JP2004278283A - 目地構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】外装材の上実部と建具枠との間や外装材どうし間に形成される目地を容易かつ確実にシールすることができる目地構造を提供する。
【解決手段】外装材2の上実部10の下側に、この上実部10の下側にある凹所12の先端開口を塞ぐ目地補助材13を、上実部10の先端面とほぼ面一になるようにして設ける。これによって外装材2はその端部に、目地補助材13と上実部10の先端面との双方からなる広い面積の平坦面を備えることになるので、この平坦面と建具枠4の側面との間に湿式や乾式のシール材20を充填することによって、目地幅を広くすることなく目地11を容易かつ確実にシールすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外装材の上実部と該建具枠との間や外装材どうしの間に形成される目地の目地構造に関する。
建物の壁体に設けられた開口部周縁の建具枠(例えばサッシ枠など)と、建具枠に近接して壁体表面に取付けられた外装材との間の目地の目地構造の一例として、例えば特許文献1に記載の技術が知られている。
この目地構造では、壁体に設けられた建具枠と外装材との間に形成される目地溝に乾式シール材を挿入し、この乾式シール材のシール舌片や頭部鍔板等のシール部を建具枠の側端面と外装材の側端面と圧接することによって、目地のシールを行っている。
特開2000−199285号公報
ところで、壁体に外装材を取付ける場合、隣り合う外装材どうしを上実部と下実部との実矧ぎによって接続することが多い。このように実矧ぎによって外装材を接続していくと、壁体に取付けられているサッシ枠等の建具枠に隣り合う外装材の端部が上実部となる場合がある。
この場合、外装材の端部の上実部を切断すれば、外装材の端部が外装材の厚さ分の広さを有する平坦面となるので、この平坦面と建具枠の側面との間に湿式や乾式のシール材を充填することによって目地を容易にシールすることができる反面、上実部を切断した分、外装材の端部と建具枠との間の目地溝の幅が大きくなり、シール材が大きくなるばかりか、その部分の目地が他の目地より幅が大きくなって、意匠上好ましくない。
そこで、前記上実部を切断することなく、外装材端部と建具枠との間の目地をシールする場合、上実部の先端面の面積が小さく、しかも上実部の下側は、えぐれたような凹所となっているので、乾式や湿式のシール材によって目地をシールする場合に、上実部の端面にシール材を確実に密着させるとともに、前記凹所にシール材を充填するのに手間がかかっていた。
また、近年パネル工法において、工場等において壁パネルの表面に予め外装材を取付けておき、この外装材付き壁パネルを現場で建て込むことにより、現場での外装材の取付けを省略することが行われている。この場合、壁パネルに、複数の外装材を上下の実部による実矧ぎによって接続して取付けているので、互いに隣り合う外装材付き壁パネルの接合部において、互いに隣り合う外装材の端部は一方が上実部となり、他方が下実部となる。そして、外装材付き壁パネルどうしを現場で接合する場合、その接合部において隣り合う外装材どうしは実矧ぎによる接続を行わない場合がある。これは実矧ぎによって接続しようとすると、壁パネルの端部から上下の実部が突出してしまうため、外装材付き壁パネルの搬送中や現場での吊り込み中において、実部が破損する場合があり、この場合その補修もしく外装材の貼り直しに手間がかかるからである。
したがって、壁パネルどうしの接合部においては、互いに隣り合う外装材の実部を切断し、これらの間に形成される目地をシールするようにしている。この場合、互いに隣り合う下実部と上実部の両方を切断すると、目地の幅が大きくなるので、下実部を切断することによって目地の幅が大きくなりすぎないようにすることはできるが、その反面、上実部の先端面の面積が小さく、しかも上実部の下側は、えぐれたような凹所となっているので、乾式や湿式のシール材によって目地をシールする場合に、上実部の端面にシール材を確実に密着させるとともに、前記凹所にシール材を充填するのに手間がかかっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、建具枠と隣り合う外装材の上実部と該建具枠との間に形成される目地や、表面に外装材が予め取付けられてなる壁パネルどうしの接合部における外装材どうしの目地を容易かつ確実にシールすることができる目地構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、壁体1に複数の外装材2が互いに実矧ぎによって接続されて取付けられ、前記壁体1に建具枠(例えばサッシ枠)4が取付けられ、この建具枠4に隣り合う外装材2の端部が上実部10を有し、この上実部10と前記建具枠4との間に目地11が形成された目地構造であって、
前記上実部10の下側には、この上実部10の下側にある凹所12の先端開口を塞ぐ目地補助材13が、前記上実部10の先端面とほぼ面一になるようにして設けられていることを特徴とする。
ここで、凹所12の先端開口とは、建具枠(ケーシング10)4側を向く先端開口のことを意味する。
請求項1に記載の発明によれば、上実部10の下側に、凹所12の先端開口を塞ぐ目地補助材13が、上実部10の先端面とほぼ面一になるようにして設けられているので、外装材2はその端部に、目地補助材13と上実部10の先端面との双方からなる広い面積の平坦面を備えることになる。
したがって、この平坦面と建具枠4の側面との間に湿式や乾式のシール材20を充填することによって、目地幅を広くすることなく目地11を容易かつ確実にシールすることができる。
請求項2に記載の発明は、例えば図9に示すように、表面に外装材2,2が予め取付けられてなる壁パネル1,1どうしの接合部における外装材2,2どうしの目地構造であって、
前記接合部において互いに隣り合う外装材2,2のうちの一方の外装材2の端部が上実部10を有しており、他方の外装材2の下実部が切断されており、
前記上実部10の下側には、この上実部10の下側にある凹所12の先端開口を塞ぐ目地補助材33が、前記上実部12の先端面とほぼ面一になるようにして設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、上実部10の下側に、凹所12の先端開口を塞ぐ目地補助材33が、上実部10の先端面とほぼ面一になるようにして設けられているので、外装材2はその端部に、目地補助材33と上実部10の先端面との双方からなる広い面積の平坦面を備えることになる。
したがって、この平坦面と他方の外装材2の切断された下実部の先端面(平坦面)30aとの間に湿式や乾式のシール材20を充填することによって、目地幅を広くすることなく目地を容易かつ確実にシールすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の目地構造において、
前記目地補助材13は、前記上実部10の下面に密接する密接部13aと、この密接部13aに一体的に形成されて、前記凹所12の先端開口を塞ぐ閉塞部13bと、この閉塞部13bに一体的に形成されて前記外装材2の下面に取付けられる取付部13cとを備えていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、取付部13cを外装材2の下面に取付けることによって、外装材2に予め目地補助材13を取り付けておき、この目地補助材13が取付けられた外装材2を壁体1に取付けることによって、目地補助材13を上実部10の下側に容易に設けることができる。
また、外装材2の下面に取付部13cが取付けられ、密接部13aが上実部10の下面に密接するので、閉塞部13bが取付部13cと密接部13aとによって支持されることになり、この閉塞部13bによって上実部下側の凹所12の先端開口を容易かつ確実に塞ぐことができる。したがって、目地11のシールをより確実なものとすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の目地構造において、
前記密接部13aには、止水材15が取付けられており、この止水材15が前記上実部10の下面に弾性的に密着していることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、目地補助材13の密接部13aに取付けられた止水材15が上実部10の下面に弾性的に密着しているので、上実部10の厚さにバラツキがあっても、このバラツキを止水材15によって吸収して、より確実な目地11のシールを行うことができる。
請求項5に記載の発明は、例えば図4〜図6に示すように、請求項1または2に記載の目地構造において、
前記目地補助材23は、前記凹所12にはまり込む断面四角形状のものであり、上実部10の下面に密接する第1密接面23aと、前記凹所12の底面に密接する第2密接面23bとを有することを特徴とする。
ここで、凹所12の底面とは、上実部10の下面と直交する面のことを意味する。
請求項5に記載の発明によれば、目地補助材23が断面四角形状であるので、下実部10の下側の凹所12に容易に挿入でき、さらに、第1密接面23aを上実部10の下面に密接させ、第2密接面23bを凹所12の底面に密接させることによって、凹所12内への水の侵入を確実に防止できる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の目地構造において、
前記第1および第2密接面23a,23bには、それぞれ止水材25が取付けられており、該止水材25がそれぞれ前記上実部10の下面および凹所12の底面にそれぞれ弾性的に密着していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、第1および第2密接面23a,23bに取付けられた止水材25が上実部10の下面におよび凹所12の底面にそれぞれ弾性的に密着しているので、上実部10の厚さや上実部10の突出長さ(凹所12の深さ)等にバラツキがあっても、このバラツキを止水材25によって吸収して、より確実な目地11のシールを行うことができる。
請求項7に記載の発明は、例えば図7および図8に示すように、請求項1または2に記載の目地構造において、
前記目地補助材33は、前記凹所12にはまり込んで、前記上実部10の下面に密接するとともに、凹所12の先端開口を塞ぐ目地補助材本体34と、
この目地補助材本体34に一体的に形成されて、前記壁体1に固定される固定部35とを備えていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、目地補助材本体34に一体的に形成された固定部35が壁体1に固定されるので、目地補助材本体34が凹所12にはまり込んだ状態で、目地補助材33を確実に固定できる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の目地構造において、
前記固定部35は、予め壁体1に固定されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、固定部35が予め壁体1に固定されているので、壁体1に外装材2を取付ける際に、目地補助材33の目地補助材本体34を、忘れることなく、容易にかつ確実に凹所12にはめ込むことができる。
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、外装材はその端部に、目地補助材と上実部の先端面との双方からなる広い面積の平坦面を備えることになるので、この平坦面と建具枠の側面との間に湿式や乾式のシール材を充填することによって、目地幅を広くすることなく目地部を容易かつ確実にシールすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、外装材はその端部に、目地補助材と上実部の先端面との双方からなる広い面積の平坦面を備えることになるので、この平坦面と他方の外装材の切断された下実部の先端面(平坦面)との間に湿式や乾式のシール材を充填することによって、目地幅を広くすることなく目地を容易かつ確実にシールすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、取付部によって目地補助材が取付けられた外装材を壁体に取付けることによって、目地補助材を上実部の下側に容易に設けることができる。
また、閉塞部が取付部と密接部とによって支持されるので、この閉塞部によって上実部下側の凹所の先端開口を容易かつ確実に塞ぐことができ、よって、目地部のシールをより確実なものとすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、止水材が上実部の下面に弾性的に密着しているので、上実部の厚さにバラツキがあっても、このバラツキを止水材によって吸収して、より確実な目地部のシールを行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得ることができる他、目地補助材が断面四角形状であるので、下実部の下側の凹所に容易に挿入でき、さらに、第1密接面を上実部の下面に密接させ、第2密接面を凹所の底面に密接させることによって、凹所内への水の侵入を確実に防止できる。
請求項6に記載の発明によれば、止水材が上実部の下面におよび凹所の底面にそれぞれ弾性的に密着しているので、上実部の厚さや上実部の突出長さ等にバラツキがあっても、このバラツキを止水材によって吸収して、より確実な目地部のシールを行うことができる。
請求項7に記載の発明によれば、固定部が壁体に固定されるので、目地補助材本体が凹所にはまり込んだ状態で、目地補助材を確実に固定できる。
請求項8に記載の発明によれば、固定部が予め壁体に固定されているので、壁体に外装材を取付ける際に、目地補助材の目地補助材本体を、忘れることなく、容易にかつ確実に凹所にはめ込むことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図3は本発明の第1の実施の形態を示す図であり、図1は、目地構造を示す断面図である。この目地構造における目地は縦目地である。図1において符号1は壁体を示す。
この壁体1は、パネル工法における壁パネルによって構成されたものである。壁パネルは、図示は省略するが、縦横の框材を矩形枠状に組立てて矩形枠を形成し、この矩形枠内に縦横に補強桟材を組み付けてなる枠体の表裏両面にそれぞれ合板等から形成された面材を取付けたものである。
前記壁体1の表面には、外装材2が胴縁3を介して固定されている。胴縁3は横方向(図1では左右方向)に長尺な角材で形成されたもので、上下方向(図1では紙面と直交する方向)に所定間隔で配置されている。これら胴縁3上には縦長の外装材2が固定されている。外装材2の一方の側端部には上実部10が形成されており、他方の側端部には下実部が形成されている。そして、左右に隣り合う外装材2どうしは、実矧ぎによって接続されている。
一方、壁体1の所定の位置には、窓等を構成する矩形の開口部が形成されており、この開口部の周縁部にはサッシ枠(建具枠)4が取付けられている。このサッシ枠4は壁体1に取付けられる取付枠5と、この取付枠5に取付けられて、該取付枠5を屋外側から覆うケーシング6とから構成されている。
なお、壁体2の表面には防水透湿シート7が取付けられており、この防水透湿シート7は取付枠5と壁体2との間まで延出している。また、取付枠5の周縁部の壁体2の表面には防水テープ8が貼付けられており、この防水テープ8は取付枠5の表面に貼付けられている。
サッシ枠4のケーシング6に隣り合う外装材2の端部は上実部10となっており、この上実部10とケーシング6との間に所定幅の目地11が形成されている。
上実部10の下側は凹所12となっている。この凹所12は目地11に沿って上下(図1では紙面と直交する方向)に延在しており、ケーシング6側と壁体1側に開口している。
上実部10の下側には目地補助材13が設けられている。この目地補助材13は目地11に沿って延在するものである。また、目地補助材13は、図1および図2に示すように、帯板状の亜鉛メッキ鋼板を折曲することによって形成されたものであり、上実部10の下面に密接する密接部13aと、この密接部13aに一体的に形成されて、凹所12の先端開口(ケーシング6側を向く開口)を塞ぐ閉塞部13bと、この閉塞部13bに一体的に形成されて外装材2の下面に取付けられる取付部13cとを備えている。
また、密接部13aの左右方向の長さは、凹所12の深さとほぼ等しくなっており、この密接部13aに対して直角に形成された閉塞部13bの上下方向の長さは、凹所12の幅(図1において上下方向の長さ)とほぼ等しくなっており、この閉塞部13bに対して直角でかつ密接部13aと平行に形成された取付部13cはその左右方向の長さが凹所12の深さより長くなっており、外装材2の下面まで達している。したがって、凹所12の先端開口は閉塞部13bによって閉塞され、凹所12の下方開口は取付部13cによって閉塞されている。また、閉塞部13bの表面と上実部10の先端面とはほぼ面一になっており、これによって、ケーシング6に隣り合う外装材2はその端部に、目地補助材13の閉塞部13bと上実部10の先端面との双方からなる広い面積の平坦面を備えることになる。
また、目地補助材13の密接部13aには、止水材15が取付けられており、この止水材15は上実部10の下面に弾性的に密着している。この止水材15は例えば両面ブチルテープ等から形成されており、密接部13aの上面と上実部10の下面に密着している。
さらに、目地補助材13の取付部13cには、両面粘着テープ16が貼付けられおり、この両面粘着テープ16は外装材2の下面に貼付けられており、これによって、目地補助材13の取付部13cが外装材2の下面に取付けられている。
そして、前記外装材2の端部に形成された、目地補助材13の閉塞部13bと上実部10の先端面との双方からなる広い面積の平坦面と、サッシ枠4のケーシング6の側面との間に、乾式のシール材20が充填される。
このシール材20は、目地11に沿って上下(図1および図3では紙面と直交する方向)に延在したものであり、断面略T字状に形成されたシール材本体21とこのシール材本体21から側方斜め上方に突出する複数のシール舌片22とを備えている。シール材本体21とシール舌片22とは、EPDM(エチレンプロピレンジエンターポリマ)の発泡体で形成されている。EPDMの発泡体は、耐熱・耐候性、耐薬品性に優れている。また、可撓性を有しているので、容易に変形させて、隙間等に密着させて取り付けることができる。そして、EPDMの発泡体は、圧縮されることで優れた水密性を発揮するという特徴を有している。
シール材20が充填されると、シール材本体21の上端の鍔部21aが上方に湾曲した状態で上実部10の先端面とケーシング6の側面とに圧接するとともに、シール舌片22が上方に湾曲した状態で目地補助材13の閉塞部13bとケーシング6の側面とに圧接し、これによって、目地11がシールされる。
このように、本実施の形態では、上実部10の下側に、凹所12の先端開口を塞ぐ目地補助材13の閉塞部13bが、上実部10の先端面とほぼ面一になるようにして設けられているので、外装材2はその端部に、目地補助材13の閉塞部13bと上実部10の先端面との双方からなる広い面積の平坦面を備えることになる。したがって、この平坦面とサッシ枠4のケーシング10の側面との間に前記シール材20を充填することによって、目地幅を広くすることなく目地11を容易かつ確実にシールすることができる。
また、目地補助材13の取付部13cを外装材2の下面に取付けることによって、外装材2に予め目地補助材13を取り付け、この目地補助材13が取付けられた外装材2を壁体1に取付けることによって、目地補助材13を上実部10の下側に容易に設けることができる。
また、外装材2の下面に目地補助材13の取付部13cが取付けられ、密接部13aが上実部10の下面に密接するので、閉塞部13bが取付部13cと密接部13aとによって支持されることになり、この閉塞部13bによって上実部下側の凹所12の先端開口を容易かつ確実に塞ぐことができる。したがって、目地11のシールをより確実なものとすることができる。
さらに、目地補助材13の密接部13aに取付けられた止水材15が上実部10の下面に弾性的に密着しているので、上実部10の厚さにバラツキがあっても、このバラツキを止水材15によって吸収して、より確実な目地11のシールを行うことができる。
なお、本実施の形態では、目地11に乾式のシール材20を充填する場合を例にとって説明したが、目地11には乾式のシール材20に代えて湿式のシール材を充填してもよい。
(第2の実施の形態)
図4〜図6は本発明の第2の実施の形態を示す図であり、図4は、目地構造を示す断面図、図5は同斜視図である。
これらの図に示す第2の実施の形態が、前記図1〜図3に示す第1の実施の形態と異なる点は、外装材2の上実部10の下側に設ける目地補助材の構成であるので、以下ではこの点について詳しく説明し、その他の共通部分については同一符号を付してその説明を簡略化ないしは省略する。
上実部10の下側には目地補助材23が設けられている。この目地補助材23は目地11に沿って延在するものである。また、目地補助材23は、前記凹所12にはまり込む断面正方形形状のものであり、上実部10の下面に密接する第1密接面23aと、凹所12の底面に密接する第2密接面23bとを有している。第2密接面23bは第1密接面23aに対して直角であり、第2密接面23bと平行な面23cが凹所12の先端開口を塞ぐ閉塞面23cとされ、第1密接面23aと平行な面23dが凹所12の下方開口を塞ぐ閉塞面23dとされている。また、閉塞面23cと上実部10の先端面とはほぼ面一になっており、これによって、ケーシング6に隣り合う外装材2はその端部に、目地補助材23の閉塞面23cと上実部10の先端面との双方からなる広い面積の平坦面を備えることになる。また、前記目地補助材23はEPDM(エチレンプロピレンジエンターポリマ)の発泡体で形成されている。
また、目地補助材23の密接部23aと23bには、それぞれ止水材15が取付けられており、これら止水材15,15はそれぞれ上実部10の下面と、凹所12の底面とに弾性的に密着している。この止水材25は例えば両面ブチルテープ等から形成されており、この両面ブチルテープによって目地補助材23が外装材2に取付けられている。
そして、前記外装材2の端部に形成された、目地補助材23の閉塞面23cと上実部10の先端面との双方からなる広い面積の平坦面と、サッシ枠4のケーシング6の側面との間に、前記乾式のシール材20が充填される。
シール材20が充填されると、シール本体21の上端の鍔部21aが上方に湾曲した状態で上実部10の先端面とケーシング6の側面とに圧接するとともに、シール舌片22が上方に湾曲した状態で目地補助材23の閉塞面23cとケーシング6の側面とに圧接し、これによって、目地11がシールされる。
なお、図5において、符号26は、外装材2の横目地に充填された湿式のシール材を示す。
このように、本実施の形態では、上実部10の下側に、凹所12の先端開口を塞ぐ目地補助材23の閉塞面23cが、上実部10の先端面とほぼ面一になるようにして設けられているので、外装材2はその端部に、目地補助材23の閉塞面23cと上実部10の先端面との双方からなる広い面積の平坦面を備えることになる。したがって、この平坦面とサッシ枠4のケーシング10の側面との間に前記シール材20を充填することによって、目地幅を広くすることなく目地11を容易かつ確実にシールすることができる。
また、目地補助材23を止水材(両面ブチルテープ)15によって、上実部10の下面および凹所12の底面に取付けることによって、外装材2に予め目地補助材23を取り付け、この目地補助材23が取付けられた外装材2を壁体1に取付けることによって、目地補助材23を上実部10の下側に容易に設けることができる。
また、目地補助材23が断面正方形状であるので、下実部10の下側の凹所12に容易に挿入でき、さらに、第1密接面23aを止水材25を介して上実部10の下面に密接させ、第2密接面23bを止水材25を介して凹所12の底面に密接させることによって、凹所12内への水の侵入を確実に防止できる。
さらに、目地補助材23の第1密接面23aおよび第2密接面23bに取付けられた止水材15が上実部10の下面におよび凹所12の底面にそれぞれ弾性的に密着しているので、上実部10の厚さや上実部10の突出長さ(凹所12の深さ)等にバラツキがあっても、このバラツキを止水材15によって吸収して、より確実な目地部のシールを行うことができる。
なお、本実施の形態では、目地11に乾式のシール材20を充填する場合を例にとって説明したが、目地11には乾式のシール材20に代えて湿式のシール材を充填してもよい。
(第3の実施の形態)
図7および図8は本発明の第3の実施の形態を示す図であり、図7は、目地構造を示す断面図、図8は目地補助材の断面図である。
これらの図に示す第3の実施の形態が、前記図1〜図3に示す第1の実施の形態と異なる点は、外装材2の上実部10の下側に設ける目地補助材の構成であるので、以下ではこの点について詳しく説明し、その他の共通部分については同一符号を付してその説明を簡略化ないしは省略する。
図7および図8に示すように、目地補助材33は、目地11の長さ方向(図7において紙面と直交する方向)に沿って長尺なものであり、目地補助部材本体34と固定部35とによって構成されている。
目地補助部材本体34は、断面略ロ字状のものであり、前記凹所12とほぼ同形状に形成され、これによって凹所12にはまり込むことができるようになっている。
また、目地補助部材本体34の上面には、凸条34aが形成されており、この凸条34より右側の上面に粘着剤Sが塗布されている。この粘着剤Sは、例えば、ホットメルト粘着剤であり、室温で粘着性があり、わずかな圧力を加えるだけで付着することができるものである。そして、目地補助材本体34の上面は粘着材Sによって上実部10の下面に密接されている。つまり、目地補助材本体34の上面に、粘着剤Sを前記凸条34aより厚くなるように塗布しておき、目地補助材本体34を凹所12にはめ込むとともに、粘着剤Sを上実部10の下面に押し付けることによって、目地補助材本体34の上面を上実部10の下面に密接させる。このとき、凹所12の先端開口が目地補助部材本体34によって塞がれる。
また、前記凸条34aは上実部10の下面に当接することによって、シール材20の上端の鍔部21aや、シール舌片22が上実部10の下面と、目地補助材本体34の上面との間に入り込むのを防止している。
前記固定部35は、断面L字状のものであり、前記目地補助材本体34から下方に延出する延出部35aと、この延出部35aの先端部に形成された固定片35bとから構成されており、この固定片35bが壁体1にステープル等によって固定されている。本例では、壁体1はパネル工法における壁パネルであり、この壁パネル1の表面に工場等において、予め胴縁2を介して外装材3が取付けられている。この外装材付き壁パネルの壁パネル1に工場等において予め目地補助材33をその固定部35によって固定しておく。
そして、前記外装材2の端部に形成された、目地補助材本体34の側面と上実部10の先端面との双方からなる広い面積の平坦面と、サッシ枠4のケーシング6の側面との間に、前記乾式のシール材20が充填される。
シール材20が充填されると、シール本体21の上端の鍔部21aが上方に湾曲した状態で上実部10の先端面とケーシング6の側面とに圧接するとともに、シール舌片22が上方に湾曲した状態で目地補助材33の目地補助材本体34の側面とケーシング6の側面とに圧接し、これによって、目地11がシールされる。
このように、本実施の形態では、上実部10の下側に、凹所12の先端開口を塞ぐ目地補助材本体34の側面が、上実部10の先端面とほぼ面一になるようにして設けられているので、外装材2はその端部に、目地補助材本体34の側面と上実部10の先端面との双方からなる広い面積の平坦面を備えることになる。したがって、この平坦面とサッシ枠4のケーシング10の側面との間に前記シール材20を充填することによって、目地幅を広くすることなく目地11を容易かつ確実にシールすることができ、しかも、目地補助材本体34に一体的に形成された固定部35が壁体1に固定されるので、目地補助材本体34が凹所12にはまり込んだ状態で、目地補助材33を確実に固定できる。
また、目地補助材33の固定部35が予め壁パネル1に固定されているので、壁体1に胴縁3を介して外装材2を取付ける際に、目地補助材33の目地補助材本体34を、忘れることなく、容易にかつ確実に凹所12にはめ込むことができる。
(第4の実施の形態)
図9は本発明の第4の実施の形態の目地構造を示す断面図である。
本実施の形態の目地構造は、壁パネル1,1どうしの接合部における外装材どうしの目地構造である。なお、本例で使用する目地補助材は第3の実施の形態で使用した目地補助材33である。
壁パネル1の表面には、工場等において予め胴縁3を介して外装材2を取り付けられており、このような外装材付き壁パネルは、現場で互いに接合される。
壁パネル1,1の接合部において、互いに隣り合う外装材2,2のうちの一方の外装材2の端部は上実部10を有している。また、他方の外装材2の下実部は切断されており、これによって他方の外装材2の端部の先端部には平坦面30aが形成されている。
また、上実部10の下側には、この上実部10の下側にある凹所12の先端開口を塞ぐ目地補助材33が、上実部10の先端面とほぼ面一になるようにして設けられている。つまり、第3の実施の形態と同様に、目地補助材本体34の上面に、粘着剤Sを塗布しておき、目地補助材本体34を凹所12にはめ込むとともに、粘着剤Sを上実部10の下面に押し付けることによって、目地補助材本体34の上面を上実部10の下面に密接させる。このとき、凹所12の先端開口が目地補助部材本体34によって塞がれる。また、外装材付き壁パネルの壁パネル1に工場等において予め目地補助材33をその固定部35によって固定しておく。
そして、一方の外装材2の端部に形成された、目地補助材本体34の側面と上実部10の先端面との双方からなる広い面積の平坦面と、他方の外装材2の端部に形成された平坦面30aとの間に、前記乾式のシール材20が充填される。
シール材20が充填されると、シール本体21の上端の鍔部21aが上方に湾曲した状態で上実部10の先端面と平坦面30aとに圧接するとともに、シール舌片22が上方に湾曲した状態で目地補助材33の目地補助材本体34の側面と平坦面30aとに圧接し、これによって、目地11がシールされる。
このように、本実施の形態では、上実部10の下側に、凹所12の先端開口を塞ぐ目地補助材33の目地補助材本体34が、上実部10の先端面とほぼ面一になるようにして設けられているので、外装材2はその端部に、目地補助材本体34の側面と上実部の先端面との双方からなる広い面積の平坦面を備えることになる。
したがって、この平坦面と他方の外装材2の切断された下実部の先端面(平坦面)30aとの間にシール材20を充填することによって、目地幅を広くすることなく目地を容易かつ確実にシールすることができる。
また、目地補助材33の固定部35が予め外装材付き壁パネル1の壁パネルに固定されているので、壁パネルに胴縁3を介して外装材2を取付ける際に、目地補助材33の目地補助材本体34を、忘れることなく、容易にかつ確実に凹所12にはめ込むことができる。
なお、本実施の形態で壁パネル1,1どうしの接合部における外装材2,2どうしの目地構造において、上実部10の下側に目地補助材33を設けたが、この目地補助材33に替えて、第1の実施の形態における目地補助材13や第2の実施の形態の目地補助材23を設けてもよい。
本発明の目地構造の第1例を示すもので、その断面図である。 同、目地に設けられる補助目地材の断面図である。 同、目地に充填される乾式のシール材を示す断面図である。 本発明の目地構造の第2例を示すもので、その断面図である。 同、目地構造の斜視図である。 同、目地に充填される乾式のシール材を示す断面図である。 本発明の目地構造の第3例を示すもので、その断面図である。 同、目地補助材の断面図である。 本発明の目地構造の第4例を示すもので、その断面図である。
符号の説明
1 壁体(壁パネル)
2 外装材
3 サッシ枠(建具枠)
6 ケーシング
10 上実部
11 目地
12 凹所
13,23,33 目地補助材
13a 密接部
13b 閉塞部
13c 取付部
15,25 止水材
34 目地補助材本体
35 固定部

Claims (8)

  1. 壁体に複数の外装材が互いに実矧ぎによって接続されて取付けられ、前記壁体に建具枠が取付けられ、この建具枠に隣り合う外装材の端部が上実部を有し、この上実部と前記建具枠との間に目地が形成された目地構造であって、
    前記上実部の下側には、この上実部の下側にある凹所の先端開口を塞ぐ目地補助材が、前記上実部の先端面とほぼ面一になるようにして設けられていることを特徴とする目地構造。
  2. 表面に外装材が予め取付けられてなる壁パネルどうしの接合部における外装材どうしの目地構造であって、
    前記接合部において互いに隣り合う外装材のうちの一方の外装材の端部が上実部を有しており、他方の外装材の下実部が切断されており、
    前記上実部の下側には、この上実部の下側にある凹所の先端開口を塞ぐ目地補助材が、前記上実部の先端面とほぼ面一になるようにして設けられていることを特徴とする目地構造。
  3. 請求項1または2に記載の目地構造において、
    前記目地補助材は、前記上実部の下面に密接する密接部と、この密接部に一体的に形成されて、前記凹所の先端開口を塞ぐ閉塞部と、この閉塞部に一体的に形成されて前記外装材の下面に取付けられる取付部とを備えていることを特徴とする目地構造。
  4. 請求項3に記載の目地構造において、
    前記密接部には、止水材が取付けられており、この止水材が前記上実部の下面に弾性的に密着していることを特徴とする目地構造。
  5. 請求項1または2に記載の目地構造において、
    前記目地補助材は、前記凹所にはまり込む断面四角形状のものであり、上実部の下面に密接する第1密接面と、前記凹所の底面に密接する第2密接面とを有することを特徴とする目地構造。
  6. 請求項5に記載の目地構造において、
    前記第1および第2密接面には、それぞれ止水材が取付けられており、該止水材がそれぞれ前記上実部の下面および凹所の底面にそれぞれ弾性的に密着していることを特徴とする目地構造。
  7. 請求項1または2に記載の目地構造において、
    前記目地補助材は、前記凹所にはまり込んで、前記上実部の下面に密接するとともに、凹所の先端開口を塞ぐ目地補助材本体と、
    この目地補助材本体に一体的に形成されて、前記壁体に固定される固定部とを備えていることを特徴とする目地構造。
  8. 請求項7に記載の目地構造において、
    前記固定部は、予め壁体に固定されていることを特徴とする目地構造。
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