JP2013235324A - 文字サイズ変更装置および電子書籍端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】読者の視点の無駄な停留とサッケードを抑制して、読者の手を煩わせることなく電子書籍を閲覧しやすくする。
【解決手段】文字サイズ変更装置1は、電子書籍データを表示させる表示画面と読者の眼球との視距離を算出する視距離算出部13と、予め取得された、電子書籍データに含まれる文字記号数字情報を読者が速く読むことができる文字サイズ及び視距離を、基準文字サイズ及び基準視距離として記憶する基準文字サイズ記憶部17と、最適文字サイズと基準文字サイズの比が視距離と基準視距離の比に近づくように、視距離に応じて最適文字サイズを算出する最適文字サイズ算出部15と、文字記号数字情報の文字サイズが最適文字サイズになるように文字記号数字情報の表示形態を変更する表示形態変更部16と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子書籍を閲覧する読者の眼球と表示画面との視距離に応じて文字サイズを変更する文字サイズ変更装置と、この文字サイズ変更装置を内蔵する電子書籍端末に関する。
近年、市場の要求や、電子部品の高機能化および低価格化に伴って、電子書籍市場が活性化している。電子書籍は、かさばらずに多くの書籍を持ち運べて、いつでもどこでも簡易に閲覧できるという大きな利点がある。ユーザは、電子書籍のデータ形式に合致した携帯機器やPCなどの種々の電子書籍端末で電子書籍ビューアを起動して、場所および時間を問わず、任意の電子書籍を閲覧することができる。
このように、電子書籍は、携帯が容易であることから、実際の本を閲覧する場合よりも、外乱の多い環境下で閲覧する機会が増える。ところが、歩行中や乗り物の中で電子書籍を閲覧する場合、電子書籍端末を持つ手が揺れたり、人間の視線が電子書籍端末からそれやすくなるため、目と表示画面の距離が変動してしまう。
また、電子書籍は、屋内だけでなく、屋外で閲覧されることも多く、周囲の明るさも大きく変化する。また、照明光源の種類も、太陽光や蛍光灯、白熱灯など、目への負担が異なる様々な光源の下で読まれる。さらに、電子書籍端末の種類や各ユーザの生活スタイルにより、座って閲覧する場合や、立って閲覧する場合、寝転がって閲覧する場合、急いで閲覧する場合、精読する場合など、閲覧の仕方も様々である。
紙の書籍は、各頁内の文字の印字態様は固定であり、変更はできない。例えば、視力の弱い人が読む場合でも、その文字のサイズを変更することはできない。このような紙の書籍の物理的制約から、今までは、「紙に印字された文字を読みやすい環境」を読者自身が構築してきた。例えば、暗闇では読めないので読書灯を用意するなどして部屋を明るくしたり、文字が小さくて読めないのでメガネをかけたり、といった行動もその一つである。
これに対して、電子書籍は、本来的には文字の配置を変更可能で、また、文字の拡大縮小や背景色の変更などの表示形態の変更は、一般的なビューアが標準で備えている。
ところが、現在の電子書籍の文字の配置は、完成された紙の書籍の組版を再現したものがほとんどである。つまり、文字サイズや背景色を変更することはできても、電子書籍本体の文字配置をわざと変更できなくしていることも多く、文字配置を「動的に変更できる」という前提で考えられた組版の技術は発展途上である。
特開2009−301206号公報
http://www.sokudoku.gr.jp/rapid/outline/
一般的に、人間の視覚は、図6に示すように視野内の全ての文字にピントが合っていると感じているが、実際は、中心窩とよばれる視野の中心部分のみ解像度が高く、その周辺の周辺視野とよばれる領域では解像度が低くなっており、周辺視野では図示のように大部分がぼやけた状態で視認されている。ここで重要なのは、解像度の高い中心窩は範囲が狭いこと、および解像度の低い周辺視野では文字を「文字」としては認識できないことである。そのため、文字を「読む」ためには、中心窩を読みたい文字に当てる必要がある。
図7は非特許文献1に記載された視点トラッキング結果を示す図である。図7の円記号の部分は、読者が中心窩を一定時間動かさなかった場所であり、この動作を本明細書では「停留」と呼ぶ。また、停留場所から次の停留場所までの移動を本明細書ではサッケードと呼ぶ。読者は、読書中に停留とサッケードを繰り返していることがわかる。
ここで重要なのは、人間の視点は「すべての文字に停留しているわけではない」ことである。このことは、人間が読書中に文字として認識しているのは一部であり、脳の何らかのアルゴリズムによって認識すべき文字と読み飛ばしてもよい文字を区別し、かつ読み飛ばした文字も脳にて補完していることを意味する。つまり、読書の効率を考えると、脳が補完できる文字は読み飛ばすべきで、無駄な停留とサッケードは極力抑制すべきである。
図8は読者の停留中の行動を示している。読者は、停留中には、(1)中心窩での文字認識と、(2)周辺視野での次に中心窩を移動させるべき場所の探索(サッケード先探索)と、を同時に実行している。このことは、ある一回の停留でサッケード先が見つけられない場合は、認識する必要のない文字に中心窩を当てながら少しずつ目的の移動先を探っていくという無駄なサッケードが多発することを意味する。
文字認識の精度と、サッケード先探索の速度は、中心窩内に映る文字数(フォントサイズ)と関係がある。この文字数には個人差があり、ある人によっては認識しやすいフォントサイズであっても、他の人にとっては小さすぎる(大きすぎる)場合がある。
紙の書籍ではフォントサイズは固定であるため、読者は、自分にとって最適な文字数が中心窩内に映るように、書籍と眼球の距離を調整する必要がある。
一般的な電子書籍ビューアにはフォントサイズ変更機能が実装されており、ユーザ自身が好みのフォントサイズを選択することができる。しかしながら、その設定は静的であり、最適な文字数を中心窩内に映すためには、電子書籍端末の表示画面と眼球の距離を一定に保つ必要がある。ところが、様々な状況で読まれる電子書籍は、表示画面と眼球の距離を一定に保つことが非常に難しい。一方、表示画面と眼球の距離が変動する度にユーザがフォントサイズを変更することは、現実的ではない。
本来、状況的な制約、人体の構造上の制約、疲れの抑制、といった理由で、電子書籍端末と眼球の最適な距離は、立って読んでいるとき、座って読んでいるとき、混雑した電車内で読んでいるとき、寝転んで読んでいるときなどでその都度異なる。
例えば、混雑した電車内では、電子書籍端末をあまり離して読むことができないため、無理して電子書籍端末と眼球を近づけたまま読んでいる場合がある。この場合は、中心窩で十分な数の文字を認識できないため、より多くのサッケードが必要となり、読書効率が落ちる。
特許文献1には、ユーザの視線移動を抑制する技術が開示されているが、表示画面と眼球の距離が変動した場合については考慮されていない。したがって、特許文献1の開示技術を利用しても、上述した表示画面と眼球の距離が変動した際の視点の無駄な停留とサッケードを抑制することはできない。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、読者の視点の無駄な停留とサッケードを抑制して、読者の手を煩わせることなく電子書籍を閲覧しやすくした文字サイズ変更装置および電子書籍端末を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様では、
電子書籍データを表示させる表示画面と読者の眼球との視距離を算出する視距離算出部と、
予め取得された、前記電子書籍データに含まれる文字記号数字情報を前記読者が速く読むことができる文字サイズ及び視距離を、基準文字サイズ及び基準視距離として記憶する基準文字サイズ記憶部と、
最適文字サイズと前記基準文字サイズの比が前記視距離と前記基準視距離の比に近づくように、前記視距離に応じて前記最適文字サイズを算出する最適文字サイズ算出部と、
前記文字記号数字情報の文字サイズが前記最適文字サイズになるように前記文字記号数字情報の表示形態を変更する表示形態変更部と、を備える
ことを特徴とする文字サイズ変更装置が提供される。
また、本発明の一態様では、
表示装置と、
前記表示装置の表示画面と読者の眼球との視距離の算出に用いることが可能なセンサと、
サーバとの間で無線通信を行うことが可能な通信部と、
読者が種々の情報を入力する入力部と、
電子書籍データを前記表示画面に表示させる表示制御部と、
文字サイズ変更装置と、を備え、
前記文字サイズ変更装置は、
前記視距離を算出する視距離算出部と、
前記通信部を介して前記サーバから取得された、前記電子書籍データに含まれる文字記号数字情報を前記読者が早く読むことができる文字サイズ及び視距離を、基準文字サイズ及び基準視距離として記憶する基準文字サイズ記憶部と、
最適文字サイズと前記基準文字サイズの比が前記視距離と前記基準視距離の比に近づくように、前記視距離に応じて前記最適文字サイズを算出する最適文字サイズ算出部と、
前記文字記号数字情報の文字サイズが前記最適文字サイズになるように前記文字記号数字情報の表示形態を変更する表示形態変更部と、を有する
ことを特徴とする電子書籍端末が提供される。
本発明によれば、読者の視点の無駄な停留とサッケードを抑制できるため、読者の手を煩わせることなく電子書籍を閲覧しやすくすることができる。
本発明の一実施形態に係る文字サイズ変更装置1を内蔵する電子書籍端末2の概略構成を示すブロック図。 図1の電子書籍端末2の主に読書速度算出処理の処理動作を示すフローチャート。 図1の電子書籍端末2の主に文字サイズ変更処理の処理動作を示すフローチャート。 最適文字サイズ算出の一例を示す図。 (a)は文字サイズ変更前の表示形態の一例を示す図であり、(b)は文字サイズ変更後の表示形態の一例を示す図。 人間の視野の一例を示す図。 非特許文献1に記載された視点トラッキング結果を示す図。 読者の停留中の行動を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係る文字サイズ変更装置1を内蔵する電子書籍端末2の概略構成を示すブロック図である。
図1の電子書籍端末2は、電源を投入すると、ユーザが意識しなくても、定期的にサーバ20と通信を行って、電子書籍データの更新を行う。また、ユーザの指示の下でサーバ20と通信を行って、新たな電子書籍データのダウンロードや削除を行うことも可能である。
図1の電子書籍端末2は、電子書籍を閲覧することに特化した専用端末でもよいし、汎用のOS(オペレーティングシステム)上で種々のアプリケーションソフトウェア(以下、アプリと呼ぶ)を実行させることができるPCやタブレット、スマートフォン等の電子機器でもよい。汎用のOS上で動作する電子機器を電子書籍端末2として利用する場合、電子書籍ビューアの機能を実現するアプリをOS上で起動することになる。また、PCを電子書籍端末2として利用する場合、そのPCは携帯可能なPCでもよいし、据置型のPCでもよい。このように、電子書籍端末2は、必ずしも携帯可能な電子機器である必要はない。
図1の電子書籍端末2は、表示装置3と、表示装置3の表示画面に表示させる情報を生成する表示制御部4と、読者の視点検出に用いることが可能なセンサ5と、サーバ20との間で無線通信を行う通信部6と、ユーザが種々の情報を入力する入力部7と、入力部7に入力された情報に基づいてユーザの入力情報を解析する操作解析部8と、電子書籍データを記憶する電子書籍記憶部9と、電子書籍端末2内の各部を制御するメインコントローラ10と、文字サイズ変更装置1とを備えている。
メインコントローラ10は、通信部6を介してサーバ20と通信を行う制御や、センサ5からの出力信号を文字サイズ変更装置1に送信する制御や、文字サイズ変更装置1からの出力信号に基づいて表示制御部4に表示画面の変更を指示する処理などを行う。
文字サイズ変更装置1は、視点検出部11と、停留検出部12と、視距離算出部13と、電子書籍メタ情報記憶部14と、最適文字サイズ算出部15と、表示形態変更部16と、読書速度算出部18とを有する。
視点検出部11は、センサ5の出力信号に基づいて、電子書籍データを表示させる表示画面内におけるユーザ(以下、読者と呼ぶ)の視点を検出する。
停留検出部12は、読者の視点が表示画面内の任意の場所に所定時間以上停留したことを検出する。一般的な人間の文字認識時間は、約0.2〜0.3秒と言われているため、上述した所定時間も、例えば0.2〜0.3秒程度に設定する。
視距離算出部13は、センサ5の出力信号に基づいて、表示画面と読者の眼球との視距離を算出する。
電子書籍メタ情報記憶部14は、電子書籍データに付随したメタ情報を記憶する。メタ情報には、電子書籍データを表示するための種々の設定情報、例えば、表示画面内の文字数、行数、文字サイズ(フォントサイズ)、フォント種別、文字装飾情報などが含まれる。この他、電子書籍メタ情報記憶部14は、本実施形態に関連のあるメタ情報を記憶するために、基準文字サイズ記憶部17を有する。
基準文字サイズ記憶部17は、通信部6を介してサーバ20から予め取得された、電子書籍データに含まれる文字記号数字情報を読者が速く読むことができる文字サイズ及び視距離を、基準文字サイズ及び基準視距離として記憶する。このように、この基準文字サイズ記憶部17に記憶される基準文字サイズ及び基準視距離は、サーバ20から送信されて来る情報である。電子書籍データには、文字記号数字情報の他に画像情報が含まれても良い。
ここで、文字記号数字情報とは、電子書籍端末2で表示可能な任意の文字、記号および数字であり、ASCIIコードのように汎用コード化された情報を指す。これに対して、画像情報とは、図や表、グラフ、写真、イラストなど、汎用コード化されていない種々の画像形式の情報を指す。
最適文字サイズ算出部15は、停留検出部12で視点が停留したことが検出された時に、最適文字サイズと基準文字サイズの比が視距離と基準視距離の比に近づくように、好ましくは等しくなるように、視距離に応じて最適文字サイズを算出する。
表示形態変更部16は、文字記号数字情報の文字サイズが最適文字サイズになるように文字記号数字情報の表示形態を変更する。
読書速度算出部18は、読者の視点の表示画面内の移動時間から読者の読書速度を算出する。
次に、電子書籍端末2の動作を詳細に説明する。
電子書籍端末2は、少なくとも読書速度算出モードと文字サイズ変更モードとを有している。読者は、予め、電子書籍端末2の読書速度算出モードを用いて、文字記号数字情報を速く読むことができる文字サイズ及び視距離を特定しておく。
図2は、図1の電子書籍端末2の主に読書速度算出処理の処理動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、電子書籍端末2の電源を投入して、読者が電子端末ビューアを起動させ、読書速度算出モードを有効にした時点で開始される。電子書籍ビューアが起動して読書速度算出モードが有効になっている最中は、センサ5は、継続して読者の視点をトラッキングして、視点を検出すると共に視距離を算出する。視点を検出する手法及び視距離を算出する手法には、種々の公知の手法が知られており、いずれの手法を用いてもよい。
例えば、視点を検出する手法である角膜反射方式では、人間の眼球の黒目と白目の反射率の違いを利用して視点の位置を検出する。角膜反射方式で用いられるセンサ5は、発光素子と受光素子を有し、発光素子から赤外光を読者の眼球に照射し、眼球からの反射光を受光素子で受光する。眼球の黒目は反射率が低く、白目は反射率が高い。このため、受光素子を水平(左右)方向に2個設ければ、黒目が右側の受光素子側に移動すると、右側の受光素子が受光する反射光の光量は左側の受光素子が受光する反射光の光量よりも少なくなる。これにより、眼球の左右方向の移動を検出できる。また、眼球が上下に移動した場合も、発光素子と眼球との高低差によって、左右2個の受光素子の反射光の光量の和が増加したり、減少したりするため、その増減量により、眼球が上に移動したか、あるいは下に移動したかを検出できる。
また、視距離を算出する手法の一例としては、発光素子から赤外線を読者の眼球に照射してから、眼球からの反射光を受光素子が受光するまでの時間を測定する手法がある。この測定された時間によって、表示画面と眼球との視距離を算出することができる。センサ5では視点のみを検出して、視距離を算出するための距離センサを別途設けてもよい。
このような視点検出及び視距離算出の仕組みを利用して、まずは、センサ5内の2個の受光素子で読者の眼球からの反射光を受光する(ステップS1)。そして、その受光量により、眼球の上下左右の移動を検出し、この検出結果から、読者の表示画面内の視点位置を検出すると共に、反射光を受光するまでの時間により、視距離を算出する(ステップS2)。視点位置の検出は、より具体的には、表示装置3の表示画面内での座標位置を特定することにより行う。
視点検出及び視距離算出の手法が変われば、上述したステップS1,S2の処理内容も変わる可能性があるが、本実施形態では、公知の手法を用いて視点検出及び視距離算出を行うことを前提としているため、他の手法による視点検出及び視距離算出の処理手順の説明は割愛する。
センサ5を用いた視点位置の検出処理及び視距離算出処理に並行して、電子書籍ビューアによる電子書籍表示処理と、文字サイズ変更装置1による読書速度算出処理とが行われる。電子書籍表示処理はメインコントローラ10が行う処理であるのに対し、読書速度算出処理は文字サイズ変更装置1が行う処理である。
電子書籍表示処理では、電子書籍記憶部9に記憶された電子書籍データと、電子書籍メタ情報記憶部14に記憶された電子書籍データの付属情報とを読み込んで(ステップS11)、これらの情報に基づいて、表示装置3に電子書籍を表示する(ステップS12)。
電子書籍データは、上述したように文字記号数字情報と画像情報とで構成されている。文字記号数字情報は、表示形態(フォントの種類、文字サイズ(フォントサイズ)、強調表示の有無など)を設定変更でき、画像情報の表示形態(サイズなど)も設定変更できる。これら文字記号数字情報や画像情報の表示形態の設定情報は、電子書籍メタ情報記憶部14に記憶されたメタ情報に記述されている。したがって、上述したステップS12では、電子書籍データ内の文字記号数字情報と画像情報の表示形態を、メタ情報に基づいて設定して表示装置3に表示する。ここでは、文字記号数字情報の読書速度の算出精度を高めるため、電子書籍データは文字記号数字情報のみで構成されていることが好ましい。
表示装置3に電子書籍データを表示している最中に、ステップS2により読者の視点が検出された場合、読書速度算出処理が起動する。読書速度算出処理では、読書速度算出部18により、表示画面内での視点の座標位置に基づいて、表示画面の最初から最後まで視点が移動した時の移動時間から読書速度を算出する(ステップS13)。読書速度の算出手法は、この例に限られず、どのような手法でもよい。例えば、表示画面に表示された文字記号数字情報のうちの数行のみを対象として、この数行の最初から最後まで視点が移動した時の移動時間から読書速度を算出してもよい。
次に、通信部6により、算出された読書速度と、その読書速度が算出された時の文字サイズ及び視距離と、をサーバ20に送信して(ステップS14)、読書速度算出処理を終了する。
以上の読書速度算出処理は、読者が視距離をほぼ一定に保った条件で文字サイズを変更して複数回行い、読書速度を複数の文字サイズに対して算出することが好ましい。あるいは、文字サイズを一定に保った条件で読者が視距離を変更して複数回行い、読書速度を複数の視距離に対して算出してもよい。文字サイズ変更装置1が読書速度算出処理を自動的に複数回行うようにしても良い。
サーバ20は、通信部6から送信されてくる一組の読書速度、文字サイズ及び視距離を、読者毎に記憶する。サーバ20は、読者毎に、通信部6から送信されてくる読書速度が記憶された読書速度より速い場合に、記憶された読書速度、文字サイズ及び視距離を、送信されてきたものに更新する。これにより、サーバ20は、読者が最も速く読むことができる文字サイズ及び視距離を記憶できる。このように、サーバ20は学習機能を有している。読者毎に記憶する理由は、速く読むことができる文字サイズ及び視距離が読者毎に異なっているためである。
このようにして得られた、読者が速く読むことができる文字サイズ及び視距離は、読書速度の算出に用いた一つの電子書籍のみでなく、全ての電子書籍に対して適用できる。つまり、一旦サーバ20が速く読むことができる文字サイズ及び視距離を記憶すれば、この読者は、新たに読書速度算出モードを用いなくてもよい。
なお、この読書速度算出処理においては、停留検出部12、最適文字サイズ算出部15、表示形態変更部16及び基準文字サイズ記憶部17は動作していない。
以上のように、読者が最も速く読むことができる文字サイズ及び視距離をサーバ20が記憶した後、文字サイズ変更処理を実行可能となる。
図3は、図1の電子書籍端末2の主に文字サイズ変更処理の処理動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、電子書籍端末2の電源を投入して、読者が電子端末ビューアを起動させ、文字サイズ変更モードを有効にした時点で開始される。電子書籍ビューアが起動して文字サイズ変更モードが有効になっている最中は、センサ5は、継続して読者の視点をトラッキングして、視点を検出すると共に視距離を算出する。視点を検出する手法及び視距離を算出する手法は、図2を参照して説明した手法と同一である。つまり、図3のステップS1とS2の処理は、図2のステップS1とS2の処理と同一であるため、説明を省略する。
センサ5を用いた視点位置の検出処理及び視距離算出処理に並行して、電子書籍ビューアによる電子書籍表示処理と、文字サイズ変更装置1による文字サイズ変更処理とが行われる。この電子書籍表示処理と文字サイズ変更処理も、電子書籍ビューアが起動して文字サイズ変更モードが有効になっている最中、継続して行われる。電子書籍表示処理はメインコントローラ10が行う処理であるのに対し、文字サイズ変更処理は文字サイズ変更装置1が行う処理である。
電子書籍表示処理では、電子書籍記憶部9に記憶された電子書籍データと、電子書籍メタ情報記憶部14に記憶された電子書籍データの付属情報とを読み込んで(ステップS21)、これらの情報に基づいて、表示装置3に電子書籍を表示する(ステップS22)。但し、基準文字サイズ記憶部17にはサーバ20から取得した基準文字サイズが記憶されており、ステップS22では、電子書籍データ内の文字記号数字情報を基準文字サイズで表示する。
表示装置3に電子書籍データを表示している最中に、ステップS2により読者の視点が検出された場合、文字サイズ変更処理が起動する。文字サイズ変更処理では、まず、視点検出部11による視点の検出結果に基づいて、現在の視点に対応する表示画面内での座標位置を特定し、その座標位置に存在する文字記号数字情報または画像情報を特定する(ステップS23)。このステップS23の処理は最適文字サイズ算出部15により行われる。
次に、停留検出部12により、視点が現在の位置に所定時間以上停留したか否かを判定する(ステップS24)。視点が現在の位置に所定時間以上停留せずに移動した場合は、ステップS23の処理に戻る。
視点が現在の位置に所定時間以上停留した場合は、その位置を現在の停留位置とみなす。そして、次に、最適文字サイズ算出部15により、視距離算出部13で算出された現在の視距離が基準視距離に対して予め定められたしきい値以上変化したか否かを判定する(ステップS25)。しきい値は、例えば、10cm前後であり、複数の値の中から読者が予め選択できるようにしてもよい。
現在の視距離が基準視距離に対してしきい値以上変化していない場合、後述するステップS28の処理に移る。この場合には、現在の視距離が基準視距離に比較的近く、且つ、文字記号数字情報は基準文字サイズで表示されているので、読者の中心窩内に映る文字数は最適値と大きく異なっていない。そのため、読者は文字記号数字情報を速読できる。
これに対して、現在の視距離が基準視距離に対してしきい値以上変化した場合、最適文字サイズ算出部15により、最適文字サイズと基準文字サイズの比が視距離と基準視距離の比に近づくように、好ましくは等しくなるように、視距離に応じて最適文字サイズを算出する(ステップS26)。
図4は、最適文字サイズ算出の一例を示す図である。図4の例では、基準視距離は40cmであり、基準文字サイズは1.4cmである。そして、現在の視距離が60cmである場合、最適文字サイズ算出部15は、最適文字サイズと基準文字サイズの比(最適文字サイズ:1.4)が視距離と基準視距離の比(60:40)に等しくなるように、最適文字サイズを2.1cmと算出する。このように最適文字サイズを算出することで、この例では、視距離が基準視距離と異なっている場合にも、眼球から文字の上端までの線分と、眼球から文字の下端までの線分とが成す角度は、約2°に保たれている。
図3のステップS27では、次に、表示形態変更部16により、文字記号数字情報の文字サイズを最適文字サイズに変更すると共に、この最適文字サイズに応じて文字記号数字情報の配置を変更する。
図5(a)は文字サイズ変更前の表示形態の一例を示す図であり、図5(b)は文字サイズ変更後の表示形態の一例を示す図である。図5(a)は上述した文字サイズが1.4cmである場合に対応し、図5(b)は文字サイズが2.1cmである場合に対応する。図5(a),(b)に示すように、文字記号数字情報は、複数行に渡って電子書籍端末2の表示画面に表示されている。この例では、読者は各行を左から右に読むものとする。
図3のステップS27では、表示形態変更部16により、文字サイズを変更する直前に読者の視点が停留した文字記号数字情報(文字「か」)の表示位置P1を変更せずに、最適文字サイズに応じて文字記号数字情報の配置を変更する。この表示位置P1は、前述したステップS23で特定されている。具体的には、表示形態変更部16により、表示位置P1を変更せずに、表示画面に表示可能な文字数毎に文字記号数字情報を改行する。
文字サイズ変更前の図5(a)の例では、文字記号数字情報は13文字毎に改行されて11行で表示されているが、文字サイズ変更後の図5(b)の例では、文字記号数字情報は表示画面に表示可能な9文字毎に改行されて9行で表示されている。そのため、文字サイズ変更後では、文字サイズ変更前には表示画面に表示されていた文字記号数字情報30が、表示画面の上下方向にはみ出すことによって表示されないようになる。この処理により、文字サイズ変更後に、連続した文字記号数字情報を表示画面に表示できるため、読者は読書速度を低下させる恐れがない。この処理を行わない場合、文字サイズを大きくすることによって各行についていくつかの文字が表示画面に収まらないようになるので、不連続な文字記号数字情報を表示画面に表示することになる。よって、1行を読む度に表示画面外の文字記号数字情報を表示画面内に移動させるような処理が必要となり、不要なサッケードが生じて読書速度を低下させることになる。
図3のステップS25で現在の視距離が基準視距離に対してしきい値以上変化していないと判定された場合、または、ステップS27の処理が終了した場合、表示画面内の最後まで視点が移動したか否かを判定し(ステップS28)、まだ最後でない場合は、ステップS23に戻り、最後まで視点が移動した場合は、次の頁の電子書籍データを表示すべく、ステップS21に戻る。ただし、この後のステップS21,S22では、ステップS26で最適文字サイズが算出されていた場合には、この最適文字サイズを用いて、次の頁の電子書籍データを表示する。
また、この後のステップS25では、一旦最適文字サイズを算出した後は、視距離が、最適文字サイズの算出に用いた視距離(図3の例では60cm)に対してしきい値以上変化したか否か判定する。
なお、この文字サイズ変更処理においては、読書速度算出部18は動作していない。
このように、本実施形態では、読者が速く読むことができる基準文字サイズと基準視距離を予め取得しておき、最適文字サイズと基準文字サイズの比が視距離と基準視距離の比に近づくように、視距離に応じて最適文字サイズを算出して、表示画面に表示される文字記号数字情報の文字サイズを最適文字サイズに変更する。
これにより、視距離が変化しても中心窩内の文字数をほぼ一定の最適数に保つことができるので、中心窩における文字認識精度を高く保つことができ、無駄な停留と不要なサッケードが生じなくなることから、速読が可能となる。
また、本実施形態では、文字サイズを変更する直前に視点が置かれていた文字記号数字情報の表示画面内の表示位置(座標)を変更しないように、文字サイズを変更すると共に文字記号数字情報の配置を変更して(即ち文字を組み直して)表示する。
このことにより、文字サイズ変更前後で視点を動かす必要がないので、文字サイズが変更されることによる不要なサッケードを防止することができる。よって、より効果的に速読が可能となる。
さらに、視距離がしきい値以上変化した場合に最適文字サイズを算出して文字サイズを変更するので、中心窩内に映る文字数が最適値から大きく外れない程度の小さな視距離の変化では、文字サイズが変更されない。よって、頻繁に文字サイズが変更されることによって無駄な停留とサッケードが発生し、それにより読書速度が低下することを防止できる。
以上のように、本実施形態によれば、読者の視点の無駄な停留とサッケードを抑制できるため、読者の手を煩わせることなく電子書籍を閲覧しやすくすることができる。
なお、本実施形態の機能を限定して、より簡易な構成にしてもよい。例えば、読者が速く読むことができる文字サイズ及び視距離を、他の電子書籍端末(例えば、PC等)を用いて算出するようにして、読書速度算出部18を省略してもよい。これにより、文字サイズ変更装置1および電子書籍端末2の構成を簡略化できる。
上述した実施形態で説明した文字サイズ変更装置1および電子書籍端末2の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、文字サイズ変更装置1および電子書籍端末2の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、文字サイズ変更装置1および電子書籍端末2の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 文字サイズ変更装置
2 電子書籍端末
3 表示装置
4 表示制御部
5 センサ
6 通信部
7 入力部
8 操作解析部
9 電子書籍記憶部
10 メインコントローラ
11 視点検出部
12 停留検出部
13 視距離算出部
14 電子書籍メタ情報記憶部
15 最適文字サイズ算出部
16 表示形態変更部
17 基準文字サイズ記憶部
18 読書速度算出部
20 サーバ

Claims (8)

  1. 電子書籍データを表示させる表示画面と読者の眼球との視距離を算出する視距離算出部と、
    予め取得された、前記電子書籍データに含まれる文字記号数字情報を前記読者が速く読むことができる文字サイズ及び視距離を、基準文字サイズ及び基準視距離として記憶する基準文字サイズ記憶部と、
    最適文字サイズと前記基準文字サイズの比が前記視距離と前記基準視距離の比に近づくように、前記視距離に応じて前記最適文字サイズを算出する最適文字サイズ算出部と、
    前記文字記号数字情報の文字サイズが前記最適文字サイズになるように前記文字記号数字情報の表示形態を変更する表示形態変更部と、を備える
    ことを特徴とする文字サイズ変更装置。
  2. 前記最適文字サイズ算出部は、前記最適文字サイズと前記基準文字サイズの比が前記視距離と前記基準視距離の比に等しくなるように、前記視距離に応じて前記最適文字サイズを算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の文字サイズ変更装置。
  3. 前記最適文字サイズ算出部は、前記視距離が前記基準視距離に対して予め定められたしきい値以上変化した場合、前記最適文字サイズを算出し、一旦前記最適文字サイズを算出した後は、前記視距離が、前記最適文字サイズの算出に用いた視距離に対して前記しきい値以上変化した場合、前記最適文字サイズを算出する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の文字サイズ変更装置。
  4. 前記表示形態変更部は、前記最適文字サイズに応じて前記文字記号数字情報の配置を変更する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の文字サイズ変更装置。
  5. 前記文字記号数字情報は、複数行に渡って前記表示画面に表示され、
    前記表示形態変更部は、前記表示画面に表示可能な文字数毎に前記文字記号数字情報を改行する
    ことを特徴とする請求項4に記載の文字サイズ変更装置。
  6. 前記表示画面内における前記読者の視点を検出する視点検出部と、
    前記視点が前記表示画面内の任意の場所に所定時間以上停留したことを検出する停留検出部と、を備え、
    前記最適文字サイズ算出部は、前記停留検出部で前記視点が停留したことが検出された時に前記最適文字サイズを算出し、
    前記表示形態変更部は、前記読者の視点が停留した文字記号数字情報の表示位置を変更せずに、前記最適文字サイズに応じて前記文字記号数字情報の配置を変更する
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の文字サイズ変更装置。
  7. 表示装置と、
    前記表示装置の表示画面と読者の眼球との視距離の算出に用いることが可能なセンサと、
    サーバとの間で無線通信を行うことが可能な通信部と、
    前記読者が種々の情報を入力する入力部と、
    電子書籍データを前記表示画面に表示させる表示制御部と、
    文字サイズ変更装置と、を備え、
    前記文字サイズ変更装置は、
    前記視距離を算出する視距離算出部と、
    前記通信部を介して前記サーバから取得された、前記電子書籍データに含まれる文字記号数字情報を前記読者が早く読むことができる文字サイズ及び視距離を、基準文字サイズ及び基準視距離として記憶する基準文字サイズ記憶部と、
    最適文字サイズと前記基準文字サイズの比が前記視距離と前記基準視距離の比に近づくように、前記視距離に応じて前記最適文字サイズを算出する最適文字サイズ算出部と、
    前記文字記号数字情報の文字サイズが前記最適文字サイズになるように前記文字記号数字情報の表示形態を変更する表示形態変更部と、を有する
    ことを特徴とする電子書籍端末。
  8. 前記文字サイズ変更装置は、前記視点の前記表示画面内の移動時間から前記読者の読書速度を算出する読書速度算出部を有し、
    前記通信部は、前記読書速度算出部で算出された前記読書速度と、前記読書速度が算出された時の文字サイズ及び視距離と、を前記サーバに送信する
    ことを特徴とする請求項7に記載の電子書籍端末。
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