JP4925462B2 - 受信機 - Google Patents
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Description
ωn=ω0+n・Δω
但し、Δωはサブキャリア間隔に相当する各周波数である。
cos(ωct+θ)・[cos(ωc't)−jgsin(ωc't+Δφ)]
上式を整理し、LPF7,8で除かれる角周波数(ωc'+ωc)の信号を無視すれば、LPF7,8からそれぞれ得られるベースバンド信号RBBの同相信号IO、直交信号QOは、次の式で表わされる。
RBB=(1/2)cos{(ωc'−ωc)t+θ}
−j(1/2)g〔sin{(ωc'−ωc)t+Δφ−θ}]……(1)
RBB=(1/2)cosθ−j(1/2)gsin{Δφ−θ} ……(2)
=(1/4)・(ejθ+e-jθ)−(1/4)・g{ej(Δφ-θ)−e-j(Δφ-θ)}
=(1/4)・ejθ{1+ge-jΔφ}+(1/4)・e-jθ{1−gejΔφ} ……(3)
=(1/4)・ejθ[1+g{cos(Δφ)−jsin(Δφ)]
+(1/4)・e-jθ[1−g{cos(Δφ)+jsin(Δφ)] ……(4)
=Aejθ+Be-jθ ……(5)
ただし、
A=Ar+jAi
=(1/4)・[1+g{cos(Δφ)−jsin(Δφ)}],
B=Br+jBi
=(1/4)・[1−g{cos(Δφ)+jsin(Δφ)}] ……(6)
と定義する。Aejθが注目信号x(t)の本来の成分(希望波成分)、Be-jθが位相/振幅偏差に由来する不要成分(イメージ)を意味している。
RBB=(Ar+jAi)ejθ+(Br+jBi)e-jθ
=Ar(cosθ+jsinθ)+jAi(cosθ+jsinθ)+Br(cosθ−jsinθ)+jBi(cosθ−jsinθ)
=(Ar+Br)cosθ+(−Ai+Bi)sinθ+j(Ai+Bi)cosθ+j(Ar−Br)sinθ ……(7)
となる。ここで、
(Ar+Br)=U11, (−Ai+Bi)=U12
, (Ai+Bi)=U21, (Ar−Br)=U22 ……(8)
とすると、上記式(5)は、
RBB=U11cosθ+U12sinθ+jU21cosθ+jU22sinθ ……(9)となる。
U11=Ar+Br
=(1/4){1+gcos(Δφ)}+(1/4){1−gcos(Δφ)}=1/2,
U12=(−Ai+Bi)
=−(1/4){−sin(Δφ)}+(1/4)sin(Δφ)=j(1/2)・sin(Δφ),
U21=(Ai+Bi)
=(1/4){−sin(Δφ)}+(1/4)sin(Δφ)=0
, U22=Ar−Br
=(1/4){1+gcos(Δφ)}−(1/4){1−gcos(Δφ)}=(1/2)gcos(Δφ)である。
位相偏差や振幅偏差がある場合、周波数変換回路3、4から出力されるIo、Qoに下記の式(11)のような逆行列の演算を行うことで、それら偏差の補正が為される。
=(Ar+Br)(Ar−Br)−(−Ai+Bi)(Ai+Bi)
=(Ar 2+Ai 2)−(Br 2+Bi 2)
=│A│2−│B│2
である。なお、実際の無線受信機では、フェージング等で変動する信号の大きさに追従する仕組みがあり、それに比べてdetの影響は無視できるほど小さいので、detの除算を実装する必要は無く、以下detは1と見なす。
上記式(5)のθは任意であったので、θをωpt+ψと置換すれば、LPF7,8から得られる(位相及び振幅偏差を受けた)ベースバンドの受信パイロット信号PBBは、次の式で表わされる。
PBB=A・exp[j(ωpt+ψ)]+B・exp[−j(ωpt+ψ)]
より一般的には、パイロット信号が変調信号Mで直交変調されているとすると、
PBB=M・A・exp[j(ωpt+ψ)]+M*・B・exp[−j(ωpt+ψ)] ……(13)
と表わされる。なおスター(*)は複素共役を意味し、またMは簡単のため大きさが1に正規化されているものとする。
また、受信パイロット信号PBBの実部及び虚部を以下のように定義する。
PBB=Sr+jSi ……(14)
Prep +=M・exp[jωPt]=Pr+jPi
Prep -=M*・exp[−jωPt]=Pr−jPi ……(15)
つまり、角周波数はパイロット信号のそれと実質的に等しいωPで、位相には一定とみなせる任意位相差ψがある。
〈PBB・Prep -〉
=〈{M・A・exp[j(ωpt+ψ)]+M*・B・exp[−j(ωpt+ψ)]}・M*・exp[−jωPt]〉
=〈A・exp(jψ)〉+〈M* 2・B・exp[−j(2ωPt+ψ)]〉
=Arcosψ−Aisinψ+j(Arsinψ+Aicosψ) ……(16)
〈PBB・Prep +〉
=〈{M・A・exp[j(ωpt+ψ)]+M*・B・exp[−j(ωpt+ψ)]}・M・exp[jωPt]〉
=〈M2・A・exp[j(2ωpt+ψ)]〉+〈B・exp(−jψ)〉
=Brcosψ+Bisinψ+j(−Brsinψ+Bicosψ) ……(17)
一方、上記式(14)、(15)によれば、A~、B~は以下のようにも表せる。
A~=〈PBB・Prep -〉
=〈(Sr+jSi)・(Pr−jPi)〉
=〈(Sr・Pr+Si・Pi)+j(Si・Pr−Sr・Pi)〉 ……(18)
B~=〈PBB・Prep +〉
=〈(Sr+jSi)・(Pr+jPi)〉
=〈(Sr・Pr−Si・Pi)+j(Si・Pr+Sr・Pi)〉 ……(19)
パイロット信号復調処理部17は、パイロットレプリカ信号生成部(後述する)を内蔵し、AD変換回路9,10から受信パイロット信号PBBを含んだ受信信号RBBの入力を受けると、式(15)のようなパイロットレプリカ信号Prepを生成し、1OFDMシンボル周期で式(20)の計算をして行列Fを出力する。すなわち、受信信号RBBの実部Io,虚部Qoと、パイロットレプリカ信号Prepの実部Pr,虚部Piとを用いて、補正値F11,F12,F21,F22を生成する。
乗算器21は、補正値F12と、LPF19から供給される直交信号Q0とを乗算して出力する。
乗算器22は、補正値F21と、LPF18から供給される同相信号I0とを乗算して出力する。
乗算器23は、補正値F22と、LPF19から供給される直交信号Q0とを乗算して出力する。
乗算器20〜23は、LPF18や19から信号が供給される度に(すなわちサンプルレートで)動作する。
加算器25は、乗算器22,23の出力信号を加算し、補正された直交信号Qcとして出力する。
CP(Cyclic Prefix)検出回路27は、AD変換回路9,10からベースバンドの受信信号RBBの入力を受け、OFDMシンボル長の自己相関のピークを検出し、シンボルタイミングを出力する。
変調パターン発生部28は、既知のパイロット信号が載せられるサブキャリア(その周波数は中心周波数からの差分)を、そのパイロット信号の変調パターンMで変調した複素信号(すなわち変調されたサブキャリアのベースバンド信号)のサンプルを、変調パターンの周期に相当する複数OFDMシンボル分、テーブルとして保持しており、CP検出回路27から与えられたシンボルタイミングに同期して、そのテーブルを読み出してパイロットレプリカ信号Prepとして出力する。
乗算器30は、パイロットレプリカ信号の実部Prと、AD変換回路10から供給された同相信号Qoとを乗算して出力する。
乗算器31は、パイロットレプリカ信号の実部Piと、AD変換回路9から供給された同相信号Ioとを乗算して出力する。
乗算器32は、パイロットレプリカ信号の実部Piと、AD変換回路10から供給された同相信号Qoとを乗算して出力する。
符号反転回路34は、乗算器31の出力信号を、正負の符号を反転して出力する。
LPF35は、乗算器32から供給された信号を1OFDMシンボル分、単純加算平均して、必要に応じて更にそれを数OFDMシンボル分、平均化(低域ろ波)して、補正値F11として出力する。
LPF36、37、38はそれぞれ、符号反転回路33、符号反転回路34、乗算器29から供給された信号をLPF35と同様に処理して、補正値F12、F21、F22として出力する。
ただし、このパイロットレプリカ信号Prepは、その角周波数ωprepとして、例えばデータ伝送用のサブキャリアに使用されていない値を有し、一例としてDCサブキャリア付近のサブキャリアの各周波数を有する。また、パイロットレプリカ信号Pは本来、解析信号として
Prep=Pr+jPi
と表わす必要があるので、実部(同相成分)のPrと、虚部(直交成分)のPiとにそれぞれ相当する2つの実信号からなる。パイロットレプリカ信号Pは後述するようにデジタル信号処理により生成され、同構成のDA変換器(図示しない)により出力されるので、PrとPi自体は十分な精度で直交しているとみなせる。
合成回路14の出力に含まれるイメージ成分(RFパイロット信号の各周波数ωc+ωpに対し、ωc−ωpの周波数成分)は、位相及び振幅偏差の検出誤差の原因となるので十分抑圧されなければならないが、2次歪等はその影響が限定的であるので悪くても良い。
単純に考えれば、角周波数−ωprepのサブキャリアの変調パターンと、パイロットの変調パターンとの相関が0とみなせる程度の時間、補正値F11等を平均化すればよい。つまり十分な時間だけ平均化すれば、パイロット信号は、受信信号RBBの帯域内外を問わず、自由に設定できる。
次に、ωpと−ωpの両サブキャリアをパイロット信号用に用いることができ、さらに両サブキャリアの変調パターンも同じ(振幅も同じ)Mを用い、位相Ψも同じである場合を考える。
式(13)から式(20)は、ωpを任意とし、また線形なので重畳定理が成り立つ。式(13)のωpを−ωpに置き換えて得られる式をPBB -とすると、式(16)、式(17)は、PBB -に対しては、sinΨの符号を反転したものになり、当初の式(16)、式(17)と足し合わせると、cosΨの項のみ残る。その結果、式(20)における行列の積CFはcosΨ・Fとなり、片側のサブキャリアの時と同様の計算で補正値F11等が求められることになる。つまり、パイロットレプリカ信号をアップコンバートして周波数変換回路3、4の前段に注入する構成として、図1に示したような直交変調器を用いる必要はなく、ωpと−ωpの2トーンを生じる通常のミキサーでもよい。ただし両パイロットの振幅や位相は正確に一致している必要があるので、実施例1のように伝搬路の周波数特性を受けた受信信号RRF中のパイロットは使用できず、本例のように受信後に注入する場合においてもミキサの周波数特性の影響を避けるためωpと−ωpの差はなるべく小さくしたほうが良い。
なおcosΨによる利得の変動は、行列Uの行列式と同様、無線受信機の通常のAGCにより吸収できる。しかしcosΨがほぼ0になってしまうと感度が落ちるので、1ないし数OFDMシンボル毎にPrとPiを交互にミキサに入力して、、パイロットレプリカ信号の位相を0度と90度交互に発生させたり、あるいは補正値F11が0.5より小さくなったときにPrとPiを入れ替えたりしても良い。
本例の受信機は、OFDM信号を復調することを目的とし、OFDM信号にチャネル推定用に含まれているパイロット信号を用いるようにしたものである。
時間/周波数同期処理部42から復調処理部47は、実施例1や2のベースバンド復調部11に相当し、公知の技術を用いて実現できる。サブキャリアの変調方式として、パイロット用のサブキャリアにはBPSK、データ用のサブキャリアにはQAMを用いることができる。デジタル信号処理部40の実現手段として、市販のDSP(Digital Signal Processor)やFPGA(Field Programmable Gate Array)、動的再構成デバイスを用いることができる。
前出の式(2)の同相信号I0,直交信号Q0を乗算すると、
I0・Q0=−(1/2)cos{(ωc'− ωc)t+θ}・gsin{(ωc'−ωc)t+θ−ΔΦ}
LPF[I0・Q0]=−(1/8)g・sin(ΔΦ) ……(21)
となる。ただし、LPF[]は十分な時間平均して直流付近の成分のみ取り出す関数である。FFT処理部44はデジタル処理であり、位相偏差や振幅偏差は発生しないので、FFT処理部44から得られるサブキャリア中の任意のサブキャリアの受信ベースバンド信号RSC=ISC+jQSCに対しても、式(21)は当てはまる。
また式(2)において、注目するサブキャリアに関して(ωc'− ωc)t+θ=αとおき(ベースバンドであればωc'= ωcであるが今は限定しない)、既に位相及び振幅偏差補正処理部41で補正されていることからcos(ΔΦ)≒1、g≒1とすると、式(2)は、
RSC=(1/2)cosα−j(1/2)g{sinΔΦ・cosα+cosΔΦ・sinα}
≒(1/2)cosα
−j(1/2)g{sinΔΦ・cosα+sinα} ……(22)
となる。
式(22)において、cosαがRSCの本来の同相信号、sinαが本来の直交信号であるから、受信ベースバンド信号RSCの直交信号QSCに含まれる余計な成分を差し引けばよい。つまり同相信号ISCにg・sin(ΔΦ)を乗じた信号をQSCから減算する。
ISC 2=(1/2)[1+cos2{(ωc'− ωc)t+θ}]
QSC 2=g2(1/2)[1+sin2{(ωc'− ωc)t+θ−ΔΦ}] ……(23)
となる。注目しているサブキャリアがQPSKやQAMのようにコンスタレーション上の各象限に均等にシンボルが発生する変調方式が採用されているとすると、式(22)中のcosやsinは十分なシンボル数だけ平均すれば0になるので、
LPF[QSC 2−ISC 2]=(g2−1)/2 ……(24)
となって、g2が求まる。その平方根で直交信号QSCを除算してもよいが、g≒1を仮定しているので以下の近似が成り立つ。
1/g≒1−(g2−1)/2 ……(25)
位相補正処理部48は、パラレル/シリアル変換部46から、各サブキャリアのベースバンド信号(軟判定シンボルデータ)がOFDMシンボル周期で時分割多重された信号が入力される。
乗算器301は、パラレル/シリアル変換部46から入力された同相信号に、位相補正値(後述する)を乗算して出力する。
加算器302は、パラレル/シリアル変換部46から入力された直交信号に、乗算器301から入力された乗算結果を加算して出力する。
位相補正処理部48は、パラレル/シリアル変換部46から入力された同相信号と、加算器302の加算出力を、位相補正後の同相信号、直交信号としてそれぞれ振幅補正処理部49に出力する。
制御ループ304は、乗算器303から入力された乗算値をLPF311により低域ろ波(平均化)して式(21)に相当する値を得て、それを積分器312により積分し、乗算器313により所定のループゲインGPPを乗じて、乗算器301に位相補正値として出力する。
このように式(21)に相当する処理で検出したsin(ΔΦ)を積分してフィードバック制御するようにしたので、僅かに残留する偏差に対しても、それを補正する補正値に収束させることができる。なお、乗算器303の出力はサンプル毎にランダムに変動するため、LPF311はその変動が位相補正値に現れないようにするために設けてあるが、ループゲインGPPを1よりも十分小さい数に選べば不要にできる場合もある。また乗算器313の動作周期は任意であるが、例えば1OFDMシンボル周期である。
乗算器322は、位相補正処理部48から入力された直交信号に、振幅補正値(後述する)を乗算して出力する。
自乗器323は、乗算器322から入力された信号を自乗して出力する。
減算器324は、自乗器323から入力された信号から、自乗器321から入力された信号を減算して出力する。
加算器325は、制御ループ324から入力された信号を1から減算して式(25)に相当する値を得て、乗算器322に振幅補正値として出力する。
振幅補正処理部49は、位相補正処理部48から入力された同相信号と、乗算器322が出力する直交信号とを、振幅補正後の同相信号、直交信号としてそれぞれ復調処理部47に出力する。
2 LNA
3,4 周波数変換回路
5 局部発振器
6 90゜移相器
7,8 LPF
9,10 AD変換回路
11 ベースバンド復調部
12 位相及び振幅偏差補正処理部
13〜16 合成回路
17 パイロット信号復調処理部
18,19 LPF
20〜23 乗算器
24,25 加算器
26 パイロットレプリカ信号生成部
27 CP検出回路
28 変調パターン発生部
29〜32 乗算器
33,34 符号反転回路
35〜38 LPF
40 デジタル信号処理部
41 位相及び振幅偏差補正処理部
42 時間/周波数同期処理部
43 CP除去部
44 FFT処理部
45 チャンネル推定部
46 パラレル/シリアル変換部
47 復調処理部
48 位相補正処理部
49 振幅補正処理部
Claims (3)
- 同相信号と直交信号とが直交変調されてなる受信信号を直接検波方式で直交検波するアナログ直交検波手段と、該アナログ直交検波手段の出力信号をAD変換するAD変換手段と、該AD変換手段から出力されるデジタルの該同相信号と直交信号とをデジタル信号処理して復調する復調手段とを備えた直接検波受信機において、
パイロット信号を生成する位相及び振幅偏差補正処理処理手段と、
該パイロット信号を、該アナログ直交検波手段の局部発振器の出力信号を用いて、RF帯にアップコンバートする周波数変換手段と、
該周波数変換手段の出力信号を該受信信号と合成して該周波数変換手段に供給する合成手段と
を設けて、アップコンバートされた該パイロット信号を、該受信信号とともに、該アナログ直交検波手段で直交検波し、AD変換して該位相及び振幅偏差補正処理処理手段に供給し、
該位相及び振幅偏差補正処理手段は、
生成する該パイロット信号と該アナログ直交検波手段で直交検波されてAD変換された該受信信号との演算処理により、アナログ直交検波手段で生じた位相及び振幅偏差を補正するための補正値を求め、
該補正値を用いて、直交検波されてAD変換された該受信信号の同相信号と直交信号とをデジタル信号処理し、該同相信号と該直交信号とでの位相及び振幅偏差を補正して、該復調手段に供給する
ことを特徴とする直接検波受信機。 - 所定の時間毎に所定の時間長のパイロット信号を含む同相信号と直交信号とが直交変調されてなる受信信号を直接検波方式で直交検波するアナログ直交検波手段と、該アナログ直交検波手段の出力信号をAD変換するAD変換手段と、該AD変換手段から出力されるデジタルの該同相信号と直交信号とを、チャンネル推定処理手段で該パイロット信号を用いてチャンネル推定処理を行なった後、デジタル信号処理して復調する復調手段とを備えた直接検波受信機において、
該AD変換手段から出力されるデジタルの該同相信号と直交信号と、該チャンネル推定処理に用いられる該受信信号に含まれる該パイロット信号とが供給される位相及び振幅偏差補正処理処理手段が設けられ、
該振幅偏差補正処理処理手段は、
該周波数変換手段で直交検波された該受信信号に含まれる該パイロット信号と実質的に同じ角周波数のパイロットレプリカ信号を生成するパイロットレプリカ生成手段を備え、
該パイロットレプリカ信号と該アナログ直交検波手段で直交検波されてAD変換された該受信信号との演算処理により、アナログ直交検波手段で生じた位相及び振幅偏差を補正するための補正値を求め、
該補正値を用いて、直交検波されてAD変換された該受信信号の同相信号と直交信号とをデジタル信号処理し、該同相信号と該直交信号とでの位相及び振幅偏差を補正し、
位相及び振幅偏差が補正された該同相信号と該直交信号に対し、該チャンネル推定処理手段でチャンネル推定処理を行なうことを特徴とする直接検波受信機。 - 請求項1又は2に記載の直接検波受信機において、前記受信信号は直交周波数分割多重方式の信号であって、
前記直交検波されてAD変換された該受信信号を、シンボル単位で時間領域から周波数領域に変換するFFT処理手段と、
前記FFT処理手段から出力された各サブキャリアの復調信号に対して、位相又は振幅の少なくとも一方の偏差を検出し、積分を含むフィードバック制御ループを介して補正を施してから前記復調手段に出力する位相又は振幅補正手段と、を備え、
位相又は振幅補正手段は、サブキャリアの周波数に応じて異なる補正を施すことを特徴とする直接検波受信機。
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