JP2004267525A - 患者監視方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】患者が持つ端末に質問を所定のタイミングで送信するステップと、送信したことに対応して患者が持つ端末からの応答を受信するステップと、応答の有無および受信した内容、受信した声の状況をもとに患者の状況を判定するステップと
を有する患者監視方法である。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、患者の状況を監視して適切な対象を行う患者監視方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、在宅の患者を監視するためのシステムとして、患者に携帯型の端末を持たせ、病状データ(心電、血圧など)を採取して医療機関に送信させて監視し、必要に応じて患者へ指示を送信したり、医療機関や家族に通知したりすることが行われている。
【0003】
また、患者に関する検査データを蓄積し、蓄積した検査データにより病状データを更新し、監視条件を満たせば患者に対する通知データを出力することが行われている(特許文献1)。
【0004】
また、無線媒体を所持する患者の移動状況を監視し、医者や看護婦や看護人の負担を減らすことが行われている(特許文献2)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−312479号公報の図1、〔0009〕など参照。
【0006】
【特許文献2】
特開平09−172505号公報の図1、〔0010〕など参照。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したいずれの技術でも、患者の心拍、血圧などの測定データを医療機関に送信して収集して監視するのみで、患者の精神的な状況を判断して適切な対応ができないという問題があった。
【0008】
本発明は、これらの問題を解決するため、患者に質問を送信してその回答の有無および回答の状況の判定結果を元に、詳細質問、リラックス情報あるいは関係者への通報を行い、入院はしていないが医師による監視が必要な患者に対して、患者の精神状況に応じた適切な対処を実現することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
図1を参照して課題を解決するための手段を説明する。
【0010】
図1において、センタ1は、患者を監視して危険状況と判定したときにリラックス情報を送信したり、医者や家族にその旨を通報したりなどするものであって、ここでは、質問送信機能12、状況判定機能13、通報機能15などから構成されるものである。
【0011】
質問送信機能12は、患者が利用する端末に質問を送信するものである。
状況判定機能13は、質問送信機能12が患者が利用する端末に送信した質問に対する該端末からの応答として受信した、その回答の有無あるいは受信した内容あるいは受信した声の状況をもとに患者の状況を判定するものである。
【0012】
通報機能15は、医者や家族が利用する端末に患者の危険状況を通報するものである。
【0013】
端末(患者)2は、患者が所持する端末である。
端末(家族)3は、患者の家族が所持する端末である。
【0014】
端末(医師)4は、患者の医師が所持する端末である。
次に、動作を説明する。
【0015】
センタ1を構成する質問送信機能12が患者が持つ端末2に質問を所定のタイミングで送信し、患者が持つ端末2からの応答を受信し、受信した応答を入力として状況判定機能13が応答の有無あるいは受信した内容あるいは受信した声の状況をもとに患者の状況を判定するようにしている。
【0016】
この際、状況判定機能13は、患者からの応答の無、あるいは受信した内容がリストに予め登録されている危険な状況に合致、あるいは受信した音声が危険な状況と判明したときに、通報機能15に当該患者に対応づけて予め登録されているリラックス情報を送信させるようにしている。
【0017】
また、リラックス情報を患者に送信したときに、当該患者の主治医の端末4および家族の端末3に該患者が危険な状態にある旨のメッセージを送信するようにしている。
【0018】
従って、患者に質問を送信してその回答の有無および回答の状況をもとに詳細質問、リラックス情報あるいは通報を適切に判定して行うことにより、患者の精神状況に応じた適切な対処を実現することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、図1から図10を用いて本発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、センタ1は、患者を監視して危険状況と判定したときにリラックス情報を送信したり、医者や家族にその旨を通報したりするための処理を記述したプログラムを実行するコンピュータであって、ここでは、情報登録機能11、質問送信機能12、状況判定機能13、通報機能15や、患者DB16、医師DB17、家族DB18、質問DB19、状況判定DB20、リラックス情報DB21などから構成されるものである。また、それ以外に、キーボードやマウスなどの入力装置や、ディスプレイなどの出力装置を備えている。
【0021】
情報登録機能11は、コンピュータを動作させるための処理を記述したプログラムにより実現される機能であって、患者情報を患者DB16に登録するなどの各種登録を行うものである(図2、図3のフローチャートの説明および図4,図5を用いて後述する)。
【0022】
質問送信機能12は、コンピュータを動作させるための処理を記述したプログラムにより実現される機能であって、患者端末2に質問を送信するものである(図6から図8を用いて後述する)。
【0023】
状況判定機能13は、コンピュータを動作させるための処理を記述したプログラムにより実現される機能であって、患者端末2から送信されてくる応答に基づいて、患者の状況を判定するものである(図6から図10を用いて後述する)。
【0024】
通報機能15は、コンピュータを動作させるための処理を記述したプログラムにより実現される機能であって、状況判定機能13により患者の状況が危険状況と判定されたときに、リラックス情報を患者端末2に送信したり、患者の状態が危険状況にある旨を医師端末4や、家族端末3に送信したりなどするものである。
【0025】
患者DB16は、監視対象の患者に関する各種情報を管理するためのデータベースである(図4の(a)参照)。
【0026】
医師DB17は、医師名、連絡先などを管理するためのデータベースである(図5の(f)参照)。
【0027】
家族DB18は、患者の家族の連絡先などを管理するためのデータベースである(図5の(d)参照)。
【0028】
質問DB19は、患者に送信する質問を管理するためのデータベースである(図4の(b)参照)。
【0029】
状況判定DB20は、患者の状況(危険状況)を判定する情報を管理するためのデータベースである(図5の(e)参照)。
【0030】
リラックス情報DB21は、患者に送信すべきリラックス情報を管理するためのデータベースである(図4の(c)参照)。
【0031】
患者端末2は、患者が利用する端末であって、患者が、センタ1からの質問を音声や電子メールで受信したり、受信した質問に対して音声、電子メールで返答したり、リラックス情報を受信したりするための機能を備えている。この患者端末2は、患者が携帯可能な端末であることが望ましい。
【0032】
家族端末3は、患者の家族が利用する端末であって、患者の家族が、センタ1から送信されてくる、患者が危険状況にある旨の通報を音声、電子メールで受信するための機能を備えている。この家族端末3は、各患者に対応付けられている各家族の構成員が携帯可能な端末であることが望ましい。
【0033】
医師端末4は、患者の主治医が利用する端末であって、医師が、センタ1から送信されてくる、患者が危険状況にある旨の通報を音声、電子メールで受信するための機能を備えている。この医師端末4は、医師が携帯可能な端末であることが望ましい。
【0034】
図2は、本発明の情報登録機能11の動作説明フローチャート(登録、その1)である。
【0035】
図2において、情報登録機能11は、S1で、基礎情報の入力を受け付ける。これは、図1のセンタ1に患者の監視を依頼する家族などの保護者から、当該患者に関し図4(a)に図示の下記の情報の入力を受け付けるものである
・個人情報:
・患者の氏名:
・連絡先:
・その他:
・病状情報:
・病名:
・その他:
・嗜好情報:
・嗜好フラグ:5(動物が好き)、7(音楽が好き)、9(鉄道が好き)など
・その他:
・薬物情報:
・使用薬物:例えばレキソタンなど
・その他:
S2で、身体情報、精神情報の入力を受け付ける。これは、医師または家族から、後述する図4の(a)の患者DBのうち下記の情報の入力を受け付けるものである。
【0036】
・身体情報:
・身長:
・体重:
・視力:
・聴力:
・その他:
・精神情報:
・検査データ:
・その他
S3で、S1,S2で入力された情報を後述する図4(a)の患者DB16に登録する。
【0037】
以上のS1からS3によって、センタ1に監視依頼する患者に関する情報を、後述する図4(a)の患者DB16に示すように登録できたこととなる。
【0038】
図3は、本発明の情報登録機能11の動作説明フローチャート(登録、その2)を示す。
【0039】
図3において、情報登録機能11は、S11で、患者DBを確認する。
S12で、質問画面を出力する。
【0040】
S13で、S12で出力した質問画面に対し返答として入力される回答を受け付ける。これらS12、S13は、患者あるいは保護者(家族)に質問画面を表示し、当該質問画面上の嗜好(趣味)の選択肢から選択、入力された回答を受け付けるための処理である。例えば動物、音楽、鉄道・・・などのうちから好きなものを選択させ、およびその具体的なものとして(例えば後述する(「図4(c)のリラックス情報DB21の中の「モーニング娘」(音楽))入力された回答を受け付ける。
【0041】
S14で、嗜好品を分析する。これは、S13で患者あるいは保護者(家族)から受け付けた回答をもとに、患者が好きな嗜好品を分析する。
【0042】
S15で、リラックス情報に既登録か判別する。これは、S13、S14で受付けて分析した患者の嗜好品とその具体例(例えば「音楽」で具体的には「モーニング娘」)が既に図4(c)のリラックス情報DB21に登録されているか判別する。既に登録済み、すなわちYESの場合には、S17に進む。NOの場合には、受け付けて分析したデータを、S16でリラックス情報DB21に追加登録し、S17に進む。
【0043】
S17で、質問DB19に質問、回答、嗜好フラグを登録する。これは、患者の選択した嗜好フラグ(例えば音楽のときは7、動物のときは5など)に対応づけて質問と、その回答(通常回答1,2,3など)を登録する。
【0044】
S18で、患者DBのリラックス情報Noや嗜好フラグを設定する。これは、S15で図4(c)のリラックス情報DB21に当該患者の嗜好品フラグ(例えば音楽の5)に対応づけて質問DB19に質問文とその通常回答1,2,3を登録したことに対応づけて、更に、図4(a)の当該患者DB16の患者(例えば山田 一郎)のエントリに、嗜好フラグ5(音楽)や、該患者に送信するべき該患者の嗜好にあったリラックス情報DB21内の番号であるリラックス情報NO1(リラックス情報DB21のNO1)を登録する。
【0045】
以上によって、患者毎に図4(c)のリラックス情報DB21にリラックス情報、図4(b)の質問DB19に質問文とその通常回答1,2.3と嗜好フラグ、および図4(a)の患者DB16にリラックス情報NO,嗜好フラグが登録されたこととなる。
【0046】
図4および図5は、本発明のDB例を示す。
図4(a)は、患者DB16の例を示す。患者DB16は、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
【0047】
・NO:
・氏名:
・病名:
・連絡先:
・正常時脈拍値:
・薬物情報:
・処方箋:
・家族No:
・質問回数:
・リラックス情報No:
・嗜好フラグ:
・身体情報:
・検査データ:
・主治医:
・通常音声データ:
・その他:
ここで、NOは各患者を一意に識別するためのシーケンシャルな番号である。
氏名、病名、連絡先は患者の氏名、その病名、当該患者本人の連絡先である。正常値脈拍は患者の正常時の脈拍である。薬物情報、処方箋は当該患者が病気の治療のために使用している薬物情報および処方箋である。家族Noは当該患者が危険な状態になった場合に連絡すべき保護者情報を登録した後述する図5(d)の家族DB18のデータの番号である。質問回数は質問を患者端末2に送信した回数(例えば日毎の回数)である。リラックス情報Noは当該患者の嗜好にあったリラックス情報DB21の番号であって、患者端末2に質問を送信しても応答がないときや応答から危険状況と判定されたときに当該患者をリラックスさせるために送信するリラックス情報の番号である。嗜好フラグは患者の嗜好を示すフラグ(例えば患者が音楽が好きであれば、5(音楽))を設定したものである。身体情報は患者の身長、体重などの情報である。検査データは患者の各種検査データである。主治医は患者の主治医に関する情報であって、当該患者が危険状態と判明したときにその旨のメッセージを該主治医の医師端末4に送信するためのものである。通常音声データは患者の通常時の音声データであって、質問を患者に送信してその回答の音声と比較し、危険状況か否かを判別するための基準となるデータである。
【0048】
図4(b)は、質問DB19の例を示す。これは、センタ1の質問送信機能12が患者端末2に送信する質問文及び、該質問文に対応する回答に関する情報であって、ここでは、図示の下記の情報が対応づけて登録されている。
【0049】
・NO:
・質問文:
・通常回答1,2,3:
・嗜好フラグ:
ここで、NOは、質問DB19の質問を一意に識別するためのシーケンシャルに付与した番号である。質問文は患者端末2に送信する質問文の具体例であって、嗜好フラグ欄に設定された嗜好(例えば、患者が動物が好きなときは5、音楽が好きなときは7、鉄道が好きなときは9など)に対応づけて登録された質問文の具体例である。通常回答は、対応する質問文に対し正常な回答であると想定される回答である。状況判定機能13は、患者端末2から返信される回答と、この質問DB19の回答とを比較することで、患者が危険な状態にあるかどうかを判定する。嗜好フラグは患者の嗜好を表すフラグであって、例えば、5のときは該患者は動物が好き、7のときは音楽が好き、9のときは鉄道が好きであることを示している。
【0050】
以上のように質問と応答に関するデータを管理することにより、既述した図4(a)の患者DB16中の例えば患者「山田 一郎」のエントリの嗜好フラグは「5」と登録されているので、質問DB19の嗜好フラグが「5」のエントリのNO4の質問文「ペットの様子は」に対応づけられており、これを取り出して患者「山田 一郎」に送信することが可能となる。
【0051】
図4(c)は、本発明のリラックス情報DB21の例を示す。リラックス情報DB21は、患者の嗜好に合致したリラックス情報を登録したものであって、ここでは、図示の下記の情報を登録したものである。
【0052】
・NO:
・リラックス情報:
ここで、NOはリラックス情報を一意に識別するためのシーケンシャル番号である。リラックス情報は、患者の嗜好に対応づけたリラックス情報を登録したものであって、例えば図4(a)の患者DB16中の患者氏名「山田 一郎」のレコード中のリラックス情報NO「1」に対応づけて、当該リラックス情報DB21のNO1にリラックス情報「モーニング娘.gif」が登録されている。例えば、患者「山田 一郎」に質問を送信し、無回答のときや、回答の音声が通常でなく危険な状態と判定された場合などに当該リラックス情報「モーニング娘.gif」を当該患者の端末2に送信してリラックスさせる。
【0053】
図5(d)は、家族DB18の例を示す。家族DB18には、既述した図4(a)の患者DB16に登録した患者のレコード中の家族Noに対応づけて当該患者の保護者である家族情報を登録したものであって、ここでは、図示の下記の情報が対応づけて登録されている。
【0054】
・NO:
・家族1氏名:
・続柄:
・家族1連絡先:
・家族1住所:
・以下同様に、家族2,3・・・について登録する。
【0055】
ここで、NOは家族DB18にシーケンシャルに付与した一意の番号であって、患者DB16の患者のレコード中の家族Noに設定した番号に対応づけられている。家族1氏名、続柄、家族1連絡先、家族1住所は、患者の家族の氏名、続柄、緊急時の連絡先、住所である。
【0056】
図5(e)は、状況判定DB20の例を示す。状況判定DB20は、状況判定機能13が患者端末2に詳細質問を送信して回答が得られたときに、当該回答中に合致する文字列の音声もしくは文字列が存在したときに当該患者が危険な状態にあると判定するためのものであって、図示の下記の情報が対応づけられて登録されている。
【0057】
・NO:
・患者氏名:
・危険地帯情報1:
・危険地帯情報2:
・所持品(危険物)1:
・所持品(危険物)2:
・友人1(危険):
・友人2(危険):
・その他:
ここで、NOは、状況判定DBのレコードに付与した一意のシーケンシャルな番号である。患者氏名は患者の氏名である。危険地帯情報1、2は患者が近づくと当該患者が危険な状態となる場所を登録したものであって、例えば「居酒屋」、「パチンコ屋」である。所持品(危険物)1、2は患者が持つと当該患者が危険な状態となる所持品であって、例えば「ナイフ」、「金属バット」などである。友人(危険)1、2は患者が近くづくと危険な状態となる人物である。
【0058】
以上のように、患者氏名に対応づけて危険地帯情報、所持品(危険物)、友人(危険)を登録しておくと、詳細質問を患者端末2に送信し、その回答中の音声もしくは文字列がこれら危険地帯情報、所持品(危険物)、友人(危険)のいずれかと合致すると、状況判定機能13は、当該患者は危険な状態にあると判定することが可能となる。
【0059】
図5(f)は、医師DBの例を示す。医師DB17は、NOに対応づけて医師名、連絡先を登録し、患者が危険な状態と判定されたときに連絡するための医師に関する情報を管理するものであって、ここでは、図示の下記の情報が対応づけて登録されている。
【0060】
・NO:
・医師名:
・電話:
・電子メール:
・その他:
ここで、NOは医師DB17のレコードに付与した一意のシーケンシャルな番号である。医師名は患者の主治医である医師の名前である。電話、電子メールは当該医師に患者が危険状況となったときにその旨のメッセージを通報機能15が送信するための送信先に関する情報である。
【0061】
図6は、本発明の動作説明フローチャート(状況判定)を示す。この処理は、予め定められた所定のタイミングで実行されるものである。
【0062】
図6において、S21で、質問送信機能12が患者端末2に質問を送信する。これは、後述する図8のフローチャートに従い、患者の嗜好に合致した適切な質問を質問DB19から取り出して患者端末2に送信する。
【0063】
S22で、患者端末2は、質問送信機能12が送信した質問を受信する。
S23で、患者端末2は、受信した質問を発声あるいは表示し、それに対して患者から入力される当該質問に対する音声あるいは電子メールによる回答をセンタ1へ送信する。
【0064】
S24で、状況判定機能13は、質問を送信した患者端末2からの回答が所定時間以内にあったかどうか判別する。回答があった、即ちYESの場合には、S25に進む。NOの場合には、S27に進む。
【0065】
S25で、状況判定機能13は、S24で回答ありと判明したので当該回答中の音声、もしくは電子メールのときは文字列が図4(b)の送信した質問に対応づけられている通常回答1,2,3などに一致している、即ち正常応答か判別する。YESの場合には、S26に進む。NOの場合には、S27に進む。
【0066】
S26で、状況判定機能13は、S24で受信した回答が音声の場合に、既述した図4(a)の患者DB16の当該患者に対応づけて登録されている通常音声データと比較し、受信した音声が正常範囲か判別する。正常範囲内、即ちYESの場合には、患者の状態は正常であると判明したので、S21に戻り次の患者について質問送信と状態判定の処理を繰り返す。一方、NOの場合には、S27に進む。
【0067】
S27で質問送信機能12は、詳細質問として例えば後述する図7(a)の詳細質問画面を患者端末2に送信する。
【0068】
S28で、患者端末2が詳細質問を受信し、例えば後述する図7(a)の詳細質問画面を表示する。
【0069】
S29で、患者端末2は、例えば、図7(a)の詳細質問画面上で患者が質問への応答として入力した現在の場所、友人、所持品などの回答を受け付け、センタ1に送信する。
【0070】
S30で、センタ1の状況判定機能13は患者端末2からの回答があったか判別する。回答があった、即ちYESの場合には、S31に進む。NOの場合即ち、詳細質問の送信に対して回答が所定時間経過してもなかった場合には、S32に進む。
【0071】
S31で、状況判定機能13は、受信した回答が状況判定DB20に該患者に対応付けて登録されている情報と一致しないか判別する。YESの場合即ち、既述した図5(e)の該当患者の危険地帯情報1,2、所持品(危険)1,2、友人(危険)1,2に一致するものがあると判明した場合には、S32に進み、後述する図9で医者端末4および該患者に対応づけられているの家族の家族端末3に患者が危険な状態にある旨を、および患者端末2に該患者に対応付けられているリラックス情報を、それぞれ送信する。一方、NOの場合には、一致するものがなく、危険状況でないと判明したので、処理を終了し、S21に戻り次の患者について質問送信と状態判定の処理を繰り返す。
【0072】
以上によって、質問を患者に送信し、回答がない場合、もしくは回答があっても通常回答リストにない場合、もしくは回答の音声が通常音声データと大幅に異なり正常でないと判定された場合には、通報モードに移行し、リラックス情報を患者の端末2に送信したり、および患者が危険状況になった旨を医師端末4、家族端末3に送信したりすることが可能となる。
【0073】
図7は、本発明の画面例を示す。
図7(a)は、質問DB19に基づいた質問に対する患者端末2からの回答が正常ではないと状況判定機能13により判断された場合に、既述した図6のS27で質問送信機能12が患者端末2に送信する詳細質問画面の例であって、図示の下記の情報の画面である。
【0074】
・主治医から連絡が入っています。下記の質問に答えて下さい。
・今、どこにいますか (銀座のカラオケボックス )
・誰と一緒にいますか (友人A )
・所持品を記入してください(財布、ハンカチ )
・まわりの景色はどうですか(人が一杯いる )
・何か聞こえますか (歌 )
以上の詳細質問画面の入力欄の( )に、患者が回答を入力してセンタ1に送信すると、センタ1の状況判定機能13は入力された文字列と、既述した図5(e)の状況判定DB20の該当患者のレコードの危険地帯情報1,2、所持品(危険物)1,2、友人(危険)1,2とを比較し、一致するものがあれば、当該患者が危険状況と判定することが可能となる。
【0075】
図7(b)は、センタからの回答画面の例を示す。これは、患者端末2からの回答を受信したことに対応して、センタ1から患者端末2に送信した回答画面の例であって、図示の下記の内容を回答する。
【0076】
・状況確認完了です。18:00までに帰宅してください。
図8は、本発明の動作説明フローチャート(質問送信)を示す。これは、既述した図6のS21で質問送信機能12が患者端末2に質問を送信するときに、質問を取り出す詳細手順を示す。
【0077】
S41で、患者DB16から患者を取り出す。これは、例えば図4の(a)の患者DB16から質問を送信しようとする、例えば先頭の患者「山田 一郎」を取り出す。
【0078】
S42で、該患者の嗜好フラグを参照する。これは、S41で取り出した図4(a)の患者DB16中の患者「山田 一郎」のレコードの嗜好フラグ「5」を取り出す。
【0079】
S43で、質問DB19から該当する嗜好フラグの質問を取り出す。ここでは、患者DB16中の患者「山田 一郎」のレコードの嗜好フラグ「5」に対応して、図4(b)の質問DB19の嗜好フラグ「5」のレコードの質問「ペットの様子は」を取り出す。
【0080】
S44で、質問を患者端末へ送信する。これは、S43で取り出した質問、ここでは、「ペットの様子は」を音声あるいは電子メールで患者「山田 一郎」の患者端末2に送信する。
【0081】
以上によって、患者DB16を参照して質問を送信しようとする患者の嗜好フラグを取り出し、質問DB19から一致する嗜好フラグの質問文を取り出して当該患者の端末2に送信することにより、所定のタイミングで、質問を監視対象の全ての入院していない患者の患者端末2に順次送信することが可能となる。
【0082】
図9は、本発明の動作説明フローチャート(通報モード)を示す。これは、通報機能15が行なう、既述した図6のS32の通報モードの詳細手順を示す。
【0083】
S51で、通報機能15は、既述した図6のS32で患者が危険状況と判定されたことに対応して通報モードに遷移し、当該通報モードの1つとして医師端末4に該当患者が危険状況と判定された旨を例えば電子メールで通知する。
【0084】
S52で、危険状況と判定された患者について、図4(a)の患者DB16の当該患者のレコードに登録されている家族Noをキーに、図5(d)の家族DB18の一致するNoのレコードから当該患者の家族の連絡先を取り出す。
【0085】
S53で、患者の位置情報が取得済みか判別する。これは、患者端末2の位置情報として、例えばGPSによる位置情報などを取得済みか判別する。位置情報ありの場合には、患者の位置情報が正確に判明したので、S54で家族DB18の当該患者に対応するレコード中に登録されている家族の住所情報をもとに、当該患者に一番近い家族の連絡先を取り出し、該家族の家族端末3へ患者が危険状況になった旨を電話や電子メールで通知する。そして、S56で通知が正常に行なわれたか、即ちOKか判別し、NGのときは次に近い家族に通知することを繰り返す。一方、S53で位置情報なしの場合には、家族DB18に登録されている順に、該家族の連絡先へ患者が危険状況になった旨を電話や電子メール等で通知し、通知が正常に行われなかった、即ちNGのときは次の登録順の家族に順次通知することを繰り返す。
【0086】
S57で、通報機能15は、リラックス情報DB21を検索する。これは、図4(a)の患者DB16中の該当患者のリラックス情報NO(例えば「山田 一郎」のリラックス情報NO「1」)を取り出し、リラックス情報DB21から当該リラックス情報NO「1」のリラックス情報「モーニング娘.gif」を取り出す。
【0087】
S58で、当該患者の患者端末2へ取り出したリラックス情報を送信する。
以上によって、患者が危険な状態判定された場合(通報モード)には、患者が危険状況になった旨を医師端末4、家族端末3に送信するとともに、更に、リラックス情報を患者端末2にそれぞれ送信することが可能となる。
【0088】
図10は、本発明のセンタ管理画面例を示す。これは、センタ1が患者に所定のタイミングで質問を送信し、回答を受信した状況(安全確認済、通報モード、質問発信中など)を管理する画面の例であって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録して患者の安全を管理している。
【0089】
・NO:
・氏名(患者):
・連絡先:
・前回確認時間:
・次回質問送信時間:
・状況:
・詳細状況:
・その他:
ここで、NOはセンタ管理画面のシーケンシャルな番号である。氏名は監視対象の患者の氏名である。連絡先は患者の連絡先である。前回確認時間は前回、質問を患者に送信して確認した時間である。次回質問送信時間は、次回に質問を患者に送信する時間である。状況、詳細状況は、質問を患者に送信し、その回答の有無、音声の状況、更に、詳細質問に対する回答の有無などをもとに判定した状況、詳細状況である。
【0090】
(付記1)
患者の状況を監視して適切な対処を行う患者監視方法において、
患者が利用する端末に質問を所定のタイミングで送信するステップと、
前記送信したことに対応して前記患者が利用する端末からの応答を受信するステップと、
前記応答の有無あるいは受信した内容あるいは受信した声の状況をもとに患者の状況を判定するステップと
を有する患者監視方法。
【0091】
(付記2)
前記判定するステップにより前記応答の無、あるいは受信した内容が予め登録されていた危険な状況に合致、あるいは受信した音声が危険な状況と判明したときに、当該患者に対応付けて予め登録されているリラックス情報を前記患者が利用する端末に送信することを特徴とする付記1記載の患者監視方法。
【0092】
(付記3)
前記リラックス情報を前記患者が利用する端末に送信したときに、当該患者の主治医および家族が利用する端末にメッセージを送信することを特徴とする付記1あるいは付記2記載の患者監視方法。
【0093】
(付記4)
1度目に前記患者が利用する端末に送信した簡易質問に対する該端末からの応答が、応答なしあるいは応答が危険状況と判定され、かつ2度目に前記患者が利用する端末に送信した詳細質問に対する該端末からの応答が、応答なしあるいは応答が危険状況と判定されたときに、前記リラックス情報の送信または、主治医と家族が利用する端末に通報することを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載の患者監視方法。
【0094】
(付記5)
前記1度目に前記患者が利用する端末に送信した簡易質問に対する該端末からの応答が、応答なしあるいは応答が危険状況と判定されたときに、リラックス情報を送信し、その後に前記2度目の詳細質問を前記患者が利用する端末に送信することを特徴とする付記1から付記4のいずれかに記載の患者監視方法。
【0095】
(付記6)
患者の状況を監視して適切な対象を行う患者監視システムにおいて、
患者が利用する端末に質問を所定のタイミングで送信する手段と、
前記送信したことに対応して前記患者が利用する端末からの応答を受信する手段と、
前記応答の有無あるいは受信した内容あるいは受信した声の状況をもとに患者の状況を判定する手段と
を備えたことを特徴とする患者監視システム。
【0096】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、患者に質問を送信してその回答の有無および回答の状況をもとに詳細質問、リラックス情報あるいは通報(主治医、家族)を適切に判定して行う構成を採用しているため、患者の精神状況に応じた適切な対処を実現することが可能となる。特に、患者の精神状況が危険状況と判定された場合に、当該患者の嗜好に合致したリラックス情報を送信して患者の状態を安定に導くと共に、患者の精神状況の危険状況を主治医および家族に速やかに通報することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャート(登録、その1)である。
【図3】本発明の動作説明フローチャート(登録、その2)である。
【図4】本発明のDB例(その1)である。
【図5】本発明のDB例(その2)である。
【図6】本発明の動作説明フローチャート(状況判定)である。
【図7】本発明の画面例である。
【図8】本発明の動作説明フローチャート(質問送信)である。
【図9】本発明の動作説明フローチャート(通報モード)である。
【図10】本発明のセンタ管理画面例である。
【符号の説明】
1:センタ
11:情報登録機能
12:質問送信機能
13:状況判定機能
15:通報機能
16:患者DB
17:医師DB
18:家族DB
19:質問DB
20:状況判定DB
21:リラックス情報DB
2:端末(患者)
3:端末(家族)
4:端末(医師)
Claims (3)
- 患者の状況を監視して適切な対処を行う患者監視方法において、
患者が利用する端末に質問を所定のタイミングで送信するステップと、
前記送信したことに対応して前期患者が利用する端末からの応答を受信するステップと、
前記応答の有無あるいは受信した内容あるいは受信した声の状況をもとに患者の状況を判定するステップと
を有する患者監視方法。 - 前記判定するステップにより前記応答の無、あるいは受信した内容が予め登録されていた危険な状況に合致、あるいは受信した音声が危険な状況と判明したときに、当該患者に対応付けて予め登録されているリラックス情報を前記患者が利用する端末に送信することを特徴とする請求項1記載の患者監視方法。
- 前記リラックス情報を前記患者が利用する端末に送信したときに、当該患者の主治医および家族が利用する端末にメッセージを送信することを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の患者監視方法。
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