JP2004287168A - 情報表示装置及び情報表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者との距離にかかわらず文字の大きさを自動的に最適なものにできる情報表示装置を提供すること。
【解決手段】遠隔操作制御装置5との間の距離を計測する距離計測手段6と、文字情報表示部2Bで表示される文字の最適な大きさを遠隔操作制御装置5との距離の関係で予め求めておき距離計測手段6の計測結果に基づいて文字情報表示部2Bで表示される文字の最適な大きさXを制御する制御手段とを備えた。遠隔操作制御装置5の位置は利用者が情報表示装置1を見る位置であるため、利用者が情報表示装置1から離れる位置が変わっても、遠隔操作制御装置5と情報表示装置1との間の距離Rに基づいて文字の大きさXが自動的に最適なものに制御される。
【選択図】 図1
【解決手段】遠隔操作制御装置5との間の距離を計測する距離計測手段6と、文字情報表示部2Bで表示される文字の最適な大きさを遠隔操作制御装置5との距離の関係で予め求めておき距離計測手段6の計測結果に基づいて文字情報表示部2Bで表示される文字の最適な大きさXを制御する制御手段とを備えた。遠隔操作制御装置5の位置は利用者が情報表示装置1を見る位置であるため、利用者が情報表示装置1から離れる位置が変わっても、遠隔操作制御装置5と情報表示装置1との間の距離Rに基づいて文字の大きさXが自動的に最適なものに制御される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報表示装置及び情報表示方法に関する。
【0002】
【従来技術】
テレビ等の情報表示装置では、その画面を利用者が離れた位置から見るものがある。この場合、利用者の利便性を考慮して、遠隔操作制御装置(通称、リモコン)を操作して情報表示装置の画面の切り替え、音量の調整等を行っている。
この情報表示装置には、文字情報が表示される文字情報表示部を有するウェブページを閲覧できるものがある。
【0003】
情報表示装置では、利用者との間の距離にかかわらず、画面で表示される文字(フォント)が一定の大きさであるものが多い。利用者は情報表示装置との間の距離を変更して画面を見ることが多く、遠い位置で画面を見る場合には文字が小さく文字情報がわかりにくい。
そのため、文字の大きさを変更できる情報表示装置が望まれており、従来には、文字の大きさを変更できるものとして、ウェブページの文字情報表示部で表示される文字の大きさを利用者が逐一自分に最適なフォントで表示されるようにマニュアル操作にて変更するものや、さらに、パソコンの画面の大きさに対応させて文字の大きさを自動的に制御するもの(特許文献1)がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−261724号公報(第3頁〜第5頁及び図1参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
文字の大きさをマニュアル操作で変更する従来例にあっては、利用者が情報表示装置との距離を変更した場合毎に文字の大きさを換えなければならず、不便さは十分に解消されていない。
画面の大きさに比例して文字の大きさを変更する特許文献1では、利用者との間を変更しても、文字の大きさが変更されないので、前述の不便さは解消されない。
【0006】
本発明の目的は、利用者との距離にかかわらず文字の大きさを自動的に最適なものにできる情報表示装置及び情報表示方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、遠隔操作制御装置から送られる信号に基づいて文字情報が表示される文字情報表示部を有する情報表示装置であって、前記遠隔操作制御装置との間の距離を計測する距離計測手段と、前記文字情報表示部で表示される文字の最適な大きさを前記遠隔操作制御装置との距離の関係で予め求めておき前記距離計測手段の計測結果に基づいて前記文字情報表示部で表示される文字の最適な大きさを制御する制御手段とを備えたことを特徴とする情報表示装置である。
【0008】
請求項11に記載の発明は、遠隔操作制御装置から送られる信号に基づいて文字情報を表示する情報表示方法であって、前記文字情報として表示される文字の最適な大きさを前記遠隔操作制御装置との距離の関係で予め求めておき、前記遠隔操作制御装置との距離を計測した結果に基づいて前記文字情報として表示される文字の最適な大きさを制御することを特徴とする情報表示方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態にかかる情報表示装置1の概略構成を示す斜視図である。
図1において、情報表示装置1は、正面に画面2を備え、この画面2を挟んだ水平方向(横方向)の両側にはそれぞれ受光検出素子3R,3Lと、スピーカ4とが設けられたテレビである。情報表示装置1は遠隔操作制御装置5によって音声・画像情報が操作される。遠隔操作制御装置5は受光検出素子3R,3Lに光信号を送る発光素子50を備える。
【0010】
画面2はテレビの画像情報を表示する表示する画像情報表示部2Aと、この画像情報表示部2Aの中に設けられた窓に表示される文字情報表示部2Bとを備えている。画像情報表示部2AはVHFやUHF等のテレビ電波を受信して静止画、動画、文字等の画像情報が表示される。文字情報表示部2Bはインターネット、ケーブルテレビ等の外部通信手段から信号を受信して文字情報が表示される。文字情報表示部2Bで表示される文字情報は画像情報表示部2Aで表示される画像情報とリンクさせることも可能である。
【0011】
図2は情報表示装置1の内部構成を示すブロック図である。
図2において、情報表示装置1は、テレビ電波を受信するアンテナ10と、このアンテナ10から受信した画像・音声データをチューニングするチューナー11と、このチューナー11からの信号を受けて画面2に編集した情報を供給するコンポジター12と、このコンポジター12を制御するOSD(オンスクリーンディスプレイ)13と、インターネット、ケーブルテレビ等の外部通信手段から文字情報を受けるNIM(ネットワークインターフェイスモジュール)14と、テレビのRAM15及びROM16と、これらのチューナー11、コンポジター12、OSD13、NIM14、RAM15及びROM16の駆動を制御する制御手段としてのCPU17とを備えている。このCPU17はテレビとして画像・音声データを適正に出力するようにOSD13やスピーカ4に信号を送る他、受光検出素子3R,3Lからの信号を受けて文字の大きさを最適なものに制御するものである。
【0012】
CPU17の具体的な構成が図3に示されている。
図3において、CPU17は、受光検出素子3R,3Lからの信号を受ける距離演算部171と、情報表示装置1と遠隔操作制御装置5との間の距離R(図4参照)と文字情報表示部2Bで表示される文字(フォント)の最適な大きさX(図6参照)との関係を示すテーブル172と、このテーブル172に遠隔操作制御装置5からの信号を受けてデータを入力する設定部173と、テーブル172と距離演算部171とのデータに基づいて最適な文字の大きさを演算するフォント演算部174と、このフォント演算部174からの信号を受けて文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさを変更するようにOSD13に信号を送る駆動部175と、遠隔操作制御装置5からの信号を受けて文字情報表示部2Bに表示される文字の大きさをマニュアルで変更するようにOSD13に信号を送るマニュアル駆動部176とを備えている。
【0013】
受光検出素子3R,3L及び距離演算部171は、本実施形態における情報表示装置1と遠隔操作制御装置5との間の距離を計測する距離計測手段6を構成する。
この距離計測手段6の構成が図4及び図5に示されている。図4には受光検出素子3R,3Lの概略構成が示されている。
図4において、距離計測手段6は、遠隔操作制御装置5の発光素子50から出力される光信号を受光して距離Rを計測する光計測装置であり、具体的には、これらの受光検出素子3R,3Lの間の寸法2Wと、これらの受光検出素子3R,3L同士を結ぶ直線及びこの直線上の1点と遠隔操作制御装置5との最短を結ぶ直線とのなす三角形の関係から距離Rを測定するものである。
【0014】
受光検出素子3R,3Lは、受光素子アレイ3Aが水平面内において円弧状に沿って複数並んで配列されており、各受光素子アレイ3Aでの受光量の強度分布は発光素子50からの距離に比例する。つまり、受光素子アレイ3Aのうち発光素子50との間の距離が短いもの、換言すれば、受光素子アレイ3Aのうち光信号の指向性が大きいものは受光量の強度が多い。この受光量の最も多い受光素子アレイ3Aの信号が距離演算部171に送られる。この信号は新たな光を受光素子アレイ3Aで受光するまで保持される。
【0015】
ここで、利用者がいる位置が遠隔操作制御装置5の位置でもあるため、利用者が画面2の正面、つまり、受光検出素子3R,3Lを結ぶ線分の中心点を基点とする法線上にいるとすると、受光検出素子3R,3Lが配置される線分において受光検出素子3R,3Lの各中心点から延びる法線Hと、これらの法線Hの基点と指向性の大きな受光素子アレイ3Aの位置とを結ぶ線分Pとのなす角度(振れ角)をΦとすると、tanΦ=W/Rの関係式がなりたつ。
ここで、角度Φは受光検出素子3R,3Lで求めることができ、Wは既知の寸法であるから、画面2と遠隔操作制御装置5との間の距離Rを求めることができる。
【0016】
仮に、利用者が画面2の正面にいなくても、図5で示す三角形の関係で距離Rを求めることができる。
つまり、利用者が受光検出素子3R,3Lを結ぶ線分上のa:bの位置の法線上に位置すると仮定すると、tanΦ1=R/bであり、tanΦ2=R/aであり、R=btanΦ1=atanΦ2であり、b=a(tanΦ2/tanΦ1)となる。一方、a+b=2Wであるため、a+a(tanΦ2/tanΦ1)=2Wの式並びに受光検出素子3R,3Lで求まる振れ角Φ1及びΦ2の値からaを求め、このaからRを求めることができる。
【0017】
テーブル172は距離Rと文字の大きさ(1文字あたりの見込み角)との関係を予め記憶する記憶手段である。ここで、距離Rと文字の大きさXとの関係を図6に示す。図6において、利用者が文字情報表示部2Bから距離Rだけ離れて一辺2Xの大きさの文字「あ」を見るとする。本実施形態では、見込み角θが一定となるように距離Rと文字の大きさXとを定める。
例えば、50インチの画面2をもつ情報表示装置1において、その画面2の四分の一画面相当に文字情報表示部2Bの大きさを設定すると、利用者が5mの距離R離れている時には、1文字はデフォルトで24×24ドットに構成されるフォントで表示されると決められる。このとき、利用者が画面2まで2.5mの位置まで近づくとすると、1文字が12×12ドットに構成されるフォントで表示されるように制御する。そのため、文字の大きさXと距離Rとが一定の相関関係をもってテーブル172に記憶される。
【0018】
文字の大きさXと距離Rとの相関関係としては、図7(A)のグラフにおいて想像線Pで示される通り、直線的に正比例して増大する基本形のものの他、図7(A)〜(C)の実線で示される非線形のものがある。つまり、文字の大きさXと距離Rとの相関関係には、図7(A)の実線で示される通り、一定(維持)と変更とを所定距離R1毎に繰り返して階段的に増加するもの、図7(B)に示される通り、距離Rが短い時は変化率が大きく距離Rが長い時は変化率が小さく変化するものがある。ここで、距離Rが所定値を越えて長くなる場合には1文字の大きさXを所定の大きさX1に制限するリミッタ機能が設けられている。このリミッタ機能は文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさの制限を一列に配列する文字数との関係で設定される。
【0019】
本実施形態では、文字情報表示部2Bの大きさを決めるため、距離Rが長くなって1文字の大きさXが大きくなると、1行あたりに表示される文字数を減少せざるを得ない。
1行あたりの文字数が減少すると、文字情報を認識しにくくなるので、本実施形態では、文字情報表示部2Bに1行あたりに表示する最低限の文字数を決めておき、これ以上、距離Rが長くなっても、文字の大きさXを維持することにした。
なお、文字情報表示部2Bで表示可能な領域が大きくなると、図7(C)で示される通り、1行あたりに表示できる文字の大きさX1が大きくなる。
【0020】
設定部173は、文字情報表示部2Bの領域の大きさ、背景の色、1文字の大きさXの最大値、文字の大きさXと距離Rとの相関関係(図7(A)〜(C)のいずれの関係で文字の大きさを変化させるか)、等を設定するものであり、設定値等を記憶する記憶部を有する。これらの値は遠隔操作制御装置5からの信号により変更される。
フォント演算部174は距離演算部171で演算された現在の距離R’と、テーブル172で記憶されたデータとに基づいて現在の見込み角θ’を演算し、この見込み角θ’と今まで記憶している見込み角θとを比較し、見込み角θ’とθが一致するように文字の大きさXをX’に変更する信号を駆動部175に送る。さらに、距離RをR’とし、見込み角θをθ’とし、文字の大きさXをX’としたデータをフォント演算部174で更新する。
駆動部175は遠隔操作制御装置5から出力される信号及びフォント演算部174から出力される信号を受けて作動する。
マニュアル駆動部176は距離Rと関わらず1文字の大きさXをマニュアルにて変更するものであり、マニュアル駆動部176が作動している場合には駆動部175の作動が中止する。
【0021】
遠隔操作制御装置5の構成が図8及び図9に示されている。
遠隔操作制御装置5の外観構成が示される図8において、遠隔操作制御装置5は、チャンネルを切り換える複数の番組切換ボタン51と、音量ボタン52と、電源ボタン53と、文字情報表示ボタン54と、文字情報更新ボタン55と、設定ボタン56と、マニュアルボタン57とを備えている。番組切換ボタン51は初期値設定時等で用いられる数字キーを兼ねる。
【0022】
図9には遠隔操作制御装置5の回路構成が示されている。
図9において、番組切換ボタン51、文字情報表示ボタン54、文字情報更新ボタン55、設定ボタン56及びマニュアルボタン57にそれぞれ対応するスイッチ51A,54A,55A,56A,57Aを含んでスイッチアレイ5Aが構成され、このスイッチアレイ5Aと、CPU5Bと、ROM5Cと及びRAM5Dを備えて駆動回路が構成されている。
CPU5Bは各スイッチ51A,54A,55A,56A,57Aからの信号を受けて発光素子50に信号を送り、この発光素子50が情報表示装置1に信号を送る。
【0023】
例えば、文字情報表示ボタン54を押すと、スイッチ54AがONし、CPU5Bは発光素子50から駆動信号を情報表示装置1のCPU17の駆動部175に伝達する。これにより、画面2に文字情報表示部2Bが表示されるとともに、この文字情報表示部2Bに表示される文字の大きさXが距離Rに応じて自動制御される。
また、文字情報更新ボタン55を押すと、スイッチ55AがONし、CPU5Bは発光素子50から駆動信号を情報表示装置1のCPU17の駆動部175に伝達する。これにより、文字情報表示部2Bでの改ページ等される。
【0024】
さらに、設定ボタン56を押すと、スイッチ56AがONし、CPU5Bは発光素子50から駆動信号を情報表示装置1のCPU17の設定部173に伝達する。その後、数字キーを兼ねる番組切換ボタン51やその他のボタンを押すことで初期値設定等を行う。
また、マニュアルボタン57を押すと、スイッチ57AがONし、CPU5Bは発光素子50から駆動信号を情報表示装置1のCPU17のマニュアル駆動部176に伝達する。その後、番組切換ボタン51やその他のボタンを押すことで文字情報表示部2Bに表示される文字の大きさXをマニュアルで変更する。
【0025】
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、距離Rによって文字の大きさXを単純に制御する基本的な手順について、図10及び図11に基づいて説明する。
図10は文字の大きさを単純に制御する手順を示すフローチャートである。
まず、遠隔操作制御装置5の文字情報表示ボタン54を押すと、スイッチ54AがONし、この信号が情報表示装置1のCPU17の駆動部175に伝達される。駆動部175に信号が伝達されることで、図11(A)で示される通り、画像情報表示部2Aのみ表示される画面2に、図11(B)で示される通り、文字情報表示部2Bが併せて表示されることになる。
【0026】
図10に示される通り、文字情報表示ボタン54が押されることで、文字情報表示要求があったことになり(S111)、遠隔操作制御装置5の発光素子50で発信される光信号を受光検出素子3R,3Lで受光して受光量の強度分布を読み取る(S112)。
さらに、強度分布から振れ角Φ1、Φ2を求める(S113)。これらの振れ角Φ1、Φ2から遠隔操作制御装置5と情報表示装置1との間の実際の距離R’を求める(S114)。
さらに、現在の距離R’と現在の1文字当たりの大きさX’とから現在の見込み角θ’を求め(S115)、この見込み角θ’が記憶している見込み角θと変化があるか否か判断し(S116)、変化があれば、記憶している距離R、X及びθと、現在の距離R’及びθ’とから修正すべき文字の大きさX`を求め(S117)、変化がなければ、文字情報表示に関する指示があったか否か判断する(S118)。
修正すべき文字の大きさX’を求めたら、このX’の値に従ってOSDに表示データの変更の信号を送り(S119)、さらに、記憶データRをR’に、θをθ’に、XをX’にそれぞれ変更する(S120)。
【0027】
例えば、現在の距離R’が記憶されている距離Rより長くなる場合には、図11(C)で示される通り、1文字あたりの大きさXが大きくなる。
記憶データの変更が終了したら、文字情報表示に関する指示があったか否か判断し(S118)、文字情報表示に関する指示があれば、S112で示すステップに戻り、文字情報表示に関する指示がなければ、文字情報表示が終了したか否かを判断し(S121)、終了されていれば、制御システムの作動を終了し、終了されていなければ、S118で示すステップに戻る。
【0028】
次に、距離Rによって文字の大きさXを非線形のグラフ(図7(A)〜(C)において実線で示されるグラフ)に基づいて制御する手順について、図12に基づいて説明する。
図12は文字の大きさを非線形のグラフに基づいて制御する手順を示すフローチャートである。
まず、文字情報表示要求があった否かを判断し(S211)、文字情報表示要求があったなら、設定部から距離Rと文字の大きさXとのデータを呼び出す(S212)。さらに、遠隔操作制御装置5の発光素子50で発信される光信号を受光検出素子3R,3Lで受光して受光量の強度分布を読み取り(S213)、強度分布から振れ角Φ1、Φ2を求める(S214)。これらの振れ角Φ1、Φ2から遠隔操作制御装置5と情報表示装置1との間の現在の距離R’を求める(S215)。
【0029】
さらに、記憶していた距離Rと現在の距離R’とを比較し(S216)、距離Rと距離R’とが違うなら、得られた距離R’と現在設定されているグラフとから1文字の大きさX’を求め(S217)、距離Rと距離R’とが違わないなら文字情報表示に関する指示があったか否か判断する(S218)。
文字の大きさX’を求めたら、このX’の値に従ってOSDに表示データの変更の信号を送り(S219)、さらに、現在のデータを記憶して記憶データRをR’に、XをX’にそれぞれ変更する(S220)。
記憶データの変更が終了したら、文字情報表示に関する指示があったか否か判断し(S218)、変更があれば、S212で示すステップに戻り、変更がなければ、文字情報表示が終了したか否かを判断し(S221)、終了されていれば、制御システムの作動を終了し、終了されていなければ、S218で示すステップに戻る。
【0030】
次に、初期値を設定する手順について、図13及び図14に基づいて説明する。
図13は文字の大きさの初期値を設定する手順を示すフローチャートである。
まず、遠隔操作制御装置5の設定ボタン56を押すと、スイッチ56AがONし、この信号が情報表示装置1のCPU17の設定部173に伝達される。
すると、遠隔操作制御装置5の発光素子50で発信される光信号を受光検出素子3R,3Lで受光して受光量の強度分布を読み取る(S311)。さらに、強度分布から振れ角Φ1、Φ2を求める(S312)。これらの振れ角Φ1、Φ2から遠隔操作制御装置5と情報表示装置1との間の実際の距離R’を求め(S313)、利用者に1文字の大きさの変更を促す(S314)。この場合、図14(A)に示される通り、画面2の文字情報表示部2Bには「フォントの大きさを変更して下さい」というメッセージが表示される。
【0031】
その後、1文字の大きさXを大きくする操作があるか否かを判断し(S315)、操作があれば、1文字の大きさXを一段大きくし(S316)、この文字の大きさで良いか利用者を促す(S317)。この場合、図14(B)に示される通り、画面2の文字情報表示部2Bには「このフォントの大きさでよろしいですか」というメッセージが表示される。
1文字の大きさXを大きくする操作がなければ、1文字の大きさXを小さくする操作があるか否か判断し(S318)、操作があれば、1文字の大きさを一段小さくし(S319)、この文字の大きさで良いか利用者を促す(S317)。この場合、図14(C)に示される通り、画面2の文字情報表示部2Bには「このフォントの大きさでよろしいですか」というメッセージが表示される。
【0032】
1文字の大きさXを小さくする操作がなければ、この文字の大きさで良いか利用者を促す(S317)。
図14(B)で示されるメッセージに対して利用者からOKとの判断を示す信号を遠隔操作制御装置5から入力すると(S320)、基準値Rを距離R’にし、また大きさXを基準値として、基準値Rと共に設定部に記憶し(S321)、作業が終了する。一方、利用者からOKとの判断を示す信号が入力されない場合には、S315で示されるステップに戻る。
【0033】
従って、本実施形態では、次の効果を奏することができる。
(1)遠隔操作制御装置5から送られる信号に基づいて文字情報が表示される文字情報表示部2Bを有する情報表示装置1であって、遠隔操作制御装置5との間の距離を計測する距離計測手段6と、文字情報表示部2Bで表示される文字の最適な大きさXを遠隔操作制御装置5との距離Rの関係で予め求めておき距離計測手段6の計測結果に基づいて文字情報表示部2Bで表示される文字の最適な大きさXを制御するCPU17とを備えたから、遠隔操作制御装置5の位置が利用者が情報表示装置1を見る位置であるため、利用者が情報表示装置1から離れる位置が変わっても、遠隔操作制御装置5と情報表示装置1との間の距離Rに基づいて距離計測手段6及びCPU17で文字情報表示部2Bに表示される文字の大きさXが自動的に最適なものに制御されるので、利用者は、文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさをマニュアルで変更する不便さから開放される。
【0034】
(2)遠隔操作制御装置5は距離Rを計測するための光信号を出力する発光素子50を備え、距離計測手段6を遠隔操作制御装置5から出力される光信号を受光して距離Rを計測する光計測装置としたので、測長手段として光を用いることで、測長精度を高くし、これに伴って、文字の大きさの制御を精度良く行うことができる。
【0035】
(3)光計測装置は文字情報表示部2Bを挟んで2個所設けられた受光検出素子3R,3Lを備え、これらの受光検出素子3R,3Lの間の寸法Wと、これらの受光検出素子同士を結ぶ直線とこの直線上の1点と遠隔操作制御装置5との最短を結ぶ直線とからなる三角形の関係から距離Rを演算するから、利用者が情報表示装置1の中心の正面から外れた位置にいても、三角形の関係式に基づいて利用者と情報表示装置1との間の距離Rを正確に求めることができ、この正確に求められた距離Rに基づいて文字の大きさXを精度よく制御することができる。
【0036】
(4)情報表示装置1は、文字情報表示部2Bの他に、画像情報を表示する画像情報表示部2Aを備えて構成したので、画像情報表示部2Aの画像情報を文字情報表示部2Bで表示される文字情報で補足することが可能となり情報表示装置1で表示される情報の多様化を図ることができる。
【0037】
(5)CPU17を、文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさXを遠隔操作制御装置5との距離Rと直線的に正比例して制御する構成にすると、距離Rに対応して文字の大きさXを微妙に変化させることができる。
【0038】
(6)CPU17を、文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさXを遠隔操作制御装置5との距離Rと対応して一定と変更とを所定距離毎に繰り返して階段的に制御する構成にすると、利用者が姿勢等を変えて遠隔操作制御装置5の情報表示装置1に対する位置が微小に変化しても、文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさが変化しないので、文字情報表示部2Bで表示される文字が見にくくなることがない。
【0039】
(7)CPU17を、文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさを遠隔操作制御装置5との距離Rと対応して距離Rが短い時は変化率が大きく距離Rが長い時は変化率が小さくなるように制御する構成にすると、文字情報表示部2Bで表示される文字情報が比較的に利用されやすい近接位置において文字の大きさXを大きく変化させることができるので、文字の大きさを合理的に制御することができる。
【0040】
(8)CPU17は文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさを遠隔操作制御装置5との距離Rが所定値を越えた場合には所定の大きさのままに制限するリミット機能を有するから、文字情報表示部2Bに表示される文字が大きくなり過ぎて文字情報が判読できないという不都合を回避することができる。
【0041】
(9)CPU17は文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさの制限を一列に配列する文字数との関係で求めるから、文字情報表示部2Bで表示される文字情報を確実に判読することができる。
【0042】
(10)CPU17は、文字情報表示部2Bで表示される文字の最適な大きさを遠隔操作制御装置5からの信号を受けてマニュアルで制御するマニュアル駆動部176を備えたから、利用者は文字の大きさXを自動制御することとマニュアル制御することとを選択することができるので、利便性が向上する。
【0043】
(11)2個の受光検出素子3R,3Lは画面2を挟んで水平方向に並べて配置されているので、これらの間の間隔を大きくすることが可能であるから、利用者が画面2の正面に位置していない場合でも、文字の大きさを精度良く制御することができる。つまり、情報表示装置1はテレビであり、テレビは、画面2の縦横比率に関して横が大きい。この水平方向の沿って受光検出素子3R,3Lを配置することで、鉛直に沿って受光検出素子3R,3Lを配置する場合に比べてこれらの間隔を大きくとれる。受光検出素子3R,3Lの間隔が大きければ、角度Φを大きくとることができるので、画面2と利用者(遠隔操作制御装置5)との間の距離を正確に測定して文字の大きさを精度よく制御することができる。
【0044】
(12)CPU17は、文字情報表示部2Bの領域の大きさ、背景の色、1文字の大きさXの最大値、文字の大きさXと距離Rとの相関関係等を設定する設定部173を備えたので、利用者に応じて最適な文字の大きさを決定できる。例えば、目の不自由な利用者は最適な文字の大きさを健常者より大きめに設定できる。
【0045】
なお、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、文字情報表示部2Bを挟んで受光検出素子3R,3Lを2カ所配置したが、本発明では、受光検出素子3R,3Lの数は2個に限定されるものではなく、1個あるいは3個以上でもよい。
例えば、利用者が文字情報表示部2Bの正面で遠隔操作制御装置5を操作するのであれば、受光検出素子3R,3Lのうち一方のみを用いてもよい。仮に、2個配置する場合でも、その配列方向は前記実施形態のものに限定されるものではなく、例えば、2個の受光検出素子3R,3Lを、画面2を挟んで上下に配置するものでもよい。
【0046】
さらに、距離Rを測定するにあたり、光以外のもの、例えば、超音波を利用するものでもよい。
また、情報表示装置1は文字情報表示部2Bのみを備えて構成するものでもよい。この場合、情報表示装置1はスピーカから音声を出力し、この音声に応じた文字情報を文字情報表示部2Bで表示させるものでもよい。
【0047】
情報表示装置1をテレビとしたが、本発明では、テレビ以外のもの、例えば、プロジェクタであってもよく、遠隔操作制御装置5で操作可能な情報表示装置1であれば、その具体的な構造は問わない。
さらに、文字情報表示部2Bで表示される文字を横書きとしたが、縦書きであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における情報表示装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】前記情報表示装置の内部構成を示すブロック図である。
【図3】制御手段を構成するCPUの内部構成を示すブロック図である。
【図4】受光検出素子の概略構成図である。
【図5】遠隔操作制御装置と2個の受光検出素子との位置関係を示す三角形の概略図である。
【図6】距離と文字の大きさとの関係を示す概略図である。
【図7】文字の大きさと距離との相関関係を示すグラフである。
【図8】遠隔操作制御装置の外観構成を示す正面図である。
【図9】遠隔操作制御装置の内部構成を示すブロック図である。
【図10】文字の大きさを制御する基本的な手順を示すフローチャートである。
【図11】図10のフローチャートで文字の大きさが制御される場合の画面を示す概略図である。
【図12】文字の大きさを非線形のグラフに基づいて制御する手順を示すフローチャートである。
【図13】文字の大きさの初期値を設定する手順を示すフローチャートである。
【図14】図13のフローチャートで初期値を設定する場合の画面を示す概略図である。
【符号の説明】
1 情報表示装置
2 画面
2A 画像情報表示部
2B 文字情報表示部
3R,3L 受光検出素子
5 遠隔操作制御装置
6 距離計測手段
17 制御手段(CPU)
50 発光素子
173 設定部
175 駆動部
176 マニュアル駆動部
R 距離
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報表示装置及び情報表示方法に関する。
【0002】
【従来技術】
テレビ等の情報表示装置では、その画面を利用者が離れた位置から見るものがある。この場合、利用者の利便性を考慮して、遠隔操作制御装置(通称、リモコン)を操作して情報表示装置の画面の切り替え、音量の調整等を行っている。
この情報表示装置には、文字情報が表示される文字情報表示部を有するウェブページを閲覧できるものがある。
【0003】
情報表示装置では、利用者との間の距離にかかわらず、画面で表示される文字(フォント)が一定の大きさであるものが多い。利用者は情報表示装置との間の距離を変更して画面を見ることが多く、遠い位置で画面を見る場合には文字が小さく文字情報がわかりにくい。
そのため、文字の大きさを変更できる情報表示装置が望まれており、従来には、文字の大きさを変更できるものとして、ウェブページの文字情報表示部で表示される文字の大きさを利用者が逐一自分に最適なフォントで表示されるようにマニュアル操作にて変更するものや、さらに、パソコンの画面の大きさに対応させて文字の大きさを自動的に制御するもの(特許文献1)がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−261724号公報(第3頁〜第5頁及び図1参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
文字の大きさをマニュアル操作で変更する従来例にあっては、利用者が情報表示装置との距離を変更した場合毎に文字の大きさを換えなければならず、不便さは十分に解消されていない。
画面の大きさに比例して文字の大きさを変更する特許文献1では、利用者との間を変更しても、文字の大きさが変更されないので、前述の不便さは解消されない。
【0006】
本発明の目的は、利用者との距離にかかわらず文字の大きさを自動的に最適なものにできる情報表示装置及び情報表示方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、遠隔操作制御装置から送られる信号に基づいて文字情報が表示される文字情報表示部を有する情報表示装置であって、前記遠隔操作制御装置との間の距離を計測する距離計測手段と、前記文字情報表示部で表示される文字の最適な大きさを前記遠隔操作制御装置との距離の関係で予め求めておき前記距離計測手段の計測結果に基づいて前記文字情報表示部で表示される文字の最適な大きさを制御する制御手段とを備えたことを特徴とする情報表示装置である。
【0008】
請求項11に記載の発明は、遠隔操作制御装置から送られる信号に基づいて文字情報を表示する情報表示方法であって、前記文字情報として表示される文字の最適な大きさを前記遠隔操作制御装置との距離の関係で予め求めておき、前記遠隔操作制御装置との距離を計測した結果に基づいて前記文字情報として表示される文字の最適な大きさを制御することを特徴とする情報表示方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態にかかる情報表示装置1の概略構成を示す斜視図である。
図1において、情報表示装置1は、正面に画面2を備え、この画面2を挟んだ水平方向(横方向)の両側にはそれぞれ受光検出素子3R,3Lと、スピーカ4とが設けられたテレビである。情報表示装置1は遠隔操作制御装置5によって音声・画像情報が操作される。遠隔操作制御装置5は受光検出素子3R,3Lに光信号を送る発光素子50を備える。
【0010】
画面2はテレビの画像情報を表示する表示する画像情報表示部2Aと、この画像情報表示部2Aの中に設けられた窓に表示される文字情報表示部2Bとを備えている。画像情報表示部2AはVHFやUHF等のテレビ電波を受信して静止画、動画、文字等の画像情報が表示される。文字情報表示部2Bはインターネット、ケーブルテレビ等の外部通信手段から信号を受信して文字情報が表示される。文字情報表示部2Bで表示される文字情報は画像情報表示部2Aで表示される画像情報とリンクさせることも可能である。
【0011】
図2は情報表示装置1の内部構成を示すブロック図である。
図2において、情報表示装置1は、テレビ電波を受信するアンテナ10と、このアンテナ10から受信した画像・音声データをチューニングするチューナー11と、このチューナー11からの信号を受けて画面2に編集した情報を供給するコンポジター12と、このコンポジター12を制御するOSD(オンスクリーンディスプレイ)13と、インターネット、ケーブルテレビ等の外部通信手段から文字情報を受けるNIM(ネットワークインターフェイスモジュール)14と、テレビのRAM15及びROM16と、これらのチューナー11、コンポジター12、OSD13、NIM14、RAM15及びROM16の駆動を制御する制御手段としてのCPU17とを備えている。このCPU17はテレビとして画像・音声データを適正に出力するようにOSD13やスピーカ4に信号を送る他、受光検出素子3R,3Lからの信号を受けて文字の大きさを最適なものに制御するものである。
【0012】
CPU17の具体的な構成が図3に示されている。
図3において、CPU17は、受光検出素子3R,3Lからの信号を受ける距離演算部171と、情報表示装置1と遠隔操作制御装置5との間の距離R(図4参照)と文字情報表示部2Bで表示される文字(フォント)の最適な大きさX(図6参照)との関係を示すテーブル172と、このテーブル172に遠隔操作制御装置5からの信号を受けてデータを入力する設定部173と、テーブル172と距離演算部171とのデータに基づいて最適な文字の大きさを演算するフォント演算部174と、このフォント演算部174からの信号を受けて文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさを変更するようにOSD13に信号を送る駆動部175と、遠隔操作制御装置5からの信号を受けて文字情報表示部2Bに表示される文字の大きさをマニュアルで変更するようにOSD13に信号を送るマニュアル駆動部176とを備えている。
【0013】
受光検出素子3R,3L及び距離演算部171は、本実施形態における情報表示装置1と遠隔操作制御装置5との間の距離を計測する距離計測手段6を構成する。
この距離計測手段6の構成が図4及び図5に示されている。図4には受光検出素子3R,3Lの概略構成が示されている。
図4において、距離計測手段6は、遠隔操作制御装置5の発光素子50から出力される光信号を受光して距離Rを計測する光計測装置であり、具体的には、これらの受光検出素子3R,3Lの間の寸法2Wと、これらの受光検出素子3R,3L同士を結ぶ直線及びこの直線上の1点と遠隔操作制御装置5との最短を結ぶ直線とのなす三角形の関係から距離Rを測定するものである。
【0014】
受光検出素子3R,3Lは、受光素子アレイ3Aが水平面内において円弧状に沿って複数並んで配列されており、各受光素子アレイ3Aでの受光量の強度分布は発光素子50からの距離に比例する。つまり、受光素子アレイ3Aのうち発光素子50との間の距離が短いもの、換言すれば、受光素子アレイ3Aのうち光信号の指向性が大きいものは受光量の強度が多い。この受光量の最も多い受光素子アレイ3Aの信号が距離演算部171に送られる。この信号は新たな光を受光素子アレイ3Aで受光するまで保持される。
【0015】
ここで、利用者がいる位置が遠隔操作制御装置5の位置でもあるため、利用者が画面2の正面、つまり、受光検出素子3R,3Lを結ぶ線分の中心点を基点とする法線上にいるとすると、受光検出素子3R,3Lが配置される線分において受光検出素子3R,3Lの各中心点から延びる法線Hと、これらの法線Hの基点と指向性の大きな受光素子アレイ3Aの位置とを結ぶ線分Pとのなす角度(振れ角)をΦとすると、tanΦ=W/Rの関係式がなりたつ。
ここで、角度Φは受光検出素子3R,3Lで求めることができ、Wは既知の寸法であるから、画面2と遠隔操作制御装置5との間の距離Rを求めることができる。
【0016】
仮に、利用者が画面2の正面にいなくても、図5で示す三角形の関係で距離Rを求めることができる。
つまり、利用者が受光検出素子3R,3Lを結ぶ線分上のa:bの位置の法線上に位置すると仮定すると、tanΦ1=R/bであり、tanΦ2=R/aであり、R=btanΦ1=atanΦ2であり、b=a(tanΦ2/tanΦ1)となる。一方、a+b=2Wであるため、a+a(tanΦ2/tanΦ1)=2Wの式並びに受光検出素子3R,3Lで求まる振れ角Φ1及びΦ2の値からaを求め、このaからRを求めることができる。
【0017】
テーブル172は距離Rと文字の大きさ(1文字あたりの見込み角)との関係を予め記憶する記憶手段である。ここで、距離Rと文字の大きさXとの関係を図6に示す。図6において、利用者が文字情報表示部2Bから距離Rだけ離れて一辺2Xの大きさの文字「あ」を見るとする。本実施形態では、見込み角θが一定となるように距離Rと文字の大きさXとを定める。
例えば、50インチの画面2をもつ情報表示装置1において、その画面2の四分の一画面相当に文字情報表示部2Bの大きさを設定すると、利用者が5mの距離R離れている時には、1文字はデフォルトで24×24ドットに構成されるフォントで表示されると決められる。このとき、利用者が画面2まで2.5mの位置まで近づくとすると、1文字が12×12ドットに構成されるフォントで表示されるように制御する。そのため、文字の大きさXと距離Rとが一定の相関関係をもってテーブル172に記憶される。
【0018】
文字の大きさXと距離Rとの相関関係としては、図7(A)のグラフにおいて想像線Pで示される通り、直線的に正比例して増大する基本形のものの他、図7(A)〜(C)の実線で示される非線形のものがある。つまり、文字の大きさXと距離Rとの相関関係には、図7(A)の実線で示される通り、一定(維持)と変更とを所定距離R1毎に繰り返して階段的に増加するもの、図7(B)に示される通り、距離Rが短い時は変化率が大きく距離Rが長い時は変化率が小さく変化するものがある。ここで、距離Rが所定値を越えて長くなる場合には1文字の大きさXを所定の大きさX1に制限するリミッタ機能が設けられている。このリミッタ機能は文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさの制限を一列に配列する文字数との関係で設定される。
【0019】
本実施形態では、文字情報表示部2Bの大きさを決めるため、距離Rが長くなって1文字の大きさXが大きくなると、1行あたりに表示される文字数を減少せざるを得ない。
1行あたりの文字数が減少すると、文字情報を認識しにくくなるので、本実施形態では、文字情報表示部2Bに1行あたりに表示する最低限の文字数を決めておき、これ以上、距離Rが長くなっても、文字の大きさXを維持することにした。
なお、文字情報表示部2Bで表示可能な領域が大きくなると、図7(C)で示される通り、1行あたりに表示できる文字の大きさX1が大きくなる。
【0020】
設定部173は、文字情報表示部2Bの領域の大きさ、背景の色、1文字の大きさXの最大値、文字の大きさXと距離Rとの相関関係(図7(A)〜(C)のいずれの関係で文字の大きさを変化させるか)、等を設定するものであり、設定値等を記憶する記憶部を有する。これらの値は遠隔操作制御装置5からの信号により変更される。
フォント演算部174は距離演算部171で演算された現在の距離R’と、テーブル172で記憶されたデータとに基づいて現在の見込み角θ’を演算し、この見込み角θ’と今まで記憶している見込み角θとを比較し、見込み角θ’とθが一致するように文字の大きさXをX’に変更する信号を駆動部175に送る。さらに、距離RをR’とし、見込み角θをθ’とし、文字の大きさXをX’としたデータをフォント演算部174で更新する。
駆動部175は遠隔操作制御装置5から出力される信号及びフォント演算部174から出力される信号を受けて作動する。
マニュアル駆動部176は距離Rと関わらず1文字の大きさXをマニュアルにて変更するものであり、マニュアル駆動部176が作動している場合には駆動部175の作動が中止する。
【0021】
遠隔操作制御装置5の構成が図8及び図9に示されている。
遠隔操作制御装置5の外観構成が示される図8において、遠隔操作制御装置5は、チャンネルを切り換える複数の番組切換ボタン51と、音量ボタン52と、電源ボタン53と、文字情報表示ボタン54と、文字情報更新ボタン55と、設定ボタン56と、マニュアルボタン57とを備えている。番組切換ボタン51は初期値設定時等で用いられる数字キーを兼ねる。
【0022】
図9には遠隔操作制御装置5の回路構成が示されている。
図9において、番組切換ボタン51、文字情報表示ボタン54、文字情報更新ボタン55、設定ボタン56及びマニュアルボタン57にそれぞれ対応するスイッチ51A,54A,55A,56A,57Aを含んでスイッチアレイ5Aが構成され、このスイッチアレイ5Aと、CPU5Bと、ROM5Cと及びRAM5Dを備えて駆動回路が構成されている。
CPU5Bは各スイッチ51A,54A,55A,56A,57Aからの信号を受けて発光素子50に信号を送り、この発光素子50が情報表示装置1に信号を送る。
【0023】
例えば、文字情報表示ボタン54を押すと、スイッチ54AがONし、CPU5Bは発光素子50から駆動信号を情報表示装置1のCPU17の駆動部175に伝達する。これにより、画面2に文字情報表示部2Bが表示されるとともに、この文字情報表示部2Bに表示される文字の大きさXが距離Rに応じて自動制御される。
また、文字情報更新ボタン55を押すと、スイッチ55AがONし、CPU5Bは発光素子50から駆動信号を情報表示装置1のCPU17の駆動部175に伝達する。これにより、文字情報表示部2Bでの改ページ等される。
【0024】
さらに、設定ボタン56を押すと、スイッチ56AがONし、CPU5Bは発光素子50から駆動信号を情報表示装置1のCPU17の設定部173に伝達する。その後、数字キーを兼ねる番組切換ボタン51やその他のボタンを押すことで初期値設定等を行う。
また、マニュアルボタン57を押すと、スイッチ57AがONし、CPU5Bは発光素子50から駆動信号を情報表示装置1のCPU17のマニュアル駆動部176に伝達する。その後、番組切換ボタン51やその他のボタンを押すことで文字情報表示部2Bに表示される文字の大きさXをマニュアルで変更する。
【0025】
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、距離Rによって文字の大きさXを単純に制御する基本的な手順について、図10及び図11に基づいて説明する。
図10は文字の大きさを単純に制御する手順を示すフローチャートである。
まず、遠隔操作制御装置5の文字情報表示ボタン54を押すと、スイッチ54AがONし、この信号が情報表示装置1のCPU17の駆動部175に伝達される。駆動部175に信号が伝達されることで、図11(A)で示される通り、画像情報表示部2Aのみ表示される画面2に、図11(B)で示される通り、文字情報表示部2Bが併せて表示されることになる。
【0026】
図10に示される通り、文字情報表示ボタン54が押されることで、文字情報表示要求があったことになり(S111)、遠隔操作制御装置5の発光素子50で発信される光信号を受光検出素子3R,3Lで受光して受光量の強度分布を読み取る(S112)。
さらに、強度分布から振れ角Φ1、Φ2を求める(S113)。これらの振れ角Φ1、Φ2から遠隔操作制御装置5と情報表示装置1との間の実際の距離R’を求める(S114)。
さらに、現在の距離R’と現在の1文字当たりの大きさX’とから現在の見込み角θ’を求め(S115)、この見込み角θ’が記憶している見込み角θと変化があるか否か判断し(S116)、変化があれば、記憶している距離R、X及びθと、現在の距離R’及びθ’とから修正すべき文字の大きさX`を求め(S117)、変化がなければ、文字情報表示に関する指示があったか否か判断する(S118)。
修正すべき文字の大きさX’を求めたら、このX’の値に従ってOSDに表示データの変更の信号を送り(S119)、さらに、記憶データRをR’に、θをθ’に、XをX’にそれぞれ変更する(S120)。
【0027】
例えば、現在の距離R’が記憶されている距離Rより長くなる場合には、図11(C)で示される通り、1文字あたりの大きさXが大きくなる。
記憶データの変更が終了したら、文字情報表示に関する指示があったか否か判断し(S118)、文字情報表示に関する指示があれば、S112で示すステップに戻り、文字情報表示に関する指示がなければ、文字情報表示が終了したか否かを判断し(S121)、終了されていれば、制御システムの作動を終了し、終了されていなければ、S118で示すステップに戻る。
【0028】
次に、距離Rによって文字の大きさXを非線形のグラフ(図7(A)〜(C)において実線で示されるグラフ)に基づいて制御する手順について、図12に基づいて説明する。
図12は文字の大きさを非線形のグラフに基づいて制御する手順を示すフローチャートである。
まず、文字情報表示要求があった否かを判断し(S211)、文字情報表示要求があったなら、設定部から距離Rと文字の大きさXとのデータを呼び出す(S212)。さらに、遠隔操作制御装置5の発光素子50で発信される光信号を受光検出素子3R,3Lで受光して受光量の強度分布を読み取り(S213)、強度分布から振れ角Φ1、Φ2を求める(S214)。これらの振れ角Φ1、Φ2から遠隔操作制御装置5と情報表示装置1との間の現在の距離R’を求める(S215)。
【0029】
さらに、記憶していた距離Rと現在の距離R’とを比較し(S216)、距離Rと距離R’とが違うなら、得られた距離R’と現在設定されているグラフとから1文字の大きさX’を求め(S217)、距離Rと距離R’とが違わないなら文字情報表示に関する指示があったか否か判断する(S218)。
文字の大きさX’を求めたら、このX’の値に従ってOSDに表示データの変更の信号を送り(S219)、さらに、現在のデータを記憶して記憶データRをR’に、XをX’にそれぞれ変更する(S220)。
記憶データの変更が終了したら、文字情報表示に関する指示があったか否か判断し(S218)、変更があれば、S212で示すステップに戻り、変更がなければ、文字情報表示が終了したか否かを判断し(S221)、終了されていれば、制御システムの作動を終了し、終了されていなければ、S218で示すステップに戻る。
【0030】
次に、初期値を設定する手順について、図13及び図14に基づいて説明する。
図13は文字の大きさの初期値を設定する手順を示すフローチャートである。
まず、遠隔操作制御装置5の設定ボタン56を押すと、スイッチ56AがONし、この信号が情報表示装置1のCPU17の設定部173に伝達される。
すると、遠隔操作制御装置5の発光素子50で発信される光信号を受光検出素子3R,3Lで受光して受光量の強度分布を読み取る(S311)。さらに、強度分布から振れ角Φ1、Φ2を求める(S312)。これらの振れ角Φ1、Φ2から遠隔操作制御装置5と情報表示装置1との間の実際の距離R’を求め(S313)、利用者に1文字の大きさの変更を促す(S314)。この場合、図14(A)に示される通り、画面2の文字情報表示部2Bには「フォントの大きさを変更して下さい」というメッセージが表示される。
【0031】
その後、1文字の大きさXを大きくする操作があるか否かを判断し(S315)、操作があれば、1文字の大きさXを一段大きくし(S316)、この文字の大きさで良いか利用者を促す(S317)。この場合、図14(B)に示される通り、画面2の文字情報表示部2Bには「このフォントの大きさでよろしいですか」というメッセージが表示される。
1文字の大きさXを大きくする操作がなければ、1文字の大きさXを小さくする操作があるか否か判断し(S318)、操作があれば、1文字の大きさを一段小さくし(S319)、この文字の大きさで良いか利用者を促す(S317)。この場合、図14(C)に示される通り、画面2の文字情報表示部2Bには「このフォントの大きさでよろしいですか」というメッセージが表示される。
【0032】
1文字の大きさXを小さくする操作がなければ、この文字の大きさで良いか利用者を促す(S317)。
図14(B)で示されるメッセージに対して利用者からOKとの判断を示す信号を遠隔操作制御装置5から入力すると(S320)、基準値Rを距離R’にし、また大きさXを基準値として、基準値Rと共に設定部に記憶し(S321)、作業が終了する。一方、利用者からOKとの判断を示す信号が入力されない場合には、S315で示されるステップに戻る。
【0033】
従って、本実施形態では、次の効果を奏することができる。
(1)遠隔操作制御装置5から送られる信号に基づいて文字情報が表示される文字情報表示部2Bを有する情報表示装置1であって、遠隔操作制御装置5との間の距離を計測する距離計測手段6と、文字情報表示部2Bで表示される文字の最適な大きさXを遠隔操作制御装置5との距離Rの関係で予め求めておき距離計測手段6の計測結果に基づいて文字情報表示部2Bで表示される文字の最適な大きさXを制御するCPU17とを備えたから、遠隔操作制御装置5の位置が利用者が情報表示装置1を見る位置であるため、利用者が情報表示装置1から離れる位置が変わっても、遠隔操作制御装置5と情報表示装置1との間の距離Rに基づいて距離計測手段6及びCPU17で文字情報表示部2Bに表示される文字の大きさXが自動的に最適なものに制御されるので、利用者は、文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさをマニュアルで変更する不便さから開放される。
【0034】
(2)遠隔操作制御装置5は距離Rを計測するための光信号を出力する発光素子50を備え、距離計測手段6を遠隔操作制御装置5から出力される光信号を受光して距離Rを計測する光計測装置としたので、測長手段として光を用いることで、測長精度を高くし、これに伴って、文字の大きさの制御を精度良く行うことができる。
【0035】
(3)光計測装置は文字情報表示部2Bを挟んで2個所設けられた受光検出素子3R,3Lを備え、これらの受光検出素子3R,3Lの間の寸法Wと、これらの受光検出素子同士を結ぶ直線とこの直線上の1点と遠隔操作制御装置5との最短を結ぶ直線とからなる三角形の関係から距離Rを演算するから、利用者が情報表示装置1の中心の正面から外れた位置にいても、三角形の関係式に基づいて利用者と情報表示装置1との間の距離Rを正確に求めることができ、この正確に求められた距離Rに基づいて文字の大きさXを精度よく制御することができる。
【0036】
(4)情報表示装置1は、文字情報表示部2Bの他に、画像情報を表示する画像情報表示部2Aを備えて構成したので、画像情報表示部2Aの画像情報を文字情報表示部2Bで表示される文字情報で補足することが可能となり情報表示装置1で表示される情報の多様化を図ることができる。
【0037】
(5)CPU17を、文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさXを遠隔操作制御装置5との距離Rと直線的に正比例して制御する構成にすると、距離Rに対応して文字の大きさXを微妙に変化させることができる。
【0038】
(6)CPU17を、文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさXを遠隔操作制御装置5との距離Rと対応して一定と変更とを所定距離毎に繰り返して階段的に制御する構成にすると、利用者が姿勢等を変えて遠隔操作制御装置5の情報表示装置1に対する位置が微小に変化しても、文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさが変化しないので、文字情報表示部2Bで表示される文字が見にくくなることがない。
【0039】
(7)CPU17を、文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさを遠隔操作制御装置5との距離Rと対応して距離Rが短い時は変化率が大きく距離Rが長い時は変化率が小さくなるように制御する構成にすると、文字情報表示部2Bで表示される文字情報が比較的に利用されやすい近接位置において文字の大きさXを大きく変化させることができるので、文字の大きさを合理的に制御することができる。
【0040】
(8)CPU17は文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさを遠隔操作制御装置5との距離Rが所定値を越えた場合には所定の大きさのままに制限するリミット機能を有するから、文字情報表示部2Bに表示される文字が大きくなり過ぎて文字情報が判読できないという不都合を回避することができる。
【0041】
(9)CPU17は文字情報表示部2Bで表示される文字の大きさの制限を一列に配列する文字数との関係で求めるから、文字情報表示部2Bで表示される文字情報を確実に判読することができる。
【0042】
(10)CPU17は、文字情報表示部2Bで表示される文字の最適な大きさを遠隔操作制御装置5からの信号を受けてマニュアルで制御するマニュアル駆動部176を備えたから、利用者は文字の大きさXを自動制御することとマニュアル制御することとを選択することができるので、利便性が向上する。
【0043】
(11)2個の受光検出素子3R,3Lは画面2を挟んで水平方向に並べて配置されているので、これらの間の間隔を大きくすることが可能であるから、利用者が画面2の正面に位置していない場合でも、文字の大きさを精度良く制御することができる。つまり、情報表示装置1はテレビであり、テレビは、画面2の縦横比率に関して横が大きい。この水平方向の沿って受光検出素子3R,3Lを配置することで、鉛直に沿って受光検出素子3R,3Lを配置する場合に比べてこれらの間隔を大きくとれる。受光検出素子3R,3Lの間隔が大きければ、角度Φを大きくとることができるので、画面2と利用者(遠隔操作制御装置5)との間の距離を正確に測定して文字の大きさを精度よく制御することができる。
【0044】
(12)CPU17は、文字情報表示部2Bの領域の大きさ、背景の色、1文字の大きさXの最大値、文字の大きさXと距離Rとの相関関係等を設定する設定部173を備えたので、利用者に応じて最適な文字の大きさを決定できる。例えば、目の不自由な利用者は最適な文字の大きさを健常者より大きめに設定できる。
【0045】
なお、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、文字情報表示部2Bを挟んで受光検出素子3R,3Lを2カ所配置したが、本発明では、受光検出素子3R,3Lの数は2個に限定されるものではなく、1個あるいは3個以上でもよい。
例えば、利用者が文字情報表示部2Bの正面で遠隔操作制御装置5を操作するのであれば、受光検出素子3R,3Lのうち一方のみを用いてもよい。仮に、2個配置する場合でも、その配列方向は前記実施形態のものに限定されるものではなく、例えば、2個の受光検出素子3R,3Lを、画面2を挟んで上下に配置するものでもよい。
【0046】
さらに、距離Rを測定するにあたり、光以外のもの、例えば、超音波を利用するものでもよい。
また、情報表示装置1は文字情報表示部2Bのみを備えて構成するものでもよい。この場合、情報表示装置1はスピーカから音声を出力し、この音声に応じた文字情報を文字情報表示部2Bで表示させるものでもよい。
【0047】
情報表示装置1をテレビとしたが、本発明では、テレビ以外のもの、例えば、プロジェクタであってもよく、遠隔操作制御装置5で操作可能な情報表示装置1であれば、その具体的な構造は問わない。
さらに、文字情報表示部2Bで表示される文字を横書きとしたが、縦書きであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における情報表示装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】前記情報表示装置の内部構成を示すブロック図である。
【図3】制御手段を構成するCPUの内部構成を示すブロック図である。
【図4】受光検出素子の概略構成図である。
【図5】遠隔操作制御装置と2個の受光検出素子との位置関係を示す三角形の概略図である。
【図6】距離と文字の大きさとの関係を示す概略図である。
【図7】文字の大きさと距離との相関関係を示すグラフである。
【図8】遠隔操作制御装置の外観構成を示す正面図である。
【図9】遠隔操作制御装置の内部構成を示すブロック図である。
【図10】文字の大きさを制御する基本的な手順を示すフローチャートである。
【図11】図10のフローチャートで文字の大きさが制御される場合の画面を示す概略図である。
【図12】文字の大きさを非線形のグラフに基づいて制御する手順を示すフローチャートである。
【図13】文字の大きさの初期値を設定する手順を示すフローチャートである。
【図14】図13のフローチャートで初期値を設定する場合の画面を示す概略図である。
【符号の説明】
1 情報表示装置
2 画面
2A 画像情報表示部
2B 文字情報表示部
3R,3L 受光検出素子
5 遠隔操作制御装置
6 距離計測手段
17 制御手段(CPU)
50 発光素子
173 設定部
175 駆動部
176 マニュアル駆動部
R 距離
Claims (11)
- 遠隔操作制御装置から送られる信号に基づいて文字情報が表示される文字情報表示部を有する情報表示装置であって、
前記遠隔操作制御装置との間の距離を計測する距離計測手段と、前記文字情報表示部で表示される文字の最適な大きさを前記遠隔操作制御装置との距離の関係で予め求めておき前記距離計測手段の計測結果に基づいて前記文字情報表示部で表示される文字の最適な大きさを制御する制御手段とを備えたことを特徴とする情報表示装置。 - 請求項1に記載の情報表示装置において、
前記遠隔操作制御装置は距離を計測するための光信号を出力可能とされ、前記距離計測手段は前記遠隔操作制御装置から出力される光信号を受光して前記距離を計測する光計測装置であることを特徴とする情報表示装置。 - 請求項2に記載の情報表示装置において、
前記光計測装置は前記文字情報表示部を挟んで2個所設けられた受光検出素子を備え、これらの受光検出素子の間の寸法と、これらの受光検出素子同士を結ぶ直線及びこの直線上の1点と前記遠隔操作制御装置との最短を結ぶ直線とからなる三角形の関係から前記距離を測定することを特徴とする情報表示装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の情報表示装置において、
前記文字情報表示部の他に画像情報を表示する画像情報表示部を備えたことを特徴とする情報表示装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の情報表示装置において、
前記制御手段は前記文字情報表示部で表示される文字の大きさを前記遠隔操作制御装置との距離と直線的に正比例して制御することを特徴とする情報表示装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の情報表示装置において、
前記制御手段は前記文字情報表示部で表示される文字の大きさを前記遠隔操作制御装置との距離と対応して一定と変更とを所定距離毎に繰り返して階段的に制御することを特徴とする情報表示装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の情報表示装置において、
前記制御手段は前記文字情報表示部で表示される文字の大きさを前記遠隔操作制御装置との距離と対応して前記距離が短い時は変化率が大きく前記距離が長い時は変化率が小さく制御することを特徴とする情報表示装置。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の情報表示装置において、
前記制御手段は前記文字情報表示部で表示される文字の大きさを前記遠隔操作制御装置との距離が所定値を越えた場合には所定の大きさに制限することを特徴とする情報表示装置。 - 請求項8に記載の情報表示装置において、
前記制御手段は前記文字情報表示部で表示される文字の大きさの制限を一列に配列する文字数との関係で求めることを特徴とする情報表示装置。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の情報表示装置において、
前記制御手段は、前記文字情報表示部で表示される文字の最適な大きさを前記遠隔操作制御装置からの信号を受けてマニュアルで制御するマニュアル駆動部を備えたことを特徴とする情報表示装置。 - 遠隔操作制御装置から送られる信号に基づいて文字情報を表示する情報表示方法であって、
前記文字情報として表示される文字の最適な大きさを前記遠隔操作制御装置との距離の関係で予め求めておき、前記遠隔操作制御装置との距離を計測した結果に基づいて前記文字情報として表示される文字の最適な大きさを制御することを特徴とする情報表示方法。
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