JP2001189768A - 同期検波装置 - Google Patents

同期検波装置

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JP2001189768A
JP2001189768A JP37481799A JP37481799A JP2001189768A JP 2001189768 A JP2001189768 A JP 2001189768A JP 37481799 A JP37481799 A JP 37481799A JP 37481799 A JP37481799 A JP 37481799A JP 2001189768 A JP2001189768 A JP 2001189768A
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JP
Japan
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synchronous detection
phase
switching
channel estimation
detection device
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JP37481799A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kanetani
浩幸 金谷
Daisuke Yamada
大輔 山田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体通信に用いる同期検波において、
さまざまな伝送路状態でより適当なチャネル推定値を算
出することを目的とする。 【解決手段】 位相ずれ量検出部123で復号するデー
タの前後2スロットの位相ずれ量を検出し、重み係数選
択部125で重み係数メモリ124から現在の伝送路状
態に最適な重み係数を選択し、チャネル推定値算出部1
26で各位相ずれ量を重み係数を用いて重み付き加算し
てチャネル推定値を算出し、同期検波部127でチャネ
ル推定値により復調受信信号の位相補正を行い復号信号
を得る。このように、重み係数を切り替えることによ
り、伝送路状態に適応したチャネル推定を行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル変復調方
式を採用した自動車・携帯電話システム等のデジタル移
動無線通信システムで使用される同期検波装置に係り、
特にパイロットシンボルを用いて同期検波を行う同期検
波装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文献「DS−CDMA複数シンボ
ル重み付き平均化パイロットチャネル推定法の特性」
(信学技報RCS97−163)に示されるように、複
数のパイロットシンボルを、固定値を用いた重み付き平
均より受信データの位相ずれ量を推定(以下、チャネル
推定値と言う)し、この推定値で同期検波を行う同期検
波装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
同期検波装置においては、次のような問題があった。す
なわち、伝送路状態が急激に変化する高速フェージング
時での性能を改善するためには、復号する信号付近のパ
イロットシンボルの重み係数を重くしたチャネル推定を
行う必要があるが、従来の同期検波装置では固定の重み
係数によりチャネル推定を行うようにしているので、伝
送路状態が急激に変化する高速フェージング時には十分
な性能が得られない。
【0004】また、無線通信基地局と無線通信端末との
間の距離が大きい弱電界時での性能を改善するために
は、干渉電力及び熱雑音の影響を押さえる必要があり、
このためには均一な重み係数によるチャネル推定を行わ
なければならないが、この場合も十分な性能が得られな
い。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、様々な伝送路状態でより最適なチャネル推定を行
うことができる同期検波装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の同期検波装置
は、受信データからパイロットシンボルを抽出するパイ
ロットシンボル抽出手段と、前記パイロットシンボル抽
出手段にて抽出されたパイロットシンボルより位相ずれ
量を検出する位相ずれ量検出手段と、それぞれ値の異な
った複数の重み係数を記憶する記憶手段と、前記複数の
重み係数を切り替える重み係数切り替え手段と、複数の
位相ずれ量と前記重み係数による重み付き平均値を算出
する重み付き平均値算出手段と、前記重み付き平均値に
て重み付き平均された位相ずれ量を用いて同期検波する
同期検波手段と、を具備する構成を採る。
【0007】この構成によれば、予め複数の重み係数を
記憶しておいて、これら重み係数を適宜切り替えること
で、伝送路状態に適応したチャネル推定を行うことが可
能となり、伝送路状態が急激に変化する高速フェージン
グ時でも無線通信基地局と無線通信端末との間の距離が
大きい弱電界時でも十分な性能が得られる。
【0008】また、本発明の同期検波装置は、上記同期
検波装置において、スロット間の位相変動量を検出する
位相変動量検出手段を具備し、重み係数切り替え手段
は、前記位相変動量検出手段にて検出された位相変動量
を用いて重み係数を切り替える構成を採る。
【0009】この構成によれば、スロット間の位相変動
が大きい場合には、復号する信号付近のパイロットシン
ボルの重み係数を重くした重み係数に切り替えること
で、伝送路状態に適応したチャネル推定を行うことが可
能となる。
【0010】また、本発明の同期検波装置は、上記同期
検波装置において、受信電力値を測定する受信電力値測
定手段を具備し、重み係数切り替え手段は、前記受信電
力値測定手段にて検出された受信電力値を用いて重み係
数を切り替える構成を採る。
【0011】この構成によれば、受信電力値が小さい場
合には、均一な重みとなる重み係数に切り替えること
で、伝送路状態に適応したチャネル推定を行うことが可
能となる。
【0012】本発明の同期検波装置は、上記同期検波装
置において、受信データより受信品質を測定する受信品
質測定手段を具備し、重み係数切り替え手段は、前記受
信品質測定手段にて測定された受信品質を用いて重み係
数を切り替える。
【0013】この構成によれば、受信品質が悪い場合に
は、均一な重みとなる重み係数に切り替えることで、伝
送路状態に適応したチャネル推定を行うことが可能とな
る。
【0014】本発明の同期検波装置は、上記同期検波装
置において、受信データより遅延プロファイルを測定す
る遅延プロファイル測定手段を具備し、重み係数切り替
え手段は、前記遅延プロファイル測定手段にて測定され
た遅延プロファイルを用いて重み係数を切り替える。
【0015】この構成によれば、遅延プロファイルのピ
ーク位置が変動する場合には、復号する信号付近のパイ
ロットシンボルの重み係数を重くした重み係数に切り替
え、また、遅延プロファイルのピーク値が小さい場合に
は均一な重みとなる重み係数に切り替えることで、伝送
路状態に適応したチャネル推定を行うことができる。
【0016】また、本発明の同期検波装置は、受信デー
タからパイロットシンボルを抽出するパイロットシンボ
ル抽出手段と、前記パイロットシンボル抽出手段にて抽
出されたパイロットシンボルより位相ずれ量を検出する
位相ずれ量検出手段と、受信データ列の各受信データの
パイロットシンボルより検出された位相ずれ量の夫々に
重み付き平均する0次補間手段と、同期検波を行うスロ
ット以前の各受信データのパイロットシンボルより検出
された位相ずれ量の夫々に重み付き平均した結果と同期
検波を行うスロット以後の各受信データのパイロットシ
ンボルより検出された位相ずれ量の夫々に重み付き平均
した結果を用いて1次補間する1次補間手段と、同期検
波に用いる位相補正を0次補間又は1次補間に切り替え
る位相補正切り替え手段と、を具備する構成を採る。
【0017】この構成によれば、0次補間と1次補間を
切り替えることで、伝送路状態に適応したチャネル推定
を行うことができる。
【0018】また、本発明の同期検波装置は、上記同期
検波装置において、スロット間の位相変動量を検出する
位相変動量検出手段を具備し、位相補正切り替え手段
は、前記位相変動量検出手段にて検出された位相変動量
を用いて0次補間と1次補間の切り替えを行う構成を採
る。
【0019】この構成によれば、スロット間の位相変動
量に基づいて0次補間と1次補間を切り替えることで、
伝送路状態に適応したチャネル推定を行うことができ
る。
【0020】また、本発明の同期検波装置は、上記同期
検波装置において、受信電力値を測定する受信電力値測
定手段を具備し、位相補正切り替え手段は、前記受信電
力値測定手段にて検出された受信電力値を用いて0次補
間と1次補間の切り替えを行う構成を採る。
【0021】この構成によれば、受信電力値に基づいて
0次補間と1次補間を切り替えることで、伝送路状態に
適応したチャネル推定を行うことができる。
【0022】また、本発明の同期検波装置は、上記同期
検波装置において、受信データより受信品質を測定する
受信品質測定手段を具備し、位相補正切り替え手段は、
前記受信品質測定手段にて測定された受信品質を用いて
0次補間と1次補間の切り替えを行う構成を採る。
【0023】この構成によれば、受信品質に基づいて0
次補間と1次補間を切り替えることで、伝送路状態に適
応したチャネル推定を行うことができる。
【0024】また、本発明の同期検波装置は、上記同期
検波装置において、受信データより遅延プロファイルを
測定する遅延プロファイル測定手段を具備し、位相補正
切り替え手段は、前記遅延プロファイル測定手段にて測
定された遅延プロファイルを用いて0次補間と1次補間
の切り替えを行う構成を採る。
【0025】この構成によれば、遅延プロファイルに基
づいて0次補間と1次補間を切り替えることで、伝送路
状態に適応したチャネル推定を行うことができる。
【0026】本発明の無線通信端末は、上記同期検波装
置を具備する構成を採る。
【0027】本発明の無線通信基地局は、上記同期検波
装置を具備する構成を採る。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、予め複数の重み
係数を用意しておき、これら重み係数を適宜切り替える
ことで、伝送路状態に適応したチャネル推定を行うこと
である。
【0029】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る同期検波装置を用いたデジタル移動無線通
信システムの構成を示すブロック図である。実施の形態
1に係る同期検波装置はデジタル移動無線通信システム
の受信装置101に内臓されている。
【0030】この図において、デジタル移動無線通信シ
ステムの送信装置100は、制御用として送信データに
挿入されるパイロットシンボルを記憶する送信パイロッ
トシンボル用メモリ110と、ある一定周期(以下、ス
ロットと言う)でパイロットシンボルを送信データに挿
入するための切り替えスイッチ111と、送信データ
(変調前信号)にQPSK等の位相変調を行い、変調送
信信号を発信する変調部112と、変調送信信号を送信
するための送信アンテナ113と、を備えて構成されて
いる。
【0031】一方、受信装置101は、変調送信信号を
受信する受信アンテナ120と、受信アンテナ120で
受信された受信信号を送信装置100の変調部112と
逆の過程で復調し、復調受信信号として出力する復調部
121と、送信装置100の送信パイロットシンボル用
メモリ110に対応する受信パイロットシンボル用メモ
リ122と、復調受信信号に挿入されているパイロット
シンボルと受信パイロットシンボル用メモリ122から
の基準パイロットシンボルとの位相ずれ量を算出し、位
相ずれ量を出力する位相ずれ量検出部123と、予め設
定された複数の重み係数を記憶する重み係数メモリ12
4と、重み係数メモリ124に記憶された複数の重み係
数の中の一つを選択する重み係数選択部125と、位相
ずれ量検出部123にて検出された位相ずれ量と重み係
数選択部125にて選択された重み係数を用いて重み付
き平均を行うチャネル推定値算出部126と、チャネル
推定値算出部126にて算出されたチャネル推定値を用
いて復調受信信号の位相補正を行い、同期検波受信信号
を出力する同期検波部127とを備えて構成されてい
る。
【0032】次に、上記実施の形態1の動作について図
2を用いて説明する。この図は復調受信信号からチャネ
ル推定値を算出するための動作説明図である。この図に
おいて、データ列は復調受信信号を示しており、pl
1、pl2、pl3及びpl4は基準パイロットシンボ
ルを示している。また、a1、a2、a3及びa4は重
み係数を示している。
【0033】位相ずれ量検出部123は、復号するデー
タの1スロット前のパイロットシンボル(1)と基準パ
イロットシンボル中のpl1、復号するデータの直前の
パイロットシンボル(2)と基準パイロットシンボル中
のpl2、復号するデータの直後のパイロットシンボル
(3)と基準パイロットシンボル中のpl3、復号する
データの1スロット後ろのパイロットシンボル(4)と
基準パイロットシンボル中のpl4で位相差を調べて、
各パイロットの位相ずれ量を算出する。
【0034】チャネル推定値算出部126は、復号する
データの1スロット前のパイロットシンボル(1)での
位相ずれ量と重み係数中のa1、復号するデータの直前
のパイロットシンボル(2)での位相ずれ量と重み係数
中のa2、復号するデータの直後のパイロットシンボル
(3)での位相ずれ量と重み係数中のa3、復号するデ
ータの1スロット後ろのパイロットシンボル(4)での
位相ずれ量と重み係数中のa4をそれぞれ乗算し、全乗
算結果を加算してチャネル推定値を算出する。
【0035】変調前送信信号と復調受信信号の位相変動
が大きいときには、重み係数中のa1、a4をa2、a
3より小さな値とすることにより、復号するデータ近く
のパイロットシンボルによる位相ずれ量の重みが大きく
なり、位相変動によるチャネル推定値の誤差を減少させ
ることができる。
【0036】また、変調前送信信号と復調受信信号の位
相変動が小さく且つパイロットシンボル(2)またはパ
イロットシンボル(4)に大きなノイズが加わったとき
には、重み係数を均一の値とすることにより、ノイズに
よるチャネル推定値の誤差を減少させることができる。
【0037】このように、重み係数を切り替えることに
より、伝送路状態に適応したチャネル推定を行うことが
でき、伝送路状態が急激に変化する高速フェージング時
でも、無線通信基地局と無線通信端末との間の距離が大
きい弱電界時でも十分な性能が得られる。
【0038】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2に係る同期検波装置を用いたデジタル移動無線通
信システムの受信装置200の構成を示すブロック図で
ある。なお、この図において、図1と動作及び作用が共
通する構成部分に関しては、図1と同一の符号を付して
説明を省略する。また、受信装置200に向けて信号を
送信する送信装置の構成は実施の形態1と同様であるの
で説明を省略する。
【0039】図3において、受信装置200は、図1の
受信装置101に位相変動検出部201を追加した構成
を採る。位相変動検出部201は、パイロットの位相ず
れ量からスロット間隔での位相変動量を検出し、検出し
た位相変動量がある閾値以上のときに、a1、a4をa
2、a3より小さな値に設定してある重み係数を選択す
るように重み係数選択信号を重み係数選択部125に出
力する。
【0040】この構成により、スロット間の位相変動が
大きいときには、復号する信号付近のパイロットシンボ
ルの重み係数を重くした重み係数に切り替えることで、
伝送路状態に適応したチャネル推定を行うことができ
る。
【0041】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3に係る同期検波装置を用いたデジタル移動無線通
信システムの受信装置300の構成を示すブロック図で
ある。なお、この図において、図1と動作及び作用が共
通する構成部分に関しては、図1と同一の符号を付して
説明を省略する。また、受信装置300に向けて信号を
送信する送信装置の構成は、実施の形態1と同様である
ので説明を省略する。
【0042】図4において、受信装置300は、図1の
受信装置101に受信電力値測定部301を追加した構
成を採る。受信電力値測定部301は、受信信号の出力
を検出し、検出した受信信号の出力がある閾値以下のと
きに、均一の値に設定してある重み係数を選択するよう
に、重み係数選択信号を重み係数選択部125に出力す
る。
【0043】この構成により、受信電力値が小さいとき
には、均一な重みとなる重み係数に切り替えることで、
伝送路状態に適応したチャネル推定を行うことができ
る。
【0044】(実施の形態4)図5は、本発明の実施の
形態4に係る同期検波装置を用いたデジタル移動無線通
信システムの受信装置400の構成を示すブロック図で
ある。なお、この図において、図1と動作及び作用が共
通する構成部分に関しては、図1と同一の符号を付して
説明を省略する。また、受信装置400に向けて信号を
送信する送信装置の構成は、実施の形態1と同様である
ので説明を省略する。
【0045】図5において、受信装置400は、図1の
受信装置101に受信品質測定部401を追加した構成
を採る。受信品質測定部401は、同期検波受信信号か
ら信号成分とノイズ成分を推定しその比率を算出し、信
号成分の比率がある閾値以上のときに、均一の値に設定
してある重み係数を選択するように、重み係数選択信号
を重み係数選択部125に出力する。
【0046】この構成により、受信品質が悪いときに
は、均一な重みとなる重み係数に切り替えることで、伝
送路状態に適応したチャネル推定を行うことができる。
【0047】(実施の形態5)図6は、本発明の実施の
形態5に係る同期検波装置を用いたデジタル移動無線通
信システムの受信装置500の構成を示すブロック図で
ある。なお、この図において、図1と動作及び作用が共
通する構成部分に関しては、図1と同一の符号を付して
説明を省略する。また、受信装置500に向けて信号を
送信する送信装置の構成は、実施の形態1と同様である
ので説明を省略する。
【0048】図6において、受信装置500は、図1の
受信装置101に、位相変動検出部501と、受信電力
値測定部502と、重み係数判定部503を追加した構
成を採る。位相変動検出部501は、パイロットの位相
ずれ量からスロット間隔での位相変動量を重み係数判定
部503に出力する。受信電力値測定部502は、受信
信号を重み係数判定部503に出力する。重み係数判定
部503は、受信信号の電力値がある閾値以下のとき、
または位相変動量がある閾値以下のときには、均一の値
に設定してある重み係数を選択するように、重み係数選
択信号を重み係数選択部125に出力する。また、受信
信号電力値がある閾値以上のとき、または位相変動量が
ある閾値以上のときには、a1、a4をa2、a3より
小さな値に設定してある重み係数を選択するように、重
み係数選択信号を重み係数選択部125に出力する。
【0049】この構成により、受信電力値が小さく位相
変動が小さいときには、均一な重みとなる重み係数に切
り替え、受信出力が大きく位相変動が大きいときには、
復号する信号付近のパイロットシンボルの重み係数を重
くした重み係数に切り替えることで、伝送路状態に適応
したチャネル推定を行うことができる。
【0050】なお、位相変動量をx1,受信信号の電力
値をx2、評価用係数をb1,b2としたとき、 Y=b1×x1+b2×x2 とし、Yの値より重み係数選択信号を出力してもよい。
この場合、位相変動量と受信信号出力の両方を用いた判
定を行うことにより、伝送路状態に適応したチャネル推
定を行うことができる。
【0051】また、受信信号電力値の代わりに信号成分
とノイズ成分を推定しその比率である受信品質を用いて
も良い。この場合、CDMA方式等複数の信号が重複し
て伝送される場合の受信信号の品質を正しく評価するこ
とができる。
【0052】(実施の形態6)図7は、本発明の実施の
形態6に係る同期検波装置を用いたデジタル移動無線通
信システムの構成を示すブロック図である。なお、この
図において、図1と動作及び作用が共通する構成部分に
関しては、図1と同一の符号を付して説明を省略する。
【0053】図7において、送信装置600は、図1の
送信装置100に、CDMA方式の送信を行うため変調
前送信信号を任意の拡散コードで拡散する拡散部611
を追加した構成を採る。受信装置601は、図1の受信
装置101に、逆拡散部620と、遅延プロファイル作
成部621と、重み係数判定部622を追加した構成を
採る。
【0054】遅延プロファイル作成部621は、受信タ
イミングをずらした複数の受信信号に対し、送信装置6
00で用いた拡散コードと同一のコードで逆拡散したデ
ータパワを複数スロットで平均した遅延プロファイルを
作成する。重み係数判定部622は、遅延プロファイル
の出力値がスロット間で大きく変動するときに、a1、
a4をa2、a3より小さな値に設定してある重み係数
を選択するように重み係数選択信号を重み係数選択部1
25に出力する。また、遅延プロファイル中で復号して
いるタイミングの出力とその他の出力との比が小さいと
きは、均一の値に設定してある重み係数を選択するよう
に重み係数選択信号を重み係数選択部125に出力す
る。
【0055】この構成により、遅延プロファイルのピー
ク位置が変動するときには、復号する信号付近のパイロ
ットシンボルの重み係数を重くした重み係数に切り替
え、また遅延プロファイルのピーク値が小さいときに
は、均一な重みとなる重み係数に切り替えることで、伝
送路状態に適応したチャネル推定を行うことができる。
【0056】(実施の形態7)図8は、本発明の実施の
形態7に係る同期検波装置を用いたデジタル移動無線通
信システムの受信装置700の構成を示すブロック図で
ある。なお、この図において、図1と動作及び作用が共
通する構成部分に関しては、図1と同一の符号を付して
説明を省略する。また、受信装置700に向けて信号を
送信する送信装置の構成は、実施の形態1と同様である
ので説明を省略する。
【0057】図8において、受信装置700は、図1の
受信装置101に、0次補間チャネル推定値算出部70
2と、1次補間チャネル推定値算出部703と、チャネ
ル推定切り替え部704を追加した構成を採る。
【0058】この実施の形態7の動作について、図9を
用いて説明する。図9は、復調受信信号からチャネル推
定値154を算出するための動作説明図である。この図
において、データ列は復調受信信号を、pl1、pl
2、pl3及びpl4は基準パイロットシンボルを、a
1、a2、a3及びa4は0次補間と1次補間で用いる
それぞれの重み係数を示している。
【0059】位相ずれ量検出部123では、復号するデ
ータの1スロット前のパイロットシンボル(1)と基準
パイロットシンボル中のpl1、復号するデータの直前
のパイロットシンボル(2)と基準パイロットシンボル
中のpl2、復号するデータの直後のパイロットシンボ
ル(3)と基準パイロットシンボル中のpl3、復号す
るデータの1スロット後ろのパイロットシンボル(4)
と基準パイロットシンボル中のpl4で位相差が調べら
れて各パイロットの位相ずれ量が算出される。
【0060】0次チャネル推定値算出部702は、復号
するデータの1スロット前のパイロットシンボル(1)
での位相ずれ量と重み係数中のa1、復号するデータの
直前のパイロットシンボル(2)での位相ずれ量と重み
係数a2をそれぞれ乗算し、この乗算結果を加算して前
チャネル推定値x1を算出する。
【0061】また、復号するデータの直後のパイロット
シンボル(3)での位相ずれ量と重み係数153中のa
3、復号するデータの1スロット後ろのパイロットシン
ボル(4)での位相ずれ量と重み係数中のa4をそれぞ
れ乗算し、この乗算結果を加算して後ろチャネル推定値
x2を算出する。そして、x1とx2を加算して0次チ
ャネル推定値を算出する。
【0062】1次補間チャネル推定値算出部703は、
データシンボル毎に1スロットのデータシンボル数を
n、算出するシンボル番号をi(i=0〜n−1)と
し、下記演算よりデータシンボル毎の1次チャネル推定
値(Y)を求める。
【0063】Yi=x1+i×(x2−x1)/n チャネル推定切り替え部704は、伝送路状態に応じて
0次チャネル推定値と1次チャネル推定値を切り替え
る。
【0064】この構成により、0次補間と1次補間を切
り替えることで、伝送路状態に適応したチャネル推定を
行うことができる。
【0065】なお、重み係数であるa1,a4をa2,
a3より小さな値とする係数と、a1、a2、a3、a
4を均一の値とする係数とを切り替える構成としても良
い。この場合、重み係数を切り替えることにより、より
伝送路状態に適応したチャネル推定を行うことができ
る。
【0066】(実施の形態8)図10は、本発明の実施
の形態8に係る同期検波装置を用いたデジタル移動無線
通信システムの受信装置800の構成を示すブロック図
である。なお、この図において、図8と動作及び作用が
共通する構成部分に関しては、図8と同一の符号を付し
て説明を省略する。また、受信装置800に向けて信号
を送信する送信装置の構成は、実施の形態1と同様であ
るので説明を省略する。
【0067】図10において、受信装置800は、図8
の受信装置700に位相変動検出部801を追加した構
成を採る。
【0068】位相変動検出部801は、パイロットの位
相ずれ量からスロット間隔での位相変動量を検出し、検
出した位相変動量がある閾値以上のときは、1次補間チ
ャネル推定値を選択するように、制御信号をチャネル推
定切り替え部704に出力する。また、検出した位相変
動量がある閾値以下のときは、0次補間チャネル推定値
を選択するように制御信号をチャネル推定切り替え部7
04に出力する。
【0069】この構成により、スロット間の位相変動が
大きいときには1次補間に、スロット間の位相変動が小
さいときには0次補間に切り替えることで、伝送路状態
に適応したチャネル推定を行うことができる。
【0070】(実施の形態9)図11は、本発明の実施
の形態9に係る同期検波装置を用いたデジタル移動無線
通信システムの受信装置900の構成を示すブロック図
である。なお、この図において、図8と動作及び作用が
共通する構成部分に関しては、図8と同一の符号を付し
て説明を省略する。また、受信装置900に向けて信号
を送信する送信装置の構成は、実施の形態1と同様であ
るので説明を省略する。
【0071】図11において、受信装置900は、図8
の受信装置700に受信電力値測定部901を追加した
構成を採る。
【0072】受信電力値測定部901は、受信信号の出
力を検出し、この受信信号の出力がある閾値以下のとき
は、0次補間チャネル推定値を選択するように、制御信
号をチャネル推定切り替え部704に出力する。また、
受信信号の出力がある閾値以上のときは、1次補間チャ
ネル推定値を選択するように、制御信号をチャネル推定
切り替え部704に出力する。
【0073】この構成により、受信電力値が大きいとき
には1次補間に、受信電力値が小さいときには0次補間
に切り替えることで、伝送路状態に適応したチャネル推
定を行うことができる。
【0074】(実施の形態10)図12は、本発明の実
施の形態10に係る同期検波装置を用いたデジタル移動
無線通信システムの受信装置1000の構成を示すブロ
ック図である。なお、この図において、図8と動作及び
作用が共通する構成部分に関しては、図8と同一の符号
を付して説明を省略する。また、受信装置1000に向
けて信号を送信する送信装置の構成は、実施の形態1と
同様であるので説明を省略する。受信装置1000は、
図8の受信装置700に受信品質測定部1001を追加
した構成を採る。
【0075】図12において、受信品質測定部1001
は、同期検波受信信号から信号成分とノイズ成分を推定
し、その比率を算出して、信号成分の比率がある閾値以
上のときには、1次補間チャネル推定値を、信号成分の
比率がある閾値以下のときには、0次補間チャネル推定
値を選択するように制御信号をチャネル推定切り替え部
704に出力する。
【0076】この構成により、受信品質が悪い場合には
0次補間に、受信品質が良い場合には1次補間に切り替
えることで、伝送路状態に適応したチャネル推定を行う
ことができる。
【0077】(実施の形態11)図13は、本発明の実
施の形態11に係る同期検波装置を用いたデジタル移動
無線通信システムの受信装置1100の構成を示すブロ
ック図である。なお、この図において、図8と動作及び
作用が共通する構成部分に関しては、図8と同一の符号
を付して説明を省略する。また、受信装置1100に向
けて信号を送信する送信装置の構成は、実施の形態1と
同様であるので説明を省略する。
【0078】図13において、受信装置1100は、図
8の受信装置700に、位相変動検出部1101と、受
信出力検出部1102と、切り替え判定部1103を追
加した構成を採る。
【0079】位相変動検出部1101は、パイロットの
位相ずれ量からスロット間隔での位相変動量を切り替え
判定部1103に出力する。受信出力検出部1102
は、受信信号の出力を切り替え判定部1103に出力す
る。切り替え判定部1103は、受信信号の出力がある
閾値以下のとき、または位相変動量がある閾値以下のと
きには、0次補間チャネル推定値を選択する。また、受
信信号の出力がある閾値以上のとき、または位相変動量
がある閾値以上のときには、1次補間チャネル推定値を
選択する。
【0080】この構成により、スロット間の位相変動が
大きいときには1次補間に、受信出力が大きいときには
0次補間に切り替えることで、伝送路状態に適応したチ
ャネル推定を行うことができる。
【0081】なお、位相変動量をx1、受信信号の出力
をx2、評価用係数をb1、b2としたとき、 Y=b1×x1+b2×x2 として、Yの値よりチャネル推定値を出力してもよい。
この場合、位相変動量、受信信号の出力の両方を用いた
判定を行うことにより、伝送路状態に適応したチャネル
推定を行うことができる。
【0082】また、受信信号の出力の代わりに信号成分
とノイズ成分を推定して、その比率である受信品質を用
いても良い。この場合、CDMA方式等複数の信号が重
複して伝送される場合の受信信号の品質を正しく評価す
ることができる。
【0083】(実施の形態12)図14は、本発明の実
施の形態12に係る同期検波装置を用いたデジタル移動
無線通信システムの受信装置1200の構成を示すブロ
ック図である。なお、この図において、図8と動作及び
作用が共通する構成部分に関しては、図8と同一の符号
を付して説明を省略する。また、受信装置1200に向
けて信号を送信する送信装置の構成は、実施の形態6と
同様であるので説明を省略する。
【0084】図14において、受信装置1200は、図
8の受信装置700に、逆拡散部1201と、遅延プロ
ファイル作成部1202と、切り替え判定部1203を
追加した構成を採る。
【0085】遅延プロファイル作成部1202は、受信
タイミングをずらした複数の受信信号に対して、送信装
置600で用いた拡散コードと同一のコードで逆拡散し
たデータパワを複数スロットで平均した遅延プロファイ
ルを作成する。切り替え判定部1203は、遅延プロフ
ァイルの出力値がスロット間で大きく変動するときに1
次補間チャネル推定値を、遅延プロファイル中で復号し
ているタイミングの出力とその他の出力との比が小さい
ときに0次補間チャネル推定値を選択するように制御信
号をチャネル推定切り替え部704に出力する。
【0086】この構成により、遅延プロファイルのピー
ク位置が変動するときには1次補間に、また遅延プロフ
ァイルのピーク値が小さいときには0次補間に切り替え
ることで、伝送路状態に適応したチャネル推定を行うこ
とができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
伝送路状態に応じた重み係数を用いた位相ずれ重み付き
平均値をチャネル推定値とすることで、伝送路状態に適
応した同期検波を行うことができ、伝送路状態が急激に
変化する高速フェージング時でも、無線通信基地局と無
線通信端末との間の距離が大きい弱電界時でも十分な性
能が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る同期検波装置を用
いたデジタル移動無線通信システムの送信装置及び受信
装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る同期検波装置の動
作を説明するための図
【図3】本発明の実施の形態2に係る同期検波装置を用
いたデジタル移動無線通信システムの受信装置の構成を
示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態3に係る同期検波装置を用
いたデジタル移動無線通信システムの受信装置の構成を
示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態4に係る同期検波装置を用
いたデジタル移動無線通信システムの受信装置の構成を
示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態5に係る同期検波装置を用
いたデジタル移動無線通信システムの受信装置の構成を
示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態6に係る同期検波装置を用
いたデジタル移動無線通信システムの送信装置及び受信
装置の構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態7に係る同期検波装置を用
いたデジタル移動無線通信システムの受信装置の構成を
示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態7に係る同期検波装置の動
作を説明するための図
【図10】本発明の実施の形態8に係る同期検波装置を
用いたデジタル移動無線通信システムの受信装置の構成
を示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態9に係る同期検波装置を
用いたデジタル移動無線通信システムの受信装置の構成
を示すブロック図
【図12】本発明の実施の形態10に係る同期検波装置
を用いたデジタル移動無線通信システムの受信装置の構
成を示すブロック図
【図13】本発明の実施の形態11に係る同期検波装置
を用いたデジタル移動無線通信システムの受信装置の構
成を示すブロック図
【図14】本発明の実施の形態12に係る同期検波装置
を用いたデジタル移動無線通信システムの受信装置の構
成を示すブロック図
【符号の説明】
100、600 送信装置 101、200、300、400、500、601、7
00、800、900、1000、1100、1200
受信装置 102、701 同期検波装置 110 送信パイロットシンボル用メモリ 111 切り替えスイッチ 112 変調部 113 送信アンテナ 120 受信アンテナ 121 復調部 122 受信パイロットシンボル用メモリ 123 位相ずれ量検出部 124 重み係数メモリ 125 重み係数選択部 126 チャネル推定値算出部 127 同期検波部 201、501、801、1101 位相変動検出部 301、502、901、1102 受信電力値測定部 401、1001 受信品質測定部 503、622 重み係数判定部 611 拡散部 620、1201 逆拡散部 621、1202 遅延プロファイル作成部 702 0次補間チャネル推定値算出部 703 1次補間チャネル推定値算出部 704 チャネル推定切り替え部 1103、1203 切り替え判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K004 AA05 FA05 FH08 FK13 5K022 EE01 EE36 5K047 AA03 BB01 EE02 GG09 MM13 MM24 MM60 MM63 5K067 AA02 AA03 BB03 BB04 CC10 DD43 DD44 DD45 JJ31 JJ37 JJ38 KK13

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信データからパイロットシンボルを抽
    出するパイロットシンボル抽出手段と、前記パイロット
    シンボル抽出手段にて抽出されたパイロットシンボルよ
    り位相ずれ量を検出する位相ずれ量検出手段と、それぞ
    れ値の異なった複数の重み係数を記憶する記憶手段と、
    前記複数の重み係数を切り替える重み係数切り替え手段
    と、複数の位相ずれ量と前記重み係数による重み付き平
    均値を算出する重み付き平均値算出手段と、前記重み付
    き平均値にて重み付き平均された位相ずれ量を用いて同
    期検波する同期検波手段と、を具備することを特徴とす
    る同期検波装置。
  2. 【請求項2】 スロット間の位相変動量を検出する位相
    変動量検出手段を具備し、重み係数切り替え手段は、前
    記位相変動量検出手段にて検出された位相変動量を用い
    て重み係数を切り替えることを特徴とする請求項1記載
    の同期検波装置。
  3. 【請求項3】 受信電力値を測定する受信電力値測定手
    段を具備し、重み係数切り替え手段は、前記受信電力値
    測定手段にて検出された受信電力値を用いて重み係数を
    切り替えることを特徴とする請求項1記載の同期検波装
    置。
  4. 【請求項4】 受信データより受信品質を測定する受信
    品質測定手段を具備し、重み係数切り替え手段は、前記
    受信品質測定手段にて測定された受信品質を用いて重み
    係数を切り替えることを特徴とする請求項1記載の同期
    検波装置。
  5. 【請求項5】 受信データより遅延プロファイルを測定
    する遅延プロファイル測定手段を具備し、重み係数切り
    替え手段は、前記遅延プロファイル測定手段にて測定さ
    れた遅延プロファイルを用いて重み係数を切り替えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の同期検波装置。
  6. 【請求項6】 受信データからパイロットシンボルを抽
    出するパイロットシンボル抽出手段と、前記パイロット
    シンボル抽出手段にて抽出されたパイロットシンボルよ
    り位相ずれ量を検出する位相ずれ量検出手段と、受信デ
    ータ列の各受信データのパイロットシンボルより検出さ
    れた位相ずれ量の夫々に重み付き平均する0次補間手段
    と、同期検波を行うスロット以前の各受信データのパイ
    ロットシンボルより検出された位相ずれ量の夫々に重み
    付き平均した結果と同期検波を行うスロット以後の各受
    信データのパイロットシンボルより検出された位相ずれ
    量の夫々に重み付き平均した結果を用いて1次補間する
    1次補間手段と、同期検波に用いる位相補正を0次補間
    又は1次補間に切り替える位相補正切り替え手段と、を
    具備することを特徴とする同期検波装置。
  7. 【請求項7】 スロット間の位相変動量を検出する位相
    変動量検出手段を具備し、位相補正切り替え手段は、前
    記位相変動量検出手段にて検出された位相変動量を用い
    て0次補間と1次補間の切り替えを行うことを特徴とす
    る請求項6記載の同期検波装置。
  8. 【請求項8】 受信電力値を測定する受信電力値測定手
    段を具備し、位相補正切り替え手段は、前記受信電力値
    測定手段にて検出された受信電力値を用いて0次補間と
    1次補間の切り替えを行うことを特徴とする請求項6記
    載の同期検波装置。
  9. 【請求項9】 受信データより受信品質を測定する受信
    品質測定手段を具備し、位相補正切り替え手段は、前記
    受信品質測定手段にて測定された受信品質を用いて0次
    補間と1次補間の切り替えを行うことを特徴とする請求
    項6記載の同期検波装置。
  10. 【請求項10】 受信データより遅延プロファイルを測
    定する遅延プロファイル測定手段を具備し、位相補正切
    り替え手段は、前記遅延プロファイル測定手段にて測定
    された遅延プロファイルを用いて0次補間と1次補間の
    切り替えを行うことを特徴とする請求項6記載の同期検
    波装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10のいずれかに
    記載の同期検波装置を具備することを特徴とする無線通
    信端末。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項10のいずれかに
    記載の同期検波装置を具備することを特徴とする無線通
    信基地局。
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