JP2004286571A - 測定プログラムの作成支援方法および作成支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被測定物の3次元形状データから2次元図面データを作成し、その2次元図面データに対し設定される寸法引出線、寸法値、および公差に基づいて、上記被測定物を3次元測定するための測定プログラムの作成に必要な測定用属性データを設定する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、被測定物を3次元測定するための測定プログラムの作成支援方法および作成支援プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
被測定物たとえば機械加工部品や樹脂成形品の寸法や形状などを自動的に測定する測定機には、測定プログラムが搭載される。この測定プログラムは、例えば、オペレータの手作業で被測定物の各部寸法が測定され、その測定手順がログファイルとして記憶されることにより作成される(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
他の方法として、CADで作成された3次元図面データいわゆる3次元CADモデルに対し、オペレータが測定場所・測定順序・公差を対話方式で教示しながら測定プログラムを作成する方法がある(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
CAD図面に含まれている寸法線に関する寸法線情報に基づいて測定個所情報を自動的に作成する方法もある(例えば、特許文献3参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−300457号公報([0002]欄)
【0006】
【特許文献2】
特開平10−78317号公報([0003]欄)
【0007】
【特許文献3】
特開平10−221054号公報([0024]欄)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
オペレータの手作業によって測定プログラムを作成するものでは、作成に時間がかかるとともに、測定の良否結果を判定するための公差を測定プログラムに盛り込むことができない。
【0009】
オペレータの教示によって測定プログラムを作成する場合も、やはり作成に時間がかかってしまう。
【0010】
寸法線情報に基づいて測定箇所情報を作成するものでは、単なる2次元図面データ上の作成であるため、深さ方向や曲面などの一般的な寸法および形状測定に適さず、測定の良否結果を判定するための公差を盛り込むこともできない。
【0011】
この発明は、上記の事情を考慮したもので、被測定物の3次元測定に必要な要素を適切に盛り込んだ信頼性の高い測定プログラムを容易かつ迅速に作成することができる測定プログラムの作成支援方法および作成支援プログラムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の測定プログラムの作成支援方法は、被測定物の3次元形状データから2次元図面データを作成するステップと、この2次元図面データに対し設定される寸法引出線、寸法値、および公差に基づいて、上記被測定物を3次元測定するための測定プログラムの作成に必要な測定用属性データを設定するステップと、を備えている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
図1において、1は3次元CAD装置で、主要な機能として次の(1)〜(5)を備えている。
(1)オペレータの操作に応じて、被測定物たとえば図2に示すような製品(金型などの機械加工部品や樹脂成形した成形品等)の3次元形状データ(3次元CADモデルともいう)を作成する作成手段。
【0014】
(2)上記3次元形状データから図3に示すような2次元図面データ(2次元図面モデルともいう)を自動的に作成する作成手段。
【0015】
(3)上記2次元図面データに対し、オペレータの操作に応じて、寸法引出線、寸法値、公差を設定する設定手段。
【0016】
(4)上記2次元図面データに対し設定される寸法引出線、寸法値、公差に基づいて、寸法ごとの“寸法識別名”“寸法値”“公差値”“寸法引出線の数”“上記3次元形状データを成す各要素のうち上記寸法引出線が接続している要素の数”“上記3次元形状データを成す各要素のうち上記寸法引出線が接続している要素の種類”“寸法の方向”を寸法情報として抽出する抽出手段。
【0017】
(5)上記抽出結果に基づいて、上記被測定物を3次元測定するための測定プログラムの作成に必要な測定用属性データを設定する設定手段。
【0018】
上記3次元形状データおよび上記2次元図面データは3次元CAD装置1の記憶部(メモリ)に記憶されており、その記憶部内の2次元図面データから上記寸法情報が逐次に抽出される。抽出された寸法情報は、図4の寸法情報テーブルに格納される。
【0019】
寸法情報は、寸法ごとの“寸法識別名”“寸法値”“公差値”“寸法引出線の数”“上記3次元形状データを成す各要素[エッジ(edge)・点(pt)・軸(Datum)・面(Srf)]のうち上記寸法引出線が接続している要素の数”“上記3次元形状データを成す各要素のうち上記寸法引出線が接続している要素の種類”“寸法の方向”である。この寸法情報と2次元図面データとの対応関係を図5に示している。
【0020】
寸法識別名“dd004”のように直径やコーナーRに対する公差については、寸法線に方向がないので、“寸法の方向”として、例えば“D”などの直径を表すシンボルが設定される。
【0021】
寸法識別名“dd006”や“dd007”のように公差値が設定されていない場合は、図6に示す公差換算テーブルの参照により公差値が設定される。
【0022】
次に、図4の寸法情報テーブルおよび図2の3次元形状データから、公差情報および測定対象面情報がどのように抽出されるかを図7ないし図12のフローチャートにより説明する。
【0023】
公差情報や測定対象面情報の抽出手順は、“寸法引出線の数”“3次元形状データを成す各要素のうち寸法引出線が接続している要素の数”“3次元形状データを成す各要素のうち寸法引出線が接続している要素の種類”によって異なる
まず、寸法識別名“dd001”の情報が読取られる(ステップ101)。“寸法引出線の数”は『2本』(ステップ102のNO)、“3次元形状データを成す各要素のうち寸法引出線が接続している要素の数”は『2個』であるから(ステップ103のNO)、図9の測定情報抽出処理ルーチンが実行される(ステップ200)。
【0024】
図9の測定情報抽出処理ルーチンにおいて、“1本目の寸法引出線と接続している要素”に相当するのは『edge1』であり(ステップ201)、それは点または面のいずれでもないので(ステップ202のNO)、図12の測定対象抽出処理ルーチンが実行される(ステップ300)。図12の測定対象抽出処理ルーチンでは、『edge1』の要素がエッジであることから(ステップ301のYES)、その『edge1』と接続している面が全て抽出される(ステップ302)。すなわち、図2の3次元形状データで見ると、『edge1』と接続しているのは側面『srf1』および正面『srf3』である。これら側面『srf1』および正面『srf3』のうち、法線ベクトルの方向が最も“寸法の方向(=X方向)”に近い面は側面『srf1』であり、その側面『srf1』が測定対象として抽出される(ステップ303)。
【0025】
図9の測定情報抽出処理ルーチンに戻り、抽出されたのが側面『Srf1』であることから(ステップ203のYES)、図11の測定対象面情報抽出処理ルーチンが実行される(ステップ400)。図11の測定対象面情報抽出処理ルーチンでは、測定対象面『srf1』が円筒面ではないので(ステップ401のNO)、寸法引出線が接続している点が存在する測定対象面『srf1』の座標軸が抽出されるとともに(ステップ402)、測定対象面『srf1』のX,Y,Z方向の最大値・最小値が抽出される(ステップ403)。さらに、測定対象面『srf1』が接続している点が存する測定対象面の法線ベクトルが抽出される(ステップ404)。
【0026】
図9の測定情報抽出処理ルーチンに戻り、“2本目の寸法引出線と接続している要素”に相当するのは『edge2』であって(ステップ204)、それは点または面のいずれでもないことから(ステップ205のNO)、図12の測定対象抽出処理ルーチンが実行される(ステップ300)。図12の測定対象抽出処理ルーチンでは、『edge2』の要素がエッジであることから(ステップ301のYES)、その『edge2』と接続している面が全ての面として、側面『Srf2』および正面『srf3』抽出される(ステップ302)。そして、これら側面『srf2』および正面『srf3』のうち、法線ベクトルの方向が最も“寸法の方向(=X方向)”に近い面である側面『srf2』が、測定対象として抽出される(ステップ303)
図9の測定情報抽出処理ルーチンに戻り、測定対象面として『srf2』が抽出されたことから(ステップ206のYES)、図11の測定対象面情報抽出処理ルーチンが実行される(ステップ400)。図11の測定対象面情報抽出処理ルーチンでは、測定対象面『srf2』が円筒面ではないので(ステップ401のNO)、寸法引出線が接続している点が存する測定対象面『srf2』の座標軸が抽出されるとともに(ステップ402)、測定対象面『srf2』のX,Y,Z方向の最大値・最小値が抽出される(ステップ403)。さらに、測定対象面『srf2』が接続している点が存する測定対象面の法線ベクトルが抽出される(ステップ404)。
【0027】
図7のフローチャートに戻り、抽出された測定対象の情報が公差値と共に図13の公差情報テーブルに格納されるとともに、図11のルーチンで抽出された測定対象面情報が図14の測定対象面情報テーブルに格納される(ステップ104)。
【0028】
(2)次に(ステップ105のYES)、寸法識別名“dd002”の情報が読取られる(ステップ101)。“寸法引出線の数”は『2本』で(ステップ102のNO)、“3次元形状データを成す各要素のうち寸法引出線が接続している要素の数”は『1個』であるから(ステップ103のYES)、図10の測定情報抽出処理ルーチンが実行される(ステップ500)。
【0029】
図10の測定情報抽出処理ルーチンにおいて、“1本目の寸法引出線と接続している要素”に相当するのは『edge3』であり(ステップ501)、それはエッジなので(ステップ502のNO)、『edge3』の最大座標側端点と接続している接続エッジとして、『edge12』が抽出される(ステップ503)。そして、この『edge12』に関して図12の測定対象抽出処理ルーチンが実行される(ステップ300)。この場合、『edge12』の要素がエッジであることから(ステップ301のYES)、その『edge12』と接続している全ての面として、図2の3次元形状データから側面『Srf6』および正面『srf3』が抽出される。これら側面『srf6』および正面『srf3』のうち、法線ベクトルの方向が最も“寸法の方向(=Y方向)”に近い面である側面『srf6』が、測定対象として抽出される(ステップ303)
図10の測定情報抽出処理ルーチンに戻り、測定対象面として『srf6』が抽出されたことから(ステップ504のYES)、図11の測定対象面情報抽出処理ルーチンが実行される(ステップ400)。図11の測定対象面情報抽出処理ルーチンでは、測定対象面『Srf6』が円筒面ではないので(ステップ401のNO)、寸法引出線が接続している点が存する測定対象面『Srf6』の座標軸が抽出されるとともに(ステップ402)、測定対象面『srf6』のX,Y,Z方向の最大値・最小値が抽出される(ステップ403)。さらに、測定対象面『srf6』が接続している点が存する測定対象面の法線ベクトルが抽出される(ステップ404)。
【0030】
続いて、『edge3』の最小座標側端点と接続している接続エッジとして、『edge14』が抽出される(ステップ505)。そして、この『edge14』に関して図12の測定対象抽出処理ルーチンが実行される(ステップ300)。この場合、『edge14』の要素がエッジであることから(ステップ301のYES)、その『edge8』と接続している全ての面として、側面『Srf5』および正面『srf3』が抽出される。これら側面『srf5』および正面『srf3』のうち、法線ベクトルの方向が最も“寸法の方向(=Y方向)”に近い面である側面『srf5』が、測定対象として抽出される(ステップ303)
図10の測定情報抽出処理ルーチンに戻り、測定対象が側面『srf5』であったことにより(ステップ506のYES)、図11の測定対象面情報抽出処理ルーチンが実行される(ステップ400)。図11の測定対象面情報抽出処理ルーチンでは、測定対象面『Srf5』が円筒面ではないので(ステップ401のNO)、寸法引出線が接続している点が存する測定対象面『Srf5』の座標軸が抽出されるとともに(ステップ402)、測定対象面『srf5』のX,Y,Z方向の最大値・最小値が抽出される(ステップ403)。さらに、測定対象面『srf5』が接続している点が存する測定対象面の法線ベクトルが抽出される(ステップ404)。
【0031】
図7のフローチャートに戻り、抽出された測定対象の情報が公差値と共に図13の公差情報テーブルに格納されるとともに、図11のルーチンで抽出された測定対象面情報が図14の測定対象面情報テーブルに格納される(ステップ104)。
【0032】
寸法識別名“dd004”の情報が読取られた場合(ステップ101)。“寸法引出線の数”は『1本』であるから(ステップ102のYES)、図8の測定情報抽出処理ルーチンが実行される(ステップ600)。
【0033】
図8の測定情報抽出処理ルーチンにおいて、“寸法引出線と接続している要素”に相当するのは『edge4』であり(ステップ601)、その『edge4』と接続している面として円筒面『cyl1』および正面『srf3』が抽出される(ステップ602)。これら円筒面『cyl1』および正面『srf3』のうち、最も垂直に近い面が抽出される(ステップ603)。この場合、抽出されるのは円筒面『cyl1』である(ステップ604のYES)。
【0034】
抽出されたのが円筒面『cyl1』であり(ステップ604のYES)、図11の測定対象面情報抽出処理ルーチンが実行される(ステップ400)。図11の測定対象面情報抽出処理ルーチンでは、測定対象面が円筒面『cyl1』であることにより(ステップ401のYES)、円筒面『cyl1』が穴であるかピンであるか判定され(ステップ405)、円筒面『cyl1』の中心座標軸が抽出され(ステップ406)、円筒面『cyl1』の直径が抽出され(ステップ407)、円筒面『cyl1』の軸方向が抽出され(ステップ408)、円筒面『cyl1』の軸方向における最大値、最小値が抽出される(ステップ409)。
【0035】
なお、図9の測定条件抽出処理ルーチンにおいて、寸法引出線が接している要素が点である場合は(ステップ207のYES、ステップ208のYES)、点が存在する面を抽出する処理として、図11の測定対象面情報抽出処理ルーチンが実行される(ステップ400)。
【0036】
図12の測定対象抽出処理ルーチンにおいて、寸法引出線が接している要素が基準平面『DatumX』であれば(ステップ304のYES)、その基準平面が測定対象となる(ステップ305)。寸法引出線が接している要素が円筒面の中心軸であれば(ステップ306のYES)、その円筒面が測定対象となる(ステップ307)。寸法引出線が接している要素が軸で、その位置が基準平面『DatumX』と同じであれば(ステップ308のYES)、基準平面が測定対象となる(ステップ309)。寸法引出線が接している要素が頂点『pt1』であれば(ステップ308のNO)、その頂点『pt1』に接する全てのエッジが測定対象として抽出される(ステップ310)。
【0037】
以後、残りの寸法識別名について、同様の処理が繰り返される。
【0038】
3次元CAD装置1は、図14の測定対象面情報テーブルと例えば図15に示す測定条件テーブルから逐次それぞれの測定対象面について測定位置を決定し、その決定した測定位置を図16に示す測定位置情報テーブルに格納する。ここでは測定条件テーブルとして平面や曲面内を1点だけ測定する例を示しているが,面積が大きい面の場合は複数点測定するようにしても良い。その場合、測定位置情報テーブルは『srf6』や『srf8』のようになる。
【0039】
一方、3次元CAT装置2では、3次元CAD装置1で作成された3次元形状データと、図13の公差情報テーブルや図16の測定位置情報テーブルの情報からなる測定用属性データに基づいて、所定のアプリケーションを実行する。このアプリケーションの実行により、3次元側測定機3による被測定物の寸法や形状を自動的に3次元測定するための測定プログラムが作成される。作成された測定プログラムは、図1の3次元測定機3に供給されて、3次元測定機3における測定ユニット4の動作を制御する。測定ユニット4は、被測定物の表面に摺接する球形のアクチュエータ5を備えている。
【0040】
上記作成された測定プログラムは、3次元測定機3を動作させるための測定プログラムは,例えば図17に示すようなDMIS(Dimensional Measuring Interface Standard)言語仕様により記述されたファイルである。なお、DMIS言語は、元々CADと3次元測定機3との間の双方でデータのやり取りをするために開発された言語である。
【0041】
本実施形態では、3次元CAT装置2において3次元形状データと測定用属性データをもとに図18の手順に基づいて自動的に測定プログラムを作成することがメインであるが、それぞれの測定位置を作業者が確認しながら対話方式で測定プログラムを作成することももちろんできる。
【0042】
以上のように、被測定物の3次元形状データから2次元図面データを作成し、その2次元図面データに対し設定される寸法引出線、寸法値、および公差に基づいて、被測定物に対する3次元測定用の測定プログラムの作成に必要な測定用属性データを設定することにより、被測定物の3次元測定に必要な要素を適切に盛り込んだ信頼性の高い測定プログラムを容易かつ迅速に作成することができる。
【0043】
なお、この発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
【0044】
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明によれば、被測定物の3次元測定に必要な要素を適切に盛り込んだ信頼性の高い測定プログラムを容易かつ迅速に作成することができる測定プログラムの作成支援方法および作成支援プログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に関わるシステム構成を示すブロック図。
【図2】一実施形態における3次元形状データの例を示す図。
【図3】一実施形態における2次元図面データの例を示す図。
【図4】一実施形態における寸法情報テーブルを示す図。
【図5】一実施形態における2次元図面データと寸法情報テーブルとの対応を示す図。
【図6】一実施形態における公差換算テーブルのフォーマットを示す図。
【図7】一実施形態の測定面情報および公差情報の抽出処理を説明するためのフローチャート。
【図8】一実施形態の寸法引出線が1本の場合の測定情報抽出処理ルーチンを説明するためのフローチャート。
【図9】一実施形態の寸法引出線が2本で2要素寸法の場合の測定情報抽出処理ルーチンを説明するためのフローチャート。
【図10】一実施形態の寸法引出線が2本で1要素寸法の場合の測定情報抽出処理ルーチンを説明するためのフローチャート。
【図11】一実施形態の測定面情報抽出処理ルーチンを説明するためのフローチャート。
【図12】一実施形態の測定対象抽出処理ルーチンを説明するためのフローチャート。
【図13】一実施形態の公差情報テーブルのフォーマットを示す図。
【図14】一実施形態の測定面情報テーブルのフォーマットを示す図。
【図15】一実施形態の測定条件テーブルのフォーマットを示す図。
【図16】一実施形態の測定位置情報テーブルのフォーマットを示す図。
【図17】一実施形態に関わる測定プログラムの例を示す図。
【図18】一実施形態に関わる測定プログラムを作成するための手順を示す図。
【符号の説明】
1…3次元CAD装置、2…3次元CAT装置、3…3次元測定機
Claims (4)
- 被測定物の3次元形状データから2次元図面データを作成するステップと、
前記2次元図面データに対し設定される寸法引出線、寸法値、および公差に基づいて、前記被測定物を3次元測定するための測定プログラムの作成に必要な測定用属性データを設定するステップと、
を備えたことを特徴とする測定プログラムの作成支援方法。 - 被測定物の3次元形状データから2次元図面データを作成するステップと、
前記2次元図面データに対し設定される寸法引出線、寸法値、および公差に基づいて、寸法ごとの“寸法識別名”“寸法値”“公差値”“寸法引出線の数”“前記3次元形状データを成す各要素のうち前記寸法引出線が接続している要素の数”“前記3次元形状データを成す各要素のうち前記寸法引出線が接続している要素の種類”“寸法の方向”を抽出するステップと、
前記抽出結果に基づいて、前記被測定物を3次元測定するための測定プログラムの作成に必要な測定用属性データを設定するステップと、
を備えたことを特徴とする測定プログラムの作成支援方法。 - コンピュータに、
被測定物の3次元形状データから2次元図面データを作成する第2手順と、
前記2次元図面データに対し設定される寸法引出線、寸法値、および公差に基づいて、前記被測定物を3次元測定するための測定プログラムの作成に必要な測定用属性データを設定する第3手順と、
を実現させる手段を備えることを特徴とする測定プログラムの作成支援プログラム。 - コンピュータに、
被測定物の3次元形状データから2次元図面データを作成する第2手順と、
前記2次元図面データに対し設定される少なくとも寸法引出線、寸法値、および公差に基づいて、寸法ごとの“寸法識別名“”寸法値”“公差値”“寸法引出線の数”“前記3次元形状データを成す各要素のうち前記寸法引出線が接続している要素の数”“前記3次元形状データを成す各要素のうち前記寸法引出線が接続している要素の種類”“寸法の方向”を抽出する第3手順と、
前記抽出結果に基づいて、前記被測定物を3次元測定するための測定プログラムの作成に必要な測定用属性データを設定する第4手順と、
を実現させる手段を備えることを特徴とする測定プログラムの作成支援プログラム。
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