 【請求項6】 1列車を構成する複数の車両のそれぞれ
    に、映像情報受信表示手段および互いに同一動作をする
    よう構成された列車情報手段を備えたものにおいて、 映像情報配信手段を互いに異なる複数の車両に設け、当
    該各車両の列車情報手段と接続するとともに、上記各映
    像情報配信手段毎にその映像配信出力を各車両に設けら
    れた分岐手段を介して各車両に伝送する伝送路、および
    各車両毎に設けられ当該車両の分岐手段を介して上記各
    映像情報配信手段からの映像配信出力を入力しそのいず
    れかを当該車両の映像情報受信表示手段に送出する合成
    手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れかに記載の列車搭載映像情報配信表示システム。
  7. 【請求項7】 1列車を構成する複数の車両のそれぞれ
    に、映像情報受信表示手段および互いに同一動作をする
    よう構成された列車情報手段を備えたものにおいて、 映像情報配信手段を互いに異なる複数の車両に設け、当
    該各車両の列車情報手段と接続するとともに、上記各映
    像情報配信手段の映像配信出力を互いに異なる周波数の
    搬送波で送出することにより、各車両に渡って配設され
    た共通の伝送路および各車両に設けられた共通の分岐手
    段を介して上記各映像情報配信手段からの映像配信出力
    を上記各映像情報受信表示手段に伝送可能としたことを
    特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の列車搭
    載映像情報配信表示システム。
  8. 【請求項8】 各映像情報配信手段毎にそれが接続され
    ている列車情報手段との間でポーリングセレクティング
    方式により動作異常の有無を監視する監視手段を備え、
    常時は、上記複数の映像情報配信手段のいずれか1台に
    より映像配信出力を各映像情報受信表示手段に送出する
    動作を行い、上記監視手段により動作中の映像情報配信
    手段またはそれに接続された列車情報手段に異常が検出
    されたときは、直ちに、上記複数の映像情報配信手段の
    他の1台の動作に切り替えるようにしたことを特徴とす
    る請求項6または7に記載の列車搭載映像情報配信表示
    システム。
  9. 【請求項9】 列車に搭載され、映像情報を記憶する映
    像情報記憶手段と、表示制御指令に基づき上記映像情報
    記憶手段から映像情報を読み出し配信出力する映像情報
    配信制御手段とからなる映像情報配信手段、およびこの
    映像情報配信手段から配信出力された映像情報を受信し
    表示する映像情報受信表示手段を備えた列車搭載映像情
    報配信表示システムにおいて、 上記映像情報配信手段の映像配信出力に、文字情報を付
    加するとともに、 上記映像情報受信表示手段に、上記映像配信出力を入力
    し当該映像情報受信表示手段の映像情報表示部に映像情
    報を出力するとともに上記文字情報を抽出する画像処理
    手段を設け、 上記文字情報を入力し表示する文字情報表示部を備えた
    ことを特徴とする列車搭載映像情報配信表示システム。
  10. 【請求項10】 映像情報表示部はLCD(液晶)表示
    器、文字情報表示部はLED(発光ダイオード)表示器
    で構成したことを特徴とする請求項9記載の列車搭載映
    像情報配信表示システム。
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