JP2004290527A - 食器洗い機 - Google Patents
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Abstract
【課題】まな板、お玉、菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態のまま容易に出し入れおよび収容することができ、洗浄不良も生じない食器洗い機を提供する。
【解決手段】食器洗い機は1、正面開口部2aを経由して食器カゴ3,4を出し入れ可能に収容する洗浄槽2を備え、食器カゴ3,4は洗浄槽2内の上段および下段にそれぞれ水平状態に配置されている。洗浄槽2内の上段に配置された食器カゴ3に、その底面3bから洗浄槽2の天井方向に凹んで洗浄槽2の奥行き方向に連続した凹部5を設けることにより、凹部5内には、洗浄槽2の奥行き方向への物体の移動を妨げるものが存在せず、この凹部5の下方には凹部5を含む天地方向に連続した空間が形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】食器洗い機は1、正面開口部2aを経由して食器カゴ3,4を出し入れ可能に収容する洗浄槽2を備え、食器カゴ3,4は洗浄槽2内の上段および下段にそれぞれ水平状態に配置されている。洗浄槽2内の上段に配置された食器カゴ3に、その底面3bから洗浄槽2の天井方向に凹んで洗浄槽2の奥行き方向に連続した凹部5を設けることにより、凹部5内には、洗浄槽2の奥行き方向への物体の移動を妨げるものが存在せず、この凹部5の下方には凹部5を含む天地方向に連続した空間が形成されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用後の食器類を洗浄する機能を有する食器洗い機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の食器洗い機は、食器類などを積載するための食器カゴが洗浄槽の内部に上下2段に配置され、それぞれの食器カゴの下側に配置された洗浄ノズルから上方に向かって洗浄水を噴出させることによって食器類の洗浄を行う。
【0003】
一般家庭において使用されている食器類のサイズや形状は多種多様であるため、これらを食器洗い機で洗浄する場合、食器類の配置状態を考慮せずに食器カゴに積載すると、洗浄不良が生じたり、乾燥不良が生じたりすることがあった。そこで、サイズや形状の異なる食器類を容易に配置することができ、洗浄不良などの発生を防止することのできる食器カゴを備えた食器洗い機が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
特許文献1に記載された食器洗い機においては、食器カゴが、枠体とこの枠体に着脱可能な複数の専用食器収納ケースとに分けられ、食器類のサイズや形状によりこれらの専用食器収納ケースを選択するようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開平09−285435号公報(第2−3頁、第3図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の食器洗い機は、上段に配置された食器カゴなどによって洗浄槽内が上下2つの領域に区画されているため、まな板、お玉、菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態で収容することができない。このため、まな板などを洗浄する場合には、水平状態に倒伏させて収容カゴに積載しているのが実状である。
【0007】
ところが、まな板などを水平状態にして収容カゴに積載した場合、これらは水平投影面積が大であるため、洗浄ノズルから噴出する洗浄水が当たらない領域が生じたり、洗浄槽内での洗浄水の拡散、循環を妨げたりすることがあり、洗浄不良の原因となることがある。
【0008】
一方、特許文献1に記載の食器洗い機の場合、食器カゴを構成する枠体から専用食器収納ケースを全て外すことにより、フライパンやまな板などの大形の物も洗浄することができるようになっている。しかしながら、実際にフライパンやまな板など食器収納槽内に出し入れする場合、専用収納ケースが全て取り外された後の枠体が邪魔になるため、スムーズに出し入れすることができず、使い勝手が悪い。
【0009】
本発明が解決しようとする課題は、まな板、お玉、菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態のまま容易に出し入れおよび収容することができ、洗浄不良も生じない食器洗い機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の食器洗い機は、正面開口部を経由して食器カゴを出し入れ可能に収容する洗浄槽を備えた食器洗い機において、この洗浄槽内の上段に配置された食器カゴの底面より高く洗浄槽の天井方向へ突出する物体を洗浄槽の正面開口部から出し入れ可能に収容するための回避手段を食器カゴの底面に設けたことを特徴とする。
【0011】
このような構成とすることにより、前記回避手段の下方には当該回避手段を含んで天地方向に連続した空間が形成されるため、この空間に対し、洗浄槽の正面開口部から起立状態にしたまな板などを容易に出し入れおよび収容することができるようになる。また、洗浄槽内に収容されたまな板などは洗浄中も起立状態に保たれるため、洗浄槽内での洗浄水の拡散、循環を妨げることがなく、洗浄不良も生じない。
【0012】
ここで、前記回避手段として、食器カゴの少なくとも底面に、その前縁の一部から洗浄槽の奥行き方向に連続した切欠部または洗浄槽の天井方向に凹んで洗浄槽の奥行き方向に連続した凹部を設けることが望ましい。
【0013】
このような切欠部または凹部を設ければ、これらの切欠部および凹部の範囲内には、洗浄槽の奥行き方向の物体の移動を妨げるものが存在しなくなるため、起立状態にすると上端部分が上段の食器カゴの底面より高く突出するまな板などをそのまま洗浄槽の奥行き方向へ押し込んだり、引き出したりすることが可能となる。したがって、前述と同様、まな板、お玉、菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態のまま容易に出し入れおよび収容することができ、洗浄不良も生じない。
【0014】
この場合、切欠部または凹部を食器カゴの中央より洗浄槽の側壁寄りに設けることが望ましい。食器カゴの中央付近は食器類を積載したときに応力が集中する部分であるため、中央付近を避けて、洗浄槽の側壁寄りに切欠部または凹部を設けることにより、食器カゴの強度低下を最小限に抑制することができる。また、食器カゴにおいて切欠部あるいは凹部を除く残余の部分は連続した広い領域となるため、比較的大きな食器類の収容スペースとして有効に活用することができるという効果もある。
【0015】
一方、前記切欠部を覆うための着脱可能または開閉可能な閉塞部材を設けることもできる。このような閉塞部材を設ければ、切欠部を利用する必要がない場合に切欠部を閉塞部材で覆うことにより、切欠部の位置に通常の食器類を積載することができるようになるため、利便性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1実施形態である食器洗い機をドアなし状態で示す一部省略正面図、図2は図1に示す食器洗い機を構成する食器カゴを示す正面図である。
【0017】
図1に示すように、本実施形態の食器洗い機は1、正面開口部2aを経由して食器カゴ3,4を出し入れ可能に収容する洗浄槽2を備え、洗浄槽2内において食器カゴ3,4は上段および下段にそれぞれ水平状態に配置されている。これらの食器カゴ3,4は洗浄槽2の奥行き方向に引き出し状に移動可能である。
【0018】
洗浄槽2内において上段に配置された食器カゴ3には、図2に示すように、その底面3bから洗浄槽2の天井方向に凹んで洗浄槽2の奥行き方向に連続した凹部5を設けている。このような凹部5の範囲内には、洗浄槽2の奥行き方向への物体の移動を妨げるものが存在しないので、この食器カゴ3の上面3aおよび底面3bより高く洗浄槽2の天井方向へ突出する物体を洗浄槽2の正面開口部2aから出し入れ可能に収容するための回避手段として機能する。
【0019】
このような構成とすることにより、洗浄槽2内における凹部5の下方には凹部5を含む天地方向に連続した空間が形成されるため、この空間に対し、洗浄槽2の正面開口部2aから起立状態にしたまな板6などを容易に出し入れおよび収容することができる。また、洗浄槽2内に収容されたまな板6などは凹部5によって安定保持され、洗浄中も起立状態に保たれるため、洗浄槽2内での洗浄水の拡散、循環を妨げることがなく、洗浄不良も生じない。
【0020】
このように、食器カゴ3に凹部5を設けているため、起立状態にすると上端部分が上段の食器カゴ3の底面3bおよび上面3aより高く突出する物体を起立状態のままで洗浄槽2の奥行き方向へ押し込んだり、引き出したりすることができる。したがって、まな板6だけでなく、お玉、菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態のまま容易に出し入れおよび収容することができ、洗浄不良もなくすことができる。
【0021】
また、食器カゴ3に凹部5を設けることにより、洗浄槽2の奥行き方向にまな板6の通過経路を確保することができるため、まな板6を収容した状態であっても、食器カゴ3,4は互いに干渉されることなく自由に出し入れ可能である。さらに、食器カゴ3の凹部5によって、この部分に収容されたまな板6がずれたり、傾いたりしないように保持することができるほか、凹部5は、食器カゴ3に積載されたコップや小皿などを保持する機能も発揮する。
【0022】
本実施形態では、凹部5を食器カゴ3の中央より洗浄槽2の右側壁2r寄りに設けているため、凹部5の存在に起因する食器カゴ3の強度低下を最小限に抑制することができる。また、凹部5を食器カゴ3の中央より右側壁2r寄りに設けたことにより、食器カゴ3における凹部5以外の残余の部分は連続した広い領域となるため、比較的大きな食器類などの収容スペースとして有効に活用することができるという効果も得られる。
【0023】
次に、図3〜図5を参照して、本発明の第2実施形態である食器洗い機を構成する食器カゴ10について説明する。図3に示すように、食器カゴ10においては、その底面10bに、その前縁10aの一部から洗浄槽(図示せず)の奥行き方向Dに連続した切欠部11を設けている。この切欠部11が、洗浄槽(図示せず)内の上段に配置される食器カゴ10の底面10bより高く洗浄槽の天井方向へ突出する物体を洗浄槽の正面開口部から出し入れ可能に収容するための回避手段として機能する。
【0024】
このような切欠部11の範囲内には、洗浄槽の奥行き方向Dの物体の移動を妨げるものが存在しないため、起立状態にすると上端部分が上段の食器カゴ10の底面10bより高く突出するまな板6などをそのまま洗浄槽の奥行き方向Dへ押し込んだり、引き出したりすることができる。
【0025】
したがって、前述と同様、まな板6、お玉、菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態のまま容易に出し入れおよび収容することができ、洗浄不良も生じない。この場合、切欠部11は、食器カゴ10の中央よりも洗浄槽の側壁寄りに設けているため、食器カゴ11の強度低下を最小限に抑制することができるほか、食器カゴ10における切欠部11を除く残余の部分は連続した広い領域となるため、比較的大きな食器類などの収容スペースとして有効活用することができる。
【0026】
また、食器カゴ10においては、切欠部11を覆うための閉塞部材12を設けている。図4に示すように、閉塞部材12は洗浄槽の奥行き方向Dと平行に設けられたヒンジ部13を中心に約180度回動可能であるため、閉塞部材12を左右に倒伏させることによって、切欠部11を開閉することができる。したがって、切欠部11を利用する必要がない場合、閉塞部材12を切欠部11側へ倒伏させ、切欠部11を閉塞部材11で覆うことにより、切欠部11の位置に通常の食器類を積載可能となるため、利便性に優れている。
【0027】
次に、図6,図7を参照して、本発明の第3実施形態である食器洗い機を構成する食器カゴ20について説明する。図6に示すように、食器カゴ20においては、その底面20bに、その前縁20aの一部から洗浄槽(図示せず)の奥行き方向Dに連続した切欠部21を設けている。この切欠部21が、洗浄槽(図示せず)内の上段に配置される食器カゴ20の底面20bより高く洗浄槽の天井方向へ突出する物体を洗浄槽の正面開口部から出し入れ可能に収容するための回避手段として機能する。
【0028】
このような切欠部21の範囲内には、洗浄槽の奥行き方向Dの物体の移動を妨げるものが存在しないため、起立状態にすると上端部分が上段の食器カゴ20の底面20bより高く突出するお玉や菜箸などをそのまま洗浄槽の奥行き方向Dへ押し込んだり、引き出したりすることができる。
【0029】
したがって、前述と同様、お玉や菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態のまま容易に出し入れおよび収容することができ、洗浄不良も生じない。この場合、切欠部21は、食器カゴ20の中央よりも洗浄槽の側壁寄りで且つ正面開口部寄り(前縁20a寄り)に設けているため、食器カゴ20の強度低下を最小限に抑制することができるほか、前述したように、残余の部分を比較的大きな食器類などの収容スペースとして有効活用することができる。
【0030】
また、食器カゴ20においては、切欠部21を覆うための閉塞部材22を設けている。閉塞部材12は洗浄槽の奥行き方向Dと直角に設けられたヒンジ部23を中心に約180度回動可能であるため、閉塞部材22を前後に倒伏させることによって切欠部21を開閉することができる。したがって、前述と同様、切欠部21を利用しない場合、閉塞部材22を切欠部21側へ倒伏させて覆うことにより、切欠部21の位置に通常の食器類を積載することができ、利便性に優れている。
【0031】
次に、図8,図9を参照して、本発明の第4実施形態である食器洗い機を構成する食器カゴ30について説明する。図8に示すように、食器カゴ30においては、その底面30bに、その前縁30aの一部から洗浄槽(図示せず)の奥行き方向Dに連続した切欠部31を設けている。この切欠部31が、洗浄槽(図示せず)内の上段に配置される食器カゴ30の底面30bより高く洗浄槽の天井方向へ突出する物体を洗浄槽の正面開口部から出し入れ可能に収容するための回避手段として機能する。
【0032】
このような切欠部31の範囲内には、洗浄槽の奥行き方向Dの物体の移動を妨げるものが存在しないため、起立状態にすると上端部分が上段の食器カゴ30の底面30bより高く突出するまな板、お玉、菜箸などを起立状態のまま洗浄槽の奥行き方向Dへ押し込んだり、引き出したり、収容したりすることができ、洗浄不良も生じない。
【0033】
また、食器カゴ30においては、図9に示すように、切欠部31を覆うための着脱可能な閉塞部材32を備えている。したがって、切欠部31を利用しない場合、閉塞部材32を切欠部31の上面に載置し、樋形状の係止部材32aを食器カゴ30を構成する線材に係合させることにより、切欠部31を覆うことができる。この状態にすれば、切欠部31の位置に通常の食器類を積載することができるため、利便性に優れている。
【0034】
さらに、切欠部31を覆うための着脱可能な閉塞部材32を設けた場合、閉塞部材32の種類を変えることも可能となる。したがって、形状などの異なる複数種類の閉塞部材を予め準備しておけば、食器の種類に応じて閉塞部材を使い分けることによって食器カゴ30の形態を変えることもできる。
【0035】
【発明の効果】
本発明により、以下の効果を奏する。
【0036】
(1)開閉ドア付きの正面開口部を経由して食器カゴを出し入れ可能に収容する洗浄槽を備えた食器洗い機において、洗浄槽内の上段に配置された食器カゴの底面より高く洗浄槽の天井方向へ突出する物体を洗浄槽の正面開口部から出し入れ可能に収容するための回避手段を食器カゴに設けたことにより、まな板、お玉、菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態のまま容易に出し入れおよび収容することができ、洗浄不良も生じない。
【0037】
(2)前記回避手段として、食器カゴの少なくとも底面に、その前縁の一部から洗浄槽の奥行き方向に連続した切欠部または洗浄槽の天井方向に凹んで洗浄槽の奥行き方向に連続した凹部を設けることにより、前述と同様、まな板、お玉、菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態のまま容易に出し入れおよび収容することが可能となり、洗浄不良も生じない。
【0038】
(3)前記切欠部または前記凹部を食器カゴの中央より洗浄槽の側壁寄りに設けることにより、食器カゴの強度低下を最小限に抑制することができるほか、切欠部または凹部を除く食器カゴの残余の部分を大小様々な食器類などの収容スペースとして有効活用することができる。
【0039】
(4)前記切欠部を覆うための着脱可能または開閉可能な閉塞部材を設けることにより、切欠部不要の場合は閉塞部材で切欠部を覆うことにより、切欠部の位置に通常の食器類を積載可能となるため、利便性が向上する。また、予め準備した複数種類の閉塞部材を使い分けることにより、積載する食器類の種類に応じて食器カゴの形態を変化させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である食器洗い機をドアなし状態で示す一部省略正面図である。
【図2】図1に示す食器洗い機を構成する食器カゴを示す正面図である。
【図3】本発明の第2実施形態である食器洗い機を構成する食器カゴの平面図である。
【図4】図3に示す食器カゴの正面図である。
【図5】図3に示す食器カゴを切欠部閉塞状態で示す平面図である。
【図6】本発明の第3実施形態である食器洗い機を構成する食器カゴを示す平面図である。
【図7】図6に示す食器カゴを切欠部閉塞状態で示す平面図である。
【図8】本発明の第4実施形態である食器洗い機を構成する食器カゴを示す平面図である。
【図9】図8に示す食器カゴを切欠部閉塞状態で示す平面図である。
【符号の説明】
1 食器洗い機
2 洗浄槽
2a 正面開口部
2r 右側壁
3,4,10,20,30 食器カゴ
3a 上面
3b,10b,20b,30b 底面
5 凹部
6 まな板
10a,20a,30a 前縁
11,21,31 切欠部
12,22,32 閉塞部材
13,23 ヒンジ部
32a 係止部材
D 奥行き方向
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用後の食器類を洗浄する機能を有する食器洗い機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の食器洗い機は、食器類などを積載するための食器カゴが洗浄槽の内部に上下2段に配置され、それぞれの食器カゴの下側に配置された洗浄ノズルから上方に向かって洗浄水を噴出させることによって食器類の洗浄を行う。
【0003】
一般家庭において使用されている食器類のサイズや形状は多種多様であるため、これらを食器洗い機で洗浄する場合、食器類の配置状態を考慮せずに食器カゴに積載すると、洗浄不良が生じたり、乾燥不良が生じたりすることがあった。そこで、サイズや形状の異なる食器類を容易に配置することができ、洗浄不良などの発生を防止することのできる食器カゴを備えた食器洗い機が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
特許文献1に記載された食器洗い機においては、食器カゴが、枠体とこの枠体に着脱可能な複数の専用食器収納ケースとに分けられ、食器類のサイズや形状によりこれらの専用食器収納ケースを選択するようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開平09−285435号公報(第2−3頁、第3図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の食器洗い機は、上段に配置された食器カゴなどによって洗浄槽内が上下2つの領域に区画されているため、まな板、お玉、菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態で収容することができない。このため、まな板などを洗浄する場合には、水平状態に倒伏させて収容カゴに積載しているのが実状である。
【0007】
ところが、まな板などを水平状態にして収容カゴに積載した場合、これらは水平投影面積が大であるため、洗浄ノズルから噴出する洗浄水が当たらない領域が生じたり、洗浄槽内での洗浄水の拡散、循環を妨げたりすることがあり、洗浄不良の原因となることがある。
【0008】
一方、特許文献1に記載の食器洗い機の場合、食器カゴを構成する枠体から専用食器収納ケースを全て外すことにより、フライパンやまな板などの大形の物も洗浄することができるようになっている。しかしながら、実際にフライパンやまな板など食器収納槽内に出し入れする場合、専用収納ケースが全て取り外された後の枠体が邪魔になるため、スムーズに出し入れすることができず、使い勝手が悪い。
【0009】
本発明が解決しようとする課題は、まな板、お玉、菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態のまま容易に出し入れおよび収容することができ、洗浄不良も生じない食器洗い機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の食器洗い機は、正面開口部を経由して食器カゴを出し入れ可能に収容する洗浄槽を備えた食器洗い機において、この洗浄槽内の上段に配置された食器カゴの底面より高く洗浄槽の天井方向へ突出する物体を洗浄槽の正面開口部から出し入れ可能に収容するための回避手段を食器カゴの底面に設けたことを特徴とする。
【0011】
このような構成とすることにより、前記回避手段の下方には当該回避手段を含んで天地方向に連続した空間が形成されるため、この空間に対し、洗浄槽の正面開口部から起立状態にしたまな板などを容易に出し入れおよび収容することができるようになる。また、洗浄槽内に収容されたまな板などは洗浄中も起立状態に保たれるため、洗浄槽内での洗浄水の拡散、循環を妨げることがなく、洗浄不良も生じない。
【0012】
ここで、前記回避手段として、食器カゴの少なくとも底面に、その前縁の一部から洗浄槽の奥行き方向に連続した切欠部または洗浄槽の天井方向に凹んで洗浄槽の奥行き方向に連続した凹部を設けることが望ましい。
【0013】
このような切欠部または凹部を設ければ、これらの切欠部および凹部の範囲内には、洗浄槽の奥行き方向の物体の移動を妨げるものが存在しなくなるため、起立状態にすると上端部分が上段の食器カゴの底面より高く突出するまな板などをそのまま洗浄槽の奥行き方向へ押し込んだり、引き出したりすることが可能となる。したがって、前述と同様、まな板、お玉、菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態のまま容易に出し入れおよび収容することができ、洗浄不良も生じない。
【0014】
この場合、切欠部または凹部を食器カゴの中央より洗浄槽の側壁寄りに設けることが望ましい。食器カゴの中央付近は食器類を積載したときに応力が集中する部分であるため、中央付近を避けて、洗浄槽の側壁寄りに切欠部または凹部を設けることにより、食器カゴの強度低下を最小限に抑制することができる。また、食器カゴにおいて切欠部あるいは凹部を除く残余の部分は連続した広い領域となるため、比較的大きな食器類の収容スペースとして有効に活用することができるという効果もある。
【0015】
一方、前記切欠部を覆うための着脱可能または開閉可能な閉塞部材を設けることもできる。このような閉塞部材を設ければ、切欠部を利用する必要がない場合に切欠部を閉塞部材で覆うことにより、切欠部の位置に通常の食器類を積載することができるようになるため、利便性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1実施形態である食器洗い機をドアなし状態で示す一部省略正面図、図2は図1に示す食器洗い機を構成する食器カゴを示す正面図である。
【0017】
図1に示すように、本実施形態の食器洗い機は1、正面開口部2aを経由して食器カゴ3,4を出し入れ可能に収容する洗浄槽2を備え、洗浄槽2内において食器カゴ3,4は上段および下段にそれぞれ水平状態に配置されている。これらの食器カゴ3,4は洗浄槽2の奥行き方向に引き出し状に移動可能である。
【0018】
洗浄槽2内において上段に配置された食器カゴ3には、図2に示すように、その底面3bから洗浄槽2の天井方向に凹んで洗浄槽2の奥行き方向に連続した凹部5を設けている。このような凹部5の範囲内には、洗浄槽2の奥行き方向への物体の移動を妨げるものが存在しないので、この食器カゴ3の上面3aおよび底面3bより高く洗浄槽2の天井方向へ突出する物体を洗浄槽2の正面開口部2aから出し入れ可能に収容するための回避手段として機能する。
【0019】
このような構成とすることにより、洗浄槽2内における凹部5の下方には凹部5を含む天地方向に連続した空間が形成されるため、この空間に対し、洗浄槽2の正面開口部2aから起立状態にしたまな板6などを容易に出し入れおよび収容することができる。また、洗浄槽2内に収容されたまな板6などは凹部5によって安定保持され、洗浄中も起立状態に保たれるため、洗浄槽2内での洗浄水の拡散、循環を妨げることがなく、洗浄不良も生じない。
【0020】
このように、食器カゴ3に凹部5を設けているため、起立状態にすると上端部分が上段の食器カゴ3の底面3bおよび上面3aより高く突出する物体を起立状態のままで洗浄槽2の奥行き方向へ押し込んだり、引き出したりすることができる。したがって、まな板6だけでなく、お玉、菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態のまま容易に出し入れおよび収容することができ、洗浄不良もなくすことができる。
【0021】
また、食器カゴ3に凹部5を設けることにより、洗浄槽2の奥行き方向にまな板6の通過経路を確保することができるため、まな板6を収容した状態であっても、食器カゴ3,4は互いに干渉されることなく自由に出し入れ可能である。さらに、食器カゴ3の凹部5によって、この部分に収容されたまな板6がずれたり、傾いたりしないように保持することができるほか、凹部5は、食器カゴ3に積載されたコップや小皿などを保持する機能も発揮する。
【0022】
本実施形態では、凹部5を食器カゴ3の中央より洗浄槽2の右側壁2r寄りに設けているため、凹部5の存在に起因する食器カゴ3の強度低下を最小限に抑制することができる。また、凹部5を食器カゴ3の中央より右側壁2r寄りに設けたことにより、食器カゴ3における凹部5以外の残余の部分は連続した広い領域となるため、比較的大きな食器類などの収容スペースとして有効に活用することができるという効果も得られる。
【0023】
次に、図3〜図5を参照して、本発明の第2実施形態である食器洗い機を構成する食器カゴ10について説明する。図3に示すように、食器カゴ10においては、その底面10bに、その前縁10aの一部から洗浄槽(図示せず)の奥行き方向Dに連続した切欠部11を設けている。この切欠部11が、洗浄槽(図示せず)内の上段に配置される食器カゴ10の底面10bより高く洗浄槽の天井方向へ突出する物体を洗浄槽の正面開口部から出し入れ可能に収容するための回避手段として機能する。
【0024】
このような切欠部11の範囲内には、洗浄槽の奥行き方向Dの物体の移動を妨げるものが存在しないため、起立状態にすると上端部分が上段の食器カゴ10の底面10bより高く突出するまな板6などをそのまま洗浄槽の奥行き方向Dへ押し込んだり、引き出したりすることができる。
【0025】
したがって、前述と同様、まな板6、お玉、菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態のまま容易に出し入れおよび収容することができ、洗浄不良も生じない。この場合、切欠部11は、食器カゴ10の中央よりも洗浄槽の側壁寄りに設けているため、食器カゴ11の強度低下を最小限に抑制することができるほか、食器カゴ10における切欠部11を除く残余の部分は連続した広い領域となるため、比較的大きな食器類などの収容スペースとして有効活用することができる。
【0026】
また、食器カゴ10においては、切欠部11を覆うための閉塞部材12を設けている。図4に示すように、閉塞部材12は洗浄槽の奥行き方向Dと平行に設けられたヒンジ部13を中心に約180度回動可能であるため、閉塞部材12を左右に倒伏させることによって、切欠部11を開閉することができる。したがって、切欠部11を利用する必要がない場合、閉塞部材12を切欠部11側へ倒伏させ、切欠部11を閉塞部材11で覆うことにより、切欠部11の位置に通常の食器類を積載可能となるため、利便性に優れている。
【0027】
次に、図6,図7を参照して、本発明の第3実施形態である食器洗い機を構成する食器カゴ20について説明する。図6に示すように、食器カゴ20においては、その底面20bに、その前縁20aの一部から洗浄槽(図示せず)の奥行き方向Dに連続した切欠部21を設けている。この切欠部21が、洗浄槽(図示せず)内の上段に配置される食器カゴ20の底面20bより高く洗浄槽の天井方向へ突出する物体を洗浄槽の正面開口部から出し入れ可能に収容するための回避手段として機能する。
【0028】
このような切欠部21の範囲内には、洗浄槽の奥行き方向Dの物体の移動を妨げるものが存在しないため、起立状態にすると上端部分が上段の食器カゴ20の底面20bより高く突出するお玉や菜箸などをそのまま洗浄槽の奥行き方向Dへ押し込んだり、引き出したりすることができる。
【0029】
したがって、前述と同様、お玉や菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態のまま容易に出し入れおよび収容することができ、洗浄不良も生じない。この場合、切欠部21は、食器カゴ20の中央よりも洗浄槽の側壁寄りで且つ正面開口部寄り(前縁20a寄り)に設けているため、食器カゴ20の強度低下を最小限に抑制することができるほか、前述したように、残余の部分を比較的大きな食器類などの収容スペースとして有効活用することができる。
【0030】
また、食器カゴ20においては、切欠部21を覆うための閉塞部材22を設けている。閉塞部材12は洗浄槽の奥行き方向Dと直角に設けられたヒンジ部23を中心に約180度回動可能であるため、閉塞部材22を前後に倒伏させることによって切欠部21を開閉することができる。したがって、前述と同様、切欠部21を利用しない場合、閉塞部材22を切欠部21側へ倒伏させて覆うことにより、切欠部21の位置に通常の食器類を積載することができ、利便性に優れている。
【0031】
次に、図8,図9を参照して、本発明の第4実施形態である食器洗い機を構成する食器カゴ30について説明する。図8に示すように、食器カゴ30においては、その底面30bに、その前縁30aの一部から洗浄槽(図示せず)の奥行き方向Dに連続した切欠部31を設けている。この切欠部31が、洗浄槽(図示せず)内の上段に配置される食器カゴ30の底面30bより高く洗浄槽の天井方向へ突出する物体を洗浄槽の正面開口部から出し入れ可能に収容するための回避手段として機能する。
【0032】
このような切欠部31の範囲内には、洗浄槽の奥行き方向Dの物体の移動を妨げるものが存在しないため、起立状態にすると上端部分が上段の食器カゴ30の底面30bより高く突出するまな板、お玉、菜箸などを起立状態のまま洗浄槽の奥行き方向Dへ押し込んだり、引き出したり、収容したりすることができ、洗浄不良も生じない。
【0033】
また、食器カゴ30においては、図9に示すように、切欠部31を覆うための着脱可能な閉塞部材32を備えている。したがって、切欠部31を利用しない場合、閉塞部材32を切欠部31の上面に載置し、樋形状の係止部材32aを食器カゴ30を構成する線材に係合させることにより、切欠部31を覆うことができる。この状態にすれば、切欠部31の位置に通常の食器類を積載することができるため、利便性に優れている。
【0034】
さらに、切欠部31を覆うための着脱可能な閉塞部材32を設けた場合、閉塞部材32の種類を変えることも可能となる。したがって、形状などの異なる複数種類の閉塞部材を予め準備しておけば、食器の種類に応じて閉塞部材を使い分けることによって食器カゴ30の形態を変えることもできる。
【0035】
【発明の効果】
本発明により、以下の効果を奏する。
【0036】
(1)開閉ドア付きの正面開口部を経由して食器カゴを出し入れ可能に収容する洗浄槽を備えた食器洗い機において、洗浄槽内の上段に配置された食器カゴの底面より高く洗浄槽の天井方向へ突出する物体を洗浄槽の正面開口部から出し入れ可能に収容するための回避手段を食器カゴに設けたことにより、まな板、お玉、菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態のまま容易に出し入れおよび収容することができ、洗浄不良も生じない。
【0037】
(2)前記回避手段として、食器カゴの少なくとも底面に、その前縁の一部から洗浄槽の奥行き方向に連続した切欠部または洗浄槽の天井方向に凹んで洗浄槽の奥行き方向に連続した凹部を設けることにより、前述と同様、まな板、お玉、菜箸などの比較的長尺の調理器具などを起立状態のまま容易に出し入れおよび収容することが可能となり、洗浄不良も生じない。
【0038】
(3)前記切欠部または前記凹部を食器カゴの中央より洗浄槽の側壁寄りに設けることにより、食器カゴの強度低下を最小限に抑制することができるほか、切欠部または凹部を除く食器カゴの残余の部分を大小様々な食器類などの収容スペースとして有効活用することができる。
【0039】
(4)前記切欠部を覆うための着脱可能または開閉可能な閉塞部材を設けることにより、切欠部不要の場合は閉塞部材で切欠部を覆うことにより、切欠部の位置に通常の食器類を積載可能となるため、利便性が向上する。また、予め準備した複数種類の閉塞部材を使い分けることにより、積載する食器類の種類に応じて食器カゴの形態を変化させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である食器洗い機をドアなし状態で示す一部省略正面図である。
【図2】図1に示す食器洗い機を構成する食器カゴを示す正面図である。
【図3】本発明の第2実施形態である食器洗い機を構成する食器カゴの平面図である。
【図4】図3に示す食器カゴの正面図である。
【図5】図3に示す食器カゴを切欠部閉塞状態で示す平面図である。
【図6】本発明の第3実施形態である食器洗い機を構成する食器カゴを示す平面図である。
【図7】図6に示す食器カゴを切欠部閉塞状態で示す平面図である。
【図8】本発明の第4実施形態である食器洗い機を構成する食器カゴを示す平面図である。
【図9】図8に示す食器カゴを切欠部閉塞状態で示す平面図である。
【符号の説明】
1 食器洗い機
2 洗浄槽
2a 正面開口部
2r 右側壁
3,4,10,20,30 食器カゴ
3a 上面
3b,10b,20b,30b 底面
5 凹部
6 まな板
10a,20a,30a 前縁
11,21,31 切欠部
12,22,32 閉塞部材
13,23 ヒンジ部
32a 係止部材
D 奥行き方向
Claims (4)
- 正面開口部を経由して食器カゴを出し入れ可能に収容する洗浄槽を備えた食器洗い機において、前記洗浄槽内の上段に配置された食器カゴの底面より高く前記洗浄槽の天井方向へ突出する物体を前記洗浄槽の正面開口部から出し入れ可能に収容するための回避手段を前記食器カゴに設けたことを特徴とする食器洗い機。
- 前記回避手段として、前記食器カゴの少なくとも底面に、その前縁の一部から前記洗浄槽の奥行き方向に連続した切欠部または前記洗浄槽の天井方向に凹んで前記洗浄槽の奥行き方向に連続した凹部を設けたことを特徴とする請求項1記載の食器洗い機。
- 前記切欠部または前記凹部を前記食器カゴの中央より前記洗浄槽の側壁寄りに設けた請求項2記載の食器洗い機。
- 前記切欠部を覆うための着脱可能または開閉可能な閉塞部材を設けた請求項2または3記載の食器洗い機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003089093A JP2004290527A (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 食器洗い機 |
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JP2003089093A JP2004290527A (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 食器洗い機 |
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JP2004290527A true JP2004290527A (ja) | 2004-10-21 |
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ID=33403054
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004290527A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012105696A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Panasonic Corp | 食器洗い機 |
-
2003
- 2003-03-27 JP JP2003089093A patent/JP2004290527A/ja active Pending
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JP2012105696A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Panasonic Corp | 食器洗い機 |
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