JP2004284988A - 毛髪化粧料及び毛髪の蛋白質のカルボニル化を抑制する方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ビタミンE及びその誘導体、ビタミンC及びその誘導体並びにそれらの塩等の特定の薬効剤から選ばれる一種又は二種以上を毛髪の蛋白質のカルボニル化抑制剤として含有する保湿効果を有する毛髪化粧料、及びこれを供給することにより、毛髪の蛋白質のカルボニル化を抑制する方法。
【選択図】 なし
Description
【発明が属する技術分野】
本発明は毛髪のキューティクル、コルテックス等を構成している蛋白質、特にケラチンのカルボニル化を抑制する効果のある毛髪化粧料及びこれを供給することにより、毛髪の蛋白質のカルボニル化を抑制する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
毛髪は外側から中心に向かって順にキューティクル、コルテックス、メデュラの3層構造から成る。毛髪は80%が蛋白質のケラチンから構成されて、残りがメラニン色素、脂質、微量元素、水分等から成り立っている。毛髪に存在するケラチンは、450〜500個のアミノ酸からなる、結晶型の繊維状または非結晶型である分子である。ケラチンのタイプの組み合わせにより、異なる蛋白質が形成されるが、皮膚のケラチンは軟ケラチンといわれるのに対し、毛髪のケラチンは硬ケラチンといわれ、シスチンを約15%含有していることが特徴的である。近年、皮膚のケラチンが、日常的に皮膚が受ける酸化的ストレス、例えば、紫外線、タバコの煙等によってカルボニル化されることが報告されている(例えば、非特許文献1参照)。毛髪も同様に、紫外線や染毛等の原因により酸化的ストレスを受けることが知られているが、毛髪を構成するケラチンがカルボニル化されることによって、毛髪がどのようなダメージを受けるかについてはなんら報告がない。
【0003】
一方、従来、天然物由来の成分は、安全であることから、乳液、クリーム、化粧水、美容液、パック、洗浄料、分散液、軟膏、液剤、エアゾール剤、貼付剤、パップ剤、リニメント剤等の化粧料や外用剤に薬効成分として添加されている。例えば、化粧料等に配合する抗酸化剤として、種々の薬効成分が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。しかし、これらの抗酸化剤と、毛髪のケラチンのカルボニル化との関連については、なんら記載されていない。
【0004】
【非特許文献1】
Jens J. Thiele et al.; Protein Oxidation in Human Stratum Corneum: Susceptibility of Keratins to Oxidation In Vitro and Presence of a Keratin Oxidation Gradient In Vivo.;THE JOURNAL OF INVESTIGATIVE DERMATOLOGY vol.113,No.3, p.335−339(1999)
【特許文献1】
特開平8−99820号公報
【特許文献2】
特開平9−183718号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、毛髪のコルテックス、キューティクル等を構成しているケラチン等の蛋白質のカルボニル化を抑制することであり、この結果として毛髪の乾燥を防ぎ、保湿効果に優れた毛髪化粧料及びこれを供給することによる毛髪の蛋白質のカルボニル化を抑制する方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、毛髪を構成しているケラチン等の蛋白質のカルボニル化について鋭意検討した結果、通常、ケラチンは水分子を多く取り込んでいるが、カルボニル化されることによって水分子を排除してしまい、カルボニル化された後のケラチンは水分子を取り込むことができないとの知見を得た。さらに、このことが毛髪を乾燥させ、毛髪の滑らかさやツヤをなくし外観を損なうとの知見を得た。さらに、この知見に基づいて検討を進めた結果、従来、抗酸化剤として知られていたもののうち、特定の成分が、蛋白質のカルボニル化を抑制し、これを含有する毛髪化粧料は毛髪のパサつきを改善し、しっとりと滑らかでハリのある毛髪にする効果が優れていることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
本発明の一態様として、ビタミンE及びその誘導体、ビタミンC及びその誘導体並びにそれらの塩、ルチン及びその誘導体、イチョウ抽出物、カンゾウ抽出物、ブドウ抽出物、ヤシャジツ抽出物、ユキノシタ抽出物、マイカイカ抽出物、茶抽出物、スーパーオキサイドディスムターゼ、ヒスチジン、マンニトール並びにカロチノイド類(以下、これらの成分を総称して「薬効成分」という場合がある)から選ばれる一種又は二種以上を毛髪の蛋白質のカルボニル化抑制剤として含有する毛髪化粧料;さらに紫外線吸収剤を含有する前記毛髪化粧料;上記薬効成分から選ばれる一種又は二種以上を供給することによって、毛髪の蛋白質のカルボニル化を抑制する方法が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に用いられる毛髪の蛋白質のカルボニル化抑制剤は、ビタミンE及びその誘導体、ビタミンC及びその誘導体並びにそれらの塩、ルチン及びその誘導体、イチョウ抽出物、カンゾウ抽出物、ブドウ抽出物、ヤシャジツ抽出物、ユキノシタ抽出物、マイカイカ抽出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶等の茶抽出物)、スーパーオキサイドディスムターゼ(以下、SODと略す場合がある)、ヒスチジン、マンニトール並びにカロチノイド類から選ばれる一種又は二種以上を有効成分とする。
【0009】
前記ビタミンE及びその誘導体の例には、dl−α(β、γ)−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸dl−α−トコフェロール、リノール酸dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール等のトコフェロール及びその誘導体、ユビキノン類等が含まれる。
また、前記ビタミンC及びその誘導体並びにそれらの塩の例には、ジパルミチン酸−L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸−L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル、L−アスコルビン酸リン酸マグネシウム、L−アスコルビン酸硫酸ナトリウム等が含まれる。
また、カロチノイド類の例には、カロチン、リコピン、アスタキサンチン等が含まれる。
【0010】
前記各植物由来の抽出物は植物の産地、栽培方法等に特に制限はなく、通常の抽出法を利用して調製することができる。例えば、各植物の全草、又は根、茎、幼芽、葉、花及び種子等のいずれか1以上の部位から、一般的な抽出方法を利用して調製することができる。より具体的には、これらを乾燥、細切、圧搾又は発酵等、適宜処理を施した後、低温もしくは室温〜加温下で溶媒中に浸漬し、抽出する方法を挙げることができる。抽出中には、溶媒を適宜攪拌してもよいし、また、溶媒を加温してもよい。用いる溶媒としては、例えば水、低級1価アルコール(メチルアルコール、エチルアルコール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール等)、液状多価アルコール(グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等)、低級アルキルエステル(酢酸エチル等)、炭化水素(ベンゼン、ヘキサン、ペンタン等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、エーテル類(ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジプロピルエーテル等)、アセトニトリル等が挙げられ、一種又は二種以上を用いることができる。
【0011】
上記方法で得られた抽出物をそのまま、または、適宜の期間そのまま放置して熟成させた後に、蛋白質のカルボニル化抑制剤として供することができる。必要ならば、本発明の効果に影響のない範囲で、更に、濾過又はイオン交換樹脂等により、脱臭、脱色等の精製処理を施して用いることもできる。又、液体クロマトグラフィー等の分離手段を用い、活性の高い画分を取り出して用いることもできる。
【0012】
本発明の蛋白質のカルボニル化抑制剤は、前記薬効成分から選ばれる一種又は二種以上を有効成分として含む限り、その形態については特に制限はない。液状、ペースト状、ゲル状等いずれの形態で用いることもできる。又は液状等の抽出物を、乾固させて固体状としたり、あるいはスプレードライ等により乾燥させて粉末として用いることもできる。
【0013】
前記薬効成分は、毛髪の蛋白質のカルボニル化抑制剤として機能し、毛髪の蛋白質の中でも特にコルテックスやキューティクル等の構成蛋白質、より具体的には、ケラチンのカルボニル化を抑制する効果に優れる。上記した様に、毛髪を構成する主要な蛋白質であるケラチンがカルボニル化されると、毛髪を構成しているアミノ酸間の水素結合が弱まるために抱水能が低下し、毛髪の保湿性が低下し、髪がパサつき、毛髪のうるおい、ツヤ、ハリの低下等、毛髪の外観を損なう。本発明に用いられる薬効成分を毛髪の蛋白質のカルボニル化抑制剤として毛髪化粧料に配合し、該毛髪化粧料を毛髪に適用することにより、蛋白質、特にケラチンがカルボニル化されるのを抑制し、その結果、毛髪に保湿性を付与し、毛髪の外観を改善することができる。
なお、本明細書において「毛髪の保湿効果」の用語は、実施例において行われる水分保持能試験によって直接確認できる効果の他、毛髪の乾燥によるパサつき、うるおい感、ツヤまたはコシ等の低下を予防あるいは改善する効果等を含めて最も広義に解釈するものとする。
【0014】
以下、本発明に用いられる毛髪の蛋白質のカルボニル化抑制剤を含む毛髪化粧料について説明する。
本発明の毛髪化粧料は、前記薬効成分の少なくとも一種を含有することを特徴とする。本発明の毛髪化粧料における前記薬効成分、即ち、ビタミンE及びその誘導体、ビタミンC及びその誘導体並びにそれらの塩、ルチン及びその誘導体、イチョウ抽出物、カンゾウ抽出物、ブドウ抽出物、ヤシャジツ抽出物、ユキノシタ抽出物、マイカイカ抽出物、茶抽出物、スーパーオキサイドディスムターゼ、ヒスチジン、マンニトール並びにカロチノイド類から選ばれる一種又は二種以上の含有量は、0.00001〜5質量%(以下単に「%」で示す)であるのが好ましく、0.0001〜3%であるのがより好ましい。この範囲内であれば、該成分を安定的に配合することができ、かつ高い毛髪の蛋白質カルボニル化抑制効果、さらにその効果に基づく保湿効果を発揮し、髪のパサつきを防止し、うるおいやツヤ、ハリを与えることができる。また、抽出液を使用する場合は、溶質である乾燥固形分の含有量が上記範囲内であれば、その抽出液濃度は何ら限定されるものではない。
【0015】
本発明の好ましい実施の形態として、前記薬効成分の一種又は二種以上と、紫外線吸収剤の一種又は二種以上とを含有する毛髪化粧料が挙げられる。
本実施の形態において、紫外線吸収剤としては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン及びその誘導体(2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム等)、2,4,6,−トリアニリノ−p−(カルボ−2’−エチルヘキシル−1’−オキシ)−1,3,5−トリアジン、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸等が挙げられる。
【0016】
これらの紫外線吸収剤のうち、特に好ましいものとしては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルへキシル、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウムが挙げられる。
【0017】
本発明の毛髪化粧料における紫外線吸収剤の配合量としては、好ましくは0.001〜30%、より好ましくは0.01〜25%の範囲である。この範囲であれば紫外線による毛髪の損傷を抑え、毛髪の蛋白質のカルボニル化を抑制する効果が相乗的に発揮され、より優れた保湿効果及びパサつき防止、うるおい付与効果を示す毛髪化粧料を得ることができる。
【0018】
本発明の毛髪化粧料は、上記必須成分の他に、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲において、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤等の界面活性剤、エステル油、高級脂肪酸、高級アルコール、炭化水素、油脂類等の油剤、鎖状シリコーン、環状シリコーン、変性シリコーン等のシリコーン類、天然水溶性高分子、半合成水溶性高分子、合成水溶性高分子等の水溶性高分子、多価アルコール、糖類、低級アルコール等の水性成分、アミノ酸、アミノ酸誘導体、ペプチド、ペプチド誘導体、植物エキス等の毛髪用美容成分、エデト酸塩等の金属キレート剤、クエン酸、乳酸、リン酸またはこれらの塩等のpH調整剤、香料、防腐剤、殺菌剤、酸化防止剤、色素、顔料等、毛髪用化粧料あるいは化粧料一般において汎用される他の成分を配合することができる。
【0019】
また、本発明の毛髪化粧料の製法は特に限定はなく常法により製造することができ、他の成分との併用や容器の機構により、液状、乳液状、クリーム状、ゲル状、ミスト状、フォーム(泡)状等、種々の形態にて実施することができ、シャンプー、ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアローション、ヘアクリーム、ヘアジェル等として用いることができる他、液化石油ガス、ジメチルエーテル、窒素ガス、炭酸ガス等の噴射剤とともにエアゾール用容器に充填し、ヘアスプレー、ヘアフォーム等のエアゾール製品としても用いることもできる。使用方法としては、毛髪に塗布した後洗い流すタイプ、または乾いた毛髪に塗布するタイプ等のいずれの製品にも用いることができる。
【0020】
【実施例】
以下に試験例、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲は下記の実施例に限定されることはない。
[試験例1:蛋白質のカルボニル化抑制試験]
牛血清アルブミンをSDS及びメルカプトエタノールを含有するトリスバッファーに溶解し、アルブミン溶液を調製した後に、トコフェロール、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、ルチン、イチョウ抽出物、カンゾウ抽出物、ブドウ抽出物、ヤシャジツ抽出物、ユキノシタ抽出物、マイカイカ抽出物、緑茶抽出物、SOD、ヒスチジン、マンニトール及びアスタキサンチンを各々、最終濃度が0(対照)1.3、2.5、5%(乾燥固形分濃度にて換算)となるように調製し混和した。なお、植物抽出物の溶媒は各成分の抽出溶媒とし、トコフェノール、ルチン、アスタキサンチン及びβ−カロチンの溶媒はエチルアルコールとし、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、SOD、ヒスチジン及びマンニトールの溶媒は精製水とした。試験例2の試料についても同様である。
この各混合液に、ベンゾイルペルオキシド溶液を0.1mM加え、過酸化反応を行なった。次にインタジェン社のOxyBlot Protein Oxidation Detection Kitを用いてドットブロットを行い、カルボニル基を化学発光により検出し、その強度を対照の強度と比較することにより、それぞれのカルボニル化抑制率を算出した。結果を下記表1に示す。
なお、本試験では、便宜のために、牛血清アルブミンのカルボニル化抑制率によって評価したが、ケラチン等の毛髪を構成している蛋白質を対象とした試験でも、同様の結果が得られるものと推定できる。
【0021】
【表1】
【0022】
[試験例2:ケラチンの水分保持能(抱水能)試験]
6cmシャーレにケラチン(東京化成製)を一定量入れ、トコフェロール、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、ルチン、イチョウ抽出物、カンゾウ抽出物、ブドウ抽出物、ヤシャジツ抽出物、ユキノシタ抽出物、マイカイカ抽出物、緑茶抽出物、SOD、ヒスチジン、マンニトール、アスタキサンチン及びβ−カロチンの各々の最終濃度が、0、2.5、5%(乾燥固形分濃度にて換算)になるようケラチンと混合した。次に、ベンゾイルペルオキシド溶液を0及び0.1mM加え、過酸化反応を行い、一晩減圧乾燥後、質量を測定した。最後に、温度22℃、湿度95%の恒温恒湿器に入れ、1日後の質量を測定した。下記の計算式に基づいてケラチンの水分保持能(抱水能)を求めた。結果を表2に示す。
【0023】
【数1】
【0024】
但し、式中、Webは各薬効成分を混合した後に、過酸化反応を行ったサンプルの水分量の変化、Wvbはベヒクルを混合した後に、過酸化反応を行ったサンプルの水分量の変化、Wvはベヒクルを混合した後に、過酸化反応を行わなかったケラチンの水分量の変化を示す。
【0025】
【表2】
【0026】
表1より、本発明に用いられるこれらの薬効剤は高いカルボニル化抑制効果を示すことが明らかとなった。更に、表2より、これらの薬効剤に明らかな水分保持能(抱水能)の上昇が認められた。このことから、これらの薬効剤を毛髪に適用することにより、ケラチンのカルボニル化が抑制され、保湿効果が発揮されることが期待できる。
【0027】
[実施例1(本発明品1〜14):コンディショナー]
表3に示す組成で、下記調製方法によりコンディショナーを調製し、各薬効成分の保湿(水分保持)効果を下記試験方法により調べた。この結果を下記表3に示す。
【0028】
(調製方法)
表3中の成分(1)〜(7)、(20)、(21)を混合し、加熱して70℃に保った混合物を、成分(19)及び(22)の一部を加熱して70℃に保った混合物に加えて、乳化した。この乳化物に、成分(22)の残部で溶解した(8)〜(18)を加えた後、冷却してコンディショナーを得た。
【0029】
(試験方法)
(1)毛髪の保湿(水分保持)効果<ドライヤー処理>
コールドパーマやブリーチ等の美容処理を行っていない日本人女性の頭髪20cmを30g束ねて毛束としたものを用いた。この毛束を市販のシャンプーにて洗浄し、タオルで水気を拭き取った後、1束をブランクとし、他の毛束の各々に実施例1〜14及び比較例1の各試料を1.5gずつ塗布した。その後、試料を塗布した毛束を30秒間水ですすぎ、ドライヤーで5分間乾燥した。この洗浄から乾燥までの工程を20回繰り返した。この後、乾燥した各々の毛束に精製水を1g含ませ、恒温恒湿槽(温度20℃、湿度50%)にて3時間静置した時の質量変化を喪失水分量とした。ブランクと比較し、下記(イ)判定基準を用いて判定した。結果を表3に併記する。
【0030】
(イ)水分保持能 判定基準
(評価基準) (判定)
水分喪失量がブランクの1/3未満 : ◎
水分喪失量がブランクの1/3以上2/3未満 : ○
水分喪失量がブランクの2/3以上同量未満 : △
水分喪失量がブランクと同量以上 : ×
【0031】
(組成及び結果)
【表3】
【0032】
表3の結果に示される如く、種々の薬効成分を配合した本発明品1〜14を毛髪に適用することにより、毛髪水分量の保持効果が認められ、保湿効果を有することが認められた。
【0033】
[実施例2(本発明品15〜28):コンディショナー]
表4に示す組成で、下記調製方法によりコンディショナーを調製し、各薬効成分の保湿(水分保持)効果を下記試験方法により調べた。この結果を下記表4に示す。
(調製方法)
表4中の成分(1)〜(7)、(19)、(21)、(22)を混合し、加熱して70℃に保った混合物を、成分(20)及び(23)の一部を加熱して70℃に保った混合物に加えて、乳化した。この乳化物に、成分(23)の残部で溶解した(8)〜(18)を加えた後、冷却してコンディショナーを得た。
【0034】
(試験方法)
(2)毛髪の保湿(水分保持)効果 <日光照射>
コールドパーマやブリーチ等の美容処理を行っていない日本人女性の頭髪20cmを30g束ねて毛束としたものを用いた。この毛束を市販のシャンプーにて洗浄し、タオルで水気を拭き取った後、1束をブランクとし、他の毛束の各々に実施例15〜28及び比較例1の各試料を1.5gずつ塗布した。その後、試料を塗布した毛束を30秒間水ですすぎ、直射日光の当たる場所で半日の間自然乾燥した。この洗浄から乾燥までの工程を20回繰り返した。この後、乾燥した各々の毛束に精製水を1g含ませ、恒温恒湿槽(温度20℃、湿度50%)にて3時間静置した時の質量変化を喪失水分量とした。ブランクと比較し、上記(イ)判定基準を用いて判定した。結果を表4に併記する。
【0035】
(組成及び結果)
【表4】
【0036】
表4の結果に示される如く、本発明に用いられる種々の薬効成分を配し、さらに、紫外線吸収剤としてパラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシルを併用した本発明品15〜28は、これらを毛髪に適用することにより、種々の薬効成分を単独で配合したときと比較して毛髪水分量の上昇及び経表皮水分蒸散量の減少が認められた。従って、紫外線吸収剤を併用することにより、より高い保湿(水分保持)効果が認められた。
【0037】
実施例3 シャンプー
下記に示す組成及び製法で、シャンプーを調製した。
(組成)
(成分) (%)
(1)ブドウ抽出物 (*1) 2.0
(2)ポリオキシエチレン(3E.O.)
ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 12.0
(3)テトラデセンスルホン酸ナトリウム 2.0
(4)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチル
アミノ酢酸ベタイン 1.0
(5)ヤシ油脂肪酸ジエタノ−ルアミド 5.0
(6)ジステアリン酸エチレングリコ−ル 0.5
(7)カチオン化セルロース 0.2
(8)プロピレングリコール 1.8
(9)塩化ナトリウム 0.8
(10)エデト酸二ナトリウム 0.2
(11)緑茶抽出物 (*2) 0.001
(12)ユキノシタ抽出物 (*3) 1.0
(13)防腐剤 適量
(14)香料 適量
(15)精製水 残量
*1 長岡香料社製
*2 丸善製薬社製
*3 一丸ファルコス社製
【0038】
(製法)
A.成分(1)〜(15)を均一に混合する。
B.Aを容器に充填し、シャンプーを得た。
【0039】
実施例3のシャンプーは、毛髪に適用することにより、うるおいを毛髪内にとどめ、髪のパサつきを改善し、うるおいがあり、ツヤ、ハリのある美しい髪にするシャンプーであった。
【0040】
実施例4 ヘアトリートメントローション
下記に示す組成及び製法で、ヘアトリートメントローションを調製した。
(組成)
(成 分) (%)
(1)カラギーナン 0.01
(2)1,3−ブチレングリコール 2.0
(3)グリセリン 1.0
(4)dl−α−トコフェロール (*1) 0.05
(5)L−ヒスチジン (*2) 0.5
(6)マイカイカ抽出物 (*3) 0.05
(7)イチョウ抽出物 (*4) 0.05
(8)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.4
(9)塩化セチルトリメチルアンモニウム 0.1
(10)メチルフェニルポリシロキサン 1.0
(11)プロピレングリコール 0.2
(12)エタノール 20.0
(13)防腐剤 適量
(14)香料 適量
(15)精製水 残量
*1 エーザイ社製
*2 協和発酵社製
*3 丸善製薬社製
*4 常磐植物化学研究所社製
【0041】
(製法)
A.成分(1)〜(7)及び(15)を混合溶解する。
B.成分(8)〜(14)を混合溶解する。
C.AにBを添加して均一に混合する。
D.Cをミストディスペンサー容器に充填し、ヘアトリートメントローションを得た。
【0042】
以上のようにして得られた実施例4のヘアトリートメントローションは、ミスト状で毛髪に良好に使用でき、毛髪に適用することにより、髪のパサつきを改善し、うるおい感やツヤ、ハリのある美しい髪にする効果が高く、ヘアトリートメントローションとして優れた効果を有するものであった。
【0043】
実施例5 ヘアパック
下記に示す組成及び製法で、ヘアパックを調製した。
(組成)
(成 分) (%)
(1)N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・
ベヘニル・オクチルドデシル) (*1) 4.0
(2)セチルアルコール 2.0
(3)ステアリルアルコール 2.0
(4)ステアリン酸硬化ヒマシ油 1.0
(5)ミリスチン酸イソプロピル 1.0
(6)ポリオキシエチレン(20E.O.)硬化ヒマシ油 1.0
(7)塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 2.0
(8)臭化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0
(9)カチオン化グァーガム 0.05
(10)1,3−ブチレングリコール 10.0
(11)防腐剤 適量
(12)ブドウ抽出物 (*2) 0.5
(13)カンゾウ抽出物 (*3) 0.5
(14)ヤシャジツ抽出物 (*4) 0.5
(15)ヒドロキシメトキシベンゾフェノン
スルホン酸ナトリウム (*5) 0.5
(16)ルチン (*6) 0.002
(17)アミノ変性シリコーン (*7) 2.0
(18)香料 適量
(19)精製水 残量
*1 味の素社製
*2 一丸ファルコス社製
*3 丸善製薬社製
*4 一丸ファルコス社製
*5 湘南化学工業社製
*6 シグマ社製
*7 SM8704C(40%エマルション)(東レ・ダウコーニング社製)処方中の配合量はアミノ変性シリコーン純分の値である。
【0044】
(製法)
A.成分(1)〜(6)を加熱溶解する。
B.成分(7)〜(11)及び(19)を加熱溶解する。
C.BにAを添加して均一に乳化混合し、冷却後に成分(12)〜(18)を添加する。
D.Cを容器に充填し、ヘアパックを得た。
【0045】
以上のようにして得られた実施例5のヘアパックは、毛髪に適用することにより、髪のパサつきを改善し、うるおい感やツヤ、ハリのある滑らかでしっとりとした美しい髪にする、ヘアパックとして優れた効果を有するものであった。
【0046】
実施例6 ヘアジェル
下記に示す組成及び製法で、ヘアジェルを調製した。
(組成)
(成 分) (%)
(1)アルギン酸ナトリウム 0.5
(2)カルボキシビニルポリマー 0.5
(3)ポリビニルピロリドン 3.0
(4)グリセリン 1.0
(5)水酸化ナトリウム 適量
(6)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.2
(7)エタノール 20.0
(8)ジメチルポリシロキサン 1.0
(9)防腐剤 適量
(10)クレアチニン (*1) 1.0
(11)マンニトール (*2) 0.1
(12)アスタキサンチン (*3) 0.05
(13)紅茶抽出物 (*4) 0.2
(14)香料 適量
(15)精製水 残量
*1 ユーキファインズ社製
*2 協和発酵社製
*3 シグマ社製
*4 一丸ファルコス社製
【0047】
(製法)
A.成分(15)の一部に成分(1)及び(2)を均一に混合する。
B.成分(15)の一部に成分(3)及び(4)を均一に混合する。
C.成分(6)〜(9)を混合溶解する。
D.成分(5)及び(15)の残部を混合溶解する。
E.DにCを添加して混合溶解し、さらにA及びBを添加して均一に混合する。
F.Eに(10)〜(14)を添加して混合する。
G.Fを容器に充填してヘアジェルを得た。
【0048】
以上のようにして得られた実施例6のヘアジェルは、毛髪に適用することにより、髪のパサつきを改善し、うるおい感やツヤ、ハリのある美しい髪にするものであった。
【0049】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、毛髪の蛋白質、特にケラチン等の蛋白質のカルボニル化を抑制し、保湿効果を有する毛髪化粧料及びこれを供給することによる毛髪の蛋白質のカルボニル化を抑制する方法を提供することができる。
Claims (4)
- ビタミンE及びその誘導体、ビタミンC及びその誘導体並びにそれらの塩、ルチン及びその誘導体、イチョウ抽出物、カンゾウ抽出物、ブドウ抽出物、ヤシャジツ抽出物、ユキノシタ抽出物、マイカイカ抽出物、茶抽出物、スーパーオキサイドディスムターゼ、ヒスチジン、マンニトール並びにカロチノイド類から選ばれる一種又は二種以上を毛髪の蛋白質のカルボニル化抑制剤として含有することを特徴とする毛髪化粧料。
- ビタミンE及びその誘導体、ビタミンC及びその誘導体並びにそれらの塩、ルチン及びその誘導体、イチョウ抽出物、カンゾウ抽出物、ブドウ抽出物、ヤシャジツ抽出物、ユキノシタ抽出物、マイカイカ抽出物、茶抽出物、スーパーオキサイドディスムターゼ、ヒスチジン、マンニトール並びにカロチノイド類から選ばれる一種又は二種以上を毛髪のケラチンのカルボニル化抑制剤として含有することを特徴とする毛髪化粧料。
- さらに紫外線吸収剤を含有する請求項1又は2に記載の毛髪化粧料。
- ビタミンE及びその誘導体、ビタミンC及びその誘導体並びにそれらの塩、ルチン及びその誘導体、イチョウ抽出物、カンゾウ抽出物、ブドウ抽出物、ヤシャジツ抽出物、ユキノシタ抽出物、マイカイカ抽出物、茶抽出物、スーパーオキサイドディスムターゼ、ヒスチジン、マンニトール並びにカロチノイド類から選ばれる一種又は二種以上を供給することにより、毛髪の蛋白質のカルボニル化を抑制する方法。
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