JP2004268204A - ミニ工作機械およびこれを用いたミニ生産ラインシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】ライン組み替え、移設が少ない労力で短時間に行え、保守作業が容易なミニ生産ラインシステムを提供する。
【解決手段】幅の狭い架台2に工作機械本体3を設置し、架台2内に工作機械本体用のクーラント装置11、油圧装置13等の付帯装置5を収納して、ミニ工作機械1を構成し、このミニ工作機械1を複数台並べて連結してミニ生産ラインシステム15とする。付帯装置5は前後方に引き出すことができる。
【選択図】 図3
【解決手段】幅の狭い架台2に工作機械本体3を設置し、架台2内に工作機械本体用のクーラント装置11、油圧装置13等の付帯装置5を収納して、ミニ工作機械1を構成し、このミニ工作機械1を複数台並べて連結してミニ生産ラインシステム15とする。付帯装置5は前後方に引き出すことができる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば直径4mm、長さ10mm、重量1gr程度の小さい工作物を加工するための、幅30cm程度のミニ工作機械およびこれを用いたミニ生産ラインシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような小さい工作物を加工する工作機械として、本出願人において、小さい工作物に見合った、一辺30cmの立方体内に収まり、重量30kg以下というような小型、軽量であって、しかも、精密な加工を行うのに充分な剛性と加工動力とを有する工作機械を発明し、特願2002−54755号として出願している。
【0003】
しかし、一般に、工作機械にはクーラント装置、油圧装置、電装ボックス等の付帯装置を必要とし、工作機械をいくら小型、軽量化しても、これらの付帯装置が従来のままでは、付帯装置を収納する工作機械の架台を、使用する付帯装置に合わせてその都度設計しなければならず、更に、工作機械を複数台組み合わせて生産ラインを構成するときは、生産ラインの組み合わせ、構成を変更する度に、架台の変更と、これに伴う工作機械、付帯装置の載せ変え作業に多大の労力が必要になる。
【0004】
ところで、工作機械を複数台組み合わせて生産ラインを構成するのに、複数の工作機械を一定の大きさ形状に共通化すると共に、共通化された各工作機械を第1工程用旋盤セルから第2工程用旋盤セル、第3工程用旋盤セルというように一定間隔に位置自在に水平方向に順次配置してなる工作機械のラインシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−734号公報 (段落番号0011、図1)
【0006】
特許文献1のラインシステムでは、位置決めフランジにより機械間の正確な位置決めを行っているものであるが、ラインシステム全体を移動したり、工程変更のために機械を入れ換えたりする場合、機械本体と付帯装置が別置きであったり、装置そのものが大型で簡易に移設できる構造でなかったりして、その作業に多大な労力と時間を必要とするものと思われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、生産ラインの組み替え、移設が少ない労力で短時間に行え、保守作業が容易なミニ生産ラインシステムと、このミニ生産ラインシステムの構築に好適なミニ工作機械を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明のミニ工作機械は、平行な両側面の間に付帯装置を内蔵し、上記両側面以外の表面に取り付け面を備えた架台と、上記取り付け面に取り付けられ、上記両側面を含む面から外側にはみ出さない工作機械本体とを具備する。
【0009】
また、上記付帯装置が架台の前方または後方に引き出せるようにしたり、架台の下部にキャスタを備えたり、工作機械本体の上後方位置に上記付帯装置用あるいは工作機械本体用の操作盤を備えたり、両側面のうち少なくとも一方に連結手段を備えたりする。
【0010】
この発明のミニ生産ラインシステムは、複数の上記ミニ工作機械を、上記連結手段と連結手段とを突き合わせて連結し、複数工程のラインを形成するようにする。
【0011】
上記連結手段は、連結用ボルトを通す穴を備え、あるいは、更に、上記穴が貫通するボスを備えているようにする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、この発明のミニ工作機械の一実施形態を示す側面図、図2は、図1の架台内部を示す部分断面側面図である。図3は、図1の架台内部の付帯装置を引き出した状態を示す部分断面側面図である。図4は、図1のミニ工作機械を連結して構成したミニ生産ラインシステムの例を示す正面図、図5(a)〜図5(c)は、それぞれミニ工作機械を連結する連結手段の例を示す縦断面図である。
【0014】
図1および図2において、ミニ工作機械1は、架台2、工作機械本体3および電装ボックス4で構成されている。
【0015】
上記架台2は、床面G上に設置されるようになっていて、工作機械本体3および電装ボックス4を取り付けるとともに、複数のミニ工作機械1を1列に連結するためのもので、内部には付帯装置5を内蔵している。架台2の下部には複数組のキャスタ6と固定ボルト7が床面Gに向けて取り付けられている。ミニ工作機械1を床面G上に固定するときは、固定ボルト7を下方に突き出して、キャスタ6を浮かし、各固定ボルト7の高さを調節して機械の水平を出す。ミニ工作機械1を移動するときは、固定ボルト7を縮めてキャスタ6を床面Gに載せ、キャスタ6により、ミニ工作機械1を軽く移動することができるようにする。
【0016】
上記工作機械本体3は、架台2の上面の取り付け面8上に搭載されており、架台2の両側面(側板)9、9を含む面から外側にはみ出すことがないようになっている。この工作機械本体3は、従来の技術の項で説明した、一辺30cmの立方体内に収まり、重量30kg以下程度の小型、軽量であって、しかも、精密な加工を行うのに充分な剛性と加工動力とを有する工作機械である。工作機械本体3としては、用途に合わせて、研削盤、旋盤、フライス盤等の工作機械が適用される。
【0017】
工作機械本体3は、防振パッド60を挟んでボルト・ナットで締め付けて取り付け面8へ取り付け固定し、架台2から工作機械本体3への振動伝達を防いでいる。この発明で用いている防振パッドは、防振ゴムを使用した振動絶縁用のパッドである。
【0018】
電装ボックス4は、架台2の後部側に取り付けられ、ミニ工作機械1の動作制御を行うものである。この電装ボックス4の上部、工作機械本体3の上後方位置には、操作盤10が設けられている。この操作盤10は、用途に応じて、工作機械本体3、付帯装置5あるいは工作機械本体3と付帯装置5の両方の動作を制御する。操作盤10の位置は、ミニ工作機械1の正面側から作業者の手が届いて、容易に操作できる位置である。
【0019】
上記付帯装置5は、平行な両側面9、9の間にあって、架台2に内蔵されている。上記付帯装置5としては、この実施の形態では、工作機械本体3にセットされる工作物および工具を冷却するためのクーラント装置(クーラントタンク、バルブ、配管等)11、工作物着脱用のエア装置(フィルタ、配管、バルブ、レギュレータ等)12および工作機械本体3の主軸や工具台を移動するための油圧装置(油圧タンク、バルブ、配管等)13が設けられている。なお、上記電装ボックスを付帯装置5として架台2内に納めることも可能である。
【0020】
図3に示すように、上記クーラント装置11とエア装置12とは、それぞれのガイドレール81、82により別々に架台2の前方(図3の左方)に引き出せるようになっている。また、油圧装置13は、そのガイドレール83により架台2の後方に引き出せるようになっている。この引き出し構造により、各付帯装置5(クーラント装置11、エア装置12、油圧装置13)の保守作業を容易に行うことができ、付帯装置ごとの交換も容易になる。なお、50は、クーラント装置11の引き出しに設けたキャスタで、これにより、重量の大きいクーラント装置11を引き出したとき、クーラント装置11を支持することができる。
【0021】
保守作業の際、付帯装置5は左右方向(図3の紙面前後方向)には突き出ることがない。後述するように、この発明のミニ工作機械1は、複数台並べて連結してミニ生産ラインシステムを構築できるようになっている。それ故、付帯装置5の前後方向引き出し構造は、ミニ工作機械1がこのミニ生産ラインシステムに組み込まれた場合に、特に有効な構成である。
【0022】
なお、クーラント装置11、エア装置12、油圧装置13等の付帯装置5のタンクやポンプが工場内で別に集中して設置してあり、ここからクーラントやエアや圧油の供給を受ける場合は、付帯装置にはタンクやポンプを設置せず、バルブや配管等だけになる。
【0023】
ミニ工作機械1は、このように小型の工作機械本体3を搭載するので、工作機械本体3に相応して幅を狭くして、複数台横に並べてコンパクトなミニ生産ラインシステムを構築するのに適している。工作機械本体3の幅、奥行、主軸高さ等を統一したり、ミニ工作機械1の幅を統一したりすれば、ラインの構築、セッティング、変更等が一層行いやすくなり、効率化、コストダウンが促進される。
【0024】
図4は、複数のミニ工作機械1を横に並べて、ミニ工作機械1の架台側面9に設けた連結手段14と隣のミニ工作機械1の側面9に設けた連結手段14とを互いに突き合わせて連結し、複数工程のラインを形成したミニ生産ラインシステム15を示す。なお、図4では煩雑化を避けるために、電装ボックスの図示を省略している。
【0025】
この実施の形態では、第1のミニ工作機械1Aが面取り研削盤、第2のミニ工作機械1Bが円筒研削盤、第3のミニ工作機械1Cが端面研削盤であって、これらのミニ工作機械1A〜1Cで光ファイバ用フェルールの研削加工を行うミニ生産ラインシステムを構成している。
【0026】
各ミニ工作機械1A、1B、1Cの主軸軸線は、固定ボルト7の調節やキャスタ6による平面移動調節により互いに合致させ、連結手段14で互いに固定することで、工作物の供給排出や工具交換のセッティングを容易にしている。
【0027】
ミニ工作機械1とミニ工作機械1とは、この実施の形態では、一側面に4カ所の連結手段14、14、‥‥(図1参照)を設け、各連結手段で、防振パッドを挟んで連結用ボルト・ナットで締め付け連結し、架台2、2間の振動伝達を防いでいる。
【0028】
なお、ミニ生産ラインシステムには、上述のミニ工作機械1以外の他のユニット、例えば、工作物供給ユニット、排出ユニット等もラインの端や適宜の中間に連結して使用することもできる。
【0029】
図5(a)〜図5(c)は、ミニ工作機械1をミニ生産ラインシステム15に組み込む際の、ミニ工作機械1とミニ工作機械1を連結する連結手段14の例をそれぞれ示す。
【0030】
図5(a)の連結手段14では、架台側板9に連結用ボルト16を通す穴17を備えている。そして、この穴17は、架台側板9に固定されたボス18を貫通している。つまり、連結手段14はボス18により補強され、連結部の強度を上げている。防振パッド70が、架台側板9の内側の座19に嵌め込まれ、この座19と座金20または21とに挟まれ、更に、一方の連結手段14のボス18と他方の連結手段14のボス18との間には防振パッド71が挟まれ、連結用ボルト16とナット22とで締め付けられている。
【0031】
上記ボス18は、架台側板9にネジ23、23により固定されている。そして、ミニ生産ラインシステム15の端のミニ工作機械のように他のミニ工作機械と連結しない架台側板9がある場合は、ここのボス18を取り外しておくこともできるようになっている。
【0032】
連結用ボルト16、ナット22、座金20、21は、架台側板9とは直接接触することなく、防振パッド70を介し、ボス18とボス18との間にも防振パッド71を介在させているから、隣同士の架台2、2間の振動伝達は著しく抑制される。
【0033】
図5(b)の連結手段14は、図5(a)のボス18を省略した例で、他の構造は、図5(a)と同様である。
【0034】
図5(c)の連結手段14は、通常のボルト・ナット構造の代わりに、一方の架台側板9に連結用ネジ24を固定し、他方の架台側板9に袋ナット保持具25を固定し、この袋ナット保持具25に回転自在に保持される袋ナット26を上記連結用ネジ24にねじ込み締め付けることにより、架台2と架台2を連結固定する。防振パッド72は、袋ナット保持具25と袋ナット26との間に挟み込まれている。
【0035】
連結用ネジ24および袋ナット保持具25は、架台側板9にネジで固定したり、溶接して固定したりする。
【0036】
袋ナット保持具25と袋ナット26とは直接接触することなく、防振パッド72を介しているから、隣同士の架台2、2間の振動伝達は著しく抑制される。
【0037】
連結手段14としては、図5に限らず、ミニ工作機械の連結、切り離しの操作性がよく、確実、精密に連結できる構造であれば、他の構造でも差し支えない。
【0038】
【発明の効果】
この発明のミニ工作機械によれば、上述したように、平行な両側面の間に付帯装置を内蔵し、上記両側面以外の表面に取り付け面を備えた架台と、上記取り付け面に取り付けられ、上記両側面を含む面から外側にはみ出さない工作機械本体とを具備するから、架台、付帯装置を含めた工作機械がコンパクトにまとまり、小型化、小スペース化を図ることができ、このミニ工作機械を複数組み合わせてミニ生産ラインシステムを構築することができる。
【0039】
上記付帯装置を架台の前方または後方に引き出せるようにすれば、特にミニ生産ラインシステムに組み込んだ場合に、付帯装置の保守作業が容易になる。
【0040】
上記架台の下部にキャスタを備えれば、ミニ工作機械の移動が一層容易になる。
【0041】
上記工作機械本体の上後方位置に上記付帯装置用あるいは工作機械本体用の操作盤を備えれば、操作の作業性が向上する。
【0042】
上記両側面のうち少なくとも一方に連結手段を備えれば、複数のミニ工作機械でミニ生産ラインシステムを構築する際、工作機械同士の連結を容易に正確に行うことができる。
【0043】
この発明のミニ生産ラインシステムによれば、連結手段を備えた複数の上記ミニ工作機械を、連結手段と連結手段とを突き合わせて連結し、複数工程のラインを形成するようにしたから、加工工程の種類や順序を任意に組むことができ、設備の小型化、小スペース化、コストダウンを図ることができる。ライン全体あるいは複数台の機械を簡単に移動することができる。ラインの工程変更にフレキシブルに対応することができる。
【0044】
連結手段が連結用ボルトを通す穴を備えているようにすれば、連結用ボルトを使用して連結作業を簡単に行うことができる。更に、上記穴が貫通するボスを備えれば、連結部の剛性が上がって、機械と機械の連結が一層正確、確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のミニ工作機械の一実施の形態を示す側面図。
【図2】図1の架台内部を示す部分断面側面図。
【図3】図1の架台内部の付帯装置を引き出した状態を示す部分断面側面図。
【図4】図1のミニ工作機械を連結して構成したミニ生産ラインシステムの例を示す正面図。
【図5】(a)〜(c)は、それぞれ連結手段の例を示す縦断面図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C ミニ工作機械
2 架台
3 工作機械本体
4 電装ボックス
5 付帯装置
6 キャスタ
7 固定ボルト
8 取り付け面
9 ミニ工作機械の架台側面(側板)
10 操作盤
11 クーラント装置
12 エア装置
13 油圧装置
14 連結手段
15 ミニ生産ラインシステム
16 連結用ボルト
17 穴
18 ボス
19 座
20、21 座金
22 ナット
23 ネジ
24 連結用ネジ
25 袋ナット保持具
26 袋ナット
50 キャスタ
60 防振パッド
70 防振パッド
71 防振パッド
72 防振パッド
81、82、83 ガイドレール
G 床面
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば直径4mm、長さ10mm、重量1gr程度の小さい工作物を加工するための、幅30cm程度のミニ工作機械およびこれを用いたミニ生産ラインシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような小さい工作物を加工する工作機械として、本出願人において、小さい工作物に見合った、一辺30cmの立方体内に収まり、重量30kg以下というような小型、軽量であって、しかも、精密な加工を行うのに充分な剛性と加工動力とを有する工作機械を発明し、特願2002−54755号として出願している。
【0003】
しかし、一般に、工作機械にはクーラント装置、油圧装置、電装ボックス等の付帯装置を必要とし、工作機械をいくら小型、軽量化しても、これらの付帯装置が従来のままでは、付帯装置を収納する工作機械の架台を、使用する付帯装置に合わせてその都度設計しなければならず、更に、工作機械を複数台組み合わせて生産ラインを構成するときは、生産ラインの組み合わせ、構成を変更する度に、架台の変更と、これに伴う工作機械、付帯装置の載せ変え作業に多大の労力が必要になる。
【0004】
ところで、工作機械を複数台組み合わせて生産ラインを構成するのに、複数の工作機械を一定の大きさ形状に共通化すると共に、共通化された各工作機械を第1工程用旋盤セルから第2工程用旋盤セル、第3工程用旋盤セルというように一定間隔に位置自在に水平方向に順次配置してなる工作機械のラインシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−734号公報 (段落番号0011、図1)
【0006】
特許文献1のラインシステムでは、位置決めフランジにより機械間の正確な位置決めを行っているものであるが、ラインシステム全体を移動したり、工程変更のために機械を入れ換えたりする場合、機械本体と付帯装置が別置きであったり、装置そのものが大型で簡易に移設できる構造でなかったりして、その作業に多大な労力と時間を必要とするものと思われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、生産ラインの組み替え、移設が少ない労力で短時間に行え、保守作業が容易なミニ生産ラインシステムと、このミニ生産ラインシステムの構築に好適なミニ工作機械を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明のミニ工作機械は、平行な両側面の間に付帯装置を内蔵し、上記両側面以外の表面に取り付け面を備えた架台と、上記取り付け面に取り付けられ、上記両側面を含む面から外側にはみ出さない工作機械本体とを具備する。
【0009】
また、上記付帯装置が架台の前方または後方に引き出せるようにしたり、架台の下部にキャスタを備えたり、工作機械本体の上後方位置に上記付帯装置用あるいは工作機械本体用の操作盤を備えたり、両側面のうち少なくとも一方に連結手段を備えたりする。
【0010】
この発明のミニ生産ラインシステムは、複数の上記ミニ工作機械を、上記連結手段と連結手段とを突き合わせて連結し、複数工程のラインを形成するようにする。
【0011】
上記連結手段は、連結用ボルトを通す穴を備え、あるいは、更に、上記穴が貫通するボスを備えているようにする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、この発明のミニ工作機械の一実施形態を示す側面図、図2は、図1の架台内部を示す部分断面側面図である。図3は、図1の架台内部の付帯装置を引き出した状態を示す部分断面側面図である。図4は、図1のミニ工作機械を連結して構成したミニ生産ラインシステムの例を示す正面図、図5(a)〜図5(c)は、それぞれミニ工作機械を連結する連結手段の例を示す縦断面図である。
【0014】
図1および図2において、ミニ工作機械1は、架台2、工作機械本体3および電装ボックス4で構成されている。
【0015】
上記架台2は、床面G上に設置されるようになっていて、工作機械本体3および電装ボックス4を取り付けるとともに、複数のミニ工作機械1を1列に連結するためのもので、内部には付帯装置5を内蔵している。架台2の下部には複数組のキャスタ6と固定ボルト7が床面Gに向けて取り付けられている。ミニ工作機械1を床面G上に固定するときは、固定ボルト7を下方に突き出して、キャスタ6を浮かし、各固定ボルト7の高さを調節して機械の水平を出す。ミニ工作機械1を移動するときは、固定ボルト7を縮めてキャスタ6を床面Gに載せ、キャスタ6により、ミニ工作機械1を軽く移動することができるようにする。
【0016】
上記工作機械本体3は、架台2の上面の取り付け面8上に搭載されており、架台2の両側面(側板)9、9を含む面から外側にはみ出すことがないようになっている。この工作機械本体3は、従来の技術の項で説明した、一辺30cmの立方体内に収まり、重量30kg以下程度の小型、軽量であって、しかも、精密な加工を行うのに充分な剛性と加工動力とを有する工作機械である。工作機械本体3としては、用途に合わせて、研削盤、旋盤、フライス盤等の工作機械が適用される。
【0017】
工作機械本体3は、防振パッド60を挟んでボルト・ナットで締め付けて取り付け面8へ取り付け固定し、架台2から工作機械本体3への振動伝達を防いでいる。この発明で用いている防振パッドは、防振ゴムを使用した振動絶縁用のパッドである。
【0018】
電装ボックス4は、架台2の後部側に取り付けられ、ミニ工作機械1の動作制御を行うものである。この電装ボックス4の上部、工作機械本体3の上後方位置には、操作盤10が設けられている。この操作盤10は、用途に応じて、工作機械本体3、付帯装置5あるいは工作機械本体3と付帯装置5の両方の動作を制御する。操作盤10の位置は、ミニ工作機械1の正面側から作業者の手が届いて、容易に操作できる位置である。
【0019】
上記付帯装置5は、平行な両側面9、9の間にあって、架台2に内蔵されている。上記付帯装置5としては、この実施の形態では、工作機械本体3にセットされる工作物および工具を冷却するためのクーラント装置(クーラントタンク、バルブ、配管等)11、工作物着脱用のエア装置(フィルタ、配管、バルブ、レギュレータ等)12および工作機械本体3の主軸や工具台を移動するための油圧装置(油圧タンク、バルブ、配管等)13が設けられている。なお、上記電装ボックスを付帯装置5として架台2内に納めることも可能である。
【0020】
図3に示すように、上記クーラント装置11とエア装置12とは、それぞれのガイドレール81、82により別々に架台2の前方(図3の左方)に引き出せるようになっている。また、油圧装置13は、そのガイドレール83により架台2の後方に引き出せるようになっている。この引き出し構造により、各付帯装置5(クーラント装置11、エア装置12、油圧装置13)の保守作業を容易に行うことができ、付帯装置ごとの交換も容易になる。なお、50は、クーラント装置11の引き出しに設けたキャスタで、これにより、重量の大きいクーラント装置11を引き出したとき、クーラント装置11を支持することができる。
【0021】
保守作業の際、付帯装置5は左右方向(図3の紙面前後方向)には突き出ることがない。後述するように、この発明のミニ工作機械1は、複数台並べて連結してミニ生産ラインシステムを構築できるようになっている。それ故、付帯装置5の前後方向引き出し構造は、ミニ工作機械1がこのミニ生産ラインシステムに組み込まれた場合に、特に有効な構成である。
【0022】
なお、クーラント装置11、エア装置12、油圧装置13等の付帯装置5のタンクやポンプが工場内で別に集中して設置してあり、ここからクーラントやエアや圧油の供給を受ける場合は、付帯装置にはタンクやポンプを設置せず、バルブや配管等だけになる。
【0023】
ミニ工作機械1は、このように小型の工作機械本体3を搭載するので、工作機械本体3に相応して幅を狭くして、複数台横に並べてコンパクトなミニ生産ラインシステムを構築するのに適している。工作機械本体3の幅、奥行、主軸高さ等を統一したり、ミニ工作機械1の幅を統一したりすれば、ラインの構築、セッティング、変更等が一層行いやすくなり、効率化、コストダウンが促進される。
【0024】
図4は、複数のミニ工作機械1を横に並べて、ミニ工作機械1の架台側面9に設けた連結手段14と隣のミニ工作機械1の側面9に設けた連結手段14とを互いに突き合わせて連結し、複数工程のラインを形成したミニ生産ラインシステム15を示す。なお、図4では煩雑化を避けるために、電装ボックスの図示を省略している。
【0025】
この実施の形態では、第1のミニ工作機械1Aが面取り研削盤、第2のミニ工作機械1Bが円筒研削盤、第3のミニ工作機械1Cが端面研削盤であって、これらのミニ工作機械1A〜1Cで光ファイバ用フェルールの研削加工を行うミニ生産ラインシステムを構成している。
【0026】
各ミニ工作機械1A、1B、1Cの主軸軸線は、固定ボルト7の調節やキャスタ6による平面移動調節により互いに合致させ、連結手段14で互いに固定することで、工作物の供給排出や工具交換のセッティングを容易にしている。
【0027】
ミニ工作機械1とミニ工作機械1とは、この実施の形態では、一側面に4カ所の連結手段14、14、‥‥(図1参照)を設け、各連結手段で、防振パッドを挟んで連結用ボルト・ナットで締め付け連結し、架台2、2間の振動伝達を防いでいる。
【0028】
なお、ミニ生産ラインシステムには、上述のミニ工作機械1以外の他のユニット、例えば、工作物供給ユニット、排出ユニット等もラインの端や適宜の中間に連結して使用することもできる。
【0029】
図5(a)〜図5(c)は、ミニ工作機械1をミニ生産ラインシステム15に組み込む際の、ミニ工作機械1とミニ工作機械1を連結する連結手段14の例をそれぞれ示す。
【0030】
図5(a)の連結手段14では、架台側板9に連結用ボルト16を通す穴17を備えている。そして、この穴17は、架台側板9に固定されたボス18を貫通している。つまり、連結手段14はボス18により補強され、連結部の強度を上げている。防振パッド70が、架台側板9の内側の座19に嵌め込まれ、この座19と座金20または21とに挟まれ、更に、一方の連結手段14のボス18と他方の連結手段14のボス18との間には防振パッド71が挟まれ、連結用ボルト16とナット22とで締め付けられている。
【0031】
上記ボス18は、架台側板9にネジ23、23により固定されている。そして、ミニ生産ラインシステム15の端のミニ工作機械のように他のミニ工作機械と連結しない架台側板9がある場合は、ここのボス18を取り外しておくこともできるようになっている。
【0032】
連結用ボルト16、ナット22、座金20、21は、架台側板9とは直接接触することなく、防振パッド70を介し、ボス18とボス18との間にも防振パッド71を介在させているから、隣同士の架台2、2間の振動伝達は著しく抑制される。
【0033】
図5(b)の連結手段14は、図5(a)のボス18を省略した例で、他の構造は、図5(a)と同様である。
【0034】
図5(c)の連結手段14は、通常のボルト・ナット構造の代わりに、一方の架台側板9に連結用ネジ24を固定し、他方の架台側板9に袋ナット保持具25を固定し、この袋ナット保持具25に回転自在に保持される袋ナット26を上記連結用ネジ24にねじ込み締め付けることにより、架台2と架台2を連結固定する。防振パッド72は、袋ナット保持具25と袋ナット26との間に挟み込まれている。
【0035】
連結用ネジ24および袋ナット保持具25は、架台側板9にネジで固定したり、溶接して固定したりする。
【0036】
袋ナット保持具25と袋ナット26とは直接接触することなく、防振パッド72を介しているから、隣同士の架台2、2間の振動伝達は著しく抑制される。
【0037】
連結手段14としては、図5に限らず、ミニ工作機械の連結、切り離しの操作性がよく、確実、精密に連結できる構造であれば、他の構造でも差し支えない。
【0038】
【発明の効果】
この発明のミニ工作機械によれば、上述したように、平行な両側面の間に付帯装置を内蔵し、上記両側面以外の表面に取り付け面を備えた架台と、上記取り付け面に取り付けられ、上記両側面を含む面から外側にはみ出さない工作機械本体とを具備するから、架台、付帯装置を含めた工作機械がコンパクトにまとまり、小型化、小スペース化を図ることができ、このミニ工作機械を複数組み合わせてミニ生産ラインシステムを構築することができる。
【0039】
上記付帯装置を架台の前方または後方に引き出せるようにすれば、特にミニ生産ラインシステムに組み込んだ場合に、付帯装置の保守作業が容易になる。
【0040】
上記架台の下部にキャスタを備えれば、ミニ工作機械の移動が一層容易になる。
【0041】
上記工作機械本体の上後方位置に上記付帯装置用あるいは工作機械本体用の操作盤を備えれば、操作の作業性が向上する。
【0042】
上記両側面のうち少なくとも一方に連結手段を備えれば、複数のミニ工作機械でミニ生産ラインシステムを構築する際、工作機械同士の連結を容易に正確に行うことができる。
【0043】
この発明のミニ生産ラインシステムによれば、連結手段を備えた複数の上記ミニ工作機械を、連結手段と連結手段とを突き合わせて連結し、複数工程のラインを形成するようにしたから、加工工程の種類や順序を任意に組むことができ、設備の小型化、小スペース化、コストダウンを図ることができる。ライン全体あるいは複数台の機械を簡単に移動することができる。ラインの工程変更にフレキシブルに対応することができる。
【0044】
連結手段が連結用ボルトを通す穴を備えているようにすれば、連結用ボルトを使用して連結作業を簡単に行うことができる。更に、上記穴が貫通するボスを備えれば、連結部の剛性が上がって、機械と機械の連結が一層正確、確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のミニ工作機械の一実施の形態を示す側面図。
【図2】図1の架台内部を示す部分断面側面図。
【図3】図1の架台内部の付帯装置を引き出した状態を示す部分断面側面図。
【図4】図1のミニ工作機械を連結して構成したミニ生産ラインシステムの例を示す正面図。
【図5】(a)〜(c)は、それぞれ連結手段の例を示す縦断面図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C ミニ工作機械
2 架台
3 工作機械本体
4 電装ボックス
5 付帯装置
6 キャスタ
7 固定ボルト
8 取り付け面
9 ミニ工作機械の架台側面(側板)
10 操作盤
11 クーラント装置
12 エア装置
13 油圧装置
14 連結手段
15 ミニ生産ラインシステム
16 連結用ボルト
17 穴
18 ボス
19 座
20、21 座金
22 ナット
23 ネジ
24 連結用ネジ
25 袋ナット保持具
26 袋ナット
50 キャスタ
60 防振パッド
70 防振パッド
71 防振パッド
72 防振パッド
81、82、83 ガイドレール
G 床面
Claims (9)
- 平行な両側面の間に付帯装置を内蔵し、上記両側面以外の表面に取り付け面を備えた架台と、
上記取り付け面に取り付けられ、上記両側面を含む面から外側にはみ出さない工作機械本体とを具備する
ことを特徴とするミニ工作機械。 - 上記付帯装置が架台の前方または後方に引き出せるようになっている請求項1記載のミニ工作機械。
- 上記架台の下部にキャスタを備えた請求項1または2記載のミニ工作機械。
- 上記工作機械本体の上後方位置に上記付帯装置用の操作盤を備えた請求項1または2記載のミニ工作機械。
- 上記工作機械本体の上後方位置に工作機械本体用の操作盤を備えた請求項1または2記載のミニ工作機械。
- 上記両側面のうち少なくとも一方に連結手段を備えた請求項1ないし5のいずれかに記載のミニ工作機械。
- 複数の請求項6記載のミニ工作機械を、上記連結手段と連結手段とを突き合わせて連結し、複数工程のラインを形成するようにしたミニ生産ラインシステム。
- 上記連結手段が、連結用ボルトを通す穴を備えている請求項7記載のミニ生産ラインシステム。
- 上記連結手段が、更に、上記穴が貫通するボスを備えている請求項8記載のミニ生産ラインシステム。
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