JP2004271543A - 作像部駆動伝達装置 - Google Patents
作像部駆動伝達装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004271543A JP2004271543A JP2003057734A JP2003057734A JP2004271543A JP 2004271543 A JP2004271543 A JP 2004271543A JP 2003057734 A JP2003057734 A JP 2003057734A JP 2003057734 A JP2003057734 A JP 2003057734A JP 2004271543 A JP2004271543 A JP 2004271543A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- drive
- drive transmission
- photoreceptor
- transmission device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
【課題】簡単な構成により、感光体周速の変動、速度ムラをなくし良好な画像が得られる作像部駆動伝達装置を提供する。
【解決手段】感光体及びその周辺の電子写真プロセスユニットからなる作像部に駆動モータ1からの駆動力を伝達する作像部駆動伝達装置において、駆動モータ1の出力軸11上に、感光体駆動を行なう感光体駆動伝達手段12と、感光体周辺のユニットの駆動を行なう感光体周辺部駆動伝達手段13とを独立して設け、かつ両者を嵌合した。
【選択図】 図2
【解決手段】感光体及びその周辺の電子写真プロセスユニットからなる作像部に駆動モータ1からの駆動力を伝達する作像部駆動伝達装置において、駆動モータ1の出力軸11上に、感光体駆動を行なう感光体駆動伝達手段12と、感光体周辺のユニットの駆動を行なう感光体周辺部駆動伝達手段13とを独立して設け、かつ両者を嵌合した。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置において、感光体及びその周辺の電子写真プロセスユニットからなる作像部に駆動モータからの駆動力を伝達する作像部駆動伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式を用いた複写機、プリンタ等の画像形成装置において、感光体駆動を行なう場合、感光体以外の被駆動部分で発生する負荷変動、振動等が感光体駆動系へ伝達すると感光体周速の変動、速度ムラが発生し、これが画像へ悪影響を及ぼす場合があるため、これらの外部からのノイズの影響を極力避ける必要がある。
【0003】
このため、感光体駆動軸上にフライホイールを設ける、感光体にブレーキを付加する等の機械的な対策、感光体速度変動を検知し、これをフィードバックして速度制御を行なう電気的な対策が実施されている。
【0004】
また、類似の技術として、モータが定速回転して感光体の速度むらをなくし、ジターを発生することのない電子写真装置を提供する特許文献1の「電子写真装置」が知られている。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−19234号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記いずれの対策の場合も、装置の大型化や機構の複雑化を伴うことは避けられない。
【0007】
本発明は、簡単な構成により、感光体周速の変動、速度ムラをなくし良好な画像が得られる作像部駆動伝達装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、感光体及びその周辺の電子写真プロセスユニットからなる作像部に駆動モータからの駆動力を伝達する作像部駆動伝達装置において、駆動モータの出力軸上に、感光体駆動を行なう感光体駆動伝達手段と、感光体周辺のユニットの駆動を行なう感光体周辺部駆動伝達手段とを独立して設け、かつ両者を嵌合した作像部駆動伝達装置を最も主要な特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、感光体駆動伝達手段は出力軸に対して固定され、感光体駆動伝達手段と感光体周辺部駆動伝達手段の嵌合部分に微小な隙間を有すると共に、感光体駆動伝達手段を金属材料、感光体周辺部駆動伝達手段を樹脂材料により形成した作像部駆動伝達装置を主要な特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の作像部駆動伝達装置において、感光体周辺部駆動伝達手段にあって、感光体駆動伝達手段との嵌合部分に、所定の応力が加わった場合に弾性変形が発生する突出部を形成した作像部駆動伝達装置を主要な特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の作像部駆動伝達装置において、両駆動伝達手段の嵌合部における面接触部分に、両者の軸平行方向の位置関係を固定するための凸部及び凹部を設けた作像部駆動伝達装置を主要な特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態入を図面に従って説明する。
本実施形態は感光体及びその周辺部への駆動伝達を、タイミングベルトにより行なうものである。図1は本発明の実施の形態に係る作像部駆動伝達装置の外観斜視図である。
【0013】
図において駆動モータ1の出力軸上にはタイミングプーリ2が取付けられている。感光体ドラム軸3の端部に感光体ドラムプーリ4が取付けられている。駆動モータ1と感光体ドラム軸3とは感光体駆動タイミングベルト5により駆動連結されている。感光体周辺部駆動タイミングベルト6は、転写ベルト駆動軸7、クリーニングユニット駆動軸8等への駆動伝達を行なうものである。転写ベルト駆動軸7、クリーニングユニット駆動軸8はそれぞれ図示しないユニットに連結されている。このように、感光体への駆動伝達ループとその他のユニットへの駆動伝達ループとは別個に構成されている。
【0014】
図2は本発明の駆動モータの出力軸へのプーリの取付け構造の第1の例を示す正面断面図、図3はその側面断面図である。駆動モータ1の出力軸に嵌合されるタイミングプーリ2は、感光体駆動プーリ12と感光体周辺部駆動プーリ13とから構成されている。
【0015】
感光体駆動プーリ12と感光体周辺部駆動プーリ13とは別体である。感光体駆動プーリ12は金属材料により形成され、駆動モータ1の出力軸11に対して止めネジ14により固定されている。感光体周辺部駆動プーリ13は感光体駆動プーリ12と嵌合して出力軸11に対し取付けられる構成である。嵌合部は図3に示す如くD型形状となっている。感光体駆動プーリ12と感光体周辺部駆動プーリ13との嵌合部分はスキマバメとする。すなわち両者の間には微小な空間が存在している。また、感光体周辺部駆動プーリ13は樹脂材料により形成されている。
【0016】
このような構成にしたので、感光体周辺部駆動プーリ13により駆動伝達が行なわれる被駆動部において負荷変動、振動が発生した場合に、嵌合部において両者の材質の硬度差により感光体周辺部駆動プーリ13のみに変形が発生し、感光体駆動プーリ12への振動伝達が緩和される。また、嵌合部に若干のガタがあるため、感光体周辺部駆動プーリ13からの振動が感光体駆動プーリ12へダイレクトに伝達されるのをガタの部分で緩和することができる。
【0017】
図4は本発明の駆動モータの出力軸へのプーリの取付け構造の第2の例を示す側面断面図である。図において、嵌合部は図3と同様にD型形状を有し、さらに感光体周辺部駆動プーリ13のD型平面部分には突出部13−1が設けられている。
【0018】
この構成により、感光体周辺部駆動プーリ13に対して負荷トルクを付与した場合は突出部13−1に変形が生じることになる。この変形量は負荷の大きさにより変化するため、感光体周辺部駆動プーリ13の被駆動部に急激な負荷変動が生じた場合には、この部分がダンパとして機能し、感光体駆動プーリ12への振動伝達が遮断される。
【0019】
図5は本発明の駆動モータの出力軸へのプーリの取付け構造の第3の例を示す正面断面図、図6はその側面断面図である。図において、図4と同様に感光体周辺部駆動プーリ13に設けられた突出部13−1にはさらに半球状の凸部13−2を設けている。同時に感光体駆動プーリ12の平面部分には凹部12−1を設け、これらが嵌合する構成としている。
【0020】
この構成により、突出部13−1のバネ性を利用して感光体周辺部駆動プーリ13の感光体駆動プーリ12に対する軸方向位置を固定することができる。また、感光体駆動プーリ12を出力軸11に対して圧入等により予め固定した状態でも、別の締結部材を用いることなく感光体周辺部駆動プーリ13の脱着を行なうことができる。
【0021】
【発明の効果】
請求項1、2記載の発明によれば、感光体及びその周辺の電子写真プロセスユニットからなる作像部に駆動モータからの駆動力を伝達する作像部駆動伝達装置において、駆動モータの出力軸上に、感光体駆動を行なう感光体駆動伝達手段と、感光体周辺のユニットの駆動を行なう感光体周辺部駆動伝達手段とを独立して設け、かつ両者を嵌合する。そして感光体駆動伝達手段は出力軸に対して固定され、感光体駆動伝達手段と感光体周辺部駆動伝達手段の嵌合部分に微小な隙間を有すると共に、感光体駆動伝達手段を金属材料、感光体周辺部駆動伝達手段を樹脂材料により形成したことにより、感光体以外の被駆動部で負荷変動、振動が生じた場合に両者の嵌合部において、材質の硬度差を利用した振動吸収効果を持たせることができる。また、嵌合部の遊びによっても振動伝達が緩和される。このことにより、感光体駆動部分において振動、速度ムラに起因する画像ムラの発生を防止し、良好な画像を得ることができる。
【0022】
請求項3記載の発明によれば、感光体周辺部駆動伝達手段にあって、感光体駆動伝達手段との嵌合部分に、所定の応力が加わった場合に弾性変形が発生する突出部を形成したことにより、上記の振動吸収効果をより大きなものとすることができる。
【0023】
請求項4記載の発明によれば、両駆動伝達手段の嵌合部における面接触部分に、両者の軸平行方向の位置関係を固定するための凸部及び凹部を設けたことにより、上記と同様の効果を得ると共に部品構成の簡略化を図ることができる。さらに、感光体駆動伝達手段を駆動モータ出力時と一体に形成する、または圧入等により精度の高い連結にすることがが可能となるため、より高精度の駆動伝達が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る作像部駆動伝達装置の外観斜視図である。
【図2】本発明の駆動モータの出力軸へのプーリの取付け構造の第1の例を示す正面断面図である。
【図3】その側面断面図である。
【図4】本発明の駆動モータの出力軸へのプーリの取付け構造の第2の例を示す側面断面図である。
【図5】本発明の駆動モータの出力軸へのプーリの取付け構造の第3の例を示す正面断面図である。
【図6】その側面断面図である。
【符号の説明】
1 駆動モータ
2 タイミングプーリ
5 感光体駆動タイミングベルト
6 感光体周辺部駆動タイミングベルト
11 出力軸
12 感光体駆動プーリ(感光体駆動伝達手段)
12−1 凹部
13 感光体周辺部駆動プーリ(感光体周辺部駆動伝達手段)
13−1 突出部
13−2 凸部
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置において、感光体及びその周辺の電子写真プロセスユニットからなる作像部に駆動モータからの駆動力を伝達する作像部駆動伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式を用いた複写機、プリンタ等の画像形成装置において、感光体駆動を行なう場合、感光体以外の被駆動部分で発生する負荷変動、振動等が感光体駆動系へ伝達すると感光体周速の変動、速度ムラが発生し、これが画像へ悪影響を及ぼす場合があるため、これらの外部からのノイズの影響を極力避ける必要がある。
【0003】
このため、感光体駆動軸上にフライホイールを設ける、感光体にブレーキを付加する等の機械的な対策、感光体速度変動を検知し、これをフィードバックして速度制御を行なう電気的な対策が実施されている。
【0004】
また、類似の技術として、モータが定速回転して感光体の速度むらをなくし、ジターを発生することのない電子写真装置を提供する特許文献1の「電子写真装置」が知られている。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−19234号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記いずれの対策の場合も、装置の大型化や機構の複雑化を伴うことは避けられない。
【0007】
本発明は、簡単な構成により、感光体周速の変動、速度ムラをなくし良好な画像が得られる作像部駆動伝達装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、感光体及びその周辺の電子写真プロセスユニットからなる作像部に駆動モータからの駆動力を伝達する作像部駆動伝達装置において、駆動モータの出力軸上に、感光体駆動を行なう感光体駆動伝達手段と、感光体周辺のユニットの駆動を行なう感光体周辺部駆動伝達手段とを独立して設け、かつ両者を嵌合した作像部駆動伝達装置を最も主要な特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、感光体駆動伝達手段は出力軸に対して固定され、感光体駆動伝達手段と感光体周辺部駆動伝達手段の嵌合部分に微小な隙間を有すると共に、感光体駆動伝達手段を金属材料、感光体周辺部駆動伝達手段を樹脂材料により形成した作像部駆動伝達装置を主要な特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の作像部駆動伝達装置において、感光体周辺部駆動伝達手段にあって、感光体駆動伝達手段との嵌合部分に、所定の応力が加わった場合に弾性変形が発生する突出部を形成した作像部駆動伝達装置を主要な特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の作像部駆動伝達装置において、両駆動伝達手段の嵌合部における面接触部分に、両者の軸平行方向の位置関係を固定するための凸部及び凹部を設けた作像部駆動伝達装置を主要な特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態入を図面に従って説明する。
本実施形態は感光体及びその周辺部への駆動伝達を、タイミングベルトにより行なうものである。図1は本発明の実施の形態に係る作像部駆動伝達装置の外観斜視図である。
【0013】
図において駆動モータ1の出力軸上にはタイミングプーリ2が取付けられている。感光体ドラム軸3の端部に感光体ドラムプーリ4が取付けられている。駆動モータ1と感光体ドラム軸3とは感光体駆動タイミングベルト5により駆動連結されている。感光体周辺部駆動タイミングベルト6は、転写ベルト駆動軸7、クリーニングユニット駆動軸8等への駆動伝達を行なうものである。転写ベルト駆動軸7、クリーニングユニット駆動軸8はそれぞれ図示しないユニットに連結されている。このように、感光体への駆動伝達ループとその他のユニットへの駆動伝達ループとは別個に構成されている。
【0014】
図2は本発明の駆動モータの出力軸へのプーリの取付け構造の第1の例を示す正面断面図、図3はその側面断面図である。駆動モータ1の出力軸に嵌合されるタイミングプーリ2は、感光体駆動プーリ12と感光体周辺部駆動プーリ13とから構成されている。
【0015】
感光体駆動プーリ12と感光体周辺部駆動プーリ13とは別体である。感光体駆動プーリ12は金属材料により形成され、駆動モータ1の出力軸11に対して止めネジ14により固定されている。感光体周辺部駆動プーリ13は感光体駆動プーリ12と嵌合して出力軸11に対し取付けられる構成である。嵌合部は図3に示す如くD型形状となっている。感光体駆動プーリ12と感光体周辺部駆動プーリ13との嵌合部分はスキマバメとする。すなわち両者の間には微小な空間が存在している。また、感光体周辺部駆動プーリ13は樹脂材料により形成されている。
【0016】
このような構成にしたので、感光体周辺部駆動プーリ13により駆動伝達が行なわれる被駆動部において負荷変動、振動が発生した場合に、嵌合部において両者の材質の硬度差により感光体周辺部駆動プーリ13のみに変形が発生し、感光体駆動プーリ12への振動伝達が緩和される。また、嵌合部に若干のガタがあるため、感光体周辺部駆動プーリ13からの振動が感光体駆動プーリ12へダイレクトに伝達されるのをガタの部分で緩和することができる。
【0017】
図4は本発明の駆動モータの出力軸へのプーリの取付け構造の第2の例を示す側面断面図である。図において、嵌合部は図3と同様にD型形状を有し、さらに感光体周辺部駆動プーリ13のD型平面部分には突出部13−1が設けられている。
【0018】
この構成により、感光体周辺部駆動プーリ13に対して負荷トルクを付与した場合は突出部13−1に変形が生じることになる。この変形量は負荷の大きさにより変化するため、感光体周辺部駆動プーリ13の被駆動部に急激な負荷変動が生じた場合には、この部分がダンパとして機能し、感光体駆動プーリ12への振動伝達が遮断される。
【0019】
図5は本発明の駆動モータの出力軸へのプーリの取付け構造の第3の例を示す正面断面図、図6はその側面断面図である。図において、図4と同様に感光体周辺部駆動プーリ13に設けられた突出部13−1にはさらに半球状の凸部13−2を設けている。同時に感光体駆動プーリ12の平面部分には凹部12−1を設け、これらが嵌合する構成としている。
【0020】
この構成により、突出部13−1のバネ性を利用して感光体周辺部駆動プーリ13の感光体駆動プーリ12に対する軸方向位置を固定することができる。また、感光体駆動プーリ12を出力軸11に対して圧入等により予め固定した状態でも、別の締結部材を用いることなく感光体周辺部駆動プーリ13の脱着を行なうことができる。
【0021】
【発明の効果】
請求項1、2記載の発明によれば、感光体及びその周辺の電子写真プロセスユニットからなる作像部に駆動モータからの駆動力を伝達する作像部駆動伝達装置において、駆動モータの出力軸上に、感光体駆動を行なう感光体駆動伝達手段と、感光体周辺のユニットの駆動を行なう感光体周辺部駆動伝達手段とを独立して設け、かつ両者を嵌合する。そして感光体駆動伝達手段は出力軸に対して固定され、感光体駆動伝達手段と感光体周辺部駆動伝達手段の嵌合部分に微小な隙間を有すると共に、感光体駆動伝達手段を金属材料、感光体周辺部駆動伝達手段を樹脂材料により形成したことにより、感光体以外の被駆動部で負荷変動、振動が生じた場合に両者の嵌合部において、材質の硬度差を利用した振動吸収効果を持たせることができる。また、嵌合部の遊びによっても振動伝達が緩和される。このことにより、感光体駆動部分において振動、速度ムラに起因する画像ムラの発生を防止し、良好な画像を得ることができる。
【0022】
請求項3記載の発明によれば、感光体周辺部駆動伝達手段にあって、感光体駆動伝達手段との嵌合部分に、所定の応力が加わった場合に弾性変形が発生する突出部を形成したことにより、上記の振動吸収効果をより大きなものとすることができる。
【0023】
請求項4記載の発明によれば、両駆動伝達手段の嵌合部における面接触部分に、両者の軸平行方向の位置関係を固定するための凸部及び凹部を設けたことにより、上記と同様の効果を得ると共に部品構成の簡略化を図ることができる。さらに、感光体駆動伝達手段を駆動モータ出力時と一体に形成する、または圧入等により精度の高い連結にすることがが可能となるため、より高精度の駆動伝達が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る作像部駆動伝達装置の外観斜視図である。
【図2】本発明の駆動モータの出力軸へのプーリの取付け構造の第1の例を示す正面断面図である。
【図3】その側面断面図である。
【図4】本発明の駆動モータの出力軸へのプーリの取付け構造の第2の例を示す側面断面図である。
【図5】本発明の駆動モータの出力軸へのプーリの取付け構造の第3の例を示す正面断面図である。
【図6】その側面断面図である。
【符号の説明】
1 駆動モータ
2 タイミングプーリ
5 感光体駆動タイミングベルト
6 感光体周辺部駆動タイミングベルト
11 出力軸
12 感光体駆動プーリ(感光体駆動伝達手段)
12−1 凹部
13 感光体周辺部駆動プーリ(感光体周辺部駆動伝達手段)
13−1 突出部
13−2 凸部
Claims (4)
- 感光体及びその周辺の電子写真プロセスユニットからなる作像部に駆動モータからの駆動力を伝達する作像部駆動伝達装置において、駆動モータの出力軸上に、感光体駆動を行なう感光体駆動伝達手段と、感光体周辺のユニットの駆動を行なう感光体周辺部駆動伝達手段とを独立して設け、かつ両者を嵌合したことを特徴とする作像部駆動伝達装置。
- 感光体駆動伝達手段は出力軸に対して固定され、感光体駆動伝達手段と感光体周辺部駆動伝達手段の嵌合部分に微小な隙間を有すると共に、感光体駆動伝達手段を金属材料、感光体周辺部駆動伝達手段を樹脂材料により形成したことを特徴とする作像部駆動伝達装置。
- 請求項2記載の作像部駆動伝達装置において、感光体周辺部駆動伝達手段にあって、感光体駆動伝達手段との嵌合部分に、所定の応力が加わった場合に弾性変形が発生する突出部を形成したことを特徴とする作像部駆動伝達装置。
- 請求項3記載の作像部駆動伝達装置において、両駆動伝達手段の嵌合部における面接触部分に、両者の軸平行方向の位置関係を固定するための凸部及び凹部を設けたことを特徴とする作像部駆動伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003057734A JP2004271543A (ja) | 2003-03-04 | 2003-03-04 | 作像部駆動伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003057734A JP2004271543A (ja) | 2003-03-04 | 2003-03-04 | 作像部駆動伝達装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004271543A true JP2004271543A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33121056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003057734A Pending JP2004271543A (ja) | 2003-03-04 | 2003-03-04 | 作像部駆動伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004271543A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015179233A (ja) * | 2013-08-23 | 2015-10-08 | 株式会社リコー | 駆動伝達装置および画像形成装置 |
-
2003
- 2003-03-04 JP JP2003057734A patent/JP2004271543A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015179233A (ja) * | 2013-08-23 | 2015-10-08 | 株式会社リコー | 駆動伝達装置および画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7869750B2 (en) | Image forming apparatus with a phase of a first load torque substantially opposite to a phase of a second load torque | |
JP7151267B2 (ja) | 駆動伝達装置及び画像形成装置 | |
US10917024B2 (en) | Vibration-type drive apparatus, robot, image forming apparatus, and image pickup apparatus that inhibit undesired vibration | |
US8864620B2 (en) | Rotary body driver with planetary gear transmission and image forming apparatus incorporating same | |
JP2007025052A (ja) | 走査光学装置 | |
US9836010B2 (en) | Vibration-type driving apparatus, robot, and image forming apparatus | |
JP2004271543A (ja) | 作像部駆動伝達装置 | |
JP2014040884A (ja) | 動吸振器機構、画像形成装置 | |
JP2006064793A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006300230A (ja) | 回転体の駆動装置及びこれを備えた画像記録装置 | |
JP2003091208A (ja) | 感光体駆動装置 | |
JP6413379B2 (ja) | 動吸振器、回転体、および画像形成装置 | |
JP2014052058A (ja) | 動吸振器機構、画像形成装置 | |
JP2003206993A (ja) | 駆動伝達装置及び該装置を備えた画像形成装置 | |
JP4689343B2 (ja) | 駆動伝達装置及び画像形成装置 | |
JP2013213549A (ja) | 駆動力伝達装置、駆動装置、及び画像形成装置 | |
JP2003278886A (ja) | 駆動伝達機構 | |
JP2012229708A (ja) | 遊星歯車機構、回転駆動装置、及び画像形成装置 | |
JPH09292778A (ja) | 画像転写装置 | |
US9335707B2 (en) | Image forming apparatus for cancelling non-uniform rotation of a rotating member | |
JP6844426B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004053919A (ja) | 感光体駆動機構 | |
JP3422666B2 (ja) | 動力伝達装置及び画像形成装置 | |
JP2002005237A (ja) | 回転安定装置、回転駆動機構、画像形成装置及び画像読取装置 | |
JP2002006681A (ja) | 回転安定装置、回転駆動機構、画像形成装置及び画像読取装置 |