JP2004272596A - 印刷出力機器制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷出力機器に対して印刷データを送信する前にウォームアップ起動コマンドを送出するようになした印刷出力機器制御システムを提供する。
【解決手段】印刷データ生成機器とこの機器に接続し得る印刷出力機器を登録情報として記憶している記憶部36と、表示パネルと入力キーとを有する操作部38と、ネットワーク22へ接続されたネットワークインターフェース32と、これらを制御する制御部34を備え、制御部34が印刷データの送信の前に、記憶部36の登録情報に基づいて該当する印刷出力機器の全てにネットワークインターフェース32を介して予めウォームアップ起動コマンドを送出する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続された印刷ジョブ生成機器と省エネルギーモードで動作する印刷出力機器に関するものであり、特に、印刷出力機器に対して印刷データを送信する前にウォームアップ起動コマンドを送出するようになした印刷出力機器制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーソナルコンピュータ、スキャナ、デジタルカメラ、ファクシミリ機能やスキャナ機能および印刷機能を複合して備えた複合機(マルチファンクション機MFP)等の印刷データ生成機器と、プリンタやファクシミリ等の印刷出力機器をネットワークによって相互に接続した印刷システムが実現されている。
【0003】
このような印刷システムにおいて、ネットワークに接続されている複数台の印刷出力機器の情報を集めておき、出力時に不適切な印刷出力機器が指定された場合、自動的に適切な印刷出力機器に印刷出力の接続を切り替えていた。(例えば、特許文献1)。
【0004】
また、従来、省エネルギーモードで動作する印刷出力機器において、省エネルギー状態で待機中の印刷出力機器で印刷を行う場合、印刷データ生成機器の操作者が印刷条件の設定作業を始めると同時に、印刷出力機器に印刷準備開始の情報を送信し、印刷出力機器はこれにより、直ちにウォームアップを開始して、印刷指示を受けた時点で速やかに印刷を開始できるように構成したプリンタ制御システムが知られていた。(例えば、特許文献2参照。)
【0005】
【特許文献1】
特開2002−229878号公報(第1図)
【特許文献2】
特開2002−333960号公報(第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の印刷システムでは、自動的に印刷出力機器の接続を切り替えた場合、印刷出力機器がウォームアップするまで、印刷を待たされる欠点があった。たとえば、このようなシステムにおいて、必要な印刷条件の設定が終わって、スキャナから印刷出力機器に対して印刷データを送信した場合、印刷出力機器が省エネルギーモードであると、その時点からトナー定着器を暖めて印字可能な状態へ復帰するので、結局、操作者は、印刷出力を得るまで一定の時間待たされるという問題があった。
【0007】
また、上記特許文献2に開示された省エネルギー待機型のプリンタ制御システムでは、このシステムを上記特許文献1の印刷システムに適用した場合、最適の印刷出力機器が選定されるまで、ウォームアップできない欠点があり、やはり印刷を待たされる欠点があった。また、特許文献2のプリンタ制御システムを単純に特許文献1の印刷システムの全印刷出力機器に対して適用した場合、全ての印刷出力機器のウォームアップが頻繁に行われることとなり、この結果、消費電力の無駄が増加するばかりでなく、印刷出力機器の寿命も短くなるという問題があった。
【0008】
本願の発明者は上記の問題点を解消すべく種々検討を重ねた結果、印刷データ生成機器が接続し得る印刷出力機器を登録しておき、印刷データを送信する前に登録した印刷出力機器に対してウォームアップ起動コマンドを送出するようになすことによって前記の問題点が解消できることを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
【0009】
すなわち、本発明は前記の問題点を解消することを課題とし、ネットワークに接続されている複数台の印刷出力機器を不必要にウォームアップをすることなく、またこれに加えて、印刷の待ち時間を最小限に抑えられるように構成した印刷出力機器制御システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る印刷出力機器制御システムは、ネットワークに接続された印刷データ生成機器と印刷出力機器とからなる印刷システムの印刷出力機器を制御する印刷出力機器制御システムであって、前記印刷出力機器制御システムは、表示パネルと入力手段を有する操作部と、前記印刷データ生成機器に設けられた登録情報記憶部およびネットワークインターフェースおよび制御部とから構成され、前記登録情報記憶部は前記印刷データ生成機器が接続し得る印刷出力機器の登録情報を記憶し、前記制御部は前記印刷データ生成機器から印刷出力機器に印刷データを送信する前に前記記憶部に登録された印刷出力機器にウォームアップ起動のためのコマンドを前記ネットワークインターフェースを介して送信するようになしたことを特徴とする。
【0011】
また、前記制御部は、登録された印刷出力機器の全てにウォームアップ起動コマンドを送信することを特徴とする。更に、前記登録情報記憶部は、登録した印刷出力機器毎にウォームアップ起動コマンドの送信要否を記憶し、前記制御部はウォームアップ起動コマンドの送信が要と記憶されている印刷出力機器にのみ前記ウォームアップ起動コマンドを送信することを特徴とする。
また、前記操作部は、前記印刷データ生成機器に備えられたことを特徴とし、更に、前記操作部は、前記ネットワークに接続されたコンピュータに備えられたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る印刷出力機器制御システムを詳細に説明する。
図1は、本発明の印刷出力機器制御システムを適用したネットワーク構成を示す図である。
【0013】
図1において、カラーインクジェットプリンタ12、モノクロレーザプリンタ14、コピー機能とスキャナ機能と印刷機能とFAX機能を持つモノクロレーザ型複合機16、コピー機能とスキャナ機能と印刷機能を持つカラー仕様の複合機18、およびPCサーバー20がネットワーク22に接続されている。これらの各機器は、同じネットワーク22に接続され、印刷システムを構成している。この印刷システムで、インクジェットプリンタ12とレーザプリンタ14の両機器は、印刷出力機器としての単独機能を持つ。PCサーバー20は、印刷データ生成機器としての機能を持つが、印刷出力機器としての機能を持たない。複合機16、18は、印刷データ生成機器としての機能と印刷出力機器としての機能の両方を兼ね備えている。
【0014】
図2は、複合機18に設けられた本発明に係る印刷出力機器制御システムの構成を示すブロック図である。
図2において、一点鎖線で囲われた部分が図1のネットワーク22に接続された本発明に係る印刷出力機器制御システム30である。この印刷出力機器制御システム30は、ネットワーク22に接続しているネットワークインターフェース32と、このネットワークインターフェースを介してネットワーク22に接続している制御部34と、この制御部34に接続している操作部38と、制御部34に接続している記憶部36を備えている。
【0015】
操作部38は通常の液晶表示型操作パネルからなり、例えば、図1の複合機18の印刷設定操作パネルと一体に構成されている。この操作部は、タッチスイッチ液晶層とこの下部に配置したLCD表示層とからなり、後述のように、この操作部のパネル上面を指でタッチすることにより各種の設定および印刷制御を行うことができる。記憶部36は、複合機18内の電子メモリもしくはハードディスクの一部に設置されていて、リモート出力先の印刷出力機器を登録する登録情報記憶部として動作する。
【0016】
制御部34は、CPUを内蔵し、印刷出力機器制御システム30全体の制御を行うとともにネットワークインターフェース32を介してネットワーク22に接続されている印刷出力機器、その他の機器との通信を行う。
なお、これらの各構成部分は、ネットワーク22内に分散配置することもできる。例えば、操作部38をPCサーバー20に置き、ネットワークインターフェースで接続するようにも構成できる。また、操作部38は、印刷データ生成機器に接続した単独制御器で構成することもできる。
【0017】
図3は操作部38の操作パネル40の初期表示画面構成を示す。以下の説明において、操作部38は複合機18に制御部34、記憶部36とともに設けられたものとして説明する。
【0018】
図3において、操作パネル40には、印刷設定ボタン42とリモート出力ボタン43とリモート登録ボタン44とが表示される。また、印刷設定ボタン42とリモート出力ボタン43の画面下方には用紙、字数、行数、拡大縮小、枚数、片面両面、ステープル、その他の印刷条件の設定を行う印刷条件設定領域46が配置され、また、リモート登録ボタン44の画面下方にはこのボタンの利用方法などをガイドする操作案内表示領域48が配置されている。
【0019】
図3のリモート登録ボタン44を指で操作すると、図4のリモート出力設定画面となる。このリモート出力設定画面の表示は、印刷出力機器を設定登録する複数の登録欄からなる登録表示部52と、この登録表示部52への数字等入力手段としての文字入力キー54、カーソルキー56、およびこれらの周囲に配置した登録ボタン58、設定ボタン60、変更ボタン62、キャンセルボタン64、OKボタン66、およびその他のボタンとから構成されている。
【0020】
カーソルキー56の上下方向カーソルキーを操作することにより、登録表示部52の登録欄を選定できる。登録表示部52で上から1番目の登録欄が反転表示されていて、この欄が現在の編集対象となっている登録欄であることが示されている。登録表示部52には、複合機18がネットワーク22を介して接続、印刷できる印刷出力機器が全く登録されていない状態では全ての登録欄に出力先未設定との表示がなされる。
【0021】
印刷出力機器、具体的には図1の複合機18の登録情報として登録欄には機器画像とIPアドレス「192.168.10.128」が書き込まれており、この編集対象のIPアドレスの文字が反転表示される。この編集対象の登録欄はカーソルの上下キーの操作で変更可能である。
【0022】
また、変更ボタン62を操作すると、編集対象の登録欄は編集可能となり、反転表示が消え、代わりにカーソルが文字列の左端で点滅表示される。カーソルの左右キーを操作するとカーソルを編集可能な登録欄の表示文字の何れかの位置に移動でき、文字入力キー54の操作により文字を修正できる。必要な修正後に設定ボタン60を操作すると文字列は確定して、再び反転文字に変化する。
【0023】
登録欄の左端には登録された印刷出力機器をアイコン画像(以下単に画像という)が表示され、左方向のカーソルキーでカーソルを登録欄の左端の機器画像に移動させると、画像は反転し(図示せず)、変更可能な状態になる。この状態で、変更ボタン62を操作すると、画像のプルダウンメニューが表示されるので(図示せず)、上下方向カーソルキーを操作することにより、変更先の画像を選択し、この後に設定ボタン60を操作すれば、登録欄の左端には、変更された画像が表示される。このアイコン画像の表示は本システムに必須のものではない。
【0024】
ここで、登録ボタン58を操作すると、この欄の登録情報が図2の制御部34により記憶部36に書き込まれる。この登録情報として、制御部34は上記IPアドレス以外に、印刷制御に必要な規格、性能、機種区分、その他の情報をネットワークを介して設定対象の印刷出力機器から入手し、これらも同時に記憶部36に書き込むこともできる。以下、同様に他の登録欄に複合機18が印刷出力し得る印刷出力機器を登録することができる。このようにして複合機18が印刷出力し得る(ネットワーク22を介して接続し得る)複数の印刷出力機器が登録され、印刷出力する際には登録された印刷出力機器の1つを自動的に選択(デフォルト選択)または操作者が登録された印刷出力機器のリストから選択して印刷データを送信することによって印刷が行われる。
【0025】
「出力先 未設定」と表示されている登録欄については、編集対象として選択した後、変更ボタン62を操作すると、空白の文字入力欄、空白の画像入力欄が現れ、以下の操作は前述の登録済みの登録欄と同様である。
全ての登録欄について新規登録あるいは変更する必要が無い場合、OKボタン66を操作すると、リモート出力設定画面は終了し、操作パネル40は図3の初期表示画面に戻り、リモート出力設定は終了する。この操作によって登録された印刷出力機器の情報は記憶部34に登録情報として記憶される。
【0026】
図3の初期表示画面に戻って、通常、操作者は印刷指示を出す前に前述の印刷条件の設定、すなわち用紙、字数、行数、拡大縮小、枚数、片面両面、ステープル、その他の設定を行うわけであるが、本発明の印刷出力機器制御システムでは、この前にリモート出力ボタン43を操作する。この時点で制御部34がこの操作情報を印刷操作の開始情報として受け取り、記憶部36の登録情報を参照して、登録されている全ての印刷出力機器にネットワーク22を介してウォームアップ起動コマンドを送信する。このウォームアップ起動コマンドには、「NULLデータ」、あるいは、エミュレーションによっては「!R!;EXIT;」、その他の実際に印刷を実行しない無意味なコマンドを利用することができる。
【0027】
この後に、操作者は印刷設定の作業に入るが、操作者がこの設定作業を終了し、印刷指示を出す頃には、上記登録表示部52に設定されている全ての印刷出力機器はウォームアップしているので、その内のどの印刷出力機器が印刷命令を受けても、操作者を待たせることなく、速やかに印刷出力がなされる。
【0028】
次に図5、図6、図7のフローチャートを参照しながら本発明に係る印刷出力機器制御システムの動作を説明する。
図5は操作者の動作を示し、図6は操作者の動作に対応する印刷出力機器制御システムの動作を示し、図7はこのシステムの動作に対応する印刷出力機器の動作を示すフローチャートである。
【0029】
図5において、操作者は、操作部の38の操作開始動作として、ステップS501で操作部38のリモート出力ボタン43を操作して、リモート出力指示を行う。次のステップS502で印刷設定ボタン42を操作して、印刷条件、例えば、印刷の用紙、拡大縮小、枚数、片面両面、ステープル等の条件を設定する。次にステップS503で印刷出力機器制御システム30に印刷指示を出し、ステップS504で印刷出力機器からの印刷出力を受け取る。
【0030】
図6において、印刷出力機器制御システム30は、ステップS601で、操作部38の表示パネルに操作者の操作を受け付ける操作受付画面を表示させた後、ステップS602でリモート出力ボタン43からの操作開始情報の受信を待機している。図5のステップ501でリモート出力ボタン43が操作されると、ステップS602でこの操作を操作開始情報として受け取り、次のステップS603で図2の制御部34は記憶部36の登録情報に基づいて該当の印刷出力機器の全てにウォームアップ起動コマンドを送信する。この後、印刷出力機器制御システム30は、ステップS604で印刷指示待ちで待機する。
【0031】
この状態で、図5のステップS503で印刷指示が出されると、ステップS605で制御部34は、前記印刷条件で設定された印刷出力機器に印刷命令を送信する。この後、印刷出力機器制御システム30は、印刷終了を確認した上で、次のステップS606で操作部38の表示を操作受付画面に戻して動作を終了する。
【0032】
図7において、リモート出力先の印刷出力機器は、印刷動作を一定の時間行っていなかった場合にはステップS701で省電力モード状態となり、ステップS702でウォームアップ起動コマンド待ちで待機している。この状態で図6のステップS603で印刷出力機器制御システム30からウォームアップ起動コマンドが送られると、ステップS703で前述の該当の印刷出力機器の全てが、ウォームアップし、次のステップS704で印刷命令待ちの待機状態となる。図6のステップS605で印刷命令が出されると、この命令により前記印刷条件で設定された印刷出力機器のみが印刷出力する。この印刷物は、図5のステップS504で操作者に受け取られるものである。印刷命令がなされなかった各印刷出力機器はウォームアップのまま所定時間を経過するまで待機し、所定時間が経過すると、省電力モードに戻り、動作を終了する。
【0033】
これらの一連の動作において、操作者が図5のステップS501でリモート出力ボタン43を操作した後、ステップS503で印刷指示を出すまでには、印刷条件の設定操作に数分経過するので、この間に図7のステップS702で起動コマンドを受けた全ての印刷出力機器は十分にウォームアップしている。この結果、同図7のステップS704で印刷命令を受けた印刷出力機器は、直ちに印刷出力を行うので、この印刷出力を操作者は待たされることなしに受け取ることができる。
【0034】
なお、以上説明した実施形態では、図4の登録表示部52に設定されている印刷出力機器の全てが、ウォームアップされるように構成されているが、実際にはリモート出力先の印刷出力機器が遠くに設置されていて、印刷出力を取りに行く移動時間が長くなるような場合等、予めウォームアップしておいても、あまり意味のないことがある。このような場合、記憶部36に登録されている印刷出力機器であっても、状況によりウォームアップの対象から外すことができれば、便利である。
【0035】
図8は、この点を改良した実施形態におけるリモート出力設定画面を示す図である。図8に示されているように印刷出力機器登録表示部52の横にこの登録欄に対応して条件設定欄を表示する条件表示部68が配置されている。図8における条件表示部以外の他の構成は、図4の実施形態の構成と同様であるので、以下、第1実施形態の図面を準用して説明する。このリモート出力設定画面も初期画面(図3)におけるリモート出力登録ボタン44の操作により表示される。
【0036】
条件表示部68は、登録されている各印刷出力機器に対して印刷データの送信前にウォームアップ起動コマンドを送出するか、しないかを設定する表示部であり、ウォームアップ起動コマンドを送出する場合は「ON」、しない場合は「OFF」の何れかを入力して設定できる。
【0037】
図8の登録表示部52を参照すると、上から1番目の登録欄が反転表示されていて、この欄が現在の編集対象となっている。この表示状態で、カーソルの右キーを操作すると、反転表示が右側の条件表示部68の設定欄に移動し、この設定欄が編集可能となる。現在、「ON」に設定されているが、変更ボタン62を操作すると、「OFF」に変えることができる。
【0038】
この変更を記憶部36に登録する場合には、設定ボタン60を操作して変更を確定した後、登録ボタン58を操作することにより記憶部36の登録情報を更新することができる。
この条件表示部68で2番目の設定欄のように「OFF」が設定されている場合、同様の操作で設定をONに変更できる。その他の設定変更操作については、図4の実施形態と同様の操作で行うことができる。
【0039】
次に、図8で説明した実施形態における動作を説明する。先に説明した実施形態の動作と異なる点を、図5、図6、図7のフローチャートを参照しながら説明する。
【0040】
図5において、操作者は、ステップS501で操作部38のリモート出力ボタン43を操作して、リモート出力指示を行う。この後のステップS502からステップS504の動作についても、先の実施形態と同様である。
【0041】
図6において、印刷出力機器制御システム30は、ステップS602でリモート出力ボタン43からの操作開始情報の受信を待機している。図5のステップ501でリモート出力ボタン43が操作されると、ステップS602でこの操作を操作開始情報として受け取り、次のステップS603で図2の制御部34は記憶部36の登録情報に基づいて登録されている印刷出力機器の全てにウォームアップ起動コマンドを送信するのではなく、記憶部36に登録されている印刷出力機器の内、条件表示部68の設定欄で「ON」に設定された印刷出力機器のみを選択し、その他の「OFF」に設定されているものを除外することである。他のステップでの動作については、先の実施形態と同様である。
【0042】
図7において、リモート出力先の印刷出力機器の内、条件表示部68の設定欄で「ON」に設定されているものは、先の実施形態と同様にこのフローチャートのとおりに動作する。条件表示部68の設定欄で「OFF」に設定されているものは、先の実施形態の動作と異なり、ステップS702、ステップS703の動作をせずに、省電力モードのまま、次のステップS704で印刷命令待ちの待機状態となる。図6のステップS606で印刷命令が出されると、この命令を受け取った印刷出力機器は、この時点からウォームアップを開始して、この後に印刷可能状態になってから次のステップS705で印刷出力する。この後のステップS706、S707での動作は、先の実施形態と同様である。
【0043】
この第2の実施形態の一連の動作において、条件表示部68の設定欄で「ON」に設定されている印刷出力機器の場合は、リモート出力ボタン43の操作時点からウォームアップを開始しているので、操作者は印刷出力を待たされることなしに受け取ることができる。
【0044】
条件表示部68の設定欄で「OFF」に設定されている印刷出力機器の場合は、印刷命令前に予めウォームアップされていないが、操作者から遠くに離れた場所に設置されていたり、インパクトドットプリンタのような余熱の不要な印刷出力機器であったり等の理由で、操作者は、印刷出力機器の前で印刷出力を特に待たされることはない。
【0045】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の印刷出力機器制御システムによれば、リモート出力先となる可能性のある複数の印刷出力機器の登録情報に基づいて、印刷命令前に予めウォームアップするようになしたものであるから、操作者の印刷の待ち時間を短縮でき最小限の待ち時間に抑えられる。また、登録した印刷出力機器のウォームアップの要否を必要に応じて設定できるようになしたので、操作者の居場所、その他の条件に合わせて、ネットワークに接続されている複数台の印刷出力機器を不必要にウォームアップすることもない。
【0046】
また、ネットワークに接続された種々の印刷データ生成機器に一体に組み込めるようになしたので、印刷出力機器制御システムとしてネットワーク中の複合機、コンピュータを含む多くの印刷データ生成機器で便利に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷出力機器制御システムを適用したネットワークの接続図である。
【図2】本発明の実施形態に係る印刷出力機器制御システムのブロック図である。
【図3】図2の操作パネルの初期表示画面の構成を示す図である。
【図4】図2の操作パネルのリモート出力設定画面を示す図である。
【図5】操作者の操作を示すフローチャートである。
【図6】図2の印刷出力機器制御システムの動作を示すフローチャートである。
【図7】リモート出力先の印刷出力機器の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施形態に係る操作パネルのリモート出力設定画面を示す図である。
【符号の説明】
12…インクジェットプリンタ
14…レーザプリンタ
16、18…複合機
20…PCサーバー
22…ネットワーク
30…印刷出力機器制御システム
32…ネットワークインターフェース
34…制御部
36…記憶部
38…操作部
42…印刷設定ボタン
43…リモート出力ボタン
44…リモート登録ボタン
46…印刷条件設定領域
52…印刷出力機器登録表示部
54…文字入力キー
56…カーソルキー
68…条件表示部

Claims (5)

  1. ネットワークに接続された印刷データ生成機器と印刷出力機器とからなる印刷システムの印刷出力機器を制御する印刷出力機器制御システムであって、
    前記印刷出力機器制御システムは、表示パネルと入力手段を有する操作部と、前記印刷データ生成機器に設けられた登録情報記憶部およびネットワークインターフェースおよび制御部とから構成され、
    前記登録情報記憶部は前記印刷データ生成機器が接続し得る印刷出力機器の登録情報を記憶し、
    前記制御部は前記印刷データ生成機器から印刷出力機器に印刷データを送信する前に前記記憶部に登録された印刷出力機器にウォームアップ起動のためのコマンドを前記ネットワークインターフェースを介して送信するようになしたことを特徴とする印刷出力機器制御システム。
  2. 前記制御部は、登録された印刷出力機器の全てにウォームアップ起動コマンドを送信することを特徴とする請求項1に記載の印刷出力機器制御システム。
  3. 前記登録情報記憶部は、登録した印刷出力機器毎にウォームアップ起動コマンドの送信要否を記憶し、前記制御部はウォームアップ起動コマンドの送信が要と記憶されている印刷出力機器にのみ前記ウォームアップ起動コマンドを送信することを特徴とする請求項1に記載の印刷出力機器制御システム。
  4. 前記操作部は、前記印刷データ生成機器に備えられたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の印刷出力機器制御システム。
  5. 前記操作部は、前記ネットワークに接続されたコンピュータに備えられたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の印刷出力機器制御システム。
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