JP2004279571A - 画像形成装置 - Google Patents

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智章 吉岡
Nobuo Momotake
信男 百武
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Abstract

【課題】中間転写体から記録材へ二次転写する際の、ブラーやゴースト等の画像欠陥を有効に改善する。
【解決手段】表面に光導電層が形成された光導電性中間転写体2を備え、像担持体1上に形成された画像を中間転写体2に一次転写した後、この中間転写体2を介して記録材7に二次転写する画像形成装置において、
二次転写直前及び二次転写直後での中間転写体2の表面電位が次式の関係を満たすようにした。
|二次転写直前の電位|≧|二次転写直後の電位−二次転写直前の電位|
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に係り、特に、像担持体(感光体)上の画像を、光導電層を有する中間転写体を用いて記録材に転写する所謂中間転写型のカラー画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、中間転写型の画像形成装置は、感光体ドラム等の像担持体上にトナー像を形成し、このトナー像を一旦中間転写体に転写した後に、記録材に転写する方式を採用したものである。
この種の中間転写型の画像形成装置にあっては、中間転写体上での多重のラインのトナー飛び散り(所謂ブラー)を防ぎ且つトナー保持力を高めるため、中間転写体の高抵抗化が試みられている。その高抵抗化の一方策として、中間転写体への感光層付与が検討されている。
【0003】
一方、中間転写体の高抵抗化は中間転写体上への帯電履歴が残り易く、次の画像に対する画像欠陥につながる要因ともなっている。
この帯電履歴を解消する方法として、像担持体(感光体)上のトナー像を感光層が付与された中間転写体(以後、光導電性中間転写体と記す)に一次転写し、光導電性中間転写体上のトナー像を記録媒体へ二次転写した後、光導電性中間転写体表面を光除電する方式が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−160771号公報(特許請求の範囲の欄、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記光導電性中間転写体の表面が二次転写後に、一次転写後の帯電極性と異なる極性に帯電することがあり、この場合には光除電が機能せず、光導電性中間転写体の帯電履歴を取り除くことができないという技術的課題が見られる。
【0006】
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであり、中間転写体表面に高抵抗の光導電層(感光層)を配した光導電性中間転写体を有する画像形成装置において、一次転写で生ずるブラーを抑止すると共に二次転写後の光導電性中間転写体表面の帯電履歴による画像欠陥を防止するようにした画像形成装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、図1に示すように、表面に光導電層が形成された光導電性中間転写体2を備え、像担持体1上に形成された画像を光導電性中間転写体2に一次転写した後、この光導電性中間転写体2を介して記録材7に二次転写する画像形成装置において、
二次転写直前及び二次転写直後での光導電性中間転写体2の表面電位が次式の関係を満たすようにしたことを特徴とする。
|二次転写直前の電位|≧|二次転写直後の電位−二次転写直前の電位|
【0008】
このような技術的手段において、本件は中間転写型の画像形成装置を対象とし、特に中間転写体表面に高抵抗の光導電層(感光層)を備えた光導電性中間転写体2を配設した画像形成装置を対象とするものである。
そして、像担持体1としては、画像を担持し得るものであれば、感光体、誘電体など適宜選定してよく、その形態についてもドラム状、ベルト状を問わず、更に、数についても一若しくは複数のものを含む。
また、光導電性中間転写体2については、主としてはベルト状を想定するが、ドラム状のものでも適用可能である。
【0009】
更に、この種の中間転写型の画像形成装置の一次、二次転写手段の代表的態様としては、例えば図1に示すように、像担持体1上に形成された画像が光導電性中間転写体2を介して記録材7に転写する画像形成装置において、光導電性中間転写体2を挟んで像担持体1に対向して転写部材3を接触配置し、更に光導電性中間転写体2を挟んで二次転写部材4及び対向ロール5を対向配置したものが挙げられる。
尚、図1では、中間転写体2はベルト状部材にて構成され、対向ロール5と共に張架ロール6にて張架されている。
ここで、二次転写直前の光導電性中間転写体2の表面電位をV2f、二次転写直後の光導電性中間転写体2の表面電位をV2rとすると、次式の関係を満たすようにすれば、二次転写直後の表面電位V2rは、一次転写での表面電位(二次転写直前の表面電位V2f)と極性を同一にすることが可能となる。
|V2f|≧|V2r−V2f|
このような画像形成装置において、光導電性中間転写体2の二次転写部位下流側に光除電手段8を設けるようにすれば、光導電性中間転写体2表面が完全に除電され、ゴースト等の画像欠陥を抑止することが可能となる。
【0010】
更に、二次転写直前の表面電位V2fの極性に対し同極性を印加する二次転写では、二次転写部での全抵抗Rsysが、ある抵抗値Rminより大きければ二次転写直後の表面電位V2rの極性反転を抑止することが可能となる。
また、シート通過部及びシート非通過部においては、シート非通過部の方を制限することで上記極性反転を抑止することが可能となることから、シート非通過部での全抵抗RsysがRminより大きくすることがよい。
ここで、二次転写部での単位長さ当たりの全抵抗は、二次転写部幅をLとすれば、Rmin/Lとなり、略1.10MΩ以上の値が好ましい(実施の形態2参照)。
【0011】
また、一次転写及び二次転写時の光導電性中間転写体2に流れる電流にて、二次転写の電流が一次転写の総電流(4色分)より大きい場合は、二次転写直後の表面電位が二次転写直前の表面電位と極性が異なる可能性があることから、次式の関係を満足することで、二次転写前後の光導電性中間転写体の表面電位の極性を一定に維持することが可能となる。その際、二次転写部位の下流側の光除電手段8による光除電が確実に可能となる。
|一次転写の総電流|≧|二次転写の電流|
【0012】
更にまた、転写部や中間転写体の経時劣化等により、二次転写直後の表面電位V2rが二次転写直前の表面電位V2fから極性反転を生ずるおそれがある場合、中間転写体2の二次転写部位下流側に一次転写での中間転写体2の帯電と同一の極性を付与させるようにした帯電手段(図示せず)を備え、中間転写体2を帯電させる際に次式の関係を満たすようにすることで、帯電手段後の中間転写体の表面電位を一次転写後の表面電位(二次転写直前の表面電位)と同一の極性にすることがより確実となり、前記帯電手段の下流側に設置された光除電手段8によって、光導電性中間転写体2表面は確実な除電が可能となる。
|一次転写の総電流+二次転写後帯電手段電流|≧|二次転写の電流|
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図2は、本発明が適用されたカラー画像形成装置の実施の形態1を示す。
同図において、カラー画像形成装置にはA方向に回転する像担持体としての感光体ドラム10とB方向に移動する光導電性中間転写体としての中間転写ベルト20とが配設されている。
【0014】
本実施の形態において、感光体ドラム10は表面に有機感光層を備えたものであり、その周囲には感光体ドラム10を帯電する帯電装置11と、帯電された感光体ドラム10上に各色成分(本例では、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K))の静電潜像を書き込む露光装置12と、感光体ドラム10上に形成された各色成分潜像を各色成分トナーにて可視像化するロータリ型現像装置13と、感光体ドラム10上の残留トナーを清掃するクリーニング装置15とが配設されている。
【0015】
ここで、帯電装置11としては、例えば帯電ロールが用いられるが、コロトロン等の帯電器を用いてもよい。
また、露光装置12は感光体ドラム10上に光によって像を書き込めるものであればよく、レーザースキャナやLEDのプリントヘッド等適宜選定してよい。
更に、現像装置13は各色成分トナーが収容された現像器13a〜13dを回転可能に搭載したものであり、例えば感光体ドラム10上で露光によって電位が低下した部分に各色成分トナーを付着させるものであれば適宜選定してよい。尚、本例では、ロータリ型現像装置13が用いられているが、4台の現像器を並べた配置として用いるようにしてもよい。
更にまた、クリーニング装置15については、感光体ドラム10上の残留トナーを清掃するものであれば、ブレードクリーニング方式を採用したもの等適宜選定して差し支えない。
但し、転写率の高いトナーを使用する場合はクリーニング装置15を使用しない態様もあり得る。このとき、中間転写ベルト20上の残留トナーを感光体ドラム10で回収する方式とした場合には、感光体ドラム10で回収した感光体ドラム10上の残留トナーを回収する機構(例えば現像剤を回収可能な現像装置等)が必要となる。
【0016】
また、中間転写ベルト20は、表面に光導電層としての有機感光層を備えたもので、感光体ドラム10に対向する部位に配設され、複数の支持ロール21〜24によって張架されている。ここで、感光体ドラム10の表面移動速度は220mm/secであり、この速度に対して中間転写ベルト20はプラス側の速度差(例えば+0.25%)を有して移動している。
そして、中間転写ベルト20の感光体ドラム10と当接する一次転写位置には、中間転写ベルト20の裏側から一次転写装置としての一次転写ロール25が接触配置されており、所定の一次転写バイアスが印加されている。
【0017】
更に、中間転写ベルト20の支持ロール23に対向した部位には、二次転写装置としての二次転写ロール30が支持ロール23をバックアップロールとして対向配置されている。また、このバックアップロール23の周囲に当接する位置に給電ロール31を備え、この給電ロール31を介して前記バックアップロール23に所定の二次転写バイアスが印加されている。
尚、二次転写ロール30の表面は、クリーニングブレード33aを備えたロール用クリーニング装置33によって清掃される。
【0018】
更にまた、中間転写ベルト20の周囲には、二次転写後に中間転写ベルト20上を清掃するベルト用クリーニング装置50、二次転写後に中間転写ベルト20上を光除電するための露光装置60及び中間転写ベルト20表面に形成又は貼付される基準位置マークを検出するベルト位置検知センサ28が配設されている。
尚、二次転写ロール30及びベルト用クリーニング装置50は、図示外の変位機構により中間転写ベルト20に対して接離自在に配設されている。本実施の形態では、カラー画像を構成する1色目のトナー像の一次転写前から最終色のトナー像が中間転写ベルト20に一次転写されるまでの間については、二次転写ロール30及びベルト用クリーニング装置50を中間転写ベルト20から離間させるように設定している。
【0019】
本実施の形態において、中間転写ベルト20の基材としては、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、アクリル、塩化ビニル等の樹脂または各種ゴム等に導電剤としてカーボンブラック等を適当量含有させたもので、厚さを約0.1mm、体積抵抗率を10〜1014Ω・cmとなるものが使用される。
更に、当該基材の表面には、厚さを10〜40μmとした光導電層(具体的には有機感光層)が形成されている。
【0020】
図3は、本実施の形態における中間転写ベルト20の構造を示す断面図で、ベルト基材層B1と光導電層B2より構成されている。
ベルト基材層B1は、ポリイミドあるいはポリアミド等の樹脂にカーボンブラック等の導電剤を適当量含有させたフィルム状部材を用い、その体積抵抗率が1010〜1013Ω・cmとなるように形成される。
光導電層B2は、裏面側から表面側に向かって順次、ブロッキング層B2a、電荷発生層B2b、及び電荷輸送層B2cが積層されており、この光導電層B2が全システム抵抗の主因であり、これを調整することで所望の特性を得ることが可能である。
ここで、ブロッキング層B2aは、マイナス極性キャリアである電子の移動は許すがプラス極性のキャリアであるホールの移動は阻止する電子輸送機能を有する。
また、電荷発生層B2bは光照射により電子及びホールキャリアを発生する。
更に、電荷輸送層B2cは、プラス極性のキャリアであるホールの移動は許すがマイナス極性キャリアである電子の移動は阻止する機能を有する。すなわち、本実施の形態では、電荷輸送層B2cはホール輸送層として機能する。
【0021】
従って、上記構成を備えた中間転写ベルト20は、表面に光導電層B2を有し、該光導電層B2は、光刺激が与えられると導電体層となり、光刺激がない状態では誘電体層(絶縁体層)として働くこととなる。
【0022】
また、本実施の形態において、一次転写ロール25は、体積抵抗率が10〜10Ω・cmの発泡ウレタンゴムから形成されており、図示外の電源からトナーの帯電極性とは異なる一次バイアス電圧が印加されるようになっている。
更にまた、バックアップロール23は、絶縁性ロール基材に厚さ10μm〜200μmの半導電性フィルムで被覆して形成されており、バックアップロール23の周面に当接する給電ロール31を介して、図示外の電源からトナーの帯電極性に等しい二次バイアス電圧が印加されるようになっている。
一方、バックアップロール23に対向配置された二次転写ロール30は、導電性ロールにより形成され且つ接地されていることから、その表面電位は接地電位に常時保たれている。
【0023】
特に、本実施の形態では、光導電層B2の調整や転写条件(バイアス、転写電流)の調整により次式を満たすように設定されている。
|二次転写直前の電位|≧|二次転写直後の電位−二次転写直前の電位|
【0024】
また、本実施の形態において、記録材としての記録シートPを収容する収容トレイ35、収容トレイ35から記録シートPを送り出す送出機構36、記録シートPを搬送する搬送ロール対37、記録シートPを一旦停止させた後に二次転写タイミングに合わせて前記二次転写位置の中間転写ベルト20と二次転写ロール30との間に送り込むレジストロール対38、記録シートPに二次転写されたトナー像を定着処理するための定着装置40及び定着後の記録シートPを装置外へ排出する排出ロール対43が配設されている。
更に、前記定着装置40は、圧接した状態で回転する加熱ロール41と加圧ロール(加熱機能を兼備していてもよい)42を備えている。
尚、図2の一点鎖線は記録シートPの搬送経路を示す。
【0025】
次に、本実施の形態に係るカラー画像形成装置の作動について説明する。
先ず、画像形成プロセスの開始の指示を受けると、感光体ドラム10が回転し始め、その表面が帯電装置11によって所定の暗電位まで帯電された後、潜像書き込み装置(露光装置)12から画像信号に応じた光ビームBmによって露光がなされて静電潜像が形成される。
【0026】
次に、ロータリ型現像装置13が所定の角度だけ回転し、静電潜像に対応するトナー色が収容されている現像器13a〜13dを感光体ドラム10と対向する現像位置まで移動させ、その状態で現像バイアスを印加させ当該静電潜像にトナーを静電吸着させて現像する。この現像により、感光体ドラム10上に所定の色成分のトナー像が形成される。
次いで、感光体ドラム10に形成されたトナー像は、その感光体ドラム10の回転に伴なって感光体ドラム10と中間転写ベルト20が当接する一次転写位置N1まで搬送されると共に一次転写ロール25に一次転写バイアスが印加される。
【0027】
これにより、トナー像は、感光体ドラム10と一次転写ロール25の間に形成される転写電界による静電的作用を受けて感光体ドラム10から中間転写ベルト20の表面に一次転写される。
尚、この一次転写後の感光体ドラム10の表面は、クリーニング装置15によって残留トナー等が取り除かれて清掃される。
【0028】
ここで、単色画像を形成する場合は、中間転写ベルト20に一次転写された当該単色のトナー像が直ちに二次転写部で記録シートPに二次転写されるが、複数色のトナー像を重ね合わせたカラー画像を形成する場合には、前記感光体ドラム10上での各トナー像の形成並びにそのトナー像の一次転写の工程が色数分だけ繰り返される。例えば、4色のトナー像を重ね合わせたフルカラー画像を形成する場合、感光体ドラム10ではイエロ、マゼンタ、シアン及びブラックの各トナー像がこの順で形成され、その形成順で中間転写ベルト20に次々と重ね合わせられるように一次転写される。
【0029】
続いて、中間転写ベルト20に一次転写されたトナー像は、中間転写ベルト20の回転に伴って中間転写ベルト20と二次転写ロール30とが当接する二次転写位置N2まで搬送され、このタイミングに合わせて二次転写ロール30及びベルト用クリーニング装置50が中間転写ベルト20に当接すると共に、バックアップロール23に給電ロール31を介して二次転写バイアスが印加される。
更に、露光装置60からの光照射により中間転写ベルト20表面の帯電電荷が除電される。
尚、記録シートPは収容トレイ35から複数のロール対37,38を介して搬送され、中間転写ベルト20と二次転写ロール30との間に送り込まれる。これにより、トナー像はバックアップロール23と二次転写ロール30の間で形成される転写電界による静電作用を受けて中間転写ベルト20から記録シートPに一括転写される。
【0030】
また、この二次転写後の中間転写ベルト20の表面は、ベルト用クリーニング装置50によってトナー等が取り除かれて清掃される。
最後に、記録シートPに二次転写されたトナー像は、定着装置40にて定着された後、排出ロール対43等により装置外へ排出される。
尚、画像形成動作がすべて完了すると、二次転写ロール30及びベルト用クリーニング装置50は再び中間転写ベルト20から離間した状態を保持する。
【0031】
図4は、本実施の形態に係る中間転写ベルト20の静電特性の一例を説明する概念図であり、一次転写において中間転写ベルト20表面がマイナス帯電している状況を示している。
一次転写ではイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)が転写される毎に中間転写ベルト20の表面電荷は上昇する(図4では下方に移動する)。
ここで、二次転写部位を記録シートが通過すると、二次転写部位での転写電界により、中間転写ベルト20の表面電荷は下がる(図では上方に移動する)が、二次転写前後での中間転写ベルト20の表面電荷の極性反転は生じない。
尚、シート非通過部とシート通過部とでは、シート非通過部の方が二次転写時の転写電界が大きいため、中間転写ベルト20表面の電荷降下が大きくなる。
【0032】
これにより、二次転写後の非通紙部の中間転写ベルト上の表面電位をマイナスに維持することが可能となり、二次転写下流側に設けられた露光装置60による中間転写ベルト20の光除電が完全に行われ、続く一次転写でのブラーやゴ−ストを防止することが可能となる。
【0033】
◎実施の形態2
本実施の形態は、実施の形態1の二次転写部位の電位条件をより具体的に示したものであり、実施の形態1に係わる中間転写ベルトの表面電荷に関し、電流の挙動に着目し、システム抵抗条件を求めたものである。
ここで、一次転写後の中間転写ベルト20の表面電荷量をQ、一次転写の全電流をIとし、二次転写後のシート通過部に相当する中間転写ベルト20の表面電荷量をQ、シート非通過部に相当する中間転写ベルト20の表面電荷量をQ’とする。
また、二次転写部における転写バイアスをV、シート通過部に流れる転写電流をI、記録材に加わるバイアスをV、一次転写時に中間転写ベルト20が4周することによる中間転写ベルト20の表面電位をVbelt、記録材以外の全システム抵抗をRsysとする。
すると、二次転写部での転写バイアスVは、図14(1)式で求まることから、二次転写部でのシート非通過部に相当する中間転写ベルト20の表面電荷量Q’は、図14(2)式のようになる。但し、kは二次転写に費やす時間である。
ここで、シート非通過部がプラス極性にならないためには、一次転写後の中間転写ベルト20の表面電荷量Qが二次転写後のシート非通過部に相当する中間転写ベルト20の表面電荷量Q’より大きければよく、このことから、システム抵抗は、図14(3)のような範囲になければならないことになる。
【0034】
例えば、一次転写の電流を25μA(Y,M,C,Kの4色により一次転写の全電流Iは100μAとなる)、二次転写の電流Iを50μA、記録材に加わるバイアスVを1000〜2000Vとすると、図14(3)式より、
−I=25×4−50=50
=2000
とすれば、二次転写部での記録材以外の全システム抵抗Rsysは40MΩより大きくなる。
すなわち、二次転写部での全システム抵抗Rsysはこの40MΩより大きいことが必要で、単位長さ(1cm)当たりに換算すると略1.10MΩ以上となる。
このようなシステム抵抗条件を設定することにより、二次転写後の非通紙部の中間転写体表面電位をマイナスに維持することが可能となり、二次転写下流側に設けられた露光装置60による中間転写ベルト20の光除電が完全に行われ、続く一次転写でのブラーやゴ−ストを防止することが可能となる。
【0035】
◎実施の形態3
図5は、本発明が適用されたカラー画像形成装置の実施の形態3を示す。
同図において、本実施の形態に係るカラー画像形成装置は、実施の形態1におけるカラー画像形成装置と略同一であり、二次転写後に一次転写での中間転写ベルト20の帯電極性と同一の極性を付与する帯電手段としての帯電器61が、ベルト用クリーニング装置50と中間転写ベルト20の表面に帯電した電荷を除電する露光装置60との間の位置に配設されている。
尚、実施の形態1と同様な構成については実施の形態1と同符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0036】
本実施の形態によれば、二次転写部において、トナー像が中間転写ベルト20と二次転写ロール30とが当接する二次転写位置N2まで搬送され、このタイミングに合わせて二次転写ロール30及びベルト用クリーニング装置50が中間転写ベルト20に当接する。
続いて帯電器61により中間転写ベルト20表面を一次転写での帯電電荷と同一の極性に帯電させ、次に露光装置60により中間転写ベルト20表面を確実に除電する。
【0037】
この態様によれば、中間転写ベルト20表面の光導電層B2が経時劣化等を生じ、二次転写後の中間転写ベルト20の表面電位がプラスに変化した場合にも有効となる。
【0038】
◎実施の形態4
図6は、本発明が適用されたカラー画像形成装置の実施の形態4を示す。
同図において、本実施の形態に係るカラー画像形成装置は、所謂タンデム型カラー画像形成装置であり、4つの色(本実施の形態ではY(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック))の画像形成ユニット100(具体的には100a〜100d)を横方向に配列し、その下方には各画像形成ユニット100の配列方向に沿って循環搬送される中間転写ベルト110を配設する一方、更に、その下方には用紙等のシートPが収容されるシート供給カセット116を配設したものである。
【0039】
本実施の形態において、各画像形成ユニット100(100a〜100d)は、中間転写ベルト110の循環方向上流側から順に、例えばイエロ用、マゼンタ用、シアン用、ブラック用(配列は必ずしもこの順番とは限らない)のトナー像を形成するものであり、例えば所定方向に回転する感光体ドラム101を有し、この感光体ドラム101の周囲には、感光体ドラム101を予め帯電する帯電器102と、感光体ドラム101上に光ビームBmを出射することで静電潜像を書き込む露光ユニット103と、感光体ドラム101上に書き込まれた静電潜像を所定のトナーにて可視像化する現像装置104と、感光体ドラム101上のトナー像を中間転写ベルト110に一次転写する一次転写器(例えば一次転写ロール)105と、感光体ドラム101上の残留トナーを除去するクリーナ106とを順次配設したものである。
【0040】
また、本実施の形態において、中間転写ベルト110は、複数の張架ロール131〜135間に掛け渡されており、各感光体ドラム101に対応した中間転写ベルト110の裏面には前記一次転写器(本例では一次転写ロール)105が配設され、この一次転写器105にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加することで、感光体ドラム101上のトナー像を中間転写ベルト110側に静電的に転写するようになっている。
【0041】
更に、中間転写ベルト110の最下流画像形成ユニット100d下流側の張架ロール134に対応した部位には二次転写装置120が配設されており、中間転写ベルト110上の一次転写像をシートPに二次転写(一括転写)するようになっている。
本実施の形態では、二次転写装置120は、中間転写ベルト110のトナー像担持面側に圧接配置される二次転写ロール113と、中間転写ベルト110の裏面側に配置されて二次転写ロール113の対向電極をなすバックアップロール114(本例では張架ロール134を兼用)とを備えている。
そして、例えば二次転写ロール113が接地されており、また、バックアップロール114(張架ロール134)にはトナーの帯電極性と同極性のバイアスが給電ロール115を介して印加されている。
更にまた、中間転写ベルト110の最上流画像形成ユニット100aの上流側にはベルトクリーナ136が配設されており、中間転写ベルト110上の残留トナーを除去するようになっている。
また、最上流画像形成ユニット100aの上流側には中間転写ベルト110の光導電層を除電する露光装置138が配設されている。
尚、符号137は中間転写ベルト110の位置を検出するための位置検出センサ、符号161は二次転写ロールクリーナである。
【0042】
また、シート供給カセット116にはシートPをピックアップするフィードロール117が設けられ、このフィードロール117の直後にはシートPを搬送する適宜数の搬送ロール118が配設されると共に、二次転写部位の直前に位置するシート搬送路にはシートPを所定のタイミングで二次転写部位へ供給するレジストレーションロール(レジストロール)119が配設されている。
一方、二次転写部位の下流側に位置するシート搬送路にはシート搬送ベルト140を介して定着装置150が設けられている。
【0043】
特に、本実施の形態においては、中間転写ベルト110は、例えば実施の形態1と同様に、ベルト基材層B1上に高抵抗層である感光層(光導電層)B2(図3参照)を備えており、一次転写器105(本例では一次転写ロール)の体積抵抗値は、中間転写ベルト110の体積抵抗値よりも小さく且つ10Ω以下に設定されている。
【0044】
従って、本実施の形態によれば、各画像形成ユニット100にて感光体ドラム101上に各色トナー像が形成され、各色トナー像が順次中間転写ベルト110上に一次転写された後、二次転写部位にてシートPに一括二次転写される。
【0045】
【実施例】
◎実施例1
本実施例は、実施の形態1に係るカラー画像形成装置をより具体化したものである。
本実施例において、中間転写ベルトを構成する各層について説明する。
ベルト基材層B1は、カーボンブラックを15重量%添加したポリイミド樹脂により構成され、膜厚90μmに形成されている。体積抵抗率は1010Ω・cm、表面抵抗率は1011.5Ω/□に設定されている。
更に、感光層B2の各層について説明すると、
ブロッキング層B2aは、例えば次のように形成することができる。
アセチルアセトンジルコニウムブトキシド(オルガチックスZC540、松本
交商社製) 20重量部
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン 2重量部
ポリビニルブチラール樹脂(エスレックBM−S、積水化学(株)製)1.5重量部
n−ブチルアルコール 70重量部
上記成分からなる溶液を、ベルト基材層B1表面に塗布後、乾燥させて例えば0.9μmに形成する。
また、電荷発生層B2bは、フタロシアニン顔料系電荷発生剤を添加したPVK(ポリビニルカルバゾール)により形成され、膜厚0.25μmの層である。
更に、電荷輸送層(ホール輸送層)B2cは、トリフェニルアミン系電荷輸送剤を添加したポリカーボネート樹脂により構成され、膜厚17μmである。
【0046】
そして、本実施例の中間転写ベルト20の光刺激がない状態での体積抵抗率及び表面抵抗率は夫々、1014.5Ω・cm,1014.0Ω/□である。
【0047】
ここで、図7において、二次転写部におけるシステム抵抗と中間転写ベルト(中間転写体)20の表面電位との関係について、シート通過部及びシート非通過部に対し測定した結果を示す。
シート非通過部のシステム抵抗の値は、中間転写ベルト20、二次転写ロール30、バックアップロール23の抵抗を調整することによって変える。
また、図8は、実施の形態2に係るシステム抵抗の測定方法を示す概略図で、システム抵抗は給電ロール31と二次転写ロール30の間に二次転写の電流(A)を流し、その時のシート非通過部における電圧値(V)を測定することで見積もることが可能である。
尚、システム抵抗の測定は中間転写ベルト20が一周する間に行う。
【0048】
図7においては、一次転写電流を25μA、二次転写電流を50μAとし、システム抵抗には17.5MΩ,45.0MΩ,64.5MΩの3種を用いた。
この結果、システム抵抗が40MΩ以上ではシート非通過部における中間転写ベルト表面電位がマイナス側となり、二次転写後の光除電が有効となることを示している。
【0049】
本実施例では、以降、中間転写ベルト20、二次転写ロール30、バックアップロール23の抵抗を調整することで、シート非通過部のシステム抵抗を45MΩとして行った。
また、ブラー及びゴースト画像の確認については、画像を連続10枚出力して評価した。
【0050】
図9は、転写バイアスである一次転写の電流を25μA(Y,M,C,Kの4色で一次転写の総電流は100μAとなる)、二次転写の電流を50μAとした時の中間転写ベルト表面電荷を示し、図10は、一次転写電流を25μA、二次転写の電流を120μAとした時の中間転写ベルト表面電荷を示す。
図9では、二次転写後に中間転写ベルト20表面がマイナスに帯電していることから光除電が可能であることを示し、一方、図10では二次転写後にプラスに帯電していることから、光除電が不可能となることを示す。
また、図11は、上記の画像評価結果を示す。
二次転写電流を50μAの時は、ブラー及びゴースト画像の発生は抑止できたが、二次転写電流を120μAとした時は、ブラーは抑止できたが、2枚目からの9枚全てにゴースト画像が発生した。
【0051】
◎実施例2
本実施例は、実施の形態3に係るカラー画像形成装置をより具体化したものである。
本実施例に係るカラー画像形成装置は、中間転写ベルト20等の構成が実施例1と同様になされており、帯電器61が付与された点のみ異なる。
図12は本実施例における一次及び二次転写部の中間転写ベルト20表面電荷を示しており、二次転写後に中間転写ベルト20の表面が一旦プラス側に帯電するが、帯電器61を用いて中間転写ベルト20の表面をマイナス側に帯電させることが可能となり、一次転写前の中間転写ベルト20表面を光除電することが可能となる。
尚、帯電器61による帯電時の電流は250μAとした。
図13は、実施例1と同様に行った実施例2での画像評価結果である。結果は、ブラーとゴースト画像を完全に抑止することができ、極めて良好な画像が得られた。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、中間転写方式において中間転写体表面に高抵抗の光導電層を付与し、二次転写前後の中間転写体表面電位の帯電極性を同一にすることで、ブラーやゴーストのない高精度な画像形成が可能となる。
更に、二次転写部のシステム抵抗を40MΩ超(単位長さ換算では略1.10MΩ以上)にすることで、二次転写後における中間転写体上表面電荷の帯電履歴を均一にすることができることから、ブラーやゴースト画像等の画像劣化を抑止することができる。
このため、複写機、プリンタ、ファクシミリ等のカラー画像形成装置の出力画像において、極めて良好な画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光導電性中間転写体の概要を示す説明図である。
【図2】本発明が適用されたカラー画像形成装置の実施の形態1を示す説明図である。
【図3】実施の形態1に係る中間転写ベルトの構造を示す断面図である。
【図4】実施の形態2に係る中間転写ベルト表面電荷を示す説明図であ
る。
【図5】本発明に係るカラー画像形成装置の実施の形態3を示す説明図である。
【図6】本発明に係るカラー画像形成装置の実施の形態4を示す説明図である。
【図7】実施例1での二次転写部におけるシステム抵抗と中間転写ベルトの表面電位との関係を示す説明図である。
【図8】実施例1での二次転写部のシート非通過部におけるシステム抵抗の測定方法を示す説明図である。
【図9】実施例1での一次転写電流を25μA、二次転写電流を50μAとした時の中間転写ベルト表面電荷を示す説明図である。
【図10】実施例1での一次転写電流を25μA、二次転写電流を120μAとした時の中間転写ベルト表面電荷を示す説明図である。
【図11】実施例1での画像評価結果を示す説明図である。
【図12】実施例2での一次及び二次転写部の中間転写ベルト表面電荷を示す説明図である。
【図13】実施例2での画像評価結果を示す説明図である。
【図14】実施の形態2で示す関係式である。
【符号の説明】
1…像担持体,2…光導電性中間転写体,3…転写部材,4…二次転写部材,5…対向ロール,6…張架ロール,7…記録材,8…光除電手段

Claims (5)

  1. 表面に光導電層が形成された中間転写体を備え、像担持体上に形成された画像を中間転写体に一次転写した後、この中間転写体を介して記録材に二次転写する画像形成装置において、
    二次転写直前及び二次転写直後での中間転写体の表面電位が次式の関係を満たすようにしたことを特徴とする画像形成装置。
    |二次転写直前の電位|≧|二次転写直後の電位−二次転写直前の電位|
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    中間転写体の二次転写部位下流側に光除電手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、
    シート非通過部に実効転写電流を流した時の、二次転写部の単位長さ(1cm)当たりの全抵抗が1.10MΩ以上となるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1記載の画像形成装置において、
    一次転写及び二次転写時の中間転写体に流れる電流が次式の関係を満たすようにしたことを特徴とする画像形成装置。
    |一次転写の総電流|≧|二次転写の電流|
  5. 請求項1記載の画像形成装置において、
    中間転写体の二次転写部位下流側に一次転写での中間転写体の帯電と同一の極性を付与させるようにした帯電手段を備え、
    前記帯電手段にて中間転写体を帯電させる際に次式の関係を満たすようにしたことを特徴とする画像形成装置。
    |一次転写の総電流+二次転写後帯電手段電流|≧|二次転写の電流|
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