JP2016105245A - 福祉支援管理システム、福祉支援管理方法 - Google Patents

福祉支援管理システム、福祉支援管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本人が意思表示できなくなった場合でも適切に財産を管理し、本人を福祉面で支援するとともにその家族や親族等の関係者が安心できる環境を提供する。【解決手段】本人の財産の取り扱いに関する意向を示す財産意向情報および医療または介護に関する本人の身の回りの行動に関する意向を示す身の回り意向情報を意向データベースに登録し、意向データベースに登録された財産意向情報または身の回り意向情報に基づいて行われた第2の処理の実行結果を第2の処理部から受け取り、実行結果と登録されている財産意向情報または身の回り意向情報とに基づく報告情報を端末に送信する第1の処理を実行し、財産意向情報に基づいて本人の財産に関する処理を実行し、または身の回り意向情報に基づいて本人の身の回りの行動に関する処理を実行し、実行結果を第1の処理部に出力する第2の処理を実行する。【選択図】図6

Description

本発明は、福祉支援管理システム、福祉支援管理方法に関する。
昨今、高齢化社会が進むなか、老後の適切な財産管理が重要となっている。特に、高齢となってからの認知症の発症等により、自身で財産を管理できなくなることが考えられる。また、知的障がい者にとっては、自ら財産を管理することが困難である場合も考えられる。このような場合に備え、例えば、特許文献1では、認知症の発症以前であっても、支援サービスに必要なお金を一括して管理し、高齢者や障がい者から預かった預託金についての事務手続きを効率的に行う技術が開示されている。
特開2008−071308号公報
上記特許文献1では、預託金管理システムに参加している共助事務所の弁護士等に預託金の管理を一任し、高齢者や障害者などの会員が万一となった時の支援サービスを、煩わしい事務的手続きをすることなく運営団体から受けられるようにしている。しかしながら、上記システムでは、管理を一任された弁護士等が不正に預託金を使用した場合にそのチェックが働かないなど、適切に財産を管理することができない。自身が認知症や障がい者となり意思表示ができなくなった場合には、常にそのような不安や心配が生じ得る。
また、自身の健康管理も重要であり、意思表示ができなくなった場合でも、それまでと同様の医療や介護といった福祉面での支援が必要となる。認知症や障がい者となった場合、医療機関や介護施設を利用することがあるが、従来はこれらの機関や施設の中だけで支援していることが多いという問題があった。すなわち、本人が意思表示できなくなった後でも、引き続き上記機関や施設で連携して福祉面で本人を支援し、見守ることが重要である。さらに、本人だけでなくその家族や親族等の関係者が安心できる環境を提供することも重要である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、本人が意思表示できなくなった場合でも適切に財産を管理し、本人を福祉面で支援するとともにその家族や親族等の関係者が安心できる環境を提供することが可能な福祉管理システム、福祉管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる福祉支援管理システムは、利用者の財産を管理し、前記利用者の身の回りの行動を管理する福祉支援管理システムであって、本人の財産の取り扱いに関する意向を示す財産意向情報と、医療または介護に関する本人の身の回りの行動に関する意向を示す身の回り意向情報とを記憶する意向データベースを記憶する記憶部と、前記財産意向情報および前記身の回り意向情報を前記意向データベースに登録し、前記意向データベースに登録された前記財産意向情報または前記身の回り意向情報に基づいて行われた第2の処理の実行結果を第2の処理部から受け取り、前記実行結果と登録されている前記財産意向情報または前記身の回り意向情報とに基づく報告情報を端末に送信する第1の処理を実行する第1の処理部と、前記財産意向情報に基づいて前記本人の財産に関する処理を実行し、または前記身の回り意向情報に基づいて前記本人の身の回りの行動に関する処理を実行し、前記実行結果を前記第1の処理部に出力する前記第2の処理を実行する前記第2の処理部と、を備えることを特徴とする福祉支援管理システムとして構成される。
また、本発明は、上記福祉支援管理システムを用いた福祉支援管理方法としても把握される。
本発明によれば、本人が意思表示できなくなった場合でも適切に財産を管理し、本人を福祉面で支援するとともにその家族や親族等の関係者が安心できる環境を提供することが可能となる。
本実施の形態における福祉支援管理システムの構成例を示す図である。 記憶部が記憶する各種データの例を示す図である。 ユーザ管理DBの例を示す図である。 意向DBの例を示す図である。 医療介護DBの例を示す図である。 福祉支援管理処理の処理手順を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる福祉支援管理システム、福祉支援管理方法の実施の形態を詳細に説明する。本システムは、例えば、本人が高齢で認知症となった者、あるいは知的障がい者等、自身の意思表示ができなくなった場合に、その本人が日々の生活で使用しているお金等の財産をどのように使用するのかといった意図をあらかじめ登録しておき、また、医療や介護について、その後どのような支援を行うべきかを登録しておき、登録内容に基づいて財産を管理しつつ福祉面で本人を支援し、その家族や親族等の関係者が財産の管理や支援の状況を把握するとともに、福祉支援の状況については、さらに第三者機関で連携して情報共有することができるものである。
図1は、本実施の形態における福祉支援管理システム1000の構成例を示す図である。図1に示すように、福祉支援管理システム1000は、利用者端末100と、福祉支援管理サーバ200と、見守り管理サーバ300と、担当者端末400と、医療機関サーバ500と、担当者端末600と、金融機関サーバ700と、後見管理サーバ800と、ネットワークNとを有している。なお、ネットワークNは、インターネット等の一般的な公衆回線網である。なお、以下では、見守り管理サーバ300および医療機関サーバ500を身の回り管理サーバの一例、金融機関サーバ700および後見管理サーバ800を財産管理サーバの一例として示している。
利用者端末100は、スマートフォン等の携帯端末であり、本システムのユーザが操作する端末である。図1に示すように、利用者端末100は、入力部101と、表示部102と、通信部103と、制御部104とを有して構成されている。
入力部101は、ユーザからの操作を受け付け、表示部102は、その操作に対する結果を表示する。通信部103は、ネットワークNに接続された他のサーバと各種データを送受信する。制御部104は、利用者端末100の上記各部の動作を制御する。
福祉支援管理サーバ200は、本システムの管理者が有する一般的なコンピュータであり、本人が意思表示できなくなった場合にあらかじめ登録した意図にしたがって財産を管理し、医療または介護といった福祉面で、医療機関や介護施設等の本人を支援するための第三者機関と連携し、その支援状況を管理するサーバである。図1に示すように、福祉支援管理サーバ200は、記憶部201と、処理部202と、通信部203と、制御部204とを有して構成されている。
記憶部201は、本システムで利用される各種データを記憶する。処理部202は、上述したサポートをするための各種処理を実行する。通信部203は、福祉支援管理サーバ200と他のサーバや端末との間のデータの送受信を司る。制御部204は、福祉支援管理サーバ200の各部の動作を制御する。福祉支援管理サーバ200が行う具体的な処理については後述する。
図2は、記憶部201が記憶する各種データの例を示す図である。図2に示すように、記憶部201は、ユーザ管理DB2011と、意向DB2012と、医療介護DB2013とを記憶している。
ユーザ管理DB2011は、本システムの利用者を管理するためのデータベースである。図3は、ユーザ管理DB2011の例を示す図である。図3に示すように、ユーザ管理DB2011には、ユーザID、パスワード、氏名、住所、家族構成、家族・親族アドレス、端末IDが対応付けて記憶されている。
ユーザIDは、本システムの利用者を識別するためのIDである。パスワードは、本システムを利用する際に必要となる入力情報である。氏名および住所は、それぞれ、利用者自身の氏名および住所である。家族構成は、利用者の家族構成である。家族・親族アドレスは、本人の財産管理や福祉面での支援の状況を記載した報告メールを福祉支援管理サーバ200から受信するメールアドレスである。端末IDは、本システムの利用者端末100の端末を識別するためのIDである。図3では、例えば、ユーザID「U0001」、パスワード「ABCD」のユーザである日立太郎さんは、3人家族で東京と品川区○○に居住し、端末ID「T12345」の利用者端末100を用いて本システムを利用することを示している。また、報告メールを受け取るメールアドレスは、「xxx@xx」であることを示している。
意向DB2012は、本システムの利用者が、認知症や障がい者となり、自身の意思表示ができなくなった場合に備え、財産をどのように支出するのかといった財産の取り扱いに関する財産意向情報、あるいは自身がどのように身の回りの行動をサポートしてほしいのかといった身の回り意向情報をあらかじめ登録しておくためのデータベースである。財産意向情報は、上述した支出に関する情報のほか、どのように収入を得るのか、財産をどのように運用するのかといった情報を含み、信託口座、普通口座等の金融資産についての意向を含む。また、身の回り意向情報は、介護等の見守り時に注意すべき情報、投薬や病歴を示す情報、趣味や能力といった本人の特性を示す情報、介護面や医療面で必要とする福祉サービスや医療機関、介護施設等を示す情報を含む。
図4は、意向DB2012の例を示す図である。図4の上側では、財産意向情報の例について示している。図4の上側に示すように、意向DB2012に記憶される財産意向情報は、区分、金額、使用サイクル、期間、意向コード、使用主体、使用方法が対応付けて記憶されている。
区分は、財産の内訳を示す情報である。金額は、内訳で区分された各財産の金額を示す情報である。使用サイクルは、その各財産をどのようなサイクルで使用するのかを示す情報である。意向コードは、内訳で区分された財産の用途を示す情報である。使用主体は、その財産を誰が使用することができるのかを定めた情報である。使用方法は、使用主体がどのようにその財産を使用することができるのかを示す情報である。
図4の上側では、例えば、ユーザIDがU0001である利用者の退職金のうち○○万円は、30年間、半年に1回のサイクルで、意向コードが2である介護・医療の費用として使用してほしい意向であることを示している。また、その使用主体は、介護施設Aによって引き出しのみ許可する意向であることを示している。このように、意向DB2012には、財産の用途、時期、主体、使用方法等、利用者の財産に関する様々な意向が利用者ごとに記憶されている。
図4の下側では、財産意向情報について示しているが、身の回り意向情報については、例えば、図4の下側に示すように、「介護等の見守り時に注意すべき情報」という項目には「徘徊」、「投薬や病歴を示す情報」という項目には「神経痛」、「趣味や能力といった本人の特性を示す情報」という項目には「ゴルフ、将棋」、「介護面や医療面で必要とする福祉サービスや医療機関、介護施設」という項目には「神経外科」というように、財産意向情報と同様に、利用者ごとにこれらの情報が対応付けて記憶されている。
医療介護DB2013は、本システムの利用者が、認知症や障がい者となり、自身の意思表示ができなくなった場合に、その後本人に行うべき支援として、利用者が実際に日々受けている医療や介護に関する情報を登録しておくためのデータベースである。図5は、医療介護DB2013の例を示す図である。図5に示すように、医療介護DB2013は、区分、医療コード(介護コード)、日時、医療内容(介護内容)が対応付けて記憶されている。区分は、医療または介護のいずれであるかを示す情報である。医療コード(介護コード)は、医療(または介護)が必要な疾患(要介護)の種類を示す情報である。日時は、その医療(または介護)が施された日時である。医療内容(介護内容)は、利用者に施された医療(または介護)の具体的な内容である。
図5では、例えば、ユーザIDがU0001である利用者は、医療コードが1に対応する疾患(例えば、神経痛)を抱えており、2014年10月3日の15:00から16:00までの間、病院Bにより問診および触診による医療行為を受けていたことを示している。また、利用者は、介護コードが1に対応する要介護(例えば、身体機能・起居動作の介護)が必要であり、2014年10月2日の10:00から12:00までの間、介護施設Aにより歩行介助による介護行為を受けたことを示している。上記医療コードや介護コードはあらかじめ国等によって定められたコードを用いることができる。
なお、本実施例では、介護や医療を例に説明しているが、日々の生活の内容(睡眠時間、食事時間や回数、行動範囲等の一般的なライフログ)を登録することとしてもよい。この場合、利用者の家族や親族に対して利用者自身のライフログが報告されるので、その家族や親族は本人の生活状況を把握することができ、安心して利用者を見守ることができる。続いて、図1に戻り、福祉支援管理サーバ200の処理部202について説明する。
処理部202は、上記のようなユーザ情報、意向情報の登録、見守り記録や医療記録の登録、財産の取引結果の登録、後見記録の登録、およびこれら登録の利用者端末100への報告、これら登録に対する結果の各サーバへのフィードバックを実行する。通信部203は、ネットワークNに接続された他のサーバや端末と各種データを送受信する。制御部204は、福祉支援管理サーバ200の上記各部の動作を制御する。福祉支援管理サーバ200が行う具体的な処理については、図6を用いて後述する。
見守り管理サーバ300は、介護施設が有する一般的なコンピュータであり、利用者の介護状況を管理するサーバである。図1に示すように、見守り管理サーバ300は、記憶部301と、処理部302と、通信部303と、制御部304とを有して構成されている。
記憶部301は、利用者への介護の要否のほか、介護内容等の見守り記録を記憶する。見守り記録の例については、例えば、図5に示した医療・介護DB2013の区分が「介護」である項目以降の項目(介護コード、日時、主体、介護内容の各項目)と同様の項目を有した情報である。
処理部302は、上記のような見守り記録を上記記憶部301に記録し、その見守り記録を福祉支援管理サーバ200に送信する。また、見守り記録の登録結果についてのフィードバックを福祉支援管理サーバ200から受け取る。通信部303は、ネットワークNに接続された他のサーバや端末と各種データを送受信する。制御部304は、見守り管理サーバ300の上記各部の動作を制御する。見守り管理サーバ300が行う具体的な処理については、図6を用いて後述する。なお、見守り記録は、例えば、介護ヘルパー等の担当者が使用する一般的なコンピュータである担当者端末400から入力され、見守り管理サーバ300に記録される。
医療管理サーバ500は、医療機関が有する一般的なコンピュータであり、利用者の医療状況(治療や看護の状況)を管理するサーバである。図1に示すように、医療管理サーバ500は、記憶部501と、処理部502と、通信部503と、制御部504とを有して構成されている。
記憶部501は、利用者への医療の要否のほか、治療や看護等の医療記録を記憶する。医療記録の例については、例えば、図5に示した医療介護DB2013の区分が「医療」である項目以降の項目(医療コード、日時、主体、医療内容の各項目)と同様の項目を有した情報である。
処理部502は、上記のような医療記録を上記記憶部501に記録し、その医療記録を福祉支援管理サーバ200に送信する。また、医療記録の登録結果についてのフィードバックを福祉支援管理サーバ200から受け取る。通信部503は、ネットワークNに接続された他のサーバや端末と各種データを送受信する。制御部504は、医療管理サーバ500の上記各部の動作を制御する。医療管理サーバ500が行う具体的な処理については、図6を用いて後述する。なお、医療記録は、例えば、医師や看護師等の担当者が使用する担当者端末600から入力され、医療管理サーバ500に記録される。
金融機関サーバ700は、金融機関が有する一般的なコンピュータであり、利用者の預貯金口座等の財産に関する取引を管理するサーバである。図1に示すように、金融機関サーバ700は、記憶部701と、処理部702と、通信部703と、制御部704とを有して構成されている。
記憶部701は、預貯金口座等の財産に関する取引情報(例えば、預貯金の引き出し金額、引き出し日時、店舗、キャッシュカード番号、残高)を記憶する。取引情報については、一般的な金融機関で記憶されている情報と同様であるためここではその説明を省略する。
処理部702は、上記のような取引情報を上記記憶部701に記録し、その取引記録を福祉支援管理サーバ200に送信する。また、取引記録の登録結果についてのフィードバックを福祉支援管理サーバ200から受け取る。通信部703は、ネットワークNに接続された他のサーバや端末と各種データを送受信する。制御部704は、金融機関サーバ700の上記各部の動作を制御する。金融機関サーバ700が行う具体的な処理については、図6を用いて後述する。なお、取引情報は、例えば、銀行のATM(Automated Teller Machine)から入力され、金融機関サーバ700に記録される。
後見管理サーバ800は、弁護士等の後見人が所属する事務所や会社が有する一般的なコンピュータであり、利用者の後見記録を管理するサーバである。図1に示すように、後見管理サーバ800は、記憶部801と、処理部802と、通信部803と、制御部804とを有して構成されている。
記憶部801は、財産管理や身上監護等の後見人の事務に関する後見情報(例えば、財産管理であれば毎月の収支報告)を記憶する。後見情報については、裁判所等で用いられている情報と同様であるためここではその説明を省略する。
処理部802は、上記のような後見情報を上記記憶部801に記録し、その後見記録を福祉支援管理サーバ200に送信する。また、後見記録の登録結果についてのフィードバックを福祉支援管理サーバ200から受け取る。通信部803は、ネットワークNに接続された他のサーバや端末と各種データを送受信する。制御部804は、後見管理サーバ800の上記各部の動作を制御する。後見管理サーバ800が行う具体的な処理については、図6を用いて後述する。なお、後見情報は、例えば、弁護士等の担当者が使用する担当者端末から入力され、後見管理サーバ800に記録される。
続いて、本システムで行われる処理(福祉支援管理処理)について説明する。図6は、福祉支援管理処理の処理手順を示すシーケンス図である。
図6に示すように、本システムでは、S601〜S603において、ユーザおよびユーザの意向を登録する処理を実行する。利用者端末100の入力部101が利用者から登録要求を受け付けると、通信部103は、その登録要求を福祉支援管理サーバ200に送信する(S601)。登録要求時に受け付ける情報としては、例えば、図3に示したユーザ管理DB2011、図4に示した意向DB2012と同様の情報である。
福祉支援管理サーバ200の処理部202は、利用者端末100から登録要求を受けると、その情報を、ユーザ管理DB2011、意向DB2012に登録し(S602)、その登録結果を利用者端末100に送信する(S603)。その後、利用者端末100の表示部104は、福祉支援管理サーバ200から受信した登録結果を表示し、利用者がその内容を確認する。
このとき、福祉支援管理サーバ200の処理部202は、登録された意向DB2012に含まれる財産意向情報や身の回り意向情報を他のサーバに送信して情報を共有化してもよい。例えば、福祉支援管理サーバ200の処理部202は、財産意向情報を後見管理サーバ800に送信して、後見管理サーバ800が、利用者の財産の支出の意向を登録しておくことにより、後見人は常日頃から利用者の財産管理の状況を把握することができ、利用者が意思表示できなくなった場合でも、その意図を把握して適切に財産を管理することができる。また、例えば、福祉支援管理サーバ200の処理部202は、身の回り意向情報を見守り管理サーバ300に送信して、見守り管理サーバ300が身の回りのサポートとして徘徊に注意する意向を登録しておくことにより、介護施設では常日頃から利用者の介護の状況を把握することができ、利用者が意思表示できなくなった場合でも、その意図を把握して徘徊に注意した適切な介護支援を行うことができる。同様に、例えば、医療機関では、「神経外科」の医師やそれ以外の医師が、「神経痛」が持病としてあることを前提に治療を実行することができ、それが趣味の「ゴルフ」による可能性があることを判断材料として把握したうえで、治療にあたることができる。
なお、以下では時に示していないが、最初の登録時に比べて、財産の支出配分の変更が必要となったり、病状が悪化した場合等、初期登録時から変更する必要が生じた場合には、登録した財産意向情報や身の回り意向情報を更新し、その都度あるいは一定のタイミングで各サーバに送信してもよい。
具体的には後述するが、ステップS608、S617、S624において、福祉支援管理サーバ200での処理結果(見守り記録、医療記録、取引記録、手続き記録のフィードバック)を、利用者本人または家族や親族の利用者端末100や、見守り記録、医療記録、取引記録、手続き記録を行った各サーバのそれぞれに対してだけでなく、本システムに含まれるすべてまたはその一部のサーバ(例えば、見守り管理サーバ300、医療機関サーバ500、金融機関管理サーバ700、後見管理サーバ800のすべて)に送信し、本システム全体で情報を共有することとしてもよい。このような情報共有により、利用者、家族や親族は、福祉支援管理サーバ200から受けた報告を、これらの他のサーバを有する機関等に伝達する必要がなくなり、その手間が省くことができ、より一層安心することができる。この場合、報告内容を互いに送信せずにその旨(例えば、本人の病状が変わった旨)のみを送信し、利用者端末100や各施設や各機関のサーバが、その旨の情報を受信したことを契機として、送信元のサーバにアクセスして確認してもよい。この場合、その旨のみが送受信されるので、ネットワーク間のデータ負荷が軽減される。
見守り管理サーバ300の処理部302は、担当者端末400から入力された見守り記録を受け取ると、記憶部301に記憶するとともに、福祉支援管理サーバ200に送信する(S604)。福祉支援管理サーバ200の処理部202は、見守り管理サーバ300から受け取った見守り記録を、図5に示した医療介護DB2013に登録する(S605)。
医療管理サーバ500の処理部502は、担当者端末600から入力された医療記録を受け取ると、記憶部501に記憶するとともに、福祉支援管理サーバ200に送信する(S606)。福祉支援管理サーバ200の処理部202は、医療管理サーバ500から受け取った医療記録を、図5に示した医療介護DB2013に登録する(S607)。
福祉支援管理サーバ200の処理部202は、見守り記録や医療記録の確認、登録を実行すると、その記録内容を利用者本人または家族や親族にメール送信し(S608)、これらの者は、利用者端末100の表示部102を見る等してその報告内容を確認する(S609)。このとき、福祉支援管理サーバ200の処理部202は、報告内容とともに登録されている意向DB2012の内容を合わせて送信してもよいし、報告内容と意向DB2012に登録されている情報と齟齬があるか否かを判定し、齟齬がある場合に、利用者の意図どおりの処置や行動が行われていないと判断し、利用者端末に送信してもよい(以下、S617およびS618、S624およびSS625の場合も同様)。
メールの送信先は、例えば、図2に示したユーザ管理DB2011にあらかじめ登録されているメールアドレスである。このように、利用者本人に対する介護状況、医療や看護状況を、利用者本人だけでなく、家族や親族等の関係者に報告することにより、利用者本人が認知症や障がい者となり、本人が意思表示できなくなった場合でも、介護状況、医療や看護状況を把握できるため、その家族や親族等の関係者が安心できるようになる。
福祉支援管理サーバ200の処理部202は、受け取った医療記録と、過去に登録されている医療記録とを比較し、例えば、医療コードが「1」(神経痛)から「2」(神経痛および腰痛)となり、治療内容がそれまでよりも多くなる等、一定以上の変化があった場合、その結果を見守り管理サーバ300に送信し(S610)、見守り管理サーバ300の処理部301は、記憶部301にその情報を登録し、情報共有する(S611)。このような情報を医療機関および介護施設で共有することにより、介護施設では、利用者の治療状況の変化を把握することができ、利用者の治療状況に応じて介護を施すことができる。もちろん、一定以上の変化がなく、日常的に上記情報を共有することとしてもよい。この場合、利用者が日々どのような治療を受けているのかを把握することができる。
さらに、福祉支援管理サーバ200の処理部202は、受け取った見守り記録と、過去に登録されている見守り記録とを比較し、例えば、介護コードが「1」(身体機能・起居動作の介助)から「2」(生活機能の介護)となり、介護内容がそれまでよりも重くなる等、一定以上の変化があった場合、その結果を医療管理サーバ500に送信し(S612)、医療管理サーバ500の処理部502は、記憶部501にその情報を登録し、情報共有する(S613)。このような情報を介護施設および医療機関で共有することにより、医療機関では、利用者の介護状況の変化を把握することができ、利用者の通院時や入院時における介護状況に応じて治療や看護を施すことができる。もちろん、一定以上の変化がない場合においても日常的に上記情報を共有することとしてもよい。この場合、利用者が日々どのような介護を受けているのかを把握することができる。
福祉支援管理サーバ200の処理部202は、ステップS610において、あらかじめ登録されている身の回り意向情報と、S605やS607で確認した見守り記録や医療記録の内容との間で齟齬がある場合には、見守り管理サーバ300や医療機関サーバ500にその齟齬についての情報を送信してフィードバックする。例えば、徘徊を注意するために利用者宅の訪問を1日2回として身の回り意向情報が登録されていたにもかかわらず、見守り記録として訪問回数が1日1回であった場合には、訪問回数が足りない旨のメッセージを見守り管理サーバ300に送信し、その施設に対して注意を促す。このとき、訪問回数が足りない旨を利用者端末100に送信してもよい。この場合、利用者や家族、その親族は、介護施設で満足できる介護を受けていない等の状況を把握することができ、意向を満たしてくれる他の施設に移転する等の対応を速やかにとることができる。もちろん、フィードバックされた情報を、他のサーバに送信して情報を共有化してもよい。
さらに、金融機関サーバ700の処理部702が、利用者本人の預貯金等の財産に関する取引処理が実行された際の取引情報をATMから受け取ると(S614)、その取引情報を福祉支援管理サーバ200に送信する(S615)。福祉支援管理サーバ200の処理部202は、金融機関サーバ700から受け取った取引情報と、図4に示した意向DB2012とを比較し、その取引が利用者の意向に沿ったものであるか否かを確認し、登録する(S616)。例えば、取引情報が預貯金の引き出しであった場合、引き出し金額が、意向DB2012に登録されている金額を超える金額であるか、引き出しサイクルが定められたサイクルとなっているかを確認し、その取引情報を登録する。登録する取引情報は、既に説明した取引情報と同様の情報であり、記憶部201に蓄積される。
福祉支援管理サーバ200の処理部202は、取引情報の確認、登録を実行すると、その記録内容を利用者本人または家族や親族にメール送信し(S617)、これらの者は、利用者端末100の表示部102を見る等してその報告内容を確認する(S618)。メールの送信先はS609の場合と同様である。このように、利用者本人の財産の使用状況を、利用者本人だけでなく、家族や親族等の関係者に報告することにより、利用者本人が認知症や障がい者となり、本人が意思表示できなくなった場合でも、利用者本人の財産を本人に代わって管理することができるため、その家族や親族等の関係者が安心できるようになる。
さらに、福祉支援管理サーバ200の処理部202は、受け取った取引記録による取引が利用者の意向に沿ったものでないと判断した場合、その結果を金融機関サーバ700に送信し(S619)、金融機関サーバ700の処理部702は、記憶部701にその情報を登録し、情報共有する(S620)。このような情報を金融機関との間で共有することにより、不審者のみならず弁護士等の後見人であっても、利用者の意図に反する財産の取り扱いを防ぐことができる。もちろん、取引が利用者の意向に沿ったものか否かにかかわらず、日常的に上記情報を共有することとしてもよい。この場合、利用者が日々どのような取引を実行しているのかを把握することができる。
さらに、後見管理サーバ800の処理部802が、利用者本人の後見に関する手続き処理が実行された際の手続き記録を担当者端末から受け取ると(S621)、その手続き記録を福祉支援管理サーバ200に送信する(S622)。福祉支援管理サーバ200の処理部202は、後見管理サーバ800から受け取った手続き記録と、図4に示した意向DB2012とを比較し、その手続きが利用者の意向に沿ったものであるか否かを確認し、登録する(S623)。例えば、手続き記録が毎月の収支報告であった場合、引き出し金額が、意向DB2012に登録されている金額を超える金額であるか、引き出しサイクルが定められたサイクルとなっているかを確認し、その手続き記録を登録する。登録する手続き記録は、既に説明した後見情報と同様の情報であり、記憶部201に蓄積される。
さらに、福祉支援管理サーバ200の処理部202は、手続き記録の確認、登録を実行すると、その記録内容を利用者本人または家族や親族にメール送信し(S624)、これらの者は、利用者端末100の表示部102を見る等してその報告内容を確認する(S625)。メールの送信先はS609等の場合と同様である。このように、利用者本人の後見記録の状況を、利用者本人だけでなく、家族や親族等の関係者に報告することにより、利用者本人が認知症や障がい者となり、本人が意思表示できなくなった場合でも、利用者本人の後見管理を行うことができるため、その家族や親族等の関係者が安心できるようになる。
さらに、福祉支援管理サーバ200の処理部202は、受け取った後見記録による手続きが利用者の意向に沿ったものでないと判断した場合、その結果を後見管理サーバ800に送信し(S626)、後見管理サーバ800の処理部802は、記憶部801にその情報を登録し、情報共有する(S627)。このような情報を金融機関との間で共有することにより、不審者のみならず弁護士等の後見人であっても、利用者の意図に反する後見手続きを防ぐことができる。もちろん、取引が利用者の意向に沿ったものか否かにかかわらず、日常的に上記情報を共有することとしてもよい。この場合、利用者に対して日々どのような後見手続きが実行されているのかを把握することができる。
金融機関サーバ700や後見管理サーバ800の場合も、見守り管理サーバ300や医療機関サーバ500と同様に、福祉支援管理サーバ200の処理部202は、ステップS619やS626において、あらかじめ登録されている財産意向情報と、S616やS623で確認した取引記録や手続き記録の内容との間で齟齬がある場合には、見守り管理サーバ300や医療機関サーバ500にその齟齬についての情報を送信してフィードバックする。例えば、預貯金の引き出し金額があらかじめ定められた金額(例えば、図4に示した「XX円」を超えて引き出されている場合には、登録されている金額を超えて引き出された旨のメッセージを金機関サーバ700に送信し、その金融機関に対して注意を促す。このとき、登録した金額を超えて預貯金が引き出された旨を利用者端末100に送信してもよい。この場合、利用者や家族、その親族は、利用者本人ではない悪意のある第三者が預貯金を引き出した等の状況を把握することができ、警察に通報する等の対応を速やかにとることができる。
上記のような処理を、本システムを構成するすべてのサーバについて行うことで、利用者や財産や身の回りの情報が各機関や施設において共有されるとともに、財産や身の回りの状況が、利用者だけでなく親族にも報告され、安心することができる。また、それぞれのサーバでは、他のサーバの情報を共有することで、各施設や各機関が連携しつつ利用者の財産や身の回りの行動についてサポートすることができる。すなわち、単に各サーバで財産や身の回りの行動についての意向を登録しておくだけでなく、これらの意向、各サーバを有する施設や機関で行われた介護処置、医療行為、取引、手続き等の結果を共有しておくことで、意思表示できなくなった場合でも、その意思を引き継いで、財産面、身の回りの面で継続して支援をすることができる。
なお、前記実施例では、見守り管理サーバ300および医療機関サーバ500を身の回り管理サーバの一例、金融機関サーバ700および後見管理サーバ800を財産管理サーバの一例として示し、見守り管理サーバ300は、介護施設が有する一般的なコンピュータ、金融機関サーバ700は、金融機関が有する一般的なコンピュータ、後見管理サーバ800は、弁護士等の後見人が所属する事務所や会社が有する一般的なコンピュータ、として説明してきたが、福祉支援管理サーバ200、見守り管理サーバ300、医療機関サーバ500、金融機関サーバ700、後見管理サーバ800の全部または一部(例えば、各サーバの制御部により実行される上記福祉支援管理処理の全部または一部の機能)を、1つのシステム、または、1つのITサービスとして提供し、施設、金融機関、後見人に使用させる福祉支援管理システム1000も構成として可能である。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれ、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1000 福祉支援管理システム
100 利用者端末
101 入力部
102 表示部
103 通信部
104 制御部
200 福祉支援管理サーバ
201 記憶部
202 処理部
203 通信部
204 制御部
300 見守り管理サーバ
301 記憶部
302 処理部
303 通信部
304 制御部
400 担当者端末
500 医療機関サーバ
501 記憶部
502 処理部
503 通信部
504 制御部
600 担当者端末
700 金融機関サーバ
701 記憶部
702 処理部
703 通信部
704 制御部
800 後見管理サーバ
801 記憶部
802 処理部
803 通信部
804 制御部
N ネットワーク。

Claims (7)

  1. 利用者の財産を管理し、前記利用者の身の回りの行動を管理する福祉支援管理システムであって、
    本人の財産の取り扱いに関する意向を示す財産意向情報と、医療または介護に関する本人の身の回りの行動に関する意向を示す身の回り意向情報とを記憶する意向データベースを記憶する記憶部と、
    前記財産意向情報および前記身の回り意向情報を前記意向データベースに登録し、前記意向データベースに登録された前記財産意向情報または前記身の回り意向情報に基づいて行われた第2の処理の実行結果を第2の処理部から受け取り、前記実行結果と登録されている前記財産意向情報または前記身の回り意向情報とに基づく報告情報を端末に送信する第1の処理を実行する第1の処理部と、
    前記財産意向情報に基づいて前記本人の財産に関する処理を実行し、または前記身の回り意向情報に基づいて前記本人の身の回りの行動に関する処理を実行し、前記実行結果を前記第1の処理部に出力する前記第2の処理を実行する前記第2の処理部と、
    を備えることを特徴とする福祉支援管理システム。
  2. 前記福祉支援管理システムは、前記端末と、本人の財産を管理する財産管理サーバと、本人の身の回りの行動であって医療または介護に関する行動を管理する身の回り管理サーバと、前記財産管理サーバおよび前記身の回り管理サーバを管理する福祉支援管理サーバとを有し、
    前記福祉支援管理サーバは前記第1の処理を実行し、前記財産管理サーバは前記第2の処理の前記本人の財産に関する処理を実行し、前記身の回り管理サーバは前記第2の処理の前記本人の身の回りの行動に関する処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の福祉支援管理システム。
  3. 前記財産管理サーバは、前記福祉支援管理サーバと前記身の回り管理サーバとに実行結果を送信し、
    前記身の回り管理サーバは、前記福祉支援管理サーバと前記財産管理サーバとに実行結果を送信し、
    前記福祉支援管理サーバと前記財産管理サーバと前記身の回り管理サーバとは、各サーバから受信した前記実行結果を登録する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の福祉支援管理システム。
  4. 前記福祉支援管理サーバは、前記利用者の財産意向情報または前記身の回り意向情報が更新された場合、更新された各意向情報を前記福祉支援管理システムが有する各サーバに送信し、
    前記福祉支援管理システムが有する前記各サーバは、前記福祉支援管理サーバから受信した前記更新された前記財産意向情報または前記身の回り意向情報を登録する、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の福祉支援管理システム。
  5. 利用者の財産を管理し、前記利用者の身の回りの行動を管理する福祉支援管理システムで行われる福祉支援管理方法であって、
    本人の財産の取り扱いに関する意向を示す財産意向情報および医療または介護に関する本人の身の回りの行動に関する意向を示す身の回り意向情報を意向データベースに登録する登録ステップと、
    前記意向データベースに登録された前記財産意向情報または前記身の回り意向情報に基づいて行われた第2の処理の実行結果を第2の処理部から受け取り、前記実行結果と登録されている前記財産意向情報または前記身の回り意向情報とに基づく報告情報を端末に送信する第1の処理を実行する第1の処理ステップと、
    前記財産意向情報に基づいて前記本人の財産に関する処理を実行し、または前記身の回り意向情報に基づいて前記本人の身の回りの行動に関する処理を実行し、前記実行結果を第1の処理部に出力する前記第2の処理を実行する第2の処理ステップと、
    を含むことを特徴とする福祉支援管理方法。
  6. 前記第1の処理ステップでは、本人の財産を管理する財産管理サーバおよび本人の身の回りの行動であって医療または介護に関する行動を管理する身の回り管理サーバを管理する福祉支援管理サーバと前記身の回り管理サーバとに実行結果を送信し、前記第2の処理ステップでは、前記福祉支援管理サーバと前記財産管理サーバとに実行結果を送信し、各サーバから受信した前記実行結果を登録する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の福祉支援管理方法。
  7. 前記第1の処理ステップでは、前記利用者の財産意向情報または前記身の回り意向情報が更新された場合、更新された各意向情報を前記福祉支援管理システムが有する各サーバに送信し、前記福祉支援管理サーバから受信した前記更新された前記財産意向情報または前記身の回り意向情報を登録する、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の福祉支援管理方法。
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