JP2004265932A - 放射線撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】放射線撮像装置は、蛍光体層10にて入射されたX線から波長変換された可視光を電荷に変換する複数個の光電変換素子P11と、その下層に形成された複数個のTFT(T11)とから成る画素が、絶縁基板20上にマトリクス状に配設されている。このうち、TFT(T11)は、絶縁基板20上に、ソース及びドレイン電極を成す第1の電極層L2、高濃度不純物半導体層L3、半導体層を成す第1の半導体層L4、絶縁層を成す第2の絶縁層L5、及びゲート電極を成す第2の電極層L6が順次形成された構造をもつ。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、放射線撮像装置に係り、とくに医療用画像診断装置、非破壊検査装置、放射線を用いた分析装置などに応用される光電変換用基板及び光電変換装置、放射線撮像用基板及び放射線撮像装置に関するものである。なお、本明細書で使用する「放射線」には、可視光等の電磁波やX線、α線、β線、γ線なども含まれるものとする。
【0002】
【従来の技術】
近年、TFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)を用いた液晶パネルの製造技術の発展や、光電変換素子を有するエリアセンサーの各分野への利用(例えば医療機器)の進展により、医療用放射線撮像装置においても大面積化、かつディジタル化が達成されている。
【0003】
医療用放射線撮像装置は、液晶パネル等とは異なり、微小信号をディジタル変換して画像出力するという特徴を持っており、放射線画像を瞬時に読み取り、瞬時にディスプレイ上に表示できるものである。
【0004】
この放射線撮像装置は、製品化が達成されている一方、更なる感度向上を目指して種々の提案がなされている。
【0005】
例えば、非特許文献1等による報告では、薄膜トランジスタ(TFT)素子上にセンサ素子(半導体変換素子)を積層した構造が開示されている。本従来例は、前記構造を採用することでセンサ素子の開口率を向上させ、感度向上が可能としている。また、この時、TFT素子はセンサ素子の直下に配置されているため、不要な寄生容量を形成し、故に、接地されたPlaneを配置することが記載されている。
【0006】
また、特許文献1による提案においては、同様に、開口率を向上させるため、TFT素子上にセンサ素子を積層する構造が示されている。本従来例では、TFT素子のソースまたはドレイン電極に接続された電極がTFT素子上を被覆し、かつセンサの個別電極となっている構造である。
【0007】
【非特許文献1】
L.E Antonuk, ”DEVELOPMENT OF THIN−FILM, FLAT−PANEL ARRAYS FOR DIAGNOSTIC AND RADIOTHERAPY IMAGIN,” SPIE Medical Imaging VI,February 23−27, 1992
【特許文献1】
米国特許第5498880号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記TFT素子上にセンサ素子を積層する構造の放射線撮像装置においては、センサ素子の個別電極がTFT素子のバックゲート電極として作用してしまう。つまり、センサ素子の電位変動により、TFT素子のリークといった問題を発生させ、画像品位の劣化となって現れる。
【0009】
例えば、センサ出力が大きい領域と小さい領域が隣接した場合、境界がにじむ様なクロストークが現れる。また、センサ飽和出力が低下し、ダイナミックレンジが低下すると言った問題が生じる。
【0010】
そこで本発明は、TFT素子上にセンサ素子を積層する構造の放射線撮像装置において、TFT素子上に配置したセンサ素子が電位変動を起こした場合にも、TFT素子のリークによる特性変動を抑え、感度向上を達成する放射線撮像装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、TFT素子をソース及びドレイン電極、高濃度不純物半導体層、半導体層、絶縁膜層、ゲート電極の順に順次形成し、これにより、センサ素子の電位変化によるTFT素子の特性変動を抑え、感度向上を達成する放射線撮像装置を提供する。
【0012】
すなわち、本発明は、少なくとも放射線を電荷に変換する複数個の半導体変換素子と、前記半導体変換素子の下層に形成された複数個の薄膜トランジスタ(TFT)とから成る画素が、絶縁基板上にマトリクス状に配設された放射線撮像装置において、前記薄膜トランジスタは、ソース及びドレイン電極、ソース及びドレイン領域を成す高濃度不純物半導体層、チャネル部を含む半導体層、絶縁層、及びゲート電極を有し、前記絶縁基板上に、前記ソース及びドレイン電極、前記高濃度不純物半導体層、前記半導体層、前記絶縁層、及び前記ゲート電極の順に順次形成されていることを特徴とする。
【0013】
なお、本明細書で使用する「波長変換体」とは、放射線を波長変換するもので、例えばX線等の放射線を光信号に変換する蛍光体を含み、さらに、本明細書で使用する「半導体変換素子」とは、少なくとも放射線を電荷に変換するもので、例えば光信号を電荷に変換する光電変換素子を含むものとする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る放射線撮像装置の実施の形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態は、入射されたX線等の放射線を蛍光体層(波長変換体)にて可視光に変換し、その可視光を光電変換素子(半導体変換素子、センサ素子)にて電荷に変換し、薄膜トランジスタ(スイッチ素子)を介して読み出す間接型の放射線撮像装置に適用したものである。
【0015】
図1は、本実施形態の放射線撮像装置の等価回路図、図2は、その平面図、図3は、その断面図(図3中のA−A’線に沿った断面図)である。
【0016】
図1〜図3において、P11〜P44(図2では点線で囲まれた領域参照)は、図3に示す蛍光体層10下に形成され且つその蛍光体層10にて入射X線の波長変換により生成された可視光を電荷に変換する半導体変換素子(センサ素子)としての光電変換素子、T11〜T44は、光電変換素子P11〜P44にて変換された電荷を読み出すスイッチ素子としての薄膜トランジスタ(以下、「TFT」)であり、それぞれ画素C11〜C44を構成し、これらの画素が図3に示す絶縁基板20上にマトリックス状に形成されている。なお、ここでは画素エリアに4×4画素を示しているが、実際には例えば1000×2000画素が図3に示す絶縁基板20上にマトリックス状に配置されている。
【0017】
図1及び図2に示すように、光電変換素子P11〜P44は、共通のバイアス線Vs1〜Vs4に接続され、このバイアス線Vs1〜Vs4を介して読み出し装置30から一定バイアスが印加されている。
【0018】
各TFT(T11〜T44)のゲート電極は、共通のゲート線Vg1〜Vg4に接続され、このゲート線Vg1〜Vg4を介してゲート駆動装置40からTFT(T11〜T44)のゲート電極のON、OFFを制御する。各TFT(T11〜T44)のソース若しくはドレイン電極は、共通の信号線Sig1〜Sig4に接続される。この信号線Sig1〜Sig4は、読み出し装置30に接続されている。
【0019】
上記放射線撮像装置において、被検体に向けて曝射されたX線は、被検体により減衰を受けて透過し、図3に示す蛍光体層10で可視光に変換され、この可視光が光電変換素子P11〜P44に入射し、電荷に変換される。この電荷は、ゲート駆動装置40により印加されるゲート駆動パルスによりTFT(T11〜T44)を介して信号線Sig1〜Sig4に転送され、読み出し装置30により外部に読み出される。その後、共通のバイアス線Vs1〜Vs4により、光電変換素子P11〜P44で発生し転送されず残存している電荷が除去される。
【0020】
ここで、上記各素子の構成について図3を参照して説明する。ここでは、図1及び図2に示す画素C11の構成を例に説明するが、他の画素C12〜C44の構成も全て同様である。
【0021】
図3に示すように、画素C11は、絶縁基板20上に、第1の絶縁層L1、TFT(T11)、光電変換素子P11と順次形成されている。
【0022】
第1の絶縁層L1は、例えばSiN、SiO2、及びSiONのいずれかで構成される。
【0023】
TFT(T11)を成す各層は、図3に示すように、第1の絶縁層L1上に、ソース及びドレイン電極を成す第1の電極層L2、ソース及びドレイン領域を含む高濃度不純物半導体層L3、ソース及びドレイン領域間のチャネル部を含む半導体層L4、絶縁層を成す第2の絶縁層L5、ゲート電極を成す第2の電極層L6の順に順次形成されている。このうち、ゲート電極を成す第2の電極層L6は、第2の絶縁層L5を挟んで下層に位置するソース及びドレイン電極を成す第1の電極層L2に水平方向の位置が互いに重なるように、半導体層L4のチャネル幅よりも大きく形成されている。第1の電極層L2は、図1及び図2に示す信号線Sig1に、また第2の電極層L6は、図1及び図2に示すゲート線Vg1にそれぞれ接続される。
【0024】
また、光電変換素子P11を成す各層は、図3に示すように、第2の電極層L6上に、第3の絶縁層L7を介して、第3の電極層L8、第4の絶縁層L9、第2の半導体層L10、n+型半導体層L11、及び共通のバイアス線Vs1〜Vs4に接続される第4の電極層L12の順にそれぞれ形成されている。このうち、第3の電極層L8は、TFT(T11)の第1の電極層L2に接続される。また、第4の電極層L12は、図1及び図2に示すバイアス線Vs1に接続される。第4の電極層L12上には、図3に示すように、第5の絶縁層L13、有機保護層L14が順に形成され、その有機保護層L14上に接着層L15を介して蛍光体層10が配設されている。
【0025】
従って、TFT(T11)上部に形成された光電変換素子P11の電位変動が起た場合にも、TFT(T11)のON、OFFを制御するゲート電極が光電変換素子P11とチャネル部Ch11の間に存在するため、TFT特性は安定する。
【0026】
また、このような構造のTFT(T11)は、高濃度不純物半導体層L3をパターニングした後に半導体層(第1の半導体層L4)を形成することでチャネル部Ch11のエッチングが不要となり、半導体層を薄膜にすることが可能となるため、駆動能力の高いTFTとなる。
【0027】
以上のように、本実施形態によれば、光電変換素子(半導体変換素子)の下層に形成されたTFT素子(スイッチ素子)を、ソース及びドレイン電極(第1の電極層)、高濃度不純物半導体層、半導体層(第1の半導体層)、絶縁層(第2の絶縁層)、ゲート電極(第2の電極層)の順に形成された構造にすることにより、特性が安定し、かつ駆動能力の高いTFT素子を形成できる。
【0028】
なお、本実施形態では、半導体変換素子をMIS型としたが、これはPIN型であっても同様の効果が得られる。
【0029】
また、本実施形態では、放射線を蛍光体層で可視光に変換し、この可視光が光電変換素子で電荷に変換される間接型の放射線撮像装置を例示しているが、アモルファスセレン等の放射線を直接電荷に変換できる材料を用いた直接型の放射線撮像装置を用いても同様の効果が得られる。
[第2の実施形態]
本実施形態は、上記第1の実施形態と同様の構成に加え、各画素毎にリセット用TFTを設けた放射線撮像装置に適用したものである。
【0030】
図4は、本実施形態の放射線撮像装置の等価回路図、図5は、その平面図、図6は、その断面図(図5中のB−B’線に沿った断面図)である。
【0031】
図4〜図6において、P11〜P44(図5では点線に囲まれた領域参照)は、図6に示す蛍光体層10下に形成され且つその蛍光体層10にて入射X線の波長変換により生成された可視光を電荷に変換する半導体変換素子(センサ素子)としての光電変換素子、T11〜T44は、光電変換素子P11〜P44にて変換された電荷を読み出すスイッチ素子としての読み出し用薄膜TFT、Tr11〜Tr44は、読み出し用TFT(T11〜T14)により転送されず残った光電変換素子P11〜P44の電荷を読み出してリセットするためのリセット用TFTであり、それぞれ画素C11〜C44を構成し、これらの画素が図6に示す絶縁基板20上にマトリックス状に形成されている。なお、ここでは画素エリアに4×4画素を示しているが、実際には例えば1000×2000画素が図6に示す絶縁基板20上にマトリックス状に配置されている。
【0032】
図4及び図5に示すように、光電変換素子P11〜P44は共通のバイアス線Vs1〜4に接続され、このバイアス線Vs1〜4を介して読み出し装置30から一定バイアスが印加されている。
【0033】
読み出し用TFT(T11〜T44)のゲート電極は、共通のゲート線Vg1〜Vg4に接続され、このゲート線Vg1〜Vg4を介してゲート駆動装置40から読み出し用TFT(T11〜T44)のゲート電極のON、OFFを制御する。各読み出し用TFT(T11〜T44)のソース若しくはドレイン電極は、共通の信号線Sig1〜Sig4に接続される。この信号線Sig1〜Sig4は、読み出し装置30に接続されている。
【0034】
また、リセット用TFT(Tr11〜Tr44)のゲート電極は、共通のゲート線Vr1〜Vr4に接続され、このゲート線Vr1〜Vr4を介してゲート駆動装置40からリセット用TFT(Tr11〜Tr44)のゲート電極のON、OFFを制御する。各リセット用TFT(Tr11〜Tr44)のソース若しくはドレイン電極は、共通のリセット配線R1〜R4に接続される。このリセット配線R1〜R4は、読み出し装置30に接続されている。
【0035】
上記放射線撮像装置において、被検体に向けて曝射されたX線は、被検体により減衰を受けて透過し、図6に示す蛍光体層10で可視光に変換され、この可視光が光電変換素子P11〜P44に入射し、電荷に変換される。この電荷は、ゲート駆動装置40により印加されるゲート駆動パルスにより読み出し用TFT(T11〜T44)を介して信号線Sig1〜Sig4に転送され、読み出し装置30により外部に読み出される。その後、光電変換素子P11〜P44で発生し転送されきれなかった電荷が、リセット用TFT(Tr11〜Tr44)を介してリセット配線R1〜R4に転送され、読み出し装置30により除去される。
【0036】
ここで、上記各素子の構成について図6を参照して説明する。ここでは、図4及び図5に示す画素C11の構成を例に説明するが、他の画素C12〜C44の構成も同様である。
【0037】
図6に示すように、画素C11は、絶縁基板20上に、SiN、SiO2、及びSiONのいずれかで構成された第1の絶縁層L1、読み出し用TFT(T11)・リセット用TFT(図6中では不図示)、及び光電変換素子P11と順次形成されている。
【0038】
このうち、読み出し用TFT(T11)は、図6に示すように、第1の絶縁層L1上に、ソース及びドレイン電極を成す第1の電極層L2、ソース及びドレイン領域を含む高濃度不純物半導体層L3、ソース及びドレイン領域間のチャネル部を含む半導体層L4、絶縁層を成す第2の絶縁層L5、ゲート電極を成す第2の電極層L6の順にそれぞれ形成されている。このうち、ゲート電極を成す第2の電極層L6は、第2の絶縁層L5を挟んで下層に位置するソース及びドレイン電極を成す第1の電極層L2に水平方向の位置が互いに重ならないように、半導体層L4のチャネル部上にみに形成されている。第1の電極層L2は、図4及び図5に示す信号線Sig1に、また第2の電極層L6は、図4及び図5に示すゲート線Vg1にそれぞれ接続される。
【0039】
上記構成は、リセット用TFTの場合も同様である。図6の断面図では、上記画素C11に隣接する画素C21の光電変換素子P21下に形成されたリセット用TFT(Tr12)のリセット配線R2が示されている。このリセット配線R2は、リセット用TFT(Tr12)の第1の電極層(ソース又はドレイン電極)L2に接続されるもので、その上位に、高濃度不純物半導体層L3、半導体層L4、第2の絶縁層L5が順次形成されている。
【0040】
一方、光電変換素子P11は、図6に示すように、第2の電極層L6上に、第3の絶縁層L7を介して、第3の電極層L8、第4の絶縁層L9、第2の半導体層L10、n+型半導体層L11、及び第4の電極層L12の順にそれぞれ形成されている。このうち、第3の電極層L8は、読み出し用TFT(T11)の第1の電極層L2を成すソース又はドレイン電極に接続されている。また、第4の電極層L12は、図4及び図5に示すバイアス線Vs1にそれぞれ接続される。第4の電極層L12上には、図6に示すように、第5の絶縁層L13、有機保護層L14が順に形成され、その有機保護層L14上に接着層L15を介して蛍光体層10が配設されている。
【0041】
従って、読み出し用TFT(T11)及びリセット用TFT(Tr11)上部に形成された光電変換素子P11の電位変動が起た場合にも、読み出し用TFT(T11)及びリセット用TFT(Tr11)のON、OFFを制御するゲート電極が光電変換素子P11とチャネル部Ch11の間に存在するため、TFT特性は安定する。
【0042】
また、このような構造の読み出し用TFT及びリセット用TFTは、高濃度不純物半導体層をパターニングした後に半導体層(第1の半導体層)を形成することでチャネル部のエッチングが不要となり、半導体層を薄膜にすることが可能となるため、駆動能力の高いTFTとなる。
【0043】
さらに、本実施形態では、読み出し用及びリセット用TFTのゲート電極をチャネル部上のみに形成しているため、ソースまたはドレイン電極と重なりをもたず、これにより信号線容量をより低減でき、低ノイズの放射線撮像装置を提供可能となる。
【0044】
以上のように、本実施形態によれば、光電変換素子(半導体変換素子)の下層に形成されたTFT素子(読み出し用TFT及びリセット用TFT)を、ソース及びドレイン電極(第1の電極層)、高濃度不純物半導体層、半導体層(第1の半導体層)、絶縁層(第2の絶縁層)、ゲート電極(第2の電極層)の順に形成された構造にすることにより、特性が安定し、かつ駆動能力の高いTFT素子を形成できる。
【0045】
なお、本実施形態では、半導体変換素子をMIS型としたが、これはPIN型であっても同様の効果が得られる。
【0046】
また、本実施形態では、放射線を蛍光体層で可視光に変換し、この可視光が光電変換素子で電荷に変換される間接型の放射線撮像装置を例示しているが、アモルファスセレン等の放射線を直接電荷に変換できる材料を用いた直接型の放射線撮像装置を用いても同様の効果が得られる。
[第3の実施形態]
本実施形態は、ソースフォロアータイプの放射線撮像装置に適用したものである。図7は、本実施形態の放射線撮像装置の等価回路図である。
【0047】
図7に示す放射線撮像装置において、スイッチ用TFT(TFT1)のゲート電極は、共通のゲート線Vgに接続され、このゲート線Vgを介してゲート駆動装置40からスイッチ用TFT(TFT1)のゲートのON、OFFを制御する。各スイッチ用TFT(TFT1)のソース若しくはドレイン電極は、読み出し用TFT(TFT2)を介して共通の信号線Sigに接続される。この信号線Sigは、読み出し装置30に接続されている。
【0048】
光電変換素子Pの一方の電極は、図示しない共通電極ドライバに、その他方の電極は、読み出し用TFT(TFT2)の制御電極(ゲート電極)にそれぞれ接続されている。
【0049】
リセット用TFT(TFT3)のソース若しくはドレイン電極の一方は、読み出し用TFT(TFT2)のゲート電極に、その他方は、リセット配線Rにそれぞれ接続されている。
【0050】
上記放射線撮像装置において、被検体に向けて入射された放射線は、被検体により減衰を受けて透過し、ここでは図示しない蛍光体層で可視光に変換され、この可視光が光電変換素子Pに入射し、電荷に変換される。この電荷は、読み出し用TFT(TFT2)のゲート電極に対し光照射量に見合った電位変動を発生させる。
【0051】
この電位変動により読み出し用TFT(TFT2)を流れる電流量が変化し、これが信号配線Sigに転送され、読み出し装置30により画素列毎に設けたTFT(TFT4)を介して外部に読み出され、アンプ50にて増幅され、A/D60にてデジタル信号に変換され、メモリ70に記憶され、出力可能となる。
【0052】
スイッチ用TFT(TFT1)は、読み出し用TFT(TFT2)のソース、ドレイン間に電圧を印加するスイッチ用として使用される。また、信号読み出し後にリセット用TFT(TFT3)を駆動させ、リセット配線Rを介してリセット用TFT(TFT3)と接続された光電変換素子Pの電極に電圧を印加することで、光電変換素子Pに蓄積された電荷を除去することができる。
【0053】
上記のようなソースフォロアータイプの放射線撮像装置では、1画素エリアに複数のTFTを配置する必要がある。よって、上述した従来例及び第1及び第2の実施形態と同様に、光電変換素子は、開口率を向上させるためにTFTの上部に形成することが望ましい。
【0054】
そこで、本実施形態でも、上述した第1又は第2の実施形態と同様に、TFT素子(TFT1〜3)は、ソース及びドレイン電極(第1の電極層)、高濃度不純物半導体層、半導体層(第1の半導体層)、絶縁層(第2の絶縁層)、ゲート電極(第2の電極層)の順に形成された構造をもち、これにより特性が安定し、かつ駆動能力の高いTFT素子が形成されている。
[応用例]
次に、本実施形態の応用例を説明する。この応用例は、上記実施形態の放射線撮像装置をX線デジタルラジオグラフィー方式のX線画像診断システム(放射線撮像システム)に適用したものである。このX線画像診断システムの一例を図8に示す。
【0055】
図8に示すX線画像診断システムは、病院等の医療施設の検査室内で被検体のX線撮影を行い、得られたX線画像を必要に応じて画像処理してディスプレイ上に表示したり、レーザプリンタからフィルムとして出力したりして、医師が被検体のX線像を読影、診断できるようにしたものである。このX線画像診断システムは、その一例として、検査室(X線ルーム及びコントロールルーム)及びドクタールーム等の各室にそれぞれ分かれて配置される複数の装置、機器、ユニット等から構成される。
【0056】
この内、検査室のX線ルーム側には、被検体PSを挟んで対向する位置にX線チューブ(放射線源)801及びイメージセンサ(放射線撮像装置)802がそれぞれ配置される。これにより、X線撮影時には、X線チューブ801にて発生されたX線800が被検体PSの撮影部位を透過し、イメージセンサ802に入射される。これにより、イメージセンサ802においては、上記実施形態で説明したように、入射されたX線を蛍光体層にて光信号に変換し、その光信号を画素毎に光電変換素子にて電荷に変換し、その電荷をTFTを介して読み取って電気信号として外部に出力する。この出力信号は、被検体PSの撮影部位でのX線吸収係数を反映したX線画像の元になるデータに相当する。
【0057】
一方、検査室のコントロールルーム側には、X線チューブ801及びイメージセンサ802に接続されるイメージプロセッサ803と、この接続されたディスプレイ804とが配置される。これにより、X線撮影時には、イメージプロセッサ803にて、X線チューブ801に対する撮影条件等の各種制御のほか、イメージセンサ802にて検出された電気信号に対しX線画像データ用の各種画像処理が実行され、その処理で得られる被検体PSのX線画像がディスプレイ804上に表示される。
【0058】
また、ドクタールーム内には、検査室内のイメージプロセッサ803にLANN等のネットワーク805を介して接続されるフィルムプロセッサ806と、このフィルムプロセッサ806に接続される医師用ディスプレイ807とが配置される。これにより、上記X線撮影で得られたX線画像データ等がフィルムプロセッサ806を介してレーザプリンタからフィルム808として出力され、また医師用ディスプレイ807上に表示され、読影・診断に供せられる。
【0059】
なお、上記第1〜第3実施形態の放射線撮像装置は、上記応用例のX線画像診断システムで用いるイメージセンサに限らず、その他の放射線撮像システムで用いる放射線検出器等でも適用可能である。
【0060】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の好適な実施の態様を以下のとおり列挙する。
[実施態様1]
少なくとも放射線を電荷に変換する複数個の半導体変換素子と、前記半導体変換素子の下層に形成された複数個の薄膜トランジスタ(TFT)とから成る画素が、絶縁基板上にマトリクス状に配設された放射線撮像装置において、前記薄膜トランジスタが、絶縁基板上に、ソース及びドレイン電極、高濃度不純物半導体層、半導体層、絶縁層、ゲート電極の順に順次形成されていることを特徴とする放射線撮像装置。
[実施態様2]
前記薄膜トランジスタのゲート電極が、前記ソース及びドレイン電極と重なるよう形成されていることを特徴とする実施態様1に記載の放射線撮像装置。
[実施態様3]
前記薄膜トランジスタのゲート電極が、前記ソース及びドレイン電極と重ならないよう形成されていることを特徴とする実施態様1に記載の放射線撮像装置。
[実施態様4]
前記薄膜トランジスタのソース及びドレイン電極が、前記高濃度不純物半導体層で覆われていることを特徴とする実施態様1に記載の放射線撮像装置。
[実施態様5]
前記絶縁基板と前記薄膜トランジスタとの間に、絶縁層が形成されていることを特徴とする実施態様1乃至4のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
[実施態様6]
前記絶縁基板と前記薄膜トランジスタとの間に形成された絶縁層が、SiN、SiO2、及びSiONのいずれかであることを特徴とする実施態様5に記載の放射線撮像装置。
[実施態様7]
放射線を波長変換する波長変換体と、波長変換された放射線を電荷に変換する複数個の半導体変換素子と、前記半導体変換素子の下層に形成された複数個の薄膜トランジスタとから成る画素が、絶縁基板上にマトリクス状に配設された放射線撮像装置において、前記薄膜トランジスタが絶縁基板上に、ソース及びドレイン電極、高濃度不純物半導体層、半導体層、絶縁層、ゲート電極の順に順次形成されていることを特徴とする放射線撮像装置。
[実施態様8]
実施態様1乃至7のいずれか1項に記載の放射線撮像装置と、
前記放射線撮像装置により得られた電気信号に基づいて撮像対象の画像を生成する処理手段と、
前記処理手段により生成された画像を表示する表示手段とを有することを特徴とする放射線撮像システム。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係わる放射線撮像装置によれば、半導体変換素子の下層に形成されたスイッチ素子を、ソース及びドレイン電極、高濃度不純物半導体層、半導体層、絶縁層、ゲート電極の順に形成された構造にすることにより、半導体変換素子が電位変動を起こした場合にも、TFT素子の特性変動を抑え、感度向上を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放射線撮像装置の第1の実施形態を説明する等価回路図である。
【図2】本発明の放射線撮像装置の第1の実施形態を説明する平面図である。
【図3】図2中のA−A’線に沿った断面図である。
【図4】本発明の放射線撮像装置の第2の実施形態を説明する等価回路図である。
【図5】本発明の放射線撮像装置の第2の実施形態を説明する平面図である。
【図6】図5中のB−B’線に沿った断面図である。
【図7】本発明の放射線撮像装置の第3の実施形態を説明する等価回路図である。
【図8】応用例のX線画像診断システムを示す全体構成図。
【符号の説明】
10 蛍光体層
20 絶縁層基板
30 読み出し装置
40 ゲート駆動装置
50 アンプ
60 A/D
70 メモリ
TFT 薄膜トランジスタ
Vg線 ゲート線
Sig線 信号線
Vs線 バイアス線
P11〜44 光電変換素子
T11〜44 読み出し用TFT
Tr11〜44 リセット用TFT
TFT1 スイッチ用TFT
TFT2 読み出し用TFT
TFT3 リセット用TFT
Vg1〜4 共通のゲート線
Sig1〜4 共通の信号線
Vs1〜4 共通のバイアス線
Vr1〜4 共通のゲート線
R1〜4 リセット配線
L1 第1の絶縁層
L2 第1の電極層(ソース及びドレイン電極)
L3 高濃度不純物半導体層
L4 第1の半導体層
L5 第2の絶縁層
L6 第2の電極層(ゲート電極)
L7 第3の絶縁層
L8 第3の電極層
L9 第4の絶縁層
L10 第2の半導体層
L11 n+型半導体層
L12 第4の電極層
L13 第5の絶縁層
L14 有機保護層
L15 接着層
Claims (1)
- 少なくとも放射線を電荷に変換する複数個の半導体変換素子と、前記半導体変換素子の下層に形成された複数個の薄膜トランジスタ(TFT)とから成る画素が、絶縁基板上にマトリクス状に配設された放射線撮像装置において、
前記薄膜トランジスタは、ソース及びドレイン電極、ソース及びドレイン領域を成す高濃度不純物半導体層、チャネル部を含む半導体層、絶縁層、及びゲート電極を有し、前記絶縁基板上に、前記ソース及びドレイン電極、前記高濃度不純物半導体層、前記半導体層、前記絶縁層、及び前記ゲート電極の順に順次形成されていることを特徴とする放射線撮像装置。
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