JP2004283036A - 小粒状こんにゃくの製造装置及び小粒状こんにゃく - Google Patents

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Kimiyoshi Mikuni
公義 三國
Akihito Kumagai
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Abstract

【課題】日本の伝統食品であるこんにゃくは食文化の多様化により使用範囲が狭いため需要が減退している。食品としてのこんにゃくは現代の食生活に必要な食物繊維が豊富に含まれているのは周知の事実である。その理想的な食品であるこんにゃくの需要を喚起すると共に新しい食しかたを提供することにある。
【解決手段】本体はこんにゃく糊供給装置よりこんにゃく糊を収容する供給口6と、供給口6よりやや大径の胴部5と逆漏斗状5aの上部とを一体形成し、その下端開口に軸受4bと円錐状突出部15をネジ着した多孔口金9をクランプバンドにて締着、胴部5の上端開口に軸受4aを配した口金4をクランプバンドにて締着し、胴部5の略中央をハンガー7にて枠体8にネジ着したものからなる小粒状こんにゃく製造装置と小粒状こんにゃくに係る。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、こんにゃく糊供給装置から供給されてくるこんにゃく糊を切断して小粒状こんにゃくを製造する小粒状こんにゃく製造装置と小粒状こんにゃくに関する。
【0002】
【従来の技術】日本の伝統食品であるこんにゃくは食文化の多様化により使用範囲が狭いため需要が減退している。食品としてのこんにゃくの形状は種々製品化されているがその使用範囲は限られており、おでん・すき焼き等に代表されるよう煮炊きして食する以外に、一部刺身こんにゃく等生食用もあるが用途に従い形状を選択する必要があり、和食・洋食・中華等種々の料理にも形状を選択して使われていた。
【0003】食物繊維の元祖はこんにゃくで第七栄養素として、若い女性を中心に人気が高いのが食物繊維(ダイエタリーファイバー)。食物繊維のおもな役目は、腸の働きを活発にし体内の有毒な物質を外に出すこと。この食物繊維が身体の中を通過するだけで、身体にとってとても大切な効果をもたらすことが最近の研究でわかっている。逆に食物繊維が不足すると便秘や肥満の原因になるだけでなく、動脈硬化や心臓病・糖尿病・大腸ガンなどの成人病になりやすいという、恐ろしい研究結果も発表されている。この食物繊維、水溶性のものと非水溶性のものとの2種類あり、前者の代表が、こんにゃくのグルコマンナンや果物に含まれるペクチン、茶色い海草に含まれるアルギン酸など。後者の代表は、ごぼうやレタスなどに多いセルロース。幸い日本人は、昔から野菜やこんにゃくなど食物繊維を多く摂ってきた。そのおかげで長いこと欧米に比べて成人病の発生率が少なかった。しかし、ここ20〜30年、肉にパン、高脂肪・高タンパクの欧米型の食生活をおくる人が多くなるにつれ、食物繊維の摂取量はだんだん減って、それに比例するように欧米型の成人病が増えてきたのも事実。そこで今また、食物繊維の働きが注目されている。さて、数ある食物繊維含有食品の中でもこんにゃくは、食物繊維が多く含まれ、ミネラルがたっぷりで、しかもノンカロリー。
現代の食生活の足りない部分を補うには理想的な食品である。その理想的な食品であるこんにゃくの需要を喚起すると共に新しい食しかたを提供することにある。
【0004】従来は、玉こんにゃくの製造装置としているものもあり、(例えば、特許文献1参照。)。又、団子こんにゃく製造装置としているものもある。(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】特開平5−244890号公報(第1−4頁、第2図)
【特許文献2】特開2001−258492号公報(第1−3頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情の下、前記食物繊維の豊富な前記理想的な食品であるこんにゃくを煮炊きして、また生食用として一つの形状で種々の料理に使用できる小粒状こんにゃく及び小粒状こんにゃく製造装置を提供し、こんにゃくの需要を喚起することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的を達成するために、枠体支持フレームの略中央に、側面にこんにゃく糊供給装置から供給されてくるこんにゃく糊を収容する供給口を有する所要内径の円筒状の本体と、該本体上端に内径が前記本体と同径の上端開口に軸受けを配した口金を設け、前記枠体支持フレーム略中央上部に変速モーターを配し、該変速モーター出力軸に嵌め合いの容易なカップリングを設け、下方にカップリングにて嵌め合いした回転軸が前記本体の略中心を貫通、内径が前記本体よりも大径で前記本体の下端開口に取り付けられた多孔口金と、該回転軸の下端に回転カッターを有した成型具を構成し、その該多孔口金により前記こんにゃく糊供給装置から該供給口より前記本体内に供給されたこんにゃく糊を絞りながら柱状に押出し、その所定量を前記回転軸下端の前記回転カッターで湯中にて回転切断する回転切断機構を有する装置である。
【0008】また、本体の下端開口部に取り付けられた多孔口金は複数の貫通
Figure 2004283036
変更することができ、回転軸の下端に複数の貫通孔をもつ回転カッターを有し、(4)
前記回転カッターの該貫通孔は前記回転カッターの下方に向けてテーパー状に拡径されているものとして好ましく、前記多孔口金より柱状に押出されたこんにゃく糊を湯中にて回転切断する前記回転カッター機構を備えているものとしてよい。
【0009】さらに、前記小粒状こんにゃく製造装置で製造する小粒状こんにゃくは小豆大程度からうずら豆大程度の大きさの球状であり、湾曲した長筒状であってもよい。又、こんにゃく糊単原料に限らず前記こんにゃく糊原料に豆乳・牛乳・海藻・ほうれん草、人参、トマト、いちご等の野菜類・畜肉エキス・唐辛子等の香辛料・モロミ醤油等のソース類・みかん、りんご等の果実類等を混入するものとしてもよく、前記他食品原料の色彩・食味等を十分に表現できるものとしてよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の小粒状こんにゃく製造装置の実施例について、図面を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の枠体及び本体を示す図である。本体は図示されていないこんにゃく糊供給装置よりこんにゃく糊を収容する供給口6と、供給口6よりやや大径の胴部5と逆漏斗状5aの上部とを一体形成し、その下端開口に軸受4bと円錐状突出部15をネジ着した多孔口金9をクランプバンドにて締着、胴部5の上端開口に軸受4aを配した口金4をクランプバンドにて締着し、胴部
5の略中央をハンガー7にて枠体8にネジ着したものからなる。
【0012】回転カッター10は枠体8の上部略中心に出力軸を下方に向けた変速モーター1をネジ着し、その出力軸に嵌め合いの容易なカップリング2をネジ着、その下方にカップリング2aをネジ着した回転軸3が軸受4aを介し胴部5乃至5aの略中心を貫通し下端の多孔口金9の軸受4bを介し多孔口金9の下部外に達し多孔口金9に接近して回転カッター10をネジ着してあり、これにより多孔口金9より押出されたこんにゃく糊を多孔口金9端面から摺り切るように切断することができるようにしてある。
【0013】14は湯槽で本体下部開口に多孔口金9を締着するクランプバンドの上端迄湯槽14に浸し回転切断することで、回転カッター10にて切断され(5)
たこんにゃく糊11は、小粒状こんにゃく12となり湯槽14中に散在し養生・形成され略球状になる。この小粒状こんにゃくへの形状変化はクランプバンド上端迄湯槽に浸さずに湯槽までの空間をあけて回転切断するとこんにゃく糊の形成が不揃で歩留まりが悪く成ることは明らかである。図では省略したが、湯槽内には60℃〜80℃の湯が張ってある。
【0014】図2は、多孔口金9の孔数例である。図の孔数18は6ヶであるが小粒状こんにゃくの形状サイズによって3ヶ乃至28ヶが好ましく、孔径は1,5mm〜10mm程度が好ましい。
【0015】図3は回転カッター10の下端から見た平面図である。やや湾曲した貫通孔16にカット部17を配している。図4の斜視透視図に示すようにカット部17は前記やや湾曲した貫通孔16の端面を中心に円錐状になっていて、この円錐状が小粒状こんにゃくを略球状とすることは、回転カッター10のカット部17を配せずにカットして見ると略球状にならないことは明らかである。この回転カッター10の厚みは10mmであるが、小粒状こんにゃくの形状サイズによっては5mm〜15mm程度が好ましく、図3では4ヶであるが小粒状こんにゃくの形状サイズによっては3ヶ〜14ヶが好ましい。
【0016】小粒状こんにゃく製造装置は、殊更に構造が複雑になることもなく、分解組立も容易で清掃も簡単に行い得る、というものである。
【0017】小粒状こんにゃくであって、小粒状こんにゃくは小豆大程度からうずら豆大程度の大きさの球状であり、湾曲した長筒状であってもよい。又、こんにゃく単原料に限らず前記こんにゃく原料に豆乳・牛乳・海藻・ほうれん草、人参、トマト、いちご等の野菜類・畜肉エキス・唐辛子等の香辛料・モロミ醤油等のソース類・みかん、りんご等の果実類等を混入するものとしてもよく、例えば、豆乳を混入したこんにゃく糊で製造した小粒状こんにゃくは、見た目はナタデココ等に似てデザート感覚の食欲をそそるような色彩になり、食感はグミに似て歯ごたえ、歯ざわりが心地良いものとなる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように構成されているので、以下に記(6)
載されているような効果を奏する。
【0019】請求項1に記載の発明は、小粒状こんにゃくの体積や形状が均一になって安定し、歩留まりが良いとともに、高品位な小粒状こんにゃくを連続的に製造できる。
【0020】請求項2に記載の発明は、上記効果の他、多孔口金また回転カッターの複数の貫通孔の孔数を変えても、高品位で体積の均一な小粒状こんにゃくが製造できる。
【0021】請求項3乃至4に記載の発明は、日本の伝統食品であるこんにゃくのもつ現代の食生活に必要な、食物繊維が豊富に含まれている理想的な食品であるこんにゃくの需要を喚起する為に、従来箸でつまむ・串に刺して食べる等の食べ方しかなかったこんにゃくを、スープやシチュー、又、デザート等としてスプーンで食べることのできる食材としてまったく新しい食し方を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小粒状こんにゃく製造装置の概略的なレイアウト正面図。
【図2】本発明の多孔口金の平面図。
【図3】本発明の回転カッターの平面図
【図4】図3の回転カッター一部分の斜視透視図。
【符号の説明】
1 変速モーター
5 本体
6 こんにゃく糊供給口
8 枠体
9 多孔口金
10 回転カッター
12 小粒状こんにゃく

Claims (4)

  1. 枠体支持フレーム(8)の略中央に、側面にこんにゃく糊供給装置から供給されてくるこんにゃく糊を収容する供給口(6)を有する所要内径の円筒状の本体と、該本体上端に内径が前記本体と同径の上端開口に軸受けを配した口金(4)を設け、前記枠体支持フレーム略中央上部に変速モーター(1)を配し、該変速モーター出力軸に嵌め合いの容易なカップリング(2)を設け、下方にカップリング(2a)にて嵌め合いした回転軸が前記本体の略中心を貫通し、内径が前記本体よりも大径で前記本体の下端開口に取り付けられた多孔口金(9)と該回転軸の下端に回転カッター(10)を有した成型具を構成し、該多孔口金により前記こんにゃく糊供給装置から該供給口より前記本体内に供給されたこんにゃく糊を絞りながら柱状に押出し、その所定量を前記回転軸下端の前記回転カッターで湯中(14)にて回転切断する回転切断機構を有することを特徴とする小粒状こんにゃく製造装置。
  2. 本体の下端開口部に取り付けられた前記多孔口金は複数の貫通
    Figure 2004283036
    造形状を変更することができ、回転軸の下端に複数の貫通孔をもつ回転カッターを有し、前記回転カッターの該貫通孔は前記回転カッターの下方に向けてテーパー状(17)に拡径されていて、前記多孔口金より柱状に押出されたこんにゃく糊を湯中にて回転切断する、前記多孔口金と回転カッター機構を備えている請求項1に記載の小粒状こんにゃく製造装置。
  3. 小粒状こんにゃくであって、前記小粒状こんにゃくは略球状で小豆大程度からうずら豆大程度の大きさであることを特徴とする小粒状こんにゃく。
  4. 小粒状こんにゃくであって、前記小粒状こんにゃくの原料は、こんにゃく糊単原料に限らず該こんにゃく糊原料に他食品原料を混入することもでき、該他食品原料のもっている色彩・食味等を十分に表現できることを特徴と(2)
    した請求項3に記載の小粒状こんにゃく。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101889726A (zh) * 2010-06-25 2010-11-24 江苏牧羊集团有限公司 一种多出料通道挤压膨化机
JP2014143944A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Sahachor Food Supplies Co Ltd 補助食品物質添加グルコマンナンパール製品の調合物及び製造方法

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