JP2004275301A - 焼き網 - Google Patents

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Hideaki Yokoyama
秀明 横山
Hideki Okamoto
秀樹 岡本
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Abstract

【課題】網体における汚れが付着した平面積の小さい部分のみを取り外して洗浄を行うことができ、結果、焼き網の手入れを容易にし、しかもこの網体の一部を食卓の雰囲気に馴染んだ調理皿として利用できる焼き網を提供する。
【解決手段】枠体16で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を分割して複数の分割網体18を形成する。前記枠体16に各分割網体18を夫々着脱自在に取り付ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、肉や魚等の被調理物を載置するための焼き網、特にグリル庫内のグリル皿に載置される焼き網に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、グリル庫内のグリル皿に載置される肉や魚等の被調理物を載置するための焼き網が知られている。
【0003】
この焼き網は、平面積の大きい網体と、該網体をグリル皿に載置するための網体と一体に形成された脚体とからなり、脚体をグリル皿に取り付けることで、網体によって被調理物をグリル庫内に支持することができる(例えば特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−147824号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記のような焼き網は魚や肉等の被調理物の一部や油脂等の汚れが網体にこびり付きやすく、この汚れは網体の腐食などの原因となるため、網体を定期的に洗浄する必要がある。しかしながら上記平面積の大きい網体に例えば一匹の魚だけを載置して調理を行った場合には、汚れが付着する部分は平面積の広い網体における一部だけであるにも関わらず、平面積の広い網体全体の洗浄を行わなければならず多大な労力が必要である。またこの網体には脚体が一体に取り付けられているため、脚体が邪魔になり洗浄し難かった。また調理された被調理物を焼き網に載置して食卓に出し、該焼き網を被調理物の調理皿として利用する場合があるのだが、この場合、上記焼き網の網体には脚体が一体に取り付けられているため、焼き網が食卓の雰囲気に馴染まないという問題があった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、網体における汚れが付着した平面積の小さい部分のみを取り外して洗浄を行うことができ、結果、焼き網の手入れを容易にし、しかもこの網体の一部を食卓の雰囲気に馴染んだ調理皿として利用できる焼き網を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る焼き網は、枠体で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を分割して複数の分割網体を形成し、前記枠体に各分割網体を夫々着脱自在に取り付けてなることを特徴とするものである。
【0008】
このように枠体で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を分割して複数の分割網体を形成し、前記枠体に各分割網体を夫々着脱自在に取り付けたことにより、調理に使用した平面積の小さい分割網体のみを取り外して洗浄を行うことができる。また上記各分割網体は枠体に着脱自在に取り付けてあるため、各分割網体を枠体から取り外してこの分割網体に被調理物を載置することで、この分割網体を食卓の雰囲気に馴染んだ調理皿として利用できる。
【0009】
また請求項2記載の焼き網は請求項1記載の焼き網において、上記枠体をグリル庫の奥行き方向に長い平面視略長方形状に形成し、該枠体で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を短手方向に分割して複数の分割網体を形成してなることを特徴とするものである。
【0010】
このように枠体をグリル庫の奥行き方向に長い平面視略長方形状に形成し、該枠体で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を短手方向に分割して複数の分割網体を形成することで、各分割網体の平面視形状を魚等の縦長の被調理物に合ったグリル庫の奥行き方向に長い長方形状とすることができる。
【0011】
また請求項3記載の焼き網は請求項1又は請求項2記載の焼き網において、上記枠体をグリル庫の奥行き方向に長い平面視略長方形状に形成し、該枠体で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を長手方向に分割して複数の分割網体を形成してなることを特徴とするものである。
【0012】
このように上記枠体をグリル庫の奥行き方向に長い平面視略長方形状に形成し、該枠体で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を長手方向に分割して複数の分割網体を形成することで、各分割網体の平面視形状を魚の切り身等の縦長ではない被調理物に合ったグリル庫の奥行き方向に短い矩形状とすることができる。
【0013】
また請求項4記載の焼き網は請求項1〜3のいずれかに記載の焼き網において、上記各分割網体に枠体に着脱自在に嵌め込まれる嵌め込み部を形成してなることを特徴とするものである。
【0014】
このように各分割網体に枠体に着脱自在に嵌め込まれる嵌め込み部を形成することで、各分割網体を枠体に嵌め込むことができる。
【0015】
また請求項5記載の焼き網は請求項1〜3のいずれかに記載の焼き網において、上記各分割網体に分割網体取り出し用の取手を差し込むための取手差し込み部を形成してなることを特徴とするものである。
【0016】
このように、上記各分割網体に分割網体取り出し用の取手を差し込むための取手差し込み部を形成することで、取手を取手差し込み部に差し込むことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。なお、以下に示す実施形態では、本発明における焼き網1を据え置きタイプのガスコンロ2に一体的に組み込まれたグリル3用の焼き網として利用する例を示すが、これに限定されるものではなく、例えば焼き網1をシステムキッチンにビルトインされるガス調理機器に一体的に備えたグリル等、従来から公知のグリル用の焼き網1として利用しても良いものとする。
【0018】
図2に本実施形態の焼き網1が利用されるガスコンロ2を示す。ガスコンロ2はその全体形状が略直方体であって、その上面には複数のコンロバーナー4を備えており、各コンロバーナ4は前面の両端部に設けた操作ボタン5や火力調節レバー6により制御される。なお、図2におけるコンロバーナ4はガスコンロ2の上面の左右方向の両端部に夫々配設されているが、これに限定されるものではなく、例えばガスコンロ2の上面前部の左右方向の両端部に夫々コンロバーナー4を設ける共に上面後部の左右方向の中央部にコンロバーナー4を設けても良いものとする。
【0019】
ガスコンロ2の左右方向中央部には肉や魚等の被調理物を調理するためのグリル3が一体的に組み込まれており、該グリル3はガスコンロ2の前面中央部に開口するグリル庫7を備えている。グリル庫7内には焼き網1に載置される被調理物を加熱調理するためのバーナー(図示せず)を設けてあり、該バーナーはガスコンロ2の前面両端部に設けた操作ボタン8や火力調節レバー9により制御される。またグリル庫7内には、グリル庫7の開口部7aを覆うグリル扉11と、該グリル扉11の下端部から略前方に突出する支持フレーム12とからなる引き出し体10が引き出し自在に配設されている。引き出し体10の支持フレーム12及びグリル扉11には、グリル皿13が着脱自在に取り付けてある。グリル皿13はグリル庫7の奥行き方向に長い平面視長方形状の底部14と、該底部14の周縁部から立ち上げられた立ち上げ縁部15とからなり、該グリル皿13にて後述する焼き網1から滴下する魚脂等を受けられるようになっている。
【0020】
図1及び図3に上記グリル皿15に載置される焼き網1を示す。該焼き網1は、枠体16で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を分割して複数の分割網体18を形成し、前記枠体16に各分割網体18を夫々着脱自在に取り付けてなるものである。
【0021】
詳述すると、枠体16はグリル庫7の奥行き方向に長い平面視長方形状に形成されており、該枠体16は、枠体16の短辺を構成する一対の帯状フレーム部20a(以下単に一対の帯状フレーム部20aと称する場合がある)及び長辺を構成する一対の帯状フレーム部20b(以下単に一対の帯状フレーム部20bと称する場合がある)とからなる周枠20と、該周枠20の下端部の内面に周設された板状フレーム部22からなる載置片21とで構成してあり、断面L字形である。また上記枠体16には四隅から下方に突出する断面L字状の脚体23を一体に設けてある。
【0022】
一方、本実施形態における複数の分割網体18は、平面視において周枠20に囲まれた部分、すなわち平面視長方形状の枠体16に囲まれた部分16aと略同形同大の網体を短手方向に分割することで形成されるものである。詳しくは、複数の分割網体18は、図1及び図3に示すように前記網体を短手方向において複数に等分割(図では2等分割)してなるものであって、各分割網体18はグリル庫7の奥行き方向に長い平面視略長方形状に形成される。
【0023】
上記各分割網体18は、断面円形状の金属製の線材24aを平面視略長方形の枠状に屈曲形成してなる枠部24と、該枠部24で囲まれる部分に架設された複数本の線材25a(金属製)からなる網部25とからなる。網部25は、枠部24の長辺に相当する一対の線材24a、24a間に架設された複数本の線材25aからなり、各線材25aは枠部24の長手方向において所定間隔毎に平行に配置されている。なお、網部25としては枠部24の短辺に相当する一対の線材24a、24a間に架設された複数本の線材であっても良く、また枠部24で囲まれた部分に格子状に架設された複数本の線材であっても良い。
【0024】
しかして上記各分割網体18を枠体16によって囲まれた部分16aに短手方向に並べて各分割網体18を枠体16で囲まれた部分に上方から嵌め込み、枠体16の載置片21に該載置片21に対応する各分割網体18の枠部24の線材24aを載置することで、各分割網体18は枠体16に着脱自在に取り付けられ、これにより焼き網1が形成される。なお、本実施形態では、図1に示すように枠体16によって囲まれた部分全体に複数の分割網体18を配置して使用する例を示すが、例えば一つの分割網体18を枠体16の短手方向中央部に配置して使用するなど、分割網体18の数及び配置は、被調理物や、好みに合わせて変更しても良いものとする。
【0025】
上記焼き網1は、該焼き網1の脚体23を前述したグリル3の引き出し体10の支持フレーム12に取り付けたグリル皿13の底部14に載置してあり、この引き出し体10をグリル庫7内に収納することで、焼き網1の枠体16及び複数の分割網体18がグリル皿13から所定高さの位置に支持された状態でグリル庫7内に収納されることとなる。
【0026】
そして上記グリル庫7内に配置された焼き網1を利用して被調理物を調理する場合は、引き出し体10を前方に引き出し、複数の分割網体18のうち単数もしくは複数の分割網体18を適宜選択して選択した分割網体18に被調理物を載置し、引き出し体10と共にグリル皿13とグリル皿13に載置された焼き網1をグリル庫7内に収納し、そして前述した操作ボタン8や火力調節レバー9を操作して行う。
【0027】
上記のように、枠体16で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を分割して複数の分割網体18を形成し、前記枠体16に各分割網体18を夫々着脱自在に取り付けることで、調理の際には被調理物の数や大きさに合わせて使用する分割網体18の数を選択することができ、これにより被調理物の数が少なかったり、大きさが小さい場合には、調理に使用した平面積の小さい分割網体18のみを取り外して洗浄を行うことができ、結果、従来の焼き網と比して網体を洗浄する面積が大幅に小さくなり洗浄作業が容易になる。またこの各分割網体16には従来のように脚体を設けていないため、一層洗浄作業が容易になる。さらに上記各分割網体18は脚体23を一体に設けた枠体16に着脱自在に取りつけられているため、各分割網体18を枠体16から取り外してこの分割網体18に被調理物を載置することで、各分割網体18は従来の脚体を一体に設けた網体と比してより食卓の雰囲気に馴染んだ調理皿として利用できる。
【0028】
また、上記各分割網体18は枠体16に対して着脱自在であるため、上記各分割網体18としては使い捨ての分割網体18を利用することもでき、この場合、分割網体18の手入れを行わなくても良いのは勿論のこと、使用した平面積の小さな分割網体18だけをスペアの分割網体18と交換すれば良いため、使い捨てとした場合の焼き網1の利用コストを削減できる。
【0029】
また、上記複数の分割網体18のうち、いくつかの分割網体18を取り外すことで、肉や魚等の被調理物を串刺しした串刺し食品を矩形状(長方形状)の枠体16の対向する一対の辺間に架け渡して載置することができるようになり、これにより上記焼き網1を利用して串焼きを行うこともできる。
【0030】
また、枠体16をグリル庫7の奥行き方向に長い平面視略長方形状に形成し、該枠体16で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を短手方向に分割して複数の分割網体18を形成することで、各分割網体18の平面視形状を魚等の縦長の被調理物に合ったグリル庫の奥行き方向に長い長方形状とすることができ、これによって縦長の被調理物を調理する場合には、より一層洗浄面積を減らすことができる。また上記各分割網体18は、グリル庫7の奥行き方向に長い平面視略長方形状の枠体16で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を短手方向に分割したものであるため、例えば上記各分割網体18に載置した被調理物を調理中に裏返したりする場合には、引き出し体10をグリル庫7から引き出さずにグリル庫7の開口部7a側から行え、便利である。
【0031】
次に上記実施形態とは異なる実施形態を図4に示す。なお、本実施形態における焼き網1は、上記各分割網体18に枠体に着脱自在に嵌め込まれる嵌め込み部26を形成した点に特徴があり、上記実施形態と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明については説明を省略する。
【0032】
本実施形態における枠体16は、上記実施形態における周枠20からなり、載置片21は形成されていない。また枠体16には上記実施形態と同様脚体23を設けている。
【0033】
各分割網体18はその長手方向の長さが枠体16の長手方向の長さよりもやや長くなるように形成されており、各分割網体18の枠部24の長辺に相当する一対の線材24a、24aの両端部には、線材24aを上方に突曲形成してなる嵌め込み部26が夫々形成されている。ここで、線材24aの両端部に形成された各嵌め込み部26は、対向する線材24a、24aの長手方向における両端部に形成された各嵌め込み部26に対応する箇所に形成されており、これにより各嵌め込み部26は枠体16の短辺を構成する一対の帯状フレーム部20aに上方から嵌め込み可能となっている。
【0034】
しかして各分割網体18を枠体16によって囲まれた部分に短手方向に並べて配置し、各嵌め込み部26を枠体16の一対の帯状フレーム部20aに上方から嵌め込み載置することで、焼き網1が形成される。上記のように各分割網体18に枠体16に着脱自在に嵌め込まれる嵌め込み部26を形成することで、分割網体18の枠体16に対する長手方向(前後方向)の位置ずれや、ぐらつきを防止できる。なお、本実施形態においては、上記枠体16を帯状フレーム部20a、20bで形成したが、枠体16を、平面視長方形の枠状に形成される断面円形状の線材で形成しても良いものとし、さらにこの場合、この線材の一部を下方に突曲形成して脚体23を形成しても良い。
【0035】
またここで図4に示すように各分割網体18の長手方向における端部に分割網体18取り出し用の取手27を差し込むための取手差し込み部28を形成することも好ましい。
【0036】
詳述すると、本例における取手17は図5に示すような把持部29と、把持部29から突出する差し込み棒部30とからなり、該差し込み棒部30は剛性の高い金属製の断面円形状の線材を平面視横コ字状に屈曲形成してなるものである。
【0037】
そして各分割網体18の長手方向における両端部である枠部24の短辺に相当する一対の線材24a、24aにはその両端部に各分割網体18の線材24aを上方に突曲してなる取手差し込み部28が形成されており、各取手差し込み部28は、上記嵌め込み部26よりもやや上方に突出している。ここで線材24aの両端部に形成された各取手差し込み部28は、対向する線材24aの両端部に形成された各取手差し込み部28に対応する箇所に形成されており、これにより上記取手27の横コ字状の差し込み棒部30の両側片33、33を対応する両取手差し込み部28に前方から差し込むことで、取手27の差し込み棒部30に分割網体18を載置することができ、取手27を用いて枠体16から分割網体18を着脱させたり、引き出し体10をグリル庫7から引き出すことなく、グリル庫7の開口部7aから分割網体18を取り出したりすることが可能となる。
【0038】
次に上記とは更に異なる実施形態を図6、図7に示す。なお本実施形態における焼き網は、複数の分割網体を枠体で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を長手方向に分割して形成する点に特徴があり、上記図1に示す実施形態と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明については説明を省略する。
【0039】
本実施形態における複数の分割網体18は、図6、図7に示すように平面視において長方形状である枠体16に囲まれた部分と略同形同大の網体を長手方向に分割することで形成されるものであって、詳しくは前記網体を長手方向及び短手方向において複数に等分割してなるものである(図では網体を長手方向及び短手方向の夫々において2等分割している)。ここで各分割網体18はグリル庫7の奥行き方向に長い平面視長方形状とするが、各分割網体18の平面視形状はこれに限定されるものではなく、グリル庫7の奥行き方向と直交する方向(左右方向)に長い長方形であっても良いし、また正方形であっても良いものとする。
【0040】
また本実施形態における枠体16は、図7に示すように、長辺を構成する一対の帯状フレーム部20bを1以上の帯状の連結フレーム部31aで連結し、短辺を構成する一対の帯状フレーム部20aを1以上の帯状の連結フレーム31bで連結し、これにより各連結フレーム31a、31bによって枠体16で囲まれた部分を複数の区画33に分割している。さらには各連結フレーム31a、31bの両側面の下端部には夫々板状の載置用フレーム32を設けてある。
【0041】
しかして枠体16によって囲まれた部分に長手方向及び短手方向に並べて配置し、各分割網体18を枠体16で囲まれた部分(各区画33)に上方から嵌め込んで、枠体16の載置片21及び載置用フレーム32にこの載置片21及び載置用フレーム32に対応する各分割網体18の枠部24の線材24aを載置することで、各分割網体18は枠体16に着脱自在に取り付けられ、これにより焼き網1が形成される。
【0042】
このように枠体16で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を長手方向に分割して複数の分割網体18を形成することで、各分割網体18の平面視形状を魚の切り身等の縦長ではない被調理物に合ったグリル庫7の奥行き方向に短い矩形状とすることができ、これによって縦長ではない被調理物を調理する場合に、より一層洗浄面積を減らすことができる。また本実施形態においては特に網体を長手方向及び短手方向に分割して分割網体18を形成しているので、魚の切り身等の程縦長ではない被調理物を調理する場合も、魚等の縦長の被調理物を調理する場合も、各分割網体18における使用部分を少なくできる。なお、上記においては、網体を短手方向及び長手方向に分割して分割網体18を形成したが、勿論分割網体18を長手方向にのみ分割しても良いものとする。
【0043】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、枠体で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を分割して複数の分割網体を形成し、前記枠体に各分割網体を夫々着脱自在に取り付け、各分割網体にて枠体で囲まれた部分に被調理物を載置するための載置部を形成することで、枠体で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を分割して複数の分割網体を形成し、前記枠体に各分割網体を夫々着脱自在に取り付けたことにより、使用した平面積の小さい分割網体のみを取り外して洗浄を行うことができ、結果として網体の洗浄する面積が大幅に小さくなり洗浄作業が容易になる。また上記各分割網体は枠体に着脱自在に取り付けてあるため、上記各分割網体を枠体から取り外してこの分割網体に被調理物を載置することで、この分割網体を食卓の雰囲気に馴染んだ調理皿として利用できる。
【0044】
また請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、枠体をグリル庫の奥行き方向に長い平面視略長方形状に形成し、該枠体で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を短手方向に分割して複数の分割網体を形成することで、各分割網体の平面視形状を魚等の縦長の被調理物に合ったグリル庫の奥行き方向に長い長方形状とすることができ、これによって縦長の被調理物を調理する場合には、より一層洗浄面積を減らすことができる。
【0045】
また請求項3記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、上記枠体をグリル庫の奥行き方向に長い平面視略長方形状に形成し、該枠体で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を長手方向に分割して複数の分割網体を形成することで、各分割網体の平面視形状を魚の切り身等の縦長ではない被調理物に合ったグリル庫の奥行き方向に短い矩形状とすることができ、これによって縦長ではない被調理物を調理する場合に、より一層洗浄面積を減らすことができる。
【0046】
また請求項4記載の発明にあっては、上記請求項1〜3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、各分割網体に枠体に着脱自在に嵌め込まれる嵌め込み部を形成することで、各分割網体を枠体に嵌め込むことができ、各分割網体のぐらつきや、位置ずれを防止できる。
【0047】
また請求項5記載の発明にあっては、上記請求項1〜4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、上記各分割網体に分割網体取り出し用の取手を差し込むための取手差し込み部を形成することで、取手を取手差し込み部に差し込むことができ、これにより取手を用いて枠体から分割網体を容易に着脱させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す焼き網の斜視図である。
【図2】同上の焼き網が利用されるガスコンロを示す斜視図である。
【図3】同上の焼き網の分解斜視図である。
【図4】他の実施形態の一例を示す焼き網の分解斜視図である。
【図5】同上の取手を示す平面図である。
【図6】更に他の実施形態の一例を示す焼き網の全体斜視図である。
【図7】同上の焼き網の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 焼き網
7 グリル庫
16 枠体
16a 枠体で囲まれた部分
18 分割網体
19 載置部
26 嵌め込み部
27 取手
28 取手差し込み部

Claims (5)

  1. 枠体で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を分割して複数の分割網体を形成し、前記枠体に各分割網体を夫々着脱自在に取り付けてなることを特徴とする焼き網。
  2. 上記枠体をグリル庫の奥行き方向に長い平面視略長方形状に形成し、該枠体で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を短手方向に分割して複数の分割網体を形成してなることを特徴とする請求項1に記載の焼き網。
  3. 上記枠体をグリル庫の奥行き方向に長い平面視略長方形状に形成し、該枠体で囲まれた部分と平面視略同形同大の網体を長手方向に分割して複数の分割網体を形成してなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の焼き網。
  4. 上記各分割網体に枠体に着脱自在に嵌め込まれる嵌め込み部を形成してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の焼き網。
  5. 上記各分割網体に分割網体取り出し用の取手を差し込むための取手差し込み部を形成してなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の焼き網。
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