JP2004282755A - 移動通信システムでの周波数オフセット補償装置及び方法 - Google Patents

移動通信システムでの周波数オフセット補償装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は移動通信システムの受信装置で受信信号が有する周波数オフセットを補償する装置及び方法を提案する。
【解決手段】 このために本発明ではデータシンボルの列に挿入された訓練シーケンスをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を加算及び減算して正弦波成分と余弦波成分を求め、相異なる二つの時点で求められた正弦波成分と余弦波成分により二つの時点での正接波成分により第1及び第2位相値を得ることができる。周波数オフセットは第1及び第2位相値により描かれる2次直線の傾斜により計算されることにより受信信号に対する周波数オフセットを補正することができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は移動通信システムに関し、特に周波数同期のための微細周波数オフセットを補償する装置及び方法に関する。
一般的に移動通信システムでは無線チャネルの特性により位相ジッター(phase jitter)、ドップラー遷移(Doppler shift)などが発生するか、受信器の同調器(tuner)が不安定な場合、送信周波数と受信周波数の同期化が取られないので、周波数オフセット(Frequency Offset)が発生する原因になる。前記送信周波数は前記移動通信システムの送信装置で信号を伝送するために使用される搬送波の周波数であり、前記受信周波数は前記移動通信システムの受信装置で信号を受信するために使用される搬送波の周波数である。前記周波数オフセットが発生する原因になる同調器の不安定性は、送/受信器の局部発振器間、即ち搬送波間に同調が遂行されないことを意味する。
図1は通常的な直交位相偏移変調(QPSK:Quadrature Phase Shift Keying)方式を使用する移動通信システムでの送/受信装置を概念的に示している図である。前記図1に示し ているように、前記QPSK方式を使用する移動通信システムの送信装置では情報を相互90度の位相差を有する同位相チャネル信号(Iチャネル信号)と直交位相チャネル信号(Qチャネル信号)として伝送する。一方、前記QPSK方式を使用する移動通信システムの受信装置では相互90度の位相差を有する同位相チャネル信号(Iチャネル信号)と直交位相チャネル信号(Qチャネル信号)を受信し、前記Iチャネル信号と前記Qチャネル信号から所望する情報を復調する。
前記図1を参照すると、伝送しようとするベース・バンド帯域のIチャネル信号とQチャネル信号は送信器110に入力される。前記送信器110は前記Iチャネル信号と前記Qチャネル信号を無線周波数(RF:Radio Frequency)帯域にアップコンバージョンして出力する。前記アップコンバージョンのためには所定の搬送波が使用される。前記RF帯域の送信信号は電力増幅器(PA:Power Amplifier)120を通じて一定送信電力に増幅された後、アンテナを通じて伝送される。一方、前記送信装置から伝送された信号は受信装置のアンテナを通じて受信される。前記アンテナを通じて受信されたRF帯域の受信信号は低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amp)130に入力され雑音成分を低減し、元信号成分を増加させるために増幅される。前記LNA130から出力されるRF帯域の受信信号は受信器140に提供される。前記受信器140は前記RF帯域の受信信号をベース・バンド帯域の信号にダウンコンバージョンして出力する。前記ダウン-コンバージョンのためには、前記受信器140は前記送信器110で使用された搬送波と同一の搬送波を使用すべきである。しかし、送信器110と受信器140で同一の搬送波を利用してアップコンバージョン、またはダウン-コンバージョンを遂行することは、上述した周波数オフセットによりほぼ不可能である。従って、ダウン-コンバージョンの信頼度を向上させるためには、受信器で周波数オフセットの補償が必ず要求される。
図2乃至図4は前記図1で示している受信器の具現例を示している図である。
前記図2はIチャネル信号とQチャネル信号それぞれを一つのミキサーを使用してダウン-コンバージョンを遂行する構成を示している。前記図2において、受信信号“A cos ωRFt+B sinωRFt”は、搬送波“cos(ωLO-Δω)t”と“sin(ωLO-Δω)t”それぞれによりダウンコンバーティング(down converting)され、Iチャネル信号とQチャネル信号に出力される。
前記図3は、Iチャネル信号とQチャネル信号それぞれが二つのミキサーを使用して二度にかけてダウン-コンバージョンを遂行する構成を示している。
前記図3を参照すると、受信信号“A cos ωRFt+B sin ωRFt”は第1搬送波“cos(ωLO1-Δω1)t”との積により1次ダウンコンバーティングされる。そして、前記1次ダウンコンバージョンされた受信信号は、第2搬送波“cos(ωLO2-Δω2)t”と“sin(ωLO2-Δω2)t”それぞれにより2次ダウンコンバージョンされる。この時、送信側で使用された搬送波であるωRFtは“ωLO1LO2”として定義され、周波数オフセットであるΔωは“Δω1+Δω2”として定義される。前記第2搬送波“cos(ωLO2-Δω2)t”により2次ダウンコンバーティングされた信号は、デジタル信号に変換されIチャネル信号に出力され、前記第2搬送波“sin(ωLO2-Δω2)t”により2次ダウンコンバーティングされた信号は、デジタル信号に変換されQチャネル信号に出力される。
前記図4はIチャネル信号とQチャネル信号それぞれが二つのミキサーを使用して二度にかけてダウン-コンバージョンを遂行する他の構成を示している図である。
前記図4を参照すると、受信信号“A cos ωRFt+ B sin ωRFt”は第1搬送波“cos(ωLO1-Δω1)t”と“sin(ωLO1-Δω1)t”それぞれの積により1次ダウンコンバーティングされる。そして、前記“cos(ωLO1-Δω1)t”により1次ダウンコンバーティングされた受信信号は、第2搬送波“cos(ωLO2-Δω2)t”と“sin(ωLO2-Δω2)t”それぞれにより2次ダウンコンバーティングされる。一方、前記“sin(ωLO1-Δω1)t”により1次ダウンコンバーティングされた受信信号は、前記第2搬送波“cos(ωLO2-Δω2)t”と“sin(ωLO2-Δω2)t”それぞれにより2次ダウンコンバーティングされる。この時、送信側で使用された搬送波であるωRFtは“ωLO1LO2”として定義され、周波数オフセットであるΔωは“Δω1+Δω2”として定義される。前記第1搬送波“cos(ωLO1-Δω1)t”と前記第2搬送波“cos(ωLO2-Δω2)t”により1次及び2次ダウンコンバーティングされた信号は、前記第1搬送波“sin(ωLO1-Δω1)t”と前記第2搬送波“sin(ωLO2-Δω2)t”により1次及び2次ダウンコンバーティングされた信号が減算された後、デジタル信号に変換されIチャネル信号に出力される。一方、前記第1搬送波“cos(ωLO1-Δω1)t”と前記第2搬送波“sin(ωLO2-Δω2)t”により1次及び2次ダウンコンバーティングされた信号と、前記第1搬送波“sin(ωLO1-Δω1)t”と前記第2搬送波“cos(ωLO2-Δω2)t”により1次及び2次ダウンコンバーティングされた信号は加算された後、デジタル信号に変換されQチャネル信号に出力される。
しかし、前記図2乃至前記図4の構成を通じて出力される前記Iチャネル信号と前記Qチャネル信号は、振幅成分(AまたはB)のみを有する理想的な信号ではない。前記信号は 周波数オフセットΔωによる周波数成分も有するようになる。即ち、前記周波数オフセットΔωにより1次及び2次ダウンコンバーティングするとき、搬送波成分が完全に除去されなかったからである。
このように周波数オフセットは受信信号の位相(phase)を変化させ搬送波間の直交性(Orthogonality)を失うようにしてシステムの復号性能を低下させる。前記周波数オフセットはどんなに小さくても受信システムの性能を低下させる深刻な原因になる。図5では模擬実験を通じて周波数オフセットを変化させることにより現れる受信シンボルの分布を示している。前記図5では周波数オフセットに0.2ppm、1ppm、10ppmを適用した例を示しており、前記周波数オフセットが増加するほど受信シンボルの誤り率が増加することが分かる。従って、移動通信システムでは周波数オフセットにより搬送波間の直交性が喪失されることを防止するための周波数同期技術の具現は必須的である。
通常的に周波数オフセットは受信器で搬送波間の間隔を基準にして除去する。前記周波数オフセットは副搬送波間の間隔に分ける場合、整数部と素数部に表現することができる。ここで、前記整数部に該当する初期周波数オフセットを除去する過程を粗末的周波数同期(Coarse Frequency Synchronization)とし、前記素数部に該当する、即ち、前記粗末的周波数同期後に残っている残留周波数オフセットを除去する過程を微細周波数同期(Fine Frequency Synchronization)とする。前記周波数同期技術の一例として直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式の移動通信システムでは、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を遂行する前である時間領域(time domain)の信号を利用したアルゴリズムと、FFTを遂行した後である周波数領域(frequency domain)の信号を利用したアルゴリズムに分類することができる。この中で、前記時間領域の信号を利用したアルゴリズムには周波数オフセットの補償のためにデータ以外に追加に伝送される長いプリアンブルを利用する方法が一般的に使用される。これはIEEE802.11aの無線ラン標準案で提案されている。
上述したように従来の移動通信システムでは、周波数オフセットを補償するために長いプリアンブルを伝送するようにし、前記プリアンブルにより周波数オフセットを推定して受信信号の周波数オフセットを補償するようにしている。即ち、従来の周波数オフセット補償のためには伝送フレームにおいて長いプリアンブルを使用すべきであり、プリアンブルにより周波数オフセットを補償するための複雑なアルゴリズムが要求される問題点を有する。
従って、前述の問題点を解決するための本発明の目的は、受信信号を利用して周波数オフセットを推定して補償する装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、所定位相差を有する二つのチャネル信号を利用して周波数オフセットを推定して受信信号に対する周波数オフセットを補償する装置及び方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、メモリに貯蔵された推定周波数オフセットと受信信号に対して簡単な演算を遂行することにより、受信信号の周波数オフセットを補償する装置及び方法を提供することにある。
本発明のまたさらに他の目的は、予め振幅を知っている訓練シーケンスを通じて周波数オフセットを推定し、推定した周波数オフセットにより受信信号の周波数オフセットを補償する装置及び方法を提供することにある。
上述したような目的を達成するための第1見地において、本発明は、データシンボルの列に予め定められたパターンを有する訓練シンボルが挿入された信号を受信し、前記受信信号を所定の搬送波によりダウンコンバーティングして同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を出力する移動通信システムの受信装置で、前記同位相チャネル信号と前記直交位相チャネル信号の周波数オフセットを補償するための周波数オフセットを推定する装置において、前記訓練シンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を加算して、余弦波成分(cos成分)、または正弦波成分(sin成分)のみで構成された加算チャネル信号を出力する加算器と、前記訓練シーケンスをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を減算して、前記加算チャネル信号と相応するように正弦波成分(sin成分)、または余弦波成分(cos成分)のみで構成された減算チャネル信号を出力する減算器と、相異なる二つの時点それぞれで提供される第1及び第2加算チャネル信号と第1及び第2減算チャネル信号を受信し、前記第1加算チャネル信号と前記第1減算チャネル信号による第1位相値と前記第2加算チャネル信号と前記第2減算チャネル信号による第2位相値とを求め、前記第1位相値と前記第2位相値により形成される2次直線の傾斜により周波数オフセットを推定する周波数オフセット推定器と、を含むことを特徴とする。
上述したような目的を達成するための第2見地において、本発明は、データシンボルの列に予め定められたパターンを有する訓練シンボルが挿入された信号を受信し、前記受信信号を所定の搬送波によりダウンコンバーティングして同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を出力する移動通信システムの受信装置で、前記同位相チャネル信号と前記直交位相チャネル信号の周波数オフセットを補償するための周波数オフセットを推定する方法において、前記訓練シンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を加算して余弦波成分(cos成分)、または正弦波成分(sin成分)のみで構成された加算チャネル信号を出力する過程と、前記訓練シーケンスをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号から直交位相チャネル信号を減算して、前記加算チャネル信号と相応するように正弦波成分(sin成分)、または余弦波成分(cos成分)のみで構成された減算チャネル信号を出力する過程と、相異なる二つの時点それぞれで提供される第1及び第2加算チャネル信号と第1及び第2減算チャネル信号を受信し、前記第1加算チャネル信号と前記第1減算チャネル信号による第1位相値と前記第2加算チャネル信号と前記第2減算チャネル信号による第2位相値とを求め、前記第1位相値と前記第2位相値により形成される2次直線の傾斜により周波数オフセットを推定する過程と、を含むことを特徴とする。
上述したような目的を達成するための第3見地において、本発明は、データシンボルの列を受信し、前記受信信号を所定の搬送波によりダウンコンバーティングして同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を出力する移動通信システムの受信装置で、前記同位相チャネル信号と前記直交位相チャネル信号の周波数オフセットを補償するための周波数オフセットを推定する装置において、前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を復調することにより出力される復調シンボルのうち、予め定められたパターンを有するシンボルが検出されるとき、更新命令を出力するシンボル検出部と、前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を加算して、余弦波成分(cos成分)、または正弦波成分(sin成分)のみで構成された加算チャネル信号を出力する加算器と、前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号から直交位相チャネル信号を減算して、前記加算チャネル信号と相応するように正弦波成分(sin成分)、または余弦波成分(cos成分)のみで構成された減算チャネル信号を出力する減算器と、相異なる二つの時点それぞれで提供される第1及び第2加算チャネル信号と第1及び第2減算チャネル信号を受信し、前記第1加算チャネル信号と前記第1減算チャネル信号による第1位相値と前記第2加算チャネル信号と前記第2減算チャネル信号による第2位相値とを求め、前記第1位相値と前記第2位相値により形成される2次直線の傾斜により周波数オフセットを推定した後、前記更新命令により前記周波数オフセットを出力する周波数オフセット推定器と、を含むことを特徴とする。
上述したような目的を達成するための第4見地において、本発明は、データシンボルの列を受信し、前記受信信号を所定の搬送波によりダウンコンバーティングして同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を出力する移動通信システムの受信装置で、前記同位相チャネル信号と前記直交位相チャネル信号の周波数オフセットを補償するための周波数オフセットを推定する方法において、前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を復調することにより出力される復調シンボルのうち、予め定められたパターンを有するシンボルが検出されるとき、更新命令を出力する過程と、前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を加算して余弦波成分(cos成分)、または正弦波成分(sin成分)のみで構成された加算チャネル信号を出力する過程と、前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号から直交位相チャネル信号を減算して、前記加算チャネル信号と相応するように正弦波成分(sin成分)、または余弦波成分(cos成分)のみで構成された減算チャネル信号を出力する過程と、相異なる二つの時点それぞれで提供される第1及び第2加算チャネル信号と第1及び第2減算チャネル信号を受信し、前記第1加算チャネル信号と前記第1減算チャネル信号による第1位相値と前記第2加算チャネル信号と前記第2減算チャネル信号による第2位相値とを求め、前記第1位相値と前記第2位相値により形成される2次直線の傾斜により周波数オフセットを推定した後、前記更新命令により前記周波数オフセットを出力する過程と、を含むことを特徴とする。
本発明は周波数オフセットを除去するためにプリアンブルに含まれた訓練信号を利用することなく、データシンボルに挿入され受信される訓練シーケンスにより周波数オフセットを補償する構成を提案することにより、プリアンブルの長さを低減させることができる効果を有する。また、既存に周波数オフセットを補償するために要求されるハードウェアの複雑度を低減させるだけではなく、周波数オフセットを補償するためのアルゴリズムを簡略化する効果を有する。
以下、本発明に従う好適な一実施形態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。
一般的に移動通信システムの受信装置では受信信号から搬送波による周波数成分を完全に除去することにより、データに該当する振幅成分のみを得るようにすることが望ましい。このためには搬送波による周波数成分を完全に除去することができる装置及び方法が提案されるべきである。従って、後述される本発明では予め知っている振幅を有する訓練シーケンス、または特定シンボルパターンを有するデータシンボルにより周波数オフセットを推定してメモリに貯蔵し、前記推定した周波数オフセットと受信信号との所定演算を通じて前記受信信号の周波数オフセットを補償する装置及び方法を提案する。
後述される詳細な説明で使用される用語のうち、“訓練シーケンス”はチャネル推定のためにデータシンボルの任意の位置に挿入され伝送されるシーケンスとして定められたフォーマットを有する。図10ではデータシンボルの列の前に訓練シーケンスを挿入して伝送する例を示している。前記訓練シーケンスが有することができるフォーマットは、同一の二つのシンボルで構成される場合と相異なる二つのシンボルで構成される場合があり得る。例えば、前記一番目の場合は(1、1)または(-1、-1)になることができ、前記二番目の場合は(-1、1)または(1、-1)になることができる。本発明の実施のためには訓練シーケンスとして前述した何等のフォーマットを有しても具現が可能である。しかし、前記訓練シーケンスが同一のシンボルで構成される場合と相異なるシンボルで構成される場合において、周波数オフセットを推定するための数学的な計算過程は区分されるべきである。これに対する具体的な説明は後述される。また、本発明の実施形態ではフレームを通じて伝送されるデータシンボルのうち、訓練シーケンスと同一のフォーマットを有するデータシンボルを利用して周波数オフセットを推定する技術に対しても提示する。一方、後述の本発明に従う詳細な説明では90度の位相差の単一中間周波数DCR(Quadrature Single-IF DCR)を仮定する。
1.訓練シーケンスを利用した実施形態
以下、移動通信システムの送信装置から周波数オフセット推定及び補償のために伝送される訓練シーケンスを利用して周波数オフセットを推定し、前記推定された周波数オフセットにより受信信号に対する周波数オフセットを補償する構成及び動作に対して詳細に説明する。後述の説明では前記訓練シーケンスが同一のシンボルで構成された例と相異なるシンボルで構成された例を区分して説明する。
先ず、本発明で仮定している90度の位相差の単一中間周波数DCRに対して周波数オフセットを推定及び補償するための構成を図6を参照して説明すると、次のようである。
送信装置からの受信信号はアンテナを通じてRF受信部610に受信される。前記受信信号は無線周波数(Radio Frequency)帯域の信号(以下、“RF信号”)である。前記RF受信部610は前記RF信号をベース・バンド(Base Band)帯域の信号(以下、“BB信号”)にダウンコンバーティングして出力する。前記RF受信部610の構成に対する例は図2乃至図4で開示している。前記RF受信部610からの出力は同位相成分であるIチャネル信号と直交位相成分であるQチャネル信号に区分される。前記Iチャネル信号(IRX)は式(1)に表現され、前記Qチャネル信号(QRX)は式(2) に表現される。前記RF受信部610によりダウンコンバーティングされる受信信号は、周波数オフセットの推定のために伝送される訓練シーケンスを含む。従って、前記送信装置から伝送される訓練シーケンスも上述した手続によりIチャネル信号とQチャネル信号として出力される。以下、訓練シーケンスにより出力されるIチャネル信号を“Itra”に表示し、Qチャネル信号を“Qtra”に表示する。
Figure 2004282755
Figure 2004282755
前記RF受信部610から出力される前記Iチャネル信号と前記Qチャネル信号は、周波数オフセット推定部612に提供される。前記図6では前記RF受信部610から出力される全てのIチャネル信号とQチャネル信号を前記周波数オフセット推定部612に提供することを示している。しかし、前記周波数オフセット推定部612には訓練シーケンスにより出力されるIチャネル信号ItraとQチャネル信号Qtraのみが入力され、残りのIチャネル信号とQチャネル信号は、周波数オフセット補償部614に入力されるように信号経路を形成することができる。前記周波数オフセット推定部612は前記Iチャネル信号Itraと前記Qチャネル信号Qtraを利用して所望する周波数オフセット値を得ることができる。前記周波数オフセット推定部612の詳細構成と動作に対しては図7を参照して後述する。前記周波数オフセット推定部612により推定された周波数オフセット値は周波数オフセット補償部614に提供される。前記周波数オフセット補償部614は前記RF受信部610を通じて受信されたIチャネル信号とQチャネル信号別に前記周波数オフセット推定部612から提供される周波数オフセット値により周波数補正を遂行する。前記周波数補正されたIチャネル信号とQチャネル信号はモデム部616に提供される。前記モデム部616は前記周波数補正されたIチャネル信号とQチャネル信号により受信信号を復調した後、復調されたデータを出力する。
図7は本発明の実施形態に従う周波数オフセット推定部612及び周波数オフセット補償部614の詳細構成を示している図として、前記周波数オフセット補償部614を前記図4の構造に適用した例である。前記図7を参照すると、前記周波数オフセット推定部612は、加算器712、減算器714、周波数オフセット推定器716、メモリ718で構成され、前記周波数オフセット補償部614は4個の乗算器722、724、726、728と減算器730及び加算器732で構成される。
前記図7を参照すると、RF受信部610から提供されるIチャネル信号とQチャネル信号は、周波数オフセット推定部612と周波数オフセット補償部614にそれぞれ提供される。前記Iチャネル信号と前記Qチャネル信号は前記周波数オフセット推定部612の加算器712と減算器714に入力される。前記加算器712は前記Iチャネル信号と前記Qチャネル信号を加算して出力する。前記減算器714は前記Iチャネル信号から前記Qチャネル信号を減算して出力する。前記加算器712により加算されたチャネル信号(以下、“加算チャネル信号”)と前記減算器714により減算されたチャネル信号(以下、“減算チャネル信号”)は周波数オフセット推定器716に提供される。一方、前記加算チャネル信号と前記減算チャネル信号は正弦波成分(sin成分)、または余弦波成分(cos成分)のみで構成された信号である。例えば、前記加算チャネル信号が正弦波成分を有すると、前記減算チャネル信号は余弦波成分を有する。前記周波数オフセット推定器716は前記加算チャネル信号と前記減算チャネル信号をエレメントにする所定演算を通じて、周波数オフセットによる角速度変化量(Δω)を計算する。前記Δωを計算するための演算は、入力される訓練シーケンスのパターンにより差別化されることができる。即ち、前記訓練シーケンスが同一の二つのシンボルで構成された場合と相異なる二つのシンボルで構成された場合に区分されることができる。前記Δωを計算するための具体的な演算過程は後述する。前記周波数オフセット推定器716により出力される前記Δωはメモリ718に貯蔵される。前記メモリ718に貯蔵された前記Δωは、送信装置から周期的に伝送される訓練シーケンスにより更新される。前記メモリ718に貯蔵された前記Δωにより決定されるコサイン値(cosΔωt)とサイン値(sinΔωt)は、前記周波数オフセット補償部614に提供される。
前記周波数オフセット補償部614の第1乗算器722は、前記Iチャネル信号と前記cosΔωtを乗算して出力する。前記第1乗算器722から出力されるチャネル信号は、前記Iチャネル信号から周波数オフセットによるcos成分信号が除去された信号である。前記周波数オフセット補償部614の第2乗算器724は、前記Iチャネル信号と前記sinΔωtを乗算して出力する。前記第2乗算器724から出力されるチャネル信号は、前記Iチャネル信号から周波数オフセットによるsin成分信号が除去された信号である。前記周波数オフセット補償部614の第3乗算器726は、前記Qチャネル信号と前記cosΔωtを乗算して出力する。前記第3乗算器726から出力されるチャネル信号は、前記Qチャネル信号から周波数オフセットによるcos成分信号が除去された信号である。前記周波数オフセット補償部614の第4乗算器728は、前記Qチャネル信号と前記sinΔωtを乗算して出力する。前記第4乗算器728から出力されるチャネル信号は、前記Qチャネル信号から周波数オフセットによるsin成分信号が除去された信号である。前記第1乗算器722と前記第4乗算器728からそれぞれ出力される信号は、減算器730に入力される。前記減算器730は前記第1乗算器722の出力から前記第4乗算器728の出力を減算して、最終出力信号としてAを出力する。前記第2乗算器724と前記第3乗算器726からそれぞれ出力される信号は、加算器732に入力される。前記加算器732は前記第2乗算器724の出力と前記第3乗算器726の出力を加算して、最終出力信号としてBを出力する。前記減算器730から出力される前記Aは、“I・cosΔωt-Q・sinΔωt”に定義されることができ、前記加算器732から出力される前記Bは、“I・sinΔωt+Q・cosΔωt”に定義されることができる。
1.1 同一シンボルで構成された訓練シーケンスによる周波数オフセット推定
後述される実施形態では訓練シーケンスが同一の二つのシンボルで構成されたことを仮定している。この時、訓練シーケンスを構成する二つのシンボルのフォーマットは(1、1)または(-1、-1)になることができる。
訓練シーケンスに含まれた搬送波による周波数成分は、RF受信部610により除去された後、Iチャネル信号とQチャネル信号に出力される。前記Iチャネル信号IRXと前記Qチャネル信号QRXは、下記式(3)として表現されることができる。
Figure 2004282755
ここで、A(t)は振幅を示し、φはΔωt+φに定義され、前記Δωは2πΔfに定義される。
しかし、前記Iチャネル信号と前記Qチャネル信号には周波数オフセットによる周波数成分(cos成分、sin成分)が含まれている。従って、前記Iチャネル信号と前記Qチャネル信号を加算することにより、前記周波数オフセットによる周波数成分のうち、純粋なcos成分(cosΔωt)を得ることができる。また、前記Iチャネル信号から前記Qチャネル信号を減算することにより、前記周波数オフセットによる周波数成分のうち、純粋なsin成分(sinΔωt)を得ることができる。従って、前記加算器712はIチャネル信号と前記Qチャネル信号を加算して、cos成分であるcosΔωtを出力し、前記減算器714は前記Iチャネル信号から前記Qチャネル信号を減算して、sin成分であるsinΔωtを出力する。
一方、後述される周波数オフセット推定器716で周波数オフセットを推定するためには、時間軸上で二時点での位相値が要求される。これは図8で示している。前記図8は時間変化に従う位相変化の一例を示している図である。前記図8を参照すると、tとtそれぞれでの位相値φとφを計算し、前記φとφを連結する2次直線を求める。この時、前記2次直線と前記図8で示している座標のy軸が接する地点の値が周波数オフセットによる位相値φになる。
従って、本発明を実施するためには二時点での位相値が要求されることによって、tとtそれぞれでの位相値を求める過程を説明すると、次のようである。
前記訓練シーケンスの伝送時点tがtと仮定するとき、前記加算器712から出力される加算チャネル信号(I+Q)と前記減算器714から出力される減算チャネル信号(I-Q)は、下記式(4)のようである。
Figure 2004282755
ここで、φ1はΔωtに定義され、前記Δωは2πΔftに定義される。
前記式(4)により計算された値は周波数オフセット推定器716に入力される。前記周波数オフセット推定器716は前記二つの値を利用して前記図8で示しているグラフの傾斜(Δf)を求めることにより、Δωを獲得するようになる。前記Δfを求めるためにはtanΦの計算が先行されるべきである。前記tanΦは前記式(4)により計算された値を下記式(5)に代入することにより計算される。
Figure 2004282755
前記式(5)によりφを求めるようになる。
前記訓練シーケンスの伝送時点tがtと仮定するとき、前記加算器712から出力される加算チャネル信号(I+Q)と前記減算器714から出力される減算チャネル信号(I-Q)は、下記式(6)のようである。
Figure 2004282755
ここで、φはΔωtに定義され、前記Δωは2πΔftに定義される。
前記式(6)により計算された値は、周波数オフセット推定器716に入力される。前記周波数オフセット推定器716は前記二つの値を利用して前記図8で示しているグラフの傾斜(Δf)を求めることにより、Δωを獲得するようになる。前記Δfを求めるためにはtanΦの計算が先行されるべきである。前記tanΦは前記式(6)により計算された値を下記式(7)に代入することにより計算される。
Figure 2004282755
前記式(7)によりφを求めるようになる。
上述したことにより、二つの地点での位相値である前記φと前記φを求めると、時間をx軸にし、位相値をy軸にする座標上に、前記二つの位相値である前記φと前記φで構成された2次方程式により2次直線を描くことができる。この時、前記2次直線の傾斜は周波数オフセットΔfになる。前記Δfが計算されると、周波数オフセット補償のための角速度変化量Δωを獲得するようになる。前記周波数オフセット推定器716は上述したことにより獲得したΔωを出力する。前記出力されたΔωはメモリ718に貯蔵される。
1.2 相異なるシンボルで構成された訓練シーケンスによる周波数オフセット推定
後述される実施形態では訓練シーケンスが相異なる二つのシンボルで構成されたことを仮定している。この時、訓練シーケンスを構成する二つのシンボルのフォーマットは(-1、1)、または(1、-1)になることができる。このように訓練シーケンスを構成する二つのシンボルのパターンが相異なる場合であるとしても、前記周波数オフセット推定部612を構成する加算器712と減算器714の動作には変わりない。即ち、周波数オフセット推定器716に入力される二つの値に対する定義は変化ない。但し、入力されるIチャネル信号とQチャネル信号が相異なる符号を有する。例えば、訓練シーケンスが(1、-1)である場合、前記Iチャネル信号IRXと前記Qチャネル信号QRXは、下記式(8)に表現され、訓練シーケンスが(-1、1)である場合、前記Iチャネル信号IRXと前記Qチャネル信号QRXは、下記式(9)に表現される。
Figure 2004282755
ここで、φはΔωt+φに定義され、前記Δωは2πΔfに定義される。
Figure 2004282755
ここで、φはΔωt+φに定義され、前記Δωは2πΔfに定義される。
前記式(9)で定義されたIチャネル信号とQチャネル信号が入力される場合を仮定すると、周波数オフセット推定部612の加算器712と減算器714から出力される加算チャネル信号(IRX+QRX)と減算チャネル信号(IRX-QRX)は、下記式(10)のように表現される。
Figure 2004282755
前記式(9)で定義されたIチャネル信号とQチャネル信号が入力される場合を仮定すると、周波数オフセット推定部612の加算器712と減算器714から出力される加算チャネル信号(IRX+QRX)と減算チャネル信号(IRX-QRX)は、下記式(11)のように表現される。
Figure 2004282755
前記式(10)と前記式(11)により計算された値は、周波数オフセット推定器716に入力される。前記周波数オフセット推定器716は前記二つの値を利用して前記図8で示しているグラフの傾斜(Δf)を求めることによりΔωを獲得するようになる。前記Δfを求めるためにはtanΦの計算が先行されるべきである。前記tanΦは前記式(4)により計算された値を下記式(12)に代入することにより計算される。
Figure 2004282755
前記式12によりφを求めるようになり、前記φにより所望する傾斜Δfを計算することができる。前記Δfが計算されると、周波数オフセット補償のための角速度変化量Δωを獲得するようになる。前記周波数オフセット推定器716は上述したことにより獲得したΔωを出力する。前記出力されたΔωはメモリ718に貯蔵される。
2. 復調されたデータシンボルを利用した実施形態
以下、本発明に従う周波数オフセットを推定する他の実施形態として復調されたデータシンボルのうち、訓練シーケンスと同一のパターンのデータシンボルが受信されるとき、前記データシンボルにより推定されたΔωを使用して周波数オフセットを補償するようにする。このためには復号されたデータシンボルのパターンを監視し、訓練シーケンスと同一のパターンが感知されるとき、これを周波数オフセット推定部に知らせる構成が要求される。
図9は本発明の他の実施形態に従う周波数オフセットを推定及び補償するための受信装置の構成を示している。前記図9では前記図6の構成にデータシンボルにより周波数オフセットを推定するための一部構成を追加している。
図9を参照すると、周波数オフセット補正部914から周波数オフセットが補正され出力されるIチャネル信号とQチャネル信号は、モデム部916に提供される。前記モデム部916は前記Iチャネル信号と前記Qチャネル信号を送信装置で使用された変調方式に対応する復調方式により復調してデータシンボルの列をシンボル検出部918に出力する。前記シンボル検出部918は前記データシンボルの列から特定パターンを有するシンボルを検出する。前記特定パターンは訓練シーケンスを構成するシンボルのパターンと同一であることができる。前記シンボル検出部918は前記データシンボルの列から特定パターンを有するシンボルが検出されると、メモリに貯蔵された周波数オフセットΔfを更新することを要求する更新要求命令を周波数オフセット推定部912に出力する。例えば、前記特定パターンは(1、1)、(1、-1)、(-1、1)、(-1、-1)のうち、一つのパターンに決定されることができる。
前記更新要求命令を受信した周波数オフセット推定部912は、前記特定パターンを有するデータシンボルに対応するIチャネル信号とQチャネル信号により推定された周波数オフセットΔfにより、現在メモリに貯蔵されたΔωを更新する。従って、前記特定パターンを有するデータシンボル以後に受信されるIチャネル信号とQチャネル信号は、前記更新されたΔωにより周波数補正される。これは周波数オフセット補正のためのΔωの更新周期を低減させることができ、より的確な周波数補正が遂行されるようにする。
上述した本発明の詳細な説明では具体的な実施形態について説明したが、本発明の範囲を外れない限り多様な変形が可能なことはもちろんである。したがって、本発明の範囲は説明した実施形態に局限して定められてはいけないし、特許請求の範囲だけでなくこの許請求の範囲と均等なものにより定められなければならない。
通常的な直交位相偏移変調方式を使用する移動通信システムでの送/受信装置を概念的に示している図。 Iチャネル信号とQチャネル信号それぞれを一つのミキサーを使用してダウン-コンバージョンを遂行する構成を示している図。 Iチャネル信号とQチャネル信号それぞれが二つのミキサーを使用して二度にかけてダウン-コンバージョンを遂行する構成を示している図。 Iチャネル信号とQチャネル信号それぞれが二つのミキサーを使用して二度にかけてダウン-コンバージョンを遂行する他の構成を示している図。 模擬実験を通じて周波数オフセットを変化させることにより現れる受信シンボルの分布を示している図。 本発明で仮定している90度位相差の単一中間周波数DCRの構成を示している図。 本発明の実施形態に従う周波数オフセット推定部及び周波数オフセット補償部の詳細構成を示している図。 時間変化に従う位相変化の一例を示している図。 本発明の他の実施形態に従う周波数オフセットを推定及び補償するための受信装置の構成を示している図。 データシンボルの列の前に訓練シーケンスを挿入して伝送する例を示している図。

Claims (30)

  1. データシンボルの列に予め定められたパターンを有する訓練シンボルが挿入された信号を受信し、前記受信信号を所定の搬送波によりダウンコンバーティングして同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を出力する移動通信システムの受信装置で、前記同位相チャネル信号と前記直交位相チャネル信号の周波数オフセットを補償するための周波数オフセットを推定する装置において、
    前記訓練シンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を加算して、余弦波成分(cos成分)、または正弦波成分(sin成分)のみで構成された加算チャネル信号を出力する加算器と、
    前記訓練シーケンスをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を減算して、前記加算チャネル信号と相応するように正弦波成分(sin成分)、または余弦波成分(cos成分)のみで構成された減算チャネル信号を出力する減算器と、
    相異なる二つの時点それぞれで提供される第1及び第2加算チャネル信号と第1及び第2減算チャネル信号を受信し、前記第1加算チャネル信号と前記第1減算チャネル信号による第1位相値と前記第2加算チャネル信号と前記第2減算チャネル信号による第2位相値とを求め、前記第1位相値と前記第2位相値により形成される2次直線の傾斜により周波数オフセットを推定する周波数オフセット推定器と、を含むことを特徴とする前記装置。
  2. 前記訓練シンボルが同一シンボルで構成されると、前記加算器は余弦波成分の加算チャネル信号を出力し、前記減算器は正弦波成分の減算チャネル信号を出力することを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記周波数オフセット推定器は、 前記第1及び第2減算チャネル信号それぞれを分子にし、前記第1及び第2加算チャネル信号それぞれを分母にする第1及び第2正接波成分(tan成分)を求め、前記第1及び第2正接波成分を利用して前記第1及び第2位相値を求めることを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 前記訓練シンボルが相異なるシンボルで構成されると、前記加算器は正弦波成分の加算チャネル信号を出力し、前記減算器は余弦波成分の減算チャネル信号を出力することを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 前記周波数オフセット推定器は、 前記第1及び第2加算チャネル信号それぞれを分子にし、前記第1及び第2減算チャネル信号それぞれを分母にする第1及び第2正接波成分(tan成分)を求め、前記第1及び第2正接波成分を利用して前記第1及び第2位相値を求めることを特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と前記周波数オフセットの余弦波成分を乗算した値から、前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される直交位相チャネル信号と前記周波数オフセットの正弦波成分を乗算した値を減算することにより第1信号を出力し、前記同位相チャネル信号と前記周波数オフセットの正弦波成分を乗算した値と前記直交位相チャネル信号と前記周波数オフセットの余弦波成分を乗算した値を加算して第2信号に出力する周波数オフセット補償部をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の装置。
  7. 前記周波数オフセットを貯蔵するメモリをさらに備えることを特徴とする請求項1記載の装置。
  8. データシンボルの列に予め定められたパターンを有する訓練シンボルが挿入された信号を受信し、前記受信信号を所定の搬送波によりダウンコンバーティングして同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を出力する移動通信システムの受信装置で、前記同位相チャネル信号と前記直交位相チャネル信号の周波数オフセットを補償するための周波数オフセットを推定する方法において、
    前記訓練シンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を加算して余弦波成分(cos成分)、または正弦波成分(sin成分)のみで構成された加算チャネル信号を出力する過程と、
    前記訓練シーケンスをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号から直交位相チャネル信号を減算して、前記加算チャネル信号と相応するように正弦波成分(sin成分)、または余弦波成分(cos成分)のみで構成された減算チャネル信号を出力する過程と、
    相異なる二つの時点それぞれで提供される第1及び第2加算チャネル信号と第1及び第2減算チャネル信号を受信し、前記第1加算チャネル信号と前記第1減算チャネル信号による第1位相値と前記第2加算チャネル信号と前記第2減算チャネル信号による第2位相値とを求め、前記第1位相値と前記第2位相値により形成される2次直線の傾斜により周波数オフセットを推定する過程と、を含むことを特徴とする前記方法。
  9. 前記訓練シンボルが同一シンボルで構成されると、前記加算器は余弦波成分の加算チャネル信号を出力し、前記減算器は正弦波成分の減算チャネル信号を出力することを特徴とする請求項8記載の前記方法。
  10. 前記第1及び第2位相値は、前記第1及び第2減算チャネル信号それぞれを分子にし、前記第1及び第2加算チャネル信号それぞれを分母にする第1及び第2正接波成分(tan成分)を求め、前記第1及び第2正接波成分により得られる二つの位相値であることを特徴とする請求項9記載の前記方法。
  11. 前記訓練シンボルが相異なるシンボルで構成されると、前記加算器は正弦波成分の加算チャネル信号を出力し、前記減算器は余弦波成分の減算チャネル信号を出力することを特徴とする請求項8記載の前記方法。
  12. 前記第1及び第2位相値は、前記第1及び第2加算チャネル信号それぞれを分子にし、前記第1及び第2減算チャネル信号それぞれを分母にする第1及び第2正接波成分(tan成分)を求め、前記第1及び第2正接波成分により得られる二つの位相値であることを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と前記周波数オフセットの余弦波成分を乗算した値から、前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される直交位相チャネル信号と前記周波数オフセットの正弦波成分を乗算した値を減算することにより第1信号を出力する過程と、
    前記同位相チャネル信号と前記周波数オフセットの正弦波成分を乗算した値と前記直交位相チャネル信号と前記周波数オフセットの余弦波成分を乗算した値を加算して第2信号に出力する過程と、をさらに備えることを特徴とする請求項8記載の方法。
  14. 前記周波数オフセットをメモリに貯蔵する過程をさらに備えることを特徴とする請求項8記載の方法。
  15. データシンボルの列を受信し、前記受信信号を所定の搬送波によりダウンコンバーティングして同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を出力する移動通信システムの受信装置で、前記同位相チャネル信号と前記直交位相チャネル信号の周波数オフセットを補償するための周波数オフセットを推定する装置において、
    前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を復調することにより出力される復調シンボルのうち、予め定められたパターンを有するシンボルが検出されるとき、更新命令を出力するシンボル検出部と、
    前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を加算して、余弦波成分(cos成分)、または正弦波成分(sin成分)のみで構成された加算チャネル信号を出力する加算器と、
    前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号から直交位相チャネル信号を減算して、前記加算チャネル信号と相応するように正弦波成分(sin成分)、または余弦波成分(cos成分)のみで構成された減算チャネル信号を出力する減算器と、
    相異なる二つの時点それぞれで提供される第1及び第2加算チャネル信号と第1及び第2減算チャネル信号を受信し、前記第1加算チャネル信号と前記第1減算チャネル信号による第1位相値と前記第2加算チャネル信号と前記第2減算チャネル信号による第2位相値とを求め、前記第1位相値と前記第2位相値により形成される2次直線の傾斜により周波数オフセットを推定した後、前記更新命令により前記周波数オフセットを出力する周波数オフセット推定器と、を含むことを特徴とする前記装置。
  16. 前記予め定められたパターンは、(1、1)、(1、-1)、(-1、1)、(-1、-1)中の一つであることを特徴とする請求項15記載の装置。
  17. 前記予め定められたパターンが(1、1)、または(-1、-1)であると、前記加算器は余弦波成分の加算チャネル信号を出力し、前記減算器は正弦波成分の減算チャネル信号を出力することを特徴とする請求項16記載の装置。
  18. 前記周波数オフセット推定器は、前記第1及び第2減算チャネル信号それぞれを分子にし、前記第1及び第2加算チャネル信号それぞれを分母にする第1及び第2正接波成分(tan成分)を求め、前記第1及び第2正接波成分を利用して前記第1及び第2位相値を求めることを特徴とする請求項17記載の装置。
  19. 前記予め定められたパターンが(1、-1)、または(-1、1)であると、前記加算器は正弦波成分の加算チャネル信号を出力し、前記減算器は余弦波成分の減算チャネル信号を出力することを特徴とする請求項16記載の装置。
  20. 前記周波数オフセット推定器は、前記第1及び第2加算チャネル信号それぞれを分子にし、前記第1及び第2減算チャネル信号それぞれを分母にする第1及び第2正接波成分(tan成分)を求め、前記第1及び第2正接波成分を利用して前記第1及び第2位相値を求めることを特徴とする請求項19記載の前記装置。
  21. 前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と前記周波数オフセットによる余弦波成分を乗算した値から、前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される直交位相チャネル信号と前記周波数オフセットによる正弦波成分を乗算した値を減算することにより第1信号を出力し、前記同位相チャネル信号と前記周波数オフセットによる正弦波成分を乗算した値と前記直交位相チャネル信号と前記周波数オフセットによる余弦波成分を乗算した値を加算して第2信号に出力する周波数オフセット補償部をさらに備えることを特徴とする請求項15記載の装置。
  22. 前記周波数オフセットを貯蔵するメモリをさらに備えることを特徴とする請求項15記載の装置。
  23. データシンボルの列を受信し、前記受信信号を所定の搬送波によりダウンコンバーティングして同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を出力する移動通信システムの受信装置で、前記同位相チャネル信号と前記直交位相チャネル信号の周波数オフセットを補償するための周波数オフセットを推定する方法において、
    前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を復調することにより出力される復調シンボルのうち、予め定められたパターンを有するシンボルが検出されるとき、更新命令を出力する過程と、
    前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と直交位相チャネル信号を加算して余弦波成分(cos成分)、または正弦波成分(sin成分)のみで構成された加算チャネル信号を出力する過程と、
    前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号から直交位相チャネル信号を減算して、前記加算チャネル信号と相応するように正弦波成分(sin成分)、または余弦波成分(cos成分)のみで構成された減算チャネル信号を出力する過程と、
    相異なる二つの時点それぞれで提供される第1及び第2加算チャネル信号と第1及び第2減算チャネル信号を受信し、前記第1加算チャネル信号と前記第1減算チャネル信号による第1位相値と前記第2加算チャネル信号と前記第2減算チャネル信号による第2位相値とを求め、前記第1位相値と前記第2位相値により形成される2次直線の傾斜により周波数オフセットを推定した後、前記更新命令により前記周波数オフセットを出力する過程と、を含むことを特徴とする前記方法。
  24. 前記予め定められたパターンは、(1、1)、(1、-1)、(-1、1)、(-1、-1)中の一つであることを特徴とする請求項23記載の方法。
  25. 前記予め定められたパターンが(1、1)または(-1、-1)であると、前記加算器は余弦波成分の加算チャネル信号を出力し、前記減算器は正弦波成分の減算チャネル信号を出力することを特徴とする請求項23記載の方法。
  26. 前記第1及び第2位相値は、前記第1及び第2減算チャネル信号それぞれを分子にし、前記第1及び第2加算チャネル信号それぞれを分母にする第1及び第2正接波成分(tan成分)を求め、前記第1及び第2正接波成分により得られる二つの位相値であることを特徴とする請求項25記載の方法。
  27. 前記予め定められたパターンが(1、-1)、または(-1、1)であると、前記加算器は正弦波成分の加算チャネル信号を出力し、前記減算器は余弦波成分の減算チャネル信号を出力することを特徴とする請求項24記載の方法。
  28. 前記第1及び第2位相値は、前記第1及び第2加算チャネル信号それぞれを分子にし、前記第1及び第2減算チャネル信号それぞれを分母にする第1及び第2正接波成分(tan成分)を求め、前記第1及び第2正接波成分により得られる二つの位相値であることを特徴とする請求項27記載の前記方法。
  29. 前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される同位相チャネル信号と前記周波数オフセットによる余弦波成分を乗算した値から、前記データシンボルをダウンコンバーティングすることにより出力される直交位相チャネル信号と前記周波数オフセットによる正弦波成分を乗算した値を減算することにより第1信号を出力する過程と、
    前記同位相チャネル信号と前記周波数オフセットによる正弦波成分を乗算した値と、前記直交位相チャネル信号と前記周波数オフセットによる余弦波成分を乗算した値とを加算して第2信号に出力する過程と、をさらに備えることを特徴とする請求項23記載の方法。
  30. 前記周波数オフセットをメモリに貯蔵する過程をさらに備えることを特徴とする請求項23記載の方法。

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