JP2004270437A - 異形壁体構成部材とその接続構造及び製作方法 - Google Patents

異形壁体構成部材とその接続構造及び製作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 壁体の法線変更箇所における異形壁体構成部材に関し,溶接加工の手間、断面変形保持、施工誤差、輸送、施工の手間、塗装効率を改良する。
【解決手段】 鋼矢板などの壁体構成部材31の断面方向の所定部位において、壁体構成部材31の長手方向の所定箇所における所定範囲に亘り、嵌合用スリット32を有するなどの環状断面部材33aからなる筒状継手33が溶接等の手段で一体的に設けられており、かつ、嵌合用スリット32のスリット幅bが、前記嵌合用スリット32に嵌合する隣接して配設される壁体構成部材(隣接壁体構成部材)31の筒状継手側嵌合継手35を構成する部材の厚さtまたは、前記筒状継手側嵌合部材35の厚さtと同等または、それよりも小さめの幅とすることにより、筒状継手33が板バネのように作用し、砂漏れや漏水を防止・低減できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、護岸、岸壁、防波堤、砂防ダム、掘削土留壁などの土木・建築構造物に用いる、鋼矢板などの壁体構成部材に特殊な継手構造を一体化してなる異形壁体構成部材とその製作方法及び接続構造に関する。
この種の壁体構成部材が実施される壁体構造物の従来例として、非特許文献「鋼矢板 設計から施工まで、鋼管杭協会、P270〜271、2000.3」が知られている。
また、本発明者の先願に係る特開2002−212930号(特願2001−6197、特許文献1)がある。図17〜図21によって説明すると、図17、図18において、壁体構造物1は、矩形筒状の函体2を備えており、それぞれ互いに対向する一対の前後方向に延長する左右両側壁3、4とおよび、左右方向に延長する前後両止壁5、6が各隅角部材7により接合され、囲繞された中空空間8を有する。函体2は、水底上に築造した割石マウンドGまたは陸上のマウンドG上に複数または多数隣接配置することがある。
前記函体2は、側壁3、4または止壁5、6を形成するように接合される多数の側壁構成部材10及び、多数の止壁構成部材12と、止壁5、6と各側壁3、4の互いの端部を接合する隅角部材7とで矩形筒状に枠組み形成され、これら側壁構成部材10及び止壁構成部材12は、例えば、両側部に上下方向に連続して延長する継手を備えた断面U字状の継手付き鋼管矢板等にて形成され、函体2内の中空空間8には、例えば、土砂、砂利等の中詰材9が所定の高さまで充填されている。
前記函体2内の中空空間8は、図17、図18のように隔壁で仕切られてない場合と、図19(a)に示すように、側壁3、4間にその中空空間8を複数に区画するように、例えば、嵌合継手付き鋼矢板を相互に直列に接合して構成した隔壁15を配置するか、あるいは図19(b)に示すように、側壁3、4間と止壁5、6間に、前記と同様な例えば、嵌合継手付き鋼矢板を相互に直列に接合して構成した隔壁15、15が交差するように配置して構成することもある。
前述のように鋼矢板(壁体構成部材)を用いて一重壁等の壁体を構成する場合、鋼矢板の打ち込み法線(イ)を変化させることがある。その際、法線変化点またはその近傍に用いる鋼矢板(壁体構成部材)を異形形状とする必要がある。従来より、鋼矢板(壁体構成部材)の打ち込み法線(イ)を変化させる場合、鋼矢板(壁体構成部材)を切断した「切断鋼矢板」を用いて所定の断面形状に溶接加工した異形鋼矢板が使用されている。この場合、図20に示すように、隅角部材7として、継手付き鋼管矢板に代えて、平面W形の矢板本体の両側部に上下方向に連続した継手を備えた継手付き異形鋼矢板7aを使用する場合がある。さらに、図21に示すように、2つの辺が鈍角で交わる場合は、隅角部材7として、前記の図20に示す平面W形の継手付き異形鋼矢板7aよりもその平面W形がさらに拡がった継手付き異形鋼矢板7bを使用する場合がある。
前記のように、鋼矢板や鋼管矢板を用いて壁体構造物の壁体を構成する場合、隅角部においては鋼矢板等の打ち込み法線(イ)を変化させることになるが、この隅角部に用いられる鋼矢板や鋼管矢板は異形形状とする必要があり、また、特殊な継手構造が必要になる。従来、壁体を構成する鋼矢板の打ち込み法線(イ)を変化させる場合、鋼矢板を切断した「切断鋼矢板」等を所定の断面形状に溶接加工した異形鋼矢板が使用されている。
また、図22に示すように、嵌合継手付き鋼矢板を相互に2列直列に接合して構成した両側壁37の間を、同じく鋼矢板で構成した隔壁38及び止端壁39で接合して構成する二重壁43において、中仕切り用の隔壁38や終始端の止端壁39は、通常、対向する2列の側壁37の間に直角に配置される。この場合、両側壁37間を直角に接合するため、鋼矢板からなる両側壁37の鋼矢板41におけるウエブ背面には切断鋼矢板42を溶接した異形鋼矢板が使用され、その切断鋼矢板42の嵌合継手と隔壁38及び止端壁39の嵌合継手を嵌合させることで、相互間を直角に接合している。
特開2002−212930号公報 鋼矢板 設計から施工まで、鋼管杭協会、P270〜271、2000.3
(1)鋼矢板(壁体構成部材)を用いて構成される一重鋼矢板壁の法線の変化点に用いる異形鋼矢板は前記多数の鋼矢板の施工誤差のために当初計画の位置に配設されない場合が多く、法線変更用の異形鋼矢板の使用だけでは当初計画の位置で法線を変化させることができない場合がある。
このため、前記一重鋼矢板壁に用いる鋼矢板の一部にその幅を変化させた幅調整用異形鋼矢板を使用せざるを得ず、建設コストが嵩むといった問題があった。
(2)二重鋼矢板壁における中仕切り用の隔壁や止端壁は、通常、対向する2列の側壁の間に直角に配置される。
また、側壁を構成する所定の鋼矢板(異形鋼矢板)には、隔壁や止端壁の端部にお配設される鋼矢板と接続するための接続鋼矢板(鋼矢板を切断したもの)が溶接等の手段により一体的に連結されている(図22参照)。
このため、隔壁や止端壁の端部に配設される鋼矢板と前記切断した鋼矢板を用いた接続部材との継手嵌合部の遊間は数mm程度とほんの僅かである。
したがって、対向する2列の側壁を構成する多数の鋼矢板の施工精度が悪い(施工誤差が大きい)と、異形鋼矢板が当初計画の位置に配置されないため、隔壁の端部に配設される鋼矢板の継手が、切断した鋼矢板からなる接続部材の継手と嵌合することが困難となるといった問題があった。
このため、隔壁を構成する鋼矢板の一部に鋼矢板の断面幅を変化させた幅調整用異形鋼矢板を使用せざるを得ず、建設コストが嵩むといった問題があった。
(3)切断した鋼矢板を用いる従来の異形鋼矢板に防食塗装を施す場合、断面形状が複雑なため、防食層を設けることが困難であったり、塗装効率が低下する場合があった。
(4)切断した鋼矢板を用いる従来の異形鋼矢板は、溶接加工に伴う熱歪が大きく、矯正に手間がかかり、加工コストが嵩むといった問題があった。
(5)切断した鋼矢板を用いる従来の異形鋼矢板は、断面が変形しやすいため、断面形状の保持が困難な場合があった。
(6)切断した鋼矢板を用いる従来の異形鋼矢板は、断面が変形しやすいため、打設施工に伴う、施工誤差が発生しやすいといた問題があった。
(7)切断した鋼矢板を用いる従来の異形鋼矢板は、断面形状が複雑でかさばる場合が多く、輸送や保管時の変形対策が必要になるといった問題があった。
(8)切断した鋼矢板を用いる従来の異形鋼矢板は、バイブロハンマーのチャック(鋼矢板把持装置)のつかみ代を確保できない場合があった。このような場合、異形鋼矢板の頭部にチャッキングプレートを溶接して対応せざるを得ず、コストが嵩むといった問題があった。
(9)切断した鋼矢板を用いる従来の異形鋼矢板は、この切断した鋼矢板の継手に嵌合される隣接鋼矢板長さとほぼ同一長さである場合が多かった。このため、材料費や加工費が嵩むといった問題があった。
(10)異形鋼矢板と隣接鋼矢板の接続は、所詮、鋼矢板の継手同士の嵌合であるため、継手嵌合部の遊間は数mm程度とほんの僅かである。このため、異形鋼矢板と隣接鋼矢板の位置関係の調整が困難であった。異形鋼矢板と非異形鋼矢板の接続は、所詮、鋼矢板の継手同士の嵌合であるため、異形鋼矢板と非異形鋼矢板の位置関係の調整が困難であった。
(11)切断した鋼矢板を用いる従来の異形鋼矢板はその形状が複雑で、寸法も変化に富むため、全自動溶接の適用が困難であった。このため、手動溶接や半自動溶接を採用せざるを得ず、加工コストが嵩んでいた。
(12)切断した鋼矢板を用いる従来の異形鋼矢板は、断面形状が複雑なため、複数の異形鋼矢板を長手方向に連結して長尺化するには、大変な労力を要していた。また、連結部の断面の力学性能が不明確であった。
このように、従来の異形鋼矢板では、溶接接合加工の手間、断面形状保持、施工誤差対応、輸送、施工の手間、塗装効率その他の点で改良すべき点があった。前記した従来技術の問題点を踏まえ、異形壁体構成部材には、下記に示す性能が求められていた。
〔1〕多数の壁体構成部材の施工誤差を吸収しやすい継手構造であること。
〔2〕土砂漏れ(吹出し)や漏水を防止・低減できる継手構造であること。
〔3〕地盤への打ち込み抵抗が小さい継手構造であること。
〔4〕断面形状が単純・コンパクトで、変形しずらく、輸送効率の良い継手構造であること。
〔5〕製作コストが安価な継手構造であること。
〔6〕長尺化加工を容易に行え、かつ連結部の断面性能等の力学性能が明確な継手構造であること。
〔7〕防食層を効率的に設けることができること。
本発明は、前記〔1〕〜〔7〕の課題に応えることができる、異形壁体構成部材とその接続構造及び製作方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は次のように構成する。
第1の発明は、鋼矢板などの壁体構成部材(31)の断面方向の少なくとも1以上の所定部位において、前記壁体構成部材(31)の長手方向の少なくとも1以上の所定箇所における所定範囲に亘り筒状継手(33)がその長手方向において連続または非連続状態で前記壁体構成部材(31)に溶接等の手段で一体的に設けられ、前記筒状継手(33)の断面方向の所定箇所の長手方向において、嵌合用スリット(32)が設けられていることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、嵌合用スリット(32)が設けられている前記筒状継手(33)を構成する部材が、円筒鋼管や角形鋼管などの環状断面部材であることを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、前記嵌合用スリット(32)を有する筒状継手(33)が、山形鋼等の開断面形状や鋼板で構成されていることを特徴とする。
第4の発明は、第1〜第3のいずれかの発明において、前記嵌合用スリット(32)のスリット幅が、前記嵌合用スリット(32)の上方部の所定範囲において、上端部に行くに従って徐々に拡幅している拡幅部(320)を有していることを特徴とする。
第5の発明は、第1〜第4の何れかの発明において、前記嵌合用スリット(32)におけるスリットの平面形状が前記筒状継手(33)の内側に向かって狭くなっていることを特徴とする。
第6の発明は、第1〜第5の何れかの発明において、前記拡幅部(320)を除く範囲 における前記嵌合用スリット(32)のスリット幅bが、前記嵌合用スリット(32)に嵌合する隣接して配設される壁体構成部材(隣接壁体構成部材)(31b)の前記嵌合用スリット(32)に対応する位置の部材厚さtと同等またはそれよりも若干小さめの幅であることを特徴とする。
t≧b (1)
ここに、b:嵌合用スリット(32)の幅
t:隣接壁体構成部材の嵌合用スリット(32)に対応する位置の
部材厚さ
第7の発明は、第1〜第5の何れかの発明において、前記嵌合用スリット(32)のスリット幅が、これに嵌挿される前記筒状継手側嵌合継手(35)における嵌挿部(350)の厚さ(360)と同一または若干大きめであることを特徴とする。
第8の発明は、第1〜第7の何れかの発明において、異形壁体構成部材同士を長手方向に溶接等の手段で連結して構成される長尺の異形壁体構成部材において、前記異形壁体構成部材における壁体構成部材の本体同士のみが溶接等の手段で連結されて連結部(500)を構成し、前記連結部(500)の近傍の所定範囲ΔLには、嵌合用スリット(32)を有する筒状継手(33)が配設または非配設されていることを特徴とする。
第9の発明は、第1〜第8の何れかの発明において、筒状継手(33)の外面所定箇所と壁体構成部材の所定箇所との間に所定形状鋼製部材(510)が配設され、前記鋼製部材(510)が溶接等の手段で壁体構成部に連結されていることを特徴とする。
第10の発明は、第1〜第9の何れかの発明において、壁体構成部材の所定範囲に防食層(520)が設けられていることを特徴とする。
第11の発明は、第1〜第10の何れかの発明において、異形壁体構成部材の筒状継手(33)における嵌合用スリット(32)に、隣接壁体構成部材が嵌挿されたことを特徴とする。
第12の発明は、第1〜第11の何れかの発明において、異形壁体構成部材の筒状継手(33)における嵌合用スリット(32)に、鋼矢板などの壁体構成部材(31)の筒状継手側嵌合継手(35)が嵌挿され、前記嵌合用スリット(32)と前記筒状継手側嵌合継手(35)とにより形成された空隙部(22)が空隙閉鎖部材(23)により閉鎖されていることを特徴とする。
第13の発明は、第1〜第12の何れかの発明において、前記筒状継手側嵌合継手(35)が嵌挿された前記異形壁体構成部材の筒状継手(33)の内部に充填材(36)が充填されていることを特徴とする。
第14の発明は、第1〜第13の何れかの発明において、隔壁や止端壁を有する二重壁における2列の側壁や一重壁を構成する多数の壁体構成部材の施工誤差量に応じて、壁体構成部材に溶接等の手段で連結された筒状継手(33)の所定位置に嵌合用スリット(32)を配設することを特徴とする。
第15の発明は、第1〜第13の何れかの発明において、隔壁や止端壁を有する二重壁における2列の側壁や一重壁を構成する多数の壁体構成部材の施工誤差量に応じて、壁体構成部材に溶接等の手段で連結された筒状継手(33)の所定位置に嵌合用スリット(32)が配設されていることを特徴とする。
第16の発明は、第1〜第13の何れかの発明において、隔壁や止端壁を有する二重壁における2列の側壁や一重壁を構成する多数の壁体構成部材の施工誤差量に応じて、嵌合用スリット(32)が設けられた筒状継手(33)を壁体構成部材の所定位置に溶接等の手段で連結することを特徴とする。
第17の発明は、第1〜第13の何れかの発明において、隔壁や止端壁を有する二重壁における2列の側壁や一重壁を構成する多数の壁体構成部材の施工誤差量に応じて、嵌合用スリット(32)が設けられた筒状継手(33)が壁体構成部材の所定位置に溶接等の手段で連結されていることを特徴とする。
第18の発明は、第1〜第17の何れかの発明において、異形壁体構成部材の筒状継手(33)における前記嵌合用スリット(32)に嵌合する隣接して配設される壁体構成部材(隣接壁体構成部材)(31b)において、前記筒状継手側嵌合継手(35)または前記筒状継手側嵌合継手近傍部材(35b)の断面方向の所定箇所の所定範囲に位置保持部材(530)が配設された位置保持部材付き隣接壁体構成部材(31c)が前記嵌合用スリット(32)に嵌合していることを特徴とする。
第19の発明は、第1〜第18の何れかの発明において、前記筒状継手側嵌合継手(35)が嵌挿された請求項1〜18の何れか1項に記載の異形壁体構成部材の筒状継手(33)の内部の空隙部に経時硬化または経時非硬化の充填材(36)が充填されていることを特徴とする。
第20の発明は、第1〜第18の何れかの発明において、前記筒状継手側嵌合継手(35)が嵌挿された異形壁体構成部材の筒状継手(33)の内部の空隙部に経時硬化または経時非硬化の充填材(36)が充填されていることを特徴とする。
本発明によると、次の効果がある。
(1)鋼矢板などの壁体構成部材に筒状継手を溶接するだけで異形壁体構成部材を製作でき、鋼矢板などの壁体構成部材の切断・溶接・矯正が伴わないため、加工能率に優れており加工コストが安い。すなわち、鋼矢板などの壁体構成部材に筒状継手を溶接したり、嵌合スリットを設けるだけで異形壁体構成部材を製作できる。
(2)溶接加工に伴う熱歪が小さく、矯正が容易であるため、製作コストが安価である。また、異形壁体構成部材としての断面形状がほぼ特定されるので、加工治具も少なくて済み製作コストを一層低減できる。
(3)鋼矢板などの壁体構成部材に筒状継手を溶接したコンパクトな断面なので、断面が変形しずらく、断面形状の確保が容易である。このため、輸送効率がよく、輸送や保管時における変形対策が簡易な方法ですむ。
(4)鋼矢板などの壁体構成部材に筒状継手を溶接したコンパクトな断面なので、地盤への打ち込み抵抗が少なく、打ち込みに伴う断面の変形も少なく、施工誤差が発生しずらい。
(5)筒状部材の大きさ、嵌合用スリットの設置部位・幅・切断角度などを変化させることにより、接続部における隣接鋼矢板の配置位置を調整することができるので、壁体構成部材の施工誤差を吸収しやすい。
(6)隣接鋼矢板における筒状継手側嵌合継手の筒状継手に設けられた嵌合用スリットへの嵌合状態を変化させることにより、接続部における隣接鋼矢板の配置位置を調節することができる。
(7)鋼管等の筒状部材へ設ける嵌合スリットの幅を調整できる継手構造なので、土砂漏れ(吹出し)や漏水を防止・低減できる。
特に、筒状部材へ設ける嵌合スリットの幅bが、これに嵌合する隣接して配設される壁構成部材(隣接壁体構成部材)の筒状継手側嵌合継手を構成する部材の厚さ(t)、または前記筒状継手側嵌合継手近傍の部材の厚さ(t)と同等またはそれよりも若干小さめの幅である場合には、筒状部材が板バネのように挙動するので、土砂漏れ(吹出し)や漏水防止に一層効果がある。
(8)嵌合用スリットに嵌合する隣接壁体構成部材の継手または、継手近傍の所定箇所に位置保部材が溶接等の処断で配置されるので、壁体構成部材の施工精度を調整できる。
(9)嵌合用スリットのスリット幅が上方部にいくに従って、徐々に広がっている(Y字状)ので、これに嵌合する壁体構成部材の嵌合を容易に行うことができる。
(10)筒状継手を壁体構成部材の天端より50cm程度下げて取り付けることにより、バイブロハンマーのチャック(鋼矢板把持装置)のつかみ幅・深さは、非異形鋼矢板と全く同様となるため、従来の異形鋼矢板のようにつかみ代が確保できないという問題はない。したがって、チャッキングプレートを溶接する必要はない。
(11)防食塗装を施そうとする場合、断面形状が単純でコンパクトなため、塗装効率がよい。
(12)鋼管等の筒状部材の外面の所定箇所と壁体構成部材の所定箇所との間に所定の角度で鋼板を配置し、前記鋼板を鋼管等の筒状部材と壁体構成部材とに溶接等の手段で一体的に連結しているので、防食層を確実に配置できる。
(13)筒状継手の取付範囲は、従来技術のように隣接鋼矢板の長さとほぼ同一の範囲とする必要はない。すなわち、土留鋼管矢板壁と同様に,基礎地盤面下、2〜3mないしは[Es/4EI]−1/4程度まででよい。
ここに、1/β=[Es/4EI]−1/4
β:壁体の特性値
Es:地盤の変形係数
EI:壁体の曲げ剛性
(14)複数の異形壁体構成部材同士を溶接等の手段で連結して構成された長尺の異形壁体構成部材において、壁体構成部材の本体同士の連結を容易に行うことができる。
(15)複数の異形壁体構成部材同士を溶接等の手段で連結して構成された長尺の異形壁体構成部材において、壁体構成部材の本体同士を溶接等の手段で連結し連結部を構成した後、この上に短尺の鋼管等からなる筒状部材を配置し、これを溶接等の手段で連結すればよいので、簡単に長尺の異形壁体構成部材を製作できる。連結部の断面性能は、壁体構成部材の本体同士の連結部と同一であるため、力学性能が明確である。
(16)二重壁の側壁や二重壁を構成する多数の壁体構成部材の施工状況に応じて、鋼管等の筒状部材からなる接続部材の所定箇所に嵌合用スリットを設けることができるので、一層壁体構成部材の施工誤差を吸収することができる。
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。
図1〜図4は、本発明の第1実施形態を示し、図1(a)の壁体構造物16は、一対の側壁17、18、一対の止壁と隔壁(以下、両方を合せて止壁という)19、20とを平面的にみて矩形に組んで構成した函体21を有している。一対の側壁17、18、一対の止壁19、20は、それぞれ鋼矢板からなる壁体構成部材31を嵌合継手35aを介して接続して構成される。また、函体21内の内部空間24には中詰材が充填される(図示を省略する)。
従来、この種の壁体構造物16における止壁19、20の端部と側壁17、18との互いの隅部を接合する隅角部材には、鋼矢板を切断した「切断鋼矢板」等の所定の断面形状に溶接加工した異形鋼矢板が用いられるが、これらの隅角部材の製作に関しては,熱歪、強度、コスト、施工性、寸法精度などの点で問題があることについては先に説明した。
本発明は、止壁19、20の端部と側壁17、18との接続部に用いられる異形壁体構成部材の合理的な構造および、それと壁体構成部材との合理的な接続構造にあり、以下説明する。
第1実施形態においては、止壁19、20の端部と側壁17、18との接続部(つまり、隅角継手部25におけるウェブ26とフランジ27を有する鋼矢板製の壁体構成部材31のウェブ背面26a)には、嵌合用スリット32を有する筒状継手33が溶接28にて固着されて異形壁体構成部材31aが構成されている。
溶接部28の詳細を図16に例示す。同図に示すように、壁体構成部材31のウェブ背面26aと筒状継手33の円弧状接触部の両側に溶材の抜け落ち防止部材として棒鋼29を長手方向に配置して溶接している。図2に示すように、筒状継手33は、例えば、円筒鋼管や角形鋼管などの環状断面部材33aで構成し、この環状断面部材33aの断面方向の所定部位において、該環状断面部材33aの長手方向に亘り嵌合用スリット32を設けた部材で構成される。筒状継手33の長さは、壁体構成部材31の全長に渡って設けてもよいし、壁体構成部材31の全長よりも短くし、所定の範囲に亘って設けてもよい。
異形壁体構成部材31aにおける筒状継手33の内部空間には、鋼矢板からなる壁体構成部材31の端部における筒状継手側嵌合継手35が収容されており、嵌合用スリット32に壁体構成部材31のウェブ16の一部が嵌合されている。筒状継手33の内部空間に筒状継手側嵌合継手35を収容するには、筒状継手33の上端開口部から壁体構成部材31を落とし込むように操作することで、図示のように筒状継手33の内部空間に前記筒状継手側嵌合継手35を収容できる。筒状継手側嵌合継手35を収容した筒状継手33の内部空間には、経時硬化性充填材36が充填されている。
前記の隅角継手部25を構成する筒状継手33の内部空間において、筒状継手33の嵌合用スリット32を介して筒状継手側嵌合継手35を先端に有するフランジ27aの挿入長を調節し、あるいは嵌合用スリット32に対するフランジ27aの挿入角度を調整する。すなわち、筒状継手33の内部空間における壁体構成部材31の筒状継手側嵌合継手35の収まり位置を内部空間内で前後左右に調整したうえ、経時硬化性充填材36を充填してその硬化を待つ。これにより、止壁19、20と側壁17、18の間隔を調整できると共に、止壁19と止壁19(隔壁19a)の間隔を調整できる。
図2(a)、(b)は、側壁17、18と止壁19、20が直角に交わる隅角継手部25において、止壁19、20における壁体構成部材31の筒状継手側嵌合継手35が異形壁体構成部材31aにおける筒状継手33の内部空間のほぼ中心に位置している標準的な設置態様例を示す。また、図3(a)、(b)は、止壁19、20の筒状継手側嵌合継手35が筒状継手33の内部空間の中心から図示上方にずれて設置された例を示す。図4(a)、(b)は、止壁19、20の筒状継手側嵌合継手35が筒状継手33の内部空間の中心から側壁17、18の側にずれて設置した例を示す。これにより、前記のように止壁19、20と側壁17、18の間隔を調整できると共に、止壁19と止壁19(隔壁19a)の間隔を調整できる。
図5〜図9は、第2〜第6実施形態を示し、以下順に説明する。
図5は第2実施形態を示す。この第2実施形態では、筒状継手33における嵌合用スリット32のスリット幅(b)が、前記嵌合用スリット32に嵌合する隣接して配設される壁体構成部材(隣接壁体構成部材)31bの筒状継手側嵌合継手35を構成する部材の厚さtまたは、前記筒状継手側嵌合継手近傍の部材35bの厚さ(t)と同等またはそれよりも小さめの幅に設けられている。
t≧b (1)
ここに、b:嵌合用スリット32の幅
t:隣接壁体構成部材の嵌合用スリット(32)に対応する位置の
部材厚さ
このように構成することにより、筒状継手33が嵌合用スリット32の両側で板バネのように挙動するので、筒状継手側嵌合継手35と嵌合用スリット32が密接して土砂漏れ(吹出し)や漏水防止に一層効果がある。
図6は第3実施形態を示す。この第3実施形態においては、筒状継手33における嵌合用スリット32のスリット幅が、前記嵌合用スリット32の上方部の所定範囲において、上端部に行くに従って徐々に略Y字状に拡幅している拡幅部320を有している。
前記のように構成することにより、嵌合用スリット32のスリット幅が拡幅部320において、上方部にいくに従って、徐々に広がっているので、これに嵌合する筒状継手側嵌合継手35の上方からの嵌合を容易に行うことができる。
図7に示す第4実施形態においては、異形壁体構成部材31aにおける壁体構成部材31の本体同士のみが溶接28等の手段で連結されて連結部500を構成し、連結部500の近傍の所定範囲ΔLには、嵌合用スリット32を有する筒状継手33が配設または非配設されている。すなわち、ΔL=ΔL=30cm程度の溶接作業スペースを形成することで、筒状継手33の端部は連結部500から離間して設けられており、この所定範囲ΔLは空間部とするか、連結部500を溶接した後、後加工で所定範囲ΔLに短寸の筒状継手を配設してもよい(但し、図示省略する)。
前記のように構成することにより、壁体構成部材31の端部に筒状継手33が存在しない、溶接作業スペースを設けることで壁体構成部材31の本体同士の連結を容易に行うことができる。
図8は第5実施形態を示す。この第5実施形態においては、長尺の筒状継手33が切離線45の部位で切離されて、短尺筒状継手a、a、a、a、のように非連続に構成されている。ここで非連続とは、短尺筒状継手a〜aの切離線45のスリットΔbiが、(1)Δbi≠0に配設される場合と、(2)Δbi=0(メタルタッチ)で配設される場合と、(3)短尺筒状継手a〜a同士が切離線45の部位において、点つけ程度で溶接(点付け溶接、つまり、スリットの通りを確保する程度の溶接)の場合とを含む。なお、請求項1における連続とは、短尺筒状継手a〜aが1本物で構成されている場合をいう。
前記のとおり筒状継手33を非連続に構成することにより、各短尺筒状継手a〜aが短寸で分離されているので、特に、壁体構成部材の継手または継手近傍の部材の厚さ(t)、嵌合用スリット32の幅(b)がt>bのとき、各筒状継手33に嵌合用スリット32を介して板バネ作用を発揮させやすく、嵌合用スリット32に嵌合する壁体構成部材31を確実に挟持することができる。また、複数の壁体構成部材31同士を溶接等の手段で連結して構成された長尺の異形壁体構成部材31aにおいて、壁体構成部材31の本体同士を溶接等の手段で連結し連結部を構成した後、この上に前記短尺の鋼管等からなる筒状部材を配置し、これを溶接等の手段で連結してもよく、このようにすると簡単に長尺の異形壁体構成部材を製作できる。
図9は第6実施形態を示す。この第6実施形態では、異形壁体構成部材の筒状継手33における前記嵌合用スリット32に嵌合する隣接して配設される壁体構成部材(隣接壁体構成部材)31bにおいて、前記筒状継手側嵌合継手35または前記筒状継手側嵌合継手近傍部材35bの断面方向の所定箇所の所定範囲に位置保持部材530が配設された位置保持部材付き隣接壁体構成部材31cが前記嵌合用スリット32に嵌合している。
前記の構成によると、嵌合用スリット32に嵌合する隣接壁体構成部材31cの継手35または、継手近傍の所定箇所35bに位置保部材530が溶接等の手段で配置されるので、壁体構成部材31の施工精度を調整できる。
図10、図11は、第7実施形態を示す。この第7実施形態においては、嵌合用スリット32を有する筒状継手33が、ウェブ26とフランジ27を有する鋼矢板製の壁体構成部材31における該ウェブ26とフランジ27が交わる内面側に設けられている点が、第1実施形態と相異し、他の構成は第1実施形態と同じでる。すなわち、筒状継手33の嵌合用スリット32に筒状継手側嵌合継手35を先端に有するフランジ27aが嵌合され、その筒状継手側嵌合継手35を筒状継手33の内部空間に設置したうえ、この内部空間に経時硬化性充填材36を充填してその設置の位置決めをしている。第7実施形態の隅角継手部25においても、止壁19、20の端部における壁体構成部材31の筒状継手側嵌合継手35を筒状継手33の内部空間で前後左右に移動調整して設置できる。
図12は第8実施形態を示す。この第8実施形態においては、鋼矢板などの壁体構成部材31の内面または外面に溶接28または非溶接で固着された筒状継手33の外面所定箇所と、壁体構成部材31の所定箇所との間に所定の角度で鋼製部材510が配設され、前記鋼製部材510が溶接等の手段で壁体構成部材31に連結されている。さらに、壁体構成部材31の筒状継手33を取り付けた側の内面または外面に所定範囲にわたり防食層520が設けられている。
前記構成によると、鋼管等の筒状継手33の外面の所定箇所と壁体構成部材31の所定箇所との間に所定の角度で鋼製部材510を配置し、前記鋼製部材510を筒状継手33と壁体構成部材31とに溶接等の手段で一体的に連結することで、鋼製部材510により筒状継手33と壁体構成部材31の間に形成される凸凹を少なくしフラットな面を形成しており、このフラットな面に沿って防食層520を確実に配置できる。
図13、図14は、第9実施形態を示す。第1、第2実施形態では、隅角継手部25において、止壁19、20と側壁17、18が直角に交わる例を示したが、この第9実施形態では、止壁19、20と側壁17、18が或る角度で交わる場合における隅角継手部25aを示している。基本的には、第1実施形態と同じであり、壁体構成部材31のウェブ背面26aの中心から幅方向一側縁側にずれた位置に筒状継手33が溶接されており、かつ、筒状継手33の嵌合用スリット32の位置を少し回転して溶接している。この第9実施形態でも、筒状継手33の嵌合用スリット32に止壁19、20における筒状継手側嵌合継手35を先端に有するフランジ27aが嵌合され、フランジ先端の筒状継手側嵌合継手35を筒状継手33の内部空間に設置したうえ、この内部空間に経時硬化性充填材36を充填してその設置の位置決めをしている。第9実施形態の隅角継手部25aにおいても、壁体構成部材31の筒状継手側嵌合継手35を筒状継手33の内部空間で前後左右に移動調整して設置できる。
第9実施形態の比較例として、図21に示す例を説明する。この従来例では、平面W形が大きく拡がった継手付き異形鋼矢板7bを使用して2つの辺が鈍角で交わる部位での隅角部材7を構成しているが、継手付き異形鋼矢板7bは、鋼矢板の切断や接合部の溶接作業などの面倒な作業が必要である。しかるに、第9実施形態の構成とすると、従来のような面倒な切断作業や溶接作業が不要となる。
図15(a)、(b)は、筒状継手33に、嵌合用スリット32を両側から閉鎖する空隙閉鎖部材23を固定具14を用いて取り付けた状態を示す。この空隙閉鎖部材23は、ゴム、弾性プラスチック、金属板などの弾性部材で構成され、筒状継手側嵌合継手35を先端に有するフランジ27aは両側の空隙閉鎖部材23を押し広げて筒状継手33の嵌合用スリット32に嵌合されるので、筒状継手33に充填した経時硬化性充填材36が硬化前に嵌合用スリット32から流出する不具合を解消できる。なお、図15(c)は、嵌合用スリット32の両側に空隙閉鎖部材23を設けない例を示す。この場合は、図示しない別部材により空隙閉鎖手段を施すか、嵌合用スリット32の幅を狭く調整し、或いは硬化時間の短い経時硬化性充填材36を使用することなどによっても、該経時硬化性充填材36が硬化前に嵌合用スリット32から流出する不具合を解消できる。
図15(d)は、フランジ27aとの間に殆ど隙間が生じない程度に嵌合用スリット32の幅を狭く調整し、経時硬化性充填材36を充填しない例を示す。また、図15(d)において、前記嵌合用スリット32の幅をこれに嵌挿される前記筒状継手側嵌合継手35における嵌挿部350の厚さ360と同一または若干大きめまたは小さめに設けるとよい。
また、鋼矢板製の壁体構成部材31におけるフランジ27aは、先端の筒状継手側嵌合継手35から基端側にかけて徐々に肉厚になっている。つまり、フランジ27aは筒状継手33の内側から外側にかけて次第に肉厚であるので、嵌合用スリット32の幅もそれに合わせて、内側よりも外側が徐々に幅拡となるように形成するとよい。
以上各種の実施形態、運用形態について説明したが、本発明は、前記の構成を適宜設計変更して実施することは構わない。
(a)は、本発明の第1実施形態に係る壁体構造物の概略的縦断面図、(b)は、図(a)のA部における鋼矢板製の壁体構成部材の背面詳細図である。 (a)は、図1(a)のA部における拡大断面図、(b)は、図(a)における要部拡大図である。 (a)は、図1(a)のA部における第1変形例の拡大断面図、(b)は、図(a)における要部拡大図である。 (a)は、図1(a)のA部における第2変形例の拡大断面図、(b)は、図(a)における要部拡大図である。 第2実施形態を示し(a)は、筒状継手に壁体構成部材の筒状継手側嵌合継手を挿入してない状態の横断面図、(b)は、筒状継手側嵌合継を挿入した状態の横断面図である。 第3実施形態を示し(a)は、筒状継手の平面図、(b)は、筒状継手の正面図である。 第4実施形態を示し(a)は、筒状継手の平面図、(b)は、筒状継手の正面図である。 第5実施形態を示し(a)は、筒状継手の平面図、(b)は、筒状継手の正面図である。 第6実施形態を示し(a)は、筒状継手に位置決め部材を有する筒状継手側嵌合継手を挿入した状態の横断面図、(b)、(c)、(d)、(e)は、位置決め部材を有する筒状継手側嵌合継手の4つの変形例を示す部分図である。 (a)は、本発明の第7実施形態に係る壁体構造物の概略的縦断面図、(b)は、図(a)のB部における鋼矢板製の壁体構成部材の背面詳細図である。 (a)は、図10(a)のB部における拡大断面図、(b)は、図(a)における要部拡大図である。 第8実施形態を示し(a)は、筒状継手の防食態様の具体的構造の第1例を示す平面図、(b)は、筒状継手の防食態様の具体的構造の第2例を示す平面図である。 (a)は、本発明の第9実施形態に係る壁体構造物の概略的縦断面図、(b)は、図(a)のC部における鋼矢板製の壁体構成部材の背面詳細図である。 (a)は、図13(a)のC部における拡大断面図、(b)は、図(a)における要部拡大図である。 (a)は、異形壁体構成部材における筒状継手の嵌合用スリットを空隙部閉鎖部材で閉鎖し、内部空間に筒状継手側嵌合継手を収容した例の説明図、(b)は、(a)において筒状継手の内部空間に経時硬化性充填材を充填した状態の説明図、(c)は、筒状継手の嵌合用スリットを閉鎖する空隙部閉鎖部材がない筒状継手に筒状継手側嵌合継手を収容し経時硬化性充填材を充填した例の説明図、(d)は、筒状継手のスリット幅を狭くし、かつ筒状継手に経時硬化性充填材を充填しない例の説明図である。 壁体構成部材のウェブと筒状継手との溶接部の詳細図である。 (a)は、従来の壁体構造物の概略的縦断面図である。 図17のD−D断面図である。 (a)、(b)は、従来の壁体構造物の他の2例を示す概略的横断面図である。 従来の隅角継手部の一例を示す横断平面図である。 従来の隅角継手部の他の例を示す横断面図である。 従来のさらに他の例として、異形鋼矢板による二重壁における隅角継手部の連結構造を示す横断面図である。
符号の説明
1 壁体構造物
2 函体
3 側壁
4 側壁
5 止壁
6 止壁
7 隅角部材
7a 異形鋼矢板
7b 異形鋼矢板
8 中空空間
9 中詰材
10 側壁構成部材
12 止壁構成部材
14 固定具
15 隔壁
16 壁体構造物
17 側壁
18 側壁
19 止壁
20 止壁
21 函体
22 空隙部
23 空隙部閉鎖空間
24 内部空間
25 隅角継手部
25a 隅角継手部
26 ウェブ
26a ウェブ背面
27 フランジ
28 溶接
29 棒鋼
31 壁体構成部材
31a 異形壁体構成部材
31b 隣接壁体構成部材
31c 隣接壁体構成部材
32 嵌合用スリット
33 筒状継手
33a 環状断面部材
35 筒状継手側嵌合継手
36 経時硬化性充填材
37 側壁
38 隔壁
39 止端壁
40 中詰土
41 鋼矢板
42 切断鋼矢板
43 二重壁
45 切断線
500 連結部
510 鋼製部材
520 防食層
530 位置保持部材

Claims (20)

  1. 鋼矢板などの壁体構成部材(31)の断面方向の少なくとも1以上の所定部位において、前記壁体構成部材(31)の長手方向の少なくとも1以上の所定箇所における所定範囲に亘り筒状継手(33)がその長手方向において連続または非連続状態で前記壁体構成部材(31)に溶接等の手段で一体的に設けられ、前記筒状継手(33)の断面方向の所定箇所の長手方向において、嵌合用スリット(32)が設けられていることを特徴とする異形壁体構成部材。
  2. 嵌合用スリット(32)が設けられている前記筒状継手(33)を構成する部材が、円筒鋼管や角形鋼管などの環状断面部材であることを特徴とする請求項1記載の異形壁体構成部材。
  3. 前記嵌合用スリット(32)を有する筒状継手(33)が、山形鋼等の開断面形状や鋼板で構成されていることを特徴とする請求項1記載の異形壁体構成部材。
  4. 前記嵌合用スリット(32)のスリット幅が、前記嵌合用スリット(32)の上方部の所定範囲において、上端部に行くに従って徐々に拡幅している拡幅部(320)を有していることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の異形壁体構成部材。
  5. 前記嵌合用スリット(32)におけるスリットの平面形状が前記筒状継手(33)の内側に向かって狭くなっていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の異形壁体構成部材。
  6. 前記拡幅部(320)を除く範囲における前記嵌合用スリット(32)のスリット幅bが、前記嵌合用スリット(32)に嵌合する隣接して配設される壁体構成部材(隣接壁体 構成部材)(31b)の前記嵌合用スリット(32)に対応する位置の部材厚さtと同等またはそれより若干小さめの幅であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の異形壁体構成部材。
    t≧b (1)
    ここに、b:嵌合用スリット(32)の幅
    t:隣接壁体構成部材の嵌合用スリット(32)に対応する位置の部材厚さ
  7. 前記拡幅部(320)を除く範囲における前記嵌合用スリット(32)のスリット幅bが、前記嵌合用スリット(32)に嵌合する隣接して配設される壁体構成部材(隣接壁体構成部材)(31b)の前記嵌合用スリット(32)に対応する位置の部材厚さtと同等またはそれよりも若干大きめの幅であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の異形壁体構成部材。
    t≦b (1)
    ここに、b:嵌合用スリット(32)の幅
    t:隣接壁体構成部材の嵌合用スリット(32)に対応する位置の部材厚さ
  8. 請求項1〜7における異形壁体構成部材同士を長手方向に溶接等の手段で連結して構成される長尺の異形壁体構成部材において、前記異形壁体構成部材における壁体構成部材の本体同士のみが溶接等の手段で連結されて連結部(500)を構成し、前記連結部(500)の近傍の所定範囲ΔLには、嵌合用スリット(32)を有する筒状継手(33)が配設または非配設されていることを特徴とする異形壁体構成部材。
  9. 筒状継手(33)の外面所定箇所と壁体構成部材の所定箇所との間に所定形状の鋼製部材(510)が配設され、前記鋼製部材(510)が溶接等の手段で筒状継手(33)及び壁体構成部材に連結されていることを特徴とする請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の異形壁体構成部材。
  10. 壁体構成部材の所定範囲に防食層(520)が設けられていることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の異形壁体構成部材。
  11. 請求項1〜10の何れか1項記載の異形壁体構成部材の筒状継手(33)における嵌合用スリット(32)に、隣接壁体構成部材が嵌挿されたことを特徴とする異形壁体構成部材の接続構造。
  12. 異形壁体構成部材の筒状継手(33)における嵌合用スリット(32)に、鋼矢板などの壁体構成部材(31)の筒状継手側嵌合継手(35)が嵌挿され、前記嵌合用スリット(32)と前記筒状継手側嵌合継手(35)とにより形成された空隙部(22)が空隙閉鎖部材(23)により閉鎖されていることを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載の異形壁体構成部材の接続構造。
  13. 前記筒状継手側嵌合継手(35)が嵌挿された前記異形壁体構成部材の筒状継手(33)の内部に充填材(36)が充填されていることを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載の異形壁体構成部材の接続構造。
  14. 隔壁や止端壁を有する二重壁における2列の側壁や一重壁を構成する多数の壁体構成部材の施工誤差量に応じて、壁体構成部材に溶接等の手段で連結された筒状継手(33)の所定位置に嵌合用スリット(32)を配設することを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載の異形壁体構成部材の製作方法。
  15. 隔壁や止端壁を有する二重壁における2列の側壁や一重壁を構成する多数の壁体構成部材の施工誤差量に応じて、壁体構成部材に溶接等の手段で連結された筒状継手(33)の所定位置に嵌合用スリット(32)が配設されていることを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載の異形壁体構成部材。
  16. 隔壁や止端壁を有する二重壁における2列の側壁や一重壁を構成する多数の壁体構成部材の施工誤差量に応じて、嵌合用スリット(32)が設けられた筒状継手(33)を壁体構成部材の所定位置に溶接等の手段で連結することを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載の異形壁体構成部材の製作方法。
  17. 隔壁や止端壁を有する二重壁における2列の側壁や一重壁を構成する多数の壁体構成部材の施工誤差量に応じて、嵌合用スリット(32)が設けられた筒状継手(33)が壁体構成部材の所定位置に溶接等の手段で連結されていることを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載の異形壁体構成部材。
  18. 請求項1〜17の何れか1項に記載の異形壁体構成部材の筒状継手(33)における前記嵌合用スリット(32)に嵌合する隣接して配設される壁体構成部材(隣接壁体構成部材)(31b)において、前記筒状継手側嵌合継手(35)または前記筒状継手側嵌合継手近傍部材(35b)の断面方向の所定箇所の所定範囲に位置保持部材(530)が配設された位置保持部材付き隣接壁体構成部材(31c)が前記嵌合用スリット(32)に嵌合していることを特徴とする異形壁体構成部材の接続構造。
  19. 前記筒状継手側嵌合継手(35)が嵌挿された請求項1〜18の何れか1項に記載の異形壁体構成部材の筒状継手(33)の内部の空隙部に経時硬化または経時非硬化の充填材(36)が充填されていることを特徴とする異形壁体構成部材の接続方法。
  20. 前記筒状継手側嵌合継手(35)が嵌挿された異形壁体構成部材の筒状継手(33)の内部の空隙部に経時硬化または経時非硬化の充填材(36)が充填されていることを特徴とする請求項1〜18の何れか1項に記載の異形壁体構成部材の接続構造。
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