JP2010272690A - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電装品箱の設置がファンの動力増大や風量低下を招くことを回避でき、しかも、当該電装品箱内の制御部の点検作業を限られたスペースで容易に行えるようにする。
【解決手段】空気の取入口11cと吹出口11dとを有するケーシング11と、ケーシング11内において取入口11cから吹出口11dに向けて空気を流通させるファン12と、取入口11cから吹出口11dに向かう空気の流通路に配設され、ファン12によってケーシング11内を流通する空気を冷却する熱交換器14と、空気調和装置10の各動作機構を駆動制御する制御部31が内部に設けられた平板状の第1電装品箱300及び第2電装品箱400の2つを有し、ファン12及び熱交換器14の下方となる領域に設けられた電装品箱30とを備え、第1電装品箱300は、第2電装品箱400よりもケーシング11の前面側の位置に配置され、ケーシング11の前面側へ引出可能に設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、サーバ等の電子機器が搭載されたラックが複数配置された空間を冷却するための空気調和装置に関する。
従来から、稼働時に高発熱するサーバ等の高性能電子機器が搭載されたラックの周辺空間を冷却する種々の冷却システムが用いられている(例えば、下記特許文献1参照)。
特許文献1には、電子機器を搭載したラックを複数並べてなるラック列を複数列形成し、各ラック列間に形成される空間の上部に空気調和装置を天井から吊り下げるようにして設けて該空間を冷却する空調システムが開示されている。この空調システムでは、空気調和装置によってラック列間に形成される空間が冷却され、ラック内に該冷却された空気が取り込まれることによって、各ラック内の電子機器が冷却される。
しかしながら、上記空調システムでは、ラック列間に形成された空間の上部に空気調和装置を設けるため、ラックの上方にある程度の空間を確保しなければならず、天井高さの低いサーバ室等では用いることができないという問題があった。
そこで、ラック型の空気調和装置が提案されている。該空気調和装置は、電子機器が搭載されたラックと高さ及び奥行きが略等しく、空気の取入口と吹出口とが形成されたケーシングと、内部を流通する冷却水と空気とを熱交換させる水冷式の熱交換器と、取入口から吹出口に亘って空気を流通させるファンと、該ファンを回転駆動するモータとを備えている。この空気調和装置では、ファンの駆動により、取入口からケーシング内に取り込まれた空気が、熱交換器において冷却されて吹出口から排出される。
このような空気調和装置を、上記特許文献1と同様にして形成されたラック列の中に挿入すると、電子機器からの排熱によって熱せられたラック列間の空間の空気が、空気調和装置に吸い込まれて冷却され、冷却後の空気はラック列間の空間に排出される。これにより、ラック列間の空間の空気が冷却され、当該ラック内の電子機器が冷却される。
特開2003−166729号公報
今日の空気調和装置は多機能化が要求されており、当該装置の各動作機構を駆動制御する制御部が設けられた電装品箱は大型化する傾向にある。上記ラック型の空気調和装置では、ファンがケーシング内において取入口から吹出口に向けて空気を流通させ、当該取入口から吹出口に向かう空気の流通路に熱交換器が配設されるが、上記電装品箱の大型化により当該空気流通路に大きなスペースを確保することが困難になり、ファンの動力増大及び風量低下を招いている。その一方、電装品箱を、上記空気流通路の配設位置を避けてケーシングの端部に配置するだけでは、電装品箱内の制御部の点検作業が困難になる。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、電装品箱の設置がファンの動力増大や風量低下を招くことなく、当該電装品箱内の制御部の点検作業も容易なものとし、しかも、当該点検作業時に要するスペースが低減された空気調和装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、電子機器が搭載されたラック(2)に対して並設され、当該ラック(2)周辺の空気を冷却する空気調和装置(10)であって、
空気の取入口(11c)と吹出口(11d)とを有するケーシング(11)と、
前記ケーシング(11)内において前記取入口(11c)から前記吹出口(11d)に向けて空気を流通させるファン(12)と、
前記取入口(11c)から前記吹出口(11d)に向かう空気の流通路に配設され、前記ファン(12)によって前記ケーシング(11)内を流通する空気を冷却する熱交換器(14)と、
当該空気調和装置(10)の各動作機構を駆動制御する制御部(31)が内部に設けられた平板状の第1電装品箱(300)及び第2電装品箱(400)の2つを有し、当該第1電装品箱(300)及び第2電装品箱(400)が前記ファン(12)及び前記熱交換器(14)の下方となる前記ケーシング(11)内領域に、前記ラック(2)及び当該空気調和装置(10)が並ぶ方向に直交する方向に並設されてなる電装品箱(30)とを備え、
前記第1電装品箱(300)は、前記ラック(2)及び当該空気調和装置(10)が並ぶ方向に直交する方向に引出可能に設けられているものである。
この発明では、電装品箱がファン及び熱交換器の下方となるケーシング内領域に設けられており、電装品箱が空気の流通路を妨げないので、電装品箱の設置がファンの動力増大や風量低下を招くことがない。しかも、電装品箱は、第1電装品箱及び第2電装品箱の2つとされ、第1電装品箱は、ラック及び当該空気調和装置が並ぶ方向に直交する方向に引出可能とされているので、ファン及び熱交換器の下方位置に当該平板状の電装品箱を配置しても、点検者が当該第1電装品箱をケーシングから上記直交方向に引き出すことで当該第1電装品箱内の制御部の点検作業を容易に行える。この点検作業時には、電装品箱の一部で構成される第1電装品箱のみを引き出すことが可能なので、電装品箱の引出に要するスペースを低減できる。当該ラック及び空気調和装置が配置されるサーバ室は、限られたスペースに多くのラックが設置されて空きスペースが少ないため、当該引出に要するスペースの低減は有益である。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の空気調和装置であって、前記第2電装品箱(400)は、前記ラック(2)及び当該空気調和装置(10)が並ぶ方向に直交する方向において、前記第1電装品箱(300)の引出方向とは反対の方向に向けて引出可能に設けられているものである。
この発明では、第2電装品箱が、ラック(2)及び当該空気調和装置(10)が並ぶ方向に直交する方向において、前記第1電装品箱(300)の引出方向とは反対の方向に向けて引出可能とされているので、ファン及び熱交換器の下方位置に当該平板状の電装品箱を配置しても、点検者が当該第2電装品箱を、ケーシングから第1電装品箱とは逆側に引き出すことで当該第2電装品箱内の制御部の点検作業を容易に行える。この点検作業時には、電装品箱の一部である第2電装品箱のみを引き出すことが可能なので、電装品箱の引出に要するスペースを低減できる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の空気調和装置であって、前記第1電装品箱(300)は、当該空気調和装置の動作を調整するための操作部が配設された前記ケーシング(11)の前面側に向けて引出可能に設けられ、
前記第1電装品箱(300)内の制御部(31)に、取換作業の対象となる電子部品、又は点検作業の対象となる電子部品が配設されているものである。
この発明によれば、ケーシングの前面側から引き出される第1電装品箱内に、取換作業の対象となる電子部品、又は点検作業の対象となる電子部品が配設されているので、点検頻度や取換頻度の高い部品については、点検者は、ケーシング前面側から第1電装品箱を引き出して作業可能である。これにより、点検及び取換作業を効率よく行うことが可能になる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の空気調和装置であって、前記各動作機構の駆動制御に供するために前記第1及び第2電装品箱(300,400)内の制御部(31,31)に接続される配線(6)を更に備え、
前記配線(6)は、前記第1電装品箱(300)及び第2電装品箱(400)間を繋ぐ接続部分が伸縮自在な機構で構成されているものである。
この発明では、第1及び第2電装品箱内の制御部に接続される配線は、第1電装品箱及び第2電装品箱間を繋ぐ接続部分が伸縮自在な機構とされ、第1電装品箱又は第2電装品箱の上記引出時にその引出量に応じて配線が伸縮するので、第1電装品箱又は第2電装品箱をケーシングから引き出した時に第1電装品箱及び第2電装品箱間を繋ぐ接続部分の配線が弛んで絡まったり、第1電装品箱又は第2電装品箱の引出動作に支障を生じさせることが少ない。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の空気調和装置であって、前記第1電装品箱(300)及び第2電装品箱(400)間の接続部分の前記配線(6)は引きバネ状とされ、当該接続部分の配線(6)は、前記第1電装品箱(300)及び第2電装品箱(400)が前記直交方向において前記ケーシング(11)内に収納された状態で収縮状態となり、少なくとも前記第1電装品箱(300)又は前記第2電装品箱(400)の一方が引出可能な限界位置に移動した状態まで伸長するものである。
この発明によれば、第1及び第2電装品箱内の制御部に接続される配線は、第1電装品箱及び第2電装品箱間を繋ぐ接続部分が引きバネ状とされているので、第1電装品箱又は第2電装品箱をケーシングから引き出した時に第1電装品箱及び第2電装品箱間を繋ぐ接続部分の配線が弛んで絡まったり、第1電装品箱又は第2電装品箱の引出動作に支障を生じさせることがない。
また、請求項6に記載の発明は、請求項3に記載の空気調和装置であって、前記各動作機構の駆動制御に供するために前記第1及び第2の電装品箱(300,400)内の制御部(31,31)に接続される配線(6)を更に備え、
前記第1電装品箱(300)及び第2電装品箱(400)間を接続する部分の前記配線(6)は、前記第1電装品箱(300)側の配線部分及び前記第2電装品箱(400)側の配線部分が当該引出方向に平行に延びる姿勢で形成され、前記第1電装品箱(300)側の配線部分又は前記第2電装品箱(400)側の配線部分の一方が他方の内部に収納された状態で両者が接続され、当該接続部分は、少なくとも前記第1電装品箱(300)又は前記第2電装品箱(400) の一方が引出可能な限界位置に移動した状態まで前記収納及び接続状態が保たれるものである。
この発明によれば、第1電装品箱及び第2電装品箱間を接続する部分の配線は、第1及び第2電装品箱側の配線部分の一方が他方の内部に収納されて接続され、第1電装品箱又は第2電装品箱が引出可能な限界位置に移動した状態まで収納及び接続状態が保たれるので、第1電装品箱又は第2電装品箱をケーシングから引き出した時に第1電装品箱及び第2電装品箱間を繋ぐ接続部分の配線が弛んで絡まったり、第1電装品箱又は第2電装品箱の引出動作に支障を生じさせることがない。
本発明によれば、電装品箱の設置がファンの動力増大や風量低下を招くことなく、当該電装品箱内の制御部の点検及び取換作業を、限られたスペースであっても容易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和装置が設置されるサーバ室の概略平面図である。 空気調和装置の外観を示す斜視図である。 空気調和装置の内部構造を示す斜視図であり、ケーシングを外した状態の空気調和装置を示している。 ケーシング内における配線引き回し状態と、第1電装品箱及び第2電装品箱の収納状態の概略を示す内部側面図である。 第1電装品箱の正面図である。 第2電装品箱を空気調和装置の背面側から見た図である。 第1電装品箱と第2電装品箱とを繋ぐ配線部分を示す側面図である。 第1電装品箱と第2電装品箱とを繋ぐ配線部分を示す平面図である。 第1電装品箱をケーシングから引き出した状態の概略を示す内部側面図である。 第1電装品箱及び第2電装品箱をケーシングから引き出した状態の概略を示す内部側面図である。 第1電装品箱と第2電装品箱とを繋ぐ配線部分の他の実施形態を示す側面図である。 第1電装品箱と第2電装品箱とを繋ぐ配線部分の他の実施形態を示す平面図である。 第1電装品箱と第2電装品箱とを繋ぐ配線部分の他の実施形態を示す側面図である。 空気調和装置の冷媒回路の概略構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る空気調和装置について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気調和装置が設置されるサーバ室の概略平面図である。図1に示すように、サーバ室1内には、サーバ等の電子機器が搭載されたラック2が複数台設けられている。各ラック2の前面2aには、空気を内部に取り込むための取入口が形成される一方、背面2bには該空気を排出する吹出口が形成されている。
複数のラック2は、幅方向に一列に配列されてラック列3を形成している。当該ラック列3は、サーバ室1内に複数列(図1では6列)形成されている。複数のラック列3は、各ラック2の前面2a同士又は背面2b同士が対向するように配置されている。このように配置することで、各ラック2の前方には、各ラックの前面2aが面する前方空間Aが形成され、各ラック2の後方には、各ラック2の背面2bが面する後方空間Bが形成される。
空気調和装置10は、上記ラック列3内のラック2間に挿入されて配設されている。例えば、空気調和装置10は、ケーシング11の前面11aが上記前方空間Aに面する一方、背面11bが上記後方空間Bに面するように設けられる。なお、空気調和装置10は、サーバ室1内に複数台設けられ、本実施形態ではラック列3内の5つのラック2毎に設けられている。前面11aには、空気調和装置10の動作を調整するための各種操作ボタンを備える操作部110が配設されている(図2)。
次に、空気調和装置10の構成について説明する。図2は空気調和装置10の外観を示す斜視図である。図3は空気調和装置10の内部構造を示す斜視図であり、ケーシング11を外した状態の空気調和装置10を示している。
図2及び図3に示すように、空気調和装置10は、ケーシング11と、ファン12と、ファン12を回転駆動するモータ13と、熱交換器14とを備えている。ファン12、モータ13及び熱交換器14は、ケーシング11内に設けられている。
本実施形態では、ケーシング11の背面11bには、内部に空気を取り入れるための取入口11cが形成され、前面11aには、内部の空気を外部に排出する吹出口11dが形成されている。吹出口11dには、空気流通が可能とされたメッシュ部材からなる保護カバー11eが取り付けられている。
また、前面11aは、その一方の側部11fが、当該前面11a側のケーシング11の側縁部11gに回動自在に取り付けられ、前面11aの他方の側部11hがケーシング11に対して接離方向に移動する構成とされている。前面11aの当該側部11h近傍には、取手11iが設けられている。操作者は、前面11aに対向する位置から、当該取手11iに指を差し入れて取手11i及び前面11aを手前に引くことで、側縁部11gを回転軸として図2に示す矢印方向に前面11aを回動させることができる。すなわち、前面11aは、開閉自在な前面扉として機能する。
なお、特に図示していないが、ケーシング11の背面11bの取入口11cにも、空気流通が可能とされたメッシュ部材からなる保護カバーが取り付けられている。
ケーシング11内の前面11a側には、各ファン12を仕切るための仕切台21が取り付けられている。本実施形態では、ファン12及びモータ13を各々3つずつ設けているため、仕切台21は2つ設けられている。図3に示すように、当該2つの仕切台21は、ケーシング11内の前方において上下方向に所定の間隔を空けて平行に配列されている。
ファン12は、ハウジング内に複数の羽根によって構成される羽根車を有する。ファン12はモータ13と共に、ケーシング11の一部をなす枠組101に支持部材102を介して固定されると共に、ファン12及び熱交換器14間に設けられた仕切部103に固定されている。図3に示すように、仕切部103には、ファン12が取り付けられる各位置に開口101aが設けられており、各ファン12は、当該開口101aから、吸込口22がケーシング11の背面11b側の熱交換器14に向かって開口している。ファン12の吹出口23は、ケーシング11の側方に向かって開口する配置とされている。
また、ケーシング11内には、最下部のファン12及びモータ13の下方であって、2つの熱交換器14の下方となる位置に仕切板50が更に設けられている。当該仕切板50は、ケーシング11の両側面11j,11kに亘る幅を有し、前面11aから背面11bまでに亘って設けられている。
ケーシング11の前側は、上記2つの仕切台21と、仕切板50とによって上下方向に4つの領域に分割されている。当該仕切板50の下方の領域には、電装品箱30が設けられている。当該電装品箱30の構成については後述する。すなわち、仕切板50は、ファン12及び熱交換器14が配設されるケーシング内領域105と、電装品箱30が配設されるケーシング内領域106との間に設けられ、当該両領域を隔てる。
ケーシング11内には、2つの熱交換器14,14が設けられている。それぞれの熱交換器14は、平板状の複数のフィンと、複数の伝熱管とを備えた所謂フィンアンドチューブ型熱交換器である。複数のフィンは、鉛直方向に延びるように設けられ、水平方向に所定間隔毎に平行に配列されている。一方、複数の伝熱管は、複数のフィンの配列方向(水平方向)に延び、当該複数のフィンを貫通するように設けられている。なお、熱交換器14の伝熱管は、後述する冷媒回路500に接続されている。
2つの熱交換器14は、図3に示すように、フィン及び伝熱管からなる平面部141が互いに対向し、当該平面部141がケーシング11の側面11j,11kに対して傾斜した姿勢で配置されている。2つの熱交換器14は、ケーシング11前側(ファン12側)となるそれぞれの端部143,143は、互いに接触する距離まで接近させて設けられている。また、2つの熱交換器14は、ケーシング11の背面11b側となるそれぞれの端部144,144が、ケーシング11の側面11j,11k近傍に位置する。これにより、図3に矢印Dで示すように、ケーシング11の背面11b側の取入口11cから吸い込まれた空気が2つの熱交換器14に囲まれた領域107に進入し、2つの熱交換器14を通過して各ファン12によりケーシング11の前面11a側に案内され、前面11aの吹出口11dからケーシング11の前面側となるケーシング11外に吹き出される。ファン12によってケーシング11内に引き込まれた周辺空気が2つの熱交換器14を通過するときに熱交換が行われて、空気の冷却が行われる。
なお、図示を省略するが、ケーシング11内には、各熱交換器14の表面において結露が発生した場合に、結露水を回収して排出する結露水処理機構が各熱交換器14の下方に設けられている。
電装品箱30について説明する。電装品箱30は、平板状の第1電装品箱300及び第2電装品箱400の2つを備える。それぞれ第1電装品箱300及び第2電装品箱400には、空気調和装置10の各動作機構を駆動制御する制御部31が内部に設けられている。
第1電装品箱300は、ファン12及び熱交換器14の下方となるケーシング11内の領域に、ラック2及び空気調和装置10が並ぶ方向(図3では矢印A方向)に対して直交する方向(以下、直交方向という)において第2電装品箱400よりもケーシング11の前面11a側となる位置に配置されている。そして、第1電装品箱300は、上記直交方向、すなわち、空気調和装置10の前方(ケーシング11の前面11a側)に向かう方向(図3の矢印B方向)に引出可能に設けられている。
また、第2電装品箱400は、上記直交方向において第1電装品箱300よりもケーシング11の背面側となる位置に配置されている。第2電装品箱400は、上記直交方向において空気調和装置10の後方(ケーシング11の背面11b側)に向かう方向(図3の矢印C方向)に引出可能に設けられている。
なお、本実施形態では、当該電装品箱30が配設されるケーシング11内の下方領域は開放されており、電装品箱30の下面からその下方に位置するサーバ室1の床面まで間の空間には、ケーシング11の部材は設けられていない。
第1電装品箱300は、上記直交方向(図3では矢印B方向)に延びる上縁部301が、ケーシング11内におけるファン12及び熱交換器14の下方位置で当該直交方向に延設されたガイドレール60に係止され、上縁部301は当該ガイドレール60上をスライド可能とされている。第1電装品箱300は、第1電装品箱300の底面302の下方とケーシング11の下縁部11mとの間に空隙が設けられた状態で、ガイドレール60により上記直交方向における上縁部301のケーシング11に対する進退動作が案内される。
上縁部301は、図3に示すように、第1電装品箱300の本体部30Aよりもケーシング11の背面11b側に伸びて設けられている。これにより、第1電装品箱300を上記直交方向に、すなわち、ケーシング11の前面11aからケーシング11の前方外側に、第1電装品箱300の背面側部304がケーシング11の外側に出るまで引き出しても、第1電装品箱300は、上縁部301とガイドレール60との係合により、ケーシング11に対して係合状態が保たれる。
第1電装品箱300は、サーバ室1の床面に平行な底面302と、上記引出方向においてケーシング11の前面11a側となる底面302の縁部位置に設けられた正面側部303と、上記引出方向においてケーシング11の背面側となる底面302の縁部位置に設けられた背面側部304と、正面側部303と背面側部304とを繋ぐ左側部305及び右側部306とを有している。また、正面側部303には、操作者が当該電装品箱30を手前側(矢印B方向)に引き出すための取手307が設けられている。
他方、第2電装品箱400も、上縁部401を備える。上縁部401は、ガイドレール60に係止され、上縁部401は当該ガイドレール60上をスライド可能とされている。第2電装品箱400は、その底部402の下方とケーシング11の下縁部11mとの間に空隙が設けられた状態で、ガイドレール60により上記直交方向における上縁部401のケーシング11に対する進退動作が案内される。
第2電装品箱400も、上縁部401は、図3に示すように、第2電装品箱400の本体部40Aよりもケーシング11の前面11a側に伸びて設けられている。これにより、第2電装品箱400を上記直交方向に、すなわち、ケーシング11の背面11bからケーシング11の後方外側に、第2電装品箱400の背面側部404がケーシング11の外側に出るまで矢印C方向に引き出されても、第2電装品箱400は、上縁部401とガイドレール60との係合により、ケーシング11に対して係合状態が保たれる。
第2電装品箱400も、第1電装品箱300と同様に、底部402と、正面側部403と、背面側部404と、左側部405及び右側部406とを有している。また、正面側部403には、操作者が第2電装品箱400を装置後方側に引き出すための取手407が設けられている。
次に、空気調和装置10における配線を説明する。図4は、ケーシング11内における配線引き回し状態と、第1電装品箱300及び第2電装品箱400の収納状態の概略を示す内部側面図である。図5は第1電装品箱300の正面図、図6は第2電装品箱400を空気調和装置10の背面側から見た図である。図7は第1電装品箱300と第2電装品箱400とを繋ぐ配線6部分を示す側面図である。図8は第1電装品箱300と第2電装品箱400とを繋ぐ配線6部分を示す平面図である。図9は、第1電装品箱300をケーシング11から引き出した状態の概略を示す内部側面図である。図10は、第1電装品箱300及び第2電装品箱400をケーシング11から引き出した状態の概略を示す内部側面図である。
第1電装品箱300及び第2電装品箱400内のそれぞれの制御部31には、各制御部31と空気調和装置10の各動作機構とを繋ぐ配線6が接続されている。図4に示すように、ケーシング11内では、第1電装品箱300及び第2電装品箱400はケーシング11の最下部に配置されている。ファン12等の各動作機構は第1電装品箱300及び第2電装品箱400よりも上部に設けられている。このため、配線6は、ケーシング11の上部に位置する各動作機構からケーシング11下部の第2電装品箱400まで引き回される。このとき、配線6は、第2電装品箱400の正面側部403の外面側に引き回され、正面側部403に設けられている配線用口403a,403b(図3,図6参照)から第2電装品箱400内に引き入れられて、第2電装品箱400内の制御部31をなす各電子部品に接続されている。
第2電装品箱400内の制御部31に接続されている配線6は、第2電装品箱400の背面側部404に形成されている配線用口404a,404b(図3参照)から、第1電装品箱300に向けて、背面側部404の外面側に導出されている。
さらに、第2電装品箱400の背面側部404の外側まで導出された当該配線6は、図4に示すように、第1電装品箱300の背面側部304に設けられている配線用口304a,304b(図3参照)から第1電装品箱300内に引き入れられて、第1電装品箱300内の制御部31に接続されている。
第1電装品箱300及び第2電装品箱400を接続する配線6部分は、例えば、図7及び図8に示すように、引きバネ状として、第1電装品箱300及び第2電装品箱400のケーシング11外への引出動作に応じて伸縮自在に形成されている。すなわち、第1電装品箱300及び第2電装品箱400を接続する配線6部分は、第1電装品箱300及び第2電装品箱400がケーシング11内に収納された状態では図7及び図8に示すように収縮状態となる。一方、当該配線6部分は、図9及び図10に示すように、第1電装品箱300又は第2電装品箱400が上記引出方向において引出可能な限界位置に移動した状態まで伸長する。
第1電装品箱300内の制御部31には、端子、ヒューズ、プリント板、コネクタ、等の取り替えや点検が必要な電子部品が配設されている。第1電装品箱300の配線用口304a,304bから電装品箱30内の制御部31に引き入れられた各配線6は、電装品箱30内で各電子部品に接続されている。これにより、点検頻度や取替頻度の高い部品については、点検者は、空気調和装置10及びケーシング11の正面側から第1電装品箱300を引き出して部品の取り替え及び点検作業が可能である。このため、点検者は、点検作業を効率よく行うことが可能になる。
なお、第1電装品箱300において、制御部31の前面11a側には、ファン12の駆動オン・オフを切り換えるスイッチ7が配設されており、このスイッチ7は、第1電装品箱300の正面側部303に設けられた各スイッチ用口303aを通って正面側部303から電装品箱30の正面側に突出するように取り付けられている。
これにより、操作者は、空気調和装置10の正面側から上記ファン12のスイッチ7を操作することで、ファン12の駆動又は停止の操作が可能とされている。
次に、第1電装品箱300と第2電装品箱400とを繋ぐ配線6部分の他の実施形態を説明する。図11,図13は第1電装品箱300と第2電装品箱400とを繋ぐ配線6部分の他の実施形態を示す側面図である。図12は第1電装品箱300と第2電装品箱400とを繋ぐ配線6部分の他の実施形態を示す平面図である。
この実施形態では、第1電装品箱300及び第2電装品箱400間を接続する部分の配線6は、第1電装品箱300側の配線61の部分、及び第2電装品箱400側の配線62の部分が上記引出方向に平行に延びる姿勢で形成されている。これら配線61,62は、例えば、その支えとなる中心部分が硬質の絶縁部材からなる。第2電装品箱400側の配線62は、内部に空隙を有する四角柱又は円柱状とされている。第1電装品箱300側の配線61は、四角柱(第2電装品箱400側の配線62が四角柱の場合)又は円柱(第2電装品箱400側の配線62が円柱の場合)状とされている。配線61,62は、配線61が配線62内の空隙に嵌入する形状とされている。
第2電装品箱400側の配線62は、その上面及び下面の一部分が、第2電装品箱400内の制御部31と接続された配線6の一部である配線621a及び配線622aと接続されて導通する導電性の接点621,622とされている。
一方、第1電装品箱300側の配線61は、その上面の一部分であって上記接点621と接触する部分に導電性の接点611がプリント等により設けられ、その下面の一部分であって上記接点622と接触する部分に導電性の接点612がプリント等により設けられている。接点611には、第1電装品箱300内の制御部31と接続された配線6の一部である611aが接続されている。接点612には、第1電装品箱300内の制御部31と接続された配線6の一部である612aが接続されている。
第1電装品箱300側の配線61と、第2電装品箱400側の配線62とは、第1電装品箱300又は第2電装品箱400が引出可能な限界位置に移動した状態であっても、図13に示すように、配線61が配線62に収納された状態が保たれるように形成されている。これにより、上記接点621と接点611との接触、及び接点622と接点612との接触は、第1電装品箱300又は第2電装品箱400が引出可能な限界位置に移動した状態であっても保たれる。すなわち、配線61及び配線62により、第1電装品箱300内の制御部31と第2電装品箱400内の制御部31とは、第1電装品箱300及び第2電装品箱400がケーシング11内に収納された状態であっても、第1電装品箱300又は第2電装品箱400が引出可能な限界位置に移動した状態であっても、電気的に接続された状態が保たれる。
なお、図7,図8,図11,図12,図13に示した配線6の構成は、あくまでも一例であり、本発明を当該実施形態に限定する趣旨ではない。
次に、空気調和装置10の冷媒回路について説明する。図14は、空気調和装置10の冷媒回路の概略構成を示す図である。
図14に示すように、空気調和装置10は、空気調和装置10とは別個に構成されているポンプユニット55に対して、冷媒配管501により接続されている。ポンプユニット55には、熱源側熱交換器52と、レシーバタンク53と、循環ポンプ51とが備えられている。
冷媒回路500は、空気調和装置10の熱交換器14と、循環ポンプ51と、熱源側熱交換器52と、レシーバタンク53と、これらを接続する冷媒配管501とによって構成されている。なお、ポンプユニット55は、サーバ室1に設けられたラック列3と離隔した場所に設けられている。
上記循環ポンプ51は、吸入した冷媒を圧送して冷媒回路500内において冷媒を循環させる。
熱源側熱交換器52は、内部に第1流路52aと第2流路52bとが形成され、第1流路52aは冷媒回路500に接続され、第2流路52bは冷却水が流通する冷却水回路600に接続されている。熱源側熱交換器52は、第1流路52aを流れる冷媒と第2流路52bを流れる冷却水との間において熱交換が行われる。
上記レシーバタンク53は、内部に冷媒を一時的に貯留して冷媒回路500内の冷媒循環量を調整する。
空気調和装置10運転動作について説明する。
通常運転時、空気調和装置10では、装置外部の空気を内部に取り入れて冷却し、装置外部へ該冷却空気を供給する通常運転(冷却運転)が行われる。具体的には、図略のコントローラが、モータ13を駆動してファン12を稼働させると共に、ポンプユニット55の循環ポンプ51を駆動する。
コントローラによってモータ13が駆動されると、ファン12が回転駆動されると、空気調和装置10の周辺空気は、ケーシング11に設けられた取入口11cからケーシング11に取り入れられる。当該取り入れられた空気はファン12の吸込口22に吸い込まれる。これにより、ケーシング11内には、後方から前方に向かって空気の流れが形成される。
具体的には、ケーシング11の背面11bの取入口11cから内部に流入した空気は、前方に向かって流れて各熱交換器14の複数のフィンの間を通過する。その際、該空気は、伝熱管を流通する冷媒と熱交換して冷却される。
熱交換器14を通過して冷却された空気(冷却空気)は、3つのファン12の周辺に至り、各ファン12の吸込口22から吸い込まれる。そして、各ファン12に吸い込まれた冷却空気は、各吹出口23から、ケーシング11の前面11aに形成された吹出口11dから外部へ排出される。
当該通常運転時、循環ポンプ51が駆動されると、冷媒回路500内において冷媒が循環する。冷媒回路500内において、冷媒は、まず熱源側熱交換器52において冷却水と熱交換して気体から液体に相変化する。具体的には、熱源側熱交換器52の第1流路52aに流入した冷媒が、第2流路52bを流通する冷却水に顕熱と共に潜熱を放出して凝縮する。そして、凝縮した冷媒は、熱源側熱交換器52から流出し、循環ポンプ51によって空気調和装置10の熱交換器14側へ圧送される。
そして、上記冷媒は、空気調和装置10の熱交換器14の伝熱管に流入し、複数のフィン間を通過する空気と熱交換して液体から気体に相変化する。具体的には、伝熱管内に流入した冷媒が、当該伝熱管内において各フィン間を通過する空気から顕熱と共に潜熱を吸収して蒸発する。これにより、複数のフィン間を通過する空気は、伝熱管内を流通する冷媒によって冷却される。
このようにして、通常運転が行われると、ケーシング11内に取り込まれた空気が熱交換器14を通過する際に、冷媒回路500内を循環する冷媒と熱交換することによって冷却され、ケーシング11の外部に吹き出される。これにより、空気調和装置10の周辺(前方に拡がる空間)の空気が冷却される。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、冷媒回路500は、本実施形態のものに限られず、冷媒の相変化を利用して熱交換器14を流通する空気を冷却できるものであればいかなる形態であってもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 サーバ室
2 ラック
31 制御部
6 配線
61,62 配線
611,612 接点
621,622 接点
621a,622a 配線
10 空気調和装置
11 ケーシング
30 電装品箱
300 第1電装品箱
400 第2電装品箱

Claims (6)

  1. 電子機器が搭載されたラック(2)に対して並設され、当該ラック(2)周辺の空気を冷却する空気調和装置(10)であって、
    空気の取入口(11c)と吹出口(11d)とを有するケーシング(11)と、
    前記ケーシング(11)内において前記取入口(11c)から前記吹出口(11d)に向けて空気を流通させるファン(12)と、
    前記取入口(11c)から前記吹出口(11d)に向かう空気の流通路に配設され、前記ファン(12)によって前記ケーシング(11)内を流通する空気を冷却する熱交換器(14)と、
    当該空気調和装置(10)の各動作機構を駆動制御する制御部(31)が内部に設けられた平板状の第1電装品箱(300)及び第2電装品箱(400)の2つを有し、当該第1電装品箱(300)及び第2電装品箱(400)が前記ファン(12)及び前記熱交換器(14)の下方となる前記ケーシング(11)内領域に、前記ラック(2)及び当該空気調和装置(10)が並ぶ方向に直交する方向に並設されてなる電装品箱(30)とを備え、
    前記第1電装品箱(300)は、前記ラック(2)及び当該空気調和装置(10)が並ぶ方向に直交する方向に引出可能に設けられている空気調和装置(10)。
  2. 前記第2電装品箱(400)は、前記ラック(2)及び当該空気調和装置(10)が並ぶ方向に直交する方向において、前記第1電装品箱(300)の引出方向とは反対の方向に向けて引出可能に設けられている請求項1に記載の空気調和装置(10)。
  3. 前記第1電装品箱(300)は、当該空気調和装置の動作を調整するための操作部が配設された前記ケーシング(11)の前面側に向けて引出可能に設けられ、
    前記第1電装品箱(300)内の制御部(31)に、取換作業の対象となる電子部品、又は点検作業の対象となる電子部品が配設されている請求項1又は請求項2に記載の空気調和装置(10)。
  4. 前記各動作機構の駆動制御に供するために前記第1及び第2電装品箱(300,400)内の制御部(31,31)に接続される配線(6)を更に備え、
    前記配線(6)は、前記第1電装品箱(300)及び第2電装品箱(400)間を繋ぐ接続部分が伸縮自在な機構で構成されている請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の空気調和装置(10)。
  5. 前記第1電装品箱(300)及び第2電装品箱(400)間の接続部分の前記配線(6)は引きバネ状とされ、当該接続部分の配線(6)は、前記第1電装品箱(300)及び第2電装品箱(400)が前記直交方向において前記ケーシング(11)内に収納された状態で収縮状態となり、少なくとも前記第1電装品箱(300)又は前記第2電装品箱(400)の一方が引出可能な限界位置に移動した状態まで伸長する請求項4に記載の空気調和装置(10)。
  6. 前記各動作機構の駆動制御に供するために前記第1及び第2の電装品箱(300,400)内の制御部(31,31)に接続される配線(6)を更に備え、
    前記第1電装品箱(300)及び第2電装品箱(400)間を接続する部分の前記配線(6)は、前記第1電装品箱(300)側の配線部分及び前記第2電装品箱(400)側の配線部分が当該引出方向に平行に延びる姿勢で形成され、前記第1電装品箱(300)側の配線部分又は前記第2電装品箱(400)側の配線部分の一方が他方の内部に収納された状態で両者が接続され、当該接続部分は、少なくとも前記第1電装品箱(300)又は前記第2電装品箱(400) の一方が引出可能な限界位置に移動した状態まで前記収納及び接続状態が保たれる請求項3に記載の空気調和装置。
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