JP2003023144A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2003023144A
JP2003023144A JP2001206998A JP2001206998A JP2003023144A JP 2003023144 A JP2003023144 A JP 2003023144A JP 2001206998 A JP2001206998 A JP 2001206998A JP 2001206998 A JP2001206998 A JP 2001206998A JP 2003023144 A JP2003023144 A JP 2003023144A
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reset
signal lines
signal line
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Hajime Kimura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】新しい構成を有する画素を提供することによっ
て、マスク数及び工程数を増加させることなく、高い開
口率を実現した半導体装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】本発明の半導体装置を用いることにより、
電源供給線が必要なくなるため、従来の半導体装置に比
べて、パネル作成プロセスにおけるマスク枚数や工程数
の増加を伴うことなく、より高い開口率を実現すること
が出来る。また、各画素が高い開口率をもつことによ
り、光の利用効率が向上し、半導体装置の省電力化およ
び小型化が達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関す
る。より詳細には、半導体基板上又は絶縁表面上に作製
されたトランジスタを有するアクティブマトリクス型半
導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】イメージセンサ機能を有する半導体装置
には、光電変換素子と該光電変換素子を制御する一つま
たは複数のトランジスタが設けられる。光電変換素子と
しては、PN型のフォトダイオードが用いられる場合が
多い。その他には、PIN型のフォトダイオード、アバ
ランシェ型ダイオード、npn埋め込み型ダイオード、
ショットキー型ダイオード、フォトトランジスタなどが
ある。その他には、X線用のフォトコンダクタや赤外線
用のセンサなどもあるが、本発明の半導体装置は公知の
どのような素子を用いることが出来る。
【0003】イメージセンサ機能を有する半導体装置
は、大別してCCD型とCMOS型に分類される。CM
OS型の半導体装置は、増幅用回路を搭載していないも
のはパッシブ型、増幅用回路を搭載しているものはアク
ティブ型に分類される。増幅用回路は、光電変換素子が
読み取った被写体の画像信号を増幅したりする機能を有
する。その結果、ノイズなどの影響を受けにくく、増幅
用回路が搭載されたアクティブ型のCMOS型半導体装
置は多く採用されている。
【0004】ここで、光電変換素子と複数のトランジス
タを1画素中に設けた半導体装置について、図5〜図7
を用いて説明する。
【0005】図5に本発明の半導体装置の概略図の一例
を示す。図5の半導体装置は、画素部103、画素部1
03の周辺に配置されたソース信号線駆動回路101、
ゲート信号線駆動回路102を有している。なお、本実
施の形態において示す半導体装置はソース信号線駆動回
路101と、ゲート信号線駆動回路102とをそれぞれ
1つずつ有しているが、本発明はこれに限定されない。
ソース信号線駆動回路101と、ゲート信号線駆動回路
102の数は任意に定めることができる。
【0006】また、画素部103は、半導体基板上又は
絶縁表面上にマトリクス状に形成された複数の画素10
0、ソース信号線駆動回路101と接続された信号線、
ゲート信号線駆動回路102と接続された信号線を有し
ている。なお、ソース信号線駆動回路101とゲート信
号線駆動回路102とに接続される信号線の数は、後述
する画素100の構成により異なっている。また、ソー
ス信号線駆動回路101は、バイアス用回路101a、
サンプルホールド回路101b、信号出力線駆動回路1
01c、最終出力増幅用回路101dなどを有している
が、これらの回路に関しては実施例において詳しく説明
する。
【0007】図6と図7は、図5で示した画素部103
におけるi行目j列目に設けられた画素100の回路図
を示す。
【0008】図6(A)に示す画素100は、信号出力
線(S1〜Sx)のいずれか1つと、電源線(VB1〜
VBx)のいずれか1つと、ゲート信号線(G1〜G
y)のいずれか1つと、リセット信号線(R1〜Ry)
のいずれか1つとを有している。また、画素100は、
スイッチング用トランジスタ512と、増幅用トランジ
スタ513と、リセット用トランジスタ514と、光電
変換素子511とを有している。
【0009】光電変換素子511は、nチャネル型端
子、pチャネル型端子、およびnチャネル型端子とpチ
ャネル型端子の間に設けられている光電変換層を有して
いる。pチャネル型端子及びnチャネル型端子の一方
は、電源基準線521に接続されており、もう一方は増
幅用トランジスタ513のゲート電極に接続されてい
る。
【0010】スイッチング用トランジスタ512のゲー
ト電極はゲート信号線(Gj)に接続されている。そし
てスイッチング用トランジスタ512のソース領域とド
レイン領域は、一方は増幅用トランジスタ513のソー
ス領域に接続されており、もう一方は信号出力線(S
i)に接続されている。スイッチング用トランジスタ5
12は、光電変換素子511の信号を出力するときのス
イッチング素子として機能するトランジスタである。
【0011】増幅用トランジスタ513のドレイン領域
は電源線(VBi)に接続されている。そして増幅用ト
ランジスタ513のソース領域はスイッチング用トラン
ジスタ512のソース領域又はドレイン領域に接続され
ている。増幅用トランジスタ513は、画素部103の
下部に設けられたバイアス用トランジスタ(図示せず)
とソースフォロワ回路を形成する。そのため、増幅用ト
ランジスタ513とバイアス用トランジスタの極性は同
じである方がよい。
【0012】リセット用トランジスタ514のゲート電
極は、リセット信号線(Rj)に接続されている。リセ
ット用トランジスタ514のソース領域とドレイン領域
は、一方は電源線(VBi)に接続されており、もう一
方は、光電変換素子511及び増幅用トランジスタ51
3のゲート電極に接続されている。リセット用トランジ
スタ514は、光電変換素子511を初期化(リセッ
ト)するための素子(スイッチング素子)として機能す
るトランジスタである。
【0013】図6(B)に示す画素100は、信号出力
線(S1〜Sx)のいずれか1つと、電源線(VB1〜
VBx)のいずれか1つと、ゲート信号線(G1〜G
y)のいずれか1つと、リセット信号線(R1〜Ry)
のいずれか1つとを有している。また、画素100は、
スイッチング用コンデンサ712と、増幅用トランジス
タ713と、リセット用トランジスタ714と、光電変
換素子711とを有している。
【0014】光電変換素子711は、nチャネル型端
子、pチャネル型端子、およびnチャネル型端子とpチ
ャネル型端子の間に設けられている光電変換層を有して
いる。pチャネル型端子、nチャネル型端子の一方は、
電源基準線721に接続されており、もう一方はスイッ
チング用コンデンサ712の一方の端子に接続されてい
る。
【0015】スイッチング用コンデンサ712のもう一
方の端子は、ゲート信号線(Gj)に接続されている。
スイッチング用コンデンサ712は、光電変換素子71
1の信号を出力するときのスイッチング素子として機能
するコンデンサである。
【0016】増幅用トランジスタ713のドレイン領域
は電源線(VBi)に接続されている。そして増幅用ト
ランジスタ713のソース領域は信号出力線(Si)に
接続されている。増幅用トランジスタ713は、画素部
103の下部に設けられたバイアス用トランジスタ(図
示せず)とソースフォロワ回路を形成する。そのため、
増幅用トランジスタ713とバイアス用トランジスタの
極性は同じである方がよい。
【0017】リセット用トランジスタ714のゲート電
極は、リセット信号線(Rj)に接続されている。リセ
ット用トランジスタ714のソース領域とドレイン領域
は、一方は電源線(VBi)に接続されており、もう一
方は、光電変換素子711及び増幅用トランジスタ71
3のゲート電極に接続されている。リセット用トランジ
スタ714は、光電変換素子711を初期化(リセッ
ト)するための素子(スイッチング素子)として機能す
るトランジスタである。
【0018】図6(C)に示す画素100は、図6
(A)に示す画素100のスイッチング用トランジスタ
と増幅用トランジスタの接続の構成が異なる例を示す。
画素100は、信号出力線(S1〜Sx)のいずれか1
つと、電源線(VB1〜VBx)のいずれか1つと、ゲ
ート信号線(G1〜Gy)のいずれか1つと、リセット
信号線(R1〜Ry)のいずれか1つとを有している。
また、画素100は、スイッチング用トランジスタ51
20と、増幅用トランジスタ5130と、リセット用ト
ランジスタ5140と、光電変換素子5110とを有し
ている。
【0019】光電変換素子5110は、nチャネル型端
子、pチャネル型端子、およびnチャネル型端子とpチ
ャネル型端子の間に設けられている光電変換層を有して
いる。pチャネル型端子及びnチャネル型端子の一方
は、電源基準線5210に接続されており、もう一方は
増幅用トランジスタ5130のゲート電極に接続されて
いる。
【0020】スイッチング用トランジスタ5120のゲ
ート電極はゲート信号線(Gj)に接続されている。そ
してスイッチング用トランジスタ5120のソース領域
とドレイン領域は、一方は増幅用トランジスタ5130
のソース領域に接続されており、もう一方は電源供給線
(VBi)に接続されている。スイッチング用トランジ
スタ5120は、光電変換素子5110の信号を出力す
るときのスイッチング素子として機能するトランジスタ
である。
【0021】増幅用トランジスタ5130のドレイン領
域は信号出力線(Si)に接続されている。そして増幅
用トランジスタ5130のソース領域はスイッチング用
トランジスタ512のソース領域又はドレイン領域の一
方に接続されている。増幅用トランジスタ5130は、
画素部103の下部に設けられたバイアス用トランジス
タ(図示せず)とソースフォロワ回路を形成する。その
ため、増幅用トランジスタ5130とバイアス用トラン
ジスタの極性は同じである方がよい。
【0022】リセット用トランジスタ5140のゲート
電極は、リセット信号線(Rj)に接続されている。リ
セット用トランジスタ5140のソース領域とドレイン
領域は、一方は電源線(VBi)に接続されており、も
う一方は、光電変換素子5110及び増幅用トランジス
タ5130のゲート電極に接続されている。リセット用
トランジスタ5140は、光電変換素子511を初期化
(リセット)するための素子(スイッチング素子)とし
て機能するトランジスタである。
【0023】なお、図6(C)に示す画素100では、
スイッチング用トランジスタ5120のソース領域及び
ドレイン領域の一方が電源供給線(VBi)に接続され
ている。図示しないが、このような構成は、図6
(A)、(B)に示す画素100にも適用される。
【0024】図7(A)に示す画素100は、信号出力
線(S1〜Sx)のいずれか1つと、電源線(VB1〜
VBx)のいずれか1つと、ゲート信号線(G1〜G
y)のいずれか1つと、リセット信号線(R1〜Ry)
のいずれか1つと、転送信号線(T1〜Ty)のいずれ
か一つと、フォトゲート信号線(F1〜Fy)のいずれ
か一つとを有している。また、画素100は、スイッチ
ング用トランジスタ612と、増幅用トランジスタ61
3と、リセット用トランジスタ614と、転送用トラン
ジスタ615と、フォトゲート611とを有している。
【0025】フォトゲート611の一方の端子は、フォ
トゲート信号線(Fj)に接続されており、もう一方の
端子は転送用トランジスタ615に接続されている。
【0026】スイッチング用トランジスタ612のゲー
ト電極は、ゲート信号線(Gj)に接続されている。そ
してスイッチング用トランジスタ612のソース領域及
びドレイン領域は、一方は信号出力線(Si)に接続さ
れており、もう一方は増幅用トランジスタ613のソー
ス領域に接続されている。スイッチング用トランジスタ
612は、フォトゲート611に信号を出力するときの
スイッチング素子として機能するトランジスタである。
【0027】増幅用トランジスタ613のドレイン領域
は電源線(VBi)に接続されている。そして増幅用ト
ランジスタ613のソース領域はスイッチング用トラン
ジスタ612の端子に接続されている。増幅用トランジ
スタ613は、画素部103の下部に設けられたバイア
ス用トランジスタ(図示せず)とソースフォロワ回路を
形成する。そのため、増幅用トランジスタ613とバイ
アス用トランジスタの極性は同じである方がよい。
【0028】リセット用トランジスタ614のゲート電
極は、リセット信号線(Rj)に接続されている。リセ
ット用トランジスタ614のソース領域とドレイン領域
は、一方は電源線(VBi)に接続されており、もう一
方は、増幅用トランジスタ613のゲート電極に接続さ
れている。リセット用トランジスタ614は、フォトゲ
ート611を初期化(リセット)するための素子(スイ
ッチング素子)として機能するトランジスタである。
【0029】転送用トランジスタ615のゲート電極
は、転送信号線(Tj)に接続されている。そして転送
用トランジスタ615のソース領域及びドレイン領域
は、一方は増幅用トランジスタ613のゲート電極及び
リセット用トランジスタ614のソース領域に接続され
ており、もう一方はフォトゲート611に接続されてい
る。
【0030】図7(B)に示す画素100は、信号出力
線(S1〜Sx)のいずれか1つと、電源線(VB1〜
VBx)のいずれか1つと、ゲート信号線(G1〜G
y)のいずれか1つと、リセット信号線(R1〜Ry)
のいずれか1つと、転送信号線(T1〜Tx)を有して
いる。また、画素100は、スイッチング用トランジス
タ812と、増幅用トランジスタ813と、リセット用
トランジスタ814と、転送用トランジスタ815と、
光電変換素子811とを有している。
【0031】光電変換素子811は、nチャネル型端
子、pチャネル型端子、およびnチャネル型端子とpチ
ャネル型端子の間に設けられている光電変換層を有して
いる。pチャネル型端子及びnチャネル型端子の一方
は、電源基準線821に接続されており、もう一方は転
送用トランジスタ815のソース領域又はドレイン領域
に接続されている。
【0032】スイッチング用トランジスタ812のゲー
ト電極はゲート信号線(Gj)に接続されている。そし
てスイッチング用トランジスタ812のソース領域とド
レイン領域は、一方は増幅用トランジスタ813のソー
ス領域に接続されており、もう一方は信号出力線(S
i)に接続されている。スイッチング用トランジスタ8
12は、光電変換素子811の信号を出力するときのス
イッチング素子として機能するトランジスタである。
【0033】増幅用トランジスタ813のドレイン領域
は電源線(VBi)に接続されている。そして増幅用ト
ランジスタ813のソース領域はスイッチング用トラン
ジスタ812のソース領域又はドレイン領域に接続され
ている。増幅用トランジスタ813は、画素部103の
下部に設けられたバイアス用トランジスタ(図示せず)
とソースフォロワ回路を形成する。そのため、増幅用ト
ランジスタ813とバイアス用トランジスタの極性は同
じである方がよい。
【0034】リセット用トランジスタ814のゲート電
極は、リセット信号線(Rj)に接続されている。リセ
ット用トランジスタ814のソース領域とドレイン領域
は、一方は電源線(VBi)に接続されており、もう一
方は、増幅用トランジスタ813のゲート電極に接続さ
れている。リセット用トランジスタ814は、光電変換
素子811および増幅用トランジスタ813のゲート電
極を初期化(リセット)するための素子(スイッチング
素子)として機能するトランジスタである。
【0035】転送用トランジスタ815のゲート電極
は、転送信号線(Tj)に接続されている。転送用トラ
ンジスタ815のソース領域とドレイン領域は、一方は
増幅用トランジスタ813のゲート電極に接続されてお
り、もう一方は、光電変換素子811に接続されてい
る。
【0036】以上の内容に関しては、JIECセミナ資料:
日本工業技術センター(平成10年2月20日):CMOSセン
サの開発展望、ISSCC'99 An Integrated 800*600 CMOS
Imaging System、ISSCC'97 A 1/4 Inch 330k Square Pi
xel Progressive Scan CMOSActive Pixel Image Senso
r、ISSCC'95 A 256*256 CMOS Active Pixel Image Sens
or with Motion Detection、IEDM'98 A snap-shot CMOS
Active Pixel Imager for Low-Noise,High-Speed Imag
ing、IEDM'97 CMOS Image Sensor-Recent Advances and
Device Scaling Considerationsなどに報告されてい
る。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】イメージセンサ機能を
有する半導体装置においては、その性能の面から光感度
を上げるため、高開口率化が求められている。各画素が
高い開口率を持つことにより、光の利用効率が向上し、
半導体装置の省電力化および小型化が達成できる。
【0038】しかしながら、近年、高解像度化が進み、
画素サイズの微小化が求められている。画素サイズを微
小化させると、相対的に1つの画素に占めるトランジス
タ及び配線の形成面積が大きくなり、画素の開口率が低
下してしまう。
【0039】そこで、規定の画素サイズの中で、各画素
の高開口率を得るためには、画素の回路構成に必要な回
路要素を効率よくレイアウトすることが不可欠である。
【0040】本発明はそのような要求に答えるものであ
り、新しい構成を有する画素を提供することによって、
マスク数及び工程数を増加させることなく、高い開口率
を実現した半導体装置を提供することを課題とする。
【0041】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の課題
を解決するために、本発明においては以下の手段を講じ
た。
【0042】本発明の半導体装置は、その画素部の構成
において、あるゲート信号線が、その選択期間以外の期
間においては、一定の電位をとっている点に着目した。
本発明の半導体装置における特徴は、i行目のゲート信
号線が選択されているとき、i行目の画素に電流を供給
する電流供給線を、i行目のゲート信号線を含むゲート
信号線のいずれか1本によって代用することにより、画
素部においてある割合を占めている電流供給線を省略す
ることが出来る、というものである。
【0043】また本発明の半導体装置における特徴は、
i行目のリセット信号線が選択されているとき、i行目
の画素に電流を供給する電流供給線を、i行目のリセッ
ト信号線を含むリセット信号線のいずれか1本によって
代用することにより、画素部においてある割合を占めて
いる電流供給線を省略することが出来る、というもので
ある。
【0044】上記の方法により、マスク枚数や作成工程
数を増加させることなく、画素部において高い開口率を
実現することが出来る。また、従来の開口率と同等にす
るならば、信号線の幅をより大きくとることが出来るた
め、抵抗の低減やノイズの低減といった、画質の向上に
寄与することが出来る。
【0045】また、電源供給線の代用として、ゲート信
号線やリセット信号線だけでなく、転送信号線、フォト
ゲート信号線などの他の信号線を用いることも可能であ
る。
【0046】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図5に本発明の
半導体装置の概略図の一例を示す。図5の半導体装置
は、画素部103、画素部103の周辺に配置されたソ
ース信号線駆動回路101、ゲート信号線駆動回路10
2を有している。なお、本実施の形態において示す半導
体装置はソース信号線駆動回路101と、ゲート信号線
駆動回路102とをそれぞれ1つずつ有しているが、本
発明はこれに限定されない。ソース信号線駆動回路10
1と、ゲート信号線駆動回路102の数は任意に定める
ことができる。
【0047】また、画素部103は、半導体基板上又は
絶縁表面上にマトリクス状に形成された複数の画素10
0、ソース信号線駆動回路101と接続された信号線、
ゲート信号線駆動回路102と接続された信号線を有し
ている。なお、ソース信号線駆動回路101とゲート信
号線駆動回路102と接続された信号線の数は、後述す
る画素100の構成により異なっている。また、ソース
信号線駆動回路101は、バイアス用回路101a、サ
ンプルホールド回路101b、信号出力線駆動回路10
1c、最終出力増幅用回路101dなどを有している
が、これらの回路に関しては実施例において詳しく説明
する。
【0048】図1乃至図4は、図5で示した画素部にお
けるi行目j列目に設けられた画素100の回路図を示
す。
【0049】図1(A)、(B)に示す画素100は、
信号出力線(S1〜Sx)のいずれか1つと、電源線
(VB1〜VBx)のいずれか1つと、ゲート信号線
(G1〜Gy)のいずれか1つと、リセット信号線(R
1〜Ry)のいずれか1つとを有している。また、画素
100は、スイッチング用トランジスタ112と、増幅
用トランジスタ113と、リセット用トランジスタ11
4と、光電変換素子111とを有している。
【0050】光電変換素子111は、nチャネル型端
子、pチャネル型端子、およびnチャネル型端子とpチ
ャネル型端子の間に設けられている光電変換層を有して
いる。pチャネル型端子及びnチャネル型端子の一方
は、電源基準線121に接続されており、もう一方は増
幅用トランジスタ113のゲート電極に接続されてい
る。
【0051】スイッチング用トランジスタ112のゲー
ト電極はゲート信号線(Gj)に接続されている。そし
てスイッチング用トランジスタ112のソース領域とド
レイン領域は、一方は増幅用トランジスタ113のソー
ス領域に接続されており、もう一方は信号出力線(S
i)に接続されている。スイッチング用トランジスタ1
12は、光電変換素子111の信号を出力するときのス
イッチング素子として機能するトランジスタである。
【0052】図1(A)に示す画素100の増幅用トラ
ンジスタ113のドレイン領域は、画素(i、j)の上
部に位置する画素(i、j-1)のリセット信号線(R
j-1)に接続され、画素(i、j)よりも先に走査さ
れる。
【0053】リセット用トランジスタ114のゲート電
極は、リセット信号線(Rj)に接続されている。リセ
ット用トランジスタ514のソース領域とドレイン領域
は、一方はリセット信号線(Rj-1)に接続されてお
り、もう一方は、光電変換素子111及び増幅用トラン
ジスタ113のゲート電極に接続されている。
【0054】一方、図1(B)に示す画素100の増幅
用トランジスタ113のドレイン領域は、画素(i、
j)の下部に位置する画素(i、j+1)のゲート信号
線(Gj+1)に接続され、画素(i、j)よりも後に
走査される。
【0055】リセット用トランジスタ114のゲート電
極は、リセット信号線(Rj)に接続されている。リセ
ット用トランジスタ114のソース領域とドレイン領域
は、一方はゲート信号線(Gj+1)に接続されてお
り、もう一方は、光電変換素子111及び増幅用トラン
ジスタ113のゲート電極に接続されている。
【0056】また、図1(C)に示す画素100の増幅
用トランジスタ113のドレイン領域は、画素(i、
j)の上部に位置する画素(i、j-1)のリセット信号
線(Rj-1)に接続され、画素(i、j)よりも後に
走査される。
【0057】リセット用トランジスタ114のゲート電
極は、リセット信号線(Rj)に接続されている。リセ
ット用トランジスタ114のソース領域及びドレイン領
域の一方は、画素(i、j)の下部に位置する画素
(i、j+1)のゲート信号線(Gj+1)に接続され、
画素(i、j)よりも後に走査される。リセット用トラ
ンジスタ114のソース領域及びドレイン領域の他方
は、光電変換素子111及び増幅用トランジスタ113
のゲート電極に接続されている。
【0058】次いで、スイッチング用素子としての役割
を有するコンデンサが設けられた画素100の構成につ
いて、図2を用いて説明する。
【0059】図2(A)、(B)に示す画素100は、
信号出力線(S1〜Sx)のいずれか1つと、電源線
(VB1〜VBx)のいずれか1つと、ゲート信号線
(G1〜Gy)のいずれか1つと、リセット信号線(R
1〜Ry)のいずれか1つとを有している。また、画素
100は、スイッチング用コンデンサ312と、増幅用
トランジスタ313と、リセット用トランジスタ314
と、光電変換素子311とを有している。
【0060】光電変換素子311は、nチャネル型端
子、pチャネル型端子、およびnチャネル型端子とpチ
ャネル型端子の間に設けられている光電変換層を有して
いる。pチャネル型端子、nチャネル型端子の一方は、
電源基準線321に接続されており、もう一方はスイッ
チング用コンデンサ312の一方の端子に接続されてい
る。
【0061】スイッチング用コンデンサ312のもう一
方の端子は、ゲート信号線(Gj)に接続されている。
スイッチング用コンデンサ312は、光電変換素子31
1の信号を出力するときのスイッチング素子として機能
するコンデンサである。
【0062】図2(A)に示す画素100の増幅用トラ
ンジスタ313のドレイン領域は、画素(i、j)の上
部に位置する画素(i、j-1)のリセット信号線(R
j-1)に接続され、画素(i、j)よりも先に走査さ
れる。
【0063】リセット用トランジスタ314のゲート電
極は、リセット信号線(Rj)に接続されている。リセ
ット用トランジスタ514のソース領域とドレイン領域
は、一方はリセット信号線(Rj-1)に接続されてお
り、もう一方は、光電変換素子111及び増幅用トラン
ジスタ113のゲート電極に接続されている。
【0064】一方、図2(B)に示す画素100の増幅
用トランジスタ313のドレイン領域は、画素(i、
j)の下部に位置する画素(i、j+1)のゲート信号
線(Gj+1)に接続され、画素(i、j)よりも後に
走査される。
【0065】リセット用トランジスタ314のゲート電
極は、リセット信号線(Rj)に接続されている。リセ
ット用トランジスタ314のソース領域とドレイン領域
は、一方はゲート信号線(Gj+1)に接続されてお
り、もう一方は、光電変換素子111及び増幅用トラン
ジスタ313のゲート電極に接続されている。
【0066】本発明の着眼点は、現在選択している行か
ら信号を出力しているとき、又は光電変換素子をリセッ
トしているとき、既に別の行は非選択状態に戻っている
ということである。そして、再び選択されるようになる
までの間は、電位は一定(非選択状態)に保たれる。そ
こで、1行前のリセット信号線(Rj-1)及び1行後
のゲート信号線(Gj+1)を定電位線、つまり、電流
供給線として取り扱う点に特徴がある。つまり、リセッ
ト信号線とゲート信号線のどちらか一方と電流供給線と
を共用するようにする。その結果、配線数を減らすこと
が出来、開口率を向上させることが出来る。
【0067】なお本実施の形態では、1行前のリセット
信号線(Rj-1)及び1行後のゲート信号線(Gj+
1)を電源線の代用して用いる例を示したが、本発明は
これに限定されない。何行前のリセット信号線および何
行前のゲート信号線を用いて代用することも出来るし、
何行後のリセット信号線および何行後ゲート信号線を用
いて代用することも出来る。また、自分の画素が有する
リセット信号線およびゲート信号線を用いて代用するこ
とも出来る。つまり、画素部が有するリセット信号線お
よびゲート信号線のいずれか1本に接続されていればよ
い。
【0068】また本実施の形態では、増幅用トランジス
タのソース領域及びドレイン領域の一方とリセット用ト
ランジスタのソース領域及びドレイン領域の一方を同じ
配線に接続したが、本発明はこれに限定されない。例え
ば、増幅用トランジスタの端子を自分の画素(i、j)
のリセット信号線(Rj)に接続し、リセット用トラン
ジスタの端子を自分の画素(i、j)のゲート信号線
(Gj)に接続してもよい。このような構成にすること
により、リセット信号線(Rj)とゲート信号線(G
j)を用いて電源線を代用することが出来る。
【0069】さらに本発明を適用するに際し、電源供給
線の代用として用いる配線によっては、図1に示すスイ
ッチング用トランジスタ112、増幅用トランジスタ1
13、リセット用トランジスタ114のそれぞれのトラ
ンジスタの極性、および図2に示す増幅用トランジスタ
313、リセット用トランジスタ314のそれぞれのト
ランジスタの極性に注意する必要がある。
【0070】ここで、図1(A)を例に挙げて説明す
る。図1(A)に示す画素100では、リセット信号線
(Rj-1)を電源線として利用している。1行前のリ
セット信号線(Rj-1)は、殆どの期間で定電位であ
る必要があり、そのときのリセット信号線(Rj-1)
の電位は、削除しなかった場合の画素が有する電源線と
同じ電位にする必要がある。そのため、リセット信号線
(Rj-1)に接続されているリセット用トランジスタ
114の極性には注意する必要がある。
【0071】もし、殆どの期間でリセット信号線(Rj
-1)がHighの電位にある場合には、リセット信号
線(Rj-1)に接続されたリセット用トランジスタ1
14はpチャネル型トランジスタを用いる必要がある。
仮に、リセット用トランジスタ114にnチャネル型ト
ランジスタを用いると、そのトランジスタは、殆ど導通
状態になってしまうからである。また増幅用トランジス
タ113のドレイン領域は、リセット信号線(Rj-
1)と接続されるので、nチャネル型トランジスタを用
いる必要がある。なおこの場合において、増幅用トラン
ジスタ113とバイアス用トランジスタ(図示せず)が
ソースフォロワ回路を形成するのであれば、バイアス用
トランジスタもnチャネル型トランジスタを用いる必要
がある。但しソースフォロワ回路を形成しないのであれ
ば、バイアス用トランジスタにnチャネル型トランジス
タを用いる必要はない。
【0072】また、殆どの期間でリセット信号線(Rj-
1)がLowの電位にある場合には、リセット信号線
(Rj-1)に接続されたリセット用トランジスタ114
はnチャネル型トランジスタを用いる必要がある。つま
り、電源線の代用として用いるリセット信号線およびゲ
ート信号線の電位に注意して、適当な極性のトランジス
タを用いる必要がある。
【0073】さらに、光電変換素子(図1に示す光電変
換素子111と図2に示す光電変換素子311)として
ダイオードを用いる場合には、その向きにも注意する必
要がある。
【0074】ここで、図1(A)を例に挙げて説明す
る。光電変換素子111は、リセットされた時には、逆
バイアス状態になる必要がある。よって光電変換素子1
11の向きを逆にした場合には、電源線として用いるリ
セット信号線(Rj-1)と、電源基準線121の電位
を入れ替える必要が出てくる。実際に電位を入れ替えた
場合には、リセット信号線(Rj-1)に接続されたリセ
ット用トランジスタ114の極性には注意する必要があ
る。つまり、殆どの期間でリセット信号線(Rj-1)が
Highの電位にある場合には、リセット用トランジス
タ114はpチャネル型トランジスタを用いる必要があ
り、殆どの期間でLowの電位にある場合には、リセッ
ト用トランジスタ114はnチャネル型トランジスタを
用いる必要がある。なおこの場合のように、リセット信
号線(R1〜Ry)を電源供給線の代用として用いる場
合には、スイッチング用トランジスタ112の極性は特
に限定されない。
【0075】また図1(B)に示すように、ゲート信号
線(G1〜Gy)を電源供給線の代用として用いる際に
も、同様に増幅用トランジスタ113とリセット用トラ
ンジスタ114の極性には注意する必要がある。つま
り、本発明を適用するに際し、電源線の代用として用い
るリセット信号線およびゲート信号線の電位と、電源基
準線(図1に示す電源基準線121と図2に示す電源基
準線321)の電位とに注意して、適当な極性のトラン
ジスタを用いる必要がある。
【0076】(実施の形態2)本実施の形態では、実施
の形態1とは異なり、電源線の代わりに、転送信号線、
フォトゲート線を用いた場合について説明する。
【0077】図3(A)、(B)に示す画素100は、
信号出力線(S1〜Sx)のいずれか1つと、電源線
(VB1〜VBx)のいずれか1つと、ゲート信号線
(G1〜Gy)のいずれか1つと、リセット信号線(R
1〜Ry)のいずれか1つと、転送信号線(T1〜T
y)のいずれか一つと、フォトゲート信号線(F1〜F
y)のいずれか一つとを有している。また、画素100
は、スイッチング用トランジスタ212と、増幅用トラ
ンジスタ213と、リセット用トランジスタ214と、
転送用トランジスタ215と、フォトゲート211とを
有している。
【0078】フォトゲート211の端子は、フォトゲー
ト信号線(Fj)に接続されており、もう一方の端子は
転送用トランジスタ215のソース領域又はドレイン領
域のどちらか一方に接続されている。
【0079】スイッチング用トランジスタ212のゲー
ト電極は、ゲート信号線(Gj)に接続されている。そ
してスイッチング用トランジスタ212のソース領域及
びドレイン領域は、一方は信号出力線(Si)に接続さ
れており、もう一方は増幅用トランジスタ213のソー
ス領域又はドレイン領域のどちらか一方に接続されてい
る。
【0080】転送用トランジスタ215のゲート電極
は、転送信号線(Tj)に接続されている。そして転送
用トランジスタ215のソース領域及びドレイン領域
は、一方は増幅用トランジスタ213のゲート電極及び
リセット用トランジスタ214のソース領域に接続され
ており、もう一方はフォトゲート211に接続されてい
る。
【0081】そして、図3(A)に示す画素100の増
幅用トランジスタ213のソース領域およびドレイン領
域のどちらか一方は、画素(i、j)の上部に位置する
画素(i、j-1)の転送信号線(Tj-1)に接続さ
れ、画素(i、j)よりも先に走査される。
【0082】リセット用トランジスタ214のゲート電
極は、リセット信号線(Rj)に接続されている。そし
てリセット用トランジスタ214のソース領域とドレイ
ン領域は、一方は転送信号線(Tj-1)に接続されて
おり、もう一方は、増幅用トランジスタ213のゲート
電極に接続されている。
【0083】また、図3(B)に示す画素100の増幅
用トランジスタ213のソース領域およびドレイン領域
のどちらか一方は、画素(i、j)の上部に位置する画
素(i、j-1)のフォトゲート信号線(Tj-1)に接
続され、画素(i、j)よりも先に走査される。
【0084】リセット用トランジスタ214のゲート電
極は、フォトゲート信号線(Tj-1)に接続されてい
る。そしてリセット用トランジスタ214のソース領域
とドレイン領域は、一方は転送信号線(Tj-1)に接
続されており、もう一方は、増幅用トランジスタ213
のゲート電極に接続されている。
【0085】なお、本実施の形態では、1行前の転送信
号線(Tj-1)及び1行前のフォトゲート信号線(T
j-1)を電源線の代用して用いる例を示したが、本発
明はこれに限定されない。何行前の転送信号線および何
行前フォトゲート信号線を用いて代用することも出来る
し、何行後の転送信号線および何行後フォトゲート信号
線を用いて代用することも出来る。また、自分の画素が
有する転送信号線(Ti)およびフォトゲート信号線
(Fi)を用いて代用することも出来る。つまり、画素
部が有する転送信号線(T1〜Ty)およびフォトゲー
ト信号線(F1〜Fy)のいずれか1本に接続されてい
ればよい。
【0086】また、本実施の形態では、増幅用トランジ
スタ213のソース領域及びドレイン領域の一方とリセ
ット用トランジスタ214のソース領域及びドレイン領
域の一方を同じ配線に接続したが、本発明はこれに限定
されない。例えば、増幅用トランジスタの端子213を
自分の画素(i、j)の転送信号線(Tj)に接続し、
リセット用トランジスタ214の端子を自分の画素
(i、j)のフォトゲート信号線(Fj)に接続しても
よい。このような構成にすることにより、転送信号線お
よびフォトゲート信号線を用いて電源線を代用すること
が出来る。
【0087】さらに本発明を適用するに際し、電源供給
線の代用として用いる配線によって、図3に示すスイッ
チング用トランジスタ212、増幅用トランジスタ21
3、リセット用トランジスタ214、転送用トランジス
タ215のそれぞれのトランジスタの極性に注意する必
要がある。
【0088】ここで、図3(A)を例に挙げて説明す
る。図3(A)に示す画素100では、転送信号線(T
j-1)を電源線として利用している。1行前の転送信
号線(Tj-1)は、殆どの期間で定電位である必要が
あり、そのときの転送信号線(Tj-1)の電位は、削
除しなかった場合の画素が有する電源供給線と同じ電位
にする必要がある。そのため、転送信号線(Tj-1)
に接続されている転送用トランジスタ215の極性には
注意する必要がある。
【0089】もし、殆どの期間で転送信号線(Tj-
1)がHighの電位にある場合には、転送信号線(T
j-1)に接続された転送用トランジスタ215はpチ
ャネル型トランジスタを用いる必要がある。仮に、転送
用トランジスタ215にnチャネル型トランジスタを用
いると、そのトランジスタは殆ど導通状態になってしま
うからである。
【0090】また、殆どの期間で転送信号線(Tj-
1)がLowの電位にある場合には、転送信号線(Tj
-1)に接続された転送用トランジスタ215はnチャ
ネル型トランジスタを用いる必要がある。つまり、電源
線の代用として用いる転送信号線およびフォトゲート信
号線の電位に注意して、適当な極性のトランジスタを用
いる必要がある。
【0091】なお本実施の形態では、転送信号線および
フォトゲート信号線を用いた例について説明したが、本
発明はこれに限定されず、ゲート信号線、リセット信号
線などの他の配線を用いてもよい。
【0092】(実施の形態3)本実施の形態では、実施
の形態1、2とは異なる例として、電源線の代わりとし
て、転送信号線、ゲート信号線を用いる構成の半導体装
置について説明する。
【0093】図4(A)、(B)に示す画素100は、
信号出力線(S1〜Sx)のいずれか1つと、電源線
(VB1〜VBx)のいずれか1つと、ゲート信号線
(G1〜Gy)のいずれか1つと、リセット信号線(R
1〜Ry)のいずれか1つと、転送信号線(T1〜T
y)を有している。また、画素100は、スイッチング
用トランジスタ412と、増幅用トランジスタ413
と、リセット用トランジスタ414と、転送用トランジ
スタ415と、光電変換素子411とを有している。
【0094】光電変換素子411は、nチャネル型端
子、pチャネル型端子、およびnチャネル型端子とpチ
ャネル型端子の間に設けられている光電変換層を有して
いる。pチャネル型端子及びnチャネル型端子の一方
は、電源基準線421に接続されており、もう一方は転
送用トランジスタ415のソース領域又はドレイン領域
に接続されている。
【0095】スイッチング用トランジスタ412のゲー
ト電極はゲート信号線(Gj)に接続されている。そし
てスイッチング用トランジスタ412のソース領域とド
レイン領域は、一方は増幅用トランジスタ413のソー
ス領域に接続されており、もう一方は信号出力線(S
i)に接続されている。
【0096】図4(A)に示す画素100の増幅用トラ
ンジスタ413のドレイン領域は、画素(i、j)の上
部に位置する画素(i、j-1)の転送信号線(Tj-
1)に接続され、画素(i、j)よりも先に走査され
る。
【0097】リセット用トランジスタ414のゲート電
極は、リセット信号線(Rj)に接続されている。リセ
ット用トランジスタ414のソース領域とドレイン領域
は、一方は転送信号線(Tj-1)に接続されており、
もう一方は、光電変換素子411及び増幅用トランジス
タ113のゲート電極に接続されている。
【0098】一方、図1(B)に示す画素100の増幅
用トランジスタ413のドレイン領域は、画素(i、
j)の下部に位置する画素(i、j+1)のゲート信号
線(Gj+1)に接続され、画素(i、j)よりも後に
走査される。
【0099】リセット用トランジスタ414のゲート電
極は、リセット信号線(Rj)に接続されている。リセ
ット用トランジスタ414のソース領域とドレイン領域
は、一方はゲート信号線(Gj+1)に接続されてお
り、もう一方は、光電変換素子411及び増幅用トラン
ジスタ413のゲート電極に接続されている。
【0100】転送用トランジスタ415のゲート電極
は、転送信号線(Tj)に接続されている。転送用トラ
ンジスタ415のソース領域とドレイン領域は、一方は
増幅用トランジスタ413のゲート電極に接続されてお
り、もう一方は、光電変換素子411に接続されてい
る。
【0101】なお、本実施の形態では、1行前の転送信
号線(Tj-1)及び1行後のゲート信号線(Gj+1)
を電源線の代用して用いる例を示したが、本発明はこれ
に限定されない。何行前の転送信号線および何行前のゲ
ート信号線を用いて代用することも出来るし、何行後の
転送信号線および何行後のゲート信号線を用いて代用す
ることも出来る。また、自分の画素が有する転送信号線
およびゲート信号線を用いて代用することも出来る。つ
まり、画素部が有する転送信号線およびゲート信号線の
いずれか1本に接続されていればよい。
【0102】また、本実施の形態では、転送信号線およ
びゲート信号線を用いた例について説明したが、本発明
はこれに限定されず、リセット信号線を用いてもよい。
【0103】また、本実施の形態では、増幅用トランジ
スタ413のソース領域及びドレイン領域の一方とリセ
ット用トランジスタ414のソース領域及びドレイン領
域の一方を同じ配線に接続したが、本発明はこれに限定
されない。例えば、増幅用トランジスタ413の端子を
自分の画素(i、j)の転送信号線(Tj)に接続し、
リセット用トランジスタ414の端子を自分の画素
(i、j)のゲート信号線(Gj)に接続してもよい。
このような構成にすることにより、転送信号線(Tj)
とゲート信号線(Gj)を用いて電源線を代用すること
が出来る。
【0104】さらに本発明を適用するに際し、電源供給
線の代用として用いる配線によっては、図4に示すスイ
ッチング用トランジスタ412、増幅用トランジスタ4
13、リセット用トランジスタ414、転送用トランジ
スタ415のそれぞれのトランジスタの極性に注意する
必要がある。
【0105】ここで、図4(A)を例に挙げて説明す
る。図4(A)に示す画素100では、転送信号線(T
j-1)を電源線として利用している。1行前の転送信
号線(Tj-1)は、殆どの期間で定電位である必要が
あり、そのときの転送信号線(Tj-1)の電位は、削
除しなかった場合の画素が有する電源線と同じ電位にす
る必要がある。そのため、転送信号線(Tj-1)に接
続されている転送用トランジスタ415の極性には注意
する必要がある。
【0106】もし、殆どの期間で転送信号線(Tj-
1)がHighの電位にある場合には、転送信号線(T
j-1)に接続された転送用トランジスタ415はpチ
ャネル型トランジスタを用いる必要がある。仮に、転送
用トランジスタ415にnチャネル型トランジスタを用
いると、そのトランジスタは、殆ど導通状態になってし
まうからである。また、殆どの期間で転送信号線(Tj
-1)がLowの電位にある場合には、転送信号線(T
j-1)に接続された転送用トランジスタ415はnチ
ャネル型トランジスタを用いる必要がある。つまり、電
源線の代用として用いる転送信号線、ゲート信号線およ
びリセット信号線の電位に注意して、適当な極性のトラ
ンジスタを用いる必要がある。なお、増幅用トランジス
タ113とバイアス用トランジスタ(図示せず)がソー
スフォロワ回路を形成するのであれば、増幅用トランジ
スタ113とバイアス用トランジスタは同じ極性のトラ
ンジスタを用いる必要がある。但し、ソースフォロワ回
路を形成しないのであればこの限りではない。
【0107】さらに、光電変換素子(図4に示す光電変
換 素子411)としてダイオードを用いる場合におけ
る光電変換素子の向きにも注意する必要がある。
【0108】ここで、図4(A)を例に挙げて説明す
る。光電変換素子111は、リセットされた時には、逆
バイアス状態になる必要がある。よって、光電変換素子
411の光電変換素子411の向きを逆にした場合に
は、電源線として用いる転送信号線(Tj-1)と、電
源基準線421の電位を入れ替える必要が出てくる。実
際に電位を入れ替えた場合には、転送信号線(Tj-
1)に接続された転送用トランジスタ415の極性には
注意する必要がある。つまり、殆どの期間で転送信号線
(Tj-1)がHighの電位にある場合には、転送用
トランジスタ415はpチャネル型トランジスタを用い
る必要があり、殆どの期間でLowの電位にある場合に
は、転送用トランジスタ415はnチャネル型トランジ
スタを用いる必要がある。なおこの場合のように、転送
信号線(T1〜Ty)を電源供給線の代用として用いる
場合には、スイッチング用トランジスタ412の極性は
特に限定されない。
【0109】つまり、本発明を適用するに際し、電源線
の代用として用いる転送信号線(T1〜Ty)、ゲート
信号線(G1〜Gy)およびリセット信号線(R1〜R
y)の電位と、電源基準線(図4に示す電源基準線42
1)の電位とに注意して、適当な極性のトランジスタを
用いる必要がある。
【0110】
【実施例】(実施例1)図5には本発明の半導体装置の
概略図の一例を示すが、本実施例では、図5に示すソー
ス信号線駆動回路101について詳しく説明する。ソー
ス信号線駆動回路101は、ソース信号線駆動回路10
1は、バイアス用回路101a、サンプルホールド回路
101b、信号出力用駆動回路101c、最終出力増幅
用回路101dを有している。
【0111】なお、本発明はこれに限定されず、ソース
信号線駆動回路101に、アナログ・デジタル信号変換
回路、雑音低減回路、信号処理回路などを設けてもよ
い。
【0112】バイアス用回路101aは、各画素の増幅
用トランジスタと対になって、ソースフォロワ回路を形
成する。サンプルホールド回路101bは、信号をいっ
たん保存したり、アナログ・デジタル変換を行ったり、
雑音を低減する回路を有している。また、信号出力用駆
動回路101cは、一時的に保存されていた信号を、順
に出力していくための信号を出力する回路を有してい
る。そして、最終出力増幅用回路101dは、サンプル
ホールド回路101bと信号出力用駆動回路101cに
より出力された信号を増幅する回路を有している。な
お、最終出力増幅用回路101dは、信号を増幅する必
要のない場合には設けなくてもよい。
【0113】次いで、バイアス用回路101a、サンプ
ルホールド回路101bおよび信号出力線用駆動回路1
01cのi行目周辺部分101eの回路図を図8に示
す。なお、本実施例では、全てのトランジスタがnチャ
ネル型トランジスタとする。
【0114】バイアス用回路101aは、バイアス用ト
ランジスタ5510aを有している。バイアス用トラン
ジスタ5510aは、各画素の増幅用トランジスタと同
じ極性を有し、ソースフォロワ回路を形成する。バイア
ス用トランジスタ5510aのゲート電極は、バイアス
信号線511に接続されている。バイアス用トランジス
タ5510aのソース領域およびドレイン領域は、一方
は信号出力線(Si)に接続されており、もう一方は電
源基準線5510bに接続されている。なお、本実施例
では、nチャネル型トランジスタをバイアス用トランジ
スタ5510aに用いた場合を示したが、本発明はこれ
に限定されない。例えば、pチャネル型トランジスタを
バイアス用トランジスタ5510aに用いることもでき
るが、その場合には、バイアス用トランジスタ5510
aは電源基準線ではなく電源線に接続される。
【0115】転送用トランジスタ5512のゲート電極
は、トランスファー信号線5513に接続されている。
転送用トランジスタ5512のソース領域とドレイン領
域は、一方は信号出力線(Si)に接続され、もう一方
はコンデンサ5514bに接続されている。転送用トラ
ンジスタ5512は、信号出力線(Si)の電位をコン
デンサ5514bに転送する機能を有している。なお、
本実施例では、nチャネル型トランジスタを転送用トラ
ンジスタ512に用いた場合を示したが、本発明はこれ
に限定されない。例えば、pチャネル型トランジスタと
nチャネル型トランジスタを並列に接続して、それらの
トランジスタを転送用トランジスタとして用いてもよ
い。
【0116】コンデンサ5514bは、転送用トランジ
スタ5512と電源基準線5514cに接続されてい
る。コンデンサ5514bは、信号出力線(Si)から
出力された信号を一時的に蓄積する。
【0117】放電用トランジスタ5514aのゲート電
極は、プリ放電信号線5515に接続されている。そし
て放電用トランジスタ5514aのソース領域とドレイ
ン領域は、一方はコンデンサ5514bに接続され、も
う一方は電源基準線5514cにそれぞれ接続されてい
る。放電用トランジスタ5514aは、信号出力線(S
i)の電位をコンデンサ5514bに入力する前に、コ
ンデンサ514bの電荷を放電する機能を有している。
【0118】そして、コンデンサ5514bと最終出力
線5518の間には、最終選択用トランジスタ5516
が接続される。最終選択用トランジスタ5516のソー
ス領域とドレイン領域は、一方はコンデンサ514bに
接続され、もう一方は最終出力線518に接続される。
最終選択用トランジスタ5516のゲート電極は、i行
目最終選択線519に接続されている。
【0119】最終選択線は、画素部にマトリクス状に設
けられており、1列目からy列目まで順に走査される。
仮に、図8に示すようにi行目最終選択線5519が選
択され、最終選択用トランジスタ5516が導通状態に
なると、コンデンサ5514bの電位とi行目最終選択
線5519の電位が等しくなる。そうすると、コンデン
サ5514bに蓄積していた信号を最終出力線5518
に出力することができる。
【0120】但し、最終出力線5518に信号を出力す
る前に、最終出力線5518に電荷が蓄積されている場
合がある。そうすると、該電荷によって最終出力線55
18に信号を出力したときの電位は影響を受けてしま
う。そこで、最終出力線5518に信号を出力する前
に、最終出力線5518の電位を、ある電位値までに初
期化することが必要である。
【0121】図8では、最終出力線5518と電源基準
線5517bの間に、最終リセット用トランジスタ55
17aが設けられている。最終リセット用トランジスタ
5517aのゲート電極は、i行目最終リセット線55
20に接続されている。また、最終リセット用トランジ
スタ5517aのソース領域及びドレイン領域は、一方
は最終出力線5518に接続され、もう一方は電源基準
線5517bに接続されている。
【0122】そして、i行目最終選択線5519を選択
する前に、i行目最終リセット線5520を選択し、最
終出力線5518の電位を電源基準線5517bの電位
に初期化する。その後、i行目最終選択線5519を選
択し、最終出力線5518に、コンデンサ5514bに
蓄積していた信号を出力する。
【0123】なお、最終出力線5518に出力される信
号は、そのまま外部に取り出しても良い。しかし、出力
される信号が微弱である場合には、外部に取り出す前に
増幅しておくことが好ましい。信号を増幅するための回
路として、最終出力増幅用回路101dの回路を図9
(A)、(B)に示す。なお、本実施例では、最も簡単
な信号増幅回路として、ソースフォロワ回路を示すが、
本発明はこれに限定されない。例えば、演算増幅器な
ど、公知の増幅回路を用いてもよい。
【0124】図9(A)は、nチャネル型のソースフォ
ロワ回路を有する最終増幅回路101dを示す。最終出
力増幅用回路101dへの信号の入力は、最終出力線5
518を介して行われる。最終出力線5518は、画素
部にマトリクス状に設けられており、その1列目からy
列目まで順に信号が出力される。
【0125】最終出力線5518から出力された信号
は、最終出力増幅用回路101dによって、増幅されて
外部に出力する。最終出力線5518は、増幅用トラン
ジスタ5521のゲート電極に接続されている。増幅用
トランジスタ5521のドレイン領域は、電源線520
に接続され、ソース領域は出力端子となっている。
【0126】一方、バイアス用トランジスタ5522の
ゲート電極は、最終出力増幅用バイアス信号線5523
に接続されている。バイアス用トランジスタ5522の
ソース領域とドレイン領域は、一方は電源基準線524
に接続され、もう一方は増幅用トランジスタ5521の
ソース領域に接続されている。
【0127】次いで、図9(B)には、pチャネル型の
ソースフォロワ回路を有する最終増幅回路101dを示
す。最終出力線5518は、増幅用トランジスタ552
1のゲート電極に接続されている。増幅用トランジスタ
5521のドレイン領域は、電源基準線5520に接続
され、ソース領域は、出力端子となる。
【0128】一方、バイアス用トランジスタ5522の
ゲート電極は、最終出力増幅用バイアス信号線5523
と接続されている。バイアス用トランジスタ5522の
ソース領域とドレイン領域は、一方は電源線520と接
続されており、もう一方は増幅用トランジスタ521の
ソース領域と接続されている。なお、pチャネル型のソ
ースフォロワ回路を有する図9(B)に示す最終出力増
幅用バイアス信号線5523の電位は、nチャネル型の
ソースフォロワ回路を有する図9(A)に示すの最終出
力増幅用バイアス信号線523の電位とは異なってい
る。
【0129】次いで、図8に示すj列目周辺回路のタイ
ミングチャートを図10に示す。なお、本実施例では、
一例として、i行目のゲート信号線(Gi)が選択され
た場合のタイミングチャートを示す。
【0130】はじめに、i行目のゲート信号線(Gi)
が選択され、次いでプリ放電信号線5515を選択され
る。そうすると、放電用トランジスタ5514aが導通
状態になる。そして、トランスファー信号線5513が
選択されると、それぞれの画素の信号が各列のコンデン
サ5514bに出力される。
【0131】そして、各列のコンデンサ5514bに蓄
積された信号は、最終出力線5518に順に出力されて
いく。次いで、1行目の最終リセット線を選択し、最終
リセット用トランジスタ5517aを導通状態にし、最
終出力線5518を電源基準線5517bの電位に初期
化する。その後、1列目の最終選択線を選択し、最終選
択用トランジスタ5516を導通状態にし、1列目のコ
ンデンサ5514bの信号を最終出力線5518に出力
する。
【0132】次に、2列目の最終リセット線を選択し、
最終リセット用トランジスタ5517aを導通状態に
し、最終出力線5518を電源基準線5517bの電位
に初期化する。その後、2列目の最終選択線を選択し、
最終選択用トランジスタ5516を導通状態にし、2列
目のコンデンサ5514bの信号を最終出力線5518
に出力する。このようにして、同様の動作を繰り返す。
【0133】次いで、i行目の場合を説明する。はじめ
に、i行目最終リセット線5520を選択し、最終リセ
ット用トランジスタ5157aを導通状態にして、最終
出力線5518を電源基準線5517bの電位に初期化
する。その後、i行目最終選択線5519を選択し、最
終選択用トランジスタ5516を導通状態にし、i行目
のコンデンサ5514bの信号を最終出力線5518に
出力する。
【0134】次いで、(i+1)列目の最終リセット線55
20を選択し、最終リセット用トランジスタ5517a
を導通状態にし、最終出力線5518を電源基準線55
17bの電位に初期化する。その後、(i+1)列目最終選
択線5519を選択し、最終選択用トランジスタ551
6を導通状態にし、(i+1)列目のコンデンサ5514b
の信号を最終出力線5518に出力する。
【0135】このようにして、同様の動作を繰り返し、
全ての列の信号を最終出力線5518に出力していく。
そして、最終出力線5518に出力された信号は、最終
出力増幅用回路101dで増幅され、外部へ出力されて
いく。なお、最終出力線5518に信号を出力していく
期間においては、バイアス信号線5511の電位は、一
定に保たれている。
【0136】なお、本実施例においては、PN型のフォ
トダイオードを用いた場合について説明したが、本発明
はこれに限定されない。光電変換素子には、PIN型の
ダイオード、アバランシェ型ダイオード、NPN埋め込
み型ダイオード、ショットキー型ダイオード、X線用の
フォトコンダクタ、赤外線用のセンサなどを用いてもよ
い。また、蛍光材やシンチレータにより、X線を光に変
換した後、その光を読み取るようにしてもよい。
【0137】上述のように、光電変換素子は、ソースフ
ォロワ回路の入力端子に接続されることが多い。しか
し、本発明はこれに限定されず、フォトゲート型のよう
にスイッチを間に挟んでもよいし、対数変換型のよう
に、光強度の対数値なるように処理した後の信号を入力
端子に入力してもよい。
【0138】また、本実施例は、実施の形態1乃至実施
の形態3と自由に組み合わせることが可能である。
【0139】(実施例2)本実施例では、画素100に
設けられたトランジスタに出力する信号のタイミングに
ついて図11を用いて説明する。なお、本実施例では、
一例として図1(A)に示す半導体装置の画素100に
設けられたトランジスタに出力する信号のタイミングに
ついて説明する。
【0140】始めに、リセット信号線(R1〜Ry)を
制御し、リセット用トランジスタ114を導通状態にす
る。
【0141】次に、光電変換素子111のnチャネル型
端子の電位は、電源電位Vddにまで充電される。な
お、本発明の半導体装置においては、リセット信号線
(R1〜Ry)が電源線の代用をしているので、リセッ
ト信号線(R1〜Ry)を電源電位Vddと同じ電位に
しておく必要がある。すなわち、画素100がリセット
される。それから、リセット信号線(R1〜Ry)を制
御し、リセット用トランジスタ114を非導通状態にす
る。
【0142】その後、光電変換素子111に光が照射さ
れていると、光強度に応じた電荷が光電変換素子111
に発生する。そして、リセットにより充電された電荷
が、徐々に放電され、光電変換素子111のnチャネル
型端子の電位が低くなってくる。
【0143】図11に示すように、光電変換素子111
に明るい光が照射されている場合は、放電される量が多
いため、光電変換素子111のnチャネル型端子の電位
は低くなる。光電変換素子111に暗い光が照射されて
いる場合は、放電される量が少なく、光電変換素子11
1のnチャネル型端子の電位は、明るい光が照射されて
いる場合に比べると、あまり低くならない。
【0144】そして、ある時点において、スイッチング
用トランジスタ112を導通状態にして、光電変換素子
111のnチャネル型端子の電位を信号として読み出
す。この信号は、光電変換素子111に照射された光の
強度に比例している。そして、再びリセット用トランジ
スタ114を導通状態にして光電変換素子111をリセ
ットし、上述の動作を繰り返していく。
【0145】但し、非常に明るい光が照射された場合
は、光電変換素子111の電荷の放電される量が非常に
多いため、光電変換素子111のnチャネル型端子の電
位は、非常に低下してしまう。しかし、光電変換素子1
11のnチャネル型端子の電位は、光電変換素子111
のpチャネル型端子、つまり電源基準線121の電位よ
り低くなることはない。
【0146】また、非常に明るい光が照射された場合
は、光電変換素子111のnチャネル型端子の電位が低
くなってくるが、その電位が電源基準線121の電位ま
で低くなると、電位は変化しなくなる。このような状況
を飽和と呼ぶ。飽和すると、光電変換素子111のnチ
ャネル型端子の電位が変化しなくなってしまうため、正
しい光強度に応じた信号を出力できない。よって、正常
に動作させるためには、光電変換素子111が飽和しな
いようにして、動作させる必要がある。
【0147】また、画素100がリセットされてから、
信号を出力する時までの期間は、蓄積時間と呼ばれる。
蓄積時間とは、光電変換素子の受光部に光を照射し、信
号を蓄積している時間のことであり、露光時間ともよば
れる。蓄積時間において、光電変換素子111は、光電
変換素子111に照射された光によって生成される電荷
を蓄積している。
【0148】よって、蓄積時間が異なると、たとえ同じ
光強度であっても、光によって生成される電荷の総量が
異なるため、信号値も異なってしまう。例えば、強い光
が光電変換素子111に照射された場合は、短い蓄積時
間で飽和してしまう。また、弱い光が光電変換素子11
1に照射された場合であっても、蓄積時間が長いと、い
ずれは飽和状態に達する。つまり、信号は、光電変換素
子111に照射される光の強さと蓄積時間との積によっ
て決定する。
【0149】また、本実施例は、実施の形態1乃至実施
の形態3、実施例1と自由に組み合わせることが可能で
ある。
【0150】(実施例3)本実施例では、図1において
説明した光電変換素子と複数のトランジスタを一画素中
に設けた半導体装置の断面構造について図12を用いて
説明する。
【0151】図12において、6000は絶縁表面を有
する基板であり、6001は下地膜である。下地膜60
01上には光電変換素子111、増幅用トランジスタ1
13、スイッチング用トランジスタ112、リセット用
トランジスタ114が形成されている。また、駆動回路
として、nチャネル型TFTとpチャネル型TFTを組
み合わせたCMOS回路を図示する。なお、それぞれの
トランジスタは公知の如何なる構造のトランジスタを用
いてもよい。
【0152】絶縁表面を有する基板6000上に形成さ
れた各トランジスタの構造について説明する。増幅用ト
ランジスタ113において、6023はゲート電極、6
008はゲート絶縁膜、6037はp型の不純物領域か
らなるソース領域及びドレイン領域、6042はソース
配線、6043はドレイン配線である。
【0153】スイッチング用トランジスタ112におい
て、6024はゲート電極、6008はゲート絶縁膜、
6038はp型の不純物領域からなるソース領域及びド
レイン領域、6044はソース配線、6045はドレイ
ン配線である。
【0154】リセット用トランジスタ114において、
6025はゲート電極、6008はゲート絶縁膜、60
19はn型の不純物領域からなるソース領域及びドレイ
ン領域、6030はLDD領域(ライトドープドレイン
領域)、6046はソース配線、6047はドレイン配
線である。
【0155】光電変換素子111において、6036は
p型の不純物領域からなるp型半導体層、6020bは
n型の不純物領域からなるn型半導体層、6054は非
晶質半導体膜からなる光電変換層(i層)である。
【0156】駆動回路部のnチャネル型トランジスタに
おいて、6026はゲート電極、6008はゲート絶縁
膜、6021はn型の不純物領域からなるソース領域及
びドレイン領域、6031はLDD領域(ライトドープ
ドレイン領域)、6050はソース配線、6051はド
レイン配線である。
【0157】また、駆動回路部のpチャネル型トランジ
スタにおいて、6027はゲート電極、6008はゲー
ト絶縁膜、6039はp型の不純物領域からなるソース
領域及びドレイン領域、6052はドレイン配線、60
53はソース配線である。
【0158】そして、増幅用トランジスタ113、スイ
ッチング用トランジスタ112、リセット用トランジス
タ114、nチャネル型トランジスタ、pチャネル型ト
ランジスタを覆って、第一層間絶縁膜6041、第二層
間絶縁膜6059が設けられている。
【0159】また、本実施例は、実施の形態1乃至実施
の形態3、実施例1、2と自由に組み合わせることが可
能である。
【0160】(実施例4)実施例3では、半導体装置の
断面構造について説明したが、本実施例では、半導体装
置を封止してFPCを取り付けた状態について説明す
る。
【0161】図13(A)は本発明を用いた半導体装置
の上面図であり、図13(A)をX−X'面で切断した
断面図を図13(B)に示す。図13(A)において、
4001は基板、4002は画素部、4003はソース
信号線駆動回路、4004はゲート信号線駆動回路であ
り、それぞれの駆動回路は配線4005、4006、4
007を経てFPC4008に至り、外部機器へと接続
される。
【0162】このとき、少なくとも画素部、好ましくは
駆動回路および画素部を囲むようにしてカバー材400
9、密封材4010、シーリング材(ハウジング材とも
いう)4011(図13(B)に図示)が設けられてい
る。
【0163】また、図13(B)は本実施例の半導体装
置の断面構造であり、基板4001、下地膜4012の
上に駆動回路部(但し、ここではnチャネル型TFTと
pチャネル型TFTを組み合わせたCMOS回路を図示
している)4013および画素部4014(但し、ここ
では説明を簡単にするために光電変換素子とスイッチン
グ用トランジスタのみを図示する)が形成されている。
【0164】公知の作製方法を用いて駆動回路部401
3、画素部4014が完成したら、樹脂材料でなる第一
層間絶縁膜(平坦化膜)4015を形成する。
【0165】次いで、樹脂材料でなる第二層間絶縁膜4
017を形成し、第二層間絶縁膜4017を覆うように
パッシベーション膜4022、充填材4023、カバー
材4009が形成される。
【0166】さらに、カバー材4009と基板4001
の内側にシーリング材4011が設けられ、さらにシー
リング材4011の外側には密封材(第2のシーリング
材)4010が形成される。
【0167】このとき、この充填材4023は、カバー
材4009を接着するための接着剤としても機能する。
充填材4023としては、PVC(ポリビニルクロライ
ド)、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、PVB(ポリビニ
ルブチラル)またはEVA(エチレンビニルアセテー
ト)を用いることができる。この充填材4023の内部
に乾燥剤を設けておくと、吸湿効果を保持できるので好
ましい。
【0168】また、充填材4023の中にスペーサーを
含有させてもよい。このとき、スペーサーをBaOなど
からなる粒状物質とし、スペーサー自体に吸湿性をもた
せてもよい。スペーサーを設けた場合、パッシベーショ
ン膜4022はスペーサー圧を緩和することができる。
また、パッシベーション膜とは別に、スペーサー圧を緩
和する樹脂膜などを設けてもよい。
【0169】また、カバー材4009としては、ガラス
板、アルミニウム板、ステンレス板、FRP(Fibergla
ss-Reinforced Plastics)板、PVF(ポリビニルフル
オライド)フィルム、マイラーフィルム、ポリエステル
フィルムまたはアクリルフィルムを用いることができ
る。なお、充填材4023としてPVBやEVAを用い
る場合、数十[μm]のアルミニウムホイルをPVFフ
ィルムやマイラーフィルムで挟んだ構造のシートを用い
ることが好ましい。
【0170】配線4007は、駆動回路4013が有す
るトランジスタに接続され、また、シーリング材401
1および密封材4010と基板4001との隙間を通っ
てFPC4008に電気的に接続される。なお、ここで
は配線4007について説明したが、他の配線400
5、4006も同様にしてシーリング材4011および
密封材4010の下を通ってFPC4008に電気的に
接続される。
【0171】なお本実施例では、充填材4023を設け
てからカバー材4009を接着し、充填材4023の側
面(露呈面)を覆うようにシーリング材4011を取り
付けているが、カバー材4009およびシーリング材4
011を取り付けてから、充填材4023を設けても良
い。この場合、基板4001、カバー材4009および
シーリング材4011で形成されている空隙に通じる充
填材の注入口を設ける。そして前記空隙を真空状態(1
-2Torr以下)にし、充填材の入っている水槽に注入口
を浸してから、空隙の外の気圧を空隙の中の気圧よりも
高くして、充填材を空隙の中に充填する。
【0172】また本実施例は、実施の形態1乃至実施の
形態3、実施例1乃至実施例3と自由に組み合わせるこ
とが可能である。
【0173】(実施例5)本発明の半導体装置を用いた
電子機器の実施例として、図14を用いて説明する。
【0174】図14(A)は、ラインセンサを用いたハ
ンドスキャナーである。CCD型(CMOS型)のイメ
ージセンサ1001の上には、ロッドレンズアレイなど
の光学系1002が設けられている。光学系1002
は、被写体1004上の画像がイメージセンサ1001
上に映し出されるようにするために用いられる。そし
て、LEDや蛍光灯などの光源1003は、被写体10
04に光を照射できる位置に設けられている。そして、
被写体1004の下部には、ガラス1005が設けられ
ている。
【0175】光源1003を出た光は、ガラス1005
を介して被写体1004に入射する。被写体1004で
反射した光は、ガラス1005を介して、光学系100
2に入射する。光学系1002に入射した光は、イメー
ジセンサ1001に入射し、そこで光電変換される。本
発明の半導体装置は、イメージセンサ1001に用いる
ことができる。
【0176】図14(B)は、1801は基板、180
2は画素部、1803はタッチパネル、1804はタッ
チペンである。タッチパネル1803は透光性を有して
おり、画素部1802から発せられる光及び、画素部1
802に入射する光を透過することができ、タッチパネ
ル1803を通して被写体上の画像を読み込むことがで
きる。また画素部1802に画像が表示されている場合
にも、タッチパネル1803を通して、画素部1802
上の画像を見ることが可能である。
【0177】タッチペン1804がタッチパネル180
3に触れると、タッチペン1804とタッチパネル18
03とが接している部分の位置の情報を、電気信号とし
て半導体装置に取り込むことができる。本実施例で用い
られるタッチパネル1803及びタッチペン1804
は、タッチパネル1803が透光性を有していて、なお
かつタッチペン1804とタッチパネル1803とが接
している部分の位置の情報を、電気信号として半導体装
置に取り込むことができるものならば、公知のものを用
いることができる。なお、本発明の半導体装置は、画素
部1802に用いることができる。
【0178】図14(C)は、図14(B)とは異なる
携帯型ハンドスキャナーであり、本体1901、画素部
1902、上部カバー1903、外部接続ポート190
4、操作スイッチ1905で構成されている。図14
(D)は図14(C)と同じ携帯型ハンドスキャナーの
上部カバー1903を閉じた図である。
【0179】画素部1902で読み込んだ画像信号を、
外部接続ポート1904から携帯型ハンドスキャナーの
外部に接続されている電子機器に送り、パソコンにおい
て画像を補正、合成、編集等を行うことも可能である。
なお、本発明の半導体装置は、画素部1802に用いる
ことができる。
【0180】また、本発明の半導体装置を用いた電子機
器として、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、ノー
ト型パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(モバイル
コンピュータ、携帯電話、携帯型ゲーム機または電子書
籍等)などが挙げられる。
【0181】図14(E)はビデオカメラであり、本体
2601、表示部2602、筐体2603、外部接続ポ
ート2604、リモコン受信部2605、受像部260
6、バッテリー2607、音声入力部2608、操作キ
ー2609等を含む。本発明の半導体装置は表示部26
02に用いることができる。
【0182】図14(F)はモバイルコンピュータ(情
報携帯端末)であり、本体2301、表示部2302、
スイッチ2303、操作キー2304、赤外線ポート2
305等を含む。本発明の半導体装置2302に用いる
ことができる。
【0183】図14(G)は携帯電話(携帯端末)であ
り、本体2701、筐体2702、表示部2703、音
声入力部2704、音声出力部2705、操作キー27
06、外部接続ポート2707、アンテナ2708等を
含む。本発明の半導体装置は表示部2703に用いるこ
とができる。
【0184】以上の様に、本発明の適用範囲は極めて広
く、あらゆる分野の電子機器に用いることが可能であ
る。
【0185】
【発明の効果】本発明の半導体装置を用いることによ
り、電源線が必要なくなるため、従来の半導体装置に比
べて、パネル作成プロセスにおけるマスク枚数や工程数
の増加を伴うことなく、より高い開口率を実現すること
が出来る。あるいは、従来通りの開口率であれば、その
分、信号線を太くすることが出来るため、抵抗率が下が
り、クロストークなどを低減することが出来、画質の向
上を実現することが出来る。
【0186】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体装置の画素の回路図を示す
図。
【図2】 本発明の半導体装置の画素の回路図を示す
図。
【図3】 本発明の半導体装置の画素の回路図を示す
図。
【図4】 本発明の半導体装置の画素の回路図を示す
図。
【図5】 本発明の半導体装置の概略図を示す図。
【図6】 従来の半導体装置の画素の回路図を示す図。
【図7】 従来の半導体装置の画素の回路図を示す図。
【図8】 半導体装置のソース信号線駆動回路を説明す
る図。
【図9】 半導体装置のソース信号線駆動回路を説明す
る図。
【図10】 半導体装置のソース信号線駆動回路を説明
する図。
【図11】 画素に出力する信号のタイミングチャート
を示す図。
【図12】 本発明の半導体装置の断面構造を示す図。
【図13】 本発明の半導体装置の上面図および断面
図。
【図14】 本発明の半導体装置が適用可能な電子機器
の一例を示した図。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画素が設けられた画素部を有する半
    導体装置において、 前記画素は光電変換素子と、複数のトランジスタと、ゲ
    ート信号線と、リセット信号線とを有し、 複数の前記ゲート信号線、又は複数の前記リセット信号
    線のいずれか一本により前記光電変換素子に電流が供給
    されることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】複数の画素が設けられた画素部を有する半
    導体装置において、 前記画素は光電変換素子と、複数のトランジスタと、コ
    ンデンサと、ゲート信号線と、リセット信号線とを有
    し、 複数の前記ゲート信号線、又は複数の前記リセット信号
    線のいずれか一本により前記光電変換素子に電流が供給
    されることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】複数の画素が設けられた画素部を有する半
    導体装置において、 前記画素は光電変換素子と、複数のトランジスタと、ゲ
    ート信号線と、リセット信号線と、転送信号線とを有
    し、 複数の前記ゲート信号線、又は複数の前記リセット信号
    線、又は前記転送信号線のいずれか一本により前記光電
    変換素子に電流が供給されることを特徴とする半導体装
    置。
  4. 【請求項4】複数の画素が設けられた画素部を有する半
    導体装置において、 前記画素は光電変換素子と、複数のトランジスタと、ゲ
    ート信号線と、リセット信号線と、転送信号線と、フォ
    トゲート信号線とを有し、 複数の前記ゲート信号線のいずれか一本、又は複数の前
    記リセット信号線、又は複数の前記転送信号線、又は複
    数の前記フォトゲート信号線のいずれか一本により前記
    光電変換素子に電流が供給されることを特徴とする半導
    体装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記複数のトランジス
    タは、スイッチング用トランジスタと、増幅用トランジ
    スタと、リセット用トランジスタであることを特徴とす
    る半導体装置。
  6. 【請求項6】請求項2において、前記複数のトランジス
    タは、増幅用トランジスタと、リセット用トランジスタ
    であることを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】請求項3又は請求項4において、前記複数
    のトランジスタは、スイッチング用トランジスタと、増
    幅用トランジスタと、リセット用トランジスタと、転送
    用トランジスタであることを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】複数の画素が設けられた画素部を有する半
    導体装置において、 前記画素は、光電変換素子と、スイッチング用トランジ
    スタと、増幅用トランジスタと、リセット用トランジス
    タと、ゲート信号線と、リセット信号線とを有し、前記
    増幅用トランジスタの不純物領域の一方は、複数の前記
    ゲート信号線、又は複数の前記リセット信号線のいずれ
    か一本に接続され、 前記リセット用トランジスタの不純物領域の一方は、複
    数の前記ゲート信号線、又は複数の前記リセット信号線
    のいずれか一本に接続されていることを特徴とする半導
    体装置。
  9. 【請求項9】複数の画素が設けられた画素部を有する半
    導体装置において、 前記画素は、光電変換素子と、スイッチング用トランジ
    スタと、増幅用トランジスタと、リセット用トランジス
    タと、ゲート信号線と、リセット信号線とを有し、 前記スイッチング用トランジスタの不純物領域の一方
    は、複数の前記ゲート信号線、又は複数の前記リセット
    信号線のいずれか一本に接続され、 前記リセット用トランジスタの不純物領域の一方は、複
    数の前記ゲート信号線、又は複数の前記リセット信号線
    のいずれか一本に接続されていることを特徴とする半導
    体装置。
  10. 【請求項10】複数の画素が設けられた画素部を有する
    半導体装置において、 前記画素は、光電変換素子と、スイッチング用トランジ
    スタと、増幅用トランジスタと、リセット用トランジス
    タと、転送用トランジスタと、ゲート信号線と、リセッ
    ト信号線と、転送信号線とを有し、前記増幅用トランジ
    スタの不純物領域の一方は、複数の前記ゲート信号線、
    複 数の前記リセット信号線、又は複数の前記転送信号線の
    いずれか一本に接続され、 前記リセット用トランジスタの不純物領域の一方は、複
    数の前記ゲート信号線、複数の前記リセット信号線、又
    は複数の前記転送信号線のいずれか一本に接続されてい
    ることを特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】複数の画素が設けられた画素部を有する
    半導体装置において、 前記画素は、光電変換素子と、スイッチング用トランジ
    スタと、増幅用トランジスタと、リセット用トランジス
    タと、転送用トランジスタと、ゲート信号線と、リセッ
    ト信号線と、転送信号線とを有し、 前記スイッチング用トランジスタの不純物領域の一方
    は、複数の前記ゲート信号線、複数の前記リセット信号
    線、又は複数の前記転送信号線のいずれか一本に接続さ
    れ、 前記リセット用トランジスタの不純物領域の一方は、複
    数の前記ゲート信号線、複数の前記リセット信号線、又
    は複数の前記転送信号線のいずれか一本に接続されてい
    ることを特徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】複数の画素が設けられた画素部を有する
    半導体装置において、 前記複数の画素は、フォトゲートと、スイッチング用ト
    ランジスタと、増幅用トランジスタと、リセット用トラ
    ンジスタと、転送用トランジスタと、ゲート信号線と、
    リセット信号線と、転送信号線と、フォトゲート信号線
    とを有し、 前記増幅用トランジスタの不純物領域の一方は、複数の
    前記ゲート信号線、複数の前記リセット信号線、複数の
    前記転送信号線、又は複数の前記フォトゲート信号線の
    いずれか一本に接続され、 前記リセット用トランジスタの不純物領域の一方は、複
    数の前記ゲート信号線、複数の前記リセット信号線、複
    数の前記転送信号線、又は複数の前記フォトゲート信号
    線のいずれか一本に接続されていることを特徴とする半
    導体装置。
  13. 【請求項13】複数の画素が設けられた画素部を有する
    半導体装置において、 前記複数の画素は、フォトゲートと、スイッチング用ト
    ランジスタと、増幅用トランジスタと、リセット用トラ
    ンジスタと、転送用トランジスタと、ゲート信号線と、
    リセット信号線と、転送信号線と、フォトゲート信号線
    とを有し、 前記スイッチング用トランジスタの不純物領域の一方
    は、複数の前記ゲート信号線、複数の前記リセット信号
    線、複数の前記転送信号線、又は複数の前記フォトゲー
    ト信号線のいずれか一本に接続され、 前記リセット用トランジスタの不純物領域の一方は、複
    数の前記ゲート信号線、複数の前記リセット信号線、複
    数の前記転送信号線、又は複数の前記フォトゲート信号
    線のいずれか一本に接続されていることを特徴とする半
    導体装置。
  14. 【請求項14】請求項8乃至請求項13のいずれか一項
    において、 前記光電変換素子は、nチャネル型端子と、pチャネル
    型端子と、光電変換層とを有し、 前記nチャネル型端子が前記駆動用トランジスタのゲー
    ト電極に接続され、前記pチャネル型端子が電源基準線
    に接続され、 前記リセット用トランジスタのソース領域及びドレイン
    領域の一方は複数の前記リセット信号線のいずれか一本
    に接続され、 前記リセット用トランジスタはpチャネル型トランジス
    タであることを特徴とする半導体装置。
  15. 【請求項15】請求項8乃至請求項13のいずれか一項
    において、 前記光電変換素子は、nチャネル型端子と、pチャネル
    型端子と、光電変換層とを有し、 前記nチャネル型端子が前記駆動用トランジスタのゲー
    ト電極に接続され、前記pチャネル型端子が電源基準線
    に接続され、 前記リセット用トランジスタのソース領域及びドレイン
    領域の一方は複数の前記ゲート信号線のいずれか一本に
    接続され、 前記スイッチング用トランジスタはpチャネル型トラン
    ジスタであることを特徴とする半導体装置。
  16. 【請求項16】請求項8乃至請求項13のいずれか一項
    において、 前記光電変換素子は、nチャネル型端子と、pチャネル
    型端子と、光電変換層とを有し、 前記nチャネル型端子が電源線に接続され、前記pチャ
    ネル型端子が前記駆動用トランジスタのゲート電極に接
    続され、 前記リセット用トランジスタのソース領域及びドレイン
    領域の一方は複数の前記リセット信号線のいずれか一本
    に接続され、 前記リセット用トランジスタはnチャネル型トランジス
    タであることを特徴とする半導体装置。
  17. 【請求項17】請求項8乃至請求項13のいずれか一項
    において、 前記光電変換素子は、nチャネル型端子と、pチャネル
    型端子と、光電変換層とを有し、 前記nチャネル型端子が電源線に接続され、前記pチャ
    ネル型端子が前記駆動用トランジスタのゲート電極に接
    続され、 前記リセット用トランジスタのソース領域及びドレイン
    領域の一方は複数の前記ゲート信号線のいずれか一本に
    接続され、 前記スイッチング用トランジスタはnチャネル型トラン
    ジスタであることを特徴とする半導体装置。
  18. 【請求項18】請求項8乃至請求項13のいずれか一項
    において、 前記スイッチング用トランジスタのソース領域及びドレ
    イン領域の一方は、前記増幅用トランジスタのソース領
    域に接続され、 前記増幅用トランジスタのドレイン領域は、複数の前記
    リセット信号線のいずれか一本に接続され、 前記増幅用トランジスタはnチャネル型トランジスタで
    あり、前記リセット用トランジスタはpチャネル型トラ
    ンジスタであることを特徴とする半導体装置。
  19. 【請求項19】請求項8乃至請求項13のいずれか一項
    において、 前記スイッチング用トランジスタのソース領域及びドレ
    イン領域の一方は、前記増幅用トランジスタのソース領
    域に接続され、 前記増幅用トランジスタのドレイン領域は、複数の前記
    ゲート信号線のいずれか一本に接続され、 前記増幅用トランジスタはnチャネル型トランジスタで
    あり、前記スイッチング用トランジスタはpチャネル型
    トランジスタであることを特徴とする半導体装置。
  20. 【請求項20】請求項8乃至請求項13のいずれか一項
    において、 前記スイッチング用トランジスタのソース領域及びドレ
    イン領域の一方は、前記増幅用トランジスタのソース領
    域に接続され、 前記増幅用トランジスタのドレイン領域は、複数の前記
    リセット信号線のいずれか一本に接続され、 前記増幅用トランジスタはpチャネル型トランジスタで
    あり、前記リセット用トランジスタはnチャネル型トラ
    ンジスタであることを特徴とする半導体装置。
  21. 【請求項21】請求項8乃至請求項13のいずれか一項
    において、 前記スイッチング用トランジスタのソース領域及びドレ
    イン領域の一方は、前記増幅用トランジスタのソース領
    域に接続され、 前記増幅用トランジスタのドレイン領域は、複数の前記
    ゲート信号線のいずれか一本に接続され、 前記増幅用トランジスタはpチャネル型トランジスタで
    あり、前記スイッチング用トランジスタはnチャネル型
    トランジスタであることを特徴とする半導体装置。
  22. 【請求項22】請求項10乃至請求項13のいずれか一
    項において、 前記光電変換素子は、nチャネル型端子と、pチャネル
    型端子と、光電変換層とを有し、 前記nチャネル型端子が前記駆動用トランジスタのゲー
    ト電極に接続され、前記pチャネル型端子が電源基準線
    に接続され、 前記リセット用トランジスタのソース領域及びドレイン
    領域の一方は複数の前記転送信号線のいずれか一本に接
    続され、 前記転送用トランジスタはpチャネル型トランジスタで
    あることを特徴とする半導体装置。
  23. 【請求項23】請求項10乃至請求項13のいずれか一
    項において、 前記光電変換素子は、nチャネル型端子と、pチャネル
    型端子と、光電変換層とを有し、 前記nチャネル型端子が電源線に接続され、前記pチャ
    ネル型端子が前記駆動用トランジスタのゲート電極に接
    続され、 前記リセット用トランジスタのソース領域及びドレイン
    領域の一方は複数の前記転送信号線のいずれか一本に接
    続され、 前記リセット用トランジスタはnチャネル型トランジス
    タであることを特徴とする半導体装置。
  24. 【請求項24】請求項10乃至請求項13のいずれか一
    項において、 前記スイッチング用トランジスタのソース領域及びドレ
    イン領域の一方は、前記増幅用トランジスタのソース領
    域に接続され、 前記増幅用トランジスタのドレイン領域は、複数の前記
    ゲート信号線のいずれか一本に接続され、 前記増幅用トランジスタはnチャネル型トランジスタで
    あり、前記転送用トランジスタはpチャネル型トランジ
    スタであることを特徴とする半導体装置。
  25. 【請求項25】請求項10乃至請求項13のいずれか一
    項において、 前記スイッチング用トランジスタのソース領域及びドレ
    イン領域の一方は、前記増幅用トランジスタのソース領
    域に接続され、 前記増幅用トランジスタのドレイン領域は、複数の前記
    転送信号線のいずれか一本に接続され、 前記増幅用トランジスタはpチャネル型トランジスタで
    あり、前記転送用トランジスタはnチャネル型トランジ
    スタであることを特徴とする半導体装置。
  26. 【請求項26】請求項1乃至請求項25のいずれか一項
    に記載の半導体装置を用いることを特徴とする携帯端
    末。
  27. 【請求項27】請求項1乃至請求項25のいずれか一項
    に記載の半導体装置を用いることを特徴とするデジタル
    スチルカメラ。
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