JP2004275643A - 電気炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】白米以外の炊飯に引き続いて保温を行う場合あるいは保温キーの操作により保温を行う場合におけるご飯の状態の改善と省エネとを図る。
【解決手段】炊飯動作に引き続き保温動作を行う場合および保温開始手段(保温キー)による保温動作を開始した場合には保温温度を低温とする低温保温制御が行われるが、白米以外の炊飯動作に引き続き保温動作を行う場合あるいは保温開始手段(保温キー)による保温動作を開始する場合には、低温保温時間を短縮するようにしたことにより、ご飯状態に合わせた保温制御による保温を行うことができるとともに、低温保温時間の短縮により省エネを達成する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、電気炊飯器に関し、さらに詳しくは電気炊飯器の保温制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電気炊飯器においては、保温温度が低くなると腐敗菌が増殖し易く、風味が損なわれる一方、保温温度が高くなるとご飯は黄変ないし褐変するという問題がある。
【0003】
ところで、炊飯に引き続いて保温制御を行う場合と、保温開始手段として作用する保温キーを操作することにより保温制御を行う場合とがあり、両者では保温すべきご飯の状態が大きく相異しているため、同一の保温制御を行うとご飯の状態が悪くなる場合がある。
【0004】
そこで、炊飯終了に引き続いて保温を行う場合には、まず低温で保温を行い、その後所定時間が経過した時点で保温温度を上げて行き、保温キーの操作により保温を行う場合には、高温で保温を行うようにした電気炊飯器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、電気炊飯器では、白米を炊飯するだけでなく、白米以外のメニュー(例えば、炊き込みご飯やおこわ)を炊飯する場合があるが、炊き込みご飯やおこわの場合、長時間の保温(換言すれば、低温による保温)に適さない。そこで、白米以外の炊飯に引き続いて保温を行う場合には、低温保温に移行しないようにした電気炊飯器が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特許第3298093号公報
【特許文献2】
特許第3076723号公報。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記特許文献1に開示されている電気炊飯器の場合、保温キーの操作による保温では、高温保温を行うこととなっているため、ご飯の温度によっては黄変したり褐変したりするおそれがあるとともに、消費電力もかさむという不具合がある。
【0008】
一方、上記特許文献2に開示されている電気炊飯器の場合、白米以外(炊き込みご飯やおこわ)の炊飯に引き続いて保温を行うときには、低温保温に移行しないように(換言すれば、高温保温を行うように)しているため、ご飯が固くなるおそれがあるとともに、消費電力がかさむという不具合がある。
【0009】
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、白米以外の炊飯に引き続いて保温を行う場合あるいは保温キーの操作により保温を行う場合におけるご飯の状態の改善と省エネとを図ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、炊飯動作を行う炊飯制御手段と、ご飯の温度を低温と高温とに切り替えて保温動作を行う保温制御手段と、前記保温制御手段による保温動作のみを開始させる保温開始手段とを備えた電気炊飯器において、前記保温制御手段は、前記炊飯制御手段による炊飯動作に引き続き保温動作を行う場合および前記保温開始手段による保温動作を開始した場合には保温温度を低温とする低温保温制御を行うとともに、前記炊飯制御手段による白米以外の炊飯動作に引き続き保温動作を行う場合あるいは前記保温開始手段による保温動作を開始する場合には、前記保温制御手段による低温保温時間を短縮するようにしている。
【0011】
上記のように構成したことにより、炊飯動作に引き続き保温動作を行う場合および保温開始手段による保温動作を開始した場合には保温温度を低温とする低温保温制御が行われるが、白米以外の炊飯動作に引き続き保温動作を行う場合あるいは保温開始手段による保温動作を開始する場合には、低温保温時間が短縮されることとなり、ご飯状態に合わせた保温制御による保温を行うことができるとともに、低温保温時間の短縮により省エネを達成することができる。
【0012】
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段を備えた電気炊飯器において、前記保温制御手段による低温保温終了後には段階的に保温温度を上げていくこともでき、そのようにした場合、ご飯の腐敗を防止しつつ黄変・褐変をも防止することができる。
【0013】
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第3の手段として、上記第2の手段を備えた電気炊飯器において、段階的に保温温度を上げる際には、高温保温温度よりも高い温度まで加熱する短時間の昇温工程を実施することもでき、そのようにした場合、腐敗菌の増殖を抑制することができる。
【0014】
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第4の手段として、上記第1、第2又は第3の手段を備えた電気炊飯器において、前記保温開始手段による低温保温時には、保温経過時間に対応して加熱出力を段階的に上げて行くこともでき、そのようにした場合、保温開始手段による保温ではご飯の状態が一定しないが、加熱出力を上げていくことで、ご飯の腐敗を防止できる。
【0015】
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第5の手段として、上記第1、第2、第3又は第4の手段を備えた電気炊飯器において、前記保温開始手段による保温動作開始時には、ご飯の温度に応じて低温保温温度を変えることもでき、そのようにした場合、保温開始手段による保温ではご飯の状態が一定しないが、ご飯の温度に応じて低温保温温度を変えることにより、ご飯の状態に対応した保温制御が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、本願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【0017】
この電気炊飯器は、内部に炊飯用の飯器3を収納し得るように構成され且つ空間部4を有する二重構造の炊飯器本体1と、該炊飯器本体1の上部開口を開閉自在に覆蓋する蓋体2とを備えている。
【0018】
前記炊飯器本体1は、外側壁となる胴部5aと底壁となる底部5bとを有する合成樹脂の一体成形品からなる外ケース5と、内周壁となる合成樹脂製の有底筒状の保護枠6と、該保護枠6の上端と前記外ケース5の上端とを結合する合成樹脂製の肩部材7とによって構成されており、前記外ケース5、保護枠6および肩部材7に囲まれて前記空間部4が形成されている。なお、前記保護枠6内には、前記飯器3が取り出し可能に収納されることとなっている。
【0019】
前記保護枠6の底面中央部には、飯器温度を検出するための温度検出手段として作用するセンタセンサー8を臨ませるためのセンサー穴9が形成されている。
【0020】
前記センサー穴9を包囲するように炊飯時における加熱手段として作用する環状の電磁誘導コイル(以下、ワークコイルという)10が前記保護枠6の底面および該底面から側周面に至る間の湾曲部に対応して配設されている。該ワークコイル10は、交番磁界(換言すれば、電磁波)を発生するものであり、該交番磁界の電磁誘導により前記飯器3に誘導渦電流を発生させ、該誘導渦電流の抵抗熱を利用して加熱するものとされている。なお、飯器3は、ワークコイル10により誘導渦電流を発生させることのできる材質(例えば、磁性体材料)により構成される。
【0021】
前記ワークコイル10は、前記保護枠6の底面に対して固定されたコイルダイ11と前記保護枠6の底面との間に挟持されている。符号12はフェライトコアであり、ワークコイル10による磁気が下方に存在する機器に対して影響を及ぼさないように遮閉する作用をなす。
【0022】
前記センサー穴9内には、前記飯器3の底部に対して接触するようにしてセンタセンサー8が設けられている。また、前記保護枠6の側周面には、保温時における加熱手段として作用する保温ヒータ13が取り付けられている。
【0023】
前記炊飯器本体1の底部(即ち、外ケース5の底部5b)には、前記ワークコイル10の通電制御を行うためのパワートランジスタおよび整流用ダイオードブリッジ(図示省略)等の電子部品へ冷却風を圧送する電子部品冷却ファン14が配設されている。また、前記炊飯器本体1の底壁(具体的には、外ケース5の底部5b)には、前記電子部品冷却ファン14に対向して空気入口15が形成されている。
【0024】
一方、前記蓋体2は、外面を構成する合成樹脂製の上板16と、内面を構成する合成樹脂製の下板17とによって構成されており、前記上下板16,17に囲まれた空間部18には、断熱材19が配設されている。
【0025】
この蓋体2は、前記肩部材7の一側に形成されたヒンジユニット20を介して炊飯器本体1に対して弧回動自在且つ着脱自在に取り付けられている。
【0026】
そして、前記蓋体2の中央部には、前記上板16から垂設された筒部21が形成されており、該筒部21内には、炊飯時に発生する水蒸気を外部へ排出するための蒸気排出通路22を有するスチームキャップ23が着脱自在に取り付けられている。該スチームキャップ23内には、調圧弁として作用するボール弁24が配設されている。前記スチームキャップ23の下端には、前記蓋体2の閉止時に前記飯器3の開口部3aを密閉するための熱良導体(例えば、アルミ合金)からなる放熱板25が取り付けられている。符号26はスチームキャップ23への蒸気入口、27はスチームキャップ24からの蒸気出口、28は放熱板25に形成された蒸気口、29は放熱板25の周縁と飯器3の開口部3aとの間をシールするシールパッキン、30は放熱板25と蓋体下板17との間をシールするシールパッキンである。
【0027】
前記肩部材7には、肩ヒータ31が設けられており、該肩ヒータ31に対しては、前記蓋体2の閉止時に放熱板25の外周縁が圧接され、放熱板25は肩ヒータ31からの熱伝導により加熱されることとなっている。この肩ヒータ31は、断面逆U字状のヒータリング32と、該ヒータリング32内に配設された発熱体33とからなっている。
【0028】
また、前記蓋体2には、前記放熱板25の内方に位置し、該放熱板25との間に空間部を介在させた状態で前記飯器3の開口部3aより内方に臨ませ且つその外周を前記飯器3の内周面に近接させて支持された熱良導体からなる内蓋34が設けられている。該内蓋34は、前記スチームキャップ23の中心部に下向きに突設された支持軸35に対して着脱自在に嵌着されるシールパッキン36に取り付けられている。
【0029】
前記炊飯器本体1内の側方部位(例えば、ヒンジユニット20側)おける空間部4には、送風ファン37が前記肩部材7に取り付けられた状態で配置されている。該送風ファン37は、スクロールタイプのファンケーシングを有する遠心ファンとされている。
【0030】
前記送風ファン37の吐出口37aには、ダクト38が接続されており、該ダクト38の上端は、前記肩部材7に形成された環状通路39の入口39aに臨まされている。また、前記肩部材7には、前記環状通路39と前記飯器3と前記保護枠6との間に形成される環状の隙間Cの上部とを連通する複数の連通口40が形成されている。つまり、前記送風ファン37からの送風は、前記ダクト38、環状通路39および連通口40を介して前記隙間Cの上部へ供給されることとなっているのである。符号41は前記外ケース5の胴部5aの下部に形成された空気取り入れ口である。
【0031】
前記炊飯器本体1の反ヒンジ側(即ち、蓋体2をロックするロック機構42が設けられている側)における空間部4には、ワークコイル10、保温ヒータ13および肩ヒータ31等への通電制御を司る制御ユニットが組み込まれた制御基板43が配設される一方、前記肩部材7における反ヒンジ側(即ち、蓋体2をロックするロック機構42が設けられている側)には、各種操作スイッチ類(例えば、炊飯スイッチ、予約スイッチ等)および表示装置として作用する液晶表示装置を備えた操作パネル部44が設けられている。
【0032】
前記操作パネル部44には、図2に示すように、炊飯キー46、予約キー47、取消キー48、保温キー49、再加熱キー50、メニューキー51、液晶表示装置52、時キー53および分キー54が設けられている。該液晶表示装置52の周辺には、メニュースイッチ51の操作に応じて液晶表示装置52の矢印52aが移動して表示される各種メニュー(「白米」、「早炊き」、「玄米」、「おかゆ」、「炊込み」、「おこわ」および「ピラフ」)が表示されている。また、この液晶表示装置52には、現在時刻を表示する時刻表示部52bと前記センタセンサー8により検出された飯器温度を表示する温度表示部52cとを備えている。ここで、前記保温スイッチ49は、1回の押圧操作により通常保温が選択され、2回の押圧操作により低温保温が選択されることとなっている。
【0033】
ついで、図3に示す電気回路図に基づいて、本実施の形態にかかる電気炊飯器における電気的構成を説明する。なお、図1および図2に示された各部に対応する部分には同一の参照符号を付して示す。
【0034】
商用交流電源55からの電力は、飯器3の異常加熱を検知して溶断する温度ヒューズ56および整流回路57を経てワークコイル10に供給されるとともに、保温ヒータ13および肩ヒータ31にも供給されることとなっている。符号58は平滑コンデンサ、59は共振コンデンサ、60,61はヒータ駆動回路、62は交流電源55の非接続時に作動する補助電源として作用するバックアップ電池である。
【0035】
前記ワークコイル10には、マイクロコンピュータユニット(以下、マイコンと略称する)63からIGBTドライブ回路64を経た指令によりON/OFF制御されるパワートランジスタ65からの制御信号が与えられることとなっている。
【0036】
前記マイコン63は、所定のプログラムに従ってパワートランジスタ65の制御を行い、これによりワークコイル10への通電を制御する。この通電制御は、前記センターセンサ8(図1参照)内に内蔵されたサーミスタ66からの出力信号に基づいて行なわれる。
【0037】
ついで、図4〜図7に示すフローチャートおよび図8〜図12に示すタイムチャートを参照して、本実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御について詳述する。
(I) 保温制御I
図4に示すフローチャートを参照して、保温制御Iについて説明する。
【0038】
ステップS1において炊飯が終了したか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップS2において白米炊飯であったか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップS3において低温保温制御が実行される。該低温保温制御は、図8のタイムチャートに示すように、温度センサー8の検出温度Tを低温設定温度Ts(例えば、68℃)に維持する制御を行う。
【0039】
該低温保温制御は、ステップS4において炊飯終了後ご飯温度が低温設定温度Tsにまで低下した時点から所定時間t(例えば、4時間)が経過したと判定されるまで継続する。ステップS4において肯定判定された場合には、ステップS5において温度センサー8の検出温度Tを高温設定温度Ts(例えば、72℃)より高い設定温度Tsh(例えば、110℃)にまで昇温させる昇温工程が実行される。該昇温工程においては、検出温度Tが設定温度Tshに到達した時点でワークコイル10への通電が停止されることとなっており、昇温工程の時間は極めて短い。
【0040】
ステップS6において昇温工程が終了したと判定されると、ステップS7において中温保温制御が実行される。該中温保温制御は、図8のタイムチャートに示すように、温度センサー8の検出温度Tを上記低温設定温度Tsより高い中温設定温度Ts(例えば、70℃)に維持する制御を行う。
【0041】
該中温保温制御は、ステップS8において所定時間t(例えば、7時間)が経過したと判定されるまで継続する。ステップS8において肯定判定された場合には、ステップS9において温度センサー8の検出温度Tを高温設定温度Ts(例えば、72℃)より高い設定温度Tsh(例えば、110℃)にまで昇温させる昇温工程が実行される。該昇温工程においては、検出温度Tが設定温度Tshに到達した時点でワークコイル10への通電が停止されることとなっており、昇温工程の時間は極めて短い。
【0042】
ステップS10において昇温工程が終了したと判定されると、ステップS11において高温保温制御が実行される。該高温保温制御は、図8のタイムチャートに示すように、温度センサー8の検出温度Tを上記中温設定温度Tsより高い高温設定温度Ts(例えば、72℃)に維持する制御を行う。
【0043】
一方、ステップS2において否定判定された場合(即ち、白米以外の炊飯=例えば、炊き込み炊飯あるいはおこわ炊飯の場合)には、ステップS12に進み、低温保温制御が実行される。該低温保温制御は、図9のタイムチャートに示すように、温度センサー8の検出温度Tを低温設定温度Ts(例えば、68℃)に維持する制御を行う。
【0044】
該低温保温制御は、ステップS13において炊飯終了後ご飯温度が低温設定温度Tsにまで低下した時点から所定時間t′(例えば、1時間)<tが経過したと判定されるまで継続する。ステップS13において肯定判定された場合には、ステップS5に進み、前述した以後の制御が実行される。
【0045】
さらに、ステップS1において否定判定された場合、ステップS14に進む。ここで保温キー49がON操作されると、ステップS15に進み、低温保温制御が実行される。該低温保温制御は、図9のタイムチャートに示すように、温度センサー8の検出温度Tを低温設定温度Ts(例えば、68℃)に維持する制御を行う。
【0046】
該低温保温制御は、ステップS16において保温キー49のON操作時から所定時間t′(例えば、1時間)<tが経過したと判定されるまで継続する。ステップS16において肯定判定された場合には、ステップS5に進み、前述した以後の制御が実行される。
【0047】
上記したように、この場合、炊飯動作に引き続き保温動作を行う場合および保温キー49による保温動作を開始した場合には保温温度を低温とする低温保温制御が行われるが、白米以外の炊飯動作に引き続き保温動作を行う場合あるいは保温キー49による保温動作を開始する場合には、白米炊飯に引き続いて低温保温を行う場合の低温保温時間t(例えば、6時間)より短い低温保温時間t′(例えば、1時間)に短縮されることとなっている。従って、ご飯状態に合わせた保温制御による保温を行うことができるとともに、低温保温時間の短縮により省エネを達成することができる。しかも、前記低温保温終了後には段階的に保温温度を上げていくようにしているので、ご飯の腐敗を防止しつつ黄変・褐変をも防止することができる。さらに、段階的に保温温度を上げる際には、高温保温温度Tsよりも高い温度Tshまで加熱する短時間の昇温工程を実施するようにしているので、腐敗菌の増殖を抑制することができる。
(II) 保温制御II
図5に示すフローチャートを参照して、保温制御IIについて説明する。
【0048】
ステップS1において保温キー49がON操作されると、ステップS2において保温制御が保留される。該保温制御の保留は、飯器3内に入れられたご飯の温度を温度センサー8により検出できるまで待機するために行う。この保温制御保留は、ステップS3において3分が経過したと判定されるまで継続される。
【0049】
ステップS3において肯定判定された場合には、ステップS4において温度センサー8の検出温度(換言すれば、ご飯温度)Tがマイコン63に入力され、ステップS5において検出温度Tと設定温度Ts(例えば、68℃)との比較がなされ、ここでT≦Tsと判定された場合には、ステップS6において低温保温制御が実行される。該低温保温制御は、図10のタイムチャートに示すように、温度センサー8の検出温度Tを低温設定温度Ts(例えば、68℃)に維持する制御を行う。
【0050】
該低温保温制御は、ステップS7において保温キー49のON操作時から所定時間t′(例えば、1時間)が経過したと判定されるまで継続する。ステップS7において肯定判定された場合には、ステップS8において温度センサー8の検出温度Tを高温設定温度Ts(例えば、72℃)より高い設定温度Tsh(例えば、110℃)にまで昇温させる昇温工程が実行される。該昇温工程においては、検出温度Tが設定温度Tshに到達した時点でワークコイル10への通電が停止されることとなっており、昇温工程の時間は極めて短い。
【0051】
ステップS9において昇温工程が終了したと判定されると、ステップS10において中温保温制御が実行される。該中温保温制御は、図10のタイムチャートに示すように、温度センサー8の検出温度Tを上記低温設定温度Tsより高い中温設定温度Ts(例えば、70℃)に維持する制御を行う。
【0052】
該中温保温制御は、ステップS11において所定時間t(例えば、7時間)が経過したと判定されるまで継続する。ステップS11において肯定判定された場合には、ステップS12において温度センサー8の検出温度Tが高温設定温度Ts(例えば、72℃)より高い設定温度Tsh(例えば、110℃)にまで昇温させる昇温工程が実行される。該昇温工程においては、検出温度Tが設定温度Tshに到達した時点でワークコイル10への通電が停止されることとなっており、昇温工程の時間は極めて短い。
【0053】
ステップS13において昇温工程が終了したと判定されると、ステップS14において高温保温制御が実行される。該高温保温制御は、図10のタイムチャートに示すように、温度センサー8の検出温度Tを上記中温設定温度Tsより高い高温設定温度Ts(例えば、72℃)に維持する制御を行う。
【0054】
一方、ステップS5においてT>Tsと判定された場合には、ステップS10に直接進み、中温保温制御が実行され、以後前述した制御が実行される(図11のタイムチャート参照)。つまり、この場合、低温保温制御およびその後の昇温工程が省略されるのである。
【0055】
上記したように、この場合にも、低温保温時間の短縮により省エネを達成することができるし、前記低温保温終了後には段階的に保温温度を上げていくようにしているので、ご飯の腐敗を防止しつつ黄変・褐変をも防止することができる。さらに、段階的に保温温度を上げる際には、高温保温温度Tsよりも高い温度Tshまで加熱する短時間の昇温工程を実施するようにしているので、腐敗菌の増殖を抑制することができる。
【0056】
さらに、保温キー49のON操作による保温動作開始時には、ご飯の温度に応じて低温保温温度を変える(換言すれば、ご飯の温度が高いときには、低温保温を省略する)ようにしているので、保温キー49による保温ではご飯の状態が一定しないが、ご飯の温度に応じて低温保温温度を変えることにより、ご飯の状態に対応した保温制御が得られる。
【0057】
なお、上記低温保温制御中においては、保温経過時間に対応させてワークコイル10の出力を徐々に高くしていく(例えば、デューティ比を1/16→2/16→3/16・・と変えて行く)のがご飯の腐敗を防止する上で望ましい。
【0058】
また、昇温工程における設定温度Tshを炊飯から引き続いて保温を行う場合より高く設定することもできる。そのようにすると、保温中におけるご飯の腐敗をより一層抑制することができる。
(III) 保温制御III
図6に示すフローチャートを参照して、保温制御IIIについて説明する。
【0059】
ステップS1において保温キー49がON操作されると、ステップS2において再加熱制御が実行される。該再加熱制御は、再加熱キー50をON操作した時と同様な制御であり、昇温工程におけると同等の温度に加熱する。再加熱制御を行う理由は、保温キー49のON操作時におけるご飯の状態が判別できないところから、再加熱制御によりご飯状態を安定させるためである。
【0060】
ステップS3において再加熱制御が終了したと判定されると、ステップS4において低温保温制御が実行される。該低温保温制御は、図12のタイムチャートに示すように、温度センサー8の検出温度Tを低温設定温度Ts(例えば、68℃)に維持する制御を行う。
【0061】
該低温保温制御は、ステップS5において再加熱終了後から所定時間t(例えば、4時間)が経過したと判定されるまで継続する。ステップS5において肯定判定された場合には、ステップS6において温度センサー8の検出温度Tを高温設定温度Ts(例えば、72℃)より高い設定温度Tsh(例えば、110℃)にまで昇温させる昇温工程が実行される。該昇温工程においては、検出温度Tが設定温度Tshに到達した時点でワークコイル10への通電が停止されることとなっており、昇温工程の時間は極めて短い。
【0062】
ステップS7において昇温工程が終了したと判定されると、ステップS8において中温保温制御が実行される。該中温保温制御は、図12のタイムチャートに示すように、温度センサー8の検出温度Tを上記低温設定温度Tsより高い中温設定温度Ts(例えば、70℃)に維持する制御を行う。
【0063】
該中温保温制御は、ステップS9において所定時間t(例えば、7時間)が経過したと判定されるまで継続する。ステップS9において肯定判定された場合には、ステップS9において温度センサー8の検出温度Tを高温設定温度Ts(例えば、72℃)より高い設定温度Tsh(例えば、110℃)にまで昇温させる昇温工程が実行される。該昇温工程においては、検出温度Tが設定温度Tshに到達した時点でワークコイル10への通電が停止されることとなっており、昇温工程の時間は極めて短い。
【0064】
ステップS11において昇温工程が終了したと判定されると、ステップS12において高温保温制御が実行される。該高温保温制御は、図12のタイムチャートに示すように、温度センサー8の検出温度Tを上記中温設定温度Tsより高い高温設定温度Ts(例えば、72℃)に維持する制御を行う。
【0065】
上記したように、この場合にも、低温保温終了後には段階的に保温温度を上げていくようにしているので、ご飯の腐敗を防止しつつ黄変・褐変をも防止することができる。さらに、段階的に保温温度を上げる際には、高温保温温度Tsよりも高い温度Tshまで加熱する短時間の昇温工程を実施するようにしているので、腐敗菌の増殖を抑制することができる。
【0066】
さらに、保温キー49のON操作による保温動作開始時には、再加熱制御によりご飯の状態を安定させるようにしているので、ご飯の状態に左右されない保温制御が得られる。
【0067】
なお、上記低温保温制御中においては、保温経過時間に対応させてワークコイル10の出力を徐々に高くしていく(例えば、デューティ比を1/16→2/16→3/16・・と変えて行く)のがご飯の腐敗を防止する上で望ましい。
【0068】
また、昇温工程における設定温度Tshを炊飯から引き続いて保温を行う場合より高く設定することもできる。そのようにすると、保温中におけるご飯の腐敗をより一層抑制することができる。
(IV) 保温制御IV
図7に示すフローチャートを参照して、保温制御IVについて説明する。
【0069】
ステップS1において保温キー49がON操作されると、ステップS2において保温制御が保留される。該保温制御の保留は、飯器3内に入れられたご飯の温度を温度センサー8により検出できるまで待機するために行う。この保温制御保留は、ステップS3において3分が経過したと判定されるまで継続される。
【0070】
ステップS3において肯定判定された場合には、ステップS4において温度センサー8の検出温度(換言すれば、ご飯温度)Tがマイコン63に入力され、ステップS5において検出温度Tと設定温度Ts(例えば、72℃以上の所定温度)との比較がなされ、ここでT≦Tsと判定された場合(即ち、ご飯温度が低い場合)には、ステップS6において再加熱制御が実行される。該再加熱制御は、再加熱キー50をON操作した時と同様な制御であり、昇温工程におけると同等の温度に加熱する。再加熱制御を行う理由は、保温キー49のON操作時におけるご飯の状態が判別できないところから、再加熱制御によりご飯状態を安定させるためである。
【0071】
ステップS7において再加熱制御が終了したと判定されると、ステップS8において低温保温制御が実行される。該低温保温制御は、図12のタイムチャートに示すように、温度センサー8の検出温度Tを低温設定温度Ts(例えば、68℃)に維持する制御を行う。
【0072】
該低温保温制御は、ステップS9において再加熱終了後から所定時間t(例えば、4時間)が経過したと判定されるまで継続する。ステップS9において肯定判定された場合には、ステップS10において温度センサー8の検出温度Tを高温設定温度Ts(例えば、72℃)より高い設定温度Tsh(例えば、110℃)にまで昇温させる昇温工程が実行される。該昇温工程においては、検出温度Tが設定温度Tshに到達した時点でワークコイル10への通電が停止されることとなっており、昇温工程の時間は極めて短い。
【0073】
ステップS11において昇温工程が終了したと判定されると、ステップS12において中温保温制御が実行される。該中温保温制御は、図12のタイムチャートに示すように、温度センサー8の検出温度Tを上記低温設定温度Tsより高い中温設定温度Ts(例えば、70℃)に維持する制御を行う。
【0074】
該中温保温制御は、ステップS13において所定時間t(例えば、7時間)が経過したと判定されるまで継続する。ステップS13において肯定判定された場合には、ステップS14において温度センサー8の検出温度Tを高温設定温度Ts(例えば、72℃)より高い設定温度Tsh(例えば、110℃)にまで昇温させる昇温工程が実行される。該昇温工程においては、検出温度Tが設定温度Tshに到達した時点でワークコイル10への通電が停止されることとなっており、昇温工程の時間は極めて短い。
【0075】
ステップS15において昇温工程が終了したと判定されると、ステップS16において高温保温制御が実行される。該高温保温制御は、図12のタイムチャートに示すように、温度センサー8の検出温度Tを上記中温設定温度Tsより高い高温設定温度Ts(例えば、72℃)に維持する制御を行う。
【0076】
一方、ステップS5においてT>Tsと判定された場合(即ち、ご飯温度が高い場合)には、ステップS8に直接進んで、以後の制御が実行される(図12における点線図示参照)。つまり、再加熱制御が省略されるのである。
【0077】
上記したように、この場合にも、低温保温終了後には段階的に保温温度を上げていくようにしているので、ご飯の腐敗を防止しつつ黄変・褐変をも防止することができる。さらに、段階的に保温温度を上げる際には、高温保温温度Tsよりも高い温度Tshまで加熱する短時間の昇温工程を実施するようにしているので、腐敗菌の増殖を抑制することができる。
【0078】
また、保温キー49のON操作による保温動作開始時には、再加熱制御によりご飯の状態を安定させるようにしているので、ご飯の状態に左右されない保温制御が得られる。
【0079】
また、ご飯温度が高い場合には、再加熱制御を省略するようにしているので、省エネを図ることもできる。
【0080】
なお、上記低温保温制御中においては、保温経過時間に対応させてワークコイル10の出力を徐々に高くしていく(例えば、デューティ比を1/16→2/16→3/16・・と変えて行く)のがご飯の腐敗を防止する上で望ましい。
【0081】
また、昇温工程における設定温度Tshを炊飯から引き続いて保温を行う場合より高く設定することもできる。そのようにすると、保温中におけるご飯の腐敗をより一層抑制することができる。
【0082】
上記実施の形態においては、加熱手段としてワークコイルを採用しているが、加熱手段としては電気ヒータ等を採用することもできる。
【0083】
【発明の効果】
本願発明の第1の手段によれば、炊飯動作を行う炊飯制御手段と、ご飯の温度を低温と高温とに切り替えて保温動作を行う保温制御手段と、前記保温制御手段による保温動作のみを開始させる保温開始手段とを備えた電気炊飯器において、前記保温制御手段は、前記炊飯制御手段による炊飯動作に引き続き保温動作を行う場合および前記保温開始手段による保温動作を開始した場合には保温温度を低温とする低温保温制御を行うとともに、前記炊飯制御手段による白米以外の炊飯動作に引き続き保温動作を行う場合あるいは前記保温開始手段による保温動作を開始する場合には、前記保温制御手段による低温保温時間を短縮するようにしているので、ご飯状態に合わせた保温制御による保温を行うことができるとともに、低温保温時間の短縮により省エネを達成することができるという効果がある。
【0084】
本願発明の第2の手段におけるように、上記第1の手段を備えた電気炊飯器において、前記保温制御手段による低温保温終了後には段階的に保温温度を上げていくこともでき、そのようにした場合、ご飯の腐敗を防止しつつ黄変・褐変をも防止することができる。
【0085】
本願発明の第3の手段におけるように、上記第2の手段を備えた電気炊飯器において、段階的に保温温度を上げる際には、高温保温温度よりも高い温度まで加熱する短時間の昇温工程を実施することもでき、そのようにした場合、腐敗菌の増殖を抑制することができる。
【0086】
本願発明の第4の手段におけるように、上記第1、第2又は第3の手段を備えた電気炊飯器において、前記保温開始手段による低温保温時には、保温経過時間に対応して加熱出力を段階的に上げて行くこともでき、そのようにした場合、保温開始手段による保温ではご飯の状態が一定しないが、加熱出力を上げていくことで、ご飯の腐敗を防止できる。
【0087】
本願発明の第5の手段におけるように、上記第1、第2、第3又は第4の手段を備えた電気炊飯器において、前記保温開始手段による保温動作開始時には、ご飯の温度に応じて低温保温温度を変えることもでき、そのようにした場合、保温開始手段による保温ではご飯の状態が一定しないが、ご飯の温度に応じて低温保温温度を変えることにより、ご飯の状態に対応した保温制御が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器の縦断面図である。
【図2】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における操作パネル部の正面図である。
【図3】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における制御回路部の結線図である。
【図4】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御Iのフローチャートである。
【図5】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御IIのフローチャートである。
【図6】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御IIIのフローチャートである。
【図7】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御IVのフローチャートである。
【図8】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御Iで白米炊飯に引き続いて保温を行う場合の飯器温度の変化を示すタイムチャートである。
【図9】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御Iで白米以外の炊飯に引き続いて保温を行う場合あるいは保温キーのON操作により保温を行う場合の飯器温度の変化を示すタイムチャートである。
【図10】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御IIでご飯温度が低い場合の飯器温度の変化を示すタイムチャートである。
【図11】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御IIでご飯温度が高い場合の飯器温度の変化を示すタイムチャートである。
【図12】本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御IIIおよびIVの飯器温度の変化を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
3は飯器、8は温度検出手段(温度センサー)、10は電磁誘導コイル(ワークコイル)、49は保温開始手段(保温キー)、63はマイクロコンピュータユニット(マイコン)。

Claims (5)

  1. 炊飯動作を行う炊飯制御手段と、ご飯の温度を低温と高温とに切り替えて保温動作を行う保温制御手段と、前記保温制御手段による保温動作のみを開始させる保温開始手段とを備えた電気炊飯器であって、前記保温制御手段は、前記炊飯制御手段による炊飯動作に引き続き保温動作を行う場合および前記保温開始手段による保温動作を開始した場合には保温温度を低温とする低温保温制御を行うとともに、前記炊飯制御手段による白米以外の炊飯動作に引き続き保温動作を行う場合あるいは前記保温開始手段による保温動作を開始する場合には、前記保温制御手段による低温保温時間を短縮することを特徴とする電気炊飯器。
  2. 前記保温制御手段による低温保温終了後には段階的に保温温度を上げていくことを特徴とする前記請求項1記載の電気炊飯器。
  3. 段階的に保温温度を上げる際には、高温保温温度よりも高い温度まで加熱する短時間の昇温工程を実施することを特徴とする前記請求項2記載の電気炊飯器。
  4. 前記保温開始手段による低温保温時には、保温経過時間に対応して加熱出力を段階的に上げて行くことを特徴とする前記請求項1、2および3のいずれか一項記載の電気炊飯器。
  5. 前記保温開始手段による保温動作開始時には、ご飯の温度に応じて低温保温温度を変えることを特徴とする前記請求項1、2、3および4のいずれか一項記載の電気炊飯器。
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